お知らせ

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東京教区ニュース第375号

2020年08月04日

2ヶ月遅れの聖香油ミサ

6月29日(月)、東京カテドラル聖マリア大聖堂にて、新型コロナウイルスの影響で延期されていた聖香油ミサが行われた。年に一度「司祭の約束の更新」が行われる場でもある聖香油ミサには教区中の司祭が集う。通常は数十人の司祭団が祭壇を囲んでのミサとなるが、今年は感染症防止のため、司祭団は会衆席に広がり、十分な「社会的距離」をとっての共同司式となった。そのため、例年、聖香油ミサは大勢の司祭との再会を楽しみにする信徒で賑わうが、今年は残念ながら非公開で行われた。

ミサで福音朗読を務めたのは6月6日に叙階されたばかりの小田武直助祭。明るいニュースの少ない日々にあって、新助祭による瑞々しい福音朗読は東京教区の新しい息吹が感じられる瞬間であった。

教皇訪問記念プレートの祝福

カテドラル聖マリア大聖堂の正面入り口には、昨年11月25日、フランシスコ教皇が「青年との集い」のために訪れたことを記念する、教皇紋章をかたどったプレートが設置されている。聖香油ミサに先立って菊地功大司教によるプレートの祝福式が行われた。

なお、フランシスコ教皇のプレートの向かい側には、1981年に来日した聖ヨハネ・パウロ二世教皇の訪問記念プレートも設置されている。カテドラルをご訪問の際には、両方とを見比べ、二つの紋章の共通点や違いを発見していただきたい。

プレートを祝福する菊地大司教

平和旬間2020

「平和を願うミサ」

日時◉8月8日(土)18:00〜
司式◉菊地功大司教

※ミサは非公開で行われますが、YouTubeでライブ映像配信いたします。
▼ミサ以外の諸行事(講演会、平和巡礼ウォーク、祈りのリレー等)は、新型コロナウイルス感染症防止のため中止といたします。それぞれの置かれた場で「2020平和旬間の祈り」をお祈りくださいますようお願いいたします。

2020平和旬間の祈り

平和の源である神よ、今、世界の人々は苦しみの中にいます。苦しみのうちから叫ぶ祈りに心を留めてください。

第二次世界大戦が終わって75年の節目の年にあたり、戦争の犠牲となったすべての人、特に原爆によって命を奪い取られた方々の無念さに心を向けて祈ります。時間の経過とともに戦争の無意味さを忘れがちな私たちに、あらためて、戦争を繰り返さない知恵と勇気をお与えください。昨年、日本を訪れ、「すべてのいのちが尊重されなければならない」とメッセージを発信した教皇フランシスコの言葉に力づけられて、私たちが平和の実現のために働く者となりますように。

新型コロナウイルスの感染を防ぐために、平和旬間のいろいろな企画を中止せざるを得なくなった私たちの思い、今、痛みや苦しみの中にいる方々、特に、新型コロナウイルス感染症で苦しむ方々、集中豪雨の被災の中にいる方々の思いを受け取ってください。そして、苦しむ人に寄り添う方々、特に、感染の終息のために働く医療従事者と、自然災害からの復興のために働く方々をお守りください。

それぞれの場に置かれている全ての人を主キリストを通して一つに結びつけてください。困難の中にあっても聖母マリアの寄り添いへの信頼を失うことがないように、私たちをお守りください。
私たちの主、イエス・キリストによって。アーメン。

 

新型コロナの終息を願って

五大陸のロザリオの祈り

ロウソクの最後の火が灯り「五大陸のロザリオ」一環ができあがると、どこからか、ホゥーッと、小さな感嘆のため息が聞こえたような気がしました。そのため息は、マスク越しのものでしたが。

グアダルペ宣教会のマルコ・アントニオ・マルティネス神父様が、菊地大司教様より、今年の「オリンピック・パラリンピック対応チーム」の責任者に任命されてからすぐ、チームメンバーとして、関口教会、麹町教会、目黒教会、千葉寺教会の修道者および信徒が選ばれました。しかしその間、皆様がご存じのとおり、世界は新型コロナウイルスの脅威に襲われ始めていたのです。

当初は、ウェブやポスター、横断幕などで外国人オリンピック選手・観光客などにアナウンスし、選手村でのミサをはじめ、関口教会で国際ミサを二回、麹町教会で「五大陸のロザリオ」を二回行う予定でおりましたが、肝心のオリンピック自体が延期となり、計画は暗礁に乗り上げる形となってしまいました。

しかし、私たちは「祈り」の力を信じるカトリック信徒です。今、なにかできることはないだろうか? 今、世界に日本から発信できる「祈り」はないだろうか? と考えた末に、7月25日に麹町教会へ菊地大司教様をお招きして、ソーシャル・ディスタンスをとるため、一般の方は聖堂には入れませんが、「五大陸のロザリオの祈り」を行い、それを世界へ向けてYouTubeで配信するという方法にたどりつきました。

「祈り」の意向は、当初のオリパラから「すべてのいのちを守るため」という、新型コロナ禍の終息を願うものへと変更になりましたが、菊地大司教様は快くチームの意向を了解してくださり、7月25日、麹町教会へお越しになり、「アヴェ・マリアの祈り」の先唱をしてくださいました。

「五大陸のロザリオ」は、一連一連が、緑、赤、白、青、黄の五色の珠でできており、それぞれが、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、アジア各大陸に対応しています。

菊地大司教様のよく通るお声に合わせ、青年たち、外国籍の方たち、聖職者、大人、障がいをお持ちの方が、一連、二連、とロウソクに火をつけていきます。

「五大陸のロザリオ」は、今、流行の言葉で言えば、まさしく「ダイバーシティ(多様性)」の祈りです。YouTubeで同時配信されたこの祈りが天に上り、マリア様のおやさしいおとりなしが、世界を包む日が必ずや訪れる、と確信できた一日でした。

この日の録画を編集した「完全版」を、8月15日の聖母被昇天の日に、やはりYouTubeで公開いたしますので、見逃した方は、ぜひともそちらをご覧ください。詳しくは教区のウェブサイトをご確認くださればと思います。末筆ですが、このプロジェクトに関わってくださったすべての皆様に、深く感謝いたします。ありがとうございました。

千葉寺教会 田中修

ロザリオの珠と同じ数のろうそくたち。祈りに合わせて一つずつ火が灯されていく。

東京大司教区司祭人事(第5次)

東京教区では、2020年度の司祭の人事異動(第5次)を以下のように決定しましたので、お知らせします。

2020年7月14日 東京大司教 菊地功

(7月14日付)

教会 氏名 旧任地
病気療養 岡田 武夫名誉大司教 本郷教会小教区管理者
本郷教会小教区管理者 天本 昭好神父 関口教会主任司祭(兼任)

付記:天本神父は関口教会主任司祭と本郷教会小教区管理者の兼務となります。本郷教会の小教区管理者の任期は2021年4月4日の復活祭までです。

お願い:現在、岡田武夫名誉大司教は、食道がんの放射線照射治療を行っております。放射線治療の経過によって、次の治療に移行していくことになります。どうぞお祈りくださるようお願いします。当面は、病院での治療、本郷教会での療養の生活となります。

CTIC カトリック東京国際センター通信 第240号

わたしにとっての戦争は……

子どもたちが小学生のころには、夏休みに『お家のおじいさんやおばあさんに戦争の時のことを聞いてみましょう』という宿題が出ていました。日本のおじいちゃん(夫の父)には、東京から東北地方に疎開した時の大変だった体験を聞くことができました。私は、「フィリピンのおじいちゃん、おばあちゃんの体験もあるよ。」と言って両親から聞いたことを話しました。私の家族は、フィリピンと日本の全く異なる戦争の体験を受け継いでいます。

夫のおじいさんは戦争の時、日本軍としてフィリピンで戦っていたことがあるそうです。戦後、生きて帰ることができたおじいさんは、フィリピンからの留学生たちを援助する活動を続けました。私と夫が出会う前のことです。一方、私の父は、戦争でマニラ市内にいると危険なので、祖父と一緒に田舎に避難しようとした時、ケソンシティで日本軍に止められました。祖父は解放されましたが、若い父だけが他のフィリピン人と一緒に日本軍の基地で強制労働をさせられました。それで、父は日本語のあいさつや歌を知っていました。母の故郷はパナイ島ですが、外に出る時はよく、「きれいな恰好をしたり、良い物を身に着けたりしてはだめだよ。日本軍に取られてしまうから。」と言われていたそうです。また、母の兄はフィリピン軍の兵士として、戦争の最後の方にアメリカ軍と一緒に沖縄に上陸したと言っていました。

私の家族で、思いがけない時に、戦争の記憶が顔を出したことがありました。それは、下の子が生まれて、フィリピンの母を日本に呼んだ時のことです。上の子が何かのいたずらをして、夫が「こら!」と言ってしかりました。すると私の母は、突然怖がった様子で、動けなくなってしまったのです。その時は母がどうしてしまったのか、何が起こったのか全く分かりませんでした。後で、母と二人で話した時に、「こら!」という言葉を聞いたら、急に戦争中の怖かった日本軍の記憶がよみがえってきたと言いました。日本語を知らない母なのに、「こら!」という言葉は恐ろしい記憶と一緒に頭の中に刻まれていたのでした。後でそのことを夫に話したら、母に謝ってくれて、もうその言葉を使わないと約束してくれました。

フィリピンにいた時に大人たちから聞いた戦争の体験は、日本にひどい目にあったというものでした。だから私は日本が嫌いでした。そんな自分が日本に来て、今では日本で生活した期間の方が、フィリピンでの生活よりも長くなりました。日本人と結婚し、家庭を持ち、夫のおかげで地元の教会にもつながりました。また、戦争では、こちらでもたくさんの人が苦しんだことを知りました。今、CTICでの仕事を通して、直接の戦争がなくても、生きるための闘いの中にいる人々と出会います。日本で平和を思うこの季節に、戦争がないこと、そして皆が安心して暮らせる本当の平和な社会を祈ります。

奥山マリア・ルイサ
CTICスタッフ

CTVC カトリック東京ボランティアセンター No.85

カリタス南相馬では、地元の農家さんから畑をお借りして野菜を栽培しています。スタッフが地元の方に教えていただきながらの作業ですが、3年前からは、隣接しているさゆり幼稚園の子ども達のサツマイモ掘りにも貢献しています。(震災前は、毎年行われていた行事だったそうです。)


新型コロナウイルスにより休校だった学校も始まり、6月17日、さゆり幼稚園の年長園児32人と先生方と共にカリタス畑に集合し、サツマイモの苗の水蒔き作業、だだちゃ豆の種まきを行いました。「初めて土に触った」、「初めて種まきした」、子ども達は楽しそうに目を丸くしながら「これは何?」「さつまいもになるの?」「大きくなあれ」「お砂のお布団かけたよ」と種をまく姿がとてもかわいかったです。幼稚園に帰ってからのお絵描きでは、畑の作業の様子と共に、畑の説明を担当したスタッフの姿も描かれていてとても微笑ましく感じました。
次回は、秋のさつもいも収穫時にまたカリタス畑が活躍しますが、サツマイモを収穫するときの子ども達の喜ぶ姿が今から楽しみです。


畑での初めての種まき、土いじり、水蒔き、芋ほりなど、自然に触れる機会も少なくなっている子ども達にとって、カリタス南相馬の畑が子ども達の情操教育に役立てば大変うれしく思います。

一般社団法人カリタス南相馬 所長 南原摩利

 

カリタス畑にて種まき

さつまいもの苗に水やり

 

 

カリタスの家だより 連載 第125回

次のステップへの通過点~みんなの部屋の役割~

コロナの収束がいまだ見えない今日、みんなの部屋も7月初旬の現在もみんなで集まっての創作活動はできない状態にあります。みんなの部屋に通うことが日常生活であった利用者さんにとって、この生活の変化は精神的にも体調的にもそして経済的にも弊害が生じているのではないかと気になっています。

この閉鎖期間が過ぎ、完全に収束するまでのみんなの部屋は、新しい形態で開かれるということで、今まで十数人作業する可能性があったテーブルを仕切り、10人以下での作業を可能にするとのことです。ボランティアが一緒にいられるスペースはあるのだろうか?私の居場所は? 私の心配はもう少し続きそうです。

みんなの部屋は精神障がいのある方々の創作や行事を通しての交流活動の場です。ただここに通うためには、自分の病気を受け入れていることが大切な条件です。みんなで一緒に助け合いながら、明るく作業をやろう、という思いの人の集まりですので、部屋には、生き生きとした楽しい空気が感じられ、私達ボランティアの方が励まされ、楽しませてもらっているというのが実状です。その人その人の個性や能力を生かして創られる作品はアイディアに富んでいて、誰かの作品ができるたびに他の人から「素敵! 素晴らしい!」という歓声が沸くのです。そういう暖かい雰囲気が一人一人の自立性や社会性を豊かに育んでいるのだと思います。

やはりみんなの部屋の中心的作品はカードでしょう。誕生日や四季折々のお祝いカード、自由に送れるカードなど、でもやはり中心はクリスマスカードで、1年中クリスマスカードに取り組んでいる人もあります。その他には手編みハンガー、石鹸デコパージュ、刺繍布巾、焼かない陶器やレンジで作る小物、編み物など、目を見張るほどの細かい作業の作品ができています。これらの作業の工賃が利用者さんの収入の一部になっているのです作品作りだけでなく、みんなの部屋には楽しい行事が沢山あります。お花見、遠足、そして「レクレーションの日」には、皆で料理を作ったり、寄席に行ったり、水族館、遊園地等、皆で選んで行う楽しみの日があります。月一回の音楽サークルは楽しみだけでなく、12月のカリタスパーテイーで欠かすことのできない「みんなの部屋のコーラス」という大きな役割も受け持っています。

でもここで大切なこと。楽しく作業することは大切ですが、みんなの部屋の目的は「一般社会へ一歩踏み出すための前段階である」ということです。ここで得た社会性や自立性は社会に出て役立てるためのものなのです。これまでもみんなの部屋を卒業して他の場所で働いておられる方は何人もいらっしゃいます。今の利用者さんが卒業されて、みんなの部屋に通いたい待機者も多くおられ、今のこの部屋の閉鎖時にも職員さんの電話相談や面接などの相談業務は続いているのです。楽しさも大切ですが、「この部屋から次の職場へ活動の場を移す」その気持ちの後押しをすることも職員やボランティアの大きな役割なのです。別れは寂しいことですが、一日でも早く新しい職場に踏み出して下さることを願って日々職員もボランティアも関わっているのです。

みんなの部屋 庄司昌子

知っていますか?私たちの「信仰」を?

「共に歩む信仰の旅─同伴者イエスと共に─」

カテキスタ第2期生
スタッフと受講生の声

カテキスタ養成講座のスタッフとして
スタッフ 初台教会 渡辺和子

私が教区のカテキスタ養成講座にスタッフとして参加させていただくことになったのは、講座が開講されてから、しばらくしてのことでした。

第二期生の申し込みと一緒に、講座のスタッフも募集していると、受講中の一期生から声を掛けてもらったのです。

私は成人し、ずいぶんと年月を経たある日、教会を訪ねました。そこで初めて信徒の方から神父様を紹介していただき、神様のことを知るには、まず、入門講座でお話を聞いてみてはどうかと案内され、主任司祭の入門講座を受け、麹町教会の神父様の講座を聞きに行くようになりました。

そのように神父様方の講座を受けることによって、洗礼を受けさせていただく決断をしました。

このような経緯だったので、初めは、「教会への、信仰生活への入り口となる入門講座は、神父様のお話ではなくて良いの?」と思っていました。

「信徒の方の講座って大丈夫?」

そんな話を教会の友人としていたところ、友人からは、「東京に住んでいると、なかなか分からないけれど、東京は、講座やミサにとても恵まれている」「他の教区では信徒の講座活動もされている」ことを教えてもらいました。

そして、友人の「やってみないと何も始まらないじゃない」という言葉が、私がこの講座に関わるきっかけとなりました。

スタッフとして参加させていただくと、神父様や講師の方々の講座内容はもちろん、注意深い指導、また、他のスタッフの方々の教会活動や入門講座の状況などを伺い、私の狭い視野が少しずつ広がってきたように思います。

受講生たちの模擬授業も、神父の励ましや適切なアドバイスで授業を重ねるごとに生き生きとしたものへと変化していくのが分かり、とても楽しみになりました。

そして何より、受講生の方々の謙虚でひたむきな態度、宣教への真摯な姿勢に心を動かされました。

カテキスタとして認定・任命された受講生たちは、それぞれ、教会の現場へと派遣され、入門講座を行うことになりますが、信仰を求めて教会を訪ねてくる人たちに寄り添い、共に学び、成長するということを、誰よりも理解しているのではないかと思います。

そんなカテキスタの皆さんのお手伝いをさせていただくなかで、私自身、少しでも、変化も楽しんでゆけたらと思っています。

「カテキスタ養成講座」に参加しています
受講生 関口教会 小川美緑

「カテキズム(Catechism)」とは、人々がイエスを神の子として信じ、その生き方を学ぶために教えを受ける、その内容そのものを差していると、どこかで読んだ覚えがあります。

また、教区のホームページで、菊地大司教様は、『共に歩む信仰の旅―同伴者イエスと共に―』というメッセージの中で、「…『学びあい、支えあい、分かち合い、祈りあう』信仰共同体は、それによって『あかしによる宣教』の共同体となっていくのです。福音宣教を目指す教会共同体にとって信仰を学び合うことは、欠かせない重要な務めです。」と、教区カテキスタ養成講座について書いておられます。

私自身は、キリスト者として、「カテキスタ」として奉仕するために、福音やカトリックの知識を人々へ伝える素養を備えていないことを自覚していましたので、私に求められている奉仕とは違うと思っていました。

ところが、季節が変わり、「カテキスタ」という単語を忘れかけていた時でした。

お世話になった司祭や、共同体の仲間からの勧めの言葉があった時期が丁度重なり、関口教会事務所に置かれている様々なパンフレットやチラシの中から、「教区カテキスタ養成講座」の資料が目に止まったのです。そして、主任司祭の天本神父様の推薦を戴き、第2期養成講座に参加する幸運に恵まれました。

いよいよ、第1回目の模擬授業は、50音順のため、私が先頭打者となりました。緊張と準備不足で、散々の内容でしたが、先輩の皆さまから心に残る貴重な有り難いアドバイスも頂き、和やかな心になりながらも、恥ずかしく反省も深くしました。多角的にとても良い経験をさせて頂いたと思っています。

また、仲間たちの模擬授業を聴く時は、個々の伝え方を学び習う良い機会にもなります。

しかし、自分の当番が近づくと、御言葉を読み直し、黙想の時間を増やし、より分かりやすく伝える工夫を切実に感じる反面、自分の怠け癖が原因で、最後、困った時は「神様にお任せ」という、適当で、便利な言い訳を、頭の片隅に準備している私自身がいたりします。結構、図々しい自分の悪い癖が、この養成講座に役に立つ時もあって、ようやく、続けることができている気がします。

模擬講義については、講師と、講義に参加してくださった方々からの感想や質問等がありますが、講評の時間に、猪熊神父様は、分かりやすく福音宣教に繋がることができるよう、丁寧に励まし、言葉を選び、平等にやさしく伝えてくださっていると感じています(話がそれますが、神父様が、韓国生まれの私に、新年の挨拶を、堪能な韓国語でしてくださったことは、本当にびっくりしました。典礼聖歌172番『わたしたちは 神の民』(詩編100:3)を思い出すと共に、皆が一つの神の民であり、信仰共同体であることに感謝しました。多文化ゆえの誤解や人種差別が蔓延する国際関係を思い、本当に嬉しく、癒される瞬間でもありました。神に感謝です)。

神様が私たちに本当に伝え、分かってもらいたい「愛」について、また、菊地大司教様がおっしゃるとおり、カテキスタという奉仕が、信仰の豊かさを共に分かち合う信仰共同体の奉仕の一つであることが、少しずつ分かってきました。

そして、模擬授業の回数を重ねるにつけ、増して来る責任を担おうとしている自分自身を発見すると共に、他の受講生の皆さまとの出会いが増えていく喜び、カテキスタ養成講座に参加して本当に有難い時を過ごしていることなどに、強く感謝しています。

これからも、信仰共同体の一人として、より高く、信仰への道を目指し、真っすぐ歩んでいけたらと願っています。

私をカテキスタ養成講座に導いてくださった関口教会の皆さま、天本神父様、シスター方へ感謝いたします。有難うございました。

左から、小川美緑さん・渡辺和子さん

入門講座に参加するには、どうしたらいいの?

Q 洗礼を受けたくて、教会に通い始めましたが、ある信者さんから、「そのためには、入門講座を受けて、準備をする必要がある」と言われました。でも、私が通っている教会の神父様は、他の教会も担当なさっていて、私は神父様と準備をする時間を合わせることが、どうしても、できません。どうしたら良いでしょうか?
A そのような方のために、東京大司教区が主催する「入門講座」があります。この講座は、洗礼を受けることを望んでいるにも関わらず、学業や仕事の関係、あるいは、司祭との定期的な講座の時間が持てないなど、準備が困難な状況にある方々が、他の指定された教会で定期的に開催されている講座に出席することで、洗礼の準備をするものです。
以下のような準備をすれば、誰でも参加可能です。

⑴将来、洗礼を受け、所属することになる教会は決まっていますか?その教会の礼拝に参加したり、教会の人々に会ったことはありますか?
▼信仰は、仲間と共に育むものですから、自分で本を読んだだけでは、洗礼を受ける準備にはなりません。具体的な人々との出会いの中で信仰は伝えられていきます。まずは、将来、洗礼を受け、仲間となって所属することになる教会を決めましょう、そして、実際に、そこに通ってみましょう!

⑵日々の生活の中で、どうやって準備をすればいいの?
▼通い始めた教会で洗礼を受けるための準備ができるなら問題はありませんが、講座自体がない、あるいは、定期的な講座に通うことができない場合もあるでしょう。コロナによる感染拡大が終息する頃、教区HPに指定教会ごとの「入門講座」の日程表一覧が掲載されます。まずは、それを見て、自分が通いやすい教会の講座を見つけます。
▼次に、後日、教区HPにアップされる「推薦状」をダウンロードし、通い始めた教会の神父様に挨拶して「推薦状」を書いてもらいましょう。そして、日程表にあるオリエンテーションに参加して、講座に通い始めることになります。

⑶どのくらいの期間、準備をすることが必要なの?
▼どの講座も、基本的に1年間の準備をすることになっています。1年間は長いようですが、定期的に教会に通い、礼拝などに参加し、信者さんたちに出会い、今までの自身の生活を振り返っていくと、あっという間に、時間は過ぎていきます。その中で、洗礼を受けて、教会の仲間となっていくことを確認していきます。

⑷勉強をしたら、必ず、洗礼は受けられるの?
▼「入門講座」は、いわゆる資格取得のための勉強の場、セミナーの場ではありません。信仰を持った仲間たちとの出会いの場であり、また、自分の生き方の方向を変えていく準備をする時間となります。ですから、1年の勉強を終えても、決心がつかなければ、時が来るのを待つことになります。皆さんと共に歩み、世話をしてくれるカテキスタたちと、信仰生活の準備をしていきます。
▼準備が整った時点で、カテキスタたちから、貴方を推薦してくれた教会の神父様宛に「入門講座修了証」が届けられますので、神父様と共に、洗礼を受ける日などを決めていくことになります。

コロナ・ウイルスの感染終息まで、まだまだ、時間がかかりそうです。
既に、入門講座の講座開講日時は延期されていますが、新たな開講の時期が決まり次第、
適宜、Twitter教区HPにアップされますので御確認下さい。

生涯養成委員会専用の電話番号が決まりました!

080-8888-6943

生涯養成委員会に対する各種、お問い合わせは、教区事務所や関口教会ではなく、上記の電話番号までお願いします。
※9:00~17:00におかけ下さい。
※非通知設定になっている電話や、公衆電話からは受けられませんので、あらかじめ、御承知おき下さい。
※応答がない場合には、留守番電話にメッセージを残して下さい。後ほど、こちらからお電話させていただきます。

2019年決算報告

教区本部一般会計

2019年の経常収入合計は3億8740万円、2019年の経常支出合計は4億1151万円でした。

小教区一般会計と霊園会計の合計

2019年の経常収入合計は13億210万円、2019年の経常支出合計は8億1322万円でした。
以上の結果、経常収支は4億8888万円でした。

一粒会会計

一粒会の決算は、毎年3月の総会や「一粒会だより」等で発表していましたが、2020年は新型コロナウイルスため、総会は休会になり、「一粒会だより」も発行できない状況です。そこで、一粒会の決算を、ここに掲載します。2019年の経常収入合計は、予算3001万円収入実績2162万円で、2019年の経常支出合計は予算3001万円、支出実績2908万円でした。神学生養成のため、今後とも皆様の多大なご協力を、お願いいたします。

information VIVID ビビッド

※新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ、参加前に、各種企画の実施の可否について必ず主催者にお問い合わせください。

ミサ・祈り・黙想会

■オンライン集会:LGBTQ+カトリック 祈りと思いの分かち合い Zoom Meeting

毎週日曜日14:00開始(約1時間半)
媒体=Zoom Meeting
対象=神の愛の恵みを欲するLGBTQ+の方(カトリックの洗礼を受けていない方も歓迎)
申込・問合せ=e-mail:(参加申込者にZoom Meetingの参加リンクを送ります。)
小笠原晋也(麹町教会所属信徒)TEL/090-1650-2207
宮野亨  (麹町教会所属信徒)TEL/080-3910-3131
https://lgbtcj.org

■意識の究明の実践と祈りの集い

毎週月曜日19:15~60分程度(祝日休)
ニコラ・バレ1Fと聖堂で
説明と練習もあり、初経験者でも自分らしく祈ることができます。
申込・問合せ=
宮野亨e-mail:
TEL/080-3910-3131 https://examen.site

■コルベ神父の作った聖母の騎士会集会

毎月第2水曜日 10:30ロザリオ 11:00ミサ
コンベンツアル聖フランシスコ修道会関町修学院にて 昼食持参
問合せ=関町修学院 TEL/03-3929-4127  Fax/03-3929-4136

■神に向かう旅と夢

※新型コロナウイルス感染者急増のため3回とも中止いたします。オンライン開催を検討していますので その折にはあらためてご案内いたします。

~アッシジのフランシスコの生涯と重ねて~

8/22 9/26 10/24(土)10:00~15:30 第4土曜日を予定 日程変更の可能性あり
マリアの宣教者フランシスコ修道会瀬田修道院で
対象=40代までの未婚女性信徒 受洗希望者は別途相談 昼食代=¥500 申込=3日前までにe-mailで。1回から申込可。
マリアの宣教者フランシスコ修道会召命チーム
Sr.重藤
e-mail:
詳しくはhttp://www.fmm.jp/

■ベタニア祈りの集い―主はあなたを愛している―

8/23 9/20 10/11(日) 14:00~17:00
ベタニア修道女会聖ベルナデッタ第二修道院で
対象=独身女性信徒、求道者
問合せ=TEL/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
https://www.sistersofbethany.info/

■1日黙想会「み言葉によって生きる」

8/29 9/26(土)10:00~16:30
聖パウロ修道会若葉修道院で
指導=赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
内容=ご聖体顕示と沈黙の礼拝、講話、ロザリオ、賛美、ゆるしの秘跡、ミサ
会費=¥1,500 昼食持参 どなたも歓迎(予約不要)
問合せ=赤波江神父 TEL/090-4574-9288(9:00〜17:00)

■サダナ黙想会

①札幌サダナⅠ 8/29(土)9:00~31(月)17:00
 札幌市中央区 札幌カトリックセンターで
②妙高サダナⅠ 9/5(土)9:00~7(月)17:00
 新潟県妙高市 妙高教会赤倉山荘で
③仙台・福島サダナⅠ 9/21(月)9:00~22(火)16:00
 仙台市宮城野区 ラ・サール会仙台修道院で
④入門A 9/27(日)9:30~17:00
 ニコラ・バレ修道院で
⑤名古屋入門A 10/11(日)9:30~17:00
 名古屋市 聖霊修道院で
⑥入門B 10/25(日)9:30~17:00
 ニコラ・バレ修道院で
指導=①②④⑤⑥植栗神父
   ③植栗神父、マルコ・アントニオ神父
申込=開催日の8日前厳守
①本間攝子TEL/080-3260-1864
(不在時 山崎有紀TEL/090-4720-2157)
②佐藤範子TEL/080-3145-3646
③菅野(すがの)由美子TEL/090-1737-6651
④⑥来間(くるま)裕美子TEL/090-5325-2518
e-mail:
⑤攪上(かくあげ)暁子TEL/050-7108-7410
e-mail:

■召命を見つめる夕べ

9/12(土)14:00~16:00
お告げのフランシスコ姉妹会本部修道院聖堂で
「キリシタン屋敷は今―日本で育む信仰生活」
講師=続橋和弘神父(フランシスコ会)
申込・問合せ=お告げのフランシスコ姉妹会 Sr.山澤
TEL/03-3751-1230 Fax/03-3753-3390
e-mail:

講座・研修会

■講座案内

◉「聖書の心」イエスの後に従い
第2・4木曜日10:00~12:00(キリスト・イエズスの宣教会小岩修道院で)
第2水曜日、第4土曜日10:30~12:30(カトリック船橋学習センター・ガリラヤで)
第1・3土曜日10:00~12:00(市川教会で)
◉『よりよい家庭を求めて』
毎月第1・3月曜日10:00~12:00(小岩修道院で)
◉入門講座 ※応相談(小岩修道院で)
◉信仰を深めよう
 第2・4火曜日10:00~11:30(小岩修道院で)
◉祈りの集い
 毎月第2土曜日14:15~16:15(小岩修道院で)
 ※悩み相談22:00までいつでもOK
問合せ・連絡先=キリスト・イエズスの宣教会 Sr.ベアトリスTEL/03-5889-3055

■ベタニア宣教センター企画

◉聖書講座
8/20 9/17(木)14:00~15:30
ベタニア修道女会ベタニア宣教センターで
テーマ=「ロマ5・3-4」~苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む~
3回シリーズ(1回のみの参加も可)
講師=天本昭好神父(関口教会主任)
申込・参加費不要 自由献金 どなたでも
問合せ=ベタニア宣教センター Sr.國定
TEL/080-2041-3286

■ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

申込・問合せ=ビ・モンタント東京事務所
TEL/・Fax/03-3806-9877
執務時間=火曜日14:00~16:00
◉3会場での勉強会
全会場同一条件 13:30~15:00
指導=泉富士男神父(東京教区)
申込不要 会費=¥300
9/ 8(火)ビ・モンタント事務所
9/15(火)三軒茶屋教会
9/18(金)高輪教会
◉聖書通読講話会
土曜日13:30~15:00
イエズス会岐部ホール306室で(TEL/03-3357-7651)
世話人=浜端TEL/042-623-1469
9/5「パウロの手紙」鈴木信一神父(聖パウロ修道会)
◉月例散策会
9/9(水)10:30 地下鉄千代田線町屋駅1番出口改札口集合
行先=町屋教会と飛鳥山公園地区
世話人=木田 TEL/043-279-1034

■(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座案内

以下共通
予約制 先着順 定員=25名
※申込開始日=8/18(火)
申込・問合せ=TEL/047-404-6775(10:00~16:00 日・月・祝日休)
〒273-0011 船橋市湊町1-2-21ケイ・ジイ・ビル3階
https://fgalilea.jimdo.com/
(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座計画担当 石田靖夫TEL/080-5019-1188
講座当日はマスク着用をお願いします。

◉9/12(土)14:00~15:30 開講
「サンチャゴへの巡礼」
講師=Sr.井上千寿代(聖心会修道女)
◉9/15(火)13:30~16:00
火曜シネマクラブ「ドライビングMISSデイジー」
◉9/16(水)10:30~12:00(1回目)、13:00~14:30(2回目) どちらも同じお話です
「聖書とマルク・シャガール」
講師=アンドレア・レンボ神父(カトリック府中教会主任司祭、ミラノ外国宣教会日本管区長)
◉9/17(木)10:30~12:00
「心が元気になるコミュニケーション」―心の中にいる三人の私
講師=眞田加代子氏(カトリック市川教会信徒、産業カウンセラー、グリーフケア上級アドバイザー)
◉9/19(土)14:00~15:30
「教皇来日の意味を、片隅に置かれた命から考える」
講師=飯島裕子氏(ノンフィクションライター)
◉9/24(木)10:30~12:00
「『キリスト教以前のイエス』を読む」
講師=大原猛神父(東京教区本部付き司祭、カトリック船橋学習センター・ガリラヤ理事長)
◉9/26(土)10:30~12:00
「聖書の心」-名
講師=Sr.ベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会修道女)
◉9/26(土)14:00~15:30
「安倍政権の任期残り1年と改憲問題」
講師=高田健氏(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)
◉9/30(水)10:30~12:00(1回目)、13:00~14:30(2回目) どちらも同じお話です
「聖書とマルク・シャガール」
講師=アンドレア・レンボ神父
◉10/1(木)10:30~12:00
「グループそのまんま」―悩みを分かち合いませんか
講師=眞田加代子氏
◉10/3(土)14:00~15:30
「ストリートチルドレン(フィリピンから)」―犯罪に巻き込まれた子どもたち
講師=清水匡(きょう)氏(認定NP0法人国境なき子どもたち(Knk)理事、写真家)
◉10/6(火)11:00~15:00(休憩12:30~13:00)
火曜シネマクラブ オペラ映画「椿姫 La Traviata」
解説付き:解説者=岡部裕美氏(元千葉大学教授、カトリック習志野教会信徒)

■バチカン公会議「教会憲章」を学ぶ

3回シリーズの第2回

9/19(土)10:30~16:00
マリア会シャミナード修道院2階会議室で
講師=清水一男神父(マリア会)
対象=カトリック教会の信者
形式=講義と話し合い
費用=¥1,000/回(資料費など)
持ち物=「教会憲章」・筆記具・ノート・昼食
主催=日本信徒マリアニスト共同体
申込先=平田潔 e-mail:(件名に教会憲章を学ぶと入れてください。)

その他

■こころの相談支援(カウンセリング)

8/5、8、12、15、17、19、22、24、26、29、31
神の御摂理修道女会建物で
予約制TEL/080-6740-4396(留守番電話の場合はメッセージを残してください。折り返し連絡します。)
自由献金
担当=Sr.関口陽子(神の御摂理修道女会会員・臨床心理士・公認心理師)

「VIVID」情報掲載の申込み方法

2020年9・10月号(No.376)▶10月4日(日)配布 掲載希望原稿の締切り9月4日(金)

申込み◉必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。
締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料。
連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送りください。
送り先◉〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局 広報部
tel:03-3943-2301 fax:03-3944-8511 e-mail:

information VIVIDが変わります!

◆今後、教区ニュース紙面上の「information VIVID」は「タイトルを含めて120字以内」に字数を制限させていただきます。
東京教区ウェブサイト内に「e-VIVID ―集いの知らせ―」というコーナーを作ります。こちらは今までの「VIVID」同様、文字数や形式の制限はありません。
◆「e-VIVID」も掲載期間は1ヶ月です。継続掲載をご希望の方は、月ごとのお申し込みをお願いいたします。
◆教区ニュースの「VIVID」欄、ウェブサイトの「e-VIVID」の両方に掲載申込いただくことも可能です。文面、字数を変えたい場合は、二種類の原稿を送ってください。

編集後記

先の見えない、心乱される日々が続く。こんな時こそ忘れないようにしたい。絶望は悪からの誘惑であることを。そして、希望は神からの招きであることを。(Y)