カトリックとは

カトリックとは

カトリック教会って?

2000年のキリスト教の歴史の中で不幸な分裂が起こりました。その結果としてキリスト教には様々な教派がありますが、現代では多くの面で相互理解や協力が進んでいます。

わたしたちの教会は「カトリック教会」といいます。カトリックとは、「普遍の」という意味です。「使徒」と呼ばれるイエスの弟子たちに始まる2000年の伝統を受け継ぎ、使徒の頭であったペトロの後継者であるローマ教皇を一致の中心にして、世界各地に広がる教会です。全世界におよそ12億人の信者がいます。

カトリック教会の基本的な単位は「司教区」と呼ばれるそれぞれの地方の教会です。それぞれの司教区は十二使徒の後継者である「司教」を中心として集っています。

カトリック東京大司教区は、菊地功大司教を中心に一つに集まる東京都と千葉県のカトリック信者の共同体です。東京大司教区の中には約80箇所の小教区(教会)があり、信者は日曜日ごとにそれぞれの教会に集まってミサを祝います。教会の活動は、イエス・キリストのメッセージを伝え、共に祈り、イエスのように信仰と希望と愛を持って生きることです。教会の祈りも活動もすべての人に開かれています。上に掲げたキリストの招きは、今も教会を通して続けられているのです。