お知らせ

お知らせ

東京教区ニュース第370号

2020年03月06日

性虐待被害者のための 祈りと償いの日」を迎えるにあたり

教皇フランシスコの訪日から三か月あまりが経過した。教皇が日本の教会に託した宿題の一つは、教会の聖職者による性的虐待の問題と向き合うことである。菊地大司教は二月上旬に文書をもって、今年の「性虐待被害者のための祈りと償いの日」に向けた具体的な取り組みについて言及した。あらためて文書を紙上に掲載するとともに、呼びかけの主旨をくみ取り、具体的な祈りと償いにつなげていきたい。

大司教の文書

教皇フランシスコは、教会の聖職者による性的虐待の問題、特に児童に対する問題に教会が全体として真摯に取り組み、その罪を認め、ゆるしを願い、また被害に遭った方々と教会がともに歩むことを求めておられます。またそのために、特別の祈りの日を設けるように指示されました。
日本の司教団は、2016年12月14日にメッセージを発表し、その中で日本における「性虐待被害者のための祈りと償いの日」を、四旬節・第二金曜日とすることを公表しております。
2020年にあっては、来る3月13日(金)がこの「性虐待被害者のための祈りと償いの日」にあたります。
東京教区の各小教区共同体にあっては、この日、またはその直後の日曜日に、教皇様の意向に従ってミサを捧げてくださるようにお願いいたします。そのミサにおいては、『ゆるしの奉献文』が使用されることといたします。またこの意向を持ってのミサが主日など他の日に捧げられる場合でも、3月13日当日には、祈りの時を持つことも勧められています。
また東京カテドラル聖マリア大聖堂では、3月15日(日)午前10時の関口教会主日ミサをこの意向を持って私がささげ、さらに同日午後5時から、聖体礼拝を伴った晩の祈りを、同じく大司教司式で行います。無関心や隠蔽も含め、教会の罪を認めるとともに、被害を受けられた方々に心からお詫び申し上げます。同じようなことが繰り返されないように、信仰における決意を新たにしたいと思います。

世界病者の日ミサ

世界病者の日、2月11日午後、東京カテドラル聖マリア大聖堂において、世界病者の日のミサが行なわれた。菊地功大司教、福祉委員会の豊島治神父、共同司式司祭、350名を超える参加者が集まった。共同司式司祭団に、脳出血を患い、日々リハビリと向き合う長崎教区の鶴巻健二神父が加わり、世界病者の日のミサにささやかなアクセントを加えてくださった。
ミサ後には、茶話会が開かれた。主催者の計算を超えた人数が集まったこともあり、「準備したものをどうぞ分かち合って」と担当者が呼びかけ、参加者も当然のことと譲り合う中で、ほのぼのした雰囲気に包まれていたのがとても印象的であった。

思いつづける3.11

~犠牲者・被災者・避難者のために祈る集い~

■日時:2020年3月11日(水)13時から16時頃まで
■会場:東京カテドラル聖マリア大聖堂  東京都文京区関口3-16-15
■プログラム:
●第1部(13時〜) 講演会シリーズ「福島から語る」
森松明希子氏(原発賠償関西訴訟原告団団長)
『福島原発事故と私たちの人権 〜国連人権理事会でのスピーチが意味するもの〜』
●第2部(14時30分〜) 追悼・復興祈念ミサ(主司式:菊地功大司教)
14時30分から黙想、14時46分の震災発生時刻に合わせて黙とう後、ミサ ミサ中の献金は、東京教区が行っている被災地支援のために大切に使わせていただきます。ご協力をお願いいたします。
※中止となりました

2020年度東京教区司祭人事

第1次(2020年2月1日)

新任地          氏 名                  旧任地

小岩教会主任       関光雄師                 成田教会主任

成田・佐原教会主任    泉雄生師                 西千葉・千葉寺教会助任

茂原教会主任       真境名ルイス師              佐原教会小教区管理者

関口教会助祭       ホルヘ マヌエル マシアス ラミレス助祭   本部付

解任

福島一基師 ⇒ 茂原教会小教区管理者を解任

引退

酒井俊雄師 ⇒ 小岩教会主任司祭を解任し、引退

 

第2次(2020年2月13日)

新任地           氏 名                  旧任地

(スカラブリニ宣教会)

西千葉・千葉寺教会助任   ラニエル・ベルドス師            関口教会助任

(サレジオ会)

下井草教会主任      並木豊勝師                 三河島教会主任

碑文谷教会主任      松尾貢師                  横浜教区・鷺沼教会主任

三河島教会主任      鈴木正夫師                 横浜教区・大和教会主任

下井草教会協力      ソボン・タデウス師             長崎外海修道院

碑文谷教会協力        フェリカニ・アッティリオ師          大分教区・別府教会協力

(神言修道会)

吉祥寺教会主任       ビジュ・アウグスティン・キシャケル師    新潟教区・土崎教会主任

吉祥寺教会助任       ボウス・ジェームス・ヴェルラップラムリイル師  南山大学

(淳心会)

松原教会主任        エドガル・ガクタン師            松原教会助任

(フランシスコ会)

三軒茶屋教会主任      清永俊一師                 三軒茶屋教会協力

瀬田教会主任        小西広志師                 三軒茶屋・瀬田教会主任

小教区管理者

荻窪教会 ⇒ 吉祥寺教会主任司祭が兼務(浦野雄二師は解任)

町屋教会 ⇒ 三河島教会主任司祭が兼務

教区外への異動

(神言修道会)

松本勝男師

ネルソン・アブライ・バルバローナ師

(淳心会)

ルド・ゴーセンス師

 

キリスト教一致祈祷週間

今年のキリスト教一致祈祷週間の東京での祈祷集会が、1月19日午後に日本福音ルーテル東京教会で行われた。今年の聖句は「人々は大変親切にしてくれた」(使徒言行録28:2)。聖パウロがローマに向かう途上、マルタ島に漂着したエピソードを背景に、マルタ共和国の諸教会の作成した式文で集会は進められた。
ちなみに教皇フランシスコは今年5月にマルタ共和国を訪問することになっている。
集会の司式は、矢萩真一師(日本キリスト教協議会副議長)、説教は菊地功大司教が務めた。集会でささげられた11万1千円あまりの献金は、日本キリスト教協議会を通して、難民や移民のために働く組織のために送られることとなった。
集会後の茶話会は、プロテスタント教会やカトリック教会のキリスト者が、互いの教会について、それぞれの信仰の歩みについて尋ね合う、和やかな雰囲気に包まれていた。

 

左から菊地功大司教、関光雄神父(東京教区)、小海光師(日本キリスト教協議会副議長)、渡部信師(日本キリスト教協議会議長)、矢萩真一師


カトリックスカウト合同B-P祭 “見つけてみよう、神様がつくられたもの”


高幡教会 ガールスカウト東京都第77団 ジュニアリーダー 横田結実


                                         Ⓒ Hirofumi Tani

2月11日、カトリックボーイスカウト・ガールスカウトの合同B-P祭が東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われました。
午前中に行われたミサの中で、菊地大司教様は「人は誰かに励まされたり、人と関わり合う中でこそ幸せを感じることができる」とお話しされていました。私のスカウト時代から続けているリーダーやスカウトたちと活動できることの幸せ、人と人との結びつきを改めて感じました。同時に、ミサに集まった677人のスカウト、献金先である山谷地域で支援活動を行っているNPOの方々など、ここで生まれた多くの結びつきを大切にしたいと思いました。午後の友情プログラムでは、年少部門の活動に参加しました。カテドラルの周辺を、コマ地図を頼りに回り、神様のつくられたものを探し、クイズに答えるという内容です。スカウトたちは地図をのぞき込んで、写真と同じ景色を見つけると「これだ!」と目を輝かせていました。キムスゲームでは、みんなで覚えた10個のものがなかなか思い出せず、ゲームが終わった後も、覆っているシートの隙間を覗こうとしているスカウトもいて、その必死な姿に思わず笑ってしまいました。生き生きしたスカウトたちの姿をみて、私もワクワクしました。
私が当日のプログラムに参加し、受けた印象をひと言にまとめると「生きる希望は人と人の結びつきによって生まれる」です。
今回B-P祭を通して出会った人たちとの「結びつき」を大切にしていきたいと思った一日でした。


CTIC カトリック東京国際センター通信 第235号

野戦病院

昨年9月末、国際空港近くのカトリック教会に所属するフィリピン人女性から「教会で英語しか話せない高齢の男性をよく見かけるのですが、何か事情があり、空港で寝泊まりしているようです。私達には遠慮して事情を話してくれません。いつも教会にいるわけではないのですが、心配なのでCTICで助けてあげて下さい」と連絡が入りました。
所長神父が車で教会を訪れ、数度目の訪問でようやくその人に会うことができました。大きな台風が接近していたため、遠慮している本人を説得し、しばらくの間、目黒教会に泊めて頂くことになりました。トムさん(仮名)は57年間暮らしたX国からスーツケースと少しの荷物だけを持って強制送還されたのでした。
彼は、赤ちゃんの時に母親の再婚相手のX国男性と養子縁組を行い、X国に渡り、その後誕生した弟妹と仲のいい家族として、多くの友人に囲まれて暮らしていました。数年前、友人たちのケンカに巻き込まれ、お互いに殴り合ったことで傷害罪に問われ、それ自身は微罪として処理されたのですが、「X国の方針の変更」で、「微罪であっても外国籍人は強制送還する」こととなり、今回の送還となったようです。弟妹と何ら変わりないX国市民として生活していたトムさんは、60歳を目前に突然「外国籍」というすっかり忘れていた現実を突きつけられ、親戚や友人の誰もいない、言葉も話せない日本の空港に置き去りにされたのです。
大量の裁判資料を持っており、彼自身は新たな訴訟の結果次第でX国に帰国できると信じ、空港でその結果を待っていたのですが、裁判は遅々として進まず途方に暮れていたところ、神父さんに声をかけられたのです。とりあえず目黒教会で生活することになりましたが、住民登録を行わないと、健康保険の加入も、求職活動も、福祉を受けることも、住居を定めることもできません。裁判資料の中から今は亡きトムさんの母親の戸籍謄本を探し出し、弁護士の協力を得てトムさん自身の戸籍の写しを入手し、住民登録と健康保険への加入手続きが終わったのはクリスマスの頃でした。
先行きの見えない毎日は不安だったと思いますが、トムさんは明るく、CTICや目黒教会の雑用を手伝いながら過ごしていました。その後の求職活動も、日本語能力と年齢が壁となり困難を極めましたが、信徒の方々の情報と協力のおかげで、寮のある小さな食品工場への就職が決まり、2月14日、引っ越しが完了しました。60歳を直前にして、土地勘のない、言葉の通じない、習慣もわからない、友人の一人もいない小さな町の小さなアパートで、経験のない低賃金の重労働に従事しながら暮らさなければならないとは、なんと残酷なことでしょう。彼が行った微罪に対して、「外国人」というだけで受けるペナルティは大き過ぎます。普段は明るく振舞っているトムさんですが、時々見せる不安と寂しさに胸が締め付けられます。今後も、隣町の教会の外国人コミュニティの方々と協力しながら、トムさんが新しい社会と人間関係の中で、安心して暮らせるよう支えていきたいと思っています。

大迫こずえ


CTVC カトリック東京ボランティアセンター No.80

東日本大震災から9年 被災地から語る

「俺、本当に何もしてないんです。ただ一緒に考え、一緒に楽しむ人を続けてきたのかなぁと思います。」
2020年1月25日(土)、宮城県亘理郡山元町から菊地慎一郎氏をお迎えし、CTVC主催の講演会「被災地から語る」、『オレ、なんにもしてねぇよ…―山元町花釜区 みんなのとしょかん館長として―』を開催しました。
地域の山下第二小学校校長による発災から避難までのレポートをもとにご自分の体験を交え、これからの防災、避難について語っていただきました。
震災前までは、仕事で忙しくて隣近所の人とつながりがなかったけれど、普段から隣近所の人と仲良くして、いざとなった時には助け合える関係作りがどれだけ大切かということを実感したといいます。震災後、菊地さんは「一緒に考え、一緒に楽しむ人」として、3・11の追悼行事や地域の行事、皆が集まる場づくり、避難のマニュアル作りなどを地域の人たちと話し合いながら続けておられます。
そして、「厳しい選択だとしても、自分の命は自分だけのもので、人のための命ではない、いかに自分の命を大切にするかを考えてほしい」と言われます。避難場所について、避難方法について、家族との連絡方法について、考えられることはたくさんあります。それぞれの地域特有の災害が考えられます。そのリスクに応じた対策を考えておくことの大切さを学びました。

東日本大震災からまもなく9年。震災当時のこともどこか薄れつつある中、菊地さんの言葉の一つ一つが非常に生々しく、9年前に引き戻されたような気がしました。
全国各地で自然災害の被害が頻発している今、災害を自分のこととしてとらえ、避難方法や地域とのつながりを見直すなど、3月11日を前に、自らを振り返る機会となりました。
3月11日、山元町の人々とも、心をひとつに合わせて祈りたいと思います。

辻 明美


カリタスの家だより 連載 第120回

ボランティアという働き方

聖書にある「慰める」という言葉の元は、「傍に立って声をかける」というギリシャ語だそうです。
新聞の投書欄にしばしば投稿されるのは、高齢者、障がい者、赤ちゃん連れの人に電車で席を譲ることへの戸惑いです。声をかけても断られるかもしれない、中には譲られて怒る人までいますからね。わたくし自身、譲られる側の年齢になって、「あら、そんなに年寄りじみて見えたかしら」とひるむこともありますので。
初めて教会にいらした方には、なるべく声をかけることにしています。これも難しい。明らかに迷惑そうな表情をする方もいて、その時は早々に撤退しますが、にこやかにお礼を言われても内心迷惑かしらと思われる例もあり、イエスさまではないので人の心の奥まではわかりません。
斯様に、「傍に立って声をかける」ことの実践は迷いと当惑に満ちています。
東京カリタスの家は、「傍に立って声をかける」ことを組織として実行しているボランティアの団体です。声をかけることへの勇気を奮い起こすために、集まって実行しているとも言えます。ひと言でいえばお節介な集まり、美しく言うなら連帯です。ちなみに東京カリタスの家のボランティア三原則は、自発的な行為であること、無償であること、連帯を求めることの3つです。
ご相談は当事者からのSOSで始まります。ボランティアは専門家ではありませんから、ご相談に権威を持って答えることはできません。明らかに専門家の援助が必要と判断すれば、医療機関や行政の窓口にお連れしますが、ボランティアの働きはあくまでも「傍に立って」寄り添い、「声をかけ」続けることです。中には数年、数十年にわたる長いおつきあいに及ぶこともあります。
昨年、岡田武夫理事長の発案で、東京カリタスの家は50年の歴史上初めて、しばらくのあいだご相談の窓口を閉め、この方法が有効かを検証するときを持ちました。新しいご相談者とボランティア希望の方々にはしばしお待ちいただかなくてはならず心苦しく思いましたが、どんな組織にも年月による苔は生えますから、内省と新しい学びが必要でした。
東京カリタスの家の方法の利点は、まず入り口のハードルが低いことです。こんな悩み、笑われるだけではないかしらとためらう必要がありません。何しろ、偉い先生ではなく、普通の人であるボランティアが対応するのですから。出口の敷居も低い。助けが必要でなくなったら、いつでも終わりにできます。
東京カリタスの家が発足した50年前に比べれば、公的援助は大いに手厚くなりました。それでも制度の隙間というポケットに取り残される例は多々あり、そこを埋める活動はまだまだ必要とされています。専門家や行政にできない支援もあるのです。  悩み苦しむ方を孤立させない、同じ目線で共に悩む、インマヌエルであるイエスに続くのが東京カリタスの家のボランティアです。
このたび、東京カリタスの家の窓口はリフレッシュされて再開されました。同時に新しいボランティアさんも募ります。また、ボランティアという働き方を知りたい方、深めたい方のために、新たな気持ちでボランティア養成講座も春から開講します。ご相談、お問い合わせは受付(03-3943-1726)までお寄せください。

ボランティア開発養成室 酒井育子


知っていますか?私たちの「信仰」を?


「共に歩む信仰の旅─同伴者イエスと共に─」

カテキスタ第2期生 スタッフと受講生の声

左から、小林和愛さん、橋本裕規子さん、長澤重隆さん

大きなうねりとなるように…

スタッフ 麹町教会 小林和愛

主の平安  

カテキスタ養成講座にスタッフとして参加するよう、第1期受講生(現カテキスタ)の荒井貴さんから声かけていただきました。古稀を越えた私は、信徒歴20年の恩返しにと、ありがたくお受けした次第です。 毎回、受講生の皆さんの発表を拝聴しておりますと、本当に神様の福音を述べ伝えることの大切さと難しさを感じます。 9月には、猪熊神父様の超!厳選なるチーム分けがありました。カテキスタの皆さんが、所属教会以外の派遣先となる教会において福音を述べ伝えていくことは、ナンテ素敵なことでしょう。新たな出会いや体験が待っています。いまだ始まったばかりの小さな波紋が、5年・10年後に、大きなうねりとなりますようにお祈りします。
聖職者と信徒たちの高齢化、また、神父になる若者が少ない現状に危機感を覚える昨今ですが、やはり、信仰は、インターネットからの情報収集だけでは伝わるのに限りがあると思います。最後は、フェイス・トゥー・フェイスで、人と人とが繋がらないと、神様の福音は、信仰は、伝わらないと思うのです。
令和という新しい時代を迎え、私たち信徒が、勇気をもって行動し、前進して行きたいと思います。
祈りのうちに、神に感謝。

 

共に… 受講生 

板橋教会 長澤重隆

カテキスタ養成講座の第二期が始まりました。9月14日、東京大司教区では、26人の先輩たち(第一期生)が、菊地大司教さまから任命され、教区のカテキスタが誕生し、その使命が始まりました。私たちは彼らに続くものとして、今、受講をしているわけですが、正直なところ、いくつもの不安や願いを抱えています。はたして教会に「救い」を求めてこられる方に、教会のことを伝え、信仰に導くことができるのだろうか? 人々に寄り添い、語り、共に歩むために必要なカテキスタを、教区全体で養成するのだという理解が、教会の中に浸透していないことも不安です。 「福音宣教」が大きく教会の中でも叫ばれて久しいですが、そもそも「福音とは?」「宣教とは?」ということについて、学ぶことが少なかったと思うのです。
第二ヴァチカン公会議以降、教会の姿や福音宣教のあり方は大きく変わりました。アッジョルナメント(現代化)・インカルチュレーション(福音の土着化)、エヴァンジェリゼーション(福音化)などの言葉が飛び交い、また、神の民として、信徒の使徒職が表明されたのです。
しかし、小教区にいる信徒たちには、それらがなかなか届かず、せいぜいミサの形が変わった程度の認識に終わっていたのかもしれません。ある司祭は、「信者さんは、教会へ求道者を連れて来るのが任務です。その後、教えるのは私たちの仕事です」とおっしゃり、信仰に至る道を共に歩むことは、信徒の使徒職ではなかったのです。
また、私のような幼児洗礼の信者は、教会の教えも、昔の公教要理だけでしたし、堅信を受ける前の勉強も、おざなりに学んだだけでした。聖書を丁寧に読み、その細部にもイエスのメッセージを見出すことで、神を知るとか、信仰の仲間たちと共に祈るとか、喜びを分かち合うという機会が少なかったのです(これらこそが、カテキスタたちの役割になっていることだと思うのですが)。
教会にくる方々は、いったい、何を求めてくるのでしょうか?
私たちは、何かを教える(伝える)前に、まずは、よく聴く(傾聴する)ところから始めなければと思うのです。
これから、多くの様々な悩みや不安や願望を聞くことになるでしょう。でも、解決策を見つけることは、多少のアドバイスはできたとしても、簡単ではありません。しかし、その方々と共に、御言葉であるイエスの恵みを見出し、適うならば、私たちの信仰体験を分かち合い、父なる神の慈しみに照らされて、新しく生きていこうとしている、そのために、新たに生まれる「しるし」を受けることを望む方々に、じっくりと寄り添うことはできます。
「わたしは道であり、真理であり、命である」(ヨハネ14章)と、イエスが言われたように、信仰の道を見出す旅路に同伴するのが、カテキスタだと思うのです。
講座が始まって間もないですが、私たちの信仰の基本である、神の救いの歴史を聖書に学びました。とても大切な基礎でありました。単に救いの歴史を知るだけではなく、現代に生きるために必要で、具体的な、そして、直面する課題への視座となるものを学んだと思っています(消化不良の点はありますが……)。
この救済史観の基本は、あわれみ深い神が、いつも、今も、私たち人間に目を注いでくださっていることを知ることから始まります。
教皇フランシスコは『いつくしみの特別聖年公布』の大勅書の冒頭で、次のように言われています。
「いつくしみは生きたもの、見えるものとなり、ナザレのイエスのうちに頂点に達しました。『あわれみ豊かな』(エフェソ2・4)御父は、モーセにご自分の名を『あわれみ深く恵みに富む神、忍耐強く、いつくしみとまことに満ちる者』(出エジプト34・6)と明かされてからは、やめることなく、さまざまなかたちで、歴史の中で数々の機会に、その神性を知らせてくださいました。」(大勅書1)  教会の教えは、教皇が示してくださったように、「つねにわたしたちへと御父が広げておられるいつくしみを、日々の生活の中で体験するためのものです。」(大勅書25)。
昨年、フランシスコ教皇が来日され、多くのメッセージを発信されました。
平和について、特に、被爆者に寄り添い、核兵器を強く否定しました。大震災被災者、特に、原発事故の避難者への思いを現わされました。死刑制度廃止や難民への関心など、マスコミでも、教皇の多くの言葉が発信されていました。
これらは、日本司教団とも共有された『いのちのまなざし』によって、具体的に実現することが大切になります。教皇は、私たちに対して、神の慈しみを基準として、「すべてのいのちを守り、あかしするよう招かれている」と訴えられ、「実際に目前にあるいのちを、抱擁し、受け入れる態度」こそが証しであるとも言われたのです。これは、今、カテキスタ講座で学び訓練することで、現実の社会にある課題や目の前におられる方々に対して、福音と自分の体験を通して、自分の言葉で語れるようになることだと感じています。困難さは感じますが、受講者や一期生の仲間たちに支えられながら、指導司祭と聖霊に導かれて、受講を続けられますようお祈りください。

「出会うことの大切さ」

受講生 関口教会 橋本裕規子

高校時代「ポリアンナちゃんが言っている聖書の言葉だよ。」という声に添えられ、友から送られた「喜び 喜べ」という言葉が、初めて出会った御言葉でした。そして、これが私の出会った信仰の原点ともいえます。
信仰の道は紆余曲折です。進めば進むほど近くなったり、遠くなり、緩やかになったり、険しくなったりの繰り返しです。その時々で思い出されるのが、この御言葉です。新約聖書の一節なのだろうと知ったのはしばらくたってからのことで、小学生の頃に読んだ「少女ポリアンナ」を読み直してみた時、その御言葉は、新たな響きを持って成長した私の心の中に入ってきくれました。
所属教会での奉仕の任期が終了し、少し心の余裕が出来たときに、「カテキスタ養成講座」の受講を、先輩信徒の方から勧められました。 「これまで指導を受けてきたこと、歩んできた信仰の道を振り返る良い機会であり、霊性を深める良い場であること、今だからできること」という言葉に、「少しだけなら、やってみるのもよいか」と考え、主任司祭の「やってみるのもいいですね」と言う言葉を勝手に解釈しました。 その時、脳裏をよぎったのが、教会の友人が送ってくれた「何事にも時があ」るというコヘレトの言葉です。「そうだ、そういう時期なのだ」という思い込みと勢いにまかせ、つい申込みをしてしまいました。猪熊神父様から「本当によろしいのですか」という確認のお手紙をいただいた時も、「何とかなるだろう」と辞退しなかった結果、今日に至ったわけです。
そして、1回目の模擬授業が終わった時、私は「準備不足」の四文字をはっきり、しっかりといただいてしまいました。ロマ書に「信仰は聞くことから、聞くことはキリストの言葉によっておこるのです」とあるように、人は御言葉を通してイエス・キリストと出会い、体験を通して信仰は深められていくのだと思います。ともに神の言葉を聞き、ともに体験し、その中で出会った真理の道をともに伝えあうことを希望します。イエス・キリストとの出会いは必然的にやってきます。人は誰しも「先が見えない闇の中」を歩んでいます。時には進むべき道が示されることもあります。けれど、煌々と照らし出されているわけではありません。闇を脱する手がかりとなるのは神との、そして人々との「出会い」なのではでなないでしょうか。その出会いを大切にしていきたいと思います。

講義前のお祈り。


入門講座に参加するには、どうしたらいいの?

Q 洗礼を受けたくて、教会に通い始めましたが、ある信者さんから、「そのためには、入門講座を受けて、準備をする必要がある」と言われました。でも、私が通っている教会の神父様は、他の教会も担当なさっていて、私は神父様と準備をする時間を合わせることが、どうしても、できません。どうしたら良いでしょうか?
A そのような方のために、東京大司教区が主催する「入門講座」があります。この講座は、洗礼を受けることを望んでいるにも関わらず、学業や仕事の関係、あるいは、司祭との定期的な講座の時間が持てないなど、準備が困難な状況にある方々が、他の指定された教会で定期的に開催されている講座に出席することで、洗礼の準備をするものです。
以下のような準備をすれば、誰でも参加可能です。

⑴将来、洗礼を受け、所属することになる教会は決まっていますか?その教会の礼拝に参加したり、教会の人々に会ったことはありますか?
▼信仰は、仲間と共に育むものですから、自分で本を読んだだけでは、洗礼を受ける準備にはなりません。具体的な人々との出会いの中で信仰は伝えられていきます。まずは、将来、洗礼を受け、仲間となって所属することになる教会を決めましょう、そして、実際に、そこに通ってみましょう!

⑵日々の生活の中で、どうやって準備をすればいいの?
▼通い始めた教会で洗礼を受けるための準備ができるなら問題はありませんが、講座自体がない、あるいは、定期的な講座に通うことができない場合もあるでしょう。2020年になると、教区HPに指定教会ごとの「入門講座」の日程表一覧が掲載されます。まずは、それを見て、自分が通いやすい教会の講座を見つけます(2020年は、葛西・関町・松原・松戸・西千葉の各教会で開催予定です)
▼次に、後日、教区HPにアップされる「推薦状」をダウンロードし、通い始めた教会の神父様に挨拶して「推薦状」を書いてもらいましょう。そして、日程表にあるオリエンテーションに参加して、講座に通い始めることになります。

⑶どのくらいの期間、準備をすることが必要なの?
▼どの講座も、基本的に1年間の準備をすることになっています。1年間は長いようですが、定期的に教会に通い、礼拝などに参加し、信者さんたちに出会い、今までの自身の生活を振り返っていくと、あっという間に、時間は過ぎていきます。その中で、洗礼を受けて、教会の仲間となっていくことを確認していきます。

⑷勉強をしたら、必ず、洗礼は受けられるの?
▼「入門講座」は、いわゆる資格取得のための勉強の場、セミナーの場ではありません。信仰を持った仲間たちとの出会いの場であり、また、自分の生き方の方向を変えていく準備をする時間となります。ですから、1年の勉強を終えても、決心がつかなければ、時が来るのを待つことになります。皆さんと共に歩み、世話をしてくれるカテキスタたちと、信仰生活の準備をしていきます。
▼準備が整った時点で、カテキスタたちから、貴方を推薦してくれた教会の神父様宛に「入門講座修了証」が届けられますので、神父様と共に、洗礼を受ける日などを決めていくことになります。


生涯養成委員会専用の電話番号が決まりました!

080-8888-6943

生涯養成委員会に対する各種、お問い合わせは、教区事務所や関口教会ではなく、上記の電話番号までお願いします。 9:00~17:00におかけ下さい。 非通知設定になっている電話や、公衆電話からは受けられませんので、あらかじめ、御承知おき下さい。 応答がない場合には、留守番電話にメッセージを残して下さい。後ほど、こちらからお電話させて頂きます。

5つの教会(葛西・関町・松原・松戸・西千葉)で行なわれる、2020年度の講座日程一覧が、教区HPTwitterにアップされています。御参照下さい。

information VIVID ビビッド

※新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、多くの行事が中止・延期となっています。各行事に参加をご希望の方は、必ず主催者に確認されるようお願いいたします。

ミサ・祈り・黙想会

■講話と1日黙想会のお知らせ

以下共通
申込不要 どなたでも 講師・ミサ司式=バレンタイン・デ・スーザ神父
問合せ=上石神井修道院TEL/03-3929-0847
◉講話とミサ 3/4 3/11 3/25(水)(第3水曜日は休み)
講話マルコ福音書を中心に13:30~14:45
ミサ15:00~ 持ち物=聖書・筆記用具 イエズス会上石神井修道院講話室で
◉四旬節1日黙想会
「主のご復活を迎える心の準備のために」
3/26(木)10:00~16:00(15:00~ミサ)
東京カトリック神学院で
持ち物=聖書・筆記用具・昼食

■「神のうちの真のいのち」祈りの集い

3/7(土)13:00~15:30
イエズス会岐部修道院305で
内容=ロザリオその他の祈り、ゆるしの秘跡、ミサ
司式=パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
   ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会)
入場自由、無料(自由献金)
問合せ=e-mail:
 TLIG日本TEL/050-7110-4399

■いやしのためのミサ

3/8 4/12 5/10(すべて第2日曜日)14:00~
※3/8は中止になりました。4月以降の開催に関しては「ミサ詳細」のホームページでご確認ください。
聖心女子大学聖堂で
司式=小平神父(フランシスコ会)他
ミサ後に個人別祈りの時間帯あり
問合せ=望月TEL/03-3290-1068
小平師=http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細=http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

■日々生活の霊操(聖イグナチオの霊操)

以下共通
毎月第2・4土曜日13:30~16:30
イエズス会上石神井修道院講話室で
霊的同伴=猪狩和夫
参加費=¥100(プリント代)
申込不要 いつからでも参加可
問合せ=佐内e-mail:
◉3/14 「第二週」(照らしの道)
使徒の模範であるキリスト(霊操172番)
◉3/28 「第三週」(贖いの道)
主なるキリストの御受難と死、そして甦りの意義(霊操312番)

■ラビリンスメディテーションへのおさそい

「ラビリンスを歩いてみませんか」
3/14(土)14:00~16:30
小金井聖霊修道院マリア館(TEL/042-381-8001)
参加費=¥200 事前申込不要 雨天の場合は聖書の分かち合いをします。

■ サダナ黙想会

以下共通 指導=植栗神父
申込は開催日の8日前まで
①サダナⅡ 3/18(水)17:30~22(日)16:00
汚れなきマリア修道会町田修道院で
入門ABCすべてまたはサダナⅠを修了した方
②入門A 4/5(日)9:30~17:00
ニコラ・バレ修道院で
③入門B 5/10(日)9:30~17:00
ニコラ・バレ修道院で
④サダナⅠ 5/21(木)17:30~24(日)16:00
カルメル修道会上野毛修道院で
⑤沖縄サダナⅠ&アドバンス 5/28(木)17:30~31(日)16:00
沖縄県名護市愛楽園教会で
申込=①~④来間(くるま)裕美子TEL/090-5325-2518 e-mail:
      ⑤宮城(みやぎ)鈴代TEL/090-4471-6456

■ベタニア 祈りの集い

主のもとに癒され、愛されていることを祈る
3/20(金)10:00~15:30
ベタニア修道女会聖ベルナデッタ第二修道院で
昼食あり 希望者は宿泊可
対象=独身女性信徒・求道者 参加費=¥500
問合せ=TEL/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
http://www.sistersofbethany.info

■いやしのためのミサ「おかえりミサ」

※中止となりました。
3/21(土)16:00~
<援助修道会本部修道院聖堂で
司式=晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも
問合せ=TEL/03-3269-2405(17時まで)

■「沈黙のうちに神を求めて―観想の祈りへの道」 講演と沈黙の祈りの実践

3/26 5/28(木)14:00~16:00
イエズス会岐部ホール4階404号室で
故ウィリアム・ジョンストン神父様の「愛と英知の道~すべての人のための霊性神学~」から講話をして頂いた後、一緒に沈黙で祈ります。
指導=九里彰神父(カルメル会)
どなたでも 献金歓迎 申込不要
問合せ=篠原TEL/042-473-6287(11:00~20:00)

■1日黙想会「み言葉によって生きる」

3/28 4/25(土)10:00~16:30
聖パウロ修道会若葉修道院(新宿区若葉1-5)で
指導=赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
内容=ご聖体顕示と沈黙の礼拝・講話・ロザリオ・賛美・ゆるしの秘跡・ミサ
会費=¥1,500 昼食持参 どなたでも(予約不要)
問合せ=赤波江神父TEL/090-4574-9288(9:00~17:00)

■虹色のともしび ミサと分かち合いの集い

4/5 5/10(日)
月に1回、都内でLGBTQ当事者が集い、ささやかなミサと聖書の分かち合いをしています。3月の会は要問合せ。
司式=渡邉泰男神父(東京教区)
申込・問合せ=e-mail:

■ 第3回祈りの集い「四旬節」

3/22(日)9:00~17:00頃解散(9:00主日ミサあり)
御聖体の宣教クララ修道会東京本部修道院で
内容=AM DVD「イエス・キリストの受難」(仮題名)・黙想 PM テゼの祈りと歌・十字架の道行きとロザリオ・聖時間・茶話会
対象=40歳位までの未婚女性信徒
費用=¥1,000(昼食代含む)
申込=Telかメールで3/19(木)まで 御聖体の宣教クララ修道会 シスター小崎
TEL/03-3429-4823
e-mail:

■聖霊による生活刷新セミナー

4/26~6/14(毎日曜日)17:00~19:00(全7回)
イエズス会岐部ホール309号室で
6/27(土)一日黙想会 若葉修道院で
参加費=¥2,000 申込=4/26(日)会場受付にて
問合せ=聖霊による刷新事務所
Fax/03-3357-9504 e-mail:

■ 神に向かう旅と夢 ~アッシジのフランシスコの生涯と重ねて~

5/2 5/30(土)10:00~15:30
6月以降は、第4土曜日を予定しています。1回から申込可 日程変更の可能性あり
マリアの宣教者フランシスコ修道会瀬田修道院 対象=40代までの未婚女性信徒 受洗希望者は別途相談 昼食代=¥500 申込は3日前まで
申込・問合せ=マリアの宣教者フランシスコ修道会召命チーム Sr.重藤
e-mail:
詳しくはhttp://www.fmm.jp/

■麹町教会 初金の祈りの集い ご聖体礼拝と黙想~聖歌隊の歌を聴きながら~

※中止となりました。
4/3(偶数月の第1金曜)19:00~20:00 麹町教会主聖堂で
司式=レンゾ・デ・ルカ神父(イエズス会) どなたでも参加可能
問合せ=麹町教会
TEL/03-3263-4584 http://hatsukin.jimdo.com

■コルベ神父の作った聖母の騎士会集会

毎月第2水曜日 10:30ロザリオ 11:00ミサ
コンベンツアル聖フランシスコ修道会関町修学院で
昼食持参
問合せ=関町修学院TEL/03-3929-4127 Fax/03-3929-4136

講座・研修会

■エバンジル会―フランス語で聖書に親しむ会

3/2 3/9 3/23(月)18:00~19:30
麹町教会信徒会館203会議室
講師=清水ドミニク先生(3/2 3/9)
   Sr.中山眞里先生(ノートルダム・ド・ヴィ)(3/23)
参加費=¥500/回 email:
Facebook=エバンジル会

■イエズス会社会司牧センター 新春セミナー

以下共通
水曜日18:30~20:00
麹町教会アルペホール(信徒会館3階)で
参加費無料 申込不要
主催・問合せ=イエズス会社会司牧センター TEL/03-5215-1844 Fax/03-5215-1845
e-mail:
◉今、こどもたちは?~「こどもの里」の取り組み~
3/4 講師=荘保共子さん(「こどもの里」理事長・大阪釜ヶ崎)
◉法務省入管の動き ~オリンピックを前にして~
3/18 講師=鈴木雅子弁護士(いずみ橋法律事務所)

■(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座案内

以下共通
参加自由 事前申込
申込・問合せ=TEL/047-404-6775(10:00〜16:00 日・月・祝日休) https://fgalilea.jimdo.com/
講座計画担当 石田靖夫TEL/080-5019-1188
◉3/4(水)10:30~12:00
「ルカによるイエスの受難と美術」
講師=アンドレア・レンボ(カトリック府中教会主任司祭・ミラノ外国宣教会日本管区長)
◉3/5(木)10:30~12:00
「グループそのまんま」―悩みをわかちあいませんか
講師=眞田加代子(カトリック市川教会信徒・産業カウンセラー・グリーフケア上級アドバイザー)
◉3/7(土)10:30~12:00
「使徒たちと共にする旅」―使徒言行録
講師=本間良子(マリアの御心会修道女)
◉3/7(土)14:00~15:30
「キリストの祈り」(2)
講師=森一弘(司教・一般財団法人真生会館理事長)
◉3/10(火)13:30~16:00
火曜シネマクラブ「夜明けの祈り」
◉3/12(木)10:30~12:00
「『キリスト教以前のイエス』を読む」
講師=大原猛(東京教区本部付き司祭・カトリック船橋学習センター・ガリラヤ理事長)
◉3/14(土)10:30~12:30
「聖書の心」―名
講師=ベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会修道女)
◉3/14(土)14:00~15:30
「福島原発事故被害者の声」
講師=鴨下祐也(原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表・ひなん生活を守る会代表)
◉3/18(水)10:30~12:00
「ルカによるイエスの受難と美術」
講師=アンドレア・レンボ
◉3/19(木)10:30~12:00
「心が元気になるコミュニケーション」―希望が叶う時
講師=眞田加代子
◉3/21(土)10:30~12:00
「使徒たちと共にする旅」―使徒言行録
講師=本間良子
◉3/21(土)14:00~15:30
「サンチャゴへの巡礼」 講師=井上千寿代(聖心会修道会員・ジャカルタのストリートチルドレンを支援)
◉3/24(火)11:00~15:00
火曜シネマクラブ オペラ映画「椿姫 La Traviata」
―専門家による解説付
◉3/26(木)10:30~12:00
「『キリスト教以前のイエス』を読む」
講師=大原猛
◉3/28(土)10:30~12:30
「聖書の心」-熱意
講師=ベアトリス・カベスタニ
◉3/28(土)14:00~15:30
「2020年、憲法の平和主義はどうなるのか」
講師=高田健(戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会共同代表)

■東京純心大学公開講座「純心育ちの大学」

3/7(土)10:00~12:00 東京純心大学
講師=看護学部教員
対象=満4歳児~満6歳児とその家族
定員=50組 受講料無料
申込・問合せ=東京純心大学地域共創センター(担当=西原、柳) 電話・Fax・emailのいずれかで。以下のことをお知らせください。
①保護者(代表者)の名前(ふりがな) ②住所 ③電話番号 ④子どもの名前(ふりがな)と年齢 ⑤参加人数(保護者の人数・子どもの人数・合計) ⑥交通手段
TEL/042-692-0326(代表)育ちの大学の件とお伝えください。Fax/042-692-5551
email:
開催途中でも随時受付 定員になり次第締切り

■カトリック医師会東京支部 公開講座

3/8(日)14:00~15:30
ニコラ・バレ修道院105号室で
テーマ=HIV/エイズとスティグマ
講師=生島嗣(ゆずる)(NPO法人ぷれいす東京代表)
参加費=¥1,500 主催=日本カトリック医師会東京支部
どなたでも可 申込不要
問合せ=カトリック医師会東京支部事務局
TEL/090-5418-3949 e-mail:

■ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

申込・問合せ=ビ・モンタント東京事務所
TEL/・Fax/03-3806-9877 執務時間=火曜日14:00~16:00
◉勉強会 全会場同一条件 13:30~15:00
指導=泉富士男神父(東京教区)
申込不要 会費=¥300
3/10(火)ビ・モンタント事務所
3/17(火)高輪教会
◉月例散策会
3/11(水)10:30 JR中央線吉祥寺駅南口改札集合
行先=吉祥寺教会と井の頭公園散策
世話人=田垣(TEL/03-3999-1209)

■イタリア美術を通じて『聖書を学ぶ』

3/14 4/11(土) 第2土曜日の14:00~16:30
立川教会信徒会館2階で
講師=ジュリアーノ・デルペーロ(聖ペトロ・パウロ労働宣教会修道士)
受講料=¥1,300/回(カラーコピー資料代を含む)
問合せ=中村都TEL/090-5575-3050

■ベタニア宣教センター企画 講演会

3/15(日)14:00~15:30 ベタニア修道女会ベタニア宣教センターで
テーマ=「うれしいたのしい感謝」
講師=日本キリスト教団浄風教会 牧師 滝口宣師
申込・参加費不要 自由献金
終了後の茶話会自由参加 どなたでも
問合せ=ベタニア宣教センター
シスター國定TEL/080-2041-3286

■召命を見つめる夕べ

以下共通
場所=お告げのフランシスコ姉妹会 マリア修道院
申込・問合せ=お告げのフランシスコ姉妹会
シスター山澤TEL/080-9537-3338
e-mail:
◉3/14(土)14:00~16:30
「十字架の神学」 講師=阿部仲麻呂神父(サレジオ会)
ミサ・茶話会あり
場所=お告げのフランシスコ姉妹会マリア修道院
◉4/18(土)14:00~16:30
「中央アフリカ共和国の今 ~医療の立場からの現況~」
講師=徳永瑞穂氏
ミサなし・茶話会あり

■LGBTQ+みんなのミサ(月例)

3/22 4/19 5/17(日)14:00~(ミサ後、分かち合いの集い。~17:30)
司式=鈴木伸国神父(イエズス会)
対象=神の愛の恵みを求めるLGBTQ+の方(カトリック未洗礼者もどうぞ)
場所=都内、山手線内(詳細は参加申込者にのみ通知)
申込・問合せ=小笠原TEL/090-1650-2207 宮野TEL/080-3910-3131 http://lgbtcj.org

■典礼音楽講座「典礼聖歌の総括と展望」

3/22(日)14:00~16:00 関口会館ケルンホールで
講師=新垣壬敏先生(作曲家)
主催=関口教会 参加費・事前申込不要
終了後茶話会の予定
問合せ=林TEL/090-4029-6579

■聖グレゴリオの家 講演会・講座案内

以下共通
問合せ=聖グレゴリオの家宗教音楽研究所
TEL/042-474-8915 Fax/042-474-8832
https://st-gregorio.or.jp/
◉美術と聖書講座→中止となりました。
~フラ・アンジェリコの作品、特に受胎告知を中心に~
3/27 4/24(金)19:00~20:30
聖グレゴリオの家新棟ハッチハウスで
講師=ジュリアーノ・デルペーロ
受講料=1回¥1,650(資料代150円)
◉聖グレゴリオの家 創立40周年記念講演会→延期となりました。
キリスト教の歴史のなかで私たちは今どこにいるか ~伝統と歴史との間で~
4/4(土)15:00~ 聖グレゴリオの家 聖堂で
講師=水垣渉(京都大学名誉教授)
聴講料=¥1,100

■南無アッバの集い 井上神父の言葉に出会う

3/28 4/25 5/23(土)13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで
講師=平田栄一(風編集室)
参加費=¥1,000
テキスト=「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
申込・問合せ=平田栄一TEL/・Fax/048-769-4095
e-mail:

■聖心会みこころセンター
2020年度4・5月講座・祈りの会のご案内

◉4/4(土)13:30~15:00
聖心会みこころセンター(白金)で
「ご復活祭」 聖心会シスター井出美奈子 定員10名
◉初回4/9(木)毎月1回13:30~15:00
聖心会第五修道院(渋谷)で
「預言者の言葉から現実を考える」
聖心会シスター嶋本操 定員20名
◉4/18(土)14:00~15:30
宮代ホール(聖心女子大学内 渋谷)で
講演会「慈しみに溢れた日々を生きる」
聖心会シスター鈴木秀子 定員300名
◉初回4/23(木)毎月1回16:00~17:30
聖心会第五修道院(渋谷)で
「聖書で祈る?」
聖心会シスター長谷川和子 定員10名
◉初回4/25(土)毎月1回10:30~12:00
聖心会みこころセンター(白金)で
「『いのちへのまなざし』を読む」
聖心会シスター岩井慶子
◉4/25 5/23(土)16:00~18:00
聖心女子大学4号館1F BE*hiveで
「SDGsをとらえ直す」
聖心女子大学教授 永田佳之先生 定員各回30名
◉初回5/12(火)毎月1回13:30~15:00
聖心会みこころセンター(白金)で
「祈りの会」
 シスター吹田眞佐子 定員8名
その他多数企画あり
聖心会みこころセンターTEL/・Fax/03-6277-2561
e-mail:
http://www.m-sacred-heart.com

■Fr.パウロとともに読むカテキズム

4/17・24 5/15・22(金)
原則的に第3・4金曜日16:00~17:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院
内容=「カトリック教会のカテキズム」第4編キリスト教の祈り 第2部主の祈り(No.2759~)
指導者=パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
費用=¥800/回(毎回集金)
問合せ=TEL/090-5449-2054

■イエズス会霊性センター「せせらぎ」研修会のお知らせ 2020年度「カバルス研修会基礎(集中コース)」

4/28(火)17:00~5/5(火)16:30終了予定
イエズス会無原罪聖母修道院で
対象=心理的・霊的成熟に関心があり、全日程に参加できる方。(ある程度の心身両面の健康が必要とされます) 定員=20名(定員になり次第締切り)
申込方法=お申込のための「アンケート用紙」を電話、Fax、メールで請求ください。
参加の皆様には献金のご協力をお願いしております。
問合せ=イエズス会無原罪聖母修道院(黙想)―霊性センター「せせらぎ」―
TEL/03-3920-1158(9:15~17:00)
e-mail:

■星美学園短期大学公開講座「イタリア語講座入門」

5/16~2021/2/13の土曜日のうち、全20回。
13:00~14:30
受講料=¥42,000(別途テキスト代)
定員=20名(申込多数の場合、抽選)
対象=イタリア語を初めて学ぶ方
申込方法=はがき・ファックス・Eメール・窓口(郵便番号、住所、電話番号、講座名を記入ください。)
申込受付期間=3/16(月)~4/13(月)
初回(5/16)のみ、事前申込みをした場合に限り、体験受講可能
問合せ=星美学園短期大学日伊総合研究所 公開講座センター
TEL/03-3906-0056 Fax/03-5993-1600
e-mail:   
http://www.seibi.ac.jp/college/el/

■「教会の情報問題を考える会」

月に1~2回 昼間または夜間(日時は要問合せ)
場所=真生会館など
会費=献金500円+テキストコピー代
プログラム=情報保障に関する意見交換/要約筆記・音声認識などの情報保障の勉強会
問合せ=森e-mail:

音楽

■東日本大震災9周年を迎えて 追悼ミサとイエスの カリタス修道女会「スモール・クワイア」コンサート

3/7(土)12:30開場 13:00~コンサート 引き続き追悼ミサ 目黒教会聖堂で
共同司式=宮下良平師(目黒教会主任司祭)
     江部純一師(麻布教会主任司祭)
     マルコ・アントニオ・マルティネス師 (麻布教会協力司祭)
主催=港・品川宣教協力体
連絡先=目黒教会TEL/03-3491-5461

■詩編をうたう会 主日の答唱詩編を中心に教会の 祈りなどの歌い方を学びませんか

4/19(日)14:00~16:30
松原教会で
指導=鈴木茂明(声楽家・合唱指揮者)
参加費=¥1,500/回
問合せ=詩編をうたう会事務局
越智(おち)TEL/・Fax/044-865-2496

その他

■こころの相談支援(カウンセリング)

3/2、4、7、9、11、14、16、21、30
神の御摂理修道女会建物で
予約制TEL/080-6740-4396(留守番電話の場合は、メッセージを残してください。折り返し連絡します。)
自由献金
担当=Sr.関口陽子(神の御摂理修道女会会員・臨床心理士・公認心理師)

「VIVID」情報掲載の申込み方法

2020年4月号(No.371)▶4月5日(日)配布 掲載希望原稿の締切り3月3日(火)
申込み◉必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。
締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料。
連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送りください。
送り先◉〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局 広報部
tel:03-3943-2301 fax:03-3944-8511 
e-mail: