お知らせ

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東京教区ニュース第228号

2005年12月01日

神学生と共に祈る召命祈願の合同ミサ

11月13日の午後2時より、東京カテドラル聖マリア大聖堂で一粒会主催の召命祈願合同ミサが、岡田武夫大司教、山本量太郎神父(一粒会担当)、他3名の若手司祭の共同司式で行なわれた。

合同ミサには東京教区をはじめ、エスコラピオス修道会、コンベンツアル聖フランシスコ修道会、サレジオ修道会、フランシスコ会(小さき兄弟会)、カルメル修道会、クラレチアン宣教会、御受難修道会、ドミニコ会、レデンプトール修道会から35名の神学生が参加し、集まった300人余りの信徒と共に心を一つにして召命のために祈りを捧げた。

岡田大司教は説教の中で「召命はすべての人の問題です。宣教者、司祭になっている者がもっとよい牧者になれますよう祈ってください。

神学校で司祭になるための養成をしていますが、養成は神学校だけでするものではなく、教会全体でするものです。養成には人間としての養成、霊的な養成、知的養成、司牧的養成があります。まず人間としての成熟が基礎です。それには皆さまからの励ましと協力が必要です。また心と体の健康も大切です。勇気と希望をもって歩めるよう祈ってください」と話され、最後にイザヤ書40章を引用して皆を励まされた。

ミサ後はケルンホールに場所を移し懇親会が行なわれた。神学生の自己紹介、余興などがあり和やかな温かい懇親会となった。(小池たけ)

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子どもたちへ 岡田大司教より

子どもたちへ 皆さんのために祈ってます よいクリスマスを

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2005年10月9日の「子どものミサ」に参加された子どもたちとリーダーの皆さん、お手紙とお祈り、ありがとうございました。多くの方からお手紙、お祈り、励ましの言葉をいただきました。ありがとうございます。

皆さんとお会いし、いっしょに祈ることができて大変うれしく思いました。いただいたお手紙の中には質問もありました。全部に直接お答えできませんが、この『東京教区ニュース』をとおしてだけお答えします。

2000年、わたくしは亡なられたヨハネ・パウロ2世教皇様から任命されて東京大司教になりました。そのときからカテドラルのとなりの大司教館の2階に住んで、一階の執務室そのほかの場所で仕事をしています。日曜日には皆さんの教会を訪問するようにしています。毎日ごミサをささげ、皆さんのために祈っています。

東京教区には多くの神父様が働いています。神父様のお世話をするのが大司教の大切な仕事です。毎日、机に向かって事務をし、人と会い、会議に出席し、行事に参加し、色々な問題を考え、この世界で神様のみ旨が行なわれるよう祈り、人々に呼びかけています。どうかわたくしのためにこれからもお祈りください。

ところで、わたくしはこの手紙を、ミサへ参加された皆さんだけでなく、東京教区のすべての子どもたちにも読んでいただきたいと思います。司教の務めは多くの人にイエス・キリストのよい便りを伝え、神様の御心をいっしょに行なうようお願いすることです。

このミサへ参加された皆さんだけでなく、東京教区のすべての子どもたちへこのあいさつを送ります。わたしたちの教会にはしなければならないことがたくさんあります。また病気の神父様もいます。どうか司祭の健康のためにお祈りください。

まもなく待降節ですね。そしてクリスマスがきます。クリスマスには世界の平和のために祈り、そして平和のためにできることを考えてください。どうかよいクリスマスをお迎えください。祈りと感謝をこめて。

2005年11月1日 諸聖人の祭日に
東京大司教 ペトロ岡田武夫
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9条は人類の宝 第3回平和のつどい

今回の『平和のつどい』は、「福音は平和のメッセージ」をテーマに、講演とパネル・ディスカッションという形で行なわれました。大阪からお招きした松浦悟郎司教様による、印象的な映像も取り入れたパワーポイントを駆使しての基調講演は、参加者全員に、今夏6月に出された日本カトリック司教団の『戦後60年平和メッセージ』の骨子を明確に想起させるものでした。

会場では、社会司教委員会編による冊子『非暴力による平和への道 今こそ預言者としての役割を』も改めて配布されましたが、今回の司教団メッセージが出された背景に関心を呼び起こす刺激に満ちたものであったと思います。最近の米国では平和を口にする者が反愛国者と見なされる風潮があり、わが国でも「異質な少数者」となりかねない時勢にあって、すべての人命の大切さを訴え続け、神の望まれる万人の相互愛の関係の成就をめざす「福音の視点」にしっかりと立とうと呼びかけられました。その意味で、ノルウェーの平和外交への地道な貢献とも並べて、国連等にも見られる日本の平和憲法への大きな期待、「9条は人類の宝」という信念はぜひ貫きたいと。

司教団の『平和メッセージ』を読んで、と題されたシンポジウムは、教区内の異なる世代の信徒3名による発題を踏まえて質疑応答するという形式で進められました。清瀬教会の古谷大陸君はケルンでの世界青年の日にも参加した20代の若者の立場から非暴力の道の大切さについて、麹町教会の渡辺多嘉子さんは、50代の女性の視点から、特に女帝問題も含めた天皇制について発言、また戦争体験のある70代の津賀佑元氏(豊島教会)からは、日本での政教分離の特殊性と今も存続する非戦の思いへの期待が語られました。(中村友太郎 渋谷教会)

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♪♪ すべての人の平和を願い、 すべての人の平和を祈る ♪♪

第4回 平和のつどい

日時 2005年12月11日 (日) 14:00 (13:30開場)〜15:30
会場 カトリック麹町教会(聖イグナチオ教会) マリア聖堂
   〒102-0083 東京都千代田区麹町6-5-1
   (JR中央線四ツ谷駅・徒歩1分)

待降節『平和を願うミサ』

*** ペトロ 岡田武夫大司教 主司式 ***

主催 カトリック東京大司教区 社会福音部 (問い合わせ・堤)
TEL 03-5940-5284 FAX 03-5940-5285

エッファタ

物欲や愛情のもつれからの殺人、親の子殺し、子の親殺し、さらにテロ事件などなど残酷な事件が続く。その原型を創世記4章のカインとアベルの物語の中に見ることができる▲弟アベルを殺した兄カインに向けて、神は厳しい言葉を投げかけた。「お前の弟の血が、土の中からわたしに向かって叫んでいる。」(創世記4章10節)と。この素朴な物語は、人間の恐ろしさと殺されていく人間の悲しさを明かす。しかし、それは大昔のことだけではない。今もなお、この地上で姿形を変えながら繰り返されている▲現代世界でもっとも恐るべき「カイン」は、大量破壊兵器を手にした国家や民族である。現代の「カイン」がもたらす破壊行為は、個人レベルの数百倍、時として数千倍、数万倍となる。第一次、第二次世界大戦では、国家の名で一億を超える人々の命が奪われている。あまり日本では報道されていないが、今のこの時点でスーダンでは民族同士の対立から、百万を超える人々が祖国を失い、水と食べ物が乏しい荒野で難民生活を余儀なくされている▲こうした人々の流す涙と血を飲み込んだ大地は、神に向かって叫びをあげているはずである。こうした現実を見、その叫びを受け取る神は、それに応えようと必死になっておられるはずである▲わたしたちも、世界の現実に目を開くと同時に、神の心をもっと深く知る必要がある。そこからキリスト者としての本物の行動が生まれてくる。(MK)

宣教協力体

「高らかに信仰宣言」 合同堅信式を開催

世田谷南宣教協力体

10月23日(日)、カトリック碑文谷教会に500名を超える信徒・受堅者の家族、友人が集い、協力体の合同堅信式が行なわれた。協力体として2回目となる今年の合同堅信式は、受堅者が上野毛9名、田園調布20名、碑文谷61名の合計90名と、昨年を50パーセントも上回る多くの信徒たちが堅信の秘跡にあずかった。

午前10時、偉大なる聖職者をたたえたクリストゥス・ヴィンチトの合唱の中、侍者の掲げる十字架を先頭に岡田武夫大司教、今井助祭、そして共同体からは大瀬神父(上野毛教会)、竹内神父(田園調布教会)、ロロピアナ神父(碑文谷教会)の3人の主任司祭が入堂し、荘厳なミサが始まった。

堅信式では、聖霊の続唱が歌われる中、岡田大司教によって90名の志願者一人ひとりに香油が塗られ、ミサにあずかった全信徒が高らかに信仰宣言を行なった。

堅信の秘跡の特別の恵みである聖霊の注ぎによって、イエスの福音を告げる教会の使命が、神の子となったすべての人に、使徒的役割として与えられたことを胸に刻み、受堅者たちは晴れやかに教会を後にした。(田岡浩一 碑文谷教会)

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豊多摩北宣教協力体

10月9日、板橋教会において豊多摩北宣教協力体(豊島、志村、北町、板橋)の合同堅信式が行なわれた。今回で2回目となる堅信式では15名が堅信の恵みをいただいた。幸田和生補佐司教の司式に4教会の主任司祭も加わり盛大なミサとなった。

板橋教会の聖歌奉仕グループ「コールアンジェリー・カンターテドミノ・たう」によるグレゴリオ聖歌、若者によるバンド演奏など、熱い歌声が聖堂に響いた。

ミサ後、祝賀会が行なわれ堅信を受けられた方々を迎えて喜びを分かち合った。(佐藤良一 板橋教会)

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馬小屋巡りスタンプラリー

玉川通り宣教協力体

昨年に続いて今年も玉川通り宣教協力体では、クリスマス・イベントの馬小屋巡り巡礼(スタンプラリー方式)が行なわれる。

12月25日午後1時に渋谷教会を出発し、三軒茶屋教会経由でマリアの娘エスコラピアス修道女会→フランシスコ病院修道女会(フランシスコ・ヴィラ)→聖コロンバン会→聖ドミニコ学園聖堂→マリアの宣教者フランシスコ修道院から最後が瀬田教会です。途中各修道会や教会の聖堂で大型スクリーンを使用して「平和の祈り」や寸劇とキャロリングをして巡礼する。

この巡礼は松本巌神父(三軒茶屋教会)を中心に、フランシスカン・コンテンポラリーグループも参加して意義あるクリスマス行事になる予定。玉川通り宣教協力体の各教会の子どもたちも参加する。最後の瀬田教会では瀬田ゴスペルファミリーによるクリスマスキャロルが披露され、各教会の主任司祭による祈りで終了する。

玉川通り宣教協力体の皆さま、どうぞご参加ください。お問い合わせは同協力体事務局まで(03-3487-5223)。

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協力体からのリポート 京葉宣教協力体

沖縄へ体験学習の旅 ~戦跡・基地・文化を訪ねて~

10月20日から24日まで、4泊5日の沖縄体験学習の旅を社会福音部(市川教会)主催で行なった。テーマは「戦跡・基地・文化を訪ねて」。3回目の今回は、京葉宣教協力体の各教会に呼びかけ、潮見教会、小岩教会、市川教会から信徒17名、神学生2名、司祭1名、総勢で20名が参加する旅となった。

20日 那覇空港に到着。首里城を見学。沖縄戦のとき、首里城正殿の地下に日本軍の司令部があって、米軍の標的となり、建物は戦火で焼失。現在の首里城は1992年に復元されたもの。

この日の夜は沖縄の郷土料理を味わい、琉球舞踊を鑑賞した後、宿泊先である与那原町の聖クララ修道院へ。

21日 泡瀬教会信徒、山田圭吾さんの案内で沖縄本島南部の「糸数壕」(アブチラガマ)に入った。全長270メートル、光の入らない真っ暗な壕。腰を曲げないと通れない所もある。沖縄戦のとき、この壕に住民、軍医、看護婦、学徒隊、負傷兵でひどい雑居状態だった。

沖縄本島はほとんどが隆起サンゴ礁でできており、数万年にわたる雨の浸食によってできた自然の洞窟が各地にある。もともとは住民の避難場所だったが、戦争が激しくなると壕は軍民同居の形となって、米軍の攻撃の的となり、多くの命が失われることになった。

名前がわからない戦没者の遺骨が埋葬されている墓、「魂魄の塔」を経て、「ひめゆり平和祈念資料館」へ。ひめゆり学徒隊の生存者の方の体験を聞く。展示室には生存者たちの証言集が読めるよう配置されていた。

午後は「沖縄県平和祈念資料館」に行き、地中にある不発弾の展示を見た。現在も沖縄の至るところで不発弾が見つかると聞いた。第2展示室では沖縄戦の日米両軍の死闘が大型、小型のモニターに映し出され、その周りには破壊された民家や建物が再現されていた。また、沖縄各地、疎開先、移住した国々での戦争体験の証言が読めるコーナーもあった。

同資料館を後にし、沖縄戦で亡くなった人々の名が刻まれた碑が立ち並ぶ「平和の礎」を訪れた。

22日 普天間飛行場が一望できる嘉数高台公園へ。学校や住宅に隣接して基地があるのを見た。案内の山田さんは「基地のフェンスは、基地を囲っているのではなく、わたしたちが囲われた中に置かれているのです」と説明された。

辺野古への道を走るバスの窓から見える山々、その下には無数の弾薬庫がある。

午後3時近く、名護市辺野古の海岸「ヘリ基地反対問題について、命を守る会」を訪問。「ジュゴンが生きていけるような辺野古の海草藻場を守りたい。サンゴ礁を埋めて軍用飛行場を作ることに反対している」と会の方から話しを聞いた。

座り込みを続けている83歳のおじいさんは「まわりの人に感謝の気持ちを言葉で伝えてください。神様に感謝の気持ち、同じように家族に感謝の気持ち。今日はありがとう」と話された。

23日 米軍普天間基地の一部に建物がある「佐喜眞美術館」で『沖縄戦の図』14部他を見る。

通称「象の檻」(キャンプ・ハンザ)と呼ばれている所で、この土地の所有者の知花さんとお会いした。「今年返還される(土地)期日がまたもや延期された」と聞いた。

読谷の座喜味城跡、読谷村立歴史民族資料館、また伝統工芸品でもある読谷山花織(ゆんたんざはなうい)、登り窯などを見学。夜は修道院の中庭で、ダルクのメンバーによる躍動的な踊り「エイサー」を堪能。最後は皆一緒に踊りの輪へ。

24日 那覇の国際通りで自由時間。各自思い思いに過ごした後、帰路に着く。

旅のあいだは毎朝のミサがあり、また毎夜参加者全員での分かち合いの時をもつことができた。聖クララ修道院のシスター方と大勢の方々のご協力を得てできた今回の旅で、わたしたちは戦争のもたらす残酷非情の渦の中に巻き込まれていった人々のことを重く受けとめ、改めて平和の大切さを強く感じた。テーマにそってただ見るだけでなく、皆で分かち合えたことがよかったと思う。心に残る体験学習ができたと大きな喜びを感じた。 (木島廣子 市川教会)

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WYDに参加して

思いがけない収穫

私は今、WYDに行っていたときとはまた違う気持ちであの時の事を思い返しています。私がこの大会に行こうと決めたのは、何か教会のイベントに参加したいという思いからでした。教会の事で何かしたいけれど、どうしたらよいのかわからず、もやもやした気持ちを抱えていた私にとって、これはまたとないチャンスでした。

行くと決めてからの日々はとても忙しく、不安になった事もありましたが、神様が私をWYDに連れて行って下さった気がします。そうして行くことのできたWYD。

最初に私たち日本巡礼団は、ドイツに隣接する小国ルクセンブルグに滞在し、ホームステイをしながらさまざまなプログラムに参加しました。私の選んだプログラムに「幼稚園で子どもたちと遊ぶ」というものがありました。私はそこであらためて子どもたちの笑顔は世界共通の宝物だなあと感じました。私が体調を崩したとき、助けて下さった方々の顔もまたとても印象に残っています。

WYD本大会では、世界中からケルンを目指してやって来た人々と共に広い広いメッセや野原で、寝袋で生活し、皆で祈りを捧げました。その時の皆の姿も忘れる事ができません。一緒にご飯を分かち合い、寒い中遠くのシャワーへ行き・・・。生活には不自由もたくさんありました。でも皆で生活する事で、後で人に話すと驚かれた事でも、その時はもう辛いとは思わなくなっていました。逆に私にとって辛かったのは、それほど多くの人が居ていろんな事を話せるチャンスなのに、多くの人に話しかける事ができなかった事、さまざまな事に挑戦する元気がなかった事でした。

もともと体が弱く、行く前から体調の悪かった私は本当に多くの人にお世話になってしまいました。その時はそれがとても辛く感じられました。ですが今思い返せば、その辛さによって私が得たものはとても大きかったのだと思います。体が辛かったために、皆の優しさが余計身にしみました。自分もまた人を助けていきたいと感じました。

私が今大会で印象に残った言葉があります。「私たちは共にここに集まり、また違う道を通って全世界に派遣されて行くのです」というメッセージで、各教会から派遣されて来たと思っていた私にとっては驚きで、この大会からまた始まっていくんだという事に気づかされた言葉でした。

今、「また違う道を通って派遣されていく」という意味の答えが出はじめているように思います。行く前の希望であった教会の事も少しずつではありますが、参加できるようになってきているし、人と関わる事を以前ほど恐れなくなりました。WYDでできなかった分、恐れよりももっと皆と話したい! という思いの方が強くなったのだと思います。私にとってそれは思いがけない収穫でした。これからもこの気持ちを一人でも多くの人と分かち合っていければと思っています。この大会に協力して下さった全ての方に今またお礼を言いたい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。 (相武怜見 東金教会)

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社会福音部

非暴力による平和への道

「私は武器を持たない国から来ました。私たちの国の子どもたちは、戦車を見たことがありません。武装したヘリコプターや軍艦どころか、銃さえ見たことがありません。・・・・・・」

このおとぎの国のような国家の名前を、皆さんはご存じですか?

「コスタリカ」という国があります。人口約430万人、国土は九州と四国を合わせたくらいの面積で中米に位置します。

冒頭の言葉は、1987年にノーベル平和賞を受賞されたこの国の元大統領・アリアス氏の国連総会での演説の一節です。

コスタリカもかつて、「普通の国」と同じように軍隊を持っていました。しかし「軍」がいかに国民を弾圧し、民主主義を踏みにじってきたかという教訓から、1948年に「軍」を廃止しました。以来コスタリカは非武装・中立で平和を守り続けています。

もちろん「非暴力による平和への道」は、この国の人々にとっても平坦ではありませんでした。1986年の大統領選挙では、武装してアメリカと軍事同盟を結ぶべきか否かが大きな争点になりました。そのとき、非武装・中立政策を訴え勝利し、近隣国家の紛争を対話による解決に導いたのがアリアス大統領でした。

またロベルト・サモラさんという大学生が、「コスタリカ政府がアメリカのイラク戦争を支持したことは、平和憲法に反する」として最高裁憲法法廷に提訴しました。2004年秋、最高裁は政府の判断を違憲と断定。アメリカによる「同盟国有志連合」のリストからコスタリカを外すよう政府に命令しました。

コスタリカは国民の生活や教育水準が中米随一と言われています。近隣諸国の貧困とは鮮やかな対比を現しています。平和だけでなく環境保護にも熱心で国土の美しさでも知られています。非武装=非暴力がもたらす現実的な利益ははかり知れません。

コスタリカの人々は言います。「武器を持たない私たちを、一体どこの国が攻めてくると言うのですか?」

平和憲法に基づく「非暴力による平和への道」は、恵みと真理に満ちた生命の道ではないでしょうか。(堤 英明)

世界病者の日のミサ

2006年2月11日 (土) 18:00
東京カテドラル 聖マリア大聖堂
司式 岡田武夫大司教

病者がふさわしい助けを受けられるよう、 また苦しむ人が自らの苦しみの意味を受けとめていく力をいただくことができるよう共に祈りましょう。 どなたでも参加できます。

ペトロ・カスイ岐部神父の生涯(一) 新連載 高木一雄

豊後国と南蛮人

天文(てんぶん)12年(1543)8月25日、一艘の明国人ジャンクが大隅種子ケ島の南岸西之村(にしのむら)に漂着した。そこで村人たちが50隻の小舟で2日間かけて赤尾木(あおおぎ)の浜まで曳航してきた。そこには2、3人のポルトガル人が乗っていたが、海賊(かいぞく)王五峰(おうごほう)汪直(わんずい)が第13代領主種子島時尭(ときたか)(16歳)に3挺の鉄砲を見せていた。ところが、種子島時尭は2挺を2千両で買い求め、早速鉄匠八板金兵衛清定(てっしょうやいたきんべいきよさだ)に模造させている。そして製法を和泉国堺(いずみのくにさかい)の商人橘屋又三郎に教えてしまった。

天文15年(1546)ポルトガル人ジョルジュ・デ・ファリア、メンデス・ピント、ディオゴ・ゼイモト、クリストバ・ボウリョなど6、7人が直接府内城下の浜に上陸した。すでに鉄砲の威力を知っていた城主大友義鎮おおともよししげは顧問としてディオゴ・ヴァス・デ・アラガンを5年間沖の浜に住まわせることにした。大友家と種子島家とは深い関係があったからである。

豊後国の共同体

天文18年7月22日(1549年8月15日)イエズス会宣教師フランシスコ・ザビエル神父、コスメ・デ・トーレス神父、ジョアン・フェルナンデス修道士は従者5人と薩摩国鹿児島城下稲荷川(いなりがわ)河口に上陸し、市来(いちき)、平戸、山口、堺、京などを旅して再び平戸から山口へ来ていた。

天文20年(1551)8月、豊後国日出城下青柳浜(ひじじょうかあおやぎはま)に一艘のポルトガル船が入った。船長はドアルテ・デ・ガーマであった。そこでフランシスコ・ザビエル神父が山口に滞在していることを知った城主大友義鎮は使者を山口に遣わした。そのため急遽フランシスコ・ザビエル神父は8月15日(9月15日)小舟で周防国(すおうのくに)の湊(みなと)をたち8月19日(9月19日)府内へ来て城主大友義鎮と会っている。だが、マラッカからの連絡もないため一旦帰ることにして10月18日(11月15日)沖の浜からジョアン・フェルナンデス修道士など5人の従者と共に日本を去ってしまった。彼は2年3ケ月に及ぶ日本滞在中、鹿児島(150人)、市来(20人)、平戸(180人)、山口(600人)、府内(50人)などで共同体をつくっていた。

府内のキリシタン寺

天文20年(1551)9月1日、山口に残っていた日本布教長コスメ・デ・トーレス神父が一時府内へ逃れてきた。続いて 天文21年8月19日(1552年9月7日)ジョアン・フェルナンデス修道士に連れられたバルタザール・ガーゴ神父、ベルキオール・ヌニエス・バレト神父、ペトロ・デ・アルカソバ修道士、ドアルテ・デ・シルヴァ修道士が府内に上陸した。また、弘治(こうじ)元年3月10日(1556年4月1日)にも6人の宣教師が府内に上陸している。

天文22年6月12日(1553年7月22日)府内修道院が落成した。すでに信者が700人にも達していたという。それに続いて朽網(たくみ)、臼杵(うすき)、野津(のづ)にも教会が建てられ志賀、高田、玖珠(くす)、由布にも伝道所がつくられていった。

大友一族とキリシタン

天正3年11月18日(1575年12月20日)、府内城主大友義鎮の次男親家(ちかいえ)がジョアン・カブラル神父から洗礼を受けた。そして天正6年7月25日(1578年8月28日)、父義鎮(宗麟)も臼杵においてジョアン・カブラル神父から洗礼を受けている。

代わって天正12年(1584)一族の浦辺衆(うらべしゅう)ロマーノ岐部が府内へ来て洗礼を受けた。そして自領に宣教師を招き妻マリアに洗礼を受けさせたが、家臣・家族など140人も洗礼を受けている。それから2年たった天正14年(1586)6月13日薩摩国島津義久は大友一族を討たんとしたため12月1日には豊臣秀吉が島津征伐を命じている。そのため宣教師たちは府内から逃れてしまった。

天正15年3月20日(1587年4月27日)の復活祭に府内城主大友義統(おおともよしむね)、岐部城主岐部左近大夫一辰(さこんたゆうかずのぶ)などが豊前国中津でペトロ・ゴメス神父から洗礼を受けている。それから間もない5月23日(6月28日)大友義鎮は津久見で亡くなってしまった。58歳であった。それに12月21日(1588年正月19日)には日本司教座が府内に置かれたが、すでに府内は島津義久から奪回していた。 (続く)

写真 ペトロ・カスイ岐部神父の像(大分県国見町岐部城趾)

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信仰の物語

ふたりの人

信仰とは、祈り、その先にいらっしゃる方に感謝を捧げることだと思う。神様に祈り、旅立って行った人に祈るすべてが感謝につながる。

今までずいぶん多くの先達にご指導を受け、たくさんのことを学んだ。とくに幼い頃、ふたりの偉大な方にお目にかかる機会に恵まれたのは両親のお陰である。

お一人は母校の園長先生である。園長先生は日常のお話の中で必ず「ご両親に感謝してください。今ここにこうしていられるのはご両親のお陰です」そして話の終わりには必ず「先生の話を聞いてくださってありがとう」とおっしゃった。

ある日、父に「学校で一番偉い方がなぜ私たちに『ありがとう』とおっしゃるの」と訊いた。「それは園長先生がご自分の話を聞いてくれたみんなに感謝を述べられたのだよ」と父は答えた。びっくりしたと同時に、私は幼い心に「感謝されることはなんて心地よいものか」と感じた。感謝の意味を深く知ったのはこのときだったと思う。父の敬愛してやまなかったその園長先生は敬虔なクリスチャンで、祈ることの大切さも教えてくださった。母校はその精神を受け入れる方には広く門戸を開いており、クリスチャンでない方もおおぜいいた。

もうお一人は、三島にあるお寺の老師様である。老師様は谷中にある実家の菩提寺によく逗留なさっていた。母に連れられて谷中や三島に伺った折、「嬢ちゃんもこれから大きゅうなってたくさんの人たちと逢うやろう。人の話によーく耳を傾けることじゃ」とおっしゃり、「お母ちゃんほどありがたい人はないのや」と手を合わせていらっしゃった。そして帰りには「来てくれてありがとう」と。

私の記憶では、お座布団にいつもちんまり座って、ゆっくりと話してくださった。成長してから知ったことだが、その老師様が第二次世界大戦当時の政府の上層部に「戦いは無駄なこと。戦争を早く終わらせることが急務だ」と厳しくおっしゃっていたそうである。終戦の詔勅にある「忍びがたきを忍び」という言葉の元は老師様だったとか。

おふたりのお言葉の真意は、祈りと感謝、平和の大切さ、だったと思っている。私にとって偉大なこのふたりは、今でも私の信仰を支えてくださっている。

信仰とは祈ること、祈ることは感謝すること。お祈りほどこの世で自由なものはない。神様に感謝。(匿名 女性)

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私にとっての教会(34)

「神様との巡り合い」

私の両親は、幼い私一人を残して天国へ旅立ってしまいました。「どうして死んでしまったの、どうして死んでしまったの」と、どれだけ呼び続けたか、どれだけ涙を流したか、幼いながら気を遣い、夜お布団をかぶって誰にもわからぬよう泣きました。

小学生の頃、神様を感じるようになり「神様が知っているから」「神様が見ているから」というような言葉を発しては嫌がられたことを覚えています。

神様が「こっちへいらっしゃい、こっちへいらっしゃい」と手招きして下さっているように思いました。

それが実現したのは就職の折、職場の近くにカトリックの教会があったのです。それは、アシジの聖フランシスコ教会でアメリカ人の神父様がいらっしゃいました。またもや神様のお導きに感謝、夢のようでした。

待ってましたとばかり、それはそれは熱心に教会に通い、早速要理の勉強、受洗。受洗は私と元爵位のあった未亡人の方とご一緒でした。霊名はアンナとマリア。私たちは親子関係、私は全ての面でこの方の影響を受け、人間らしく成長させていただきました。

神様との巡り合い、この方との巡り合いに神様への感謝の毎日でした。(河住冨士子 碑文谷教会)

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教会・修道院巡り(120)

『あきる野教会』

どんなとこ

あきる野教会は、東京都の西端、あきる野市にあります。四季を通じて、豊かな自然があり、澄んだ空気と緑、清流の秋川渓谷の入口に位置し、カトリック五日市霊園を背景にした静かな環境と、秋川の山々に囲まれた豊かな自然の中にあります。

発足から献堂式まで

あきる野教会は、1996年5月、東京大司教区の80番目として発足しました。当初は、教会の建物は小さな廃屋(司祭館)でした。日曜のミサはカトリック五日市霊園の集会所を、東京大司教区より一時的にお借りしました。この小さな廃屋の司祭館兼信者室で、4年間かけて旧五日市教会と旧福生教会の撤収から始まり、聖堂の用地選定、聖堂建築に向け所属信者の献身的な活動が続きました。全国の教会・修道会・カトリック諸団体・信者さんに呼びかけて、多くのお金・物・お祈りをいただき、現在の聖堂で2000年4月2日に献堂式を迎える事ができました。この感謝の気持ちを込めて、いつも共同祈願に感謝の祈りと奉仕の誓いを捧げています。

あきる野教会のテーマ

教会発足と聖堂建築をする中で「どんな教会にしようか?」いろいろ話し合い、このような展望を持ちました。(1)墓前教会(亡くなられた方と霊園訪問者に奉仕する教会)(2)自然に囲まれた教会(この豊かな自然を神様に賛美して、静かな祈りや自然の中での活動に奉仕できる教会)(3)手作りの教会(用地申請から始まり信者が手続きし、経費をできるだけ節約する。新聖堂と備品は、全国のカトリック系の団体・信者さんの不要な物をいただきリサイクルをする、清貧を実践できる教会)。

現在、墓地・霊園を訪問する人、教会の子ども会・黙想会・研修・宿泊設備利用など、快適に有効に活用していただけるように、このテーマをさらに、進めています。

あきる野教会の保護の聖人

献堂にあたり候補を二つに絞り、あきる野教会にふさわしい保護の聖人を岡田武夫大司教様に選んでいただき、「墓前教会であるあきる野教会は、すべての人が聖人に召されることを思い起こさせる教会として、共同体を充実・発展させていただきたい」とのお言葉より、保護の聖人は『諸聖人』とされました。

現状
  1. 今年も聖堂、 部屋、 宿泊施設など、 教会学校のキャンプ・練成会・合宿・追悼ミサ・講演会等に多くの方々をお迎えし、 奉仕できた事を感謝しております。 さらに、 ご希望に沿うよう活動します。
  2. 多摩北宣教協力体は、世話人司祭のあきる野教会の稲川圭三神父様のもと、小金井・立川・青梅・あきる野の各教会により構成されています。本年から、より福音宣教の地域連帯を強める活動として、東京大司教区主催『合同追悼ミサ』を11月6日カトリック五日市霊園において、幸田和生補佐司教様の司式により多くの参列者を迎え行ないました。この追悼ミサの準備は、各教会からの司祭・信徒による実行委員会を設け、多くの信者の協力を得て行なわれました。地域の協力体としての特性の把握や、進むべき道の模索を行なう事ができ、今後の各教会の財産となり極めて貴重な経験となりました。
  3. 主任司祭の稲川圭三神父様は、青梅教会も兼任されておりますので、主日のミサは奇数月の第1・3・5日曜日 11時〜、偶数月の第2・4日曜日 9時〜です。

あきる野教会と四季を通じ教会を取り巻く自然が皆様をお迎えします。 (事務係)

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CTIC カトリック東京国際センター通信 第97号

「働く仲間」としての立場に立ち得るのか 法の狭間で -労災番外地-

「現場でケガをして働けない。どうやって生活していけばいいか」。フィリピン人男性のDさんが、肩と腕に金属製の補装具を着けて、戸惑った顔でCTIC亀戸事務所に現れたのは7月中旬だった。

建設現場で下請企業の作業員として働いていた6月に重機とトラックの間に挟まれ、肩の骨を砕かれ、手首を折られ、肋骨も胸にめり込んだ。

短期滞在ビザで数年前に来日し、オーバーステイの状態で働き、母国の妻子に送金していた。中背だが、ケガをしていない手足の筋肉はたくましい。母国では体育教師の資格も持つという30歳代の働き盛りだ。その彼が、CTICのいすに身を縮めて座り込んでいる。

協力拒む事業主

現場から直接救急車で搬入されたため、入院中は半ば自動的に「労働災害」として「療養給付」の手続きがなされたが、事業主の社長が、その後の「休業補償給付」請求手続きに協力してくれない。何とか退院できたものの、まだ腕や肩は動かせず、生活のめどが立たない。幸い、最低限の生活の世話をしてくれる人が現れ、Dさんは辛うじて路頭に迷わずに済んだ。ここからDさんはCTICに駆け込んできた。

社長は最初「労災は適用できない」と言い張った。DさんからもCTICからも、休業補償給付の手続きを進めてくれるように電話や手紙で社長に交渉を重ねた。さらにDさんが社長宅を直接訪問して頼み込んだが、社長はなかなか首を縦に振らない。

社長には、労働法の知識が欠けていることに加え、Dさんへの怒りもあった。Dさんは、被災後、社長が入居の世話をしたアパートの片付けや清掃などを他人任せにして逃げるように転居した。現場では、数人の外国人が働いていたが、皆オーバーステイなので、労災の事情聴取をする警察を怖れて逃げ散ってしまった。いきなり従業員が減り、現場の作業がストップし、元請企業からの信用も落ちた。「Dのお陰で、現場が台無しになった」。社長は吐き捨てるように話した。

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交渉の末に

しかし、たとえDさんらに、日本での常識に欠けたところがあったとしても、Dさんらが弱い立場の外国人であることを知った上、事故の多い現場で業務に就かせて会社を経営していたのは社長であり、その過程で発生した事故について、その法的な後始末をするのは、経営者の責任と言える。

DさんとCTICが何度協力を依頼しても、社長は「Dさんを警察に連れて行く約束がある」などと交換条件とも威圧ともつかない発言を繰り返す。

DさんとCTICスタッフは労働基準監督署を3度にわたって訪ねた。監督官の助言を求め、場合によっては本人のみで請求手続きをする準備をも整え、社長にもその旨を伝え、粘り強く交渉を重ねた。10月に入ってやっと社長とDさん、そしてCTICスタッフの直接会見が実現し、Dさんは事業主の記名捺印などの入った労災関係の書類を社長から受け取り、労基署に請求書を提出することができた。この間、CTICから社長に電話4回、ファックス2通、手紙2通。Dさんから社長に電話4回、直接訪問1回。労災発生から4ケ月が過ぎていた。同月末、給付金がDさんに支給された。

委縮する労働者

労災保険は、労働の実態さえあれば、国籍の違いや在留資格の有無を問わずに適用される強力な労働者保護制度だ。労基署は、保険請求をした労働者を、入国管理局などへ通報することはない。しかし、現場の作業をストップさせられて怒った事業主が「警察」「入管」などという言葉を使えば、滞在資格を欠いた外国人労働者は委縮し、役所と名のつく場所には近寄れなくなる。ましてや、自分で労基署に飛び込むなどということは不可能に近い。Dさんのケースは現場から救急車で搬送されたため、事故発生はごまかしようがなかったが、外国人労働者が被災したケースで「労災隠し」が横行する危険性も大きい。

Dさんに日本の慣習や労働者としての権利と義務を伝えてくれる仲間がいれば、事故処理もスムーズになり、事業主との交渉も感情的になりにくかったかもしれない。しかし、Dさんら外国人労働者には、慣習や権利と義務を知る機会が少ない。残念ながら、本人に「期限付きの出稼ぎ」意識が強いことも多く、ユニオンなど継続性を前提とした労働者コミュニティに自分から入っていくことは少ないのが現状だ。健康で働ければ何とか一人でやっていけた彼らも、ひとたび異国の職場でケガや病気に遭遇すると、恐怖感、孤独感に支配され、それが冷静な判断を妨げ、解決がますます難しくなる。

「働く仲間」 として

「連帯」という美しい言葉を使うのは簡単だ。しかし、外国人労働者と日本人労働者が、時には権利のために共に闘い、時には日本人労働者が外国人労働者に対して「それは日本では通用しない」とはっきり伝えられるような、そんな信頼関係に立ったコミュニティを継続的に営んでいくことは容易ではない。

労働災害と隣り合わせの、建設や製造の危険な職場。日本人の嫌がる「3K」と呼ばれる職場。特別な技術を持たない外国人労働者は、確実な収入を求めてそこに流入していく。彼らが基本的な知識を持つ機会を欠いたまま、国内法の定めた基準を下回る劣悪な環境で働くことは、日本全体の労働環境水準が悪化することでもある。他人事ではない。労働現場で、彼らがどのようにきちんとした「働く仲間」としての立場に立ち得るのか。きれいごとでは済まない、難問が山積している。 (CTICかめいど 宮本信也)

キリーの休日

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投稿募集

東京教区ニュースでは、読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、エッセイ(いずれも600字以内)、写真、イラスト、4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。

「投稿」と明記し、住所、氏名、年齢、電話番号、所属教会を必ず書いてください。

文章に関しては、用語その他で添削することがあります。また、投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15
東京大司教館 東京教区ニュース
FAX: 03-3944-8511
電子メール info@tokyo.catholic.jp でも受け付けています。 

VIVID

黙想会・祈りの集い等

ベタニアで祈る 召命黙想会 「教会のミッションと私」

2006/1/7 (土) 16:00受付、 16:30開始〜1/9 (月) 14:00
ベタニア修道女会 ゲストハウスで (中野区江古田 3-15-2)
指導:星野正道神父
対象:独身の女性信徒 (18〜40歳)
参加費:¥7,000 (2泊3日 食事代含む)
申込み・問合せ:ベタニア修道女会 シスター間野
Tel/03-3228-1133Fax/03-3228-1134

いやしのためのミサ

12/11 (第2日曜) 14:00〜
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940  (次回予定 1/8)
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

W・キッペス神父黙想会

12/2 (金) 18:00〜12/4 (日) 16:00 (12/3 (土) 9:00から参加も可)
汚れなきマリア修道会 祈り・研修の家で
(〒194-0032 町田市本町田3050-1 Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317)
テーマ:「イエスとの関係を深めて」
指導:W・キッペス (レデンプトール会司祭、 臨床パストラルケア教育研修センター所長)
Tel/0942-31-4834 Fax/0942-31-4835 e-mail: info@jesus-online.jp
参加費:下記へ問合せ
申込み:11/22 までにFaxで下記へ
〒253-0006 神奈川県茅ヶ崎市堤 61-7 Tel・Fax/0467-53-4466 (上坂)

マリアの御心会より案内

下記いずれも マリアの御心会で
(〒160-0012 新宿区南元町 6-2 JR信濃町駅下車徒歩2分)
問合せ・申込み:Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089 e-mail:midorif@jca.apc.org
http://www.meisen.org/maria

「来て、 見なさい」

12/18 (日) 14:00〜16:30 (ミサ無)
テーマ:「イエスは世の光」
指導:中見サツ (マリアの御心会会員)
対象:結婚・修道生活・独身生活を選定したい 20〜30代の独身女性
参加費:¥500
締切り:12/15 (木)

聖書で祈る (聖書通読)

毎金曜日 18:00〜19:30
旧約聖書-詩篇
対象:どなたでも

信仰入門

毎火曜日 18:00〜19:30
対象:どなたでも

祈りの集い-コイノニア Jr. 第18回

12/15 (木) 19:30〜21:00
御聖体の宣教クララ修道会 グァダルペの聖母聖堂で
(世田谷区桜新町 1-27-7 田園都市線 桜新町駅下車 徒歩10分)
指導:星野正道神父
対象:20〜40歳位の男女
内容:
19:00 歌の練習
19:30〜21:00 若者のためのカテキズム、 ご聖体のもとでの祈り
自由献金
連絡:Tel/090-7241-6217 志村優 ・・・次回予定 2006/2/9 (木)

祈りの集い 「テゼの集い」

12/9 (金) 19:00〜20:30 (偶数月第2金曜日)
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車徒歩1分
〒102-0085 千代田区六番町14-4
Tel/03-3261-0825 Fax/03-3262-3396) 問合せ:シスター朝日

祈りへの招き -師イエズス修道女会企画による-

下記 1) 2) 3) 典礼センターピエタ2F聖堂で
連絡・問合せ:新宿区四谷 1-21-22 Tel/03-3351-2692
1) 時を祈る…今回で終了、 多くの参加者に感謝
12/1 (木) 18:00〜20:00 「神の家族」
2) 聖体礼拝…ご聖体を囲んでの祈り
12/14 (水) 14:00〜15:00 (毎月第2水曜日)
3) クリスマスの集い
12/10 (土) 15:30〜16:30
みんな一緒に迎えよう

神様ブレイク

12/17 (土) 14:00〜16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
師イエズス修道女会会員と共に待降節第4主日の福音を深読
参加無料
連絡:八王子市戸吹町1490 Tel/0426-91-3236 シスター寺田

グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによる 「聖家族の祝日のラテン語ミサ」

12/30 (金) 10:30〜12:00
カトリック田園調布教会 大聖堂で
(大田区田園調布 3-43-1 Tel/03-3721-7271 東急東横線・目黒線 多摩川駅下車徒歩5分)
司式:竹内正美神父
主催: 「聖歌奉唱団」
連絡先:Tel・Fax/045-402-5131 (藤井)

在世フランシスコ会聖母病院兄弟会例会

*フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場
12/18 (日) 14:30〜16:30
聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:クリスマスを祝う
霊的補佐:福田誠二神父
(フランシスコ会)
費用:自由献金対象:どなたでも
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
備考:初参加者は日時変更の有無確認要

一日黙想会 テーマ:イエスに触れる

2006/1/22 (日) 10:00〜16:00
ノートルダム調布修道院で
対象:20〜30代未婚女性
指導:佐藤直樹神父
(サレジオ会)
参加費:¥1,000
持参品:聖書、筆記具
締切:1/21 (土)
申込み・問合せ:〒182-0034 調布市下石原3-55-1
コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会
Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163
e-mail: prayer3551cnd@hotmail.com
担当:シスター池田洋子・山本三千子

祈りと学び <10回シリーズ> テーマ:マリア -教会の姿-

12/10 (土) 10:00〜12:00 ・・・・教会の原型マリア
2006/1/14 (土) 10:00〜12:00・・・人類の母マリア
(2006/3月まで毎月第2土曜日)
汚れなきマリア修道会 町田修道院で
(〒194-0032 東京都町田市本町田 3050-1 http://marianist.netty.ne.jp/)
担当:シスター小林幾久子
申込み:初めての方はシスター小林へ
Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317
e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp

講座・研修会等

集い・講座の案内

下記いずれも
問合せ:カトリック東京大司教区 アレルヤ会 会長 森脇友紀子
Tel/03-3447-2231
主催:カトリック東京大司教区 アレルヤ会

「クリスマスの集い」

12/16 (金) 13:30〜16:00
ミサ:東京カテドラル地下聖堂で
司式:岡田武夫大司教
集い:関口会館ケルンホールで
参加費:¥2,500 (当日支払)

特別聖書講座

聖書研究 -主日の福音朗読より-
12/1 (木) 13:30〜
神田教会 聖堂で (ミサ有)
講師:稲川保明神父 (神田教会主任) 参加費:¥500

カトリック登り行く人生の会・主催の講座

下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:火・木・土 14:00〜16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

3会場での勉強会

全会場同一条件
時間:13:30〜15:00
申込み不要
会費:¥300〜¥500程度
12/6 (火) 立川教会で 指導:泉富士男神父
12/7 (水) 成城教会で 指導:泉神父
12/20 (火) 三軒茶屋教会で 指導:泉神父

聖書通読講話会

12/3 (土) 13:30〜15:00
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:泉富士男神父
テーマ: 「エルサレム滅亡の経緯について」
対象:会員外もふるってご参加を
世話人:浜端 Tel/0426-23-1469

パッチワーク・キルト同好会

12/8 (木) 11:00〜15:00
ビ・モンタント事務所でホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。 ふるってご参加を
世話人:宮木 Tel/0425-75-2335

気軽に聖書を読む会

12/9 (金) 13:30〜15:30
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:吉山登神父
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読んでみたい人、 聖書研究は堅苦しく思った人、 視点を変えて読み更に信仰を深めたい人
世話人:納 (おさめ) Tel/03-3445-6180

なごみ短歌同好会

12/17 (土) 10:30〜14:30
八王子教会2F和室で
世話人:富永 Tel/0426-74-6230

スピリチュアルケア・ワークショップ

2006/1月〜4月 第4土曜日 9:15〜16:45 (全4回参加できること)
小金井市公会堂で (JR中央線 武蔵小金井駅下車)
テーマ:「魂の叫びを聴き取るための自分づくり」
講師:國枝欣一 (聖母大学非常勤講師)
参加費:¥16,000 (4回分)+資料テキスト代
問合せ:森田 Tel/042-388-3729
主催:NPOスピリチュアルケア東京

テイヤール・ド・シャルダン読書研究会

1/17 2/7 2/21 (火) 19:00〜20:00
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅下車徒歩5分)
テーマ: 「テイヤールの今日的意義」
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
参加無料
教材:当方で用意申込み不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

沖縄基地問題 「辺野古の闘い」

12/13 (火) 18:45〜20:30
講師:平良愛香牧師 (三・一教会)
場所:カトリック麹町教会 (聖イグナチオ教会)
信徒会館 203B (JR・地下鉄四ツ谷駅下車すぐ、 上智大学手前)
参加費:無料
主催:カトリック麹町教会メルキゼデクの会
連絡先:Tel/04-7153-4892 岩田

♪音楽会等♪

オルガンメディテーション -晩の祈りとオルガン音楽-

12/9 (金) 19:00〜19:50 東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:三浦はつみ
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂
Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区

パイプオルガンと朗読の午後 -クリスマスに思いをよせて-

12/11 (日) 14:00〜15:00
カトリック田園調布教会 大聖堂で
(大田区田園調布 3-43-1 東急東横線・目黒線 多摩川駅下車徒歩 5分)
パイプオルガン:久野将健 朗読:高村博子、 倉林みどり
自由献金 (ユニセフを通して世界の恵まれない子どもたちのために寄付)
問合せ:カトリック田園調布教会 Tel/03-3721-7271

東京J.S.バッハ合唱団 第15回定期演奏会

2006/2/25 (土) 14:00開演 (13:15開場 13:45お話 国井健宏神父 (御受難修道会))
東京芸術劇場大ホールで (JR池袋西口)
曲目:J.S.バッハ 「ミサ曲ロ短調」 BWV232
指揮:高橋誠也 ソプラノⅠ:高橋節子 ソプラノⅡ:戸畑リオ アルト:永島陽子 バス:田代和久 合唱:東京J.S.バッハ合唱団
チケット:S席¥4,000 A席¥3,000B席¥2,000 (全席指定)
問合せ:金子 Tel・Fax/03-3351-0705

コンサート案内

下記いずれも
問合せ:Tel・Fax/0424-94-2845 田部 Phs 070-5457-2630
e-mail:jiji@theninjacat.com
主催:アンサンブル 「シャローム」 & 「リーダーターフェル」

第2回感謝のクリスマスコンサート

12/23 (金・祝) 16:00〜 (開場 15:30)
カトリック秋津教会聖堂で (清瀬市梅園 3-14-18 Tel/0424-91-2781)
テーマ:「慈しみと愛と」 他

リーダーターフェル 第44回ボランティア演奏会

〜第12回ベタニアホームコンサート
クリスマスあとの小さな小さなクリスマス!〜
12/27 (火) 14:30開演 (14:00開場)
慈生会で (中野区江古田 3-15-2 Tel/03-3387-3388)
指揮:山下晋平
テーマ:「慈しみと愛と」 他

コンサート案内

下記いずれも
問合せ:東京純心女子大学事務局
〒192-0011 八王子市滝山町 2-600
Tel/0426-92-0326 Fax/0426-92-5551
http://www.t-junshin.ac.jp/univ/
入場無料(先着800名) 予約不要

天使のコンサート

12/16 (金) 18:30〜 (開場18:00)
八王子市芸術文化会館いちょうホール大ホールで
曲目:グレゴリオ聖歌他

クリスマスコンサート

12/18 (日) 14:00〜(開場13:30)
東京純心女子大学江角記念講堂で
曲目:グレゴリオ聖歌他

「VIVID」

★1・2月号(No.229)は、12月26日(月)発行、1月1日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切:11月20日(日)

★3月号(No.230)は、2月27日(月)発行、3月5日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切:1月22日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたは電子メールで下記住所までお送りください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
tachi@tokyo.catholic.jp