お知らせ

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東京教区ニュース第227号

2005年11月01日

岩の上に教会を建てる 子どものミサを開催

10月9日、 教区の子どもミサ(教会学校委員会主催)が岡田武夫大司教の司式によって行なわれ、 約36の教会が参加し、 会場となったカテドラルには子どもとリーダー合わせて700人以上が集まった。

中央の祭壇には 「あなたはペトロ。 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる」 と書かれた横断幕。

ミサの福音朗読として選ばれたのはマタイ16章13-17節。 岡田大司教は、 「皆さん、 ようこそマリア大聖堂におこしくださいました。 今日はペトロについて学びましょう」 と子どもたちに語りかけられ、 司教として身に着けている、 杖と帽子、 指輪などについて説明された。

ミサの後半、 感謝の典礼に入ると紙で作られた手作りの教会堂が奉納された。 子どもたち一人ひとりの手から岡田大司教に渡され祭壇を飾った。

また、 主の祈りでは、 岡田大司教が 「隣の人と手をつないでください」 と呼びかけられ、 全員が心をこめて祈った。

ミサ後、 屋外で行なわれる予定だったレクリエーションは雨のため急遽、 聖堂で行なわれた。

レクリエーションでは劇が披露された。 なにをやっても失敗ばかりのスマイルという名前の天使。 両親から 「あなたは神様がくださった大切な子どもです。」 と聞かされ笑えなかった自分を反省し、 どんなときでもスマイルを忘れないで感謝できる人になることができたという内容。 リーダーたちの熱の入った演技に会場からは盛大な拍手が送られた。

最後に子どもミサ実行委員長の稲川圭三神父に感想を聞いた。 「一番すごいのは自分たちよりも先にイエスさまを信じた人たちがいたという事。 そのことを忘れないでほしい。 この伝承こそ今日のカトリックを支える礎となったことを感謝したい。」

雨模様の初秋の空の下、 子どもたちの笑顔がこぼれた一日だった。 (小塚由利子)

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もうすぐ聖書週間

関口、 麹町でパネル展示 ビデオの上映も

毎年11月の第3日曜日から第4日曜日まで 「聖書週間」 となっている。 今年は11月20日より27日まで。

「神の愛を知り、 神の心を受け取るために、 わたしたちは新約聖書を神の言葉として読み、 大切にします。 『聖書週間』 は、 すべての人、 とくに信徒が、 この聖書に 『より関心を持ち、 親しみ、 神の心に生きる』 ようになるための週間です (中央協議会発行 教会情報ハンドブック2005より引用)。」

日本聖書協会はこの2年ほど聖書週間の期間中、 関口教会と麹町教会 (イグナチオ) を会場にパネル展示とビデオの上映を行なっている。 今年は関口教会の会場では 「創世記 天地のはじめ」 のパネル展示とビデオの上映が、 また麹町教会の会場では同教会のステンドグラスにちなんで 「知恵と愛のことば」 というテーマで、 エステル記・ヨブ記・雅歌・ヨナ書・ユディット記・トビト記などのパネル展示とビデオの上映が予定されている。

なお、 ビデオの上映場所と時間については直接会場となっている教会にお尋ねください。

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11月20日はミャンマーデー

東京教区は1954年より長い間ドイツのケルン教区から経済的な援助をいただき助けられてきた。 そして 「自分のことだけを考えるのではなく、 他国の苦しむ教会に眼を向ける」 というケルン教区の精神にならって1979年よりミャンマー の教会の援助を始めた。

毎年11月の第3日曜日を 「ミャンマーデー」 とし、 ミサのなかでミャンマーの教会のために祈り、 献金をする。 集められた献金はミャンマーの教会の援助にあてられる。

現在、 ミャンマーの大神学生の数は240名を越えている。 しかし、 現神学校の建物は老朽化しているうえ、 収容できる人数も少ない。 すでに神学校の施設建設は始まっているが、 建設のための資金は援助に頼らざるをえない状況にあり、 東京教区の援助を希望している。東京教区はケルン教区と協力して神学校建設支援を進めている。

今年は11月20日 (日) がミャンマーデーにあたる。 岡田武夫大司教は祈りと献金の協力を呼びかけている。

新しい神学校のためのミャンマーデー募金

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現在のヤンゴン大神学校は1956年に8人の学生で始められました。 前にマレーシアに司祭養成所ができましたが、 地方の教会の成長にともなって地方の神学校が必要になりました。 はじめにいた8人の学生に他の候補者が加わって、 その人数は急速に増加しました。 その間この成長に間に合わず、 聖堂と食堂と教室として使用する仮りの建物が建造されました。

1983年に収容力が充分でなくなったので、 大神学校は2つに分けられました。 哲学を学ぶ始めの2年間はマンダレー近くの北部へ移され、 神学を学ぶ残りの4年間はヤンゴンで続けられることになりました。 この移転で、 しばらくの間、 神学校にかかるプレッシャーをしのぎましたが、 今また状況は困難になりました。 80人の学生のために建てられた宿舎は今、 120人であふれかえっています。 仮の建物は、 30年前から建て替えられておらず崩壊寸前です。

ミャンマーの司教様たちは、 バチカンの承認を得て、 数年前に新しい神学校が必要であると決定しました。 しかし、 この国の政治的、 経済的状況から、 何年間も何もされずに来たのです。 ミャンマーの教会は忍耐と希望に非常に恵まれています。 そうして遂に彼らの祈りは聞き入れられました。 昨年、 広い土地が購入され、 新しい神学校のための準備が現在、 進んでいますので、 いつか240名の学生を収容できるようになるでしょう。

ミャンマーの教会は、 その経営について大きな困難に直面しています。 それというのは、 人々に充分な食糧を確保し、 村の子どもたちに教育を受けさせて、 大きくなっていくカトリックの共同体が、 よい指導者を持つことです。 新しい神学校はミャンマーのカトリック教会の未来にとってカギとなる役割を果たすでしょう。 はじめは司祭養成のために、 ふさわしい場所を準備することを目的としていましたが、 土地が広くて立地条件がよいので、 修道女と信徒の養成にも役立つカトリック・センターになると思われます。

岡田大司教様は、 2004年1月に当時のヤンゴン神学校を訪問なさったとき、 神学生たちの情熱と献身に非常に感動されました。 とても辛い状況においても、 彼らは学ぶことと信仰について熱心なので、 成長する教会のよいリーダーになることでしょう。 新しく叙階された司祭たちは、 ミャンマーの村や山へ出かけて行って、 新しいカトリック共同体の基礎となる”生きている岩”になるでしょう。

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毎年 「ミャンマー・デー」 には、 ミャンマーの教会のために特別献金と祈りが行なわれます。 集められたお金は、 大神学校の運営――主として神学生の食事と書籍を供給するため――と建物のメンテナンスに使われています。 過去3年間、 このお金は新しい神学校のためにとって置かれ、 新しい建物のために使われることになっています。 新築される神学校は240名以上の学生を収容することになるので、 非常に費用がかかると思われます。 しかし、 土地と建材と労働にかかる費用はミャンマーでは高くないので、 少ない金額で、 たくさんのことができます。 今までにいただいた献金は、 新しい神学校のための、 最初の基金を提供するために欠かせないものでした。 今年もまた私たちの献金と祈りは、 生き生きしたミャンマーの教会のために、 生きている岩を作り出す神学校の建設に役立つでしょう。 (海外交流委員会 レオ・シューマカ)

エッファタ

「全世界に行って、 福音を伝えなさい」 という要請を受けたとき、 果たして11人の弟子たちは、 福音の真の意味を理解していたのだろうか。 福音書を丁寧に読んでいくと、 その時点では、 理解していなかったのではないかという否定的な答えが出てきてしまう ▲その派遣の言葉の直前で、 マタイも弟子たちの中に疑う者もいたと記し、 マルコも、 キリストが彼らの頑なな心を咎めたと記している。 さらに、 ルカは、 キリストがご聖体を制定したその直後、 彼らは誰が自分たちの中で一番偉いかと論じ合ってしまったと記している。 ご聖体の制定は、 キリストの限りない愛の証である。 その制定の直後に自分たちの上下にこだわる弟子たち。 彼らが福音を理解していたとは到底言えないし、 そんな彼らが、 十字架の下にとどまれなかったのも、 当然なことである ▲しかし、 一方で、 マリア・マグダレナや罪女と蔑視されていた女性などなど、 キリストと出会い、 キリストこそ自分の人生の力、 光、 支えとした人々がいる。 福音書の中にこうした人々とキリストとの出会いのエピソードが記されているということは、 初代教会がそうした人々の体験と信仰生活に敬意を示し、 弟子たちも、 そうした人々から福音のありようを学んだということを明らかにする ▲現代の聖職者たちも、 複雑な現実の中で必死になって生きている信徒の生活に耳を傾け、 そこから生きた福音の姿を学ぶ必要があるのではなかろうか。 (MK)

初の合同堅信式を開催 東葛飾宣教協力体

大司教との懇談も

9月23日、 松戸教会にて東葛飾宣教協力体発足後、 初めての合同堅信式が岡田武夫大司教によって行なわれ、 山内春治神父・松永正男神父 (亀有)、 小川拓郎神父、 中村克徳神父 (共に豊四季)、 宮下良平神父 (松戸) が共同司式した。 亀有・松戸・豊四季の3つの聖堂共同体および修道会から200名を超える人々が参加、 30名の信徒 (亀有7名、 松戸13名、 豊四季10名) が堅信の秘跡を受けた。 大勢の信徒が聖霊の助けを願う中、 大司教が受堅者一人ひとりに按手しながら聖香油で額に十字架のしるしをし、 秘跡を授けられた。

ミサの後、 ルルドの前で大司教・司祭団・受堅者が勢ぞろいし、 記念撮影が行なわれた。 正午頃、 会場を地下ホールに移し、 受堅者のお祝いと3教会信徒の交わりのパーティーが行なわれた。 大司教や神父、 受堅者、 信徒があちこちで語らい、 笑い声が上がり、 会場は和やかな空気に満たされた。 パーティー後、 大司教と宣教協力体委員との懇談の場も持つことができた。 昨年の合同ミサに続き2回目の合同行事も盛況で、 宣教協力体のきずなが太く強くなっていることを実感した。 ミサ中の共同祈願で祈ったように、 イエス・キリストによって集められた私たちが、 堅信式ミサ・交わりにより得たものを大切にし、 今後、 教会、 社会、 学校や家庭の中で聖霊の働きによって神の御心にかなう道を力強く歩むことができるよう、 宣教協力体の交流をますます深めていきたい。 (松戸教会 竹岡義夫)

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合同ミサとイベント 北文京宣教協力体

9月23日 (秋分の日) に北文京宣教協力体 (赤羽、 本郷、 韓人、 関口) の合同ミサとイベントが赤羽教会で行なわれ300名を超える参加者があった。

「とにかくそろそろはじめてみませんか。 一つになるために」 をテーマに掲げた今回の集まりに向けて同宣教協力体の委員たちは隔月ごとに会議を開き準備を進めてきた。

当日は、 幸田和生補佐司教を迎え、 各共同体の主任司祭、 助任司祭らによる共同司式のミサから始まった。 ミサの奉仕も4共同体合同で行なわれ、 韓人教会の参加ということで第2朗読、 拝領の歌は韓国語で行なわれた。

ミサが終わると子どもたちは外に出てゲームを楽しんだ。 大人たちは昼食会場にあてられた信徒ホールに移動し、 食事と和やかな歓談となった。

昼食の後はいよいよイベントの開始。 赤羽教会の宮近栄 (みやちか さかえ) さんの名司会によって各教会の紹介と出し物が披露された。 教会紹介はパソコンとプロジェクターを駆使した視聴覚的な構成でどれもわかりやすい内容で好評だった。

各教会の出し物は聖歌の合唱や独唱、 ロックバンド、 寸劇、 踊りなど多彩なものだった。 特に皆が盛り上がったのは韓人教会の信徒による踊りだった。 民族衣装に身を包んだ女性たちが太鼓と鐘という単純な楽器の演奏に合わせて踊る姿は力強く、 そして優雅であった。 会場のあちこちから何度も歓声や拍手が起こるほどだった。 踊りの後に韓人教会の信徒会長の金正翊 (キム・チョン・イク) さんが韓国の踊りについて詳しく解説してくれた。

最後は会場となった赤羽教会の主任司祭、 古川和雄神父の閉会の祈りで協力体としての初めての合同行事は終了した。

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協力体からのリポート 千葉北東部宣教協力体

「いのちと死」 テーマに合同黙想会を開催

宣教協力体発足から2年。 各協力体では見直しが始まっています。 行事だけでいいのか、 長い名称はこのままでいいのか。 協力体の本当のあり方を問うなかで、 千葉北東部では、 黙想会の形で 「いのちと死」 をテーマに語り合った。

本音で迫ろう死と葬儀

「高度老齢化時代というが、 自分たちは準備ができているのか。 お迎えはいきなり来るよ」 「信徒として、 日本の市井人として、 死と葬儀について本音で迫っては」。 企画は、4月に佐原教会で、 聖堂共同体共催で初の 「合同ミサ」 を行なった直後から、 立てられました。

互いに100キロ近くも離れており、 隔月で一番近い佐原に集合。 時には世話人司祭の習志野教会に集まって話を煮詰めました。 「テーマがストレート過ぎる、 暗すぎる」 「いや、 その受け止め方は教会的ではない、 間違っている」。

隔月の協力体協議会とその間を縫うようにして開かれる議事運営委員会で議論百出。 いつも議論をリードする加勇田剛也さん (習志野教会) などは、 「今度の開催地は銚子だけど、 お年寄りに房総半島を横断していらっしゃい、 というの?」 と疑問をぶつけられるや、 サッサと 「うちはバスを仕立てますから」 と、 ケロリ。

テーマに沿った?顔ぶれ

こうして 「敬老の日」 直前の9月17日 (土)、 千葉北東部宣教協力体 (銚子・佐原・成田・習志野) は、 醤油と漁業で知られ、 天気予報でもお馴染みの銚子市にある銚子教会で、 同宣教協力体としては4月29日に続く2度目の合同ミサと共に、 深刻なテーマ?の黙想会に敢えて挑戦することにしました。

参加者110名 (習志野50、 成田28、 銚子25、 佐原7)。 50・60・70歳台が9割、 それに80、 40、 20歳台が数人。 フィリピンやメキシコの人たちも数名が参加。

「敬老層を中心に、 との予定は当ったね」 とは、 同協力体の議事運営委員長としてこの企画を推進した一人、 高木時雄さん (成田教会) の感想。

いわば、 テーマに添った顔ぶれだったわけです。

専門家は呼ばないで

初めて宣教協力体主催、 と謳うことができたPRポスターのテーマ欄には、 こう書かれています。 「いのち (副題 葬儀、 葬儀の典礼、 死の準備)」。

当日の講師には死生学の専門家等は呼ばず、 手作りで、 ということで衆議一決。 ミサの司式をお願いする江部純一師 (習志野教会主任)、 ゴメス・エンリケ師 (銚子教会主任) のお二人に、 黙想会の講話とミサ中の説教を、 それぞれ分担していただくことに。

当日の福音は、 種まきのたとえ話。 エンリケ師は説教で、 「道端と石地と茨の中と良い土地だけでなく、 私たちには皆もっとバラエテイーに富む、 神様の言葉 (種) が蒔かれています。 私たちは目を覚まし、 それに気付きましょう」 と、 呼びかけられました。 またミサの間に12名の病者の塗油の秘跡が行なわれました。

昼食の後1時から始った講話で江部師は、 (1)神戸児童殺害事件(2)自殺を巡る瀬戸内寂聴さんのエッセー(3)子供と 「死の教育」 についての新聞企画記事(4)”死を管理する”つもりの現代医療を鋭く突く精神医学者・大原健士郎さんの著書紹介など、 資料を全員に用意し、 渾身の講話をされました。

内容豊富な質疑応答

ところで、 会場の銚子教会聖堂は110名でちょうど満席。 椅子は全部木作り。 3時間を超えるとややキツイのですが・・・。 さすがに講師の話はピタリ2時に終了で、 全員 「ホッ」。

しかし、 それからの質疑応答はお尻の痛さを忘れるほど、 内容豊富でした。 以下は、 順不同ですがその概略と要点です。

1.信徒でない人の葬儀は可ですか? (無論、 可。 日本では本家・分家などまだややこしい場合もありますが)
2.教会用語 「葬儀、 葬式、 通夜、 追悼式」 は正しい? (葬儀、 葬儀ミサと告別式、 通夜、 追悼式、 いずれも使います)
3.流行の散骨式は、 可ですか? (問題ない)
4.最近、 煉獄を念頭の祈りをしませんが? (祈るのはよいことです)

ほかに6人ほどの意見や体験披露があり、 それぞれに感銘を受けた一時間でした。

最後に立った佐原教会の信徒から、 病苦と戦いつつ使命を全うされ、 昨秋に帰天された同教会10代目主任の故・杉田稔師最後の模様が率直な言葉で披露され、 一同感激のうちに会を閉じました。 (新田三千典 成田教会)

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WYDに参加して

8年間の準備

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テーマである 「わたしたちはイエスを拝みに来たのです (マタイ2・2)」 の東方の3博士のように、 星に導かれて参加し、 「別の道を通って自分たちの国へ帰って行った (マタイ2・12)」 で終わったワールドユースデー・ケルン大会。

97年、 フランス大会に参加した友だちから話を聞いて、 「いつか、 WYD参加したい」 と思った私は、 今回初めての参加だったにもかかわらず、 準備は 「8年間」 もしたことになる。 そんなに長く準備したWYDだったので、 誰よりも実りのある大会にしようと思った私は、 少し興奮していたし、 自信まで持っていて、 「一人でも多くの人と出会い、 別の道を探す」 という目標も立てたのである。 それに従って、 行く前にもさまざまな準備会に参加し、 「人と出会うことを続けられる力をください」 と祈った。

しかし、 実際にWYDに参加してみると、 言葉や時間の問題もあったし、 時間があったとしても精神的に疲れていて、 手を差し伸べる力がなかったのである。 また、 WYDが終わろうとしても別の道は見えず、 だんだん不安になってきたのである。

私の考えは間違っていた。 私は今まで 「出会い」 というものを、 「広い出会い」 と 「深い出会い」 の2つに区別していて、 人と出会うときにはどちらかを選択しなければならないと思い込んでいたのである。 だが、 この旅でさまざまな国、 地域、 性格、 個性を持った人たちと出会い、 相互理解と勇気さえあれば 「広くて深い出会い」 ができるという可能性を発見したのである。

出会いに必要で大切なのは、 人と出会い続ける 「力」 ではなく 「勇気」 なのである。 また、 「別の道」 は目に見えるものではなく、 心に見えるものであって、 その答えは常に神様が教えていたのを私自身が気づいてなかっただけだったのである。

大会期間中、 電気製品を使わず (特に携帯電話)、 プログラムに沿って行動し、 3食与えられたものを食べ、 何げなく待つ時間が長かった17日間の生活は、 ゆっくりと人間本来の姿や物事を真剣に考える 「余裕」 を持たせたのである。 また、 憎しみや不満などがあるとすぐ怒ってしまう性格が、 「喜び」 や 「感謝」 の気持ちに変えられる不思議な恵みをいただいたのである。

これから私は、 星を眺めるだけで終わるのではなく、 東方の3博士のように行動に移さなければならない。 また、 このWYDでの多くの恵みのなかで、 特に 「出会い」 に充実し、 私自身がまわりの人を導く星にならなければならない。

「神さま!人と出会うときに、 疲れることなく続けられる勇気をください。 アーメン」

(温 榮鎬)


 

講演と分かち合い
イエスの集い・安らぎの集い
講師 小宇佐 敬二師
東京教区社会福音部長

日 時 2005年11月27日 (日)
10:00 ミサ ~ 11:00 講話 ~
昼食 (各自) ~ 13:00 分かち合い
場 所 立川教会
参加費 無料
問合せ Tel/03-3943-2301 (教区本部)
主催 カトリック東京教区福祉委員会


 

パキスタン北部地震
被災者救援募金のお願い
通信欄に”パキスタン地震災害被災者支援”
とご明記ください。
郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:カリタスジャパン

社会福音部

平和のために何ができるか?平和旬間のアンケートより(2)

平和旬間の期間中に参加者の皆様から寄せられたアンケートの中から、 表題についての回答を、 前回このコーナーで紹介させていただきました。 またこれまで行なってきた 「平和のつどい」でも、 同様のご意見をいただいてまいりました。 今回はその両方のアンケートから平和を実践するヒントを抜粋してみようと思います。 なお表現につきましては、 担当者の責任において若干の修正を加えました。

「いま子育て中の母親です。 自分のことも、 他の人のことも大切にできる心を育てることが私の平和活動だと思っています」
「世界平和も家庭から始まる。 まず家族単位で考えてみる必要がある」
「孫に平和憲法を渡せなくなるのは理不尽。 こう考えると、 将来を見すえた活動を起こすことができる」
「平和のために働くことによってイエスを識(し)る」
「社会的な視野に立った神学教育が必要だと思う」
「他の人がどのような活動をしているかを知りたい。 情報を得た上で、 一人ではなく皆で活動したい」
「貧しい人、 弱い立場におかれた人が中心になる社会の実現を目指して生きる」
「各教会・小教区を基礎として平和について伝える、 考える」
「沖縄の現実を知り、 そこから日本と世界を見つめなおす」
「心や体の動きで表現できる平和運動が、 もっと必要だと思う」
「平和の問題と信仰との関係についてもっと深めたい」
「同じアジアの中国・韓国の青年たちの話を直接きけてよかった。 やはり話し合うこと以外に、 理解し合う道は生まれてこない」
「三人称ではなく一人称で! 自分自身のこととして!」
「平和は、 きっと自然の大切さと関係がある」

このコーナーでの特集はこれで終わりますが、 さらに詳しくご覧になりたい方は、 東京教区ホームページ「社会福音部」 をご覧ください。 (堤 英明)


 

山上卓樹・カクと武相のキリスト教
―響きあう信仰と運動―
2005年10月8日 (土) ~11月23日 (水/祝)

町田市立自由民権資料館
町田市野津田町897 042-734-4508
開館時間 9時~17時 (入館は16時30分まで)
休館日 月曜日 入館無料
会場 自由民権資料館 企画展示室
交通 鶴川駅—0番バス乗り場より
野津田車庫行・本町田経由町田行で
「綾部入口」 下車
町田駅—小田急北口POPビル先の
21番バス乗り場から野津田車庫行・本町田経由
鶴川駅行で 「袋橋」 下車

CTIC カトリック東京国際センター通信 第96号

「愛・地球博」 の落し物

愛知県で開催されていた 「EXPO2005愛・地球博」 が予想を上回る来場者数を記録し、 9月25日に閉幕した。 成功裏に終わったとの報道が多い中、 次の記事が目に止まった。

失踪者33人

「25日に閉幕した愛知万博 (愛・地球博) の期間中にイベント出演などで入国した外国人のうち8ケ国の男女計33人が失踪し、 一部は不法滞在の状態になっていることが27日、 愛知県警の調べで分かった。 県警は、 失踪者が国内で不法就労している疑いもあるとみて行方を捜している。 調べでは、 失踪者の国籍はインドネシア、 インド、 パキスタン、 スリランカ、 ネパール、 ナイジェリア、 セネガル、 カメルーンの8ケ国。 最多はインドネシアの20人で、 9月1日にイベントのためダンサーとして入国。 イベント後に連絡が取れなくなり、 帰国予定だった今月中旬にも、 ほかのスタッフとの待ち合わせ場所の中部国際空港に現れなかった。」 (共同通信 9月27日)

上記の数字に含まれているか不明だが、 CTICにも複数人の 「失踪者」 と呼ばれる方々からの相談があった。 その中に、 難民認定申請希望者がいた。 その対応において、 改めて、 日本における難民の受け入れ態勢の貧しさを実感した。

難民認定希望者を受入れる施設がない

名古屋のカトリック団体にまず保護された難民認定希望者2人は、 申請手続きなどのために上京することになった。 所持金はほとんどなく、 名古屋の支援団体からの支援で、 ホテルに宿泊し、 新幹線に乗ってきた。 東京駅で出迎え、 難民申請の支援活動を行なっているNGOに同行した。

日本の難民認定制度の現状を説明し、 母国での迫害の状況を聞きとった。 一人は未成年者で、 「両親は人権活動家で、 母親は当局に逮捕され、 父は既に母国を出国して連絡が取れない」 という。 父親の代わりに、 当局に逮捕される危険性があったために、 父の友人と出国したらしい。

現在、 難民認定希望者に対しての公的な支援は、 難民申請後に外務省の予算からなされている。 それは、 「生活保護の水準」 以下で、 しかも、 4ケ月という期限付きである。

世界第2位の予算を、 国連を経由して、 難民支援に拠出している日本であるが、 自国に保護を求めてくる者に対して、 なんともお粗末で、 ちぐはぐで冷徹な対応であろうか。

しかも、 申請前の段階では、 この援助も望めず、 民間の支援団体が細々と対応しているのが現状である。

とりあえず、 2人をある修道院のご厚意で受け入れていただいた。 その間、 申請に必要な情報を聞き取り、 書類作成に取りかかった。 いよいよ、 書類も整い、 翌日入国管理局へ出頭することになったとき、 一人が高熱を発し、 ブルブルと震えていると保護をお願いしている修道院から連絡がはいった。 念のため、 熱帯医療にも対応できる病院を捜し受診した。 その結果、 脱水症状を起こし、 髄膜炎の疑いもあったため、 緊急入院となった。 順調に回復し退院することができたが、 医療費は全額自己負担のため、 約10万円もかかってしまった。 難民申請前の病気であったため、 公的支援を受けられず、 カトリックの団体から支援をお願いした。

現在2人は、 外国人用の簡易宿泊施設に身を寄せ、 不自由な生活を余儀なくされている。 一時的に、 外務省の関係するシェルターに入所したが、 職員との心情的な行違いで出てしまった。

続くときは、 続くもので、 前述のケースが一段落したときに、 同じようなケースが舞い込んできた。 また、 当面の宿泊場所探しから始めなければならない。

難民認定申請者は増加傾向

法務省の統計によると、 昨年難民認定申請を行なった人は426人。 前年より90名多く、 年々増加の傾向にある。 一方、 認定されたのはたった15人。

認定されるのに、 申請から一年以上かかり、 10年以上たっても結果が出ない場合もある。 その間、 法的地位は不安定で、 生活の保障もなく、 就労も原則禁止されている。 また、 超過滞在者の状態での申請者は、 いつ収容、 再収容されるか分からない不安に置かれることになる。

6月に来日した、 人権擁護NGOのアムネスティ・インターナショナルの事務総長は、 日本の難民政策について 「独立して調査する機関がなく、 手続きが不透明。 認定手続き中に平均13ケ月も難民申請者を収容しておくことも問題」 と指摘した。

それと共に、 申請者がゆっくりとその結果を待つことができる生活環境が確保されていない。 迫害され、 生命の危険を逃れてやっとたどり着いた私たちの国で、 彼らに安心して生活する環境を用意するのが急務である。

難民申請者の実に9割以上は、 東京入国管理局管内 (東京、 神奈川、 埼玉、 千葉、 茨城、 栃木、 群馬、 山梨、 長野、 新潟) でなされるという、 東京教区に求められていることは大きい。

(目黒事務所 有川憲治)

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私にとっての教会(33)

西田正純(小金井教会)

何かに導かれて

教会、 それは紆余曲折を経ながらも来るべくして来る所だった。 50代半ばの今、 そんな気がしている。

万年求道者だった母に連れられて入った幼稚園がプロテスタントの教会付属で、 それが教会との出会いだった。 小さな私は、 お祈りするとイエス様が来て下さると言われ、 合わせた指の中を素直に覗き込んでイエス様を探していた。

次の接点は中学生の頃、 担任の教師がたまたまクリスチャンで、 勧められて入ったYMCAサークルの関係でプロテスタント教会に通うようになった。 しかしそれは礼拝の後、 同じ年頃の子供たちとする卓球が楽しかっただけかもしれない。

高校以降、 求道者のまま煮え切らない母に反発を感じ教会は離れたままになっていた。 しかしそれでも、 そこに 「何か」 があるとは感じていた。

その後も、 就職先の同僚がカトリック信者で、 旅先で初めての教会を親しく訪ねる姿に驚いたこと。 思わぬけがで手足が麻痺し、 車椅子での生活訓練のため入所した施設で、 仲間にシスターが訪問する様子に何か近寄り難い思いを抱いたこと。 知り合った女性がなぜか信者だったこと。 陰に日向に教会の影があった。

そして、 その女性は妻となり、 今私は信者として教会に居る。 それは私自身が特に選んだ訳ではなく、 何かに導かれたとしか思えない。 何もせずして恵まれた今、 障害者の自分が為すべきことは祈りに集中することか、 ほかにも何かあるのか、 思い巡らす毎日である。

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教会・修道院巡り(119)

『府中教会』

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はじめに

府中は武蔵の国の国府が置かれ古くから多摩地区の中心地として栄えてきました。 象徴ともいえるのが馬場大門けやき並木ですが、 府中教会は京王線府中駅を下車して大国魂神社と反対方向にけやき並木を約7分歩いたところにあります。 駅からのアクセスのよさは府中教会の特徴の一つです。

生い立ちから現在まで

府中教会は昭和53年 (1978) にミラノ外国宣教会の本部付属聖堂として建設され、 7月16日に献堂式が行なわれました。

当初、 ミラノ会付属聖堂として小金井小教区の中にあった府中教会ですが、 平成2年 (1990) に信徒の要望に応えて、 白柳誠一大司教より府中地域の小教区の設立が認められ、 「聖家族」 に捧げられた東京教区76番目の小教区になりました。

小教区スタート時の主任司祭はジュセッペ・ピアッツィーニ師。 2代目はチェレスティーノ・カヴァニャ師、 現在の東京教区事務局長です。 現在の主任司祭は3代目でパスカーレ・ヴィンチェンツオ師。 いずれもミラノ外国宣教会の神父様方です。 ミラノ外国宣教会の本部は多摩市聖ヶ丘に移転しましたが、 現在のアルベルト管区長をはじめミラノ外国宣教会の神父様方には大変お世話になっています。

現状・環境

設立の経緯から当初は他の小教区に所属していた信徒の小教区発足から転入が開始され、 平成2年12月末で信徒数300人。 現在の信徒数は762人の規模まで大きくなりました。 歴史のある教会に比べまだまだ小さな教会ですが、 若い家族と子供たちの多い家族的雰囲気の教会です。 第3日曜日には外国から来られた方たちのために英語のミサを行なっておりますが、 この方たちとの交流のため年に2回合同のインターナショナルミサを行なっています。 タガログ語、 韓国語、 英語、 ザイール語、 日本語などの聖歌をともに歌い、 終わってからは多国籍料理パーティーが恒例です。

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共同体

府中教会は近隣の調布教会、 多摩教会と 「多摩東宣教協力体」 を結成しています。 活動実績としては2004年6月20日に岡田武夫大司教をお迎えして調布のサレジオ神学校体育館をお借りして3教会と地区の修道会による初の合同ミサ 「私たちの始めの一歩」 を行ないました。 本年2005年7月18日 (海の日) には府中教会において3教会の交流ミサを、 府中教会の若者たちのグループ 「グローリービー」 の演奏によるフォークミサで行ないました。 当日の流しソーメン大会やサッカー交流試合などで宣教協力体の結びつきは一段と緊密になりつつあります。

(冨山 武志)

第37回 神学院 ザビエル祭

11月23日 (祝) テーマ 感謝の心

プログラム 10時 ミサ (開始) ~14時半 (終了)
12時半~13時半 講演会
講師 後藤文雄神父 (神言会司祭。 カンボジア支援に長くかかわる)
各種企画 ぎんなん、 古本、 お化け屋敷、 院内めぐり、 神学生ビンゴ、 子ども企画、 野菜、 手作り小物、 展示、 ステージ、 キリスト教関係書

■ 年に一度のオープンキャンパスです。 物心両面にわたる支援への 「感謝の心」で、 皆さまをお迎えいたします。 どうぞお出かけください。
■ お車での来院はご遠慮ください。
■ 食事販売は数に限りがありますので、できるだけご持参ください。
■ お問い合わせ 東京カトリック神学院 03-3920-2121

2005年
召命祈願のための合同ミサ

日 時 11月13日(日) 午後2時
場 所 東京カテドラル聖マリア大聖堂
主司式 岡田武夫大司教

ミサ終了後、 関口会館ケルンホールで東京神学院および修道会の神学生を交えて、 懇親のパーティーを開きますので、 皆さんご自由にご参加ください。 東京教区一粒会

キリーの休日

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■ 投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。 「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。

文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)、
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

いやしのためのミサ

11/13 (第2日曜) 14:00~
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

一日黙想会

テーマ:イエスに触れる
11/13 (日) 10:00~16:00
ノートルダム調布修道院で
対象:20~30代未婚女性
指導:千原通明神父 (イエズス・マリアの聖心会)
参加費:\1,000
持参品:聖書、筆記具
締切:11/12 (土)
申込み・問合せ:
〒182-0034 調布市下石原3-55-1コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会
Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163
e-mail:prayer3551cnd@hotmail.com
担当:シスター池田洋子・山本三千子

信徒のための黙想会

11/26 (土) 17:00~11/27 (日) 16:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院 (黙想の家) で
テーマ:「かれらは心を一つにして、 家ごとに集まってパンを裂いていた」
指導:冨来正博神父 (マリア会)
参加費:\5,500
申込み:11/23 (水) までに下記へ
汚れなきマリア修道会 シスター高尾
〒194-0032 町田市本町田3050-1 Tel/042-722-6301
Fax/042-725-6317

マリアの御心会より案内

下記いずれも マリアの御心会で
(〒160-0012 新宿区南元町6-2 JR信濃町駅下車徒歩2分)
問合せ・申込み:Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089
e-mail:midorif@jca.apc.org
http://www.meisen.org/maria

「来て、 見なさい」

11/27 (日) 10:00~16:30 (ミサ有)
テーマ:「聴き・従う」
指導:ジョン・ジョセフ神父 (イエズス会)
対象:結婚・修道生活・独身生活を選定したい20~30代の独身女性
参加費:\1,000 (昼食代含む)
締切り:11/24 (木)

聖書で祈る (聖書通読)

毎金曜日 18:00~19:30
11月 旧約聖書 「詩編」
対象:どなたでも

信仰入門

毎火曜日 18:00~19:30
対象:どなたでも

青年男女のための黙想会

神との親しさを生きる-神のまなざしの下で-
11/19 (土) 16:00~11/20 (日) 16:00
上野毛聖テレジア修道院 (黙想) で
指導:九里彰神父・神学生
対象:高校生以上の青年男女 (35歳まで)
定員:20名
費用:\5,500
問合せ・申込み:住所・氏名・年齢・電話番号を記載し、 ハガキ・FAX・Eメールで下記へ
〒158-0093 世田谷区上野毛 2-14-25
Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-1764
e-mail:mokusou@carmel-monastery.jp
カルメル会上野毛聖テレジア修道院 (黙想)

ベタニアで祈る

以下 ベタニア修道女会 ゲストハウスで (中野区江古田 3-15-2)
指導:星野正道神父
対象:独身の女性信徒 (18~40歳)
申込み・問合せ:ベタニア修道女会 シスター間野
Tel/03-3228-1133Fax/03-3228-1134

祈りの集い 「私の魂の叫び」

12/4 (日) 10:00~16:00 (9:40受付、 ミサ有り)
テーマ:「私の魂の叫び」 祈りを深める
参加費:\1,000 (食事代含む)

召命黙想会 「教会のミッションと私」

2006/1/7 (土) 16:00受付、 16:30開始~1/9 (月) 14:00
参加費:\7,000 (2泊3日 食事代含む)

祈りと学び <10回シリーズ>

テーマ:マリア-教会のすがた
2006/3月まで 毎月第2土曜日 10:00~12:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院で
(〒194-0032町田市本町田3050-1 http://marianist.netty.ne.jp/ )
担当:シスター小林幾久子
申込み:初めての方はシスター小林へ
Tel/042-722-6301
Fax/042-725-6317
e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp
11/12 (土) マリアと聖霊
12/10 (土) 教会の原型マリア

一泊黙想会

12/22 (木) 18:00~12/23 (金・祭) 18:00
礼拝会喜多見修道院で
テーマ:聖体と受肉の神秘
指導:星野正道神父
対象者:40歳位までの独身女性
費用:\2,000
申込み:Fax あるいは Eメールでシスター荻原まで
Fax/03-3489-9097 e-mail:adpjv2004t@hotmail.com

祈りへの招き -師イエズス修道女会の企画-

下記 1) 2) 3) 典礼センターピエタ2F聖堂で
連絡:新宿区四谷1-21-22 Tel/03-3351-2692
1) 時を祈る
「聖体によって生き、 生かされる私たち」 -聖体年にあわせたテーマで礼拝とミサ
毎月第1木曜日 18:00~20:00
11/10 (第2木曜) 「永遠のいのち」
12/1 (木) 「神の家族」
2) 聖体礼拝
11/9 12/14 (毎月第2水曜日) 14:00~15:00
3) クリスマスの集い
12/10 (土) 15:30~16:30 対象:大人も子どもも一緒に 

神様ブレイク  -師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読-

11/19 (土) 14:00~16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
テーマ:王であるキリストの祭日の福音
参加無料
連絡:八王子市戸吹町1490
Tel/0426-91-3236 シスター寺田

在世フランシスコ会聖母病院兄弟会例会

*フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場
11/27 (日) 14:30~16:30
聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:聖フランシスコの訓戒の言葉
霊的補佐:福田誠二神父 (フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
備考:初参加者は日時変更の有無確認要

講座・研修会等

テイヤール・ド・シャルダン読書研究会

11/15 12/6 (火) 19:00~20:00 12/20 (火) 18:00~19:00
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅下車徒歩5分)
テーマ:「世界の上でささげるミサ」 「テイヤールの今日的意義」
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
参加無料
教材:当方で用意
申込み不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

「カトリック教会の教え」 を学ぶ会

12/3 (土) 14:00~16:00
関口会館 地下ケルンホールで
指導:岡田武夫大司教
対象:どなたでも
参加費:\500 (資料、 会場費等 当日支払い)
テキスト: 「カトリック教会の教え」 (カトリック中央協議会刊 2003)、 聖書
事前申込み不要
問合せ:北・文京宣教協力体協議会/学びの会実行委員会
赤羽(飯野)03-3901-2902 本郷(中本)03-3941-5916 関口(久守)03-3619-9488 (南部)03-3984-4063

カトリック登り行く人生の会・主催の講座

下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:火・木・土 14:00~16:00Tel・Fax/03-3806-9877

5会場での勉強会

全会場同一条件
時間:13:30~15:00
申込み不要
会費:\300~\500程度
11/1 (火) 立川教会で 指導:塚本伊和男神父
11/8 (火) 事務所で 指導:塚本神父
11/15 (火) 三軒茶屋教会で 指導:塚本神父
11/16 (水) 成城教会で 指導:泉富士男神父
11/18 (金) 高輪教会で 指導:泉神父

月例散策会

11/9 (水) 10:30
集合場所:京成金町線 柴又駅
行き先:寅さん記念館、 矢切渡、 松戸教会
連絡:野田 Tel/03-3997-6037

聖書通読講話会

11/5 (土) 13:30~15:00
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:鈴木信一神父 (パウロ会)
テーマ: 聖霊について (第2回)
対象:会員外もふるってご参加を
世話人:浜端 Tel/0426-23-1469

パッチワーク・キルト同好会

11/10 (木) 11:00~15:00
ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。 ふるってご参加を
世話人:宮木 Tel/0425-75-2335

気軽に聖書を読む会

11/25 (金) 13:30~15:30
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:吉山登神父
会費:\1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読んでみたい人、 聖書研究は堅苦しく思った人、 視点を変えて読み更に信仰を深めたい人
世話人:納 (おさめ) Tel/03-3445-6180

ソフィアヒューマンセンター 森一弘司教 講演会 今、 心のクライシスを救えるのは何か -助け合える家族のあり方-

11/23 (水・祝) 14:30~16:30 (開場14:00)
津田沼サンペディックホールで
(JR津田沼駅南口からダイエー方向に徒歩 5分
〒275-0026 習志野市谷津 1-16-1 Tel/047-479-1212)
参加費:\1,300 (当日\1,500)
申込み:(1)Faxまたは Eメールで申込み後下記へ振込み
口座番号:00180-9-426281
加入者名:ソフィアヒューマンセンター
振込み確認後入場券送付 (11/15以降振込みは 「振込控」 が入場券)
(2)当日会場でも受付け可
問合せ:ソフィアヒューマンセンター (こころの相談室)
〒273-0004 船橋市南本町 5-5 共栄ビル2階
Fax/047-410-1620 e-mail: kokoro@sofia-human.com

「道の会」 聖地の旅 勉強会のお知らせ

下記 1) 2) いずれも真生会館で (JR信濃町駅1分)
対象:聖地と聖書に興味がある方どなたでも
会費:\1,500/回
申込み・問合せ:道の会 井上弘子
〒164-0013 中野区弥生町1-19-1-201 Tel・Fax/03-3379-5571
e-mail: junrei@michi-no-kai.com
http://www.michi-no-kai.com
1) 11/13 (日) 14:00~16:00 (主日のミサ有)
第9回 エルサレム:イエスの受難と復活
講師:鈴木信一神父 (聖パウロ修道会) 井上弘子 (道の会)
2) 11/13 (日) 11:00~12:30
特別講演会 「旧約の過越の歩み」
講師:鈴木信一神父 (聖パウロ修道会)

ヴァッスーラ・ライデン来日講演会

-教会一致へのよびかけ-
11/3 (木・祝) 14:00~
東京・上野 ラ・ベル オーラム 地下2階ラ・サル・ローヤルで
(台東区東上野1-26-2 JR御徒町駅 徒歩 8分)
入場無料
先着400名まで
詳細は http://tenshikan.jp/vassulatour2005.htm
問合せ:e-mail:mail@tenshikan.jp Fax/03-3481-4077 菅原

臨床パストラルケア第8回 総会・全国大会

11/12 (土) 総会12:00~12:40 大会12:45~18:00
11/13 (日) 9:00~16:00 名古屋・クラウンホテルで
テーマ: 「スピリチュアルケア」
内容:(1日目)
基調講演 Ⅰ 「現代日本人とスピリチュアリティ」
島薗進 (東京大学大学院人文社会系研究科教授)
講演 「哲学および臨床の観点からの日本人のスピリチュアリティ」
村田久行 (京都ノートルダム女子大学教授)
講演 「精神医学の倫理とスピリチュアリティ」
小俣 和一郎 (精神科医 上野メンタル・クリニック院長)
(2日目)
基調講演 Ⅱ 「現代日本人とスピリチュアリティ」
島薗進 (東京大学大学院人文社会系研究科教授)
講演 「全人間的行為としての黙想」
K.リーゼンフーバー (上智大学教授 哲学)
講演 「慢性肝臓病患者の臨床とスピリチュアルケア」
加藤眞三 (慶應義塾大学看護医療学部教授)
参加費:2日間\10,000 (会員\9,000)
12日 昼食無:\5,000 (会員\4,500)
13日 昼食付:\8,000 (会員\7,500)
懇親会:12日 19:00~21:00 会費:\6,000 (自由参加 同ホテル)
申込み締切り:10/31 (月)
問合せ:日本旅行名古屋支店臨床パストラルケアデスク
Tel/052-232-6710 Fax/052-232-6711
担当:武田、 竹村
HPからの参加登録: https://apollon.nta.co.jp/cperc8/
臨床パストラルケア教育研修センター事務局
Tel/0942-31-4836 Fax/0942-31-4835
担当:西出、 江口

上智大学ザビエルウィーク記念講演

「いのちと愛」
12/2 (金) 18:00~ (開場17:40)
上智大学10号館講堂で
講師:水谷修 入場無料
主催:上智大学カトリックセンター
企画運営:上智大学カトリック学生の会
連絡先:平岡静香 e-mail: s-hiraok@sophia.ac.jp
その他の企画掲載:上智大学カトリック学生の会
http://katogakusophia.at.infoseek.co.jp/

♪ 音楽会等♪

クリスマス・ファミリーコンサート

11/23 (水・祝) 18:00ミサ終了後 (18:35頃から約50分)
麹町 (聖イグナチオ) 教会主聖堂で
曲目:モーツアルト 「戴冠ミサ曲」 他
演奏:浅井寛子 (オルガン)、 東京セイントアカデミー合唱団
入場無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会
問合せ:Tel/03-3263-4584

パイプオルガンと朗読の午後

-クリスマスに想いを馳せて-
12/11 (日) 14:00~15:00
カトリック田園調布教会 大聖堂で
(大田区田園調布3-43-1 東急東横線・目黒線・多摩川駅下車徒歩5分)
パイプオルガン:久野将健
朗読:高村博子、 倉林みどり
自由献金 (世界の恵まれない子どもたちのために)
問合せ:カトリック田園調布教会 Tel/03-3721-7271
主催:カトリック田園調布教会 子供図書室

クリスマス・チャリティコンサート 2005

12/17 (土) 19:00~
カトリック目黒教会聖堂で
入場無料 (自由献金)
曲目:クリスマス・モテット 「汝、 おそれるべからず」、 グレゴリオ聖歌、 クリスマス・キャロル他
出演:フルート・指揮‐勝俣敬二
ハープ‐大村典子
オルガン‐目良節子、 楠寿美子
目黒教会聖歌隊 聖アンセルモ・グレゴリオ聖歌隊
コラール・スコラ東京他 問合せ:チャペルコンサート・プロジェクト Tel/0120-03-2574

声楽アンサンブル 「リーダーターフェル」

第8回定期演奏会-チャリティコンサート
11/25 (金) 19:00 (18:30開場)
自由学園 「明日館」 で
(豊島区西池袋 2-31-3 Tel/03-3971-7535)
入場料:\2,000 (重要文化財 「明日館」 動態保存のため、 海外邦人宣教者活動援助後援会への献金)
出演:指揮-山下晋平 十日谷正子 高橋秀典 柚木久忠他 創作楽器 「木と音の会」
合唱:声楽アンサンブル 「リーダーターフェル」
曲目:C.F.グノー 「チェチーリア・ミサ」 他 ヨーロッパ家庭音楽子供の歌 創作曲 日本の歌他
問合せ:Tel・Fax/0424-94-2845 田部 PHS/070-5457-2630 e-mail:jiji@theninjacat.com

「VIVID」

★ 12月号(No.228)は、11月28日(月)発行、12月4日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 10月23日(日)

★ 1・2月号(No.229)は、12月26日(月)発行、1月1日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 11月20日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたは電子メールで下記住所までお送りください。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
tachi@tokyo.catholic.jp