お知らせ

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東京教区ニュース第226号

2005年09月01日

日中韓青年 平和の集い

「お互いを知り合おう」 無関心が最大の敵

平和旬間中 (8月6日から15日) に 「日中韓青年・平和の集い」 が開催された。 東京教区内には韓人教会と中国センターがあり、両教会の青年たちの協力を得て今回の集まりは実現した。

今年は戦後60年という節目の年にあたるが、 日中韓の青年たちは先の戦争についてどのように教えられ育ってきたのか。歴史認識の相互理解を求めてパネルディスカッションが行なわれた。 日中韓から青年男女一名ずつがパネラーとして壇上にあがり、司会役の幸田和生補佐司教の質問に答えていく形で進められた。

「過去の戦争をどのように学んできたか。 子どもたちにどのように伝えるか」 という質問に柯桂春さん (中国) は 「年配の人から聞いたり、学校の歴史教科書をとおして学んだ。 1945年8月15日は中国人にとってけっして忘れられない日。 歴史教育は日本を恨むためではなく、歴史から力を得て二度とあのような悲劇が繰り返されないようにするため」

申恩周さん (韓国) は 「韓国は国の力がなくて35年間も侵略された。 多くの人が殺されたり、 さまざまな制約があったり、 悲惨なことがあったことを伝えたい。しかし、 それは恨むためではなく、 力で誰かを押さえつけることはしてはいけないと教えるため」

石崎由紀子さん (麹町教会) は 「戦争で大変な目に遭ったと被害者としての話をしがちだが、 日本によって悲しい思いをした人たちがいることも話したい」と語った。

二つ目の質問 「この60年、 日本は近隣の国々に対して誠実に生きてきたか」 という質問に陳麗さん (中国) は 「支配された側の気持ちをわかってほしい。ノオ・モア広島と言うのなら、 ノオ・モア南京と言ってほしい。 お詫びを要求しているのではなく、 歴史を学んで過ちを繰り返してほしくない」 と話した。

申さん (韓国) は 「お互いに向き合って、 真実を話すことができていない」 ことを指摘。 互いに向き合うことの大事さを訴えた。

赤岩聡さん (東京教区助祭) は 「根底にアジアへの蔑視がある。 だから支配された側の痛みがわからない。 一人ひとりが変わるしかない」 と語った。

「国の違いを超えて理解し合い、 わたしたちにできることは」 という質問には 「政治やマスコミに左右されない共通の歴史認識の必要」 「無関心が最大の敵。相互理解を求め継続する」 「お互いをもっと知り合うことで関係が変わっていく」 などの意見が出された。

時間の関係で参加者全員との分かち合いは不十分だったが、 今回のような催しが行なわれた意義は大きい。

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「世界青年の日」 開催 東京教区から多数参加

ドイツのケルンで

東京教区とかかわりの深いドイツのケルンにおいて8月15日から21日まで 「世界青年の日 (WYD)」 が開催された。 日本からは岡田武夫大司教を団長に300名(東京教区からはスタッフも含め約100名) ほどが巡礼団として参加し、 世界各国の参加者と同じ信仰を持つ仲間としてさまざまのことを分かち合った (関連記事)。 

日本からの巡礼団はそれぞれのコースで集合場所であるデュッセルドルフに集まった。 16日には聖家族教会において東京教区の担当で結団式が行なわれ、参加者たちはそれぞれの思いを胸にいよいよWYDに突入。

17日にはケルン大聖堂への巡礼が行なわれたが、 大聖堂付近は若者に埋め尽くされ、 普通は15分で行ける距離に、 3時間もかかるほどだった。

大会中の二日間にわたってカテケージス (信仰養成) が行なわれた。 今回は京都教区の大塚喜直司教と高松教区の溝部脩司教が担当した。 内容は講話と質疑応答、ミサなどである。 参加者たちはこのカテケージスを受け、 新教皇ベネディクト16世と共に捧げるミサに向けて心を整えた。

大会最後の2日間に徹夜祭とミサが行なわれ、 WYDは最高潮に。 教皇は今大会のテーマ 「わたしたちはイエスを拝みに来ました」について青年たちにメッセージを送って励まし、 祝福された。

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山中湖で国内版

ケルン大会に連帯して8月26日から28日まで、 山中湖星美ホーム山中林間寮 (山梨県) で 「青年の集い (WYD-S in FUJI)」
が行なわれ約180人が参加した。

同集いはさいたま教区、 東京教区、 横浜教区が中心となって準備されてきたが、 当日はそのほかの教区からも青年たちが参加した。 また、 この集いは「日本に在住する外国籍青年の参加を推進しながら、 日本の若者とアジアをはじめ世界各国の青年たちが親しく出会い、それぞれの文化的違いやユニークさを実際に体験しつつ、 それを超えた信仰における一致を確認するための巡礼プログラム」 という内容で、 外国籍青年の参加も多かった。

WYDに連帯して国内でも青年の集いを行なおうという動きは、 前回のWYD (2002年のトロント大会) のときに始まった。 今回はケルン大会のテーマ「わたしたちはイエスを拝みに来ました」 を深めることを目指した。

テーマに沿っての基調講演、 分かち合い、 国際ミサなどが行なわれた。 参加者の中にはケルン大会から帰国しそのまま駆けつけた者もおり、熱気を感じさせる集まりとなった。

エッファタ

「離婚し民法上再婚したカトリック信者は、 聖体を受けることができない苦難を負っているが、 聖体の重要性を証するカトリック者として、小教区で受け入れられるべきだ。 (中略) 問題は難しいが、 これらの人々の苦しみの状況を考えて、 それを研究しなければならない。」 これは、 夏の静養先で、140名近くの司祭・助祭を前にした集会でのベネディクト16世の発言としてキリスト新聞 (8月27日号) が報じたものである。 それは、人知れず苦しむ多くの信徒にとっては、 朗報である ▲離婚・再婚には、第三者にはわからないさまざまな複雑な事情がある。 十把ひとからげに罪として断罪されるべきことではない。 「離婚してはならない」 という教えを理解しながら、やむを得ず離婚に追いやられてしまう者もいる。 しかも、 弱い人間にとってその後の長い人生を独りで生きることは容易なことではない。 良き伴侶を求め、新たに人生を始めようとする。 しかし、 教会の掟は厳しい。 そこで多くの者が民法上の結婚に走ってしま ▲これまでの教会は、こうした人々がミサにあずかっても、 聖体拝領を許してはこなかった。 神の支えを最も必要としている人々に聖体が拒まれるということは、 悲しいことである▲教会のリーダーが、 こうした重荷を負う人々の目線に立ってその苦しみに配慮し、 教会の定めの見直しに取り組もうとすることは嬉しいことである。福音的な結論を期待したい。  (MK)

千葉地区で 「平和ミサ」

大司教を囲み分かち合いも

8月6日から15日は 「日本カトリック平和旬間」 ということで、 東京教区ではいろいろな取り組みや催しが行なわれた。 千葉地区でも 『平和を願うミサ 』が捧げられ日曜日の午後にもかかわらず多くの人が集まった。

8月7日午後2時より、 西千葉教会 (主任 小林敬三神父) 聖堂において、 岡田武夫大司教主司式の 『平和を願うミサ』 が行なわれた。 これは「司教が捧げる平和ミサ」 を、 是非千葉地区でも行ないたいとの大司教の意向のもと、 教区平和旬間実行委員会と千葉中央宣教協力体 (西千葉・千葉寺・茂原・東金)の共催で準備された。

ミサには、 180名近い信徒が集い、 宣教協力体司祭5名、 銚子教会エンリケ神父、 今井助祭の総勢8名の司祭たちによって、 心から平和を願う祈りが捧げられた。多数の外国籍信徒の方々も参加、 第2朗読、 共同祈願は英語で唱えられた。

説教の中で岡田大司教は、 司教団 『戦後60年平和メッセージ』 にも触れ、 「この60年、 日本が戦争に巻き込まれなかったことは大変な事実です。 これは、憲法九条のお陰であり、 憲法9条はキリスト教精神そのものです。 まず、 一人ひとりが主の平和を祈り求め、 非暴力による平和の実現のために力を尽くしましょう」と、 今こそ行動に移す時である事を強調された。続いて、 大司教は外国籍信徒の参加者に向けて英語でもメッセージを述べられた。

ミサ後、 大司教を囲み分かち合いの場がもたれ、 活発な意見・要望が出された。

最後に大司教は 「すべての人はキリストのもとに兄弟姉妹です。 教会がすべての人の支え、 安らぎの場となっていきたいと思います」 と締めくくられた。

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WYDに参加して

忘れられない16日間

WYDは、 すごく自然な気持ちで参加した。 高校生のときにWYDのことを知って、 とりあえず楽しそうだから行こうと思っていたから、参加することが当たり前のように考えていて、 その意味とかは考えてなかった。 正直言うと、 準備会にも一回も参加しなかったし、 テーマとかも直前まで知らなかった。私はWYDの劣等生だった。 WYDに懸ける思いも、 信仰的なことは含まず、 外国へ行って、 いろんな人と出会って、帰ってきたときに自分が成長できたらいいなぐらいの気持ちだった。

今回のWYDのテーマは 「私たちはイエスを拝みに来ました」 だったが、 みんなはイエスに会うことができたのだろうか。 私はイエスに会えたかと聞かれると、正直疑問である。

私のキリスト教というものへの思いはけっこう淡白で、 幼児洗礼だから昔から教会へ行くことが普通のことで、 その大切さとかをちゃんと考えたことがなかった。神様を信じているかと聞かれると即答できないし、 今まで 「家族が健康でありますように」 とか 「世界が平和でありますように」といった自分のお願いを一方的にするだけで、 神様と話をしようとか、 向き合おうとかは考えたことがなかった。

期間中、 分かち合いの機会が多く、 同世代の子たちと信仰について、 平和について話すことができたのだが、 みんなちゃんと考えているんだなと感心してしまった。そして、 自分の無関心さを反省した。 私は、 この旅で、 イエスに会うことはできなかったが、 分かち合いやカテケージスを通して、初めてイエスについてもっと知りたい、 神様と向き合いたいと思うようになった。 それは、 自分にとって大きな進歩だと思う。 そして、毎回のミサで自分がクリスチャンでよかったと感じたのが 「平和のあいさつ」。 普段のミサなら、 周りの人と会釈をするだけだが、 むこうでは、いつも握手やハグをしながら歩き回って平和のあいさつをしていた。 あんまり長くなって神父様が困ってしまうぐらいだ。 外国の方とあいさつを交わすときも、言葉は違っても、 キリストの平和によって一つにつながっていることを身をもって実感できたのはすごくいい体験だった。

食事はまともに出ないし、 寝るところは体育館みたいなところで床は固いし、 シャワーは付いてないし、 夜は寒くて眠れないし、 思い通りにいかないこと、辛いこともたくさんあった旅だったけど、 日本に帰ってきたらドイツに帰りたい、 みんなに会いたいと思ってしまうのは、 ほんとにいい出会いができたし、ほんとにいい旅だったから。

ルクセンブルクでのホームステイのホストファミリー、 日本巡礼団の仲間、 共に過した16日間を忘れないようにしたい。 キリストへの信仰が終わらないように、私たちキリストを信じる者のつながりは、 一生のものだから。
(小塚めぐみ 立川教会)

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社会福音部

平和のために何ができるか? 平和旬間のアンケートより

8月6日から15日まで続いた平和旬間の取り組みが無事終了しました。 これも皆様の祈りと神の恵みに支えられての成果と、 実行委員会一同感謝いたしております。

今年の平和旬間では、 全部で7つのプログラムを行ないましたが、 可能な限りアンケートを寄せていただきました。 『平和のための映画会』では分かち合いの時間を持ち、 結果を模造紙に書いて発表しました。 そのおかげで参加者のたくさんのご意見が手元に残ることになりました。 今回のコーナーでは、ほんの一部ですが表題のテーマに関するご意見を紹介させていただきたいと思います。 表現につきましては、 担当者の責任おいて若干の修正を加えました。

「祈りを基礎にして心に平和を築くこと、 そしてそれを周囲に自然な形で広げることが大切だと思う」
「心の中に潜む罪業と向き合うしかない。 自分の根っこを変える」
「平和は神さまのキイワード!」
「憲法九条は神さまからの贈り物。 平和憲法のすばらしさを伝えるための行動を身近なところから始める」
「『映画 日本国憲法』 を多くの人に観てもらい真実を知らせる」
「貧しい人と共に歩む。 どんな差別にも抵抗する」
「平和に対する関心が教会内でも薄いので、 もっと意識することを!」
「戦争体験をとくに若い世代に伝える工夫をする」
「教会学校やカトリック学校でも、 積極的に平和教育をするべきでは?」
「日本人は平和ボケ。 被害者の立場に立てなくなったことが一番問題」
「アジアの戦争被害者の体験や証言をできるだけ学習し伝える」
「非暴力に基づいた忍耐強い対話と交わりから本当の平和が生まれる」
「平和の実現を政治に反映させる」
「マスコミの方向性に疑問がある。 この問題を風化させず、 流されない」
「インターネットによって平和憲法や平和意識を世界に発信する」
「祈れ! 小泉さんですら神様によって作られているから、 祈りで考えが変わる」 (これには皆、 拍手!)
(堤 英明)

第3回 「平和のつどい」

テーマ:「福音は平和のメッセージ」  〜戦後司教団メッセージを読んで〜
日 時:2005年10月29日 (土) 14時
場 所:カテドラル ケルンホール
プログラム:
14時 開会
基調講演 松浦悟郎司教 (大阪教区)
休憩
3人による発題
分かち合い
17時 閉会
主催:東京教区・社会福音部

★平和メッセージの点字訳

今年の平和旬間に合わせて、 日本カトリック司教団が出した 『戦後60年 平和メッセージ』 の点訳がございます。 必要な方は教区本部事務局・社会福音部(堤) までお知らせください。

神学生合宿

養成担当と交流深める

今年は6名の東京教区の神学生が、 岡田大司教、 幸田補佐司教ならびに神学生養成担当司祭と8月31日から9月2日にかけて、 四万温泉(群馬県中之条町) の国民宿舎 『ゆずりは荘』 にて合宿を行なった。 参加者は、 岡田大司教、 幸田補佐司教、 養成担当司祭では小林 (祥二) 師、 辻師、晴佐久師、 宮下師、 神学生では神学科4年の赤岩助祭、 渡辺助祭、 神学科3年の門間、 哲学科2年の伊藤、 倉田、 田中の合計12名。

今年の神学生合宿は、 主に交流を目的として、 静かな山間の温泉地で疲れを癒し、 ゆったりとした雰囲気の中で行なわれた。

8月31日は、 神学生は全員、 高円寺教会に集合し、 お互いこの夏の体験を話し合いつつ群馬県伊香保町などに立ち寄りながら四万温泉の宿舎へ向かった。 夕方には、2人の司教、 5人の養成担当司祭が揃い、 集いが始まり、 この夏の互いの労をねぎらいながら、 各小教区での夏のキャンプをはじめ、ケルンで行なわれたワールドユースデーに参加した岡田大司教、 倉田神学生の話など、互いにこの夏休みをどのように過ごしてきたかさまざまな情報交換を深夜まで行なった。

合宿2日目には、 岡田大司教司式の朝の祈りとミサで始まり、 ミサの説教で 「司祭として年を重ねてもなお、 絶えず罪深い者としての自分が赦されている、救われているという自覚を持ち続けることが重要であり、 自分が何か善いことを行なうのではなく、神によって支えられ行わされているという意識で司祭職に取り組むように。」 との大司教の言葉をいただいた。

朝食後、 大司教から、 この夏の平和旬間に日本カトリック司教団が発表した 『戦後60年 平和メッセージ』 に関しての講話があり、参加者全員でメッセージの本文の読み合わせを行ない、 2人の司教から説明を受け、 分かち合いを行なった。 また、 幸田補佐司教からは、8月6日にカテドラルで開催された 「日中韓青年・平和の集い」 で青年が抱く 「平和」 に関する意識の違いについて振り返りもなされ、 「人の尊厳を守る」教会の役割を強調され、 分かち合いを締めくくっていただいた。

「平和」 と言ってもその捉え方は実に幅広く、 教会においても、 一概に 「〜なら、 〜ねば、 〜べき」 と簡単に言えるものではなく、真に人を平和に守る教会の役割について数多くの見方、 アイデアがあるのだということをお互いに話し合えたと思う。

2日目の午後は、 天候にも恵まれ、 温泉はもとより、 スポーツで一緒に汗を流したり、 散策して自然を楽しむ者、 ドライブへ行く者とそれぞれが思い思いに行動し、この日の夜の集いも大いに盛り上がり、 神学生同士、 また養成担当司祭、 二人の司教方と気兼ねなく打ち解けた時間を過ごすことができた。普段の忙しい生活の中ではあまり深められなかったお互いの意思疎通をはかる絶好の機会となった。

最終日の朝は、 幸田補佐司教司式による朝の祈りとミサの説教の中で、 「主キリストが当時社会的に弱い立場にあった人々、何よりも逆境に耐えられなかった弟子たちと常に共にいて、 受難に至るまで、 かばい守り通されたように、 我々も人々を守るための教会を目指したい。」と語られ合宿全体を総括された。

朝食後、 解散となり神学生は、 さらに浅間山鬼押出し、 草津温泉に立ち寄り、 3日間大自然の中で温泉を満喫し、 2学期に向けて英気を養った。

短い期間でも、 東京教区の全神学生が一堂に会し、 互いに交流する機会を持てたことは、 大変有意義なことだったと思う。

特に今年、 養成担当の司祭、 司教の数が神学生の数を上回るという、 東京教区では過去最低の神学生数となった。 司祭、 神学生の数は、その多少が問題ではないかもしれないが、 参加していただいた養成担当司祭からも 「寂しくなった」 という声が聞かれ、今後の召命の動向に関しての危機感も感じられる合宿であった。 常に教会の中には司祭志願を考えている人は少なからずいると思う。この合宿の中で養成を担当されている幸田補佐司教は、 そんな人の相談をいつでも聞く用意があるとおっしゃっていた。少しでも司祭職を考える方がいたら自分だけで深刻に人生の最終決定のように考えずとも、 何でも司祭、 司教に相談して欲しいと思う。 「主の平和」のために共に神学生として切磋琢磨する仲間をわたしたちもいつも祈りのうちに待ち望んでいる。

最後に、 一粒会をはじめ、 日頃からわたしたち神学生をさまざまな面で支え、 見守ってくださっているすべての方々にこの紙面を借りて感謝と御礼を申し上げると共に、今後とも変わらぬご支援、 ご鞭撻を賜わりたいと思います。
(哲学科2年 田中 昇)

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2005年 召命祈願のための合同ミサ

日時 11月13日(日) 午後2時
場所 東京カテドラル聖マリア大聖堂
主司式 岡田武夫大司教

ミサ終了後、 関口会館ケルンホールで東京神学院および修道会の神学生を交えて、懇親のパーティーを開きますので、 皆さんご自由にご参加ください。

東京教区一粒会

CTIC カトリック東京国際センター通信 第95号

交通事故から保険の求償まで

フィリピン人男性 (46歳)、 H氏が遭遇した交通事故から自動車損害賠償責任保険の求償までの経緯を報告します。

H氏は15年前に来日以来超過滞在になっていました。 その後、 茨城県鹿島郡神栖町で溶接工として10年間働き会社にも大いに貢献してきました。故国フィリピンには年老いた母親と17歳の大学生の娘が彼を待っています。

事故の概要

昨年8月30日午後6時30分頃、 神栖町の県道を自転車で横断中、 乗用車と接触、 右手、 右足および右肩骨折、 さらに左前頭骨損傷で、救急車で鹿島労災病院に搬入され、 そのまま入院しました。

病院での経過

入院後数日間、 意識不明の状態が続き事故当時の記憶も全くない状態でしたが、 整形外科と脳神経外科医師の懸命な治療により意識も回復して、徐々に快方に向かいました。 右上肢筋力低下、 首と右手の麻痺と頭痛が自覚症状として残っていましたが、 11月15日に退院しました。入院は78日間にわたりました。

退院後の様子

退院後は神栖町に暮らす妹Vさんの家に引き取られました。 約5ヶ月間、 通院とリハビリが続けられましたが、 最後まで右腕と右手の親指に運動機能障害が残りました。この時点で医師は、 これ以上回復しないという 「症状固定」 と診断し、 その旨の後遺障害診断報告書が提出されました。 その結果、自賠責保険後遺障害・等級第9級10号該当の認定がなされました。 事故から治療の打ち切りまでの日数は174日でした。 なお、 自賠責保険後遺障害は、障害の部位と程度によって14段階に分類されており、 それぞれの段階に応じて補償額が定められています。

CTICの関わり

入院から数日後、 H氏の妹Vさんの連絡で、 私たちは本件に関わることになりました。 CTICのことは銚子教会の信徒G氏から聞いたそうです。加害者側の損害賠償保険で本件を正当に扱ってもらうこと、 体が動かず、 収入もなくなって憔悴しているH氏を励ますこと、医師からの指示や保険会社との交渉で通訳の役目を果たすことなどがCTICの役割でした。彼の身分が超過滞在者ということもあり保険会社との交渉は難航するものと予想されました。彼ら兄妹が複雑な交渉の場において適切な判断ができるようにサポートすることも大切な課題でした。彼が働いていた溶接工場主は超過滞在者を雇用していたことが公表されることを恐れてこの事件に関わることに抵抗していました。 そのため入院中のH氏に同行し、雇用主に事故の詳細を説明、 H氏の長年働いた会社への貢献度や、 将来に予想される後遺障害による生活の困難などを訴え、休業損害証明書を発行してもらえるよう協力を依頼しました。

保険求償の結果

本年6月8日、 H氏、 妹Vさん夫妻、 保険会社の代表およびCTICスタッフの立会いのもと、 賠償金額合計約1,280万円で示談が成立しました。保険会社がH氏に支払った内訳は別表のとおりです。 その後H氏は自ら入国管理局へ出頭し超過滞在者である旨を宣言し、去る7月14日母親と娘の待つ故国フィリピンに無事帰国しました。

今回の事例が成功裡に終わったのは、 近くに住む妹Vさんの献身的な協力が得られたからこそでした。 彼女は労苦を惜しまず、 病院で身動きの不自由な兄を支え、退院、 通院、 リハビリの世話、 保険会社との連絡、 帰国手続きなどの面倒をみてきました。治療にあたった医師団と保険会社の良心的な対応も成功の大きな要因であったと思います。 また落ち込んでいたときに、彼が訪れた教会のK神父さまの祈りと励ましが彼を大いに勇気づけたようです。

私たちCTICスタッフは、 超過滞在者の一人の基本的人権が兄妹の深い絆を通じて守られる過程に関わってきましたが、この大きな感動は今後の私たちの活動の原動力になることと思われます。
(CTICちば 平賀 哲)

治療費、 傷害慰謝料、 後遺障害などの精算 (単位:千円)
鹿島労災病院への支払い (治療・検査費、 入院料など) 3,981
入院諸雑費 (¥1,100/日 78日分プラス10万円) 186
休業損害保償 (¥5,700/日 174日分) 992
傷害慰謝料 1,456
後遺障害慰謝料 6,160
自転車の弁償 23
合計 12,798

私にとっての教会(32)

私はジャズ・ブィブラフォーン (鉄琴) 奏者なので、 仕事がら国内外の旅が多く、 教会というもののありがたさを感じる者の一人です。 なぜならば、どんなに言葉や習慣そして風土が異なっても、 カトリック教会を見つけることができれば、 そこには、 いつも変わらぬ大きな懐のようなものがあり、 その空気の中で、安心して一息つくことができるからです。

特にカトリック教会は、 ミサの時間以外でも開放されているので、 いつでも、 どんな時でも、 無条件で迎え入れて下さる神様の愛を、教会を通して感じることができるように思うのです。

7年前に洗礼を受けたとき、 その年にもイタリアに演奏旅行で行っていたのですが、 洗礼を受ける前と後では、 教会の印象が、 まったく一変していて驚きました。受洗後は、 そこは、 まさに私の故郷になっていたのです。 全世界のカトリック教会を 「私の教会」と呼べるパスポートをもらえたのだ・・・という喜びの気持ちでいっぱいでした。

もちろん、 所属する下井草教会は私の大切な場所です。 仕事がら、 ミサの時間に行かれないことも多いのですが、 聖書のお話のユーモアに笑い、神父様のお話を聴きながら、 安心して身も心もゆだねて休ませていただき、イエス様のパンを厳粛な気持ちで戴き、“いばらの冠”などの聖歌に感極まって泣いてしまったりと、 端で見ていたら、 変な信者さんだと思われているかもしれませんが、私にとっては本当に肩の力が抜けて、 スーッと身が軽くなれる貴重な時間なのです。

ミサに行かれない日が続くと、 子供がお父さんの膝を恋しがるように、 私はホームシックな気持ちになるのです。 私は、 神様の膝の上が大好きです。

“ぶどうの木につながっている”ことの素晴らしさ、 これが、 まさに、“私にとっての教会”なのです。

阿見紀代子 (下井草教会)

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教会・修道院巡り(118)

『成田教会』

成田のマリアさま

上野発の京成電車で 「成田空港行き」 に乗り、 「公津の杜」 で降りて、 日赤病院の方に8分ほど歩くと、 しゃれた小さな教会が見えます。
前庭のマリアさまが優しく迎えてくれます。

聖コロンバン会

1977年に成田の地に福音宣教が開始され、 芽がでました。 聖コロンバン会が蒔き育てた教区の教会です。 まだ若く発展途上のひ弱な貧しい教会ですが、国際的なキリストの共同体でもあります。 当初から数多くの外国人が訪れて来ていました。 今でも日本語のミサの参加者は30パーセントほどは外国籍の仲間です。英語ミサとスペイン語ミサは月の第3日曜日のみですが、 駐車場に車が溢れるほど人が集まり、 いろいろな国々の人々の交流の場にもなり、 輪が広がっています。

旅する教会

国際的な移動者や移住者、 旅行者や出稼ぎ者などの増加は、 成田教会の展開と時代の趨勢、 教会の歴史と重なっています。 旅する教会にふさわしい対応をすれば、今の時代を担うことができそうです。 400名ほどの邦人とそれを上回る外国人が小さな教会の中でひしめきあっています。これらの対応は一つの小教区では手に余るほどです。

しかし、 時には国内外からのお客様や送迎される方、 定期的に訪れてくださる方が思いもよらぬニュースやお土産をもたらしてくれます。
国際空港を抱える特殊性がもたらすメリット、 世界といつもつながっているから、 受ける恵みも多いのでしょう。

成田を利用して海外にお出かけになるときに暇がありましたら、 一度立ち寄ってください。 空港にチャペルはありませんから。 旅行者も大歓迎しますよ。

時代への対応

伝染病のように日本中に広がっている価値観の喪失、 将来への不安や心の病、 社会的な弱者への圧迫など、 困難な諸問題を抱えて教会を訪れる方が急に多くなりました。救いを求める人が後から後から来ます。 生半可な対応はできません。 腰を据えてじっくりと対応しないと、 教会の存在意義が問われます。社会問題を教会が背負い解決することはできませんが、 一人ひとりを大事にして大切に扱うことはできますし、 キリストの福音を教え、神様の大きな愛を知らせることはいつでもできます。 成田教会ではこれをやっています。 幸いにして今年は聖母の被昇天までに14人もの方が洗礼を受けて仲間に加わり、新しい人生を歩み始めています。

暖かく受け入れます

大きく、 そして整備された居心地のよい立派な教会とは違い、 無い無いづくしの貧しい成田の教会ですが、 力不足で地域への影響力もほとんどありませんが、訪れてくださる方にはキリストの熱い想いを伝え、 暖かく受け入れています。
(湯本寿征)

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東京教区 「子どものミサ」

日時 :10月9日 (日) 午後2時(受付 1時30分)
場所 :東京カテドラル聖マリア大聖堂
テーマ:「あなたはペトロ。 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる」 (マタイ16・18)
内容 :司教さまから直接、 教皇さまのこと、 司教とはどういうものなのかなど、教えていただきます。ミサ後に、 屋外でレクリエーション、 交流の時間があります。
問い合わせ:
稲川圭三神父
青梅教会 TEL 0428-22-4895 Fax 0428-22-4100
あきる野教会 TEL 042-596-1261
主催 :東京教区教会学校委員会

投稿(本の紹介)

目黒星美学園物語―みむねのままに ―目黒星美学園物語編集委員会編―

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目黒星美学園小学校は本年第51期目の入学生を迎えた。 8月初旬、 編集委員会有志が、療養先で満91歳になられた初代校長シスター・アンジョリーナ・バローネを訪ね完成したばかりの本書をお渡しした。

本づくりは、 校長様の病気回復を願う5期生の祈りから出発したが“ゆるぎない信念で子供たちのことを考え、 何事もマリア様の御旨に委ね、祈りのうちに行動してこられた”校長様との思い出を語る場となり、 やがて一期生も加わり、 戦後の混乱の中、幾多の困難に直面しながら目黒の地で産声をあげた目黒星美学園草創期のドキュメンタリーへと進化していったのである。

日本のサレジオ会宣教は1926年 (大正15) に来日した尊者チマッチ師によって始まる。シスター・アンジョリーナ・バローネは第6次宣教女の一人として1939年に長崎に上陸し、 戦時中は疎開先の山中湖などで児童の養護に尽くされた。そして戦後は、 目黒・碑文谷に新設する小学校の初代校長として、 土地の手当て、 教師の採用、 学童募集などのすべての交渉を行なってきた。本書には校長様と二人三脚で事業を進めてこられたシスター笹田の証言をはじめ、オラトリオ(日曜学校)を担当しながら歌とユーモアで子供たちを魅了した故ダルフィオール神父の隠れた経営手腕などドン・ボスコがめざした「善きキリスト者、 誠実な社会人」 育成実践の歴史が綴られている。 修道士・修道女不在の学校が問題視される昨今、カトリック教育の原点を探る書といえる。
(頒布価格1,500円 問合せ注文先 編集委員会FAX03-3466-8651)
小野 豊和 (松原教会)

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文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)、
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

一日黙想会 テーマ:イエスに触れる

下記いずれも ノートルダム調布修道院で
対象:20〜30代未婚女性
参加費:¥1,000
持参品:聖書、筆記具
申込み・問合せ:〒182-0034 調布市下石原3-55-1 コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会
担当:シスター池田洋子・山本三千子
Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163
e-mail: prayer3551cnd@hotmail.com
■1) 10/2 (日) 10:00〜16:00
指導:植栗彌神父 (イエズス会)
締切:10/1 (土)
■2) 11/13 (日) 10:00〜16:00
指導:千原通明神父 (イエズス・マリアの聖心会)
締切:11/12 (土)

信徒のための黙想会

11/26 (土) 17:00〜11/27 (日) 16:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院 (黙想の家) で
テーマ:「かれらは心を一つにして、 家ごとに集まってパンを裂いていた」
指導:冨来正博神父 (マリア会)
参加費:¥5,500
申込み:11/19 (土) までに下記へ
汚れなきマリア修道会 シスター高尾
〒194-0032 町田市本町田3050-1
Tel/042-722-6301Fax/042-725-6317

マリアの御心会より案内

下記いずれも マリアの御心会で
(〒160-0012 新宿区南元町6-2 JR信濃町駅下車徒歩2分)
問合せ・申込み:Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089
e-mail: midorif@jca.apc.org
http://www.meisen.org/maria

「来て、 見なさい」

10/23 (日) 14:00〜16:30 (ミサ無) テーマ:「出会わなければならない人は誰ですか」 指導:ブラザーエルナンデス
(イエズス会) 対象:結婚・修道生活・独身生活を選定したい20〜30代の独身女性参加費:¥500 締切り:10/20 (木)

聖書で祈る (聖書通読)

毎金曜日 18:00〜19:30 旧約聖書通読 (ヨブ記) 対象:どなたでも

信仰入門

毎火曜日 18:00〜19:30 対象:どなたでも

紫苑の会

10/30 (日) 14:00〜16:30 (ミサ有) 内容:講話、 祈り 講師:鈴木宣明神父 (イエズス会)  対象:40歳以上のどなたでも 参加費:¥500

祈りの集い-コイノニア Jr. 第17回

10/13 (木) 19:30〜21:00 御聖体の宣教クララ修道会 グァダルペの聖母聖堂で (世田谷区桜新町1-27-7 田園都市線 桜新町駅下車 徒歩10分
Tel/03-3429-4823 ) 指導:星野正道神父 対象:20〜40歳位の男女 内容:19:00 歌の練習 19:30〜21:00
若者のためのカテキズム、 ご聖体のもとでの祈り 自由献金 連絡:Tel/090-7241-6217 志村優 (次回予定12/15(木))

個人指導の召命黙想会

10/21 (金) 18:30〜10/23 (日) 15:30
メルセス会日野修道院 別館で
(日野市程久保4-7-2
Tel/042-591-0342)
対象:修道召命を考えている独身女性 (35歳位まで)
指導:瀬本正之神父
(イエズス会)
費用:¥7,000
申込み締切り:10/14 (金)
問合せ・申込み:〒166-0003 杉並区高円寺南 5-11-35

メルセス会第四修道院 Tel/03-3315-1550

シスター松田延代 e-mail:
mmb_mokusou@hotmail.co.jp

在世フランシスコ会聖母病院兄弟会 一日黙想会の案内

10/23 (日) 10:00〜17:00 (15:00〜16:00ミサ)
聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:フランシスカンにおけるイエス・キリスト理解について

導:福田誠二神父 (フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも
持参品:昼食
申込み・問合せ:Tel/03-3554-1802
鷹野
申込み締切り:10/16 (日) (当日参加も可)

一泊黙想会

下記いずれも 礼拝会喜多見修道院で
対象者:40歳ぐらいまでの独身女性
費用:各¥2,000
申込み:Fax あるいは e-mailで Sr.荻原まで
Fax/03-3489-9097
e-mail: adpjv2004t@hotmail.com

テーマ 聖体とサマリアの女性

10/15 (土) 18:00〜 10/16 (日) 18:00
指導:沢田豊成神父 (パウロ会)

テーマ 聖体と受肉の神秘

12/22 (木) 18:00〜12/23 (金・祭) 18:00
指導:星野正道神父

いやしのためのミサ

10/9 (第2日曜) 14:00〜
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父
(ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940  (次回予定
11/13)
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

第15回 グレゴリオ聖歌・ラテン語による 荘厳司教ミサ

10/22 (土) 14:00 開場
14:40 聖母連願
15:00〜16:45 ミサ 「ご聖体のミサ」

ミサ曲は天使ミサ (カトリック聖歌集503番)
東京カテドラル聖マリア大聖堂で

司式:白柳誠一枢機卿
共同司式:ヨゼフ・ピタウ大司教 (元ローマ教皇庁教育省事務次官、 元上智大学学長) 他
対象:どなたでも
(女性信徒はベールの着用を勧めます)
※ミサ後ケルンホールで懇親会 (参加費 ¥500)
主催:カトリック・アクション同志会
問合せ:当会事務局 Tel・Fax/03-3337-0815 (秋山)
または 0466-27-9779 (赤羽根)

グレゴリオ聖歌による 「聖母マリアのミサ」

10/15 (土) 14:00〜15:00
カトリック田園調布教会 大聖堂で
(大田区田園調布3-43-1 Tel/03-3721-7271
東急東横線・目黒線・多摩川駅下車徒歩5分)
司式:竹内正美神父
指揮:上村京子
自由献金
主催:カトリック田園調布教会 グレゴリオ聖歌研究会

祈りへの招き -師イエズス修道女会の企画-

下記 1) 2) 3)  典礼センターピエタ2F聖堂で
連絡:新宿区四谷1-21-22 Tel/03-3351-2692
1) 時を祈る 「聖体によって生き、 生かされる私たち」
・・・聖体年にあわせたテーマで礼拝とミサ
毎月第1木曜日 18:00〜20:00
10/6 (木) 「聖体についてのシノドス」
11/10 (第2木曜) 「永遠のいのち」
12/1 (木) 「神の家族」

2) 聖体礼拝
10/12 11/9 12/14  14:00〜15:00 (毎月第2水曜日)

3) クリスマスの集い
12/10 15:30〜16:30 対象:大人も子どもも一緒に

神様ブレイク

師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読
土曜日
14:00〜16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
参加無料
連絡:八王子市戸吹町1490Tel/0426-91-3236 シスター寺田
10/15 年間第29主日の福音
11/19 王であるキリストの祭日の福音

聖体礼拝

聖体年の特別企画
10月まで第2および第4土曜日(10月は8日と22日)
10:00〜15:00 真生会館聖堂で
*参加希望者は、
受け持ち日時を前の月の月末までに下記へ
連絡・問合せ:八王子市戸吹町1490 Tel/0426-91-3236 シスター関口

祈りの集い 「テゼの集い」

10/14 (金) 19:00〜20:30 (偶数月第2金曜日)
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で
(JR・地下鉄丸の内線・南北線
四ツ谷駅下車徒歩1分
〒102-0085 千代田区六番町14-4 Tel/03-3261-0825 Fax/03-3262-3396)
問合せ:シスター朝日

祈りと学び <10回シリーズ>

テーマ:マリア-教会のすがた
2006/3月まで 毎月第2土曜日 10:00〜12:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院で
(〒194-0032町田市本町田3050-1 http://marianist.netty.ne.jp/)
11/12 (土) マリアと聖霊
12/10
(土) 教会の原型マリア
担当:シスター小林幾久子
申込み:初めての方はシスター小林へ
Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317
e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp

若い人々の黙想会

テーマ:信者になるってどんなこと?
10/29(土)16:30〜10/30 (日) 16:30
汚れなきマリア修道会 町田祈りの家で
(〒194-0032
町田市本町田3050-1 Tel/042-722-6301)
対象:40歳位までの男女
指導:清水一男神父 (マリア会)

参加費:¥4,200
申込み:10/22 (土)
まで下記へ
汚れなきマリア修道会 シスター小林
Tel/042-391-4952 Fax/042-395-2092
e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp
http://marianist.netty.ne.jp/

黙想会の案内

下記いずれも 上野毛聖テレジア修道院 (黙想の家) で
(〒158-0093 世田谷区上野毛2-14-25)
問合せ・申込み:Tel/03-5706-7355
Fax/03-3704-1764
e-mail: mokusou@carmel-monastery.jp

召命黙想会 (男女)

11/4 (金) 20:00〜11/6 (日) 15:00
指導:九里彰神父・松田浩一神父 (カルメル会)
会費:¥7,000

カルメル会特別黙想会

10/28 (金) 20:00〜10/30 (日)
15:00
テーマ:わたしは神を見たい
三位一体のエリザベット帰天100周年にあたって
指導:シスター伊従信子
(ノートルダム・ド・ヴィ)
会費:¥12,000

講座・研修会等

聖三木図書館よりお知らせ

8/17からキリスト教図書館 「聖三木図書館」
(JR・地下鉄四ッ谷駅下車 Tel/03-3238-3545) は移転準備のため休館
再開館は2007年春予定

白柳誠一枢機卿の講演会

仮題 「コンクラーベと聖霊から頂いたもの」
10/8 (土) 14:00〜
カトリック豊島教会で
(地下鉄有楽町線 要町駅4番出口、 西武池袋線 椎名町北口下車共に徒歩5分)
参加費:¥500
主催:豊島教会・正義と福祉部第10回勉強会
問合せ:Tel/03-3957-2540

 「カトリック教会の教え」 を学ぶ会

10/8 12/3 (土) 14:00〜16:00
関口会館地下ケルンホールで
指導:岡田武夫大司教
対象:どなたでも
参加費:¥500/回 (資料、 会場費等 当日支払い)
テキスト: 「カトリック教会の教え」 (カトリック中央協議会刊2003)、 聖書
事前申込み不要
問合せ:北・文京宣教協力体協議会/学びの会実行委員会 赤羽(飯野)03-3901-2902 本郷(中本)03-3941-5916 関口(久守)03-3619-9488 (南部)03-3984-4063

テイヤール・ド・シャルダン読書研究会

10/4 10/18 11/1 11/15 (火) 18:00〜19:00
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅下車徒歩5分)
テーマ:「世界の上でささげるミサ」 「テイヤールの今日的意義」
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
参加無料
教材:当方で用意
申込み不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

信徒の月例会

10/15 11/19 12/17 (土) 14:00〜 (16:00主日のミサ)
カトリック麹町(聖イグナチオ)教会 アルペホールで
新要理書 「カトリック教会の教え」 を学ぶ
指導:岩島忠彦神父 (イエズス会)
申込み不要
問合せ:Tel/03-3263-4584

ロギア聖書研究会 ―佐久間彪神父の勉強会―

問合せはe-mailで logia@gol.com

佐久間聖書研究会 (聖書の勉強会)

10/21 11/18 毎月 第3金曜日
19:30〜21:00
調布市市民会館 「たづくり」 で
(京王線調布駅南口より徒歩3分)
会費:¥500

ジブラン研究会 (カリール・ジブランの勉強会)

10/26(水) 11/22(火) 毎月第4週 (曜日不定)
10:30〜12:00 世田谷区区民会館 「砧区民会館」 で
(小田急線成城学園前駅北口徒歩3分、 砧総合支所内)
会費:¥500

講演会

10/19 (水) 18:45〜
カトリック麹町 (聖イグナチオ) 教会 ヨセフホールで
テーマ:「みんなが知っておきたい身近な人の介護と看護」
講師:片山蘭子氏 (看護師、 理学博士、 介護福祉センター)
参加無料
問合せ:カトリック麹町 (聖イグナチオ) 教会 真和会 Tel/03-3263-4584

講座・講演会の案内

下記いずれも
問合せ:カトリック東京大司教区 アレルヤ会 会長 森脇友紀子 Tel/03-3447-2231
主催:カトリック東京大司教区 アレルヤ会

「神学生・司祭・引退司祭のための講演会」

10/14 (金) 13:30〜15:00
カトリック麹町 (聖イグナチオ) 教会 ヨセフホールで
講演:ヨゼフ・ピタウ大司教 (元上智大学学長)
協力献金:一口 ¥1,000 (当日支払)

特別聖書講座

聖書研究 -主日の福音朗読より-
毎月第1木曜日13:30〜 神田教会で
講師:稲川保明神父 (神田教会主任)
参加費:¥500

キリスト教的視点に基づく講座 「創造への道」

下記いずれも 白百合女子大学で (京王線仙川駅徒歩10分)
受講資格:年齢性別不問
受講料:A・Bコース 各4回 ¥4,000 Cコース3回 ¥3,000
1回受講も可 (1回毎各コース
¥1,200)
申込み・問合せ:白百合女子大学 生涯学習・資格センター

Tel/03-3326-5762・5763
http://www.shirayuri.ac.jp

宗教A  「今を生きるキリストの命-ヨハネ福音書と現代の霊性」

講師:田畑邦治 講話:土曜日 14:00〜15:10
A2コース
10/15 新しいおきてと命 (ヨハネ福音書13-16章)
11/19 受難の王 ( 〃 17-19章)
12/17 肉となったみことば ( 〃 1章)
1/28 私たちとともにあるイエス ( 〃 20-21章)

宗教B  「スピリチュアルな旅、 愛への道」

土曜日 本学チャペルで 講師:星野正道神父
講話:14:00〜15:10 ミサ:15:20〜16:10
B2コース
10/8 信頼とは 「だいじょうぶだよ」 ということ
11/26 結果はプロセスに過ぎない
12/10 ゆるすこと
1/14 再生の光

宗教C  「聖書深読」

土曜日10:00〜12:00
講師:奥村一郎神父 有光信子
C2コース 10/1 11/19 12/3

マリッジ・エンカウンター (ME) ウィークエンドの案内

下記いずれも
対象:夫婦 (未洗者含む)、 司祭、 修道者 夫婦の関わり、 神や身近な人との関わりを対話を通して体験的に深めていくプログラム 希望者は下記へ
連絡・説明:
*渡辺彰彦・明美 Tel・Fax/045-241-0630
e-mail: akiake@lapis.plala.or.jp
*ホームページ:http://wwme.at.infoseek.co.jp/
1) 10/8 (土) 〜10/10 (月) 戸塚 聖母の園・研修黙想の家で 主に未洗者
2) 11/4 (金) 〜11/6 (日) 吉祥寺 エピファニー館で

第2回 聖母大学公開講座

10/29 (土) 13:30〜16:30 聖母大学講堂で
(〒161-8550 新宿区下落合4-16-11)
テーマ:地震災害への備え-病院や地域はどのように連携し、 備えるか-
講演:白井千津 (聖母大学助教授、 災害看護学)
シンポジウム
テーマ:地震発生! どう対応しますか?
参加費:¥500 (当日支払い)
申込み:当日受付け 先着100名
問合せ:Tel/03-3950-0171 公開講座係

カトリック登り行く人生の会・主催の講座

下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
勤務時間:火・木・土 14:00〜16:00Tel・Fax/03-3806-9877 (9/15移転 Tel・Faxは変更なし)

聖体賛美の集い

10/20 (木) 13:00〜16:00
麹町 (聖イグナチオ) 教会 マリア中聖堂および集会室で
お話:幸田和生補佐司教

5会場での勉強会

全会場同一条件
時間:13:30〜15:00
申込み不要

会費:¥300〜¥500程度
10/4 (火) 立川教会で 指導:泉富士男神父
10/11 (火) 事務所で 指導:塚本伊和男神父
10/18 (火) 三軒茶屋教会で 指導:泉神父
10/19 (水) 成城教会で 指導:塚本神父
10/21 (金) 高輪教会で 指導:泉神父

 月例散策会

10/12 (水) 10:30
集合場所:JR根岸線 石川町駅南口 (元町方面口)
行き先:山手教会とその周辺
指導:塚本神父 Tel/03-3809-0414 (町屋教会)

なごみ短歌同好会

8/27 (土) 10:30〜14:30
八王子教会2F和室で
連絡:富永 Tel/0426-74-6230

聖書通読講話会

10/1 (土) 10:30〜15:00

幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ッ谷駅下車)
指導:泉富士男神父 (東京教区)
テーマ: 「モーセの荒野の旅のコース検討」
対象:会員外もふるってご参加を
世話人:浜端 Tel/0426-23-1469

パッチワーク・キルト同好会

10/13 (木) 11:00〜15:00 (毎月第2木曜日)
ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。 ふるってご参加を
世話人:宮木 Tel/0425-75-2335

第46回 聖フランシスコ・ザビエル友ゆう俳句会 

10/27 (木) 11:30〜15:30 神田教会で 兼題
「秋晴れ、新そば、紅葉一切」 世話人:野田 Tel/03-3997-6037 

なごみ短歌同好会 

10/22 (土) 10:30〜14:30
八王子教会2F和室で
世話人:富永 Tel/0426-74-6230

気軽に聖書を読む会 

10/28 (金) 13:30〜16:00
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:吉山登神父
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読んでみたい人、 聖書研究は堅苦しく思った人、 視点を変えて読み更に信仰を深めたい人
世話人:納 Tel/03-3445-6180

バザーへのおさそい

10/16 (日) 11:15〜15:00
カトリック徳田教会で (練馬区豊玉中1-39-1)
目的:(1)信徒・地域住民等との親睦
(2)収益金をエイズ撲滅活動支援、 野宿者自立活動に寄付その他
催し物:雑貨販売、 フリーマーケットその他

♪ 音楽会等♪

JOCSチャリティー映画会 「ザ・カップ〜夢のアンテナ」

10/8 (土) 14:30〜 および18:00〜
千代田区公会堂で
入場料:¥1,000
上映作品:「ザ・カップ〜夢のアンテナ」 ヒマラヤ山麓にひっそり佇む寺院で、 少年修行僧たちがワールドカップをテレビで見るために思いついたこととは・・・。 収益はJOCSの海外保健医療活動支援
主催:(社)日本キリスト教海外医療協力会 (JOCS)
問合せ:JOCS事務局Tel/03-3208-2416
http://www.jocs.or.jp/

オルガンメディテーション -晩の祈りとオルガン音楽-

10/14 (金) 19:00〜19:50
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:荻野由美子
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
https://tokyo.catholic.jp/text/concert/concert.htm

オルガンの夕べ

10/28 (金) 18:00ミサ終了後 (18:35頃から約30分)
麹町 (聖イグナチオ) 教会主聖堂で
オルガン演奏:松居直美 (ミューザ川崎シンフォニーホール・アドヴァイザー)
入場無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会
問合せ:Tel/03-3263-4584

チャリティーコンサート

-弾き語りロックとフレンチジャズ-
10/22 (土) 14:00 (開場13:30)
カトリック赤羽教会・信徒会館 2階ホールで
(北区赤羽2-1-12 JR赤羽駅東口徒歩3分)
入場料:¥1,000
目的:NGO 「カパティ」 支援、 「フィリピン・セブ島の子どもたちへの就学援助」
連絡:Tel/090-8590-9656 (安藤)

秋の音楽会 -癒しの響き-

10/2 (日) 14:00 (開場13:30)〜16:00頃
カトリック築地教会で
玉川大学芸術学部学生の演奏によるサックス、 トロンボーン、 ハルモニウム、 ソプラノのコンサート
曲目:テレマン、 モーツァルト、 フランク他
入場料:会場献金
問合せ:Tel・Fax/03-3385-1346
e-mail:agnes-403@m2.dion.ne.jp (田中)

「VIVID」

★11月号(No.227)は、10月31日(月)発行、11月6日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切:
9月25日(日)

★12月号(No.228)は、11月28日(月)発行、12月4日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切:
10月23日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたは電子メールで下記住所までお送りください。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
tachi@tokyo.catholic.jp