お知らせ

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東京教区ニュース第225号

2005年08月01日

平和旬間 シンポジウムを開催

日中韓の青年を中心に

1981年に来日した前教皇ヨハネ・パウロ2世は広島で平和アピールを行なった。 これを受けて日本のカトリック教会は翌年より、 8月6日~15日までの10日間を「日本カトリック平和旬間」と定めた。 この期間、 各教区ではいつにもまして平和について考え・学び・祈り・行動するための取り組みを行なっている。 東京教区では、 平和祈願ミサ、 日中韓青年・平和の集い、 祈りのリレー、 映画会、 コンサートなどさまざまな催しを予定している (⇒関連記事)。

今年の平和旬間の行事で目を引くのは「日中韓青年・平和の集い」である (8月6日午後3時カテドラル・ケルンホール)。
この企画は、 「わたしたちは、 周囲の国の人々と本当によい関係をもっているか」という問いかけから出された。 第2次世界大戦が終了して今年はちょうど60年目にあたる。 しかし、 日本と韓国 (朝鮮)、 中国の間にはいまだに深い溝が横たわっている。 中国や韓国 (朝鮮) の日本に対する最近の非難はそのことをよく表している。 わたしたちは先の戦争から何を学び、 これからいったいどうしようとしているのだろう。

日中韓の青年たちは、 先の戦争をそれぞれどのように教えられ育ってきたのか。 歴史認識の相互理解を求めてパネルディスカッションを行ない、 その後参加者で分かち合うことになっている。

教派を超えて集う 第27回教会音楽祭

東京カテドラル聖マリア大聖堂で、 エキュメニカルな教会音楽祭が開催され、 教派を超えた大勢のキリスト者が、 礼拝形式の音楽祭のなかで、 心を一つにして祈りを捧げた。

第27回を迎える今年の音楽祭は、 世界を分断しているさまざまな隔ての壁を乗り越え、 和解と共生を生み出していきたいとの願いをこめて、 「新しいひとへ 今、 十字架をみつめて」 というテーマを掲げた。

「ガリラヤの風かおる丘で」 の歌で始まった音楽祭は福音の朗唱に続き、 テーマ曲が全員で歌われた後、 岡田武夫大司教が説教を行ない、 平和の実現に向けて自分たちのできることをやっていこうと呼びかけられた。 この後、 6教派による共同祈願が行なわれ、 皆が心を合わせ熱心に祈った。

音楽祭の後半は各教派による合唱、 演奏の発表が行なわれ同音楽祭を大いに盛り上げた。

各教派からの参加者に感想を聞いてみた。

「このような超教派の集会に始めて参加し、 神様のみ名をたたえます。 このようなすばらしい会が今後も続けて行なわれますように。 全世界の教会が、 主にあって一致することができますよう、 切に祈ります」 (福音派諸教会 30代の男性)。

「十字架をテーマとしていたので、 十字架という歌詞が何回も出てきました。 イエス様が十字架を背負っているからこそ、 ともに集い、 賛美することができたことを、 とても喜ばしく思います」 (日本福音ルーテル教会 10代の男性)。

「とても、 おもしろかった。 カンバーランド長老キリスト教会や、 福音派諸教会有志の曲は、 興味を引かれた。 自分たちは楽器をたくさん入れたので、 いろいろ大変でした」 (日本基督教団50代の男性)。

「全員で歌う聖歌は、 盛り上がり、 一致を感じることができた。 また来年も参加したい」 (カトリック教会 修道者の女性)。

「出演した教派、 それぞれに特徴があり、 聴衆にとってはとても面白かったでしょうし、 興味深かったのではないでしょうか」 (カンバーランド長老キリスト教会 60代の女性)。

「今回のテーマをどのように歌で表現するかということに苦労しました。 次回も歌をとおして分かち合いたい」 (聖公会 50代の男性)。

新教皇大使が来日

聖職者の集いに参加

日本の新しい教皇庁大使、 アルベルト・ボッターリ・デ・カステッロ大司教 (写真) が6月22日に来日した。

教皇大使は6月27日に東京カテドラル聖マリア大聖堂で行なわれた聖職者の集いのミサ (聖ペトロ聖パウロ使徒の祝い) に参加しあいさつをされた。

「岡田武夫大司教をはじめ、 教区司祭、 宣教会・修道会司祭と共にミサを捧げることができたことを大変うれしく思います。 これからは日本の教会のために祈りながら任務を果たしていきたい」 と大使としての決意を語られた。 また大使はミサに引き続いて行なわれたパーティーにも参加され司祭たちと親しく歓談された。

新教皇大使はイタリア出身で63歳。 これまでにギニア、 リベリア、 シェラレオネ、 ガンビアなどで教皇大使を務めてきた。

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エッファタ

柔らかで棘のない温かなものに包まれたい、 それは人間の根本的な飢え渇きの一つである。 それを見い出せなかったり、 それが奪われたりすると、 人は動揺し、 落ち着きを失い、 中には心まで壊され、 人生そのものを無に帰してしまう者もいる。 自殺も青少年の非行も、 その遠因を探っていくと、 そこにたどりつく ▲柔らかな棘のない温かな心との出会いの原点は、 それは母親の胎内である。 この広く豊かな世界の中で、 小さな命が自らを預け委ねられる場は、 ただ一つ、 そこだけである。 小さな命は、 そこで厳しい人生への旅立ちに備えて成長する ▲誕生した後、 それは家庭・家族になる。 その基本的な役割は、 柔らかな心でそれぞれを包み込むことにある。 家の外は、 弱肉強食の競争社会である。 そこでは人は緊張を強いられる。 誰もが疲れ、 傷つく。 それに耐えられない者やついていけない者たちは、 片隅に追いやられたり踏みつぶされたりする。 家は、 そうした人間の唯一のくつろぎと癒しの場である ▲現代の不幸は、 家庭が柔らかな心を提供できなくなったことにある。 核家族化した親の未熟な人格の問題もある。 また家庭が社会のシステムに巻き込まれ余裕を失ってしまったという問題もある。 自殺者の増加や少年たちの非行の増加は、 その確かな証明である。 いずれにしろ人間を救うためには、 家庭に一人ひとりを柔らかで温かに包み込む力を取りもどして、 家庭を再生させることである。 (MK)

第2回 「平和の集い」

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憲法への関心高い

7月3日午後2時より、 東京カテドラルのケルンホールで社会福音部主催の第2回「平和の集い」が開かれた。 今回は映画 『日本国憲法』 の上映と監督のジャン・ユンカーマンさん (写真下) の講演会が行なわれた。 当日は200名の方が参加され、 映画を鑑賞し、 監督の話に聞き入った。 憲法への関心の高さがあらわれていた。

このたび上映された映画は、 日本国内の知識人だけではなく、 世界の知識人に 『日本国憲法』 についてインタビューしたもので、 押しつけられた憲法であるという批判に答えたもの。 日本国憲法は国内だけでなく、 東アジアに対する謝罪の意味もあるなどのメッセージが語られている。

その中でも、 「私はこの憲法第9条は非常に高尚な憲法だと思います。 まるで、 神がわたしたち人類に贈ってくれた宝物のようです。 (中略) 私は第9条を守ることは日本人だけの責務ではなく、 わたしたち現代に生きる人類の責任である」 という班忠義 (バン・チュイ) 氏の言葉が特に印象に残った。

監督への 「この映画をきっかけに平和運動をどのように作っていくのか」 という質問には、 「戦争がかっこ良いと思っている若者もいるので、 戦争は本当はかっこ悪いということを伝えていきたい。 この映画の上映前はどのくらいの人が見てくれるか心配していたが、 試写会や上映会をとおして多くの方が見てくれて、 全国的にも関心が高いことを感じて希望をもっている」 と答えられた。

この映画を各教会、 小グループの学習会、 地域などで上映会を行ない憲法を考えるきっかけにしていきたいと思った。 (岩田 鐵夫)

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実行委に2名が加わる

前号 (224号) でお知らせした2005年平和旬間実行委員会に2名の修道者が加わった (敬称略)。 野本佳子 (援助修道会)、 阿部光一 (聖パウロ会)。

YGTの報告

派遣されてる私 (下)

Gathering timeの後は、 初めての試みで地下聖堂にて岡田武夫大司教司式のミサを行ないました。 福音は 「あなたがたは地の塩、 世の光である」 という箇所が読まれ、 「派遣式」 でもあるミサを、 皆で心を一つに合わせ、 捧げることができました。 そして交流会で、 たくさんの仲間たちと出会い、 信仰の輪を広げる素敵な時間を過ごした後、 最後はテーマに合わせて、 「行きましょう、 主の平和のうちに」 と、 派遣の祝福で皆、 それぞれの日常生活へと派遣されていったのでした。

私にとっては今回が初めてのYGTで、 実行委員のミーティングでいろいろなことが決まっていく間も、 正直なところ、 本番のイメージがあまり湧いてきませんでした。 ところが、 実際に本番が始まって、 参加者の人たちの真剣に話を聞いている姿や、 楽しそうに談笑している表情を見ていると、 このYGTという場を準備する側の立場に立つことができ、 本当によかったと思いました。 でも、 準備する側だとか、 話をする側だとか、 そういった立場は関係なく、 語り手や実行委員、 そして大司教様も一緒に混ざって分かち合いをすることによって、 「参加している全員が主役」 という意識が持てるところ、 それがYGTのよいところだと思います。 実行委員として、 というよりは 「一参加者」 として、 皆と分かち合ったり、 笑ったり、 歌ったり、 踊ったり・・・。 時間を忘れてしまうくらいに、 素晴らしいひとときを過ごせたことが何よりだったと思います。

最後に、 おいしいお食事を作って下さったマリア会の方々をはじめ関口教会の皆様、 岡田大司教様、 そして参加して下さった皆様とYGTを支えて下さったすべての方々、 本当にありがとうございました。

今年の夏には、 ケルンでWYD (World Youth Day) が開かれます。 参加する人もしない人も、 今回のYGTで心に響いたお話や分かち合ったことをきっかけに、 これからも 「派遣されてる私」 に気付いていけるとよいと思います。 稲畑 愛子 (目黒教会)

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世話人司祭の集まり

協力体の見直し前に今後の進め方を探る

5月30日に宣教協力体の世話人司祭の集まりが行なわれた。 本部から岡田武夫大司教、 幸田和生補佐司教、 チェレスティーノ事務局長が参加、 22の宣教協力体の世話人司祭と共に今後の進め方について話し合った。

宣教協力体は2003年より始まり、 3年後の見直しを控えている。 教区本部では世話人司祭の協力を得て、 すでにアンケート形式で各宣教協力体の進捗状況や課題を集約している。 今回の集まりでは、 2年間の協力体の活動を踏まえたうえで、 今後どのように進めていったらいいか、 その方向性を探るため改めて世話人司祭たちから意見を聞いた。

順調に進んでいる協力体もあるが、 いくつかの協力体では取り組みが思うように進まないといった報告がなされた。 また、 まったく何もできない状態の協力体もあった。
宣教協力体が始まったことによって、 他の聖堂共同体のことを知ることができたこと、 それによって自分たちの共同体を見つめなおす機会となっていることは成果の一つである。

全体的にみると、 情報交換や交流、 合同の行事などはよく行なわれるようになっている。 しかし、 そこから次のステップにどのように進んでいけばいいかわからないところが多い。 教区から明確な方針を出してほしいという要望が何人もの世話人司祭から出された。

また、 協力体の委員たちは積極的にかかわっているが、 共同体全体としてみたときに宣教協力体への関心はまだまだ低いことも指摘された。 信徒の方からの提案で始まったことではないので、 広く浸透していくのが、 共同体全体としてみたときに宣教協力体への関心はまだまだ低いことも指摘された。 信徒の方からの提案で始まったことではないので、 広く浸透していくのには時間がかかりそうだ。

感想を求められた岡田大司教は、 「さまざまな課題・問題はあるが、 2年間という短い期間のなかで、 よくやれている」 と前向きな評価をした。

世話人司祭の交替

司祭の人事異動にともないいくつかの宣教協力体で世話人司祭が交替した。 新しく世話人司祭となったのは以下のとおり (敬称略。かっこ内は協力体名)。

江部純一 (千葉北東部)、 林正人 (港品川)、 森山勝文 (武蔵野北)、 立花昌和 (北文京)。

宣教司牧部 聖書セミナーを開催

「信仰の生涯養成」 ということは現代のキリスト信者の大きな課題であり、 東京教区でも優先課題の一つとして取り上げられています。

わたしたちはどうしたら、 もっと生き生きとした信仰生活を送り、 人間的にも成長していけるのでしょうか。 このテーマをわたしたちは 「霊的成長」 と呼んでいますが、 そのためのプログラムの基本に、 何人かで一緒に聖書を読み、 共に祈る集いがあったらよいと考えています。 1つの提案として 「聖書の集い」 とそのための 「福音のヒント」 を東京教区のホームページに掲載しています。 このセミナーでは、 実際に 「福音のヒント」 を使った聖書の分かち合いをしながら、 以下のことを学び、 参加者それぞれが自分の身近なところで 「聖書の集い」 を始めるための奉仕者となることを目指しています。
⇒参照 https://tokyo.catholic.jp/text/senkyoshiboku/

主な内容は以下のとおりです。

・霊的成長とはどういうことか。
・生活の中で聖書を読むとはどういうことか。

・一人で読むことと、 グループで読むことの違い。
・共に祈ることについての理解と実践。
・聖書の分かち合いの方法。 「福音のヒント」の使い方。

・小グループ(スモール・コミュニティ)を作り、 続けるためのノウハウ。

関心のある方はどうぞお申し込みください。

ただし、 あまり人数が多いと難しいので、 定員を設けさせていただきました。 希望者が多い場合は、 第2回以降のセミナーを実施していく予定です。 ご了承くださいますようお願い申し上げます。

日 時:
9月24日から11月12日まで、 毎週土曜日(全8回)
午後2時30分から4時30分。
会 場:
関口会館・教区スペース(東京カテドラル構内)。
定 員:
25名。
参加資格:
聖書の集いを行なっている方、 これから始めたいと考えている方。
申し込み方法:
住所、 氏名、 電話番号、 (あれば)Eメールアドレス、 所属教会名のほか、
「このセミナーに参加しようと思った理由」 をA4用紙一枚以内にまとめて、
下記あてにお送りください(郵送、 FAX、 Eメールいずれも可)。
希望者が多い場合はこちらで選考させていただきますので
あらかじめご了承ください。 なお、 選考の結果は8月末までに
申し込まれた方あてに通知させていただきます。

申し込み・問い合わせ先:
東京大司教館・幸田和生司教
〒112-0014 文京区関口3-16-15
TEL:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511 Eメール:koda@tokyo.catholic.jp
申し込みしめ切り:
2005年8月15日(月)
参加費:
1,000円(全8回分)

携帯から利用できます

「福音のヒント」 は特別な指導者がいなくとも、 何人かが一緒に聖書 (次の主日のミサの福音) を読み、 分かち合い、 共に祈る 「聖書の集い」 のためのヒントです。

このたび、 携帯電話からも利用できるようになりましたのでどうぞご活用ください。

http://www.tokyo.catholic.jp/keitai.htm

 

CTIC カトリック東京国際センター通信 第94号

「DVとのかかわりの中で・・・ 安心して生きていってもらうために」

この数ケ月でDV (家庭内暴力) について、 CTICのほか、 弁護士事務所、 区役所など公共の相談機関のサポートを含めて、 7件のかかわりを持った。 この数カ月は特に件数が多い。 この7件については、 今もサポートを続けている。

この7件は、 外国人妻が夫から暴力を受けて逃げてくるという点では従来と同じだが、 以前と違った特徴が見られる。

耐え続ける妻

まず、 結婚生活の期間が長い。 同居10年以上のケースが多く、 17年という例もある。 子どもも成長し、 小中学生になっていることが多い。

本人と話をしても、 「がまん」 している期間が非常に長い。 最初は 「時間がたてば夫は変わるだろう」 という希望を持って耐えている。 子どもが生まれて大きくなってくると 「子どもの成長と共に夫も変わるだろう」 という希望を持って耐える。 そして、 さらに 「家庭を維持するために」 と耐える。

彼女らは、 あくまで家族が一緒に暮らすことこそが幸せであると信じている。 だから、 最後まで希望を捨てずに耐えていく。 しかし、 いくら長期間がまんしていても、 夫の側の意識は変わらず、 暴力がエスカレートしていく。 彼女らは将来の見通しがないままに、 さびしさと不安だけを募らせ、 感覚をおかしくされ、 夫の行為がすでに常軌を逸しているという現実を直視することができない。 客観的に悲惨な状態が続いているのに、 夫のもとに戻ってしまうことさえある。

ダメージを負う子ども

保護機関に駆け込んできたときは、 肉体的なダメージはもとより、 深い精神的ダメージを負っていることがほとんどだ。

子どもたちもダメージを負っている。 愛し合っているはずの両親の間で暴力が日常的に振るわれていることは、 子どもの素直な心に深い傷を残す。 子ども自身が暴力の対象になることも珍しくない。

子どもたちは恐怖にとらわれている。 その中で、 精いっぱい親をかばおうと、 学校などで 「暴力を振るわれている母親にも原因がある」 などと先生に話すこともある。 こうなると、 学校ではDVの実態を正確に知ることが難しくなり、 単に 「家庭の問題」 として様子を見ることしかできない。 DVが深刻になって問題化してから事情を聴いても、 父母と子どもと関係者の話が大きく食い違って、 サポートが難しくなってしまう。

「幸せ家族」を演じて

最近は、 暴力が長期間に及んでいることに加え、 暴力を振るう夫が 「外見を飾る」 という特徴がある。

暴力を振るう夫は、 家にお金を入れないということは少なく、 むしろ、 金で外見を飾り、 解決しようという傾向がある。 生活費を出し、 妻の生家に一家で里帰りして、 「幸せな家族」 を装う。 生家の家族に 「いいご主人ですね」 と言われ、 妻も、 夫の暴力を自分の親や生家の家族に訴えにくくなってしまう。

結局、 幸せな家庭の外見を保ちたいがために家族みんなで演技をし、 解決がどんどん遅れ、 事情は悪化していく。

母子のサポート

このような母子を、 どのようにサポートしていくか。 まず、 母親に対して、 これから子どもたちを支えて生活していくのが、 自分ひとりであることを納得してもらわなければならない。 日本の生活に立ち向かうための力をつけてもらわなければならない。

まず日本語、 それから慣習、 さらに近所や母親同士の付き合いの方法。 覚えていただかなければならないことはたくさんある。

私はフィリピンから日本に来て18年になり、 日本人の夫との間に中2と小5の子どもがいる。 CTICの通訳・相談スタッフとしての業務の中でも、 日本での生活と育児の中で得たノウハウをできるだけ彼女らと分かち合っていきたいと思っている。

生活の中でも仕事の中でも、 外国人の母親から 「どうやって日本語を覚えたの?」 と尋ねられたり、 「日本語を覚えられる施設を教えてほしい」 とか依頼されると、 うれしくなる。 それを伝えることを面倒だとは思わない。 それは、 彼女らが日本での生活に適応しようという意欲のあらわれだから。

悩みを抱えながらも日本で生きていく意欲を持った彼女らと、 経験や知識を少しずつでも分かち合って、 共に生きていきたい。 (CTIC亀戸スタッフ 奥山メリールー)

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社会福音部

非暴力による平和への道

平和旬間を迎えるにあたり、 日本カトリック司教団の戦後60年平和メッセージ 『非暴力による平和への道』 を読みなおしました。 「今こそ預言者としての役割を」 という副題がつけられたこの文書は、 戦後50年 『平和への決意』 よりも、 さらに踏み込んだ内容で、 わたしたちに平和を実現するための道筋を、 わかりやすく示してくれています。

紙幅の関係で、 その内容に詳しく触れることはできませんが、 このメッセージの持つ重要性と緊急性について、 簡単ではありますが記してみようと思います。

この世の誰もが 「平和」 を望んでいます。 戦争賛美を唱える者は、 実際には少数でしょう。 あのヒトラーでさえ 「わたしは平和を愛している」 と言いました。

ヒトラーがそうであったように、 基本的にすべての戦争は、 「正義と平和」 を大儀として始まりました。 また、 戦争を遂行するための 「軍事力」 の存在も、 「平和」 の名のもとに正当化されてきました。 暴力を背景にした 「恐怖の均衡」 による 「平和」 と、 その均衡が破られた状態としての 「戦争」 が、 歴史のうえで延々と繰り広げられてきたのです。

司教団メッセージは、 この暴力の連鎖を断ち切る唯一の道として、 「軍備と武力行使によってではなく、 非暴力を貫き対話によって平和を築く歩み」 を説いています。 具体的には、 教皇ヨハネ・パウロ2世の教えや、 ガンディーの非暴力運動、 そして、 憲法9条をもつ日本が戦後60年間、 戦争で一人も殺さず・殺されなかった歴史的事実を論拠としてあげています。 また、 非暴力の精神と実践を広め、 世界の人々と共有していく 「新しい連帯」 を呼びかけています。 未読の皆さまには、 ご一読をお薦めします。

このメッセージは、 日本の全司教の賛同を得て確定されました。 このような預言者的メッセージを、 今、 世に問うた司教団に対し、 心からの賛辞を送ると共に、 その教会の一員であることを、 神に感謝!

平和旬間

2005.8.6-15

日本司教団 戦後60年 平和メッセージ
祈りのリレー
東京大司教区2005年平和旬間中の主な行事の予定


戦後60年 平和メッセージ
「非暴力による平和への道」
~今こそ預言者としての役割を~

日本の教会の兄弟姉妹とすべての善意ある人々へ

はじめに

戦後60年目の今年、 「日本カトリック平和旬間」 にあたり、 わたしたち日本カトリック司教団は日本の教会の兄弟姉妹とすべての善意ある人々へ平和メッセージを送ります。

戦後50年に司教団はメッセージ 『平和への決意』 を発表しました。 その中で、 戦前から戦中にかけて日本のカトリック教会が 「尊いいのちを守るために、 神のみ心にそって果たさなければならない預言者的な役割についての適切な認識に欠けていたことを認め」、 「神と、 戦争によって苦しみを受けた多くの人々に対してゆるしを願い」 ました。 そしてわたしたちの回心のあかしとして、 平和への実現に向かって貢献していくという決意を表明したのです。

それから10年を経て、 平和への呼びかけにもかかわらず、 世界は未だにさまざまな暴力の連鎖から抜け出せないでいます。 わたしたちは今こそ預言者としての役割、 すなわち、 「時のしるしを読み解き、 神のメッセージを伝える」 という役割を果たさなければならない時であると自覚するものです。

人間の尊厳

平和の前提は、まず 「人間の尊厳」 にあります。 わたしたちは、 聖書の教えによって、 人間の尊厳は人間社会がつくりだしたものではなく、 神によって与えられたものであり、 誰も侵してはならない普遍的な権利であると信じます。 この 「人間の尊厳」 を前提にすることによってのみ、 一人ひとりの基本的人権が守られるだけではなく、 異なる文化を持つ世界の人々が一つにつながり、互いに愛しあう関係へと向かうことができるのです。 このような理念は、 世界人権宣言や日本国憲法にも明記され、 「人間の尊厳」 がすべての人に当てはまる普遍的な共通善であるからこそ、 「全世界の国民が、 等しく恐怖と欠乏から免れ、 平和のうちに生存する権利を有する」 と宣言できるのです。

アジアの国々との和解と連帯

この春、 東アジア、 特に中国、韓国では、 反日運動がこれまでにないほど激しいものとなりました。 このような緊張の背景には、 さまざまな理由がありますが、 その一つとして、 日本の最近の動きがあります。 具体的には歴史認識、 首相の靖国神社参拝、 憲法改正論議などの問題が挙げられるでしょう。

「過去を振り返ることは、 将来に対する責任を担うことです」 と教皇ヨハネ・パウロ2世は広島での 『平和アピール』 で繰り返し訴えました。 日本人であるわたしたちは過去の植民地支配や武力による侵略という歴史的事実を真摯に受け止め、 反省し、 その歴史認識を共有することが求められています。 そのことが二度と同じ悲劇を繰り返さないことを誓うことになり、 将来に対する責任を担うことにもなるとわたしたちは確信しています。

かつて軍国主義政権の圧力のもとで、 当時のカトリック教会の指導者は靖国神社をはじめとする神社参拝を心ならずも 「儀礼」 として容認してしまいました。 このことは過去の出来事として葬り去ることはできません。 なぜなら、 今まさに同じ危機が目前に迫っているからです。 すなわち、 憲法改正論議のなかで、 政教分離の原則を緩和し、 靖国神社参拝を 「儀礼」 として容認しようという動きが出てきているからです。 日本の政教分離 (憲法第20条3項) は、 天皇を中心とする国家体制が宗教を利用して戦争にまい進したという歴史の反省から生まれた原則なのです。 だからこそ、 日本国民であるわたしたちにとって、 この政教分離の原則を守り続けることが、 同じ轍を踏まない覚悟を明らかにすることになるのです。

東アジアの人々の信頼を回復し、 連帯して平和を築いていくためにも、 わたしたちはこれらの確固たる姿勢を示すことが必要ではないでしょうか。

富の公正な分配と環境保全

現在、 国家間の経済格差は一向に縮まらないばかりか、 むしろ広がっており、 さらに富める国でも貧しい国でも、 国内での貧富の差が広がってきています。 日本も例外ではありません。 貧困は、 生活苦だけではなく、 人の移動とそれに伴う家族の離散、 さらには人身・薬物・臓器の売買のような人間の尊厳を踏みにじる問題を生み出しています。 教皇ヨハネ・パウロ2世は、 現代世界において人権といのちのグローバル化の必要性にふれ、 次のように訴えられました。 「排除され疎外されているすべての人が、 経済的、 人間的発展の圏内に入ることができるよう助けること、 このことが実現されるためには、 現在、 わたしたちの世界が豊富に生産している余剰物を振り分けるだけでは不十分です。 何よりもまず、 生活様式や生産と消費のモデル、 そして今の社会を支配している既成の権力構造の変革が必要です。」

また多くの紛争や暴力は、 資源をめぐって起きており、 地球環境保全が平和構築へ向けて取り組むべき重要な課題であると認識されています。 限りある資源を有効に使い、 皆で公平に分配し、 持続可能な方法で資源を管理し、 最貧国の債務問題に取り組むことにより、 紛争問題の解決に寄与することができるのです。 この貧困をなくし、 地球環境を守るという課題は、 世界の政府、 企業、 団体、 市民の連帯なくしては効果を期待することはできません。

非暴力を貫いて連帯を

2001年9月11日に米国で起きた 「同時多発テロ」 と、 それに続くアフガニスタンやイラクに対する攻撃は、 世界に衝撃を与え、 深い亀裂をもたらしてしまいました。 これらの武力攻撃は多くの一般市民を巻き添えにし、 暴力の悪循環をもたらしています。 このような中で、 多くの宗教者や市民が報復反対と対話による和解を呼びかけました。 教皇ヨハネ・パウロ2世は、 聖パウロの教えに従って、 平和は悪が善によって打ち負かされるときにのみもたらされる辛抱強い闘いの成果であることを明らかにしています。 軍備と武力行使によってではなく、 非暴力を貫き対話によって平和を築く歩みだけが 「悪に対して悪をもって報いるという悪循環から抜け出す唯一の道」 なのです。 これはガンディーの非暴力による抵抗運動などが示しているように、 多くの人々の共感を呼ぶものです。 この非暴力の精神は憲法第9条の中で、 国際紛争を解決する手段としての戦争の放棄、 および戦力の不保持という形で掲げられています。 60年にわたって戦争で誰も殺さず、 誰も殺されなかったという日本における歴史的事実はわたしたちの誇りとするところではないでしょうか。

暴力の連鎖から抜け出せない現代にあって、 この非暴力の精神と実践を積極的に広め、 世界の人々と共有することにおいて新しい連帯を築き、 平和のために力を尽くしていきましょう。

むすび

最後にもう一度、 教皇ヨハネ・パウロ2世の 『平和アピール』 の言葉を引用します。

「各国の元首、 政府首脳、 政治・経済上の指導者に次のように申します。 正義のもとでの平和を誓おうではありませんか。 今、 この時点で、 紛争解決の手段としての戦争は、 許されるべきではないという固い決意をしようではありませんか。 人類同胞に向かって、 軍備縮小とすべての核兵器の破棄とを約束しようではありませんか。 暴力と憎しみに代えて、 信頼と思いやりを持とうではありませんか。」

わたしたちは、 この教皇の 『平和アピール』 を再び強く訴え、 共に神に祈り、 共に連帯して非暴力による世界平和を築いていくように呼びかけます。
平和の使徒として国々を歴訪し、 預言者としての役割を果たした前教皇の遺志を継ぎ、 わたしたちもそれぞれの場で、 新教皇ベネディクト16世と心を一つにし、 平和のために貢献していこうではありませんか。

2005年 カトリック平和旬間に
日本カトリック司教団
各国語版(カトリック中央協議会)

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「祈り」をつなごう! あなたも参加しませんか

今年の平和旬間の開始日である8月6日の午後6時のミサ (東京カテドラル聖マリア大聖堂) より、 最終日の15日までの間、 「祈りのリレー」を行ないます。 これは平和旬間期間中の10日間を30分ごとに分けて、 参加者の祈りのリレーでつないでいくものです。

「祈りのリレー」にはだれでも参加できます。 個人でもグループでもかまいません。 手紙・はがき、 ファックス、 電子メールを使って事務局に申し込むと登録されます。 申し込んだ人は自分が申し込んだ時間を責任もって祈ることになります。 祈りの形はまったく自由です。 ミサのなかでも、 ロザリオでも、 歩きながらでも、 食事の支度をしながらでも・・・。 どうぞ皆さまご参加ください。

東京教区のホームページに「祈りのリレー」の表が掲載されています。 それを参考にして参加申し込みをしてください。
東京教区ホームページ「平和旬間2005」

申し込み先 〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京大司教館
「2005年 平和旬間実行委員会」
電話:03-5940-5284 FAX:03-5940-5285
Eメール:tsutsumi@tokyo.catholic.jp
(こちらのページからもお申込みができます。)

祈りのリレー

8月 6日 (土) 18:00 スタート
8月15日 (月) 18:00 終 了

平和旬間の期間中、 祈りのリレーを行ないます。 教区のホームページにエントリーコーナーを設け、 一単位30分 (何単位でも可) として申し込み、 期間中祈りをリレーしていきます。 祈りの形や場所は自由です。 また、 参加は個人・団体を問いません。 申し込み先は下記へメールかFAXしてください。

主 催 カトリック東京大司教区 「2005年 平和旬間実行委員会」

連絡先 TEL: 03-5940-5284
FAX: 03-5940-5285
Eメール: tsutsumi@tokyo.catholic.jp

東京大司教区2005年平和旬間中の主な行事の予定

◆ 8月6日 (土)
15:00~17:00 東京カテドラル 関口会館ケルンホール
『日中韓青年・平和の集い』
歴史認識・靖国参拝などの問題でギクシャクしている日中・日韓関係。 その中で日本・中国・韓国のカトリック青年たちが相互理解を求めて話し合うパネルディスカッション。
どなたでも参加できます。 (年齢不問)
主催:カトリック東京大司教区 「2005年 平和旬間実行委員会」

連絡先:TEL 03-5940-5284 FAX 03-5940-5285
18:00 東京カテドラル聖マリア大聖堂
『平和を願うミサ』 岡田武夫大司教司式
教区としての平和旬間のミサです。
日本人だけでなく、 東アジアの人々と共に平和を祈ります。

主催:同上
連絡先:同上

◆ 8月7日 (日)
14:00 カトリック西千葉教会 聖堂
『平和を願うミサ』 岡田武夫大司教司式
主催:カトリック東京大司教区 「2005年 平和旬間実行委員会」

カトリック東京大司教区 千葉中央宣教協力体
連絡先:TEL 043-241-4812 FAX 043-246-9333

◆ 8月13日 (土)
14:00~17:30 東京カテドラル 関口会館ケルンホール
平和のための映画会
1. 「映画日本国憲法」 (ジャン・ユンカーマン監督) 14:00
2. 上記の映画を観ての分かち合い 16:30
18:30~20:00 東京カテドラル 関口会館ケルンホール
平和のメッセージコンサート』 ―私たちは平和の風!―
演奏:門間幸枝とピースシンガーズ
主 催:東京教区社会福音部
問い合わせ・連絡先:TEL 03-5940-5284 FAX 03-5940-5285

-平和旬間企画 「平和への祈り」 作品展-
平和への祈りを表現しよう!

日時:8月6日(土)~ 8月15日 (月)
土曜・日曜―10:00~17:00
平日―13:00~17:00
場所:東京カテドラル 関口会館等

「平和を祈る」 をテーマにした絵画・ポスター・書・写真等による作品展
会場内で 『平和』 をテーマにしたビデオも同時上映する予定

主催:東京教区社会福音部
問い合わせ・連絡先:TEL 03-5940-5284 FAX 03-5940-5285

ヒロシマ・長崎60年
「非暴力と和解の世界 わたしたちの課題」

講演会
シスター・ベアトリス・アイヒテン (全米女子修道会連盟会長)
8月4日 (木) ニコラ・バレ9階 (JR四ッ谷駅南口前)
(千代田区六番町14-4 TEL03-3261-0825)

ヒロシマ・長崎60年にあたり、 米国と日本の修道女が非暴力と和解のために協働する決意を 「平和宣言」 によって表すことになりました。 60年前には敵対していた両国に住むわたしたちは、 ますます暴力のグローバル化が加速している現代世界において、 キリストに従う女弟子として、 非暴力の夢を具現する歩みを今しっかりと踏み出したいと望みます。

米国からのメッセージをぜひ聴いてください。

通 訳 弘田しずえ
主 催 日本女子修道会総長管区長会
後 援 東京教区社会福音部
問合せ先 総長管区長会事務局 TEL 03-5632-4448

私にとっての教会(31)

鈴鹿規子 (大森教会)

教会にとって大事なことは、 社会に開かれていること、 祈りの空間としてふさわしい建物であること、 ミサを通して信仰を深める工夫がされていることではないかと思う。
私は建築に関わる仕事をしているので、 建物としての教会が大変気にかかる。 祈りの空間として、 神との対話に導く雰囲気があるかどうかは、 信仰を深める上でも、 布教の上でも大切なポイントであると思っている。 最近は無味乾燥な教会が増えているが、 大変残念なことである。

先日、 島原・長崎に旅し、 多くの教会を訪ねた。 古い教会では外海のド・ロ神父様の教会、 新しい建築では、 島原教会が印象に残った。 いずれも、 伝統的な教会建築で、 温かい神様の愛にすっぽり包まれていることが実感できる造りだった。

島原教会の内装には○ (マル) が多用されている。 気になったので、 主任司祭の古巣神父様にうかがってみた。 「この○は、 ロザリオの珠なのです」 というお答え。 天草・島原の乱で原城に立てこもり、 殉教した信者たちが最後までロザリオを手放さず、 祈り続けたことから教会インテリアのモチーフを○になさったとのこと。

天草・島原に住む信者が皆殺しになった悲しい過去を忘れず、 その強い信仰が教会に来るすべての人にお恵みとして与えられますように、 という教会の意志が伝わってくる建物であった。

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こんなことやってます
「セカンドステップ」 親子塾

幼きイエス会(ニコラ・バレ)

毎週土曜日の朝9時になると、 15人の子どもたちとその親たちが、 幼きイエス会 ニコラ・バレ修道院 (JR四ッ谷駅麹町口1分) に集まって来る。 「セカンドステップ」 親子塾に参加するためだ。

「セカンドステップ」 親子塾は、 2004年10月から始まり、 週1回のレッスンが約8ケ月間続き (全28回)、 2005年6月25日に第1回目の全プログラムが終了した。
スタッフは5名。 幼きイエス会 (ニコラ・バレ) シスターと協働者 (NPO法人日本子どものための委員会認定研修生) が担当している。

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「セカンドステップ」とは

「セカンドステップ」 とは、 米国NPO 「子どものための委員会」 が開発した、 生きる力と心をはぐくむ教育プログラム。 子どもたちの 「共感する力」 を育て、 子どもたちが困った状況に直面したときに、 自分自身で問題を解決し、 怒りをコントロールする力を養うことを目的としている。

米国では義務教育の授業として15,000校が採用。01年に米国教育省から 「もっとも効果的なプログラム」 として表彰を受けた。 ノルウェーでは、 すでに74%の学校が取り入れ、 カナダ、 ドイツ、 デンマークでも急速に普及し始めている。 日本では2001年にNGO 「日本子どものための委員会」 ができた。

プログラムの内容

プログラムは、 「相互の理解」 「問題解決」 「怒りの扱い」 の3章で構成されている。 レッスンでは、 ぬいぐるみや写真を使って、 子どもたちに考えさせる。 怒ったり悲しんだりしている子どもの顔写真を見せて、 気持ちを感じ取ったり、 相手を責めないで自分の気持ちを伝える練習をする。 「3回深呼吸をする」 「5までゆっくり数える」 など、 落ち着く方法を身につけ、 悪口を言われたとき、 いじめにあったときなどに自分の気持ちをどう伝えるかなど練習する。

親子での参加

「セカンドステップ」 は子どものためのプログラムだが、 幼きイエス会(ニコラ・バレ) 主催の 「セカンドステップ」 では、 親子での参加の形をとっている。 「親子で本当のかかわりを生きることができるように」 という願いから、 シスター古賀綾子が 「保護者クラス」 のカリキュラムを作り、 「保護者クラス」 をワークショップ形式で進めている。 親たち自身も自分の感情と向き合い、 子どもたちとの接し方を振り返ることから始めていく。

新規募集について

次回の 「セカンドステップ」 親子塾の開催は、 2005年10月~2006年6月の毎週土曜日の予定。 現在、 新規募集を行なっている。 対象は、 保育園・幼稚園の年中組・年長組、 小学1年生の子どもとその保護者、 12組の親子 (先着順、 定員になり次第募集締め切り)。 説明会は9月17日 (土) 午前9時~10時 幼きイエス会ニコラ・バレ修道院で (JR四ツ谷駅麹町口1分)。 問合わせ TEL・Fax03-3920-0976 シスター古賀綾子まで。

教会・修道院巡り(117)

足立教会『足立教会』

足立教会は、 東京足立区の環七通り鹿浜橋に近く、 排気ガス公害と渋滞で知られた環七とは対照的な、 静かな住宅街です。 東京の 「川の手」 荒川の土手に近く、 のどかな所です。 毎日3度の教会の3基の鐘の音は近隣の名物です。

生い立ちから現在まで

足立教会の歴史は、 1957年に地元の船津幅爾氏が、 地域の青少年の健全な育成のため、 サレジオ会に300坪の土地を寄付したことに始まります。 初めは三河島教会の巡回教会でしたが、 船津氏の初期の意向に従い、 1964年にボーイスカウト (足立6団) を発団。 1967年に足立サレジオ幼稚園を開設すると共に、 三河島教会の分教会となり、 1972年にはガールスカウト (東京104団) を発団。 小教区として三河島教会から独立したのは1986年でした。

当初小さな集会所からスタートしましたが、 信者数が増えると共に増改築を繰り返し、 発展してきました。 しかしながら、 雨漏りがするなど老朽化が進んだため、 1997年11月に現在の聖堂を新築しました。

小教区としてスタートしたときの、 初代主任司祭と幼稚園長は、 恵美漸吉師でした。 その後、 カール・デンライトネル師、 ステファニ・レナト師、 小坂正一郎師、 ヨハネ・ぺトラッコ師、 スミス師、 チェザル・フラガ師、 ヨゼフ・デ・ヴィッテ師、 山野源太郎師、 大槇義弘師、 アッテイリオ・フェリカニ師、 そして現在の石井靖人師が、 主任司祭・助任司祭あるいは幼稚園長として赴任されております。 いずれもサレジオ修道会の神父さま方です。 現在は阿部仲麻呂師のご協力もいただいています。

現状・環境

足立教会の主日ミサの出席者は、 80人程度です。 ミサ後のホールでのコーヒーの団欒は、 下町の風土が生み出す互助精神と共に、 信者のまとまりを生んでいるのでしょう。 また、 近くに 「幼きイエス会」 「神の愛の宣教会 (マザーテレサの会)」 のシスターがおられ、 共に奉仕活動ができることも、 良い環境でありましょう。 また一方、 信徒数が少ない中で高齢化が進み、 信徒の要理教育と病人や高齢者の世話が課題です。 ただ最近、 未就学児・幼児をミサに連れてくる若い親が増えたような気がします。 これが将来の信徒の増加を期待できる一因となって欲しいものです。

共同体として

東京教区の再編成により、 足立教会は近隣の三河島、 梅田、 町屋教会と荒川・足立宣教協力体となりました。 現状では、 以前と大きな変化はありませんが、 これから段々と変わっていくことでしょう。 (牧田 肇記)

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東京教区 「子どものミサ」

日 時 10月9日 (日) 午後2時 (受付 1時30分)
場 所 東京カテドラル聖マリア大聖堂
テーマ 「あなたはペトロ。 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる」 (マタイ16・18)

内 容 司教さまから直接、 教皇さまのこと、 司教とはどういうものなのかなど、
教えていただきます。
ミサ後に、 屋外でレクリエーション、 交流の時間があります。

問い合わせ 稲川圭三神父
青梅教会 TEL 0428-22-4895 Fax 0428-22-4100
あきる野教会 TEL 042-596-1261
主 催 東京教区教会学校委員会

「オルガンリサイタルのご案内」

東京カテドラル聖マリア大聖堂
オルガンリサイタルシリーズNo.3
St.MARY’S CATHEDRAL ORGAN RECITAL SERIES

Andrea Marcon

アンドレーア・マルコン
2005年9月20日(火) 19:00開演(18:30開場)

プログラム
G・フレスコバルディ: 音楽の花束より 「聖母のミサ」
ーグレゴリオ聖歌とオルガンによる交互唱ー
J・S・バッハ 他
入場料
\3,000. (全席自由)

お問い合せ
東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所 TEL:03-3941-3029
チケット販売
東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所
スペース・セントポール (東京カテドラル内)

聖イグナチオ教会案内所 JR四谷駅前
書店 「サンパウロ」 JR四谷駅前
電子チケットぴあ0570-02-9990
Pコード:205-019
東京教区ホームページ

主催:カトリック東京大司教区 (東京カテドラル聖マリア大聖堂) 

後援:教皇庁大使館 イタリア文化会館
★ 当日は公共交通機関をご利用下さい。

「キリーの休日!」

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投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。

文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

聖体賛美式と夜間礼拝

8/24日(水)18:00~8/25日(木)7:30
礼拝会喜多見修道院で
司祭:成城教会主任 フェルッチョ神父
対象者:どなたでも
費用:2000円
宿泊は女性のみ可能です。お申し出ください。
申込み:FaxかメールでSr.荻原まで
Fax:03-3489-9097 E-mail:adpjv2004t@hotmail.com

第18回 「信徒の霊性」 研修合宿
-自分の生きる意味がわからなくなったとき…希望を求めて…

9/17 (土) 15:00~9/19 (月) 12:00
サレジアン・シスターズ 黙想の家で
(全室個室 山梨県南都留郡山中湖村山中233 Tel/0555-62-0031)

企画:森一弘司教と 「信徒の霊性」 スタッフ
対象:カトリック信徒、求道者、司祭、修道者
参加費:\13,000 (申込金含む)
定員:80人 (定員になり次第締切り)
申込み方法:住所、氏名、年齢、性別、電話番号、所属教会を明記し、 \3,000 (郵便振替の場合は00140-8-101228 聖パウロ女子修道会、 切手も可) を同封し下記へ

〒107-0052 港区赤坂8-12-42 聖パウロ女子修道会 「信徒の霊性」 係 (田尻、清家) Tel/03-3479-3603 Fax/03-3479-3950
キャンセルは返金不可、 申込み後案内送付

第3回青年男女の集い

9/17 (土) 19:00~9/19 (月) 15:00

御聖体の宣教クララ修道会軽井沢修道院で

テーマ:日本の青年たちに期待する事 (故教皇ヨハネ・パウロ二世と20年の歳月を過ごしたヨゼフ・ピタウ大司教様が日本の青年たちに期待することを聞きましょう)
指導:ヨゼフ・ピタウ大司教(イエズス会)
対象:40歳位までの独身男女信徒 (求道者可)
費用:\5,000 (当日支払い)
申込み:9/13 (火) までに下記へ
御聖体の宣教クララ修道会
〒154-0015世田谷区桜新町1-27-7
Tel/03-3429-4823 Fax/03-3420-0394
シスター石塚・小松 e-mail: sr-teresa@hotmail.com

祈りの集い 「テゼの集い」

8/12 (金) 19:00~20:30 (偶数月第2金曜日)

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車徒歩1分 〒102-0085 千代田区六番町14-4 Tel/03-3261-0825 Fax/03-3262-3396)
問合せ:シスター朝日

第7回 「パドレ・ピオ・デー」 開催のお知らせ

9/17 (土) 13:00~16:00
フランシスカン チャペル センター (六本木) で (〒106-0032 港区六本木4-2-37 地下鉄日比谷線・大江戸線六本木駅 5、6番出口より徒歩5分)
内容:ミサ、 ロザリオの祈り、 聖体賛美式など
指導:ペトロ神父(カプチン会、 祈りの園主宰)
対象:信者・未信者問わず大歓迎
会費:自由献金
問合せ:祈りの園 Tel・Fax/045-974-0640

祈りの集い (聖ヨハネ会)

-主よ、 おとどまりください-
9/10 (土) 10:00~16:00 聖霊修道院 マリア館で
対象:未婚の女性信徒
参加費:\500 (昼食代含)
持参品:聖書
申込み:9/1(木) までに下記へ

〒184-8511 小金井市桜町1-2-20
福音史家聖ヨハネ布教修道女会 シスター篠原敬子
Tel/042-383-4117 Fax/042-388-3658

在世フランシスコ会聖母病院兄弟会例会
*フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場

9/25 (日) 14:30~16:30 聖母病院地下1階母子保健室で

テーマ:聖フランシスコの訓戒の言葉
霊的補佐:福田誠二神父 (フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野

備考:8月は休み、 初参加者は日時変更の有無確認要

祈りへの招き -師イエズス修道女会の企画-

下記 1) 2) 典礼センターピエタ2F聖堂で
連絡:新宿区四谷1-21-22 Tel/03-3351-2692 (8月休み)
 1) 時を祈る

 「聖体によって生き、 生かされる私たち」・・・聖体年にあわせたテーマで礼拝とミサ
 9/1 (木) 18:00~20:00 「聖体と信仰」

 2) 聖体礼拝

 9/14 14:00~15:00 (毎月第2水曜日)

 神様ブレイク

師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読 (8月休み)
9/17 (土) 14:00~16:00
年間第25主日の福音
師イエズス修道女会八王子修道院で

参加無料
連絡:八王子市戸吹町1490 Tel/0426-91-3236 シスター寺田
(7~9月は真生会館での聖体礼拝休み)

一日黙想会の案内

10/2 (日) 10:00~16:00
ノートルダム調布修道院で
テーマ:イエスに触れる
指導:植栗彌神父 (イエズス会)

対象:20~30代未婚女性
参加費:\1,000
持参品:聖書、筆記具
申込み・問合せ:〒182-0034 調布市下石原3-55-1

コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会
Tel/0424-82-2012Fax/0424-82-2163
e-mail: prayer3551cnd@hotmail.com
締切:10/1 (土)
担当:シスター池田洋子・山本三千子

講座・研修会等

こどもたちの夏期練成会

8/19 (金) 昼~8/21 (日) 昼 聖パウロ修道会・箱根修行所で
対象:小学4年生~中学生の男子
参加費:\3,000
申込み締切り:8/10 (水)

申込み・問合せ:聖パウロ修道会 召命担当 ブラザー高木進

Tel/092-721-2031 Fax/092-739-3930
東京・ブラザー阿部真理 Tel/03-3357-8642

〈友達力〉を高める「セカンドステップ」親子塾 新規募集

プログラム

10/15 (土) ~2006/6/17 (土) 毎土曜日
9:00~10:00 (全28回)
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院で (JR四ッ谷駅麹町口1分)

対象:保育園・幼稚園年中組・年長組・小学1年の子どもとその保護者
※継続して参加できる親子
募集人数:親子12組 (先着順、 定員になり次第締切り)
費用:実費1回 (1時間) \750
(保護者クラスと子どもクラスの両方の費用、 資料代含む)
申込み締切り:9/30 (金) 必着
申込み方法:申込み書を郵送かFaxで下記へ

問合せ・申込み:〒177-0045 練馬区石神井台7-3-8

幼きイエス会石神井修道院 シスター古賀綾子

Tel・Fax/03-3920-0976

説明会

9/17 (土) 9:00~10:00

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院で

対象:プログラム実施前に興味・関心のある保護者

参加申込み不要

ロゴス点字図書館 チャリティ映画会案内

10/6 (木) 18:30~20:30 (開場18:00)
なかのZERO大ホールで (JR中央線・地下鉄中野駅下車 南口徒歩7分)

作品:「ブラス!」 (1996年 イギリス映画)
※視聴覚障害者用音声ガイド付き上映
入場料:\2,000 (全席自由)
申込み・問合せ:〒135-8585 江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館内

社会福祉法人 ぶどうの木 ロゴス点字図書館
Tel/03-5632-4428 Fax/03-5632-4454

「カトリック教会の教え」 を学ぶ会

10/8 12/3 (土) 14:00~16:00
関口会館地下ケルンホールで
指導:岡田武夫大司教
対象:どなたでも
参加費:\500/回 (資料、 会場費等 当日支払い)

テキスト: 「カトリック教会の教え」 (カトリック中央協議会刊2003)、 聖書

事前申込み不要
問合せ:北・文京宣教協力体協議会/学びの会実行委員会 赤羽(飯野)03-3901-2902 本郷(中本)03-3941-5916 関口(久守)03-3619-9488 (南部)03-3984-4063

テイヤール・ド・シャルダン読書研究会

9/6 9/20 10/4 10/18 (火) 18:00~19:00
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅下車徒歩5分)
テーマ:「世界の上でささげるミサ」 「テイヤールの今日的意義」

講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
参加無料
教材:当方で用意

申込み不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

星美学園短期大学公開講座の案内

下記 星美学園短期大学で
問合せ・申込み:星美学園短期大学 公開講座センター

Tel/03-3906-0056 Fax/03-5993-1600

「チネマ・イタリアーノ」 -原語で味わうイタリア映画-

9/17 (土) 14:00~16:15 イタリア映画の名作 『にがい米』
講師:イタリア文化会館講師 受講料:\500

「本場イタリアの家庭料理」

10/1 10/22 11/12 12/10 1/14 (土) 13:30~16:30

講師:マリア・コスタ 受講料:全5回 \25,000

聖三木図書館よりお知らせ

8/17からキリスト教図書館 「聖三木図書館」 (JR・地下鉄四ッ谷駅下車 Tel/03-3238-3545) は移転準備のため休館 再開館は2007年春予定

「天使の美術展」 全国中高生公募の案内
-東京純心女子学園創立40周年・東京純心女子大学創立10周年記念事業-

資料請求・問合せ:天使の美術展事務局 担当:安藤桂子
〒192-0011 八王子市滝山町2-600
Tel/0426-92-0326 Fax/0426-92-5551
http://www.t-junshin.ac.jp/univ/

応募について (詳細は応募要項参照)

応募期間:直接搬入9/17 (土)・9/18 (日) 10:00~16:00

委託搬入9/12 (月) ~9/18 (日) 10:00~16:00
応募資格:国内の中学生、 高校生
応募規定:テーマ=天使 出品料=不要、
出品にかかる費用は個人負担、 返送料は本学負担

その他の応募方法・規定・各賞等は応募要項参照

展覧会

11/19 (土) ~12/18 (日) 10:00~17:00
東京純心女子大学純心ギャラリーで
審査後、 入賞・入選作を展示しカタログに掲載 関連行事等の企画あり

キリスト教精神に基づいた生涯学習シリーズ講座 2005年9月~12月期

いずれの講座も真生会館3階 学習センターで (JR信濃町駅下車右へ1分)
申込み方法・問合せ:郵便、 電話、 Fax、 e-mailで
〒160-0016 新宿区信濃町33 真生会館・学習センター
Tel・Fax/03-3351-7123
e-mail: gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp

心を病む人々を支える人のための学びのコース 第5期
A・Bコース合同
日程 9/10 9/24 (土) 13:30~15:30 定員制のため先着順
時間 13:30~15:30
講師 森一弘司教

Aコース ・・・A・Bコースどちらか1つ受講可
日程 10/14 10/28 11/11 11/25 12/9 (金)
時間 18:30~20:30
講師 鳥越由美 (烏山病院心理療法室主任)

参加費 7回\5,800
定員 50名

Bコース ・・・A・Bコースどちらか1つ受講可
日程 10/1 10/15 10/29 11/5 11/26 (土)
時間 13:30~15:30
講師 岡崎清子 (心の相談室 「であい」 主宰)

参加費 7回\5,800
定員 40名

初心者のためのキリスト教入門


日程 10/4 10/11 10/25 11/1 11/8 11/15 11/22 11/29 (火)
時間 19:00~20:30
講師 森一弘司教
参加費 8回 各\4,000 (1回\500)


日程 10/7 10/14 10/21 10/28 11/4 11/18 11/25 12/2 (金)
時間 14:00~15:30
講師 森一弘司教
参加費 8回 各\4,000 (1回\500)

共観福音書にみるイエスの姿

日程 9/21 9/28 10/5 10/12 10/19 10/26 11/9 11/16 11/30 12/7 (水)
時間 14:00~15:30
講師 M.クリスチャン神父 (淳心会)
参加費 10回 \5,000

ヨハネ福音書を読む

日程 9/8 9/22 10/13 10/27 11/10 11/24 12/8 12/22 (木)
時間 10:30~12:00
講師 山内堅治神父 (聖パウロ修道会)
参加費 8回\6,600 (1回 \1,000)

和善耕心

日程 9/8 9/15 9/29 10/6 10/20 10/27 11/17 11/24 12/1 12/8 12/15 12/22 (木)
時間 13:30~15:30
講師 松田清四朗神父 (コンベンツアル聖フランシスコ修道会)

参加費 2回 \6,000 (1回 \500)

旧約聖書に親しむ 「荒野の出会い」

日程 9/9 9/16 9/30 10/7 10/14 10/21 10/28 11/4 11/11 11/18 11/25 12/2 (金)
時間 10:30~12:00
講師 前島誠 (ユダヤ教・聖書研究者)

参加費 12回 \10,000 (1回 \1,000)

ほんとうによく分かる福音

日程 10/1 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 (土)
時間 10:30~12:00
講師 平原陽一神父 (東京教区)
参加費 8回 \4,000 (1回 \500)

“出会い”を求めて

日程 9/10 10/1 10/15 11/5 11/19 12/3 12/10 (土)
時間 10:30~12:00
講師 粕谷甲一神父 (東京教区)
参加費 7回 \5,800 (1回 \1,000)

キリスト教入門を教える人のために

日程 10/15 10/22 10/29 11/26 12/3 12/10 12/17 (土)
時間 10:30~12:00
講師 森一弘司教
参加費 7回 \5,800

聖書と美術”イエスの顔を描いた画家たち”

日程 /17 10/22 10/29 11/12 11/26 12/3 12/17 (土)
時間 10:30~12:30
講師 D.ジュリアーノ (聖ペトロ・パウロ労働宣教会修道士)

参加費 7回シリーズ\8,400 (コピー代含む) 1回毎は\1,000 (他にカラーコピー代1回あたり\400)

最近洗礼を受けた人たちのために 第2期

※ 5月~2006/2月まで1年コース 全23回 第2部 (2部からの受講可)
日程 10/7 10/14 10/21 10/28 11/4 11/11 11/18 11/25 12/2 12/9 (金)
時間 18:30~20:30
講師 森一弘司教 松田清四朗神父 稲川保明神父 高木賢一神父

参加費 今期からの申込みは4回で\2,000

帰根講座-信徒のための1年間コース-

※ 4月~2006/3月まで1年コース 全30回 第2部 (2部からの受講可)
日程 9/10 9/17 10/1 10/15 10/22 10/29 11/5 11/19 11/26 12/3 12/10 12/17 (土)
時間 10:30~12:30
講師 松田清四朗神父 (コンベンツアル聖フランシスコ修道会)
参加費 今期12回 \6,000

学び合いの会

日程 10/15 12/17 (土)
時間 10:30~12:30
参加費 2回\1,000
対象 主体は学び合い2年間コース1・2期修了者 (他のどなたも参加可)
※10/8~10に全国レベルの研修合宿予定 詳細は上記問合せ先へ (8月は090-3215-5392遠藤へ)

土曜の午後のシリーズ講座

下記いずれも 土曜日13:30~15:30
1.「ヨブ記」-苦難と挫折に向き合って-

10/1 講師:円谷勝子 (幼きイエス会会員)
10/15 講師:宮本久雄 (東京大学大学院教授・司祭)
10/22 講師:前島誠 (ユダヤ教・聖書研究者)
参加費:3回連続で\3,000 (1回のみは\1,200)

2.「戦後60年経って」-現代社会との関わりを問う

10/29 講師:大木敏夫 (山梨県郵政退職者会会長)
11/5 講師:北沢洋子 (国際問題評論家)
11/12 講師:O.シェガレ (パリ外国宣教会管区長)
11/19 講師:鵜飼哲 (一橋大学大学院教授)
参加費:4回連続で\4,000 (1回のみは\1,200)

3.「良心」の理解を深める-現代社会で誠実に生きるために-

11/26 講師:田畑邦治 (白百合女子大学教授)
12/3 講師:竹内修一 (上智大学神学部講師・司祭)
12/10 講師:竹内修一 (上智大学神学部講師・司祭)
12/17 講師:阿部仲麻呂 (日本カトリック神学会評議員・司祭)
参加費:4回連続で\4,000 (1回のみは\1,200)

カトリック登り行く人生の会・主催の集い

下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里1-61-23 リレント西日暮里102 ビ・モンタント東京事務所
勤務時間:火・木・土 14:00~16:00Tel・Fax/03-3806-9877

聖体賛美の集い

10/20 (木) 13:00~16:00
麹町 (聖イグナチオ) 教会 マリア中聖堂および集会室で
説教:幸田和生補佐司教

5会場での勉強会

全会場同一条件
時間:13:30~15:00
申込み不要
会費:\300~\500程度 (8月各集会休み)

9/6 (火) 立川教会で 指導:塚本伊和男神父
9/13 (火) VM事務所で 指導:塚本神父
9/16 (金) 高輪教会で 指導:泉富士男神父
9/20 (火) 三軒茶屋教会で 指導:塚本神父
9/21 (水) 成城教会で 指導:泉神父

なごみ短歌同好会

8/27 (土) 10:30~14:30
八王子教会2F和室で
連絡:富永 Tel/0426-74-6230

パッチワーク・キルト同好会

9/8 (木) 11:00~15:00 (毎月第2木曜日 8月休会)
ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。ふるってご参加を

連絡:宮木 Tel/0425-75-2335

月例散策会

9/14 (水) 10:30
集合場所:JR三鷹駅南口 (バス利用)

行き先:野川公園
指導:塚本神父 Tel/03-3809-0414 (8月休会)

気軽に聖書を読む会

9/16 (金) 13:30~15:30 (9/23祭日のため)
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:吉山登神父
連絡:納 Tel/03-3445-6180

シンポジウム 「DV加害者の更生を目指して」
-被害当事者が納得できる加害者更生プログラムとは?-

9/23 (金・祭) 13:30~16:40
東京カテドラル・ケルンホールで (文京区関口3-16-15 関口会館B1地下鉄有楽町線江戸川橋駅1a出口 徒歩10分)
参加費:\1,500
シンポジスト:円より子 (参議院議員、 現代家族問題研究所代表)
後藤弘子 (千葉大学大学院教授、 内閣府女性に対する暴力専門調査会委員)
土方聖子 (全国女性シェルターネット共同代表)
草柳和之 (メンタルサービスセンター代表、 元・早稲田大学講師)

指定討論者:高橋実生 (ファースト・ステップ代表、 被害当事者の立場から) 主催・問合せ:メンタルサービスセンター (Tel/03-3993-6147)

※託児室あり (要予約) 手話通訳あり

♪ 音楽会等♪

声楽アンサンブル”リーダーターフェル”

第43回ボランティア演奏会
第12回聖ヨゼフホームコンサート
9/3 (土) 14:30開演
聖家族聖ヨゼフホーム1階ホールで
出演:指揮 山下晋平 バイオリン、 フルート、 ソプラノ他 合唱 声楽アンサンブル”リーダーターフェル”
曲:聖歌&讃美歌特集”兄弟のように”高田三郎他
入場料:会場献金
問合せ:Tel・Fax/0424-94-2845 田部 Phs:070-5457-2630

e-mail: jiji@theninjacat.com

東京カテドラル聖マリア大聖堂 オルガンリサイタルシリーズ NO.3

9/20 (火) 19:00 (開場18:30)
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:アンドレーア.マルコン
曲目:フレスコバルディ (音楽の花束より) 他

入場料:\3,000 (全席自由)
チケット販売:電子チケットぴあ Tel/0570-02-9990 東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所、 スペースセントポール、 聖イグナチオ教会案内所、 サンパウロ
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所 Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区 (東京カテドラル聖マリア大聖堂)
https://tokyo.catholic.jp/text/concert/rec_050920.htm

オルガンメディテーション -晩の祈りとオルガン音楽-

9/9 (金) 19:00~19:50
東京カテドラル聖マリア大聖堂で

オルガン演奏:深井李々子
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所 Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
https://tokyo.catholic.jp/text/concert/concert.htm

チャリティーコンサート -イタリアの歌・日本の歌-

9/23 (金・祝) 14:30 (開場14:00)
千葉市生涯学習センター・ホールで (座席数300 JR千葉駅下車徒歩8分)

目的:ミャンマー・KENGTUNG教区カトリック教育センターおよび盲伝 (日本盲人キリスト教伝道協議会) の活動を支援

出演:原真理子、 立川國紀、 橋本真理子 他
入場料:自由献金主催:トケ・トスカーナ (イタリア歌曲を歌うグループ 代表:立川國紀)

問合せ:Tel・Fax/043-294-3967 立川國紀 (カトリック茂原教会信徒)

アマデイマンドリンアンサンブル

オールバッハプログラム 演奏会
10/10 (月・祝) 14:00開演 (予定)
日本聖公会聖パウロ教会で (東急東横線 祐天寺駅)

入場無料
指揮/マンドリン独奏:久松祥三 チェンバロ/オルガン:浅井寛子 合唱:日本聖公会東京教区聖歌隊

曲目: 管弦楽組曲第1番より序曲 人よ、 汝の罪の大いなるを嘆け 管弦楽組曲第3番よりAir 他
問合せ:Tel/070-5543-5117 (久松) e-mail: info@hisamatsu.org
http://homepage3.nifty.com/amadei/amadei/index.html

 

「VIVID」

★ 9・10月号(No.226)は、9月26日(月)発行、10月2日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 8月21日(日)

★ 11月号(No.227)は、10月31日(月)発行、11月6日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 9月18日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたは電子メールで下記住所までお送りください。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
tachi@tokyo.catholic.jp