お知らせ

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東京教区ニュース第201号

2003年04月01日

東京教区に新司祭誕生!!
喜びの叙階を前にきく

司祭叙階の按手 3月2日 (日) 午後2時から、 東京カテドラル聖マリア大聖堂で、 東京教区司祭叙階式が行われた (岡田武夫大司教主司式)。 受階者は、 アンセルモ川口薫さん (45歳、 潮見教会出身) と使徒ヨハネ田村路加さん (28歳、 多摩教会出身)。

叙階式後、 岡田大司教は、 新司祭の任地を、 「川口師は、 市川教会助任司祭、 CTIC事務局長補佐兼務、 田村師は、 習志野教会助任司祭」 と発表した。 編集部では、 叙階を直前に控えた両師にインタビューを行った。

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アンセルモ 川口 薫 さん

「共にいる司祭」 にアンセルモ 川口 薫 さん

み言葉 「喜ぶ人と共に喜び、 泣く人と共に泣きなさい」 (ローマの信徒への手紙12・15) が、 好きです。
落ちこみ、 闇の中で迷っている人と、 物理的にも精神的にも歩みを共にし、 霊的にも理解し受け止め、 喜びや悲しみを共にできるような司祭になりたいと思います。

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私たちが生きていく 意味・価値はどこに?

静岡県沼津市で生まれ、 大学で社会福祉学を学びながら、 障害のある方やお年寄りなどと親しく接していました。 難病の方が、 治癒することなく、 生きたいと願いながら亡くなっていく。 私たちがこの世に生を受け、 生きていく意味・価値はどこにあるのだろうか?
宗教は人間の存在、 価値をどのように考えているのかを知りたいと、 近くの聖イグナチオ教会の入門講座に入り、 受洗しました。

私の疑問の答が 「キリストの十字架の死と復活」 にあると感じ、 キリスト教に魅せられました。

大卒後、 厚生省社会局へ就職し、 福祉に関する制度や法律の仕事をしながら、 教会活動をしていました。 情熱を持って仕事をしていましたが、 心を痛めている人々との間に、 間接的な思いもありました。

修道会そして 教区司祭への道

心を痛め、 深い悩みを抱えている人たちと、 直接的に触れるような生き方をしたいと思ったのが、 司祭職を考えるきっかけでした。

聖イグナチオ教会で受洗したのでイエズス会へ入り、 助祭叙階直前までの11年間にわたり、 育てていただいたことを、 深く感謝しています。

もっと人々の中に飛び込んで、 キリストと出会い、 キリストを伝え、 福音の喜びを分かち合うような司祭職・宣教をしていきたい、 との思いから東京教区に受け入れていただきました。

新しい教会づくりに前向きに協力したい

復活祭後に行われる、 東京教区の新しい教会づくりについての大司教さまのお考えをよく理解し、 自分なりによく考え、 研究していきたい。

大切な視点は、 これまでの司祭中心であった教会を、 教会に集う者が、 共に協力し合って、 つくり上げていくことを目指していることだと思います。

教会にはいろいろのカリスマがあります。 何が重要で重要でないか、 何が価値があり価値がないか、 という問題ではないと思います。

100人の人がいれば、 100人のカリスマがあり、 すべて等しい意味や価値をもっています。
教会の中で、 確かな部分を構成しているキリストの体である教会を、 私も含めて一人ひとりが、 自分にできる奉仕をしていく意識、 そのような教会観を、 改めて大事にしたい。

これからの教会のあり方を探していくために、 私にできることを、 前向きにお手伝いしていけたらうれしいです。

使徒ヨハネ 田村 路加 さん

名前の由来は使徒ヨハネ 田村 路加 さん

「路加(るか)」 という名前は、 女の子の誕生を願った母がつけてくれました。 父は信者ですが、 母は信者ではないので、 この名前は聖書からとられたのではないのです。 でも、 いま思うと 「路加」 と名付けられたことを意識したことが、 神父になろうと考え始めた原点です。

―ルカ福音書に書かれたイエスはどんな人だろう。
―キリストは全人類を救うために来たと言っているが、 私の人生は救われているだろうか―神様って一体なんだろう。
とずっと考えてきました。

中学に入学し、 教会を離れましたが、 このことを問い続けていました。 「問いかける存在としての神」、 神様は私にとって、 いつも対話する相手でした。

私は生後6ヶ月の幼児洗礼です。 多くの方は、 何の障害もなく今の私があるように思われますが、 人並みに悩み、 夢もみてきました。 振り返ってみると、 いつも私の近くに神様がいることに気づきました。 『神様って何』、 この問いに一生かけてみようと思います。 迷いはありません。 毎日問いかけ確認しています。

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神学校で学びとった宝

「ルカ福音書」 を、 神学校に入ってからよく読みました。 ルカの象徴は牛、 私は丑年で、 とても親近感があります。 聖書を味わいながら生きていくことは、 本当に幸せだなと、 今しみじみ感じています。 これは、6年間神学校で指導していただき、 学びとった宝です。

叙階を控えて、 司祭として枯れたくない。 それには、 いつまでもみ言葉に感動し、 分かち合っていきたい。 人々との出会いの中で、 キリストを見て伝えていきたい。 いま、 心からそう思っています。

心に響くみ言葉は

「お言葉どおり、 この身になりますように。」 (ルカ福音書1・38) は好きなみ言葉の一つです。 叙階の時のカードにも添えるつもりです。

出来事を振り返る中で、 み言葉が、 この身になって実現していくような生き方が、 信者の生き方だと思っています。

神学生の間で、 新司祭がどこに派遣されるかが話題になっています。 私はどこへ遣わされても、 このみ言葉を信じ、 マイペースでやっていきたいと思っています。

多くの苦しみにも出会うだろうけれど、 「人間って何だろう」 「神様って何だろう」 と考える最前線にいられるのですから、 自分をみつめていられる司祭は本当に幸せです。 いつも満たされている自分がいます。

教会共同体について

聖書にあるように 「たった一人も滅びることがなく・・・」 というイメージが教会です。 一人ひとりの居場所があって、 みんな生きていていいんだよ、 ということを伝える場所であるといい。 教会に来たいけど、 来られない人もたくさんいると思う。 そういう人と繋がりがもてる教会を、 信徒との連携の中で、 もてたらと思っています。

信徒の方々は、 神学生の私をとても大切にしてくれました。 私のパーソナリティを尊敬してくれたのではなく、 私の後ろの神とか教会を見てくれていた。 しっかりした信仰をもった信者さんがたくさんいると思いました。 こんな信者さんたちと、 どんな人たちも迎えることができる教会を作れたらと思っています。

東京教区 「女性と教会」委員会主催研修会
「共に学ぼう、 心の問題」

ケルンホールいっぱいの参加者2月22日 (土)、 2時から、 東京教区関口会館地下ケルンホールで、 「女性と教会」 委員会主催による研修会 「共に学ぼう、 心の問題」 が開かれました。

心の問題は、 東京教区再編成プロジェクト 「新しい一歩」 の核となる課題の一つともなっています。 研修会には、 約180名の方が参加し、 多くの人たちがこの問題について関心を寄せていることが、 改めて明らかになりました。

当日は、 埼玉医科大学神経精神科の豊嶋良一教授、 東京カリタスの家スタッフの中尾好子さん、 そして小宇佐敬二神父 (「心の問題」 担当司祭) の3名を講師としてお迎えし、 参加者の積極的な質問や、 意見を交えながら、 密度の高い研修会となりました。
以下、 講師の方々のお話の一部をご紹介いたします。

豊嶋良一教授

まず、 精神的な病について、 脳が加齢などにより衰えておきる症状、 統合失調症、 うつ病、 パニック障害などの症状を、 具体的な症例を挙げて説明してくださいました。

精神的な病の多くは、 薬物療法や環境を整えることにより症状が改善します。 そこで、 医学的な診断・治療を受けるために、 早期に医療につなぐ環境を作ることが、 何よりも大事であることをご教示くださいました。

その後、 参加者から、 病気を抱えた人たちとどのように接したらよいのかという、 体験に基づいた質問が幾つか出されました (プライバシー保護の関係上、 個々の事例は、 省略させていただきます)。

豊嶋教授は、 精神的な病気によると見られる事例が生じた場合、 どこまで深く関わるのかは、 その教会を運営している人のポリシーにかかっているのではないか、 しっかりとしたガイドラインをもつことが大事との助言をしてくださいました。
そしてその際、 やはり専門家の知恵を借りないと難しい、 ということを心に留めておく必要があるとのことです。

また、 事例について取り組む場合には、 何人かでチームを組んで対応することが大切だとの発言が、 聴衆の中から出され、 豊嶋教授もそれに賛同されました。

また、 医療には限界もあることをお話しになり、 後遺症を抱えながら、 ご本人や周りの人たちはどう生きてゆくか、 そこに教会の果たす役割があるのではないか、 という点にも触れられました。

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中尾好子さん

東京カリタスの家の資料が参加者に配られ、 その組織構成、 活動の流れ、 主な活動内容などについてのご説明を戴きました。

主な活動内容としては、 (1)家族福祉活動 (2)ボランティア養成講座・研修があり、 ボランティアとしての登録の仕方、 養成講座について、 また作業グループ等の活動内容について、 詳しくお話しくださいました。

心の問題を抱えた人たちの来所経由についてのお話の中では、 教会関係からの紹介も多いとのことでした。

中尾さんが何よりも重要とお考えになっていることは、 (1)皆が大切にし合い、 協力し合って、 持てる力を発揮しながら、 互いに支え合うこと (2)そこでは何を話してもよいのだ、 という安心感を持つこと、 ということです。

東京カリタスの家では、 共に歩む、 悲しみや喜びを共にすることをモットーに活動しているとのことでした。

最後に、 「こころを聴く」 をテーマに予定している、 2003年度ボランティア講座のご紹介がありました。

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小宇佐神父のお話から

教会の中で、 最後までとり残されているのは、 心の問題をかかえ、 救いを求めている人々なのではないでしょうか。

弱い立場の人々の救いとなる共同体を目指すことが、 教会の使命と言えます。

現実に、 各小教区において、 心に痛みや傷を負っている人たちをどのように受け止めたらよいのかということは、 切迫した問題となっています。 この小教区のニードに対し、 教区全体のシステム作りが急務と考えます。

そのための取り組みとして、 (1)医療の専門家 (2)関わりの専門家 (セラピスト・カウンセラー) (3)宗教者 がそれぞれの立場から関わることが大切です。

このようなチームワークで、 そこにいてもいいのだ、 という癒しの場をつくる努力、 そして医療機関とのネットワークを築き上げる努力が必要です。

もう一つは、 自助グループの育成です。 同じ苦しみや痛みを持っている人たちが、 医師の適切な診断に基づいたグループを作り、 互いに支え合ってゆくことが大きな癒しとなることでしょう。

イエスの 「山上の説教」 の場面では、 山に登られたイエスを多くの群集が取り囲みます。 その大多数は、 社会の中で厄介者とされた人々でした。

イエスは、 ご自身を 「小さい者」 と呼ばれ、 同じ苦しみを負う者として、 人々に手を差し伸べられました。 このように、 小さな者同士が支え合ってゆくという教会の原点に立ち戻ることが、 教会の本来の姿であり、 教区再編成の大きな目標でもあります。 (阿部 祐子)

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立川教会で助祭叙階式
使徒ヨハネ 林 正 人 さん (立川教会出身)

3月9日 (日) 10時から、 立川教会で助祭叙階式が、 岡田武夫大司教の司式で行われた。 受階者は、 使徒ヨハネ 林正人さん。

岡田大司教は、 「林助祭をおくってくださった家族の方々と、 立川・国立の共同体のみなさんに感謝する。

司祭誕生には、 祈りと援助が必要なので、 今まで以上によろしくお願いしたい。

また、 司祭には信徒の支えが必要」 と挨拶した。

立川教会主任司祭の辻茂神父は、 「助祭叙階は、 門馬邦男師、 山本量太郎師が叙階されて以来、 26年ぶりである。

家庭と教会共同体の中で、 林君は育てられてきた。

皆さんの祈りがなければ、 司祭は育たない。 林君が今、 奉仕中の成城教会の子どもたちも、 たくさん参列した。

私たち大人が、 信仰を刷新し、 その中から新しい世代の司祭が出るよう祈ってほしい」 と語りかけた。

また、 小川委員長は、 「林さんは、 立川教会でリーダーとして活躍した。 ギターが得意で温和な人柄」 と、 林助祭の人となりを述べた。

最後に林助祭は、 「子どものころ、 孤独な人間だと思ってきたが、 気がついたらたくさんの人に囲まれていた。

孤独な人、 うえ渇く人のために、 私の小さな力を使いたい」 と感謝の言葉を述べた。

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東京大司教区司祭人事異動 (第二次)

新司祭

田村路加師 習志野教会助任
川口 薫師 市川教会助任兼 カトリック東京国際センター事務局長補佐

修道会

小坂正一師 調布教会主任(菅区長補佐)
マルシリオ・ジョパンニ師下井草教会助任(調布サレジオ神学院)
尻枝 毅師 大分教区へ(調布教会主任)
ノーサル・ヴァツラフ師 大分教区へ(下井草教会助任)

外国人司牧担当

ゴメス エンリケ師
安藤 勇師
マルティネス・バエス イグナシオ師
ポニファチオ フィリップ師

休養

平原陽一師 (高輪教会協力)

2002年度カトリック映画賞を受賞した
山上徹二郎さんに聞く

2002年度カトリック映画賞は、 ドキュメンタリー映画 「チョムスキー9・11」 に決定した。 アメリカ外交政策を静かに批判し続ける、 反骨の知識人、 ノーム・チョムスキーの言葉の数々を紹介するこの映画について、 企画・制作の山上徹二郎氏に聞いた。 (聞き手:SIGNIS JAPAN副会長 晴佐久昌英神父)

授賞式ならびに上映会は、 6月13日 (金) 午後5時から、 なかのZERO小ホールで行われる (詳細は6面参照)。

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晴佐久 僕も、 9・11の後で、 ブッシュ大統領が、 報復攻撃を、 「善と悪との戦いだ」 と発言したことに、 大変衝撃を受けた一人ですが、 山上さんがこの映画を撮ろうと決心した経過をお聞かせ願えますか。

山上 テロ事態も衝撃でしたけれど、 その後のアフガニスタンに対する一方的な爆撃に対しての、 自分の無力感が原点です。

晴佐久 チョムスキーとの出会いのきっかけは?

山上 『9・11』 という彼の本を読んだのが、 直接のきっかけです。
ブッシュ政権が、 大義を掲げて、 「われわれにつくか否か」 と、 二者択一を迫る暴力に、 「私」 の存在を否定されかねないと感じていたので、 チョムスキーの発言は極めて刺激的で、 その説得力は、 渇いた大地に降る慈雨のように心にしみこんできました。
それで、 すぐ手紙を書いてメールで送ったら、 2日後にOKという返事がきました。

晴佐久 われわれは、 出来上がったものを見て、 映像としても彼の魅力に触れ、 「この人なら」 という希望を感じるけれど、 山上さんは会う前から、 彼の人間的魅力を見抜いたわけですね。

山上 彼の語り口自体に、 その秘密がありますね。 非常に強い意志のもとに発言されているけれど、 押しつけがない。
各種のデータと、 データの分析を彼が提示する。 どう判断するかはあなたたちの問題だ、 ときちんと言う。
彼は、 何かこうすべきだということは言わないで、 やり方は、 一人ひとりが考えるべき問題だと言います。
人柄もさることながら、 その論理の組み立て方、 他者との対話的なコミュニケーションの仕方が、 記録映画として伝えたかった大きな点です。
ブッシュ政権がやっていることを拒否したいのに、 それを言葉としてきちんと伝えることができず、 もどかしかった時に、 彼から言葉と表現をもらえてすごく嬉しかったので、 その体験を、 映画を通じて皆に伝えたかった。

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晴佐久 確かに、 映画を見ているうちに、 すっきりするという興奮がありました。
文化映画でありながら、 どこかエンターテイメントとすら感じるくらい、 チョムスキーとの出会いに元気づけられた。
実際に会って感じたことはありますか?

山上 やっぱり学者ですよね。 インテリだって感じはありました。 あの時代のインテリっていうのかな。 今、 74歳ぐらいだと思うんですが、 第2次世界大戦を知っている世代の、 芯の強さと誠実さを感じました。

晴佐久 いかに魅力的な素材とはいえ、 彼の語っている姿だけで、 映画を作る不安はありませんでしたか?

山上 最初からないです。 テレビ的な表現だけは、 やらないと決めていたんで。 これは、 映画でなければならないと思いました。
ですから、 貿易センタービルが崩壊するシーンだとか、 逆にアフガニスタンが爆撃されている映像をはさむのは、 一切やめようと。

晴佐久 映画の中の彼の言葉で、 特にひかれる言葉がありますか?

山上 「他者に対する基準は、 自分にも課すべきだ」。 聖書にもある言葉ですが、 実に明快ですよね。 この論理は、 いろんなことにあてはめることができる。

晴佐久 信頼関係の根本ですからね。 キリスト者としても、 どきっとさせられます。
どうもありがとうございました。

International Day 2003

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CTIC カトリック東京国際センター

国際結婚を考える

この20年来、 日本で急速に増えている国際結婚について、 CTICに寄せられるケースを通して考えてみました。

日本の総人口は、 約1億2500万、 外国籍人口は約200万といわれています。 2000年の統計によると、 結婚件数は、 1年に約80万件、 そのうちの約3万6000件が国際結婚です。
国籍別に見ると、 一番多いカップルは、 中国と日本、 次にフィリピンと日本、 三番目は韓国・朝鮮と日本の順になっています。

毎年フィリピン女性と日本人男性のカップルが6000組誕生しているという最近の報告があります。 離婚件数は日本人同士では約25万2000件、 国際結婚では約1万2500件となっています。

国際結婚をして、 健全で幸福な家庭を営んでいる人たちは、 もちろん大勢います。 うまくいっているカップルのほうが、 ずっと多いかもしれません。

しかし、 CTICで受ける相談の中で最も多いのは、 家庭破綻のケース、 特にアジア出身の女性からの悲痛な訴えです。

遺棄、 家庭内暴力、 異性関係、 経済不況から来る失業や借金など、 さまざまな原因で、 家庭が崩壊しています。

夫による日常的な暴力から、 子どもを連れて逃げて来た女性や、 子どもを抱えて置き去りにされた女性たちに出会うと、 家族とは何だろう、 結婚とは何だろうと考え込まざるを得ません。

マスコミで、 他人事のように扱われている 「遺棄」 や 「家庭内暴力」 は、 実際にケースとして持ち込まれてくると、 その深刻な様相に、 ずっしりとした重さを感じます。

Aさんは、 夫、 娘と平穏に暮らしていましたが、 ある日夫は、 「さようなら」 の手紙を残して蒸発しました。

配偶者ビザ更新のために、 戸籍謄本を取り寄せると、 2年前に彼女は離婚されており、 夫は、 その2年の間に別の女性と結婚、 1児を設けたのち離婚したという記載があったのです。

寝耳に水の出来事に、 Aさんは動転してしまい、 警察に捜索願を出し、 何度も入管に出向いて事情を訴えて、 ようやく定住者の資格を得ることができました。

2回、 3回と簡単に結婚、 離婚を繰り返す日本人男性がいます。 結婚のたびに子どもが生まれますが、 父親は養育の責任を放棄して姿を消します。 外国人の母親が、 ひとりでがんばって子どもを育てている例はたくさんあります。 日本人と外国人の結婚によって生まれる子どもは、 日本人なのです。

第2世代である子どもたちは、 すでに小学校高学年、 中学、 高校の年齢に達しています。 ダブルであるという理由で、 あるいは肌の色が少し違うというだけでいじめにもあいます。

彼らは、 まもなく進学や就職、 結婚等で進路を決断し、 社会に出て行く時を迎えます。 異質なものをなかなか受け入れない閉鎖性の強い日本社会で、 日本人である彼らが、 偏見という厚い壁にぶつかることは、 容易に想像できます。

日本に生きる道を求めた、 第1世代である母親たちにとっても、 母国はもはや帰る国ではなくなっています。 彼女たちの中に、 年金保険料を払う余裕のある人は、 どれだけいるでしょう。 彼女たちは、 老後の生活保障も十分に受けられないまま、 日本で高齢化していくのです。

東京教区が取り組んでいる3つの優先課題の一つに、 「外国人の司牧と困難を抱えた外国人へのサポート」が挙げられています。

私たちの共同体においても、 日本人信徒と約同数の外国籍信徒がいることを認識し、 国籍を超えて、 彼らをありのままに受け入れて共に生きる者となることが、 私たちの課題ではないでしょうか。 (CTICちば 平賀 雅子)

YGTを通して

みなさん、 こんにちは!3月にもなり、 すっかり春らしくなりましたね。 4月から新しい生活をはじめる多くの青年の皆さん、 おめでとうございます。

私は、 今都内の看護学校に通っています。 今年は最終学年になり、 実習もますます忙しくなります。

忙しさのなかにどっぷりつかってしまい、 自分を見失ってしまうことがないよう、 大切にしたいことは忘れずに、 日々生活していきたいなと思っています。

昨年の復活祭のときに受洗して、 信者としての1年間、 たくさんのできごとがありました。
そのなかでも、 このYGTを通して、 たくさんの人に出会えたこと、 信者として、 共に祈るということの喜びを知ることができたのは、 私にとって大きなことでした。

私がYGTを知ったのはパンフレットです。 東京に来て何か新しいことをしてみたい! と思っていたときに偶然YGTのスタッフ募集のところに、 「ミサ伴奏をやってくれるかた」 と書いてありました。 13年間ピアノをやっていたというのと、 教会に興味があったので、 思いきって参加したのがきっかけです。

不安もありましたが、 YGTのみなさんは、 私をすぐに受け入れてくれました。 みなさん生き生きしていて、 私自身とても新鮮な気持ちになったことは、 今でも覚えています。

また実行委員をして、 来てくださる方々一人ひとりが、 YGTを通して新たな気持ちになって、 参加してよかったと感じていただけることが、 うれしかったです。

祈り、 分かち合うことで感じることは、 神様が一人ひとりに語りかけてくださることだと思います。 それは出会いをとおしても言えることではないでしょうか。 それをYGTで感じてみてください!

次回のYGTは6月に行なわれますが、 新たな生活をしている方も、 そうでない方も、 みんなで一緒に祈り、 新たな気持ちで神様と出会いましょう!

それでは、 次回のYGTで多くの方々にお会いできるのを楽しみにしています! (関口教会 栗原綾子)

福祉コーナー

四旬節に入ると、 待っていたかのように、 カリタス・ジャパンからの小冊子やパンフレットが、 聖堂の玄関を飾り、 掲示板にはポスターが貼りだされます。

これらは、 カリタス・ジャパンの四旬節 「愛の献金」 キャンペーンのためです。 具体的には、 ポスター200枚、 メッセージ5000枚、 小冊子 「ひびき」 5000冊 (昨年までは、 「叫び」 シリーズでした)、 献金袋1万枚、 三角形の献金箱の5種類が、 東京教区の割当数です。

これらが、 灰の水曜日に小教区に配置できるように、 潮見のカトリック中央協議会から教区本部に送り届けられます。 宛名は、 東京教区福祉委員会です。

この膨大な印刷物を、 各小教区に割り当てて荷造りするのは、 福祉委員会の役割です。 2月末の例会は、 そのためにつかわれます。

まず、 80近くの教会を、 信徒数の割合に配布数を決めます。 平均して行き渡るようにするためです。 次に、 10人あまりの委員に、 自分の担当教会が割り当てられます。 人数の多い教会から、 割と小規模の教会まで、 7~8教会が割り当てられます。

それから、 約2時間半で膨大な印刷物が、 宅配便用に荷造られるわけです。 宅配便の宛名用紙には、 あらかじめ教会名が記入して用意されていますので、 荷造られた包みに貼れば完成です。 翌日か、 翌々日に宅配会社のトラックが来て、 各教会に配達されるという運びです。

福祉委員会の3分の2以上は、 女性です。 荷造りなど慣れない方もいらっしゃります。 はじめの1個や2個は、 まるで駄々っ子を相手に孤軍奮闘といった様相ですが、 3個4個と進むうちに、 慣れた手つきになり、 最後には、 まるで何年もっているかのような手さばきになっているのが不思議です。 やればできるものですね、 ホント。 (西川哲彌神父)

教会・修道院巡り (95) 『北町教会』

東武東上線の下赤塚駅または、 地下鉄有楽町線の営団赤塚駅で下車、 東上線と平行して走る川越街道の左側を、 池袋方面に5分ほど歩いたところに、 北町カトリック幼稚園と記した柱が立っています。 そこを斜め左に入ると、 北町教会です。

正門から見ると、 平日は、 幼稚園児の跳びまわる園庭、 日曜日には、 ミサに集う信徒の駐車場となる広場があり、 その奥にネオゴチック風の白亜の聖堂が建っています。 左手に大小2棟の園舎があり、 その奥に2階建ての司祭館があります。

北町の信徒にとって、 教会の生みの親である元板橋教会主任、 フランシスコ会のゲレオン・ゴルドマン神父を忘れることはできません。

同神父は、 増加する板橋区周辺の信者のために、 東上線沿線に、 もう一つの教会を建てることを思い立たれ、 いろいろと運動された結果、 ケルン教区から多額の寄付が贈られました。 その資金によって、 現在の場所に土地を購入し、 教会と幼稚園が建ちました。

このような経緯で、 北町教会は、 1959年 (昭和34年) 4月5日、 現在の園舎の一棟を仮聖堂として誕生しました。 保護の聖人は、 使徒聖アンドレア、 初代主任司祭は、 故徳川泰圀師。

同年11月3日、 ロス司教様を迎えて、 現在の聖堂の献堂式が行われました。

松谷謙司氏の彫刻になる高さ110センチの聖アンドレア像は、 聖堂の内陣に安置されました。

教会誕生のときに板橋教会から移籍した69名の信徒は、 今では610名を超えました。 召命のお恵みもいただき、 これまでに関根英雄師、 立花昌和師、 シスター関根清恵 (汚れなきマリア修道会)、 赤岩聡神学生および寺濱亮司神学生 (サン・スルピス大神学院) の方々を送り出しています。

北町教会では、 各信徒が、 神さまからいただいたタレントを有効に活かして、 教会の運営や活動に、 何らかの役割を果たすよう心がけています。

そのため、 「財務」 「典礼」 「広報」 「営繕・整備」 「青少年」 「行事」 「コミュニティー」 の7つの活動分野が設けられ、 これらは、 さらに25の奉仕グループに細分されて、 信徒はどこかのグループに所属して活動しています。

また、 これらの奉仕グループとは別に、 かんがるーの会 (乳幼児の母親の集い)、 コールシャローム (聖歌を歌う会)、 その他多くのグループもあります。
このようにして、 北町教会の信徒一同 「自立する教会」、 「開かれた教会」 「宣教する教会」 の構築を目指しております。 (相馬研吾)
http://www.mars.sphere.ne.jp/churchkitamati/
e-mail kitamati@mbs.sphere.ne.jp

シリーズ カテドラル紹介 Ⅱ

東京大司教区は、 1891年に設立されました。 12年前の1991年には、 教区創立100周年を祝いました。

最初の大司教座は、 築地教会 (1920年まで)、 その後、 関口教会がカテドラルとなりましたが、 1945年の東京大空襲で焼失。1964年まで、 神田教会に大司教座が置かれました。

現カテドラルは、 ドイツのケルン大司教区の援助によって、 1960年に着工し、 1964年12月8日に、 献堂式が行われました。 来年には、 献堂40周年を迎えることになります。

さて、 この大聖堂は、 建築家丹下健三氏の設計によるものです。 鉄筋コンクリート造りで、 柱や梁がいっさい使われていない構造で、 曲面が描く美しさを持った、 特徴のある建物です。

地面から一番高い所まで、 約40メートルあります。 内部は、 コンクリートの打ち放しで、 床は大理石張りとなっています。

建築を学んでいる学生の見学は、 今でも多く、 また、 最近はかなり少なくなりましたが、 外国人観光客が団体で、 しばしば見学に訪れておりました。

内装のコンクリートの打ち放しが、 冷たいという印象を与えるとお感じになっている方もいらっしゃるかもしれません。

けれども、 この曲面が上に高く伸び、 ステンレスの外装で整えられた建物全体が、 十字架を形作っているというところにまで思いを至らせるときに、 教会が大切にしている十字架の意味にまで、 思い至るのではないでしょうか。

大聖堂内には、 600名が座れる椅子席があります。 補助椅子・立ち席を合わせると、 1500人から2000人弱ほどの方が参列することができます。

正面の大きい十字架=写真と壁の双曲線を眺めながら、 天上のイエスを黙想なさってみてはいかがでしょうか。 (江部純一神父)

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2003年 「広報の日」 特別企画
2002年度 「日本カトリック映画賞」 授賞式および上映会

日 時:6月13日 (金)
17:00 「マザー・テレサとその世界」 上映
18:30 「チョムスキー9・11」 上映
19:50 授賞式

入場料 前売り券 \1,500
当日券 \1,800
大学生以下 \1,000

場 所 なかのZERO小ホール
(中野区もみじ山文化センター)

主催・問合せ先:カトリック映画視聴覚協議会 (SIGNIS JAPAN)
TEL (03) 5632-4431

共 催 東京教区広報委員会

編集部から

◎考えてみれば 「教区ニュース」 に関わり7年が過ぎたことになる。

この間、 いろいろなことがあった。 教区長の交代、 教区の再編成は、 誰もが思い浮かべる大きな出来事だ。

そしてもう一つ忘れてならないのが教区のホームページの開設である。

ホームページの中で地味でありながら、 なかなか興味深いのは、 教区ニュースのバックナンバーが読めることである。

76号以降の分については、 将来を見据え、 入力データなどを保存してきた。 しかしそれ以前の号については、 スキャナ―で読み取るものの、 ほとんど根気の要る入力作業でもある。 担当者の苦労には脱帽するのみである。

ホームページ上での教区ニュースの全号掲載には、 いましばらく時間がかかる。 ホームページにアクセスの際には、 作業の進捗状況の確認をお忘れなく。 (Y・U)

◎担当司祭の人事異動の関係で、 202号VIVID掲載用の原稿の送り先が、 江部純一神父宛になりますので、 ご注意ください。 (A・A)

VIVID

黙想会・祈りの集い等

ご聖体礼拝への招き《毎月、初月曜日~初金曜日17:00~20:00》

一日の終わりのひとときを、ご聖体のイエスさまと一緒に過ごしましょう。
18:00からは、「教会の祈り・晩課」をシスターたちと祈ります。
四谷典礼センターピエタで 2F聖堂(新宿区四谷1-21-22)
対象:ご聖体礼拝をなさりたい方、どなたでも、ご自由に
連絡先:Tel/03-3351-2692 Fax/03-3351-3426
典礼センターピエタ シスター平松、シスター北爪

祈りの集い 神様ブレイク《毎月第3土曜日》

土曜の午後のひと時を静かな自然の中、みことばのうちに私を置いてみませんか。
主日の福音箇所を読み、味わいます。
第37回5/17(土)14:00~16:00、第38回6/21(土)14:00~16:00
師イエズス修道女会 八王子修道院で(八王子市戸吹町1490)
対象:どなたでもご自由に
持物:聖書
担当:師イエズス修道女会シスター
費用:無料
連絡先:Tel/0426-91-3236 Fax/0426-91-3319 シスター長谷部

召命黙想会《沖に漕ぎ出しなさいー3》

7/19(土)~7/21(月)14:00
師イエズス修道女会 八王子修道院で
(八王子市戸吹町1490 Tel/0426-91-3236 Fax/0426-91-3319)
対象:未婚の女性信徒(40歳位まで)
指導:師イエズス修道女会シスター
※詳細は次号

祈りと分かち合いへのお誘い 《過ぎ越しの神秘を祈る》

第8回4/11(金)18:30~20:30
マリアの宣教者フランシスコ修道会東京第2修道院3階で
担当者:シスター村松直子
対象:40歳位までの独身女性
持物:聖書
参加費:無料
申込締切:3/12(水)
連絡先:〒161-0032 新宿区中落合2-4-13 マリアの宣教者フランシスコ修道会
Tel・Fax/03-3952-5782 e-mail:josephin45naoko@hotmail.com シスター村松直子

マリアの御心会より 祈りのご案内

下記日時 マリアの御心会で(JR信濃町駅下車 徒歩2分)
申込み:〒160-0012 新宿区南元町6-2 マリアの御心会 黙想係
Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089 e-mail:fcm@ceres.dti.ne.jp
ヨハネ福音書
4/1(火)10:00~12:00
B聖書深読黙想会
4/13(日)13:00~16:30
祈りの集い
4/19(土)18:00~20:30
対象:40歳までの男女
「来て、見なさい」プログラム
結婚、修道生活、独身生活を選定したい方
4/27(日) 10:00~16:30
テーマ:「自分自身を探す」
指導:ホアン・アイダル師(イエズス会)
対象:20代、30代の未婚女性
費用:\500
持物:聖書、お弁当

黙想会「イエス・キリストとの出会い」 ―真の自己解放を求めてー

5/16(金)20:00~5/18(日)16:00
(16日の夕食を済ませてから集合、土・日のみの部分参加可、申込時に明記)
カルメル会上野毛聖テレジア修道院(黙想)で
(東急大井町線 上野毛駅より徒歩5分)
対象:高校生以上の青年男子(35歳まで)
指導:カルメル会士
費用:\9,500 (一泊 \5,000)
申込み締切:4/21(月)必着で、住所・氏名・年齢・電話番号を記入の上、葉書かFaxで下記まで。折り返しこちらから連絡。
問合せ・申込み先:〒158-0093 世田谷区上野毛2-14-25 カルメル会上野毛聖テレジア修道院(黙想) 手賀 Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-1764

平和を祈るミサのご案内

4/12(土)(毎月第2土曜日)カトリック三軒茶屋教会 聖堂で
18:00~ 祈り 18:30~ 平和を祈るミサ
司式:ニコラス師(イエズス会)
問合せ先:カトリック三軒茶屋教会「平和を祈る会」Tel/03-3421-1605
※「家庭・社会・国際関係等の平和」に関する活動や企画の宣伝・チラシ等を配布したい方は、事前にご相談ください。

主のうちに憩うひととき

4/25、5/16、6/20、7/18、9/19、10/17、11/21、12/19
2004年1/16、2/20、3/19(原則毎月第3金曜日)
20:00受付 21:00プログラム開始、翌朝解散
マリア会 シャミナード修道院で(〒102-0071千代田区富士見1-2-43 Tel/03-3261-2955 Fax/03-3261-8612)
対象:キリスト信者・求道者
定員:18名(定員になり次第締切)
内容:祈り、黙想、分かち合い
持物:聖書・洗面用具・ねまき
費用:1回\1,000(当日)
主催:マリアニスト黙想チーム
申込み・問合せ:開催日の1週間前までに下記へ 清水一男神父
Fax/03-3261-8612 シスター小林幾久子 e-mail:fml-kk@netty.ne.jp

坐禅会

毎週月曜日17:20~20:00、毎週木曜日18:00~20:30
上智大学内SJハウス、クルトゥルハイム1Fで 3回坐り、間に講話有り。
遅刻、不定期参加も可
参加費:無料 初心者も歓迎
接心
4/28(月)20:30~5/5(月)16:00 秋川神冥窟で
費用:\16,800 部分参加も可
指導と問合せ先:リーゼンフーバー師(イエズス会、上智大学教授) Tel /03-3238-5124、5111 Fax/03-3238-5056

すべての人のための祈りの集い
いのちの泉へ 前期「信仰・希望・愛」

4/26(土)信仰のまなざし 十字架の聖ヨハネとともに
5/31(土)希望の翼 リジューの聖テレーズとともに
6/28(土)愛に生きる リジューの聖テレーズとともに
ノートルダム・ド・ヴィで (〒177-0044練馬区上石神井4-32-35 Tel/03-3594-2247 Fax/03-3594-2254)
講話:伊従信子・片山はるひ(ノートルダム・ド・ヴィ会員)
プログラム:第1部 14時~ 講話、祈り、お茶&分かち合い ミサ(翌・日曜日の典礼) 第2部 18:30~ 夕食、祈りの夕べ
参加費 1部のみ \200、2部まで \500
申込み:準備の都合上必ず申し込むこと(1部のみ、2部まで参加を明記)
電話(18:00~21:30)、Faxまたは郵便で、祈りの集い係まで。お子様とご参加の場合は、お子様の年齢・性別も明記のこと。

講座・研修会等

テイヤール・シャルダン研究会(読書会)

4/1(火)、4/15(火)、5/20(火)、6/3(火)、6/17(火)19:00~20:00 (6/17のみ18:00~19:00)
松原教会で(京王線 明大前駅下車 徒歩4分 世田谷区松原2-28-5)
内容:テイヤールの 『神の場』 エピローグ キリスト再臨を望む 教材は当研究会で用意
指導:美田稔(テイヤール研究・翻訳家)
会費:無料
申込み:不要
問合せ先:竹田誠二 Tel・Fax/03-3332-8866

キリスト教精神に基づいた生涯学習講座

2003年4月~7月期
総合テーマ〈人間について考える〉
いずれの講座も、真生会館学習センタ-(JR信濃町駅前)で 申込み方法・問合せ先:電話またはハガキ、申込み用紙に、住所・氏名・講座番号・講座名を記入して下記へ、〒160-0016新宿区信濃町33 真生会館学習センター Tel・Fax/03-3351-7123

聖書の光の中で
① 主日の聖書を生きる(第3部)
4/7、4/14、5/12、5/19、5/26、6/2、6/9、6/16(月)10:30~12:30
講師:G.ロベルト師(淳心会司祭)
参加費:全8回 1回ごとに\500
② 主日の聖書を生きる(第2部)
4/7、4/14、5/12、5/19、5/26、6/2、6/9、6/16(月)14:00~16:00
講師:G.ロベルト師(淳心会司祭)
参加費:全8回 1回ごとに\500
③ 初心者のためのキリスト教入門(第3期・第1部)
4/22、5/6、5/13、5/20、5/27、6/10、6/17、6/24(火)19:00~20:30
講師:森一弘師(司教)
参加費:8回 \4,000
④ 2000年の教会の歴史(第5期・第3部)
4/9、4/23、5/7、5/14、5/21、5/28、6/4、6/11、6/18、6/25(水)14:00~15:30
講師:M.クリスチャン師(淳心会司祭)
参加費:10回 \5,000
⑤ マルコ福音書を読む(第1部)
4/10、4/24、5/1、5/22、5/29、6/12、6/26、7/3(木)10:30~12:00
講師:山内堅治師(聖パウロ修道会司祭)
費用:8回 \6,600
⑥ 神の愛を信じるために!幸せに生きるためにイエスの福音を学ぶ(第3部)
5/10、5/17、5/24、5/31、6/7、6/14、6/21、6/28(土)10:30~12:00
講師:平原陽一師(東京教区司祭)
参加費:8回 \4,000
⑦“出会い”を求めてーキリスト前後―(第24部)
4/12、5/10、5/24、6/7、6/28、7/5(土)10:30~12:00
講師:粕谷甲一師(東京教区司祭)
参加費:6回\5,000
⑧ キリスト教入門を教える人のために(第6期 第3部)
4/12、4/19、4/26、5/17、5/31、6/21(土)10:30~12:30
講師:森一弘師(司教)
参加費:6回\5,000

総合講座
⑨ 学び合い2年間コース 第2期
5/10、5/24、6/14、6/28、7/5、7/12(土)10:00~13:00
参加費:2004年3月まで16回 \14,000(詳しい資料請求のこと)
⑩ 念祷と神との交わり
4/12(土)13:30~15:30
講師:中川博道師(カルメル会司祭)
参加費:1回 \1,000

現代社会とのかかわりの中で
⑪ 世界の中での命の尊厳
5/10(土)13:30~15:30
講師:浅羽俊一郎氏(UNHCR東京事務所副代表)
5/17(土)以下時間同じ
講師:池長潤師(大阪教区大司教)
5/24(土)武者小路公秀氏(反差別国際運動事務局長)
参加費:3回\3,000

人と人との絆の中で
⑫「死」にどう寄り添うか
5/31(土)13:30~15:30
講師:海老原良典氏(慶応義塾大学病院老年内科医師)
6/7(土)以下時間同じ
講師:若林一美氏(山梨英知大学教授)
6/14(土)
講師:浅野マリ子氏(永寿総合病院ボランティア)
参加費:3回 \3,000
⑬ 日本の伝統思想の中の生と死の問題
6/21、6/28、7/5(土)13:30~15:30
講師:田畑邦治氏(白百合女子大学教授)
参加費:3回 \3,000

聖書100週間新規募集のお知らせ
聖書100週間の新しいクラスは9/30から始まります。
ステップ1 火曜午前クラス10:30~12:30、夜クラス 18:30~20:30 説明会:9/7(日)

講座・研修会「自分を知る」―気づきの旅(A)

5/10、6/14、7/12、9/18、10/11、11/8、12/13、1/10、2/14、3/13(原則として第2土曜日)
14:00~17:00
援助修道会で(新宿区市谷田町2-24 Tel/03-3269-2405)
指導:シスター野本佳子(援助修道会会員)
内容:本当の自分に気づき、神と人との関係がよりよいものとなるように、エニアグラムの学びを通して霊的な成長を目指します。
参加費:\13,000(全10回分、資料代含む、当日会場で)
申込方法:ハガキまたはFaxに、氏名、住所、電話番号、年齢を書いて4/30(水)までに下記へ。〒336-0021さいたま市別所2-27-1-304 「気づきの旅」代表 折山もと子
Fax/048-861-9746

2003年度ボランティア養成講座
―聴きましょうこころを 共に歩むためにー

会場は、カトリックセンターで(文京区関口3-16-15 東京カテドラル構内)
申込み方法:申し込み用紙記入の上、Faxまたは郵送で下記まで(電話でも可)
定員:60名(定員になり次第締切)
参加費:\5,000
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京カリタスの家 ボランティア養成講座係
(1)5/24(土)13:30~16:00(以下時間は同じ)内容:オリエンテーション ボランティアとして『聴く』
講師:カヴァニア・チェレスティーノ師(東京教区事務局長)
(2)6/7(土)内容:子どもの心を聴く
講師:門馬愛輝(養護施設聖ヨゼフホーム職員)
(3)6/21(土)内容:聴き方を学ぼう
講師:ジェローム・クスマノ師(上智大学文学部心理学科教授)
(4)7/5(土)内容:自分の心を聴く
講師:内野玲子氏(師イエズス修道女会)
(5)7/19(土)内容:自分の心を聴く
講師:内野玲子氏(師イエズス修道女会)
(6)9/20(土)内容:病者の心を聴くⅠ―病気の人とともに―
講師:段坂広子氏(マリアの宣教者フランシスコ修道会・聖母病院パストラルケア室所属)
(7)9/27(土)内容:病者の心を聴くⅡ―心の病気の人とともに―
講師:東孝博氏(精神科医・村井病院)
(8)10/11(土)内容:高齢者の心を聴く―施設利用をとおして―
講師:柏木洋子氏(特別養護老人ホームくすのきの郷施設長)
(9)ケースを通して学ぶ―カリタスの家のケースより―
講師:カリタスの家スタッフ
(10)11/15(土)内容:分かち合い―ボランティア体験をして― 修了式
講師:東京カリタスの家スタッフ 三好満師(東京カリタスの家理事)

カトリック登り行く人生の会・主催の講座

申込み・問合せ:荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102ビ・モンタント東京支部事務所
勤務時間:火・木・土 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会
全会場原則条件:時間1時間半 13:30~15:00
申込み不要 会費:\300~500程度
① 4/8 (火)事務所で 指導:塚本伊和男師
② 4/22(火)三軒茶屋教会で 指導:泉富士男師
③ 4/23(水)成城教会で 指導:泉富士男師
④ 4/25(金)高輪教会で 指導:泉富士男師

第91回月例散策会
4/9(水)10:30 京浜東北線大宮駅改札口集合
行き先:大宮公園、大宮教会

パッチワーク・キルト同好会
4/10(木)11:00~15:00 ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスの掛布団カバーを作り、社会福祉に役立てたいと思います。ふるってご参加ください

第36回聖Fザビエル友ゆうクラブ俳句会
4/10(木)11:30~15:30 神田教会で
投句:季題 復活祭(イースター)・蒲公英(タンポポ)・春一般 計3句以内
住所・氏名・電話番号・所属教会・出欠(投句のみは欠席)を明記し、
〒101-0065 千代田区西神田1-1-12 神田教会内「聖F・X俳句会」または下記係 宛
締切:4/1(火)必着 会費:当日\1,000、年会費:\2,000
持参:筆記用具、天景(\500以下の品)
運営:選句、食事(準備済)、披講、互評助言、連絡、散会(結果は作品を全会員に郵送)
問合せ:木田英也 〒279-0011浦安市美浜1-6-611 Tel・Fax/047-355-7478

第8回なごみ短歌同好会
4/26(土)10:30~14:30 八王子教会2F和室で
投稿方法:投稿用紙は自由、自由題3首以内、住所、氏名・電話番号・所属教会・出欠(投稿のみは欠席)を明記し 〒192-0066 八王子市本町16-3 八王子教会内「なごみ短歌同好会」宛
締切:3/8(土)
会費:\500(為替\500を投稿歌に同封が最適)
別途当日会費 \1,000(当日昼食費)が必要
当日の予定:発表・互評・定刻散会
指導:富永松男(元聖霊学園中・高校長)
Tel/0426-74-6230(添削希望初心者は、その旨書けば電話で助言)

会員のためのミサ
毎月15日(原則)この日は指導両司祭(塚本師、泉師)がミサを捧げて下さるので、会員も合わせて感謝の祈りを捧げる日と致します。

聖地の旅勉強会 聖地イスラエルってどんな国?
―聖書の世界の原風景―

第3回4/13(日)14:00~16:00
講師:鈴木信一師(聖パウロ修道会) 井上弘子(道の会)
対象:聖地と聖書に興味がある方ならどなたでも
会費:\1,000/回 以降 5/11、6/8、7/13、9/7、10/5、11/9、12/14
申込み・問合せ:道の会 井上弘子 〒164-0013 中野区弥生町1-19-1-201 Tel・Fax/03-3379-5571 e-mail:hiroko@mars.dtl.ne.jp 瀬川真佐子 Tel・Fax/049-286-6291

キリスト者メーデーの集い

4/26(土)13:30~17:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)会議室で
講演:「労働者のコミュニケーション~若者や女性」
講師:佐藤満男氏(三多摩労連)メッセージ、フリートーク、ミサまたは共同祈願
主催:4・26集会実行委員会
協賛:東京カトリック正義と平和委員会
連絡先:太田 Tel/048-481-4810

聖書全巻リレー通読会

4/27(日)11:30~5/3(土)17:00
カトリック小金井教会で
8回目の聖書リレー通読会、今年はゴールデンウィークに、旧約・新約聖書を、30分ずつに区分し、区分されたそれぞれの箇所を二人一組で読みつなぎます。参加希望者はお申込みください。問合せ先:カトリック小金井教会 〒181-0005 小金井市桜町1-2-20 Tel/042-384-5793 Fax/042-384-6592

聖霊による生活刷新セミナー
―もっと身近に神の愛を体験してみませんか―

5/4(日)~6/22(日)までの毎週日曜日18:00~20:00
上智会館5階会議室で(四谷駅下車上智大学内)
参加費:\2,000(他にテキスト代 \500)
条件:洗礼を受けていて毎週参加できる方
申込み:「四谷祈りの集い」会場にて受付中(上記の時間帯、場所で、毎週日曜日開催)
問合せ:聖霊による刷新事務所(ヒスロ)Tel/03-3357-8138 Fax/03-3357-9504
e-mail:hsro@sol.dti.ne.jp

巡礼ハイクのお知らせ
―風薫る丘に神の声を探して―

4/27(日)9:30~16:30(雨天決行)
コース:秦野駅⇒浅間駅⇒権現山⇒弘法山⇒吾妻山⇒鶴巻温泉
集合:小田急線 秦野駅9:30 解散:鶴巻温泉16:30
内容:ミサ・巡礼ハイク・分かち合い
対象:山歩きができる青年男女
引率:清水一男師(マリア会)
参加費:無料
持物:お弁当、水筒、敷物、雨具、タオル、リュックサックなど
服装:歩きやすい靴、帽子
申込み・問合せ:4/20(日)までに下記へ
窪寺敏恵 Tel/090-7264-3573 シスター小林:e-mail fmi-kk@netty.ne.jp

聖三木図書館 開館日変更(4月から)

火曜~土曜 10時~18時
日曜 10時~14時30分
休館 月曜・祝日
※聖三木図書館(Tel/03-3238-3545)は、どなたにもご利用いただける会員制キリスト教図書館です。

♪ 音楽会等♪

オルガンの夕べ

4/25(金)18:00ミサ終了後 18:35頃から30分
カトリック麹町(聖イグナチオ)教会 主聖堂で
オルガン演奏:青田絹江(国立音楽大学・宮城学院女子大学講師)
入場料:無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会 問合せ:Tel/03-3263-4584