お知らせ

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東京教区ニュース第200号

2003年03月01日

東京教区ニュース 200号 記念特集号

200号を迎えて 3司教に聞く 教区改革のはじまりとこれから

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東京教区ニュースは、今月号で200号を迎えた。1970年代初頭に開かれた東京教区大会を機に出発し、30年の月日が流れたことになる。考えてみれば、この30年は、教区が絶えざる刷新を試みてきた月日でもある。時には激しく、また、時にはゆるやかな改革を、そばで見守り、伝えてきたのが東京教区ニュースであろう。

あたかも、この4月から刷新の一つの「みのり」である宣教協力体が出発する。この記念すべき節目の時にあたって、それぞれ、その時代を責任者として流れを導いてこられた3人の司教、白柳誠一師、森一弘師、それに現在の当事者である岡田武夫師に来ていただき、ざっくばらんに話していただいた。
(西川哲彌神父)

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教区大会から始まった改革

―まず岡田大司教さま、司祭の人事異動が固まって、ホッとしておられると思いますが、いかかですか。

岡田

ホッとしているわけではないのですが、とりあえず、皆さまのご協力をいただいて、新しい体制で出発できるかなというところです。親になって知る親の苦労がしみじみ分かったところです。さて、私がこの2年余り取り組んできた教区の刷新は、やはり、東京教区大会から始まっていると思います。それが、1984年の「日本の教会の基本方針と優先課題」、87年の「第1回福音宣教推進全国会議」(第1回ナイス)を経て、今度の改革に来ていると思います。ですから、当時の推進役であった両司教さまのお仕事を引き継ぎ、一つの目途をつけたように思っています。

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ルーツは公会議にあった

―白柳枢機卿さま、いかがですか。

白柳

そうですね。東京教区大会というのは、第2バチカン公会議を受けて、その精神で教区を見直し、刷新していこうというものでした。公会議が終わって、まだ数年しか経っていなかったときです。教区大会を機会に、公会議の精神を学び、教区の現状をしっかりと見ることができたと思います。教区を変えていこうという気持が、参加者一人ひとりにみなぎっていたのが印象的です。信徒が、教会の組織や活動に積極的に参加していくということは、それまでほとんどなかったことですから、新しい時代が来たことを実感できました。変化の一つは、「東京教区ニュース」です。信徒と司祭、修道者が一体となってつくり、情報を共有できる機会が、持てるようになったことを嬉しく思っています。

アニメーター的役割としての東京教区ニュース

―「東京教区ニュース」を今のような形にされた森司教さま、いかがですか。

87年に第1回ナイスが終わって、各教区とも、ナイスで出され、話し合われたことをどう具体化するか、という課題に取り組む段階に入ったと思います。東京教区でも、枢機卿さまを中心に、いろんな可能性を探って取り組み始めました。多岐にわたっている課題を全部こなすことはできません。課題の検討が行われ、結局5つに絞り込まれました。1. 信徒の生涯養成、2. 典礼の刷新、3. 女性の教会参加、4. 福祉、5. 情報がそれです。それらの推進のためにナイス事務局の設置をしました。そして、その流れを信徒に伝え、信徒からの声を分かち合えるアニメーター的な役割が教区ニュースに託されたわけです。当然ながら、信徒、司教、司祭、修道者が参加してチームをつくり、チームの共同作業として紙面を作っていくことになったと思います。あれから12年になりますが、その姿勢と役割は、引き継がれて現在に至っており、教区刷新の重要な役割を果してきていると思います。

東京教区の特別性

―教区の刷新について、もう少しお聞きしたいのですが、岡田大司教さまいかがですか。

岡田

最初に申し上げたように、刷新ということは、急に生まれて、急に育つものではありません。良き樹を育てるように、それなりの時間をかけていかなければならないものです。今回、小教区の再編成という形で行われている改革は、これまで少しずつ育てられた改革の樹が、やっと一つ実を実らせるようなものだと思っています。東京には、80もの教会があり、かなりの部分が修道会・宣教会に託され、しかも本部修道院が置かれています。これは、他の教区には見られないものです。それだけに、刷新のために、修道会・宣教会の皆さまの協力が不可欠です。これまでいろんな協力をいただきましたが、これからも、さらなるご協力をお願いしていこうと思っています。

今さらながら、申しわけないと思っていること

―司教協議会の会長として長く働いてこられた枢機卿さま、いかがですか。

白柳

そうですね。首都としての東京を抱えた、東京教区、それに、ほぼ全ての本部がある東京ということは、何かと教区に影響を与えていると思います。だからというわけではありませんが、私は、司教協議会の会長として、なるべく、全国単位で考えるようにしておりました。それは、ついつい東京中心に考えてしまう傾向があるからです。東京教区の皆さんに申しわけないと思いながら、わざと東京を後回しにすることもありました。寂しい思いをさせたと思います。今さら謝ってもはじまらないことかもしれませんが、こういう機会にお詫びを申し上げます。また、今回の「再編成」も、私が積極的に取り組んでいれば、今ほど苦労をかけることはなかったかもしれません。その分だけ、微力ながら応援しています。先ほどおっしゃっていましたが、改革は一朝一夕でできるものではありません。じっくりと取り組んで、やっと完成するものです。
これからも頑張っていただきたいと思います。

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危機意識をもってこそ

―森司教さま、刷新を進めてこられて、今、どんなことを感じておられますか。

今回の刷新は、なされるべくして、なされていることだと思います。つまり、長い準備があって、「機が熟した」というべきでしょう。この数年は、司祭研修会も、講師なしで、自分たちの課題を、自分たちで考えていこうという形をとりましたし、研修会や研究会でも、教区が抱えている課題に、目が向けられてきました。こういう地道な積み重ねがあってこその刷新だと思います。そういう面で、信徒、司祭、修道者が知らず知らずに、刷新に参加してきたということでしょう。そして、そうさせたのは、それぞれの立場での危機感だと思います。危機意識は、やはり、主体的に関わり、取り組んでこそ生まれるものですし、改革を進めていく原動力になると思います。これからも、成熟した危機意識を、どのようにして持続し、育てていくかが鍵になると思います。そのために少しでもお手伝いができたら、と思っています。

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枢機卿さまの日々

―さて、岡田大司教さまも森司教さまも、しばしば活字や講演等で、頑張っておられることが分かるのですが、枢機卿さまはどうしておられるのかと聞かれることがあります。いかがですか。

白柳

いたってのんびりさせていただいています。やっと、現役を離れた生活に慣れました。でも、枢機卿として、世界平和のために、諸宗教の交わりのため、それに日本の教会のために、できることを最大限にさせていただこうと思っています。情報はパソコンを通して得ておりますし、いろんな方が相談や話し合いに来られ、できる範囲でお答えしております。

―本日は、お忙しいところ、誠にありがとうございました。

東京大司教区司祭人事異動

2月4日付けで、東京大司教区2003年度司祭人事異動が発表された。異動は、4月20日の復活祭後にすみやかに実施される。なお幼稚園園長は、4月1日をもって交代する。(括弧内は旧任地)

出向関係

吉池好高師 東京カトリック神学院へ (麻布教会主任)
浦野雄二師 同 (事務局次長)
古賀正典師 カトリック中央協議会へ (梅田教会主任)

本部事務局関係

江部純一師 事務局次長 大司教秘書兼任 (大司教秘書)
門馬邦男師 教区会計 蒲田教会主任兼任 (蒲田教会主任)
小宇佐敬二師 教区本部事務局 「心のケア」 担当 (徳田教会主任)
立花昌和師 教区本部事務局広報担当目 黒教会主任兼任 (目黒教会主任)

聖堂共同体 (小教区) 関係

藤井泰定師 麻布教会主任 (八王子教会主任)
小澤茂師 八王子教会主任 幼稚園園長 (洗足教会主任)
川村听司師 八王子・泉町・高幡・豊田宣教協力体協力司祭 (目黒教会助任)
山根克則師 洗足教会主任 幼稚園園長 (北町教会主任)
五十嵐秀和師 北町教会主任 幼稚園園長 (司祭の家)
レオ・シューマカ師 目黒外国人共同体司牧 目黒教会助任兼務 (豊島教会主任)
西川哲彌師 豊島教会主任 (豊四季教会主任)
小川拓郎師 豊四季教会主任 松戸幼稚園園長兼任 (松戸教会主任)
宮下良平師 松戸教会主任 (多摩教会主任)
加藤豊師 多摩教会主任 (習志野教会助任)
金井久師 関町教会主任 (西千葉教会管理者)
小林敬三師 西千葉教会主任 (木更津教会主任)
デビットパドルノス師 木更津教会・館山教会主任 (五井教会主任)
岩崎尚師 五井教会主任 (高円寺教会主任)
晴佐久昌英師 高円寺教会主任 (高幡教会主任)
小林祥二師 高幡教会主任 豊田教会主任兼任 (豊田教会主任)
関根英雄師 世田谷教会主任 (町田教会主任)
高木賢一師 町田教会主任 (東京カトリック神学院)
大原猛師 市川教会主任 (カトリック東京国際センター)
大倉一美師 徳田教会主任 (清瀬教会主任)
坂倉恵二師 清瀬教会主任 (カトリック中央協議会)
久富達雄師 成田教会主任 (館山教会主任)
関光雄師 梅田教会主任 (小金井教会助任)
佐藤敦俊師 立川教会助任 (大司教館付)
安次嶺晴実師 小金井教会協力司祭 (司祭の家)
藤岡和滋師 高幡教会協力司祭 (2003年9月まで) (関町教会主任)
佐久間彪師 汚れなきマリア修道会管区本部付 (世田谷教会主任)
青山和美師 天使の聖母トラピスチヌ修道院 (函館)付 (市川教会主任)
猪熊太郎師 研修 (成田教会主任)
フィリップボニファチオ師 休暇 (2003年9月まで) (豊島教会助任)

修道会関係

九里彰師 上野毛教会助任 (研修)
山田裕於師 京都宇治修道院へ (上野毛教会助任)
アサシルヴェスター師 インドネシアへ帰国 (松原教会助任)

教区教会委員連合会 新年の集い開かれる

1月12日 (日)13時30分から、東京教区関口会館地下ケルンホールで、2003年東京大司教区教会委員連合会―新年の集い―が開催された。(当番教会は、潮見教会)

岡田武夫大司教の挨拶の後、2002年12月26日付で出された「宣教協力体のための指針(案」について、幸田和生師とチェレスティーノ師から説明があり、質疑応答が行われた。本年4月の「宣教協力体の発足」に伴い、教会委員連合会のあり方について、次の3点を話題に意見交換が行われた。

1. 2003年度総会をどのように開催するか
2. 会費の残高(240万円)をどうするか
3. 教会委員、教会委員会という呼び方について

なお、残務処理は次期当番教会の葛西教会に委ねられた。

CTIC

嬉しい1年生だけど・・・

CTICニュースでも触れましたので、ご存知の方も多いと思いますが、少し前書きをさせていただきます。CTIC亀戸には、「CTICファミリー」と、私たちが勝手に呼んでいる家族がいます。いろいろと生活面のことで、最初の相談から今日まで、切れることのない長いおつきあいとなっています。

この春に、このファミリーから、9人の子どもたちが小学校に入学します。皆ダブルの子どもたちで、母子家庭がほとんどです。今時の小学校ですから、新入学のときは、何もかも新品でピカピカでしょう。名前もすべてにつけなければなりません。「お古」ばかりが目立つようですと、何かと問題が出てきます。そこで、CTICニュースでお願いしたところ、ランドセルをはじめ、新しい学用品を多くの方々からいただきました。心温まるお手紙と一緒に。

子どもたちは、ランドセルや学用品を受け取りに、母親と一緒に事務所にやってきます。始めは言葉も出ません。こんなすてきなものをいただく経験は、ゼロに等しいのでしょう。クリスマスプレゼントも少ない子どもたちですから。「さあ、○○ちゃんのランドセルよ。しょってごらん」と言うと、緊張した顔が少しゆるんで手を出します。そして、嬉しそうに背負いひもの調節をして、恥ずかしそうに背負って、はじめてニッコリします。スタッフの一人がいたずら半分に、「ちょっと貸して」と言うと、「イヤ」と言って、ランドセルをしっかり持っています。いつも楽しく、よい相談ばかりとは限らない、むしろ難しく切ない相談の多いCTIC事務所ですが、このような場面に、スタッフの皆もニコニコします。しかし、私たちには、この先の心配が大きいのです。

子どもたちは、日本国籍ですが、母親は外国人で、日本語は十分に理解できません。子どもの勉強をみたり、日本語を教えたりはできません。また、日本の習慣もよく知りませんし、子どもが日本の学校で順調に義務教育を終えるのは、容易ではないのが現実です。このような家族は、ますます増加していく現状です。どうしたら、このような子どもたちを援助することができるでしょうか。

私たちは、できるだけ学童クラブに入るように勧めます。学校が終わってすぐに家に帰るよりは、よほどよいと思います。ある程度の勉強をする習慣もつくでしょう。友だちもいます。その中で、日本の習慣も少しはわかるかもしれません。しかし、充分ではありません。母親は、「子どもに宿題の分からないことを聞かれても、答えられない」と言います。それが積み重なるうちに、「勉強はいや」になり、「学校に行くのもいや」になるケースもあります。その家族の家に行き、勉強をみてくださり、あわせて親にも読み書きを教え、学校からの書類を説明して下さるボランティアの方々がいらしたら、といつも願っています。そのようになった時でも、まだまだたくさんの問題があるのですが・・・。

4月から東京大司教区は、再編成をして新しい出発をします。その中に3つの課題がありますが、その2「外国人の司牧と困難を抱えた外国人へのサポート」というのがあります。この「困難を抱えた外国人」とは、どのような方々の、どのような問題を言っておられるのでしょうか。今後ますます、日本国籍をもつダブルの子どもたちは増えるでしょう。学校教育という面でも、具体的に、はっきり打ち出していただければ、と思います。

相談活動の中から出されてくる、生活全般にわたるたくさんの問題に対して、当事者である外国人自身が、主体となって取り組むことができるように、サポートしていくのがよいと思います。私たちの支援なしでもやっていけるように、自立、自活できるように支援していくのが、ここで求められる「サポート」であろうと考えています。
(林香枝子)

マタタ神父のインタビュー

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イコンの世界展を開くまりあ日出子さんを訪ねて

2月初め、長年イコンの制作に励み、イコンを通じて神の賛美と、神の国への招きを描こうとする、まりあ日出子さんを訪ねました。彼女は、イコンとの出会い、イコンが描く神の姿などについて語ってくれました。

―イコンとの出会いは?

私は30年くらい前から、日本画を描いて美術展に出品していましたが、1992年の秋からイコンを描くようになりました。きっかけは、何とかして「神であり、人であられるイエス・キリスト像」を描きたいということでした。私の場合、大学の美術科を選んだのは、密かに、いつか何か宗教的な絵を描いてみたい、との思いからでしたが、長野県の山奥の禅宗の家庭に育った私は、当時、それがキリスト教であることに気づいていませんでした。20歳の時、ある宗教的な体験を持ち、それから聖書を読むようになりましたが、洗礼を受けたのは44歳の時でした。洗礼を受ける以前から、キリスト教の祈りをテーマに描き、美術展に出品していたことになります。

その後、聖書の物語を題材にして描いていましたが、どうしてもキリスト像を描きたくなり、1,000枚くらい描けば、1枚くらいキリスト像になるかもしれないと、試行錯誤を続けていました。でも、私の描くキリスト像は、どうしても神さまであられるキリストのお顔にはなりません。私のデッサン力がないこともありましたが、もし技量があっても、そのままでは、永久に神さまであられるキリストのお顔は描けないのではないか、と思うようになっていました。40枚くらいキリストを描いたころ、何気なくめくっていたロシアイコンの本から、「これこそが私の描きたかった神さまであり、人であられるイエス・キリストのお顔だ」と電撃的に閃いて、それからイコンを描き始めることになったのです。

イコンを描き始めてから数年は、美術展に出品していましたが、今は、どの美術団体にも属さず一人で描いています。ビザンチン美術としても栄え、東方キリスト教会によって受け継がれてきたイコンですから、日本には先生もおらず、独学で技法や画法を学ばなくてはなりませんが、ロシア人イコン画家との出会いや、東方キリスト教国への旅で多くのことを学び、多くのイコンを見た結果、今回、大作のイコンをお見せできるまでになったことを嬉しく思います。

―イコンとは何ですか。イコンを通して何を伝えたいのですか。

イコンはもともと日本にあったものではありませんので、一般社会ではもちろん、キリスト教会の中でも、大変誤解されて伝わっている部分が多くあるような気がします。イコンは、ギリシャ語のエイコーン(肖像、似姿)を語源としているものと言われます。神さまの肖像、似姿を絵に表したものがイコンですから、イエス・キリストのイコンが、最も重要なイコンです。

その後、多くのイコンの形が描かれるようになりましたが、イコンに描かれる人物たちは、全てイエスさまのお顔に似た表情をしています。イコンが神さまの国を表現しているからです。イコンがよく「神の国への窓」と言われるゆえんです。イコンはまた、「目で見る聖書」とも言われますが、聖書が「文字で書かれた福音」なら、イコンは「絵で描かれた福音、聖書」と言ってもいいでしょう。

イコンは、絵で表現されていますが、その内容は、聖書の物語の出来事を写実的に表現したものでも、登場人物の感情を表現したものでも、私たち人間の神さまへの憧れを表現したものでもありません。聖書に書かれた福音物語の裏には、神さまが私たち人間に伝えようとしている、限りなく深い愛のメッセージが隠されています。それと同じように、イコンにも絵の中に、神さまの深い愛のメッセージが隠されているのです。例えば「最後の晩餐」と言いますと、すぐあの有名なレオナルド・ダビンチの名画を思い出します。非常にたくみに描かれた、「最後の晩餐」の情景描写に、私たちは感動します。これに比べ、イコンの「最後の晩餐」は、非常に静かに描かれています。それは、イコンが福音に書かれている「最後の晩餐のメッセージ」を伝えようとしているからです。イエスさまは、最後の晩餐で、十字架上の死がすぐそこに迫っているのを知りながら、私たち人間を愛し、愛しぬかれて、私たちに「血による新しい契約」を定めてくださいました。このような「最後の晩餐」でのイエスさまの神秘の愛を表しているのが、このイコンですから、「最後の晩餐のイコン」は静謐(せいひつ)になります。私たちはイコンを見る時、聖書を読む時と同じように、そのイコンの表そうとする神さまのメッセージを、観想するといいと思います。

―イコンは、誰でも描けますか。

イコンは2,000年もの歳月をかけて、東方キリスト教会の教父や、修道士や、すぐれたイコン画家たちによって、神さまのメッセージを、より良く伝えるために形が整えられ、今日まで伝えられてきました。しかしイコンは、聖書と同じように神さまの愛のメッセージを伝えるものですから、キリスト教全体のものですし、もっと言えば、聖書と同じように、人類全体のための貴重な文化遺産、と考えてもいいのではないでしょうか。時々イコンは、特別な選ばれた人々だけのものと、お思いの方がおられますので、付け加えたいと思います。

またイコンは、誰が描いてもいいのです。文字で書かれた聖書を、キリスト教徒でない方が読み始めた時、それは神さまに近づく第一歩が始まったのだと思います。絵で描かれた聖書であるイコンも同じことです。近づこうとするその方に、神さまはどんなにお喜びでしょう。初めから信仰の達人など、めったにいるものではないでしょう。信仰に段階があるように、イコン制作にも段階がありますから、私は求める方には、誰にでもイコンをお教えします。ただ誤解していただきたくないのは、本物のイコンは、信仰に加えて、絵描きとしての技量やたゆみない努力がなければできないということです。私もまた、私のイコンを何とか本物に近づけたいと日々努力しております。

―最近のイコン制作について。

事情がゆるすようになり、このごろは山にこもって描くことが多くなりました。自然は、そのまま教会といわれますが、イコンを描いていてふと目を上げると、そこにある木々の美しさや山の深さに、イコンと一緒に神さまの懐に抱かれているような感じになります。東京で描いていても、イコンを描いている間は、神さまと融合しているような平和の中にいられるのですが、山の中ですと、それがいっそう強く、描いているイコンと、周りの自然とともに、神さまの国に遊んでいるような気分になってきます。神さまの国に遊びながら、神様の愛のメッセージをお伝えするイコンを描く、こんな贅沢な喜びがありましょうか。ただただ、神さまに感謝します。

イコンを離れると、私もまた日常生活の中にいます。その日常生活がどんなに過酷で醜くみっともないものであろうと、私はイコンを通して神さまに出会い、神さまが共にいてくださる喜びに力を得て、その日常を乗り越えることができます。それは何にも代えがたい強い力で、ただ有難いという以外にありません。

金祝・銀祝おめでとうございます(東京教区内在住司祭)

[司祭金祝]

修道会・宣教会
デロシュレイモンド師 (ケベック外国宣教会赤堤教会)
金子賢之介師 (サレジオ修道会小平支部)
アリエタヘスス師 (イエズス会ロヨラハウス)
エセイサバレナトマス師 (イエズス会ロヨラハウス)
オブォンクタデウス師 (イエズス会SJハウス)
ベジノジャック師 (イエズス会SJハウス)
小山信夫師 (イエズス会上石神井修道院)

[司祭銀祝]

東京大司教区
雨宮慧師 (目黒教会)
修道会・宣教会
ウェーグナーユージン師 (フランシスコ会 六本木チャペルセンター)
湯沢民夫師 (フランシスコ会管区長 聖ヨゼフ修道院・管区本部)
植栗弥師 (イエズス会上石神井修道院)
マッカーティンポール師 (聖コロンバン会本部)
鈴木信一師 (聖パウロ修道会副管区長本部・若葉修道院サンパウロ出版部)

YGTからのお願い

年2回のペースで行われてきた東京教区主催YGT(YouthGatheringinTokyo)も5年目に入り、次回で9回目を迎えます。毎回100人前後の青年が参加していますが、驚くべきことに、どの回でも半数近い人たちが「初参加」なのです。参加したきっかけを聞いてみると、圧倒的に「友達に誘われて」という答えがかえってきます。

YGT1ヶ月前には、東京教区の全教会にYGTのチラシを配布しているのですが、教会でチラシを見て来る人は少ないようです。そしてこの教区ニュースも、青年の読者は少ないのが現状のようです。そんなわけで今回は、教区ニュースをお読みの(この前まで青年だった)皆さまにお願いがあります。

5月ごろ、小教区で青年を見かけたら、教会に置いてあるYGTのチラシを手渡していただけないでしょうか。その青年がYGTにもし参加したら、YGTの感想を聞いてみてください。YGTで小教区を超えて青年たちが分かち合い、YGTで分かち合ったものを小教区に持ち帰り、それを小教区でも分かち合っていただけたら、これ以上の喜びはありません。

昔から教会で顔を見ているけれど、話したことはない子(青年)が何人か教会にいませんでしょうか。そんな青年に、YGTをダシにして、声をかけていただけないでしょうか。その青年も、皆さまのことを昔からお顔は知っているけれど、お話ししたことはないおじさま・おばさま、という見方をしていると思います。

また、最近突然教会に来るようになった青年はいませんか。同世代が少なく、ミサが終ると早々に帰っていく青年に、声をかけていただけないでしょうか。YGTに青年が参加することよりも、YGTがきっかけになって、年代を超えて小教区内の輪が広がったら、それはYGTにとっても喜ばしいことです。

6月1日、皆様の小教区の青年が麹町教会(聖イグナチオ教会)で行われる第9回YGTに来られることを、来られなくても、分かち合う心が芽生えることを願っております。
(麻布教会 近藤 周)

今年度のテーマは、「高齢社会の中で私たちが直面していること」

「一年の計は元旦にあり」と言いますが、福祉委員会も1月に、1年を通しての計画を立てています。それが、1泊研修会で、昨年に引き続いて今年も、千葉県のほぼ北端にあたる、野田市の「大利根」で開かれました。

実は、臨時も入れると、年約10回の例会を持っていますが、いつも差し迫った課題に追いまくられているのが現状です。ですから、泊りがけで、とことん話ができるのは、その人の人柄を知るうえでも貴重な機会なのです。

最初に、今年1年を貫くテーマをどうするかが話し合われました。テーマを決めるということは、1本のガイドラインを引くことにもなるので、かなり激しい議論がなされました。今がどういう時代なのか、何が緊急を要する課題なのか、福祉委員会はどうあらねばならないかが、一人ひとりの委員から出されました。そして、これでいこうと合意を得たのが、「高齢社会の中で私たちが直面していること―実践例を通して考え、取り組み、分かち合う―」だったのです。

福祉を考えるとき、問題は多岐にわたっており、その中で一つを選ぶということは不可能に近いことです。しかし、限りある人材と能力で、私たちがお手伝いできるのは、高齢者を抱えて苦しんでいる方々への、共感と支援ではないかというのが共通認識でした。

テーマを決めたからといって、それ以外に関心を示さないというわけではありません。ともかく、座標軸を設定し、自分たちの位置を確認しながら進んでいこうというわけです。

テーマが決まったら、次は年間スケジュールです。6月の「福祉職員の集い」と、11月の「福祉の集い」のねらいと具体的な企画が話し合われました。行事に触れまわされないためにも、決めるべきことを決めておくことが大事です。時間に余裕があると、アイデアも豊富になります。

どうか皆さん、6月12日(木)と11月8日(土)を空けておいてください。おいおい、お誘いのお知らせを申し上げますから。
(西川哲彌神父)

教会・修道院巡り(94) 「渋谷教会」

カトリック渋谷教会は、1949年にドミニコ会・カナダ管区の宣教師によって、池尻教会としてスタート、1960年に、旧山手通りに面した渋谷区南平台の新しい聖堂に移りました。

現在の主任司祭は、1928年カナダ生まれのポランーリ・ジラール神父、信徒数は1,133人です。伝統的であると同時に開かれた教会で、自由な雰囲気に包まれ、老人から子どもまで、各年齢層がほぼ均等に集まり、司祭もカナダ人、ポーランド人、日本人と国際色豊かです。
日曜日のミサは、8時、10時、18時の3回、毎月第1と第3日曜日の10時のミサは、手話通訳がつき、第2日曜日の10時は、フォークミサです。

典礼には信徒が積極的に参加し、招きの言葉と共同祈願の第4の意向は、先唱者が作ります。また、10人の聖体奉仕者が、10時のミサで祭壇奉仕をしています。婦人会と教会学校も非常に活発で、特に教会学校は、将来を支える若い人材の育成という観点から、リーダー研修に力を入れています。そして、就学前の幼児を、婦人ボランティアによって、ミサの間託児する「子うさぎ会」もあります。信徒の交わりを深める目的で、新年のお祝い、ご復活祭、敬老の日、秋祭り、クリスマス等の教会行事を行い、たくさんの方々が楽しんでいます。さらに月1回、司祭からのメッセージ、奉仕当番表、行事予定、イベントの記録と報告、信徒の投稿による文芸欄などを掲載した、広報誌「おとずれ」を発行しています。

修道院長のガストン・プティ神父は、35年間日本で精力的に絵画、版画、ステンドグラスなどの制作活動を続け、それらの功績により4年前、カナダ政府から文化交流促進功労賞が贈られました。聖堂にはプティ神父の手で一昨年に完成した、非常に芸術的で美しい聖櫃があります。

渋谷教会は、25年前から、毎年キリスト教一致週間に、近隣の日本キリスト教団聖ヶ丘教会、渋谷バプチスト教会と一緒に、輪番制で、一致祈祷集会を行ない、エキュメニズムの実践にも力を入れております。過去には、聖ヶ丘教会の聖堂が焼失した時、再建までの間、地下ホールを礼拝のために提供したこともあり、今年は、聖ヶ丘教会の建替えで、再度場所を提供することになっています。

ありがたいことに、渋谷教会では、若い力が着実に成長し、ボーイスカウト、ガールスカウトも各種の行事に積極的に参加するなど、教会を支えております。今後も、福音宣教、教会活動、他教会との交流等がおおいに期待できると思います。
(広報委員 堀内 聰)

カルカッタのマザーテレサ列福式出席ご希望の皆様へ

+主の平安と恵のうちに

皆様すでにご存知のように、マザーテレサが今年10月19日、ローマ・バチカンに於いて列福されるという、すばらしいお恵みをいただきました。これも、皆様の変わらぬマザーへの愛とお祈りのお陰であると、心より感謝しております。

さて、この列福式への参加にあたり、ローマのマザーテレサ列福の事務所よりその入場券配布に関するお知らせがありましたので、皆様にご案内申し上げます。当日、ローマにおいでになれない方々も、どうぞ心をひとつにしてお祈り下さいますよう、お願い申し上げます。

列福式には、多数の出席者が予想されますので、バチカンの指示に従って、すべてがスムーズにとり行われるよう、前もって入場整理券を配布することになりました。これは、ローマの事務所から神の愛の宣教者会を通してのみ配布されるもので、教会や旅行代理店などでは扱っておりません。また、この券は、無料で無制限(定員なし)ですが、1種類だけで特別指定券のようなものはありません。申し込みは、規定の用紙によってのみ受け付けますので、その形式に従って記入し申し込んで下さい。翌日10月20日に予定されている感謝ミサに出席ご希望の方も、その欄に記入して下さい。入場券郵送ご希望の方は、返信用封筒を同封していただきますようお願い申し上げます。また、外国語(フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル)ご希望の方は、直接ローマからe-メールで入手できます。(www.motherteresacause.info)
尚、神の愛の宣教者会は、単に入場券の配布をするだけで、ビザ、飛行機、ホテルの手配等は一切行いませんので、ご了承の上お申し込み下さい。

申込書の請求:神の愛の宣教者会(東京、名古屋、別府、各修道院)又は、お近くの、カトリック教会
郵送:〒123-0845東京都足立区西新井本町3-5-24 神の愛の宣教者会 ファックス:0473-71-8568(柴田方)
神様の祝福がありますように
神の愛の宣教者会

シリーズ カテドラル紹介Ⅰ

カテドラルとは

「東京カテドラル聖マリア大聖堂」。これが東京大司教区の中心となる教会堂(聖堂)です。カテドラルとは、「カテドラ」がある聖堂のこと。カテドラとは、司教座のことをいいます。

東京カテドラルに入られた方は、祭壇左奥に、大きな椅子=写真があるのをごらんになれると思います。その椅子が司教座で、赤い後背に木で彫った大司教の紋章がかけられているのが見えます。司教の職務は、教えること(宣教すること・教理に基づき教会の教えを伝えること)、典礼や秘跡の執行、そして信徒を導くこと(司牧者としての務め)の3つがあります。司教はこの職務を行うにあたって、司祭や助祭の協力を得て、その仕事を果たします。

司教座のある聖堂は、特に他の聖堂と比べて特別な構造になっているわけではありませんが、司教区の中心であるという意味から、大規模・壮麗なものとなることが多い(ヨーロッパ諸国のような場合)ようです。

東京カテドラルは、1964年12月8日に献堂式が挙行され、聖母マリアに献げられた聖堂です。東京教区の中心として、インターナショナルデーや合同堅信式、司祭叙階式などの教区行事が行われる、とても大きな、また現代建築の面から見てもとても特徴のある聖堂です。

これからしばらくの間、この東京教区の中心である大聖堂を紹介し、今よりももっとよく知っていただき、また東京教区の活動もよりよく理解していただくために、この連載をすることになりました。

ここで行われていることだけでなく、どんな建物であるのか、カテドラル内部にある御像やその由緒、建物の維持・管理はどうなっているのか、なども含めて、皆さんにご紹介したいと思います。けれども、聖堂は何といっても祈りの場です。この広い空間と静かで厳かな雰囲気が、東京教区の信徒のみならず、多くの人々にとって、自分を見つめ、自分を超えた方と対話する場となることを願わずにはいられません。

※「カテドラル」について詳しく知りたい方は『新カトリック大事典』をごらんください。また、「東京カテドラル」の外観や内部、「司教座」の写真は、東京教区のホームページでごらんになることができます。
(江部純一神父)

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江戸元和殉教跡地がさま変わり

元和9(1622)年、三大将軍徳川家光の命令で、ヨハネ原主水(はらもんど)を含む一挙50名の処刑にはじまり、多くの宣教師や信徒が「火あぶりの刑」で殉教した、港区札の辻の元和殉教跡地一帯が、いま更地になっている。

撤去工事は昨年春から。芝浜中学南隣の日産販売会社、さらに殉教跡地を偲ぶ崖地がよく眺望できた三田駐車場、近鉄モーターズ(株)、そしてホテル都イン東京など大きいビルがすべて取り壊され、約200メートルにわたって工事用の白い防護壁が囲んでいる。都イン東京前、南隅の「都旧跡元和キリシタン遺跡智福寺跡」の石碑と植えこみは、ようやく残された様子だ=写真。

部分的に発掘調査も行われたが、港区立港郷土資料室によれば、殉教跡地は、早くに傾斜地を平地にしてしまったため、調査の意味がなく対象外とのこと。今、札の辻歩道橋に立てば、殉教跡地を偲ばせる崖が遠望できるが、巨大なビルが建つと、崖地を見る方法があるのだろうか。まして、崩落防止のため、崖地がコンクリートなどで覆われると、大きな見所が失われる。
(「江戸切支丹殉教ゆかりの地」編者村岡昌和)

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成人おめでとう!!

1月13日 (月・成人の日)午後3時から東京カテドラル聖マリア大聖堂で、東京教区主催の成人式ミサ(岡田武夫大司教司式)が行われた。小教区を越えた成人式ミサを企画したのは、教区青少年委員会(担当:宮下良平神父他)、準備等を担当したのは、YGTの青年たち。心温まるミサのあとは、お汁粉とお雑煮で身体も温まった。

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International Day 2003

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編集部から

◎再編成の成否を占う、といっても過言ではない、司祭人事が発表された。大司教も、教区長を引き受けられてから、最初の本格的な人事異動だったので、相当の辛酸をなめられたことだと思う。「人事さえなければ、司教の仕事は、どんなにか楽なことだろう」といわれる所以である。
司祭人事は、信徒にとっても重大事である。その司祭にキリストを見、その司祭を通して恵みをいただいたものは、おいそれとばかりには、切り替えがきかない。にもかかわらず、幸か不幸か、「親と司祭は選べない」というのも教会である。むしろ司教が「本当は、私が行くべきなのだが、行けないので私の身代わりとして、この司祭を送ります。私だと思って迎え入れ、ともに宣教し、教会を支えてください」といって送るのが司祭派遣の本質である。今どき、司教から叙階の秘跡を受けている司祭にキリストを見る信仰、なんて言っていたら、剥製にされて、 博物館にでも入れられてしまうのかな―。 (西川)

2003年 「広報の日」 特別企画 2002年度 「日本カトリック映画賞」 授賞式および上映会

受賞作品 「チョムスキー 9. 11」(74分/カラー)
同時上映 「マザー・テレサとその世界」(55分/カラー)
(マザー・テレサ列福記念)
日時: 6月13日 (金) 16:30〜 「マザー・テレサとその世界」
18:30〜 「チョムスキー 9. 11」
19:50〜授賞式と講演会
場所:なかのZERO小ホール (中野区もみじ山文化センター)
入場料:1,000円 均一
※ 受賞作品「チョムスキー9.11」は、同時多発テロから1年、言語学者チョムスキーがアメリカ外交を批判し、戦争への不参加を呼びかけたドキュメンタリー映画です。アメリカのイラク攻撃が危惧される現在、この作品を上映することは大きな意味があります。また今年10月、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサが列福されます。これを記念して’79年OCIC・JAPAN賞に輝いたドキュメンタリー作品「マザー・テレサとその世界」の特別上映を企画します。いま憎悪と報復が渦巻く世界へ、愛と平和のメッセージを届けます。
主催・問合せ先:カトリック映画視聴覚協議会(SIGNISJAPAN)
TEL(03)5632-4431
共催:カトリック東京教区広報委員会

VIVID

黙想会・祈りの集い等

祈りの集い

土曜の午後のひと時 いつも共にいてくださる主の内に じっと私を置いてみませんか
第37回3/15(土)14:00〜16:00
第38回5/17(土)14:00〜16:00
師イエズス修道女会 八王子修道院で(八王子市戸吹町1490)
対象:どなたでもご自由に  持物:聖書
担当:師イエズス修道女会シスター  費用:無料
連絡先:Tel/0426-91-3236 Fax/0426-91-3319 シスター長谷部

祈りへの招き

毎月、初月曜日〜初金曜日17:00〜20:00
一日の最後のひととき、静かな時間を聖体の前でお過ごしになりませんか?
3/3(月)、3/4(火)、3/5(水)、3/6(木)、3/7(金)
四谷典礼センターピエタで 2F聖堂(新宿区四谷1-21-22)
対象:どなたでも、ご自由に
連絡先:Tel/03-3351-2692 Fax/03-3351-3426典礼センターピエタ シスター平松、シスター北爪

四旬節黙想会

4/4(金)10:00〜
麹町(聖イグナチオ)教会 ヨゼフホールで (JR・地下鉄線 四谷駅下車)
対象:男女・信徒、未信徒どなたでも
指導:デ・スーザ師(麹町教会助任司祭)
参加費:¥1,000( 昼食代、通信費)
申込み締切:3/31(月) 申込み先:住所、氏名、電話番号を記入し、ハガキで下記まで
〒155-0033世田谷区代田5-18-12 藤井暁子 Tel・Fax/03-3413-4180

召命黙想会 心の耳をすませてーイエスの受難ー

神の呼びかけに耳をすませてみませんか?
3/8(土)14:30〜18:30
福音史家聖ヨハネ布教修道女会 小金井修道院で
(JR中央線武蔵小金井駅北口下車 西武バスで総合病院桜町病院下車 徒歩約3分)
対象:未婚の女性信徒
内容:みことばの分かちあい、聖体顕示 持物:聖書、筆記用具
参加費:¥500 (含夕食)
申込み・問合せ先:3/1(土)までに下記へ
〒183-0055 府中市府中町3-11-7 福音史家聖ヨハネ布教修道女会
Tel・Fax/042-362-7413(電話受付 22:00まで)シスター三ヶ部、シスター星村

祈りの夕べ「旅する子羊の集い」

3/15(土)16:00〜17:30
カトリック関口教会2F視聴覚室で
指導:シスター中島
対象:祈りたい方はどなたでも
費用:無料
問合せ先:大町 Tel/03-3998-6645 ※翌日に読まれるみ言葉で祈ります。

祈りと分かち合いへのお誘い

第7回3/15(土)14:00〜16:00
マリアの宣教者フランシスコ修道会東京第2修道院3階で
担当者:シスター村松直子
対象:40歳位までの独身女性
持物:聖書  参加費:無料
申込締切:3/12(水)
連絡先:〒161-0032 新宿区中落合2-4-13 マリアの宣教者フランシスコ修道会
Tel・Fax/03-3952-5782
e-mail: josephin45naoko@hotmail.com シスター村松直子

黙想会のご案内

(1)4/11(金)・4/12(土)・4/13(日)
(2)7/18(金)・7/19(土)・7/20(日)
(3)12/5(金)・12/6(土)・12/7(日)
三位一体の聖体宣教女会 東村山祈りの家で
〒189-0003 東村山市久米川町1-17-5(JR武蔵野線新秋津駅下車 タクシー3分)
Tel/0423-93-3181  Fax/0423-93-2407
テーマ:イエス、ともにいさせてください。
指導:W・キッペス師(レデンプトール会司祭・臨床パストラルケア教育研修センター所長)
申込締切:定員になり次第
申込み先:〒253-0006 茅ヶ崎市堤61-7上坂佑子 Tel・Fax/0467-53-4466

メルセス会から召命の集いと黙想会のお招き集い

4/26(土)、5/24(土)16:30〜(集い)〜18:30〜(ミサ)〜会食
メルセス会第四修道院で
対象:独身女性信徒  会費:無料
連絡先:〒166-0003 杉並区高円寺南5-11-35  Tel/03-3315-1550 シスター松田

黙想会

6/28(土) 15:00〜 6/29(日)15:30
メルセス会 日野祈りの家 で
(〒191-0042 日野市程久保4-7-2 Tel/042-591-0342  Fax/042-591-0342)
対象:未婚の女性  参加費:¥3,200
指導:瀬本正之師(イエズス会)
連絡先:Tel/042-591-0342 シスター飯島

ミサに与り、福音書について話し合う会

3/8(土)13:30〜
上智大学カトリックセンターで
指導:竹内修一師(上智大学神学部講師、イエズス会司祭)
問合せ先:高橋 Tel/0426-44-0703 渡辺 Tel/0424-82-1265

平和を祈る♪コンテンポラリー・コール・ミサ♪のご案内

3/15(土)18:30〜(4月第2土曜日)カトリック三軒茶屋教会 聖堂で
問合せ先:カトリック三軒茶屋教会「平和を祈る会」Tel/03-3421-1605
※「家庭・社会・国際関係等の平和」に関する活動や企画の宣伝・チラシ等を配布したい方は、事前にご相談ください。

講座・研修会等

真生会館 学び合い2年間コース第2期

2003年5月〜2005年3月の土曜日 10:00〜13:00
真生会館 1階会議室で
募集人員:40名
資格:1. 小教区共同体等の地域共同体としっかりと結びついた信仰生活を送っている方
2. 主任司祭あるいは指導司祭、あるいは信頼できる友人(カトリック信徒)等の推薦状のある方
3.このコースの主旨・意図をしっかりと理解しておられる方(申込み後に提出していただくアンケートの回答内容を参考にして判断させていただきます)
参加費:2003年5月〜2004年3月まで ¥14,000 2004年5月〜2005年3月まで ¥14,000 コピー代別途(1回¥100程度)。研修合宿:この学習の実りを深めるために、夏休みあるいは年間の休日を利用して、研修合宿を企画します。参加自由、費用別途
内容:第1部(2003年5月〜2004年3月)《 教会共同体について・・・教会と社会の遊離の克服を目指して》1.現代の教会2.日本の教会の宣教の歴史3.地域共同体
第2部(2004年5月〜2005年3月)《信仰を生きる・・・生活と信仰の遊離の克服を目指して》1.信徒の召命とその意義2. 社会の 真っ只中にあって3.ライフサイクルにそって4.典礼と秘跡と祈り
申込み・問合せ先:真生会館 学習センター
〒160-0016 新宿区信濃町33 Tel・Fax/03-3351-7123

祈りと霊的同伴者のための養成研修会

4/6(日)6/15(日)9/21(日)10/26(日)11/30(日)2/15(日)10:00〜16:00
東京・四谷で
内容:霊的同伴とは、聞く技術、さまざまな祈り方、苦しむ人の同伴、祈りと生活の統合、同伴者と被同伴者との関係、祈りの成長段階など
対象:信徒・司祭・修道者どなたでも参加できますが、ご自分の心身の健康に自信のない方はご遠慮ください
参加費: ¥12,000
問合せ(月〜金、9:00から17:00):イエズス会霊性センター
〒177-0044練馬区上石神井4-32-11 Tel/03-5927-3080 Fax/03-5927-3081

フランス語で聖書に親しむ会 フランス人講師を囲んで、フランス語で楽しく聖書を学びませんか。

毎週月曜日18:30〜20:00(4/14新学期開講)
上智大学カトリックセンター 地下1階会議室(北門の手前を左に入る)
講師:ベジノ師(上智大学名誉教授)
フランス語中級程度
問合せ:エバンジル会 石田 Tel/03-3330-7043 外山 Tel/042-383-3940

カトリック登り行く人生の会・主催の講座

申込み・問合せ:荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102ビ・モンタント東京支部事務所
勤務時間:火・木・土 14:00〜16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場原則条件:時間1時間半 13:30〜15:00 申込み不要 会費:¥300〜500程度
(1)3/11(火)事務所で 指導:塚本伊和男師
(2)3/18(火)三軒茶屋教会で 指導:塚本伊和男師
(3)3/19(水)成城教会で 指導:塚本伊和男師
(4)3/21(金)高輪教会で 指導:泉富士男師

第90回月例散策会

3/12(水)10:30 埼京線北浦和駅改札口集合
行き先:別所沼公園、浦和教会

気軽に聖書を読む会

3/28(金)13:30〜16:00 幼きイエス会修道院で(JR四谷駅前、地下鉄丸の内線・南北線四谷駅)
指導:吉山登師
テーマ:聖書と文学 会費:¥500/月
対象:退職後、もう一度聖書を読んでみたい人、聖書研究会は堅苦しいと思った人、視点を変えて読み更に信仰を深めたい人

パッチワーク・キルト同好会

3/13(木)11:00〜15:00 ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスの掛布団カバーを作り、社会福祉に役立てたいと思います。ふるってご参加ください

傾聴についての勉強会

3/11(火)13:30〜15:00 事務所で
テーマ:老人の面子を考えた対話・・・老人の自信

第36回聖Fザビエル友ゆうクラブ俳句会

4/10(木)11:30〜15:30 神田教会で
投句:季題 復活祭(イースター)・蒲公英(タンポポ)・春一般 計3句以内
電話番号・所属教会・出欠(投句のみは欠席)を明記し、〒101-0065 千代田区西神田1-1-12 神田教会内「聖F・X俳句会」または下記係 宛
締切:4/1(火)必着 
会費:当日¥1,000、年会費:¥2,000
持参:筆記用具、天景(¥500以下の品)
運営:選句、食事(準備済)、披講、互評助言、連絡、散会(結果は作品を全会員に郵送)
問合せ:木田英也 〒279-0011浦安市美浜1-6-611  Tel・Fax/047-355-7478

第8回なごみ短歌同好会

4/26(土)10:30〜14:30 八王子教会2F和室で
投稿方法:投稿用紙は自由、自由題3首以内、住所氏名・電話番号・所属教会・出欠(投稿のみは欠席)を明記し 〒192-0066 八王子市本町16-3 八王子教会内「なごみ短歌同好会」宛
締切:3/8(火)
会費:¥500(為替¥500を投稿歌に同封が最適) 別途当日会費 ¥1,000(当日昼食費)が必要
当日の予定:発表・互評・定刻散会
指導:富永松男(元聖霊学園中・高校長)Tel/0426-74-6230(添削希望初心者は、その旨書けば電話で助言)

会員のためのミサ

毎月15日(原則)この日は指導両司祭(塚本師、泉師)がミサを捧げて下さるので、会員も合わせて感謝の祈りを捧げる日と致します。

臨床パストラルケア教育研修センター主催の一日研修会と講演会

下記いずれも 幼きイエス会(ニコラ・バレ)で
(JR、地下鉄丸の内線、南北線四谷駅下車)
申込み・問合せ先:臨床パストラルケア教育研修センター東京支部 木澤 Tel・Fax/042-380-9865 平野 Tel・Fax/042-492-4260 (Faxの場合は、住所・氏名・電話番号を明記のこと)

スピリチュアル一日研修会

3/22(土)「スピリチュアルな次元およびニーズ」
5/31(土)「スピリチュアルなペインおよびスピリチュアルな叫び」
7/6(日) 「スピリチュアルケア」
10/19(日)「スピリチュアルケア」
11/29(土)「臨床パストラルケアおよび臨床パストラルケア専門職」
対象:スピリチュアルケアに関心のある方はどなたでも
指導:W・キッペス師(臨床パストラルケア教育研修センター所長)
参加費:1回 ¥5,000(会員¥4,500)、5回¥20,000(会員¥17,500)当日
全15回のうち今年度にシリーズで5回を実施予定

スピリチュアルケア講演会

4/22(火)13:30〜15:30
テーマ:スピリチュアルケア― 関わりの中の優しさ ―
講師:シスター渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)
対象:あなたの隣におられる方 (家族、友人)、ご病気の方とどう付き合えばいいのか戸惑っておられる方、スピリチュアルケアに関心のある方
参加費:¥2,000(会員 ¥1,500)

♪音楽会等♪

声楽アンサンブル「リーダーターフェル」

第28回ボランティア演奏会「春のひだまり祈りの園に」第10回マザアスホームコンサート
3/29(土)14:00
特養老人ホーム マザアス東久留米1階ホールで(東久留米市氷川台2-5-7 Tel/0424-77-7161)
出演:指揮 増尾みどり 伴奏 相田南穂子 Sop. 鈴木由美子 上出朝子 flute 吉野真由美 合唱 声楽アンサンブル「リーダーターフェル」 司会 鈴木嘉照
問合せ:鈴木Tel・Fax/0423-81-0918  田部 PHS/070-5809-7627
e-mail:yosi-t33@phone.ne.jp

信徒会館建設のための「マタイ受難曲演奏会」J.S.Bach

4/5(土)18:00開演
カトリック田園調布教会で(大田区田園調布3-43-1 東横線・目黒線 多摩川駅下車5分)
曲目:J.S.バッハ「ロ短調ミサ曲」
指揮:辻秀幸 ソリスト:S.高橋節子 A.小原伸枝 T.エヴァンゲリスト 大島博 B.イエス 小原浄二 ピラト 田代和久 合唱:マタイを歌う会 管弦楽:ミレニアム バッハ アンサンブル
入場料: ¥2,000(当日券有り)
主催:田園調布教会建設委員会
問合せ:鎌居 Tel/03-3715-1481 村山 Tel/044-741-3253

東京J.S.バッハ合唱団 第12回定期演奏会

3/22(土)14:00開演
東京芸術劇場大ホールで(JR線・地下鉄丸の内線・有楽町線・西武池袋線、東武東上線 池袋駅西口)
曲目:J. S. バッハ「ロ短調ミサ曲」
指揮:高橋誠也 ソリスト:S. 高橋節子 S. 戸畑リオ A. 永島陽子 T. 岡本泰寛 B.小原浄二、合唱:東京J. S. バッハ合唱団
お話:国井神父(御受難修道会)13:30から
チケット:S席¥4,500 A席¥3,500 B席¥2,000
問合せ:金子 Tel・Fax/03-3351-0705