東京教区ニュース第202号

2003年05月01日

聖母月 私たちはこんな祝い方をしています

5月は聖母月。以前ほどではないが、少なからず、聖母月にちなんだ典礼や行事が、教会や幼稚園で行われている。つい最近始めたというところもある。初代教会で、聖母が使徒たちの一致の要になったように、マリアは私たちの心をとらえて離さない。聖母月にあたって、どのような祝い方がされているか、3つの教会と幼稚園の様子を紹介したい。

扶助者聖マリアに捧げて 下井草教会

ミサ後の行列

下井草教会(主任司祭バウチスタ・マッサ神父 サレジオ会)では、聖母月は5月24日の扶助者聖マリアに近い日曜日に祝われる。名前も聖母祭と言われている。その日は、まずミサが聖母に捧げられる。ミサが終わると、扶助者聖母像を中心に行列が組まれ、聖堂を出発し、ロザリオを唱えながら歩き、近くの育英高専を経て教会に帰ってくる。通りを歩く方々や近所の方々は、毎年のことなので、温かいまなざしを向けられる。

願いと祈りを燃やして

教会に帰ると、もう一つの大事なことが待っている。それは、いろいろな願いと祈りを書いた紙を燃やして神さまに捧げる式である。子どもたちは、あらかじめ神さまへの願いや祈りを紙に書いておく。それを燃やして神さまに届ける。旧約聖書のいけにえを捧げる式に似ているが、大事な祈りを神さまに届けたいという気持は共通している。

各家庭にロザリオのすすめ

聖母月である5月は、各家庭で、ロザリオを唱えることが勧められ実行されている。ロザリオは、一年中勧められているが、5月は特別である。家庭集会では、各家庭がもつ願いをロザリオに託して祈る。その祈りを通して、集会の交わりが深められる。

初聖体の子どもたちも

この月、初聖体を受けた子どもたちが、扶助者聖母にバラの花びらをまいてお祝いする。キリストの身体をいただいた喜びを、「お母さん」であるマリアに捧げることはふさわしいことである。子どもたちの気持をそのまま表している。

さつき祭 高幡教会

「さつきの后聖マリア」に捧げられた高幡教会では、毎年5月の第3日曜日に「さつき祭」をお祝いする。これは、初代主任司祭ジャン・シャール・ロワゼール神父が、信徒の親睦を願い、ボーイ・ガールスカウトが主催する焼肉パーティーに、信徒の参加を呼びかけたことから始まった。

第1回の「さつき祭」は1977年、野外ミサが行われた。聖堂の木彫りのマリアさまの御像を庭に安置し、ゆりの花を捧げ、すべての恵みに感謝し、教会の一致と発展の取り次ぎを願った。その後、途切れることなく毎年行われてきたが、当日雨天が多いため、数年前から、ミサは聖堂で行われるようになった。ミサ後はバザーを開催。近隣の幼稚園や住民の方々にも声をかけ、楽しんでいただいている。また、2つのプロテスタントの教会の方々が出店してくださるようになり、1994年には、牧師先生をお招きし、エキュメニカル・ミサを捧げることができた。

その後も交流は深まり、プロテスタントの集会場と交互に場所を代えて、毎年祈りの集会を行っている。さつきの咲き誇るこの地で、50〜60人の信徒の親睦を目的にスタートした「さつき祭」だが、30年余りの時を経て、宗派を超えて、神を賛美できることとなった。

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マリア祭 聖マリア幼稚園

聖母マリアに捧げられた西千葉教会併設の聖マリア幼稚園では、5月の最終金曜日にマリア祭が行われている。そのようすを小下道子園長に伺った。

マリア祭に向けて、日頃から準備を行っている。その1つである「花束」は、画用紙二倍くらいの大きさの用紙をクラスごとに作る。例えば、「おかたづけができたらシールを貼りましょう」などのように、マリアさまの御絵を囲み、シールや折紙を貼る。園庭のマリア像を中心にそれぞれの「花束」を配置し、マリア像を布や花で飾る。また、行列に用いるマリアさまを担ぐ台座を、布や花などで飾りつける。

当日の行列は、マリアさまの歌やお祈りを捧げた後、教会からスタートする。子どもたちに担がれたマリアさまを先頭に、教会と幼稚園の回りを巡って園庭のマリア像に到着し、もう一度お祈りを捧げ、「花まき」をする。続いて、教会聖堂のマリア像の前に全員が集まり、神父さまのお話を聞き、聖歌を歌い、2〜3人の園児と保護者が共同祈願を捧げ、全員が応えて祈る。

侍者には男児6名が侍者服を着用し、「花まき」には女児5名がドレスを着用しベールをつけて奉仕する。神父さまと園児を中心に記念撮影をして、行事を終了。マリア祭に向けて、園児がしつけを身に付けながら日常的に準備を行う。喜びにあふれる当日の行事を通して、愛育の聖母をたたえる心が育まれていく。ほのぼのとしたそのようすが伺え、子どもたちに幸あれ!とお祈り申しあげる。

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ルルドで祈る 東京韓人教会

毎年、5月24日に近い土曜日(昨年は25日)の午後7時から9時まで、カテドラル構内にあるルルドのあたりで力強い祈りの声が響き渡る。東京韓人教会(主任司祭李源圭神父)の信徒の方々が、「聖母マリアの信仰をいただくため」に、ロザリオの祈りを捧げている。参加者は、例年100〜120人。まず、心をこめてロザリオの祈りを唱えながら、マリアさまの頭には、花の冠、手には、花のロザリオを捧げる。=写真右次にローソク=写真左を捧げ、最後に、各会、グループが花を捧げる。東京韓人カトリック教会の主日のミサ(韓国語)は、東京カテドラル聖マリア大聖堂で十二時から行われている。

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2002年度 教勢調査集計表

集計表まとめ1 信者構成

所在地 東京都 千葉県 教区外 合計
国籍 日本人 外国人 日本人 外国人 日本人 外国人 日本人 外国人
信徒総数(1)+(2) 79,925 11,550 5 91,480
司教 3   3             3   3
教区司祭 64 3 67 12   12 3 2 5 79 5 84
教区助祭 3   3   6 6       3   3
宣教・修道司祭 147 165 312             147 171 318
宣教・修道助祭 4 2 6             4 2 6
修道士 54 24 78             54 24 78
男子修練・志願者 10 2 12             10 2 12
その他司祭                        
修道女(無期・有期) 1,315 125 1,440 50 4 54       1,365 129 1,494
女子修練・志願者 45   45 3   3       48   48
在俗会員 58 4 62             58 4 62
教区大神学生 12   12             12   12
教区小神学生                        
修道会大神学生 32 18 50             32 18 50
修道会小神学生                        
教役者合計(1) 1,747 343 2,090 65 10 75 3 2 5 1,815 355 2,170
男子一般信徒 28,543 4,737   33,280
女子一般信徒 49,292 6,738   56,030
信徒合計(2) 77,835 11,475 89,310

集計表まとめ2 小教区、修道会・宣教会、修道院、神学校

教区施設数
所在地 小教区 準小教区 巡回教会 集会所 合計
東京都 58 6     64
千葉県 15 1     16
合計 73 7     80

 

男子修道会、宣教会
所在地 男子修道会 男子宣教会 その他 合計
東京都 16 9   25
千葉県        
合計 16 9   25

 

女子修道会、宣教会
所在地 修道会、宣教会 在俗会 合計
東京都 59 5 64
千葉県 8   8
合計 67 5 72

 

男女修道院
所在地 男子修道院 女子修道院 合計
東京都 47 155 202
千葉県   10 10
合計 47 165 212

 

集計表まとめ3 医療、社会福祉、教育、一般事業

医療事業
所在地 病院 診療所 老人保健施設 その他 合計
東京都 5     1 6
千葉県 1       1
合計 6     1 6

 

社会福祉事業
所在地 保育所 その他児童福祉 老人ホーム その他老人福祉 その他社会福祉 合計
東京都 14 17 7 11 8 57
千葉県   2   1 9 12
合計 14 19 7 12 17 69

 

教育事業
所在地 幼稚園 小学校 中学校 高等学校 高専 合計
東京都 49 12 13 13 1 88
千葉県 9         9
合計 58 12 13 13 1 97

 

所在地 専修学校 短期大学 大学 各種学校 特殊教育 合計
東京都 3 2 6 5   16
千葉県            
合計 3 2 6 5   16

 

一般事業
所在地 センター・会館 研修・黙想の家 その他 合計
東京都 11 11 8 6 16
千葉県          
合計 11 11 8 6 16

私にとっての教会(8)

豊島教会 外山たかね

終戦直後の片田舎でのことです。小さな無人のカトリック教会がありました。東京に帰る家がなかった私たちのために、四軒しかない村の信徒が、「留守番」として教会を提供してくれました。それが、私たちとカトリック教会との出会いでした。

その教会では、わずかな人たちが集まり、自分たちだけで祈りとロザリオを捧げました。田舎の子どもたちにとって、畳の聖堂は夢の中のようにきれいで、何よりも大切な場所でした。今思い返しても、そこは聖霊で満ちあふれていたように思います。信者の人たちは、皆温かく謙虚で、野良仕事の帰りには必ず教会に寄って祈っていきました。まるで中世の本から抜け出したような、ミレーの絵のような生活がありました。

だからでしょうか、私にとって教会は、家であり、生活であり、家族であり、兄弟です。どこを歩いていても、教会を見るとホッとした気持になり、我が家のドアを開けるように安心して中に入ります。私にとって、教会の庭の中は、すべて一つの家族であり、渇きを癒してくれる泉の湧き出るところだと思っています。でも今は、ちょっと違っているようですね。知らない人には、なじみにくい場所になっているようで、時代のせいでしょうか、聖堂共同体の輪ができあがっていて、その中によそから来たものが入っていくのには勇気がいります。なぜか、よそよそしい風がチラリと吹きます。

ジャンバルジャンが、銀の燭台を持ち出したあの頃の教会には、何か善し悪しを超えた温かさが感じられるのは私だけでしょうか。あるご復活の夜、その国では、聖火をいただくために皆思い思いの手作りのろうそくを持って、教会に来るのが慣わしのようでした。見知らぬ国でミサに参加した私の前を、色とりどりの立派なろうそくが何本も通りすぎていきました。その時、隣の貧しげな老婆が、孫の手の小さなろうそくを折って私にくれました。それは本当に粗末で、道端に落ちていても、誰も拾わないようなものでした。でも、私には泣き出したいほど嬉しく大切なもので、マリアさまのように慈愛に満ちた老女の目と温かな手は、一生忘れることができないと思います。おかげさまで私は、聖火をいただき、ごミサに出られなかったホテルの従業員の人たちに火を分けてあげることができました。

ふりかえってみると、私の信仰生活は、そのような思いがけない幾多のお恵みの中で育てられてきたと思います。そして、それは教会という庭の中からこぼれいずるたくさんの光に導かれているように思います。私は「教会とは」そのようなところだと思っています。
(投稿)

International Day 2003

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国際ミサ  International Mass
1:00pm〜2:30pm

アトラクション Cultural Performance

国際ロサリオ International Rosary

ワールドバザー World Bazaar
11:00am〜5:00pm

子供のひろば Children’s Game Area

国際カラオケと交流 Global Karaoke

※ 構内は駐車できません Parking Is Not Available

CTIC カトリック東京国際センター

別れ

いくつかの別れが続いた。オーバーステイで逮捕された中国人K君のアパートの後片付けを頼まれた。K君とは、去年、末期がんのR君を帰国させるため、共に奔走した仲間である。逮捕前夜、K君は、久しぶりに会った友人とアパートの部屋で紹興酒を飲み、大声で騒いだらしい。

隣に住む日本人の通報により、翌朝、朝食の最中に、警察官数人がやって来た。逮捕から1週間経っていたにもかかわらず、主人の戻らない部屋は、その瞬間ですべてが止まっていた。開け放たれた押入れ。空になった紹興酒の瓶。敷かれたままの布団。卓袱台の上には、味噌汁の入ったなべや、投げ出された箸、ご飯のこびりついた茶碗が放置されていた。どんな気持ちでこの部屋を後にしたのだろうか。一つひとつ、日本での生活のために、K君が買い揃えたであろう品々は、どれをとっても、生活の貧しさが容易に想像できるものばかりだった。部屋の中が空になった時には、暖房のない、日当たりの悪い部屋は、寒いばかりだった。

一家の大黒柱、ナイジェリア人のHさんが「強制退去」の決定を受け、入管に拘留されたのは、11月の末だった。Hさんには、フィリピン人の妻Cさんと、生後数ヶ月から日本で育った小学校6年生のMちゃん、日本で生まれた小学2年生のK君がいる。

CTICが彼らと出会ったのは、入国管理局に出頭し、「在留特別許可」の手続きを始めてしまったあとだった。「オーバーステイであっても、日本で生まれた子供がいれば、『在留特別許可』がもらえる」そんな噂を信じての行動だった。打つ手のないまま、「何とか奇跡が起きないものか」と願いつつ、この2年、共に法務大臣の決定を待っていた。

「強制退去」の決定が言い渡されてから約1ヶ月の間に、出国先を決定し、離日しなければならない。成績優秀で、クラスのリーダーとして活躍していたMちゃんは、「日本を離れたくない。せめて、皆と一緒に卒業したい」と言って泣き続けていた。小学校2年生のK君は、日本しか知らない。フィリピンに行くべきか、ナイジェリアに戻るべきか。

Cさんは、身辺整理をすすめながら、夫との短時間の面会のために、入国管理局のある赤羽まで通いつめた。そして、「ナイジェリアに帰る」という結論を出した。日本で最後のクリスマスを過ごし、12月28日、寒い朝に、4人は離日した。

ボランティアとして、相談活動を応援してくれていたフィリピン人の渡辺ジョセリンさんが、急逝した。くも膜下出血で倒れて4日後のことだった。つい、この間も、CTICスタッフがお手上げの、わがままな病人を見舞い、忍耐強く話に耳を傾けていた。

「しばらくすると、あなたたちはもはやわたしを見なくなるが、またしばらくすると、わたしに会うことになる」(ヨハネ16・16)。
教会の暦では、主の受難と復活を通して、「別れと再会への希望」を祈る時である。引き裂かれるような別れの向こうに、「再会」への希望を持ち続けたい。
(かめいどスタッフ 大迫こずえ)

Kalakbay(タガログ語で「共に歩む人」の意)をご存知ですか? 日本での生活に役立つ情報提供や、信仰生活を深めるお手伝いを目的とする英語の情報紙です。毎月、月初めに発行されます。「典礼暦」にあわせた記事がありますので、黙想会やグループの分かち合いにも役立てていただけると思います。ご希望の方は、Kalakbay@ctic.jp またはCTIC目黒(担当アグネス)まで。

YGT

「あなたと平和」これが第9回YGTのテーマです 〜6月1日(日)麹町教会で〜

冬来たりなば、春遠からじ。冬の寒さに耐えて、やがて来る春に木々は芽を出し、花を咲かせる。そして初夏、私たちは出逢い、みんなで語ろう。そうです。YGT(YouthGatheringinTokyo)の季節がやってきました。

五年目を迎える第9回YGTは、6月1日(日)にカトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)で、午後1時から行われます。高く鋭い冬の空から、神さまのように包容力のあるやわらかい春の空へ、そして、すぐに力強い夏の空へと変わっていきます。

日常生活において、これほどまで「平和」という言葉を耳にするのは、初めてのような気がします。この「平和」という言葉を聞いて、みなさんはどんなことを思い、考えますか?百人いたら、百通りの答があるだろうし、「平和とは何なのか」とずっと考える人もいます。平和・・・私たちの多くは、この言葉、この事柄を、自分の存在の根幹に関わる問題としてとらえられていないように感じます。

日本は平和の国といわれていますが、それは外見的であって、内面的には平和が伝説になった国になってしまったからではないでしょうか。しかし、最近は、日本だけではなく世界全体において、また外面的にも内面的にも、「平和」が伝説になってしまったような気さえしてきます。

「あなたと平和」、これが今回のYGTのテーマです。私にとっての平和とは何か、友だちにとっての平和とは何か、神父さま、司教さまにとっての平和とは何か。平和に向って、私たちは何ができるのか。自分をふりかえり、みんなと手を取り合いながら、「平和」を自分の存在の根幹に関わる問題として考える一歩になったらいいなぁと思っています。

世界中で平和と相反する事件が多発する今、まさに私たちが手に入れなければならないのは何でしょうか。怒りと混乱、悲しみと寂しさを癒す力、あるいはヒントを、今回のYGTでみんなと語り、そして共に祈り、見つけてみませんか?
(麹町教会 島田志野)

福祉コーナー

福祉施設職員の集い

東京教区内、つまり東京都と千葉県にある福祉施設の職員をねぎらう「施設職員の集い」の実施内容がととのい、案内状が発送されました。日時は、6月12日(木)午前10時から午後4時まで、場所は東京カテドラル大聖堂と東京教区関口会館地下ケルンホール。プログラムは、午前は、コンサートと岡田武夫大司教のお話、午後は、施設の紹介と分かち合いになっています。つまり、午前は大聖堂で生演奏を聞き、大司教のお話に耳を傾け、午後は昼食をいただき、お互いがもっと知り合おうというわけです。

「施設職員の集い」は毎年行われていますが、中身はすこしずつ違っています。それは、前の年の反省や、参加者の希望を加味しながら、今年はどういう集いにしようか、と委員会で練り上げるからです。日頃のご苦労を幾分でもねぎらい、「来てよかった」という集いにしたい、というのが最大のコンセプトです。

コンサートは、フルート、チェロ、オルガンと3種の楽器が演奏されます。それぞれ福祉委員のおつきあいの中から選ばれた方々で、どなたも快く引き受けてくださいました。何しろ、カテドラル大聖堂は、祈りの家であるとともに、いい音楽に出会える場所でもあります。小沢征爾さんがタクトを振ったこともあるし、日本モーツアルト協会が主催して、ミサ曲を、実際にミサを捧げながら、演奏されたこともあります。

さて、午後の分かち合いは、昨年の参加者の希望で組まれました。東京教区に、約80の福祉関係施設があります。具体的に知り合い、同じような問題を、どのように解決しているかを分かち合うとなると、その場がなかなかないのが現状です。福祉委員会の役割は、その橋渡しです。

もちろん年1回の集いでどうなるものでもありませんが、小さな機会にでもなればと願っています。とりあえず、3つの施設の紹介が行われます。個人でも参加できます。6月12日(木)、もしよろしければ今から予定表に書き入れておいてください。お待ちしています。
(西川哲彌神父)

教会・修道院巡り(96)

『アシジの聖フランシスコ宣教修道女会』

アシジの聖フランシスコ宣教修道女会は、1702年に、聖フランシスコの生誕地アシジの町に創立されました。創立者は、コンベンツアル聖フランシスコ修道会のジュゼッペ・アントニオ・マルケッセリ神父(1676〜1742年)とフランシスコ第三31702年の四旬節に、マルケッセリ神父は、摂理的に彼女に会いました。当時の修道生活は、ほとんど禁域の観想生活でしたが、フランシスコ第3会員は、共同で生活をしていませんでした。

2人は、祈りと徳の実践の中で神のみを求め、一般の娘たちに奉仕する共同体を望んでいました。創立者は、フランシスコ第三会の会則を基礎にして会憲を作成しました。

聖心会の創立者、聖女マグダレナ・ソフィア・バラは、本会に特別な愛を寄せ、一方、本会の姉妹たちは、ソフィア・バラの愛徳に支えられていたので、彼女を自分たちの総長のように慕っていました。

修道会は、創200年後に、「時のしるし」によって宣教会へと変貌を遂げ、1902年、ギリシャ、トルコ、ルーマニア、アルバニアと、次々と宣教地を開き、教育や福祉の面で目覚しい働きをしていましたが、共産主義の進出によって阻まれ、閉鎖のやむなきに至りました。

1934年、新たな必要に基づいて、再検討された会憲が教会の認可を受け、会の存在と活動は、教会から決定的に承認されました。修道会は発展し、コンベンツアル会総長の要請を受けて、1957年から60年の間に、オーストラリア、日本、ブラジル、ザンビア、米国、クロアチア、韓国、ケニア、フィリピンへと宣教活動を広げていきました。

会は、フランシスカン家族との協力態勢を推進しながら、初代教会の模範に従った単純さと清貧の中で、兄弟愛に基づき、教会のさまざまな状況の中で、援助を必要としている人々、特に滞日外国人家族への支援、病人と老人へのケア、子どもと若者のための奉仕などを使徒職の中心においています。

1958年、アシジから3人の宣教女が派遣され横浜に上陸、日本での活動を開始、今年は、神の慈しみにより45周年目を迎えました。初代院長、マードレ・レオニアは、1960年来日、2年目の8月2日に帰天、府中のカトリックの墓地に埋葬されています。

現在、東京・足立区東和の本部修道院と亀有第2修道院(聖母のさゆり保育園、東村山の修道院で活動しています。私たちは、師父聖フランシスコのことば「姉妹たち、主への奉仕を始めよう」を大切にして生活しています。

2003年「広報の日」特別企画 2002年度「日本カトリック映画賞」 授賞式および上映会

日時:6月13日(金)
17:00 「マザー・テレサとその世界」上映
18:30 「チョムスキー9・11」  上映
19:50 授賞式

入場料 前売り券 ¥1,500
当日券 ¥1,800
大学生以下 ¥1,000

場所 なかのZERO小ホール
(中野区もみじ山文化センター)

主催・問合せ先:カトリック映画視聴覚協議会  (SIGNISJAPAN)
TEL(03)5632-4431

共催 東京教区広報委員会

編集部から

◎今月号をもって編集長が交代する。年齢からしても、一回り以上若返ることになる。頼もしい若手に引き継ぐことを、とても嬉しく思う。顧みれば、この6年は、教区としても落ち着かない時期でもあった。教区長も代ったし、新教区長のもとで、小教区の再編成が行われ、宣教協力体が何とか出発した。もう大丈夫とはいえないけれど、とりあえずのところまでは行っているのではないかと思う。教区が、今、どこを航行しているかを、その都度、信徒に知らせる小さな羅針盤の役が、本紙の使命である。司教が何を考え、どこに導こうとしているかは、信徒にとっても、司祭・修道者にとっても気になるところ。「そこが知りたい」という気持にいかに応えるか、それが肝心である。

私自身の力量不足は否めないが、いいスタッフに恵まれ、予定の発行日を遅らせることなく出せたことを今さらながら嬉しく思う。ご迷惑をおかけした分は、なにとぞご容赦いただきたい。また、陰にひなたに支えて下さった方々にこの場をお借りしてお礼を申し上げたい。このご厚情をそのまま、若い後継者に注いでくださるよう平にお願い申し上げる。では、ごきげんよう。
(西川哲彌神父)

◎春は出会いと別れの季節。編集部でも、西川編集長と浦野雄二師をお送りし、立花昌和編集長をお迎えすることになりました。西川師は、毎号の署名入りの記事で、おなじみですが、浦野師は、司祭叙階後すぐ、広報委員会担当に任命され、「教会・修道院巡り」の欄を担当してくださいました。この欄は、1990年(76号)、「築地教会」にはじまり、あと、2〜3回で東京教区の教会・修道院の全てのご紹介が終ります。大司教館に移られてからは、VIVIDに掲載希望の情報も取りまとめてくださいました。西川神父さま、浦野神父さま、ありがとうございました。お元気で。
(A・A)

※おことわり
「シリーズ カテドラル紹介」 は お休みします。

スペース・セントポールから閉店時間変更のお知らせ

スペース・セントポール(カテドラル構内の女子パウロ会の案内所・売店)の閉店時間を、5月1日(木)から、午後5時に変更させていただきます。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

ご聖体礼拝への招き《毎月、初月曜日〜初金曜日17:00〜20:00》

一日の終わりのひとときを、ご聖体のイエスさまと一緒に過ごしましょう。
18:00からは、「教会の祈り・晩課」をシスターたちと祈ります。
四谷典礼センターピエタで 2F聖堂(新宿区四谷1-21-22)
対象:ご聖体礼拝をなさりたい方、どなたでも、ご自由に
連絡先:Tel/03-3351-2692 Fax/03-3351-3426
典礼センターピエタ シスター平松、シスター北爪

祈りの集い 神様ブレイク《毎月第3土曜日》

土曜の午後のひと時を静かな自然の中、みことばのうちに私を置いてみませんか。
主日の福音箇所を読み、味わいます。
第38回5/17(土)14:00〜16:00、第39回6/21(土)14:00〜16:00
師イエズス修道女会 八王子修道院で(八王子市戸吹町1490)
対象:どなたでもご自由に
持物:聖書
担当:師イエズス修道女会シスター
費用:無料
連絡先:Tel/0426-91-3236  Fax/0426-91-3319 シスター長谷部

召命黙想会《沖に漕ぎ出しなさいー3》マリアのように―ロザリオの祈りを通して―

7/19(土)〜7/21(月)14:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
(八王子市戸吹町1490 Tel/0426-91-3236 Fax/0426-91-3319)
対象:未婚の女性信徒(40歳位まで)
指導:シスター徳野(師イエズス修道女会)
連絡:Tel/03-3351-2692 シスター平松(ピエタ)
Tel/0426-91-3236 シスター戸村(八王子修道院)

若い人々の黙想会「希望」 ―明日へとつづく道―

6/22(日)10:00〜16:30 汚れなきマリア修道会 町田祈りの家で
(〒194-0032 町田市本町田3050-1  Tel/042-722-6301)
対象:40歳位までの男女
指導:清水一男師(マリア会)
費用:¥1,300
申込み:6/15(日)までに下記へ
マリアンハウス シスター小林
Tel/0424-83-4501 Fax/0424-81-1641
e-mail: fmikk@netty.ne.jp
URL http://marianist.netty.ne.jp/

ミサに与り、ヨハネ福音書を読む会

5/10(土)13:30〜 上智大学カトリックセンターで
指導:J.マシア師(上智大学神学部教授、イエズス会司祭)
問合せ先:高橋Tel/0426-44-0703 渡辺 Tel/0424-82-1265

一日黙想会のご案内

5/25(日)10:00〜16:30 (受付 9:30)
コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院で
テーマ:マリアと共に
指導:森一弘司教
対象:男女・年齢を問わず信徒・求道者
参加費:¥2,000(お弁当代を含む)
申込み:5/18(日)までに Tel/0424-82-2012へ
※当修道院は、新宿より京王線で調布駅下車、南口から徒歩で20分。タクシーで5分、下石原3丁目歩道橋下。
※宿泊を希望される方は、「友愛の家」にどうぞ(一泊朝食付 ¥3,000)

聖パウロ修道会召命黙想会のお知らせ

5/24(土)〜5/25(日)マリア山修道院函南黙想の家で
指導:山内堅治師(聖パウロ会司祭)
テーマ:あなたは私が選んだ器
対象:独身男性信徒(18歳以上)
参加費:¥4,000
申込締切:5/19(月)
連絡先:〒192-0054八王子市下恩方町2727 聖パウロ修道会八王子修道院 右田琢磨神父
Tel/0426-51-3890  Fax/0426-51-1271  e-mail:
ssp-vo@sanpaolo.or.jp
※司祭、修道士の召命を感じている男性は、ご連絡ください。

祈りと分かち合いへのお誘い

5/23(金)18:30〜20:30
マリアの宣教者フランシスコ修道会 中落合の家(東京第2修道院3階)で
対象:40歳位までの独身女性
持物:聖書
参加費:無料
申込期限:5/22(木)まで
連絡先:〒161-0032 新宿区中落合2-4-13
マリアの宣教者 フランシスコ修道会 Tel・Fax/03-3952-5782
e-mail: josephin45naoko@hotmail.com  シスター村松直子

祈りの夕べ「旅する子羊の集い」

5/17(土)16:00〜17:30 カトリック関口教会2F視聴覚室で
指導:シスター中島
対象:祈りたい方はどなたでも
費用:無料
問合せ先:大町 Tel/03-3998-6645
※翌日に読まれるみ言葉で祈ります

マリアの御心会より 祈りのご案内

下記日時 マリアの御心会で(JR信濃町駅下車 徒歩2分)
申込み:〒160-0012 新宿区南元町6-2 マリアの御心会 黙想係
Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089 e-mail: fcm@ceres.dti.ne.jp

ヨハネ福音書

5月はお休み

聖書深読黙想会

5月はお休み

祈りの集い

5/17(土)18:00〜20:30 対象:40歳までの男女

「来て、見なさい」プログラム

結婚、修道生活、独身生活を選定したい方
5/18(日) 10:00〜16:30
テーマ:「幸いなる方マリア」
指導:瀬本正之師(イエズス会)
対象:20代、30代の未婚女性
費用:¥500
持物:聖書、お弁当

祈りのつどい「なんでもこの人の言うとおりにしてください」

5/24(土)9:30〜17:00
福音史家聖ヨハネ布教修道女会 小金井修道院で
(JR中央線武蔵小金井駅北口下車 西武バスで総合病院桜町病院下車 徒歩3分)
対象:未婚の女性信徒
指導:竹内麟太郎師(コンベンツアル聖フランシスコ修道会)
参加費:¥500(含昼食)
持参品:聖書、筆記用具
申込み:5/20(火)までに下記へ
〒183-0055府中市府中町3-11-7
Tel ・Fax/042-362-7413(電話受付 22:00まで)  シスター三ヶ部

祈りの集い「キリストとの出会いを求めて」

6/28(土)10:00〜14:00
クリスト・ロア宣教修道女会 修練院で(〒202-0015西東京市保谷町4-10-26)
担当者:シスター河野紀代子
対象:40歳位までの独身女性
持参品:聖書
参加費:¥500
連絡先:シスター河野 Tel/0424-65-9097 シスター槌尾 Tel/0424-66-2360、0424-67-1624 申込み:ハガキまたは電話・Faxで

講座・研修会等

キリスト教相互理解セミナー 旧約聖書に親しもう

5/12(月)、6/9(月)、7/14(月) 18:30〜20:30
山手YMCAで(新宿区西早稲田2-18-12 Tel/03-3202-0321 JR・地下鉄東西線 高田馬場下車 徒歩7分 都バス早大行き 高田馬場2丁目下車 徒歩1分)
テキスト:旧約聖書 レビ記
指導(予定):高橋章氏(日本大学国際関係学部教授)、黒瀬博牧師(バプテスト東京西教会)、田畑邦治氏(白百合女子大学教授)、秋山昇牧師(キリスト教ガリラヤ福音教団牧師)
参加費:各回 ¥1,000(当日会場で)
主催:「東京YMCA」ミッション推進委員会
問合せ先:鈴木 Tel/090-3439-7028 東矢 Tel/070-5076-4074

講演会のお知らせ

6/19(木)14:40〜16:00 白百合大学構内で
講師:加藤宗哉氏(作家・「三田文学」編集長)
テーマ:遠藤周作と母なる神
問合せ:白百合大学 宗教科研究室 Tel/03-3326-5050(代表)
e-mail: pastoral@shirayuri.ac.jp

カトリック登り行く人生の会・主催の講座

申込み・問合せ:荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102ビ・モンタント東京支部事務所
勤務時間:火・木・土 14:00〜16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場原則条件:時間1時間半 13:30〜15:00
申込み不要 会費:¥300〜500程度
1. 5/13 (原則第2火)事務所で 指導:塚本伊和男師
2.5/20(第3火)三軒茶屋教会で 指導:塚本伊和男師
3.5/21(第3水)成城教会で 指導:塚本伊和男師
4.5/16(第3金)高輪教会で 指導:泉富士男師

第92回月例散策会

5/7(水)10:30 京葉線潮見駅改札口集合
行き先:木の博物館、潮見教会

パッチワーク・キルト同好会

5/8(木)11:00〜15:00 ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスの掛布団カバーを作り、社会福祉に役立てたいと思います。ふるってご参加ください

気軽に聖書を読む会

5/23(金)13:30〜16:00
幼きイエス会修道院で(JR四谷駅前、地下鉄丸の内線・南北線四谷駅下車)
指導:吉山登師
テーマ:聖書と文学
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読んでみたい人、聖書研究会は堅苦しく思った人、視点を変えて読み更に信仰を深めたい人

会員のためのミサ

毎月15日(原則)この日は指導両司祭(塚本師、泉師)がミサを捧げて下さるので、会員も合わせて感謝の祈りを捧げる日と致します。

臨床パストラルケア教育研修センター主催の一日研修会

下記日程で
幼きイエス会(ニコラ・バレ)で (JR、地下鉄丸の内線・南北線四谷駅下車)
※第1回は3月に終了していますが、毎回参加不可能な方の申込みを受け付けています。
・ 5/31(土)「スピリチュアルなペインおよびスピリチュアルな叫び」
・ 7/6(日) 「スピリチュアルケア」
・ 10/19(日)「スピリチュアルケア」
・ 11/29(土)「臨床パストラルケアおよび臨床パストラルケア専門職」
対象:スピリチュアルケアに関心のある方はどなたでも
指導:W・キッペス師(臨床パストラルケア教育研修センター所長)
参加費:1回 ¥5,000 (会員¥4,500)、 5回 ¥20,000 (会員¥17,500)
当日 全15回のうち今年度にシリーズで5回を実施予定
申込み・問合せ先:臨床パストラルケア教育研修センター東京支部 木澤 Tel・Fax/042-380-9865(月〜金 10:30〜16:30)平野 Tel・Fax/042-492-4260 (Telは、20時以降)

講演会

6/25(水)14:40〜 白百合女子大学内チャペルで
講師:久山宗彦氏(カリタス女子短期大学学長)
入場料:無料
問合せ:白百合女子大学キリスト教文化研究所
Tel/03-3326-5050(代)Tel/03-3326-5413(直通・Fax)月・水曜開室

♪音楽会等♪

2003年アンジェリコ会キリスト教美術展(第23回)

5/13(火)〜5/18(日)10:30〜19:00(初日:13:00〜、最終日:12:30〜16:00)
ギャラリーエルビスで(中央区銀座4-2-1 日本基督教団 銀座教会 東京福音会センター1F Tel/03-3561-2910)

超教派による「平和を祈るコンサート」

5/20(火)19:00開演
銀座ヤマハホールで (銀座7丁目 ヤマハ楽器5階ホール)
演奏とお話:杉田谷道(桐朋学園・ジュリアード大学院卒、ニューヨーク在住)
入場料:¥2,000 収益はユニセフへ寄付
主催:平和を祈る超教派キリスト者の会
問合せ:柿内Tel/03-3700-9808 速水 Tel/0424-63-7041

ザベリオ合唱団団員募集のお知らせ

練習は第2、第4日曜日 14:00〜17:00 カテドラル構内 聖園幼稚園で
指揮指導:新垣壬敏先生(白百合女子大学教授)永原恵三先生(お茶の水女子大学助教授)
問合せ先:藤倉 Tel/03-3984-1866
※今年も恒例の「神学生育成クリスマス・チャリティーコンサート」を実施する予定です。

オルガンの夕べ

5/23(金)18:00ミサ終了後 (18:35頃から約30分)
麹町(聖イグナチオ)教会 主聖堂で
オルガン演奏:三浦はつみ(横浜みなとみらいホールオルガニスト)
入場料:無料
主催:麹町(聖イグナチオ)教会オルガン委員会
問合せ: Tel/03-3263-4584

チャペルコンサート

〜オルガン・メディテーション〜
・ 5/21(水)14:40〜15:40  演奏:久野将建
・ 6/18(水)時間同じ 演奏:田上麻里
白百合女子大学内チャペルで
入場料:無料
問合せ:白百合女子大学キリスト教文化研究所 Tel/03-3326-5050(代) Tel/03-3326-5413(直通・Fax) 月・水曜開室

JYD記念オーケストラ&合唱団

第9回定期演奏会
5/25(日)14:00 初台教会大聖堂で
曲目:ヘンデル オラトリオ「メサイヤ」全曲
指揮:高畠浩
合唱指揮:鈴木敬一神父
入場料:前売券 ¥1,000  当日券:¥1,200(席に限りあり、前売券で完売の場合もあり)
問合せ: Tel/03-5758-7368
ホームページ: http://www.music.ne.jp/~jyd/