お知らせ

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東京教区ニュース第189号

2002年01月01日

KN189AM

 「新しい一歩」

新春特集 カン司教に聞く 「隣国から見た 日本の教会」

カン司教2001年11月、 広島で日韓司教交流会が開かれた。 この交流会はすでに7回目で、 毎年日韓交互に会場を替えて開催されている。 今年は、 これまでの最多数にあたる26人 (日韓から13人ずつ) が参加し、 司牧状況の分かち合いと歴史教科書問題をテーマに研修を行った。 回を重ねるごとに個人的にも親交が増し、 「テーマを超えていろいろなことについて話し合えるようになってきた」 とのこと。 あたかも2002年は、 サッカーのワールドカップが日韓共同で開催される年である。 否が応にも両国が向かい合わねばならないし、 力を合わせてことに当たらなければならない。 隣国韓国の目に、 日本の教会はどう映っているのかを、 交流会に来ていた姜禹一(カン・ウイル)司教に聞いてみた。 (西川哲彌神父)

*交流会はいかがでしたか
カン司教 とてもいい雰囲気でしたよ。 今年で7回目なので、 お互い人柄も分かってきて、 気楽に話せるようになってきたと思います。 交流会を始めたころの固い空気が懐かしいくらいです。

*2001年の重大事件としてあげなければならないのは、 なんといってもニューヨークで起きた同時多発テロ事件だと思うのですが、 その後の経過を含めて、 どのように受け止めておられますか。
カン司教 歴史を見ると、 どの時代にも戦争はありました。 国と国の対立や民族のメンツのために、 紛争解決の手段として戦争をしてきました。 ただ、 戦争の意味が、 歴史の進展と共に変わってきたような気がします。
かつては、 やられたからやり返す、 という仕返しの論理が全てでした。 やっつけなければやっつけられる時代だったのだと思います。
しかし、 現代は違ってきました。 それは、 仕返しや報復行為に対する疑いです。 はたしてそれが本当の解決の道かという疑問です。 これは、 人類が歴史から学んできたしるしだと思います。

*それは、 教会の主張と合致することなのでしょうね。
カン司教 そうです。 教会が福音の精神に基づいて主張してきたことです。 そしてこれからもそのような声をあげていかなければなりません。 それこそ教会の使命だと思います。 また、 教会の使命には、 国境も民族の壁もありません。 福音にそった解決の道を探るために、 国際的な交流は不可欠です。 国境を越えて人が交わり、 声を出していくとそこに必ず道が拓けていくと思います。
対立する国や民族を足元にひざまずかせ、 奴隷のようにしてしまう戦争は、 解決方法として賢明な道ではないことが、 いろいろなところで証明されています。 話し合いながら、 知恵を結集して解決していくこと、 これが教会の道です。 これを、 地道に訴えていくことが現代の教会に託されている課題です。

*さて、 昨今、 宗教間の対立が、 にわかにクローズアップされてきたような感じがしますが、 どのように見ておられますか。
カン司教 宗教間に対立があるように言われていますが、 もともと宗教は対立するものではないし、 相争うものでもないでしょう。 どちらかといいますと、 宗教そのものが閉鎖的になりがちですから、 絶えず対話を重ねていく必要があります。 アジアシノドスの時にも感じたことですが、 宗教間の対話は、 なかなかチャンスがないのです。 これから、 私どもとイスラム、 そしてヒンドゥーとの対話がどうしても必要になってくると思います。

*対話を妨げる要因は何でしょうか。
カン司教 簡単には言えないと思いますが、 やはり、 それぞれがもっている独善性でしょうね。 相手を責める前に自分を責める精神の欠如ですね。 お互いが相手の非を言い始めたら、 もう対話は成立しません。 私どもの言い方をすれば、 未だに旧約の中に閉じこもっているというわけでしょう。
誤解を恐れずに言いますと、 ヨーロッパ的思考の中に、 どうしてもそのような傾きがあります。 真理や合理性を尊ぶあまりに、 どうしても、 どちらが正しいかを求めてしまいます。
キリスト教も、 一度ヨーロッパを経由して広まった歴史があるので、 どうしても旧約的遺物から抜け出せない傾向があるのです。
私たちは、 絶えず、 私たち自身を福音化していかなければなりません。 細い道でしょうが、 そこを通らないと、 対話の道も開かれていかないと思います。

*ところで、 日本の教会は、 第一回福音宣教推進全国会議以来、 教会の刷新と福音宣教の推進に取り組んできました。 その動きはまだまだ進行しています。 司教様はどう見ておられますか。
カン司教 いろいろな試みと、 さまざまな努力が払われていることは、 見たり聞いたりして伝わっております。
自分たちの教会を福音化し、 社会の福音化のために働きかけることは、 とても大変なことだと思います。 よくなさっていると思ってみています。
福音宣教は、 あくまで 「福音宣教しないではいられない」 というパウロの言葉にあるように、 内から出て、 社会の求めに応える形でしか実らないものです。 今の努力を続けていただきたいと思います。 必ずいつか実る日が来ると確信しています。
待降節があってご降誕があります。 望みを失わないこと、 神様の導きを固く信じることが大事だと思います。 置かれた事情が国によって多少違いますが、 目指すところは一緒です。 共々に力を合わせて頑張ってまいりましょう。

*本日は、 お疲れのところ誠にありがとうございました。

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女性信徒のための研修会 「今、 女性たちに問いかける」 その2
小教区制度の見直しとその再編成のなかで

女性信徒のための研修会の全体様子女性信徒のための研修会 「今、 女性たちに問いかける」 その2
小教区制度の見直しとその再編成のなかで

10月27日(土)と11月10日(土)の午後2時から5時までの2回にわたり、 「女性と教会」 委員会主催の研修会が行なわれた。 総勢200名近くの女性が集まり、 岡田武夫大司教、 浦野雄二神父、 岩橋淳一神父、 チェレスティーノ神父から 「新しい一歩」 についてお話を伺い、 その場で寄せられた質問に対して答えていただいた。 前号掲載した講話の要約に引き続き、 今回は質疑応答(=写真)の抜粋を紹介する。

―壁について…小教区間の壁を低くするためにできることは何か。 壁はなぜできたのか。 又、 低くなるとできることとは。
地域の問題や歴史的背景から、 今は80の小教区が、 それぞれのまとまりになっている。
壁が高いと自分たちのことしか分からず、 低くすることで隣の様子が分かる。 そうすれば、 自分たちが何をすればよいのかが分かる。

― 「新しい一歩」 を司祭たちはどのように受け止めているのか。
月集や司祭集会などで話し合いがあり、 小教区再編成の必要性は感じているが、 共同司牧など具体的にはまだ何も決まっていない。
11月にある、 2泊3日の司祭集会 (三面掲載) でまた話されるだろうし、 12月15日締切りの答申を受けて、 1月から具体的な話が出るかもしれない。
また、 財政など各分野の小さなチームも、 これからできる予定なので、 より具体化されると思う。
先日の教区ニュースに 「司祭もとまどう?」 とでたが、 10月1日の月集の時に出た質問を編集長が見て、 そんな表現になったのだと思う。
個人的に聞くと、 今までどおり主任司祭として働きたいという人もいるし、 早く決めてほしいという人もいる。

―司祭の数は本当に減っているのか。 召命を増やす努力はしているのか。
司祭の数は減少しているが、 他教区に比べると、 平均58歳という年齢は、 全国平均の61歳よりは若い。
イエズス会などの修道会でも、 司祭は減ってきている。 召命促進の努力は、 ミサや集いをやっているが、 足りないのかもしれない。
小教区を担当する司祭は多くの要望に答えなければならないが、 司祭には社交的な人、 外国語のできる人などいろいろな個性の方がいる。 小教区で働くことがむずかしい司祭もいる。
一つの教会に一人の神父を派遣できなくなっている。 また、 一人の司祭で司牧している教会では、 なかなかいろいろなことができないのも現実である。
「自分の教会には、 子どもを司祭にしようと考える信徒はいない」 と言われたこともある。 家が信者でない人のほうが神父になっている。 教会で働く司祭の疲れきった姿を見て、 男の子たちが司祭職を選ぶだろうか。 今、 皆さんの教会の司祭がどんな顔をして働いているか見てほしい。

―信徒でもできることはあるか。 小教区の活動は、 今のままでもよいのか。 若者、 熟年、 女性、 それぞれのパワーを利用したらどうか。
司祭にしかできないことは、 ミサとゆるしの秘跡のみ。 聖体奉仕者の研修を教区が実施しているが、 問題もあり、 可能性もある。
日本には、 長いキリシタン時代に、 司祭がいなくても信仰を守った実績がある。 信徒に働いてもらったら、 というのは賛成である。
司教・司祭・奉献生活者・信徒の四つの働き、 四者の協力、 調和を考え、 80の教会が福音宣教を考えていく。 今のままでは、 会議が続くだけである。 司祭は自分のやることを確認しなければならない。 我々司祭がいただいた役目、 司祭職の尊さが理解されたらよいのだが。
昨年、 300人の若者とローマに行って分かったが、 若者たちはじっくり話したり、 自分なりに信仰を表現したいと思っている。 自分たちが集まる場所があり、 周りの信徒がうるさく言わず、 あるいは司祭が若者のために時間を割けば、 彼らは教会に来ると思う。
青年と付き合って、 無駄に過ごしたと思ったら終わりである。 小学4年生くらいから教会を離れる傾向がある。 中学生で喜々として教会に行っていたらおかしいだろうか。 親の信仰がある生き方、 そこに救いがある。 教会は補助的な役割である。
各教会での活動は、 それなりの経緯があってやっているのだと思う。 例えば韓国では、 信徒が大学の先生ならば大学の先生を対象に、 主婦ならば主婦を、 学生なら学生を教えて、 対外宣教をしている。 何を目的にするかで機能するので、 どんな分け方でもいいと思う。 カトリックで女性司祭が叙階しないのは、 イエス様が男性12名しか弟子として任命しなかったから、 という理由で、 ローマ教皇が認めていないから。
しかし、 男性と女性が共に働くようにしなければならないとも思っている。 女性は男性よりも、 霊性や恵みを感じやすいと思う。 教会の中に男性よりもよくできる働きがあるはず。 しかし、 昔から教会の規則を決めるのは男性だから、 女性の立場をよく理解せずにいろいろ決まっていく。 健全な教会にするには、 互いの理解が必要ではないか。
東京教区が終身助祭について冊子を作っているので、 読んでほしい。 時のしるしを選びとって判断すべきことだと思う。

―自分の教会で、 どの部分が小教区でどこが修道会なのか。 修道女の役割は。
その質問自体が分からない。 全て教区なのだから、 皆同じでなければならないと思う。 これは全体主義的考えではない。 教皇庁に属している大きな修道会の本部は、 東京教区の傘下にはないが、 小教区は教区のものである。 土地建物が修道会の所有であっても、 教会活動そのものは、 全て司教の責任である。
修道会から派遣されて主任をしている司祭は、 東京の司教に任命され、 司教に従順を約束する。 委託された教会は、 司教のもとで司教の意向にそった宣教をしているはず。 本来、 教区で足りないところを修道会にお願いしたのだが、 便利だから小教区になりたいなど、 教区が望んで小教区を作ったのではなく、 修道会、 宣教会の都合で作った例もある。
土井枢機卿様以前の書類はない。 司祭が皆司教の協力者であることは、 修道会の方でも分かっている。 建物に関して、 小教区と修道会がはっきり分けられない例もあるが、 これは話し合ってこれから解決していく。
修道女の役割は、 それぞれの修道院で違うと思うが、 祈りや聖書講座、 入門講座などの手伝いを通して教会の存在を示し、 イエス様がどんな方であったかを教えたり、 宣教の手伝いをすることかと思う。 要望があれば修道会も変わっていく。 召命を促すには、 家庭の中で修道者について話してもらえたらいいと思う。

―財政問題とは。
教区の本部献金は三つある。 維持費・ミサ献金の15%、 特別な目的のための献金、 司祭給料のための分担金。 修道会は別会計なので、 今後どのようにするかが課題。 もし3~4つの教会を集める時、 会計はどうなるのか。 また、 東京教区に収益事業部門もあり、 司祭以外の職員の給料など、 財政についてこれから考えることはまだまだある。
―在日外国人の問題は?
日本の文化に同化するならば日本語のミサにあずかったら、 という考え方と、 リフレッシュを考えて母国語でのミサをあずかる、 という二つの考え方があるが、 融合していけたらいい。
CTIC(カトリック東京国際センター)なども活動しているが、 まだまだ対応しきれない問題がたくさんある。

―今日の研修会を受けて、 自分の教会にどのように持ち帰ったらよいか。
ここで得たり、 発見したことがあれば、 周りの人に伝えてほしい。 司教の任務についても、 以前より理解していただけたら、 具体的に東京教区の発展につながると思う。
「新しい一歩」 については、 12月15日締切りで意見をいただいている最中なので、 どこをどういうふうにやっていかれるのか、 来年具体的に決めて、 再来年のご復活ごろに変えていくつもりである。
どこの教会にも行っていない方があったら教区の動きを教えてあげてほしい。 みんな東京教区だから、 各教会から話を広げてほしい。
いつも何かの集会をすると、 全信徒の6割いる女性ではなく男性のほうが多く、 女性の参加が少ない。 女性たちはこれからどのようにリーダーシップをとっていくのか、 「女性と教会」 委員会は大きくはないが、 価値を変えていかれるかもしれない。 女性に決断の場としてチャンスを与えるだろう。

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2001年度 司祭集会報告
「小教区の再編成」 にむけて 司祭の共通理解を深めるために

11月19日から、 2泊3日の日程で司祭集会が開催された。 会場は、 千葉市中央区にある川鉄千葉研修所で、 約80名の参加者だった。 テーマは 「小教区の再編成」 で、 再編成に向けて司祭側の共通理解を深めることが課題だった。 『新しい一歩』 が発表されて約半年経過し、 12月15日を締切りとして、 9地域協力体から、 再編成に関する意見や提案が教区本部に寄せられている。 再編成に向けて、 事態は一歩進んできた。 信徒の熱いまなざしが司祭に注がれている。 このような形での司祭集会は、 昨年に引き続いて2回目である。 差し迫った課題に、 司祭たちは大いに語り、 意見を戦わせた。 司祭たちは決して一枚岩ではない。 修道会・宣教会・教区によっても、 年代によっても、 地域によっても意見が異なるし、 事情が異なってくる。 共通理解を深めるのは容易なことではない。 しかし、 この3日間の話し合いは、 共通理解を深めるために貴重な時間であった。 (西川哲彌神父)

まず岡田大司教の基調講話

岡田大司教は、 自分自身に司教として課せられた使命があること、 それは、 福音化 (福音宣教) であり、 これを推進するために、 諸制度、 諸機構を改革していかなければならないことを先ず訴えた。

小教区の再編成はその一環であり、 当面の最重要課題であると強調した。

「小教区の再編成は、 前教区長から引き継いだ継続課題であると同時に、 後継の司教としての使命であり任務であることを深く認識している。 どうかこれを実現するために皆様に助けていただきたい」 と訴えた。

そして、 「現在80あまりの小教区を20位の単位に総括するためには、 幾多の困難が横たわっていることも話し、 一つひとつ解決していきたいので、 是非協力してほしい」 と持ちかけた。

大司教が新たに打ち出したのは教区本部の機構改革である。 小教区の再編成と教区本部の改革がどうつながるのかと初めはいぶかしく感じられたが、 説明を聞いて、 教区本部の改革なくしては、 教区の刷新もないことを理解させられた。

そして最後に、 「2003年復活祭以降には新体制へ移行することができるようにしたい」 ことを話して講話を結んだ。

分団会 (10グループに分かれての話し合い)

今回の司祭集会は、 再編成のプロジェクトチームを中心に、 きめ細かい準備のもとに進められた。

80名の出席者は、 年齢、 所属が偏らないように10のグループに分けられ、 合わせて4回にわたって話し合いの時間が設けられた。 それぞれのグループには、 プロジェクトチームのメンバーが進行役として配置され、 全体の流れを作った。

さらに、 期せずして若手の司祭が書記役に当てられ、 分団会が終わるたびに全体会が設けられ、 それぞれ何が話されたかが報告された。

その報告を聞きながら、 次の分団会が開かれるシステムで、 次第に話が深められるようとの配慮だった。

分団会の報告

大まかには 「小教区の再編成について」 というテーマになっていたが、 実際司祭がこのような形でじっくり話すのは初めてであったので、 話は多岐にわたっていたようだった。 各分団の報告からピックアップすると、 次のようになる。

・この半年、 共同司牧という観点から、 近隣の教会との協同性を見ているが、 あまりにも問題が多く、 困惑している。
しかし、 それらは、 今まで先送りされてきた問題ばかりなので、 この際、 一つずつ取り組んで解決していこうという気持ちになっている。 そういう時期に来たのかなという感じだ。
・共同司牧という言葉があいまいで、 信徒の多くは、 司祭たちがすぐにも共同生活を始めるような印象を持っている。 その点について、 司教は具体的な説明をしてほしい。 誤解や先入観を解くのも、 教区本部の仕事ではないか。

・教会内の信徒の活動チーム、 地区の家庭集会、 超小教区的活動等、 すでに自立して機能している共同体がたくさんある。 小教区を再編成するとき、 このような共同体も壊してしまうようにとられているが、 その点をきちんと説明してほしい。

・国際センターのような形で、 精神的なケアができるようなセンターを早くつくってほしい。 小教区の仕事とそのような専門的な仕事は両立しない。 そのようなことでいったら、 教理や聖書についてのセンターも専門的なバックアップのある形で作ってほしい。 そのためにも小教区の再編成は不可避だと思う。

・教会が関わっている幼稚園や諸事業のことを、 軽く見過ぎてはいないだろうか。 これは、 外から見ているほど簡単ではない。 いつかきちんとしていかなければならないことだと思う。

・修道会が担当している小教区と、 教区司祭が担当している教会との共同には、 司祭も信徒もどうやっていいのか、 どうなっていくのか、 皆目見当がつかない感じでいる。
これは、 司祭と修道会の責任者が話し合えばいいことなのだが、 実際は、 それだけでは何も動かないと思う。 どうしたらいいか教えてほしい。

・10年先のことを考えると、 結局、 今、 中堅か若年の司祭たちに難題を押しつけることになってしまう。 それを考えると、 今できる最大のことをしておかなければならないと思う。

とりあえずの集約

いきなり難問を与えられて、 解いてみなさいと言われたような印象が、 司祭たちにある。 できれば避けて通りたいという気持ちもある。 しかし、 司教の訴えを聞くと心が動くのも、 司祭の共通した気持ちだ。 長年、 先送りにされてきた課題を、 ここで一気に解決することはできないだろうが、 先々を考えて、 何とか手を着け、 立ちはだかる難問を一つひとつ解決していかなければならない。 それが、 今、 司祭たちに課せられた課題だろう。 そのような空気が、 各分団会の報告を集約する作業チームに漂っていた。

ともかく、 他人任せではなく、 司祭、 信徒を広く巻き込んだ動きにしていき、 できることから前向きにとり組んでいこうという方向である。

日本国内にいるアフガニスタン難民

「同時テロ」 事件後、 米国では11月初旬までに約1200人を拘束した、 との報道があった。 大半は、 ビザの期限切れなどの軽微な犯罪で拘束された人が多く、 議会や人権団体からは、 「十分な理由がないまま、 中近東出身者がその人種的特徴ゆえにつかまっているのではないか」 との疑問の声も出ているそうだ。

それに対して、 司法長官は、 「逮捕と拘束のおかげで、 米国の防御は強化された」 と反論している。

一方、 我が国はどうであろうか?

東京入国管理局は、 9月から10月にかけて、 「首都圏における入管法違反外国人の集中摘発」 を実施し、 約1400人を摘発した。

その集中摘発で、 9人のアフガニスタン人が収容された。 9人は、 いずれも難民申請中だった。 難民申請中の収容は、 日本も批准している難民条約に違反している疑いもある。
収容翌日には、 弁護団が結成され、 収容令書の取消訴訟を東京地方裁判所に提訴するとともに、 仮処分の申立てをした。

11月初旬、 東京地裁は、 「(法務省の) 態度は法の執行に当たって、 難民条約の存在を無視しているに等しく、 国際秩序に反するものであって、 ひいては公共の福祉に重大な影響を及ぼすものというべきである」 として、 5名の収容令書の執行を停止する決定を行った。
一方、 別の法廷で審理されていた、 4人に関しての申立ては却下され、 収容は継続された。
CTICには、 収容停止された5人に関しての住居確保の依頼があり、 いつもお世話になっている小教区の主任司祭に相談したところ、 信徒会館を使わせていただけることになった。 感謝である。

また、 彼らを診察した精神科医によると、 「ATSDであると考えられる。 PTSDの前段階であり、 精神的な傷が現在も進行中である。 外傷で言えば、 かさぶたにもなっていない状態。
傷口から血が流れている状態」 との診断だ。 彼らは今でも、 眠れない状態が続いているという。

昨年、 日本の難民認定数は、 22名。 UNHCR (難民高等弁務官事務所) の発表によると、 2000年末の援助対象者は、 世界中で約21、000,000人。 第三国で庇護を申請している難民は、 ドイツでの約12万人を筆頭に、 世界中で約90万人。 その中で、 実際に定住を受け入れられたのは、 米国71、500人、 カナダ13、500人、 オーストラリア6、600人。 その中にあって、 日本が受け入れた22人という数字は、 寂しい限りだ。

「日本は、 島国で、 歴史的、 文化的背景も違うので」 という言い訳が聞こえてきそうだが、 同じ島国のニュージーランドが700人も受け入れている。

法務省は、 9人のアフガニスタン人の難民申請に対し不認定の決定を出した。 そして、 収容されている4人に関しては、 退去強制の手続きに入り、 送還先はアフガニスタン。
残りの5人に対しても、 同様の決定が予想される。

1980年代、 カトリック教会は、 インドシナ難民支援に立ち上がった。 その活動は、 今でも各方面から高く評価されている。 当時、 彼らも出稼ぎ目的の 「経済難民」 と、 一部のマスコミにたたかれた。

しかし、 その後、 定住を認められた人でも、 「日本は自分を一人の人間として扱ってくれない」 と、 米国等へ渡った人も多い。

難民・外国人と如何に共生していくか。 私たち一人一人に問われている。 (CTICスタッフ 有川憲治)

第6回YGTでのうれしい出会い

YGTのミサ私は東京教区青少年担当の宮下神父です。

もうすでに、 12月9日号のカトリック新聞で、 11月23日に行われたYGTの様子は、 ご承知だと思います。

私は、 今回のYGTを準備する若者たちのそばにいて、 とてもうれしい出会いを共有させていただきました。

今回は東京教区と特別の関係を持っている国ミャンマーのニコラス司教を迎えました。 そして、 YGTに参加した実行委員を含めた若者たちと日本で暮らすミャンマー人の若者たちとの素敵な出会いが生まれました。

YGT実行委員の若者たちは、 このYGT準備には、 ぜひミャンマーの人たちにも手伝ってもらいたいと考えておりました。

そして、 豊島教会にいるミャンマー人のドナルド神父司式のミサに来るミャンマー人の若者グループと実行委員の若者たちとの交流が始まりました。

ミャンマーの若者たちは 「ぜひ手伝うよ」 と言ってくれ、 何回か話し合った結果、 ミサでの朗読やミャンマー語の歌を分担し、 「平和の挨拶」 はみんなミャンマー語で行いました。

そして、 ミサ後の交流会では、 ドナルド神父がユーモラスな振りの踊り指導をしてくださり、 ニコラス司教も一緒に 「ウォーク イン ザ ライト」 などを踊って楽しく過ごしました。

ミャンマーの若者たちの温かく人を受け入れる姿に感動したという若者たちもかなりいました。

同じカトリックの信仰を持ち、 同じミサで神を賛美し、 祈り、 分かち合ったYGTの半日は、 異国の日本で生活しているミャンマーの若者と日本の若者との 「福音に生きる兄弟たちの出会い」 の場であったと思いました。

そして、 YGTがアジアで同じカトリックに生きる若者たちの出会いの場でもあり続けてもらいたいと願っています。
(教区青少年委員会担当 司祭 宮下良平神父)

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教区会計室から

10月に実施した 「教会財務の会計処理に関するアンケート」 の結果がまとまりましたので、 報告いたします。 (小教区配布先716、 回収先46、 回収率60%)

1995年に改正宗教法人法が公布されたことに伴い、 教区会計室では、 「小教区の収支報告書の勘定科目ガイドライン」 を制定しました。 しかし、 会計処理の方法については、 小教区の実情にそった方法で行っており、 実体把握が今回のアンケートの目的でした。

アンケート結果から、 教会会計のコンピュータ化はまだ一部の小教区のものですが、 将来は、 教区全体でシステムの統一化を考える必要があることがうかがえました。

会計担当者

維持費・ミサ献金の取扱者を除いた会計担当者は、 2~3名が65%、 担当期間は1~3年が67%でした。

パソコンの使用

80%の教会でパソコンを保有しており、 何らかの形でパソコンで会計処理を行っている所は29教会 (62%) でした。 (20%の教会はパソコンがありません!)
しかし、 会計ソフトを使っている所は、 12教会のみ (市販のソフト使用は8教会、 自前のソフト使用は4教会) のみで、 その他は記帳・集計のみの使用です。
一方、 すべて手作業で起票、 記帳、 集計、 報告を行っている所は15教会 (33%) でした。

今後の会計処理に関する予定

「パソコンによる会計処理を導入予定」 が8教会、 「教区として規格統一時にコンピュータ化」 が4教会、 「適切なソフトがあればパソコンで処理したい」 が一教会でした。

会計係全員 (11名) によるパソコン利用を進めたいという小教区もありました。

小教区再編成との関連の意見

「教区で統一の会計ソフトを使用して、 教会会計を推進」 (10教会)、 「教会ごとにバラバラなシステムではなく、 一定の環境を整える必要がある」 という意見を代表に、 教区全体として (修道会会計を含む) 何らかの形で統一的な会計処理を希望する意見 (7教会)、 「地域協力体レベルでの統合管理を行う」 (3教会) という意見がよせられました。 一方、 「教会によって規模がちがうので、 細かいところは小教区にまかせ、 提出書類のフォーマットを標準化すればよい」 という意見もありました。

2002年度の課題

小教区間の格差をなくし、 教区の方針を徹底させるため、 また意見交換のため 「各小教区の会計担当者の集いをやったらどうか」 (4教会) というご意見もいただいておりますので、 会計室では、 2002年度の課題として取り組みたいと考えております。 (久米倫男)

リフトカー

11月10日の 「福祉の集い」 には、 思わぬ収穫があった。 それはリフトカーの展示だった。
委員会の中でリフトカーの係をしているNさんが掛け合って、 M社のリフトカーを2台、 カトリックセンター前の広場に運んでくださったのである。

リフトカーについてご存じだろうか。 車椅子に座ったまま車に乗せる装置を持った車のことである。

いろいろなところに行きたくても、 車椅子ではどうにもならない。 そんな悩みに応えたのが、 リフトカーである。

本来なら、 車椅子の利用者がいれば、 当然リフトカーがあってしかるべきである。 車が一人に一台の時代に入っているわけだから、 ちょっとした教会なら、 リフトカーが常備されていても不思議ではない。

ところが、 教会どころか教区としても持っていないのが現実である。

福祉委員会は、 数年前からリフトカーの常備を訴えて、 研究と働きかけを行ってきた。 ここのところ働きかけを休んでいるが、 決してあきらめたわけではないし、 係も消滅しているわけではない。 今回の展示も、 その延長上にある。

リフトカーも発達向上している。 以前なら、 ワゴンタイプの車の後部に車椅子を人を乗せたまま機械で持ち上げ、 乗せるものだった。 もちろん、 そのタイプもある。 しかし、 現在は、 そのタイプは一部であり、 いろいろなスタイルのものが出ている。 たとえば、 展示品として持ってきてくださった二つのタイプである。

一つは、 車椅子用のスロープが取り出せるようになっていて、 割と簡単に車椅子を収納できるタイプ。 もう一つは、 助手席が外まで出るようになっていて、 車椅子から容易に移ることができ、 車椅子は後ろに積めるようになっている。

車椅子の利用者は、 それぞれ10人十色の事情がある。 やはりその人の事情にあったものが必要だ。 当然ながら、 リフトカーもいろんな事情に対応したものでなければならない。 福祉の時代といわれる昨今、 いろいろなタイプが出ているのも確かである。 つい最近まで、 乗せて運べばいいのだろうといった発想が横行していたような気がする。

展示されていたものの中で気に入ったのは、 助手席が動くタイプである。 これなら、 車椅子の利用者でなくても、 少し足の不自由な方にも使える。 今度車を買い換えるときは、 こんなタイプにしようかなと思ったりしている。 (西川哲彌神父)

教会・修道院巡り (89) 『秋津教会』

「あきつ」 は、 万葉の昔からトンボの呼び名でした。

秋空に無数のトンボが飛び交っていたここ武蔵野の地に、 イエスの福音をもたらしたのは、 パリ外国宣教会のヨゼフ・フロジャク神父 (1886~1959年) です。

「悩める人びとのうちに住まわれるキリストに仕えよ」 との使命感に燃えた神父は、 1933年、 畑と雑木林しかなかった秋津に、 66、000平方メートルの土地を求めました。

その年、 教会が設立され、 翌34年には小教区教会 (名称は清瀬教会) となりました。 59年には二つの小教区に分かれ、 そのひとつが現在の秋津教会です。

昭和初期の貧しい時代から戦後にかけて、 この広い土地に結核患者の療養施設、 一般病院、 養護施設、 学校、 老人ホームがつくられ、 そこで働くベタニア修道女会のシスターは、 病者と弱い人への奉仕、 そして教育に長い歳月を捧げてきました。

秋津教会は、 養護施設ベトレヘム学園、 東星学園 (小中高)、 聖家族ホーム、 老人福祉施設・聖ヨゼフホーム、 ベトレヘムの園病院 (近年、 すべてが新しく建て替えられました) などの教育・医療・福祉の施設に取り囲まれています。

広い敷地内には、 芝生と木立に囲まれて、 4つの修道院が点在しています。 これらは 「神と人に対する限りない愛を実行しよう」 との信念に燃えて、 73年の生涯を捧げた、 フロジャク神父の足跡でもあります。

そして、 教会から徒歩数分のところに、 国立多磨全生園があり、 信徒組織のカトリック愛徳会とは兄弟姉妹の関係にあります。 ミサや四季折々の行事をとおしての交流もあります。

初代から第6代まで、 53年間の歴代主任司祭は、 パリ外国宣教会の司祭でした。 1989年から東京教区司祭になり、 99年春に赴任したヨセフ・ディン神父は9代目です。

信徒数600人の秋津教会は、 「若い命をはぐくむ場」 「憩いと休養の場」 として、 私たちがどう生きるべきかについて、 多くのことを考えさせます。

設立の志を受けつぎ、 子供たち、 高齢者、 健康な人、 病気や障害をもっている人たちなど、 皆が参加する教会づくりをめざしています。

昨年の大聖年11月、 10年近い努力が実って、 2階建ての信徒会館マリア・ホールが完成しました。 侍者会、 教会学校、 高校生会、 ボランティア会、 聖書勉強会、 聖歌隊、 パソコン教室などの活動の場として、 時には夜遅くまで窓から明りがもれてくることもあります。
「疲れた者、 重荷を負う者は、 だれでもわたしのもとに来なさい。 休ませてあげよう」 というイエスの呼びかけに応えて生きる秋津教会です。

2001年度 東京教区 集会司式者 聖体奉仕者 認定者名

集会司式者・聖体奉仕者

津和野道貫 (赤堤) 原 美智 (赤羽) 三崎 勇司 (足立) 氏間 道子 (板橋) 榎本 敬子 (市川)
大沢 珪 (市川) 小林 清 (市川) 田中 邦男 (市川) 安原 包夫 (市川) 稲石 秀彦 (上野)
入倉 晴治 (上野) 秋山 教雄 (大森) 廣井 幸子 (上野毛) 藤浦 幽香 (上野毛) 村田 孝子 (上野毛)
金澤 充代 (清瀬) 磯部 忠男 (麹町) 梶野 芳子 (麹町) 黒川 恒雄 (麹町) 近藤 君枝 (麹町)
近藤 康明 (麹町) 西井千太郎 (渋谷) 大町 勝子 (関口) 斎藤 欽子 (関口) 石井希依子 (瀬田)
薄井 明英 (世田谷) 川口 雄二 (洗足) 内田 繁夫 (高幡) 小柳 直美 (高幡) 佐藤 節子 (高幡)
土屋 昌子 (高幡) 山本 哲子 (高幡) 梅田 紀子 (豊島) 外山たかね (豊島) 濱本都志子 (豊島)
飯山 敏道 (西千葉) 大澤 福江 (八王子) 前川 ミエ (八王子) 赤野 貞子 (初台) 近藤 恵 (初台)
鴫原由紀子 (初台) 野村三枝子 (初台) 畠中 雅行 (初台) 藤原 和子 (初台) 伊藤 健次 (本郷)
務川 時代 (町田) 立川 國紀 (茂原) 長岡 和則 (茂原) 前沢 道子 (茂原) 三輪 秀樹 (茂原)
梅沢 裕之 (蒲田) 大島 忠久 (蒲田)

聖体奉仕者

柴田 耕作 (市川) 阿部 光一 (麹町) 児島 康夫 (麹町) 須賀 達子 (麹町) 松本 秀夫 (渋谷)
後藤 恵 (志村) 田崎久美子 (志村) 渡辺 庸子 (下井草) 佐々木君子 (高幡) 田口美和子 (高幡)
永田 和江 (高幡) 藤田 澄子 (高幡) 前田 孝子 (高幡) 三田 悦子 (高幡) 橋本 和子 (豊島)
原 万沙子 (初台)

同再認定者

集会司式者・聖体奉仕者

林 セイ子 (あきる野) 三橋理江子 (あきる野) 山口 公子 (あきる野) 山口 誠 (あきる野)
滝口 文子 (浅草) 飯塚 初江 (板橋) 小野塚啓治 (板橋) 合羽井 誠 (板橋) 斎藤 晴美 (板橋)
清水 裕子 (板橋) 田辺ゆり子 (板橋) 津々見郁子 (青梅) 中村 智子 (小平) 荒井 功 (高輪)
赤城 政雄 (千葉寺) 石塚 節子 (千葉寺) 柏崎八重子 (千葉寺) 斎藤 鏡子 (千葉寺) 斎藤 知也 (千葉寺)
竹内 利子 (千葉寺) 平賀 哲 (千葉寺) 平賀 雅子 (千葉寺) 岩永 幸子 (東金) 中山 博子 (東金)
橋口キイ子 (東金) 有方由美子 (豊島) 石田 靖夫 (習志野) 小林 章雄 (習志野) 小林 和子 (習志野)
福島 樹雄 (習志野) 前田 武芳 (習志野) 木田 昭 (西千葉) 後藤 清 (西千葉) 庄司 昌子 (西千葉)
三島 公 (西千葉) 小峰 勲 (八王子) 伊藤 孝雄 (初台) 飛田 一光 (本郷) 朝戸 苑生 (松戸)
佐藤 元子 (松戸) 岸本 静子 (蒲田) 小山 廣美 (蒲田) 中野真理子 (蒲田) 安藤 昭子 (関口)
安藤 裕利 (関口) 佐波 康子 (関口) 城井美満子 (関口) 鈴木 晴代 (関口) 塚本 正司 (関口)
中島その枝 (関口) 成富キクノ (関口) 南部 浩士 (関口) 南部 征枝 (関口) 丸山 和子 (関口)
牛崎 勇夫 (関町) 萩野 靖子 (関町) 近藤 重昴 (喜多見) 直木智恵子 (高幡) 仁賀田 元 (高幡)
細田 睦美 (高幡) 森 幸子 (高幡) 岡山 竜男 (高輪) 長富由紀子 (高輪) 今井 幸子 (三軒茶屋)
斎藤 紘久 (三軒茶屋) 伊藤 トキ (秋津) 野宮 英子 (秋津) 石原 輝人 (渋谷) 柏木 信昭 (渋谷)
中村友太郎 (渋谷) 堀内 聡 (渋谷) 堀江 亀子 (渋谷) 堀江 幸雄 (渋谷) 吉澤 昭 (渋谷)
芦澤 行男 (小岩) 伏木美代子 (小岩) 森 成人 (小岩) 阿部 正敏 (小金井) 北村 芳子 (小金井)
松尾るみ子 (小金井) 正田 京子 (小平) 土田 愛 (小平) 富山 惺 (上野毛) 長谷川迪雄 (上野毛)
瀬戸 善行 (神田) 樋口 忠保 (成城) 樋口百合子 (成城) 堀尾 卓司 (成城) 石井伊佐久 (成田)
奥村久美子 (成田) 青木 宏 (清瀬) 依田 育子 (聖心会) 松見 助政 (西千葉) 阿野 豊見 (赤羽)
鈴木 祥友 (千葉寺) 森口 幸雄 (浅草) 長松谷貴久子 (洗足) 長松谷孝昭 (洗足) 難波 正之 (洗足)
遠藤 和輔 (多摩) 昆 カヨ (町屋) 青木 明子 (田園調布) 明石 和子 (田園調布) 明石 了 (田園調布)
安西真理恵 (田園調布) 緒方 諒子 (田園調布) 岡野 孝 (田園調布) 佐竹 一弥 (田園調布)
富田 昌雄 (田園調布) 藤井たかね (田園調布) 間島 忠大 (田園調布) 間島 道子 (田園調布)
水原 民枝 (田園調布) 南 泰子 (田園調布) 村山 弥生 (田園調布) 矢野 勉 (田園調布)
依田真智子 (田園調布) 佐藤喜一郎 (梅田) 佐藤 豊子 (梅田) 廣岡 祐一 (梅田) 松田るい子 (梅田)
村上 静代 (梅田) 吉平喜美子 (梅田) 松岡 皓予 (八王子) 八木 香子 (八王子) 山本 幸子 (八王子)
横山 光平 (八王子) 及川恵美子 (豊田) 高杉 至子 (豊島) 増田 洋 (豊島) 目羅 和之 (豊島)
結城 康博 (本郷) 巌谷 由枝 (目黒) 安東 通夫 (立川) 井崎 栄子 (立川) 高橋 博 (立川)
内藤 泰子 (立川)

聖体奉仕者

吉田 昌古 (市川) 中尾美代子 (五井) 服部 綾子 (五井) 高木佳代子 (三軒茶屋) 下田 喜昭 (関町)
金子知香子 (田園調布) 猿田 弥生 (西千葉) 間野 幹夫 (西千葉) 高根 和雄 (八王子) 土屋 容子 (松戸)
本宿 和子 (松戸) 佐藤 寿子 (葛西) 小暮一二三 (蒲田) 鍛冶美和子 (関口) 木下 慶子 (関口)
納賀千恵子 (関口) 伊藤真理子 (吉祥寺) 中井 芳子 (高幡) 藤田 洋子 (高輪) 三輪 弦子 (高輪)
井出 瑛子 (三軒茶屋) 亀井 栄子 (三軒茶屋) 嶋田 淳子 (三軒茶屋) 野坂 静子 (三軒茶屋)
八代 とき (初台) 蒲生真理子 (小平) 小出 咲子 (小平) 丹野 正子 (小平) 古賀 安子 (松戸)
朝川 弘士 (上野毛) 山本 充子 (神田) 金本理恵子 (成城) 森長 重子 (成城) 井上美都子 (青梅)
内田 良子 (青梅) 赤尾 泰子 (田園調布) 稲生佐喜子 (田園調布) 稲生 博 (田園調布)
上田 倭子 (田園調布) 太田 祥子 (田園調布) 勝村すず代 (田園調布) 勝村 訓吉 (田園調布)
鎌居美佐子 (田園調布) 竹内 博子 (田園調布) 富田 和子 (田園調布) 永井 宣子 (田園調布)
中村 明子 (田園調布) 原科 節子 (田園調布) 平野 南保 (田園調布) 水井富佐子 (田園調布)
宮田 初江 (田園調布) 守永 和子 (田園調布) 八木澤紀子 (田園調布) 矢野 さ絵 (田園調布)
和田 武子 (田園調布) 桜井 正江 (梅田) 岡村フヂ子 (八王子) 芹川さなみ (碑文谷) 千原 晴江 (碑文谷)
安部 良子 (豊田) 栗田 孝子 (目黒) 伊藤トシ子 (立川) 伊藤 都 (立川) 大窄 賢子 (立川)
堀田 幹子 (立川) 三澤 千春 (立川) 三井 ■子 (立川) 谷田部朔代 (立川)

認定期間は
2002年1月1日 ~2003年12月31日

ワールドユースディ 2002 トロント大会

日時 7月21日(日) ~ 8月1日(木) 12日間
東京教区の窓口は
東京教区青少年委員会担当司祭 宮下良平神父
多摩教会 Tel 042-374-8668 Fax 042-374-8665

VIVID

黙想会・祈りの集い等

マリアの御心会より 祈りのご案内

下記日時
マリアの御心会で(JR信濃町駅下車 徒歩2分)
申込み:〒160-0012 新宿区南元町6-2 マリアの御心会黙想係 Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089

◇詩編講話
1/15 (火)、2/5(火) 10:00~12:00
◇聖書深読黙想会
1/13(日)、2/10(日)13:00~16:30
◇祈りの集い
1/19(土)、2/16(土)18:00~20:30 対象:40歳までの男女 費用:\300
◇「来て、見なさい」プログラム 結婚、修道生活、独身生活を選定したい方
1/27 (日)10:00~16:30

テーマ:霊の識別
指導:アルフレッド・セゴビア師(イエズス会)
申込み締切:1/24(木)2/24(日)10:00~16:30
テーマ:神との和解
指導:川村信三師(イエズス会)
申込み締切:2/21(木)
いずれも対象:20代、30代の未婚女性
費用:\500

あしあとの集い

<みことばを聴き、分かち合い祈る会>
1/19(土) 14:00~16:30
テーマ:神への信頼
マリアの宣教者フランシスコ修道会で (西武新宿線 下落合下車徒歩7分)
対象:祈りたい方どなたでも
申込み・問合せ:〒161-0032新宿区中落合2-22-13マリアの宣教者フランシスコ修道会 Tel・Fax/03-5982-5845 シスター中島その枝

祈りの集い 土曜の午後のひと時 いつも共にいてくださる主の内に じっと私を置いて
みませんか 〈新しい力をいただいて主とともに歩むため、月1回の“神様ブレイク”〉

第25回1/19(土)14:00~16:00(八王子)
第26回2/16(土)14:00~16:00(八王子)
師イエズス修道女会で(八王子市戸吹町1490)
対象:祈りたい方はどなたでも
費用:無料
連絡先:Tel/03-3351-2692シスター佐藤、Tel/0426-91-3236 シスター長谷部

キリスト教一致祈祷週間 一致祈祷中央集会

1/20(日)14:30
日本キリスト教団経堂緑ヶ丘教会で(世田谷区経堂1-30-21 Tel/03-3428-4067)
参加教会:カトリック松原教会他地元14プロテスタント教会
主催:NCC(日本キリスト教協議会)、東京大司教区

祈りの集い

1/26(土)13:30~15:30
クリスト・ロア宣教修道女会 修練院で(西東京市保谷町4-10-26 西武新宿線 西武柳沢駅下車 徒歩10分)
テーマ:キリストと共に歩む
対象:女性カトリック信者、求道者
年齢:18~35歳位
申込み・問合せ: Tel/0424-65-9097、0424-66-2360 シスター河野紀代子、シスター李安羅

女性のための一日召命黙想会 「主よ、私に道を示してください」

2/2(土)~2/3(日)
宮崎カリタス修道女会 管区本部修道院で(西武新宿線 井荻駅下車 徒歩5分)
対象:18歳以上30代未婚の女性信徒
参加費:\1,000申込み締切:1/20(日)
申込み・問合せ:〒167-0021杉並区井草4-20-5 宮崎カリタス修道女会 担当:シスター山田 Tel/03-3396-2171 Fax/03-3396-2150 e-mail: kanku05@caritas.st

黙想会「あなたが輝く道―召命に生きるよろこび」

2/9(土)13:00受付~2/10(日)16:00(一泊黙想会)
カルメル修道会 上野毛テレジア修道院 黙想の家で
指導:星野正道師(カルメル会司祭)
参加費:\5,000
申込:2/2(土)までに下記へ
〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町4-27-18 聖ウルスラ修道院 黙想会係 Tel・Fax/0422-56-9889

祈りの集い

〈Mission あなたへのメッセージは?〉
2/17(日)10:00~17:00(16:00からミサ)
マリアの宣教者フランシスコ修道会で (西武新宿線 下落合下車徒歩7分)
対象:祈りたい若い女性
参加費:\500
申込み締切:2/14(木)
申込・問合せ先:〒161-0032新宿区中落合2-22-13マリアの宣教者フランシスコ修道会Tel/03-3954-5660 Fax/03-3951-7852 シスター細渕則子

若い人々の黙想会

2/17(日)10:00~16:30
テーマ:語ろうよ、心の渇きを!!―ゆるしていこう、自分をみんなを―
汚れなきマリア修道会 町田祈りの家で(〒194-0032町田市本町田3050-1 Tel/042-722-6301)
対象:40歳位までの男女
指導:清水一男師(マリア会)
申込み:2/10(日)までに下記へ
汚れなきマリア修道会 シスター小林 Tel/042-391-4952 Fax/042-395-2092 e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp URL http://marianist.netty.ne.jp

講座・研修会等

ビ・モンタント:カトリック高齢者会主催の講座

申込み・問合せ:荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102ビ・モンタント東京支部事務所
勤務時間 火・木・土 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

◇5会場での勉強会
全会場同一条件:
時間1時間半
申込み不要
会費\300~500程度
(1) 1/8 (火)、2/12(火) 12:30より事務所で
指導:塚本伊和男師
(2) 1/15 (火) 、2/19(火)12:30より三軒茶屋教会で
指導:泉富士男師(2月は塚本師)
(3) 1/18 (金)、2/15(金)11:30より高輪教会で
指導:泉富士男師(2月は塚本師)
(4) 1/16 (水)、2/20(水)12:30より成城教会で
指導:泉富士男師(2月は塚本師)
(5) 吉祥寺教会はしばらく休み

◇第1回なごみ短歌同好会
2/9(土)10:30~14:30
八王子教会信徒会館2階和室で
投稿:投稿用紙を使用、自由題3首以内、住所・氏名・電話番号・所属教会(未信者は無しと書く)・投稿のみは欠席と書き、下記まで
〒192-0066八王子市本町16-3 八王子教会内「なごみ短歌同好会」
締切:1/31(木)
会費:\500(歌会毎に定額為替を投稿歌に同封が最適)
当日会費:\1,000(昼食費)
当日の予定:発表・互評・定刻散会
指導:富永松男氏(元聖霊学園、中・高校長) Tel/0426-74-6230 (添削希望初心者は、投稿歌にその旨書けば電話で助言)

◇第17回絵画同好会
1/16 (水)、2/20(水)13:30~16:30
洗足教会で
参加資格:ビ・モンタント会員他どなたでも自由、当日おいでください
内容:水彩、クレヨン、パステル、色鉛筆いずれでも(油彩は使わない)
指導:日塔笑子(カトリック美術会会員・日本美術家連盟会員・元一水会会員)
会費:月 \2,000(含画材料費、光熱水費等)

◇パッチワーク・キルト同好会
2/14(木)、13:30~15:00
ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスの掛布団カバーを作り社会福祉に役立てたいと思います。ふるってご参加ください

◇気軽に聖書を読む会
1/25(火)、2/22(金)13:30~16:00
幼きイエス会修道院(JR四谷駅前、地下鉄丸の内線・南北線四谷駅)で
指導:吉山登師
テーマ:聖書と文学
会費:\500/月
対象:退職後、もう一度聖書を読んでみたい人、聖書研究会は堅苦しいと思った人、視点を変えて読み更に信仰を深めたい人

◇第31回聖F・ザビエル友ゆうクラブ俳句会
1/17 (木) 11:30~15:30
神田教会で
季題:餅、初・・(・・初め)、冬一般、通して3句 投句:電話番号・所属教会・出欠(投句のみは欠席)を明記 〒101-0065 千代田区西神田1-1-12 神田教会内 「聖F・X俳句会」または下記係宛て
締切:1/10(木)
参加資格:不問
当日会費:\1,000 年会費:\2,000
持参:天景(\500以下の品物)、筆記用具
運営:選句、食事(準備済)、互評、連絡、散会(結果は作品集を全会員に郵送)
係 木田:〒279-0011浦安市美浜1-6-611 Tel・Fax/047-355-7478

◇月例散策会
第78回 1/9(水)10:30
行き先:松蔭神社、三軒茶屋教会
集合場所:東急世田谷線 松蔭神社駅改札口
第79回 2/13(水)10:30
行き先:神田明神、上野教会
集合場所:JR御茶ノ水駅 聖橋口改札口

テイヤール・シャルダン研究会(読書会)

1/8(火)、2/5(火)、2/19(火)、3/5(火)、3/19(火)19:00~20:00
松原教会で(京王線 明大前駅下車 徒歩4分 世田谷区松原2-28-5)
内容:テイヤールの『神の場』
教材は当研究会で用意
指導:美田稔(テイヤール研究・翻訳家)
会費:無料
申込み:不要
問合せ先:竹田誠二 Tel 03-3332-8866

キリスト教精神に基づいた生涯学習講座

総合テーマ〈人間について考える〉
いずれの講座も、真生会館学習センタ-(JR信濃町駅前)で
申込み方法・問合せ先:電話またはハガキ、申込み用紙に、住所・氏名・講座番号・講座名を記入して下記へ
〒160-0016新宿区信濃町33 真生会館学習センター Tel・Fax/03-3351-7123

聖書の光の中で
(1) 初心者のためのキリスト教入門 第3部
1/15、1/22、2/5、2/12、3/5、3/12、3/19(火)19:00~20:30
講師:森一弘師(司教)
参加費:7回\3,500
(2) 幸せに生きるために! 誰にでもわかるキリストの教え(第2期 第2部)
1/19、1/26、2/2、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16(土)10:30~12:00
講師:平原陽一師(東京教区司祭)
参加費:8回\6,600
(3) 旧約の中心テーマと私たちの日常生活との関わり
第3部 王国と流浪の生活
1/26、2/2、2/16、2/23、3/2、3/9(土)10:30~12:00
講師:シスターマグダレナT.A.
参加費:6回\5,000
(4) “出会い”を求めてーキリスト前後―(第20部)
2/9、2/23、3/2、3/9(土) 10:30~12:00
講師:粕谷甲一師(東京教区司祭)
参加費:4回\3,300
(5) キリスト教入門を教える人のために(第5期
5部)1/12、1/19、1/26、2/9(土)10:30~12:30
講師:森一弘師(司教)
参加費:4回\4,500

現代社会とのかかわりの中で
(6) いのちへのまなざしー揺らぐ家族―
1/19(土)13:30~15:30
講師:J.マシア師(上智大学神学部教授)
1/26(土)以下時間同じ
講師:本岡典子氏(ルポルタージュ作家)
2/2(土)
講師:神庭靖子氏(精神科医)
2/16(土)
講師:シスター木村純子(ベタニア修道女会)
3/2(土)
講師:古川正弘師(習志野教会主任司祭)
参加費:5回\5,000
(7) 特別講座 現代における宗教教育
2/23(土)13:30~15:30
講師:溝部脩師(仙台教区司教)
参加費:\1,000

人と人の絆の中で
(8) 深みのある生きかたのためにー宗教と日常性―
3/9(土)13:30~15:30
講師:片山はるひ氏(上智大学文学部助教授)
3/16(土)以下時間同じ
講師:太田和功一氏(国際福音主義学生連盟副総主事)
3/23(土)
講師:植栗弥氏(イエズス会聖霊センター「せせらぎ」スタッフ
参加費:3回\3,000

信仰を深め、共に喜びを分かち合う集い

1/26(土) 13:30~16:30(プログラムの中でミサあり)
幼きイエス会(ニコラ・バレ)ハウス 大ホールで
対象:どなたでも
参加費:無料
主催:「聖霊の翼に乗って」委員会(東京教区で活動する8つの信徒使徒職団体・運動により構成)
問合せ:小林Tel/03-3247-9122

聖地の旅勉強会

申込み・問合せ:道の会 井上弘子 〒164-0013 中野区弥生町1-19-1-201 Tel・Fax/03-3379-5571 e-mail:hiroko@mars.dtl.ne.jp 瀬川真佐子 Tel・Fax/049-286-6291

聖地イスラエルってどんな国?
―聖書の世界の原風景―
第1回2/17(日)14:00~16:00
テーマ:「巡礼のこころ」「聖地イスラエルの自然と地理」
真生会館で(勉強会後ミサ有り)
以降3/10、4/14、5/12、6/9、7/7、9/16(休日)、10/6、11/10、12/8

特別企画「聖パウロの世界を旅する」第4回
2/17(日)11:00~12:30
講師:鈴木信一師(聖パウロ修道会) 井上弘子(道の会)
対象:聖地と聖書に興味がある方ならどなたでも
会費:\1,000/回

フィリピン体験学習旅行

2/15(金)~3/1(土)
渡航先:セブ島、ルソン島(マニラ他)
同行者:カトリック司祭及びKAPATIDスタッフ1人
宿泊先:修道院の寄宿舎、黙想の家他
定員:30名
費用:15万円(渡航費、滞在費、旅行保険代含む)
主催:KAPATID(カパテイ)NGO団体
問合せ:聖心会 シスター広戸直江 Tel/03-3407-1831 Fax/03-3400-6451

講演会

2/20(水)18:45~20:30
麹町(聖イグナチオ)教会ヨゼフホールで
講師:日野原重明氏(聖路加国際病院理事長)
テーマ:いのちを謳う
参加費:無料
問合せ:麹町教会 真和会 Tel/03-3263-4584

音楽会等

高田三郎作品による光の輪 リヒト クライス 第9回演奏会

2/2(土) 14:00(開演)
文京シビックホールで
曲目:泉、この地上他
入場料:\2,500 指揮:鈴木茂明
問合せ:唐木 Tel/03-5936-9780 川原 Tel/042-766-4545

「VIVID」 より

★3月号 (No.190) は、 2月25日(月) 発行 3月3日(日) に、 各教会で配布の予定 情報掲載希望原稿の〆切:2月3日(日)

★4月号 (No.191) は、 3月25日(月) 発行 3月31日(日) に、 各教会で配布の予定 情報掲載希望原稿の〆切:3月3日(日)

必要事項を記入の上、 郵便かFAXで下記住所までお送りください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15 カトリック東京大司教館 広報委員会 浦野雄二神父
TEL 03-3943-2301・FAX 03-3944-8511