東京教区ニュース第68号

1988年03月01日

新司祭2人誕生 3・13

フランシスコ・ザビエル 木村公治
使徒ヨハネ 立花昌和
叙階式
日時 3月13日(日)午後2時
場所 東京カテドラル大聖堂
司式 白柳誠一大司教

ともよろ総会 具体化いま教区の肩に 全国会議のみのり受けて

教区総会プログラム

テーマ「ともに喜びをもって生きよう」 -これからの東京教区を考える-

日時 3月21日(月)振替休日 午前9時45分〜午後4時30分
9:00 受付
9:45 諸説明
10:00 開会
10:15 「全国会議を受けて」 -新しい転換- 白柳大司教・森補佐司教
11:15 「開かれた教会づくり」 -三本の柱について- 全国会議教区代表者による発題
12:00 昼食
13:00 分科会(これからの教会のあり方について……)
15:00 予算・決算報告
15:30 分科会発表
16:30 大司教挨拶 解散
場所 聖心女子学院 〒108 港区白金4-11-1 電話 444-7671
問い合わせ 大司教区事務局 電話 943-2301

教区総会規約(’85年11月1日制定)

【開催】
1、東京大司教区において、教区総会を開催する。
【目的】
2、総会は、本教区民が、それぞれの立場において、より積極的に福音の宣教に努めるため、大司教を中心に会して互いに啓発し、本教区全体に対する認識を深め、本教区の宣教司牧の基本理念・活動方針等への理解を高めることを目的とする。なお、合わせて本教区の予算・決算の報告を受けることとする。
【招集・主宰】
3、総会は、原則として年1回、大司教がこれを招集し、主宰する。
【出席者】
4、総会の出席者は、総会が招集される都度、本教区民の中から大司教が任命する。(以下略)

教区は3月21日(月)・振替休日、午前9時45分から、港区白金・聖心女子学院で、「ともに喜びをもって生きよう」=これからの東京教区を考える=をテーマに、1988年度の教区総会をひらく。総会は、「大司教を中心として互いに啓発し、教区全体に対する認識を深め、宣教司牧の基本理念、活動への理解を高める」ためのものである。昨年11月、第1回福音宣教推進全国会議がおこなわれ、これからの日本の教会のために重要な提案が幾つか出された。司教団はこれを受けて、「ともに喜びをもって生きよう」という教書を発表した。今度の総会は、東京教区のわれわれがこの全国会議をどのように受け取り、具体化していかなければならないかを中心課題としている。午前の部では、白柳・森両司教が意識改革を求めて演説、午後は、教会のあり方について分かち合いの分科会を行う。予算・決算の報告などはいつもの通り。

第1回福音宣教推進全国会議(ナイス)にこたえて、このほど司教団が出した「ともに喜びをもって生きよう」という教書を、神父たちは、「ともよろ」と愛称?している。
神の民すべてが、教会の姿勢や信仰のあり方を見直し、思い切った転換を図らねばならず、その中軸は、「ともに」および「喜び」で表すことができるという。社会とともに歩み、人々とともに福音を生き、信徒、司祭、修道者、司教とともに、小教区、教区とともに歩み、生きようとする-、教義、掟、義務からでなく、ほんとうの喜びを感じて生きる-ことを答申は訴えている。
諸提案は、司教団が行うことと、教区・小教区で取り組むこととの2つに分けて審議されているので、今度の総会では、さっそく教区としての対応が論議されるわけである。
まず午前には、諸説明と開会に必要な手続きのあと、白柳・森両司教の基調演説がある。全国会議の単なる説明ではなく、そこに込められた新しい考えを感じさせることがもとめられている。
続いて、この精神をうける分科会への導入のため、三本の柱の中の身近な問題について、全国会議教区代表者(荒井佐よ子、国富佳夫、長島世津子、萩野友紀の各氏)が発題する。
午後の分科会では、柱ごとに分かれ、各グループ20名ぐらいで、これからの教会のあり方について率直に積極的に話す。
予算・決算の報告のあと、分科会の発表があり、大司教の挨拶を最後に解散の予定である。
参加者は、ブロック委員のほか、各教会から2〜4名、東京修道女連盟より20名前後である。申込書はすでに各母体にとどいているが、出席者は所定の欄に参加希望の分科会や所属母体などを書き入れ、3月6日までに教区事務局へ提出することになっている。
多数の参加はもとより望むところであるが、この総会が花火のようなもので終ることなく、継続的に発展する糸口にでもなれば-と、教区では期待している。

◇教区総会準備委員(敬称略)
【中央】渡部栄一、国富佳夫。
【城東】小林章雄。
【城西】若杉由旗子、沢村記代子。
【城南】山口一雄、福川正三。
【城北】木村 宏。
【武蔵野】鈴木弘道。
【多摩】佐藤正一郎。
他に宣司評運営委、事務局員。
○今年に入っての宣司評運営委員会は、すべて総会準備会。

こんな意見・工夫

○参加者は、壮年、婦人、若者のバランスよく選ぶこと。
○総会がスタート・ラインになって、小教区に浸透させるよう工夫するとよい。
○三本の柱の発題は、具体的な話し合いの糸口になるように準備してほしい。
○総会は、プランを立てるための話し合いだと思う。それからの計画は、小教区に託されるなど、司祭と信徒で考えること。
○自分たちが何かしなければならないという意識、しようという決意のようなものが、参加者各々に出てくることを希望している。

地道14年活動も 87年報告

宣司評

大司教が諮問した、「信徒について」-基本方針と優先課題の流れにそって-をテーマの、残された議題に対し、ブロックと協力、答申作りをした。教区総会の準備はいつもの通り。
4月からメンバーが交替し、第2期となる。87年度の仕事のテーマを、福音宣教推進全国会議の課題「開かれた教会づくり」とする。全国会議教区代表者を推薦したり、拡大宣司評を開いて課題説明を行ったり、全国会議に向けて一筋。

事務局

【総務部】▽庶務係-各部・委員会・小委員会等の連絡で、教区の活動に支障をきたさないよう努力している。教区が主催となっている行事について、色いろ問い合わせがあるので、企画者は大体の内容を前もって庶務係に知らせてほしい。
▽「ビジョンの会」小委員会-福音宣教推進全国会議に向け(1)信徒の召命と使命に関する教会憲章・教令のなかの信徒の義務と権利について(2)日本の教会の実情ををふまえ、個と共同体と全体のバランスによる宣教のあり方について(3)「福音宣教」「カトリック新聞」「手づくりの教会」-などを参考とした勉強会を10月まで続けた。今は情報網の充実につき勉強中である。
特記すべきは、夏休みを返上し、城東ブロック会議と協力して、両国・国技館での「平和の聖母のミサ」を成功させるために活動したことである。今後は全国会議の第2、第3回開催のために準備を進める。
【福祉部】小教区における福祉活動の推進は、福祉部の重要な使命の一つである。これについては従来からしばしば呼び掛けを行い、機会あるごとに小教区に出向いて協力してきた。今年度は、小教区における福祉活動についてのアンケート結果に基づき、部内に新たに福祉活動推進小委員会を設け、これをいっそう強力に実施することにした。前記の調査についても、さらにその内容を検討し、各種の活動の詳細を見守る。
福祉部が従前から教区の立場で協力してきたカリタス・ジャパンは、このほど下部組織としてカリタス・東京の設置を提案した。これを設ける場合、福祉部や東京カリタスの家との関係がどうなるかという問題が生ずるので検討中である。
その他、四旬節「愛の募金」に関する協力等については例年通りである。

地域の福音化

▽地域福祉活動推進小委員会-いま教会には、地域社会の福音化などの問題があるが、これに福祉活動の実践から取り組もうと、このほど福祉部のもとに発足した。
小教区の中で、福祉活動を通してその場所の必要性に応えてゆくのが地域開発で、東京カリタスの家第三グループの役割でもある。
そのためのボランティアを発見して互に情報を交換し合い、社会問題などについて話すことによって行動の活性化に努めている。
すでに清瀬(5月)、荻窪(7月)、渋谷(11月)の各教会で交流会を開いているが、参加者も30人を越すようになり、運動の疑問点などについて活発な発言がある。
▽障害者問題小委員会-7月11日から12日まで、那須高原で「第7回障害者とともに考える集い」を開いた。「今年も行きますふれ愛旅行」をテーマに障害者32名を含む116名が、東北新幹線とバスを利用しての旅であった。
昨年の越後湯沢が大成功だっただけに、今年は別の味わいをもった旅行ができるよう苦心したが、女性中心のスタッフと完璧な障害者施設の利用等、昨年とは対象的な企画となった。自然のなかでのキャンプファイアー、花火に加え、仮装行列はこの大会のハイライトであった。
このような企画を通して、障害をもつ者と健常者との互いの理解が得られる機会を、今後も広げてゆきたい。
【召命部】▽召命委員会-おもに「むぎの穂会」と協力して活動している。2月11日、「召命担当者の集い」を開き、カルメル会管区長・奥村一郎師に、司祭および修道者の召命の本質を深めるために-と題する講演を依頼した。
5月10日、「召命祈願日の集い」には、Sr景山(援助修道会)と西川師(東京教区)に、「いま、この道を」というテーマで、二人の経験から、現代の召命の意味を話してもらった。
▽東京教区一粒会-小教区担当者による総会を、春と秋の2回開いた。春には、東京カトリック神学院院長・佐藤守也神父を招いて「神学生・神学院と一粒会」と題する講演を聴き、予算案の審議のあと話し合いを行った。秋は、一粒会会長・白柳大司教より「第1回ナイスに臨んで」をテーマとした講話、世田谷教会主任・佐久間彪神父から師自身の召命についての話を聞いた。
続いてブロック単位に分かれ話し合ったが、今後は地区毎に一粒会担当者が集まり、意見を運営委員会に反映させて、運動の浸透を図ることを決めた。かねてから懸案の千葉地区について、88年度は同地域で一粒会の集いを開く話が進んでいる。
【社会部】▽靖国問題実行委員会-活動はNCC靖国神社問題特別委、正平協靖国問題委、靖国神社問題連絡会議などと連係して行い、各々の例会に出席している。
7月7日、四谷・双葉学園同窓会館で、自衛官合祀拒否訴訟弁護人・今村嗣夫氏を招き「大法廷における争点」と題する講演会を開催した。10月9日〜11日、仙台で行われた「第13回正平協全国会議」には委員2人を送った。
その他(1)靖国国営化阻止2・11東京集会(2)国家秘密?を考える市民集会(2月18日)(3)「戦没者追悼の日」を認めない4・13市民集会(4)靖国国営化阻止8・15東京集会(5)8・15平和のための証言集会(6)反靖国関東活動者交流会(11月27日)(7)12・8証言集会(8)中谷裁判全国活動者会議・連絡会議などに参加した。

満杯アグネス講

▽平和旬間実行委員会-6月11日、麹町教会において、同教会・真和会との共催で、「平和について」と題するアグネス・チャン氏の講演会を開催した。平和旬間は夏休みと重なり、一般参加者を集めることがむずかしいのでこの時期を選び、また既存の活動団体との提携により、広く一般への呼び掛けが可能となるために、このような形として企画された。
参加者は聖堂の席を満たし、講師の体験に基づいた、飾らない語り掛けに聴き入った。この録音は、8月、文化放送よりのYBU番組「今日を生きる」で全国11局を通じて放送されたが、再放送の要望が多く、9月にもまた放送された。
8月8日には、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で「平和祈願祭」を開催した。昨年に続き、吉祥寺教会および武蔵野ブロックから、100名を越える平和を願っての徒歩による参加者があり、祈願祭は平和を乞う熱い思いで満たされた。参加者の総数は500名余りで、層も広くなってきた。今後は、各ブロックからの、平和を願っての徒歩参加を呼び掛けてゆきたい。

育てよケルン魂

▽アジア地区(=ビルマ)委員会-毎年、11月の第3日曜日に行われている「ビルマ・デー」も、今年で7回目を迎えた。委員会として心に残ったのは、10月16日の、ヘフナー枢機卿の婦天である。「ビルマ・デー」の生みの親は、知る人ぞ知る、この枢機卿だった。「苦しんでいる時こそ、もっと苦しんでいる兄弟達へ手を差しのべよう」というケルン精神を、実践にうつしてリーダーシップをとった功績は、永く伝わるだろう。
新聞その他で報道されているように、ビルマの国も、少しずつ変ってきている。簡単に言えば、鎖国から「開かれた国」への脱皮である。地球そのものがひとつの共同体として考えられようとしている現在、「鎖国政策」が何の効果ももたらさないということが、ナショナル・コンセンサスになってきた。国の政策転換は教会にも影響を与えている。我われの支援がビルマの神学生、信徒、さらには国民一般にささやかなプラスになることを願ってやまない。
【広報部】▽広報委員会-例会は奇数月の第1木曜日。7月6日〜8日、札幌で「教区広報担当者全国会議」があり、杉浦、青木両委員が出席した。なお、Sr長谷川委は講師として招かれ「教区報作りと取材の方法」のテーマで講義した。その他、教区ニュース発行、日本カトリック・ジャーナリスト・クラブ例会出席など。
5月24日、カトリックセンターで「新しい社会づくり-あなたが支える正義と平和」を主題に、「第13回東京教区広報大会」を開いた。「広報の日」のテーマ解説につづいて、R・アビト神父(上智大学助教授)が、「フィリピンの政情とマスコミ」について講演した。昼からは、Sr白井詔子(カトリック国際映画協議会・日本会長)が、映画「愛の奇跡-アウシュビッツの聖者コルベ神父」の上映と共に、「ジャーナリズムと人間愛」について話した。
10月25日、カトリックセンターで、第9回「小教区報担当者の集い」を開いた。テーマは「小教区報の宣教への役割」で、森司教の話のあと、小岩、柏、上野毛の担当者から発題があり、質疑・応答があった。しめくくりとして岡田武夫師(全国会議実行委)が、「小教区報を見て-宣教の立場から-」というテーマで講話をした。

【教学部】▽教会学校部-昨年と同じようにリーダーの養成に力を注いだが、とくに「秘跡の恵み」と「こども」とのかかわりを中心に研修した。
中央協議会の信仰教育委員会が編集している「教会学校の手引き」と「教会学校リーダーの手引き」の普及につとめ、こどもの信仰教育の重要性を分かち合う集会をかさねた。
また女児の典礼奉仕やこどもの数の減少に関すること、校内暴力、いじめ、登校拒否などの現実が教会学校にも反映している問題、主婦リーダーに対する研修機会の拡充など、今後の教会学校に向けての諸問題を多く抱えながらの一年であった。
第1回福音宣教推進全国会議を受けて、青少年の信仰教育など、より恒常的に展開されるべきことが多くあり、現場とのネットワーク作り、リーダーやこどもたちの体験学習、部員の充実など、今後とり組むべき課題が山積している。
▽イエズス探求会-春秋それぞれ1回、いずれもラ・サール研修所で会合を開いた。第17回は、5月22日から24日までで、参加者は24名を数えた。主題は「開かれた教会づくり。イエズス・キリストの土台の上に」。福音宣教推進全国会議に向けて選ばれたテーマで、あなたは教会の窓口、霊的個人主義からの脱却、待ち受ける姿勢からの脱皮-の3つのセクションがある。あなたにはどんな協力者がいるかなど、具体的な観点から黙想と分かち合いを行った。
第18回は、11月13日から15日までで、参加者は同じく24名。テーマに「イエズスは我われの生活から遊離しているか」をかかげ、全国会議を直前にして、司教団の呼び掛けに応える取り組みとなった。信仰によって生活を見直すのではなく、むしろ生活から信仰を見直すという転換で、日々の生活の中でイエズスと共に働くことを再認識した。
イエズス探求会は、教区の生涯教育の場として、すべての男子信徒および求道者に開かれた集いとして10年目を迎えた。信徒のスタッフが、指導司祭と共に計画し準備に当っているが、主役はあくまで参加の信徒であり、イエズス探求の中心になっている。

隣教区にも評判

▽要理教育講座-87年度の講座は充電のため休講した。
7月19日、四谷・かつらぎ会館で、第15回要理教育学会を開いた。会員とオブザーバーを入れ、約40名が集まった。主題は「自己啓発と人間関係」で、講師には上智大学教授・福嶋章氏を依頼した。豊富な事例のもと、自己を真に開発するためには、健全な人間関係が如何に大切かが力説された。宣教や要理教育にたずさわる者にとっても極めて肝要なことで、参加者一同思いを新たにした。
午後の研究発表では、副会長の斎藤いつ子氏が「温かな人間関係をつくるには」どうすればよいか、経験に基づいて示唆に富んだ話をし、深い感動と共鳴を与えた。
信徒がそれぞれの分野で宣教できるよう、東京要理教育研究所では「あなたにもできる福音宣教」(350円)という小冊子2号を発行した。大好評であり、カトリック書店で発売中。
▽聖書週間-本年度は11月14日から23日にかけて行われた。9月には待望の共同訳が発行されたこともあり、2つの対談が特別に設定された。1つは週間冒頭のイエール神父と木田氏の対談で、共同訳が完成されるまでの経過が、興味ぶかい逸話をまじえて紹介された。
もう1つは幕切れを飾った、小川国夫氏と太田道子氏による対談で、聖書の言葉が持つ魅力を聴衆に分かり易く教えた。2つの対談の間には、「神に応える民」という共通テーマのもとに、旧約と新約から8つの発表がなされ、多くの人たちの共感を呼んだ。教会活動の中で、聖書の占める位置は年々高められているが、それを反映してか、予想以上の参加者に恵まれた。
▽使徒職研修コース-4月から第12回目を7グループで開始した。現状は次の通りである。
第1=木曜日、10時半〜12時半。町田教会。参加者20名〜25名。うち2/3は横浜教区・藤ヶ丘教会の婦人達。主任神父の強い勧めによる。
第2=水曜日、10時半〜12時半。赤羽教会、参加者は12名。3名は浦和方面からで、終りにお茶を飲みながらの雑談中によい目覚めの芽が見える。
第3=隔週火曜日、10時15分〜13時15分。木更津教会。申込者20名。うち木更津14名、五井3名、館山、千葉寺、西千葉各1名。参加者平均10名〜15名。自己認識、相互理解が研修の主眼。
第4=火曜日、19時〜21時。吉祥寺教会。参加者は男女半々で26名。麻布、豊田、上野から各1名参加。
第5=隔週火曜日、19時〜21時。洗足教会。受付を終った時点で信徒スタッフ3名全員に故障が起り、休会したが、第2期の途中から開催可能となり、変則ながら行っている。参加者は7名。
第6=火曜日、10時半〜12時半。葛飾・青戸集会所。参加者3名、スタッフ2名で続けている。
第7=土曜日夜〜日曜日夕。一泊二日。黙想の家を使い年9回。参加者は8名〜14名。聞くことの訓練。黙想、ミサを行っている。
総括すると、申込者は合計115名、実際の参加者は平均約80名である。信仰と実生活の接点となる問題で話し合いがなされていること、次第に熱して行くところなど、これからの教会のあり方を探り、信徒が促進する上で実質的な力となる研修だとスタッフ一同確信を持っている。なお運営委員では「福音宣教推進全国会議」との関連について話が出たが、出席した同会議実行委の森司教も、このコースは今まで通りの方針ですすめてほしいと言っている。
【難民定住推進部】定住のために支援活動をしている現場の小教区を、必要に応じて資金的に助ける相互扶助制度(貸与)が4月から発足した。寄付を順調に集まり、奨学金2件、生活費一時補助1件の、計3件が実施された。
小教区担当者連絡会が、5月と12月の2回開かれ、相互扶助制度の説明と経過報告を行った。5月に「難民基金だより」第1号、12月には第2号と、「難民定住促進ニュース」を発行した。残部があるので、詳細を知りたければ、事務局に連絡して、「基金だより」「ニュース」「しおり」などを入手することができる。

タカの目収税所

【典礼部】▽典礼委員会-6月7日・聖霊降臨の主日、カテドラルにおいて合同堅信式を行った。本年は15小教区より96人が受堅した。この合同堅信式に対しても、教区恒例の行事という理解が深まったようだ。
受堅者の数も毎年約100名とほぼ一定し、代父母と一般参列者を含め、おおむね300人という数も固まってきている。数少ない教区規模の典礼行事であるこの儀式に、一般信徒がいっそう積極的に参加することによってさらに盛り上がりのあるものにしたい。
エキュメニカル運動の1つである「教会音楽祭」も第18回を迎え、6月14日、カテドラルで、日本キリスト教団、ルーテル教会、聖公会、台湾教会、改革派教会、カトリック教会が参加して開かれた。PR不足もあってか、カトリックからの一般参加が少ないのは残念だった。
小教区・修道会のオルガニスト育成のためのオルガン・レッスンも、約30名が参加し、カテドラル、徳田教会、西千葉教会のオルガンを使用して本年も順調に行われた。
【福音宣教推進部】主な仕事は、教区ニュース宣教のページの編集であった。第1回福音宣教推進全国会議があったため、多くの会合が開かれ、記事そのものを探す苦労はなかった。しかし、編集員は皆それぞれの生活をもっているため、その都度顔ぶれも違い、小数の者には毎回苦労をかけた。
9月には宣教研究所長の岡田武夫神父などを招き、同研究所と共催で「開かれた教会づくり」を主題に、連続講演会とパネルディスカッションを行った。講師の熱意で内容は濃かった。
【教会財務連絡会】会合を3月、9月、11月と3度開き、初めの回には教区合計の決算報告とその詳細な説明をした。9月には、最近税務署が目をつけてきた教会合計の税務調査に対応する準備として、税理士・町田健一氏を招き研修した。
11月には、第1回福音宣教推進全国会議に備え、教会財務を担当している立場から「開かれた教会づくり」の諸課題について、自由な意見と積極的提案を出し合った。

財政評

昨年に続き、江東・潮見の蟻の会敷地の整理と、蟻の会自体の今後の問題について協議を重ねた。浅草教会の改築とその地区全体の再開発の教義も進み、教会の聖堂は12月20日に完成し、献堂式が挙げられた。高輪教会の改築についても会合を開き、着工の運びとなった。
資産運用相互協力制度は新たに2教会が加わって52教会となり、預託申込は59件、総額は15億2159万円余となった。年度末決算配当利息は引き続き金利低下で、年率5.81%だった。融資の部では完済2件、新規5件で、年度末残高は8件、1億3616万円となった。

ブロック会議規約から

【取扱事項】
3、ブロック会議は次の事項を取り扱う。
(1)ブロック内の宣教司牧活動の推進・具体化に努めること。
(2)構成団体またはブロック会議委員の提言または意向のうち、妥当と思われるものを宣教司牧評議会に具申または伝達すること。
(3)教区本部事務局または宣教司牧評議会からの要請に協力すること。
(4)その他、ブロック会議が必要と認める事項を処理すること。
(’85年11月1日制定)

「ミニ公聴会」づくし

ブロック

【中央】2月1日、麹町教会でミニ公聴会を開催、白柳・森両司教出席のもとに約200名が集まった。8月8日は恒例の平和祈願祭で、ミサと光の行列が行われた。11月の福音宣教推進全国会議の前には、教区代表の荒井佐よ子氏を囲んで準備の状況を聞き、後にはその報告を受けた。
全国会議の成果は、信徒一人ひとりの信仰の見直しと、福音の喜びをどのように伝えていくかに掛っているとの認識を深め「皆でつくろう、新しいブドー酒、新しい革袋を」という呼び掛けのもと、リバス神父の指導によるセミナーを開くこととした。目的は、信徒が共同体のかかわりの中でキリストの救いを体験し直し、自分なりにそれを表現できるよう自信と実力をつけることである。
【城東】1月4日、本所教会で、ミニ公聴会実行委員会をかねて初の例会が開かれた。このため世話人改選は3月に見送られた。ミニ公聴会は、2月11日、錦糸町隅田産業会館で、白柳・森両司教を迎えて開催された。司祭・修道者・信徒約600人が参加、教会の新しい息吹きと連帯を味わった。
4月5日には梅田小教区が誕生、懸案になっていた地域修道院のいくつかの新加盟も実現した。7月12日の、国技館における「1万人の集い」には、ミサの準備と奉仕を行い、コンサートの聴衆としてブロックを挙げて参加した。
10月11日には、上野教会で「全国会議教区代表者を囲む会」を開いた。参加者は110人で、代表者を励ます分散討論会を試みた。浅草教会の献堂式は12月20日に行われた。
【城西】1月15日、教区のトップを切ってミニ公聴会を開催した。全体を4グループに分け、白柳・森両司教には午前と午後それぞれ掛け持ちで回ってもらった。各場所とも盛会で、近隣教会との交流も促され、本音で話せる機会となった。多くの貴重な意見が出たが、信徒一人ひとりがまず知り合い、対話を重ねて行くべきだという考えが目立った。
こうした機運によって、このミニ公聴会のあと、各小教区では色いろな対話集会が計画された。ブロックとしてもこれを推進するよう討議を重ねた。
9月の例会では、宣教問題について中野尚夫氏の講演を聴いた。また12月には、全国会議の報告会として、佐久間神父と萩野氏から話を聞いた。
【城南】1月および3月の例会は、ミニ公聴会と教区総会の準備、趣旨徹底、反省会などに当てられた。
3月1日の公聴会は、予想を大幅に上回る参加があり、3グループに分かれての活発な話し合いの記録は、ワープロ印刷によって各母体に配布された。
5月以降の例会は、毎回テーマを定めてのグループ討議と、パネルディスカッションとを中心に進められた。テーマは、5月は「青少年問題について何ができるか」、7月は「ブロック会議で何をしたいか」、11月は「家庭と教育」または「教会に対する希望」で、全員がみな発言できるようにグループ分けをして討議を進めた。
9月には特に、青少年の指導に経験の深い秋保師(洗足)と岡本師(立川)、晴佐久師(柏)をパネラーに迎え、「青少年信徒の使命と役割」について意義深い討論を行うことができた。
また11月には、親睦とホンネの話し合いのために、初めての試みとして山口氏(大森)の手作りの中華料理コースを全員で賞味した後、くつろいだ雰囲気のなかで、いつもより掘り下げた話し合いをすることができた。以上の討議の要旨は、すべて議事録として全員に配布されている。
7月5日には、大森教会で、宣教委員会の企画により、第9回目の「福音宣教についての話し合い」が開催された。テーマは「開かれた教会づくり」で、全国会議に出席する福川・荒井・国富・Sr広戸の四氏と岡田師を迎えて、有意義な話し合いを持つことができた。当日の記録は、前述の各記録とともに、希望があれば宣教委員会より入手することができる。

マンネリに新風

【城北】年頭からミニ公聴会の用意のため一丸となった。ブロック委員以外の人も準備係や当日の座長・書記などとして活躍した。参加者は400名、質問や提言をした人は44人、開催前に行われた大司教ミサへの参列者は700人を越え、極めて盛会だった。当日の質問や答弁は後日まとめて配布し、福音宣教推進全国会議に向けての討論の資料とした。
例会では宣司評からの全国会議についての報告、一粒会の献金高揚の要請があった。平和祈願祭では、北町教会が共同祈願文の作成と朗読を担当、ブロックからも会場設営のために多くの奉仕者が出た。青年層への呼び掛けが今後の課題である。
【武蔵野】本年度の最も重要な活動は、ミニ公聴会の開催であった。前年からの充分な準備を経て、白柳・森両司教出席のもと、2月15日、吉祥寺教会で開かれた。参加者の発言は多岐にわたり、しばしば予定時間を越えるものであったが、両司教は始めから終りまで懇切に応答した。
公聴会以後は、事後処理と、発言の内容にどう対応してゆくかに焦点がしぼられた。
平和旬間では、昨年同様、吉祥寺教会を中心に「平和祈願行進」が行われたが、開催地区ということでブロックから多数が参加した。
【多摩】これまでブロックの活動は、青少年に重点を置いてきた。しかしそれが「青少年活動のみ」という状態であったことも否めない。小教区母体にとって、ブロック合同での練成会等、青少年活動には多大のメリットがあり、重要なものであるが、修道会母体にとっては何ら得る所がない。修道会、小教区、すべての母体にとって、共通の利益を得ることのできるような活動はないか。
教区と修道会がより深い協力関係を持つことは、福音宣教推進全国会議へ向けた基本方針にうたわれ、年頭の会議でも提案されているので、それを意識しつつ、新たな活動を模索することとなった。
青少年活動としては、例年どうり、夏の中学生練成会(4泊5日)、高校生青年のワーク・キャンプが行われ、秋には青年への研修会、クリスマス会も開かれた。青少年の参加はいずれにも積極的であるが、意識の面でもう一歩の飛躍が望まれる。
課題とされた、修道会、小教区共通の利益となるような活動、より豊かな協力関係を生み出すための活動として、ブロック主催で「典礼音楽講習会」を行った。さまざまな行事と重なり、参加者の数は少なかったが、内容は豊かであり、今後の可能性を思わせるものであったとの評価から、今後しばらく、年2回の予定でこの試みをつづけていくことになった。
現在の課題として、経済問題がある。青少年をはじめ諸活動の必要経費の負担を、ブロックが持つという原則が確認されたが、その財源として母体からの分担金の大幅な引き上げが必要となってくる。各母体の規模、状況などを考えながら、どのような制度を作ってゆくか、早急な仕事である。

離国比人対策も

【千葉】2月8日、千葉市辺田町の聖母マリア幼稚園で、ミニ公聴会を開催、約150人が集まった。白柳・森両司教は講演に続き、各小教区からの参加者の質問に答えた。司教にじかに聞いたことは、子供の信仰の問題、ミサについて、他宗教に対する心構え、地域社会への積極的かかわり、教会から離れた人びとの問題、キリスト者の価値観、性の問題と受胎調節についてなどで、「開かれた教会づくり」をめざしてともに歩む決意を新たにした。
青年達のリーダー研修会は、2月20日から22日までマリアセンターで開催された。以後月1度、泊り込みで行われている。夏期練成会については、中学生の部が8月6日から9日まで、高校生の部が8月9日から12日まで、いずれも館山教会で開かれた。また秋には青年の合宿を行うなど、活発な働きが目立った。特に今年は、青少年育成委員会のメンバーも参加し、若者と交流できたことも有意義であった。
第13回目の千葉ブロック大会「合同ミサとレクリエーション大会」は、9月6日、聖母マリア幼稚園に森司教を迎えて開かれた。約350人の参加者があり、フォークダンス、カラオケ、模擬店などで賑わった。
ブロック内で働いているフィリピン信徒は年と共に増加している。祖国を離れた状況のなかで、生活・労働条件は非常に厳しい。この問題について協議した結果、フィリピン人信徒宣教者委員会を設置し、専門的に訓練を積んだフィリピン人信徒宣教師(レイ・ミッショナリー)を招くことにした。
近く2名が来日し、日本の言葉や習慣を修得したあと、本格的な活動に入る予定である。財政面については、教区、聖コロンバン会およびブロック内小教区で負担する。

出会い・おんな・長崎 -いのち-
いのち育む人、平和を願う人、それは女性。3/16・17・18・19 WOMAN’S FORUM’88

3月16日から19日までの4日間、長崎市その他において「いのち」をテーマとする女性の集会「ウーマンズ・フォーラム’88出会い・おんな・長崎」が開催される。日本全国の、各分野で活躍する女性が長崎に集結、人と人の交流、心と心の交流を願いながら、地球規模で教育、文化、生活を考え、新しい方向を提唱していこうというもの。国際社会での今後の日本の位置づけのためにも、異文化交流の地である長崎で、「いのち」というテーマのもとに開催されるイベントの意義は大きい。
この催しには、カトリック教会も重要な位置を占め、日本カトリック婦人団体連盟副会長・荒井佐よ子氏(先きの福音宣教推進全国会議東京教区代表者)が実行委員会の副会長をつとめたり、会場には、浦上天主堂や純心女子短期大学などのカトリックの施設を多く提供したりしている。
特に3月18日に開かれる分科会の1つ「いのち それを 育むもの それを 破壊するもの」は、主催・日本カトリック婦人団体連盟、司会・荒井佐よ子、パネリスト・曽野綾子、筒井(故永井隆の長女)、中山和子(聖母の騎士修道女会会長)、会場・純心女子短期大学と、まさにカトリック一色。
ひとりでも多くの女性が参加することがこの催しの意義であるとして、白柳大司教も、このほど開かれた宣教司牧評議会の席上で、カトリックからも大勢参加するよう希望している。

スケジュール(抜粋)

3・16(水)平和への祈りの夕べ。ウエルカムレセプション。
3・17(木)基調講演「いのち華やぐ」(瀬戸内寂聴)。パネルディスカッション テーマ「いのち」。おんなの宴。
異文化バザール。
3・18(金)分科会「いのち それを 育むもの それを 破壊するもの」。(午前10時から純心女子短期大学で)
3・19(土)全体ディスカッション。総合講演。
フォーラム実行委・東京事務局 〒162東京都新宿区住吉町1-16(電話358-2764)

宣教する小教区報を

福音宣教推進全国会議で、参加者が最も多く支持した提案は「……司教団のブレーン機関の充実および情報伝達の手段を確立する……」であった。
昨年秋、教区広報委が開いた「小教区報担当者の集い」で、森司教は「小教区報の宣教への役割」について話したが、「情報伝達」のことはすでにその時に出ている。つまり小教区における手近な情報伝達の手段は小教区報にほかならないということである。中央における情報センターの確立というような構想には及びもつかないが、心意気は同じである。そして今すぐ我われの手でできることこそ大切である。森司教の話から、要点のいくつかを拾って見よう。
(1)各教会から送られてくる小教区報を読み、福音宣教の立場から小教区報がどのようなものになって欲しいかを少し述べる。
(2)福音宣教推進全国会議のための各教区中間報告を見ると、情報センターのようなものを確立したらという声が強く、これが何らかの形で提案される可能性が大きい。
(3)「開かれた教会づくり」を目標に色いろ手を打って行こうとする中に、情報がどのように位置づけられ、期待されているかがよくわかる。
(4)「開かれた教会づくり」というテーマの底には、「すべての人を信者のわくに入れるのではなく、信者こそわくを取り去って、この人たちと同じ苦しみを味わいながらもキリストのメッセージを生きてゆく。あるいはこの人たちと助け合いながら生きてゆくことを証しする」という発想が流れている。
(5)それを実践するためにまず教会は、信者の生きている現実が具体的にどうなっているかを知らねばならない。と同時に日本の社会の問題を分析し、キリストのメッセージがどう答えになるべきかを示さねばならない。
(6)つまり教会は、「信者の生活は、今のこういう状態では、こうあっていい」と、教会に語らねばならない。と同時に、「今の日本の社会はこうだけれど、むしろこの事こそ必要だ」と、社会に語らねばならない。
(7)もう1つ重大なことは人材の活用と交流ということだ。細分化された諸問題に適切に対応するためには専門家が絶対に必要であり、しかもその協力が大切である。
(8)これらのことのために、中央に情報センターのようなものをつくるという発想が出てきたわけである。
(9)小教区報はその性質上、全国レベルの情報を対象とするものではもちろんないけれども、その精神においては同じである。むしろいっそう身近なものとして、自分たちの小教区に何を伝えたらよいのか、地域社会に何を訴えるべきなのか、この辺でもっとも大事なものになるだろう。
(10)従来の小教区報は、ややもすれば、正しい教えを一方的に伝えるとか、内輪の情報交換で終っていた。今後はそのような形から脱皮し、編集についても発想の転換をしていただければ幸いである。とくに小教区報の場合には、主任神父の発想の転換が絶対に必要である。

ともに喜びをもって生きよう

柱Ⅰ「日本の社会とともに歩む教会」

生活から信仰を、社会の現実から福音宣教のあり方を見直していこう、という司教団の呼びかけにこたえて、教会が真に社会とともに歩むため、次のような具体案を提出します。
【提案1】教会が生活と社会の現実とその諸問題を把握、分析し、そこに福音の光を与え、福音の光に基づいた問題解決の指針を、教会と広く社会にも伝達するための機関を充実する。具体的には、
(1)各分野で活躍するカトリック者の協力態勢をつくる。
(2)具体的に社会の各分野で活躍する既存の諸団体・研究機関の協力態勢をつくる。
(3)とくに司教団のブレーン機関の充実及び情報伝達の手段(カトリック新聞など)を確立する。
(4)このための財政基盤を確立する。

司教団の審議結果

参加代表者の中で、この提案の支持者がもっとも多く、司教団のイニシアティブを強く期待していることを重視し、緊急にこれに取り組むため、いろいろな人の協力を求めて、プロジェクト・チームをつくる。このチームの役割は、既存の人や組織・団体の協力態勢と司教団のブレーンとをつくることにある。このブレーンが学者や専門家のみの集団に偏らないで、むしろ社会の現実やそこに生きる人々の心を敏感にくみとれるものにしたい。
【提案2】信徒、修道者、司祭、司教のための生涯養成を確立する。
(1)信徒、修道者、司祭、司教のための常設生涯養成制度を確立する。
(2)現場と密着した体験学習、とくにアジアの人々との交流を通してそれを行う。
(3)神学、典礼、要理教育などを、人間の尊厳を視点として総合的に見直す。
司教団の審議結果
生涯養成の制度化は、重大な課題であるが、総合的なプラン作りが必要と思われる。これについてもプロジェクト・チームを作り、実施の計画と具体的方法を検討してもらう。この養成には神学生教育も含めて考える。既存の養成グループや制度の協力も求める。
【提案3】カトリック学校の現状と課題を再検討する。

司教団の審議結果

これは、「関係者とともに」検討することが必要なので、学校教育委員会を中心にプランを練る。
【提案4】社会的に弱い立場におかれている人々の必要にこたえる態勢(相談窓口、カウンセリング、駆け込み所など)を充実し、彼らとともに、その原因となっている環境や社会構造の変革にも取り組む。

司教団の審議結果

教区レベルで、小教区、修道会、ボランティアなどに協力を呼びかけ、現場中心に取り組む。超教区的な取り組みが必要な際には、ネットワーク化を図るようにする。
【特別提案】離婚者、再婚者(教会法上の重婚者)に対して、司牧や教会法などあらゆる面での対応を総合的に再検討し、福音の教えにかなった解決を見いだす。

司教団の審議結果

まず、今でもこの問題への対応には種々の可能性があるので、司教団として、それを司牧的に応用できるよう指針をつくり、担当者の研修を計画する。さらにどうすれば「福音にかなった解決」になるかを慎重に検討する。

柱Ⅱ「生活を通して育てられる信仰」

生活から信仰を、社会の現実から福音宣教のあり方を見直していこう、という司教団の呼びかけにこたえて、生活を通して信仰を育てるために、次のような具体案を提出します。
【提案1】職場で、小教区で、家庭で、地域で、或いは職能別、世代別に、分かち合いの場を設け、そこでお互いの信仰を育てることを養成の基本方針にすえる。
【提案2】このような日常生活レベルで信仰を育て合う営みを支持し、推進するため、司教団として次の点について具体的な方策を打ち出し、実施する。
(1)司牧上の配慮(分かち合いのリーダーの養成、女性、青年の声を活かす配慮、グループ活動の推進など)。
(2)日常生活と信仰を結びつけるような手引書、要理教育書、祈祷書(とくに家庭での祈りのため)、聖歌集の作成。
(3)倫理とくに性の倫理。
(4)職場、家庭、小教区、地域などで、あるいは職能別、世代別などで分かち合いの場を設けられるような制度づくり。
(5)教会法の面での対応。
(6)秘跡の執行。
(7)相互に助け合い、育て合うための人材の発掘と活用。
(8)社会に対する、教会の所信表明。

司教団の審議結果

両提案は合わせて考慮すべきものと理解した。姿勢として、大いに呼びかけたい。具体的には、司教団として研究し、各方面の協力を得てできることから始めていく。すでに、成人信徒用要理書、祈祷書など一部取り組んでいるものもあるので、そこに、提案の趣旨を活かす。
【提案3】教会共同体における青少年の使命と役割を積極的に評価し、ともに学び、彼らが現代の諸問題に直面するとき、ともに考え、協力できる態勢をつくる。
(1)青年の自主性を尊重し、信頼し、彼らに発言と活動の場を提供する。
(2)とくに幼少年の信仰教育をさらに充実させる。
(3)性、愛、その他青少年期にぶつかりやすい問題の解決に適切な助けができるように具体的な態勢をつくる。
司教団の審議結果
教区、小教区と青少年委員会の強化などで応える。

柱Ⅲ「福音宣教をする小教区」

生活から信仰を、社会の現実から福音宣教のあり方を見直していこう、という司教団の呼びかけにこたえて、真に福音宣教をする小教区となるため、次のような具体案を提出します。
【提案1】社会(地域)に仕える教会となるため、教会の態勢を、内向きから、社会に参加し、奉仕する姿勢に変える。

司教団の審議結果

これは姿勢と発想の転換である。いろいろな機会に大いに強調する。
【提案2】人の心に訴えるような典礼を生み出す。それは次のような典礼である。
○社会に目を向け、宣教のエネルギーとなる様な典礼(ミサ)。
○キリスト信者でない人々にも理解しやすい典礼(たとえば、結婚式やクリスマス)。
○日本の生活習慣に基づき、人々が受け入れやすい典礼や教会暦(元旦、七五三、死者の祭祀など)。
○翻訳でなく、私たちの真の信仰表現となる典礼。

司教団の審議結果

典礼は司教団がイニシアティブをとるべき問題である。『答申』では、宣教の場、宣教の力となる典礼が求められているので、宣教司教委員会と司牧司教委員会が合同で考えていく。
【提案3】女性の参加の場を広げ、奉仕職(侍者など)、意思決定を含めた教会の運営に女性の対等な参画を実現する。

司教団の審議結果

まず姿勢の問題である。司教団にも、教区・小教区にも当てはまる。教会の意思決定に女性の参画を認めることは大いに奨励すべきだが、現段階で、司教団がこれこれを女性にと決定するより、現場の具体的な試みを支持していく姿勢で臨むほうが賢明であろう。
【提案4】教会内の協力態勢を確立する。そのために、次のことが必要である。
(1)信徒と司祭の役割の明確化。
(2)信徒と司祭、司祭と司祭の対話と交流の促進。
(3)司祭、修道者、信徒からなら宣教チームの育成。
(4)宣教に向けて、信徒と司祭がともに養成を受けられる場の設置。
(5)司祭の共同体意識の育成。
(6)社会における信徒の種々の活動の正当な評価。
(7)共同司牧、小教区間の協力態勢などの確立。

司教団の審議結果

養成にも関連がある。教区が力を入れていくべき問題の1つ。イニシアティブは教区レベルでとる。司教団としては、「優先課題2」検討小委員会が協力する。提案5とも絡む。
【提案5】小教区制度の抜本的見直しと再編成を検討する。

司教団の審議結果

「制度」が問題となっているように見えるが、小教区のあり方、中味がまず問題となっているのではないか。その点では、提案4も絡めて、教区レベルで取り組むべき問題である。
【提案6】教区を越えた人材の活用や交流、財政的協力(たとえばプール制)などを図る。日本の教会の16教区制度を再検討する。

司教団の審議結果

司教団としては取り組む気持ちがあるが、まず現場の司祭たちの声を聞くところから始めたい。なお、提案4、5、6は、総合的に取り上げるべき問題も含んでいる。
○おことわり 以上は、司教団が第1回福音宣教推進全国会議『答申』の各提案について逐条審議した結果を要約し、カトリック中央協議会事務局が作成したものである。同事務局の許可を得て本紙に転載した。

加賀乙彦講演会

教区広報委員会は、5月8日(日)、広報の日、午後2時から、カテドラルで、第14回「広報の日の集い」-を開く。この集まりは毎年おこなわれているが、催しの中身はどちらかといえば内向きのものだった。福音宣教推進全国会議を受けて、「開かれた教会づくり」が目標となっていることもあり、今年は、広報の目的は宣教という考えから、加賀乙彦氏を招いて一般人を対象とした講演会を開くことにした。
加賀乙彦氏は、昨年のクリスマスに遠藤周作氏を代父として受洗された著名な作家である。その動機はきわめて複雑だという。はじめてあかす入信の経緯の話が大いに期待される。多くの人に聴いてほしい。

日時 5月8日(日)午後2時
場所 カテドラル大聖堂
演題 はじめて語る「キリスト教への道」
主催 東京教区広報委員会
後援 カトリック新聞社、上智大学キリスト教文化研究所・東洋宗教研究所、カトリック婦人同志会、CJC他
▽講演のあと、「広報の日」の記念ミサがある。入場無料。

四旬節運動が拡充

司教団は、福音宣教推進全国会議を機に「人々と苦しみを分かち合いながら、開かれた教会作りに励む」ことを決意し、諸外国の教会と歩調を合わせて、「四旬節キャンペーン」を実施することとした。従来行われてきた「四旬節愛の運動」をより充実・拡大するものである。
▽社会問題についての理解を深める。
▽社会問題解決について話し合い、その糸口を探る。
▽より開かれた教会になるために、社会をより知ろうとする。
▽日本の教会全員で、社会に働きかける。
実施責任 カリタス・ジャパン

私たちと教会の変革を ナイスについて説明と報告の集いから -宣教のページ-

東京教区福音宣教推進部主催「ナイスについての説明と報告」の集いは、年が新った早々の1月10日(日)、関口教会ホールにて約300名が参加して行われた。パネラーはナイス実行委員会より3名が発言、神林宏和神父はナイスの発想から歩みを、鈴木隆氏はナイスの雰囲気と参加者の状況等を、森一弘司教は宣言と答申について解説をされた。司会はナイス東京教区代表の国富佳夫氏が行った。
尚、紙面の都合で発言者が司教メッセージ、ナイス宣言、答申等を読みあげた部分は省略させて戴いた。小冊子「ともに喜びをもって生きよう」カトリック新聞、教区ニュース等で全文を参照されたい。

これからが正念場  神林宏和神父

ナイスがどの様に発想され、さらに歩み続けたらよいのか触れてみたい。
5年前、司教団は日本の教会を司教団だけで考えるのではなく、教会の総てのメンバーから聞いて一緒に歩む方針を考え、翌年、基本方針と優先課題で福音宣教推進全国会議を開催すると提唱した。
その後、何を聞くのかという議論もあったが、構えないで、ザックバランに聞いて見ることを主に出発するという考えから全国で公聴会が開かれた。
公聴会の記録は各教区に送られ、この中から各教区のナイス準備委員会が検討した約10のナイスのための課題が実行委員会に集められた。
司教団はこれらの課題の中から共通したテーマとして「開かれた教会づくり」を選び、社会的側面を「社会と共に歩む教会」、養成の側面を「生活を通して育てる信仰」、小教区自体の側面を「福音宣教する小教区」と3本の柱にまとめ、生活から信仰を、社会から教会を見直そうというメッセージを出した。
第1回のナイスは、当初70名位の計画であったが、司教団の課題に対して答申するには信徒、司祭、修道者がそれぞれの立場で話し合って作ることを主眼にしたため、各教区13名の代表に専門分野の方々を加えた。討議の方法も同じテーマを全員で行えるよう約20名で構成する15の分団会を作った。分団会は3本の柱毎に提案書を作成し、実行委員会はこの提案に基づいて答申の中間報告、全体答申案をまとめた。
答申案は最後の全体会議で報告し、修正意見を入れて最終答申とした。
司教団は昨年12月の司教総会で、司教自身も代表の一人として参加したナイスの流れを理解し、この流れの中から司教団としての展望をどこにおくか、この展望に立って具体的な進め方を決定する、という3つの検討を行った。この結果が「ともに喜びをもって生きよう」に示された、「神の民すべてが教会の姿勢や信仰のあり方を見直し、思いきった転換を図らねばならない」それを「ともに」「よろこび」で表わした部分であり、もう1つが具体的な森、松永、島本司教に各分野から加わって作られるナイスの実施推進グループである。ナイスでも強調されたように、専門家や偉い人ばかり集めるのではなく、本当に現場で苦しんでいる方をこのグループに入れようというのが主旨である。
この決定のポイントは、社会に対する取組みや、信徒一人一人の生涯養成をどのように行えば良いのか、色々な方の協力を集めて案を作り、それを実行し、チェックして改善していくプロセスにあり、このために専門のプロジェクトチームを推進グループの下に作ることだ。
ナイスの答申には司教団として取組むものの他に各教区小教区で取組み、合意の基に進むものが含まれている。
司教団は「状況を勘案して」取組むよう指示しているが、これはやり方の問題で、やるかやらないかではない。この点が今までと異っている。
こうしてナイスは終ったが、ナイスの重みはこの88年から大きく私たちにのしかかってきている。ナイスの中味を実行していかなければ、神は私たちを見放さなくとも、他の人たちが教会を見放していくのではないかと思う。
たしかに、日本の教会は、人材的にも資金的にも、また、困難を乗り越えて実行に移していく精神的な面も不足している。しかし、私たちが変らなければ明日の教会が開かれない、そこに聖霊に期待する私たちの信仰が問われている。色々な意味で、これからが正念場ではないかと思っている。

変革する姿に感激  鈴木隆氏

ナイスの雰囲気を伝えてほしいとの依頼なので、全体の状況、参加者がどの様にナイスを見ていたか、そして青年たちについて語りたい。
私は司教委員会の推薦で3名の信徒特別委員の1人として、実行委員会に参加するよう要請を受けた。
実行委員会は相馬司教、森司教を始め中央協議会の神父方が長い準備をしてきたところだが、ナイスでは一瞬先、次に何が起るのかが誰も分からない、総ての人が未知の歩みのために聖霊の導きを願っているところだったのだが、若干おごり高ぶっていた私は、ナイスがどの様に進もうとクールに、客観的に見て、その立場で参加するのが私の役目だと思っていた。
その私を最初に変えたのは私の小教区からテレファックスで送られてきた私への霊的花束だった。一人ひとりの代表者は、多くの教区民の声と期待を持って参加しているのだと気付いたとき、私は燃えて、燃えつきる方が私に果せられた任務だと思った。
次に変えられたのは実行委員会が背負う事務局業務であった。物理的に何がどの程度必要なのか全く見当がつかない中で、自分のタレントを生かして持っているものを総て出しきらないと、一歩前に進めないと感じた時だ。
もう1つは分団会に参加した時で、自己紹介する暇もなく那覇教区から札幌教区の私たち兄弟が審議に入るのだから、互いに持っている背景が全く分からない。その中で自分の感じた事を発言していく、その光景は信仰という1つの絆で結ばれている私たち仲間でなければできない。頭で考え知識を交換していくのではなく、聖霊に委ねる気持が、一瞬の壁を取り払い1つになる、この感激であった。
代表者の方々がどのようにナイスを感じたかアンケートから見ると、会議に積極的に関わり、立場を越えて本音で分ち合えた。早朝ミサと下平さんの発言が印象的だったが、1つのテーブルを囲んでいるのに信徒の意見を聞く意識がなく討論する司祭同志の姿が批判されている。
今回の会議については、その趣旨は賛成で活かされ、長く準備した各教区からの具体的提案が土台となっている。評価された反面、参加者の総てが趣旨を理解していたと言えない、との意見も頂いた。
開かれた教会づくりについては、課題は具体的声をもとに決められ適当であるが、内容が多岐に亘りすぎているとの声もあった。
会議までのプロセスでは、対話の増進、信徒間の意識化が掲げられるが代表者の立場が不明確、司祭、小教区の関心が低い等の困難さも出ていた。
ナイスについては4年に1度250名位の参加者でという希望が多く、この会議の実りが小教区の一人ひとりの兄弟姉妹まで伝わりますように、という祈りが込められている。
私が特に強調したいのは青年の動きである。
会議の初日、青年たちは大人の中で場違いさを感じ、しらけ、テーブルの下の京都観光地図を見て全く聞いていないという状況もあった。
私は実行委員の中で一番若手であったため、青年たちと触れ合う責任があると感じ、「大人たちは本当の事を言うとは限らないが、少なくともこの会議に参加している人たちは本当の事を言っている。これを感じとってほしい」と合う青年たちに訴え続けた。
青年というのはすぐ仲間を作るから、教区を越えて、自分が参加した自分の印象を語り合いながら、自分たちは眠っていたんだと、気付き、自分たちなり振返って決意を表明するに至った。これがカトリック新聞等に紹介された青年たちの宣言であり、今回の会議の収稼の1つがこの中に凝縮されていると思う。
青年たちは残念ながら少なかったが、ナイスを共に感じて動き出したこと、ここに意義があったと思う。

草の根の感性を生す 森一弘司教

全国会議を通して何が生まれたか、何を育てなければいけないのか、何を具体化するのか、この3点を話す。
一連のナイスの流れの中でまず気付いたことは、相手が言っていることを理解しながら自分が変っていかなければ流れについて行けない、そういう転換にせまられていたことだ。
生活の中から信仰を、現実から教会を見直そうという精神でナイスに向う方向性と、一方ではナイス全体の中に自分たちが今まで信じて生きようとしてきた姿勢が否定されるようなプロセスを感じてしまうことがある。
これは、宣言文を作る実行委員会の場でも、分団会でも代表者の多くが感じていた。
ナイスの根底にあったものは、教会や信仰のとらえ方に対して変革を突きつけた流れであった。つまり、自己変革の苦しみが、ナイスの根底にあり、これを受け取らなければいけないのではないか、それが今回のナイスから生まれた要因であったと思う。
司教団が出した「ともに喜びをもって生きよう」にも、思いきった転換をはからねばならない、とあるが、転換には苦しみが当然入るし、これを受け取ることは大変だが、心から理解しながら、自分を変ることだ。
宣言文に「教会づくり」や「神であるにもかかわらず兄弟の一人となられたキリストに倣い、総ての人が開かれ」という言葉が出てくる。
この意味を廻って様々な意見が出た。宣言文には「どこか遠い所で作られた信仰様式」を受けて、現実の社会に生きながら本当の信仰の表現をする、そのモデルがイエズスであり、イエズスが一番働きやすい教会を育てる責任がある、という意味が込められている。
しかし、他方では、そのメンヌリティーの中に、今までの教えの枠の中にきちんとはまっていなければ安心して前に進めない、(教義神学)多くの聖職者たちもいる。これは基本方針と優先課題が神学の原則に立ち、下から盛り上るようなメッセージにならなかったのと同じで、公聴会で司祭の説教が「ピンときませんよ、固すぎますよ」と指摘されたものである。
答申、柱Ⅰの提案-は、イエズスと同じように社会に生きている人たちの苦しみを肌で感じ、背負い、福音の下でどう希望を与えたら良いのか、この点を日本の教会として教え育てて欲しいという要望である。
さらに、本当の信仰は現実との関わりであり、その体験の下で苦しみ、祈り、愛し、許し、喜ぶことによって信仰が成熟し、人間の尊厳を視点として総合的に見直すことができるという体験学習や生涯養成の充実を、提案2として求めている。
裁きの教会ではなく、人間の尊厳をイエズスと同じように理解した神学や教義を創造する必要があると、信徒から出てきたことは、草の根の感性であり大切なことだ。この感性を育てていくことが、今の日本の教会にとって必要である。
生活を通して育てる信仰と言えば講座や黙想会の充実と考えていたが、信徒たちは私の予想をみごとにはずしてくれた。職場で、家庭で、地域で、小教区で、あるいは職能別、世代別に分かちあう「場づくり」がどの分団からも提案されてきた。
これは、教会の教えが現実離れして生き様を反映してない、司祭の指導の限界等から、同じ苦しみと体験者同志が寄り添って信仰を育てようということが本来の理由である。
小教区に対する提案の中にも、信者だけがメンバーではない、とあるように、教会のイメージを大転換する手作り運動の具体化が、ナイスの精神だと思う。

あとがき

ナイスについて説明して下さい、とブロック会議や修道院から依頼を受けた。初めは40分位ならと考えて話すのだが、気が付くと宣言と答申だけで軽く1時間を越えている。まして、その背景も含めると2時間はかかってしまう。それでも伝えきれないものがあって不安感が残る。それは、自己変革をしながら私たちが教会を作っていく、という苦しみである。宣教のページが刷新され、教会づくりの一役を担うことを祈りつつ、私の最後の編集を終る。
(国富)