東京教区ニュース第30号

1979年10月01日

迫るケルン週間 友好25年感謝と決意をこめて

今年は、東京教区がケルン教区と姉妹関係を結んでから25年になるため、教区はいよいよこの10月26日(日)から11月4日(日)まで「ケルン週間」を開催する。いままで物心両面においてうけたさまざまな援助に対する感謝と、これからの両教区の協力への決意を示すため。各ブロックでは独自の歓迎会をも計画するなど準備は最終段階にはいった。白柳大司教もこのほどあらためて書簡を出し、全教区民が心と力を合わせて、実りある「ケルン週間」を催すことができるよう望んでいる。

スケジュールの中では、カテドラルにおける25年の記念ミサ、堅信式、国際児童年にちなんだ特別企画「とびだせ、広場から!」、椿山荘での特別レセプション、おもにケルン教区にゆかりのある小教区教会訪問、ブロック主体の歓迎会などが目立つ。しかし、各所の訪問は、必ずしも枢機卿自らがゆくわけではない。
10月28日(日)2時 カテドラルで「ケルン・東京教区友好25年の記念ミサ」。共同祈願のテーマや聖歌もすでにきまっている。歌はあらかじめ練習しておくことが望まれる。式次第は当日配られるから手ぶらで可。聖堂内の整理は関口が担当。白柳大司教や信徒代表の挨拶などによる感謝の式は、ミサ後聖堂内で。つづいてルルド前の広場で一般レセプション。世話係は関口を中心に中央ブロックが担当、布司協委も協力する。交通整理はボーイ・スカウトがひきうけるが、構内は混雑するので、自家用車で来るのは遠慮されたいとのこと。なお、当日の小教区の主ミサ中止はとくに勧告しない。 6時 椿山荘で特別レセプション。約200名参加の見込み。会費は5,000円で。各小教区(2名)、布司協委(40名)、司祭評委(9名)、男・女子修道会連合正副会長(4名)など。/10月29日(月)築地・枝川小教区訪問。ドイツ大使館訪問。司教協議会館視察。日独教会歓迎会。/10月30日(火)6時 初台(聖体讃美式) 7時30分 本所(ミサ)。/10月31日(水)多摩ブロック諸教会巡回。 6時 千葉寺(ミサ)/11月1日(木)11時 カテドラルで「男子聖職者の集い」1時 レセプション 6時 吉祥寺(みことばの祭儀)、関町(ミサ)。/11月2日(金) イエズス会の日(上智大学訪問など) 5時 蒲田 対話 ミサとレセプション/11月3日(土)11時 カテドラルで、教区教会学校部主催の子供の集い「とびだせ、広場から!」 4時 修道女の集い。/11月4日(日)11時 カテドラルでお別れのミサ。堅信式。/*到着 10月27日(土)3時20分 成田 JAL432(予定)/*離日 11月4日(日)2時 成田 5時10分台北へ

ようこそ「東京」へ

ケルン教区長・大司教 ヨセフ・ヘフナー枢機卿
大司教区補佐司教 クラウス・ディック
大司教総代理 ノルベルト・フェルドホフ
枢機卿秘書・大聖堂付 マンフレッド・メルツァー
枢機卿御令妹 マリア・ヘフナー

十字架の愚かさ 大司教書簡

本年10月28日から11月4日まで行われるケルン週間について、再三おしらせしてまいりましたが、次第に時期も迫ってまいりましたので、かさねてこの書簡を送ります。皆さまがたが、このケルン週間の意義をお考えくださり、これを意義深い週間にしてくださるよう、ご協力をお願いいたします。
ケルン教区が東京教区と姉妹関係を結び、私たちへの援助を呼びかけてきたことは、世間的にいうならば、いわば一銭の得にもならぬ愚かなことでありました。しかしこの愚かさは、「十字架の愚かさ」であり、私たちのありかたを根本から考え直さなければならない尊い教えでありました。
私たちはとかく、損をしないこと、少しでも得になることを第一に考えます。けれどもケルン教区は、私たちから祈り以外の何も求めはしませんでした。主は「あなたは施しをするとき、右の手のしていることを、左の手に知られないようにしなさい」(マタイ6・3)と教えられ、地上的なむくいを求めるべきでないことをさとされました。そしてキリストの十字架こそは、自分のためでなく他人のために身を献げつくす最大の模範であるのです。
私たちはしばしばヤコブの書簡の「もし兄弟また姉妹のだれかが着る物がなく、また毎日の食べ物にも、こと欠いているようなときに、あなたがたのうちだれかがそのひとたちに-安心して行きなさい。暖かになり、十分に食べなさい-と言っても、もしからだに必要な物を与えないなら、何の役に立つでしょう」(2・15〜16)を引用して、具体的実行の必要を説きますが、私たちが「兄弟」という時、どういう人を意味しているのでしょうか。血のつながりのある人、親しい交わりのある友人、場所的に近い人だけを「兄弟」と考えているのではないでしょうか。
キリストは「隣人とはだれの事か」と問われたとき、よきサマリア人のたとえをひき、全く見知らぬ人、時には敵でさえあっても、自分を必要としている人に対してだれでも隣人になれることを教えて下さいました。ケルン教区が、それまでに関係のなかった東京教区を兄弟とし、さらに日本全国に対して援助の実践をされたのは、正にキリストのみ教えに従ったことといえるでしょう。
こうしたケルン教区の福音的精神と実践に対し、私たちは心からの感謝をこめて、今回のケルン週間を開催したいと思います。
ケルン週間にあたって、私たちの感謝をあらわすために特に行うべきことは、ケルン教区の召命促進のために祈ることです。これはケルン-東京の関係ができた最初から、私たちに要望されたことでありました。前ケルン大司教フリングス枢機卿は、東京教区がケルンの召命増加のため祈ることをお望みになり、また私たちの祈りに対して常に感謝の意を表されたのでした。なお、この機会に、東京教区における召命についても考え、祈って頂きたいと思います。
次に考えなければならないのは私たちもケルン教区にならって、愛得の実践を行わなければならないということです。ケルン週間を期して、同教区と共に具体的な援助活動をはじめたいと考えております。けれども忘れてならないのは、その実践の根本に福音的精神がなければならないということです。私たちの援助活動が単なる表面的なことにおわらないよう、ケルン教区にならって精神的な裏づけを伴ったものとしてまいりましょう。
ケルン週間にあたって、枢機卿様がたに東京教区の現実の姿を見ていただき、感謝とともに、さらに緊密な姉妹関係を築きあげて行きたいと思います。
おわりにあたり、皆さまがたの上に神の祝福をお祈り致します。
1979年9月17日  東京大司教 白柳誠一

とびだせ、広場から!

ケルン週間の特別企画として、とくに注目されるのが、教区教会学校部主催による子どもたちの大会「とびだせ、広場から!」だ。本年は国際児童年にもあたり、代議員会でも「児童」は教区活動方針の一つの軸となっていたが、その具体化として、教区レベルで企画、実現される唯一のもの。大会の主旨は別項の通りで、ケルン教区への感謝と使徒職への自覚が骨子。「とびだせ」とは、こどもなりの使徒職の実践をうたったものだが、まず「広場で」元気で純粋なこどもたちの感謝と決意を、ケルン教区に表わすことができるよう、各教会共同体が一丸となって準備の段階からこどもたちを励まし導くよう、実行委員会では望んでいる。

大会の要項

*日時   11月3日(土・文化の日) 午前11時〜午後3時 雨天決行
*場所  東京カテドラル・聖マリア大聖堂、およびその境内。
*主なる参加者
(1)東京教区内、小学4年生から中学3年生の児童、生徒たち。
(2)引率する司祭・修道者・リーダーたち。
(3)在京ドイツ人たち(こどもたち・司祭・修道者・父母等)
(4)ヘフナー枢機卿一行・東京大司教・同補佐司教等関係者。(約1,000名が参加の見込み。)

プログラム

10:00 受付開始。
10:30 全員集合、オリエンテイション。
10:45 入堂
11:00〜12:15 こどもとともに捧げるミサ、ならびに堅信式。
12:30〜14:30 昼食、交流、アトラクション。
14:00 感謝のセレモニー。
15:00 後片付け、解散。
(雨天、その他の事情で多少の変更がありうるので了承されたい)

大会の主旨

(1)東京・ケルン両教区の姉妹友好関係が結ばれて満25年経ち、
(2)おりしも、本年は国際児童年にあたり、
(3)こどもたち自身の使徒職が開花するチャンスとして、ケルン教区の今までの私たちに対する兄弟愛と使徒職を伝え、まず感謝を表明し、
(4)次いで、こどもたち自身の認識と自覚を促し、日本のカトリックのこどもとして可能な、そして為すべき兄弟愛と使徒職を今後展開していけるような出発点とする。

祈願のテーマ

10月28日「ケルン・東京教区友好25年の記念ミサ」の共同祈願のテーマと担当ブロックが決った。祈願文を作りやすくとの布司協での要望に典礼部がこたえたもの。(100字以内、添削することもあり)
[前文]ケルン教区と東京教区が姉妹教区関係を結んで25年。その間、両教区に神がお与えになった恵みを心から感謝して祈りましょう。
1.25年全体の感謝(千葉)
2.フリングス、土井両枢機卿のごめいふくと、天国からの御指導(武蔵野)
3.ケルン、東京両教区における召命(城東)
4.全日本への援助(城西)
5.小教区教会設立援助(城北)
6.ケルンの精神にあやかる心構え(多摩)
7.ケルン教区と協力して対外援助(城南)
8.ヘフナー、白柳両教区長の今後の重責(中央)

聖歌も練習を

10月28日と10月4日に歌うおもな聖歌は次の通り。あらかじめ練習しておいてくれると有難いと典礼部ではいっている。
[10月28日]よろこびに(84)しあわせな人(157)アレルヤ(95)主よあなたの愛(5)主はわれらの牧者(43)キリストのように考え(258)神はキリストのうちに(258)われ神をほめ(カト聖12)ミサ曲(99)
[11月4日]あなたの息を送って下さい(80)あなたの息吹をうけて(161)聖霊きてください(138)喜びの聖なる油(10)みたまよきたりて(カト聖223)主と共に働くわれらは(120)このパンをたべ(168)愛といつくしみ(190)愛の賛歌(183)主をあおぎみて(48)行け地の果てまで(26)

ひろば  〜ブロックも旋風〜

今回のケルン週間の目標の一つは、大司教の手紙にもあるように、枢機卿がたに教区の現実の姿を見てもらうことだという。そのために多忙なスケジュールの中に小教区巡りをもおりこんだ。
しかしケルン教区とゆかりの深い教会をさえ、逐一まわるというわけにはゆかない。さいわい教区は8つの地域にわかれているので、各ブロックがそれぞれ独自で代表?となる教会をえらび、そこに集まって歓迎会や、自分の教会の現状紹介をすることになった。もちろんこれとは別に、直接の訪問をうける幸運な小教区もある。

[中央]10月28日(日)2時 カテドラル ミサとレセプション。
[城西]10月30日(火)6時 初台 聖体讃美式とレセプション。
[城東]10月30日(火)7時30分 本所 ミサとレセプション。
[多摩]10月31日(水)多摩、日野高幡、豊田、八王子各教会訪問。
[千葉]10月31日(水)6時 千葉寺 ミサとレセプション。
[城北]11月1日(木)6時 関町 ミサとレセプション。
[武蔵野]11月1日(木)6時 吉祥寺共同祈願とレセプション。
[城南]11月2日(金)5時 蒲田 対話、ミサとレセプション。

ケルン週間は、教区にとって本年度の大きな行事だ。教区事務局でも連日、準備におおわらわだがいろいろなハプニングもある。まずスケジュールの決定版がいつになったら確定するのかわからず、折角、用意したものを撤回したり、予期せぬことを急に準備しなければならなかったり、まさにテンヤ、ワンヤだ。枢機卿の妹君も同伴される由、準備のために別の分野が生じお手上げだ。婦人団体に頼むよりない。大切にして美しい日本の旅であってほしい。 (準備委員会)

あした葉

少しく旧聞に属する感もあるが「元号法」がついに成立した。反対運動が、同法案推進者の全国レベルでの強力な運動と比べて大きく立ち遅れ、友好な組織化ができなかったことなど、いまさらいってみても致し方あるまい。「元号法」は天皇制復権の第一号であり、いわば外ぼりの一画が完全に埋められた事実として直視しなければならない/「元号法」案を成立させることによって、現憲法下の象徴天皇をできるだけ「権威象徴」にふさわしい天皇に近づける道備えをすることが、推進派の当初からの狙いであった。今回の審議の過程において、慎重であることを望む世論の声を無視したなどいうことは、はじめから問題にならなかったのではないだろうか。何が何でも成立させようという肚なら、審議はもとより形式的な手続きにすぎないものになることはいうまでもない/政府の答弁は、象徴天皇を「元号法」案の法的根拠としているが大たい「象徴」という言葉自体があいまいである。後になって如何ようも解しうる体のものであったとすれば、30年前この言葉を条文にかかげたことは不覚であった/たてまえとしては旧天皇制支配体制とは異なった制度をとり、天皇を国民主権の下における統合の象徴であるとしながら、正直なところ象徴だけではあきたらず、これをあこがれの中心と考え、ひいてはより強力な存在にしたいという望みは、日本人の骨の髄までしみこんでいる。その権威を神道という民族宗教(性)によって裏打ちしようとする考えも昔とかわらない。将来も又かわらないであろう/「元号法」案成立のための運動を、どこよりも早くはじめたのが神社界であったことは当然である。元号問題は、なによりもすぐれて宗教問題である。日本のカトリック者は、日本人であることと、キリスト者であることとの板ばさみのなかで、これをあらためて深く考えねばならない。 (S・A)

援助!ケルンにつづけ 根底に福音のこころを “隣人とは誰か”

本年度の活動方針の一つ「対社会活動として、いくつかの先例にならい、対外援助活動を促進しよう」を実践する最初のステップとして、まずいくつかの母体ですでに行われている活動を知ることが先決とされていたが、このほどようやく実態のあらましがわかった。対外援助活動は、個々の団体においては従来から行われていた。しかしこれを促進し、出来れば教区規模でも別に行ないたいとして、代議員会でとくに活動方針の一つにとりあげられていたのは、いうまでもなくケルン教区の、東京教区に対する援助とその内に見られる福音的精神に触発されたものである。報告された資料を、どのように取扱うかは布司協にゆだねられているが、ケルン教区は、さらに東京教区と手をくんで別の教区を助けたいとの意向もあり、それをきめるための参考にもなるものと見られる。

海外=途上国へまなこ

対外は海外の意味にとり、国内は別記とした。報告が締切りに間にあわなかったり、とりあえず国内だけという所もあり、網羅できず、漠然としたものも見られた。実状を知ればすぐにでも仲間入りしたり、別個にはじめたいという母体もあり、とくにブロック・教区規模の運動が展開された折には是非参画したいとの意見が大半。
記載報は原則として(1)対象(2)内容・目的(3)頻度・規模(4)連絡・送金・発送方法等(5)備考とした。

こどもの尊厳

(城西)
*麻布/(1)韓国の子どもと世界の貧しい子ども(2)金銭と衣料(4)韓国へは区役所社会福祉協議会および教区本部、その他へは国連ユニセフを通して。
*世田谷/(1)ザイールで働く個人(2)金銭(4)個別に。
*喜多見/(1)インド、ブラジル、ボリビア(2)金銭と衣料
*瀬田/(1)フィリピン(2)奨学金(3)昨年、85,000円を。
*聖パウロ女子修道会/(1)ベトナム難民(2)金銭と「心のともしび」(4)中央協議会を通して。
(城南)
*扶助者聖母会/(1)インド、ベトナム同会支部(2)金銭と食料品(3)年2回。30万ぐらい。ダンボール20箱ほど。(5)文房具も
*お告げのフランシスコ会/(1)インド、ブラジル、パナマ州マルゴット師の事業(2)金銭と衣料(3)年3回。33万ぐらい。ダンボール10箱ぐらい(4)UISGを通して
*聖心侍女会/(1)韓国ラザロ村ライ病院、マニラの貧民、インド、コーチン、ボンベイ精薄施設(2)金銭と衣料(3)年1回ぐらい。90万円ほど。衣料は適量。(4)個別に小切手
*サンモール会/(1)フィリピン・マニラなどの施設(2)金銭と衣料
*カロンデレット会/(1)ネザーランド(2)古切手で病院設備の援助

送法に一工夫

(城北)
*下井草/パラグアイフラム教会(日本人移住者)(2)金銭(幼稚園建設資金)、中古衣料(3)金銭は不定期。衣料はダンボール20箱ぐらい。(4)直接現地宛(5)現金より衣料がよろこばれる。送料は信者の献金で。1947年から。
*徳田/(1)ブラジル・マリンガ教会(2)金銭、物資(保育所設立資金として2,000ドル、虫下し、古着)(3)衣類、医薬品、ダンボール10箱ぐらい(4)マリンガにいる神学生を通して。薬は来日した宣教師に依頼。(5)5年ぐらい前から開始。送る方法がむずかしく、よい方法があったら教えてほしい。
*清瀬/(1)インド・ボンベイなど(2)金銭(3)約15万円、年1回ぐらい(4)現地にゆく修道女に托して(5)トラベル・チェックとして届けることあり、1979年の四旬節からはじめる。
*板橋/(1)ブラジル・マトグロッソ教会の邦人宣教師(2)金銭、かっての助任神父が上記へ派遣されたため(3)年2回、年間50万円ぐらい(4)フランシスコ会・フルダ管区を通して(5)1978年12月から
*クリストロア会/(1)ハイチ(教区立病院)アフリカ(カリタス・ザイール)インド(神学校)ブラジル(フマンタス慈善協会)(2)ザイールへ医療器具と救急車、その他へは金銭、医薬品(3)年1回(4)来日した宣教師に托するか、カナダの本部を通して(5)1975年頃からはじまる。物資による援助がよろこばれる。
*ベタニア修道女会/(1)チリー、インド、ブラジル、ハイチ(2)保育園・会館建設、神学生援助、難民救助。500ドルから1,000ドルぐらい(3)年1〜2回(4)小切手が主な方法。

まず心の交流

(中央)
*麹町/(1)フィリピン・タラ癩療養所(2)金銭(3)年2回街頭募金、日曜日聖堂前募金瓶、バザー売上金2,000,000円ほど。医薬品も(4)直接か、訪比のイエズス会司祭を通して(5)国立であるため、あくまで、そこで働く、S・マリア・セレナーテの活動を支援するというかたち。他に小グループによる南米への援助もある。
*関口/青年会(1)フィリピン・タラ癩療養所(2)金銭による(3)2ヶ月に1回ぐらい。約10,000円(4)愛徳カルメル会を通して(5)関心なきもの多く組織的活動か疑問。  ナザレの子供会(1)マニラの司教(2)金銭と衣料(3)32,000円ぐらい。子供服類は60着(4)現地へ行く人に托して。送金は銀行を通して(5)現地受入側との交流を深めるのに一考の要。
*神田/(1)マザー・テレサ救済事業団(2)金銭(3)40,000円ぐらい(4)某団体を通して。
*本郷/(1)ネパールなど(2)医薬品購入のための古切手あつめ。
*シャルトル聖パウロ会/(1)ボリビアの日本人移住者(2)衣類(3)年1回(4)国際協力事業団を通して。
*サンモール会/ユニセフ募金、約20万円。韓国の救癩のため。
*カリタスの家/(1)ブラジル(臨時)(2)中古衣類(3)ダンボール11箱(4)現地で働く佐々木師の依頼で。
(城東)
*浅草/(1)Mテレサ神の愛宣教会(2)毛布(新・中古品)(3)2〜3年前から毎年。毎回15点前後(4)婦人会が主役。継続の予定。
*小岩/(1)インド・聖アントニオ孤児院(2)自活耕作用の井戸を掘る費用として金銭と手紙(3)年1回、2〜5万円ぐらい(4)ミッション会東京本部を通して(5)昨年度から教会学校生徒の四旬節犠牲として。

貧困救済を

(武蔵野)
*荻窪/(1)フィリピンマニラ(2)衣料(3)年3回。毎回ダンボール1箱ぐらい。(4)現地修道会のSクリスティーナ・タンを通して(5)婦人会が主役。現地では好評。
*吉祥寺/(1)ブラジルの教会と幼稚園。アジアの発展途上国(2)ブラジルへは金銭、途上国へは古着や切手(4)後者の場合はエンマウスの家を通して。
*スピノラ修道女会/フィリピンの同会を通して種々の援助を。
*小金井/(1)インドの貧しい子ども(2)金銭(3)年2回ぐらい。
*ヨハネ修道会/(1)スリランカの修道女(2)事務機備品購入のための金銭(3)年1回(4)国際総長会を通して(5)国内援助をもふくめて総額500,000万から1,000,000円ぐらい。
(千葉)
*マリアの御心子女会/(1)インドの貧困者(2)衣料(3)年2回ほど。ダンボール30箱ぐらい。

国内=障害者に光明を

(城東)
*赤羽/(1)北区福祉協議会(2)金銭200,000〜300,000円(聖堂改修資金バザー利益金の一部)(3)昨年度より年1回(5)地域社会に貢献するため。今後も継続。
*三河島/(1)西新井児童福祉施設(クリスマス・ビレッジ)(2)労力奉仕(月1回)とプレゼント(年2回)(5)10年位前から、青年会が主体となって。継続の予定。
*浅草/A(1)老司祭「いこいの家」建設基金(2)古切手あつめ(5)10数年前から B(1)保谷・聖ヨゼフホーム(2)中古衣料(3)年1回。毎度30点前後。(5)2〜3年前から。
*松江/(1)もぐらの家(2)労力奉仕(5)青年会が主体となって。継続。
(武蔵野)
*荻窪/(1)杉並周辺の智恵おくれ児童(2)保育・教育(3)毎週5日間(5)「しおん会」とよばれるもの。社会への愛の実践。
*小金井/(1)「しおん会」、富士聖ヨハネ学園(2)金銭(バザー売上金の一部)(3)年2回10,000,000円位。
*ヨハネ修道会/(1)いつくしみの聖母修道会の福祉施設(2)金銭(3)年1回ぐらい。
*扶助者聖母会/(1)カリタス・ジャパン、山中星美ホーム(2)金銭と衣料(3)年2回。15万ぐらい。ダンボール2箱(4)直接に。

金銭か物資か

(城西)
*麻布/(1)老人ホーム(2)訪問(月1回)と手芸品の手づくり作業(年1回)(5)婦人会(ボランティア・グループ)の活動で。
*喜多見/(1)盲人、精薄施設、青少年福祉センター(2)金銭と物資(3)年1回。
*赤堤/(1)千歳船橋・有隣病院(2)訪問、老・病人の看護(3)月2回。
*聖ドミニコ女子修道会/A青少年福祉センター、養護施設出身者のアフターケア。 B深川・愛隣保育園の手伝いとクリスマス献金30,000円。 C国立多摩療養所・全生園で盲人の世話と金銭、物資寄贈。
*瀬田/聖アントニオ神学校へ、毎年バザーの売上金を。
*聖パウロ女子修道会/「心のともしび」に毎月10,000円送金。仙台地震に200,000円送るなど地方災害の援助も。
(多摩)
*青梅/(1)特別養護老人ホーム(2)おむつ、ひざかけ(3)年1回。ダンボール3箱(4)福祉事務所を通して。
*三位一体会/(1)全生園、老人ホーム(2)物資(月1回)、訪問(週1回)。
*メルセス会/(1)回心堂病院、至誠学園(2)金銭、相互扶助(3)500,000円ぐらい。週1回訪問。
*純心聖母会/(1)SOS子どもの村、アカベ身障者センターなど他7施設、団体(2)金銭、衣料、文具(3)年4回。200,000円ぐらい。ダンボール5箱。

おなさけダメ

(中央)
*麹町/(1)聖ヨハネ学園(2)里親の配慮、学園祭の援助、製作品販売(3)2年以上(5)その他の対象(あけぼの学園、蟻の町、身障児と遊ぶ会)。ベルマーク、眼球銀行、愛の切手、老人訪問をも。
*本郷/A(1)聖ヨハネ学園(2)金銭(3)年3回。1回約3〜70,000円(5)8年目 B(1)文京区福祉事務所(2)地域社会への援助(3)年1回。約100,000円(4)区役所へ(5)7年間継続中。
*神田/(1)心のともしび、心身障害児、貧困者、神学校(2)金銭(総額650,000円)と食料、衣料、花など(4)郵送、他団体を通じ、直接に(5)そのほか老人ホーム、病人見舞。
*聖パウロ修道会/Aカリタス・ジャパン、中央協議会、神学校などに年1回経済援助。 Bキリスト教海外協力隊に年3回位古切手。 Cその他の福祉施設には依頼のあったとき。昨年度で総額270,000円。
*シャルトル聖パウロ修道女会/(1)愛児の家、青少年センター、昭島病院など他14施設、団体(2)主に金銭援助(総額800,000円)。衣料、食料、切手などの寄贈は年2回(4)郵送か電話連絡で来てもらう。
*サンモール会/(1)一葉会、日本救癩協会、いのちの電話など他16施設、団体(2)主に金銭援助(総額1,200,000円)(3)年1回か臨時(4)現金書留、振替(5)二番町、六番町両修道院の一括による。 他に双葉学園として、こひつじの苑、紅梅学園、交通遺児育英会など教会内外37施設、団体に総額約950,000円を。そのほか衣料、食品日用品も。
(城北)
*ブロック決議でとりあえず海外だけ。国内はあとで報告。

教区の組織(3)

財西部はいうまでもなく、教区の財政を担当しているが、実際上は各小教区の会計がそれぞれ主体的に予算や計画をたて、収支を記帳し、責任を負っている。教区ではそれらを集計し、他の部分のものと共に教区の会計係りがそれをまとめている。
財政部が直接かかわりを持つものは、布教司牧協議会の所管する部分の収入・支出である。収入の面では、諸献金、助成金、不動産の収入などがあり、支出の面では活動費、助成費、神学生育成費、本部経費、臨時経費などがある。
財政部の担当する通常業務として、右のほかに不動産の管理がある。教会の基本財産は土地・建物などの不動産であるため、それらにかかわる各種の事務や係争もあるので、これを処理している。
このような責務を担当する財政部の機能を拡充強化するために、「財政委員会」がある。これは布教司牧協議会の中にあった「財政小委員会」が発展し財政部に直属するものとなったもの。委員長・浜尾司教、委員・司祭3名、信徒4名で構成されている。教区の活動方針をふまえ、教区全体の財政について、企画立案、検討するとともに財政に関する大司教の諮問に応え、さらに財政部の手の廻りかねるところの仕事を助ける。
別に代議員会が発端となって発足した「教会維持費を考える会」は回を重ねるうちに「教会財務研究会」となった。各教会の財務担当者が年に4〜5回集まり、維持費を含む教会財務一般について、自由に意見の交換をしている。また教区の財政一般についても広く教区民の理解を深めるよう努めている。各ブロックから1名ずつの世話人により運営されている。
財政部が所管するものにもう一つ「資金運用相互協力制度」がある。聖堂の増改築はもとより、信徒会館の建設・改装などには多額の資金が必要。また、資金のため積立金を用意している教会もあるが、その資金運用の充分でないところもある。これを完全有利にすると共に、必要資金を低利かつ円滑に調達しようとの目的から出来たのがこの制度。別に運営委員会がもうけられている。
なお財政部の提案により、布教司牧協議会関係の決算を監査するため、大司教は2名の会計監査を任命している。

初心にかえれ 千鳥ヶ淵祈願祭

布教司牧協議会主催の「平和祈願祭」が、今年も8月12日、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行なわれ、ほぼ200人が参加した。参列者の人数は横ばいだったが、新しい顔ぶれが目立ち、献金も約68,000円にのぼった。
この平和祈願祭が8月上旬の日曜日に千鳥ヶ淵で行なわれてきたのは、第2次世界大戦によって心ならずもこの世を去られた戦没者の冥福を祈り、あわせて単に戦争をしないというだけでなく、進んで人びとの和解をはかり、本当の国際的平和を祈願するため。
これは、当初信徒使徒職協議会によってはじめられ、その後布教司牧協議会にうけつがれたもの。また、靖国神社法案に反対するばかりでなく「キリスト者として死者への礼を尽し、遺族の人びとを理解し尊重する責任を有することを忘れない」という教区大会での決議の具体的実践活動でもある。
さらに「8月上旬、千鳥ヶ淵」ということは、同時期に同場所で他の宗教団体も平和祈願祭や慰霊祭を行なっているので、これと軌を一にするという意味もある。しかしこれらの主旨も時とともに風化し、目的、場所、時期などに疑問をもつ声も出はじめているので布教司牧協議会では実行委員会を設け、これについて近く再検討することにしている。

聖書週間 講演と映画

教区では今年の聖書週間にさいし、後記のように講演と映画の会をひらく聖書に関する本は最近多数出版されているが、一人で読むのは難しいといわれる。今回は2人の講師から「聖書に親しむにはどうすればよいか」「実際にどのように読んでいるか」を学ぼうというもの。また映画「歴史としての聖書」を上映、聖書の背景とその世界を探りたいとしている。なおこれは映画会社の特別のはからいで上映できるはこびになったものである。

[日程] 11月19日(月)講和 石川康輔師(サレジオ会)/11月20日(火)講和 井上洋治師(東京教区) テーマはいづれも「私の聖書のよみかた」/11月21日(水)映画 「歴史としての聖書」
[場所] カトリック・センター
[時間] 午後6時半〜8時
[主催] 東京教区・聖書週間委員会 *映画鑑賞券(大人・700円、学生・500円)。

布司協議事要旨

*臨時(7月26日)
1.ケルン週間の主旨説明。
2.上の具体的なことについて。
3.「とびだせ、広場から!」について岩橋師代理・深水神学生が説明。
4.お別れのミサについて。この間の堅信式について。
*第4回(8月30日)
1.対外援助活動について。
活動報告を出すよう求めてあるが未提出の母体が多いので催促し9月末日を期限とする。
2.ケルン週間について。
各ブロックの歓迎法を知らせてほしい。
3.「カリタスの家」の説明。
事例をあげて仕事の内容を紹介したあと、ボランティア増加への協力などをよびかけた。
4.身障者がミサに与りやすくなるような設備をつくる心構えを。
5.子どもの錬成会の事故防止と善後策について。
6.諸報告-平和祈願祭、男子信徒錬成会、シノドスの題は家庭。

デルボス師に勲章

パリ外国宣教会司祭F・デルボス師は、在日52年の宣教師生活を多とされ、このほどフランス政府からレジオン・ド・ヌール騎士十字架章が贈られた。10月2日、麻布のフランス大使館に、ベズロン管区長、ミルサン、アヌイ両師に伴われて出席。胸に十字架章をつけられ、緊張と喜びのうちに「日本の国で働いたこの思いでは輝かしいものとしていつまでも私の胸に残ります」と語った。

待望のカトリック 「新約聖書」発刊

25年の地道な聖書研究の成果が実り、待望のカトリック「新約聖書」(フランシスコ会聖書研究所訳注・中央出版社発刊)がようやく誕生した。聖書の原点の味わいと日本語のひびきを大切にして総ふりがなの訳文で、良心的注解もついているB6判上製・1,700円。販売元は中央出版社と女子パウロ会。