お知らせ

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東京教区ニュース第24号

1978年02月01日

活動’78年度案 いままでの方針を継承 「小教区」にいっそう努力を

教区は3月21日(火)-春分の日-午前10時から聖心大学マリアン・ホールで、1978年度の代議員会をひらくが、本年度の活動方針案、昨年度の決算がこのほど布司教で承認された。方針は今までのものを継承、単なる躊躇や惰性におちいらぬよう、案文には表現で多少の修正がある。昨年からはじめられた「小教区」の精進にはいっそう努力するとあるが、もちろん他のものをゆるがせにするという意味ではない。各部やブロックからの活動報告をも検討し、修正意見や提案などがあれば、個人にせよブロックを通して3月6日(月)までに事務局へ提出してほしいと運営委員会ではいっている。

総務部
◆在籍不在者をなくそう係
(1)小教区の信徒名簿にはのっていても、実際にはそこに住んでいない「在籍不在者」をなくすことは教会共同体の団結に必要であることが昨年の代議員会でみとめられ、その係りが教区事務局に設けられた。
(2)この係りは総務部に属するものとされ、12月22日、各ブロックの代表者を集めて次のような対策を協議、実施に移っている。各小教区がクリスマス、新年その他のときに郵便連絡をした場合、「居所不明」の付箋がついてもどってきた人びとを一応「在籍不在者」とする。
(3)事務局内の係りを通じて各小教区に送り、うけとった側はその名簿の中に自分たちの所にいる人を発見したら、申し出の教会に連絡する。一度に送らず軽く目を通せる程度に限ってすでに3回実施している。

財政部
(1)財政委員会を9回ひらき次のようなことがらを取扱った。
・ 会計科目の仕分けを統一標準化するために、終始計算書科目説明書を作製、配布。
・ 布司教関係の一般会計部に会計監査制度を設けることを提案、承認された。
・ 教区本部議員の社会保険加入への準備。
・ 秋津・喜多見などの不動産について検討、対策を実施。
(2)資産運用相互協力制度は順調に発展、預託金は2億円を越え、第2回決算利息は年8,3%を据え置くことができた。また融資も2件(約3千万円)の申し込み。
(3)維持費研究会は「教会財務研究会」とあらため、小教区の維持費とともに、それに関連する教会財務についても研究を重ね、すでに4回の会合をひらいた。

社会部
日本カトリック正義と平和協議会、世界宗教者平和会議への協力。現在同部には担当者1名がいるのみで教区の中で最も意識のずれの多いのが、この社会に関してのものであると思われ、どのように活動の方向を持っていったらよいか試案を続けているというのが現在の状態である。教区全体でとり組んでゆくべき問題、テーマをなんらかの方法で探してゆきたい。

典礼部
(1)4月に典礼委員会を改組して教区事務局に10人の司祭からなる典礼部を設け、従来の典礼委員会は各ブロック代表によって構成、それぞれ月例の会合をしている。
(2)「生きた典礼をめざす集い」を恒例通り行なうほか、代議員会決定の「入信式を浸透させる」をも担当。9月から典礼シリーズというリーフレットを月1回発行しはじめ、11月には司祭、ブロック会議員の入信式に対する認識と理解度を調査した。
(3)教会でオルガンをひく人が典礼の精神をふまえて演奏できるように「オルガニストの集い」を新設。私達の生活に関係ある事柄についての祈り、祝福文などの作成にもとりかかっている。

福祉部
(1)カリタスの家を通じての教区内福祉活動と同施設の小教区内窓口設置の推進を続けた。24ヶ所。
(2)四旬節「愛の運動」の対象者を選び、カリタス・ジャパンに協力するなど他の福祉諸団体との連絡交流に努力した。
(3)教区レベルでは福祉資金づくり、ブロックレベルでは城南などの福祉活動強化にかかわった。
(4)聾唖者に対する手話教理指導の試みを計画した。
(5)毎月1回委員会をひらき、諸問題を協議しているが、中心のカリタスの家は相談件数600、ボランティア総数300をこえている。
(6)教区内の福祉施設の連絡調整も目標のひとつだが困難が大きい。

広報部
(1)1月、関口で第2回小教区法担当者の集いをひらいた。教区の活動方針に「小教区」が加わるとあって、編集方針や共同体づくりの深化のために小教区報がどのように活用されているがで討議。事務局とカト新に現物寄贈決定。
(2)5月、「広報の日」の催しとしてセンターで「広告、とくにテレビコマーシャルが子供に与える影響について」と題するシンポジウムを行なった。発題者は上智TVセンター主任・デベラ師、主婦・鈴木みどり氏、TV映像研究家・中村義一氏。参加者約100名。
(3)カトリック図書を一般書店の棚にならべる運動、出版社・修道会・学校・小教区が協力して手はじめに2軒。詳細は本紙23号に。

靖国委
(1)特記すべきことはなんといっても「津地鎮祭違憲訴訟」の勝利をめざす運動。裁判には惜しくも敗れたが、前後2回にわたって、チラシ「津地鎮祭違憲訴訟の勝訴をめざして」および「津地鎮祭最高裁判決について」を教区民に配るなど、事の重大性と今後の対処の仕方を訴えた。
(2)そのほか共闘団体との連けいで「ヤスクニ」にかかわることに参画したものでは首相の靖国神社参拝に対する抗議文連署、「津」を考える会での津賀委員長発題、最高裁での判決傍聴、靖国の総括文作成。参加したものには第11回2・11東京集会(建国記念の日制定反対で起った会)、最高裁判決報告集会、同全国集会、8・15東京集会「教育と靖国体制」など。
(3)「ヤスクニ」を全国レベルでとりあげている正義と平和協議会の国内委員会との連けいも。

おもい責務の教学

◆教学部
◇教会学校部
(1)小教区内における教会学校の正しい位置づけのPRにつき、布司教やブロック会議などで論議されたため積極的な姿勢が出た。
(2)全教区を対象としたリーダー養成講座の実施は、通算7回目を終え、基礎的な養成内容は充実してきたが、長期経験者に対する専門的研修内容に関して検討中。ブロックのリーダー研修は未だし。
(3)「教えの手帖」誌の編集・発行によるリーダーと父兄への奉仕も女子パウロ会を加え、刷新中。

◇要理教育講座
(1)第3回要理教育講座を4月から開き、金曜日の2時間半、専門講師による講義、研究体験の分かち合い、ワークショップなど、12月の修了期までに半年間のプログラムを消化した。なおこの講座は現代における要理教育のあり方を中心に、聖書、現代神学、宗教史、心理学、社会学、霊性、典礼などの共同研究にも積極的にとりくんでいる。受講者75名。
(2)要理教育学会は12月末で会員数約140名。入会者は大半第1回から3回までの講座を修了したもの。大会は年に2回ひらいているが昨年1月にはかつらぎ会ホールで井上氏が「日本人とキリスト教」を、7月には聖母の園研修の家で国井師が「ゆるしの秘跡をめぐって」で講演。参加者50名。
(3)「要理教育学会報」2号を800部発行した。

<使徒職研修コース>
(1)信徒が生活の場で隣人に信仰を伝えるため、それを自分のものにするという目的で、5グループ(90名)が独自の方法で励んだ。
(2)グループの第1は現状認識、福音的判断、生活の福音化をテーマ毎に反復、教理を味わい返す。第2は参加者の提起する話題への福音的解決をさぐり、苦しみの分かちあいと、信徒の成長が目標。第3は信徒の布教力の向上と実践をめざす。第4は週末の1泊を聖書の分かちあいと黙想にあて、固有の使徒職へのよびかけを見いだす。第5はその延長上に活動に結ぶ霊的充実を図る、というもの。

<高校生活動指導者会>
(1)スタッフの移動と事務所諸借用の期限切れから、同会の方針として諸活動をいたずらに拡張するよりも、恒久的展望を確立することを急務と考え、月に1度スタッフをあつめて今までの活動の総括、今後の方針、そのための具体的対策についての研究会をひらいた。
(2)11月以降は、学校教師、教区司祭など数名を加えた拡大委員会で具体策を考えてきた。高校生の日常活動、大学生らのヘルパー活動も活発化してきているが、教区の中の位置づけ、必要なシステム、指導司祭の役割などを確立するための研究にも力を注いだ。

教区活動方針案 <布司教関係>

1977年度の活動方針を継承し、本年度も5の「小教区という教会共同体の充実・発展をめざそう」を推進することにいっそう努力する。
1.われわれ教会が、人類の平和と一致のしるしとなるよう、互に信仰を深め、人権尊重の行動に積極的に参加しよう。
・ 司祭の研修会を充実させて行く。
・ 「要理教育講座」(要理教師対象)を継続して行なう。
・ 「使徒職研修コース」(信徒対象)を継続して行なう。
・ 「生きた典礼を目ざす集い」を継続して行なう。
・ 司祭・修道者の召命、神学生養成の共同責任の自覚を深め、教区事務局に担当者をおく。
・ 「靖国神社法案」およびこれに類する動きに反対する行動を今年も続けるとともに、すべての戦没者の霊のために祈り、平和を求める平和祈願祭を実施する。
・ 人類が不当に抑圧されている事実に、敏感な心を持ち、「日本カトリック正義と平和協議会」と連係を保ちつつ、時宜に適した行動をして行く。
・ 「カリタスの家」、教区内福祉活動の支援活動、ボランティア活動を教区内に広げて行く。

2.予算・決算の承認を通して教区財政の現状を知り、財政自立の責任を自覚し、教区の共同体かをいっそう進めよう。
・ 不動産を含めて教区財産のありかたを検討し、前年度に続いて教区の不動産対策の実施につとめる。(注)不動産対策とは、宣教司牧の観点から、 a.不動産の活用を考え、 b.不要の不動産を整理し、 c.必要な不動産を取得することをさす。
・ 教区活動をささえる教会維持費・小教区負担金についての理解を、いっそう深める。

3.新しい時代の青少年の活動の活発化に協力しよう。
・ 「東京カトリック高校生活動指導者会」の活動を積極的に支援し、とくに小教区・ブロックレベルでの高校生の活動の活発化をはかる。
・ JOCなど、勤労青少年に対する活動に協力する。
・ 教会学校(小・中学生対象)教師養成の活動を支援する。
・ 各ブロックは、中学生司牧の問題を検討し、その活発化を推進する。

4.小教区という教会共同体の充実・発展をめざそう。
・ 教会学校(日曜・土曜学校など)の振興をはかり、子どもの教育に努力する。
・ 同一小教区内にある修道院母体・施設母体等は、小教区母体とともに、その地域における宣教・司牧活動についての協力・交流を深めて行く。
・ 教会共同体を深める第一歩として、在籍者を確認し在籍不在者をなくして行く。
・ 成人のキリスト教入信式・ゆるしの秘跡についての理解を深め、その徹底にいっそう努力する。

5.これらの活動をさらに前進させて行くために、
・ ブロック会議・布教司牧協議会の機能を十分に生かして行こう。
・ 「教区ニュース」を充実させて行こう。

信仰のふところ 今様 寺子屋の荻窪

教会学校の振興をはかることは昨年度の教区活動方針のひとつでもあった。荻窪教会の子供たちが、シスターの献身的な努力で、楽しい雰囲気のなかで信仰の基礎を固めていることは、まことに有り難いことである。教会学校はキリストの福音のたねまきである。教会を通して子供とともに1回限りのときを生き、彼らが家庭や学校という場、芸術やスポーツという文化活動を通して身近な友人関係へと積極的に派遣されてゆくことができるよう、ともに神の言葉に耳を傾けるキリストの秘跡のわざへの与かりである。

荻窪では教会学校は全部で4つのクラスからなる。クラスAは小3までの子供たちで旧約聖書の解説を通じ、彼らに自分と教会とのつながりを感じさせることに主眼がおかれている。クラスBは小4から小6までで、侍者の少年が多いこともあり、聖書や詩篇を通じて復員の理解を高めるようにはからわれている。

クラスCはことばの典礼の部分を一緒に考えることにより、ミサの構造、教会の信仰についての理解を深めるためのものである。クラスDは中・高生のためにある。教材に色いろと工夫をこらし、関心と自発性を高めるように努力している。彼らが進学、受験とつねに頭を悩ますなかで、教会に集まり、語り合う時間をもてるのはなんと素晴らしいことであろう。

教会学校が地味ではあるけれどもたくましく育ちつつあるのは、なんといってもよい指導者を得たからであろう。予算の不足で教材も不充分かも知れないが、熱意でこれをカバーしている。使命の大きさを痛感せざるを得ない。

あした葉

「建国記念の日奉祝行事」なるものに、政府(総理府)が後援するという決定を行なった。「建国記念の日」は、戦前の旧「紀元節」を事実上復活させたものである。

最近、政府は「教育勅語」を賛美し、「君が代」の国歌化、元号の制度化を策するなど、主権在民、思想・信教の自由、政教分離を定めた憲法を空洞化しようとしているが、今回の「奉祝行事」後援決定も、その一連のものといわなければならない。
総理府は、 (1)政党色がない (2)宗教色がない (3)国民的規模の行事である、などの基準に適合したもので、後援は名義使用に限り、経済的援助などは行なわないといっているが「奉祝行事」後援の申請団体は、憲法改悪論者として活動している人物を会長に、その実質は、例年「奉祝国民大会」なるものをひらいてきた神社本庁、生長の家などの宗教団体、勝共連合、右翼団体などである。

これが、政府のいう「政治色、宗教色のない」団体であるどころか、かねて憲法の改悪を主張し、「建国記念の日」の公式式典を政府に要求してきた団体であることは明らかである。また国民的規模で祝うなら問題なく1万人に参加を呼びかけたとしているがそれも怪しい。ほとんどが従来の団体でしめられ参加者の傾向はかなり片寄ったのではないのか。

教区の活動方針案のなかには本年度も「靖国神社法案及びこれに類する働きに反対する行動を今年も続ける-」というのがある。「これに類する動き」は次第にあらわになってゆく。まこと軍国調の足音は、フエルト草履のそれから編上靴のそれにかわったといわねばならない。

政府が「民間団体」後援に名をかりて憲法をじゅうりんし、軍国主義復活につながるこれらの策動に対しては、思想・信教の自由、政教分離の原則を守るために断固として反対しなければならないと考える。

(S・A)

収入まあまあ・・・・だが 「その年暮し」に憂い!

78年度の予算案(本紙23号参照)につづいて77年度の決算も公にされ、布司教関係の一般会計部門で初めての監査もあった。教区民全体の努力で収入は順調としているが、「その年暮し」でなく長期的な視野から財政を考えるべきだとの要望も出ている。

布司教
第3期布司教は4月24日の初回会合以来、8月を除いて毎月定例会を開き、代議員会で決定されたことの実施に努めてきた。
特に在籍不在者をなくす、教会学校を振興する、入信の秘跡を広めることについては教区事務局に担当者を置いて取り組んでいる。
8月には千鳥が渕・戦没者墓苑で平和祈願祭を実施、9月には津地鎮祭最高裁判決について靖国委起草の声明文を了承、在日韓国人政治犯を救うキリスト者署名運動で母体に協力を依頼した。
一般会計に監査をおくことを認め、大司教は小野豊明(碑文谷)、小林章雄(船橋)両氏を任命した。

ブロック・・・盛り上がった房総
◇千葉:
委員の出席が大へんよく、近ごろにない盛り上がりを見せた。とくに千葉寺中心であった会場を各母体に持ち回りにし、一般信徒もオブザーバーで出席、ブロック活動の認識を深めることができた。
「聖なる年」にはじめて試みた合同ミサと運動会は、評判がよく各母体からの強い要望によって今年は第3回を数えた。参加者約250人で共同体意識の向上に役立った。
聖コロンバン会の主催による恒例の夏期学校は、北総地区では聖母マリア幼稚園、南総地区では館山で、それぞれ小中学生を対象にひらかれた。
要理指導者小委員会の発足にともない、懸案事項であった講習会を今年から隔月に1回ひらくことを決めた。そのほか共同体アンケート討議、隣接教会との交流も。

ムサシ=しおん
◇武蔵野:
小教区もちまわりで奇数月に例会。10月2日吉祥寺で研修会をひらき、浜尾司教の「共同体について」の話のあと、4グループに分かれてディスカッション。各小教区主任司祭たちの共同司式ミサでしめくくり。
10月22日在籍不在者をなくす会に後藤師、西野氏が出席。「しおん会」に対する支援活動も強力につづけられた。

「祭」で景気づけ
◇城西:
母体内の教会学校の実態を見きわめてアンケートで問題点を指摘し、教師の交流と派遣を検討、ブロック共同体としての連帯を深めながら解決する方向をもとめた。
在籍不在者問題は小教区内の多くの事例をさぐり、より豊かな共同体実現のために討議した。新しい典礼の問題は司祭間の協議の場で積極的に理解を深めた。
2年ごとに行なう城西ブロック合同ミサは、子供を中心としたもので、同時に視聴覚出版物などの展示・発表と小運動会を企画し、準備をすすめている。「城西ブロック祭」と呼び、発展的活動体としての踏み台に大いに期待されている。

青少年に肝入れ
◇多摩:
青少年で大学・高校・中学生の錬成会。バレー・バスケットなど教会対抗スポーツ大会。大・高・中生1泊クリスマス会。大学生による雑誌「旅旅風風」・高校生新聞を発行。
対社会では江藤俊哉バイオリンコンサート。多摩社研は、登山集会と「土呂久」の映画と講演会。その他市民運動には財政協力も。

「じみち」な活動
◇城南:
活動焦点を無理のない地道の所にしばることを心がけ、ブロック会議の運営では報告の重点発表、自由討議時間の延長などを申し合わせた。開催場所も教会と修道会の持ち回りとし、連けいをより密にした。
事務局を設け、企画、立案はもとより、母体・小委員会などからの提案、希望事項を検討、開催前にさらに世話人会で再検討するなど制限時間内でより効果をおさめるよう努力した。
各小委員会は月例会をひらき、諸問題にとりくんでいるが、主な活動は代議員会提案の検討、チャリティコンサート(身障者用トイレ・車椅子スロープの設備資金に)、ガイドブック編集(地域へのPR)、伝道文書の刊行、江戸殉教者祭(ミサと講演)、高校生合宿(ブロック内施設で)などである。

島との連帯みつ
◇中央:
2月岩橋氏による教会学校教師ヘルパー研修会をひらいた。午後はブロック会員も講話に。青年部会は5月本郷で「浜尾司教を囲む会」をひらき30名が参加。秋の錬成会は見送りになったが10月には委員の合宿を行なった。
遠く離れている大島の信徒と連帯をもち、当ブロックの充実をはかるために、5年前からXマスにプレゼントとカードを送っているが、島の信徒から喜びの便りも。

母体のつながりを
◇城北:
77年度代議員会で当ブロックから提案4が採られた。在籍不在者問題を検討、アンケートに答えた。教会学校の振興で討論、高校生司牧で長沢師にリーダー役を依頼した。
入信の秘跡についてのアンケートをまとめて提出した。結婚問題について徳川師の講演をきき質疑応答を行った。
伏木師から典礼部の活動についての報告をきき問題点を探った。活動方針「同一小教区内にある修道院・施設-」で討論し、各小教区と他母体との連けいを強化した。

切実な「新幹線」
◇城東:
青少年・典礼・財務小委員会に、対社会・布教の2つを加え、全体会議を有意義にした。典礼小委は一般信徒の参加をもとめて「典礼研究会」を設け、教区の「生きた典礼をめざす集い」に参加を促すかたわら会合を2回。
対社会小委は星美学園とその周辺が直面している「新幹線問題」を試金石とし、同種の課題にそなえて対策を検討している。布教小委は印刷物の配布での宣教と市民Xマス拡大に意欲を燃やしている。

事務局・布司教・ブロックなどすべての活動報告は、77年1月1日から同年12月31日までのも。