お知らせ

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東京教区ニュース第365号

2019年08月08日

平和旬間2019

8/6(火)〜15(木) 平和を実現する人々は幸い

8月10日(土)

◉東京カテドラル
14:30〜 平和巡礼ウォーク 目白駅前出発
15:30〜 講演会「よい政治は平和に寄与する」 中野晃一さん 
会場:ケルンホール
18:00〜 平和を願うミサ(司式:菊地功大司教)

8月11日(日)

◉八王子教会
10:00〜 平和を願うミサ(司式:菊地功大司教)
11:30〜 講演会「貧困と開発と真の発展」 菊地功大司教

◉習志野教会
13:30〜 講演会「よい政治は平和に寄与する」 森一弘司教
15:30〜 平和を願うミサ(司式:森一弘司教)

◉梅田教会
18:30〜 演芸会「よい政治とはin足立区」 松下アキラさん ホスト:菊地大司教・荒川神父

8月12日(月)

◉吉祥寺教会
10:00〜 講演会 「『子どもが生きる力』を守る 〜子どもの声を社会へ〜」荘保共子さん
11:30〜 平和を願うミサ(司式:菊地功大司教)
12:30〜 交流会

祈りのリレー

8月6日(火)5:00開始
8月15日(木)24:00終了

10日間の『平和』のための絶え間ない祈り いつでも、どこででも、だれとでも、祈りをつないでいきましょう

詳細と応募方法は「平和旬間2019」パンフレット、または 東京教区ホームページ を ご覧ください。

司祭叙階節目の年

6月24日(月)、東京カテドラル聖マリア大聖堂において、今年司祭叙階60年、50年、25年を迎える司祭たちを囲んでのミサが行われた。今年司祭叙階の節目を迎えた司祭たちのリストは、以下のとおり。

【司祭叙階60年(3名)】 
プチ ガストン神父 (ドミニコ会)
スロイテル ジュリアン神父 (サレジオ会)
アギラール ファン ホセ神父 (イエズス会)

【司祭叙階50年(7名)】 
ジョセフ チェノットゥ大司教 (教皇大使)
ゴーセンス ルド神父 (淳心会)
山崎 善彦神父 (マリア会)
カトレット ホアン神父 (イエズス会)
コリンズ ダニエル神父 (イエズス会)
プロット ルドルフ神父 (イエズス会)
高柳 俊一神父 (イエズス会)

【司祭叙階25年(5名)】 
猪熊 太郎神父 (東京教区)
油谷 弘幸神父 (東京教区)
大水 文隆神父 (中央協事務局長)
ガクタン エドガル神父 (淳心会)
小山 英之神父 (イエズス会)

カリタスの家だより 連載 第115回

褒める力

「みんなの部屋」をOB登録に切り替えてから、2年ほどの月日が経ちました。正確には2年以上経っている気もするけれど、ここでは分かりやすく「2年ほど」、ということで。

この2年間の、僕自身のお話を少しさせてもらいます。「みんなの部屋」をOB登録に切り替えた後、次のステップに、ということで、就労を目指した支援施設に通所を始めました。そこで10か月ほど訓練を行い、就労の準備をし、実際にいくつかの企業に応募、そして半年ほど前から働いている現在の職場に辿り着きました。この2年間がどうだったかと聞かれれば、僕なりに、それなりに、色んなことがありました。うん、確かにありました。それでもいつも思うのは、30年間働いたことのなかった僕にとってのこの信じられないような2年間と今、そのはじまりは「みんなの部屋」にあったのだな、ということです。

「みんなの部屋」には色々な方がいます。ほんとに、思い出すと「濃かったなー、キャラ」と少し笑ってしまうくらいの。ただスタッフ、ボランティア、利用者の皆様が共通していることが一つあります。それは、皆さん、「褒める力」を持たれている、ということ。「褒め上手」というと、なんだか手慣れた感じがして、少し違う気がします。皆さん、言い方や言葉のチョイスはその人自身のものでありましたが、僕はたくさんのことを褒めていただいた気がします。例えば、作ったクリスマスカード(「パーツのバランスが最高だね!」とか)、昼食用のお味噌汁(「この濃さがいいんだよー」とか)、褒められ嬉しい思いと同時に、自分にはこんないいところがあったのか、と前を向く大きなきっかけにもなりました。

褒められて喜ぶと同時に、僕自身も人を「褒める力」を持つ人になりたいと思うようになりました。人の良い所に目を向けて、それをその人に伝える。そんな単純なことだけれど、相手の人は笑顔になり、相手の方と、僕のいる空間も良いものになる。何より、「褒める力」を持つ大人って、僕にはなんだかかっこよく見えたのです。

けれども、いざ意識してみるとこれがなかなか難しい。人には、その頃の僕の周り、即ち「みんなの部屋」の人たちにはたくさんいいところがあります。だから、人の良い所に目を向けることはそこまで難しくはなかったのだけれど、これを伝えるのが難しい。まず、こういうことって、伝えるだけで何とも照れくさいし、勇気がいるし、仮にねっとりとした言い方をすると、それは「おべっか」とか「うさんくさい」とか、違うものに化けてしまいます。これに関しては今でも練習中で、いつか僕も「みんなの部屋」の皆さんのように、自然な「褒める力」を身に着けて、誰かを喜ばせられるかっこいい大人になりたいと思っています。

そんなこんな、あんなどんなで、考えてみれば、僕が今就いているのは、「人を褒める」ことがとても重要な仕事であることに今、気が付きました。そうなりたい、と思っていた気持ちがどこかで僕を後押ししたのでしょうか。けれど、今の僕は「褒める力」を持っているというより「おべっか」の方を多く使っているような気がします。心のどこかで「仕方ねぇよな」と思いつつ、それでも「褒める力」を持ったかっこいい大人になれるよう、日々を懸命に、たまにのんびりと、生きていきたいと思います。

杉崎 祥介

CTVC カトリック東京ボランティアセンター No.75

「福島から語る」講演会開催

2019年6月22日(土)午後2時~4時、東京・四ツ谷にて、「CTVC福島から語る」桜井勝延氏(福島県南相馬市の前市長)の講演会を開催。演題は「東日本大震災と原発事故から学んだこと」。

あいにくの雨にもかかわらず、約70名の方の参加でした。(誌面の都合上、講演内容をすべてお伝え出来ないのが残念です。)被災当時の市長としての苦渋の決断の数々をお話しくださいました。

10年余り前の「平成大合併」の時に鹿島町、小高町そして原町市が合併して「南相馬市」となり、それぞれの地域が融合し合い一つの市になりかけた5年目に、「東日本大震災と原発事故」が発生し、再び3地域に「分断」されました。理由は原発事故による「放射能汚染」によるものでした。

東京電力福島第一原子力発電所から10㎞圏内にある小高区の住民は「避難指示解除準備区域」となり、20㎞圏内にある原町区の住民は「屋内退避区域」となり、鹿島区は20㎞圏外となり、仮設住宅が建設され、戻れない自宅から避難する方々が住まうことになりました。原発事故発生後に避難勧告が出され、約7万人の市民が新潟県など隣接県や市へと避難していきました。8年を過ぎた現在も避難を続けている住民もおられます。

現在は約5万人の人口となっています。一時は「放射能汚染」への恐怖心も伴い、物流もストップし、陸の孤島状態にもなりました。さらに、3世代が共に暮らしていた家族が、仮設住宅に入居するために核家族化され家族の「分断」が起こりました。2015年、全国に先駆けて、「脱原発宣言都市宣言」をし、現在は、再生可能エネルギー(太陽光・風力)で需要の50%の電力を賄うまでになりました。

最後に、参加者の感想を記します。

「『避難経路を作成しなければならない危険なもので電力を作ることが、人の命を安全に守り幸せにするものではない。』という言葉にはっとさせられました」

畠中千秋

CTIC カトリック東京国際センター通信 第231号

GFGC長崎巡礼

東京教区内のフィリピン人信徒の集まりであるGFGC(Gathering of Filipino Groups and Communities)は7月5日~7日、長崎巡礼を行いました。この巡礼の計画、実行にはCTICの英語司牧担当者も係わりました。

6月29日に行われた事前説明会では、CTICのエドウィン・コロス師から「巡礼と観光旅行は紙一重であるが、参加者はこの違いをしっかりわきまえて」と注意がありました。また、最近長崎の城山教会に派遣されたチャーリー・ポムセノ師が訪問先の歴史について説明してくれました。

初日は、空港からすぐに雲仙に向かいました。チャーリー師が雲仙の歴史的背景について、特に江戸時代に迫害された信者たちについて話してくれました。行き帰りのバスの中ではロザリオの祈りをし、またエドウィン師による講話がありました。その後、大浦教会(新しい方)でミサを捧げ、宿泊先である長崎カトリックセンターへと向かいました。夕食の後は、夜の祈りをしてその日の巡礼について与えられたテーマに基づき、グループに分かれて分かち合いをしました。

2日目は、原爆の爆心地の訪問から始まりました。そこでもチャーリー師が、この地域にはもともと信者たちが多かったことなどを説明してくれました。その後、浦上カテドラルに移動しました。教会の庭にひっそりと置かれている原爆で破壊された旧浦上天主堂の鐘楼の破片など、天主堂内外の歴史的な物をいろいろ見た後、大聖堂で朝の祈りをしました。次に長崎原爆資料館を見学し、そこで国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館にも行くように勧められたので、そちらで戦争の被害者たちを思い起こし、世界の平和のために祈りました。昼食の後、日本二十六聖人記念館に行き、隠れキリシタンについて学び、またキリシタンたちが使っていた祈りの道具などを見学しました。そして二十六聖人記念聖堂で、ご聖体の前で祈り、ゆるしの秘跡を受け、最後にミサを捧げました。夕食の時には、7月に誕生日を迎えた人たちをサプライズの歌とカップケーキでお祝いしました。そして1日目と同じように夜の祈りと分かち合いでその日を終えました。

最終日に再び平和記念公園を訪れました。現地の方から、その場所への敬意を表してあまり騒がないように、また集合写真の時にピースサインをしないようにとの注意があり、それに従って写真を撮りましたが、飛行機の時間の関係で30分ほどの滞在でした。

巡礼参加者は、東京教区、横浜教区の教会からフィリピン人42人、日本人1人でした。事前の予報とは違い、天気に恵まれたことに感謝です。長崎は美しいだけではなく、古くからのキリスト教信仰の歴史と文化が教会の中に生きており、フィリピン人の信者にとってこれほど身近に感じられる場所は日本に他にないのではないかとさえ感じました。

エルリン・レゴンドン

 「共に歩む信仰の旅─同伴者イエスと共に─」 知っていますか?私たちの「信仰」を?

教区カテキスタ養成講座講師を引き受けて

講師・西千葉、千葉寺教会助任司祭 泉雄生神父

今回、「教区カテキスタ養成講座」の講師を2回ほど務めさせていただきました。与えられたテーマは典礼に関するものと終末論、そしてマリア論と聖人に関するものでした。司祭になってまだ3年目ですが、それでも今まで得た知識と経験を総動員して、受講者の皆さんの熱意に応えるよう頑張りました。一方で、受講者の皆さんの模擬授業からいろいろと学ぶことも多く、私自身、とても勉強になりました。

洗礼を受けてはみたものの、熱心に教会に通うのは最初の数年で、次第に教会から足が遠のいてしまう、という話をよく聞きます。また、幼児洗礼の場合でも、最近では、堅信ではなく初聖体を受けた後に、教会に来なくなる子どもたちも多くなったようです。

それ以外にも、カトリック教会の結婚や性の教えが青年たちに伝わっていなかったり、ゆるしの秘跡のやり方を知らない人が増えたり、病者の塗油や「最後の糧」(人生の最後の聖体拝領)の存在すら知らないご高齢の信者さんもいたりするようです。

さらには、収入のある30代から50代の信者さんの中にも、教会維持費を親に支払ってもらっている、あるいは、教会の教えや決まりをあまりよく知らないまま教会運営に携わり、結果的に、教会共同体やその人自身が疲弊していく、という厳しい現状も目にします。何か教会がおかしい。教会の基本的な教えが守られていない。あるいはそもそも知らない。それが私たちの置かれた現状なのではないでしょうか。

第二バチカン公会議以降、「信徒の時代」という言葉をよく耳にするようになりましたが、それには忘れてはならない大きな前提があって、それは「信徒の養成」です。

司祭や修道者たちは、信者さんたちの犠牲に支えられながら、神学校なり修道会なりで何とか最低限の養成を受けることができます。

しかし、「信徒の養成」は今までしっかりとなされていたのか。「信徒の時代」という言葉に見合うだけの「信徒の養成」をしっかりと行ってきたのか。そのような反省に、今、私たちは直面しているのだと思います。その意味で今回の「教区カテキスタ養成講座」の受講者の皆さんにかけられている期待は大きいと思います。

遠くはキリシタン時代、あるいは、明治時代から終戦直後にかけて、日本には宣教師たちの活動を支えた「伝道師」たちの活躍がありました。伝道師たちは、教会の教えだけではなくて、祈り方や秘跡の受け方、そして、冠婚葬祭に関わることなど、信徒たちの生活に密着しながら信仰を伝えた人たちです。もちろん、当時と今ではだいぶ状況は異なりますが、しかし、信仰というのは生活です。知識は後からいくらでも学ぶことができますが、信仰は生活を通してしか伝わらない部分も大きいわけです。そのような生活を通して、信仰を伝えるという「現代の伝道師」としての役割が、今回の受講者の皆さんには課せられているのではないかと思っています。

「信徒の時代」というのは司祭抜きの時代なのではなく、信徒と司祭が一緒に働く時代という意味です。それはある意味で、すでにキリシタン時代や、明治から終戦直後の日本の教会で実践されていたことです。そのような「信徒の時代」にふさわしいカテキスタ(=現代の伝道師)が、これからも増えていくことを祈っております。

ザアカイとイエス様を目の当たりにして…

受講者・五井教会 神崎理恵

昨年9月に始まった教区カテキスタ養成講座は、早いもので残り2ヶ月となりました。教会の方からお誘いいただき、要項をよく読んでみると、そこには、「(受講者は)個人の興味や望み、希望だけでこの講座に参加するわけではありません」とありました。でも、神父様方から聖書のお話を聴くだけだからと勝手に思い込んで参加したのですが、実に、甘かった! 模擬授業があったからです。

「私、何を話したらよいのでしょうか?」途方に暮れて神父様にすがるようにお聞きしました。「自分の信仰体験を話せばよいのですよ」…困りました。

他の受講生の皆さんは、各々、工夫をなさり、そのお話には引き込まれるようで、私は感心したり、納得したり、また、初めて知ることもあったりで、大切な経験を共有させていただいています。

私は、ザアカイが登場するルカ19章1~10節を、模擬授業で担当しました。ザアカイとイエス様とのやりとりの中に、聖書から立体的に起き上がってくるイメージを持ちました。繰り返しこの箇所を読み込み、私もその場に立っている、見ている、そんな気持ちになりました。

模擬授業の準備を通して、この講座に、このような場に招いてくださった神様に感謝しています。

講座の始まりと終わりに心をひとつにしてゆっくりお祈りします。これがとてもしあわせな気持ちになります。私自身、少しでも成長しながら、共に歩むこの信仰の旅に多くの方が参加されたらいいなぁと思うのです。

神のものは神に返しなさい

受講者・松戸教会 田中良知

私は、人生において何かを行う、もしくは行わなければならない時に、いつも「自分にその資格があるのか」ということを考えてしまいます。

「自分が行いたいこと」をすることは、私にとっては非常にハードルが高いことです。おそらく、何事においても、それを行うほどの熱量が私の中にはなく、「ルーティーンで、そこそこの日常」であることが、私にとって、もっとも心地が良いからだと思います。もっと言えば「何もしないこと」が私の一番行いたいことなのかもしれません。自分から手を挙げることはなく、常に、誰かに「選ばれること」でしか、何かを行うことが、出来ません。自分が自分に「資格」を与えることが出来ないからです。

ただ、教会においては、そうすることは、中々出来るものではありません。「しなければならない」ことは、「誰でもいいから…(猫の手も借りたいほど)」というレベルで、山のようにあり、私のようなものでも、何かお役に立てるのであれば、やらなければなりませんでした。

しかし、教会での奉仕には、「イエス・キリストの弟子」としての行動が求められます。同時に、奉仕の性質上、それを行うのに充分な能力がなければ、他の方々に迷惑をかけることにもなります。

教会で行う様々な奉仕は、私に自分の小ささを教えてくれました。私は、本当に出来ることが少なく、学ばなければならないことが多い人間であることを思い知らされます。そういう中で、ある方は、「祈りなさい」と私に教示してくださり、ある方は「それが神様のみ旨」と私に勇気を与えてくださいました。ともに奉仕する仲間たちからも多くのことを学び、多くのことを気づかせてもらいました。

9月から始まったカテキスタ養成講座でも、自分の小ささを感じることばかりでした。他の受講生の皆さんに比べれば信仰体験もなく、熱意もない。しかし、講座の中で、福音宣教とは、まず自らが福音化され、喜び、それが「伝わる」ことであることを再確認しました。だから、他の皆さんのように「伝える」ことは出来なくても、いたらない私だからこそ、キリストを知りたいと思っている人たちと同じような感覚で、ともに学ぶことが出来るのではないかと、今は感じています。

72人の弟子たちも、イエス様に派遣された時、きっと不安だったと思います。私は、何かを伝えられるような者ではありません。私の言葉に力はないが、イエス様の言葉には力はあります。「資格のない、いたらない人間」だからこそ、多くのものを頂いている確信もあります。

神から頂いたものを神に返すというシンプルなことを、ただただ果たしていけたら良いなと今は願っています。「皇帝のものは皇帝へ、神のものは神に返しなさい」と、イエス様はおっしゃられました。私は、自分の資格を問う前に、頂いたものを返さなくてはならないのです。

もうすぐ、約1年に及んだカテキスタ養成講座も終わります。いたらない私が、少しでも神から頂いたものを神に返すことが出来るようにお祈りを、どうか、お願い致します。

兄弟姉妹と共に歩む

受講者・葛西教会 村上晴子

私は、昨年、「入門講座担当者養成講座」(現:教区カテキスタ養成講座)の募集を知り、こんな私でも何か御手伝いさせて頂けることがあるかもしれないと思い、即、神父様に受講させて頂きたいと申し出ました。

実は、申し出たのには訳があったのです。

私は、一人のシスターとの出会いから、聖書を学んでいます。その尊敬するシスターは御高齢になって、足が少し悪くなって、駅の階段の登り下りが大変になってきても、神父様や信徒たちに入門講座・黙想会をお願いされると、まるでマリア様のように、「はい。わかりました。」と引き受けられ、いまでも電車に乗って遠くまで宣教に行かれているのです。

私は少しでもシスターのお役にたちたいと思い、「重たいカバン持ち、現場での会場設置・プリント配り等お手伝い致します。」とお声かけさせて頂きましたが、「私は、大丈夫。あなたも土日はご自分の教会活動で忙しいでしょうから。」とお断りされてしまいました。

お年を取られても、ご自分の勉強も続けられ、宣教に出て行かれるシスターに、キリスト・イエスの弟子の姿を見ることが出来ました。シスターより若い私、お恵みを頂くばかりの信者から、イエス様の手足となって、イエス様を伝えていく信者になりたいと思っていました。

シスターからは、常々、「これからは、お勉強してきた信徒たちが、自分たちの教会で勉強会を行えるようになるといいわね」と言われていました。

まさにお勉強するこの機会を頂いたのです。

神様に呼びかけられ導かれて教会にいらした方々、入門講座を受講する方々の同伴者となって、キリスト・イエスを一緒に学んでいくための1年間の勉強会が始まりました。

初日のオリエンテーションで配られた年間スケジュールを見て、びっくりいたしました。

1~3回目までは神父様からの旧約・新約聖書概論を学びます。大変、勉強になりました。ところが、4~22回目までは、各テーマについて、模擬授業50分を行うようになっていたからです。

私の頭はパニックになりました。「出来ない! でも、出来ないとは言えない!!」なにせ、聖書講座で聴いている側の私が、話す側になるのですから。

神様を求めて教会にいらっしゃる方々へのお話、キリスト教の「キ」の字も知らない人たちに話をすることが前提です。

何をどのようにお話したら伝わるのか? カトリックの教えを分かる言葉で伝えるのです。間違ったことを伝えることはできません。自分の担当の箇所をいろいろな本を読み必死で調べましたが、最終的には聖書から学ぶことが一番だと分かりました。

イエス様と神様・聖霊との関わり、イエス様が私たちにどのように話し、どのように行動され、どのように神様の御旨を伝えていらっしゃるのか。聖書に書いてある箇所を提示して、自分の言葉で、自分の体験を通してお話出来たら、聴く方々には、より分かりやすいと思い、準備を始めましたが、気持ちだけはあっても、自分が担当する50分の模擬授業の内容は反省ばかりのものとなりました。

しかし、難題に挑戦したことで非常に多くのお恵みを頂きました。

この講座を受講したおかげで、これまでは、普段、日常的に聖書を開くことをしなかった私ですが、聖書を傍に置き、よく読み、聖書から学ぶ習慣がついたこと。2千年前に書かれた聖書が、現在の私たちにも「みことば」として語られていることを実感したこと。この講座で共に学ぶ、神様によって東京教区の各教会から集められた一人ひとりが、十人十色の魅力的なメンバーが話す神様との出会い、その人らしさに満ちている模擬授業を共に分かち合えること。教会の枠を超え、それぞれが神様の手足となって、神様の御旨を伝えてゆくメンバーであり、一緒に働く仲間たちとして出会えたこと。

イエス様は私たちを宣教へと派遣しました。主イエスは、私たちを幸せと愛のパン種として社会のただ中に置かれたのです。私たちはキリスト者として、御国を実現するために皆で一緒に働くことができます。イエスについて行く道は一人では歩けない、互いに支えあって歩む道です。

「信仰は、他者に伝えられるときに強められます」(ヨハネ・パウロ二世)

 日々のミサで神父様から御聖体を頂き、派遣の祝福を頂きます。

「全能の神、父と子と聖霊の祝福が皆さんの上にありますように。」「アーメン」

「感謝の祭儀を終わります。行きましょう、主の平和のうちに。」「神に感謝。」

とにかく、自信のない私ですが、祈りながら、謙虚に前に進んでいきたいと思います。

この講座の目的である、イエスのもとに集められた人々のために、イエスの出来事を「記憶し、宣べ伝え、奉仕する」者となる準備が出来ますように。

そして、これから続く第二期生の兄弟姉妹たちと共に、神様の良き働き手となっていくことが出来ますように。

喜びを持って迎え、小さな支えとなれるように

受講者・麹町教会 渡瀬美登里

『勇気と寛大な心をもって出かけて行きなさい』(すべての人が主と出会うことができるように)聖堂前室に貼られた、フランシスコ教皇のポスターが、強い視線で語りかけていました。躊躇していた私を、菊地大司教様の、本講座への呼びかけが、背中を押してくださいました。

講座が始まって早10ヶ月。今はさすがに慣れましたが、講座は、模擬授業の担当でない時も、人々の前で話すことを想定して準備します。最初の頃はもう必死で、その日のテーマに沿って、聖書や関連資料を読み漁り、エピソードをまとめ、話の組立を練り直して、レジュメや資料を作り、時間を計って…と、久しぶりのハードワークに、私の脳は汗びっしょりでした。でも、よく考えてみれば当然の準備ですし、様々な角度からその日の聖書箇所やテーマを考えることで、毎回、新しい発見があります。また、猪熊神父様や講話の担当者が、どのような切り口でお話しくださるのか、毎回楽しみです。

受講生には、様々な経歴・経験を持つ方々がいらっしゃいます。神父様の講話の後、受講者2名が模擬授業を行いますが、その中で、人生の喜怒哀楽や小さな失敗等を通して気づいたイエス様の愛、信仰への道のりで感じた神様の導き・聖霊の働き等を、実に率直に共有してくださっています。その方の貴重な人生の一端を疑似体験させていただける、何とも贅沢な時間です。

とても得るものが多い講座ですが、今一番の私の課題は、少しでも多くの方に主に出会っていただくため、こうした信仰体験を「いかに伝えていくか」を学ぶことです。しかし、それぞれに違うバックグラウンドをお持ちの方に、どう工夫してお伝えするのか、なかなか答えが見つかりません。本当に難しいと感じている今日この頃です。

それにしても、初めての模擬授業は緊張しました。

「アイウエオ順の後ろからね。」さらっと、模擬授業のトップ・バッターを宣告されて以来ずっと、緊張で心臓が飛び出しそうでした。余程、引きつった顔をしていたのでしょう。所属教会の神父様が心配して「大丈夫?」と声をかけてくださり「祈りには力があるから、前もってよく祈るように」と勧めてくださいました。その時は軽い気持ちで「はい、そうします」とお答えしたのですが、この「祈りの力」を、後からしみじみ感じることとなりました。

担当箇所に関する事柄を、調べれば調べる程、次々に範囲は広くなり、準備はエンドレスです。何しろ前例がありませんから、何をどこまで準備すればよいのか分からず、不安と緊張で頭が爆発しそうでした。当日の朝、たまらずに、聖堂に飛込み、必死に祈りましたが、心が落ち着かないまま、午後の本番に臨みました。話し始めると、不思議なことに、スーッと緊張がとけ、頭が整理されて、いつの間にか予定していた内容を全て、ほぼ時間通り話し終えていました。参加していた方は、「とても落ち着いて見えた」と仰ってくださいましたが、私の力でないことは明白です。

力を尽くしたけれど、もうこれ以上どうにもならない、そう思える時も、私たちには「祈ること」が残されています。大きな力に包まれ、支えられている、何とも言えないこの安心感を、いつか、入門者の方にもお伝えできたら、と思っています。

入門者をお迎えすることは、私たちにとって、大きな喜びです。勇気を奮って教会に足を運んでくださる方を、皆様と共に温かくお迎えし、時には傍らで小さな支えとなってご一緒に歩んでいくことができれば、と思っています。

講座は、あと数回を残すのみとなりました。猪熊神父様はじめ、多くの方に大変お世話になりましたこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

講座は終了しても、まだまだ、足りないこと、学ぶべきことが山ほどあります。イエス様が傍で励ましてくださることを感じつつ、引続き、神父様方・諸先輩方のご指導を仰ぎ「学びあい、支えあい、分かち合い、祈りあい」、仲間と力をあわせて共に歩んでいきたいと思っています。

この秋には、第2期生を迎え、私たち1期生も、来年にはチームに分かれて、いくつかの教会に派遣されていきます。新しい出会いを楽しみに、残りの準備期間を大切に過ごして参ります。

皆様には、これからも温かく見守り、応援していただければ、大変有り難く存じます。

VIVID

ミサ・祈りの集い・黙想会

■ベタニア宣教センター企画 歌と祈りの集い「テゼの歌とともに」

8/17(土)14:00〜15:00
場所=ベタニア修道女会 ベタニア宣教センター(練馬区豊玉中1-39-3)で 申込・参加費不要、自由献金 終了後の茶話会自由参加 どなたでも参加可
問合せ=ベタニア宣教センター
担当=Sr.國定TEL/080-2041-3286

■いやしのためのミサ

10/13(日) 11/10(日)14:00〜
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式=小平神父(フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
ミサ後に個人別祈りの時間帯有。
問合せ=望月TEL/03-3290-1068
http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細=http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

■麹町教会 初金の祈りの集い ご聖体礼拝と黙想〜聖歌隊の歌を聴きながら〜

8/2(金)19:00〜20:00
麹町教会主聖堂にて どなたでも参加可能
司式=カプンディ オノレ神父
問合せ=麹町教会(JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分)
TEL/03-3263-4584 http://hatsukin.jimdo.com

■「沈黙のうちに神を求めて―観想の祈りへの道」 講演と沈黙の祈りの実践

9/12(9/26から変更)11/28(木) 12/19(木)14:00〜16:00
麹町教会岐部ホール4階404号室(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分)
カルメルの霊性や祈りについて聖書のみことばを通して講話をして頂いた後、一緒に沈黙で祈ります。
指導=九里彰神父(カルメル会)
どなでも 献金歓迎 申込不要
問合せ=TEL/042-473-6287篠原(11:00〜20:00)

■召命を見つめる夕べ

◉9/7(土)14:00〜16:30
よろこびのひびき―教皇フランシスコを迎える準備として「よろこびのひびき」
講師=阿部仲麻呂神父(サレジオ会)
主日のミサ・茶話会あり
場所=お告げのフランシスコ姉妹会マリア修道院(大田区久が原4-33-13)
◉10/12(土)14:00〜16:30
聖母を讃えて歌おう
講師=望月裕央(ミサ無し・茶話会あり)
場所=お告げのフランシスコ姉妹会本部修道院聖堂(大田区久が原4-2-1)
引き続き17:00〜19:30召命の集い
教会の祈り・フランシスコの言葉の分かち合い・み言葉の黙想・分かち合い・お祈りなど
場所=お告げのフランシスコ姉妹会 マリア修道院(大田区久が原4-33-13)
申込=お名前・ご住所・お電話番号・所属教会を明記の上、Fax/またはe-mailにて
お告げのフランシスコ姉妹会
担当=Sr.山澤TEL/03-3751-1230 Fax/03-3753-3390
e-mail

■「べタニア 祈りの集い」―イエスとともに― レクチオ・ディヴィナ、修道院の祈り他

8/25(日) 9/22(日)11:30〜19:30
ベタニア修道女会聖ベルナデッタ修道院
昼食、夕食をともに 希望者は宿泊できます。
内容=レクチオ・ディヴィナ、修道院の祈りなど
申込=TEL/03-5318-5676担当Sr.菊池
e-mail:
http://www.sisutersofbethany.info/25

■きぼうのひろば〜若者のつどい〜 いっしょにいのりませんか。

9/23(月・秋分の日)14:00〜
神の御摂理修道女会(目黒区中目黒3-18-17)
予約不要、性別不問、参加費無料
TEL/03-3712-0775神の御摂理修道女会院長Sr.ヨルダナ

■「ミサと晩の祈りをうたう集い」へのおさそい ≪守護の天使の記念日≫

10/2(水)13:30晩の祈りの練習 14:00歌唱ミサ・ひきつづき 晩の祈り(歌)(終了予定16:00頃)
聖パウロ修道会若葉修道院(東京都新宿区若葉1-5)
司式=中川博道神父(カルメル修道会)
どなたでも参加可・申込不要
晩の祈りのプリントは準備します。
主催=「詩編の会」
問合せ=e-mail:
TEL/・Fax/045-402-5131(藤井)

■いやしのためのミサ「おかえりミサ」

9/21(土)16:00〜
援助修道会本部修道院聖堂(新宿区市谷田町2-24)
司式=晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも参加可
問合せ=TEL/03-3269-2405(17:00まで)

■LGBTQ+みんなのミサ(月例)

8/25(日)予定ミサは今回だけ9/1(日)です
9/1(日)14:00〜(ミサ後、分かち合いの集い〜17:00)司式=小宇佐敬二神父
9/29(日)14:00〜(ミサ後、分かち合いの集い〜17:00)
司式=鈴木伸国神父(S. J)
対象=神の愛の恵みを求めるLGBTQ+の方(カトリックの洗礼を受けていなくても可)
場所=都内、山手線内(詳細は参加申込者にのみ通知)
申込・問合せ=e-mail
TEL/090-1650-2207小笠原 TEL/080-3910-3131宮野
http://lgbtcj.org

■1日黙想会 「み言葉によって生きる」

8/31(土) 9/28(土) 10:00〜16:30
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
指導=赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
内容=ご聖体顕示と沈黙の礼拝、講話、ロザリオ、賛美、ゆるしの秘跡、ミサ 会費=¥1,500
昼食持参 どなたも歓迎(予約不要)
問合せ=赤波江神父TEL/090-4574-9288(9:00〜17:00)

■聖テレジアの記念日ミサと茶話会

10/1(火)10:00〜 関町教会
司式=稲川保明神父
問合せ=TEL/03-3920-2211(平日10:00〜16:00)

■日々生活の霊操

毎月第2・4(土) 霊操分かち合い13:30〜15:20
ミサ15:30〜16:00 ミサ後茶話会
イエズス会上石神井修道院講話室で
8/10 第4週目 愛に生きるための観想 霊操230私たちの未来の姿は栄光を受けたイエス・キリストのうちに示される
8/24 愛に生きるための行動と観想の祈り
9/14 9/28 新学期オリエンテーション原理と基礎
霊的同伴=猪狩和夫 ミサ司式=モレノ師
参加費=¥100以上 申込不要
いつからでも参加可 9月から新たに始まります。
問合せ=e-mail: (佐内)

■青年黙想会

8/10(土)11:00〜8/12(月)11:00(2泊3日)
場所=鎌倉黙想の家 対象=18歳以上の青年男女
指導=角田佑一神父(イエスズ会)
会費=¥12,000 申込締切=7/31(水)
問合せ=援助マリア修道会(目黒区目黒本町5-13-7)
TEL/03-5721-9101 Fax/03-5721-9103
e-mail

■聖アルフォンソ司教教会博士記念ミサ

8/1(木)10:30 聖アルフォンソ初台教会大聖堂にて
TEL/03-3466-0361

■「神のうちの真のいのち」証しの集い

8/17(土)13:00~15:30 麹町教会岐部修道院305で
内容=講話(ハンス・エンデルレ、菅原悟)、ミサ
司式=パウロ・ヤノチンスキ神父
   ハインリヒ・ヨキエル神父
入場自由、無料(自由献金)
問合せ=e-mail
TEL/050-7110-4399 TLIG日本

■「テゼの歌による黙想と祈りの集い」

9/18(水) 10:30~12:00
援助修道会 本部修道院聖堂で
連絡先=横山教子
e-mail

講座・研修会

■星美学園短期大学・日伊総合研究所主催公開講座 イタリア文化セミナー

「イタリアから発祥したモンテッソーリ教育のその後―日本におけるモンテッソーリ教育の現状―」
講師=天野珠子 井出麻里子 齊藤春美
9/7(土)10:30〜14:30
受講料=¥2,000(基調講演のみ受講の場合は¥500)
定員=70名(先着順) 申込方法=はがき、ファックス、Eメール、窓口
郵便番号、住所、氏名、電話番号、参加希望分科会(1か2)をご記入ください。締め切りは、8/5(月)必着
なお、お子様をお預かりする託児サービスはございません。また、お子様連れでの受講はできません。予めご了承下さい。
問合せ=星美学園短期大学日伊総合研究所公開講座センター(東京都北区赤羽台4-2-14)
TEL/03-3906-0056 Fax/03-5993-1600
e-mail
http://www.seibi.ac.jp/college/el/

■エバンジル会―フランス語で聖書に親しむ会

9/2(月) 9/9(月) 9/30(月)18:00〜19:30
麹町教会信徒会館203会議室
講師=清水ドミニク先生
   Sr.中山眞里(ノートルダム・ド・ヴィ)
参加費=各回¥500 e-mail
http://www.geocities.jp/evangilekai
Facebook=エバンジル会

■イエズス会霊性センター「せせらぎ」研修会のお知らせ 2019年度「カバルス研修会基礎(週末コース)」

この研修会は中米グアテマラのイエズス会司祭カルロス・カバルス師によって、キリスト者の心理的・霊的成熟を目指して開発されたプログラムです。2019年度から日本の社会・文化事情を考慮して、参加者が取り組みやすい内容になっています。
自分の歩んできた道を丁寧に振り返り、それを小グループ(4〜5人のグループに同伴者付き)で分かち合うことによって、自分自身の不自由さから解放され、真の命へと向かうダイナミズムを体験します。イグナチオの霊操をより深く体験するための前段階としても有効です。
日程=前半9/13(金)15:00〜 9/16(月)16:30終了予定 後半10/11(金)15:00〜10/14(月)16:30終了予定
対象=心理的・霊的成熟に関心のある方で、前半・後半両方の全日程に参加できる方。
(心の傷などを見ていきますので、心身両面の健康が必要とされます。)
定員=20名(定員になり次第締め切ります)
場所=イエズス会無原罪聖母修道院(黙想)
練馬区上石神井4-32-11
申込=お申込のための「アンケート用紙」をお電話、Fax/、メールでご請求ください お願い=ご参加の皆様には献金のご協力をお願いしております。
問合せ=イエズス会無原罪聖母修道院(黙想)―霊性センター「せせらぎ」―
TEL/03-3920-1158(9:15〜17:00)
e-mail

■南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

8/24 9/28 10/26 11/23(土)13:30〜15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1F
(TEL/03-3261-0825)
講師=平田栄一(風編集室)
参加費=¥1,000 テキスト=「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
申込・問合せ=平田栄一TEL/・Fax/ 048-769-4095
e-mail

■「教会の情報保障問題を考える会」

教会のミサや講話を聴くための情報保障について、様々な方向からアプローチしみんなで考えたり、音声認識アプリ(UDトーク)やパソコンのソフトなどの最新機器を使った勉強会を行います。聴覚障害者とのコミュ二ケーションのために簡単な手話のお祈りも学びます
毎月1回木曜日18:30〜20:30(日程はお問い合わせください)
場所=真生会館岩下ホール(JR信濃町駅前)
会費=献金¥500+テキストコピー代など実費
<プログラム>(1時間半休憩あり)
①手話のお祈りの簡単な練習等(10分)
②情報保障に関する勉強会と意見交換(15分)
③要約筆記、音声認識、手話などの情報保障機器の勉強会(1時間)
④手話付きでお祈り(5分)
使用するテキストはNCK講話「典礼憲章」、生涯学習論、バリアフリーの情報、音声認識システムHP、要約筆記関係など
手話の祈りテキスト「手話でささげるミサ」(オリエンス宗教研究所)。聖歌の手話はオリジナル(テキストあり、音源使用)
申込・問合せ=森e-mail

■(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座案内

◉9/10(火)13:30〜16:00
 火曜シネマクラブ「汚れなき悪戯」
 担当=立松太佳子
◉9/14(土)10:00〜12:00
 「聖書の心」―信仰と神への信頼
 講師=ベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会修道女)
◉9/14(土)14:00〜15:30
 「日本で暮らして」
講師=グエン・マン・ドアン(習志野教会信徒、ベトナム人)
◉9/19(木)10:30〜12:00
 「心が元気になるコミュニケーション」―心をつなぐコミュニケーション
講師=眞田加代子(市川教会信徒、産業カウンセラー、グリーフケア上級アドバイザー)
◉9/21(土)10:30〜12:00
 「イエスと共にする旅」―使徒言行録
講師=本間良子(マリアの御心会修道女)
◉9/21(土)14:00〜15:30
 「本気で相手(隣人・神)を想う」―これからの教会のイメージ
講師=阿部仲麻呂(サレジオ会司祭、日本カトリック神学会理事)
◉9/24(火)13:30〜16:00
 火曜シネマクラブ「星のような物語〜写真家・星野道夫はるかな大地との対話〜」
 担当=立松太佳子
◉9/26(木)10:30〜12:00
 「福音・招き」―マルコ福音書
 講師=大原 猛(東京教区本部付き司祭、(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ理事長
◉9/28(土)10:00〜12:00
 「聖書の心」―神の子
講師=ベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会修道女)
◉9/28(土)14:00〜15:30
 「外国人労働者と共に」
講師=安藤勇(イエズス会社会司牧センター、スペイン人、日本帰化)
◉10/5(土)10:30〜12:00
 「イエスと共にする旅」―使徒言行録
講師=本間良子(マリアの御心会修道女)
◉10/5(土)14:00〜16:00
 ガリラヤ五周年記念講演
船橋伊藤楽器ミュージックサロン3階ホール
講師=ベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会修道女)「日本での宣教」
講師=アンドレア・レンボ(ミラノ外国宣教会日本管区長)「これからの宣教」
◉10/8(火)11:00〜12:40前編、13:15〜14:55後編
火曜シネマクラブ「聖ヨハネ二十三世―平和の教皇」 担当=立松太佳子
◉10/10(木)10:30〜12:00
 「福音・招き」―マルコ福音書
 講師=大原猛(東京教区本部付き司祭、(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ理事長)
◉10/12(土)10:00〜12:00
 「聖書の心」―神を見る
講師=ベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会修道女)
◉10/12(土)14:00〜15:30
 「生と向き合う」山谷での支援
講師=中村訓子(べリス・メルセス宣教修道女会)
参加自由 事前申し込み。
申込・問合せ=TEL/047-404-6775(10:00〜16:00日・月・祝日休)船橋市湊町1-2-21ケイ・ジイ・ビル3階
https://fgalilea.jimdo.con/
(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座計画担当 石田靖夫TEL/080-5019-1188

■意識の究明の実践と祈りの集い

毎週月曜日19:15〜20:30 どなたでも
場所=ニコラ・バレ1Fと聖堂
助言者=イエズス会司祭サリ・アガスティン神父
https://charitycom.net/ TEL/080-3910-3131
申込・問合せ=宮野e-mail

■幼児期の課題・母子分離と社会性の発達
〜2・3歳児の生活の自立と絵本〜

9/20(金)10:20〜11:50
会場=八王子市学園都市センター
講師=大竹聖美(現代文化学部教授)
対象=18歳以上(高校生除く) 定員=15名
受講料=一般¥1,000 学生¥500 持ち物=筆記用具
申込=八王子学園都市大学いちょう塾へ

■典礼による招き―私達は典礼によって
どこに招かれているのだろうか

10/6(日)10:40〜12:15(主日のミサ9:30〜)
場所=三軒茶屋教会2F聖堂
講師=清水俊一神父(フランシスコ会)
問合せ=三軒茶屋教会03-3421-1605

■Magis巡礼者(若者の霊的同伴)

イグナチオ的霊性と伝統をヒントに、祈りの体験と意識の究明を同伴します。一人ひとりの受けているキリスト者としての信仰の恵み、そしてミッションをともに探しましょう。
9/21 10/19 11/16 12/21 1/18 2/15 3/21(毎月第3土曜日)18:30〜20:30
場所=麹町教会(ザビエル聖堂)
主催=イエズス会日本管区青年司牧委員会
対象=18〜35歳青年男女
問合せ=e-mail

■ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込・問合せ=ビ・モンタント東京事務所(荒川区西日暮里5-27-4エルアルカサルフ305 JR、地下鉄千代田線西日暮里駅下車)
執務時間=火曜日14:00〜16:00
TEL/・Fax/03-3806-9877
◉3会場での勉強会
全会場同一条件 13:30〜15:00
指導=泉富士男神父(東京教区)
会費=¥300 申込不要
9/10(火)ビ・モンタント事務所で
9/17(火)三軒茶屋教会で
9/20(金)高輪教会で
◉聖書通読講話会
四谷会場 9/7(土)13:30〜15:00
イエスズ会岐部ホール306室で(TEL/03-3357-7651)
新約聖書など 鈴木信一神父(聖パウロ修道会)
世話人=浜崎TEL/042-623-1469
◉月例散策会
9/11(水)10:30 JR中央線 武蔵小金井駅改札口集合 行先=小金井教会と桜町病院老人ホーム及び小金井公園 世話人=田垣TEL/03-3999-1209

音楽

■聖歌隊による讃美と祈りの夕べ

9/14(土)17:30開場 18:00開演
サントリーホール ブルーローズ
曲目=ミサ曲集 J.ラッターアンセム集
指揮=小口浩司 ピアノ=碓井俊樹
合唱=アニバーサリー・クワイヤー2019
チケット=一般¥2,000 学生¥1,000
申込・問合せ=クオーレ・クオーレ
e-mail: TEL/03-3486-5175
サントリーホールチケットセンター及びチケットぴあでもお取り扱いしております。

■聖グレゴリオの家賛助会チャリティーイベント

セミナー‘Proferamus jubilo’2019(18歳以下の方対象)〜小さなバロックオーケストラと、ラテン語のミサ曲や詩編の一節を歌ってみましょう〜
8/24(土)13:00〜 公開ミニコンサート16:00〜
参加費=ご一家で¥2,000(ご両親・ご家族の聴講を含む) 聴講費=¥1,000 聖グレゴリオの家 聖堂
主催=聖グレゴリオの家賛助会(企画:山野辺暁彦)
問合せ=聖グレゴリオの家宗教音楽研究所
TEL/042-474-8915 Fax/042-474-8832
http://www.st-gregorio.or.jp/

■聖グレゴリオの家 宗教音楽研究所主催 第40回 教会音楽講習会

グレゴリオ聖歌「ネウマ譜から私たちは何を読み取れるか」〜セミオロジーによる表現〜
講師=橋本周子(グレゴリオ聖歌)西脇純(典礼)
9/7(土)〜9/8(日) 聖グレゴリオの家
参加費=全日参加¥17,280
1日参加(7日)¥12,960 (8日)¥6,480
問合せ=聖グレゴリオの家宗教音楽研究所
TEL/042-474-8915 Fax/042-474-8832
https://www.st-gregorio.or.jp/ 

■アンサンブル・ユビラーテ 平和のへの祈りの歌を捧げるコンサート

8/17(土)18:30〜19:30
世田谷教会聖堂(自由献金制)
終了後ルルドの庭にてミニ納涼パーティ(会費制)
参加ご希望の方は下記メールアドレスまで
e-mail: cath.setagaya.st.jhon@outlook.jp

その他

■浦田カズ代展―現代のイコンを探る―

8/19(月)〜24(土)11:00〜18:30(初日13:00開廊・最終日16:00まで)
光画廊で(中央区銀座7-6-6丸源ビル24 1F)

■東星学園中学校高等学校説明会

9/23(月・秋分の日)10:00〜12:00
東星学園の教育や生活・進路について説明いたします。パネルデスカッションや体験授業(中学)もあります。
事前にHPからの予約を。
東京都清瀬市梅園3-14-47
TEL/042-493-3201 Fax/042-493-3337
https://www.tosei.ed.jp
e-mail:chukou@tosei.ed.jp
なお、学校見学・入試(転編入)相談は随時できます(要事前連絡)

■ロゴス点字図書館 チャリティ映画会のご案内

10/2(水)19:00〜21:00(開場18:30)
なかのZERO大ホール(JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」下車、南口から徒歩8分)
作品=「判決、ふたつの希望」(2017年 レバノン/フランス映画 字幕版)
視覚障害者用音声ガイド付き上映
協力券=¥2,000(全席自由)
申込・問合せ=社会福祉法人ぶどうの木ロゴス点字図書館 TEL/03-5632-4428 Fax/03-5632-4454

■こころの相談支援(カウンセリング)

8/3(土) 8/5(月) 8/7(水) 8/19(月) 8/21(水)
8/24(土) 8/26(月) 8/28(水) 8/31(土)
9/2(月) 9/4(水) 9/7(土) 9/9(月) 9/11(水)
9/14(土) 9/18(水) 9/21(土) 9/25(水) 9/28(土) 9/30(月)
神の御摂理修道女会建物(目黒区中目黒3-18-17)
予約制 TEL/080-6740-4396
(留守番電話の場合は、メッセージを残して下さい。折り返し連絡致します) 自由献金
担当=Sr.関口陽子(神の御摂理修道女会会員・公認心理師・臨床心理士)

■気軽に体験!サンドブラストを用いたガラス彫刻

9/7(土)14:00~16:00  東京純心大学で
講師=井上救(現代文化学部准教授)
対象=中学生以上
定員=6名 受講料=¥1,000
申込・問合せ=東京純心大学地域共創センター
TEL/042-692-0326 メール

■「ゴシックのアート」~『三つのゴシック』を軸として繙く

10/5 10/12 10/19(土)13:30~15:00
八王子市学園都市センターで
講師=田尻真理子(東京純心大学現代文化学部教授)
対象=18歳以上(高校生除く) 定員=20名
受講料=一般¥2,500 学生¥1,200 
申込・問合せ=八王子学園都市大学いちょう塾
TEL/042-646-5621

「VIVID」情報掲載の申込み方法

2019年9.10月号(No.366)▶10月6日(日)配布 掲載希望原稿の締切り9月3日(火)
申込み:必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料。連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送り下さい。

送り先:〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局