お知らせ

お知らせ

東京教区ニュース第364号

2019年07月12日

宣教司牧方針への提言をありがとうございます。


東京大司教 菊地 功

東京大司教として私が着座してから、一年半ほどが経ちました。この間、東京教区の現状を理解する努力をすると同時に、宣教司牧方針を策定するための作業を進めてきました。

昨年の聖霊降臨祭に私は、「多様性における一致を掲げて」という文書を発表いたしました。その中で、宣教司牧方針策定の準備として、皆さんと一緒に考えたい課題として10項目を掲げ、それぞれの共同体での話し合いをお願いいたしました。

今年に入ってからは、さらに具体的な提言を聞かせていただくようにとお願いしました。そのために受付用のメールアドレスを開設し、皆さんからの提言を受け付けました。

提言の提出期限は、6月9日の聖霊降臨祭でした。本当に多くの方が真摯な話し合いを行ってくださり、提出された提言は、メールで62通、郵便などで11通になりました。ともに祈り、話し合い、提言をまとめてくださった多くの皆さんに、心から感謝申し上げます。

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私は、提言をお願いするにあたって、ひとりの意見ではなく、複数の方の話し合いのまとめをお願いし、同時にその話し合いは祈りをもって始め、祈りをもって閉じることもお願いいたしました。その意味を少し解説いたします。

教皇フランシスコは昨年開催された青年のためのシノドス最終日の10月28日、お告げの祈りに集まった人々に、シノドスのプロセスを振り返って、こう述べています。 「それは『いやしと希望』のときであり、何よりも『傾聴』のときでした。傾聴するためには、時間、注意力、さらには心と気持ちを開け放つことが必要です」  しかし教皇は、それはただ聞き流すことではないと、次のように続けます。 「傾聴というこの基本的な手だてを通して、わたしたちは現実を解釈し、現代のしるしを把握しようとしました。そして、みことばと聖霊の光のもとに、『共同体としての識別』が行われました」 

ただ耳を傾け合うだけではなくて、それを通じて現実を把握し、シノドスという場に集まった共同体全体が、向かうべき方向性を見極める共同の「識別」を行ったというのです。

その上で、教皇は次のように述べられます。 「しかしこのシノドスの第一の実りは、これから見習うべき、準備段階から取り入れられた手法にあると思います。それは、書面の文書を作成することを第一の目的としない『シノドス様式』です。書面の文書も貴重で有益なものですが、それ以上に、現状に即した司牧的選択をするために、老若男女が集まり、協力しながら傾聴と識別を行う方法を推進することが重要です」

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現時点で、東京教区全体から代表者を集めて、実際に会議を開いて方針を話し合うことは、それに必要な準備も考えれば、あまり現実的ではありません。会議を開かずに、できるだけ多くの人が互いの話に耳を傾け、祈りのうちにともに識別を進める方法を模索しました。それが今回の、祈りのうちに行われる話し合いであり、その実りの集約であります。少しばかり大げさですが、今現在、東京教区の宣教司牧方針を識別するために、わたしたちはシノドス的な道を歩んでいると考えています。

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さて多くの方からの提言をいただきましたので、今後の進め方をどのように考えているか、お話し申し上げます。

まず、いただいた提言を、教区本部事務局を中心に、とりまとめの作業を行います。その上で、皆さんの提言をとりまとめた結果を、ひとつの文書として公開いたします。

とりまとめ文書の公開は、年末を目指していますが、今年は教皇様の来日が予想されているため、その準備などの都合で少しばかり遅れてしまうかも知れません。そこはご寛恕ください。

宣教協力体の見直しについては急務であると思いますので、司教代理の辻神父を中心にチームを作り、見直し作業に着手していただきます。

それ以外の課題については、今年度は休会としましたが、来年度新しいメンバーで再開する予定の教区宣教司牧評議会で、具体的な検討を進めていただく予定です。

その話し合いの過程においても、現行の宣教協力体の皆さんの意見が、その都度、評議員を通じて反映されるように時間を設定したいと思います。また必要であれば、特定の課題を検討するための部会を設置することもありえます。

そういった話し合いを経て、最終的には私が、東京教区の今後数年間の宣教司牧方針を定めてまいります。なお宣教司牧方針は、なるべく端的で簡潔なものとするように心がけ、付随するかたちで、みなさまの提言からはじまって、様々な話し合いの実りを反映した、具体的な指針をまとめるようにしたいと思います。教皇様が言われたように、立派な文書を作成することが目的ではなくて、多くの方々と一緒に、識別の時を過ごしていくことの方が、教区にとっては重要だと思います。なお、この作業過程は、2021年の聖霊降臨祭までには終わらせたいと思います。

現在、司祭評議会の評議員選出方法の改定や、教区宣教司牧評議会の評議員選出に関しても、改定を進めているところです。これらについても、なるべく早い時期にお知らせできるように、努力を続けます。

あらためて、提言に取り組んでくださった多くの方に感謝申し上げるとともに、これからも一緒に、祈りのうちに教区の進むべき方向性を見極める、識別の道を歩んでまいりましょう。

お知らせ:カトリック東京大司教区の司教座聖堂の名称について

カトリック東京大司教区の司教座は1920年以来、カトリック関口教会に置かれています。そのため、カトリック関口教会は一般に「東京カテドラル」とも呼ばれています。また1964年以降、現在の聖堂が献堂されてからは、「東京カテドラル聖マリア大聖堂」の名称で、広く知られることにもなりました。

2011年4月に、私の前任である岡田武夫大司教様は、この教会の正式名称を「東京大司教区カテドラル関口教会聖マリア大聖堂」と定められました。これは関口教会が小教区としても存在している事実を広く再認識するために、意味のある決定でした。

しかしながら、スマホの普及によりネット検索から関口教会に教区本部管轄のカテドラル業務の問い合わせが相次いでいます。教会外部の第三者の方から見た場合、業務内容が異なるカテドラル事務所と関口教会が名称によって混同され実質的な不便さを招いています。業務として本来教区本部事務局のカテドラル事務所が対応すべきものに支障がでないように対処していくことが求められます。教皇訪日、東京オリンピックを控え、今後のことを考慮すると、実務的側面の改善をする必要性があるため、関係者のご意見を伺ったうえで、この度、聖堂の名称と小教区の名称を切り離すことに致しました。

東京大司教区の司教座聖堂(カテドラル)は「東京カテドラル聖マリア大聖堂」と致します。小教区共同体は従来通り「カトリック関口教会」と致します。両者の名称を同時に表記する場合には、「東京カテドラル聖マリア大聖堂・カトリック関口教会」というように切り離して表記するようにいたします。

カテドラル構内にはカトリック関口教会と属人小教区としてのカトリック東京韓人教会、教区本部事務局、ならびにカトリックセンターがあります。これからも東京カテドラルとして、これらの諸組織が互いに連携と協力を深め、多様性の一致の証となりますように。

2019年6月9日
聖霊降臨の主日
カトリック東京大司教区
菊地功大司教

カリタスの家だより 連載 第114回


ジャン・バニエ氏に触れて

見ず知らずの人に親切にすること……。「東京カリタスの家」のボランティアの神髄は、そんなところにあるのかもしれません。行動原理は、むつかしく言えばキリスト教精神にもとづいた「無償性・自発性・連帯性」の三つにあります。でも、要は冒頭の言葉に集約されるでしょう。

「愛」(カリタス)の反対は「憎悪」ではありません。「無関心」です。目指すは、ささやかな人たち、社会的に虐げられた人たち、苦しみのなかにある人たち、障害のある人たち等、こうした人たちに「関心」を向け、寄り添い、すこしでも心を癒してあげることにあります。上からの視線はダメ。対等なまなざしで共に生きること。そしてわたくしたちはいつもこう語りかけています。「あなたは価値ある貴重な人なのですよ」、と。

「東京カリタスの家」では、こうして家族福祉や放課後デイサービスなど、幅広いボランティア活動を行っています。今回はそのなかの「開発養成室」の主要活動について少し触れてみましょう。これは文字通り、ボランティアに関心のある、あるいは現在活動に従事されている方たちを対象にした講座です。今年度は「いのちへのまなざし ボランティアってなあに? 寄り添うってなあに?」(5月から10月までの全6回)との共通テーマのもと、各分野の専門家をお招きして開催中です。

ここでは幸田和生司教による講座(5月25日)に触れてみます。題して「あらためて考えてみませんか? ボランティアとして寄り添うことを ~いのちへのまなざしの活動から~」。具体的体験をまじえたお話のなかで、とりわけ私の関心を引いたのが、知的ハンディの人たちのために生涯をささげたジャン・バニエ氏(Jean Vanier 1928―2019)の思想と活動でした。

彼はフランス系カナダ人で、父はカナダ総督(実質的なカナダ元首)を務めたジョルジュ・バニエ氏。名門の出身で、イギリス海軍にいたこともある異色の経歴の持ち主です。後年、若くして退役して哲学博士号を取得し、カナダの大学で教鞭をとっていました。ところがそうした生活に飽き足らない中、あるときカトリックの神父と出会い、フランスで知的障害者と共同生活をはじめることになります。これを機に「ラルシュの家」(L’Archeはノアの箱舟を意味する仏語)というコミュニティを形成していくのです。今や世界に150近い共同体を持ち、日本には静岡市に「ラルシュ かなの家」があります。その精神は「真に人間らしい社会とは、もっとも弱い小さい人たちを迎えいれ、ともに生きること」と、とらえている点にあります。

詳細はともかく、彼の人生哲学の本質は、知的障害のある人たちとは「神さまによってつくられた大切な存在である」ということ、痛み苦しんでいる人たちと共に生きていくこと、そしてそこに新しい人生の価値と意味を見出したことにあります。それは、現代社会に蔓延している能力主義にもとづく競争文化・成功文化・勝利文化、こういった「権力を志向する文化」とは対極の関係にある価値観です。素晴らしい。

幸田司教のお話を聞きながら、今さらながらバニエ氏の偉大さの再発見とともに、新たな創造力がわいてきました。

竹中 豊

CTIC カトリック東京国際センター通信 第230号

パンのみではなく

この1年の間に、ホームレス状態にあった3名の方の保護に関わりました。

Aさんは日本で30年近く働いた60代半ばの日系人男性。90年に多くの日系人仲間と来日しました。当初何十人もいた仲間も、時が経つうちに四散し、Aさんが体調を崩し解雇された時には、彼を助けることのできる友人はほとんどいませんでした。解雇と同時に会社の寮からも追われ、住居を失ってしまったわけです。日本語がほとんど話せない彼を受け入れ、住所を定めることを許可してくれる簡易宿泊所を見つけ、住民票を移し、生活保護の受給が開始されました。

Bさんも日系二世の女性です。ご両親はすでに亡くなられており、祖国にいる弟さんとも交流がありません。精神的な病を患い、幻聴幻視があり、仕事と住居を同時に失い、半年以上、ホームレス状態だったようです。あちこちの宗教団体やNGOを訪問して生活の糧を求めていたようですが、CTICに来た時には体力がかなり落ちていました。そのためか、何とか私たちの説得を受け入れ、心療内科で受診し、簡易宿泊所を拠点に生活保護の受給までこぎつけました。

Cさんは日本人の配偶者として永住資格を得ていますが、すでに「家族」と呼べる人はいませんでした。家賃を滞納したために退居を求められ、ホームレスの状態が続いていました。あちこちの教会で信徒の方々に金銭支援を求め、それで食事をし、時にはインターネットカフェに宿泊していたようです。CTICに来た時には、医師から「あと数日で命を落とす」と言われるほど持病が悪化していました。女子修道院に保護して頂き、住所を定め、生活保護の申請をして病院に入院できたことで何とか命を取り留めました。

現在、あまり日本語が話せないAさんは誰かと話すこともなく、多くの時間を自室で過ごしているようです。Bさんは治療を中断したため、幻聴に悩まされ、自分の部屋に留まれず、外を徘徊していると聞いています。Cさんは、一旦は受け入れた厳しい治療を拒み、行方不明になっています。

相談員として相談を受ける時、問題の全体像を把握し、その問題の最終目的としての「落としどころ」を正しく設定することが大切です。ホームレス状態の方々からのSOSに対しては、食糧を準備することでも、アパートや生活費を獲得することでも、医療にかからせることでもなく、その先の、生活を見守り励まし、彼らを大切にしてくれる人たちや、彼らが笑って会話をしながら時間を過ごせる場につなげることなのでしょう。

現在、Aさんは、週に一度CTICに来て、スペイン人の神父さんとスペイン語で話し、軽作業を手伝ってくれています。Bさん、Cさんについては詳しいことが分かりません。このような方々のための具体的な「解決の落としどころ」はどこにあるのか、どうすればいいのか、難問の答えはまだ出ていません。

CTIC相談員
大迫こずえ

CTVC カトリック東京ボランティアセンター No.74

「浪江町からの避難者の方々、再会を喜ぶ!」
コスモス宮代の集い「日帰り温泉」開催

2年前の宮代仮設住宅の閉鎖に伴い、2011年9月からともに暮らしてきた浪江町からの避難者の方々は、福島市や南相馬市の復興公営住宅などでそれぞれの生活を始めています。仮設住宅で築かれてきたコミュニティが無くなり、特に年配の方にとって全く新しい環境での生活とそこでの孤独は大変厳しいといわれています。

こうした中、宮代仮設住宅で苦楽をともにしてきた仲間が年に2~3回、全員集合してお互いに励ましあうことを目的に、「コスモス宮代の集い」が開催されています。今回は5月11日、浪江から避難してこられた方々にとって「第二のふるさと」とも呼べる福島市で、宮代仮設住宅から数回訪れたこともある懐かしい飯坂温泉にて楽しいひと時を過ごしました。「同窓会のようで楽しかったです。仮設住宅での思い出がよみがえってきます」と参加者の声がありました。

この日を心待ちにされていたコスモス宮代の16名の方々に、これまでの8年間ずっとボランティアとして支えてきた松木町教会の「愛の支援グループ」、そしてCTVCのボラパックに参加された東京からのボランティアとスタッフ、カリタス南相馬のスタッフなどが加わり、総勢47名が一堂に会し、再会を喜び合いました。

温泉タイムの後はフラダンス、民謡、カラオケ、ダンスやコーラスなど、コスモス宮代の方もボランティアもみな一緒になって楽しみました。

最後に、宮代仮設時代からの合言葉、「今日も元気!きっと明日も元気!いつも元気でいられますように!」と全員で大きな声をあわせて解散となりました。

また次回の全員集合の機会を楽しみに、皆様それぞれの場所へと戻られていきました。またみんな元気な笑顔でお会いできますように!

漆原比呂志

「共に歩む信仰の旅─同伴者イエスと共に─」 知っていますか?私たちの「信仰」を?

写真左から、三輪秀樹さん、竹内公子さん、山田千鶴子さん、門永章宏さん

トンネルのようであり、 光明のようでもあり

受講者・赤堤教会 門永章宏

昨年の9月に、「来週から受講してきます」という私を、主任司祭のガブリ神父が明るく送り出してくださったことが昨日のことのようです。

その時は、この講座が1年間続くということで、「最後まで落ちこぼれずに頑張れるのか」「その先、やっていけるのだろうか」と不安があり、長く先に光が見えないトンネルに入ったような感じがありました。折しも、公私共々に行き詰まったり、悩んだりすることが多く、講座に出ている場合じゃないよといった、心にも時間にも余裕の無い状態でしたが、それでも、私は、不思議と、講座でヒントを得たり、慰められたり、励まされたりすることがありました。

講座に出ては、日曜日にガブリ神父から「どうですか」と気に掛けていただいています。お陰で「今更ながら」感じ入ったことを翌週、神父に復習させていただいています。子供の公教要理、成人の入門講座等を過ぎてしまうと、自分が毎週「信じます」と言っている信仰を見つめ直す機会は、そうそうないと思っていましたので、体系的にして、30人もの皆様と一緒に学べることは、とても有難い機会を得たと感謝しております。

この講座では、毎回、ひとつのテーマについて、講師の神父から改めて(初めて?)学ぶことと、模擬授業の担当者たちの見方や体験などを聞くことが合わさり、同じテーマでも違う角度からの見方があることを学ばせてもらっています。  私たちは、初めて教会を訪れた方々に神の愛を伝えなければならないのですが、その前に私自身が神の愛に触れて、肥えさせていただいているような感じがしております。

こんな私ですが、神様が共にいて下さることを感じつつ、同じ1期生の皆さんと共に、まだまだ険しき道のりですが歩んでゆきたいと思っています。

「共に歩む信仰の旅」に誘われて

受講者・上野教会 竹内公子  

私は現在、上野教会で入門講座のお茶係を担当しています。

昨年の東京教区ニュース五月~七月号までの三回にわたり、「養成講座へのお招き」という表題で呼びかけがありました。初めは全く関心が無かったのですが、三回目の掲載の時に学んでみたいと思うようになり、受講を希望しました。今は、毎回楽しみに通っています。

先日、模擬授業担当の日を迎え、ドキドキしながらも与えられた時間が過ぎ、ほっとしているところです。

私に与えられたテーマは「奉仕の秘跡(叙階・結婚)」でした。 「叙階の秘跡」の準備にあたり、本棚から関係する書籍を取り出して、今までの私の人生においてお世話になった神父たち、外国から日本のために司牧をされた方々のご苦労を目にして、改めて感謝をいたしました。特にフロジャック神父のことを思い出しました。

「結婚の秘跡」も私の人生においてありがたいことでした。  私は小学三年生の時に父を亡くし、慈生会の養護施設に二年半ほどお世話になりました。学園で洗礼と堅信の秘跡を授かり、小学校卒業後に上野教会に通うようになり、今に至っております。学園では、シスターたちにやさしくしていただき、その当時のことは生涯の宝物です。

上野教会で主人と出会い、結婚の秘跡の恵みを受けました。今年で結婚生活が46年になります。こうして模擬授業のお蔭で新たな気づきがあり、心から感謝をいたしました。

さて、講義が始まって、既に、残り3ヶ月となりました。キリスト教の歴史から始まり、イエスの生き方・イエスの十字架の死と復活・三位一体・秘跡についてなど盛りだくさんです。

模擬授業では、その日のテーマにそって準備し発表します。受講生の中には、体験をもとに上手に自然体で話される方がいらして、とても感動をします。

この一年間の講義の後には、「講座開講教会」への「派遣前講習」が控えています。本番に向けて人材として適しているかが問われます。

上野教会で、今、実際に関わっている入門講座の様子で言うならば、教会に初めて来られた方には難しい課題も多々あると思います。しかし、養成講座担当者としての心得と考えるならば、必要不可欠です。

入門講座にいらっしゃる方々は、元気いっぱいというよりも、悩みを抱え、安心を求めていらっしゃいます。いかに温かくお迎えするか、少しずつでも福音にふれて頂くことが、優先順位と思います。

私たちが今、学んでいることは、キリスト者としての基本的な知識です。この知識は信仰の要でありますので、これから受講を希望していらっしゃる方々、楽しみにしてください。また、迷っている方々には、是非、お勧めいたします。悩みを聴いてほしいと訴えている方々のためになるからです。もちろん、自分のためでもあります。 「共に信仰の旅を歩んで行きましょう!!」

「教区カテキスタ養成講座」 講師を引き受けて

講師・秋津教会主任司祭 野口邦大神父

私は、2019年5月25日と6月8日の2回にわたり、「祈り」についての講師を担当しました。「祈り」は、私たちキリスト者が大切にすべきもので、特に、生活と調和していなければ、意味をなしません。もし、生活は生活。信仰は信仰という捉え方をしているのであれば、生活と信仰の「遊離」が起きてしまい、日常生活の中に神様がいない事になってしまいます。そのため、この「祈り」の講座では、社会の中で過ごしている私たちに、主が共におられることを、自分のこれまでの体験や経験を踏まえて話しました。

さらに、講座を受講された方が、将来、カテキスタとして派遣された時に、求道者の方々に、伝えるべき内容を確実に伝えることができるように、私は、骨格の部分(キリスト教の目指すべき「死と復活」への「愛と信仰」を育むために、主への祈りをもって「生涯養成」されていること)を準備しました。

2回の講座の内容としては、「祈りについて」と「主の祈り」(マタイ6・9~13、ルカ11・2~4)について話をしました。「祈り」の意味・行為・種類、また、主が私たちに直接教えてくださった「主の祈り」について深く学び、信仰生活そのものが祈りであることを強調し、主が私たちと共に祈って下さるからこそ、愛の奉仕がイキイキとしたものになることを感じてもらえるように分かち合いました。

ただ、私が教えると言うよりも、受講者の皆さんに、新たな「気づき」を与えたに過ぎません。そのため、講座に参加されている一人ひとりが、それぞれの祈りの体験を通して、自分なりの「祈り」について、肉付けをするよう導くことが私の講座の目的となっていました。

「祈り」については、一人ひとりに、肉付けをし、考えてもらいたいことです。わたし(あなた)がキリストを背負っていること。さらに「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16・15)と、わたし(あなた)に使命が与えられていることを心に留め、キリストの死と復活を求めていくために「祈り」があることを忘れてはならないからです。

私と同じように、「祈り」についての講座を準備された4名の方々は、皆さんそれぞれ、自らの体験を織り交ぜながら「祈り」について話をしてくれました。歌で祈りを唱えたり、息づかいをコントロールして、深く祈りを行ったりと、興味深く、また、惹きつけられる内容の講座となっていました。そして、「私がキリストを伝える」どころか、逆に、講座を受けられている皆さんの信仰への思いや熱さの中に、イエス様がおられることを感じさせられたのです。

こうして、カテキスタの養成を受け、これから、羽ばたいていくみなさんの姿を見て、私たち司祭・修道者だけで、「今の教会をなんとかしなくては」と思うのではなく、信者さんの皆さんと共に、神様の導きに信頼して神の国を作り上げていくことが、切に求められているのではないかと感じました。

このカテキスタ講座を通して、「私も教会のために働きたい」と言ってくださる方が一人でも増えることを願います。また、まだキリストを知らない人々のために、主に導かれ、共に宣教活動を行うことができるよう、一層深く、祈りを捧げていきたいと思います。

カテキズムを学ぶ人たちに 伝えることは…

受講者・茂原教会 三輪秀樹

主任司祭から「このカテキスタ養成講座に参加してください」と言われた時は本当に驚きました。自分にとって、全く頭の中になかったことだからです。

私は小教区において委員会や典礼には携わってきましたが、入門講座は神父か他の信者の方が担当していて、直接、信徒の養成に関わったことはありませんでした。平日フルタイムで働いている私にとって、2週に1度、2時間かけて四ツ谷へ通うのも、これ以上、共同体での役割を引き受けるのも大変だろうなと思っていました。また、幼児洗礼の私は、高校生までは教会学校などで、神父やシスターたちから教えを受けたり、大人になってからは、いろいろな勉強会や研修会に参加したりしてきたものの、カテキズムをきちんと学んだという実感はありませんでした。

こんな私が信仰を人に伝えることができるのか、当初は神父の要請を断りたいという気持ちでいましたが、締め切りが近づくにつれ、必要とされているのは喜ぶべきことではないのか、呼ばれた声に応えなければという思いが湧いてきました。そして、困難はあるかもしれないが、今後の信仰生活を豊かにできるいい機会と思い直し、参加を決心しました。

講座のスケマ(スキームのこと)は想像していなかったことが多々ありました。

テキストは特になく、参考資料は多数。講座の録音は禁止、教区ニュースへの寄稿、そして、模擬授業の進め方もそうでした。でも、その理由は講座が進んでゆくと分かるようになります。

毎回決められたテーマについて、一人の司祭と二人の受講生により、それぞれ、ひとコマ50分ずつの模擬授業が行われ、最後に講評の時間があります。

12月8日、模擬授業3回目、私に与えられたテーマは「神の義」、示された聖書の箇所は、神殿で祈るファリサイ派の人と徴税人のたとえ話です。ミサで読まれる箇所ではありますが、自分が講義をする立場になると、いかに聖書を深く理解していなかったのかを思い知らされます。それでも、人に教えを請い、書物やネットで調査をし、聖書を分析し、自分なりに理解し説明したのでした。聞く側が関心を持てるよう、文字だけではなく写真やさし絵、地図を挿入したパワーポイントで資料を作成し、テーマ以外でも、時節柄、待降節やアドベント・クランツの説明なども交え、ワイヤレス・スピーカーを持参し、クリスマス音楽も流しました。

緊張の中、なんとか50分終え、受講者の仲間たちからは労いと優しい言葉をかけてもらえましたが、現実はそう甘くはありません。神の義の核心がぼやけている、信者でない人々がこれを聞いて神の義とは何か説明できるのか、毎回、そんな分厚い資料を用意できるのか。神父からご指摘を頂戴いたしました。いちいちごもっともです。何事も付け焼刃ではいけませんね。でもこれを今後の糧として、克服してゆけばよいのだと自分に言い聞かせることにしました。

模擬授業では、毎回違うテーマに沿った講義が行われています。その中でテーマに因んだごく個人的な体験、どうして洗礼を受けたいと思ったのか、どんな時に神の、イエスの存在を感じたのか、祈らざるを得なかったのか、そして今、キリスト者としてこの場にきているのかを、その大切な思いや経験を、授業を行う人の数だけ聞かせてもらうことができます。これが私たちの信仰の体験だと。それは素晴らしい分かち合いと感じられる喜びとともに、この貴重な信仰の体験を、これからカテキズムを学ぶ人たちに伝えることが大切なのだと気付かされます。

長いと思っていた1年の講座も終わりに近づいてきました。  どのテーマもまだまだ十分消化できた気がしません。ですが、8月には請願書の提出、9月の認定・任命のミサをもって、この1期生の講座は終了します。そして、その後、半年間の派遣前講習を受け、2020年4月以降に開講される入門講座に派遣される計画となっています。

先は長いようですが、準備するには短い時間だと理解するようになりました。私たちはそれぞれの小教区から派遣され、今、貴重な体験を積み重ねています。この時間を与えてくださった多くの人々に心から感謝をしつつ、受講生の仲間たちと共に、いつか講師として派遣され働くことができるよう、教区の皆様に祈りで応援していただけたら幸いと思っています。

プロジェクトに 参加して

受講生・五井教会 山田千鶴子

受洗以来、知識はいらない、ただ神を信じなさいと言われてきました。でも、もっと知りたい、もっと理解したい、もっと深く、主と語り合えるのではと思ってきました。

今は、五井のような地方都市にいても、キリスト教関連の本は自由に注文でき、CDを聴くことや、パソコンや携帯で一方的ですが、キリスト教講座にも参加できる便利な世の中です。

しかし、今回の教区の入門講座では、顔と顔を合わせ、その場の空気をよみ、人柄を感じながら話を聴きます。受講者の反応をみて内容を発展させることもできます。すると、はっきりと、一つのテーマが、その時の映像と一緒に頭に入ってくるのです。そして何よりも、講師の体験談が、テーマに色を添えてくれる。これこそ一人ひとりの貴重な体験であり、入門者にとっても、入門の時期はとうの昔に過ぎてしまった者たちとっても宝物となります(毎回、講師と参加者2名が同じテーマについて話します)。

受講し始めたときは、なんと大変なことを自分たちに課すのかと思いましたが、講義を聴く側にいて、同じテーマで、3回も続けて話を聴いているとは思えないほど、その内容は異なっていて豊かで、アプローチも全く違っていて興味深いのです。神様は実に素晴らしい創造をなさったと思います。

ある時、スペインで黙想をしたことがあります。「グラシアス」くらいしかスペイン語のわからない私は、完全沈黙にならざるを得ない環境で、御父、イエス、マリア、聖霊、アグネスとたっぷり対話をしました。そこで、癒しと赦しをはっきりと体感し、神様にどんなに愛されているのかをあらためて知ったのです。この醍醐味を知って以来、祈りの中心は対話となっていきました。

極東の日本からくる2名のキリスト者のために、無事に来たこと、素晴らしい黙想になるようにと、宣教会のメンバーたちが1ヶ月間、祈ってくれました。しかも、世界中に広がっているメンバーたちの祈りだから24時間祈られ続けているというのです。

会ったこともない誰かのために必死で祈るということを知り、私はその時、決意したのです。知らない誰かのために、祈ることに、生涯を捧げくださる人々がいる。ならば、私は、その人々のために祈り続けようと。

この講座も、スタッフたちが、受講者たちより早く来て、講座を準備し、一緒に講座を受講し、後片付けまでしてくれます。一つのプロジェクトが動き出し、そして継続していくためには、たくさんの奉仕と祈りが必要なのです。

この講座が、既に入信して時を経た信者の皆さんも受けられるプログラムへと、さらに発展していくことを望みたい。そして、プロジェクトを発案し、企画し、実行してくださったことに、まず、その一歩を歩き始めたことに感謝したいと思うのです。

会計報告

教区本部法人事務部より、2018年度の「教区本部の一般会計」と 「小教区の一般会計+霊園会計」の決算を発表させていただきます。

2018年度の教区本部 一般会計

2018年の教区本部一般会計の経常収入は、前年より1,307万円減の3億8,259万円、経常支出は、783万円増の4億38万円で、収入から支出を差引いた2018年の経常収支は前年306万円の黒字から1,778万円の赤字となりました。

主な経常収入は、金額順では、小教区からの本部献金が2億9,334万円(経常収入合計の76.7%)、他会計からの振替金が5,492万円(同14.4%)、団体・個人献金が1,305万円(同3.4%)で、1,000万円未満は、金額順で、追悼ミサ献金を含むその他収入、特別献金収入の内の教区受領分、教区儀式献金、学校法人幼稚園からの宗教指導料、教区立幼稚園からの献金、受取利息の順でした。

主な経常支出は、金額順では、司祭・本部職員の人件費が2億3,546万円(経常支出合計の58.8%)、CTICや教区委員会等の活動費が6,572万円(同16.4%)、教区本部の経費が4,652万円(同11.6%)、神学生養成費が3,578万円(同8.9%)、中央協議会等の分担金が1,123万円(同2.8%)、外部団体等への助成金が566万円(同1.4)でした。 尚、債権債務の支出に関しては、固定資産等で、建設仮勘定が4,925万円、器具備品が1,272万円、車両が418万円、構築物が320万円等ありました。

2018年度の小教区 一般会計

教区直轄小教区の経常収入合計は、1億6,802万円増の14億636万円、経常支出合計は1,865万円増の8億8,169万円で、収入から支出を差引いた経常収支は1億4,937万円増の5億2,467万円でした。

教区直轄小教区の主な経常収入は、金額順では、月定献金が3億8,016万円(経常収入合計の27.0%)、臨時献金が2億9,675万円(同21.1%)、建築・修繕積立献金が1億9,678万円(同14.0%)、ミサ献金が1億8,358万円(13.1%)、教区助成金が1億607万円(同7.5%)で、1億円未満は、墓地・納骨堂の永代使用料、祭儀献金、特別献金、他会計より繰入、受取利息、墓地納骨堂管理費で、1,000万円未満は、保険料収入、墓地・納骨堂積立献金、修道会・宣教会収入、埋葬量収入、官公庁補助金収入で、以下50万円未満の小額科目が4科目でした。

教区直轄小教区の主な経常支出は、金額順では、本部献金が2億1,825万円(経常支出合計の24.8%)、寄付・援助費が8,939万円(同10.1%)、大規模修繕費が8,243万円(同9.3%)、水道光熱費が7,476万円(同8.5%)、祭儀費が5,065万円(同5.7%)、特別献金合計が4,216万円(同4.8%)、保守管理費が4,191万円(同4.8%)、小教区の職員給与が3,354万円(同3.8%)、小規模修繕費が2,737万円(同3.1%)教会行事費が2,488万円(同2.8%)、他会計へ繰入が2,416万円(同2.7%)、諸活動費が2,007万円(同2.3%)、宣教活動費が1,746万円(同2.0%)、通信運搬費が1,638万円(同1.9%)、賃借料が1,622万円(同1.8%)、消耗品費が1,425万円(同1.6%)、保険料が1,424万円(同1.6%)、で、その他の科目の1,000万円未満は、小額備品費、司牧活動費、司祭給与、図書費、園芸費、カウント料、旅費交通費、自動車諸費、支払手数料、租税公課、福利厚生費、墓地・納骨堂管理費、修道会・宣教会献金、所定福利費、会議費、以下100万円未満が4科目でした。 尚、債権債務の支出に関しては、固定資産等で、建物4,799万円、建設仮勘定3498万円、器具備品2,035万円、以下1,000万円未満では構築物、建物付属設備、祭具備品、ソフト等がありました。

2018年度の教区本部 一粒会の会計

一粒会の会計報告は、一粒会の「ひとつぶの麦 71号」に掲載しますので、ご覧ください。

合同堅信式

聖霊降臨の主日、6月9日の午後2時半より、東京カテドラル聖マリア大聖堂にて、東京教区の合同堅信式が菊地功大司教と司祭団の共同司式で行われた。

今年は22小教区から160名あまりの受堅者が参加した。菊地大司教の他、カテドラルを司牧の拠点とする関口教会の天本昭好神父、東京韓人教会の李昌俊神父も大司教の委任を受けて聖香油の塗油に加わった。式後には、受堅者を囲み、写真を撮る和やかな光景がいつまでも続いた。

訪船は海で働く人々への大いなる奉仕

2019年5月14日、品川の大井ふ頭で貨物船Navios Ulysses号を訪船したのは、小雨の降る火曜の午後でした。船体は赤く、とても長かったので、ゲートからはすぐに見つけることができました。大量の穀物が置いてある建物の真正面に船は停泊していました。おそらく加工地へ輸送する前に一時的に保管してあるのでしょう。その建物の長さは船の長さとほぼ同じくらいでした。

いつものように舷梯を登り、デッキにたどり着くと、船の後部から2人の船員が出て来ました。AOS東京スタッフの岩井美咲さんが彼らに挨拶をし、彼らも笑顔でそれに応えました。英語の訛りから、私はすぐに彼らがフィリピン人だと分かりました。私たちがステラマリスの者だと告げると、訪船履歴への記入を求められ、ビジターカードを渡されました。1人が(おそらく幹部階級の)別の船員にタガログ語で話しかけました。私たちは食堂に案内されるようです。すぐに上の階へと案内され、食堂に入りました。食堂には誰もいなかったので、案内してくれた船員が同僚を呼びましたが、どうやらフィリピン人船員20人の内、そのコックと司厨員以外は仕事中のようでした。今回の訪船では、彼らが私たちをもてなしてくれることになりました。食堂に来る前、車で船員を近場へ買い物に連れて行ってくれるサービスはないかと船長から尋ねられました。残念ながら、AOS東京はそうしたサービスを定期的には行っていません。ボランティアの方が車を持っていて、そうしたサービスを申し出てくれた時に限ります。

船員からそういうサービスについて質問を受けたのは、その時が初めてではありませんでした。AOS東京は限られた資源の中で活動しており、基本的には乗船中の船員のみを訪問しています。また、特にクリスチャンに対しては、宗教書や聖書を提供したり船内でミサを行ったりしています。

訪船して船員と話をするたびに、新たな学びがあります。(特に英語で会話ができれば)船員と仲良くなるのに時間はかかりません。普段、AOSのスタッフは船員と会話を始める際に、その船の歴史について尋ねることが多いです。また、その船員がフィリピン人だったら、どの地域に住んでいるのか、家族はフィリピンのどこ出身なのかといったことを聞いたりします。

Navios Ulysses号のコックから話を聞くと、彼はイロイロの出身でした。私の故郷の隣の州です。そこで私はすぐにタガログ語からイロンゴ語(イロイロの言語)に切り替えて話をしました。初対面でしたが、温かい言葉を交わすうちにとても打ち解け合うことができました。彼は10年間、同じ会社でコックとして働いていて、給料は比較的良いようです。また、この船がどこから来て、どんな貨物を日本に運んでいるのかを教えてくれ、まるで船長と話しているようでした。さらには会話中、司厨員に言ってコーヒーも出してくれました。

Navios Ulysses号はマルタ籍船で、世界中を航海しながらカナダや諸外国から穀物を運んでいます。日本では、およそ5ヶ所の国際港に穀物を届けるようです。コックは次の目的地を知りませんでしたが、同胞に食事を作るのが幸せで、仕事を楽しんでいました。彼はもうすぐ下船の時期で、イロイロにいる家族の元に戻るのが楽しみだと言っていました。彼と同様、他の船員も愛する人のいる家庭へ戻るのを楽しみにしていますが、休暇は順番で10ヶ月毎にしか回ってきません。船員は、時には1ヶ月以上も外洋を渡り、孤独と危険に耐えなければなりません。海賊に遭遇する時もあります。ひとたび上陸すると、彼らは家族や愛する人に電話をするのを楽しみにしています。

訪船して船員と会うことは、ただ興味深い教会の職務ではありません。海の危険と孤独な旅に晒され、不安定な境遇にいる人々に寄り添うとても大切な奉仕なのです。そうした奉仕を悩める船員へ届け、そして彼らの孤独な魂を元気づけることは、ステラマリスのボランティアの重要な役目の一つなのです。

東京教区AOS担当司祭 エドウィン クォロス

※AOSとはApostleship of the Seaの略称で、船員たちへの司牧活動をさします。

「船員」というと、陸で生活している私たちには遠い存在のように感じられます。しかし、私たちの衣食住から日用品にいたる生活物資の海外からの輸入量は11億トン/年にのぼり、国民一人当たりにすると8トン/年になります。そしてその内99%が「みなと」を経由しています。

つまり、船員たちの働きがなければ、私たちの生活、生命が成り立たないほど、私たちの生活は「船員」と深い関係を持っています。

「船員」たちは経済競争のなかでの安価な賃金、限られた場所での過酷な労働、家族と離れた孤独な船上生活を強いられています。彼等の楽しみは陸と海の接点「みなと」でのわずかな憩いのひと時です。

AOSはそんな船員たちを訪問し、「みなと」での憩いのひと時を応援するカトリック教会の組織です。AOSの役割は宗教や国籍を問わず、のどが渇いているときに一杯の水を差し出す(マタイ25章31から40節)事です。一緒に話し、港にある教会、郵便局、スーパーなどを紹介する事も助けになります。

VIVID

ミサ・祈りの集い・黙想会

◾️いやしのためのミサ

7/14 10/13(日)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式=小平神父(フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会) ミサ後に個人別祈りの時間帯有。
問合せ=望月TEL/03-3290-1068
小平師ミサ詳細

◾️「神のうちの真のいのち」祈りの集い

7/6 8/3(土)13:00~15:30
イエズス会岐部修道院305で
内容=ロザリオその他の祈り、ゆるしの秘跡、ミサ
司式=パウロ・ヤノチンスキ神父、ハインリヒ・ヨキエル神父
入場自由、無料(自由献金)
問合せ=e-mail
TEL/050-7110-4399 TLIG日本

◾️青年男女信徒の集い(一日黙想会)

8/31(土)10:00~15:00
東京・四ツ谷のイエズス会・岐部ホール306号
テーマ=若者と信仰 対象=青年男女信徒
指導=ヨセフ・グエン・タン・ニャー神父(イエズス会)
参加費=¥1,500(昼食・飲物持参)
主催=聖ウルスラ修道会(仙台市若林区一本杉町1-2)  
申込・問合せ=担当Sr.遠藤(氏名・住所・電話番号・所属教会を明記の上、Fax又はe-mailにて)
TEL/022-286-2355 FAX/ 022-285-8735  e-mail

7/15(月)8/25(日)11:30~19:30(昼食、夕食)
希望者は宿泊ができます 対象=独身女性信徒、求道者
申込=べタニア修道女会聖ベルナデッタ第二修道院
TEL/03-5318-5676 

◾️日々生活の霊操

毎月第2・4(土) 霊操分かち合い13:30~15:20
ミサ15:30~16:00 ミサ後茶話会
イエズス会上石神井修道院講話室で
7/13 第4週目愛に生きるための観想霊操230イエス・キリストの弟子になる
7/27 苦しみを通してイエスの愛を知る
霊的同伴=猪狩和夫 ミサ司式=モレノ師
参加費=献金(¥100以上)
申込み不要 いつからでも参加可
問合せ=e-mail :(佐内)

◾️いやしのためのミサ「おかえりミサ」

7/20(土)16:00~
援助修道会本部修道院聖堂(新宿区市谷田町2-24地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)
司式=晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも参加可
問合せ=TEL/03-3269-2405(17時まで)

◾️ベタニア宣教センター企画

8/17(土)14:00~15:00 歌と祈りの集い「テゼの歌とともに」
ベタニア修道女会ベタニア宣教センター(練馬区豊玉中1-39-3) 
申込・参加費不要、自由献金
終了後の茶話会自由参加 どなたでも参加可
問合せ=ベタニア宣教センター Sr.國定
TEL/080-2041-3286

️召命を見つめる夕べ

◉7/13(土)14:00~16:30 
よろこびのひびき―教皇フランシスコを迎える準備として 「よろこびの三つの意味」
講師=阿部仲麻呂神父(サレジオ会)
(主日のミサ・茶話会あり)

◉9/7(土)14:00~16:30
よろこびのひびき―教皇フランシスコを迎える準備として 「よろこびのひびき」
講師=阿部仲麻呂神父(サレジオ会)
(主日のミサ・茶話会あり)
引き続き17:00~19:30より召命の集い(教会の祈り/聖フランシスコの言葉の分かち/食事)
場所=お告げのフランシスコ姉妹会マリア修道院(大田区久が原4-33-13)
申込=お名前・ご住所・お電話番号・所属教会を明記の上、FAXまたはe-mailにて
お告げのフランシスコ姉妹会 担当=Sr.山澤
TEL/03-3751-1230 FAX/ 03-3753-3390

◾️四谷祈りの集い

1日黙想会=「み言葉によって生きる」
7/27 8/31(土)10:00~16:30
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
指導=赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
内容=ご聖体顕示と沈黙の礼拝、講話、ロザリオ、賛美、ゆるしの秘跡、ミサ
会費=¥1,500 昼食持参 どなたも歓迎(予約不要)
問合せ=赤波江神父 TEL/090-4574-9288(9:00~17:00)

テゼの歌による黙想と祈りの集い

7/17(水)10:30~12:00 どなたでもどうぞ。
場所=援助修道会本部修道院聖堂(新宿区市谷田町2-24 東京メトロ南北線「市ヶ谷」駅5番出口より徒歩3分 JR「市ヶ谷」駅徒歩7分)
連絡先=横山教子
e-mail

◾️日々生活の霊操

毎月第2・4(土) 霊操分かち合い
13:30~15:20 ミサ15:30~16:00 ミサ後茶話会
イエズス会上石神井修道院講話室で
7/13 第4週目愛に生きるための観想霊操230イエス・キリストの弟子になる
7/27 苦しみを通してイエスの愛を知る
霊的同伴=猪狩和夫 ミサ司式=モレノ師
参加費=献金(¥100以上)
申込み不要 いつからでも参加可
問合せ=e-mail:(佐内)

◾️いやしのためのミサ「おかえりミサ」

7/20(土)16:00~
援助修道会本部修道院聖堂(新宿区市谷田町2-24地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)
司式=晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも参加可
問合せ=TEL/03-3269-2405(17時まで)

◾️ベタニア宣教センター企画

8/17(土)14:00~15:00
歌と祈りの集い「テゼの歌とともに」
ベタニア修道女会ベタニア宣教センター(練馬区豊玉中1-39-3) 申込・参加費不要、自由献金
終了後の茶話会自由参加 
どなたでも参加可 問合せ=ベタニア宣教センター
Sr.國定TEL/080-2041-3286

◾️LGBTQ+みんなのミサ(月例)

7/28(日)14:00~(ミサ後、分かち合いの集い~17:00)
対象=神の愛の恵みを求めるLGBTQ+の方(カトリックの洗礼を受けていなくても可)
場所=都内、山手線内(詳細は参加申込者にのみ通知)
ミサ司式=鈴木伸国神父SJ
申込・問合せ=email またはTEL/090-1650-2207(ルカ小笠原晋也)
http://lgbtcj.org

◾️「神聖である人間のいのちの日」のつどい

7/13(土) 市川教会で
妊娠中絶のない、すべての人の命が大切にされる社会をめざして。ロザリオの会とミサとセミナーを開催します。
9:50 ロザリオの祈り
10:30 ミサ司式=フィリップ神父
(市川教会主任司祭/聖コロンバン会)
12:00 セミナー/分かち合い
講師=池田正昭(マーチフォーライフ実行委員会)
主催=マーチフォーライフ実行委員会
詳細=http://marchforlife.jp
問合せ=email  TEL/0422-27-1392(池田)

◾️いのちの行進~マーチフォーライフ

7/15(月) 築地教会で
妊娠中絶のない、すべての人の命が大切にされる社会をめざして。「命を守る司祭たち」によるミサと集会と行進をおこないます。
15:00 ミサ「産まれる前の子どものために」
16:00 集会ののち行進「マーチフォーライフ~ March for Life)」
教会を出て築地、日本橋、八重洲、銀座をデモ行進します。
主催=マーチフォーライフ実行委員会
詳細=http://marchforlife.jp 
問合せ=email  TEL/0422-27-1392(池田)

◾️講話とミサのお知らせ

7/3  7/10(水) (以降夏休み。9/25から開始)
講話(マルコ福音書を中心に)13:30~14:45
ミサ15:00~ 申込不要 どなたでも参加可
イエズス会上石神井修道院講話室で
講師・ミサ司式=バレンタイン・デ・スーザ神父
問合せ=上石神井修道院TEL/03-3929-0847

◾️青年黙想会

8/10(土)11:00~8/12(月)11:00(2泊3日)
場所=鎌倉黙想の家
対象=18歳以上の青年男女
指導=角田佑一神父(イエスズ会)
会費=¥12,000 申込締切=7/31
問合せ=援助マリア修道会(目黒区目黒本町5-13-7)TEL/03-5721-9101 FAX/ 03-5721-9103
e-mail

◾️パドレ・ピオの集い

7/20(土) 岐部ホール404
13:00~13:30 赦しの秘跡
13:30~16:00 (予定)ごミサ、聖体賛美式、ロザリオの祈り、癒し
指導司祭=ペトロ神父(カプチン・フランシスコ会)
自由献金 静かに祈りたい方、どなたでも
主催=祈りの園 問合せ=TEL/044-567-7526(祈りの園事務局)会場へのお問合せは、固くお断り致します。

講座・研修会

◾️カトリック医師会東京支部 公開講座

7/21(日)14:00~15:00 ニコラ・バレ105号室で(千代田区六番町14-4)
テーマ=不妊治療を受けるカップルの苦悩と支援 講師=森明子(聖路加国際大学大学院看護学研究科教授)
内容=カップルの5.5組に1組は不妊の検査や治療を受け、子どもの18人に1人は生殖補助医療によって生まれているが、人知れず悩む当事者に寄り添う生殖看護、不妊症看護について紹介する。
参加費=¥1,000 
主催=日本カトリック医師会東京支部 どなたでも可 
申込不要 問合せ=カトリック医師会東京支部事務局
TEL/090-5418-3949 e-mail

◾️(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座案内

◉7/10(水)14:00~15:30 「聖書の心」―しるし
講師=ベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会修道女)
◉7/11(木)10:30~12:00 「福音・招き」―マルコ福音書 講師=大原猛(東京教区本部付き司祭、(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ理事長)
◉7/13(土)14:00~15:30 特別講座「教皇フランシスコに謁見して」 
講師=アンドレア・レンボ(府中教会主任司祭、ミラノ外国宣教会日本管区長)
◉7/17(水)10:30~12:00 「神の救いと芸術」
講師=アンドレア・レンボ(府中教会主任司祭、ミラノ外国宣教会日本管区長)
◉7/18(木)10:30~12:00 「心が元気になるコミュニケーション」―自分らしさを見つける
講師=眞田加代子(カトリック市川教会信徒、産業カウンセラー、グリーフケア上級アドバイザー)
◉7/20(土)10:30~12:00 「イエスと共にする旅」―使徒言行録 講師=本間良子(マリアの御心会修道女)
◉7/20(土)14:00~15:30 「“あっちゃん”と語る被爆体験」―政府を動かす一歩に
講師=小谷孝子(千葉県原爆被爆者の会理事)
◉7/24(水)14:00~15:30 「聖書の心」―業(わざ)
講師=ベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会修道女)
◉7/25(木)10:30~12:00 「福音・招き」―マルコ福音書 
講師=大原猛(東京教区本部付き司祭、(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ理事長)
◉7/27(土)11:00~12:30 映画「コスタリカの奇蹟」―積極的な平和国家の作り方
◉7/27(土)14:00~15:30 「憲法3原則の危機に際して考える」その2 民主主義(主権在民)の危機
講師=高田健(戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会共同代表) ◉7/27(土)16:00~17:30 映画「コスタリカの奇蹟」―積極的な平和国家の作り方 参加自由 事前申し込み
申込・問合せ=TEL/047-404-6775(10:00〜16:00 日・月・祝日休 船橋市湊町1-2-21ケイ・ジイ・ビル3階)
https://fgalilea.jimdo.com/
(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座計画担当 石田靖夫TEL/080-5019-1188

◾️イエズス会霊性センター「せせらぎ」研修会のお知らせ

日程=前半:9/13(金)15:00~ 9/16(月)16:30終了予定 後半:10/11(金)15:00~10/14(月)16:30終了予定
対象=心理的・霊的成熟に関心のある方で、前半・後半両方の全日程に参加できる方。
(心の傷などを見ていきますので、心身両面の健康が必要とされます。)
定員=20名(定員になり次第締め切ります)
場所=イエズス会無原罪聖母修道院(黙想) 練馬区上石神井4-32-11
申込=お申込のための「アンケート用紙」をお電話、Fax、メールでご請求ください。
お願い=ご参加の皆様には献金のご協力をお願いしております。
問合せ=イエズス会無原罪聖母修道院(黙想)―霊性センター「せせらぎ」―
TEL/03-3920-1158(9:15~17:00)
e-mail

◾️NCK(日本カテキスタ会)主催  設立50周年特別記念講座

「第二バチカン公会議公文書」をシリーズで学ぶ第6回
『現代世界憲章』第一部 1章・2章
場所=聖パウロ修道会若葉修道院(新宿区若葉1-5)
◉8/23(金) 第一講話13:00~14:30
髙見三明大司教(NCK顧問司教・長崎教区)
『現代世界憲章』第一部前半そのあらましについて
第二講話15:00~17:15 福田誠二神父(広島教区)「人間共同体」について
第二講話終了後交流会があります。(要申込)
◉8/24(土) 第三講話9:00~10:30 光延一郎神父(イエズス会)「人間の尊厳」について
特別記念講演10:45~12:15 菊地功大司教「これからのカトリック教会の展望」
講座修了後派遣のミサがあります。
受講料=両日参加¥3,000 一日は¥2,000
交流会=¥3,800
申込=名前・住所・電話/FAX番号、所属教会と参加日を明記の上FAXまたはe-mailにて
NCK事務局 =FAX/ 06-6468-6258 e-mail
http://www10.plala.or.jp/Catechists-Japan/

◾️前田万葉枢機卿 講演会のご案内

7/20(土)13:00~15:00 受付12:30から
カトリック女子修道会幼きイエス会ニコラ・バレ9階
(東京都千代田区六番町14-4 TEL/03-3261-0825 JR四ツ谷駅徒歩1分) 
講師=前田万葉枢機卿
テーマ=喜びを共に生き伝える教会へ
福音句=令和へと網を降ろすや海の日に
参加費=¥1,000 どなたでも参加可能(先着順100名)
主催=東京大司教区アレルヤ会、五島・椿会(共催)
問合せ=e-mail

◾️第9回東京カ障連・ヨブの会集会

「神さまは障がいを見捨てない~優生思想に対抗する、福音的配慮~」
7/27(土)13:30~16:40 場所=麹町教会信徒会館1階ヨセフホール(四ツ谷駅徒歩2分)
会費=なし。ただし、ご寄付歓迎。
東京教区内の様々な障がいを持つ信者を主体として、キリスト者として祈り、心おきなく語り合う集い
①英隆一朗神父様の相模原やまゆり園の事件に関連した講話 「優生思想に対抗する、福音的配慮」
②その後、分かち合い
ロザリオをお持ちの方はご用意下さい。手話通訳、PC要約筆記、点字資料の用意あり。 会場のヨセフホールは12:30から入場可能で、お茶の用意も致します。集会開始までご持参の昼食を召し上がるなど、ご利用下さい。
問合せ=西田 TEL/・FAX/ 042-324-3669
e-mail

◾️ベタニア宣教センター企画講演会

7/28(日)14:00~16:00
テーマ=「メシアとわたしにつながる5人の女性」
講師=浦野洋司氏(東京カトリック神学院講師/聖書協会翻訳編集委員)
ベタニア修道女会ベタニア宣教センター(練馬区豊玉中1-39-3)で
申込・参加費不要、自由献金 終了後の茶話会自由参加 
どなたでも参加可
問合せ=ベタニア宣教センター
Sr.國定TEL/080-2041-3286

◾️第8回パソコン要約筆記体験講座 (東京カトリック聴覚障害者の会主催)

7/28(日)13:00~16:00
ニコラバレ修道院1階(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線・四谷駅徒歩1分) 
参加費=¥300(資料代)
申込み不要、問合せ=TEL/090-4024-4761
ミサ・教会行事等でパソコン通訳を担って下さる方、パソコン要約筆記にご興味のある方も是非ご参加ください。ご自分のノートパソコンをお持ちの方はご持参ください。

◾️働く人の「決め方と祈り―意識の究明」

働く人の共通関心は、意思決定の自己&他者評価と成果。決め方と祈りを体感するテスティモニです。
毎月第2・4週月曜 19:15~20:30
土曜日集中WS=第3土曜日午後(場所:別途)
ワークショップ全2回 場所=ニコラ・バレ
テスティモニ=毎週月曜
助言司祭=上智大学副学長サリ・アガスティン神父
協働者=Bally CEO F.de Narp
申込・問合せ=枝人の宮野  email:  TEL/080-3910-3131
https://charitycom.net/

◾️胎児のいのちを守るための「いのちの学習会」

7/6(土)13:30~16:30
四谷、イエズス会岐部ホール4階404号室
主催=(公)世界宗教者平和会議日本委員会女性部会
講師=池田正昭(ジャーナリスト)、神の愛の宣教者会シスター純愛 参加自由
問合せ=e-mail: 小宮山延子

◾️2019年度ペレス・バレラ神父S.j. 夏のワークショップ

神の愛に照らされて、自分の内面の不思議な世界に目覚めさせる勉強会
7/13(土) 7/14(日) 7/15(月祭日)10:00~12:00
S.J.ハウス第五会議室で 参加無料
テキスト=『不思議の国の私』J.E.ペレス・バレラ著(お持ちで無い方は小冊子にてご用意してあります)
問合せ=e-mail:(川畑)

◾️小出裕章氏講演会

7/6(土)13:30~16:00 聖心女子大学A(学生)食堂
講演=『福島原発事故後見えてきたこと、今見えなくなってきたこと(仮)』
費用=無料(飲み物は各自ご持参ください)
アクセス=地下鉄日比谷線広尾駅4番出口より5分。
都バス広尾駅下車徒歩7分。都バス日赤医療センター前より7分。構内は表示もありますが、分からない時は守衛さんにお尋ねください。
問合せ=聖心会(広尾)第五修道院 長谷川和子
TEL/03-3499-4817 FAX/ 03-3499-8282

◾️聖心会みこころセンター 2019年度7月講座・祈りの会のご案内

◉7/6(土)16:00~ 聖心会第二修道院(広尾聖心女子大学キャンパス内)
心の糧の会~聖書を味わい聖書で祈る~
対象=女性 聖心会Sr.田島淳子
◉7/11(木)13:30~ 聖心会みこころセンター(白金)
「聖書を読む」人間科学の一つ、TA-交流分析と合わせながら 聖心会Sr.嶋本操
◉7/13(土)10:30~ 聖心会みこころセンター(白金) 『いのちへのまなざし』を読む 聖心会Sr.岩井慶子
◉7/17(水)①14:00~②16:30~ 聖心会みこころセンター(白金) 祈りの会聖心会Sr.吹田眞佐子
その他多数企画いたしております。詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.m-sacred-heart.com
e-mail
聖心会みこころセンター(東京都港区白金4-11-1)
TEL/・FAX/ 03-6277-2561

◾️ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記共通
申込・問合せ=荒川区西日暮里5-27-4エルアルアサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所(JR、地下鉄千代田線 西日暮里駅下車)
執務時間=火曜日14:00~16:00 TEL/・FAX/ 03-3806-9877
◉3会場での勉強会 全会場同一条件13:30~15:00
指導=泉富士男神父(東京教区)
会費=¥300 申込不要
7/ 9(火) ビ・モンタント事務所で
7/16(火) 三軒茶屋教会で
7/19(金) 高輪教会で
◉聖書通読講話会
四谷会場
イエスズ会岐部ホール306号室で(TEL/03-3357-7651)
世話人=浜端TEL/042-623-1469
7/6(土)13:30~15:00 新約聖書など
鈴木信一神父(聖パウロ修道会)
7/13(土)13:30~15:00 「マカバイ記I」
泉富士男神父(東京教区)
関口会場 7/3(水)10:30~12:00 「マカバイ記I」
泉富士男神父(東京教区)
東京カテドラル内カトリックセンターで
◉月例散策会 7/10(水)
行先=浅草演芸ホール(地下鉄銀座線、都営浅草線、つくばエクスプレス線浅草駅下車)
集合=10:50浅草演芸ホール入り口
会費=¥3,000(弁当、お茶付き)
申込=7/6(土)までに世話人へ
世話人=田垣TEL/03-3999-1209

◾️シンポジウム「シドティ神父の謎に迫る」

7/6(土) 13:30~17:00 開場13:00
上智大学四谷キャンパス10号館講堂で
内容=基調講演①「シドティ神父にまつわる謎と誤解を解く」
マリオ・トルチヴィア神父(カターニア聖パオロ神学院教授)
②「あの遺骨は本当にシドティのものなのか」
―考古学の立場から―谷川章雄氏(早稲田大学教授)
―人類学の立場から―篠田謙一氏(国立科学博物館 副館長)
基調報告①「新井白石はなぜシドティを高く評価したのか」―国際交流史研究者の立場から― 小川小百合氏(聖心女子大学)
②「長助とはるは本当にシドティから洗礼を受けたのか」―キリシタン史研究者の立場から― 川村信三神父(上智大学)
③「シドティは本当にローマ教皇庁から派遣された使節なのか」―イタリア人研究者の立場から― カロリーナ・カパッソ氏(立命館大学)
全体討論「シドティは何のために日本へ来たのか」(登壇者全員)
定員=600名(先着順) 
参加費=無料
申込方法①web申込 https://eipro.jp/sophia/
②往復はがき、FAX申込・「7/6シンポジウム」・住所・氏名(ふりがな)・TEL・FAXを明記し、(返信用はがきには宛先明記)
申込先=文京区教育総務課文化財保護係
文京区春日1-16-21 TEL/03-5803-1305 FAX/ 03-5803-1366

音楽

◾️女性合唱団コーロ・コスモス

第13回演奏会 友情出演:しおさい/公募による「心の四季」をうたう会
7/13(土)13:30開場 14:00開演 浜離宮朝日ホール
全席自由¥2,000
指揮=鈴木茂明 ヴァイオリン=望月遼子 チェロ=望月直哉 オーボエ=黒田真琴 ピアノ=滝田祐子 池田悦子
(I)F.メンデルスゾーンDREI MOTETTEN三つのモテットop.39 
(II)愛唱歌集 
(Ⅲ)高田三郎 女声合唱組曲 心の四季
問合せ=TEL/047-422-0485(伊吹)
e-mail: 
http://coro-cosumosu.org
後援=東京都合唱連盟JCDA日本合唱指導者協会
未就学児の入場はご遠慮ください。花束などの贈り物は固くお断り致します。

その他

◾️東星学園中学校高等学校 部活動体験会

7/22(月) 14:00~16:00
部活動の体験を通して、生徒の活動や学園の様子を 知っていただく機会となっています。
事前にHP(申込フォーム)よりお申し込み下さい。
東京都清瀬市梅園3-14-47
http://www.tosei.ed.jp
TEL/042-493-3201 FAX/ 042-493-3337
また、7/18(木)2/6(金)イブニング説明会を開催しております。いずれも18:45~19:30(同一内容です)
なお、学校見学・入試(転編入)相談は随時できます(要事前連絡)

◾️こころの相談支援(カウンセリング)

7/1 7/3 7/6 7/8 7/10 7/13 7/17 7/20 7/22 7/24 7/27 7/29 7/31
神の御摂理修道女会建物(目黒区中目黒3-18-17)
予約制 TEL/080-6740-4396 (留守番電話の場合は、メッセージを残して下さい。折り返し連絡致します) 
自由献金
担当=Sr.関口陽子(神の御摂理修道女会会員・公認心理師)

「VIVID」情報掲載の申込み方法

2019年8月号(No.365)▶7月28日(日)配布 掲載希望原稿の締切り7月2日(火)
申込み:必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料。連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送り下さい。

送り先:〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局