お知らせ
東京教区ニュース第248号
2007年12月01日
目次
濱尾枢機卿が帰天
カテドラルで告別式
11月8日に帰天した前横浜教区長、 ステファノ濱尾文郎(はまお ふみお)枢機卿の葬儀ミサと告別式が12日に東京カテドラル聖マリア大聖堂でしめやかに執り行なわれた。 教皇の名代として白柳誠一枢機卿がミサを司式。 式には岡田武夫大司教、 教皇庁大使、 横浜教区の梅村昌弘司教のほか、 各教区から司教、 司祭、 信徒ら1,800人ほどが集まり、 故人との別れを惜しんだ (写真)。
東京教区の補佐司教も務める
濱尾枢機卿は1930年東京生まれ。 57年にローマで司祭叙階。 62年に帰国し、 東京大司教館、 関口教会助任として働いた。 70年には東京教区補佐司教に任命され、 さらに79年には第7代横浜教区長に就任、 18年間にわたって同教区を司牧した。
98年には教皇庁移住・移動者司牧評議会議長に任命、 同時に大司教に任命されバチカンへ赴任。 03年に前教皇ヨハネ・パウロ二世より日本人では5人目となる枢機卿に任命された。 06年に定年を迎えたが、 その後もしばらく教皇庁の福音宣教省や列聖省の仕事を続けていた。
大きな悲しみ
濱尾枢機卿様はいつも元気で明朗な方で、 わたしたちの大きな支えでした。 世界レベルでの活躍をなさり、 アジアの教会の声を教皇庁に響かせて下さった方です。 先日お見舞いした折、 力強い握手をいただいたばかりです。 突然のご帰天は大きな悲しみです。 心から永遠の安息をお祈りいたします。
部落問題委が入門講座
現代の「出エジプト」
11月2日、 目黒教会にて部落問題委員会主催の 『現代の 「出エジプト」』 の連続講演会が開催された。 午後6時からミサ、 7時より講演会が行なわれた。 講演会には45名ほどが参加し、 熱心に岡田武夫大司教の話に耳を傾けた。 岡田大司教は、 皆さんと共に学び、 自分の解放と人々の解放を学んで、 差別の問題の克服を共にしていきたいと語った。
部落問題委員会は岡田大司教(当時は司祭)が白柳枢機卿にお願いして立ち上げたもの。 その思い入れが伺えた。 部落差別を知ったのが、 中学生の頃読んだ島崎藤村の 『破戒』 という小説で、 強い衝撃を受けた体験を話した。 また、 事例学習として大阪府教育委員会作成のビデオ 『昌夫の日記』 を鑑賞した。 わたしたちがいつでも差別をする側の当事者になる恐れがあることを痛感させられた。 岡田大司教はさらに聖書の中から、 イエスと差別された人々との関わりなどを説明した。
11月9日に行なわれた2回目の講演会では、 高円寺教会信徒で、 東京教区部落問題委員会のメンバーである伊藤修一氏が 「教会と被差別部落」 というテーマで話した。 講演はプロジェクターを使って映像を見ながらのものだった。 参加者は40名ほどで皆熱心に聞き入っていた。 またカトリック部落解放の父である伝道士山上卓樹についても話が及んだ。
部落差別はマイノリティーの問題ではなく、 わたしたち日本人大多数の問題であると指摘。 わたしたち大多数のちょっとした発言が、 差別的なものになる。 差別された側の痛みをわたしたちが理解し共感するためにも、 差別問題に向き合うことの大切さを痛感させられた。
(渡邉泰男 部落問題委員会担当司祭)
神学生と共に祈る
11月11日、 午後2時より東京カテドラル聖マリア大聖堂で一粒会主催の 「召命祈願の合同ミサ」 が行なわれた。 200名ほどの参加者たちは神学生と共に司祭の召し出しを願って祈りを捧げた。
ミサを司式した岡田武夫大司教は説教のなかで 「東京教区の召命促進のために祈り、 献金し、 働いてくださっている一粒会の皆様をはじめ、 すべての皆様に感謝します。」 とお礼の言葉を述べた。
ミサの終わりに神学生の紹介があった。 参加した神学生はイエズス会、 カルメル会、 クラレチアン会、 コンベンツアル・フランシスコ会、 御受難会、 サレジオ会、 アウグスチノ会、 東京教区、 フランシスコ会、 レデンプトール会。
その後、 ケルンホールに場所を移し親睦会が行なわれた。 信徒にとっては日頃なかなか顔を合わせる機会のない神学生との親しい交流の場となった。 新司祭たちの 「召命」 の体験談も披露され好評だった。
エッファタ
受洗した信者が、 教会共同体の一員になって教会に在籍する平均年数が3年未満になるという実態について、 10月のキリスト新聞の論壇の執筆者が論じていたが、 カトリック教会ではどうだろう。 司祭たちの間では在籍不明の信徒についてはよく話題にはなるが、 きちっとした実態調査が行なわれたという話は聞いていない ▲ 受洗したにもかかわらず、 教会から姿が見えなくなってしまうということは残念なことである。 それにはさまざまな事情が考えられる。 まずは転居に際しての事務的手続きの問題である。 教会の転籍手続きについて受洗前に説明されていなかったという者もいる。 また多忙のために転籍手続きを後回しに、 そのままにしてしまっている者もいるだろう ▲ 受洗後の教会共同体とのかかわりに悩む者も多いはずである。 洗礼はキリストに結ばれる恵みを与える。 複雑な人生に悩み苦しんできた者にとっては、 大きな喜びである。 しかし、 洗礼はそこで終わらない。 それは教会共同体との交わりへの門でもある。 ところが、 現実の教会はさまざまな人間によってなりたっており、 そこには光もあれば、 弱者を躓つまずかせてしまう闇もある。 キリストには魅かれるが、 現実の教会共同体の一員になることにたじろいでしまう者も多いのではなかろうか ▲ 洗礼志願者には教えだけではなく、 教会共同体とのかかわりについて、 現実に即した丁寧な養成が必要なのではなかろうか。 (MK)
堅信の恵みをいただく
世田谷南宣教協力体
晴天に恵まれた10月21日、 田園調布教会にて世田谷南宣教協力体 (上野毛、 碑文谷、 田園調布) の合同堅信式が執り行なわれた。 上野毛22名、 碑文谷37名、 田園調布35名の受堅者と代父母が大聖堂に集合した。
ミサの開始30分前から係によって綿密な説明が行なわれた。 やがて厳かにパイプオルガンが演奏され、 緊張した雰囲気になった。 当日は聖堂が一杯になるほどの信徒がお祝いにかけつけた。
午後2時、 3教会の侍者の子どもたちを先頭に司祭と幸田和生補佐司教が入堂し、 堅信式のミサが始まった。
幸田司教は手を置くしるし、 油を塗るしるしをとおして神の息吹が与えられるのが堅信の秘跡であると説明。
また 「堅信の秘跡を受けた皆さんは新しい使命が与えられ、 キリストの弟子として新しく派遣されていきます。 わたしたちの国はまだキリスト信者が少ないです。 キリスト信者は自分だけという状況の中で、 生きていくのは大変です。 イエスが教えてくださったことは
(1)神はわたしたち皆の父である (2)わたしたちはどんな状況にあっても神に愛されている (3)出会う人皆、 兄弟姉妹として関わっていく。 イエスの弟子としてこれらのことを大切にしながら生きること、 また教会共同体としてのわたしたちのつながりも大切です。 (中略) キリスト信者には祈るという大きなミッションがあります。 世の中の悲惨な現実の中で希望を失わないこと、 自分に何ができるか考え、 実行していくこと、 これがキリスト信者の務めです」 と話した。
説教に続いて堅信の儀が行なわれ、 受堅者一人ひとりに聖香油が塗られ堅信の秘跡が授けられた。
(間島道子)
港品川宣教協力体
10月21日に港品川宣教協力体 (麻布、 目黒、 高輪、 六本木チャペルセンター) の合同堅信式が岡田武夫大司教の司式のもと、 高輪教会にて行なわれた。 堅信の恵みに与った信徒は麻布9名、 高輪10名、 目黒5名、 六本木2名。 今回、 堅信の秘跡を受けるにあたって、 希望者は所属教会以外の教会で行なわれる勉強会に参加することもでき、 交流を深めるきっかけにもなった。
ミサの中で高輪教会主任の古川正弘神父は、 受堅者のみならず、 参加したすべての信徒に対し信仰告白を求め、 参加者すべての信仰の支えのうちに、 26名の受堅者一人ひとりに岡田大司教より聖香油が塗油され、 堅信の秘跡が授けられた。
岡田大司教は説教のなかで 「日々祈る人々の願いを神が取り上げないわけがありません。 (中略) 今日、 堅信を受けられた皆さんは健全な教えである教会の使命のためにいつまでも祈り続けて下さい。 皆さんの祈りは必ず神に届きます。」 と話された。
堅信を受けた高校生、 井口真由さん (六本木) は 「小さい頃からなんとなく行なっていた典礼奉仕をしっかりとやっていきたい。 一人の信者として神様について行き、 困っている人を助けるために小さいことから始めたい。」 と話し、 一緒に堅信を受けた妹の井口美音さんは 「素直になり、 他の人のことを考えることができるように心を改めたい」 と語った。
お祝いのパーティーは受堅者を囲んで和やかに行なわれた。 また3日後に誕生日を迎える岡田大司教に、 協力体の中高生会リーダーよりバースデーケーキとメッセージカードが手渡されるなど、 会場は終始温かい雰囲気に包まれていた。 (郡司 誠)
AED講習会開く 田園調布教会
AED (自動体外式除細動器) という装置を駅のホームやデパート、 区役所などあちこちで目にすることが多くなったと思います。 田園調布教会では、 健康相談室を担当しておられる医師の呼びかけで、 この度AEDを設置しました。 これに伴い、 この救命装置の使用法と心肺蘇生法の講習会を昭和女子大学の先生を講師に招き、 9月2日に行ないました。
80余名の方が熱心に話を聞き、 まず人間と同じ状態に作られた人形 (レサシアン) を使って、 心肺蘇生法を一人ひとり練習しました。 参加者の中で資格を持っている信徒が何人かいましたので、 指導の手伝いをしました。
人口呼吸の方法は結構大変で人形を使って練習をしましたが、 しっかりと空気が入らないと胸が膨らみません。 皆、 汗を流しながら真剣に取り組みました。 AEDは意識不明の人が呼吸や脈拍に異常があるときに用います。 手のひらくらいの大きさのパットを身体に置くのですが、 装置が音声で、 手順を教えてくれますので、 何の心配もないとの事でした。 必要のない人については 「必要ありません」 と音声が教えてくれますので、 間違って装置を動かす事はありませんとのことでした。
ペースメーカーの方、 金属のネックレスをしている方、 プールでおぼれた方にはどうするのかとの質問があり、 「ペースメーカーの方には指示されている図と反対に心臓部分を外す。 金属のネックレスの方は、 頭の方にネックレスをずらす。 また、 プールでおぼれた方には水を取り除かないと、 装置を使用する人もされる人も感電をするので、 非常に注意を要する」 との話しでした。
テレビで電気ショックを与えている場面がありますが、 あのように身体が飛び上がるような事はありません。 あくまでもテレビの話ですとの事で皆安心しました。 今回の講習会は、 救急救命の大切さを学んだ貴重な時間でした。 (間島道子)
荒井金蔵神父がダイヤモンド祝
東京教区の荒井金蔵神父 (写真) が12月22日にダイヤモンド祝を迎える。 1947年に東京カトリック神学院にて土井辰雄大司教 (当時) より叙階。 これまでに浅草、 豊島、 世田谷、 関口、 荻窪、 志村、 船橋 (現習志野) の各教会で宣教司牧にあたり、 現在は引退しカテドラル構内の司祭の家に居住。
荒井神父は1918年1月8日生まれの89才。 名前の金蔵は外岡金声神父と父親である栄蔵氏の名前から付けられた。 幼少時代リ・サラグ神父の勧めで小神学校へ入る。 これまでの司祭職の歩みの中でさまざまな出会いや出来事をふり返り、 常に 「神様の大きな恵み」 があり、 家族と信徒の支えがあったことを感謝しているとのこと。
合同ミサで祈る
毎年、 死者の月である11月の第1日曜日に教区主催の合同追悼ミサが行なわれている。 今年も11月4日の午後2時より府中墓地、 五日市霊園、 カテドラル聖マリア大聖堂の3ヶ所で行なわれた。
秋晴れとなったこの日、 府中墓地では岡田武夫大司教司式のもと約260名が集まり、 祈りが捧げられた。 ミサ後には昨年帰天した東京教区司祭ヨハネ・マリア・ビアンネ高井幸一神父の納骨式も執り行なわれた。 ミサの準備や交通整理は多摩東宣教協力体が担当した。
五日市霊園では教区事務局長のチェレスティーノ神父の司式でミサが行なわれ、 500名ほどが参加した。 今年も多摩北宣教協力体が会場の準備やミサの奉仕を行なった。 霊園内ではシートを敷いてお弁当を食べる姿も見られた。
カテドラルでは幸田和生補佐司教の司式によりミサが行なわれ、 370名ほどの参加があった。 ミサ後は地下の納骨堂で墓前の祈りが捧げられた。
3ヶ所とも年々、 合同追悼ミサの参加者が減ってきているようである。 小教区主催の墓参への参加や高齢化が関係しているのではないかという声も聞かれる。
各墓地・納骨堂では使用権を持ちながらも連絡の取れなくなっている方が年々増えてきているとのこと。
CTIC カトリック東京国際センター通信117号
難民申請者が急増しています!
昨年の難民認定申請者は954人にのぼり (前年比2.5倍)、 今年も、 同様な申請件数になることが見込まれています。 申請者の急増に伴い、 どの支援団体も、 手一杯な状況が続いています。
2001年、 アメリカの同時多発テロ直後、 難民申請中のアフガニスタン人が入国管理局に収容されるという事態が起こりました。 彼らに対する支援の輪が広がる中で、 小教区、 修道会、 難民移住移動者委員会等と協力し住居の確保、 生活支援などを行なったことがきっかけで、 CTICが難民問題に関わるようになりました。
また、 多くの難民申請者が入国管理局に収容されている事実を知り、 東京入国管理局 (東京・港区)、 東日本入国管理センター (茨城・牛久市) に定期的な面会支援活動が始まりました。 今年度は、 多くのボランティアの働きで917名 (10月末現在) に面会することができました。
「私は、 自由の国、 平和な国、 争いのない国、 日本に助けを求めてきました。 本国では、 命の危険を感じましたが、 ここでは期限のない収容という精神的な暴力を受けています。 早くここから出たいです。 助けてください。」 被収容者からの涙ながらの訴えに、 わたしたちを必要としている多くの人々を目の当たりにして、 少しでもそのニーズに応える体制づくりが急務の課題になっています。
日本のカトリック教会の難民への取り組み
日本のカトリック教会は、 1970年代にボートピープルが発生した当初から、 カリタスジャパンを中心に日本各地に一時滞在施設を設置するなど献身的に支援活動を展開しました。 1982年には、 日本カトリック司教協議会として、 ベトナム難民の定住支援のため 「難民定住カトリック全国対策特別委員会 (後に、 カトリック難民定住委員会と改称)」 を設立し、 難民支援に全国規模で取組んだ歴史があり、 それは今でも高い評価を受けています。 しかし、 ベトナム難民の定住化が進み、 「カトリック難民定住委員会」 はその役割を終え、 2000年に解散となりました。
一方、 庇護を求めて来日する難民は、 2001年のアメリカの同時多発テロ以降、 徐々に増加してきています。 それは誠に残念ながら、 日本のカトリック教会が有していた難民支援体制が解散してしまった後のことでした。
カトリック難民サポートセンターの設立を!
日本の難民支援は、 一部の弁護士、 支援者の情熱に支えられているのが現状です。
インドシナ難民、 アフガニスタン難民への支援の実績、 また、 欧米諸国のカトリック教会、 諸団体が難民支援に大きく貢献していることから、 日本のカトリック教会にも、 難民支援により積極的に関わるよう期待が高まっています。
しかし、 CTICだけでの取組みは、 人材、 資金の面で限界を感じています。 新たな難民問題に法的、 社会的支援に対応できる 「カトリック難民サポートセンター」 ができないかとの思いに至りました。 来年度は、 その準備段階として、 難民問題に心を寄せる方々、 カトリック関係諸団体と難民問題を共に考え、 取組むために 「カトリック難民支援連絡会 (仮称)」 をスタートさせる予定です。
今後とも、 皆様方のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
(有川憲治 目黒事務所 難民担当)
【写真説明】
CTICも加盟している、 「レフュジーカウンシル ジャパン」 (日本で暮らす難民を支援するNGOのアンブレラ団体) のチャリティコンサート。 池田千鶴子さんのハープ演奏に皆酔いしれた。 聖心侍女修道会・聖堂にて。
福祉委員会
課題を分かち合う 福祉施設職員の集い
教区福祉委員会主催の 「福祉関係施設職員の集い」 が11月8日にカテドラル構内ケルンホールで開かれた。 同集いは昨年に引き続き開催されたもので、 教区内の32施設より63名の職員が参加した。
はじめに岡田武夫大司教よりあいさつがあり、 参加者たちの日頃の苦労に対して感謝と労いの気持ちを伝えられた。
この集いは参加者たちにとっては日頃抱えている課題や苦労、 喜びなどを互いに分かち合い、 励まし合う場となった。
全体会では次の3施設の代表者よりそれぞれの活動の紹介や、 問題などの報告が行なわれた。 参加者たちの中には熱心にメモを取る姿も見られた。
1 山友会
2 日本ダルク
3 ドン・ボスコ保育園
分科会の時間では、 活発な意見交換がなされた。 現場ではさまざまな社会制度の仕組みによる煩雑な手続きに追われているが、 カトリック系の福祉施設としての存在意義を確認できたという意見、 「人間が人間らしく生きていけるよう、 助け合い、 認め合う」 という福祉本来の原点を確認できたという感想もあり、 実りある集いとなった。 (豊島 治 福祉委員会担当司祭)
福祉委が講演会
10月27日、 台風20号による大雨の中、 さいたま教区の谷大二司教をケルンホールに招いての講演会に、 少数ながら熱心な参加者が集まった。
「教会は政治問題にかかわるべきなのか?」 「政教分離という原則の中、 教会は何ができるのか?」といった素朴な疑問から先へ進めないわたしたちに、 谷司教はていねいに分かりやすく説き聞かせてくださった。
イエスが言われた 「皇帝のものは皇帝に、 神のものは神に返しなさい」 ということばの意味は、 信者は政治に関与せず霊的なことだけに関心を持て、 ということではない。 人から与えられたものならば人に返すべきだが、 神から与えられた人権やいのちの尊厳は権力者の恣意にゆだねてはならないのだ。
もし日本の政治権力者たちが目先の利害にとらわれて、 平和といのちの尊厳を守る憲法の原則を崩そうとするなら、 わたしたちは信者の使命を果たすべく、 真剣に取り組まねばならない。 神がわたしたちに託された期待と責任がどれほど大きいものか、 この講演は気づかせてくれた。
講演後、 大聖堂で行なわれたミサの説教で谷司教は印象的な話をされた。 信教の自由に関して司教団が今年メッセージを発表するにあたって、 すべての信者、 とりわけ子どもたちが、 将来重大な選択を迫られるような場合、 ただ司教団の教えに盲目的に従うのでなく、 何が本当に正しいのか自分で判断し、 選択できるように教え導くことを目指したのだと話された。 (関 光男 福祉委員会担当司祭)
前教皇庁大使を追悼
10月10日に帰天した前教皇庁大使エンブローズ・デ・パオリ大司教 (写真) の追悼ミサが10月25日に東京カテドラル聖マリア大聖堂で行なわれた。 式には現教皇大使、 白柳誠一枢機卿をはじめ故人を偲んで多くの人たちが集まった。
ミサを司式した岡田武夫大司教は 「大使は小さな群れに過ぎない日本のカトリック教会の声に耳を傾けられ、 しっかりと心に受け止められ、 わたしたちの思い、 願いを教皇庁へ取り次いでくださった」 と語り、 大使への感謝を表した。
訃報 澤出光一郎神父
最年長の澤出神父帰天
東京教区司祭、 カジミロ澤出光一郎 (さわで こういちろう) 神父が11月9日に老衰のため帰天した。 享年100歳。 澤出神父は1906年、 岩手県盛岡市生まれ。 35年6月べルサイユにて司祭叙階後、 若松教会の主任を1年務め、 土井辰雄師の東京大司教就任に伴い、 秘書兼小神学校教師として上京。 その後、 関口教会主任、 教区事務所長、 麻布教会主任などを務め、 69年より麻布の枝光会付き司祭に。 10日後には101歳の誕生日を迎えるところだった。
教会修道院巡り (140)
聖心会
来日100周年
聖心会にとって来日実現のきっかけとなったのは、 日本の政府が、 バチカンにカトリック系高等教育を行なう男女修道会に来日を要請していたことでした。 その要請に応えて、 オーストラリアから5人のシスターたちが1908年、 横浜港に着きました。 シスターたちは創立者、 聖マグダレナ・ソフィアの確信――真の礼拝者を育てる事を使命と感じ、 その最良の方法は、 人々を愛するキリストのみ心の思いをもって、 社会に貢献する人々を育てる教育であるという確信――を学校教育をとおして広げようとしました。
聖心インターナショナルスクールを開校し、 東京、 小林、 不二、 札幌へと教育の場は広げられていきました。 キリスト者が少ない日本社会にあって、 一貫教育を通じ、 知的、 精神的そして身体的側面から真の人間性を育てることが、 教育の中心的課題であると信じて聖心女子学院の教育は行なわれてきました。
一方上海、 韓国、 台湾にも学校教育の輪は広げられました。
第2バチカン公会議後、 聖心会は日に日に変化進展していく世界にあって、 教育というカリスマをどのように生きるかの模索を始め、 その働きは教会や社会が必要としている場所へと広がりました。 シスターたちは教会司牧、 黙想指導や、 青少年、 若者たち、 病人、 老人、 苦しむ人々 (外国人を含む) との関わりなど、 キリストの望まれる場で、 神の愛が知られることを願いながら働いています。 そして、 日本国内はもちろん、 特にアジアの国々との連携を強め、 お互いに養成、 使徒職などの面で学び合い協働しながら、 新しいミッションの姿を生み出していきたいと願っています。
安心と信頼の感覚が薄れ暴力が暴力を生む現代にあって、 キリストのみ心は真の心の拠り所です。 富む者と貧しい者、 強い人と弱い立場の人を結ぶ人であった創立者の心を生きたいと願っています。 どうぞ聖心会の共同体を訪れてこの想いを共にしてください。
私にとっての教会 (53)
成田 富美子 (赤羽教会)
時に吹く風に
自転車で20分、 バスで30分、 と家から教会へは近い。 会社勤めで出勤するときには一定のリズムで動き出すが、 日曜日となると9時のミサに与るのが20数年慌しい。 それでも何かに引っ張られて教会に行く神父様のお話を楽しみにしながら行く。 御聖体を受けてエネルギーをもらって、 また一週間頑張れるかな?と。
神父様の聖体拝領後の所作を見ていて、 日本の茶道を思い興味深い。 ミサが終わって、 聖堂前の広場ではあちらこちらでのあいさつや談笑を見る。 私はちょっと財務のお仕事へ行く。
8月の聖母の被昇天祭のとき、 マリア行列に初めて参加した。 花一輪と提灯を持って、 教会の周りの商店街を 「あめのきさき」 を歌いながら廻り、 教会に戻り、 マリア様には持っていた一輪の花を捧げた。
遠い日、 何か肩の荷が重いなとか、 何か足りないなとか、 何が足りないのかなと思うのだが、 何が足りないのか分からない。 ながーい時間をとぼとぼ・バタバタ過ごす。 時に、 人をとおし黙想へ呼ばれ、 人に出会う。 出会った人々の信仰の姿を見る。 それぞれの持場で働き、 黙想し、 祈る。 足りないものがほんの少し、 ほんの少し・・・。
これは神様からの贈り物と思っている。 親しい友からしおりが届いた。 「神のなさることはすべて時にかなって美しい」 と。 いろいろなことを思い、 今、 そう思う。
旧約の歴史、 主日礼拝のときなどに使う 『聖書と典礼』 の表紙の聖画。 もっと味わえたら、 きっともっと楽しいだろうな、 と思うのだが、 相変わらず日常生活に右往左往している。 その姿は蟻さんがリュックを背負って富士登山をしようと、 富士の裾野からよろよろしながら頂上を見上げているようだ。
会社勤めをしていて、 時折、 服装からシスターを見かける。 ほっとして懐かしく、 気持ちが安らいだこともしばしば。
私も親を介護する歳になったのかと思いつつも、 わずかでも介護は結構甘くない。 「祈っているよ」 の言葉に支えられる。
今月の投稿
講座へどうぞ
受洗して3度目のクリスマスが近づいてきました。 今夏より始まったバンバン神父による 『教理講座』 に参加しています。 秋からはいよいよ核心の 「信教の自由と政教分離」 に入ってきました。
今や政府与党の 『憲法調査会』 が、 数の暴力=強行採決でゴリ押しした 「国民投票法」 を射程に始動する中、 憲法20条を宗教界、 とりわけ日本のカトリック教会が、 信徒一人ひとりがどう捉えるのかは大きな課題です。
かつて天皇制国家主義体制に組み込まれ、 物理的・精神的に総動員され、 アジアへの侵略戦争に加担した歴史を踏まえ、 国家権力の恩寵の下に自分たちの信仰 (形態) さえ守れればよしとする、 狭小なる 「自由」 を越え、 問題の本質に向き合う必要があります。
今回の司教団メッセージは、 その勇気とヒントを与えてくださった。 主イエスが、 時のあらゆる権力に打ち棄てられた小さき者一人ひとりの中に入り、 十字架と復活の勝利を示されたことのみに拠り頼むなら、 わたしたち一個の信徒として、 また共同体として、 前に進むことができましょう。
憲法一般論を超え、 これまでの教理の流れを裏付けとした福音的視点から、 信徒と共に学び合うバンバン神父の真摯で、 オープンな姿勢と熱意に感銘しています。 今は小さな集まりですが、 きっと視野が拡がっていくものと確信し、 祈っています。
皆さま、 一度のぞいてみてはいかがでしょうか。 毎月第3月曜日、 午後6時45分から8時半まで。 麹町教会ヨセフホール401号室。 (浅賀きみ江 麹町教会)
海外宣教者を支援する会
25周年迎えて新たな歩みを!
日本カトリック海外宣教者を支援する会は11月10日、 会の創立25周年を記念して講演会を開きました。
会の発足は1982年9月1日、 四谷にあった旧カトリック中央協議会の一室に、 故梶川宏神父の呼びかけで初対面の9名が集まり会議を開いたことからでした。 以来、 世界のさまざまな地域に派遣され (現在62ヶ国351名)、 現地の人々と喜びも悲しみも共に分かち合いながら活動している宣教者の皆さんを、 物心両面から支援してきました。 宣教者からの援助の申請を運営委員会で検討し、 昨年度は22件、 900万円を超える支援ができました。 これは国内の法人、 団体、 個人会員の皆様からの祈りと共に寄せられる会費、 寄付金によるものでした。
記念講演会では、 最初にピタウ大司教が、 「信徒は神から派遣された宣教の責任がある」 というテーマで、 信徒にもそれぞれ課せられた役割があることを、 さまざまな例と共に心を打つお話をいただきました。 次に、 ショファイユの幼きイエズス修道会のシスター脇山ミキコは、 同会のチャドミッションの一人として派遣され、 現在一時帰国中で、 「一粒の麦が地に落ちて」 と題して話されました。 さらに、 シスター鈴川良 (善きサマリア人修道会) は 「驚き、 喜び、 当たり前でないことの数々」 の中で、 フィリピンのネグロス島での九年間の活動を述べられました。
3つの講演は、 示唆、 啓発、 感動に富んだ25周年の節目にふさわしい講演会となり、 新たな歩みに大きな力を与えられた気がしております。 (諏訪なほみ 成城教会)
バザーに代わる新しい試み 成城教会
秋には多くの教会でバザーが開催される。 バザーは教会共同体の親睦と協力の場として、 また地域の人々との交わりの場として、 毎年恒例になっている教会が多い。 しかし、 高齢化や少子化の影響でバザーにかかわれる人たちが減っており、 それは今後も同じような形でバザーを継続できるかという問題にもつながる。 今年、 成城教会ではバザーに代わる新しい試みを行なった。 バザーのあり方に悩んでいる教会に参考になるかもしれない (編集部)。
少子高齢化の影響
少子高齢化など社会環境の変化に伴い、 ほとんどの教会が共通の悩みを抱えており、 先行きが懸念されています。 教会の年間の大きな行事の一つは秋のバザーでした。 大勢の人たちに教会に来ていただいて、 主として掘り出し物や安価な買い物、 抽選会などを楽しんでいただいておりました。 しかし、 高齢者の比率が増大するにつれて、 この準備・運営が信徒にとって肉体的・経済的に負担になってきていました。 また、 マンネリ化して続けられているバザーが福音宣教に役立っているか疑問も感じられるようになりました。
バザーには、 信徒一人ひとり思い入れがありますので、 止めることは困難でした。 しかし、 さまざまな複雑な事情・問題を抱えている課題を解決するためには、 様変わりした環境の変化を直視し、 十年先の教会のあり方を見据えた創造的な改革が必要であると考えました。
バザーの見直し
このような認識の下に、 成城教会では、 神父様にご相談して、 バザーを見直し、 それに代わる行事を模索することになりました。 今年度は、 教会運営執行部と各部会の代表等による 「バザーを考える会」 を数回開催して、 議論を重ね、 ウェルカムデー (Welcome Day) なる名称で、 新たな試みを始めることにしました。
6月には、 企画委員会を立ち上げ、 基本理念を 「信徒相互の親睦」、 「教会としての福音宣教」、 「青少年の育成・支援」、 「地域になじんだ教会を目指し、 さまざまな方とふれあう」 として再確認し、 バザーというイメージを変え、 信徒による人的・時間的および金銭的負担を最小限にとどめて、 近隣の住民の方々をも歓迎して、 より多くの方々に、 楽しい、 穏やかな、 平和な時を過ごしていただくイベントを創生することになりました。
ウェルカムデー
上記の基本概念に基づいて実施された行事は、 10月をウェルカムデー月間とし、 部会やサークル活動を展示、 最初の日曜日 (10月7日)は、 オープニング・ミサと映像による教会の紹介。 第2日曜日(10月14日)は講演会。 第3日曜日(10月21日)はサークルによるセール。 第4日曜日(10月28日)はウェルカムデーフェスティバルとしました。 その日は、 ハープを演奏するミサに始まり、 映像による教会の紹介(2回目)、 2つのサークルによる聖歌の合唱・独唱、 聖歌隊による合唱と全会衆による合唱で午前の部が終わり、 中庭と信徒会館で婦人会が用意した特製のイタリア料理などのお食事と子どもたちのための紙芝居や各種のゲームがあり、 さらに仮設ステージにおいて2つのグループによる軽快でリズミカルな教会音楽の演奏が披露され、 幾人かの人たちがダンスをしました。
バザーがなくても、 近隣の住民を含め数百名の大人や子どもたちが教会に来て、 歓迎され、 音楽や食事やゲームを楽しみ、 語り合い、 教会の理解を高め、 絆を深めました。 時代の流れを先取りするこの試みは、 大いにやりがいがあり、 有効であったと思われます。
当日の様子などは、 次のURLにある成城教会のホームページをご覧ください。
http://www2.ttcn.ne.jp/Seijo-Church/ (成城教会 広報部会)
お知らせ
東京教区のホームページでは、 待降節から降誕節の期間、 トップページをクリスマスの画像に模様替えしています。 皆さまからの作品を募集いたします。 クリスマスをイメージする写真 (たとえば馬小屋、 ツリー、 リース、 イルミネーションなど) がございましたら、 どうぞお送りください。 教会、 修道院、 家庭など撮影対象は自由です。 皆さまより寄せられました作品はスタッフで検討のうえ、 1つを選びトップページの画像として採用いたします (ただし、 待降節から降誕節の期間のみ)。 また、 集まった作品は後日アルバムにして皆さまに見ていただけるようにいたします。 なお、 作品は未発表のものに限ります。 住所、 氏名、 電話、 撮影場所を明記し、 下記へお送りください。 電子メールでも受け付けています。 しめきりは12月9日。
◆ 応募先
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館 広報部HP係
E-mail info@tokyo.catholic.jp
東京カテドラル聖マリア大聖堂 献堂記念ミサ
日 時 12月 8 日 (土) 午後6時
司 式 岡田武夫大司教
◆ 1964年に献堂された聖堂は44年目を迎えます。
このミサにはどなたでも自由に参加できます。
主 催 カトリック東京大司教区
【訂正】
247号1面の記事中、 2008年11月24日に長崎で行なわれる 「ペトロ岐部と187殉教者」 の列福式に、 教皇の代理としてホセ・サライバ・マルチンス列聖省長官を迎えて執り行なわれるとなっていますが、 これは間違いです。 教皇代理として出席するのは 「列聖省長官」 とだけ発表されています。 具体的に誰が出席するかはこれから決まります。 訂正してお詫びいたします (編集部)。
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。 福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。 「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。 文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)、
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
主のもとに憩う-祈りのひととき-
12/19 2008/1/16 2/20 3/19 (2008/3月まで毎月第3水曜日) 19:30~20:30
シャミナード修道院 聖堂で (〒102-0071千代田区富士見 1-2-43)
問合せ:Tel/080-5188-3081 シスター小林
申込み不要 直接会場へ
祈りの集い 「テゼの集い」
12/14 (偶数月第 2金曜日) 19:00~20:30
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分
〒102-0085 千代田区六番町 14-4
Tel/03-3261-0825 Fax/03-3262-3396)
問合せ:シスター朝日
南無アッバのミサ
1/5 (土) 14:00~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ)修道院聖堂で
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
司式:井上洋治神父 (東京教区)
問合せ (申込不要):駒沢 Tel/047-362-8570 e-mail: nk3737@yahoo.co.jp
詳細は 「風 (プネウマ)」 編集室HP http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
12/15 (毎月 第 3土曜日) 16:00~
援助修道会聖堂で
(新宿区市谷田町 2-22 Tel/03-3269-2405
地下鉄南北線・有楽町線 市ヶ谷駅 徒歩3分)
司式:下窄英知神父 (長崎教区 カトリック中央協議会出版部)
いやしのためのミサ
12/9 2/10 (第 2日曜日) 2008/1/27 (第 4日曜日) 14:00~
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
聖書深読
12/22 (第 4土曜日) 16:30~
メルセス会第4修道院で
対象:祈りたい方どなたでも
問合せ:〒166-0003 杉並区高円寺南5-11-35 メルセス会第4修道院
Tel/03-3315-1550 Fax/03-3315-1587 シスター松田延代
待降節の1日黙想会
*より良いクリスマスの心の準備のために
12/6 (木) 12/7 (金) 10:00~16:00 (参加はいずれか1日)
聖母病院聖堂で (新宿区)
指導:バレンタイン・デ・スーザ神父 (聖母病院チャプレン)
対象:どなたでも
持参品:聖書・筆記用具・弁当 (病院レストラン使用可)
費用:自由献金
主催:聖母病院 Tel/03-3951-1111
在世フランシスコ会 聖母病院兄弟会例会
*信徒フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場
12/16 (日) 14:30~16:30
聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:クリスマスを祝う
霊的補佐:福田誠二神父 (フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
※ 1.初参加者は日時変更の有無確認要
2.霊的補佐欠席時は会員による学びあい
講座・研修会
信徒の月例会
-新要理書 「カトリック教会の教え」 を学ぶ-
12/15 (土) 14:00~ (16:00主日のミサ)
カトリック麹町(聖イグナチオ) 教会 アルペホールで
テーマ:イエスは教会を創ろうとされたのか
指導:岩島忠彦神父(イエズス会) 申込不要
問合せ:Tel/03-3263-4584
CWC (キリスト者婦人の集い) 主催の講座
旧約聖書を読む会
12/10 1/21 (月) 10:30~12:00
真生会館 1階 第 1会議室で
講師:前島誠氏
会費:¥500
問合せ:高橋(喜) Tel/03-3717-3181
聖書深読入門
12/11 1/15 (火) 10:30~12:00
真生会館4階 第8会議室で
講師:九里彰神父 (カルメル会)
会費:¥500
問合せ:神藤 Tel/03-3642-5629
※12月待降節ミサ有
命の水-こころの健康講座 第2回「自尊心」 -
12/22 (土) 10:00~12:00
八王子学園都市センターで (東急スクエア11階)
内容:DV・トラウマで傷ついたこころをケアする女性のための講座、
12のテーマに分かれ希望のテーマだけの参加も可能
ファシリテーター:石川としえ
持物:ノート、 筆記用具
参加費:¥500
問合せ・申込:Tel/090-9379-1270 e-mail: Cecilia@m-pe.tv
http://m-pe.tv/u/?cecilia
カトリック通信講座-神と出会う イエス・キリストと出会う 自分と出会う-
どなたでも、 どの講座からでも、 いつからでも、 自分のペースで
新講座 「生きること・死ぬこと」 も好評
<全7講座>
T001 キリスト教とは
T002 聖書入門 〔Ⅰ〕
T003 キリスト教入門
T004 神・発見の手引
T005 聖書入門 〔Ⅱ〕
T006 幸せな結婚
T007 生きること・死ぬこと
受講料:T001~T004 ¥4500 (教材費・税込)
T005~T007 ¥5000 (教材費・税込)
申込:郵便局に備え付けの振替用紙に希望の講座名・講座番号 (T001~T007) を記入し
受講料を下記に振込
振替口座番号:00170-2-84745
加入者名:オリエンス宗教研究所
詳細はホームページ、 パンフレット参照 (希望者へパンフレット送付)
問合せ・申込:オリエンス宗教研究所 カトリック通信講座
〒156-0043世田谷区松原2-28-5
Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322
e-mail:jimu@oriens.or.jp URL http://www.oriens.or.jp
クリスマスの集い・講座
下記いずれも
問合せ:カトリック東京大司教区アレルヤ会 会長 森脇友紀子
Tel/03-3447-2231
主催:カトリック東京大司教区アレルヤ会
クリスマスの集い
12/22 (土) 13:30~16:00
東京カテドラル ケルンホールで (ミサ・集い共に)
司式:岡田武夫大司教
特別聖書講座
-聖書研究 主日の福音朗読より-
毎月第1木曜日 13:30~15:30
カトリック麹町教会隣岐部ホールで
講師:稲川保明神父 (関町教会主任)
聖心女子大学リタジーサークル (典礼委員会) 主催
「クリスマスページェント」
12/16 (日) 14:00開演 (13:30 開場) ~17:00
聖心女子大学で (地下鉄日比谷線広尾駅徒歩 3分)
第1部 キリスト生誕劇
第2部 学内の団体を中心とするチャリティーバザー
詳細は http://www.geocities.jp/liturgy_ush/
問合せ:リタジーサークル e-mail: liturgy_ush@yahoo.co.jp
東京純心女子大学 純心こどもの国のクリスマス
12/8 (土) 13:30~16:00
東京純心女子大学 江角記念講堂で
内容:こども文化学科の学生と地域の子ども達のクリスマスらしい楽しいパフォーマンス
対象:幼児から大人まで
定員:740名 参加無料
申込:11/26 (月)~12/5 (水) の平日8:30~17:00(土曜日~12:00)
Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551
Faxでの申込は名前 (ふりがな)、 住所、 電話番号を記載し 「純心こどもの国のクリスマス」 係へ送信
ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等
下記の申込み・問合せ:
〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:火・木・土 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
5会場での勉強会
全会場同一条件 時間:13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500程度 申込不要
2/4 (火) 立川教会で
12/11 (火) ビ・モンタント東京事務所で
12/18 (火) 三軒茶屋教会で
12/19 (水) 成城教会で
12/21 (金) 高輪教会で
聖書通読講話会
下記いずれも 土曜日 13:30~15:00
サンパウロ東京宣教センターで
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)
対象:会員外もふるって参加を
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
12/1 テーマ:「預言者イザヤ」 指導:泉富士男神父(東京教区)
1/12 テーマ:「パウロの手紙」 指導:鈴木信一神父 (パウロ会)
パッチワーク・キルト同好会
12/13 (木) 11:00~15:00
ビ・モンタント東京事務所で
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。 会員外もふるって参加を
世話人:宮木 Tel/042-575-2335
気軽に聖書を読む会
12/14 (金) 13:30~15:30
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、
時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人
世話人:納 (おさめ) Tel/03-3445-6180
シニアは語る
12/5 1/9 (水) 13:30~15:00
初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会
(テキスト:「老いは恵み」)
世話人:吉井 Tel/03-3352-4055
月例散策会
12/12 (水) 10:30
JR山手線原宿駅改札口(NHK方面出口)集合
行先:初台教会と代々木公園・八幡神社とその周辺
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209
気楽に絵を描く会
12/5 12/19 1/16 (水) 13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)
水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月 (画材自己負担)
世話人:野村 Tel/03-3394-5778
なごみ短歌同好会
12/22 (土) 10:00~12:00 八王子教会 2F和室で
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
朗読を学びませんか!
1/16 1/23 1/30 2/6 2/13 2/20 2/27 3/5 3/12 3/19 (毎水曜日)
18:30~20:30
お茶の水クリスチャン・センターで (JRお茶ノ水駅 お茶ノ水橋口徒歩2分)
ミサにおける聖書朗読、 必要とされる方への朗読サービス、
情緒を育む 子どもへの本の読み聞かせ等のために
朗読を深めるための講話:南雲正晴神父 (典礼神学・フランシスコ会)
朗読講師:森川靄子氏 (元NHKアナウンサー)
費用:全10回 ¥30,000 (当日支払 資料代込み)
問合せ:Tel・Fax/03-3470-2772
申込:住所・氏名・Tel・Faxを記載してFax/03-3470-2772 ぶどうの枝まで
担当:須藤
♪ 音楽会等♪
オルガンメディテーション-晩の祈りとオルガン音楽-
12/14 (金) 19:00~19:45
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:徳岡めぐみ
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂 Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
目黒教会創立60周年
クリスマスチャリティーコンサート 2007
12/15 (土) 19:00開演
カトリック目黒教会 聖堂で
入場料:自由献金
出演:指揮・フルート/勝俣敬二
オルガン/目良節子 楠寿美子
目黒教会聖歌隊 聖アンセルモ・グレゴリオ聖歌隊
ヨーデル/伊藤啓子他
曲目:グレゴリオ聖歌 アニュスデイ(バーバー) ヨーデルミサ曲 キャロル集他
問合せ:チャペルコンサート・プロジェクト Tel/0120-032574
e-mail:chapel-concert-project@m6.dion.ne.jp
チャリティーコンサート
-サックスで奏でる教会音楽の調べ-
カンボジア・コンポンルアン水上村の活動支援
2008/1/11 (金) 19:00開演 (開場18:30)
カトリック目黒教会 聖堂で (品川区上大崎4-6-22 JR目黒駅西口 5分)
曲目:グノー、 シューベルト 「アヴェ・マリア」、
バッハ 「G線上のアリア」、
バッハ 「無伴奏チェロ組曲より」 他
出演:所克頼 竹内幸枝他
入場料:¥1,000
問合せ:e-mail:jlmm@jade.dti.ne.jp (辻)
東京純心女子大学 クリスマスコンサート
12/16 (日) 14:00開演 (13:30開場)
東京純心女子大学 江角記念講堂で
内容:グレゴリオ聖歌、 パイプオルガン、 声楽、 ピアノ、 合唱
出演:本学学生
入場無料 予約不要
問合せ:Tel/042-692-0326
Fax/042-692-5551
主催:東京純心女子大学
第21回 イタリア音楽の夕べ -クリスマスと私たちー
12/18 (火) 18:30開演
イタリア文化会館 アニエッリホールで (地下鉄九段下駅より徒歩10分 車での来場不可)
出演:カント・イタリアーノ東京
内容:イタリアで親しまれているクリスマス曲を原語 (イタリア語) で演奏
監修・指導:ルチアノ・ベルタニョリオ神父 (イエズス会)
入場料:¥1,500問合せ:Tel/090-8441-6618 高部
慈生会支援のためのチャリティーコンサート
12/8 (土) 18:30開演
カトリック徳田教会聖堂で
出演:フルート・ケーナ/甲田文男、 篠笛/中嶋竜一、 エレクトーン/金井良晃、 コーラス他
入場料:¥1,500
問合せ:チャリティーコンサート実行委員会 小野寺 Tel/03-3387-5422
主催:チャリティーコンサート実行委員会
「VIVID」
★1・2月号(No.249)は、12月26日(月)発行、12月30日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 11月25日(日)
★3月号(No.250)は、2月25日(月)発行、3月2日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 1月20日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel: 03-3943-2301 Fax: 03-3944-8511
E-mail: tachi@tokyo.catholic.jp