お知らせ
東京教区ニュース第240号
2007年03月01日
目次
世界病者の日にミサ
2月11日午後2時より東京カテドラル聖マリア大聖堂で 「世界病者の日」 のミサが行なわれ250名ほどが参加した。 「世界病者の日」 は前教皇ヨハネパウロ2世により1993年に定められ、 毎年教皇メッセージが出されている。
病者がふさわしい援助を受けられるように、 また苦しんでいる人が自らの苦しみの意味を受けとめていくための必要な助けを得られることを願ってミサはささげられた。
ミサを司式した岡田武夫大司教は病気に対する偏見が存在し、 そのために病者と家族、 関係者は悩み苦しんでいることを指摘。
「わたしのもとに来なさいと言われたイエスは差別と蔑視、 偏見に苦しむ人々の仲間となり、 その苦しみを共に担われた。 自分自身、 偏見と差別に覆われる人間であることを自覚し、 謙虚な心に立ち返りましょう。」 と呼びかけられた。
司祭の人事異動
岡田武夫大司教は2006年12月26日付けで、 また1月31日付けで2007年度東京教区の司祭の人事異動 (第1次、 第2次) を発表した (敬称略)。
第1次
伊藤幸史 東京カトリック神学院モデラトール
(2007年4月から。 3月までは教区本部付)
川口 薫 1月1日よりCTIC事務局長を退任。
3月までは千葉事務所所長として残留
ダニエル・ホーガン CTIC事務局長
(聖コロンバン会) (任期2007年1月~2008年3月)
関 光雄 東京教区本部事務局次長
(2006年12月26日より)
第2次 (カッコ内は現任務)
小教区人事
辻 茂 あきる野教会管理者 (立川教会主任のまま兼務)
荒川博行 梅田分教会主任 (同教会管理者)
五十嵐秀和 青梅教会主任 (カトリック・センター)
田中隆弘 神田教会主任 (小平教会主任)
金 光 植〈キム・カン・シク〉 韓人教会主任 (ソウル教区)
小沢 茂 小平教会主任 (八王子教会主任)
田村路加 潮見教会主任 (関口教会助任)
豊島 治 成城教会助任 (小金井教会助任)
稲川保明 関町教会主任 (神田教会主任・築地教会管理者)
川口 薫 築地教会主任兼CTIC協力 (カトリック東京国際センター)
稲川圭三 八王子教会主任 (あきる野・青梅教会主任)
〈園長は兼務せず〉
ルイジ・マトー 松戸教会助任 (成城教会助任)
修道会・宣教会委託小教区
モリス・ラベ 赤堤教会管理者 9/30まで (同幼稚園園長兼務)
ジャン・シャール・ロワゼール 赤堤教会主任 10/1から (カナダ本部)
ロベルトゥス・バンバン・ルディアント 麹町教会助任 (スリランカ)
教区本部関係
古賀正典 教区会計〈教区本部法人事務部長〉 (中央協議会)
金井 久 教区本部協力司祭 (関町教会主任)
転出・その他
赤岩 聰 留学予定 (八王子教会助任)
レイモンド・デロシュ ケベック宣教会本部・カナダ (赤堤教会主任)
朱 京 秀〈チュウ・キュン・スー〉 ソウル教区 (韓人教会主任)
松井紀直 大阪教区 (麹町教会助任)
大原 猛 平和旬間実行委員会事務局長
関 光雄 平和旬間事務局担当
* 「主任司祭」 はある一定年数その小教区の司牧を担当する司祭です。 主任司祭の任期は6年が目安とされていますが、 この任期については、 今後よりよいあり方を司祭評議会で検討する予定です。
「小教区管理者」 は、 一時的に小教区の司牧責任を負う司祭ですが、 責任と権限はほとんど主任司祭と変わりありません。
「協力司祭」 は主任司祭の指示のもとで、 司牧に協力する司祭です。
なお異動は4月8日の復活祭後に行なわれますので皆様のご協力をお願いいたします。 これ以外の人事異動は後日発表いたします。 (ペトロ 岡田武夫)
大司教がメッセージ ゆるしの秘跡について
四旬節を前にして岡田武夫大司教は 『神のいつくしみに信頼して』 というメッセージを出した (全文)。 これはすべての信者がゆるしの秘跡のすばらしさを見つめ直し、 四旬節をふさわしく過ごすことができるようにと願ってのこと。
同メッセージの中で岡田大司教は信頼と勇気をもってゆるしの秘跡に近づくように、 とくに司祭に対しては 「よき牧者」 「魂の医師」 として人々の告白を聴くようにと勧めている。 また四旬節にあたり、 ゆるしの秘跡についての教会の教えを学ぶ機会を作ってくださいとも呼びかけている。
3月4日に司祭叙階式
3月4日に東京教区の司祭叙階式が行なわれる。 司祭に叙階されるのはフランシスコ・ザビエル天本昭好 (あまもと あきよし) 助祭、 ヨゼフ門間直輝 (もんま なおき) 助祭、 パウロ高木健次 (たかぎ けんじ) 助祭の3名。 教区司祭の叙階式で3名以上の司祭が同時に叙階されるのは20年ぶりのこと。
麻布教会出身の天本助祭と習志野教会出身の高木助祭は一昨年神学院を離れ、 研修期間を過ごした後に助祭に叙階され、 助祭コースを経て司祭に叙階される。 清瀬教会出身の門間助祭は現在29歳で、 最年少の教区司祭の誕生ということになる。
どうぞ皆さま叙階式に参列くださり新司祭のためにお祈りください。
司祭叙階式のご案内
+主の平安
皆様、 主の恵みのうちにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
この度、 東京教区では下記のように、 3名の司祭叙階式を行なうことになりました。
ご参加いただけましたら幸いと存じます。
どうか、 弱い土の器である彼らを通して、 神の愛と光、 いやしと励ましが豊かに現れ伝えられますようお祈りください。
日 時 3月4日 (日) 午後2時
場 所 東京カテドラル聖マリア大聖堂
司 式 ペトロ 岡田武夫大司教
受階者 フランシスコ・ザビエル 天 本 昭 好 助祭
パウロ 高 木 健 次 助祭
ヨゼフ 門 間 直 輝 助祭
東京大司教 ペトロ 岡 田 武 夫
※ カテドラル構内工事期間中のため、 事前に許可を受けた車両以外は駐車できません。 恐れ入りますが、 ご参列にあたっては公共の交通機関をご利用ください。
選任式のお知らせ
3月18日 午後2時
東京カテドラル聖マリア大聖堂
司式 岡田武夫大司教
*カテドラルは改修工事中のため車での来場はご遠慮ください。 公共交通機関をご利用ください。
エッファタ
学級崩壊、 いじめ、 教師の不祥事などなど次から次へと噴き出してくる教育問題を前にして、 教育再生会議のメンバーが、 喧々諤々と議論した末まとめようとした具体案が、 新聞やテレビなどを通してわたしたちにも伝えられてくる。 しかし、 筆者には、 そのどれもが小手先の解決策としか映らず、 抜本的な改革には程遠いように思えてしまうのである ▲ というのは、 「今の子どもたちは、 社会の価値観にすっかり汚染され、 その毒に身も心も蝕まれて学校に来てしまっている。 その毒を抜くことは、 一介の教師には無理なことである。」 という公立中学で30年勤めてきたベテラン教師が漏らした言葉が、 筆者の頭にこびりついているからである ▲ 子どもたちの人生に対する教師たちの影響力が、 非常に弱くなってしまっていることを示すデータがある。 青少年 (15から22歳) を対象として総務省が行なった調査である。 「あなたの人生に大きな影響を与えているものは何ですか」 という問いの回答のトップが、 テレビ (43%)。 その後に、 友人 (16%)、 新聞・雑誌 (13%)、 親 (11%)、 教師 (6%) と続く。 24時間、 絶え間なく情報を発信するマスメディアの力には、 教師どころか、 親も太刀打ちできるものではない ▲ もし、 国が本気で教育の再生をはかろうと願うならば、 社会全体を覆ってしまっている価値観と真正面から対峙しようとする覚悟が必要のように思われる。 (MK)
各教派が集う キリスト教一致祈祷週間
1月21日、 神田教会において、 日本キリスト教協議会ならびに東京教区共催による 「キリスト教一致祈祷週間礼拝」 が行なわれた。
今年の祈祷週間は1月18日~25日までの8日間。 テーマは 「耳の聞こえない人を聞こえるようにし、 口の利けない人を話せるようにしてくださる」 (マルコ7・37) で、 南アフリカのウムラジという人種差別と失業、 貧困に直面し、 住民の半数がエイズウィルスに感染しているという町の生活を背景に準備された。
今井康雄助祭による 「礼拝への招きと説明」 により始まった礼拝は、 沈黙、 聖歌、 祈り、 聖書朗読と続き、 説教が行なわれた。 説教を担当した横野朝彦牧師 (日本基督教団 番町教会) は、 エイズに感染していることを公にするにはあまりにも障害が大きく、 感染を気にしながら生きるという心の傷を抱え込んだまま、 自分たちが受けられる支援さえも利用することをためらう人々の状況を話した後、 「イエスが口止めをしたのは、 人々がイエスを父の子としてではなく、 奇跡を起こす者としか見なくなるからでしょう。 しかし人々は喜びのうちに主を賛美することとしてこのことを広めました。 愛とは慈しみの神だからです。」 と話された。
礼拝後行なわれた懇親会ではエキュメニズムに携わる牧師、 司祭、 修道者たちが紹介され、 自己紹介と所属する教派の話を披露した。 参加者はキリストのみ心である完全な一致を求めて共に祈る機会に感謝し、 神田教会を後にした。 (郡司 誠)
殉教者を想い、 ともに祈る
ペトロ岐部と187殉教者の列福推進に取り組んでいる日本の司教団は、 今年の2月4日~11日を 「殉教者を想い、 ともに祈る週間」 と定め、 殉教者たちの信仰と歩みを想いながら、 教会のために祈るよう呼びかけた。 司教たちの呼びかけにこたえて教区ごとに、 また小教区ごとに多くの祈りが捧げられた。
カテドラル構内では、 この期間の毎夕司教・司祭・修道者・信徒が集い、 殉教者に思いを馳せながら晩の祈りを行なった (写真)。 岡田武夫大司教、 幸田和生補佐司教をはじめ、 構内居住の司祭が交代で司式を務め、 連日40名ほどの参加者があった。
「教会の祈り」 を使って行なわれた晩の祈りは、 列福調査特別委員会 (日本カトリック司教協議会) より出されている手引きを参考に、 その日のテーマに沿った朗読箇所や祈願文が取り入れられた。 また教区のため、 現在進行中のカテドラル大改修工事のための祈りも加えられた。
ダイヤモンド・金・銀祝 おめでとうございます
このほど2007年に金祝・銀祝を迎える枢機卿・司教および司祭のリストが公表された。 それによると濱尾文郎枢機卿と平山高明司教が共に金祝を、 また宮原良治司教 (大分教区) が銀祝を迎える。 さらに東京教区では荒井金蔵神父が12月にダイヤモンド祝 (司祭叙階60年) を迎える。
金祝の司祭は全国で23名 (うち教区司祭は五名)、 銀祝の司祭は19名 (同6名)。 以下は東京教区在住のダイヤモンド祝・金祝・銀祝を迎える司祭名 (敬称略 かっこ内は所属)。
【ダイヤモンド祝】
荒井金蔵 (東京教区)
【金祝】
粕谷甲一(東京教区)。
ジョンストン・ウイリアム、 ヨキエル・ハインリッヒ、 オガンド・フランシスコ (以上イエズス会)。
前川巌 (マリア会)。
池田敏雄 (聖パウロ会)。
【銀祝】
ヒエン・フー、 田中隆弘 (以上東京教区)。
村上芳隆 (フランシスコ会)。
ブリット・フランシス、 ヴェリヤト・シリル (以上イエズス会)。
ホーガン・ダニエル (聖コロンバン会)。
原主水の生涯 (6) 高木一雄
■処刑の日時と場所
元和9年 (1623) 閏8月24日、 第3代将軍に就任したばかりの徳川家光が京から江戸に帰った。 そして9月7日父親である前将軍徳川秀忠も江戸へ帰った。 そこで将軍徳川家光は父の助言や老中土井利勝(どいとしかつ)、 永井尚政(ながいなおまさ)、 酒井忠世(さかいただよ)などの意見を容れて10月13日 (12月4日) の仏滅日に牢内のキリシタン50人を火焙りにするとした。 そして刑場を選ぶのには猶も30日間を要したわけであった。
その頃、 江戸の刑罰場(けいばつば)は千住街道沿いの旧鳥越村から蔵屋敷造成のため浅草山近くの新鳥越村 (台東区浅草七丁目) に移されたばかりであった。 だが、 そこは残酷極まりない火焙りを行なう場所ではなかった。 それに江戸参府の諸大名にも見せ付ける場所としては最も賑わいのある東海道入り口の芝口にある広場しかなかった。 そこで江戸城から一里半の札の辻 (港区三田三丁目) の山の斜面に決定したわけであった。
■火焙りの準備
元来、 火焙りの刑は最も重罪とされ、 放火犯人だけに適用されていた。 その方法は 『刑罪大秘録』 によると磔刑とは異なり一本の柱 (長さ二間の五寸角) に釣竹で固定して縛るのであった。 磔刑の場合だと縄で縛りつけるが火焙りとなると焼けてしまうからであった。 また、 『刑罪書』 によると 「火罪壱人分御入用」 として 「薪二百把、 萱七百把、 大縄二把、 中縄十把」 とある。 従って50人の火焙りとなると厖大な量の薪や萱を準備するのであった。
次に立ち合い人は北町奉行島田次兵衛利正(しまだじへいとしまさ)、 南町奉行米津勘兵衛田政(よねづかんべえたまさ)、 牢屋奉行石出帯刀吉深(いしでたてわきよしみ)、 それに伝馬町□□小屋頭藤左衛門(とうざえもん)などであった。 それら処刑の記録は幕府が延宝8年 (1680) 8月23日に第5代将軍徳川綱吉が就任すると天和2年 (1682) 2月19日、 すなわち第4代将軍徳川家綱時代以前の延宝7年 (1679) までのキリシタン古証文を悉(ことごと)く焼却処分させたため今日では詳しい記録が残されていない。
■刑の執行日
元和9年 (1623) 10月13日、 伝馬町牢内のキリシタン男子51人は裏門から3組に分けられ出発した。 先ず第一組はジェロニモ・デ・アンデリス神父、 次に第二組はフランシスコ・ガルベス神父、 そして第三組は原主水佐が先頭となり後手に縛られ首に縄をかけられて馬に乗せられ、 他の者たちも縛られたまま歩いて従うのであった。 そして□□小屋頭藤左衛門の先導で多くの□□たちに付き添われ、 名札を掲げられながら今日の室町―日本橋―京橋―銀座―新橋―浜松町―三田―芝口と引き回されるのであった。
さて、 札の辻に着いてみると、 そこには柱が47本と少し離れて3本が立てられ、 側には多くの薪や萱が積み上げられていた。 そこで町奉行は一人の囮(おとり)を使い一同に棄教を迫ったが誰一人として応じる者もなく却って見物人の中から男女2人が同じく処刑されることを申し出たという。 因(ちなみ)に囮となった転びキリシタンは間もなく殺されたといい、 また見物人の中から処刑を申し出た男女は伝馬町牢に入れられ後日処刑されたという。
■処刑の史実
初めに47人のキリシタンが柱に縛られ町奉行の合図により藤左衛門配下の者たちが風上より一齊いっせいに火を放った。 そこにはジェロニモ・デ・アンデリス神父 (55歳)、 フランシスコ・ガルベス神父 (47歳)、 原主水佐胤信(たねのぶ) (36歳) が見せつけられていた。 そして第2回目に3人が処刑されたわけであった。 そのとき、 江戸市中からは多くの人々が集まり広い野原や周りの丘は群衆で一杯であったという。 また江戸参府の諸大名も立ち止まっていたらしいが、 市中に残っているキリシタンたちも見ていたという。 そして三日三晩屍(しかばね)が焼け尽きるまで番人が立っていたらしく、 それが終わるとキリシタンたちは殉教者の聖遺物を拾い集めたという。
今日、 それら処刑された50人の中、 37人の名前だけがわかっている。 また処刑された日については日本側史料にも外国側史料にも一致して 「寒い日」 だったとしている。 だが正しい場所について 『徳川実記』 には 「江戸に入る門戸」 とあり、 『万年記』 には芝とだけある。 そして外国側史料であるイエズス会クリストヴァン・フェレイラ神父やフランシスコ会ディエゴ・デ・サン・フランシスコ神父の報告書、 それに 『オランダ商館日記』 などには 「東海道に沿った海の見える小高い丘」 とだけある。 曽かつて芝浦は遠浅の製塩の地であり遥か房総の山々がよく見えたという。
(高木一雄 キリスト教史研究家)
新装なった江戸元和殉教跡地
近々列福が確実視されている188殉教者の一人ヨハネ原主水が、 他の49名と共に火刑に処せられた札の辻の江戸元和殉教 (1622年) 跡地に、 住友不動産が2002年から進めてきた三田ツインビル西館と、 付随する約3,000坪 (10,000平方メートル) の庭園が完成した。
庭園の大部分は国道に面してビルの北側 (田町駅寄り) に展開、 残りはビルの裏 (崖) 側を済海寺の直下まで延長、 全体に緑を生かす、 なだらかな築山造りになっている。
北側の庭園を国道からの緩やかな階段を使って上りきると、 正面に巨大な天然石が横たわり、 右隣に都教育委員会の「都旧跡 元和キリシタン遺跡 智福寺境内」の石柱と説明板が移されている (写真)。 この庭園と後述のエレベーターは、 午前5時から午後11時まで一般に開放。
旧智福寺はビルの裏手、 済海寺下にあったはずで、 史実と若干違うのは目をつぶろう。 ただ緩やかな階段がまるで参道のように見えて、 歩道脇にあった石柱が一挙に忠魂碑風に格上げされた印象。 施主に感謝しながら、 後日住人から物議が生じないことを祈りたい。
巡礼するのに便利になったのは都旧跡の石柱から30~40メートル離れたところに、 エレベーター・タワーと陸橋が設けられたこと。 これを利用すれば、 開国後最初にフランス領事館が置かれた済海寺へ直接楽に行ける。 逆に不便なのは、 以前ここが大駐車場であったため、 休日に限って集団巡礼の大型バスが駐車できたが、 それが不可能になったことだ。
(「江戸切支丹殉教ゆかりの地」編者 村岡昌和)
今月の投稿
ヤジロウを知っていますか
マレーシア・マラッカの聖フランシスコ教会に行って来ました。 この教会の庭には、 2006年ザビエル生誕500年の記念に新しく建てられたザビエルとヤジロウの像があります(写真)。
初めて日本人としてイエス様を信じた人がヤジロウでした。 1547年マラッカでフランシスコ・ザビエルと出会ったヤジロウは、 二人の僕と共にインドのゴアで学び受洗します。 そしてザビエルに日本宣教を決心させ、 布教の助けとなった人物です。 彼は日本人として第一号のキリスト信者です。 マラッカの町を歩き、 どんな想いで日本を見つめ、 どんな想いで神を信じるようになったのか、 手がかりになる資料は何もなくても、 救いを求めてこの地にやって来たことは間違いないでしょう。
ヤジロウの背負っていた重荷がどれほどのものであったのか想像すらできませんが、 ザビエルの横に建つヤジロウ像は 「それほどまでしても救われたかったのだよ。 そしてこの地でやっと重荷を下ろすことができたんだよ」 と語りかけてくれるようでした。
洗礼名パウロ・デ・サンタ・フェ。 聖なる信仰に忠実なパウロ。 あなたの残した足跡から幼子のように純真で無垢な心、 「信じる」 という無条件の愛の心を学びました。 (石川歳英 八王子教会)
私にとっての教会(46)
柳田 みどり (府中教会)
音楽と言葉の響きと共に
教会は私にとって、 まず家である。 6歳で受洗して以来出会った教会の数々。 どの聖堂にも同じように待っていてくださる方がいる。 いつも 「お帰り」 と包み込んでもらえる。 府中教会の家族になって23年余り。 歴代のミラノ外国宣教会の主任神父様にはいつも温かく見守っていただいている。 同時に、 主の道を生活の中に探し求める私にとっては、 家庭も職場も含めた全てが教会である。 特に、 未信者である夫は、 私にさまざまなことを気付かせてくれる。 彼の中に神の働きを感じることも多い。 教会は、 ゆるぎない教えであると共に、 不安定な社会を生きる旅人であることを強く思うこの頃である。
ふり返ると、 私にとっての教会はいつでも音楽と言葉の響きと共にあった。 受洗した教会で聞いていた 「アスペルジェス・メ」 の歌声。 司祭と信徒の応答に続き、 「主よ、 あわれみたまえ」 とゆっくり始まる日本語の賛歌の旋律も、 今でもはっきり覚えている。 その数年後、 当時聖アントニオ神学校に付属していた瀬田教会では、 何度か聖務日課に居合わせたことがある。 祭壇を囲む左右の席が沈黙のうちに埋まっていき、 やがて歌が始まる。 神の家で捧げられる祈りは、 子ども心に日常の風景として刻まれた。 瀬田では、 神学生がよくギターを抱えてフォーク賛歌を歌ってくれたし、 イタリア人の神父様のカンツォーネも楽しみだった。 さらに中学からカトリック校で学び、 高校までは女声、 大学では混声で合唱曲に親しんだ。 それらの全てが、 今の私の土壌になっている。
教会の民として、 私はこれからも主の訪れに備え、 希望をもって歩んでいきたい。 そして、 オルガン奉仕者としては家族である信徒の皆様に添うことを祈りつつ、 努力を続けたいと思う。
教会・修道院巡り(132)
聖母奉献修道会
フランス革命のさなか、 1796年11月21日、 聖マリアのご奉献の祝日に、 南仏ヴィヴァレ地方のチュエイで、 当時28歳のマリー・リヴィエは4人の同志と共に、 隠れ家の屋根裏で神に奉献し、 聖母奉献修道会を創立した。
福者マリー・リヴィエは1768年に小さな山村モンプザの熱心なカトリック信者の家庭に生まれた。 彼女は幼児期に起こった転落事故のため歩くことができなくなった。 信仰篤い母は毎日、 この子を近くの小聖堂のピエタ像のもとへ連れて行った。 幼いマリー・リヴィエはピエタの足元で毎日、 聖母マリアとの語らいを続け、 ついに4年後、 再び歩くことができるようになった。
聖母の足元で受けたこの 「祈りの心」 こそ聖母奉献修道会の霊性となった。 苦しみのどん底で培われた彼女の信仰は、 人々への愛のために十字架上で死に、 聖母の腕の中に横たわるお方、 「イエス・キリストを知らせ、 愛させることを、 さもなければ死を!」 と叫ばせ、 フランス革命のために荒廃した社会にあって、 とくに青少年の宗教教育に対して、 熱意を燃やした。 その炎は世界の19ヶ国に広がり、 会員たちは創立者にならってキリスト教教育と貧しい人々への愛を生きようとしている。 日本には1948年カナダより4人の修道女が来日し、 1951年には姫路に賢明女子学院を、 1953年には堺に賢明学院を設立した。 いずれも学校の名称は、 賢慮と聡明を身につけた 「いとも賢明なる聖マリア」 の生き方を生徒たちの鑑として命名された。 現在では本部を姫路市仁豊野に置き、 教育事業の他に飾磨では地域の司祭、 信徒と協働しながら司牧活動や滞日、 在日移住者のために奉仕している。 東京では豊島区に修道院があり、 病人への聖体奉仕をし、 近隣の方々に門を開きイエス・キリストを知らせる歩みを続けている。 また、 ベトナムから若い志願者を迎え、 喜びと、 活気のうちに、 この種を未来の日本と世界の教会のために育てようと励んでいる。 わたしたちが聖マリアの奉献にならって、 イエス・キリストご自身の奉献を生きることによって、 神の国を広げていけると信じている。
(シスター鷲尾和子)
【訂正とお詫び】
238号教会修道院巡り (130) 「コンベンツアル聖フランシスコ修道会本部修道院」 の記事中、 「杉並区荻窪北」 (誤) → 「杉並区西荻北」 (正)、 また 「メリノール修道会」 (誤) →「オブレート修道会」 (正) でした。 訂正すると共に関係者の皆さまにはお詫びいたします。
CTIC カトリック東京国際センター通信 第109号
自ら良き隣人として - Eさんの 「仮放免」
拍 手
「仮放免です」。 受話器からY弁護士の声が響いた。 電話を取ったCTIC亀戸のスタッフが電話の内容をほかのスタッフに告げると、 事務所の中で拍手がわきあがった。 入国トラブル解決のスペシャリストとして知られるY弁護士は、 最後に 「奇跡です」 と言って電話を切った。 10数分後、 身柄拘束を解かれたEさん自身が品川の入国管理局 (入管) のロビーから電話してきた。 スタッフが告げる。 「まず、 第一ラウンドは突破したね」。
仮放免されたフィリピン人のEさん一家4人は、 全員がビザなし。 夫妻とも滞日10数年、 子どもたちは日本で生まれ育った。 2ヶ月前の早朝、 一家のアパートに入管の係官が訪れ、 Eさん夫妻と、 小6の長女、 小2の次女が不法滞在を理由に身柄を拘束された。 Eさん夫妻は品川の入管に、 子ども2人は児童相談所に送られた。 知人の間では 「すぐに本国へ送還か」 と電話が飛び交った。
出会い
Eさんは数年前に賃金不払いの相談に来たのがきっかけで、 アパート契約の相談などに、 何度もCTIC亀戸を訪れていた。 身柄拘束の4ヶ月前に 「在留特別許可 (在特) がもらえないだろうか」 と相談があり、 CTICで 「長女が中学校に入るタイミングで手続きを考えよう」 と答えていた矢先の拘束だった。
CTICに寄せられる在特の相談は多いが、 詳しいコンディションを聞くと、 どう見ても、 日本に定着して生活していくのは無理という方々もいる。 その場合は、 涙をのんで、 帰国を勧めることになる。
Eさんは、 日本で定職を持ち、 子どもを幼稚園からきちんと学校に通わせ、 教会や地域での信頼もあつい。 定着の事実は、 はっきりしている。 しかし、 一家全員が不法滞在のケースは、 まだ在留許可の例が少なく、 リスクが高い。 入管に対して 「子どもが日本語を母語とし、 日本以外の言語文化には、 すでに適応が難しい」 と主張できるか否かがポイントで、 一番上の子どもが中学生というのが経験則上のボーダーラインだった。
「総力戦」
もう少し待つという方針を出す際に、 CTICである程度のインタビューはしてあった。 このため、 身柄拘束の翌日朝、 Eさん自身のサポート依頼がCTIC亀戸に入ってきたときは、 在特手続きの判断に必要なデータは、 かなりそろっていた。 これを要約して午前中に旧知のY弁護士にFAX送信し、 在特の可能性について判断を請うた。 Y弁護士の事務所から数時間後に電話が入り 「許可例は少なく、 結果はなんとも言えないが、 やってみる。 本日中にスタッフが入管に向かう」 という回答をいただいた。 ここで、 CTICでも全力でサポートするという方針が決まった。
法的な手続きはY弁護士に任せ、 CTICでは足を使って、 Eさんの職場の仲間や教会の友人らから、 特別の在留許可を願う事情や必要性を入管にアピールする上申書や、 子どもの成績表、 クラブ活動の記録などを集めた。 そして、 入居者が身柄を拘束されて動揺するアパート家主の説得、 家賃や公共料金の支払いなども引き受けた。 CTICには30通近くの上申書が舞い込み、 スタッフは英語やタガログ語の上申書の翻訳に追われた。 長女も次女も、 きちんと学校に通っており、 標準以上の成績で、 作文などは入管向けの貴重な資料になった。
まだ、 一家の在留許可は出ていない。 入管の審査は続いている。 このあと、 判断が覆る可能性も十分にある。 しかし、 入管は、 許可の可能性のない一家を仮放免することはない。
自ら整えた道
仮放免は、 まずはY弁護士とそのスタッフの迅速な行動と手腕の成果だろう。 しかし、 そのベースには、 Eさん自身が築き上げた、 堅実な生活基盤と社会的信用があった。 それがなければ、 「向こう数ヶ月のスケジュールがぎっしり詰まっている」 と言っていたY弁護士が、 身柄拘束後の飛び込み依頼に即日対応してくれることは難しかったのではないか。
Eさんは、 CTIC亀戸を訪れるたびに、 日本での堅実なやり方を吸収していった。 生活するための知識や情報を持って帰って、 自分のものとして消化していた。 上申書などによれば、 教会や職場でも、 同じように学び続け、 信頼を集め、 友人らのリーダー格になっていたと聞く。 「私の親友であるEさん」 「一緒に活動してきたEさん」 -上申書で、 Eさんの教会の主任司祭は書いた。 Eさんは、 限界の多い不法滞在状態の中でも、 自分のコンディションを、 精いっぱいの努力で整えていた。
仮放免後、 CTICスタッフがEさん一家と街を歩いていると、 何人もの日本人がEさん一家に声をかけてくる。 「元気?」 「どうしてる?」。 Eさんの交友範囲は広い。 Eさんが、 地域で誠実に生活して得た隣人の方々だ。
Eさんは、 CTIC、 教会、 職場、 地域で、 多くの人から話を聞くことによって、 日本の慣習や交際の仕方を学び、 日本の社会での付き合いを深めていった。 まず、 自分が相手にとっての 「良き隣人」 になることを望んだのだ。 それが、 相手を 「良き隣人」 とし、 Eさんの仮放免へ向けてのレールとなった。 「隣人に支えられたレールを敷くお手伝い」。 CTICに限らず、 日本における外国人生活相談の 「かなめ」 は、 そこにあると言えるのではなかろうか。
(CTICかめいど 宮本 信也)
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東京教区ニュース
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電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
3/17 (毎月 第 3土曜日) 16:00~
援助修道会聖堂で
(新宿区市谷田町 2-22 Tel/03-3269-2405地下鉄南北線・有楽町線 市ヶ谷駅 徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
いやしのためのミサ
3/11 (第 2日曜日) 14:00~
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
祈りへの招き-師イエズス修道女会企画による-
聖体礼拝-ご聖体を囲んでの祈り
3/14 4/11 (毎月第 2水曜日) 14:00~15:00
典礼センターピエタ 2 F聖堂で
連絡・問合せ:新宿区四谷 1-21-22
典礼センターピエタ Tel/03-3351-2692
神様ブレイク
3/17 4/21 (毎月第 3土曜日) 14:00~16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読
連絡・問合せ:八王子市戸吹町1490 (シスター寺田) Tel/042-691-3236
在世フランシスコ会 聖母病院兄弟会例会
*信徒フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場
3/18 (日) 14:30~16:30
聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:聖フランシスコの訓戒の言葉20よい修道者とむなしい修道者-解説と分かち合い
霊的補佐:福田誠二神父 (フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
※ 初参加者は日時変更の有無確認要
信徒のための1日黙想会-神様の中であったまる
4/21 (土) 10:00~16:00
汚れなきマリア修道会 町田黙想の家で
担当:シスター田中昌子 (汚れなきマリア修道会)
参加費:¥1,500
申込み:汚れなきマリア修道会 シスター高尾
〒194-0032 町田市本町田 3050-1
Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317
「四旬節一日黙想会」 案内-イエスとの出会い
3/8 (木) 10:30~15:30
麹町 (聖イグナチオ) 教会ヨセフホールで
指導:松本紘一神父 (麹町教会主任、 前イエズス会管区長)
問合せ:カトリック東京大司教区アレルヤ会
森脇友紀子 Tel/03-3447-2231
※ミサ後終了、 昼食各自持参
主催:カトリック東京大司教区アレルヤ会
南無アッバのミサ
3/3 4/14 (土) 14:00~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
司式:井上洋治神父 (東京教区)
問合せ (申込不要):駒沢 Tel/047-362-8570
e-mail:nk3737@yahoo.co.jp
詳細は 「風の家」 機関紙 「風 (プネウマ)」 編集室
HP http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm
第5回青年男女黙想会
4/28 (土) 17:00~4/30 (月)昼食まで
御聖体の宣教クララ修道会 軽井沢修道院で
テーマ:キリスト者の社会貢献-今、 きみの芽吹きの時、 復活の時-
指導:星野正道神父
対象:40歳までの独身男女信徒 (求道者も可)
費用:¥5,000 (当日支払)
申込み:4/25 (水)までに下記へ
〒154-0015 世田谷区桜新町 1-27-7 御聖体の宣教クララ修道会
Tel/03-3429-4823 Fax/03-3420-0394 e-mail:sr_teresa@hotmail.com
担当:シスター石塚・小松
メンディサバル神父と共に祈る会
3/22 (木) 15:00~17:00
麹町 (聖イグナチオ) 教会 ザビエル聖堂で
内容:話と祈り、ミサ
対象:静かに祈りたい方どなたでも
申込み不要
問合せ:Tel/03-3263-4584
小平教会創立50周年記念ミサ
4/22 (日) 10:00~
小平教会で (小平市大沼町 2-463-3 Tel/042-343-9981 西武新宿線 小平駅北口徒歩10分)
司式:岡田武夫大司教
引続き記念式典と祝賀会
駐車不可
「東京都慰霊堂」で祈る -祈り:ロザリオ-
3/10 (土)(東京大空襲) 18:30~
東京都慰霊堂で (墨田区横網 2-3-25)
問合せ:カトリック信者 「平和祈願有志の会」 久保直恵 Tel/03-5875-2011
黙想会の案内 「今を生きる」
3/23 (金) 18:00~3/25 (日) 16:00 (3/24 (土) 9:00~ 3/25 (日) 16:00参加も可能)
東村山・三位一体会・祈りの家で
(〒189-0003 東村山市久米川町1-17-5 三位一体の聖体宣教女会 東京修道院
Tel/042-393-3181 Fax/042-393-2407 JR武蔵野線新秋津駅下車)
指導:W・キッペス神父 (レデンプトール会・臨床パストラルケア教育研修センター所長
Tel/0942-31-4834 Fax/0942-31-4835 e-mail: info@jesus-online.jp)
参加費:問合せ
申込み:3/12 までFaxで下記へ
〒253-0006茅ヶ崎市堤 61-7 Tel・Fax/0467-53-4466 上坂
2007年度の予定:第2回 7/6 (金) ~7/8 (日)
第3回 11/23 (金) ~11/25 (日)
講座・研修会
ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等
下記の申込み・問合せ:
〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:火・木・土 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
5会場での勉強会
全会場同一条件
時間:13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500程度
申込み不要
3/6 4/3 (火) 立川教会で
3/20 (火) 三軒茶屋教会で
3/16 (金) 高輪教会で
3/13 (火) ビ・モンタント事務所で
(成城教会は3月休会)
聖書通読講話会
下記いずれも 土曜日 13:30~15:00
サンパウロ東京宣教センターで
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車 Tel/03-3357-7651)
対象:会員外もふるってご参加を
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
3/3 テーマ:「パウロの教会と苦労話」
指導:鈴木信一神父 (パウロ会)
4/14 テーマ:「預言者イザヤ」
指導:泉富士男神父 (東京教区)
気楽に絵を描く会
3/7 4/4 (水) 13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)
水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月 (画材自己負担)
世話人:野村 Tel/03-3394-5778
パッチワーク・キルト同好会
3/8 (木) 11:00~15:00
ビ・モンタント事務所でホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。
会員外もふるってご参加を
世話人:宮木 Tel/042-575-2335
気軽に聖書を読む会
3/23 (金) 13:30~15:30
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、 時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人
世話人:納 (おさめ) Tel/03-3445-6180
シニアは語る
3/7 4/4 (水) 13:30~15:00
初台教会で
(小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅下車 Tel/03-3466-0361)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
対象:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、 主体的な生き方とは何かを語る勉強会
(テキスト:「老いは恵み」) 世話人:吉井 Tel/03-3352-4055
月例散策会
3/14 (水) 10:30 JR中央線西荻窪駅改札口へ集合
行先:東京女子大学善福寺キャンパス内チャペルおよび善福寺公園と周辺
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209
「風編集室」 主催の講座
下記いずれも 会場:幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院 1階で
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車徒歩1分)
講師:山根道公氏 (ノートルダム清心女子大学助教授)
会費:各¥2,000 (当日支払・学生半額)
問合せ:風編集室 〒700-0808 岡山県岡山市大和町 1-13-1 Tel・Fax/086-227-5665
詳細は 「風の家」 機関紙 「風 (プネウマ)」編集室 HP参照 http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm
聖書講座
5/26 (土) 13:30~15:00
テーマ:井上洋治神父の 「わが師イエスの生涯」 に学ぶ
遠藤周作文学講座
3/3 4/14 5/26 6/2 (土) 15:20~17:50
テキスト:前期の代表作 「海と毒薬」 を中心に
「生命特許」 国際シンポジウム案内
3/21 (水・祝日) 10:00~17:00
東京会場 日本青年館で
3/24 (土) 10:15~16:30
大阪会場 新梅田研修センターで
出席者:メイワン・ホー博士 (イギリスの遺伝子組み換え問題の科学者として第一人者)、
ショーン・マクドナー神父 (聖コロンバン会、 環境・遺伝子組み換え・生命特許担当)、
天笠啓祐さん (日本での遺伝子組み換え第一人者)、
その他、 科学者、 農業、 環境NGO
入場有料、 昼食予約可能
詳細は下記へ問合せ
事務局:日本消費者連盟 Tel/03-5155-4756
生協連合会きらり Tel/072-293-4660
聖コロンバン会 (マッカーティン) Tel/03-3427-9427
テイヤール・ド・シャルダン読書研究会
3/6 3/20 4/3 4/17 (火) 19:00~20:00
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅徒歩5分)
テーマ: 「今一度 テイヤールを読み直そう、 その全体像を思い描きながら」
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
教材:当方で用意
参加無料
申込み不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
「カトリック教会の教え」 を学ぶ会
3/3 6/2 7/7 10/6 12/1 (土) 14:00~16:00
ケルンホールで (東京カテドラル敷地内関口会館 B1F)
指導:岡田武夫大司教
テキスト:「カトリック教会の教え」 (カトリック中央協議会刊2003)、 聖書
参加費:¥500/回 (資料、 会場費等 当日支払)
対象:どなたでも 申込み不要
問合せ:北文京宣教協力体 「学びの会」 実行委員会
赤羽 (飯野) Tel/03-3901-2902 本郷 (中本) Tel/03-3941-5916
関口 (久守) Tel/03-3619-9488 (南部) Tel/03-3984-4063
特別聖書講座の案内
聖書研究-主日の福音朗読より-
毎月第1木曜日13:30~15:30
神田教会 信徒会館2Fで
参加費:¥500
講師:稲川保明神父 (神田教会主任)
問合せ:カトリック東京大司教区アレルヤ会 森脇友紀子 Tel/03-3447-2231
第8回生と死を考えるセミナー
「死別の悲しみによりそう」 遺族ケアの現状と課題
3/4 (土) 13:00~16:30
国士舘大学世田谷キャンパスで
(世田谷区世田谷4-28-1 東急世田谷線 「松陰神社前」 駅徒歩7分、 小田急線 「梅が丘」 駅徒歩15分)
講演: 「愛と希望のかけはし-悲しみに沈む人に寄り添って」
アルフォンス・デーケン東京生と死を考える会名誉会長
ラウンド・テーブル: 「死別の悲しみへのかかわり」
参加費:前売り:会員¥2,000 一般¥2,500 学生¥1,000
当日 :会員¥2,500 一般¥3,000 学生¥1,500
定員:700名
申込み:2月末まで下記事務局へ
東京生と死を考える会事務局
〒160-0003 新宿区元塩町12-4 ピークセブン103号
Tel/03-3357-5780 Fax/03-3357-5793 (月・火・木10:00~16:00)
詳細は上記問合せ
佐藤初女先生講演会
気づき-人と人との出会い・自然とのふれあい-
4/8 (日) 12:30~16:30 (開場 12:00)
船橋市勤労市民センターで
(Tel/047-425-2551 京成舟橋駅から徒歩3分、 JR舟橋駅から徒歩5分)
講師:佐藤初女氏(森のイスキア主宰 著書多数)
参加費:¥1,500 (中学生以下無料)
要予約 当日余席あれば入場可能
予約:下記宛電話、 Faxで名前・住所・枚数を申込み 予約確認後郵便振替口座に振込み
口座番号:00180-9-426281 加入者名:ソフィアヒューマンセンター
「払込受領証」 が入場券
問合せ:Tel/047-410-1610 Fax/047-410-1620 (ソフィアヒューマンセンター)
Tel・Fax/043-259-5006 (斉藤4/7まで)
主催:心の相談室 ソフィアヒューマンセンター
♪ 音楽会等♪
東京スコラ・カントールム
第48回定期・慈善演奏会
-ペシャワール会のために 『受難節に寄せて…マックス・レーガーと廣瀬量平の新作』 -
3/4 (日) 15:00 開演
玉川聖学院 谷口ホールで
曲目:マックス・レーガー (1873-1916) : 「十字架上の七つの言葉」 「おお、 死よ、 お前はなんと苦痛か」 「血潮したたる主のみ頭」 他
廣瀬量平 (1930-) :J. S. バッハ 「来たれ、 甘き死よ」 の旋律による前奏曲/フーガ/終曲 モテット (新作委嘱作品)
指揮・独唱 (アルト):青木洋也
独唱 (ソプラノ):藤崎美苗
器楽:江崎浩司 (オーボエ) 大西律子 (ヴァイオリン) 浅井美紀 (オルガン)
合唱:東京スコラ・カントールム ( http://www2.gol.com/users/schola/ )
入場料:一般前売 ¥2,500 (当日¥3,000) 学生¥1,500
問合せ:e-mail:schola@gol.com または Tel・Fax/044-852-0225 (池田)
オルガン メディテーション-晩の祈りとオルガン音楽-
3/9 (金) 19:00~19:50
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:久野将健
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所 Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
オルガンの夕べ
3/23 (金) 18:00ミサ後 (18:35頃から約30分)
麹町 (聖イグナチオ) 教会 主聖堂で
演奏:武久源造 (フェリス女学院大学講師)
入場無料
問合せ:Tel/03-3263-4584
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会
バッハ 「マタイ受難曲」 演奏会
3/31 (土) 13:30 開演 (13:15 御受難修道会 国井神父の話)
すみだトリフォニーホールで (JR錦糸町駅徒歩3分)
指揮:高橋誠也
ソリスト:高橋節子 永島陽子 水越啓 小原浄二 浦野智行
合唱:東京JSバッハ合唱団
料金:S券¥4,500 A券¥3,500 B券¥2,500
問合せ:Tel・Fax/03-3351-0705 (金子) e-mail:tjsbchor@mail.goo.ne.jp
ホームページからの問合せ http://sound.jp/bachchor/
「VIVID」
★ 4月号(No.241)は、3月26日(月)発行、4月1日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 2月25日(日)
★ 5月号(No.242)は、4月30日(月)発行、5月6日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 3月25日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel: 03-3943-2301 Fax: 03-3944-8511
E-mail: tachi@tokyo.catholic.jp