お知らせ
東京教区ニュース第220号
2005年03月01日
目次
インターナショナルデー
ミサ中心の集いに
1991年に教区100周年の記念行事として始まったインターナショナルデーも、今年で15回目となる。毎年多くの滞日在日外国人と日本人が参加し、同集いは盛り上がりを見せている。しかし、その一方で、中心となるはずのミサがアトラクションやパフォーマンスに飲み込まれてしまっているなどの反省も、関係者の間からは出てきている。現在、教区本部を中心に、インターナショナルデーの見直しが進められ、よりよい形での開催を目指している。
これまでのインターナショナルデーは、委員会が置かれ、委員会のメンバーが中心となって準備を進めてきた。しかし、決まったメンバーが同じことに長く携わっていると、同じ発想しか出てこなくなり、新しいことを始めることが困難になってしまう。また、インターナショナルデーはあくまでも教区主催の行事であるという理由などから、委員会を解散し、大司教の意向を反映しやすいように、今後は教区本部・関口教会・CTICを中心として準備を進めていくことになった。
そのための打ち合わせがこのほど行なわれ、基本的な方向が検討された。それによると、ミサを中心とした集いにすること。そのためにミサの開始時刻を一時間早め、内容を簡素にすることなどが確認された。
また、今年が聖体の年にあたっていることから、テーマは「キリストのからだ」に決まった。ミサ後に聖体礼拝が行なわれる。
ワールドバザーは今までどおりだが、アトラクションについてはかなり規模が縮小される見通し。
キリスト教一致祈祷会
共に集い祈りを捧げる
「キリスト教一致祈祷週間」は、スロバキアの各教会のエキュメニカル協議会の活発な活動をはじめとし、世界各地域で進められ、日本を含む大部分の国々では、1月18日から25日までの1週間を、諸教会が交わりを深め、一致を求めて共に祈る祈祷週間としている。
その具体的な祈りの場としての、合同祈祷会・東京集会が、日本キリスト教協議会とカトリック東京教区エキュメニカル委員会の呼びかけにより、1月23日、カトリック目黒教会で開催された。
2人の神父、6人の牧師、2人の執事(助祭にあたる)、合計8人の共同司式。約150人が参加して、共にキリストに思いを向け、一致を祈った。
祈祷会では、「教会の土台であるキリスト」と呼びかける、聖パウロのコリントの教会への手紙が朗読された。そして説教に立った、日本キリスト教団高輪教会の長津栄牧師は、さらにガラテアの教会への手紙を引用して、「それぞれが、そのままで、キリストによって一つになった」、「キリストの十字架への思い出」を基盤にして一つになろう、と呼びかけられた。また、祈祷会には2本の材木が祭壇のそばに運ばれ、礼拝の間に十字架の形に組み合わされた。これは、豊かな象徴的な意味、家を建てる素材、諸教会がその上に一致を築くよう招かれている土台、共通の土台であるキリストを表している。
式の後、懇親会が持たれた。東京教区エキュメニカル委員会の小林敬三神父の軽妙な司会により、日本キリスト教協議会の鈴木伶子議長や日本聖公会の牧師をはじめ各教会のメンバーが紹介され、一信者として参加された岡田武夫大司教も、暖かい笑いを誘うスピーチ、なごやかな連帯の場ができあがった。
(村田淳一)
東京教区に補佐司教が誕生
2月19日午前11時より、東京カテドラル聖マリア大聖堂において司教叙階式が行なわれ、東京教区に補佐司教が誕生した。
幸田和生補佐司教(写真)の叙階式には東京教区からはもちろんのこと、他教区からも大勢の司教、司祭、修道者、信徒が駆けつけ、新司教のために共に祈り、喜びを分かち合った (詳細は次号で報告の予定)。
協力に感謝 CTIC
昨年12月、フィリピンを襲った台風の被害救援のため、皆さまに支援を呼びかけさせていだきました。多くの共同体、個人の方々がお応えくださり、2005年1月24日現在、430万円ほどのご寄付を募ることができました。寄せられたお金はフィリピン司教協議会を通して、台風の被害が最も深刻だったインファンタ地域の復興・支援のために使わせていただくことになりました。
詳しい報告は別の機会にさせていただきますが、皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。
(事務局長 川口 薫)
エッファタ
教皇のXデーに備えて 「現教皇をどのように評価するか」 と海外のメディアからの取材があった。 「歴代の教皇ができなかったことをしたという点で高く評価している」と筆者は答えた。それは、「バチカン内にとどまらず、世界各地の人々と直接向かい合おうとしたこと」と「過去の教会の過ちの赦しを公に願ったということ」と説明した。とくに後者は、これからの教会が歩むべき道を明確に示してくれた、と筆者は確信している▲教皇が過ちとして指摘した事柄の中の、十字軍の派遣、異端審問、植民地主義と結びついた宣教活動、ガリレオ問題に象徴されるような自然科学者たちへの弾圧などに共通するものは、教会が信じる教条は絶対正しいという認識のもとに、それを揺るがせるものやその枠の外にある他宗教・文化・文明そして人々の営みに対する権力と武力による断罪である。教皇は、それは過ちであったと告白したのである。教皇の良心を照らす光は、人間一人ひとりの尊厳である▲その光の源泉は、キリストにある。教皇は、当時の人々が固く信じ守ろうとしていた律法の定めよりも、人間一人ひとりの痛み・悲しみに深い理解を示したキリストから照らされたに違いない▲人間の悲しみへの優しい眼差しを失った教会は、存在する意味がない。教会にはまだまだ人間を断罪し、差別する仕組みが数多く残っている。それを克服していくのは、私たち全員の責任である。 (MK)
協力体からのリポート 〜玉川通り宣教協力体〜
馬小屋飾り巡礼
玉川通り宣教協力体地域内には、3つの教会(渋谷・三軒茶屋・瀬田)と十数箇所の男女修道院が存在し、宣教活動を行なっています。
お互いの交流と訪問を促進するために、昨年のクリスマスは12月24日〜1月2日まで、「馬小屋飾りスタンプラリー」を企画しました。用意されたスタンプシートを手に、個人で、グループで、3教会と修道院をめぐります。
12月26日には、老若男女合同巡礼として、「クリスマスに平和を祈る馬小屋飾り巡礼」を行ないました。日曜学校の小学生やリーダーを含めた3教会の信徒と修道者約90余名が、瀬田教会の聖堂に集まりました。スペイン製の馬小屋が飾られていた祭壇前で、アシジの聖フランシスコと兄弟に扮した協力体世話人松本巌神父とブラザーが、馬小屋飾りの起こりといわれているグレッチオのクリスマスを再現する寸劇を演じ、ギター伴奏によるクリスマスキャロルを歌って、巡礼出発の祈りを捧げました。
次に、隣接するマリアの宣教者フランシスコ修道会を訪問。玄関の、白いマリア様に抱えられた幼子イエスの首には、すてきなクリスマスリースが飾られていました。きれいな花に囲まれた幼子イエスが飾られた2階の聖堂には、参加者全員は入れないほどの盛況でした。
その後、国道246号沿いに歩いて30分。当日はすばらしい晴天に恵まれ、道中参加者の皆様と楽しく語らいながら、深沢の無原罪聖母宣教女会に到着。門の脇の木の下に、庭の「どんぐり」や「椎の実」をふんだんに利用した、自然味あふれる素晴らしい馬小屋がしつらえられていました。馬小屋前では、子どもたちや参加者全員でクリスマスキャロルを大声で歌いあげ、一同は聖堂に入りました。聖堂壁面には、プロジェクターで教皇ヨハネ・パウロ2世の世界平和の日のメッセージが投影され、同時に朗読を聴きました。祈りのあと、区の名所旧跡に指定されている修道院の美しい庭園を見せていただきました。
最後に、桜新町のご聖体の宣教クララ修道会を訪問。聖堂の左前に飾られた馬小屋飾りは、細やかに並べられていました。飾りの前に敷かれた座布団に子どもたちが座り、その周りに大人の巡礼者が集まり、聖堂壁面にプロジェクターで投影されたニュース画像を見ながら「すべての人の平和を願い、すべての人の平和を祈る」を歌いました。最後に三軒茶屋教会主任の竹内正美神父より祝福の祈りをいただき、参加者は皆、満足で充実したひと時を過しました。
スタンプラリー完走者には、後日記念の品が渡される予定です。今回初めて実施した「クリスマスに平和を祈る馬小屋巡礼」は、これからも継続してやってもらいたいとの意見があり、2005年は新たな修道院を加えて実施したいと思っています。
(玉川通り宣教協力体事務局)
>>> 玉川通り宣教協力体のページ
司祭人事異動
岡田武夫大司教は、1月12日付で、2005年度の司祭の人事異動を以下のように発表した。かっこ内は現任務。
教区小教区
秋津教会主任 福島一基(関口教会助任)
大森教会主任 ゴ・クアン・ディン(秋津教会主任)
佐原教会主任 久富達雄(成田教会主任との兼任)
潮見教会主任 大原猛(市川教会主任との兼任)
志村教会主任 ルイ・コンスタン(成城教会主任)
成城教会主任兼喜多見教会主任 ブランビッラスカ・フェッルッチョ(銚子教会主任)
成城教会助任 マトー・ルイジ(日本語研修、ミャンマーより派遣)
関口教会主任 立花昌和(目黒教会主任)
関口教会助任 田村路加(習志野教会助任)
高輪教会主任 古川正弘(習志野教会主任)
高幡教会主任 加藤英雄(鴨川教会主任)
千葉寺教会主任 マルティネス・マルコ・アントニオ(千葉寺教会助任)
銚子教会主任 ゴメス・エンリケ(松戸教会助任)
習志野教会主任 江部純一(教区本部事務局次長)
本所教会小教区管理者 伊藤幸史(浅草教会主任との兼任)
目黒教会主任 シューマカ・レオ(目黒教会助任)
修道会委託小教区
ドミニコ会
渋谷教会主任 フェルテス・ヘロニモ(高輪教会主任)
教区本部関係
司教総代理(2005年2月19日の司教叙階とともに交替して就任)
法人事務部長(教区会計)幸田和生補佐司教
事務局長専任 カヴァニャ・チェレスティーノ(司教総代理、事務局長兼任)
その他
清瀬市の慈生会付司祭 安次嶺晴実(小金井教会協力司祭)
教区本部協力司祭 泉富士男(志村教会小教区管理者)
アメリカ合衆国、ロス・アンジェレス教区の日本人共同体司牧担当者として出向 岩橋淳一(関口教会主任) 中野区の慈生会付司祭 内山賢次郎(大森教会主任)
一年間病気の治療に専念吉川敦(本所教会主任)
ドミニコ会渋谷修道院付ジラール・アンリ(渋谷教会主任)
教区外へ転出 ブロデリック・ヨゼフ(千葉寺教会主任)
2004年10月より徳田教会協力司祭 荒川博行(アメリカ留学)
日本管区長が交代 グアダルペ宣教会
グアダルペ宣教会の日本管区長が、2月1日付けでイグナシオ・マルティネス神父から、ホセ・モンロイ神父に交代した。任期は4年。
金祝・銀祝 おめでとうございます
金祝を迎える司祭
宮内薫行 (東京教区 司祭の家)
デイキン・エドワード (聖コロンバン会 本部)
フォールテン・マルセル (レデンプトール会 東京修道院、初台教会)
ギハーロ・アルホンソ (イエズス会 ロヨラハウス)
北原 隆 (イエズス会 上石神井修道院)
ローシャイタ・ヴェンデリーノ (イエズス会 SJハウス)
ガリエピ・ギ・ミシェル (ドミニコ会 本部)
ジラール・パウロ・アンリ (ドミニコ会 渋谷教会)
ルイ・コンスタン (パリ外国宣教会 成城教会、喜多見教会)
橋口佐五衛門 (コンベンツアル聖フランシスコ修道会 本部修道院、フランシスカン霊性センター)
大曾 昭 (コンベンツアル聖フランシスコ修道会 赤羽修道院、赤羽教会)
銀祝を迎える司祭
泉 安広 (東京教区 フランシスコ会聖書研究所)
辻 茂 (東京教区 立川教会)
濱田 了 (フランシスコ会 板橋教会)
カテドラルで助祭叙階式
3月13日(四旬節第5主日)午後2時より、東京カテドラル聖マリア大聖堂において、教区の助祭叙階式が行なわれる。例年、助祭叙階式は神学生の出身教会で行なわれてきたが、今年は種々の事情により、カテドラルで執り行なわれる。お時間のある方はどうぞ参列し、新助祭のために祈ってください。
一粒会
3月20日に一粒会の総会 ミサの中で選任式も
来る3月20日(受難の主日)、午後2時より東京カテドラル聖マリア大聖堂とケルンホールにおいて一粒会の総会が開催される。総会に先立ち「朗読奉仕者・祭壇奉仕者」の選任式(教区と修道会合同)がミサの中で行なわれる。その後、会場をケルンホールに移して総会が行なわれる予定。
記録集を発行 「正義と平和」全国集会
昨年の10月に東京教区を会場にして行なわれた「正義と平和」全国集会は多数の参加者を集めて成功を収めた。
「もうひとつの世界は可能だ―排除から共生へ―」というテーマで開催された同集会の記録がまとめられ、このほど発行された。
内容としては、この大会の始まりに行なわれたシスター・ナンシー・シルベスターの講演会(テーマ=「正義と平和のグローバル化」―信仰者への課題―)の全文。13の分科会の報告。参加者の感想など。
記録集をご希望の方は教区本部内・社会福音部(堤)まで。 電話03-3943-2301
CTICカトリック東京国際センター通信 第89号
千葉地域
外国籍信徒司牧者集会の報告
東京教区の取り組むべき優先課題の一つに「外国人の司牧と困難を抱えた外国人へのサポート」があります。「CTICちば」では、各宣教協力体と協力してこの課題に取り組んでいくため、千葉地域の神父たちにご協力いただき、外国人司牧について話し合う定期的な集会(「千葉地域の外国籍信徒司牧者集会」)を昨年よりスタートさせました。この集会は、千葉地域のカトリック教会に来ている在日外国人信徒のための司牧活動や、困難を抱える外国人、彼らの子どもたちの支援活動について話し合う集会です。
本年第一回目の集会は、1月17日に西千葉教会にて行なわれ、千葉地域の司祭とCTICスタッフ、計16名が参加しました(写真)。
今回は「これからの外国人司牧プログラムと今後の取り組み」をテーマとして取り上げ、各聖堂共同体で行なわれている外国人司牧の現状について分かち合った後、CTIC事務局長の川口薫神父から2005年の「CTIC外国人司牧プログラム」の説明が以下のとおり行なわれました。
緊急時および困難な状況にある人々への支援
これは今までにもCTICが取り組んできた中心的な活動ですが、今後も継続して取り組んでいく課題です。さらに、より広範囲で外国人支援活動を展開していくため、宣教協力体作りと平行して、各協力体の中に相談拠点と相談員を設置することが期待されます。こうした人材養成のため、宣教協力体の中で外国人相談・支援活動に携わっている方や興味をもっておられる方を対象に、亀戸事務所を中心に相談員養成学習会を行ないます。
信仰教育の推進
外国人信徒の信仰生活を深めるため、秘跡に関するテキストを作成します。2004年は洗礼のテキストのほか、子どもの祈りの本を出版しました。2005年は堅信、初聖体のテキスト出版を予定しています。また、これらのテキストを利用して洗礼・堅信・主日のミサについてのセミナーやワークショップを予定しており、現在、それに向けてチーム編成を行なっています。さらに、四旬節と待降節にあわせて黙想会・静修を行なう予定です。
家庭生活と社会適応の支援
CTICの相談内容で一番多いのは家族に関する相談です。互いに異なる文化で生まれ育ったカップルが結婚生活を続けていくことは、決して容易なことではありません。そうした現状から、結婚前のカップルを対象に結婚ケアセミナーを行ないます。特にフィリピン人と日本人のカップルのための講座を開き、二文化間の結婚の喜びと苦しみについて理解を深めます。このセミナーの実施については、フィリピン大使館にも協力を仰ぐつもりです。また、すでに4回実施してきました、二文化に生きる子どもたちのサマーキャンプも実施します。
教会のケアと共同体作り
多くの文化を持った人々が一つになって共生する新しい教会作りに向けて、共同体作りのためのプログラムを企画、ワークショップ形式で実施します。また、諸言語のミサや聖書研究グループのお知らせなど、司牧サービス情報の作成と配布を行ないます。
外国人共同体のネットワーク作りを進めていきます。現在は、フィリピン人共同体のネットワーク化が進み、定期的に集まりを持っています。今年3月には岡田武夫大司教をお招きして、各共同体との対話の機会を持つ予定です。
拘留所訪問サービス
従来の活動として拘留所訪問サービスがありますが、今後も入国管理局や警察署、拘置所、刑務所に拘留されている移住者の訪問と支援を行ないます。また、入国管理法などに関する法律のセミナーを行ないます。
船員司牧サービスへの協力
ステラ・マリスなど、全国的に展開している船員司牧サービスに協力していきます。
人権擁護など
在日外国人の人権擁護のためのネットワーキングや、データ・資料の収集、研究・学習会を行ないます。
以上の活動については、各聖堂共同体、宣教協力体の中でよく話し合い、できるところから実施していきたいと考えています。
CTICちばでは今後も、この集会を中心に各聖堂共同体との協力関係を強め、ネットワークを広めながら、千葉地域の司牧的ニーズを探り、協力者と連帯し、具体的ニーズに応えていくことを目指していきたいと思います。 (中村 潔 ちば事務所)
心の問題への取り組み(11)
苦しみ、痛み、喜びを共有共感していく
百番目のサル
「平和」の問題に取り組むために、インターネットにあちこち当たっていたら、吉永小百合さんのホームページに行き着きました。その「戦争・原爆と映画」のコーナーに「百番目のサル」の話題が載せられていました。それを読みながら、さまざまなことが心によぎりました。
宮崎県の日南海岸に幸島という小さな島があります。陸地から2、300メートルしか離れていないこの島に、野生のサルが生息し、ここに京都大学の霊長類研究所が置かれ、野性ザルの観察研究が行なわれています。
海を泳いで渡るサルの話は昔から知られていましたが、1952年に異変が起こりました。ある一匹の若い雌ザルが、海水でイモ洗いを始めました。土を落とし塩味をつけて食べると美味しくなることを発見したのです。この作業は若い雌ザルたちの中に徐々に広まっていきました。その数がある数(仮に100匹とします)を越えたとき、島中のサルが一斉に芋洗いを始めたのです。そればかりでなく、幸島から連絡が取れるとは思えない、大分県の高崎山のサルに芋洗い行動が始まりました。そしてさらに、世界各地から、サルたちの芋洗い行動が報告されてきました。
「共時性」とか「共時現象」と呼ばれる、未だ説明のつかない謎めいた現象です。アメリカの作家ケン・キーズ氏はこの現象に着目し、核廃絶運動への希望を見出し「百番目のサル」を書きました。「核のない世界」への思いを持つ人が、ある数を越えたとき、その思いは一気に全世界のものになる、というのです。この作品が1986年、吉永小百合さんのナレーションにより国際平和記念作品として映画化されました。
前置きが長くなりました。この「共時現象」のエネルギーは「平和運動」を支える大切な力として意識されています。おそらく、さまざまな所に、この共時性のエネルギーは働いているでしょう。実は、「心の問題への取り組み」にも、強い共時エネルギーが働いているのではないかという思いがあります。「時を得た」というのでしょうか。東京教区やカトリック教会という枠を遥かに超えて、人格や人権、人間の尊厳というような視点を踏まえながら「心」が見つめ直されているように思います。そしてそれは、「平和」を見つめる眼差しとどこか共通しているように感じています。「百番目のサル」の目覚めに向かった着実な意識の伝播は、大きな渦になっていくという希望に動かされます。
多少、手前味噌的な宣伝になりますが、本紙のVIVIDのコーナーに多くの集いや講座の案内が寄せられています。「いやし」「自分と人を知る」「スピリチュアルケア」「佐藤初女先生」等々、「心」を意識させる企画が目白押しです。
東京カリタスの家の「ボランティア養成講座」も、「百番目のサル」の目覚めに向かった運動の一環として宣伝させていただきたいと思います。ボランティア活動は、自分自身の成長と喜びの実現のための活動と言ってよいでしょう。さまざまなかかわりを通して、いのちを支えあい育みあっていくのです。関わりの中で苦しみや痛み、そして喜びを共有共感することにより、人間として成長していくのです。ボランティア講座は、より良い関わりの持ち方を学ぶ講座です。
この数年を振り返ってみると、東京カリタスの家を利用される方々のニーズが確かに変化しています。「心」に深く絡んだ問題を抱え、苦しみ、援助を求めてくる方々が確かに増えてきています。「心」をしっかりと受け止め、大切に育みあっていくとき、「新しい人」の数は必ず「百番目」を超えていくと信じます。
私にとっての教会(26)
馬嶋共栄 (田園調布教会)
私は信者になるまでの10年間、教会の敷地を散歩コースにしていました。敷地に入っただけで清々しく、穏やかなものを感じていたからです。とうとう10年目で神さまに招かれたようで、初めて行った勉強会の第1日で「この道」を決めました。何の迷いもありません。その気持ちが、13年経った今でも続いています。
教会は聖堂です。幸せなことに、この教会には3つの聖堂があります。まず、一昨年でき上がったばかりの信徒会館にある「クララ聖堂」。朝ミサには、この聖堂の美しさがいちばん現れるでしょう。
もう一つは、70年前に建てられた修道院の小聖堂です。その古さから、たくさんの修道士の祈りとミサが積み重ねられて、とても深い味わいがあります。夕暮れに座ると、小さな聖堂ゆえか、包み込まれるような静けさがあり、この聖堂は私の宝物です。
最後に大聖堂。東横線から見えて、その教会らしい姿に魅せられたのがきっかけで、信者になる人がかなりおられます。この聖堂の復活祭とクリスマスなどの盛大なミサは、聖堂中が神さまを賛美しているようで、荘厳でとても感動的です。
私にとっての教会は、これら聖堂でたった一人でいるときの幸せと、あらゆる典礼、一緒に活動している仲間たち、会うとあいさつし合うたくさんの人たちなど、神さまと共にいる教会を感じます。
交差点
聖書通読の勧め
今、世界的に人間のエゴイズムが怒涛のように流れ出し、人々はその渦中にあって翻弄されています。しかも普遍的なビジョンを見出せないままに、いたずらに混迷の度を深めています。人間の本質が揺らぎ、大多数の人々には、人間の根源的な在りようが見えていないように思われてなりません。
「人間は、大いなる存在者がみ旨を実現しようとして、この世に投じられた被造物であり、自分の思いをガムシャラに実現しようとしても、心安らかにはなれない。人間は、大いなるものに畏敬の念をもって交流しながらみ旨を行なう時、はじめて充足感と平安を味わう」という認識が欠けているように思われます。
「聖書の出番だ」と思うのです。
人間の本質・根源的な在りようを知るには、『聖書』は最もよい書物なのですから。
ここで私は、聖書を聖職者のご指導をいただきながら、旧約聖書・新約聖書を通して読むことを、社会にそしてカトリック教会の人々に提言したいと思います。
特にバビロン捕囚期に編まれた『創世記』で、「人間とは何者か」を。エジプトを脱出したイスラエルの民が荒れ野で聴いた神のことばで、 「人間の根源的な在りよう」を。これらのことを知っていただきたい! 投稿 大橋寛子 関口教会 (70歳)
教会・修道院巡り(112)
『葛西教会』
外国籍信徒と共に
「ねえおじさん、あの人だあれ?」
ある日曜の午後、教会を初めて訪れたと見える子どもが、祭壇後部の十字架を指して尋ねました。
「イエス様だよ」
すかさず隣にいた女の子が答えます。
「それに、おじさんじゃなくてファーザーだよ・・・」
午後4時の英語ミサ前後に集まってくる子どもたちは、友だちを連れてくることが多く、彼らとのこうした会話も日常風景となってきました。この時間の聖堂に初めて入ったとき、あたかも日本から外国のどこかに飛び込んだような印象を受けたのを覚えています。
100人近い外国籍信徒たちが毎日曜日に集まって聖歌と共に祈りを捧げる姿を、35年前に東京の下町で細々と司牧を始めた司祭たちの誰が想像できたでしょうか。
前身は松江教会
葛西教会は、聖アウグスチノ修道会が司牧を担当しています。東京大司教区での当修道会の司牧は、1969年に江戸川区松江、同潤会通り沿いにある小さな教会で始まりました。この松江教会がやがて手狭になり、以後人口が増えると見込まれていた南部の葛西地区に移転を決め、葛西教会として再出発したのが1985年のことです。予想どおり、江戸川区南部、さらに浦安・行徳地区にわたって若い世帯が増え続け、東西線の葛西駅あるいは西葛西駅から教会までの15分の道のりを歩きながら眺める風景も、この20年間でずいぶんと変わってきました。教会は、住宅街にすっかり埋もれてしまった感があります。
トマス神父の精神を受け継ぐ
葛西教会の建設に奔走したトマス・パーセル神父(昨年11月27日帰天)は、17世紀のキリシタン迫害で宣教が途絶えてから300余年を経て、1952年に再来日を果たした3人のアウグスチノ会員の一人でした。米国ペンシルヴァニア州の貧しい炭鉱の町に生まれ育った神父は、日本での宣教地としても、とかく貧しい人の多かった地区を選び、共同体を作ってきました。この精神を継承し、今の時代がもたらす新しい課題にも取り組みながら、数名のシスター方の助けを得て、葛西教会は宣教司牧また福祉の活動を続けています。豊島区にあるアウグスチノ会養成の家で学ぶ学生たちも、葛西教会での奉仕に携わりながら、共同体の一員として養成を受けています。
多様な活動
感謝の祭儀を中心とし、多くの人がさまざまな形で奉仕に関わっています。各委員会をはじめ、路上生活者の昼食支給、老人ホーム訪問、 また南アフリカ宣教やボリビア施設を支援するための募金といった福祉活動。教会学校、幼児クラス、中高生会での信仰教育、グループでの祈りと分かち合いなど。さらに京葉宣教協力体の一員として、市川、小岩、潮見教会との協力の中で、この地域への奉仕の可能性を探っています。 (柴田弘之 葛西教会助任司祭)
週刊カトリック新聞
>>>カトリック新聞社ホームページ(オンラインで申し込みができます)
東京教区ニュースより
「信仰の物語」をお寄せください
教区ニュースでは「信仰の物語」を掲載するために準備をしています。
人が信仰に入るきっかけはさまざまです。暗闇のような毎日のなかでキリストの光に出合った人。最愛の人との別れを通して信仰に導かれた人・・・。
あなたはどのようにして信仰に至りましたか。また、現在どのように信仰を生きていますか。あなたの「信仰の物語」をお聞かせください。
1,000字程度にまとめ、教区ニュース編集部あてにお送りください。送り先は『投稿募集』と同じです。あなたの名前、年齢、所属教会、 連絡先を書いてください。匿名を希望する方はその旨を明記してください。 (編集部)
投稿募集
東京教区ニュースでは、読者の皆さまからの投稿を受け付けています。福音的な内容のニュース記事、エッセイ(いずれも600字以内)、写真、イラスト、4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。 「投稿」と明記し、住所、氏名、年齢、電話番号、所属教会を必ず書いてください。文章に関しては、用語その他で添削することがあります。また、投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。
〒112-0014文京区関口3-16-15
東京大司教館 東京教区ニュース
FAX(03-3944-8511)
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
VIVIDの申し込み先が変わります
4月号以降は下記へお願いいたします。
〒112-0014
東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
TEL/03-3943-2301 FAX/03-3944-8511
電子メール tachi@tokyo.catholic.jp
VIVID
黙想会・祈りの集い等
いやしのためのミサ
3/13 (第2日曜) 14:00〜
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾4-3-1)
司式: 小平正寿神父(フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ: 羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
通勤・通学黙想会
3/18 (金) 20:00〜3/19 (土)10:00
マリア会、 シャミナード修道院で (〒102-0071 千代田区富士見1-2-43 Tel/03-3261-2965 Fax/03-3261-8612)
テーマ: 生きるために死ぬ
対象: キリスト信者・求道者
内容: 祈り・黙想・分かち合い
費用: 1回¥1,000 (当日支払)
持ち物: 聖書、 洗面用具、 ねまき
申込み: 開催日の1週間前までに下記へ
シスター小林 Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317
e-mail:fmi-kk@netty.ne.jp
備考:夕食を済ませて参加、 翌日朝食の準備あり
祈りと学び <10回シリーズ>
4/9、5/14、6/11、7/9、9/10、11/12、12/10、2006 1/14、2/11、3/11(毎月第2土曜日、8・10月休み) 10:00〜12:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院で (〒194-0032 町田市本町田3050-1http://marianist.netty.ne.jp/ )
テーマ: 信じた方はしあわせ-聖書にみるマリア-
申込み: 開催日の1週間前までに
担当: シスター小林幾久子へ
Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317 e-mail:fmi-kk@netty.ne.jp
マリアの御心会よりご案内
下記いずれも マリアの御心会で
(JR信濃町駅下車徒歩2分 〒160-0012 新宿区南元町6-2)
問合せ・申込み: Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089
e-mail:midorif@jca.apc.org
URL:http://www.meisen.org
来て、見なさい」 プログラム
3/20(日) 10:00〜16:30 (ミサ有)
テーマ:「毎日の生活の中で神を探す」
対象:結婚、 修道生活、 独身生活を選定したい方
指導:加藤信也神父 (イエズス会)
聖書で祈る(聖書通読)
毎金曜日18:00〜19:30
旧約聖書通読3月 (列王記下)
対象:どなたでも
信仰入門
毎火曜日18:00〜19:30
対象:どなたでも
召命黙想会 「わたしについてきなさい」
4/29 (金) 17:00 〜5/1 (月) 16:00
福音史家聖ヨハネ布教修道女会小金井修道院で
対象: 未婚の女性信徒でこれからの道を考えている方
指導: 英隆一郎神父 (イエズス会)
参加費:¥3,000
持ち物: 聖書、 筆記具、寝巻き、洗面用具
申込み・問合せ: 〒184-8511 小金井市桜町1-2-20
福音史家聖ヨハネ布教修道女会小金井修道院
Tel/042-383-4117 Fax/042-388-3658 シスター篠原
申込み締切り: 4/20 (水)
祈りと分かち合いの集い-ご聖体のみ前で祈る *祈りと7stepsによる聖書の分かち合い
3/17 (木) 18:30〜20:30
マリアの宣教者フランシスコ修道会 東京第二修道院で
対象: 40歳位までの独身女性
持ち物: 聖書
申込み・連絡先: 新宿区中落合2-4-13
マリアの宣教者フランシスコ修道会 東京第二修道院 シスター菊地育子
Tel/03-3952-1751 Fax/03-3952-1761
e-mail:mariakikujp@hotmail.com
申込み締切り: 3/16 (水)
講座・研修会等
「こじか」 教会学校リーダー養成連続セミナー
4/23、5/7、5/21、6/4、6/18、7/2 (土) 全6回 14:00〜16:00
サンパウロ東京宣教センター 6階会議室で
(JR・地下鉄四ッ谷駅前、 四谷見附交差点角)
テーマ: 出会いから始まる教会学校
講師: 下窄英知神父 (長崎教区司祭、 前 「こじか」 福音解説執筆者)
対象: 教会学校リーダー
参加費: ¥2,000 (全6回分)
申込み・問合せ: 参加希望者は、 氏名、 住所、 電話番号 (あればファクス番号、 メールアドレス)、 所属を明記の上、 下記へ
オリエンス宗教研究所
〒156-0043 世田谷区松原2-28-5
Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322 e-mail:jimu@oriens.or.jp
定員になり次第締め切り
参加希望者にはあらかじめ簡単なアンケート送付
主催:オリエンス宗教研究所、 世田谷北宣教協力体
2005年度 東京カリタスの家 ボランティア 養成講座 ―理解から共感へ―
下記いずれも 土曜日13:00〜15:30
カトリックセンターで (文京区関口3-16-15)
会費:¥5,000
定員: 50名 (定員になり次第締切)
申込み・問合せ: Tel/03-3943-1726 (東京カリタスの家)
※希望者は東京カリタスの家でボランティア実習体験可能
■4/16 「開講式 東京カリタスの家のボランティアの心」
講師:小宇佐敬二神父 (東京カリタスの家常務理事)
■5/14 「自己を知り、 対応の仕方を学ぶ (1)」
講師:シスター内野礼子 (師イエズス修道女会)
■5/28 「自己を知り、 対応の仕方を学ぶ (2)」
講師:シスター内野礼子 (師イエズス修道女会)
■6/11 「家庭における暴力とその背景」
講師:松本和子氏 (女性ネットSaya-Saya共同代表)
■6/25 「当事者の体験からみた暴力の問題」
講師:松本和子氏 (女性ネットSaya-Saya共同代表)
■7/9 「心の病について」
講師:服部功医師 (静岡県立こころの医療センター)
■7/23 「心の病の苦しみとそのケア」
講師:東京カリタスの家担当者
■9/10 「年をとる」 とは?
講師:シスター米田綾子 (東京純心女子大学)
■9/24 「高齢者の事例」
講師:東京カリタスの家担当者
■10/8 「子どもについて」
講師:交渉中
■10/22 「閉講式 健康のための四つのテーマ」
講師:小宇佐敬二神父 (東京カリタスの家常務理事)
在世フランシスコ会聖母病院兄弟会例会 *聖フランシスコの書き物を読んでの分かち合いと解説
3/27 (日) 14:30〜16:30
聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:訓戒の言葉7・知識には良い業が伴わなければならない
指導:小平昌俊神父
(フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
備考:日時が変更になることあり、 初参加者は事前問合必要
「自分と人を知る」 -気づきの旅 (1)
4/9、5/14、6/11、7/9、9/10、10/8、11/12、12/10、1/14、3/11 (原則 第2土)
10:30〜13:00
援助修道会・リヒト宣教室で (新宿区市谷田町2-24Tel/03-3269-2405)
対象:キリスト者として、
心理的・霊的成長を望む方
指導:シスター野本佳子 (援助修道会会員)
会費:¥13,000 (全10回分、
資料代含む 当日会場で)
申込方法:ハガキ又はFaxに氏名、 住所、 電話番号、 所属教会、 年齢を書き下記へ
〒162-0805 新宿区矢来町105-205
「気づきの旅」 松原牧子
Fax/03-3267-7061
申込締切日:3/25
CWC (キリスト者婦人の集い) 主催の講座
3/22 (火) 10:30〜12:00
真生会館1階 第1会議室で
講師:九里彰神父 (カルメル会)
テーマ:「女性の尊厳と使命」
会費:¥500
問合せ:神藤Tel/03-3642-5629
「スピリチュアルケア1日研修会」 案内
3/20 (日) 9:30〜16:30
ニコラバレで (JR四ツ谷駅麹町口前、
地下鉄丸の内線・南北線四谷駅徒歩1分 千代田区二番町7 Tel/03-3261-0825)
テーマ:No.10 「信教の自由とスピリチュアルケア」
講師:ワルデマール・キッペス
対象:医療、福祉、介護に従事されている方、
スピリチュアルケアを初めて学ばれる方、 関心を持たれる方どなたでも
受講料:¥5,000
(会員¥4,500)
申込み・連絡先:Tel・Fax/050-3557-4520 e-mail: h.kizawa@nifty.com (担当:木澤)
今年度予定は
5/7(土) 「チーム医療の中でのスピリチュアルケアの実際」
7/17 (日) 「本物のホスピタルとホスピス」
スピリチュアルケア・オリエンテーション ワークショップ案内
3/20 (日) 9:30 〜3/21 (月) 16:30
ニコラバレで (JR四ツ谷駅麹町口前、
地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分 千代田区二番町7 Tel/03-3261-0825)
講師:ワルデマール・キッペス
対象:スピリチュアルケア研修コース
(5日間および10日間) に初めて参加される方、 医療、福祉、介護に従事されている方で、 スピリチュアルケアを学びたい方
参加費:2日間¥10,000
(会員¥9,000)
申込み・問合せ:Tel・Fax/050-3557-4520
e-mail: h.kizawa@nifty.com
(担当:木澤)
主催:臨床パストラルケア教育研修センター
講演会
4/13 (水) 18:45〜
カトリック麹町 (聖イグナチオ) 教会主聖堂で (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅下車)
テーマ:ノーベル賞科学者、
人生を語る
講師:小柴昌俊氏 (東京大学特別栄誉教授)
参加無料
問合せ:カトリック麹町 (聖イグナチオ)教会 真和会 Tel/03-3263-4584
佐藤初女先生講演会-生きる力の架け橋
3/13 (日) 14:00〜16:30 千葉県教育会館で
講師:佐藤初女先生 (岩木山麓に 「森のイスキア」 主宰、 「おむすびの祈り」
ほか著書多数) 参加費:¥1,300 (当日¥1,500)
申込み:
1.下記へ郵送またはFax送付
〒273-0004 船橋市南本町5-5
共栄ビル2階 ソフィアヒューマンセンター
Fax/047-410-1620
2.郵便振込:口座番号:00180-9-426281
加入者名:ソフィアヒューマンセンター振込み確認後入場券送付
(3/5以降振込みは 「振込控」 が入場券)
問合せ:ソフィアヒューマンセンター
Tel/047-410-1610 Fax/047-410-1620
(担当宮本)
「カトリック教会の教え」 を学ぶ会
4/2、6/4、10/8、12/3 (偶数月第1土、 8月休会)
14:00〜16:00
関口会館地下ケルンホールで
指導:岡田武夫大司教
参加費:1回¥500
(資料、 会場費等 当日支払い)
持参品: 「カトリック教会の教え」 (カトリック中央協議会刊 2003)、 聖書、
筆記具
問合せ:
北・文京宣教協力体協議会学びの会実行委員会
赤羽教会 Tel/03-3901-2902 (担当 飯野三和子)
本郷教会Tel/03-3941-5916 (担当 中本千寿子)
関口教会 Tel/03-3945-012603-3619-9488 (担当 久守惇子)
Tel/03-3984-4063 (担当 南部征枝)
※事前申込み不要
聖三木図書館よりお知らせ
キリスト教図書館 「聖三木図書館」 (JR・地下鉄四ッ谷駅下車 Tel/03-3238-3545)
イースター関連図書展示
3/13 (日) 〜4/3 (日)
イエスの受難と復活にかかわる図書を館内の1か所にまとめて展示
年度末事務整理休館
3/31 (木)
「道の会」 聖地の旅 勉強会のお知らせ
下記 1) 2) いずれも 真生会館で (JR信濃町駅1分)
対象:聖地と聖書に興味がある方ならどなたでも
会費:¥1,500
申込み・問合せ:道の会 http://www.michi-no-kai.com
井上弘子
〒164-0013 中野区弥生町1-19-1-201 Tel・Fax/03-3379-5571
瀬川眞佐子 Tel・Fax/049-286-6291 e-mail: junrei@michi-no-kai.com
1) 3/13 (日) 14:00〜16:00 (主日のミサ有)
第2回: 「救いの計画は歴史の中で実現される」
講師:鈴木信一神父
(聖パウロ修道会) 井上弘子 (道の会)
2) 3/13 (日) 11:00〜12:30
特別講演会 「クリスチャンとイスラエルの旅」
講師:ギル・ハスケル氏 (駐日イスラエル大使館広報参事官)
カトリック登り行く人生の会・主催の講座
下記の申込み・問合せ:〒116-0013荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102ビ・モンタント東京事務所
勤務時間:火・木・土14:00〜16:00
Tel・Fax/03-3806-9877
5会場での勉強会
全会場同一条件
時間:13:30〜15:00
申込み不要
会費:¥300〜¥500程度
開催日は事務所へ確認要
(1) 立川教会
3/1 (火) 指導:泉富士男神父
4/5 (火) 指導:塚本伊和男神父
(2) 事務所
3/8 (火) 指導:塚本神父
4/12 (火) 指導:塚本神父
(3) 三軒茶屋教会
3/15 (火) 指導:泉神父
4/19 (火) 指導:塚本神父
(4) 成城教会
3/16 (水) 指導:塚本神父
4/20 (水) 指導:泉神父
(5) 高輪教会
3/18 (金) 指導:泉神父
4/15 (金) 指導:泉神父
月例散策会
第114回 3/9 (水)
行き先:神田明神、 湯島天神、 上野教会
集合:10:30 JRお茶の水駅聖橋口改札
解散:14:30
第115回 4/21 (木) 〜4/23 (土)
予定 関西方面へ巡礼旅行
気軽に聖書を読む会
3/18、4/22 (金) 13:30〜16:00
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅下車)
テーマ:聖書と文学
指導:吉山登神父
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読んでみたい人、 聖書研究会は堅苦しく思った人、視点を変えて読み更に信仰を深めたい人
世話人:納
パッチワーク・キルト同好会
3/10、4/14 (木) 11:00〜15:00
ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。ふるって参加を。
世話人:宮木
第43回 聖F・ザビエル友ゆう俳句会
4/21 (木) 11:30〜15:30
神田教会信徒会館で
兼題未定
世話人:野田
なごみ短歌同好会
4/23 (土) 10:30〜14:30
八王子教会2F和室で
世話人:富永
本年度の新企画案
(1) ビ・モンタントとして聖体の年の行事
(2) 「聖体大会」 を黙想会の代りに行なう?
(3) 聖体讃美の聖歌を勉強会で練習しては?等
♪音楽会等♪
小さな星たちのコンサート-アジアの子どもたちの教育支援
3/21 (月・祝日) 14:00開演 (13:15開場)
大田区民ホールアプリコで (JR蒲田駅から徒歩3分)
出演:暁星小学校聖歌隊
曲目:水を飲ませてください、 マザーテレサの祈り他
入場料:¥2,000 (全自由席)
問合せ:林まさみ Tel・Fax/042-369-0355
主催:暁星学園、 日本信徒マリアニスト共同体
オルガンメディテーション -晩の祈りとオルガン音楽
3/11 (金) 19:00〜19:50
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:池野裕美
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所 (9:00〜12:00、 13:00〜17:00) Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区 e-mail:diocese@tokyo.catholic.jp
オルガンの夕べ
4/22 (金) 18:00ミサ終了後 (18:35頃から約30分)
麹町 (聖イグナチオ) 教会主聖堂で
オルガン演奏:河野和雄 (日本基督教団田園調布教会オルガニスト)
入場無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会
問合せ:Tel/03-3263-4584
第15回 インターナショナル・オルガン・フェスティバル・イン・ジャパン2005 -日・EU市民交流年イベント-
4/5 (火) 19:00開演 (18:30開場)
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:ジョルジョ・カルニーニ (イタリア)
曲目:トッカータ第1集よりトッカータ1番、 コンチエルトニ短調 BWV974他
入場料:¥3,000 (全自由席)
主催:インターナショナル・オルガン・フェスティバル・イン・ジャパン組織委員会
チケット取扱:聖イグナチオ (麹町) 教会案内所 (Tel/03-3230-3509)
スペース・セントポール (Tel/03-3941-4971)
ローソンチケット (Tel/0570-000-403)
Lコード31646
問合せ:IOFJ組織委員会 〒164-0012 中野区本町3-12-3 セシリア館
Tel/03-3375-0164 Fax/03-3375-4301
http://www.tokyosite.net/organ/
東京J.S.バッハ合唱団 第14回定期演奏会
3/12 (土) 18:00開演 (17:15開場 17:45お話:国井健宏神父)
東京芸術劇場大ホールで (JR池袋西口)
曲目:「ヨハネ受難曲」 BWV245
指揮:高橋誠也
福音史家・テノール:アルブレヒト・ザック
イエス:浦野智行、ソプラノ:高橋節子、アルト:永島陽子、バス:宮本益光、合唱:東京J.S.バッハ合唱団
チケット:S席 ¥4,000、A席 ¥3,000、B席 ¥2,000 (全席指定)
問合せ:金子 Tel・Fax/03-3351-0705
VIVID
★4月号(No.221)は、3月28日(月)発行、4月3日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切:2月20日(日)
★5月号(No.222)は、4月25日(月)発行、5月1日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切:3月20日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたは電子メールで下記住所までお送りください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
tachi@tokyo.catholic.jp