お知らせ

お知らせ

東京教区ニュース第215号

2004年08月01日

平和を考え・祈る集い
カテドラルを会場に

日本のカトリック教会は1982年より8月6日から15日までの10日間を「日本カトリック平和旬間」と定めた。 毎年この期間には各教区でさまざまな行事や催しが行なわれている。 今年は東京教区では8月7日に「平和祈願祭」が、14日には「平和を考え、平和を祈る」集いが開催される (2面に関連記事)。

8月14日 (土) に平和旬間の教区の行事として、「平和を考え、平和を祈る」集いがカテドラル大聖堂とケルンホールなどを会場にして行なわれる。
午後1時から6時まで、写真家の森住卓氏の写真展「イラク戦争―戦禍と核汚染の中で」が催される。

また午後3時からは今年度日本カトリック映画賞を受賞した「ヒバクシャ-世界の終わりに」の監督、鎌仲ひとみ氏の講演会と作品の上映会が行なわれる。

さらに午後6時からはカテドラル聖マリア大聖堂において、岡田武夫大司教の司式による平和を祈るミサが行なわれる。

千鳥ヶ淵では平和祈願祭

カテドラルでの行事に先立つ8月7日には、同じく教区の平和旬間の行事として、千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて「第31回平和祈願祭」が行なわれる。 ミサと光の行列をとおして全世界の平和を願って祈りが捧げられる。

事務局協力司祭に福島神父と林神父
WYD ケルン大会

教皇の発案で、国境や人種、経済格差や社会体制の違いを乗り越えて、世界中の若者が集まるワールドユースデー (以下WYD) が、2005年にドイツのケルン教区で開催される (8月15日~21日)。

全教区から若者たちが参加できるよう呼びかけ、受け入れ、お世話するための事務局が立ち上げられた(担当 松浦悟郎司教 事務局長 ジャンクロード・オロリッシュ神父)。
この事務局に協力しWYDへの参加に向けてさまざまな準備をしていくスタッフとして東京教区から福島一基神父と林正人神父が選ばれた。

WYDが開催されるケルン教区とは今年友好50周年の祝いをとおして更なる協力関係の推進を確認したばかり。 また、東京教区を訪れたマイスナー枢機卿は 『青年たちとの集い』 のなかで「来年はケルンで会いましょう」とあいさつされた。 東京教区としては岡田大司教をはじめとして福音宣教部や青少年委員会を中心にWYDに積極的にかかわっていく方向で動いている。

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財務担当者の説明会

昨年に引き続いて、今年も財務担当者の説明会が10月2日 (土) に行なわれる。

2004年より本部献金システムが改定され、教区直轄の小教区では、(月定献金+ミサ献金+祭儀献金) ×35パーセントを、また、修道会委託小教区では、(月定献金+ミサ献金+祭儀献金) ×20パーセントを本部に納めることになった。

今回の集まりは本部献金システム改定後の実績と今後の見通しについて、法人事務部より説明があり、それについての意見交換が行なわれる。

また、教会の財務・税務について、公認会計士の田代清和氏の話しも予定されており、小教区の財務担当者の疑問などにも答えていただけることになっている (3面にお知らせ)。

多摩東宣教協力体
合同ミサを開催 共同体ごとに紹介も

「私たちの新しい一歩」と名付けられた、多摩・調布・府中の3教会による合同ミサが、地域内の修道会や施設の参加も得て、6月20日挙行された。

岡田大司教の主司式、加藤豊神父 (多摩)、小坂正一郎神父 (調布)、V・パスカーレ神父 (府中)、および府中教会担当のミラノ外国宣教会アルベルト管区長、地域内の汚れなきマリア会で活動の佐久間彪神父による共同司式 (写真)。 ミサの中で、調布教会の3人の生徒たちの堅信式も行なわれ、共同体の仲間たちの大きな拍手と、励ましを受けた。

調布教会のあるサレジオ神学校の、茶色い土煙の舞うグラウンド脇の体育館。 用意された500脚の折りたたみ椅子がほぼ埋まり、風の吹きつけるテントに立って迎える各教会の世話役さんたちも、ほっとした表情。 綿密な準備資料を握りしめた、多摩教会の岩藤委員長も満足そう。 調布教会の横山委員長はカメラマンに変身。 サッカーの交流試合をしてきた青年会に続けと、初めて企画された合同の行事、多摩東宣教協力体の、文字どおり「私たちの新しい一歩」となった。

ミサ後、同じ会場を使って、「紹介の場」が持たれた。 各教会の信徒が起立して、参会者からの温かい拍手を受けて、にこやかにおじぎ。

地域内で活動している、全ての修道会・施設が紹介され、出席したシスターたちが起立して会釈や、活動の説明。 出席できない観想修道女会の紹介もあり、最後に会場となったサレジオ神学校は会議で全員不在と説明のあった後、唯一人留守番の修道士が紹介されテレクサそうに会釈。 共同体を構成する全体の紹介は、信徒にとっても、修道者にとっても、有意義で貴重な場となった。

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エッファタ

教会、宣教 (布教)、教皇、司教などなど、私たちカトリック教会が普段何気なく使っている言葉に、「教」という字がやたらと目につく。 用語だけから判断すれば、教えが私たちの信仰の中心になっているかのような印象を与える。 果たしてそうだろうか▲基本的には翻訳された言葉であるから、もともとの言葉がどういうニュアンスをもったものであるのか、確かめてみる必要がある。 教皇の原語は「PaPa」(ラテン語)。 父の意である。 司教のそれは「Episkopos」(ギリシャ語) で、高いところから見渡すという本来の意味から、具体的には監督する、管理するという意味に発展した言葉である。 教会のそれは「Ekklesia」で、もともとの意味は、キリストによって呼び集められた者たちという意である。 宣教は、「父が私を遣わしたように、私もあなたたちを遣わす」に由来する。 人々に福音を伝えることである▲こう見ていくといずれの原語にも、教に結びつくようなニュアンスは希薄である。 それにもかかわらず、「教え」のニュアンスが非常に強いのは、翻訳した人々を覆っていた時代の影響なのかもしれない▲キリストに出会い、福音を体験したマグダレナや罪人と言われた人々が、教えを知的に学んだとは到底思えない。 時代は変わり、教会も変わった。 人間を包み込む神の憐れみを中心にして教会と福音の本質を見直す時期に来ているのではないだろうか。 (MK)

出逢っていますか YGT

6月27日、麹町教会で第11回「Youth Gathe-ring in Tokyo」(略記YGT) が開催されました。 テーマは「出逢っていますか」です。 私は、YGTのスタッフをするのも初めて、参加するのも初めてでしたので、正直不安で一杯でした。 私にとってYGTは、まったく未知のものだったのです。 スタッフとして準備をしていても、「?」が終始飛んでいる感じです。 しかし実際に開催当日になってみると、私の不安はどこかに行ってしまったようで「楽しみたい♪」という思いが強くなるのを心に感じました。

13時30分、岡田大司教様を迎えてYGTの始まりです。 東京教区内外から多くの青年男女、神父様やシスターたちが集まり、とても和やかな空気の中で、まず分かち合いがありました。 それから2人の青年が、テーマから自分の思ったこと、感じたことについて語ってくれました。 まず、1人目の西川基之さんが、「本当の自分との出逢い?最近の自分」、2人目は温榮鎬さんで、「出逢いは呼びかけ?教会との出逢い」。 2人とも大変共感できる語りだったと思います。 その後大司教様が2人の話をお聞きになった上で、思った事、お感じになった事、自分の洗礼から司祭になった出逢いについて語られました。 それからもう一度分かち合いをしました。

岡田大司教様の司式でのミサは、バイオリン、フルート、ギター、ベース、ボーカルという豪華な編成の、とても充実した音楽!大司教様の説教も、「出逢っていますか」のテーマをさらに深めるものでした。 平和のあいさつでは、祭壇から司教様、神父様たちが降りて来られて、握手などをしながら皆であいさつを交わしました。 私はとても穏やかな空気に包まれて、あったかい気持ちになっていました。

ミサの後の交流会では、麹町教会の方々が作って下さった沢山のお食事をいただきました。 とても美味しい食べ物に、皆の話も弾んで、楽しく幸せなひと時でした。 その後のレクリエーションでは、全員で「マイムマイム」を踊りました。 盛り上がるか心配でしたが、音楽に合わせて1つの踊りを踊っていると、一体感があって皆笑顔で盛り上がっていました!最後に「Over the River」を、全員で円になり、手をつないで歌いました。

たった数時間、たった半日の集まりでしたが、YGTという場所で、神様から、友人から、大司教様・神父様から、シスターから何かをいただいた気がします。 なぜなら、私は家に帰り1人になったとき、全身を充実感で覆われていたからです。 それはとても心地よく、また体感したいと思わせるほどに…。 だから、私はまたYGTのスタッフとして、そして1人の参加者として、YGTに関わりたいと思います。

最後になりましたが、岡田大司教様をはじめ、来てくださった神父様、シスター、青年の皆様ありがとうございました。 スタッフ、助けてくれたOB・OG、お疲れ様でした。 そしてYGTと出逢うきっかけを与えてくださった神様に感謝します。 (谷田 真菜)

YGT ■■

東京教区の青少年委員会が中心になって年2回開催される青年たちの集い。
1999年に始まったこの集いでは毎回、教区内外の司教をゲストに迎え、分かち合いとミサ、交流会などを行なっている。

教会委員の新しい集い
開催は来年以降に

教会委員連合会に代わる教会委員の新しい集いが、9月5日 (日) の大司教着座記念ミサに合わせて開催される予定だったが、来年以降に変更された。

教会委員連合会は今年の1月に解散したばかりなので、新しい委員の集いを始めるのならば少し間隔を開けた方が皆にも理解されやすいという教区本部の判断によるもの。

今回の大司教着座記念ミサでは教会委員の招集はとくには行なわれない。 誰でも参加できる形で集まってもらうことになった。

ミサの中で岡田武夫大司教は教区が取り組んでいる課題などについて語り、新たな決意表明をすることになっている。

ミサ後は教区スペースを使い、大司教が信徒からのあいさつや質問を受ける予定。

第30回 「正義と平和」 全国集会

第30回 「正義と平和」 全国集会・東京大会

大会テーマ:「もうひとつの世界は可能だ !」- 「排除」 から 「共生」 へ –

日 時 2004年10月9日(土) ~11日(月)

第1日 10月9日(土) カトリック麹町教会主聖堂

14:00~ 特別講演 「正義と平和のグローバル化:信仰者への課題」
シスター・ナンシー・シルベスター(マリアの無原罪のみ心修道会:米国)
15:30~17:00 コンサート 「ともに生きるいのりうた」
-排除なき世界への願いをこめて-
出演者 新谷のり子 「歌ぐみ はぜの木」 と中山武敏(部落問題)
朝霧裕 (障害者 シンガーソングライター)
アジア文化研究会の皆さん (韓国音楽)
池末みゆき (ライア奏者)
18:00~ 交流会 (申込者のみ) 聖ヨゼフホール

第2日 10月10日(日) 東京カテドラル・ケルンホール・教区スペース

10:00~ 主日のミサ 関口教会 (カテドラル)
11:30~ 昼食 模擬店などで各自、 自由に会食
昼食後、関口会館、カトリックセンターなどの展示やイベント等に自由に参加する。
各分科会ごとのテーマ別プログラムに参加したり、いろいろな展示や映画、ビデオなどを見たり、どこでも自由に見学することができる。
17:00 自由交流

第3日 10月11日(月・祝) ケルンホール・関口教会地下聖堂・教区スペース

9:00 分科会
1. 外国人と人権~在日外国人の叫びに耳を傾けよう!
2. 「地域社会と野宿者」
3. 宗教者として平和を考える
4. 民族差別の克服-さいたま大会を継続して-
5. えん罪と死刑制度
6. 私たちの暮らしを地産地消に生きるには…地球を創造する オルタナティブについて
7.「差別に向き合う子どもたちの心」同和教育・人権教育の目指すもの~抑圧と支配からの解放と自由への教育
8. 「家族神話とDV (親密な関係で起こる暴力)」当事者の話を含めたシンポジュウム
9. 「神の民」としての教会-第2バチカン公会議の示す 参加型教会を考え行動する-
10. 障害がなぜ「恵み」なのか?-障害者の今日的課題-
11. 95年「平和への決意」を振り返りつつ2005年へ-教会の戦争責任と靖国問題-
12. 「イラク戦争まで続く-戦争と性暴力」
13. 青年たちの集い 松浦悟郎司教を囲んで大いに語り合おう
12:00 派遣のミサ(ケルンホール)

*「正義と平和」全国集会・東京大会 事務局

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15 東京大司教館
TEL. 03-5940-5284(直通)月曜~木曜 9:00~17:00
FAX. 03-5940-5285(専用)
携帯 080-5508-9302(事務局長)9:00~21:00
E‐mail taikai@tokyo.catholic.jp

大会実行委員会委員長 大倉一美
事務局長 堤 英明

2004 平和旬間

●8月7日(土)午後5時30分

第31回平和祈願祭

・ 内容/平和を祈るミサ&光の行列
・場所/千鳥ケ淵戦没者墓苑
・ 交通/都営・東京メトロ 「九段下」 下車徒歩10分

●8月14日(土)

平和を考え、平和を祈る

・ 内容/写真展、講演会と映画上映、ミサ
・ プログラム/
午後1時~ 森住卓氏の写真展「イラク戦争―戦禍と核汚染の中で」
午後3時~ 映画 『ヒバクシャ-世界の終わりに-』 の監督 鎌仲ひとみ氏の講演会と映画の上映
午後6時~ 平和を祈るミサ
・ 場所/東京カテドラル聖マリア大聖堂、ケルンホールなど
・ 交通/JR山手線目白駅より新宿西口行き都バス/JR新宿駅より練馬車庫行き都バス、 いずれも 「椿山荘前」 下車徒歩1分。 東京メトロ有楽町線護国寺駅南口(出口6)/同有楽町線江戸川橋駅(出口1a)いずれも徒歩10分。
主催 カトリック東京大司教区

東京教区 「子どものミサ」

日 時:10月24日 (日) 午後2時
場 所:東京カテドラル聖マリア大聖堂
テーマ:「沖に漕ぎだして 網を降ろしなさい」 -イエスさまは きみに呼びかける-
内 容:福音を劇で演じてあらわします。 ミサ後に、屋外でレクリエーション、交流の時間があります。
問い合わせ: 稲川圭三神父
あきる野教会 TEL・FAX 042-596-1261
青梅教会 TEL 0428-22-4895
FAX 0428-22-4100
主 催:東京教区教会学校委員会

心の問題への取り組み (6)
「検討委員会」

「『心のケア』 検討委員会」はこれまで、月に1度のペースで、5回の集まりを持ちました。「心の問題」という、人間の本性が抱える、非常に幅広い領域の中で、「問題への取り組み」の切り口をどこに付けていくのかという、茫洋とした模索から始まりました。

「教会が病んでいる」という表現に、幾人かの方々からの同意や批判が寄せられていましたので、この問題意識を検討のきっかけにしました。 大司教と2人の司祭を含めた11人のメンバーです。 それぞれがそれぞれの専門分野を持っていることもあり、忌憚のない意見が飛び交います。 この意見交換の中でまず思ったことは、「教会」にどのように関わっているか、その位置や立場によって、問題の設定と理解の仕方とがこれほど違うのかということです。「組織体としての教会」、「共同体としての教会」、「キリスト者の集いとしての教会」、さまざまなイメージ設定の中で「病」が語られ、問題が指摘され、また評価も受けます。

その中でしばしば語られていたのが、「位階制度の持つ致命的な弱点」。 権威、使命、責任が上位に集中していくという、構造的弱点です。 この弱点にはまってしまうと、上位にある者は使命と責任のプレッシャーに押しつぶされるか、権威の上にあぐらをかいて、独裁的支配を行なうかになってしまうでしょう。 その独裁的支配は多くの人々を傷つけてしまいます。 下位にある者は、使命にも責任にも関わらない方が得策です。

「教会が病んでいるという問題は、司祭が病んでいるという問題である。」という発言は、確かに一つの切り口になります。「司祭の心のケア」「司教の心のケア」がほとんど行なわれておりません。 ハードな日常の中で、燃え尽きてしまうか、引き篭るか、爆発するか、それがパターンとなっているような気もします。

「燃え尽きていく」一つの要因は、使命や責任に対する過度の反応にあるのでしょうか。 司教や司祭という「当局者的立場」にある者は「○○しなければならない。」と自分を追い込んでいくようです。

「神学校での養成」の課題も鋭く指摘されました。「司祭」のイメージの転換は前々から指摘されていた事です。 神学校で「心の問題」に対する取り組み、知識と実習的な体験を充分に積む必要があります。 そして、組織としても個人としても「司祭自身の心のケア」を行なっていく手立てを身に付ける必要があります。

自分の痛みや苦しみ、病や弱点、これには「人に言えない事」が伴います。 もし人に知れたら、非難、中傷、攻撃にさらされます。 だから自分だけで抱え込み、患いを深めてしまうのです。 このような苦しみを担う者には安全が保障された場が必要です。

教会が「癒しと安心と安全な場になっていない。」ということが、「教会の病」の目に見える症状でしょう。 その原因の多くが司祭や司教の側にあったとしても、それを理由に問題を閉じてしまったら「位階制度の弱点」にはまってしまったことになります。 この弱点を乗り越えていくすべを学んでいく必要があります。「教会だからできる、教会にしかできない。」そのようなケアの場を築き上げていくことです。 教会が持っている「霊性」は深く確かなものだと確信しています。 その霊性に根ざした、信頼と安心に満ちた関わりを生み出すことができるはずです。

前回の検討委員会の後半、この「検討グループ」を自助グループと見立てて「癒しのミーティング」を行ってみました。 テーマは「無力」。 いきなりの事で緊張感もありましたが、自分を語るすがすがしさを味わいました。 内容は守秘義務に触れますので書けません。 (社会福音部 小宇佐 敬二)

CTIC(カトリック東京国際センター)通信 第84号

DV被害者の相談と支援

CTICちばに寄せられる相談の内容で一番多いのは家族関係についての相談ですが、その中でドメスティック・バイオレンス (以下DV) の相談は特に深刻で、多岐にわたる支援が必要なものです。 DVとは配偶者 (内縁関係を含む) だけでなく、恋人、婚約者、同棲相手、別居中の配偶者、元配偶者、元婚約者など「親密な関係にあるパートナーからの暴力」のことです。 DVは「親密」であるはずの2人の間で起きます。 そのため、周囲からは夫婦喧嘩などと捉えられることが多く、被害者は、その苦しみを訴えても理解されない辛さを味わっています。

実際に、相談にみえる女性 (ほとんどが女性からの相談) から話を伺うと、パートナーからさまざまな暴力を受けて苦しんでいます。 殴る、蹴る、物を投げる、髪を引っ張る、首を絞めるなどの身体的な暴力はもちろん、無視する、脅す、罵るなど精神的暴力。 加えて性的行為を強要する性的暴力や生活費を渡さないなどの経済的暴力、行動を監視したり、制限したりして、パートナーを孤立化させる社会的暴力などです。

ある女性は、夫からの暴力の跡を自分で写真に撮って相談にみえました。 それは目を覆いたくなるようなアザと傷だらけの痛ましいものでした。

被害を受けた女性は、そのアザや切り傷、骨折などの肉体的な痛みに耐え、また、いつ暴力が起こるかわからないという恐怖心と不安感を持って過ごし、心の傷によって、不眠、頭痛や胃痛、自律神経失調症、うつ状態、無気力や引きこもりなどの苦しみと戦わなければなりません。

被害者が、そういった状況の中から脱出するのは簡単なことではありません。 パートナーからの報復が怖いという恐怖感、小さな子どもを抱えての経済的な自立の困難さ、暴力を振るわれていることを知られたくないという世間体、子どもには両親が必要という社会通念、パートナーの暴力が収まるかもしれないという期待など、さまざまな理由でなかなかその状況から抜け出せないまま、「もう逃げられない」、「誰も助けてくれる人はいない」といった諦め、絶望、無気力に陥ってしまうのです。 また、「私に悪いところがあるから」と自分に非があると考えたり、「あの人は私なしでは生きていけない」など自分を被害者と考えず相手を哀れむようになったりすることもあります。

そうして、CTICに相談に来るころには、肉体的にも精神的にも傷だらけになって、生命の危険を感じて、やっと、逃げ出してくるのです。

そうしたDV被害者への支援は多方面にわたり、また、長期的な支援になります。 大けがをしていれば病院への同伴。 恐怖心を取り除き興奮状態を和らげるためのカウンセリング、と同時に事実関係の聞き取り。 必要な場合は警察への通報。 親戚や友人などが頼れず、宿泊場所がないときにはシェルター施設への連絡、今後の自立のための相談、暴力を振るうパートナーが被害者に近づくことを禁じた保護命令の申し立て、緊急シェルター退所後の住宅探し、経済的な自立が難しい場合は生活保護の申請、離婚の場合は調停の申し立て、離婚訴訟、子どもがいる場合は教育機関への対応など、さまざまな支援が必要になってきます。

また、DV被害者の相談、支援活動では「2次被害」を受けないようにすることも大切です。 心身ともに傷ついている相談者に「相手の気に障ることを言ってるのでは?」とか、「そのくらいの夫婦喧嘩はどこでもありますよ」、「子どものために離婚しないほうがいい」など、相談者を責めたり、普通のこととして扱うことは、被害にあっている相談者を再び傷つけることになり被害者は「2次被害」を受けることになります。 相談を受ける者はもちろん、その支援関係者も孤立した相談者をさらに傷つけることのないよう注意が必要なのです。

そして、外国人の場合、特に在留資格がない場合などは、さらに自立支援が難しい状況にあります。 保険がないためひどい傷であっても病院にかかることをためらったり、ビザがないため警察に被害を届けることができなかったり、外国人というだけで家を貸してもらえなかったり、言葉が不完全なため就職口がほとんどなかったりと、サポートシステムの大きな制限が強いられます。 また、日本人と結婚している外国人女性の場合は、ビザの更新に夫が協力しなかったり、パスポートや外国人登録証など身分の証明になるものを渡さなかったりと、更なる困難を抱えることになります。 また、離婚になった場合、親権が取れれば日本人の子どもを養育するという理由から定住のビザが下りますが、親権が取れなければ日本に在留する理由がなく、在留資格を失い帰国を余儀なくされます。

そういった困難をスタッフ間で協力しながら相談者とともに1つ1つ解決し、相談者は、少しずつ恐怖心、無力感から抜け出し、困難を乗り越え自立への道を1歩1歩、歩んでいきます。

DV被害者に関わる一連の支援は、CTICだけでは対応が難しいものがあります。 病院、警察、弁護士、支援団体、公的機関などと連絡を取り合いながら、必要な支援をしていかなければなりません。 また、DV被害者にかかわる相談スタッフの研修も大切です。「CTICちば」ではDVサポートネットちば (千葉県内のDV被害者支援団体、NPO法人など9団体からなるネットワーク) に加入し、DVに関する情報交換、知識の習得のための勉強会、講演会などの企画開催、行政との話し合いなども行なっています。

最近、DV被害者の保護については、法律、行政、支援団体など被害者をサポートする社会環境が整いつつありますが、DVの問題は被害者保護だけでは不十分です。 DVの問題はパートナーである加害者の問題であるはずです。 なぜ親密であるはずのパートナーに暴力を振るわなければならなかったのか。 その原因、背景にあるものは何か。 原因を探り、その根を取り除いていくためには何が必要なのか、そういった取り組みも今後大切になってくるのではと感じています。 (CTICちば 中村 潔)

2004年度 小教区財務担当者説明会

1. 開催日 2004年10月2日 (土)
2. 時 間 午後1時30分~4時30分
3. 場 所 関口会館・ケルンホール
4. テーマ
(1) 2003年度の教区本部決算と2004年度の見通し
(2) 小教区の会計システム
(3) 教会の財務・税務 (田代公認会計士)
東京教区本部 法人事務部

私にとっての教会(21)

渡辺 マリア (八王子教会)

今の私を知っている人は、私がフィリピンに居たとき、あまり教会で活動していなかったなんて信じられないでしょう。

子供のときは一家で毎週教会へ行っていました。 人が羨むほどとっても幸せな家族で、娘は私1人でしたので、父にとても可愛がられました。 その幸せは、父が他の女性を愛したとき、奪われました。 毎晩泣いている母。

私は長女で弟が2人いましたが、これからは父無しで生きて行かねばならないのです。
教会で幸せそうな家族を見ると嫉妬しました。 毎週教会に行っていつも祈っていたのに、なぜこんなことになったのだろう?

私は父を憎むようになり、もう教会へは行かない決心をしました。 悪い仲間に入り、学校もまともに行かなくなっていました。

1986年、日本で働いていたときに夫と出会い結婚し、私の生活は変わりました。 日本語は話せず、友達もなく、とても孤独でした。

その頃夫に、「どこかにカトリック教会はないかしら?」と尋ねました。 教会は私の住んでいる八王子にあったのです。

教会の皆さんは、私を家族として暖かく迎えてくれました。 日本語のできない私に、英語ができる人が教えてくれました。 私は毎週言葉が解らない日本語のミサに与かりました。 教会の皆さんがとても親切にしてくれたので、安心していられたのです。 やがて同胞も増え、2000年に英語のミサが始まり、そこで初めはあった不調和も解決され、今は仲良くやっています。

また八王子教会では、フィリピンの子供たちを支援するバンタイバタの活動もしています。 このたび感謝状をいただきました。

最近は立川教会へも行き始め、そこでも大歓迎されています。 私はもう心の憎しみは消えて、とても良い人になりました。 教会を通して神様が私を変えてくださったのです。 お互いが愛し合えるところ、そこが教会です。

私を快く教会へ行かせてくれた夫と、いつも私を支えてくれる愛息子にとても感謝しています。

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交差点

イラク派兵の中止を求め宗教者ネットが署名提出

「司牧者として」と前置きし、
小林祥二神父 (高幡・豊田教会主任司祭) は、内閣府大臣官房の担当官に向かい淡々と語り始めた。「今の子供たちは、憲法も議会政治のルールも守らない政治家や大人たちの振る舞いを見て育ちます。 彼らが大きくなったとき、一体どのような心になっているのでしょうか?」「最近起こっている子供たちによる信じられないような事件の背景には、はたして何があるのでしょうか?」

昨年12月から今回までに集まった署名は、1万4千605筆。 平和を祈り求める宗教者の地道な活動の成果だ。

この活動を支え続けてきたのは「平和をつくり出す宗教者ネット」という団体。 いのちの尊厳を守り、平和憲法を堅持することを目的に2002年4月に発足した宗派を超えた宗教者のネットワークである。

6月16日、小泉総理に署名を提出するため、内閣府に入った要請メンバーは全部で9人。 仏教者3名、プロテスタント4名、カトリックからは先の小林師と長澤正隆氏 (正義と平和協議会秘書代行) が参加した。

普段は出席する出向の防衛庁・イラク専門官2人がこの日ばかりは欠席された。 首相の突然の多国籍軍への参加表明は、当の防衛庁に困惑をもたらし、彼らはその対応に追われていた。

平和をつくり出す宗教者にとって、今年の夏は熱い。 投稿 堤 英明 (45) 徳田教会

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成田教会に念願のマリア像

7月2日、成田教会 (主任司祭 久富達雄) で聖マリア像建立の記念ミサが岡田武夫大司教の司式によって行なわれた。

大司教は香と聖水で像を祝別。 出席した70名の信徒たちは次々にバラを献花、その間聖母の連願が続いた。

同教会はコロンバン会により (空港に近く空の安全を願って) 被昇天の聖母に捧げられ、新聖堂建設にあたり現在地に移転したのは95年12月。 無原罪の聖母の祝日直後の献堂だったが、マリア像建立までは力及ばず信徒たちは悔しい思いを残したままだった。 念願叶っての建立に、信徒たちは喜びと希望を新たにした。

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教会・修道院巡り (107)

『習志野教会』

成田に向かう京成電車が実籾 (みもみ) 駅を通過、2~3分後カーブにさしかかると左車窓にベージュ色の建物が見えます。 屋根には十字架、壁には「カトリック習志野教会」と表示されています。 あっ、と一瞬の間のことで気づく方は少ないかもしれません。

船橋教会から習志野教会へ

36年前の1968年、船橋の地に「復活のキリスト」船橋教会としてスタートしました。 発足当時百人足らずだった所属信徒は、東京の通勤圏として急激に転入者を増やし、船橋教会として最後の年 (1999) には2千人に届くほどの信徒数となりました。

船橋教会は静かな住宅地の一角にありましたが、駐車スペースもなく、この増加した人々を維持する教会としては多くの問題を含んできました。 これからの教会としての環境、近隣生活者との関係等を考えたとき、新しい地への教会移転が不可欠となりました。

2000年に新教会

新教会設立準備は1994年から本格的に始まり、近未来を考えた教会、信徒の便利さ、移転に伴う重負担の回避等を基本に、検討に検討を重ねました。 教区本部のご支援や多くの関係各位のご尽力によって、2000年12月10日千葉市長作の地に新しい「カトリック習志野教会」の献堂ができました。

2千名の信徒

習志野教会は聖堂棟と司祭・信徒館棟の2つからなり、聖堂席は約600席 (2階席含む) で、通常ミサ、祝典ミサ参加者を予想して設定しています。

「復活のキリスト」を主体に、祭壇、朗読台、聖櫃、燭台、司式椅子等を著名な彫刻家・橋本裕臣氏に依頼、設置しました。 また、当時師イエズス修道女会が移転に伴い、同聖堂にあった三浦啓子氏のステンドグラス「復活の朝」をいただき、聖堂壁に復興させました。

現在、所属信徒数はすでに2千名を越えていますが、人口背景 (船橋市、習志野市、八千代市、佐倉市、そして千葉市、鎌ヶ谷市、白井市、その他周辺地) から見ますと増加傾向がやや止まったと言えます。

信徒の約1割は幼児、小中高生で、これは今後の期待できる教会と言えましょう。 教会学校も元気よく活動しています。

一方、都心の教会から見れば、その動きは多少鈍いかもしれませんが、高齢化も進み、60歳を越えた信徒は3割超となってきています。 その大部分の方々は教会のさまざまな行事推進の中心にありますが、さらにこれらの方々のキャリアを生かした教会活動も検討されつつあります。 また、ミサにあずかる外国人も増え、毎主日20~30名の方々が参加され、さらに月末の日曜日にはポルトガル語のミサも捧げられています。

宣教協力体交流を開始現在は5代目の主任司祭・古川正弘神父、助任司祭・田村路加神父を中心に諸活動部を配し各々教会の維持、発展に取り組んでいます。

また、銚子・成田・佐原・習志野の4つの聖堂共同体 (小教区) は「千葉北東部宣教協力体」として連携・協力態勢が求められています。 これにはまず互いに知り合うことが重要と考え、交流を開始し出したところです。

公的交通の便は京成本線「実籾駅」下車、線路に沿って八千代台方向に約1キロメートルの場所です。 どうぞ気軽にお訪ねください。 (運営委員会)

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東京カテドラル聖マリア大聖堂
オルガンリサイタルシリーズ No.1

ヤン・ヴィレム・ヤンセン

9月20日 (月・祝) 午後4時開演 (午後3時半開場)
聖母マリアに捧げる音楽 ~アルプスの北と南~

入場料 3,000 円 (全席自由)
*お問い合わせ
東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所
03-3941-3029 (9:00~12:00 / 13:00~17:00)
E-mail:diocese@tokyo.catholic.jp

以下の場所でもチケット販売をしています (電話予約は承りません)
聖イグナチオ教会案内所 四谷駅前 03-3230-3509
書店「サンパウロ」 四谷駅前 03-3357-8642

主催 カトリック東京大司教区 (東京カテドラル聖マリア大聖堂)
後援 教皇庁大使館
協力 第5回武蔵野市国際オルガンコンクール委員会

「オリーブの会」が講演会

障害を受け入れながら生きる道

6月20日に幼きイエス会 (ニコラ・バレ) でカトリック精神障害者の会「オリーブの会」の講演会が開かれた。 東京教区の心のケア担当の小宇佐敬二神父をはじめ90名が参加し、「障害を受け入れながら生きる道」をテーマとした2人の講師の話を熱心に聞いた。

はじめに、オリーブの会の設立者の1人で27年の病歴をもつ、よこすか精神障害者地域生活支援センターの村田隆泰さんが登場。 高校の英語教師をしていた29歳の頃、生徒指導に悩み発症。 その後教職を辞め、肉体労働などの仕事をしたが、職場で差別的な言動を受け、耐えるだけの日々が続いた。 やがて病名が精神分裂症 (今は統合失調症) であることがわかったと前置きして、日常の生活の細々した流れを克明に日誌風に紹介。 日本カトリック障害者連絡協議会との出会いやオリーブの会創設との関わりを通して現在に至ったことを語った。

塩田泉神父 (さいたま教区) は、初めに参加者に向かって、当事者の人、家族、そして友人、知人に精神障害者がいる人と分けて挙手を求め、講演が始まった。「司祭叙階後2年目にうつ病になり、病歴は15年。 当時浦和教会では責任者が次々と代わり、結局カテドラルを1人で切り盛りするようになり、体に変調を来したのが始まり」と前置きして、電話の音と女性と子供の声が受け入れられなかったと話し、精神科の病院めぐりをしたこと、1年間は寝たきりで母親などに面倒をみてもらったこと、砂漠の中にいるような孤独感を味わったこと、目に針を刺されているような、目の前に絶えず日本刀が置かれているようだったなど、体験した者にしか分からないであろう当時の心境を率直に語った。 そして、「この病気は誰もがなるものだ。 心の風邪と表現した人がいたが、生涯付き合って行く病気だ。 私には寛解宣言はない。 元の自分の状態に戻ろうとがんばってしまうと危ない。 外見は怠けているように見えるが、それだけで決めつけてほしくない」と結んだ。

講演後のアンケートでは以下のような声が届いた。

◎塩田神父の体験談で苦しみの具体的なものが分かったし、誰でもうつ病になるのが分かり、病気の人への共感が深まった。
◎村田さんのお話は当事者の方の地域で働き、生きてこられたそのままが素朴に語られ、大変すばらしいと思った。
◎個人的な体験を話してくださり、障害に苦しんでいるのは自分だけではないと励ましをいただきました。
◎塩田神父様のお話では具体的な症状をお聞きして、自分の息子に対して悪い対応をしてきたことに気づきました。
◎医療関係者の立場では聞くことのできない誠実なお話しで励ましを受けました。 (オリーブの会事務局 中原えみ子)

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立川教会 献堂50周年記念式典

日時:10月3日(日)
11:00 記念ミサ
12:15 記念式典
12:30 祝賀会

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黙想会・祈りの集い等

第17回「信徒の霊性」研修合宿 信頼を裏切られた時、裏切った時

9/18(土)15:00~9/20(月)12:00
サレジアン・シスターズ 黙想の家で(全室個室)(山梨県南都留郡山中湖村山中233 Tel/0555-62-0031)
企画:森一弘司教と「信徒の霊性」スタッフ
対象:カトリック信徒、求道者、司祭、修道者
参加費:\13,000(申込金含む)
定員:80人(定員になり次第締切り)
申込み方法:
住所、氏名、年齢、性別、電話番号、所属教会を明記し、\3,000(郵便振替の場合は00140-8-101228 聖パウロ女子修道会、切手も可)を同封し下記へ
〒107-0052港区赤坂8-12-42 聖パウロ女子修道会「信徒の霊性」係(田尻、清家)
Tel/03-3479-3603 Fax/03-3405-7427

召命黙想会

「父よ、わたしたちがひとつであるように」
9/18(土)17:00~9/20(月)15:00
聖霊会修道会黙想の家で
指導:静一志神父
対象:未婚女性信徒
参加費:\8,000
持参品:聖書、筆記用具、ねまき
申込み・問合せ:9/10までに下記へ
〒184-8511小金井市桜町1-2-20 福音史家聖ヨハネ布教修道女会
Tel/042-383-4117 Fax/042-388-3658 シスター篠原

一日黙想会

10/17(日)10:00~16:00
ノートルダム調布修道院で
テーマ:「イエスのみ心を味わう」
指導:千原通明神父(イエズス・マリアの御心会)
対象:20~30代の未婚女性
参加費:\1,000
持参品:聖書、筆記具
申込み・問合せ:〒182-0034調布市下石原3-55-1コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会
Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163
e-mail:prayer3551cnd@hotmail.com
申込み締切:10/16(土)
担当:シスター池田洋子 シスター山本三千子

軽井沢での集い

下記いずれも 会場:御聖体の宣教クララ修道会軽井沢修道院
申込み:〒154-0015 世田谷区桜新町1-27-7)御聖体の宣教クララ修道会
シスター石塚・小松 Tel/03-3429-4823 Fax/03-3420-0394
e-mail:sr-teresa@hotmail.com

第36回呼びかけ

9/18(土)15:00~9/20(月)11:00
テーマ:わたしは自分の望むことを求めず、わたしをお遣わしになった方のみ旨を求める(ヨハネ5・30-神がわたしに何を望んでおられるのか-結婚? 独身? 奉献生活?)
指導:瀬本正之神父(イエズス会)
対象:40歳位までの未婚女性信徒
費用:\5,000
申込み締切り:9/15(水)

第2回青年男女の集い

10/9(土)15:00~10/10(日)15:00
テーマ:「いのちへのまなざし」
指導:森一弘司教
対象:独身男女信徒(40歳位まで)
費用:\3,000
申込み締切り:10/5(火)

祈りへの招き

時を祈る

お仕事の終わりに神様と語る静かな時を持ってみませんか。
毎月第1木曜日18:00~20:00
典礼センターピエタ2F聖堂で(新宿区四谷1-21-22 Tel/03-3351-2692)
9/2 「教会・呼ぶ、呼ばれる」
10/7 「ロザリオの聖母・平和のきずな」

神様ブレイク

土曜日の午後のひと時ちょっと肩の力を抜いて神様ブレイクしてみませんか?師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読します。
9/18 10/16(土)14:00~16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で(〒192-0001 八王子市戸吹町1490 Tel/0426-91-3236)
担当:シスター平松
参加無料 (8月は休みです)

黙想会ご案内

10/10(日)15:00~10/11(月)15:00
練馬区上石神井イエズス会黙想の家で
テーマ:「教えてください、主よ、わたしに何をお望みですか?」
指導:草野純英神父(イエズス会)
対象:40歳位までの独身女性信徒
費用:無料
申込み・問合せ:長崎純心聖母会八王子修道院(シスター村川貞子)
Tel/0426-91-0441 Fax/0426-91-0996

シスター弘田といっしょに「聞く・考える・話す」集い-行ってあなたも同じようにしなさい(ルカ10・37)-

9/12(日)13:00~15:00 麻布教会で
講師:シスター弘田鎮枝(メルセス会)
参加費:\500(当日)
主催:港品川宣教協力体 福祉連絡会
問合せ:立田 Tel/03-3441-2271

祈りの集い「テゼの集い」

8/13(金)19:00~20:30(偶数月第2金曜日開催)
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院聖堂で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車徒歩1分 〒102-0085千代田区六番町14-4 Tel/03-3261-0825 Fax/03-3262-3396)
問合せ:シスター朝日

講座・研修会等

「キレない力を育てる『セカンドステップ』親子塾」説明会のご案内

8/28(土)10:00~11:00
幼きイエス会 ニコラ・バレ修道院で(千代田区六番町14-4 JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅下車徒歩1分)
対象:保護者
費用:無料
問合せ:シスター古賀 Tel・Fax/03-3920-0976 幼きイエス会石神井修道院
10月から6~8歳のお子さんを対象に、「キレない力を育てる『セカンドステップ』親子塾」を実施(毎週土曜日、1時間程度8ヶ月間を予定)。これは、生きる力と心をはぐくむことをめざした「子どものための暴力防止プログラム」です。関心のある保護者は説明会にお集まりください。

「主の潔白会」主催 自分の罪と世の罪とりわけ堕胎の罪のつぐないのための聖母行列「日本の国土の上に十字架のしるしを描きましょう―主の十字架が私たちの命の木となる…」

8/15 8/16 8/17(15・16日は、飛行機・列車等も利用して札幌・水戸・新潟・長崎のカトリック教会から東京のカトリック教会へ移動し、17日は、都内のカトリック教会間を徒歩のみで行列します。)
問い合わせ:Tel・Fax/03-3208-7305 辻

「カトリック教会の教え」を学ぶ会

9/25 12/18(土)14:00~16:00
関口会館ケルンホールで
講師:岡田武夫大司教
対象:どなたでも
参加費:1回\500(会場および資料代、当日支払い)
持参品:①「カトリック教会の教え」(カトリック中央協議会刊 2003)②聖書
問合せ:北・文京宣教協力体協議会学びの会実行委員会
飯野 Tel/048-281-3370 中本 Tel/03-3827-7629 南部 Tel/03-3984-4063

ロゴス点字図書館 チヤリティ映画会のご案内

10/19(火)18:45~20:30(開場18:00)
なかのZERO大ホールで(JR中央線・地下鉄東西線 中野駅下車、南口から徒歩7分)
作品:「夏休みのレモネード」(2002年アメリカ映画)※視覚障害者用音声ガイド付き上映
入場料:\2,000(全席自由)
申込み・問合せ先:〒135-8585江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館内 社会福祉法人 ぶどうの木 ロゴス点字図書館
Tel/03-5632-4428 Fax/03-5632-4454

ソフィアヒューマンセンター・オープン記念講演会-心豊かに生きる-

9/12(日)14:00~16:00(開場13:30)ぱるるプラザ千葉で(Tel/043-202-0800)
講師:シスター渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)
参加費:\2,000(当日\2,500)
下記へ郵便振込:口座番号:00180-9-426281
加入者名:ソフィアヒューマンセンター 振込み確認後入場券送付(9/3以降振込みは「振込控」が入場券)
問合せ:ソフィアヒューマンセンター(こころの相談室)
〒0004-273 船橋市南本町5-5 共栄ビル2階
Tel/047-410-1610 Fax/047-410-1620

聖三木図書館より夏期休館のお知らせ

8/14~8/31 キリスト教図書館「聖三木図書館」(JR・地下鉄四ツ谷駅下車 Tel/03-3238-3545)の蔵書整理期間を含み夏期休館します。

カトリック登り行く人生の会・主催の講座

下記の申込み・問合せ:〒116-0013荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102ビ・モンタント東京支部事務所
勤務時間:火・木・土 14:00~16:00
Tel・Fax/03-3806-9877

第11回なごみ短歌同好会

8/28(土)10:30~14:30 八王子教会2F和室で
投稿方法:用紙自由、自由題3首以内、住所・氏名・電話番号・所属教会・出欠(投稿のみは欠席)を明記し会費\500(為替)同封
送付先:〒192-0066八王子市本町16-3八王子教会内「なごみ短歌同好会」
締切り:8/21(土) 別途当日会費:\1,000(昼食費)
当日の予定:発表・互評、定刻散会
指導:富永松男(元聖霊学園中・高校長) Tel/0426-74-6230(添削希望者はその旨書けば電話で助言)

キリスト教精神に基づいた生涯学習シリーズ講座

2004年9月~12月期
いずれの講座も真生会館3階 学習センターで(JR信濃町駅下車右へ1分)
申込み方法・問合せ先:郵便、電話、Fax、eメールで
〒160-0016 新宿区信濃町33 真生会館・学習センター
Tel・Fax/03-3351-7123
e-mail:gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp

心を病む人々を支える人のための学びのコース

第2期

Aコース:9/11 9/25 10/9 10/23 11/6 11/20 12/4(土)13:30~15:30
講師:森一弘司教、鳥越由美(心理療法室主任)

Bコース:9/11 9/25 10/2 10/16 10/30 11/13 11/27(土)13:30~15:30
講師:森一弘司教、岡崎清子(心の相談室「であい」主宰)
参加費:各全7回\5,000
定員:各40名先着順 内容は5月~7月の繰り返し

主日の聖書を生きる

9/27 10/4 10/18 10/25 11/1 11/8 11/15 11/29 12/6 12/13 (月)10:30~・14:00~
講師:G.ロベルト神父(淳心会)
参加費:各全10回\4,500(1回\500)

初心者のためのキリスト教入門

①9/28 10/5 10/12 10/19 10/26 11/2 11/9 11/16 11/30(火)19:00~20:30
②9/24 10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19(金)14:00~15:30
講師:①②とも森一弘司教
参加費:各全9回\4,500(1回\500)

2000年の教会の歴史(第6期)

10/13 10/20 10/27 11/10 11/17 11/24 12/1 12/8 12/15(水)19:00~20:30
講師:M.クリスチャン神父(淳心会)
参加費:全9回\4,500

ルカによる福音書を読む

9/9 9/30 10/7 10/14 10/28 11/11 11/25 12/9(木)10:30~12:00
講師:山内堅治神父(聖パウロ修道会)
参加費:全8回\6,600(1回\1,000)

和善耕心

9/16 9/30 10/7 10/21 10/28 11/11 11/18 11/25 12/2 12/9 12/16(木)13:30~15:30
講師:松田清四朗神父(コンベンツアル聖フランシスコ修道会)
参加費:11回\5,500(1回\500)

旧約聖書に親しむ「創世記の心」第2部

10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 12/3 12/10 12/17(金)10:30~12:00
講師:前島誠(ユダヤ教・聖書研究者)
参加費:12回\10,000(1回\1,000)

現代日本人への神の救いの福音

9/25 10/2 10/16 10/23 10/30 11/6 11/13 11/20(土)10:30~12:00
講師:平原陽一神父(東京教区)
参加費:8回\4,000(1回\500)

“出会い”を求めて ―キリスト前後―

10/16 10/30 11/13 11/20 12/4 12/11(土)10:30~12:00
講師:粕谷甲一神父(東京教区)
参加費:6回\5,000(1回\1,000)

キリスト教入門を教える人のために

9/25 10/2 10/23 11/6 11/27 12/4(土)10:30~12:00
講師:森一弘司教
参加費:全6回\5,000

聖書と美術

以下①②共(土)10:30~12:30
講師:D.ジュリアーノ(聖ペトロ・パウロ労働宣教会修道士)
①10/16 10/30 11/13 参加費:3回\2,500
②12/11 12/18 参加費:2回\1,700
(1回は\1,000、他にカラーテキスト代1回あたり\500)

最近洗礼を受けた人たちのために-1年コース-

10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 12/3 12/10(金)18:30~20:30
講師:森一弘司教、稲川保明神父、松田清四朗神父、高木賢一神父
今期は11回
参加費:2月までの15回で\7,500

信徒のための1年間コース

10/2 10/9 10/23 10/30 11/13 11/20 11/27 (土)10:30~12:30
講師:松田清四朗神父(コンベンツアル聖フランシスコ修道会)
今期は7回
参加費:2月までの12回で\6,000

学び合いの会

10/16 12/11(土)10:30~12:30 参加費:1回\500

学び合い2年間コース

継続中のため途中からの受講不可

土曜の午後のシリーズ講座

下記いずれも土曜日13:30~15:30

①「性の豊かさを求めて」
9/25 講師:藤竹暁(浜松学院大学教授)
10/2 講師:滝口佳津江(田園調布双葉学園教授)
10/16 講師:増田祐志(上智大学講師・司祭)
10/23 講師:須藤八千代(愛知県立大学助教授)
10/30 講師:竹内修一(上智大学講師・司祭)
参加費:5回連続で\5,000(1回のみは\1,200)

②「現代における生きることの意味」(思想)
11/6 講師:田辺保(大阪市立大学名誉教授)
11/13 講師:釘宮明美(白百合女子大学非常勤講師)
11/27 講師:野村祐之(青山学院大学ほか講師)
12/4 講師:佐藤元彦(ラルシュ・かなの家創立者)
参加費:4回連続で\4,000(1回のみは\1,200)

③「傷つきながら生きる霊性」
12/11 12/18
講師:星野正道(白百合女子大学教員・司祭)
参加費:2回連続で\2,000(1回のみは\1,200)

♪ 音楽会等♪

チャリティーコンサート“イタリアの歌・日本の歌”

9/25(土)14:30開演(開場14:00)
千葉市生涯学習センター・ホールで (〒260-0045 千葉市中央区弁天3-7-7 Tel/043-207-5811 Fax/043-207- 5812 JR千葉駅下車徒歩8分)
目的:ミヤンマー・KENGTUNG教区カトリック教育センターおよび盲伝(日本盲人キリスト教伝道協議会)の活動を支援
出演:今井悦子、原真理子、立川國紀 他
入場料:自由献金
主催:トケ・トスカーナ(イタリア歌曲を歌うグループ 代表:立川國紀)
後援:イタリア文化会館
問合せ:Tel・Fax/043-294-3967立川國紀(カトリック茂原教会信徒)

チャリティー星空コンサート ―ペルーの働く子どもたちへ―

8/1(日)14:00開演(開場13:00)
北とぴあ6Fスペースゆうプラネタリウムホールで(北区王子1-11-1 Tel/03-3913-0161 JR王子駅北口、地下鉄南北線王子駅下車徒歩1分)
出演:新谷のり子、ラス フェンテス
入場料:\2,500(カンパ込み)
主催:永山子ども基金
連絡先:Tel/03-3353 -7771(四谷共同法律事務所内、永山子ども基金、代表・大谷恭子)

「VIVID」

★ 9・10月号(No.216)は、9月27日(月)発行、10月3日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 8月22日(日)

★ 11月号(No.217)は、10月25日(月)発行、11月7日(日)に、各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切:9月26日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたは電子メールで下記住所までお送りください。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 江部純一神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
junichi@tokyo.catholic.jp

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
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