お知らせ

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東京教区ニュース第186号

2001年09月01日

小教区の再編成 ボールは 各地域協力体に

12月15日に向けて意見の集約進む

6月25日付けで出された『新しい一歩』―21世紀の福音宣教に向けての小教区再編成―が出されて約3ヶ月が経過した。7月22日には、大司教メッセージを読んでの質問に、大司教及びプロジェクトチームが直接答える形で教区集会が、カテドラルを会場に開かれた(東京教区ニュース185号既報)。そして、教区集会の記録が9月に入ってすぐに、各小教区に届けられた。とりあえず教区側からのボールは、小教区に投げかけられた。ボールは、12月15日までに、小教区から大司教及びプロジェクトチームに投げ返されることになっている。
(西川哲彌神父)

認識の違い あまり読まれていない大司教メッセージ

教区集会で結果的にわかったことは、大司教メッセージがあまり読まれていないということだった。メッセージがよく読まれていたら、出ることのないはずの質問がかなり出ていた。メッセージの中で大司教は、小教区の再編成の目的について、言葉を変えながら幾度も訴えている。それは、教会を「宣教する共同体、弱い立場の人々の救いとなる共同体として」作り直していくこと、そして教区としての宣教司牧の強化が主要な目的であり、それを実現していくための第一歩として、再編成を行っていこうということである。質問が、司祭の高齢化や、それに伴う司祭不足にどう対処すればいいかという点に集中したことは、所期の目的から若干それた感がする。「小教区の統廃合」という言葉を使わないことが、再三再四強調されても、その印象は払拭されていない。「統廃合」という言葉から、「自分たちの教会はどうなるだろう」という心配につながり、そこから抜け出せないでいる。メッセージの真意が理解されないで、「どうなるだろう」に終始したことは、もう一度原点に立ち帰って話し合いがなされることが必要であり、先入観を持たないで、メッセージを読み直すことがなされなければならないということを表している。

具体案は本当にないのか 信徒のうちに潜む疑念

信徒の意見に、「本当に具体案は、出来ていないのですか」「大司教様やプロジェクトチームの方々の中では、最終案は出来ているのに、それを示さないで、アリバイ作りのために話し合いをさせているのではないですか」「決定的な具体案があるのなら出してください。それがあると、話が進めやすいのですが・・・」という種類のものが出ていた。信徒が持っている疑念である。大司教は、「今あるのは、地域協力体を二ないし三分割して、新しい地域協力体を作り、それを新しい共同体として充実化していきたいということだけです。最終案があって隠しているわけではありません。これから皆さんの意見を充分に入れて、具体化していこうと思っています。安心して具体化にご協力ください」と答えた。大司教の誠実さが十分に伝わる内容だった。しかし信徒のうちに潜む疑念は、一度や二度の答弁では拭われない。信徒が何を言っても、どんなに話し合っても、最後は上からの指示で実行されるんだというあきらめに似た意識が潜在している。大司教は、昨年9月の着座から一貫して、「一緒につくっていこう。力を合わせなければ何一つ生まれない」と言い続けてきた。信徒に根強く残る疑念を解消していくことも刷新の大きな課題である。

地域協力体とはいったい何なのか 必要とされる柔軟な思考

小教区の再編成に一役買っているのが地域協力体である。ところが、大事な役割を担っている地域協力体の認識が、地域や信徒個人によってかなり差があることがわかった。もともと、形骸化しかけていたブロック制度を解消し、必要に応じて小教区を超えた協力システムとして生まれたのが地域協力体である。1997年に出発した。

ブロック制度の時代にも、多摩地域や千葉地区、その他にわずかの地域でかなり実績をあげていた。それは、一つの小教区ではできないことを、地域で解決するメリットを実現していたからだ。多摩の青年活動、千葉の外国籍信徒援助活動は、その最たる例である。教区集会でも指摘されたことだが、この地域協力体の区分けは、「協力」について慎重に考慮してつくられたものではない。ブロック制度から地域協力体に生まれ変わってから4年あまりしか経っていない。大司教とプロジェクトチームが、地域協力体という制度を活用することにしたのは賢明な選択であった。ただ、現行の地域協力体という制度を分割して、新しい協力体をつくっていく過程で、かなり柔軟な思考と枠を超えた思考が必要とされる。その中で、新しい協力体に魂が吹き込まれていくにちがいない。

小教区間の意識の違い あまりにも違う信徒の意識

今回再編成に取り組んだことの大きな収穫は、小教区間の信徒の意識の差にメスを入れたことである。同じ東京教区に属していながら、地域によって信徒の意識が相当違っている。その違いは、司牧する司祭たちが、教区所属か修道会・宣教会所属かでもかなりの差ができている。その違いは再編成の取り組みにも大きな影響をもたらすに違いない。再編成がなければ、手つかずに済まされ、先送りされていったに違いないこの課題に手がつけられることは、教区にとって画期的な刷新につながる。これは、「ともすれば閉鎖的になりがちな小教区を全ての人に開かれた信仰共同体に成長させたい(着座式メッセージ)」という大司教の公約にも通じる部分でもある。

戦後、教会をつくることが宣教であった時代、雨後の竹の子のように教会が建てられた。修道院の聖堂がそのまま小教区の聖堂に格上げされても不自然ではない時代が続いた。数は増え教勢はあがった。しかし、どういう教会が生まれ、どういう教会に育ったかの検証はほぼなされないまま現在に至っている。この度の再編成は期せずして、お互いが互いの体質と意識の違いをまのあたりにする機会を与えることになる。これは意外にも「開かれた教会づくり」を進めるために大きな活力を与えることになるだろう。

司祭の養成 司祭に与えられた課題

今回の再編成の主要な問題は、制度の改革ではなく、司祭がどう協力できるか、どう協調して宣教司牧に取り組んでいけるかにある。このことは、教区集会でも質問の形で指摘があった。そして大司教メッセージの「問題と課題」の8項目中5項目は、司祭と司教のことで占められていることでもはっきりしている。いくら司祭が足りないといっても、従来のように、ひとりの司祭が2つ3つの教会の面倒をみるという形はとらないで、現在の小教区の2つ3つをひとつの単位とし、何人かの司祭と修道者、信徒で構成するチームでやっていこうという方針である。そこでどうしても、複数の司祭の共同作業が必要になってくる。必然的に何らかの形で共同生活をもすることになるだろう。それもこれまでのような主任司祭と助任司祭のような形ではなく、チームの一員としての共同作業である。

修道会のように、養成の段階で共同生活、共同作業を条件としている司祭たちと、いずれ教会に派遣されて一人で教会を切り盛りしていくように育てられた教区司祭とはおのずと違いが出てくるに違いない。司祭の意識が問われてくる。制度としての共同宣教司牧と、それを内実化させる司祭間の協力。これは司祭特に教区司祭に投げかけられている大きな課題である。

各地域協力体の取り組み 12月15日を目指して

大司教の要請に応えて、各地域協力体での話し合いが進んでいる。司祭の集い、地域協力体委員の集い、各協力体の代表者の会合、それにいわば地域協力体大会のようなものまで、さまざまなバリエーションで会合がもたれている。大司教も求めに応じて、日程の許す範囲で気楽に出かけ、何の飾りもなく思っていることをそのまま語っている。その誠実さがさらなる理解と安心感を生み出しているようだ。ある修道会司祭が「やはりこの時代にこの課題を解決するために、神様がこの司教様を遣わしてくださったんでしょうね。やさしく話してくださる姿を見てつくづくそう思いました」と言っていた。その通りだろう。

12月15日までに各地域協力体の話し合いの結果が教区本部に届けられる。まさに刷新の第一歩が踏み出される。

司祭集会

昨年に引き続き「小教区の再編成」をテーマに司祭集会がひらかれる。
期日 11月19日〜21日(2泊3日)
場所 川鉄千葉研修所 (千葉市中央区)
対象 小教区司牧に関わっている全司祭

キリストのお陰で =献堂を前に= 関根英雄神父(町田教会主任司祭)

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十字架は天地を結ぶシンボル。新聖堂屋根に十字架が設置され、工事もいよいよ最終工程に入りました。元来は、処刑の道具であったものが、キリストのお陰で救いのシンボル、この世にありながら神の国へと過ぎ越していく恵みのしるしとなりました。神である方が来られ、神のことばを語り、この世から神と人を結ぶ道を開かれ偶像への供え物を止めさせ、人類に生きる喜びをもたらす真理を知らせるために、自らを神への捧げものとされました。こうして天地創造以来のみ旨が明かされ、命の泉として、救いの神秘を記念し祝う務めが教会に託されました。それで、救い主キリストの教えと、その恵みにあずかる秘跡を受け継ぐために、イエスによって弟子の中から使徒が選ばれ、教会の柱・土台となって教会が誕生しました。
その時、建物はありませんでした。祈る人々の集いでした。みことばを行なう人の集い、心に植え付けられたみことばを受け入れ、そのみことばによって救われる人の集いでした(ヤコブの手紙一章参照)。教会とは主イエス・キリストに出会う場です。

歴史のある教会建築が人々を惹きつけるのは、その信仰を受け継いだ人々の祈りと、建築に携わる人々の技術が結ばれることによって生まれた所産だからです。祈りは主から賜る恵みです。

主ご自身が建ててくださるのでなければ、家を建てる人の労苦は空しい。
主ご自身が守ってくださるのでなければ、町を守る人が目覚めているのも空しい。(詩篇127-1)

竣工式とは言わず、「献堂式」という訳はそこにあります。教会設立、誕生の意味が献堂式の典礼にはあふれています。単なる儀礼というよりは、キリストにおける共同体の成長のプロセスを祝うことであり、まさに共に信仰によって私たちのものを三位一体の神に捧げる行為です。聖堂自体も教会の本質を指し示すシンボルです。頂上の十字架のシンボルをはじめ、具体的に様々のしるし(ご像など)で教会内部は飾られます。そこで行われる最高のシンボルが典礼です。眼に見えるものから、見えない神の働きを指し示すためのシンボルが必要です。そして献堂式には、同時にこれまでの全てを神に捧げる私たちの心で新しい恵みを祈ります。

新聖堂の外観は、主のみ名において神の家に人々が呼び集められるように、聖なる世界へ招き、キリストの平和につながる空間となっています。入口、信仰の門を入ると、主の復活の証人として主の昇天後に選ばれて使徒となったマティアと、改宗して使徒となったパウロらを象徴する聖人の柱が迎えます。他の柱にもそれぞれ聖人の名を冠しては如何でしょうか。聖堂内には十二使徒の柱があります。(外の柱は伊万里のトラピスチン修道院の檜、内部は当別のトラピスト修道院の杉-祈りと労働の実りのシンボルです)。このように、新教会は材料においても様々の方法で霊的要素を取り入れています。

また設計に当たっては、当初から多くの要望や意見を丹念に1年以上に亘って検討して戴きました。様々な制約の中でも多くの部屋が確保され、聖堂の本来の役割も見失うことのないように配慮しつつ、信徒の方の作品も飾ることができるようになりました。ここまで労を厭わず、知恵を絞って下さった香山壽夫建築研究所と、教会建築のデリケートな箇所も綿密に取り組んでいるナカノコーポレーションの皆さんの働き、ご苦労に報いるのは、これからの私たちの姿勢にかかっています。

献堂式とは、人間の手で造られたもの(多くの犠牲で)を、主の家として神に捧げる喜びの祭儀です。一人では決してできないことを共同体として、しかも、現在だけでなく、過去も未来も一つとなって祝い、そこに集う全ての人が、主と共に祈り、働き、喜びを分かち合う日です。「主の家は聖なるもの。神が建てられ 神が築かれたもの」(献堂式儀式書の賛歌)教会の真の建築者は神であり、私たちはその協力者として、キリストの体を建てる真の教会建設はこれから始まるのです。
(ヤコブ会会報237号より)

CTIC 東京国際センター通信

「ビザをもらえました。とてもうれしいです」SとJから、弾んだ声の電話。ペルー人S女と日本人J男が「結婚をして、ビザを取得したい」といって、CTICに相談に来てからちょうど2年。愛情を深めての結婚を決めた2人には、入国管理局(入管)に「婚姻期間が短いことからして、ビザをとるための『偽装結婚』ではないのか」と疑われてはたまらない。そうなってはビザはもらえない。結婚から10ヵ月、「入管の疑いが無用である」ように準備を整えての在留特別許可申請。「在特の申請から「超短期間」の10ヵ月で「在特」=「日本人の配偶者等のビザ」の交付を受けた。

CTICにかけられる相談の種類や内容は、増え続ける一方です。その中で、ビザの問題は、最初から現在に至るまで、ずーっと中心的一翼を占めています。そして、ビザの問題のなかでも断然多いのが、在留特別許可(「在特」)です。日本に入国し在留する外国人は、在留資格を持っていなければなりません。27種類ある在留資格には、「永住者」などを除き、それぞれ期限が付されています。

併せて入管法には「法務大臣が、特別に在留を許可すべき事情がある、と認めるときには、強制退去に該当する人に対しても、ビザを発給できる」旨が定められています。これが在留特別許可です。CTICに相談に来る外国人は、その多くが「他の相談所には行きにくい」オーバーステイ(不法残留)や不法入国などの「不法滞在」の外国人です。「日本での生活を続けたい」との希望を持つ「不法滞在」の人達が、この「在特」を頼りにして、CTICへやって来るのです。「在特」を求める人達の態様はいろいろですが、CTICに相談されるのは、「結婚しての『在特』」と「子を育てるひとり親としての『在特』」が断然多くなっています。

「在特」を申請してから、「仮放免」を経て、ビザ交付まで、どれほどの期間が必要なのでしょうか。3〜4年かかる時期もありました。しかし、最近はその期間が随分短くなって来ているようです。CTICのケースでは、前述のSさんJさんよりも短い、9ヵ月というケースがありました。他方、2年半経っても、未だビザが交付されていないケースもあります。入管が求める条件を、できるだけ揃えて申請に臨めば、かなり短期間で「在特OK」となる傾向にあり、現在は普通のケースでは、2年くらいと考えてよいようです。

こうして「在特」の取得には喜ばしい状況になってきています。ことに、「結婚して『在特』」のケースはそうです。しかし、一方、これを喜んでばかりもいられない実体もあります。「子を育てるひとり親としての『在特』」の場合がそうです。言葉、仕事、社会習慣などで、いろいろなハンディを背負っているひとり親が、子を抱えて、日本で生活していくことは、とても大変なことです。親も子も皆健康であってもそうであり、ましてや、健康を損ったりしたら、もうとても自活できません。幸いにも社会福祉の「生活保護」という最後の拠り所がありますが、これがもう「最後」というよりも、「その最初から生活保護を当てにしなければならない」というケースが多いのが実体です。しかも、見通せる限り先まで、この「生活保護状態」から抜け出せそうになく、自活できそうもない、というのも、悲しく厳しい現実です。

こうして、本人の努力とCTICの支援で「在特」を得ることが、本当にそれでよいのか、いつも悩みながらの活動が続いています。「在特」を成功させればさせる程、社会の経済的下層部分を再生産して行くことに繋がってしまうのではないか、という因果な話ではあります。「人は誰でも、この世にオギャーと生まれてきた限りは、地上のどこかで生きていかねばならないのだから」と、割りきっているのですが……。いつか答がだせるのでしょうか。
(渡辺哲郎)

2001年  召命祈願の合同ミサ 「呼ばれています いつも」

年日時 200111月11日 (日) 14時  場所 東京カテドラル聖マリア大聖堂  司式 岡田大司教
ミサ後、 カトリックセンターにて神学生との懇親会があります。 ご自由にご参加ください。
主催 東京大司教区一粒会

第6回 YGTは11月23日 (祝) 13時30分から テーマは 「信じるって喜び?」

YGT (Youth Gathering in Tokyo)も次回で6回目を迎えます。

第2回のYGTの時に初めて参加してから、はや2年がたちました。YGTに参加してみて好感触を得て、第4回目からはスタッフとして関わらせていただき今回で3回目になります。

大学生になって再びキリストについて考える機会に恵まれて、初めのころは東京教区のことも、司教さんのことも、まったく知識がないまま手探り状態でしたが、ようやく様々な活動を通して少しずつ理解が深まってきました。参加者として関わった第2回、第3回のYGTで私が印象的だったのは「分かち合い」でした。自分の感じていることを話してみる機会、他人の感じていることに耳を傾けてみる機会、忙しく毎日を過ごしている私たちにとっては実は少ないのではないでしょうか。とても大切なこと、必要なことなのに生活の中で欠けているものの再発見の場となりました。こういった機会を与えてくれたYGTを、準備する側になってみて、今度は「ミサ」というものについて考えるようになりました。スタッフとして関わるようになってからは、戸惑いや苦しさを感じるときもありましたが、ミーティングの中で他のメンバーの色々な思いに触れ、一つの事柄「ミサ」について、同じ世代の仲間と熱く語ることのできる自分の置かれている環境を幸せに思っています。さて、次回のYGTですが、11月23日(勤労感謝の日)に東京カテドラルで行われます。ミャンマーからニコラス司教さんを迎えての第6回、テーマは「信じるって喜び?」です。

日本とミャンマー、違う二つの国の中で同じキリストを信じる私たちと、ミャンマーの人たちの信仰は、どんな風につながっているのでしょう。苦しいことがいっぱいあると、どうして神様はこんなに苦しい事ばかり与えるの?と感じませんか。しかしそれでも手を合わせて神様に、むかう私たちにとって信じるっていうことはどういうことなのでしょう?先日私は葉祥明さんの絵本に触れました。その中には子ども達の素朴な神様への問いかけがぎっしり詰まっていました。「どうして?神様」と疑問を投げかけると同時に「どうか…」とお願いする子どもたちの祈りの言葉に触れて、優しい気持ちになりました。それでは11月23日一人でも多くの人と出会い、分かち合えることを楽しみにしています! (田園調布教会 追川佳奈子)

女性信徒のための研修会 「今、女性たちに問いかける」

〜小教区制度の見直しとその再編成のなかで〜

講師:岡田武夫大司教 岩橋淳一師 (関口教会主任) 浦野雄二師 (大司教館) チェレステイーノ・カヴァニア師 (司教総代理) 他
日時:10月27日 (土)  11月10日 (土)  14時〜17時
会場:東京教区関口会館 地下ケルンホール
参加費:無料
申込み先:〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区本部第二事務局 「女性と教会委員会」 FAX/03-3944-6677
問合せ:斎木 TEL/03-3228-8326 (ベビーシッター、 手話通訳のご希望も承ります)

神学生合宿 in 潮見教会

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8月21日(火)〜22日(水)まで「夏の神学生合宿」が潮見教会で行われました。計画としては、数年ぶりに伊豆大島に渡り、大島教会で神学生合宿を行う予定でしたが、台風の影響により合宿地を変更せざるを得ませんでした。参加者は、岡田大司教、養成担当の浦野雄二師、江部純一師が参加してくださり、神学生13名を含め計16名の参加となりました。(欠席の兄弟1名)。

初日、降りしきる豪雨の中集った神学生達は、はじめの内は大島行き中止を残念がる声もあり、台風情報に気を配っている様子があちこちで見られましたが、自炊の夕食準備をする間に次第に打ち解けて、残る夏の予定や、さっそく小教区再編成にかんする話し合いについて意見を交換する姿が見られました。夕食後の親睦会では、岡田大司教を囲んで、ざっくばらんな『新しい一歩』についてのお話もあり、和やかな雰囲気のなかで初日を終えました。

2日目の午前中、岡田大司教から、改めて『新しい一歩』についての説明があり、そのお話を土台として、昼食後、3つの小グループに分かれての話し合いが持たれました。小教区で話し合われている『新しい一歩』のとらえ方や、神学生自身がいま考えていること、感じていること等を率直に話し合いました。なかでも印象的であったのは「本当に苦しんでいる人は教会へ行きづらい状況になっている」といった指摘や、「信徒の高齢化・福祉を考える視点が必要」、「地域協力体が再編成されても、実際の信徒の信仰生活・教会における実生活にどのような変化があるのか」等の指摘があり、「いかにして『協力』し課題に向かっていくのか」という点に話し合いの重点が置かれました。「協力」といった観点から神学院における「共同生活」の意義が大きいことを再確認し、また「協力」の難しさを感じながらも「共に働く司祭」を考える機会となり、短期間でしたが密度の濃い、1泊2日の合宿となりました。

まさか台風が来るとは思ってもみなかった神学生合宿地の変更を、快く引き受けて下さった潮見教会の信徒の方々と油谷弘幸神父にこの場をお借りして深く感謝致します。
(哲学科1年・門間直輝)

今年の「福祉の集い」

昨年は、12月2日(土)午後1時から関口会館ケルンホールで開かれた「福祉の集い」が今年は、11月10日に、カトリックセンターで開催されることになりました。

昨年は東京大司教区の教区長になられたばかりの岡田大司教に講演していただきました。今年は大司教以外の方にお願いしようということになりました。というのは大司教がだんだん多忙になり、一日中私どもで拘束することが難しくなってきたからです。開会の挨拶とごミサに来て下さればそれで充分という時がやってきたようです。

誰かいい講師はいないか。せっかく一日をつぶして集まってくださる方々の期待に応えるためにも、いい講師を捜さなければならない。例会で、誰かいい人はいませんかと、思いつく人をあげてみました。3人集まれば文殊の知恵とばかりにたちまち何人かの候補者が出ました。そこで役割分担として、ある委員に交渉が委ねられました。さて、何日か経ってのことです。交渉の経過が報告されました。結果は、NOでした。既に多くの講演予定が詰まっていて「ご期待にそえかねる」とのこと。「もしよろしければ、来年なら何とかなります」と親切な言葉もいただいたとか。売れっ子は違うなー。とにかく11月の「福祉の日」に間に合わせなければならない。早速次の方を決めて交渉に入らなければならない。日にちが迫れば迫るほど条件は悪くなる。こんな時に朗報として届いたのが槙坪夛鶴子監督でした。槙坪監督は知る人ぞ知る、素晴らしい方です。人間をありのままに見据えて厳しい条件の中でたくましく生きていこうとする人をそっと応援する作品を世に送り出している女流監督です。既に監督の最新作「老親」が2000年度のカトリック映画賞を受賞しており、教会との関わりもなくはない。そして先々月のカトリック新聞にお書きになった文章が多くの方の共感を呼んでいます。電話で「福祉の集い」の説明をさせていただいたら、「私のようなものでよろしいのかしら」と言いながら、教会の方々に話すことに喜びを持っておられるような印象でした。その日は、監督の第一作目にあたる『作品』を携えてこられます。ご期待に充分応える日となると確信します。ぜひぜひお越しください。心からお待ちしております。
(西川哲彌神父)

訃報

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ヨハネ・クリゾストモ 小倉信雄神父(東京教区) 2001年8月28日帰天 (87歳)
1913年9月10日生まれ
1932年4月 公教神学校入学
1939年3月 司祭叙階
1939年4月 桜町病院付
1940年9月 麻布教会助任司祭
以下、 築地、 蒲田 (戦前)、荏原、 松戸各教会の主任司祭を歴任
1956年9月 西千葉教会主任司祭
1971年3月 同教会主任司祭を退任

岡田大司教 平和教育の促進を訴える ―2001年平和祈願祭・ミサ説教―

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「平和を実現する人々は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる」(マタイ5・9)。と主キリストはいわれます。復活されたキリストが弟子たちにお現れになったとき、「あなたがたに平和があるように」(ヨハネ20・19)といわれて弟子たちに聖霊をお与えになりました。

聖パウロは「実にキリストはわたしたちの平和であります」(エフェソ2・14)といっています。実に、わたしたちキリスト者の使命はキリストの平和を人々にもたらし伝えていくことであります。

教会はキリストに倣い、キリストの教えと生き方にしたがって、平和の使徒としての使命を絶えず追求します。平和のために働くことは教会の本質的な使命であり任務であります。

皆さん、本年2001年は、教皇ヨハネ・パウロ2世が日本を訪問され、広島で『平和アピール』を発表されてから、ちょうど20年目にあたります。日本カトリック司教協議会は教皇のこの『平和アピール』に応えて平和旬間を制定しました。きょうは改めてこの『平和アピール』を思い起こしてみたいと思います。

教皇は繰り返しこのアピールのなかで「過去を振り返ることは将来に対する責任を担うことです」と言っておられます。人類の歴史は進歩と発展の歴史ですが、同時に戦争、破壊、殺戮の歴史でもあります。とくに去る20世紀は二つの世界大戦が行われた世紀であり、悲惨で不条理な、恥ずべき大量殺戮がおこなわれた世紀でありました。教皇は大聖年をむかえるにあたって「紀元2000年の到来」を発表され、そのなかで、「識別の欠如」ということを嘆かれました。それは具体的には、多くのキリスト者が去る20世紀において、全体主義政権が勢力を拡張するときの、その非人間的な本当の姿を見抜くことができなかったことを指していると思われます。教皇は、20世紀の歴史のなかに置かれた教会が、全体主義政権の人権侵害の動きを識別できなかったことを嘆いておられます。

同じような反省が日本のカトリック教会でも行われなければなりません。1995年、第二次世界大戦終結の50年目に際して日本カトリック司教協議会は『平和への決意』を発表し、そのなかで次のように述べていることを改めて皆様に思い起こしていただきたいと思います。「今のわたしたちは、当時の民族主義の流れのなかで日本が国をあげてアジア・太平洋地域に兵を進めて行こうとするとき、日本のカトリック教会が、そこに隠されていた非人間的、非福音的な流れに気がつかず、尊いいのちを守るために神のみ心にそって果たさなければならない預言者的な役割についての適切な認識に欠けていたことも、認めなければなりません」。

戦前・戦中、日本のカトリック教会は外国の宗教として冷たい目でみられ、弾圧と迫害を受け、軍部から戦争に協力するよう強く圧力をかけられました。当時の教会指導者の苦衷は察するにあまりあります。それを考慮に入れることは当然のことです。しかしその上であえて今日からみれば、次のように言わなければなりません。「わたしたちの教会は、預言者としての役割を果たさなかったのだ!」。同じ過ちを繰り返してはなりません。

『平和への決意』では次のようにも言っています。「教皇のこの呼びかけにこたえて、わたしたちも、この戦後50年を節目として、人間として、信仰者として、戦争へ向かった過去の歴史についての検証を真剣に行い、真実の認識を深め、悔い改めによる清めの恵を願いながら、新たな決意のもとに世界平和の実現に挑戦したいと思います」。この司教団の勧めをうけて日本カトリック正義と平和協議会は『新しい出発のために』というメッセージを発表しました。それは、「天皇制国家主義のもとでの教会の戦争責任」という問題の核心に迫ろうとするものです。

21世紀をむかえ、国内外の動きには憂慮すべき点が多く、平和をめぐる環境は決して楽観をゆるすものではありません。教会はますます、平和のために働くよう期待されています。

『平和への決意』のなかで司教団は「平和な世界の実現のために」7項目の課題を提示しました。これらはすべて大切な課題です。6年を経て、いまそれらがどのように実行されているか、真摯に振り返りを行うべきです。

わたくしは今回とくに第7の項目に注目したいと思います。それは、「家庭、教会、学校における、青少年を対象とした平和教育を促進する」ということです。「平和を実現する人は幸い」。このキリストのことばはとくに次の時代を担う若い人々へ向けられています。若い人々が平和のために働けるよう、かれらを助け励ますことは教会の非常に重要な使命です。平和教育の重要な要素に、歴史教育があります。とくにアジアの近現代史の学習が重要です。聞くところによりますと、近現代史の勉強は軽視されているようです。
「授業が現代史のところにくると時間切れになる」
「そこは受験に出ない」
「現代史は教えにくい」
しかし、アジアの近現代史を中高校生にしっかりと勉強していただきたいのです。歴史の勉強には多くの困難な問題が伴います。大切なことは謙遜に、そして勇気をもって真実を見つめることです。アジアの人々の叫びと訴えに謙虚に耳を傾けることです。もしできることなら、同じ事実がアジアの他の国ではどのように教えられているのか、ということを知っていただきたいと思います。場合によっては同じ歴史の事実にたいして非常に異なる評価が下されています。どうしてそういうことがあるのか、日本の青年とアジアの青年が一緒に考えてみることができれば、それは明日の平和建設のためによい機会となるでしょう。偏見や主観を捨てて、謙虚に歴史の真実を見つめ、真摯に過去への反省を行うことが大切です。

わたしたちは、先人のしたことを引き継がなければなりません。多くのよいことを受け継いだのですから、悪いことも自分のこととして引き受けなければならないと思います。生命の尊厳への畏敬、アジア諸国の人々との連帯と共感に基づいて、同じ人間として、同じキリスト者として、誠実に、そして勇気をもって平和建設に努めましょう。

教皇の広島での『平和アピール』20周年という機会に青少年の皆さんにとくに訴えます。「若い皆さん、アジアの近現代の歴史を学び、そこから明日の平和建設のために何をなすべきかを学んでください。できるだけアジアの人々と分かち合いの機会をもち、歴史の問題も話し合うようにしてください。そしてともに同じキリストの弟子として、力を合わせて『平和を実現する人』となるよう努めてください、またそのためにともに祈ってください」。今日は、教皇訪日20周年記念にあたり、そのことを特に若い人々に呼びかけたいと思います。

神さまへの手紙 (木更津教会報「海風」より)

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いつも、まもってください。
ひゃくてん とらせてください。

のざわ ゆりこ

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なぜ、かみさまは、なぜ、
みえないの

くずしま るい

お知らせ

東京教区のホームページのアドレスが次のように変わりました。
https://tokyo.catholic.jp

VIVID

祈りの集い

-土曜日の午後のひと時、いつも共にいてくださる主の内にじっと私を置いてみませんか
テーマ:新しい力をいただいて主とともに歩むための月に一回の“神様ブレイク”
第23回
日時:10/20(土) 14:00〜16:00 (八王子)
対象:祈りたい方、 祈りの体験をしたい方はどなたでも
同伴:師イエズス修道女会のシスター
費用:無料
場所:八王子市戸吹町1490 師イエズス修道女会 八王子修道院
連絡先:Tel/0426-91-3236 (シスター長谷部)

第24回
日時:11/17(土) 14:00〜16:00 (四谷ピエタ)
場所:東京都新宿区四谷1-21-22 師イエズス修道女会 典礼センターピエタ
連絡先:Tel/03-3351-2692 (典礼センター)

ビ・モンタント:カトリック高齢者会主催の講座

5会場での勉強会

①日時:10/9(火) 13:30〜15:00 (時間は全会場共通)
会場:事務所
指導:塚本伊和男師
②日時:10/19(金)
会場:高輪教会
指導:泉富士男師
③日時:10/17(水)
会場:成城教会
指導:泉富士男師
④日時:10/16(火)
会場:三軒茶屋教会
指導:泉富士男師
⑤日時:10/23(火)
会場:吉祥寺教会
指導:塚本伊和男師

申込み:全会場同一条件、 いずれも不要
会費:¥300〜500程度

第15回絵画同好会

日時:10/17(水) 13:30〜16:30
場所:洗足教会
参加資格:ビ・モンタント会員他どなたでも自由、 希望者は当日お出でください
内容:水彩、 クレヨン、 パステル、 色鉛筆いずれでも(油は使わない)
指導:日塔笑子 (カトリック美術会会員・日本美術家連盟会員・元一水会会員)
会費:¥2,000 (含画材料費、 光熱水費等)

パッチワーク・キルト同好会

日時:10/9(火) 13:30〜15:00
会場:ビ・モンタント事務所
作品は、 ホスピスの掛け布団カバーとして寄贈の予定、 ふるってご参加ください

NPO特定非営利活動法人ミゼ福祉基金主催

第1回ボランテイア養成講座
日時:10/12(金) 13:00〜15:30
テーマ:福音に基づくボランテイアとは
場所:麹町(聖イグナチオ)教会
講師:浜端極氏 (前特養老人ホーム施設長) 塚本伊和男師 (指導司祭)

第30回聖F・ザビエル友ゆうクラブ俳句会

句会日時:10/11(木) 11:30〜15:30
会場:カトリック神田教会信徒会館
季題:秋一般3句
投句:住所・氏名・電話番号・所属教会・出欠 〔投句のみは欠席)
を明記  宛先〒101-0065 千代田区西神田1-1-12 カトリック神田教会内 「聖フランシスコ・ザビエル友ゆうクラブ俳句会」 又は下記係宛
締切:10/1(月) 必着
参加資格:年齢不問
当日会費:¥1,000 年会費:¥1,500
持参するもの:天景(¥500以下の品物)、 筆記用具
運営方法:互選 (準備済)・食事 (準備済)・互評 (気軽に輪番で自由に)・散会 (結果は作品集を全会員宛に郵送)
問合せ先:木田英也 (世話人) 〒279-0011 浦安市美浜1-6-611 Tel/Fax 047-355-7478

気軽に 聖書を読む会

日時:10/26、 11/2(金) 13:30〜16:00
指導:吉山登師
テーマ:聖書と文学
場所:幼きイエス会修道院 (JR四谷駅前、 地下鉄丸の内線・南北線四谷駅)
会費:¥500/月
対象:退職後、 もう一度聖書を読んでみたかった人、 聖書研究会は、 堅苦しいと思った人、 視点を変えて読み、 さらに信仰を深めたい人。

以上俳句会以外の ◇申込・問合せ先 荒川区西日暮里1-61-23 リレント西日暮里102VMI東京支部事務所執務時間 火・木・土14:00〜16:00 Tel/03-3806-9877 Fax/03-3806-9897

あしあとの集い

〈みことばを聴き、 分かち合い、 祈る会〉
日時:11/17(土) 14:00〜16:00
テーマ:もっとも小さい者のひとりにしたのは私にしたのです
場所:マリアの宣教者フランシスコ修道会 (西武新宿線
下落合駅下車徒歩7分)
対象:祈りたい方どなたでも
申込・問合せ先:〒161-0032 新宿区中落合2-22-13 マリアの宣教者フランシスコ修道会 Tel/Fax 03-5982-5845 シスター中島その枝

信仰刷新セミナーと黙想会

信仰刷新セミナー

テーマ:第三の千年期に、 信仰生活を喜びに満ちて生き生きと
日程:10/11、 10/18、10/25、 11/1、 11/8、 11/15、 11/22、 11/29(木) 13:00〜15:00 (連続8回)
場所:初台教会聖堂 (渋谷区代々木5-16-3)
指導司祭:マルセル・フォールテン師 (初台教会主任司祭) 他
テキスト:「新生への門出」
受講料:¥2,000 (当日会場で、 別途テキスト代 ¥500)

黙想会

日時:12/6(木) 10:00〜16:00
場所:同上
指導司祭:フォールテン師
会費:¥1,500 (当日会場で)
持参品:聖書、 昼食

いずれも ◇主催:初台教会・祈りの集い
問合せ・申込:羽村美智 Tel/03-3414-6940、 野秋多恵子 Tel/0474-24-6041

『教区の神学生と引退司祭援助のための講演会』 のご案内

日時:10/13(土) 13:00〜15:00
講師:山本襄治師 (イエズス会)
テーマ:新しいおきて-愛の教え
場所:麹町 (聖イグナチオ) 教会 信徒会館ヨゼフホール
協力券:¥1,000※どなたでもご参加ください

特別聖書講座〜みことばを生きるために〜

日時:11/1(木) 13:30〜15:30
講師:稲川保明師 (神田教会主任司祭)
場所:神田教会
参加費:¥500
いずれも ◇主催:東京教区カトリック女性同志会 ◇問合せ先:森脇/03-3447-2231、 滝口/03-3844-7066、 武藤/042-378-9377

第17回 ザべリオ合唱団

クリスマスコンサート
日時:12/21(金) 18:30 開演
場所:東京カテドラル聖マリア大聖堂
入場券:¥2,500
問合せ先:新垣 Tel/042-525-4817

黙想会

テーマ: 「祈りのうちに神の呼びかけに耳をかたむけませんか」 自分の召命を考える
日時:11/22(木) 20:00〜11/24(土) 16:00
対象:20代〜30代未婚の女性信徒
指導者:シスターシュラツ、 シスター柴田
参加費:¥4,000 (宿泊費、 食事等)
持参品:聖書、筆記用具、 洗面具等
場所:コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院 (〒182-0034東京都調布市下石原3-55) 京王線 調布駅南口より 徒歩15分、 タクシー5分下石原3丁目歩道橋下車
申込み:11/19(月) までに下記へ
〒182-0034 調布市下石原3-55 コングレガシオン・ド・ノートルダム シスター山口 Tel/0424-82-2012 Fax/ 0424-82-2163
e-mail: inoricnd@hotmail.com http://www.cnd-m.com

若い人々の黙想会

テーマ:語ろうよ、 心の渇きを! -社会生活、 人間関係、 自分自身への乾き-
日時:11/3(土) 夕〜11/4(日) 夕
場所:汚れなきマリア修道会 町田祈りの家 〒194-0032 町田市本町田3050-1 Tel/042-722-6301
対象:40歳位までの男女
指導:清水一男神父 (マリア会)
参加費:¥4,000
申込:10/28(日) までに、 下記へ

巡礼ハイクのご案内

テーマ:感じよう、 神の息吹を!
日時:10/14(日) 9:45〜16:30 雨天決行
場所:雪ノ下カトリック教会、 裏大仏ハイキングコース(鎌倉散策)
内容:ミサ、 巡礼ハイク、 分かち合い
対象:青年男女
集合:鎌倉駅東口改札口前
参加費:無料 (雨天の場合の拝観料、 交通費、 諸経費は各自でご用意ください)
持参品:お弁当、 水筒、 敷物、 雨具、 タオルなど
服装:歩きやすい靴、 帽子
主催:マリアニスト青年巡礼担当 (清水神父、 シスター小林)
申込み・問合せ:10/7(日) までに汚れなきマリア修道会 シスター小林 Tel/042-391-4952、 Fax/042-395-2092 e-mail:fmi-kk@netty.ne.jp
URL:http://marianist.netty.ne.jp/

キリスト教相互理解セミナー

旧約聖書に親しもう
日時:10/15、 11/12、 12/10(月) 18:30〜20:30
会場:東京YMCA資料室 (東京YMCAホテル8階)
テキスト:旧約聖書 出エジプト記
指導(予定):高橋章 日本大学国際関係学部教授、 黒瀬博牧師 (バプテスト東京西教会)、 田畑邦冶白百合女子大学教授、 M・マタタ神父 (オリエンス宗教研究所所長)
参加費:各回 ¥1,000
主催:東京YMCAミッション推進委員会
問合せ:鈴木/090-3439-7028東矢/070-5076-4074

イコン展

日時:10/9(火)〜10/14(日) 10:30〜20:00 (平日)、 12:30〜18:00 (日曜)
場所:ギャラリーエルピス (銀座教会) 中央区銀座4-2-1Tel/03-3561-2910

イコンについてのお話と懇親会

日時:10/13(土) 15:00〜17:00
講師:鞠安日出子 (朝日カルチャーセンターイコン教室講師)
場所:同上

キリスト教精神に基づいた 生涯学習シリーズ講座

総合テーマ〈人間について考える〉

〔聖書の光の中で〕
初心者のためのキリスト教入門

(求道者のみ対象)
第2部
日時:10/2、 10/9、 10/16、 10/23、 10/30、 11/6、 11/13、 11/27、 12/4(火)19:00〜20:30
講師:森一弘 (東京教区司教)
費用:9回 ¥4,500

幸せになるために! だれでも分かるキリストの教え第2期

第1部
日時:9/22、 9/29、 10/6、 10/13、 10/20、 10/27、 11/10、 11/17(土) 10:30〜12:00
講師:平原陽一 (東京教区司祭)
費用:8回 ¥6,600

旧約の中心テーマと私たちの日常生活とのかかわり

第2部トーラ(モーゼ五書) を読む Ⅱ
日時:10/6、 10/13、 10/20、 10/27、 11/10、 11/17、 11/24、 12/1(土) 10:30〜12:00
講師:マグダレナT.A. (三位一体会)
費用:8回 ¥6,600

「出会い」を求めて

-キリスト前後- 第19部
日時:9/29、 10/6、 10/13、 10/27、 11/17、 12/1、 12/8(土) 10:30〜12:00
講師:粕谷甲一 (東京教区司祭)
費用:7回 ¥5,800

〔教会に新しい刺激を与えた思想〕
現代のユダヤ思想

①日時:10/27(土) 13:30〜15:30
講師:宮本久雄 (ドミニコ会司祭)
②日時:11/10(土) 時間同じ
講師:黒川知文 (愛知教育大学教授)
③日時:11/17(土) 時間同じ
講師:中村友太郎 (上智大学文学部教授)
費用:3回 ¥3,000

〔人と人との絆の中で〕
世界の人々の叫びをきいて

①日時:10/13(土) 13:30〜15:30
講師:三好由加・石丸奈加子 (カトリック信徒宣教者)
②日時:10/20(土) 時間同じ
講師:漆原比呂志 (カトリック信徒宣教者)
費用:2回¥2,000

人生に何をかけるか

①日時:12/1(土) 13:30〜15:30
講師:加藤豊 (2001年に叙階された東京教区司祭)
②日時:12/8(土) 時間同じ
講師:古里慶史郎(2001年に叙階されたフランシスコ会司祭)
③日時:12/15(土) 時間同じ
講師:鈴木隆(社会総合研究所所長)
費用:3回 ¥3,000

いずれの講座も場所は、 「真生会館学習センター」 (JR信濃町駅前)
申込み方法・問合せ先:電話または、 ハガキ、 申込み用紙に、 住所・氏名・講座番号・講座名を記入して、
下記まで
〒160-0016 新宿区信濃町33 「真生会館学習センター」 Tel/03-3351-7123

第11回荘厳司教ミサ

死者のためのミサ (グレゴリオ聖歌・ラテン語)
日時:10/27(土) 15:00 (14:40から諸聖人の連願)
場所:東京カテドラル聖マリア大聖堂
主司式:白柳誠一枢機卿 共同司式:パオリローマ教皇庁大使他
主催:カトリックアクション同志会
問合せ先:赤羽根 Tel/0466-27-9779または後藤 Tel/03-5228-3714 http://www.tim.hi-ho.ne.jp/catholic-act-d/

第43回 日本カトリック看護協会全国大会

《東京》 「いのちを育むまなざし」 〜神学・医療・看護・福祉
-愛といのちの根源を考える-
日時:10/19(金) 12:00〜10/20(土) 15:15
場所:芝パークホテル (港区芝公園)
内容: (10/19):基調講演 岡田武夫大司教、 国際医療従事者協議会C.I.C.I.A.M.S報告、 懇親会 (10/20):ヘネロ・フローレス師 (上智大学教授)、 分かち合い、 各支部報告会、 派遣ミサ
大会参加費:¥20,000
主催:日本カトリック看護協会東京支部
申込みと問合せ:日本カトリック看護協会JCNA東京支部 担当 シスター東野妙子 Tel/03-3951-1111 (代) 聖母病院産科相談室 (平日昼間)

星美学園短期大学公開講座

日本文学の愛の風景 (全4回)

日時:①10/6、 ②10/13、 ③10/27、 ④11/10(土) 14:00〜16:00 (11/10は鎌倉文学散歩)
講師:①永井路子 (作家)、 ②我妻多賀子 (本学教授)、 ③④藤井信乃 (本学名誉教授)
受講料:¥3,200 (受講回数に関わらず同一、 なお文学散歩の費用は別途)

草木染めの手織りマフラーを作る(全3回)

日時:①2002年2/9、 ②2/16、 ③2/23(土) 14:00〜16:30
講師:江口政江 (本学助教授)
受講料:¥3,500 (受講回数に関わらず同一)
材料費:¥1,000
定員:20名

インターネット入門

-メールに画像をつけて送ろう-(全1回)
日時:12/22(土) 14:00〜17:00
講師:吉尾二郎 (本学教授)、 中島千恵子 (本学専任講師)
受講料:¥1,600
定員:20名

イタリア・プーリア州の家庭料理

日時:10/27(土)〜2002年2/2(土) 14:00〜17:00
定員:36名
受講料:全5回 ¥17,000(材料費も含む)

入門イタリア語 Ⅱ

日時:9/29〜12/15(土) 17:30〜18:50
定員:25名
受講料:全10回 ¥15,000

初級イタリア語 Ⅰ

日時:9/29〜12/15(土) 17:30〜18:50
定員:25名
受講料:全10回 ¥15,000

いずれも ◇場所:星美学園短期大学 (北区赤羽台4-2-14 JR 「赤羽駅」 地下鉄南北線 「赤羽岩淵駅」 下車
◇問い合わせ先:〒115-8524 北区赤羽台4-2-14 星美学園短期大学公開講座係 Tel/03-3906-0056 Fax/03-5993-1600

オルガンの夕べ

日時:10/26(金) 18:00 ミサ終了後 (18:40ごろから約30分)
場所:麹町 (聖イグナチオ) 教会 主聖堂
オルガン演奏:水野均 (カザルスホールオルガニスト)
入場料:無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会
問合せ:Tel/03-3263-4584

特別講演会のご案内

テーマ:「キリシタン時代と現代の日本」
日時:12/8(土) 14:00〜
講師:加賀乙彦氏 (作家、 日本芸術院会員)
場所:立川教会国立集会所 (JR中央線国立駅下車徒歩20分)
会費:¥1,000 (整理券あり)
問合せ・申込先:シスター宮沢 Tel/042-573-0941、 井崎Tel・Fax/042-575-9756

祈りの集い〈テーゼの祈り〉

日時:10/13(土) 13:30〜16:00
場所:援助マリア修道会 (JR山手線 駒込駅下車 東口、 北口 地下鉄南北線 駒込駅下車4番出口)
問合せ:Tel/03-3910-6690

湯沢正臣展 (’96〜2001より)

日時:10/16(火)〜10/21(日) 10:30〜19:00(初日は13:00〜、 最終日は12:30〜18:00)
場所:ギャラリ・アガペー(銀座教会 東京福音センター) JR有楽町駅 徒歩5分 地下鉄銀座駅 (出口C8、 C6) 徒歩5分

カトリック通信講座(全6講座)

講座内容とコード:T001 キリスト教とは、T002 聖書入門 [Ⅰ]、 T003 キリスト教入門、T004 神・発見の手引き、 T005 聖書入門 [Ⅱ]、 T006 幸せな結婚
受講料:T001〜004 各¥4,500 T005・006 各¥5,000 (教材費、 税、送料込)
申込み:郵便局に備え付けの振替用紙に希望の講座のコード (T001〜006)、 講座名を明記の上、 受講料を下記に振り込んで下さい。
振替口座番号 00170-2-84745 (加入者名) オリエンス宗教研究所 ◇問合せ:オリエンス宗教研究所 カトリック通信講座センター 〒156-0043 世田谷区松原2-28-5 Tel/03-3322-7601Fax/03-3325-5322 E-Mail:kouza@oriens.or.jp
http://www.oriens.or.jp

聖地イスラエルってどんな国?

聖地の旅勉強会のお知らせ 〜新しい世紀の巡礼の旅にそなえて〜
第6回
日時:10/14(日) 14:00〜16:00 (勉強会後、 希望者のためのミサ有り) 以降 11/11、 12/9 の各日曜日にそれぞれのテーマで行います。
場所:真生会館 (JR信濃町駅1分)
講師:鈴木信一師(聖パウロ修道会) 井上弘子 (道の会) ◇対象:聖地と聖書に興味のある方ならどなたでも
会費:¥1,000
申込・問合せ:道の会 井上弘子 〒164-0013 中野区弥生町1-19-1-201 Tel/Fax 03-3379-5571 e.mail:hiroko@mars.dti.ne.jp 瀬川真佐子 Tel/Fax0492-86-6291
※2001年度も、 ユニークな聖地巡礼 (ゆっくりとした日程の祈りの旅) を企画しています。 体力に自信のない方もご遠慮なくお問い合わせください。