東京教区ニュース第175号

2000年08月01日

座談会 白柳・森両司教の足跡をふりかえって
あたたかいリーダーシップ -社会に応える教会作り-

6月12日、聖座の発表をそのまま伝えるファックスで、教区長の交代のニュースが各教会に届けられ、追って、着座式の日時、それまでの管理者の任命等が発表されるといった、あわただしい2ヶ月が経過した。ミサの中での司教名の呼称も、新教区長の名を呼ぶのに慣れてきた今日この頃であり、教区民の気持も、新教区長の人柄や采配の行方に関心が移っている。号外という形で、緊急発表をお伝えしたが、今回は4人の方にお集まりいただいて、白柳・森両司教の足跡をふりかえっていただき、在任中の素顔の一端をお伝えしたいと思う。(編集部・西川哲弥神父)

【編】本日は、ご多忙のところ、しかも、急なお願いにもかかわらず、お集まりいただきましてありがとうございます。皆様、それぞれに白柳・森両司教のお働きを近くで見ておられたわけですが、教区長、補佐司教引退の報を聞いて、どのようなことを思われましたか。

両司教の素顔
山本襄治師(イエズス会、麹町教会)

私が白柳司教の司教叙階のニュースを聞いたのは、ローマ留学中の1966年でした。

実は、私は白柳司教と同い年です。ニュースを聞いて、日本の教会が新しい時代に第一歩を踏み出した、という印象をいだきました。

それは、湧いてくる喜びを身体で感じるというものでした。つまり、白柳司教は、日本の教会の新時代の旗手としての使命を帯びて、生まれたのです。

ですから、おそらく、何もかにもが、モデルのない初めてのことばかりだったと思います。一瞬の休みもない緊張の連続の三十数年だったろうとお察しします。

その中で、後半15年間、森司教という助け手を得られたことは、どんなにか、ほっとされただろうと思います。

この十数年、二人の姿を見ていて、とても良いコンビだと思っていました。お互いに信頼と助け合いが、ピッタリかみ合っていたようでした。

ですから、引退のニュースに接して残念な気持でした。あと何年か、このベストコンビで乗り切れないものかと思ったものです。

中村智子さん(小平教会、カトリック女性同志会前会長)

この度のニュースには、とても驚きました。それは、お二人の司教様が同時に退かれるというとまどいを感じたからです。山本神父様がおっしゃったように、とてもいいコンビネーションで、この激動の中をリードしておられると思っていました。

今度のことは、お二人を一緒に取られるような寂しさを感じました。でも、お二人の意志は、必ず次の教区長様が受け継いでいかれると思うと、安心の気持がもどってきました。

私たちも、お二人の司教様のご意志を大切にして、これからもやっていけばいいのだと思います。

白柳枢機卿様は、着任の当初から、信徒使徒職の大切さを強調しておられました。「がんばってくださいね」と声をかけてくださったことが思い出されます。これまで、そのあたたかい、そして大きな器の人柄にどんなに励まされたかわかりません。

森司教様は、いつも白柳枢機卿様をお助けするということに徹しておられました。その姿に接して、いつも大きなことを学ばせていただいていました。互いに尊敬し合い、信頼し合い、仕え合うということがそこにあったのです。今、お二人に感謝の気持でいっぱいです。

マウリチオ師(ミラノ外国宣教会管区長、府中教会)

私は日本に来て、20年になります。日本に来てすぐに困ったことは、ミサの説教です。いろんな説教の手引きがありました。そんな中で、いちばん良かったのは、森司教の説教案でした。自分にとっても霊的な糧になり、話しながら伝わっていくものがある説教案でした。いろんな壁にぶつかった時、この説教案に助けられました。改めて森司教様に、お礼を申しあげたいと思います。

実を言うと、私は初めの頃、日本を結果的に西洋化することが宣教だと考えていたように思います。それを、見事に逆転してくださったのは、森司教であり、最近の日本の教会の動きでした。教会が思いきって、日本の社会に入っていき、社会から学び、社会の叫びに応えていくという動きです。第1、第2のナイス(福音宣教推進全国会議)もその線です。

白柳・森の二人の司教は、その点で明確なビジョンを持っていたし、そのビジョンで日本の教会をリードしていました。つまり、社会の中にとけこむ教会作りを目指す方向です。これは、これからも受け継がれ、果たしていかなければならない方向であり、課題だと思います。

それはまた、私たちにとっても大きな希望です。この司教に委ねて努力していけばいいのだなと思わせる力がありました。

シスター長谷川昌子さん(女子パウロ会、カトリック中央協議会広報部長)

中央協の機構改革から、第1ナイス、第2ナイスを通して、お二人の司教様を拝見していて、いつも感じていたことがあります。それは、お二人がいつも、日本の教会のことを視野に入れて考えておられたということです。つい、自分の教区のことが優先になりがちな中で、首都を含む東京教区の司教だということもあってかもしれませんが、スケールがいつも日本単位だったということは、不思議な感じでした。

大司教様は、司教協議会の会長として、森司教様は、事務局長として、日本のカトリック教会にどれだけ貢献されたかわかりません。日本のカトリック教会を生き生きとする方向を、いつもいつも考えておられました。

中央協を通して、各界の方々の面会の依頼があり、両司教に取り次いでおりましたが、一度として断られたり、いやな顔をされた経験がありません。カトリックの教会を知ってもらいたいというお気持が痛い程、伝わってきておりました。今更ながら感謝しております。

あたたかいリーダーシップ

【編】 貴重なお話をいただきまして、改めて両司教の存在感を思わされました。静かなうちにも、すばらしいリーダーシップを発揮しておられたのだなと、改めて敬意を感じます。

さて、もう一歩ふみこんで、お二人の業績を話していただきたいのですが。

山本師 私はどういうわけか、東京教区大会の時から、白柳大司教と一緒でした。第二バチカン公会議をどう生かすかという課題が、東京教区大会のテーマでした。それまでの教会を見直して、新しい教会を作っていこうというわけですから、一つひとつが、試行錯誤の連続でした。相当強力なリーダーシップが期待される時でした。目は、誕生して間もない白柳大司教に注がれていました。

大司教は、その期待を総身で感じながら、決して動揺することなく、また決して失望することなく、一つひとつ誠実に取り組み、考え、祈りながら進めていきました。先頭に立って引っ張っていくのではなく、引いて逃げ腰になるのではなく、出席した信徒の中にいて、じっと声を聴き、大司教としてあたたかいリーダーシップを取っておられました。

このリーダーシップだからこそ、激しい動きの中で、さまざまな困難を乗り切ることができたのだろうと思います。

考えてみると、その後も、ずっと、そのままのリーダーシップが続いていたんですね。

中村さん 両司教様のなさったことは、枚挙にいとまがないほどです。ちょっと思い起してみても、いくつもあります。

まず、カリタスの家です。今でこそ、どこでも福祉が拡充していますが、あの時代に困った人がとびこめる場としてのカリタスの家は、砂漠の中のオアシスのような所だったと思います。この灯は、絶やしてはならないと思います。

それから、CTICですね。教区創立100周年の記念事業として始められたこの事業も、今年で10周年を迎えました。教区民の半分が、外国籍の信徒になろうかという昨今、よく決断されたと思います。

そして、思いつくのは、一粒会の拡充です。召命を祈り、神学生を助け、若い司祭を育てるということに力を注いでくださいました。特に、壁にぶつかって弱っている神学生や司祭に、父親のように接しておられたことは、特筆に価すると思います。

それから、諸宗教との対話についての功績も、見逃してはならないと思います。世界宗教者会議の婦人部会の会合に出させていただきましたが、どの婦人も、枢機卿様のお人柄のファンでした。私たち以上に、自分たちのリーダーとして、敬い慕っておられるのにはただ驚きでした。不思議な感じでした。

あれもこれもになって恐縮ですが、両司教様の女性への期待には、いつも大きな励ましを感じていました。女性の使命を重視する態度は、一貫しておられました。この態度が、教会の中での女性の活躍をどれくらい助けているかは、はかり知れないものがあります。

そのことと通じることですが、生涯養成に力を注いでくださったことも、記憶すべき点だと思います。教会を支える信徒を育て、福音的な試みを励まして自信をつけさせ、埋もれた能力を発掘していこうという姿勢は、どれほどの可能性を伸ばしていったことでしょうか。

シスター長谷川 中村さんのお話に、さらに付け加えさせていただきたいと思います。

白柳大司教様が枢機卿になられてから、ずっと訴えてこられたのは、「愛の文明」というテーマでした。これは、教皇様が示されたものでした。枢機卿様は、それを日本という単位で実行されました。

一つは、第二次大戦で戦ったアメリカと、戦争終結日に、同時ミサを捧げて平和を祈られたこと、もう一つは、戦争責任の表明として、オランダに公に謝罪されたこと、そして話題にもならない時に、すでに債務帳消しのことを訴えておられたこともあげておかねばなりません。

日本では別にニュースにもならないことかもしれませんが、日本の枢機卿が、福音的な立場から思いきってとった発言は、外国では大きなニュースになっています。結果的に、日本の良心を外国に知らせるようなことになっていたと思います。

マウリチオ師 先日森司教を、男子管区長会議にお招きして話していただいたのですが、とても心に残る内容でした。その中で、司教は要(かなめ)であるとおっしゃいました。司教の役割を実に見事に、また、きれいに言い当てておられます。この要が、教会を一歩も二歩も、前に進めていくことが大事だと言われ、出席者の感動を呼び起していました。本当に、日本の教会のことを思い、社会の求めに応えられる教会作りを目指しているんだなと思いました。参加者全員が、これからもこのラインでいこうと確認し合いました。

これからの両司教に期待すること

山本師 枢機卿様は気配りの人です。これは、若い頃からずっとそうでした。一応引退された司教としても、この気配りは変わらないだろうと思います。そこで、これからは、現役の枢機卿として、日本の教会全体に気を配り、日本の教会のまとめ役として働いていただきたい。とびぬけた冠として、大きな役割が待っていると思います。

森司教様に対しては、フリーの司教として、司教になり立ての頃のさわやかさを取り戻して、霊的な風を吹かせていただきたい。「手作りの教会」の第二ラウンドを始めて、霊的な発信源になってもらいたいと思います。

中村さん 今まで、両司教様が果たして来られた役割は、これからも続くと思います。今までと同じようにとは申しませんが、いつも私たちの中にいて、私たちとともに歩む司教様であっていただきたいと思います。

シスター長谷川 両司教様が、教区長、補佐司教の役を解かれたあとの明るいお顔が、逆に、これまでの責任の重さを知らされる結果となりました。相当苦労されておられたのですね。教区の重責からの解放は、対世界、対社会への責務への移行を促していると思います。

解放された方を、また縛ることはよくないかもしれませんが、日本の社会も、世界の社会も、お二人に期待していると思います。神様がお二人をさらに、上手にお使いくださるように祈ります。

【編】 どうも、ありがとうございました。

CTIC司牧センター目黒教会内敷地に開設

東京大司教区100周年の記念事業として設立された、カトリック東京国際センター(CTIC)も10周年を迎え、これまで外国籍住民の相談窓口の役割を果たしてきた、江東区亀戸のカトリック東京国際センターと目黒教会の協力を得て、この程、目黒教会敷地内に、CTIC司牧センターを開設した。

6月25日(日)、これまでのCTICの十周年記念と、CTIC司牧センター開設を祝って、森一弘司教主司式で、神への感謝と賛美のために、共同司式のミサが捧げられた。

森司教は、説教の中で、マルコ福音書14・12-16、22-26、までを解説しながら、CTIC司牧センターを、イエスと弟子たちと一つになって、人生を支えようとする場、居場所などにたとえた。

この福音の後半は、イエスと弟子たちが交わりの居場所としたものが奪われ、次第にキリストが十字架へ追いやられる場所と記され、現代に生きる人々に共通の問題を提起するものだと続けた。

森司教は、開設されたばかりのCTIC司牧センターを、神の愛の具体的な共同体であり、外国人と日本人との交わりの場、居場所と説明した。

また同時に、東京教区百周年記念に設立されたCTICが、宣教への希望、神の愛の息吹が実現される場所となるようにと願った。

当日、ともに喜びを分かち合うために参加した人々の数は、四百人近くにおよび、タガログ語、英語、中国語、スペイン語、ベトナム語などの言語、国籍を超えた、すばらしい感謝の祭儀が行なわれた。

ミサの後ホールで、これまで運営委員としてCTICを支えてきた司祭、シスター、信徒の代表がそれぞれ挨拶し、CTIC司牧センターが人を助ける場、外国人と日本人が支え合っていく場、新たな福音宣教をめざす場となるようにと願った。

7月2日、東京大司教区教会委員連合会総会が開催された。教会委員の修養と相互の親睦を図り、各教会の連帯を緊密にすることを目的するこの会は、今回当番の船橋教会が運営に当たり、約250名が参加した。午後1時30分よりケルンホールで講演会、3時15分よりカトリックセンターで、今年は白柳誠一枢機卿・森一弘司教の退任にともない、例年の霊名の祝賀会とともに、これまでの感謝をこめた懇親会となった。

白柳誠一枢機卿の挨拶

「皆さんに、霊名のお祝いをしていただくことは、信仰を深める機会となり、うれしいことでした。ごらんのとおり、私の健康は、それ程悪くはありません(会場笑い)。今後の実行力、判断力を考え、教皇に辞表を出しましたが、なかなか許してもらえませんでした。

私は第二バチカン公会議が終わった頃、司教になりましたが、転換期のゆっくりとした進み方であった公会議の精神も、今では根づいてきたと思っています。

私は森司教様に感謝したい。15年間、彼は私の片腕ではなく、両腕でした。うまくいったことは、みんな森司教の力です。どういうわけか、森司教は私と殉死するというのです(会場笑い)。私は魂が引き裂かれる思いです。

私はここ関口に、通算50年住んでいます。こういった古ダヌキが近くにいると、新しい大司教に心理的に負担をかけてしまうというので、今、司祭団が一生懸命、住む場所を考えてくれています。決まりましたらまた、皆さんに報告します」

笑顔とユーモアを交えて話されるその姿に、重責から解放された枢機卿を、参加者たちは感じとったようだ。

森一弘司教の挨拶

森司教も、枢機卿の言葉を受け、次のように語った。

「枢機卿様が辞表を出されたと聞き、私も補佐司教としての辞職願いを出しました。

司教職を30年間続けることは大変なことで、枢機卿様と殉死することにしました(会場爆笑)。今が時期かと思っています。

教会は新しい人が必要です。大司教が着実に築いてこられたことを引き継いで下さるでしょう。

私は時間がたつにつれて、心の底から解放感がわき上がってくる(会場笑い)」と語り、また、11月2日から東京オペラシティで開催される『東京大聖書展』について言及し、「成功させるために、運営資金となるチケット販売の協力を是非ともお願いしたい」と呼びかけた。(関連六面)

チケットは、前売り券1枚1000円で、各教会で販売される。

第1部は、幸田和生師(西千葉教会)と湯沢民夫師(フランシスコ会司祭・三軒茶屋教会)が『司祭の考える将来の宣教司牧体制-小教区の統廃合を含めて!』というテーマで講演した。

聖堂区と宣教区(仮) 幸田和生師

各小教区からよせられた「小教区の統廃合に関するアンケート」(新しい千年期の教会づくりに向けてのアンケート・昨年末実施)の結果を整理し、問題解決のために、小教区の統廃合と宣教司牧についてプロジェクトチームを森司教と司祭九名で、作った。このチームは解散したが、3つのポイントが上げられる。

①何のための統廃合か
司祭の減少からくる数合わせの問題ではないことを確認し合った。
この日本で、21世紀に向けて神からの使命を果たしていくのに、今までのように、小教区の司祭だけが教会を担うというやり方は限界にきている、「救いの道具としての教会の使命」が、統廃合を考える動機となった。
②チームミニストリー(teamministry)
3つぐらいの小教区を1つの単位として、1つのチームを作っていく。小教区は原則的にはなくさない。
全体としては24ぐらいのチームになる。1人の中心的な司祭と数人の協力司祭、修道者、信徒を1つのチームとする。
小教区とすると混乱を招くので、仮に聖堂区と呼ぶ。チームは宣教区と呼ぶ。司祭にとって難しいことであるが、今何とかしないと将来はない。具体的には、信徒の聖体奉仕者等として始められている。
③司祭の生き方が問われる
司祭として何をなすべきかより、どう生きるか。私より、キリストが何を望むか。ともに働くこと、リーダーシップの大切さ。
また、信徒の生き方も問われる。霊的サービスを受けるばかりでなく、教会の一員であることの自覚、教会の使命を一緒に担い、教会外の人にも伝えていく意識の転換が必要になってくる。
他教区の行っている共同司牧と違う点は、司祭、修道者、信徒が一緒になってやっていくことである。東京大司教区は、教区全体としての宣教ビジョンをしっかりもたなければならない。

修道司祭として感じたこと 湯沢民夫師

「修道会が担当している教会は、統廃合のアンケートの回収が少ない」というコメントがあったが、教会では「自分たちの問題ではないんじゃないか」という意識がある。

修道会は、それぞれの教区長の方針にそって手伝っている。地域によっては、以前、群馬県が、アメリカのフランシスコ会に任されていたように、やり方は違っている。

修道会によっては、都内に数ケ所修道院(支部)があっても、所属は東京ではなく、各々が他県の修道院に属するという場合もある。

修道者はいろんな分野で働き、その一部が教区の手伝いということなので、教区のことについては消極的になる場合もあるのではなかろうか。

司祭の高齢化と減少の中で、「なぜ小教区で働かないのか」という問いに、「貧しい人々のただ中で働きたい」という兄弟もある。私は、一生教会で働くのが使命と思っているので、個々の考えの違いを受け入れていくのは大変であった。

統廃合のプロジェクトチームで、「どんなに違った人がいてもともに生きていくことは、大変であるが、新しい可能性が開けていくのではないか」と反省した。

新しい方向が示された時、違った何かができることを個人としては楽しみにしている。

東京教区生涯養成委員会主催
一泊交流会「自分を知り、他者を知る」

7月1日から2日にかけて、東京教区生涯養成委員会主催の一泊交流会が、小金井の聖霊修道院マリア館で行なわれた。

今回のテーマは、「豊かな人間関係を築く~自分を知り、他者を知る」。臨床心理士で青山学院大学講師の有田モト子先生を迎えてのワークショップだ。参加者は30名、30歳から80歳代の、信者、未信者、プロテスタントの方も、シスターもいて、多彩な顔ぶれが、なかよく席を並べた。

有田先生の指導の一部を紹介しよう。まず最初の自己紹介。最初の人から隣の人まで、全員の名前を呼び上げ、「その隣の〇〇です」と言うルール。ノートに記す人もあり、ヒソヒソ教えあう人もあり、大汗をかきながらも、無事に自己紹介を終えた時には、もう初対面の緊張感もすっかりとれて、なごやかな雰囲気に包まれていた。

2人1組になって無言で肩をもみ合い、次に会話を交わしながら肩をもみ合う。

その後、言葉を交わさずに行なうことと、会話をしながら行なうことにどのような違いがあったのか、その体験を話し合った。

また、8人のグループに分かれて、模造紙に指示された直線や丸や三角を、自分の好きな色のクレヨンで描き、幾何学模様の作品を作って、タイトルをつける。人はそれぞれ自分の視点から、物を見ているのだということが、見事に表われた作業だった。

もうひとつ、グループ作業の例。グループの代表者に、先生から「題」が与えられる。代表者はグループの皆に、無言で指示をして、人間の彫刻を形作る=写真。この作業で、無言のうちにも、身体が表現しているということを教えられた。

日頃考えてもみなかった意表をついた作業の連続だったが、有田先生の巧みな司会で、皆夢中になって作業に取り組んでいた。ひさびさに楽しみながら身体を使って、人間関係だけでなく、自分の新たな可能性をも学ぶことができたようだ。

交流会後のアンケートには、「言葉でなく、身体で表現する自分を発見し、自分は表現することが好きなのだと気付きました」という率直な感想から、「少しずつ身体がほぐされ、人と仲良くなり、ウーン!そうか!と光が与えられ、参加された方のお話から、いろいろな感じ方があることが伺え、すっかり自分が新しくなったように思えます」というものもあった。

会場の聖霊修道院は、武蔵野の面影が残る森の中。夜は木々に包まれ、朝は小鳥の声を聞きながらのワークショップ。最後に全員で、山本量太郎神父による感銘深い主日のミサに与り、交流会の実りを神に感謝して散会した。 (相知裕子)

アモール開催中

8月1日~12日、広島でアジア・太平洋の修道女(シスター)が130人ほど集まり、アモール(AMOR)が開催されている。(詳細は、次号)

アモールとは

Asian/Pacific Meeting of Religious Women(アジア/太平洋 修道女の集い)の頭文字をとってAMOR(アモール)。
AMORはラテン語では「愛」という意味もある。

教区合同堅信式 東京カテドラル聖マリア大聖堂
6月11日午後2時から教区合同堅信式が行われ、23小教区、152名が堅信の秘跡を受けた。

東京教区生涯養成委員会主催 第六回小教区を支える信徒のための研修会
「新しい千年期の小教区共同体を考える」その③

6月17日 第1講座 明日の教会を担う青年 片山はるひ氏

片山氏は、自身が現在関わっている青年たちの活動のうち、ワールドユースデー(以下WYD)を中心に、①日本の青年司牧とWYD②WYDから生まれた青年の諸活動③現代の青年活動の特徴④これからの青年司牧に必要なもの等について語った。

同 第2講座 国際化する小教区共同体 (事例報告)

JFYEP(日本・フィリピン人青少年育成プログラム)コーディネーターの原島博氏(葛西教会信徒)が、多文化の中にいる子どもたちの現状と教会の果たすべき役割等について述べ、また、シスター小島(幼きイエス会)が、葛西教会に在籍し、夕方のミサに来るフィリピンの子どもたちに必要な、司牧的および心理的サポートについて話した。

6月24日 第1講座 司祭を育てる信徒 後藤文雄神父

同 第2講座 東京教区の明日を考える (全体討論)
後藤師は、ミサを司式する司祭の存在が、教会および共同体の存在にとって重要であることを前提としながら、家庭生活や職場で、さまざまな事柄に対応し、苦闘している信徒の霊性に対する信頼を語った。

それは同時に、人間としての司祭に対して、信徒が冷静に、客観的に、また率直に接することへの期待であった。

言葉を慎重に選びながらも、司祭として率直に語る経験談は、共同体を支える意欲を持つ信徒に対して、大きな応援のメッセージであった。

後藤師の講座の後は、「東京教区の明日を考える」というテーマで、参加者による分かち合いが続き、通常の終了時間の後に、軽食を用意した交歓会が行なわれ、グループに分かれて、感想と意見を語り合った。

後藤師とともに、研修会を担当している森一弘司教も、忙しいスケジュールの合い間をぬって、交歓会に参加、参加者の意見に耳を傾けた。(終)

CTIC

「相談員」としての活動を中心にするようになって半年が過ぎた。自分の未熟さ、無力さを痛感するこの頃である。

「日本人と結婚しました。オーバーステイなので『在留特別許可』の準備の仕方を教えて下さい」という相談。よくあるケースである。

事情を聞きながら手続きの流れを説明し、必要書類のリストを作る。話が終わりに近づいたあたりで相談者が「実は…」と切り出す、そんなケースが続いた。
この「実は」以降がみそで、「以前交通事故を起こして…」等、なかなか手強い問題を投げかけてくる。

「何でもっと早く話してくれなかったの。手続きが全く変わって来るじゃない」と、新米相談員は癇癪を起こす。

その後「実は」以降の問題に耳を傾け、対処の仕方、処理の方法に頭を悩ますことになるのだが、その間、私の怒りが相談者に伝わっていたことは間違いない。

「彼らだって初対面の相手に簡単に切り出せる話なら、とっくに話していただろう。『嘘』と思えるような曖昧な話し方もしなかっただろう。

話しにくい話だからこそ、最後の最後に曖昧な表現を使うことになってしまったのだ」そう思えるだけの冷静さを取り戻すのは、大概すべてが終わった後である。

同じ週に、2つの「婦女暴行」の相談が続いた。1件は16歳の少女が、両親の知人から被害を受けた事件、両親は「できる限り重罪として罰してほしい」と興奮している。

同席していた被害者の少女は、多くを語らない。相談は4時間にも及んだ。すでに被疑者は逮捕拘留され、検事の取り調べが始まっているとのこと。

拘留延長がなされそうなので、その期間、検察官の出す結果を待つしかないとアドバイスするが、両親は「ペルーに比べ、日本は婦女暴行に対する処分が甘過ぎる」「罪をより重くする手助けをしてくれる弁護士を紹介してくれ」と繰り返すばかりである。

信頼していた知人に裏切られ、大切な一人娘を傷つけられた二人の持って行き場のない感情を、どうすることもできない。

もう1件は、知的障害のある実の娘に対する父親による『強姦』の事件。以前ビザの相談で来たことのあるフィリピン人女性が事務所の入り口に姿を現した。「久しぶり」と声をかけると、泣き崩れ、娘の名前を繰り返しながら嗚咽するばかりである。

彼女がすべてのアピールを終えるのにどれほどの時間がかかったろうか。現在、娘は児童相談所で保護されており、母親も区役所の女性保護の係の方々のお世話になっている。「娘と一緒に暮らしたい」という母親の願いがかなうためには、もうしばらく待たなければならないようだ。

このような相談に耳を傾けた後、窓から見える空が雨雲に覆われていたりすると、更に気持ちが重くなる。同じように感じているのだろうか。男性スタッフの「事務所に花でも飾ろうか」という言葉が響いた。 (大迫こずえ)
(注)在留特別許可 入管法に違反する事実があり、退去強制事由があると認定された場合に、法務大臣が特別な事情の存在を認めて、在留を特別に許可すること。

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第3回YGT行われる「愛とゆるしと祈りだもん(門)」

7月9日(日)午後1時から8時まで、麹町教会で、第3回YGT(Youth Gathering in Tokyo)が開かれた。

この集いは、カテケージス(福音を響き合わせる)とミサを通じて、神と、そして仲間とのすばらしい出会いとなるようにと、東京教区によって企画されたもの。1999年5月9日に、第1回が、白柳誠一枢機卿、森一弘司教を迎えて麹町教会で、11月26日には第2回が、韓国の金寿換(キム・ス・ハン)枢機卿を迎え、東京カテドラルで開催された。

今回も、白柳枢機卿と森司教を迎え、「愛とゆるしと祈りだもん(門)」をテーマに行われた。

ヨゼフホールで、白柳枢機卿と森司教によるカテケージスが、実行委員の古川豊君(小岩教会)と坂上千恵さん(麹町教会)の司会で始まった。いきなり、「プライベートな質問」で、「一番うれしかったこと」「一番したいこと」「どのように召命を感じたか」などに、初めてTシャツ(ジュビリー2000)を着て、いささか恥ずかしげな白柳枢機卿と、WYD(ワールドユースデー)のTシャツを着た森司教は、ユーモアを交えて率直に答えた。

次いで、教皇による「大聖年開始のミサ」、「ゆるしと和解のミサ」のビデオを見た後、「聖年の門は、なぜ普段閉じられているのか」「罪をきよめないとどうなるのか」「大聖年の門はどうなっているの」「煉獄って」「日本の教会、東京教区の教会の好きなところ」「聖なる門はどこにあるの」「WYDって」「洗礼と堅信をいっしょにするわけ」「二十一世紀に期待すること」「大聖年の門をくぐられた感想は」など、次々と質問が寄せられた。

カテケージスの後、小グループでの分かち合い、マリア中聖堂でのミサ(森司教司式)、交流会と続き、午後八時過ぎ散会した。次回は、11月26日(日)東京カテドラルで、フィリピンのラバヤン司教を迎えて行なわれる。

一粒会財政赤信号

昭和16年、当時、東京小神学校の校長をしておられた故ルカ荒井勝三郎司教(前横浜教区長)が提唱された、「神学生の養成は、信徒一人ひとりが責任を持つ」という趣旨に基づき、一粒会が発足しました。以来、皆さまの援助に支えられ、その活動を続けてこられたことは、感謝にたえません。

1997年からは、それまで積み立てられた育成基金が1億円に達しましたので、ささやかではありますが、神学生を養成している修道会・宣教会にも援助を始めることが出来ました。

しかし、年間の献金額が1997年頃までは、3千万円前後であったのが、漸減し、1999年には2600万円台にまで落ち込んでしまい、財政が危機的状況に陥ろうとしております。今年の中間集計では、昨年度をも下回る結果となっています。

一方、嬉しいことには、東京教区の神学生数は、このところ増えて、14名になりました。そのため、必要経費は、3800万円くらいに増えると見込んでおります。

この不足分は、当面繰越金等で充当できますが、献金が少ない場合にはたちまち、底をついてしまいます。

しかしながら、上述の育英基金は、出来れば取り崩さずなんとか維持したいと考えております。

神学生の方々は、神さまが私たちのためにお選びくださった方々です。私たち皆で支えなければなりません。

東京教区の信徒全員が一粒会の会員です。どうぞ、一人でも多くの方が、私たち教会の将来に関わる切実な問題として、お祈りとともに、出来る範囲での経済的援助をしていただければとお願い申し上げます。(一粒会運営委員 財務担当 久山真平)

田無教会小教区閉鎖のミサを行なう

田無教会(主任市川嘉男神父)は、クリスト・ロア宣教修道女会の地で、40年にわたって、小教区としての歩みを続けてきたが、東京教区とクリスト・ロア宣教修道女会の契約更新がなされないことを受けて、6月25日のミサ=写真とパーティーをもって、小教区を閉鎖した。

同教会に所属する信徒は、7月以降、それぞれの都合に応じて、他の小教区に籍を移すことになる。

大聖年 中高生の集い 集まろう!
来なさい、そうすればわかる

6月10日(土)午後、東京カテドラル構内には、東京教区大聖年特別実行委員会主催の「大聖年 中高生の集い」に参加した、150人を越える中高生の元気な声が響き渡った。

2時から大聖堂で、森一弘司教司式によるミサに参加した後、関口会館地下ケルンホールで、ゲームで交流し、お茶を飲みながら、各教会の参加者の自己紹介が行なわれた。

この集いをサポートした、教区教会学校委員会担当司祭の稲川圭三神父は、「今回の集いは、中高生のリーダーに当たる人たちが準備を進めてきました。中高生たちが自分たちで企画し、集まっていく集いになることを願ってのことです」と、当日配布されたパンフレットのはじめに述べている。なお、同委員会では、秋には、「大聖年 子どものミサ」を企画している。

大聖年 第7回リレー式 祈りと黙想の集い

東京教区大聖年特別実行委員会は、6月24日(土)15時から25日(日)5時まで、東京カテドラル聖マリア大聖堂で、第7回リレー式祈りと黙想の集いを行なった。

今回は、夜に参加できない人のために、土曜日の午後にも、リレー式の祈りと黙想の時間を設けた。参加者の延べ人数は、701名であった。

教会・修道院巡り(79) 『上野教会』

昭和20年4月、東京は大空襲で壊滅し、上野駅を中心とした下町一帯は焼野が原と化しました。上野駅の地下道は、焼け出され食べる物すらない人々が、浮浪者となって累々と横たわっていました。

たまたまこの惨状を見たフロジャク師は、ベタニヤ修道女会と聖母病院のシスターとで巡回診療班を作り、自ら陣頭に立って寒風吹きすさぶ上野駅で、シラミと悪臭の中を救援活動を始められました。それは足かけ3年、延べ2万人に達したそうです。

その活動の拠点となるべき基地として、現在の教会の土地を購入されました。そこに診療所を開設し、子供たちに食べさせ、遊ばせるための保育園が出来ました。

デュレック師活躍の頃、保育の部屋が、日曜日には、聖堂に早変りという状態が12年間続いたのです。

当時上野教会は聖ベルナデッタ教会とも言われました。フロジャク師がベルナデッタに現われたマリア様を敬い、ベタニヤ修道女会をベルナデッタ会と呼んでいたこともあって、ベルナデッタが日本でも親しまれるようにと、教会の保護の聖人としたのです。

昭和30年、ルドールズ師が着任された頃、上野は浅草教会の分教会でした。土井大司教の「聖堂が出来たら小教区として認める」の一言で、お金がないのに教会を建てることになりました。折しもフランスでは、ルルドのマリア様出現の100周年を迎えた時でした。

ルドールズ師はフランスの雑誌に上野のベルナデッタ教会の記事を載せてもらい、さらに1年間フランスの教会めぐりをして上野の現状を話し、特に貧しい信者たちから寄付がよせられ、やっと教会建築へと歩み出したのです。

完成した聖堂の壁には、十字架の道行きのレリーフがあって、一番奥の復活の場面の前には、洗礼の時に使われる隅の親石があります。

自分の十字架を背負い、キリストと共に歩み、葬られ、親石であるキリストに抱かれ、洗礼を受けたことによって新しい命に復活することが、シンボリックに示された、意味深い組合わせです。

中心である祭壇は1個の大きな石で、恵みの泉であるキリストを表わしています。その祭壇の真下には、フランスの恩人の名簿が埋められていて、今も共に神の御業を賛美しているのです。

貧しい人の救済の事業として建てられた病院や保育園が、時の流れの中で閉鎖せざるを得なかったのに、その一環として建てられた教会だけが残ったのです。

共同体には歴史があります。開拓時代の歴史を振り返る時、これからの道のりが見えてくるのではないでしょうか。半世紀たった今、教会を取り巻く環境は大きく変ぼうしたとはいえ、昔のそれとは違う意味で、飢えている人、渇いている人が多いのも現実です。かつて多くの人からしていただいたことを、教会共同体としてお返ししていく、そんな姿勢が下町にある上野教会の姿ではないかと思っています。 (君野昌子)

東京教区 生涯養成委員会主催 生涯養成コース
現代人の目でこれまで語り伝えられてきたカトリックの教えを問い直してみよう(5)

-私たちは「終末」についてどのように理解しているか-
私たちの携えてきたこれまでの信仰理解をもう一度見直し、更にそれを深めていくことを意図するこのシリーズは、これまで多くの講師の方々のご協力を得て、豊かな実りへと導かれてきました。

その流れに続いて、今回は世紀末ということで、「終末論」についての理解を確かめていこうという企画を立てました。新しい宗教団体も終末を強調しておりますし、キリストも世の終わりについて語っています。

私たちは、カトリックにおける真の終末の意味を、その道のご専門の神父様方の講話を通して、もう一度改めて学んでみたいと思います。

★第1回 10月14日(土)14時~16時30分 「キリスト教的終末論と他の宗教の終末論」 講師 小笠原 優師(横浜教区)
★第2回 10月28日(土)14時~16時30分 「希望に生きる(終末論)」 講師 A・ニコラス師(イエズス会)
いずれも 会場 東京教区関口会館 ケルンホール 参加費 1000円(2回通し、1回600円)

※申込み・問合せ先 〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区事務局・東京教区生涯養成委員会生涯養成コース係
℡.03-3943-2277 Fax.03-3944-6677
申込用紙に必要事項を記入の上、郵送あるいはFAXでお申込下さい。(参加費は当日)

教会学校リーダー研修会

「ミサの恵みに生きるお供え運んでおみやげ」
6月18日(日)、東京教区教会学校委員会主催のリーダー研修会が行われ、東京教区関口会館2階教区スペースに、20小教区から85人の参加者が集まりました。

司会は、同委員会担当司祭の稲川圭三神父=写真右が担当しました。

研修会を始めるにあたって、全員で祈りを捧げ、「ジュビリーソング」を歌い、続いて、今回講師に招いた沢田和夫神父(浅草教会)=写真左から、リーダーたちに向けた講話を伺いました。

テーマは、「ミサの恵みに生きる-お供え運んでおみやげ」。

講話の中心は、ミサの意義、意味、聖体をいただくこと、初聖体を受けること、洗礼を受けることなどでした。

北海道や浅草での、司祭としての豊富な経験から語られたお話は、教会学校のリーダーたちにとっても、身近で大事なテーマとして感じられ、これからのリーダー活動にとって貴重なお話でした。

その後、参加者が十組の小グループに分かれ、50分ほどの分かち合いの時間を持ちました。

各グループは、沢田神父の講話から得た感想や、自分の教会学校の様子や悩み、アイデアなどを分かち合ったようです。

私が参加したグループでは、子どもが多く、リーダーが不足がちな教会や、子どもの数の減少に悩む教会、中学生から、小学生のリーダーとして土曜学校に参加する制度の教会など、さまざまな教会からのリーダーがいました。

前回のリーダー研修会を通じて、リーダー同士の交流が生まれ、相互に教会に遊びに行くという企画を実際に行った等、興味深い話を聞くことができました。

今回の研修会に集まった人々は、初対面の人がほとんどでした。しかし、「教会・子ども・リーダー」という共通項を持っていることで連帯感を感じ、本音で語り合うことができました。

3時間という短い時間の中で、リーダー同士がさまざまな出会いを体験し、充実した内容になったことは、全ての参加者の協力と、聖霊の導きによるものだと思います。

今秋、10月15日(日)に、同じく東京カテドラルで、「大聖年子どもミサ」を行ないます。
「イエスさまのもとに、子どもたちとリーダーたちが、ミサを通して小教区を越えた交わりを結ぶ」ことを目標に、スタッフ一同準備をしています。

10月まであと3ケ月強しかありませんが、まだまだ協力してくれるスタッフを募集しています。

活動は、基本的に月1回、最終月曜日午後7時から9時まで、東京教区関口会館二階教区スペースで行なっています。興味のある方は、稲川圭三神父(あきる野教会)までご連絡ください。 (山田尚史)

東京大聖書展のお知らせ

東京大聖書展

開催期間 11月2日(木)~19日(日) 場所 東京オペラシティ(初台)
主な出展物 死海写本、グーテンベルグ42行聖書、バチカン所蔵稀覯本、シャガール聖書画、マザーテレサの聖書、ヘレンケラーの聖書 等
前売券 1000円
主催 東京大聖書展実行委員会、日本聖書協会、朝日新聞社
後援 外務省

東京大聖書展プレセミナー

第3回 日時 9月9日(土)14時~16時 会場 カトリック幼きイエス会・ホール
テーマ 日本における聖書とキリスト教の歴史 ~日本の近代化の歴史に印された足跡~ 講師 鈴木範久氏(立教大学教授)
第4回 日時 10月14日(土)14時~16時 会場 日本聖公会聖パウロ教会
テーマ 聖書と現代~二十一世紀に向かう人類に示された愛のメッセージ 講師 鈴木伶子氏(日本キリスト教協議会〈NCC~J〉議長)

聖書全巻通読リレー大会

日時 9月19日(火)~23日(土)14時 会場 ウエスレアン・ホーリネス教会連合 淀橋教会

東京教区正義と平和委員会

創立10周年記念講演会
講師:ベロ司教(東チモール・ディリ教区長) 日時:9月14日(木) 午後6時より 場所:カトリック目黒教会 ℡.03-3941-5461

第27回 平和祈願祭 2000年 ~主の平和を私たちに~

8月12日(土) 午後5時30分 平和を祈るミサ 光の行列 (司式大倉一美師) 千鳥ケ淵戦没者墓苑 (地下鉄東西線九段下駅下車 徒歩10分)
カトリック東京大司教区平和旬間委員会

編集部から

◎本紙の編集会議は、第1木曜日午後7時からとなっていて、必ず森司教が出席されていた。それが、今月から出てこられない。ぽっかり空いた席を横目で見ながらの編集会議だった。

6月12日以来、9月3日までは、東京教区は、頭を失った羊のように、ひっそりと時の過ぎて行くのを待っている状態なのである。その中で、広報という仕事は、休止がきかない。つまり、休止しているということをも、伝えていかなければならない務めがある。そんなことを言いながら、176号の編集会議を終えた。一面は、着座式の報告になる。新しい時代の幕開けになる。 (西川)

◎現在のようなシステムの広報委員会が、教区ニュースを担当して10年、今月号で100回発行となりました。176号からは、刷り色を変えて、皆様にお届けします。(A・A)

VIVID

生涯学習シリーズ講座
総合テーマ〈人間について考える〉
〔聖書の光の中で〕

新約聖書を読む―

パウロの〈ガラテアの信徒への手紙〉 ◇日時:9/11、9/25、10/23、10/30、11/13、11/27、12/11(月)13:30~15:00◇講 師:石川康輔師(サレジオ会司祭) ◇費 用:7回\5,800◆2000年の教会の歴史(第4期) ◇講師:M.クリスチャン師(淳心会司祭)◇日程:9/27、10/4、10/11、10/18、10/25、11/8、11/15、11/22、11/29、 12/6◇受講料:10回\5,000◇テーマ:第1部「初代教会から中世前半まで」◇時間:水曜日18時30分~20時30分(講義は20時まで)

幸せになるために! だれでも分かるキリストの教え 第2期

◇日時:9/9、9/16、9/30、10/7、10/14、10/21、10/28、11/11(土)10:30~12:00◇講師:平原陽一師(東京教区司祭)◇費用:8回\6,600

救いの歴史(旧・新約聖書)

◇日時:第8部 10/14、10/21、10/28、11/4、11/11、11/18、12/2、12/9(土)10:30~12:00◇講師:Sr.マグダレナT.A.(三位一体会)◇費用:8回\6,600

『出会いを求めて』―キリスト前後―

◇日時:第16部 9/9、9/30、10/7、10/21、11/11、11/25、12/9(土)10:30~12:00◇講師:粕谷甲一師(東京教区司祭)◇費用:7回\5,800

キリスト教入門を教える人のために(第5期)

第1部◇日時:10/21、11/4、11/11、11/18、11/25、12/2(土)10:30~12:00◇講師:森一弘師(東京教区司教)◇費用:6回\5,000

教皇の謝罪の意味を考える

①◇日時:9/9(土)13:30~15:30◇講師:A.ニコラス師(イエズス会司祭)◇テーマ:教皇の歴史的謝罪ー謝罪の意味②日時:9/16(土)以下時間は上記と同じ◇講師:高柳俊一氏(上智大学文学部教授)◇テーマ:真理への奉仕③日時:9/30(土)◇講師:輿石勇師(日本聖公会管区事務所総主事・司祭)◇テーマ:教会の分裂・和解④日時:10/7(土)◇講師:狩集憲彦(建築家・所沢教会その他の設計)◇テーマ:対話を通して深まる文化としての宗教◇費用:4回\4,000

〔人と人との絆の中で〕

男と女のパートナーシップ

①◇日時:10/14(土)13:30~15:30◇講師:丹羽雅代氏(フェミニストカウンセラー)◇テーマ:ハラスメント時代を生きる女性たちの人権②◇日時:10/21(土)以下時間は同じ◇講師:ミュリエール・ジョリヴェ氏(上智大学外国学部教授)◇テーマ:今問われている男たちの生き方③◇日時:10/28(土)◇講師:長島世津子氏(白百合女子大学助教授)◇テーマ:男女パートナーシップの福音的視点◇費用:3回\3,000

愛に燃えた人々

①◇日時:11/4(土)13:30~15:30◇講師:Sr.丹下令子(ドミニコ宣教修道女会会員)◇テーマ:シエナの聖女カタリナについて②◇日時:11/25(土)時間は同じ◇講師:山岡三治師(上智大学神学部助教授)◇テーマ:聖人イグナチオ・デ・ロヨラを探る ③日時:12/9(土)◇講師:池田敏雄師(聖パウロ修道会司祭)◇テーマ:天の父のように完全になりなさい◇費用:3回\3,000

〔聖書100週間〕
ステップ4 火曜午前クラス

◇日時:9/19~12/12◇費用:13回\6,500

ステップ6金曜午後クラス金曜夜間クラス

◇日時:9/22~12/15◇費用:12回\6,000

ステップ8木曜午前クラス木曜夜間クラス

◇日時:9/21~12/14◇費用:12回\6,000以上いずれも◇講師:M.クリスチャン師(淳心会司祭)他信徒数名

ステップ2 水曜午前クラス

◇日時:9/20~12/13

ステップ4 火曜夜間クラス

◇日時:9/19~12/12以上いずれも◇講師:M.ルドールズ師(パリ外国宣教会司祭)他信徒◇費用:13回\6,500

聖書奉仕者準備コースその8

◇日時:9/21~12/14(木)午後クラス◇講師:M.ルドールズ師(パリ外国宣教会司祭)とSr.永田柏(援助修道会)◇費用:12回\10,800 なお、上記講座は、継続中のクラスですが、以前に受講された方は受け付けますのでお問い合わせください。都合により今年は、9月からの新規募集はしません。

※いずれの講座も場所は、「真生会館学習センター」(JR信濃町駅前)◇申込み方法・問合せ先:電話、または、ハガキ・申込み用紙に住所・氏名・講座番号・講座名を記入して下記まで「真生会館学習センター」〒160-0016新宿区信濃町33Tel03-3351-7123

講演会のご案内

◇講師:荒井佐悆子氏(東京フォーラム代表、世界カトリック女性団体連盟副会長、アジア・太平洋地域会長)◇日時:9/9(土)13:30~15:00◇場所:麹町(聖イグナチオ)教会ヨセフホール◇テーマ:「対話の21世紀」-異なる文化・慣習・言葉とどうつきあい、どう克服するか、国際社会に生きた体験から-◇参加費:\500

特別聖書講座

~みことばを生きるために~ ◇講師:稲川保明師(神田教会主任司祭)
◇日時:9/7(木)13:30~15:30◇場所:神田教会(千代田区西神田1-1-12Tel03-3291-0861)◇参加費:\500
※いずれも◇主催:東京カトリック女性同志会◇問合せ先:森脇03-3447-2231、滝口03-3844-7066、武藤042-378-9377

黙想会

◇テーマ:イエスの心を味わう◇指導者:三宅秀和師(イエズス会)◇日時:8/20(日)16:30~8/21(月)16:00◇場所:クリスト・ロア宣教修道女会◇対象:20代~30代の未婚の女性◇費用:\3,500◇持参品:聖書、筆記用具、洗面用具、ねまき◇申込み先:〒202-0015保谷市本町4-10-26クリスト・ロア宣教修道女会Tel0424-65-9097、0424-66-2360(Sr.河野紀代子)電話又はハガキで、8/16(水)までに。

ビ・モンタント:カトリック高齢者会主催の講座

気軽に聖書を読む会(新設)

◇日時:毎週第4金曜日(9月よりの予定)14:00~16:00◇テーマ:聖書と文学◇場所:幼きイエス会修道院JR四谷駅前 地下鉄・丸ノ内線・南北線四谷駅◇指導:吉山登師◇会費:500円◇対象:退職後、もう一度聖書を読んでみたかった人。聖書研究会は堅苦しく思った人。視点を変えて読み、更に信仰を深めたい人

秋の寄席同好会(予定)

◇日時:9/28(木)11:30~15:30◇場所:浅草演芸ホール
※申込み:下記事務所宛9/16(土)まで◇参加費:\3,000

第26回聖ザビエル友ゆうクラブ俳句会(ビ・モンタント高齢者会参加)

◇句会日時:10/13(金)11:30~15:30◇会場:カトリック神田教会信徒会館◇兼題:「秋一般」通して3句以内◇投句:住所・氏名・電話番号・所属教会・出欠(投句のみは欠席)を明記、宛先〒101-0065千代田区西神田1-1-12カトリック神田教会内「聖フランシスコ・ザビエル友ゆうクラブ俳句会」又は下記係宛◇締切:10/2(月)必着◇参加資格:年齢不問◇当日会費:\1,000◇年会費:\1,500◇持参するもの:天景(\500以下の品物)、筆記用具◇運営方法:互選(準備済)・食事(準備済)・互評(気軽に輪番で自由に)・散会(結果は作品集を全会員宛に郵送又は教会メールで)◇問合せ先:木田英也(世話人)〒279-0011浦安市美浜1-6-611Tel/Fax047-355-7478
※以上俳句会以外の◇申込・問合せ先:荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102 VMI東京支部事務所執務時間火・木・土14:00~16:00Tel/Fax03-3806-9877

祈りの集い

―土曜日の午後のひと時、いつも共にいてくださる主の内にじっと私をおいてみませんか
◇テーマ:新しい力をいただいて主とともに歩むための月に一回の“神様ブレイク”①第12回◇日時:9/9(土)14:00~16:00②第13回◇日時:10/21(土)14:00~16:00いずれも◇対象:祈りたい方、祈りの体験をしたい方はどなたでも◇担当:師イエズス修道女会シスター◇費用:無料◇場所:八王子市戸吹町1490 師イエズス修道女会八王子修道院

召命一日静修 ~呼ぶ・呼ばれる~その2あなたを見つめる主のまなざしの中で、その呼びかけにじっと耳を傾けてみませんか

◇日時:8/19(土)15:00~20(日)16:00◇対象:修道生活を希望する35歳までの未婚女性信徒◇指導:澤田豊成師(聖パウロ修道会)◇参加費:\2,000◇場所:師イエズス修道女会 八王子修道院
※いずれも◇申込み・連絡先:Tel0426-91-3236/Fax0426-91-3319(シスター内野)

黙想会

◇テーマ:「祈りのうちに神の呼びかけに耳をかたむけませんか」自分の召命を考える◇日時:9/30(土)20:00~10/1(日)16:00(当日9:00からでも可能)◇対象:20代~30代未婚の女性信徒◇指導者:西本裕二師(サレジオ会)◇参加費:\2,000(宿泊費、食事等)◇持参品:聖書、筆記用具、洗面具等◇場所:コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院(京王線調布駅南口より徒歩20分、タクシー5分下石原3丁目歩道橋下車)◇申込み:9/25(月)までに下記へ◇申込み先:〒182-0034調布市下石原3-55 コングレガシオン・ド・ノートルダムTel0424-82-2012 Fax0424-82-2163シスター秋山

カトリック点字図書館

チャリティ映画会のご案内 ◇日時:10/6(金)18:15~20:45(開場17:45)◇場所:九段会館ホール(地下鉄東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅下車4番出口徒歩1分)◇作品:「アンナと王様」(1999年アメリカ映画)◇入場料:\2,000◇申込み・問合せ:〒135-8585江東区潮見2-10-10日本カトリック会館内 カトリック点字図書館 Tel03-5632-4428 Fax03-5632-4454

「典礼の花」の一泊研修会

◇日時:10/9(月)16:00~10/10(火)16:00◇場所:汚れなきマリア修道会 町田祈りの家◇指導:関根英雄師(町田教会司祭)◇参加費:\7,000◇定員:10名◇問合せ・申込み:町田教会Tel042-722-4504Fax042-722-4512◇申し込まれた方に、地図と簡単な資料をお送りします。

イエスの招きにこたえてみませんか?

◇日時:9/23(土)17:00~9/24(日)15:00◇場所:宮崎カリタス修道女会(西武線井荻駅下車徒歩5分)◇対象:18歳以上30代未婚の女性信徒◇参加費:\1,000◇申込み:9/10(日)までに下記へ〒167-0021杉並区井草4-20-5Tel03-3396-2171 Fax03-3396-2150

「VIVID」

★9・10月号(No.176)は、9月25日(月)発行10月1日(日)に、各教会で配布の予定 情報掲載希望原稿の〆切:9月3日(日)

★11月号(No.177)は、10月30日(月)発行11月5日(日)に、各教会で配布の予定 情報掲載希望原稿の〆切:10月1日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFAXで下記住所までお送りください。
〒112-0014東京都文京区関口3-16-15カトリック東京大司教館広報委員会 浦野雄二神父 TEL03-3943-2301・FAX03-3944-8511