東京教区ニュース第32号

1980年03月01日

海外援助でビルマ 一粒会・正平協・離郷にも目

1980年度の教区代議員会は、3月20日(春分の日)午前10時からカテドラルでひらかれる。基調講演、布司協・事務局・ブロックの活動報告、決算承認と予算案審議、活動方針案の検討などほぼ例年通り。主軸は4つの方針案①ビルマの教会②一粒会③正平協④離郷青年の要旨説明とそれについての意見交換だが、今回は分科会方式はとらない。果して目標の合言葉となるか。討議を円滑にするため、事務局では方針案の要旨をあらかじめ代議員に送り、意見や質疑は前もって書面で提出するよう望んでいる。
教区活動方針の条文は、毎年ほとんど同じでかかげられ、新鮮味わうすれたといわれる。形はともかくとして、条項の中ではその活動がすでに地についたものもあり、あらためて方針としてうたわなくてもよいのではないかという声も出はじめた。勿論その内容を撤回するわけではない。むしろその中で今まで手うすだったものを重点的にとりあげることが必要だとされる。今度の方針案が4つの柱にしぼられたのはこのためだ。ただ「ビルマの教会」だけは、昨年度に生み出された新しい方針「対外援助」のうち特に「海外」を、教区規模のとりくみをも加えることによって継続させるとともに、ケルン週間のとき、ケルン・東京両教区が共同で東南アジアにある一国の教会を援助することに合意したことの具体化だ。(方針案3の要旨の紹介は、刷物としては本号がはじめて。意見や質問は3月10日までに書面で事務局へ提出を)。

(1) ビルマの教会

ケルン教区は「困っているときは兄弟を先に」という精神をもって、東京教区を援助してくれた。今日、経済的自立を目ざす私たち東京教区も、他の困っている兄弟を援助したいと考えている。ケルン教区はつとに東京教区と援助をともにすることを申し出ている。 昨年秋の、ケルン週間にあたって、東京大司教はこの援助先を、アジアで最も貧しい国といわれているビルマと発表した。ビルマは人口3,000万、その約1%がカトリック教徒である。ビルマ人の生活水準は一般にひくく、一例として収入をあげれば、小学校教員が月30ドル程度、労働者が20ドル程度という。一家族で子供が平均5〜6人という彼らにとって生活は楽ではなく、正業のはかにアルバイトで生活費をかせいでいるという。物価は安いが正常のルートでは物が入手しがたく、ほとんどがヤミなので高くつく。小さな家に住み共ばたらきが多い。
義務教育はほとんど守られていないが、僧たちの努力によって文盲は少ない。学校のない所に政府は学校をつくらせるが、将来いつ国営になるかの不安がある。こうした中にあって、外人の宣教活動は禁止されているし、施設等、国営化される恐れがありながらも、宣教は地道に行われている。召命も比較的多く、カテキスタの活動が盛んである。ラングーソの大司教は、今の教会のすべきことで何が一番重要かという問に対し、教育・福祉ともに大切ではあるか、第一は宣教であるとこたえた。そして具体的には、カテキスタの活動、教会の屋根の修理、学校建設のため、援助を望んでいる。
現在カンボジアの難民やインドの貧しい人びとなど、困窮している人びとは多いが、ビルマは人びとの目からはずれたところにあるので、私たちの援助の対象としてここをえらんだ。具体的には年の一日をビルマデーとし、その日に特に祈りを献げるとともに、献金を集めて送金するようにしたい。先方は年に4回ほど、1回2,000ドル程度の送金を望んでいる。

(2) 一粒会

日本カトリック教会の1977年の統計によると、外人司祭1064名、邦人司祭844名、うち教区司祭約500名、修道士368名、修道女6789名となっている。外人司祭のうち、学校関係のものもあるが、宣教の第一線にいるものも多いので、教会担当者としてみなすと、これらの人びとの平均年齢が65歳であるため、75歳まで働けるとして10年、したがって、毎年106名の新司祭が出て、はじめて現状維持が可能である。 教区司祭の平均年齢は55歳であるから75歳までの20年間に補うとして、毎年25名の新司祭が必要である。表面的には司祭がいるようでも、現に毎年130名の司祭から新司祭の数を差引いただけ、司祭不足が進行していて、10年後に一挙に現われて<るのである。現に東京では今年中に司祭叔階は2名、福岡でも数名である。毎年110〜120名の司祭不足が進んでいて10年後に一挙に動けない老司祭の集団となるのである。この現像は修道女の世界にも同時に現われて<る。
こういった状況をとらえて運動をもり上げても、10年後には間にあいそうにないので、召命に関する祈りと「私の家族から司祭を、修道女を」の運動の盛上りを育ててゆくと共に、信者を中心にした教会のあり方、主日礼拝のあり方を準備してゆく必要もある。なぜなら、ミサのない教会が全国的に多くなることはわかり切っているがらである。1200名の司祭不足の意味を具体的に考えればわかると思う。
今、私たちの教会に司祭が与えられるよう、修道女が与えられるよう祈ろう。それと同時に、私だちの司祭は私たちの教会で育てようという、責任ある教会の信仰のあり方を確立してゆくために、一粒会も大切にしてほしい。なぜなら、いまだに国内献金で司祭養成の経費が全部まかなわれていないからである。

(3) 正平協

1967年、教皇庁に「正義と平和委員会」ができ、77年に正式機関として発足した。各国の司教協議会のもとに同趣旨の委員会の設立が要請され、日米でも71年に委員会が成立した。74年5月、司教協議会の組織が改正され「日本カトリック正義と平和協議会(以下正平協という)」として再発足、今日に至っている。「人権こそ現代社会の時の印しなり」といわれるように、正義に基く人権が確保されてはじめて真の平和があり現代におはる福音の真の証しもあるわけで「正平協」はまさにこの故にこそ祈りと実践を通じて努力しようとするものである。
韓国において朴政権下、司教・司祭・牧師をはじめ多くのキリスト者や一般の民衆・労働者等が不当に弾圧され、あるいは投獄・刑死の難にあう人権抑圧の事態が、あい次いで起ったことに触発されて、またその要請に応じて活動を展開した。これが「日本カトリック正平協」の積極的活動の始めであり今日の課題の一つでもある。韓国問題は決して海の向うの他国の問題ではなく、歴史的にも現実的にも深く、日本国と日本人の内なる問題である、という認織に立ってのかかわりである。
次でフィリピンへの日本企業にょる公害輸出、それに伴う人権抑圧、更に組織かされた観光売春等の問題に、正義と人権の立場からかかわり、韓国委員会とともに、フィリピン委員会を設けて、活動をつづけてきた。さらに正義と平和、人権の問題については、足もと(国内)の問題を見つめ、これととりくむ必要性を認め、数年前から国内委員会な設け、各種の差別問題・人権侵害・信教の自由等様ざまな、人権と平和に関する問題にとりくんできた。国内問題にはとりくむべき課題が、教会の周辺にもはなはだ多い。
各教区にほ司教から任命された担当者がいて教区にも「正平協」のできることが期待され、すでに札幌、仙台、名古屋、京都、広島には設立、浦和、福岡地区でも組織化がすすんでおり、遠からず教区レベルの組織に発展する段階にある。各地の協議会は「日本カトリック正平協」と連帯しつつも、それぞれの実状にそった問題をとりあげ独自の活動拡げている。
このような状況において、おひざもとである東京教区内にも「正平協」が設置されることは、以前から期待されていた。日本の中心である東京地区には、国の内外にわたる人権問題、福音の視点から人間が大切にされる社会の実現をはばむ問題、正義と平和にかかわる問題が多くあると思われる。これに信仰の立場から対処することこそ、現代社会における教会に、欠くことのできない姿勢であり、つよく要請されている信仰の証しであるというべきであろう。

(4) 離郷青年

移住の問題は青少年司牧の問題とからんで今日の重要な問題のひとつである。移住信徒の面から見るとき、東京には若年労動者としての信徒の教は、数の上では少ない。たとえば名古屋教区209名に対して東京教区では106名である。東京に来る青年の大半は非キリスト教徒である。かれらに対する教会の働きかけはもちろん重要であるが、信徒に対する働きかけも少ないとき、その他無数の青年に対して何も出来ないと思う。
若年移動信徒とは、知らない土地でたよる人がだれもなく、すべてを自分で解決し、自分で生計を立てなければならない反面、同じ理由で自分ひとりでは何も出来ないという矛盾てきな状況におかれている青年信徒のことである。そしてその大半は労働者である。他教区と違い、東京へ就職して来る青年は個人で来ることが多いので、その孤立感はさらに深いものがある。
その上、信仰上の問題を解決するために教会に行くことは、東京という地域を考えれば非常に困難である。統計上に表われている移住信徒の大半は、工員、店員、デパートやレストランの従業員、大工、ペンキ職などが多く、日曜日が休日でない職種、または休日疲労のためただ眠るだけという生活をしている者が多い。
生活状況は様ざまで、苦しみやなやみにも個人差がある。しかし共通して言えることは①言葉(方言)から来るなやみ②生活環境からの都会への同化のしにくさ、人間関係のまずさ、労働のつらさ、低賃金、労働条件の悪さ、不規則な生活、いろいろな誘惑(ギャンブル、酒、女性など)への危険、孤立感③経済的理由、仕送りへの心配-などである。
これらの諸問題を青年自身の手で解決することは不可能でぁる。移住地におこる問題、また青年労働者としてぶつかる問題は、移住信徒自身が立ちあがり、移住信徒のつながりの中で、また青年労働者自身の連帯の中で話しあい、助けあうことによって少しずつ解決できるのではないかと思う。
また移住信徒(青年労働者)の養成を、青少年司牧の面からもはかる必要があると思う。かれら移住者の生活を把握し、かれらを理解する多くの司祭と信徒の出現が望まれる。暖かく教会内にむかえるだけでなく、信徒として養成したり、JOCなどの組織を紹介したりする必要性があると思う。また名古屋教区のように、各小教区に移住者としての先輩の移住委員をおき、担当司祭・修道女・主任司祭とのつながりを持ちながら、移住者の世話をすることもひとっの方法であると思う。

教区活動方針案 【布司協関係】

1、ビルマの教会を精神的・物質的に援助しよう。
2、司祭・修道者の召命運動をおこし、神学生養成の共同責任をつちかうため一粒金を育  てて行こう。
3、人権問題を重視し、全国規模の正義と平和協議会と連係を持つ協議会を教区につくろ  う。
4、勤労青年の事を考え、特に離郷青年の観点から問題を検討しよう。

代議員会プログラム

10:00 仮議長登壇。代議員定足数の報告と仮議長紹介。開会の辞。祈り。
10:15 大司教挨拶。
10:20 議長団選出、挨拶。
10:30 基調講演(大司教)。
11:00 活動報告(事務局長)。
11:20 活動方針案要旨説明。
12:30 昼食。
13:30 活動方針案について意見交換(1テーマ30分)。
15:30 決算承認。予算審議。
16:00 おわりの挨拶(事務局長)。聖歌。祈り。閉会の辞。

目立つ教学色の一年

布司協

今期から偶数月を定例として会議をひらくことにきめ、審議は昨年の代議会の決議事項をもとにすすめられた。対外援助活動促進については、現在行なわれている具体的な情況を教区ニュースに記載した。「カリタスの家」のPRでは、一方法として当協議会でもその説明をうけた。聖体行列・マリア祭に類する全教区的集会の実施については、79年度としてはケルン週間に集中、それ以後のことは小委員会で検討中である。
8月12日には恒例の平和祈願祭が行なわれたが、あり方については検討委員会がもうけられあらためて教区民の声を吸いあげた。今後はその結果をもとに、実行委員会が企画をねり実践に移す。代議員会の準備作業なとは例年通り。
▽靖国問題実行委員会ー2月11日第13回2/11集会。於千代田区公会堂。靖国国営 化の策動に抗し大江忘乃氏の話。8月15日、第6回8/15東京集会。於全電通。公式参拝阻止で木田献一・須田誠二氏の話(いづれも恒例)。活動の主眼は「自衛官合祀拒否訴訟」の支援で、山口地裁勝訴報告集会、控訴審むけ学習会参加。4月勝訴報告チラシを作製、教区民へ配布。

事務局

【総務部】在籍不在者をなくす運動は、とだえがちではあるが、いくつかの小教区はこつこつと努力をつづけている。しかし「在籍不在者」の届出があった教会は全体の20%にすぎない現状である。
教会から何らかの連絡をしたとき、「転居先不明」で戻ってきた分をまとめて、総務部の「在籍不在者をなくそう係」に送れば、コピーして全教会に配布することは前からの通りである。
配布される一覧表は、氏名、霊名、生年月日、わかっている最終住所だけであるから、個人のプライバシーを傷つける心配はない。司祭がひとりで処理するのは無理であるから、教会委員、各部会員なとが回覧し、在籍不在者を一人でも減らすよう、信徒一人ひとりの協力が切に望まれる。
【広報部】「マスコミについていっしょに考える集い」のシリーズ残りを次のように開いた。第5回1月14日「映画について」(高野悦子氏)聖パウロ女子修道会で、第6回3月11日「広告について」(野田 実氏)カトリックセンターで。参加者に感銘を与えた。
第5回「広報大会」は5月20日講演「青少年の自殺と家庭教育」(稲村 博氏)を中心に、あとその内容をグループ別で話し合う形でひらかれた。復活した「小教区報担当者の集い」は第1回(6月24日)第2回(12月2日)。小教区報の充実と交流。「移住信徒」と共同で「教会案内図」を発刊。
【福祉部】原則として毎月1回、委員会を開き、教区としての福祉活動上、必要な事項を討議している。しかし教区内の福祉活動のうち具体的なケースについての事務処理は「東京カリタスの家」の事業となっているため、福祉部自体がとりあげる仕事は、カリタス・ジャパン関係の活動の教区内での事務処理とくに愛の募金についてその申請および配分がおもな内容となっている。
本年度は部員の減少したこともあり教区規模の活動に見るべき成果のなかった点は反省している。
【財政部】財政委員会を6回ひらき、教区の財政全般の問題についてはもとより、不動産についてもひきつづいて検討を加え、不要のものの整理の促進をはかった。各小教区の財務担当者による教会財務研究会は3回開催された。とくに本年度は維持費に関するアンケート調査な行ない30小教区から回答を得て、貴重な資料を作ることができた。
資産連用相互協力制度は、その後も預托金が増加しているが、金利の変動が激しかったため、4月の決算では6.5%の配当にとどまった。本年度には融資の新親申し込みはなく、既貸付の回収入は順調。部長は白柳大司教に交替。
【典礼郎】例年どおり「生きた典礼をめざす集い」を開催した。天候にわぎわいされて少数しか集まらなかったが、「生活と祈り」をテーマにパネル・ディスカッションを行なった。音楽小委員会では10回にわたって講座をひらき、典礼の基礎問題の講義、典礼音楽の理論、指揮、作曲などの解説をつづけている。
教会音楽祭は6月17日「詩篇を歌おう」のテーマでひらかれた。久しくとだえていた典礼シリーズも続行の予定である。七五三などの年中行事の祈り文作成、ミサ通常式文の統一に閲する回答などは現在までのところ充分な成果をあげていない。
【教学部】∇要理教育講座ー第5回目の講座を「日本人とキリスト教」のテーマでひらいた。公開講演であったが、量質ともに充実し好評で、定員をこえる百人が参加した。修了証を受けたものは38人(男子信徒4人、女字信徒10人、修道女24人)で、うち21人が要理講師資格認定試験に合格、33人が東京要理教育学会に入会し、会員の総数は204人になった。
第4回講座「日本人とキリスト教」の成果を広く教会内外に紹介するため、同名の本を女子パウロ会から約2,000部出し会員に配布、のこりは書店で販売、反響をよんだ。なお、要理教育研究所の所長は半年間、海外研修を行なった。▽教会学校部ーはじめに行事的なことを列挙してみると①スタッフ研修と毎月の定例集会②教区内リーダー講習会(真生会館、高輪教会、吉祥寺教会)③8月、千葉で第9回全国リーダー講座④リーダーと家庭を対象とした月刊誌「教えの手帖」を編集⑤他教区の研修会へ講師として出張⑥教会学校の社会的側面に関する真剣な検討⑦ケルン週間特別企画「とびだせ、広場から!」の計画実施など。
総括として、教会学校運動の啓蒙期は終了したと判断、教会学校は教会にとって根幹的な活働であることを確認した。その方向性と社会性をより具体的に結晶させるための、全告規模による検討も、現状では可能な段階になったのでその実現に挑戦することで部内の意見の一致を見た。同時に他教区と比較し、教区内諸問題に取組むエネルギーが不足している現実を猛省。その対応として、部内に専従のスタッフ編成することをきめた。「特別企画」では協力感謝。▽使徒職研修コースー8つのコースにわかれて行なわれた。内訳は家庭婦人のための週日午前のコースが3つ、働く人や学生も出られる週日夜のものが3つ、同じく週末一泊コースが2つである。信仰の問題について自由に語り合い、隣人に自分のことばで信仰を表明できるよう互いに研修するというのが共通の目的である。
すすめ方は①いかに隣人の質問に答えるかの具体的レッスンを中心にしたもの②参加者の直面している問題の解決をともに考えるもの③信仰理解の現代的見直しを志すもの④週末の静寂のうちに神に触れ、聖書のわかち合いを中心とするものーなど、参加者の多様なニードにこたえさまざまのコースがこころみられている。(注・教会学校部というのは、事務局の中で、独立した一部門ではない)

「地域」と取りくんで善戦 「ブロック」

【中央】ケルン週間では、とくにカテドラルで行なわれた記念ミサと堅信式に、地理的な意味からも受付け、案内、飲食物販売サービスなと、できるだけの手つだいをした。なおこのとき得られた手数料はビルマの教会を援助するための資金として教区にわたした。
カリタスの家のPRについては同母体が当ブロックの構成メンバーでもあるところから、より深い理解と援助を行なうため、担当者の松井氏を招いて質疑応答を行なった。ブロックに対する要望としては、経済的賛助会員やボランティア活動者をつのることなど。
列年行なっている大島教会へのクリスマス・プレゼントとしては母体からの献金として9万円を手わたした。
海外援助活動については、事務局に報告するとともに、今後もつづけてゆくことを申し合わせた。
【城東】運営委の構成を、各母体一人制にし、5小委を全員一委参加にあらためた。その結果、運営委はとくに本所・ブロック共催のケルン使節歓迎式の準備に力を入れた。典礼小委はローマ典礼総則を学び、これを各母体に還元。財務小委は各教会の財政アンケートを作成中。
対社会小委は雇用促進活動の法的制約と紹介の責任の検討を行なった。青少年小委は対社会小委と合同で、教会学校の屋外指導の強化と補償制度の導入に取くみ中。布教小委には、年末に完成した懸案の宣教冊子、今田神父著「信じる」をもって残期の活躍が期待される。
司祭部会は広報、移動信徒、MAC活動、聖書週間などのテーマをこなし、一月からは教会学校の責任に取組む予定である。
【城西】初台教会のイレネ師を中心に、毎月少なくとも1回、運営委員会をひらく。教区の活動方針を実行にうつすための具体策について協議。共同体としてのブロック内の相互の連絡を密にするための話し合いなど。
運営委、ブロック員など、いづれも新人が多かったため、交流をはかるよすがとして、互の状況を把握する目的でガイド・ブックの作成に精力を集中した.
またブロック内の対外援助活動の実態を調査、報告した。ケルン週間では、各母体がこれに関心をもち、関係行事に積極的に参加するよう対策をねった。
【城南】ケルン週間の行事として蒲田教会にメルツァー秘書を迎え青年の集い開催。11月、高輪教会にて江戸殉祭。小委員会の活動として「宣教」では毎月文書伝道。5月、高輪教会にて宣教活動のあり方で講演と話し合い。「福祉」では身障者車椅子用便所、スロープを各教会に設置することの推進の要望を大司教に提出。
高輪教会に車椅子用スロープ建設資金を援助。ヌべール会友愛奉仕団に、夏季キャンプ援助金を贈呈。田園調布教会で身障者のための講演と音楽の夕、開催に援助。友愛ハウス主催チャリティーコンサートに援助。久が原子供寮クリスマス会、運動会に際しプレゼント寄贈。身障者・石川正一著「たとえばくに明日はなくとも」を、ブロック内の8教会に寄贈した。
【城北】神学生と小教区の人びととの交流をはかるため、9月のブロック会議は神学院でひらき、つぎのことをきめた①11月頃、教区神学生はは小教区を訪問し、日頃の献金等でお礼などの挨拶をする②11月の神学院祭のPRをし、各小教区も子どもたちを中心に積極的に参加する。
「カリタスの家」の活動につき三好師を招いて話をきいた。この活動に協力し、窓口の拡大に努力する。柏教会における子どもの錬成会の事故を反省し、専門家をよんで関係保険の勉強会を開いた。
ケルンのへフナー枢機卿を関町教会に迎える。このときデジタル腕時計なプレゼントし「工業技術で西ドイツに追いついたように、信仰でも追いつきたい」と挨拶、援助に感謝した。
【武蔵野】ケルン週周の行車に積極的な参加をという呼びかけで、ブロック主催の歓迎会には、平日の夕方にもかかわらず約四百人の参加があった。
国際児童年にあたり、マザーテレサの愛と世界についての映画会を開催、小金井では約一千人の一般市民が鑑賞したのをはじめ、高円寺、荻窪の両教会でも多数の市民が参加した。また吉祥寺教会ではマザーテレサの修道会のブラザ-と協力して、週に1〜2回、山谷の自由労務者を徹夜で助け合う活動に参加している。
荻窪教会に所属している、知恵遅れ養護施設・シオン会では、4人の先生やボランティアの活動で現在6人の生徒を指導しているが各母体からの援助で、昨年は経営もうまくいった。
【多摩】数年前から、青少年の信仰育成を中心に、合同の活動をしている。おもなものを列挙してみると①3月31日〜4月1日の夜間錬成登山(参加者150人)②4月5日〜8日の中・高生錬成会リーダーの育成諸活動(参加者約60人)③7月31日〜8月4日の高生錬成会(参加者高校生30人、リーダー25人)④8月6日〜10日の中学生錬成会(参加中学生80人、リーダー35人)⑤8月26日のスポーツ大会(参加者約200人)⑥11月21日〜25日の、吉池師指導による「聖書の読み方」。週日は夕食後集まり受講、宿泊し、朝ミサ後出勤。祭日は終日の研修(参加者60人)⑦12月25日〜26日の青少年合同のクリスマス会(参加者180人)⑧その他、3回にわたる高校生自主錬成会の援助。
【千葉】シスター影山による要理講習会を隔月にひらいたが参加者が次第に減ってきており対策が必要とされる。7月末には夏季学校が、館山で小・中学生を、マリア幼稚園で小学生を対象に行なわれた。両方で約150の参加。運営方法を多少考えなおす必要があるのではとの声も出ている。高校生については千葉県全体としての集まりをもった。
第5回ブロック合同運動会は9月にマリア幼稚園で行なわれ、銚子教会が連続優勝した。年末からはブロック全体としてカンボジア難民のための募金活動をはじめている。今後も息の長い運動としてつづける意向である。
やはり千島ケ渕  8月平和祈願祭
布司協では平和祈願祭のあり方について、ブロックからの代表をあつめて検討をいそいでいたが、このほど次のような結論を得た。あとは実行委にまかせることで意見が一致。結局は基本精神の再確認というかたちになった。
【結論】教会は社会に対し責任をもたねばならない。教会が世の中の人びとと戦争の苦しみ等を8月中に思いだして悲しみを分かちあい、戦没者の慰霊祭を行ない、平和を祈り、決意を新たにすることはぜひ必要である。従って千鳥ケ淵で行なっていただきたい。このための具体案としてー①教会の態度をはっきり表明し、これを目標として進むために、大司教の教書を出していただく。②理くつでな<体験的もりあがリを目ざす。とくにミサの朗読・説教・共同祈願等に工夫をこらし、簡潔で印象深いものとする。③千鳥ケ淵でのミサを中心とし、これに与れない人びとのために、当日、各教会で同じ意向をもってミサを献げるけ共闘祈願等を共通にする。

4人が助祭に

○助祭叙階式3月23日(日)午前10時のミサ中、カテドラル。【受階者】小宇佐敬二、稲川保朋、泉 安弘、本多清次。
○司祭叙階式5月4日(日)午後2時、カテドラルで。【受階者】泉 安弘。