東京教区ニュース第28号

1979年03月01日

憲章・ケルン・児童に焦点 社会の福音化に現実示唆  「’79代議員会」

教区代議員会は、3月21日(水)午前10時からカテドラルでひらかれる。事務局・布司協・ブロックの活動や決算の報告、教区活動方針・予算案の審議、グループ討議などがおもなもの。本年は大司教の書簡によっても、(1)第2バチカン公会議の精神の見直しと深化の年、(2)東京・ケルン両教区が姉妹教区となって25周年、(3)国連主唱の国際児童年、として教区の姿勢がはっきりしている。とくに(1)は大切で、これをうけ方針案の前文と本文1の1にはその旨がかかげられた。討議では(2)、(3)の精神にもおよぶ。

今年の代議員会の特色は、なんといってもグループ討議。手びきの主題からも知れるように、3つの組が出来るが、人数の都合上、各組はさらに2班にわかれる。もちろんどのグループに入ることも自由。討議では、口切りの発言をする人がすでに決まっており、それをきっかけに、できるだけ多くの人が話せるようにする。
司会者・書記はそれをまとめ、全体会議での「討議の集約」の準備をする。
<司会>谷元・馬場(A1)、福川・川城(A2)、津賀・西川(B1)、杉浦・浅井(B2)、日比野・池田(C1)、山崎・鈴木(C2)。
<書記>大畑・岡野・小野・木戸・青木・市川(順次)の予定。(いずれも布司協構成員)

(1)1977年から2年間努力して来た「小教区という教会共同体の充実、発展をめざそう」の4つの柱をふまえ、さらに、ヨハネ・パウロ2世新教皇の意向に合わせ共同体であるべき教会とは何か、神の国のしるしとなり道具となるべき教会(教区・小教区等)は東京教区ではどうなっているのか、私たちひとりひとりキリスト者はその教会の中でどのような役割を持っているかなどの基本的な面を、よく学び、反省し、新たに決断していく時である。
(2)25年前、1954年から現在まで、自分の方を後まわしにし、私たち東京、さらに日本の教会を助けて来られたケルンの教会の心と姿勢を学び、自分の充実のみにとらわれず、他に手をさしのべる共同体となることをめざしたい。
(3)明日の教会、そして明日の社会のにない手である子供たちの権利が守られるべく働くばかりでなく、子供自身が神の国のために働く使命を持っていることを皆で自覚し、子供たちを導き、かれらの活動を促進すべきである。(活動方針3、4の強化)

討議の手びき
A、共同体の信仰の深化
月曜日から土曜日までが生かされるための力の源となるべき日曜日の感謝の祭儀(ミサ)及びその他の教会活動の機能はどうなっているか。(日曜日のミサ及び小教区内での諸活動の位置づけ)
教会の本質を理解するため、聖書を学び、「神の国」を理解する必要があるが、そのため、教会とは、福音とは、福音化とは何かについて、十分にその研究・研修の場があるか。また企画に信徒の意見が採用されているか。あるいは信徒が自ら研修会を企画しているか。
・日曜日のミサ聖祭において、典礼の歌、説教、共同祈願等、月曜から土曜までの生活の力の源となるように方向づけられているか?
・信者である意識が、ただ日曜日のミサに参加すること、あるいは教会の組織に入っていること、教会行事に参加することのみにかたよっていることはないか?ふだんの家庭と職場でも、信者としての意識が生きているかどうか?
・教会行事や、諸組織の活動(壮年会・婦人会、青年会等)は、一人一人の信者の月曜-土曜間の生活を生かそうとするものとなっているか?
・「教会・神の国・福音宣教」等根本的な問題を研究し理解するための聖書研究、あるいは公会議公文書の研究はなされているか?特に教会委員・ブロック会議員・布司協員は、他の信者より積極的に、これら小教区あるいは教区主催の研修に出席しているかどうか?
・子供(青少年)のための会、教会学校、ボーイスカウト等で、十分に青少年・子供に「神の国」が教えられ、伝えられているか?彼らのリーダー・教師・親に対してどのように研修が行われているか?ただ任せきりではないか?信徒はこれらの活動が教会の使命であるとの認識をもっているか?

B、共同体の対社会的活動
共同体としての教会は、社会に対して「神の国」のしるしとなり道具となり得る。現在いかに地域社会に貢献しているか。(境内の外に向かっての働きかけをする態度があるか)
グループとしての、地域社会への関わりの活動があるか。個人として月曜から土曜までの、家庭と職場が本領である信徒の福音活動はどうか。それは教会共同体の中で、いかに認識されているか。
ケルン教会の精神と姿勢にならって、私達の教会は地域社会、他の小教区、他の教区、発展途上国の人びとの問題に関心を持っているだろうか?そのために皆で力を合わせて何かしているだろうか?
・ボランティア活動、教会学校それぞれの会(組織)が、地域社会に関わる活動をしているか?
・小教区の周りの社会の人の苦しみ等、十分に知られているかどうか?そのために何ができるか?
・たとえばクリスマスのように地域社会の人達が近づき易い機会に、どのような催しを行っているか?信者同士だけの祝いでなく周りの人々と共に祝う催しは?
・地域社会の子供たちのために教会の建物・敷地はいかに利用されているか?何か福音を彼らに伝えていく場があるだろうか?その場合の難点は何か?
・信者個人としてあるいは地域社会で、あるいは職場で、福音的に活動していることが、教会内部で十分に評価され、大切にされているか?(教会内の組織・活動・行事に参加することだけが活動として認められるということはないか?)
・地域社会を、よくして行く連動、人権尊重・共通善のための活動に参加している個人の活躍は、教会共同体に紹介され、支持されているか?(悪書不買運動、環境浄化運動、ボランティア活動等)

C、共同体はそれぞれの異なる役割を互いに認め、それを果たすことによって成り立つ。教会共同体はそれぞれ固有の使命と役割をもつ司教・司祭・修道者・信徒のそれぞれの立場の「神の民」の存在と活動を認め、理解しあうことによって成り立つものであるが、そのような認識は十分にもたれているだろうか。
共同体においては互いの意志の疎通を不可欠とするが、その意識に基づく十分な交流があるか。
・教区と小教区において典礼・運営・教会諸活動を進めて行く上で司牧者と信徒との互いの役割をみとめあった協力と相談が行われているかどうか?
・教会(小教区)がすべて司祭に依存しすぎ、なにごとも司祭のイニシアティブでしか動いていないことはないか?
・信徒が受け持つべき分野について創意と積極性をもつべく信徒錬成が行われているだろうか?
・教区全体の方針や活動が小教区において尊重され教区共同体作りの一役をになっているという意識と姿勢が司祭・信徒にあるか?
・小教区内の諸組織間で互いの分担が尊重されているか?そのため互いにそれぞれの役割をよく理解し、協力する姿勢をつくる連合会のようなものはあるか?
・例えば教会学校やボランティア活動や、典礼等での司祭と信徒また信徒間での教師・リーダー・親等の立場が尊重され、互いの協力の場があるか?
・小教区共同体が自分の小教区のみに目を注いでいることはないか?他の小教区や教会についての関心はどうか?他の教会を助けたり交流したりする動きはあるか?

<代議員会プログラム>
10・00  仮議長登壇。議員定数報告と仮議長紹介。開会の辞。祈り。
10・10  大司教挨拶。
10・15  議長団選出。その挨拶。
10・20  活動報告、質疑応答。
11・00  活動方針案提案と基調演説、質疑応答。
12・00  決算報告と予算説明、審議。(昼食)
13・45  グループ討議。
15・15  全体会議、討議の集約とブロック提案の審議。
16・15  終りの挨拶。聖歌。祈り。閉会の辞。

教区活動方針案 <布司協関係>
1968年、東京教区は、第2バチカン公会議の精神にのっとり、教会刷新のため、東京教区大会で可決された議案のすべてが実施されているというわけではないが、あらためてすでに10年を経た今日、教会とは何か、そして何のために存在しているのかという基本的問題を、司教を始め、司祭・修道者・信徒が再認識する時期に来ている。
そのため、この1年、この基本的問題を、公会議の姿勢にのっとり、今、東京教区が教会としてその使命を十分に果たしているかをみなで反省し、再出発すべく努力する。

*われわれ教会が、人類の平和と一致のしるしとなるよう、互いに信仰を深め、人権尊重の行動に積極的に参加しよう。
1.第2バチカン公会議の、「教会憲章」「現代世界憲章」及びパウロ6世教皇の使徒的勧告「福音宣教」を、教区民が、共同体のすべてのレベルで、よく理解し、深め、自らの刷新をはかる。
2.司祭の研修会を充実させて行く。
3.「要理教育講座」(要理教師対象)を継続して行う。
4.「使徒職研修コース」(信徒対象)を継続して行う。
5.「生きた典礼を目ざす集い」を継続して行う。
6.司祭・修道者の召命、神学生養成の共同責任の自覚を深め、教区事務局に担当者をおく。
7.「靖国神社案」およびこれに類する動きに反対する行動を今年も続けるとともに、すべての戦没者の霊のために祈り、平和を求める平和祈願祭を実施する。
8.人権が不当に抑圧されている事実に、敏感な心を持ち、「日本カトリック正義と平和協議会」と連携を保ちつつ、時宜に適した行動をして行く。
9.「カリタスの家」、教区内福祉活動の支援活動、ボランティア活動を教区内に広げて行く。

*予算・決算の承認を通して教区財政の現状を知り、財政自立の責任を自覚し、教区の共同体化をいっそう進めよう。
1.不動産を含めて教区財産のありかたを検討し、前年度に続いて教区の不動産対策の実施につとめ る。(注)不動産対策とは、宣教司牧の観点から、(1)不動産の活用を考え、(2)不要の不動産を整理し、(3)必要な不動産を取得することをさす。
2.教区活動をささえる教会維持費・小教区負担金についての理解を、いっそう深めている。

*新しい時代の青少年の活動の活発化に協力しよう。
1.「東京カトリック高校生活動指導者会」の活動を積極的に支援し、とくに小教区・ブロックレベルでの高校生の活動の活発化をはかる。
2.JOCなど、勤労者青年に対する活動に協力する。
3.教会学校(小・中学生対象)教師養成の活動を支援する。
4.各ブロックは、中学生司牧の問題を検討し、その活発化を推進する。

*小教区という教会共同体の充実・発展をめざそう。
1.教会学校(日曜・土曜学校など)の振興をはかり、子どもの教育に努力する。
2.同一小教区内にある修道院母体・施設母体等は、小教区母体とともに、その地域における宣教・司牧活動についての協力・交流を深めて行く。
3.教会共同体を深める第一歩として、在籍者を確認し在籍不在者をなくして行く。
4.成人の、キリスト教入信式・ゆるしの秘跡についての理解を深め、その徹底にいっそう努力する。

*これらの活動をさらに前進させていくために、
1.ブロック会議・布教司牧協議会の機能を十分に生かして行こう。
2.「教区ニュース」を充実させて行こう。

実践!大司教書簡

教区の皆さん、1979年は第2バチカン公会議の見直しの年、東京・ケルン両教区が姉妹教区となって25周年、更に国連主唱の国際児童年でもあります。
ヨハネ・パウロ2世教皇は昨年秋教皇に選ばれた時、全世界に向かって、第2バチカン公会議の精神を今一度よく理解し、その実践に移らなければならないこと、そのためには「教会憲章」と「現代世界憲章」とを皆が読み返し、黙想し、そして祈ることを強く要請なさいました。
東京教区もバチカン公会議の線に沿って、教会刷新を目指し1968年から72年まで教区大会を行いました。10年経った今改めて「教会とは何か」、「教会は何のために存在しているのか」そして「私達キリスト者はキリストの体である教会のために何が出来るか」という基本的な事柄について考え、反省し、決断すべき時に立っていると思います。
そのために先に挙げた「教会憲章」、「現代世界憲章」と、1975年末にパウロ6世教皇が出された使徒的勧告「福音宣教」、この3つの教会の公のメッセージを福音の現代社会への呼び掛けとして、特にこの1年間、皆さんが勉強し、黙想し、祈りのうちに実践して行かれるよう希望します。
また司牧の任に当たっている方がたは、信徒の皆さんが研究し理解を深めることが出来る場を作るよう配慮して下さい。
3月21日に予定されている教区代議員会に布教司牧協議会が提案する「1979年度活動方針案」に「教会そのものは社会の福音化のために存在しているとはいうものの社会の福音化のよいしるしとなり道具となるためには、先ず教会自身が福音的共同体となっていくことが不可欠の条件であること、そして信徒、修道者、司祭、司教それぞれの固有の役割を明確にし、それを生かしてこそ、初めて教会の本質が実現されること」を強調し、今年の東京教区の目標のひとつとして先に述べた3つの公文書の理解を深めることが挙げられています。
このような基本的な事の理解・確認には十分時間をかけるとともに、今まで以上聖書をよく読み神のみことばに親しみ信仰を深めて行く運動を教区全域に広げて行きたいと思います。
次に今年1979年は東京教区とケルン教区とが姉妹教区となってから25年になります。顧みれば1954年第2次世界大戦で破壊された聖堂を抱えていたケルン教区大司教・ヨゼフ・フリングス枢機卿は「自分達と同じように困っている人がいるならば自分達のことは後回しにして兄弟を助けるのがキリストの道である」とのお考えのもとに、一面識もなかった当時の東京大司教・土井枢機卿に援助を申し出られました。爾来25年間東京カテドラルを始め10指に余る小教区聖堂の建立、神学院その他数多くの教会施設のため経済的援助それにも増して精神的援助の手を差し伸べて下さっています。
私達は、ケルン教区が示された「友のために生命を捨てる」「他者のために生きる」姿勢を自分のものとし、それを実行することによって、ケルン教区への感謝とすることが出来ましょう。
私達と同じように困っている人びと、私達よりも司祭が不足し、財政的にも貧しい兄弟、小教区が日本国内にもアジア諸国にも沢山いますし、あります。自分達の方がまだ充分ではないからといって他に目を向けないならば決してキリストの教会とはいえません。この「困っている兄弟を優先させる」事を身を以って示して下さったケルン教区に倣って私達もこの精神に徹する事につとめたいと思います。
私達は毎年1月最後の日曜日にケルン、東京それぞれの教区でお互いに祈り合う美しい習慣を持っておりますが、25周年を迎えた今年、ケルン教区では1月28日から2月4日までを「東京週間」としてケルン全教区で記念行事を挙行することになり私と浜尾司教を招いて下さいました。私共は東京教区を代表し、深い感謝を述べるとともに霊的兄弟関係を更に深いものとするよう努力して参ります。
東京教区では、今週10月28日から11月4日までを、「ケルン週間」とする感謝行事の準備を始めていますので、この期間に小教区・教会施設では催しなどを避けるように配慮して頂きたいと思います。
最後の1つ。それは今年が国連の主唱する「国際児童年」に当たっているということです。パウロ6世はお亡くなりになる前、この「国際児童年」に当たって教会がなすべき貢献について述べられました。
子供は大人になる一過程であるとはいうものの、人格としては一人前であるから神の前には子供も大人も平等なのです。この「子供としての人格の尊厳」を教会は主張します。胎児についても同じであって、日本の社会の中で私達はこのことを声を大きくして主張すべきであると思います。
子供の人格を尊重し、子供は単に親、大人の私有物ではなく、また国家の財産でもなく、人類社会を構成する一員であって、子供でなければ出来ない素直な心をもってする「神の国」の実現の役目を認め育てて行かなければなりません。そして子供達がどんな人とでも兄弟として関わって行こうとする熱意・関心・勇気を持っていることを心にとめこれを失わないよう励まして行くべきであると思います。
カトリック幼稚園・保育園、カトリック学校においては人生の目的が進学や就職よりも「神の国のため」キリストが期待なさっている一役を引き受ける心構えを持つように指導し、励まして行かなければなりません。
特に家庭は最小単位の社会、子供が初めてものを学ぶところ、信仰に接する場です。家庭教育こそいわゆる「学校」以前のものであり両親の責任は誠に大きいものがあります。家庭の教育から司祭・修道者への道も開かれてくるわけで国際児童年に当たって、教会は真剣に対処して行かなければならないと思います。
終りに今年1年も皆さんお一人お一人の上に神の豊かな恵みを祈ります。
(1979年1月   東京大司教 白柳誠一)

予算コメント 前号見出しは遺憾

<収入> 外からの助成金の、合計中で占める比率は10.7パーセントに縮まり、自立に更に前進。利子収入の増加は前述のように土地を売却、基本財産とした預金からの利息。
<支出> 司祭給与の最低基準を6万5千円としたため人件費助成を増額。神学生育成費は78年度の支出実績に合わせた。ケルンへの感謝で臨時部に150万円計上。

本年予算では財産処分の資金をもって収入不足を補うことは断じてしていない。項目を見れば明らかな通り、処分による資金は1円も計上していない。従って「財産処分できりぬけ」という課題は全くの誤りである。秋津幼稚園敷地と喜多見教会借地権の売却資金は全額教区基本財産として保留され宣教司牧に備えたものであって、その資金の預金から生ずる利息収入が収入利息の中に計上されただけである。冒頭の記事「財産処分について一定のルール」云々も、この予算そのものについてというよりは、審議での付帯的意見で、本年検討予定のもの。 (財政部)

*訂正とおわび*
本紙27号の見出し財産処分云々は前文削除します。皆さまにご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び致します。 (広報部)

事務局・布司協・ブロック これが活動の軌跡なのだ

<事務局>
*総務部・・・在籍不在者をなくす仕事を2年前から続けているが、13教会約2000余りが届いただけで昨年度は殆ど出されていない。司祭が1人で見きれるものではないので、是非とも信徒の協力が望まれる。届出があればコピーして全教区に配布の用意。「来ない人」への対策も逐次講ずる。

*典礼部・・・「生きた典礼をめざす集い」は、ゆるしの秘蹟をテーマに1回。待降節にカテドラルで共同回心式。「典礼シリーズ」を毎月発行。また「オルガニストの集い」「音楽のささげもの」を開催。プロテスタントとの合同音楽祭にも参加。入信の秘蹟でアンケートの配布などがおもなもの。

*財政部・・・教区の財政全般につき財政委員会を6回開催。教区財産のありかたについての検討が進み、一部の資金化に成功した。その資金はいづれも基本財産として確保、将来の宣教司牧にそなえて預金されている。教会の財務担当者による対話の場を提供する教会財務研究会も4回開かれ、小教区のかかえる財務の諸問題を具体的に話し合い、教区全般の財政の実状についても理解を深め得た。
資産運用相互制度も順調に発展し、預け入れも増すとともに、融資制度を活用、教会の建設資金の不足を補うのに役立ちつつある。成城、高円寺各教会の信徒会館建設は、そのよい例である。

*広報部・・・4月30日第4回教区広報大会を森本哲郎氏の講演「マスコミと日本人」を中心に、センターでひらく。「マスコミについていっしょに考える会」を広報諸分野専門家の講演でシリーズに。「カトリック図書を一般書店におく運動」では、くまざわ書店(八王子駅前)と湘南堂書店(高円寺商店街)の2店を新たに加えた。

*福祉部・・・話し合いでは教区内福祉団体の代表者・従事者と、身障者を含む教区内有志とは福祉問題で。月例会でも課題を検討。教会-教区内福祉団体との連絡と訪問。カリタスジャパンとの協力、特に「愛の募金」で。カリタスの家と提携、小教区に窓口担当を。ボランティア組の調査。教区福祉文化事業とし慈善音楽会実施も。

*教学部
1.使徒職研修コース・・・午前2、夜3、1泊1とグループ増し。午前はほとんどが主婦、生活での話題をテーマに、キリスト教的視点で見なおそうというもの。夜は男女とも年齢、職業の異なった人達。夕食で体験のわかちあい。1泊組は、信徒の霊性追求、黙想を通して霊的成長を志している。
2.高校生活動指導者会・・・カト高卒業生を中心にしたグループを核とし、教師、修道会、司祭を軸に、「四谷カト高指導者会」を結成。高校生指導の大学生養成、全国研修会への協力。春の錬成会など。
3.教会学校部・・・4月〜10月(吉祥寺)、10月〜12月(小岩)で木曜日の講習会。参加40名。2月、メルセス会黙想の家で、教区スタッフ研修会。8月、厚生年金休暇センターで、全国研修会。教えの手帖は発行7年目。女子パウロ会が出版をひきうけている。
4.要理教育講座・・・第4回は「日本人とキリスト教」で公開形式。修了証書を得た者39名。第5回要理教育学大会は1月14・15日にわたって開催「マスコミと要理教育」をテーマに42名が参加。第6会同大会は7月23日、「霊性と要理教育」で40名。同学会の研究発表誌「要理教育学報」3号を700部発行、配布した。

<布司協>
在籍していても教会に来ない信徒につき、教会の体質を反省、小教区で問題を扱うよう依頼した。「明日を目ざす日本の教会のイメージとビジョン」についてアンケート作成。靖国神社公式参拝反対署名とカンパ推進。平和祈願祭。真生会館、JOC、移動信徒連絡事務所の活動報告をきくなど。また布司教のありかたへの反省も。
*靖国問題実行委員会・・・恒例の2・11集会参加。7月「靖国神社公式参拝の違憲性」でチラシ。同阻止で署名(1,288名)とカンパ(48,165円)。8月「アジアの証言」と8・15集会(公式参拝に抗し)参加。正平協との連携で9月「中谷裁判を考える会」をセンターで、合祀拒否のチラシ。

<ブロック>
*中央・・・青年部は一時休会。「ゆるしの秘跡」については、各母体あてにアンケート送付。「生きた典礼をめざす集い」には積極的に参加するよう宣伝。そのほかの在籍不在者についての討議、大島教会に例年通りクリスマス・プレゼントを贈るなどが主なもの。

*武蔵野・・・クラレチアン、ミラノ両会が11月から加入。12月、高円寺創立50年で、宣教司牧センター・佐々木師の「明日の日本の教会とアジアの教会」講演。70名。
「シオン会」への援助は、賛助会員の増加運動を中心に、調布・小金井両教会に同理事会への参加をよびかけた。イエズス孝女会等によるボランティア活動も継続。

*城東・・・会議出席率やや上昇。各小委の活躍が目立つ。「布教」ではエキュメニカルな市民クリスマス。「典礼」では5月、研究会をひらいて聖書朗読を研修。「対社会」では新幹線予定地の見学。「財務」では共助組合を啓蒙。事務局は赤羽の協力でブロック交流音楽会など。
そのほか宣教リーフレット・教会案内図作り、通勤通学の動態調査。カナの会の強化。就職斡旋。

*城北・・・関町から出された神学院土地売却問題についての要望提案が、代議員会で審議、教区はその主旨を司教協につたえた。「明日を目ざす日本の教会のイメージとビジョン」でアンケートを配布。「ゆるしの秘跡」で佐久間師、「生きた典礼をめざす集い」で伏木師のそれぞれ講演や説明も。

*城西・・・4月ブロック祭をひらく。子供と一緒のミサは、共同体一致の促進、青年会活動の刺激、教会学校運営の強化などの効果があった。ブロック共同体の認識を目標に、会議は研修会的性格を深めることとし、可能な作業を伴う協力体制を各母体に要請した。

*城南・・・母体紹介のガイドブック作成。碑文谷で運動会。洗足で夏期講座3日間。田園調布で「ゆるしの秘跡」の説明と共同回心。大森では鈴木、岩崎両師指導で高校生の合宿。高輪では江戸殉祭。小委員会は、、宣教-文書伝道。福祉-合宿と運動会。典礼-「ゆるしの秘跡」など新典礼の浸透と啓蒙など。

*千葉・・・4回目の合同運動会をマリア幼稚園で。夏期学校は、委員・信徒で準備委員会を設立、北総ではマリア幼稚園、南総では館山で小学生を対象に。ここでは西千葉からも参加で、中学生のも。懸案となっていた要理講習会は、千葉寺で4回開かれた。出席者は平均50人。典礼の講習会も「ゆるしの秘跡」をテーマとして開催。ブロック会議会場は母体持ち回り。

*多摩・・・春の夜間錬成登山、夏の中・高生錬成会と運動大会、冬の合同Xマス会は恒例。そのほか秋の大学生と社会人対象神学研修会は佐久間師「聖霊論」と金声浩氏「私の生きてきた道」46名。大学生による季刊誌「旅旅風風」と影絵。高校生による新聞「かしの木」と劇団多摩公演。中学生による新聞「なかよし」の発刊。