お知らせ
東京教区ニュース第301号
2013年04月01日
目次
3年ぶり 2名の新司祭 司祭叙階式
大聖堂は喜びの拍手に包まれ
2013年3月3日(日)午後2時半より東京カテドラル聖マリア大聖堂にて東京教区司祭叙階式が行われた。叙階されたのはアシジのフランシスコ古郡忠夫(ふるごおりただお)神父(潮見教会出身、写真奥)と使徒ヨハネ森一幸(もりかずゆき)神父(荻窪教会出身、写真手前)。
大聖堂には主司式の岡田武夫大司教、幸田和生司教をはじめ70名を超える司祭団と、会集席に1300人ほどが集まり、新司祭の誕生を喜び祝った。岡田大司教は説教で「神は、主を畏れ、主に祈り、主に信頼する、信仰深い、そして謙遜な人を通してその力を現されます。司祭はそのような意味での『神の人』であることが期待されています。」と話し、また、これからの司祭生活において仕事あるいは人間関係がうまくいかない時に思い出してほしいと聖書から2つのことば(コロサイ3・12―13、3・17)を贈られた。
新司祭からの挨拶では、まず古郡神父が「私には夢があります。司祭として多くの若者たちに召命を感じてもらいたい。私も幼い頃から教会に通う中で出会った司祭に憧れて召命を感じて今ここにいます」と話し、「神父様たちとの交わりの中で歩んでいきたい」と結ばれた。次に森神父は、司祭に叙階されることに対してのご家族の「納得していない」という発言から「この道を重く感じた」と話し、「でも、この式に(三重から)出てきてくれたことは、認めてくれたと言うことだと思っています」と、最前列で見守るご家族に向かって語りかけ、会場からは大きな拍手が湧き起こった。両司祭とも「お互いがいなければ司祭になれていなかった。これからも協力して司祭職を果たしていきたい」と話し、絆の深さを示された。
※新司祭の紹介は次号に掲載します。
東京大司教区 司祭人事(第二次)
2013年3月4日、東京教区司祭人事異動の第二次が発表された。カッコ内は現任務 ・所属。(敬称略)
《 小教区人事 》 | ||
・成城教会助任 |
古郡 忠夫師 |
(新司祭) |
・八王子教会助任 | 森 一幸師 | (新司祭) |
・千葉寺教会協力司祭 | 安次嶺 晴実師 | (喜多見教会主任)(2013年8月から2014年春まで) |
・関口教会協力司祭 | ガーセス レクスバート師 | (復活祭前に着任)(エスコラピオス会カラサンス修道院) |
《 修道会委託小教区人事 》 | ||
赤羽教会主任 | ニコラス スワイアテック師 | (2012年、アメリカ合衆国・聖アントニオ管区より) |
・赤羽教会助任 | 永尾 稔師 | (赤羽教会主任) |
・亀有教会主任 | 山浦 義春師 | (長崎教区・聖母の騎士修道院) |
・亀有教会助任 | 藤澤 幾義師 | (亀有教会主任) |
・吉祥寺教会助任 | アンヘル Jr ペレス ペラルダ師 | (海外研修) |
尚、関口教会助任司祭・倉田 厚師は、2月28日付けで、退任。
(注)3月4日の発表時、吉祥寺教会の助任司祭として別司祭の名前がありましたが訂正したものを掲載しました。
以上
東日本大震災から2年 追悼と復興祈念行事
2月20日、司教総会中の日本の全司教司式によるミサが麹町教会で行われた。
また3月11日には「311決して忘れない! 追悼&復興祈念ミサ」が麹町教会で行われ、震災発生に合わせた午後2時40分からの平日の式にも関わらず、800人が集まり祈りを捧げた。またこのミサ以外にも東京で被災者支援に関わっているカトリック団体が様々な関連行事を行なった。CTVC企画としては講演会「福島から語る」が行われた。
「311決して忘れない! 追悼&復興祈念ミサ」 が麹町教会で
講師:高橋美加子さん
訃報
パウロ 藤井 泰定(ふじいやすさだ)神 父
出向中の仙台市内の病院で、2月21日(木)午後2時24分、非閉塞性腸管梗塞のために帰天。(75歳)。
1937年8月21日広島・福山市生まれ。1960年4月17日麹町教会で受洗。1970年7月4日東京カテドラル聖マリア大聖堂にて司祭叙階。1971年原町田教会助任司祭、1972年~豊田教会主任司祭代行(原町田教会助任司祭と兼務)、1973年1976年豊田教会主任司祭1976年~1982年東京カトリック神学院養成担当司祭1982年~海外留学、1983年~1988年浅草教会主任司祭、1988年~1997年ケルン教区出向(ケルン教区に委託された邦人司牧)、1997年~2003年八王子教会主任司祭、2003年~2012年麻布教会主任司祭。福山での空襲体験とそこからの復興の歩みの体験から被災地の人たちに寄り添い分かち合うことを希望し、2012年4月から仙台教区に出向していた。急な帰天となったが、これからも違う形で仙台教区のために働き続けるだろう。
教区ニュース297号にインタビュー記事掲載。
ローマ留学中の門間直輝(もんまなおき)神父より
去る2011年4月に日本を出国しイタリアの地を踏んでから約2年が経過しました。ベネディクト16世退任に伴い新しい教皇様を選出するコンクラーベを目前に控えた特別な時期に、近況をお知らせできる機会をいただき感謝いたします。
イタリアに到着してからすぐにウンブリア州のペルージャに向かい、まずはイタリア語の力をつけるために約1年間ペルージャ外国人大学に通いました。この期間、モンテルーチェという街の小教区・司祭館一室に迎え入れていただき大学の語学コースのみならず平日・主日ミサの共同司式や福音朗読といった典礼奉仕を含めての訓練を受けました。滞在した教会はペルージャ教区のなかでも大きな教会の1つで、子供や若者の活動も活発であり、日本の教会とは異なる歴史時間の流れ、人々と教会の営みがあることを目にしながら毎日驚きをもって過ごしました。たとえば、四旬節に入ると家族そろってゆるしの秘跡を受けるために教会を訪れる人々の姿、ミサのなかで日本と同じ聖歌をイタリア語で耳にする時など深く感銘を覚えました。多くの宣教師がことばや文化や慣習といった幾多の困難を乗り越えてわたしたちにキリストの信仰を伝えたことを思いました。
現在はペルージャからローマに移り昨年10月から教皇庁立ウルバノ大学で教会法学を学んでいます。同大学は、教皇庁の福音宣教省が管轄する大学であるという背景から、奨学金を受けて学ぶアジアやアフリカからの神学生・司祭・修道者が多く通っています。大学の記念日に行われるミサの際などその国際色の豊かさを感じることができます。そして、わたしたち学生司祭・修道者の間でもわたしの周りにいるイタリア人の間でも、ベネディクト16世退任のニュースは驚きをもって受け止められました。
2月28日の夕方、ローマ教区の神学校の屋上でベネディクト16世が専用の白いヘリコプターを用いてカステルガンドルフォまで飛び立つ姿を仲間の司祭たちと見送りました。ヘリコプターが浮上する直前、見守るわたしたちに手を広げて祝福を送って下さり、高く飛び上がった機体は別れを惜しむかのように2回大きくローマの街を旋回してから飛び去りました。多くの報道がありますが、私たちは記者のような眼差しではなく、キリストに根ざした信仰と祈りによって、そして聖霊の導きのなかで新しい教皇様の誕生と新しい教会の歩みを見守り、心を合わせたいと思います。
2013年3月4日 ローマにて(写真:門間直輝神父撮影)
『信仰年』 ―「ひとつのキリスト教」にむけて
「信仰年」にあたって、この連載では開催50周年の第二バチカン公会議を振り返っています。これまで、公会議とは何なのか、それがどういう話し合いや決定をし、どういう影響を今の教会に及ぼしてきたのかを見てきました。この先もそれを追っていきますが、今回はこの公会議が、カトリック信徒にとって大きな変化をもたらしただけでなく、カトリックでない人たちにとって、カトリックのイメージ・理解を大きく変える転換点にもなったということを、その理由の一つとともに見ていきましょう。
エキュメニズムとは
外から見ても、カトリック教会が第二バチカン公会議を境に大きく変わった、と思えることのひとつに、他のキリスト教徒に対する態度があります。
エキュメニズム、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。歴史上のさまざまな時点で、互いにケンカをしてバラバラの教会に分かれてしまったキリスト教徒たちが、これではいけない、過去の論争や対立を乗り越えて仲直りしよう、再び「ひとつのキリスト教」になろう、ということを目指して20世紀初頭に始まった運動で、いまやカトリックも含め、ほぼすべての主要なキリスト教会が参加しています。
ところがカトリック教会は最初これに反対し、信徒のエキュメニズムへの参加を禁止していました。真のキリスト教の一致や和解とは、すべてのキリスト教徒がカトリック教会に「戻ってくる」ことである、と教えていたからです。
しかし時が経つにつれ、そうではない、対立や分裂の責任はカトリックの側にもあった、互いに悪いところは反省し、正しいところは認め合い、ともに同じキリストの弟子として、対話や和解を通して「ひとつのキリスト教」を目指すべきだ、という認識が、カトリックの中でも徐々に強まっていきました。
こうした意識を強く持っていたのが他ならぬ教皇ヨハネ23世でした。教皇は公会議の準備のため、教皇庁に「キリスト教一致推進事務局」を設置し、この公会議の焦点の一つが、エキュメニズムであることを明らかにしたのです。
新しい態度のはじまり
この事務局は単に新しいお役所の一つに過ぎないのではなく、公会議で決定的な役割を果たしました。すでに連載で述べたように、教皇庁の保守派が用意した文書を手厳しく批判し、従来の傲慢で排他的な路線を軌道修正させたり、さまざまな文書の原案を作成したりして、公会議の主要な推進力となったのです。
その思いは公会議のさまざまな教えに反映されていますが、とくにこの事務局が作成した文書の一つ、「エキュメニズムに関する教令」はその結晶であり、カトリックの新しい態度を内外に示すものでした。
キリストの弟子たち(である私たち)が互いに真の継承者だと言いながら、争い分裂している状態はキリストの意志に反している、という根本的な認識に始まり、多くの大切な教えが述べられています。キリストを信仰し、正しく洗礼を受けた人はみなキリスト信者の名に値し、信仰上の兄弟姉妹であること。カトリック教会の外にも、キリストに由来し、また私たちをキリストに導く「多くのすぐれたもの」が存在し得ること。聖霊が他の教会や教団の中にも働き、それらを救いの手段として使い得ること、等々。今では当たり前のことのようですが、こうした教えが公式に述べられたのは歴史上初めてのことでした。カトリック教会がエキュメニズムへの反対から転じ、全教会を挙げてそれを推進するようになった、歴史的事件だったと言えます。
私たちは今日、他のキリスト教徒の方々と公に交流する機会が増えていますが、この友好関係は決して当然のものではなく、何百年もの不和や対立を乗り越えて和解へ踏み出した、公会議の決定によるのです。私たちはその精神を大切にし、再び独善的、排他的な態度に戻ることがあってはなりません。
世古 淳(せこきよし)(Vital編集長)
CTIC カトリック東京国際センター通信 第168号
私の生活に喜びを与えてくれています
CTICはさまざまな方からの直接あるいは間接的で、多(た)岐(き)にわたる協力のもと、日々の活動を進めています。今回はCTICのボランティアについて紹介します。
事務所で定期的に協力していただいているのは、難民、生活困窮者のための支援物資の整理、来所者の対応、セカンドハーベストへの食料受取のための運転手、茨城県牛久市の入管訪問のための運転手、入管の被収容者面会、日本語教室の講師、ニュースの発送、事務所の掃除などさまざまです。日本人、外国人合わせ十数名の方が、週に一、二回、月に一回などいろいろな形で協力してくれます。その他に何かイベントがあれば多くの方に協力してもらっています。スタッフ一同感謝しています。
ボランティアのCTICの活動に関わっての感想を少し紹介します。
シスターA(日本人)
CTICの事務所に来る難民申請者の対応(食料や衣類、日用品の提供)や通訳、雑用を手伝っています。CTICで手伝いをする中で、ビザ、仕事、結婚、住居、衣類、交通費、日本語学習、日々の食事まで、外国人の様々なニーズがあることが分かりました。また、CTICに来なくても、日本には実にいろいろな外国人がいるということに気付かされました。
Bさん
私自身、CTICに相談した経験があります。精神的にも経済的にも追い込まれていたとき、スタッフにやさしい言葉を掛けられ、本当に励まされたことを思い出します。
CTICで手伝いをする中で、支援を受ける立場から意見をいうこともあります。手伝いながら学んだこともたくさんあり、私の周りにいる困難に陥(おちい)っている難民だけでなく、ビザや教会関係のことで悩んでいる人にもスタッフに聞いたりしながら、相談に乗ることもあります。
人の役にたっているという実感は、私の生活に喜びを与えてくれています。
(中口八惠子(なかぐち)やえこ))
CTVC カトリック東京ボランティアセンター NO12
『仙台教区サポートセンター 福島デスク』
福島県では地震、津波の被害に加え、東京電力福島第一原発事故によって現在も16万人が避難生活を強いられている状況にあります。警戒区域からの避難、県内外への区域外避難、風評被害など、福島の直面している課題は多様なため、多岐にわたる支援が求められています。こうした中、福島県内の7つの小教区と2つの活動ベースが、地域の仮設住宅訪問など被災者のニーズに応える支援活動に取り組んでいます。
仙台教区サポートセンターは、福島県内外の諸(しょ)支援活動の連携促進と情報共有、そして福島の現状を全国に発信していく福島県内の拠点として、『仙台教区サポートセンター福島デスク』を2012年12月に設立しました。事務局を二本松教会内に置き、デスク長の柳(やぎ)沼(ぬま)千(ち)賀(か)子(こ)さん(二本松教会)を中心に、県内外の支援グループの活動の調整やブログによる情報発信を行っています。また、これまで支援グループ間の連携促進を行ってきた「福島ブロック会議」を主催していきます。
CTVCは、仙台教区サポートセンターとともに「福島デスク」の設立に協力し、今後も福島デスクと連携しながら被災者の方々に寄り添った支援活動を継続していきます。
カリタスの家だより 連載 第51回
「福祉」の原点は、すべての人にとっての「幸せ」を支え、援助することにあるでしょう。「幸せ」の内容には人それぞれの形(かたち)があるでしょうが、その個性を認め合いながら、協調していくことが社会生活の中で求められていく「福祉」への道のりだと思います。
「共に生きる」を今年の東京カリタスの家のボランティア講座のテーマとしました。病気や障害などさまざまなハンディキャップを持つが故(ゆえ)に、生きづらさを負い、社会の片隅に追いやられている人たちがいます。これまでの人生の中で、躓(つまず)き、傷つき、失い、さまざまな痛みや苦しみを身に負っている人たちがいます。「社会」にうまくなじめず、不安や恐れにおののいている人たちもいます。東京カリタスの家が目指している「福祉」は一人ひとりが担っているこのような不幸と思われている現実の拘束から少しでも解放され、喜びに向かっていくために「共に歩む」ことを志してるからです。
「共に歩む」ために必要な要件がいくつかあると思います。その人を知り、その人が担っている様々な困難や苦しみを知ること、その人が味わい求めている喜びを知ること、そして、その人と関わろうとしている自分自身を知ること、さらに、その共感や共鳴の中で、関わりそのものの意味や価値を味わい知ることです。
たとえば、現代社会では社会的ひききこもりが増加し続けており、年齢も上がってきています。ひきこもりは、かつては不登校からでしたが、今は就職後に引きこもる人が増えています。そしていったんひきこもった人はなかなか抜けられません。今年度の講座ではひきこもり研究の第一人者である、斎藤環(たまき)先生に講師をお願いしました。このように各分野の専門家や実践的に活動に携わっている人たちの話をうかがい、先ず、私たちの視野を広げていきたいと考えています。それを具体的な活動に結び付けていくことにより、多くの人の幸せを支え、援助するために、共に歩むことの道を広げていきたいと願います。
ぜひ、東京カリタスの家の「愛の実践」のボランティア活動にもご参加いただき、共に生きる場を共有して頂ければ幸いです。
東京カリタスの家 常務理事 小宇佐敬二(こうさけいじ)
(財)東京カリタスの家 2013年度ボランティア養成講座 “共に生きる ”
期 間: 2013年4月 27日(土)~ 11月30日(土)
会 場: カトリックセンターホール(東京カテドラル構内)
時 間: 13:00~16:00(受付12:30~)
☆2013年6月29日(土)10:30~16:00(受付10:00~)
参加費: 6,000円
定 員: 50名
申込方法: 氏名・住所・電話番号を下記へご連絡ください。
Tel 03-3943-1726 Fax 03-3946-9156(裏面の申込用紙で)
e-mail:v-yosei-koza@tokyo-caritas.org
受付開始: 2013年3月1日
公益財団法人 東京カリタスの家 2013年度ボランティア養成講座実行委員会
〒112-0014文京区関口3-16-15
ホームページ:http://www.tokyo-caritas.org
教区司祭紹介 第32回
使徒ヨハネ 吉川 敦(きっかわあつし) 神父
1936年 10 月 18 日生まれ
1972年 4 月 29日司祭叙階
お生まれは?
吉川:東京は、旧小石川区です。その時は、知るすべもありませんでしたが、その後の歩みは、あたかも吉川家の遺伝子に強く組み込まれた信仰のDNAに導かれていく思いです。
幼児洗礼ですか?
吉川:3才の時です。私が生まれてまもなく、こんなことがあったそうです。
父方の祖母が、新潟県長岡から孫の顔を見るために上京しました。昭和11年のことです。ところがその折、祖母は当時の流行病に倒れ、医師から時間の問題と宣告されました。長岡から上京した叔母(父の妹)が関口教会からルルドの聖水をいただいてきて、奇跡的な回復を遂げたのです。当時、信仰を持っていなかった私の母は、この驚くべき光景を目の当たりにしての幸いを繰り返し語ってくれました。
信仰の始まりは父方から?
吉川:そうです。祖母は、明治29年頃、カディヤック神父に出会い、祖父に内緒で婦人たちの集まりにも参加していたようです。それを知った祖父は激怒し、手元にあった分厚いお盆で祖母の頭を殴打し、祖母は大怪我を負ったそうです。
祖父は地方の政治家で、中央の政界に出る計画も視野に入れていました。そんな祖父にとって、祖母のキリスト教への接近は、まったく許すことのできないことでした。
祖父は、大怪我を負っても痛いとも言わず、血だらけになってもまったく動じない祖母を見て、これは本物だと直感したそうです。祖父は、すぐに宣教師のもとに赴き、とことん話し合い、カトリックの教えが正しいと悟り、政治家から何と伝道士に転身しました。
明治31年6月19日、祖父と祖母、父と父の姉がそろって洗礼を受けました。父は4歳でした。
劇的な信仰の始まりですね
吉川:私の司祭召命も、この出来事につながるんです。それは後に触れますが、その前に祖父のエピソードを話さなければなりません。
祖父にとっては、祖母に大怪我をさせたことは、心に大きな傷を残しました。祖父は「御傷のロザリオ」によって、癒しをいただくのです。祖父の言葉がカードに残っています。「私は昭和13年12月より14年5、6月まで重患に罹りし際此の『コンタツ』を始終繰りて多大の御恵を蒙りたり依って感謝の為め印刷して各位に領つ――使徒トマ吉川仁七郎(長岡市住)」(原文のまま)。「御傷のロザリオ」は、イエスの聖き傷を絶えず拝礼し、これに祈ることを目的としたロザリオの信心でした。
司祭召命のエピソードは?
吉川:祖父母は受洗の恵みの課題に応えようとして、あちこちの家庭に祈りの委託をしたそうです。それは吉川家から司祭が出るようにという意向でした。実は父の弟にペトロ吉川磐(いわお)という、私にとっての叔父が司祭職を目指していましたが、志半ばで亡くなっていました。
叔母(父の姉)が「磐」に代わって私に司祭職を勧め、熱心に祈ってくれました。戦後、私の家で療養生活していた、この叔母の信仰を伝えようとする熱き思いが、私の司祭職への決意の直接の動機であったと思います。祖父母の祈りが実現するまで70年。70年というのが興味深い数字で、人間の思いが神様に届くための数字のような気がするのです。人間にとって、それを直接、自覚的に見届けることはできません。必ず意識した大人が仲介する必要があるのです。そんなことに思いを馳せる数字と思います。
ちなみに父は、私が司祭を目指すことには大反対で、叙階式にも不参加でした。父の両親の姿、息子の私までも信仰の道に進もうとすることへの抵抗だったのでしょう。
神学校の思い出は?
吉川:個人的には、ぜんそくに悩まされてつらい時期でした。ちょうど第2バチカン公会議をはさむ時期の神学校でした。貴重な時期の経験ではありますが、イエズス会の養成者にとっては、風当たりの強いことだっただろうと、今は振り返ることができますが。
司祭生活での印象的な出来事は?
吉川:司祭に叙階されて北町教会に派遣されましたが、その時、箱根で、シーガム博士のベテル聖書研修会に参加する機会がありました。そこで「救いの歴史の視点で聖書を読む」体験をしました。神学生時代にも聖書全巻通読には興味を持っていて、自分なりに取り組んではいましたが、私にとっての司祭生活の課題との出会いでもありました。
どんな課題ですか?
吉川:信徒が聖書全体を学び、学んだことを祈り、祈ったことを実践するサイクルの中で、教会が成長していくというテーマです。これは小金井教会の主任司祭の時に「聖書リレー通読会」という形で実現しました。これは小金井教会創立20周年記念行事として計画し、多くの協力者の準備のもとに実施したものです。1995年11月14日から20日までの7日間かけて行ないました(ちなみにローマでは2008年10月5日から11日まで実施。教皇様も参加)。日本では4番目、カトリック教会では初めてのことでした。当時の日本聖書協会の総主事、佐藤邦宏先生の一文を紹介します。
「小金井教会が全巻リレー朗読に成功した、というニュースを協会の本部に送ったところ、それを聞いたアメリカでは、ニューヨークのブロードウェイに野外ステージを作り、市長さんも参加して24時間通してリレー朗読をしたそうです。皆さんのなさった行為が世界に広がっている。素晴らしいことです」
今伝えたいメッセージは?
吉川:私たちは「神に感謝する」という言葉を使います。しかし感謝の前に、神の救いのひとつひとつのみわざへの賛美が先にあるのだということです。神の恵みの働きに気づくために、神のことばに聴き、学び、祈り、実践することを深めていくことが、証しにつながります。人の目に悪と見える出来事からも善を引き出してくださるお方に心からの賛美と感謝!!
B―P祭
2013年2月11日、抜けるような青空の下、私たちJCCS(日本カトリックスカウト協議会)東京支部所属のスカウト達が創始者ベーデン・パウエル卿(B・P)の生誕を祝う「世界 友情の日」にちなんだBP祭 合同集会としてカトリック麹町(聖イグナチオ)教会の主聖堂に集まりました。
今年は3連休と重なってしまい、ちょっと少なめ、それでも1000人近いボーイスカウト、ガールスカウトが集合しました。
前半は幸田司教様と各参加教会からお集まり頂いた15名もの神父様による壮大な御ミサでした。福音は子供達にもわかり易いように聖劇が演じられ、慣れ親しんだ歌でつづられた約90分の御ミサは厳かでありながら友情の日にふさわしいミサとなりました。
後半はエリアごとに分かれ、それぞれの企画を楽しみました。私たち田園調布教会は瀬田、渋谷とともに成城教会に移動し、まずは持参したお弁当でお昼ご飯です。成城教会の皆さんが用意して下さった豚汁が冷えた体を温めてくれました。美味しかったです!
食事のあとはベーデン・パウエル卿とガールスカウト創始者・奥様オラブさんの福笑い、アクションソングの数々など笑いの絶えない楽しい午後を過ごせました。
企画運営して頂いたスタッフの皆様、有難うございました。来年も楽しみです!
田園調布教会所属・ボーイスカウト大田第6団 今泉立人
写真提供 谷 裕文
お知らせ
2013年世界召命祈願の日
ミサ・懇親会
「一人ひとり誘い合って集まろー!」
復活節第四主日(4月21日) 午後2時30分~
東京カテドラル聖マリア大聖堂およびケルンホールにて
日本カトリック司教協議会公式巡礼団 サンパウロ巡礼とWYD リオデジャネイロ大会 参加者向けツアー
巡礼団長/浜口末男司教 (大分教区)
2013年7月19日(火)~31日(水) 13日間
旅程①成田・関空発→ドバイ乗り継ぎ
<機中泊>
②サンパウロ着(団結式)
<泊>
③~⑪大会プログラムによる公式行事参加
<宿泊を含む>
⑫リオデジャネイロ発→ドバイ乗継ぎ
<機中泊>
⑬→成田・関空着
*添乗員:同行いたしません。
*利用予定航空会社:エミレーツ航空(エコノミークラス利用)
*食事・宿泊:ツアーに含まれません。
金額ほか詳細は、大会プログラム企画・実施
2013年WYDリオデジャネイロ大会運営委員会
Tel 03-5632-4480 Fax 03-5632-4465
E-mail:wyd@cbcj.catholic.jp
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/committee/wyd/rio/index.htm
申込書入手・提出先: 上記ウェブサイト参照
「日本カトリック映画賞」授賞式・上映会 6月22日(土)
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場で
(小田急線「新百合ヶ丘駅」北口より徒歩3分Tel. 044-955-0107)
授賞作品:「隣る人」(刀川和也監督)
親と暮せない子どもたちと、隣り合う保育士たち。そして、子どもたちとふたたび暮らすことを願う親。ある児童養護施設の日常を 8 年間にわたって記録したドキュメンタリー映画
【昼の部】
12:10 開場
13:00 開会・授賞式
13:20 上映
15:00 刀川監督・菅原理事長・晴佐久神父対談
(15:45終了)
【夜の部】
16:30 開場
17:00 晴佐久神父トーク(授賞理由など)
17:30 上映 (19:00終了)
チケット料金 1,500円
高校生以下・障がい者(介助者含む)1,000円
前売り券販売場所
聖イグナチオ教会案内所/サンパウロ書店(四ツ谷駅前)/スペースセントポール(カテドラル構内)
問合せ
SIGNIS JAPAN(カトリックメディア協議会)事務局
(聖パウロ女子修道会内)
Tel/090-8700-6860
http://signis-japan.org
「カトリック映画賞」とは前の年の12月から当該年の11月迄に日本国内で制作・公開された映画の中からカトリックの世界観と価値観にもっとも適う作品を選んで贈られる賞です。
訂正
教区ニュース300号(2013年3月号)1面「喜多見教会の聖堂閉鎖について」の記事中、以下の間違いがありました。
訂正と共にお詫びを申しあげます。
(誤)長谷川路加 (正)長谷川路可
投稿募集
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福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください
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「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。
VIVID
「信仰年」
岡田大司教とともに学ぶカテキズム
(カトリックの教え)
信仰年を生きるカトリック要理公開講座 全10回
第6回:4/12(金) 18:00~20:00
第7回:5/10(金) 18:00~20:00
カトリック麹町教会 ヨセフホールで
教材:「カトリック教会のカテキズム要約」(各自購入)
参加自由、当日参加も可、自由献金
主催:カトリックアクション同志会
問合せ:齋藤 e-mail:tpsaito1938@willcom.com
宇都宮 Tel/090-3698-0486
仁木 Tel/090-8580-8194
キリスト教的視点に基づく講座“創造への道”
以下共通
土曜日14:00~15:30
白百合女子大学で(京王線仙川駅徒歩10分)
費用:通年(前期・後期)¥6,400 半期(前期のみ又は後期のみ)¥3,200 当日1回のみ ¥1,000
どなたでも受講可
申込・受講料納入:当日会場受付
問合せ:白百合女子大学教務部資格課程課 Te1/03-3326-5762
http://www.shirayuri.ac.jp/
講師:星野正道(本学宗教科教授・司祭) 田畑邦治(本学宗教科教授)
内容:テーマ【信仰による刷新】
前期
4/13 信仰年の祈りの糧 第ニヴァチカン公会議の示す現代世界とのかかわり/講師:星野
5/18 クレド再考 (1)天地の創造主、全能の 父である神を信じます/講師:田畑
6/15 信仰年の祈りの糧 第ニヴァチカン公会議の示すイエスのこころ/講師:星野
7/13 クレド再考 (2)父のひとり子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます/講師:田畑
後期
10/19 クレド再考 (3)聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わりを信じます/講師:田畑
11/23 信仰年の祈りの糧 第ニヴァチカン公会議の示すマリアの生き方/講師:星野
12/14 クレド再考 (4)罪のゆるし、からだの復活、永遠のいのちを信じます/講師:田畑
2014/1/11 信仰年を経ての祈りの糧 第ニヴァチカン公会議と現代の教育/講師:星野
シスターといっしょに歌い祈るミサ
(信仰年に当たって:信仰を喜んで生きるってどういうこと?)
4/27(土)16:00~
イエスのカリタス修道女会管区本部修道院で(杉並区井草4-20-5西武新宿線井荻駅下車7分)
対象:若者・昔若かった人(どなたでもいっしょに)
問合せ:担当Sr.松山 Tel/03-3396-2171 e-mail:
kanku11@m-carits.jp
ミサ後シスター達と分ち合いの時間(自由参加)
ミサ・祈りの集い・黙想会
聖パドレ・ピオのつどい
4/20(日) 5/18 6/15 (第3土曜日)13:00~16:00 (予定)
聖パウロ会宣教センター4階聖堂で
内容:ロザリオ、ミサ、聖体賛美式他
指導司祭:ペトロ神父(カプチン・フランシスコ会)
自由献金
主催:「聖パドレ・ピオのつどい」
問合せ:Tel・Fax/044-567-7526 (木下)
聖書深読
4/27(土)16:30~
メルセス会第四修道院で(杉並区高円寺南5-11-35)
聖書深読の後、晩の祈りに続いて、夕食を囲みます。
祈りたい方はどなたでも
問合せ:ベリス・メルセス宣教修道女会第四修道院 Tel/03-3315-1550(18:00~21:00)
マリアの御心会
召命黙想会
テーマ:聴く心-キリストとともに働くために-
5/3(金)14:00~5/5(日)14:00
汚れなきマリア修道会町田修道院で
対象:35歳までの独身女性
指導:英隆一朗神父(イエズス会)
定員:10名
働いている人のための祈りの集い
4/10 5/8 6/12 7/10(水) 19:00~21:00
マリアの御心会(JR信濃町駅下車 徒歩3分)
申込:Tel/03-3351-0297
ベタニアの集い
4/29(月)10:00~16:30
ベタニア修道女会で (東京)
参加費:¥500
5/10(金)17:00~5/12(日)14:00 (2泊3日)
「聖ヨゼフ山の家」(那須・JR新白河駅から送迎有)
参加費:¥5,000
6/22(土)17:00~5/23(日)16:30 (1泊2日)
ベタニア修道女会で(東京)参加費:¥2,000
対象:独身女性信徒(40代位まで)
申込:ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ第二修道院(〒165-0022中野区江古田3-15-2) Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
http://www.sistersofbethany.info/ベタニアの集い 担当シスターまで
講演と祈りの実践
「沈黙のうちに神を求めてー観想の祈りへの道」
4/10 6/12(水)14:00~16:00
麹町教会3階アルペホール(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分)
アビラの聖テレジアの「霊魂の城」からの講話後、沈黙で祈り
指導:九里彰神父(カルメル会管区長)
どなたでも参加可 献金歓迎申込不要
問合せ:Tel/042-473-6287 篠原(11:00~20:00)
カトリック聖霊による刷新 四谷祈りの集い
聖霊による生活刷新セミナー
4/14~6/2(毎日曜日)17:00~19:00(全8回)
サンパウロ宣教センター4階で
参加費:¥2,000
対象:受洗者で原則毎週参加できる方
申込:4/14(日)17:00に直接会場へ
問合せ:聖霊による刷新事務所 Tel/03-3357-8138 Fax/03-3357-9504
e-mail:ccrj-hsro@sol.dti.ne.jp
http://www.sol.dti.ne.jp/~hsro/
麹町(聖イグナチオ)教会 初金の祈りの集い
ご聖体礼拝と黙想 ~聖歌隊の歌を聴きながら~
4/5(金)19:00~20:00
麹町教会主聖堂で
司式:ハビエル・ガラルダ神父
どなたでも参加可
問合せ:麹町教会(JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分)Tel/03-3263-4584
http://homepage2.nifty.com/hatsukin/
ファチマの初土
4/6 5/4(土)11:00~13:00
聖パウロ会宣教センター4F聖堂で(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線 四谷駅徒歩1分)
司式:ペトロ神父(カプチン・フランシスコ会)
内容:ミサ、ロザリオ、赦しの秘跡、聖体賛美
持ち物:ロザリオ
自由献金 静かに祈りたい方どなたでも
問合せ:Tel/042-525-4817
一泊黙想会のご案内
5/25(土)16:00~5/26(日)16:30
無原罪聖母宣教女会で(世田谷区深沢8-13-16)
対象:40歳までの独身女性信徒
テーマ:「聞いてみたいな みことばを」パートⅠ 照らされた光で歩もう!
指導:平林冬樹神父(イエズス会)
参加費:¥1,200
申込問合せ:Tel/03-3701-3295 Sr.佐藤 Sr.内村
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
4/20(土)毎月第3土曜日 15:00~祈り/16:00~ミサ
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口 徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで) e-mail:auxijapon@live.jp(件名に「おかえりミサ問合せ」と入れてください)
いやしのためのミサ
4/14 5/12 6/9(第2日曜)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会) パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
ミサ後個人別祈りの時間帯有
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
小平師:http://tomkodaira.multiply.com/
ミサ詳細:http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
一日静修へのおさそい
5/25(土)10:00~16:00 受付9:30~
コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院で
(〒182-0034調布市下石原3-55-1マルガリタ幼稚園と同じ敷地内 京王線調布駅北口、南口から徒歩で20分タクシーで5分)
テーマ:「現代において神さまを信じるということ」
指導:雨宮泰紀神父(サレジオ修道会・サレジオ学院幼稚園園長)
対象:男女年齢を問わず、どなたでも
会費:¥2,000(お弁当代を含む)
定員:80名
申込:Tel/042-482-2012 Fax/042-482-2163 9:00~18:00 5/18(土)まで受付
主催:コングレガシオン・ド・ノートルダムアソシエート
「サダナ」黙想会
~東洋の瞑想とキリスト者の祈り~
以下共通
指導:植栗神父
連絡先:若山美知子 Tel・Fax/03-5802-3844 (不在時 渡辺由子 Tel/042-325-7554)
◆入門 4/21(日)9:30~17:00援助修道会リヒト宣教室で(市ヶ谷)
◆サダナⅡ 4/25(木)17:30~4/29(月)16:00 三位一体聖体宣教女会で(東村山)
◆ダイアリー 5/2(木)17:30~5/6(月)16:00 三位一体聖体宣教女会で(東村山)
◆自己を知る(1泊2日×2=合計4日) 5/11(土)9:30~5/12(日)17:00 5/18(土)9:30~5/19(日)17:00
主のもとに憩う祈りのひととき
4/17 5/15 6/19 7/17 8月休み 9/18 10/16 11/20 12/18(水)19:30~20:30
マリア会シャミナード修道院聖堂で(〒102-0071千代田区富士見1-2-43)
担当:清水一男神父 レクチオ・ディヴィナの形でみ言葉を味わう
どなたでも参加可 途中参加可
問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林
http://www.marianist.jp/
現代に生きる信仰体験の集い
毎月第2・4土曜日14:00~16:00 (2014/3/22まで)
上石神井イエズス会修道院(旧神学院)会議室で
(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分・吉祥寺と三鷹駅発バスで武蔵関駅入口降車徒歩10分)
内容:静かに音楽を聴きながらの黙想・分かち合い・観想的なミサ
担当:イシドロ・リバス神父
問合せ:Tel/03-3594-2184 e-mail:ribas@jesuits.or.jp
特別日帰り黙想会
4/21(日)10:00~16:00
上石神井イエズス会修道院(旧神学院)で
テーマ:落ちこぼれの癒しと復活
講師:坂本陽明神父 マリア山荘霊性センター(ホリスチック癒し)小佐野峰忠 会津大学名誉教授(気の科学) リバス神父(イエズス会)
連絡:山岡滋 Tel/0463-25-3334 Fax/0463-21-3309 e-mail:id5s-ymok@asahi-net.or.jp
在世フランシスコ会 聖母病院兄弟会月例会
毎月第3日曜日 14:00~16:00
聖母病院大聖堂2Fで
アシジのフランシスコに関心のある方
霊的指導:Sr.武田とき子(マリアの宣教者フランシスコ修道会)
申込不要 自由献金
問合せ:Tel・Fax/03-3362-3954
講座・研修会
ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等
下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
4会場での勉強会 |
全会場同一条件13:30~15:00 指導:泉富士男神父(東京教区) 会費:¥500程度 申込不要 4/2(火) 立川教会で 4/9(火)ビ・モンタント東京事務所で 4/16(火)三軒茶屋教会で 4/19(金)高輪教会で 5/7(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会) |
聖書通読講話会 |
〔四谷会場〕 以下共通 (土曜日)13:30~15:00 サンパウロ東京宣教センターで(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651) 4/6「民数記」泉富士男神父(東京教区) 世話人:浜端 Tel/042-623-1469 〔関口会場〕 4/3 4/17 5/1(水)10:30~12:00 東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅) 「申命記」泉富士男神父(東京教区) |
パッチワーク・キルト同好会 |
4/11(木)11:00~15:00 ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 世話人:宮木 Tel/042-575-2335 |
月例散策会 |
4/10(水)10:30 地下鉄銀座線浅草駅「終点」改札口集合 行先:隅田公園(花見)と言問橋及びその周辺散策 世話人:田垣 Tel/03-3999-1209 |
気軽に絵を描く会 |
4/3 4/17 5/1(水)13:30~17:00 ビ・モンタント東京事務所で 指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等 会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 世話人:野村 Tel/03-3394-5778 |
南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う
4/21(日)5/25(土)6/22(土)13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
講師:平田栄一(風編集室)
参加費:¥1,000
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
※南無アッバのお札のお渡し有り
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp
真生会館学習センターの講座 4月~7月期
以下共通
〒160-0016 新宿区信濃町33-4 JR信濃町駅下車右手へ1分
Tel・Fax/03-3351-7123 e-mail:gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp
申込:講座名・講師名・郵便番号・住所・氏名を記載したはがき・電話・FAX・Eメールで上記まで。
(詳細はお問合せ下さい。)
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp/
A現代人の生き方・社会のありようを見つめて
土曜日 午後のシリーズ講座 13:30~15:30(映画のみ13:30~16:30)
A1「戦場の女たち」から歴史を学ぶ
4/13「戦場の女たち」(邦画)1回/¥1,200 森一弘(司教)・清水京子(聖パウロ女子修道会)
A2いま日本人の歴史認識を考える
4/20「『慰安婦』問題と歴史認識-国際活動の体験から-」戸塚悦朗(弁護士・元龍谷大学教授)
5/11「安倍政権の『教育再生』で教育・教科書はどうなるか」俵義文(子どもと教科書全国ネット21事務局長)
5/18「過去と向き合うことの難しさ―戦後ドイツの経験から」石田勇治(東京大学教授) 3回/¥3,0001回/¥1,200
A3現代の社会に希望は見出せるのか
5/25 「ガリラヤに生きたイエスが示す『希望』」 山口雅弘(日本基督教団牧師・日本聖書神学
校講師)
6/1「きぼうのいえでの見取りを通して見えてくる希望の諸相」山本雅基(特定非営利活動法人きぼうの家理事長)
6/8「希望の神学」高柳俊一(イエズス会司祭) 3回/¥3,000 1回/¥1,200
A4いのちを考える-かけがえのないいのち-
6/15「笑顔の持つ力」浅野マリ子( 北里大学薬学部非常勤講師 )
6/22「去って行く人
たちから学んできたこと」 ケビンシーバー(聖路加病院チャプレン)
6/29 「キミのいのちの叫び、届いているよ、つながっているよ」
橘ジュン(『VOICES MAGAZINE』編集長) 3回/¥3,000・1回/¥1,200
A5 映画に学ぶ
7/6「ル・アーブルの靴磨き」 森一弘(司教)・清水京子(聖パウロ女子修道会) 1回/¥1,200 平日と土曜午前の講座
A6 A7今期休講 心を病む人々を支える人のための学びのコース
A81午前・A82午後 詳細は問合せを
5/18~7/6(土)10:00~12:00 鳥越由美(北里大学大学院非常勤講師・神田東クリニック) 5回/¥5,000
5/18~7/13(土) 13:30~15:30 岡崎清子(心理カウンセラー)5回/¥5,000
A9学び合いの会 「日本の教会のこれからを考える」-社会と人に寄り添う信仰とは-
4/20 6/15(土)13:30~16:00 協力司祭森一弘師、O・シェガレ師、J・マシア師 全4回/\2,000 1回/\500
B キリスト教を学ぶ
B1初心者のためのキリスト教入門
4/16~6/25(火)19:00~20:30 森一弘(司教)10回/¥5,000
4/19~6/28(金)14:00~15:30 森一弘(司教)10回/¥5,000
B2信仰生活を深め、生きるために
5/11~6/22(土)10:30~12:00 森一弘(司教)6回/¥5,000
B3教会史
4/11~7/18(木)10:30~12:00 J.パウロ(ドミニコ会司祭)10回/¥8,200
C 聖書の光を求めて
C1詩編を味わい祈る
4/15~7/8(月)14:00~15:45 D.ジュリアーノ(聖ペトロ・パウロ労働宣教会修道士) 6回/¥5,000
C2 ヤコブの手紙
4/10~7/24(水)10:30~12:00 J.パウロ(ドミニコ会司祭)8回/¥6,600
C3「ヨハネの黙示録」を読む
4/11~7/18(木)10:30~12:00 山内堅治(聖パウロ修道会司祭)8回/¥6,600
C4旧約聖書 (金)10:30~12:00 現在企画中お問合せを
C5聖書と美術-フラ・アンジェリコの美しさ、喜び、光を味わう-パートⅥ
4/27~7/13(土)10:30~12:00 D.ジュリアーノ(聖ペトロ・パウロ労働宣教会修道士) 7回/¥7,000
C6ルカの主イエスとの再会 -ルカにより福音を再び-
5/23~7/11(土)10:30~12:30 G.ロベルト(淳心会司祭)8回/¥6,400
S生涯養成1年間コース
S1日本社会とキリスト教
4/16~6/25(火)10:30~12:00 森一弘(司教) 10回/¥8,200
S2 現代、信仰教育を考える(仮題)
7/2~7/16(火)10:30~12:00 原敬子(援助修道会) 2回/¥1,700
S3 大人のカテケージス
4/4~7/11(木)10:30~12:00 中島その枝(マリアの宣教者フランシスコ修道会) 8回/¥6,600
S4心の耳で聴くために
4/12~7/5(金)10:30~12:00 岡崎清子(心理カウンセラー) 12回/¥9,500
聖書100週間
「聖書100週間」-旧約・新約の聖書全体を約100週(3年半)で分かち合う-
「聖書100週間」奉仕者準備コース 分かち合いグループの、奉仕者を育成するコース(3年間)。
各クラスとも継続中。途中からの参加不可、以前に終了した方、中退された方編入可能。
~グレゴリオ聖歌研究会~
4/22 5/20 6/17 7/22 8/19(月)18:45~21:00
東久留米市東部地域センター2F音楽室で
テーマ:純正律に慣れるには?
指導:望月裕央(グレゴリオの家宗教音楽研究所講師)
会費:入会費¥3,000 受講料¥3,000
問合せ:Tel/080-5099-4322 田 部 e-mail:jiji.yoshiki@gmail.com
K・リーゼンフーバー神父による2013年度講座案内
以下共通
上智大学内 S.J.ハウス(〒102-8571千代田区紀尾井町7-1)
講師と連絡先:K.リーゼンフーバー(上智大学名誉教授) Tel/03-3238-5124(直通)5111(伝言)Fax/03-3238-5056
http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html
「土曜アカデミー」
土曜日 9:30~12:30
麹町教会岐部ホール4F 404で(JR・東京メトロ四ツ谷駅から徒歩2分程度)
テーマ:超越理解と理性の自己発見―I古代と中世
夏学期プログラム(予定):「古代と教父時代」 (BC 5世紀-AD 6世紀) [古典古代]
4/6存在への問い: ヘラクレイトス; パルメニデス(BC 6,5世紀)
4/20 知と徳: ソクラテス(BC 5世紀)
5/11 世界の起源と霊魂の不滅: プラトン(BC 4世紀前半)
5/18 自然学と「不動の動者」:アリストテレス(BC 4世紀後半)
5/25 信心と人格形成:ストア学派;セネカ(1世紀)
6/1 一者への高揚:プロティノス(3世紀) [教父時代]
6/8 ロゴスたるキリストと魂の信仰:ユスティノス;テルトゥリアヌス(2世紀)
6/29 教養と神学:クレメンス; オリゲネス(3世紀)
7/6 無限への愛と自由:ニュッサのグレゴリオス(4世紀)
7/13 真理の探究と神発見:アウグスティヌス(Ⅰ) (5世紀前半)
7/27 神の三一性と人間の精神:アウグスティヌス(Ⅱ) (5世紀前半)
9/7 肯定・否定・超越:ディオニュシオス・アレオパギテス(5世紀末)
9/14 人生の幸福と善なる神:ボエティウス(6世紀)
「キリスト教入門講座」
毎週金曜日 18:45~20:30
麹町教会信徒会館3階アルペホールで(四ッ谷駅前)
4/12 信仰の道―人生の意義を問う
4/19 聖書の人間像―人間の現状と使命
4/26 旧約聖書の神体験― 聞くことと見ること
CWC勉強会
以下共通 真生会館1階第1会議室で 会費:¥700/回
カルメルの霊性に親しむ「完徳の道」
4/9 6/11(火)10:30
講師:九里彰神父(カルメル会)
問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤
旧約聖書を読む会
4/8 5/13 6/10(月)10:30
講師:前島誠 (ユダヤ教・聖書学者)
問合せ:Tel/048-864-2805 斎木
カトリック通信講座
神・発見の手引 私たちに常に呼びかけている神について、人生、自然等の具体例や言葉を通して考える。
全15講 受講料:¥4,500
生きること・死ぬこと 現代社会の中で「いのち」について考える。健康と病気、産むこと、老いること。
全10講 受講料:¥5,000
申込:郵便局に備え付けの振替用紙に希望の講座名を記入し、受講料を下記に振込 入金確認後教材送付
振替口座番号:00170-2-84745 加入者名:オリエンス宗教研究所
問合せ・申込:オリエンス宗教研究所 カトリック通信講座 〒156-0043 世田谷区松原2-28-5 Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322
http://www.oriens.or.jp
携帯サイト:http://www.oriens.or.jp/mobile/
ケセン語で聖書を読みませんか?
5/12(日)14:00~16:00 15:00よりお茶
メルセス会本部修道院で(杉並区高円寺南5-11-35 JR中野駅・地下鉄丸ノ内線東高円寺より徒歩5分)
内容:ギリシャ語原典からケセン語(岩手県気仙地方の言葉)に訳した山浦玄嗣氏(医師)の聖書を山浦氏の朗読(CD)で読み味わう。
どなたでも 無料 申込必要
申込:Tel・Fax/03-5377-1457(Telは19:00~21:00)メルセス会第五修道院 渡辺多賀子
信徒の月例会
「聖霊・聖なる教会・永遠の命を信じます」
4/20(土)14:00~(16:00~主日のミサ)
麹町教会アルぺホールで
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)
テーマ:聖書がすべての基準である
申込不要 問合せ:Tel/03-3263-4584
音楽会
聖ヨハネホスピスのためのコンサート&バザー
5/11(土)小金井教会で
コンサート 13:00~14:00(12:30開場)
5月の風にのせておくる~マリンバと名曲たち
マリンバ:浅田実可 松澤芳枝
アコーディオン:熊坂路得子
曲目:トロイメライ 八木節 となりのトトロ ラ・パロマ他
入場料:¥1,200(全自由席) 茶菓付 小学生以下無料
バザー 14:00~16:00
申込・問合せ:下村Tel/042-384-4380 Fax/042-388-0110 吉川Tel・Fax/03-3307-3546
主催:「風の仲間」
その他
聖マリアンナ・チャペル・ギャラリーのご案内
開催中~5/22 10:00~17:00
聖マリアンナ医科大学病院3F小聖堂チャペル・ギャラリーで(〒216-8511 川崎市宮前区菅生2-16-1)
高橋清江 油彩画展(麹町教会所属・カトリック美術協会々員)
入場無料
問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行
『こじか』2013年度のご案内
こどもたちに福音を味わう1週間を
毎週日曜日発行(年44週)B5判・16頁 定価¥68(税込・送料別)
*15部以上のご注文は¥58 国内年間定期購読(年44週分)1部¥3,900/2部¥7,200(税・送料込。2部の価格は同じ発送先の場合)
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★5月号(No.302)は、4月28日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:3月17日(日)
★6月月号(No.303)は、6月2日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:4月21日(日)
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