お知らせ
東京教区ニュース第294号
2012年07月01日
目次
CTVC・カリタスジャパン 原町ベース 開所!! 南相馬市
CTVC(カトリック東京ボランティアセンター)は被災地支援の活動拠点として、南相馬市原町区に「カリタスジャパン原町ベース」を開設し、6月1日(金)午後1時より祝別式・開所式が行われた。
大阪教会管区や長崎教会管区では管区で活動拠点となるベースを設けているが、東京教会管区はすでに札幌教区が宮古ベースを、さいたま教区がいわきサポートステーション「もみの木」を開設・担当している。
東京教区でも宮城県南部と特に福島県の人々とともに復興の道のりを歩んでいくために、活動拠点となる場所を探していたが、福島第一原発の作業員のための借り上げなど空き物件がなかなか見つからず、以前より交流を深めていた原町教会のそばに、原町教会信徒(写真④)の協力により閉園した保育園の建物を借りることができ、今回のベース開設となった。
主賓者としてあいさつをした仙台教区の平賀徹夫司教は「大震災は日本の教会に大きな芽を開かせてくれた。日本全国の教会が一つになって何かをしようと決意した。教会は教会のためにあるのではなく、人のためにある。聖書のことばにあるとおり『喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい』そういう拠点ができたことを嬉しく思う」と話された。
続いて、来賓の南相馬市社会福祉協議会鹿島区福祉サービスセンター所長の村上勇一さんより「ボランティアの7~8割は県外からの方。南相馬市に関心をもっていただけることはありがたい」とあいさつがあり、福島第一原発より20キロ圏内で警戒区域が解除されたばかりの南相馬市小高区などではまだまだ片付けや復旧に人手が必要なことなどが伝えられた。
ボランティアの問合せなどは、下記CTVCまで。
写真の説明
写真① 祝別式であいさつをする幸田和生司教
写真② 1階、2階、各部屋の祝別
写真③ テープカット
写真左から幸田和生司教、村上勇一さん、平賀徹夫司教
写真④ 所有している旧保育園の建物を提供してくださった曳地(ひきち)弘子さん
(原町教会信徒)
ご紹介します 常駐スタッフ
池 上 哲 也さん あけみさん
ご夫婦で、原町ベースに常駐することとなった池上あけみさんと哲也さん(右写真)。お二人ともとても明るく、あたたかな笑顔でボランティアを迎えてくれます。開所式当日、あけみさんにお話しを伺いました。
―所属教会は?
あちこちの教会を移動しました。最後は高崎教会(さいたま教区)で、ここに一番長くいました。
―常駐のきっかけは?
わたしがJLMM(日本カトリック信徒宣教者会)のボランティア派遣に応募して受かったことです。東ティモールに行く予定で、仕事をやめて準備をしていましたが、事情により延期になりました。その時にJLMMのスタッフでありCTVCのスタッフでもある方よりお話をいただきました。JLMMの派遣は1人でしたが、こちらは夫婦2人で行けますので、申し込みました。
―哲也さんもすぐに賛同してくれましたか?住んでいた家を空けることなど不安はありませんでしたか?
すぐに同意してくれました。家は娘が時々換気をしてくれるそうです。後から思ったことですが、呼ばれたから「はい」と行く、この世的なことは第二のことだと思います。ここに来て、わたし自身の信仰も深まるんじゃないかと思っています。少しでもいろいろな方々とつながっていきたいです。
CTVC (カトリック東京ボランティアセンター)
電話 090ー3522ー3209
平和旬間20128月11日(土)~8月15日(日)
合同堅信式
5月27日(日) 午後2時半より
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂にて18小教区、179名が堅信の秘跡を受けた。
中央協議会 事務局長を訪ねて
今春よりカトリック中央協議会の事務局長の専任となった東京教区司祭、宮下良平(みやしたりょうへい)神父を訪ね、お話を伺った。
昨年は、松戸教会との兼任の二足のわらじでしたが。
宮下:4月から事務局長の専任になったので、かなり楽になりました。本格的に職務に取り組む体制を作りつつあります。
今、職員の方は何名いるのですか?
宮下:64名ですね。司祭は各教会管区から1名ずつ派遣されています。大阪管区からは清川泰(せがわたいじ)司神父、長崎管区から嘉松宏樹(かまつひろき)神父が派遣され、東京管区からは私です。原則は各教会管区から1名ずつ司祭を派遣することになっています。
一日の流れは?
宮下:私は8時20分からミサをして、9時から仕事が始まります。9時から朝礼があり、執務が始まり、来客との面会、会議の準備、会議の出席などに追われ、終業時間は午後5時です。
お昼は470円のお弁当を食べています。この他に教皇庁や外国からの訪問者の送迎などもすることがあります。中央協議会という組織上、東京という立地ゆえのことでしょうが。
今年の取り組みの大きなところは?
宮下:年2回の司教総会は当然のことながら、バチカンとの友好関係樹立60周年、信仰年、高山右近の列福に向けたことなどが大きなところでしょうか。
中央協議会は司教団の方針や福音宣教に関する情報や諸活動などを各教区のすべての教会に発信する役割があります。難しい表現になってしまいますが、普遍教会と地方教会をつなぐ役割を果たす組織でもあります。そして職員たちにも伝えているのですが、中央協議会の運営は、各教区からの分担金(信徒皆様からの献金)と現在地への移転により設けられた基金によって成り立っているので、そのことを常に心において仕事に取り組むよう意識しています。
専任になり、約2ヶ月たちましたが。
宮下:今までの司祭生活は、すべて小教区の司祭でしたので、正直戸惑っていましたが、中央協議会もまた教会なのだと感じています。ですから今までの司牧の経験が生かされる場所だと思っています。
専任になって困ることは?
宮下:教会の司祭たちと関わる時間を持つことが難しくなったことですね。教会の司祭は土日が最も忙しいのに対し、私は土日が最も時間を取りやすいので、そのあたりがちょっと困りますね。
聞くところによると、中央協議会が四谷から潮見に移って20年ということですが。
宮下:東京教区の岩橋淳一(いわはしじゅんいち)神父が事務局長の時、当時の司教団の大きな決断のもと、ここに移ってきました。今年10月、竣工から20年を迎えます。
役割は始まったばかりで、いろいろな課題に直面していくでしょうが、今後も東京教区の一員として、お働きください。
宮下:今日はありがとうございました。
第43回 ジュリア祭 流刑 400年
第43回ジュリア祭が、6月9日を中心に神津島で開催された。今年は、駿府で徳川家康に仕えていたジュリアが棄教の勧めを拒否し、駿府から神津島に流刑されて400年にあたる年でもあり、熊本からジュリアの養親である小西行長の子孫の方も参加された。
心配された天候もそれほど悪化することなく、台風3号のうねりの残る海を渡った170名の参加者は、9日のミサで浦野神父は、昨日が日本26聖人殉教者の列聖150年、京都から長崎に巡礼している方々がいること、またアイルランドで開催される国際聖体大会に参加する日本の巡礼団が今日出発したことに触れ、現代社会の中で生きるキリスト者との交わり、信仰の先輩との関わりの中で信仰生活をささげよう、と呼びかけた。
ミサ後、日韓親善芸能大会が催され、島の芸能保存会、東京韓国学校舞踊部、舞踊家の琴龍淑先生の舞踊などが披露された。
夕日が空を赤く染める中、歓迎夕食会が開催された。参加者のテーブルには、神津島の方も入られ、交流のひと時となった。夕食後、ローソク行列を行ない、賛美の祈りをささげ、きれいな星空に見守られ、その日の日程を終えた。
翌日は「キリストの聖体」のミサがささげられ、司式した稲川圭三神父は説教の中で、ジュリアが熱望していた聖体の秘跡を今、行なっていることの素晴らしさに触れ、聖体を拝領するということは「私たちがイエスになるということでもある」ことを力強く話された。
参加者は、第44回のジュリア祭での再会の思いを胸に、神津島を後にした。
『信仰年』―教皇ヨハネ23世 (2)
「新しい聖霊降臨」「アジョルナメント」
公会議の招集
教皇に選出されて約3ヶ月後、1959年1月25日聖パウロの回心の祝日、つまりキリスト教一致祈祷週間の最終日に、聖パウロ大聖堂において、公会議の開催を発表しました。この発表に対しての反応に、ヨハネ23世は、こんな感想を残しています。「枢機卿たちが私のことばを聞いた後、賛成と歓迎の意を表(ひょう)するために私の周りに集まることを期待していた」と。しかし反応は完全な沈黙だけでした。
公会議は一般に、教理の論争解決のために開かれるものとされ、当時は、教理上の決定を必要とするものは何もないと考えられていました。ですから枢機卿たちの沈黙の反応は想定外のものに対する言葉を失った状態だったのかもしれませんし、教皇庁の高官たちのヨハネ23世に対する率直な態度だったのかもしれません。
聖霊の導き
ヨハネ23世は、公会議開催は聖霊の導きのもとに突然の霊感として起こったことを述べています。「これは私の生涯の神秘である。説明を求めることなかれ。ナジアンスの聖グレゴリオのことばを、私は常に繰り返してきた。『神の意志は、われらの平安である』と」
ヨハネ23世は、公会議開催が聖霊の導きであることに絶対的な信頼を置いていました。ですから公会議開催の発表から始まる様々な無理解、冷ややかな反応に対しても揺らぐことはありませんでした。ヨハネ23世が公会議について使ったキーワード「新しい聖霊降臨」「アジョルナメント(現代化を意味するイタリア語)」などは、無理解や冷ややかな反応をする者に対する対話の姿勢を良く表わしていると言えます。
聖人への公会議の委託
公会議開催が近づく中で、ヨハネ23世の体調にもガンが忍び寄っていました。自分でも公会議の閉会を見届けることはできないことがわかっていました。そんな中、公会議開始の1週間前、10月4日、アシジの聖フランシスコの祝日に、ヨハネ23世は聖人ゆかりの地アシジを訪問しています。当時、教皇がイタリア国内とはいえ、ローマの外に出ることは異例中の異例のことでした。
公会議の閉会を見届けることができないことを突きつけられるヨハネ23世と約束の地への入国がかなわないことを突きつけられるモーセの姿が重なりませんか。大切なことを聖人に委託することに私たちへのメッセージを感じませんか。
公会議の閉会は見届けることはできなかったものの、第1会期(1962年10月11日~12月8日)の会議を見守り、翌年6月3日の夜、その命を神様にお返ししました。後任者のパウロ6世が前任者の始めたことを受け継ぎ、ヨハネ23世を通して働いた聖霊のわざを私たちも受け継いでいるのです。
参考文献
「教皇ヨハネ二十三世」メリオル・トレバー著(女子パウロ会発行)
CTIC カトリック東京国際センター通信 161号
フィルミス(フィリピン人神父・シスター・宣教師)の全国集会
1996年から年に一回、日本で働くフィリピン人宣教者(神父・シスター・宣教師)の集まりがあります。昨年は東日本大震災のため中止となりましたが、16回目を迎えた今年は、5月2~4日、栃木県の祈りの家オリーブの里で、札幌から福岡まで29名が集いました。
この全国集会の目的は、各々の体験を聞き、或(ある)いは語り、同じ司牧者として絆を深め、お互いにインスピレーションを受けるためです。
また、参加者が、くつろいだり、楽しく過ごすということも大切にしています。
私たちは心をより豊かにするために、日本で46年間司牧活動をしているサレジオ会のイタリア人司祭アキレ・ロロピアナ神父をゲストスピーカーとしてお迎えし、お話を伺いました。彼の話は一人ひとりの宣教者の心に深く感動を与え、日本での司牧が長くできるように、宣教者の「精神」「知恵」「慎重さ」の3つのポイントについて、一つずつ丁寧に、謙虚に話されました。その後、3つのポイントに沿って議論や、分かち合いをしましたが、そこはフィリピン人ですからユーモアも交えながらです。
もう一つのトピックは日本にいる外国人の改定入管法に関することでした。私たち宣教者自身も理解し、説明できるように、行政書士の前田先生に話していただきました。外国人のことをよく理解している前田先生は、たくさんの質問に的確に回答くださり、具体的に説明をして下さいました。様々な相談に乗る宣教者にとって良い助けになると感じました。
また、司牧活動の評価をし、今後取り組んでいくこととして、「信徒の養成」「リーダーの養成」「在日のフィリピン人の子どもから神父を出す」ことなどが話し合われました。
来年はフィリピン人神父・シスター・宣教師の国際の集まりがあります。皆さん、ご存知のように多くのフィリピン人が祖国を離れ、世界中で働いています。来年の国際会議では、「世界中に散らばったフィリピン人が一つになるために、宣教者はどのようなことができるか」をテーマに話し合われます。日本からの代表者を決めましたが、前回の国際会議に参加した人は、現在日本には誰もいません。
宣教者は数年で日本での司牧を終え日本を離れることが多いので、継続性というところでは難しい面があります。
繁忙(はんぼう)な日々から少し距離を置いて、自分の日本での使命を見直す良い機会となりました。私たちの力の源はイエスさまであることを思い起こしながら。
もちろん、フィリピン人といえば「食事」。栃木のフィリピン人ボランティアによって準備された食事は、この集会を一段と盛り上げてくれました。
マリアソリダッド・ベレス
カトリック東京ボランティアセンター No.5
第3回 CTVC連絡会報告
第3回連絡会を5月12日(土)フランシスコ会聖ヨゼフ修道院ホールで開催しました。これまでの2回の連絡会は、CTVCの活動報告と東京で支援活動を展開してきた教会、グループの報告を受け、問題点の整理、共有、そして分かち合いを行なってきました。
今回は、一年を経過したCTVCと被災地のボランテイアの関係が密になってきたこともあって、福島から福島を語ってもらうことができないだろうかと事務局で話し合い、傾聴グループ「白河みみずく」に打診し引き受けていただいたので、講演会「福島から語る」と連絡会という構成にしました。
第1部は白河・みみずく代表の金澤弘子さんの現地からの報告です。爆発直後の原発の写真などのパネルを持参しての説明は、視覚的でわかりやすかった分、生々しく衝撃的でした。福島の人たちの思いも金澤さんは簡潔にまとめて下さって降壇し、事務局長の和知さんからみみずくの活動報告と白河の中田仮設住宅(双葉町から避難)が取り組んでいる「復興だるま」についての協力依頼がありました。
もう一方、二本松で農家の支援に取り組んでいる柳沼さんから福島の農産物を食べてほしいという訴えがありました。
第2部連絡会は、きらきら星ネット(東京へ避難している人たちの支援)、鎌倉・雪の下復興支援プロジェクト(福島支援)、目黒教会(白河支援)の報告と意見交換でした。
漆原事務局長が、放射能被害という現実を目の当たりにして長期間、10年尺度の支援にならざるをえない、みなさんも長期支援の決意を固めてほしいというまとめで散会。
ちなみに、復興だるまと二本松の米、野菜は完売でした。
カリタスの家だより 連載 第44回
「『公益財団法人』東京カリタスの家」
東京カリタスの家は、この4月1日をもって「公益財団法人 東京カリタスの家」として登記され、運営と活動を始めました。
国の政策として、200 6年に「公益法人制度改革関連3法案」が成立し、2008年12月1日に施行されました。これはこれまでの民法で定められていた制度を抜本的に改革して「民間が担う公共」を支える税制改革です。それに当たって、東京カリタスの家は「公益財団法人」の法人格を得ることをめざし、準備し、この度、認定を受けました。
「公益財団法人」は「税制優遇処置」が受けられます。「公益」のために活動する法人にはこれまで同様税金がかかりません。さらに、法人のために寄付金を寄せられる方に、「所得税」、「住民税」(地方自治体によって異なります)、「相続税」、「法人税」等についての優遇があります。この優遇処置は寄付をなさって下さる方の善意を後押しするでしょう。
「寄付」が減税されることは、逆に言えば、法人の運営や活動に税金が使われることです。それだけに法人の運営や活動の透明性が求められます。個人情報に関する守秘義務はさらに厳しくなり、定款(ていかん)※や諸規則、会計報告書などが、誰でも見ることができるよう開示されます。役員会(評議会・理事会)の責任も重くなり、事務局の負担がとても大きくなります。
国によって「公益に定められた事業」には23の項目があります。この中のどの事業を行うかは「定款」に記されます。この定款は理事会で図り、評議員会で承認され、内閣府によって認定されたもので、「東京カリタスの家の憲法」と言って良いでしょう。
法人設立の目的は「キリスト教の精神に基づき、東京都とその周辺地域の福祉向上をめざして、そこに住む人々の家庭生活機能に対する社会的援助を行い、住民の福祉に貢献すること」です。
その事業は「家族福祉及び地域の福祉増進のための支援」「障害児の発達支援」「精神障害者の生活及び活動の支援」「ボランティアの開発、養成、交流、活動の場の創出と派遣及び利用者の開発」「その他この法人の目的を達成するために必要な事業」です。
旧法人の「寄付行為」と、実質的にはほとんど変わりません。「カリタス(愛)の実践」が東京カリタスの家のいのちであることは引き継がれ、さらに伝えられていきます。小さなひとり一人の力を重ね合わせ、大きな希望としていく「カリタスの家」の心が豊かに育まれ、その活動が人々の福祉向上に繋がりますように励み続けてまいります。
「東京カリタスの家」 小宇佐敬二
東京カリタスの家TEL 03-3943-1726
※定款(ていかん)=社会法人の目的、組織、業務などを定めた根本規則。
教区司祭紹介 第26回
パ ウ ロ 森 一 弘(もりかずひろ) 司 教
1938年10月12日生まれ
1967年 3月11日司祭叙階
1985年2月23日司教叙階
子どもの頃の思い出は?
森:第二次世界大戦の前に、横浜の伊勢佐木町で生まれ、横浜で育ったものですから、幼い頃の思い出といえば、米軍の爆撃の思い出と、爆撃を逃れるために安全なところを求めて、点々と引っ越したということぐらいです。戦争が始まってから、わずか数年の間に、三度ぐらい引っ越したということを、おぼろげに覚えていますが、引っ越す前に住んでいた家は、全てB29の空爆にあって、焼け落ちてしまっております。
私が七歳くらいの時だったと思いますが、焼夷弾(しょういだん)が家の屋根を突き破って、家の中に落ちてきたこともあります。幸い、不発でしたので、助かりましたが、そのときの祖母や両親の恐怖におののいた顔は、今も忘れられません。終戦間際に、米軍の大空襲によって、横浜全体が夜空を真っ赤に染め燃え上がり、多くの家が焼け落ちて、朝になってみると町全体が焼け野原になってしまっていたという情景は、今も私のまぶたの奥になまなましく焼き付いています。
戦争が終わった後は、横浜は進駐軍の町となり、町には兵士たちが溢れ、私たち子供たちは、兵士たちが乗ったジープをみると、「ギブ ミー チョコレート」と叫びながら追いかけ、兵士たちが投げ与えるお菓子に群がって取り合ったことなども、憶えています。またキャンプの周りには、兵士たちを相手にする女性たちも集まり、日中でも女性たちと絡み合う米軍の兵士たちの姿を目にすることにもなりました。
そんな状況・環境の中で育ったためではないかと思いますが、私の心には、すべてが焼け落ちていくと言う世界に対する不安感と人に対する不信感が深く刻み込まれてしまったように思えます。思春期になって、それが吹き出してきて、激しく揺さぶられ、どう生きていって良いのか分らなくなり、混乱し、生きる道を必死になって探しはじめるようになったのだと思います。それが、洗礼と結びついていったのだと思います。
すると、洗礼は、高校生になってからですか?
そうです。敗戦を迎え、戦前の天皇を中心とした国家主義や軍国主義の限界を知った父親が信者ではありませんでしたが、これからは欧米社会を支えてきたキリスト教の時代になるから、という理由で、創立して間もない栄光学園を受験させたのです。幸い合格しましたので、キリスト教を学ぶチャンスは与えられたのですが、私は、キリスト教には違和感を感じていて、高2の頃までは、距離を置いておりました。ところが、徐々に、魂の奥底に潜んでいた世界に対する不安感と人間社会に対する不信感が吹き上げてきて、自分の力ではどうしようもなくなり、生きていくことや勉強する事に空しさを憶(おぼ)えるようになって、とうとう堪らなくなって、神父の部屋を訪ね、指導を求めたのです。それが、洗礼に結びついたわけです。高三の時でした。
召命のきっかけは、何だったのですか?
私にとっては、洗礼を受けることが、そのまま召命の道につながっていました。と言うのは、私は、この世界は絶対ではなく、そこに安心して自分を委(ゆだ)ねる事が出来ないと言う思いと、「社会に出て、就職して、家庭を持って、それでどうなる?」と言う強烈な疑問を抱いてしまっておりましたから、私にとっては、受洗即神様の世界に飛び込むことでした。
両親は、その頃の私の不安定な心の動きをうすうす察知しておりましたから、「洗礼を受けて私の気持ちが落ち着くならば・・」ということで、私の受洗には喜んでくれましたが、「司祭の道に進むのでなければ・・・」という条件付きでした。両親は、一度思い込んだら、まっすぐに突っ走ってしまう私の性格を分っていたのだと思います。
私は、口先では、「そんなことはない」と両親を安心させながら、しかし、洗礼式の前の晩、指導司祭に司祭への道を相談していました。
カルメル会司祭から教区司祭へ
最初は、カルメル会でした。この世界への関心を断ち切って、神と真っ正面から向き合い、全身全霊をあげて神様との交わりを求めて深めていく道は、その当時の私には、必要だったのだと思います。ところが、司祭になって、人々と向き合うようになって、一般社会の中で生きている人々がどんなに深い闇を抱え、そこでもがき、苦しんでいるかを知るようになります。司祭として、そうした人々と誠実に向き合い関わっていくためには、修道生活の枠の中では限界がある事を悟って、白柳枢機卿様に願って、教区司祭の一員にしていただいたわけです。司祭になってから十年後のことです。
現実の生活の中で傷つき、苦しみ、もがく人々に、司祭としての私が具体的に何か出来るわけではありませんが、これまでその心の叫びに、出来るだけ誠実に耳を傾け、その心に寄り添うように心がけてきたつもりです。また、最近の私の心の中には、苦しみ悲しむ人の傍らにはキリストが既にそこにおいでになるという確信が深まって、苦しみ人や悲しむ人は、この地上にキリストをよびよせてくれる尊い方々だと言う思いを強めております。
司祭になって、もう四十数年になりますが、これまでの歩みを振り返るとき、苦しみ悩む人々との出会いが、司祭としての私を育ててきてくれたように思えます。出会いに感謝です。
AOS東京東京港における AOS(船員司牧)より
誰もが息をのんだあの大震災の当初、東北地方の太平洋沿岸部は、壊滅的な被害に遭(あ)い、殊(こと)に漁業関係の方々は言い尽くせないダメージを受けました。
外航船舶関係も18隻(せき)が陸上打ち上げや座礁などが確認されています。港湾施設の損壊、大量の瓦礫(がれき)などの流出、港湾機能の停止、また福島第一原子力発電所事故の風評被害の影響もあり、東日本を中心に広い範囲で寄港の停止や変更、日本以外の港湾では日本発の船舶入港にあたって放射能の検査が行われ、入港を禁止される事態も発生しました。
あれから一年以上が経ちましたが、復興への道のりの険しさが、伝わってきます。
こんな暗い話題ばかりだった震災後数カ月経ったある日、いつもの訪船活動の折に、爽やかな笑顔の『船員魂』との出会いがありました。
全員フィリピン人のこの船は、2ヶ月に一度、東京港に入港し、カナダから建築用木材を、日本からは新車をアメリカへ運搬している50,000トン強のRO-RO(ローロー)船※です。あの悲劇の日、小名浜港に着岸していました。
14時46分、船底を突き上げる音と、立っていられないもの凄い振動に襲われたそうです。この時、津波が来ることを直感した船長は、早く離岸し沖に出なければ危ないと即断し、乗組員全員に出港準備の合図をしました。船舶の出入港のためには、数々の手続きや、寄港国の関係諸機関の、分担した作業が必要なのですが、既に地平線の彼方には津波が壁のように押し寄せて来るのが観測され、約7分後には襲って来ることを察知、一刻の猶予も許されず、自力での出港を決断。船長の的確なリーダーシップと船員たちのチームワークにより、係 留索(けいりゅうさく)(船を岸に繋ぎ止めている太いロープが8本ほどあります)を斧(おの)で断ち切り、全速力で港外へ、津波に乗り揚げながらも進んだそうです。危険と恐怖に包まれながらも、懸命な働きにより、遂に乗組員全員無事、船体・機関も損傷なく、安全な沖合に避難することができたという、勇敢な「津波クルー」のうれしい話に共に喜び合いました。
日々様々な船員たちと出会う中で、強い責任感に支えられたシーマンシップと日頃の訓練などで養った経験を生かした行動は、船長との、また仲間同志の信頼や人間関係が大きな土台を占めていることを痛感します。危機的状況や緊急事態が発生した時に、全員が即座に一致協力できる船とそれが弱い場合とでは、生死をも左右します。
厳しい諸条件の中で働く船員たちのために、お祈りをお願いいたします。
右の写真説明:中央が文章中の船長。写真は昨年のクリスマスに、手編みの帽子やクリスマスカードを
プレゼントした時のもの。
「船員の日」について
日本のAOSは、大震災の後、被災地の漁師の方々との繋がりが生まれました。復旧に全力を尽くしている漁師さんたちへの応援を、AOS日本では、新たな挑戦として位置付けました。来る7月8日(日)の「船員の日」(毎年7月の第二日曜日)には、この意向で、皆さまにお祈りとご協力を呼びかけますので、どうぞよろしくお願いいたします。詳細は、難民移住移動者委員会委員長、松浦悟郎司教のメッセージと、ポスターをご参照下 さい。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/committee/migrants/seafarers_day/2011seafarers.htm
AOS東京
Sr.岩井美咲(聖心侍女修道会)
※RO-RO船=トレーラーなどの車両を収納する車両甲板を持つ貨物船
お知らせ
外国人と共につくる教会を考える連続セミナー2012
みんなでつくる
みんなの教会
in Japan
第1回 東京教区と外国人
東京教区は国際都市?東京教区は国際教区?教区の現状と未来を見つめよう!
7月7日(土) 13:30~17:00
国家・民族・宗教・教派・教義の枠を乗り越えて
愛の普遍性とダイナミズムを確認する
講師 森 一弘 司教(真生会館理事長、元CTIC運営委員長)
「東京教区の移住者への取り組み」 講師 有川憲治(CTIC副所長)
「小教区の活動報告」 共同体リーダー(予定)
*参加費:無料、先着200名(申込不要)
*会 場:上智大学 図書館9階(L921号室)
・JR中央線、東京メトロ丸の内線・南北線 四ツ谷駅から徒歩5分
・駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
問合せ:カトリック東京国際センターCTIC
品川区上大崎4-6-22 Tel 03-5759-1061(担当:大迫)
上智大学カトリックセンター/東京教区・カトリック東京国際センターCTIC 共催
教会学校リーダー研修会
『祈りの生まれる時、歌の生まれる時』
7/8(日)14:00~17:30 会費無料
東京カテドラル関口教会 関口会館1階会議室にて
お話:Sr.山本紀久代さん(『マリアの賛歌』の作曲者、援助修道会)
こどもに伝えたい祈りと歌のこころや釜石ベース長として働かれた1年のこと
申込み方法:教会のポスターまたは教区ホームページ参照
問合せ:教会学校委員会 稲川圭三神父(麻布教会)
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください
(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
聖イグナチオ自死遺族のつどい(虹の会)
夜の部 7/11(毎月第2水曜日)18:30~20:00
昼の部 7/18(毎月第3水曜日)14:00~15:30
麹町教会信徒会館401号室で
予約・参加費は不要
対象:自死遺族の方
主催:聖イグナチオいのちを守るプロジェクト
連絡先:Tel/03-3263-4584(麹町教会)Tel/090-4959-0652 岩田鐵夫
祈りへのおさそい リフレッシュー静けさの中で
7/14(土)18:00~7/16(月・祝)昼食
(初日の晩は特に大切にしておりますので、出来るだけご参加を)
メルセス会日野別館で 祈りたい方どなたでも
指導:シスター渡辺多賀子(メルセス会)
費用:\7,000(全日程不可能な方はご相談ください)
申込:7/4(水) Tel・Fax/03-5377-1457 (19:00~21:00)第5修道院 シスター渡辺多賀子
「長崎黙想の家から」
7/14(土)~16(月)
イエズス会立山修道院(長崎黙想の家)で
(〒850-0007 長崎市立山5-8-30 長崎駅から徒歩約30分、日本26聖人殉教地教会横の細道をホテル長崎方向へ。
バス
<長崎県営、長崎バス>約15分、JR長崎駅陸橋下より「浜平・立山」行き、終点ホテル長崎前「立山」で降車。詳しくは問合せ)
テーマ:あなたの生き方をかえるために・・福音に照らされて
指導:ディアス師(イエズス会・立山黙想の家)
対象:青年男女(40代まで)
問合せ・申込:095-821-4577(長崎黙想の家)
いやしのためのミサ
7/8 10/14(第2日曜8月9月なし)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
ミサ後、個人別祈りの時間帯有
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
ミサ詳細:http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
小平師:http://tomkodaira.multiply.com/
ファチマの初土
7/7 8/4(第1土曜日)13:00~15:00
麹町教会ザビエル聖堂で(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線 四谷駅徒歩1分)
司式:ペトロ神父(フランシスコ・カプチン会)
内容:ミサ、ロザリオ、ゆるしの秘跡、聖体賛美
持ち物:ロザリオ 自由献金 静かに祈りたい方どなたでも
問合せ:Tel/042-525-4817
「カルメル山の聖母の荘厳記念」の典礼
7/16(月・祝)ミサ 6:30・10:00 晩の祈り(歌)
19:30つづいてミサ (※各ミサ後 スカプラリオ授与式)
カルメル修道会上野毛修道院聖堂で(〒158-0093世田谷区上野毛2-14-25上野毛教会 大井町線上野毛駅下車徒歩6分)
主催:カルメル修道会 上野毛修道院
問合せ:Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
「神のうちの真のいのち」祈りの集い・東京.
7/7(土)14:30~16:30
四谷サンパウロ東京宣教センター4F聖パウロ記念チャペルで
内容:ロザリオその他の祈り、ゆるしの秘跡
ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会)
入場自由、自由献金
問合せ:Tel/090-1107-8250(菅原)
いやしと分かち合いのための集い
8/19(日)15:00
麹町教会マリア聖堂で
ミサ司式:英隆一朗神父(イエズス会)
問合せ:Tel/04-7140-5606 北村
カルメル召命黙想会 -愛に生きる-
7/14(土)15:00~7/16(月)16:00
カルメル会聖テレジア修道院で(東急大井町線 上野毛駅下車)
対象:召命を考えている独身の男女(40歳まで)
指導:福田正範神父・他カルメル会士
参加費:一般\10,000 学生\7,000
定員:20名
申込:ハガキ・Fax・E-mailの何れかで 住所・氏名・性別・年齢・TEL・所属教会名を明記の上
カルメル会聖テレジア修道院(黙想)青年黙想会係へ 7/7(土)まで(必着)
〒158-0093世田谷区上野毛2-14-25
Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-1764
e-mail:mokusou@carmel-monastery.jp
聖書の集いとミサ
7/4 7/11 7/18 7/25(水)13:00~14:15 ミサ:14:30
聖母病院大聖堂で
担当:バレンタイン・デ・スーザ神父
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3951-1111 聖母病院総務課 川井
主のもとに憩う祈りのひととき
7/18 9/19 10/17 11/21 12/19(毎月第3水曜日)19:30~20:30
※8月休み
マリア会シャミナード修道院聖堂で(〒102-0071千代田区富士見1-2-43)
担当:清水一男神父
どなたでも、遅刻も、途中参加も可
問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林
黙想と祈りの集い(テゼの歌による祈りの集い)
7/18(水)10:30~12:00
援助修道会本部修道院の聖堂で
(新宿区市谷田町2-24 JR総武線・都営新宿線市ヶ谷駅より徒歩7分
東京メトロ南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口より徒歩3分)
子連れ参加可
問合せ:Tel/042-576-0623
e-mail:aozora-no-sita@jcom.home.ne.jp大村竜夫
エマヌエル共同体の集い
以下共通 真生会館3階聖堂で(JR中央・総武線、信濃町駅下車・徒歩1分)
問合せ:03-3355-6806
e-mail:japan@emmanuel.info
みこころを想うミサ
7/6(金)18:30~20:00
内容:賛美・ミサ・聖体礼拝
司式:赤波江謙一神父(聖パウロ会)
祈りの集い
毎週金曜日19:00~20:30
内容:賛美・聖体礼拝・分かち合い
聖書深読
7/28(土)16:30
メルセス会第四修道院で(〒166-0003杉並区高円寺南5-11-35)
内容:聖書深読、晩の祈り、夕食を共にしながら分かち合い
対象:祈りたい方はどなたでも
問合せ:Tel/03-3315-1550(18:00~21:00)
フォコラーレの夏のつどい-マリアポリ
7/14(土)13:30~7/16(月・祝)昼食まで
東照館で(山梨県南都留郡山中湖村)
内容:散策や分かち合い、祈りのひとときを共に
どなたでも参加可
費用:大人¥18,000 学生¥14,500
問合せ:e-mail:mariapolijapan@gmail.com
詳細:http://focolare.world.coocan.jp
シスターと一緒に歌い祈るミサ
7/9 9/10(月)18:30~19:45
イエスのカリタス修道女会管区本部で(杉並区井草4-20-5)西武新宿線井荻駅下車5分
内容:同年代のシスターたちとともに歌い祈るミサ、その後月によって企画(みことばの分かち合いなど)
対象:18~35歳信者独身男女(受洗勉強中可)
参加費:無料
問合せ:Tel/03-3396-2171
e-mail:kanku11@m-caritas.jpSr.松山
現代に生きる信仰体験の集い
毎月第2・4土曜日14:00~16:00 (2013/3/23まで)
上石神井イエズス会修道院(旧神学院)会議室で
(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分・吉祥寺と三鷹駅発バスで武蔵関駅入口降車徒歩10分)
内容:静かに音楽を聴きながらの黙想・分かち合い・観想的なミサ
担当:イシドロ・リバス神父
問合せ e-mail:ribas@jesuits.or.jp Tel/03-3594-2184
七十二人の集い(ひきこもり支援)
-さまざまな生きづらさを抱えた人たちと共に-
以下共通 問合せ:e-mail:72ninn@gmail.com
詳細:http://www.ignchurch.info/72nin/
カトリックひきこもり支援東京大会
10/8(月) 12:00~16:00(11:30 開場)
麹町教会主聖堂ヨセフホールで
テーマ:ひきこもり明け
プログラム:ひきこもり当事者パネルディスカッション、ミサ
第1回講演会「学校嫌いの子どもの心理」
7/8(日)15:00
麹町教会ヨセフホールで
講師:古山明男(フリースクール主宰 著作「変えよう!日本の学校システム」平凡社)
ひきこもり支援の意向のミサ
毎月第2日曜日14:00
麹町教会ザビエル聖堂で
ひきこもり当事者、家族、心ある方たちのために
祈り-イグナチオの霊操によって-「自分を見つめるために」
第2・4木曜日10:45~12:00
麹町教会ザビエル聖堂で
「岐部 親の集い相談室」
毎週木曜日 昼 14:00~16:00 夜 19:00~20:30
イエズス会岐部修道院3階集会室304室で
申込:第1・3・5は予約制
「浅草 親の集い」
毎月第1・3土曜日 14:00~16:00
浅草教会で
申込不要
「吉祥寺 親の集い」
毎週木曜日14:00~16:00
ナミュール・ノートルダム修道女会東京修道院で(武蔵野市吉祥寺本町4-26-21 成蹊大学前)
申込不要
「市谷 親の集い」
毎月第1・3火曜日 14:00~16:00
援助修道会市谷修道院で(新宿区市谷田町2-24)
申込不要
いやしのためのミサ「おかえりミサ」
7/21(土)15:00祈り 16:00ミサ
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで)
e-mail:auxijapon@live.jp(件名に「おかえりミサ問合せ」と記入)
ローマ典礼の特別形式による歌ミサ(別称トリエント・ミサ)
7/15 8/19(日)15:00ミサ(14:00開場 14:30ロザリオの祈り)
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
主催:ウナ・ヴォーチェ・ジャパン
司式:池田敏雄神父(聖パウロ修道会)
詳細:http://www.geocities.jp/una_voce_japan/
問合せ e-mail:una_voce_japan@yahoo.co.jp(修道院への問合せはご遠慮を)
一日静修(祈り)へのお誘い
気づいていますか「わたしにとって神の恵みとは?」
7/8(日)10:00~16:00(15:00~ミサ)
聖パウロ女子修道会で(〒107-0052港区赤坂8-12-42 地下鉄千代田線「乃木坂」駅1番出口下車徒歩8分)
指導:聖パウロ女子修道会シスター
ミサ司式:吉田圭介神父(聖パウロ修道会)
対象:30歳までの独身女性
会費:1000円(昼食代含む)
申込締切:6/30(土)
申込先:Tel/03-3479-3941(代表)
e-mail:fspinori@pauline.or.jp
担当 シスター井出、シスター池田
召命黙想会「道 真理 いのち」
9/29(土)15:00~30(日)15:00
大阪聖ヨゼフ宣教修道女会豊玉修道院で(〒176-0014 練馬区豊玉南1-8-3)
指導:山内堅治神父(聖パウロ修道会)
対象:修道生活に興味をお持ちの未婚女性
参加費:¥2,000
締切り:9/21(金)
申込み・問合せ:シスター小島(Tel・FAX/03-3994-3856)
講座・研修会
岡田大司教、加賀乙彦氏対談「苦しみと希望」
7/7(土)13:30~
神田教会で(〒101-0065千代田区西神田1-1-12
JR中央線・都営地下鉄三田線「水道橋駅」より徒歩7~8分、
東京メトロ半蔵門線・都営三田線/新宿線「神保町」より徒歩7分 駐車場なし)
対談:岡田武夫大司教(東京教区長)/加賀乙彦氏(医師・作家)
献金あり
定員:200名 予約不要
問合せ:森脇 Tel/03-3447-2231
主催: カトリック東京大司教区アレルヤ会(司教、司祭、引退司祭、神学生と その家族を支え、祈る会 顧問:岡田大司教)
池田敏雄神父によるカテキズム講座
毎週木曜日(初木・13日を除く)15:00~17:00
サンパウロ宣教センター2階で
指導:池田敏雄神父(聖パウロ会)
内容:「カトリック教会のカテキズム」第2編 キリスト教の神秘を祝う第2部
費用:¥300/1回(会場費・茶菓子代)・他
問合せ:Tel・Fax/042-525-0675 浅見
信徒の月例会「聖霊・聖なる教会・永遠の命を信じます」
7/21(土)14:00(16:00主日のミサ)
麹町教会アルぺホールで
テーマ:宣教-ザビエルの時と今と
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)
問合せ:Tel/03-3263-4584 申込不要
講座案内(カルメル修道会)
以下共通 上野毛教会信徒会館で(世田谷区上野毛2-14-25東急大井町線上野毛駅下車 徒歩6分位)
担当:中川博道神父(カルメル修道会)
対象:どなたでも いつからでも(申込不要)
問合せ:Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
「キリスト教の基本を学ぶ」
-洗礼準備のため、又キリスト教の基本を学びなおすために-
いずれも金曜日
(朝のクラス)10:30~12:00
(夜のクラス)19:30~21:00
7/6 テーマ ⑥「人間の問題性」【2】-兄弟性のゆがみ「カインとアベル」
7/20 テーマ ⑦「信仰を生きるとは?」-信仰の祖 アブラハム
9/7 テーマ ⑧「人間の問題性に関わる神」-聖書のメインテーマとしての「脱出」
「カルメルの霊性に親しむ」
-カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探します-
朝のクラス(火) 10:30~12:007/10 10/16
夜のクラス(金) 19:15~20:457/13 10/19
「キリストとの親しさ」〈出会いの神学〉
-キリストと出会った人々の姿を聖書をとおして辿ります-
朝のクラス(火) 10:30~12:009/25 10/30
夜のクラス(金) 19:15~20:459/28 11/2
祈りと学び【アデル】
-汚れなきマリア修道会の創立者-おとめ“アデル”について学ぶ-
7/7 9/8 10/13 11/10 12/8 2013/1/12 2/9 3/9
(8月休み・10月は祈りの日の集い)
(土)10:00~12:00
汚れなきマリア修道会町田修道院で(〒194-0032町田市本町田3050-1)
対象:どなたでも 無料
担当:シスター小林幾久子
申込:住所、氏名、所属教会、電話番号、(メールアドレス)を記入の上、Fax・e-mailのいずれかで
Fax/042-480-3881
e-mail:marianist@marianist.jp
問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林
東京純心女子大学公開講座
以下共通
問合せ・申込:東京純心女子大学地域共創センター
Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551
e-mail:gakusyu@t-junshin.ac.jp
受付:平日8:30~17:00 土曜日8:30~12:00
※名前(ふりがな)、住所、Tel番号を記入の上、Fax、e-mailで「地域共創センター」宛
八王子学園都市大学 いちょう塾公開講座
7/7(土)13:30~15:00
八王子市学園都市センターイベントホールで
講座名:江戸しぐさ「体談」について見つめ、考える
講師:吉澤良保 (副学長・現代文化学部長)
無料 申込不要
親子でたのしむ おはなし会
7/21 7/28(土)14:00~15:30
東京純心女子大学図書館で
講師:大竹聖美(こども文化学科教授)
定員:親子7組
申込期間:6/28(木)~7/13(金)
ダルクローズ・リトミック講座
8/5 9/2(日)10:00~12:00
八王子市学園都市センターイベントホールで
講師:平島美保(こども文化学科長 日本ジャック・ダルクローズリトミック協会会長)
定員:40名
申込期間:7/12(木)~7/27(金)
CWC勉強会
以下共通
真生会館1階第1会議室で 会費:¥700/回
カルメルの霊性に親しむ「完徳の道」
7/24 9/18(火)10:30
講師:九里彰神父(カルメル会)
問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤
旧約聖書を読む会
7/9 9/10(月)10:30
講師:前島誠(ユダヤ教・聖書学者)
問合せ:Tel/048-864-2805 斎木
ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等
下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:木曜日 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
※8月は以下行事、すべて休み
4会場での勉強会 |
全会場同一条件13:30~15:00 指導:泉富士男神父(東京教区) 会費:¥500 申込不要 7/3(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会) 7/10(火) ビ・モンタント東京事務所で 7/17(火) 三軒茶屋教会で 7/20(金)高輪教会で |
聖書通読講話会 |
〔四谷会場〕以下共通 土曜日13:30~15:00 サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651) 対象:会員外もふるって参加を 世話人:浜端 Tel/042-623-1469 7/7「ヨハネによる福音書」鈴木信一神父(パウロ会) 7/14「出エジプト記」泉富士男神父(東京教区) 〔関口会場〕 7/4 7/18(水)10:30~12:00 「民数記」泉富士男神父(東京教区) 東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅) |
パッチワーク・キルト同好会 |
7/12(木)11:00~15:00 ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 世話人:宮木 Tel/042-575-2335 |
月例散策会 |
7/11(水) 10:50 浅草演芸ホール入口集合(地下鉄銀座線・つくばエキスプレス線浅草駅下車) 内容:寄席演芸 会費:¥3,000(弁当お茶付) 申込:7/7(土)まで世話人へ 世話人:Tel/03-3999-1209 田垣 |
気軽に絵を描く会 |
7/4 7/18(水)13:30~17:00 ビ・モンタント東京事務所で 指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等 会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 世話人:野村 Tel/03-3394-5778 |
講座案内
以下共通 18:45~20:30
麹町教会信徒会館3階アルペホールで(四ツ谷駅前)
講師と連絡先:K・リーゼンフーバー神父
(〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学内 S.J.ハウス) Tel/03-3238-5124 (直通)、5111(伝言)
Fax/03-3238-5056
キリスト教入門講座
金曜日
7/6 イエスの人間関係-罪人と弟子と共に
7/13 イエスは誰か- イエスの自己理解
7/20 最後の晩餐- 自分を与えるイエス
7/27 イエスの受難- その史実と意図
キリスト教理解講座
7/3(火)[神]「私は在る」-旧約における神の自己啓示と預言
7/17(火)[人間への神の関わり]神の語りかけ─「契約」と「救い主」の待望
南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う
7/28 8/25 9/15(土)13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
講師:平田栄一(風編集室)
参加費:¥1,000
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
※南無アッバのお札のお渡し有り
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp
社研セミナー
7/28(土)~7/29(日)10:00
真生会館で(信濃町駅前)
テーマ:「大震災ボランティア―被災現場での実りと課題」
初日 講師:小松史朗(仙台教区サポートセンター センター長補佐・仙台教区司祭)
2日目 講師:漆原比呂志(カトリック東京ボランティアセンター〈CTVC〉事務局長)、オリビエ・シェガレ神父(真生会館館長)
費用:2日間¥2,000 1日のみ¥1,000(賛助会会員・学生半額)
問合せ:カトリック社会問題研究所(〒169-0074新宿区北新宿1-33-20)
Tel/03-3362-4659 Fax/03-3362-4647
e-mail:cath.shaken@violin.ocn.ne.jp
臨床パストラル研究センター主催 1日研修会
9/1(土)9:30~16:30
ニコラ・バレ(幼きイエス会)で (四ツ谷駅すぐ)
テーマ:希望のある人生~心とは~
テキスト:W・キッペス著「スピリチュアルな痛み」
講師:大柴譲治(ルーテル学院大学非常勤講師・むさしの教会牧師)
参加費:¥4,000 学生半額
申込:住所、氏名、連絡先記入の上、 Fax/042-315-3888
e-mail:yuohchi@fd6.so-net.ne.jp
問合せ:Tel/090-2904-9892(相知) Tel/080-6545-3952(三橋)
星美学園短期大学日伊総合研究所主催 公開講演会
7/21(土)14:00~16:00
星美学園短期大学大講義室で(北区赤羽台4-2-14 JR赤羽駅北改札西口徒歩10分)
テーマ:イタリア人にとっての法とは何か -法律としての法と文化としての法-
講演者:小谷眞男先生(お茶の水女子大学准教授)
定員:500人 無料 申込不要
問合せ:星美学園短期大学日伊総合研究所 Tel/03-3906-0056
http://www.seibi.ac.jp/college/
♪ 音楽会等♪
女声合唱団 コーロ・コスモス 第10回演奏会
7/28(土)14:00開演
浜離宮朝日ホールで 全席自由 ¥2,000
指揮:鈴木茂明 望月遼子(ヴァイオリン)、望月直哉(チェロ)滝田祐子、池田悦子(ピアノ)
合唱:女声合唱団コーロ・コスモス
曲目:「雅楽の旋法による聖母賛歌」 高田三郎作曲、古典イタリア歌曲集より、
合唱組曲「沙羅」信時潔作曲、ウインナー歌曲
問合せ:Tel/048-874-5775信夫 Tel/03-3956-8024 佐久間
http://www.geocities.jp/coro_cosumosu
~Vocal Ensemble“The Liedertafel”
ボランティア演奏会~ 聖家族聖ヨゼフホームコンサート
7/29(日)14:30開演 14:15開場
慈生会聖家族聖ヨゼフホーム1階ホールで(清瀬市桃園3-14-72 Tel/042-493-7014)
出演:指揮 田中理恵子 伴奏 相原志帆子 司会 田部善樹
ソロ:日和佐守(バリトン) 横田圭亮(バス) 三線 水嶋美和子
鈴振り:水嶋夏洋
合唱:声楽アンサンブル“リーダーターフェル”
曲:「花」滝廉太郎&「花~全ての人の心に花を」喜納昌吉
ソロ:「千の風になって」新井満「菩提樹」シューベルト「涙そうそう」BEGIN他
問合せ:Tel/080-5099-4322田部
e-mail:jiji.yoshiki@gmail.com
その他
聖マリアンナ・チャペル・ギャラリーのご案内
以下共通 10:00~17:00
聖マリアンナ医科大学病院3F小聖堂チャペル・ギャラリーで(〒216-8511 川崎市宮前区菅生2-16-1)
入場無料
問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行
5/23~7/25 至門遥 銅版画展(カトリック美術協会々員・埼玉県大宮教会所属)
7/25~9/26 山崎絹心 いのちの言葉書道展(神奈川県鷺沼教会所属)
「VIVID」
★8月号(No.295)は、8月5日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 6月17日(日)
★9・10月号(No.296)は、10月2日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:8 月21日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vividtokyo.catholic.jp