お知らせ

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東京教区ニュース第293号

2012年06月01日

世界召命祈願の日

一粒会主催 ミ サ・懇親会

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4月29日、復活節第4主日「世界召命祈願の日」に当たり、東京教区一粒会は召命の活性化を図るために全世界の信徒の活動と連帯して祈りを捧げ、「世界召命祈願の日ミサ」を催しました。午後2時30分より東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂で幸田和生司教と12人の司祭、3人の助祭による共同司式のミサが行われました。日本カトリック神学院の神学生をはじめ各修道会の神学生・修道士が出席されたうえ、今年は女子修道会からの参加も多くあり大聖堂は心から祈りを捧げる信徒で満たされました。聖歌隊には昨年同様にイエスのカリタス会のシスター方が奉仕してくださいました。

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このミサの中で幸田司教は、日本において、かつて多くの司祭・修道者を世に送り出していた時代があったことは、「ペトロの家」や大きな女子修道院を見てもわかるが、近年は多くの召命があった長崎教区においてさえ、その減少に直面している。と指摘して警鐘(けいしょう)を鳴らされました。また世界的に見るとアジア・アフリカ地区では今もキリスト教の力は衰えず、多くの司祭、男女修道者の希望者が生まれているが、特に召命の多い国で有名な韓国やポーランドを見ると一時期ほどは多くなく、自由と経済的な豊かさの中では、教会は本当に生き生きとした活動とメッセージを示し続けることができていないのではないかと話されました。そして召命ということを考える時に問われるのは、今、この社会の中で私たちがどのようにキリスト教信仰を生きているのかということであり、私たちに回心の恵みを求めるよう促されました。

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最後に昨年の震災と原発事故以来、教会が被災地の人々と何とか共に歩もうとしてきたこと、またわたしたちの生き方や信仰が問われていることに触れ、特に厳しい現実のある福島の仮設住宅で地元の高校生やカトリック学校生がボランティアとして働く姿の中に、希望を見いだすことが出来るように思われたと話され、多くの若者たちが人生の意味や神様からの招きを見いだす機会に恵まれ、教会がこのような若者たちの出会いや分かち合いの場を提供できるものになるように願い、そのような中から神と人々のために自分の生涯を捧げる若者が大勢生まれる事を望みながらこのミサを捧げたいと結ばれました。 ミサの後、ケルンホールで神学生やシスターを囲んで親睦会が開かれましたが、開会に当たって、「神の働き手となる人材はわたしたちの中から生み出すのであって、天から降って来るのではない」との幸田司教の言葉に東京教区が直面している困難の大きさを知りました。この集いに若い世代がもっと関心を持つよう働きかけていく努力をしようと一粒会員一同心を引き締めました。

(一粒会広報担当)

日本カトリック神学院における現状と課題

開校から3年 見えてきた課題

2009年に東京カトリック神学院と福岡サン・スルピス神学院が合同し「日本カトリック神学院」が誕生してから、はや3年が経ちました。4年目の今年度は、東京キャンパス23名、福岡キャンパス16名の合計39名でのスタートとなっております。今回は当神学院が直面している課題について紙面を借りて少しご報告したいと思います。

ご存知のように、当神学院は日本の「教区司祭」(各教区の司教様のもと、主に小教区など地域の教会で宣教司牧活動することを任務とする司祭)を養成する学校です。養成期間は6年制で、哲学科の2年間と神学科の4年間の計6年間を皆で共同生活をしながら学んでいます。現在はかつての東京と福岡の2キャンパスをともに活かす形で、神学院入学後の最初の哲学科2年間は東京キャンパスにおいて、その後の神学科3年間は福岡キャンパスにおいて、そして最後6年目の神学科4年(叙階を受けて「助祭」となっています)は再び東京キャンパスに戻って学ぶ、という形態を取っています。

さて、この養成システムに関しては長短両面があり現在検討が始まろうとしているのです。まず長所を挙げれば、例えば神学生は6年間という養成期間の中で東京と福岡、両地域それぞれの教会の雰囲気を体験でき、今まで以上に広い視野で日本の教会を展望できる点です。全神学生は週末になると各キャンパスから近隣教会に実習に出かけるのですが、その折に各学生はその地域で活躍する司祭や様々な信徒の方々とふれ合うことができます。そしてその体験を通して、各地域の持つ信仰の豊かさや問題点を学び今後の教会のあり方を考えるための貴重な糧をいただくのです。一方、短所としては、養成途上で神学生は2度も引越しせざるを得ないため、人間関係の分断や知的養成の一貫性が保ちにくいことが挙げられます。また、教える講師にとっても移動や集中講義の増加による精神的・経済的負担の増加という問題があり、養成者数も現状の2キャンパス制は1キャンパス制より必然的に多くならざるを得ず課題となっています。

いずれにしても「日本カトリック神学院」が開校してから3年が経ち、今までの経験を活かしながらこうした課題を乗り越え、今後どのようにすれば更に充実した司祭養成を行うことができるのか検討する大事な時期に入っています。

皆様には、これから私ども神学院が神様の導きのもと最もふさわしい道を歩んで行くことができますよう、お祈りをどうぞよろしくお願いいたします。またこの神学院が、苦しみに喘(あえ)いでいる人々に寄り添い神様の愛を人々に証しして行ける司祭を養成していけますよう、変わらぬご支援を重ねてお願い申し上げます。

(東京教区司祭・日本カトリック神学院副院長 伊藤幸史 神父)

司祭叙階 ダイヤモンド祝・金祝・銀祝

今年東京教区および教区内在住で司祭叙階60周年(ダイヤモンド祝)、50周年(金祝)、25周年(銀祝)

を迎えられる司祭は以下のとおり〔敬称略〕

【ダイヤモンド祝】

1952年叙階

ミカエル 市川裕 (いちかわゆたか) (東京教区)

ゾーニ・ベルナルド (カルメル修道会)

ルカ 桑島啓吉 (くわじまけいきち) (聖パウロ修道会)

【金祝】

1962年叙階

トマス・アキナス 川村昕司 (かわむら きんじ) (東京教区)

ペトロ 小川拓郎 (おがわひろお) (東京教区)

アロイジオ 小坂正一郎 (こさかしょういちろう) (サレジオ修道会)

パウロ 粟本昭夫 (あわもとてるお) (イエズス会)

ロベルジュ・クロード (イエズス会)

マテオ 永谷計 (ながたにはかる) (聖パウロ修道会)

【銀祝】

1987年叙階

パウロ 安嶺晴実 (あじみねはるみ次) (東京教区)

ペトロ 晴佐久昌英 (はれさくまさひで) (東京教区)

ヨゼフ 佐藤敦俊 (さとうあつとし) (東京教区)

シューマカ・レオ (聖コロンバン会)

6月25日(月)11時より東京カテドラル聖マリア大聖堂で行なわれる「ペトロ・パウロ聖職者の集い」の式中において、

ダイヤモンド祝・金祝・銀祝の司祭の祝いも行われる。どなたでも参加可能。
(お知らせ参照)

コンベンツァル聖フランシスコ修道会 司祭叙階式

ご両親、ごきょうだい(姉・弟)とホァイ神父

去る4月21日(土)、カトリック赤羽教会で、ペトロ岡田武夫大司教様によって、フランシスコ・ザビエル チャン・ヴァン・ホァイが、司祭叙階の恵みを受けました。ベトナムからご両親とご兄弟、親戚の神父様も参列され、この日、赤羽教会は溢れるほどたくさんの人たちの感動と祝福で満たされました。

ホァイ新司祭は、コンベンツアル聖フランシスコ修道会の志願者として、2003年4月8日にベトナムから来日し、日本語を習得し、上智大学神学部と大学院で哲学と神学を学びました。探究心が旺盛で、いつも物事の本質と根拠や理由を求める姿勢で、勉強も遊びも霊的生活も真摯に取り組んできました。その旺盛な探究心は、たびたび養成者や先生を困らせることもありましたが、それによってお互いに向上し合い、神の国のため、教会のためとなっています。

ホァイ新司祭の子どもの頃からの夢は、神様の道具となることでした。そしてその夢は、司祭職という特別な道具として実現しました。叙階式の入祭の歌は、『遠い昔から』というベトナム語の聖歌でした。「主よ、あなたは遠い昔から私を愛し、人々の中から呼んでくださいました。今、私は喜びのうちに聖なる祭壇に進み、心身のすべてを捧げます。真理の言葉を宣べ伝え、人々の救いの道具として私をお使いください。」彼の司祭叙階記念カードには次のように記してあります。「行かせることはない。あなたがたが彼らに食べる物を与えなさい。」(マタイ14・16)ホァイ新司祭が、神の民を養うために、また母なる教会のために、神様の良き道具として喜びながら司祭職を果たして生きることができますように、引き続きお祈りくださいますよう、よろしくお願いします。

(コンベンツアル聖フランシスコ修道会 山口雅稔神父)

大阪教区 大船渡ベース「地ノ森いこいの家」より

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一気に春がやって来たように自然は桜、桃、ぼけ、水仙、タンポポ、チューリップなどあらゆる花を咲かせ、木々を芽吹かせています。大自然は脅威でもありますが、地震・津波を乗り越えてしっかりといのちをつないでいます。

大船渡での人々の生活も外見上は春を迎えているように見えるかも知れません。瓦礫(がれき)が取り除かれ、整地が進み自宅の改修がそこここにはじまっています。しかし、そのかげには被災された方々の間の格差が如実(にょじつ)になって来ています。
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仮設住宅に入ることなく、被災した自宅で何とか住んでいる人。家は無事であったので支援物資を一切受けることができなかった人、生活用品は流されたり、海水で使い物にならなくなり、階下を直しながらかろうじて残った二階で生活してはいるものの働く場を失った人たちの現実の厳しさは想像を超えるものです。収入源を立たれた中で将来の生活設計が立てられず希望を失いつつある方々が増えているようです。外見から生活の実態が計り知れなくなって来ています。そういう中で仮説住宅にはいった人と入らなかった人、自宅を流された人、自宅が残った人の間に生じている亀裂をどのように埋め、共同体の中にあった絆を再度紡ぎ直す努力を地道になさっている方々に出会ってご一緒に活動が出来はじめたことは新しい動きです。被災された自宅で生活されている人たちを訪問することから、今まで見えなかった被災地の現実が見えてきました。

子どもたちの心の傷も見逃すことのできないものです。子どもたちは一見元気そうに見えます。が、津波ごっこをして遊ぶ子どもの姿に複雑なものを感じています。

「大船渡ベース地ノ森いこいの家」がこの地で存在し活動し続けることができるのもみなさまのご支援のおかげです。ありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。

聖心侍女修道会 シスター 野上幸恵(ゆきえ)

「地ノ森いこいの家」は大阪教会管区(名古屋教区、京都教区、大阪教区、広島教区、高松教区)の被災地支援の活動拠点として、

今年1月14日に開所。ブログにて、日々の様々な活動を見ることができる。

http://ameblo.jp/ofunatobase/

『信仰年』―教皇ヨハネ23世 (1)

教皇ベネディクト16世が「信仰年」を呼びかけた理由のひとつは、第2バチカン公会議開催50周年ということでした。

始まりは一人の人から

第2バチカン公会議を召集したのは、教皇ヨハネ23世でした。教会が変わるのはいつも一人の人から始まります。おとめマリアがお告げを受諾したことから救いの歴史が変わりました。教皇職という背景のこととはいえ、教皇ヨハネ23世の決意も教会の変革に関与しました。

現場感覚

後の教皇ヨハネ23世は、1881年11月25日、イタリアのベルガモ県ソット・イル・モンテの敬虔な農家に生まれ、1892年小神学校に入学し、司祭職への道を歩み始め、1904年8月にローマで司祭に叙階されました。叙階されたロンカリ神父の最初の仕事は、ベルガモ教区の司教秘書でした。

神学生時代はイタリア・カトリック社会運動の指導者であったグインダニ司教の感化を受け、司教秘書としては、社会的視野をもったテデスキ司教に仕え、労働運動、政治運動への素地が培(つちか)われました。司教秘書のかたわら、教区神学校の教授も担当しました。そんなロンカリ神父に大きな転機が訪れました。

1925年、時の教皇ベネディクト15世によって司教に叙階され、ブルガリアに派遣されました。ブルガリアでの任務は、同国の宗教的多数者であるブルガリア正教会と少数者であるラテン典礼のカトリック教会の関係調整でした。このブルガリア派遣を皮切りに、トルコ、ギリシア、フランスに教皇使節として派遣されることになります。どの国も戦禍(せんか)、戦後の混乱の中で、難しい舵(かじ)取りが求められる状況にありました。ロンカリ司教への信頼がその派遣につながったと言えるでしょう。

教皇選出

1953年1月15日にヴェネツィア総大司教に任命され、5年後、教皇に選出され、ヨハネ23世を名乗りました。実はヨハネ23世という教皇は、1410年から15年まで、対立教皇(教会法に従って選出された教皇が実在するにもかかわらず、適法的に実施されなかった教皇選出を受け入れた者)として存在していました。ヨハネ23世を名乗った背景、公会議召集を思い立った背景などを、彼のそれまでの人生体験などを踏まえ、勝手に妄想してみるのも楽しいかもしれません。(この項つづく)

カトリック映画賞 受賞式

「エンディンクノート」 砂田 麻美 監督

砂田麻美監督(写真右)

5月12日、午後に第36回日本カトリック映画賞の授賞式と受賞作品「エンディングノート」の上映会が、川崎市アートセンター、アルテリオ小劇場で開催された。劇場の座席数を超える人々が詰めかけた。

「エンディングノート」は、ひとりの熱血営業マン、砂田知昭(すなだともあき)氏が定年後、第2の人生を歩み始めた矢先、胃がんが発見されたことをきっかけに、自分の最期を段取りし、亡くなるまでを描いたドキュメンタリーである。監督は砂田氏の次女、砂 田麻美(すなだまみ)さんである。

自らの最期の段取りにキリスト教への入信を表明するところから映画は始まる。もともとは、この映画のためにではなく、父親を取り巻く家族の映像が、この映画につながっていった。ゆえに、そこに登場する家族の姿は、ありのままの姿であり、魅力的ですらある。「命」と向かい合う者が持つ清々(すがすが)しさが印象に残る作品であった。

東京教区 現勢報告

2011年12月31日現在 東京都・千葉県

信者総数

信徒合計

男性一般信徒

女性一般信徒

・・・・・・・・

教区司祭(司教含む)

宣教・修道会、他教区司祭

修道女

教区大神学生

修道会大神学生

95,242人

93,284人

34,355人

58,929人

88人

278人

1,415人

6人

24人

CTIC カトリック東京国際センター通信 第160号

キリストはどこに?

「キリストは、今、どこにいると思いますか?」

東日本入国管理センター(茨城県牛久市)で、面会中の一人の男性から投げかけられた突然の問いに、一瞬言葉を失いました。

・・・

日頃、イエスの生き方をどのように理解し、イエスご自身の存在と働きをどのように実感しているかを真正面から問われた思いでした。

CTICのスタッフとして、前述のセンターと東京入国管理局(港区)の2箇所の収容所訪問を続けて約1年、多くの方々との面会を通して様々なものが見え始めてきています。

収容されている外国人の現状

現在収容されている外国人は当然のことながら、一人一人全く状況は異なり、収容されている年月、年齢は勿論、面会した人の国籍はこの1年間で33カ国に及んでいます。在留資格も27種あるうち、観光ビザなどで入国し、そのまま、オーバーステイになるケースも多く、その背後には日本の法律がよく理解できない、或いは日本語がよく分からないという現実も伺えます。また、戦争や宗教紛争のため命の危険にさらされ自国に帰れない難民の方々、長年日本で働きバブルがはじけ職を追われ、そのため家庭崩壊が生じビザを失った方々など、世界中の政治、社会、経済、文化の影の部分が見られます。

よりよい支援をめざして

「将来が全く見えない」という厳しい現実を共通に背負うこれらの外国人に対して、どのようにサポートすることが本当に彼らのためになるかという事を常に念頭に置きながら、支援の方法を模索検討してきました。法務省との粘り強い対話を通して、入管内の待遇改善などを図る一方で、どちらかというと差し入れに傾きがちだった従来の支援から、被収容者が次のステップにつながるような聞き取りを行なう面会重視の方向に変わってきました。

宗教者として

東日本大震災後、多くの人が自分が出来ることを東北復興のために行なっているのをみるとき、この外国人問題のために、宗教者として出来る事は何かと考えずにいられません。CTICの創立時に定められたモットー「外国人と共に」を教会内にとどめず、日本全体にゆきわたらせる事は非常に重要なことと考えます。日本が、自国のみの安全と平和を守って生きていくのか、少しリスクはあっても、世界の人々と共に生きていくのかの問題です。この点で、日本の政府(政策)に対して、少しずつでも働きかけていく事、ここに宗教者としての(教会の)使命をみるような気がします。

さて、冒頭の問に何と答えたでしょうか。

「今、イエス・キリストはあなたと一緒にいます!!」次の瞬間にこう叫んでいました。

シスター木口朋子

CTVC カトリック東京ボランティアセンター No.4

♪それでもみんなの手と手が集まれば、何かできる、何かできる♪

幸田司教も参加。

入居されています。もう一つは双葉町から避難された方が入居されている郭内(かくない)仮設住宅です。

今までは、イベントの開催は、それぞれの仮設住宅の集会所で行っていましたが、今回企画されたお花見は、この2つの仮設住宅の方が一堂に会してのイベントとなりました。クリックすると大きく表示されます。2つの仮設住宅の皆さんが満開の小峰城の桜に囲まれて、一緒に手作りのお弁当を食べ、お酒を飲みながら歌い、踊り、新しい出会いの場となりました。この素敵な時間を東京からのボランティアも共に過ごさせていただくことができました。

この4月には、現在警戒区域のため避難中の各市町村から、今後の復興ビジョンが発表されるなど、様々な動きが出てきています。先が見えない中、この発表により、ほんの少し先に小さな光を見つけ、やっと前を向いて動き始めている人たちもいます。

花見の宴席で入居者の方が歌われた曲「一人の小さな手」。

♪それでもみんなの手と手が集まれば、何かできる、何かできる♪

CTVCでは、これからも皆さんと共に歩んでいきたいと思います。

カリタスの家だより  連載 第43回

友に歩む  ボランティア

私が東京カリタスの家のボランティアを始めて15年以上がたちます。この間に多くの人との出会いと別れがありました。今回はひとりの方との別れについて書くことによって、私のボランティア体験についてお伝えしたいと思います。

彼は父親と上手くいかず、地方から東京に出てきてアパートで暮していました。彼には心の病がありカリタスの家を訪れました。私との出会いは面接室でしたが、週1回お話をするときは、面接室よりルルドのマリア様の前が多かったように思います。今思うと私一人でお話を聴くのではなく「マリア様も一緒に聴いてください」という感じだったのでしょう。2年も3年もお話を聴いても彼の生活に何の変化もないことに私は少し焦りを感じ、ついに「あなたは、一体どういう自分になりたいの?」と質問しました。彼は「普通の生活が送れるようになりたい。朝起きて、働きにでる。そして夜寝る。それだけでいいのです」。私は今でもこの「普通の生活」という言葉を忘れることはできません。何と「普通の生活」が大切なのか。そしてまた難しいのか。昨年の大震災でもこの「普通の生活」を奪われて苦しんでいる方が多くいます。この「普通の生活」を追い求めていた彼は、突然不慮の事故で天国に旅立つことになったのですが、私は彼の心の声をどれだけ聴けたかとずっと思っていました。そんな時、私を「東京のおかあさん」と呼んでくれていたことを知りました。今では天国から私を励まし、生きる力を送ってきてくれます。そしてそのたびに「普通の生活」を大切にしなくてはと思うのです。

ボランティアとは不思議なものです。支えているつもりで、実は支えてもらっている。お話を聴いているつもりで、実は自分自身を見直している。相手の方と共に歩むことによって本当の自分が見えてくる。自分の信仰が見えてくるのです。カリタスの家のボランティアには終わりがないように思います。相手の方が歩みだしても、いつまでも心に掛け、祈ってくれている人がいることは何とうれしいことでしょう。時々「こんなにしていただいても、私は何もあなたにお返しできない」と言われることがあります。その時は「私のためにお祈りして」と頼みます。「カリタスの家」に集う者は、ボランティアをする人もボランティアを受ける人も同じ神様の子として共に支え、苦しみ喜び合う関係でありたいと私は願います。共に成長しながら神様への道を歩んでいる感じがします。それは大変な道ですが、お恵みも大きいのです。最後に私たちの「カリタスの家の祈り」を紹介します。

「私たちの知恵は貧しくとも

みんなで考え

私たちの心は小さくとも

みんなでひとつに

私たちの意思は弱くとも

みんなで支え

大きな希望のもとに仲間が集まり

カリタスの家を作っています。」

鳴海京子(なるみきょうこ)

東京カリタスの家 TEL 03-3943-1726
http://www.tokyo-caritas.org

教区司祭紹介 第25回

ベルナルド 大原 猛(おおはらたけし)神 父

1940年11月4日生まれ
1967年 7 月 8日司祭叙階

信仰との出会いは?

大原 猛神 父

大原:小学校4年の時、今はない銀座教会に、姉に連れていかれたのが始まりです。代父は後に東京教区の司祭になる川原謙三氏です。

受洗後は銀座教会で?

大原:受洗後は、住んでいる近くの教会で信仰生活を送るようにとのことで、本所教会に通うことになりました。

本所教会というと、あの下山正義神父がいらした?

大原:そうです。大学受験のために浪人していた時、下山神父から猛烈なアタックがありました。顔見るたびに「神父にならんか」と言われましたが、そのたびに、やんわりと断っていました。

しかし今、司祭職を果たしていますが?

大原:当時、下町に住まいがあり、自分の家も含め、近所も皆、貧しかったですね。病気や貧しさゆえの犯罪などは日常的でした。

そんなこともあって、自分の生活の日常で起こっている「悪」「貧困」「犯罪」などに対する疑問、教会はこのようなことについてどのように理解しているのかなどにも興味を持っていました。そんな中で不覚にも下山神父のアタックに対し、「司祭という生き方もあるのかな」と思ってしまいました。

神学校の生活は?

大原:楽しかったな。もちろん生活の規則だとかは厳しかったけれどね。同級生が仲良かったので、厳しい部分を逆に楽しむ雰囲気があったし、同級生の一致が力になる体験をしました。

でも1年の終わりに神学校を辞める決意をしました。

それはなぜですか?

大原:いくつかありますが、決定的なのは、冬休みの出来事です。神学校で、松居桃樓(まついとうる)氏から、蟻の町、北原怜子(きたはらさとこ)さんの話を聞くことをお願いし、その話を聞いて、非常に感激しました。そして冬休みに同級生の一人と松居氏に会いに行ったのです。開口一番、松居氏に一喝されました。松居氏には私たちが上から目線で訪ねてきていると映ったのでしょう。「神学校を辞めるくらいの覚悟で来ているのか」と迫られました。しかし松居氏は「人々に捨てられたものが生かされる道があることを教えてやる」と言って、3日間私たちに付き合って、いろいろなことを教えてくれました。

でも神学校は辞めなかったのですよね?

大原:同級生にも養成者にも教区にも辞める決意を伝えていましたが、家族には内緒でした。でもどこからか聞きつけて母親に問いただされました。私の話を聞いた後、母の目からぽろっと一筋の涙が流れました。「たった1年で、そんなに簡単に辞めるつもりなのか。その程度の決意だったのか」と言われました。母の涙とその言葉は、一番こたえました。結局、もう一年やってみるということになりました。

司祭生活のスタートは?

大原:成城教会の助任です。成城教会は学生運動の学生もいて、ノンポリの学生もいて、若者であふれかえっていました。子どもたちもたくさんいました。

成城教会は1年4ヶ月くらいで、次に徳田教会に異動になりました。そこである一人の青年との出会い、それが今の司祭生活の根底にあります。

ある夜、2階の自室の窓を叩く音に気付きました。窓を開けると、一人の青年が、トイをつたって上っていました。手にはウイスキーのボトルを握りしめています。「神父、飲もう」と言っているので、部屋に上げ、明け方まで話し込みました。

中学で結核を発病したこと、結核療養所に入所した後、体力がないので職を転々としたこと、建設現場労働者として全国を渡り歩いたことなど、今まで聞いたことのない壮絶な人生の話でした。結核療養所でキリスト教と出会い、受洗し、徳田教会に通っていたので、面識はありましたが、そのような人生を送ってきたことは全く知りませんでした。あんなに壮絶な人生を歩みながら、不思議な魅力を持った人でした。

人の痛み、苦しみを徹底的に聞くことの大切さ、客観的な判断だけでなく、貧しい者の側に立つ視点を持つ重要さを彼から教わりました。このことはJOC(カトリック労働者運動)に私を導いて行きました。低賃金、過酷な労働条件に置かれた青年労働者との連帯、労働司祭へのあこがれなどが、当時の私の司祭職の大きな動機になっていきました。

司祭生活を振り返って今、思うことは?

大原:考えてみればいろいろあった司祭生活でした。JOCとの出会い、体調を崩して静養しながらの時期、滞日外国人信徒の増加に伴う手探りのCTICの運営、70歳過ぎての習志野教会への派遣、まあ最後のご奉公のつもりですが。

でも本当に良い出会いに恵まれた司祭生活です。司祭生活は一人じゃ無理ですよ。司祭同士が組み合わされ、司祭職を果たしていけると思うし、それが理想ですね。この司祭の組み合わせに信徒、修道者が加わって、一緒に考え、進めて行く教会になったらいいよね。

お知らせ

『現代にひびく右近の霊性』  小冊子

「ユスト高山右近の列福を求める祈り」   カード

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各小教区に配布済。

以下、カトリック中央協議会ホームページより。

「2011年7月、教皇庁列聖省の同意を得て、ユスト高山右近の列聖申請事由を証聖者から殉教者に変更することが決まりました。現在、これに伴う列聖申請書の提出準備が整いつつあります。

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右近の生涯は稀代(きだい)なものとはいえ、揺るぎない信仰に根差したその生き方は、現代を生きる日本の教会に大きな示唆を与えてくれます。右近の信仰の光は、イエスの福音を深く理解するよすがになります。列聖列福特別委員会は、右近の霊性をいっそう深く知り、日々の信仰生活に役立てることを目的に『現代にひびく右近の霊性』という無料の小冊子(送料のみ負担)を発行いたしました。」

お申し込み・お問い合わせは、所属教会まで。

ペトロ・パウロ聖職者の集い

(司祭ダイヤモンド祝・金祝・銀祝)

6月25日(月)11時より

東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂 にて

※どなたでもご参加いただけます。

※駐車場の混雑が予想されますので、なるべく公共交通機関を

ご利用下さい。

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください

(未発表のものに限ります)。

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文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。

〒112-0014文京区関口3-16-15 東京教区事務局 東京教区ニュース係
FAX(03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

子どもたちの夏期練成会

8/23(木)~8/25(土)

聖パウロ修道会・箱根修行所で 集合:11:00

新宿区四谷1-2サンパウロ前で

対象:小学校4年生~中学生男子

参加費:¥7,000

締切日:8/10(金)

担当:聖パウロ修道会 Br.小島次郎

問合せ:〒160-0011新宿区若葉1-16-12 Tel/03-3351-5154 Fax/03-5363-3505
e-mail:ssp-voc@sanpaolo.or.jp

祈りへのおさそい

リフレッシュー静けさの中で

7/14(土)18:00~7/16(月・祝日)昼食(初日の晩は特に大切にしておりますので、出来るだけご参加を)

メルセス会日野別館で 祈りたい方はどなたでも

指導:シスター渡辺多賀子(メルセス会)

費用:\7,000(全日程不可能な方はご相談を)

申込:7/4(水)まで

Tel・Fax/03-5377-1457 (19:00~21:00)第5修道院 シスター渡辺多賀子

召命黙想会

6/16(土)15:00 ~6/17(日)16:00

福音史家聖ヨハネ布教修道会小金井修道院で

テーマ:“召命、それは神の愛の賜物―主の招きに応えて歩む道―”

指導:千原通明神父(イエズス・マリアの聖心会)

対象:未婚の女性信徒(40才位迄)

持ち物:聖書、筆記用具、洗面具、寝巻

参加費:¥3,000

申込:6/9(土)までに下記へ(〒184-8511小金井市桜町1-2-20福音史家聖ヨハネ布教修道会)

Tel/042-383-8527  Fax/042-383-7492 中村喜美子

シスターと一緒に歌い祈るミサ

6/18(月)18:30~19:45

ニコラ・バレで(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)

※ミサ後、同世代のシスターたちとの交わりの時など企画(自由参加)

対象:18~30才のカトリック信者独身男女(受洗勉強中可)

参加無料

主催:イエスのカリタス修道女会

問合せ:Tel/03-3396-2171
e-mail:kanku11@m-caritas.jpSr.松山

「カルメル山の聖母の荘厳記念」の典礼

7/16(月・祝)ミサ 6:30/10:00

晩の祈り(歌):19:30つづいてミサ

※各ミサ後 スカプラリオ授与式

カルメル修道会上野毛修道院聖堂で(〒158-0093世田谷区上野毛2-14-25上野毛教会 大井町線上野毛駅下車徒歩6分)

主催:カルメル修道会上野毛修道院

問合せ:Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp

■「社会人(働いている人)のための祈りの集い」

6/13 7/11(第2水曜日)19:00~20:30

マリアの御心会で

主日のみことばを祈り分かち合い 軽食有り

申込:Tel/03-3351-0297

いやしのためのミサ

6/10 7/8(第2日曜日)14:00~

聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)

司式:小平正寿神父(フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)

ミサ後、個人別祈りの時間帯有

問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940

ミサ詳細:http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
小平師:http://tomkodaira.multiply.com/

ローマ典礼の特別形式による歌ミサ(別称トリエント・ミサ)

6/17 7/15 8/19(日)15:00ミサ(14:00開場 14:30ロザリオの祈り)

聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)

主催:ウナ・ヴォーチェ・ジャパン

司式:池田敏雄神父(聖パウロ修道会)

詳細:http://www.geocities.jp/una_voce_japan/

問合せ: e-mail:una_voce_japan@yahoo.co.jpまで

七十二人の集い(ひきこもり支援)

以下共通 問合せ e-mail:72ninn@gmail.com詳細:
http://www.ignchurch.info/72nin/

カトリックひきこもり支援東京大会

10/8(月) 12:00 開会 ~16:00 (11:30 開場)

麹町教会主聖堂ヨセフホールで

テーマ:ひきこもり明け

ひきこもり支援の意向のミサ

毎月第2日曜日14:00~

麹町教会ザビエル聖堂で

ひきこもり当事者、家族、心ある方たちのために

祈り-イグナチオの霊操によって-

「自分を見つめるために」

第2・4木曜日10:45~12:00

麹町教会ザビエル聖堂で

「岐部 親の集い相談室」

毎週木曜日 昼 14:00~16:00 夜 19:00~20:30

イエズス会岐部修道院3階集会室304で

申込:第1・3・5は予約制

「浅草 親の集い」

毎月第1・3土曜日 14:00~16:00

浅草教会で

申込不要

「吉祥寺 親の集い」

毎週木曜日14:00~16:00

ナミュール・ノートルダム修道女会東京修道院で(武蔵野市吉祥寺本町4-26-21 成蹊大学前)

申込不要

「市谷 親の集い」

毎月第1・3火曜日 14:00~16:00

援助修道会市谷修道院で(新宿区市谷田町2-24)

申込不要

召命黙想会

7/8(日)10:30~16:00

御聖体の宣教クララ修道会本部修道院で(世田谷区桜新町1-27-7)

担当:小西神父(フランシスコ会)

自由献金

問合せ:Tel/03-3429-4823 Sr.小松 Sr.小崎

黙想会の案内

7/6(金)18:00~7/8(日)16:00

東村山三位一体修道院で

テーマ:「自分(人間)にとってイエスとは」対「イエスにとって自分(人間)とは」

指導:W.キッペス神父(レデンプトール会司祭・臨床パストラルセンター所長)

費用:7/6~7/8 ¥20,0007/7~7/8 ¥17,000

申込:Tel・Fax/0467-53-4466 Tel/090-4540-9455

e-mail:yuko-syonan5150@softbank.ne.jp上坂佑子

主のもとに憩う祈りのひととき

6/20 7/18 9/19 10/17 11/21 12/19(毎月第3水曜日) 19:30~20:30

※8月休み

マリア会シャミナード修道院聖堂で(〒102-0071千代田区富士見1-2-43)

担当:清水一男神父

どなたでも、遅刻も、途中参加も可

問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林

いやしのためのミサ「おかえりミサ」

6/16(土)15:00祈り 16:00ミサ

援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)

司式:晴佐久昌英神父(東京教区)

どなたでも参加可

問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで)

e-mail:auxijapon@live.jp(件名に「おかえりミサ問合せ」と記入)

聖書深読

6/23(土)16:30

メルセス会第四修道院で (〒166-0003杉並区高円寺南5-11-35)

内容:聖書深読、教会の祈り、夕食を共にしながら分かち合い

対象:祈りたい方はどなたでも

問合せ:Tel/03-3315-1550(18:00~20:00)

http://www.mercedarian.com

現代に生きる信仰体験の集い

毎月第2・4土曜日14:00~16:00(2013/3/23まで)

上石神井イエズス会修道院(旧神学院)会議室で

(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分・吉祥寺と三鷹駅発バスで武蔵関駅入口降車徒歩10分)

内容:静かに音楽を聴きながらの黙想・分かち合い・観想的なミサ

担当:イシドロ・リバス神父

問合せ:e-mail:ribas@jesuits.or.jpTel/03-3594-2184

在世フランシスコ会 聖母病院兄弟会黙想会

6/10(日)10:30~15:00 黙想会 15:30ミサ 許しの秘跡あり

聖母病院大聖堂2F会議室で(新宿区中落合2-5-1)

指導:伊能哲大神父(フランシスコ会)

内容:フランシスカンの生活 フランシスコに関心のある方はどなたでも

自由献金

昼食用弁当お茶を持参 の問合せ:Tel/03-3362-3954

「会社帰りの黙想・お昼の黙想」

以下共通

麹町教会マリア聖堂で(中聖堂)(JR・東京メトロ四谷駅からすぐ)

指導:クラウス・リーゼンフーバー神父

連絡先:〒102-8571 千代田区紀尾井町 7-1 S.J.ハウス Tel/03-3238-5124 (直通), 5111(伝言)

「会社帰りの黙想」

6/12 6/26(第2・4火曜日)18:45~20:00

「お昼の黙想」

6/5 6/19(第1・3火曜日)10:40~11:55 

ベタニアの集い

7/15(日)13:30~16:30

ベタニア修道女会本部で

対象:独身女性信徒(40代まで)

参加費:¥500

申込:ベタニア修道女会本部(〒165-0022中野区江古田3-15-2) T

el/03-3228-1133 17:00以降 Tel/03-5318-5676 シスター松永、他スタッフまで

「沈黙のうちに神を求めて―観想の祈りへの道」

講演と祈りの実践

7/25 9/19(水)14:00~16:00

麹町教会3階アルペホールで(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分)

アビラの聖テレジアの「霊魂の城」から始まる講話の後、一緒に祈ります。

指導:九里彰神父(カルメル会管区長)

どなたでも 献金歓迎 申込不要

問合せ:Tel/042-473-6287 篠原(11:00~20:00)

「長崎黙想の家」から

7/14(土)~16(月)

イエズス会立山修道院(長崎黙想の家)で

(〒850-0007 長崎市立山5-8-30 長崎駅から徒歩約30分、日本26聖人殉教地教会横の細道をホテル長崎方向へ。バス(長崎県営・長崎バス)約15分、JR長崎駅陸橋下より「浜平・立山」行き、終点ホテル長崎前「立山」で降車。詳しくは問合せ)

テーマ:あなたの生き方をかえるために……福音に照らされて

指導:ディアス神父(イエズス会・立山黙想の家)

対象:青年男女(40代まで)

問合せ・申込み:095-821-4577(長崎黙想の家)

講座・研修会

池田敏雄神父によるカテキズム講座

毎週木曜日(初木・13日を除く)15:00~17:00

サンパウロ宣教センター2階で

指導:池田敏雄神父(聖パウロ会)

内容:「カトリック教会のカテキズム」第2編 キリスト教の神秘を祝う第2部

費用:¥300/1回(会場費・茶菓子代)・他

問合せ:Tel・Fax/042-525-0675 浅見

講座案内(カルメル修道会)

以下共通 上野毛教会信徒会館で(世田谷区上野2-14-25東急大井町線上野毛駅下車 徒歩6分位)

担当:中川博道神父(カルメル修道会)

対象:どなたでも いつからでも(申込不要)

問合せ:Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp

「キリスト教の基本を学ぶ」

―洗礼準備のため、又キリスト教の基本を学びなおすために―

いずれも金曜日(朝のクラス)10:30~12:00 (夜のクラス)19:30~21:00

6/8 テーマ④「あなたは誰?」【2】-聖書の人間へのまなざし

6/22 テーマ⑤「人間の問題性」【1】-人間存在の根源的なずれとゆがみ

7/6 テーマ⑥「人間の問題性」【2】-兄弟性のゆがみ「カインとアベル」

7/20 テーマ⑦「信仰を生きるとは?」-信仰の祖 アブラハム

「カルメルの霊性に親しむ」

―カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探します―

6/12 7/10 10/16 朝のクラス(火) 10:30~12:00

6/15 7/13 10/19 夜のクラス(金) 19:15~20:45

「キリストとの親しさ」〈出会いの神学〉

―キリストと出会った人々の姿を聖書をとおして辿ります―

6/26 9/25 朝のクラス(火) 10:30~12:00

6/29 9/28 夜のクラス(金) 19:15~20:45 

道の会主催 勉強会

以下共通

サンパウロ宣教センター4階で(JR・地下鉄四谷駅四谷口徒歩2分)

講師:澤田豊成神父(聖パウロ修道会)

会費:\1,500/回

対象:どなたでも

申込・問合せ:道の会 Tel・Fax/03-6908-6571

e-mail:junrei@michi-no-kai.com
http://www.michi-no-kai.com

2012聖地の旅勉強会 聖書講座

日曜日11:30~15:30 (勉強会終了後、主日ミサ有り)

内容:ヨハネ福音書とともに聖地を歩むⅢ

5/13 聖霊の派遣

6/17 イエスの平和

7/17 イエスの祈り

9/9 イエスの逮捕とペトロの否認(イエスの受難と死)

10/14 イエスの裁判と十字架上の死(イエスの受難と死)

11/11 イエスの復活

12/9 イエスの羊を牧する

勉強会『聖書のルーツ・古代オリエントに思いを馳せる』

7/15(日)11:00~12:30

第2回「救い主?それとも異国の王?」~ペルシア王キュロスをめぐって~

■ CWC勉強会

以下共通 真生会館1階第1会議室で

会費:¥700/回

カルメルの霊性に親しむ「完徳の道」

7/24(火)10:30~

講師:九里彰神父(カルメル会)

問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤

旧約聖書を読む会

6/11 7/9(月)10:30

講師:前島誠(ユダヤ教・聖書学者)

問合せ:Tel/048-864-2805 斎木

講座案内

以下共通

キリストイエズスの宣教会で(江戸川区南小岩6-25-6 総武線小岩駅より7分)

問合せ: Tel・Fax/03-5889-3055 シスター ベアトリス

「よりよい家庭を求めよう」少人数の8回講座

毎月第2・4水曜日 10:00~12:00

内容:家庭とは、夫婦親子の理解、子供の成長段階、自分とは、愛することなど、他

聖書のこころ-日常生活を深めよう-

毎月第1・3月曜日10:00~12:00 第2・4水曜日19:00~21:00

信仰を深めよう

毎月第2・4火曜日、第1・3木曜日10:00~12:00

ようこそ「自分の将来を考えている方」

毎月第1土曜日 14:00~16:00

聖書朗読と静かに祈ろう

毎月第3土曜日14:00~16:00

悩み相談などのご希望の方

いつでもOK 22:00まで可能 ご連絡ください

祈りと学び【アデル】

-汚れなきマリア修道会の創立者 おとめ“アデル”について学ぶ-

6/9 7/7 9/8 10/13 11/10 12/8 2013/1/12 2/9 3/9(土)10:00~12:00

(8月休み・10月は祈りの日の集い)

汚れなきマリア修道会町田修道院で(〒194-0032町田市本町田3050-1)

対象:どなたでも 無料

担当:Sr.小林幾久子

申込:住所、氏名、所属教会、電話番号、(メールアドレス)を記入の上、Fax・e-mailのいずれかで

Fax/042-480-3881
e-mail:marianist@marianist.jp

問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

6/16(土)14:00~15:00

吉祥寺教会で(中央線・井の頭線吉祥寺駅ロンロン側西口より徒歩5分)

テーマ:「科学とキリスト」

講師:美田稔氏(テイヤ-ル翻訳家)

教材:当方で用意(テイヤールの「科学とキリスト」ある方は持参)

参加無料 申込不要

問合せ:Tel/03-3332-8866 竹田誠二

南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

6/23 7/28 8/25(土)13:30~15:00

幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで

(Tel/03-3261-0825JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)

講師:平田栄一(風編集室)

参加費:¥1,000

テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)

※南無アッバのお札のお渡し有り

申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095

e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp

ルカ福音書を読む会

6/15(金)18:30から2時間位

真生会館1F奥アゴラ室で(JR信濃町駅)

約30年前に真生会館で学生を指導されていた故山口武神父のルカ福音書研究会(10年ほど前に長崎で開かれていた)の音声を聴き、分かち合い 無料

顧問:シェガレ神父

世話人:片山 Tel/080-1034-7531

信徒の月例会「聖霊・聖なる教会・永遠の命を信じます」

6/16(土)14:00(16:00主日のミサ)

麹町教会アルぺホールで

テーマ:教会-キリストの救いの業が受け継がれる

指導:岩島忠彦神父(イエズス会)

問合せ:Tel/03-3263-4584 申込不要

ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里5-27-4 エルアルカサルフジ 305 ビ・モンタント東京事務所

(JR・地下鉄西日暮里駅下車) 執務時間:(木)14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場同一条件13:30~15:00

指導:泉富士男神父(東京教区)

会費:¥500 申込不要

6/5 (火)立川教会で

6/12(火) ビ・モンタント東京事務所で

6/15(金)高輪教会で

6/19(火) 三軒茶屋教会で

7/3 (火)立川教会で加藤英雄神父(本所教会)

聖書通読講話会

〔四谷会場〕以下共通

土曜日13:30~15:00

サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)対象:会員外もふるって参加を

世話人:浜端 Tel/042-623-1469

6/2「出エジプト記」泉富士男神父(東京教区)

7/7「ヨハネによる福音書」鈴木信一神父(パウロ会)

〔関口会場〕6/6 6/20 7/4(水)10:30~12:00

「民数記」泉富士男神父(東京教区)

東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)

パッチワーク・キルト同好会

6/14(木) 11:00~15:00

ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます

会員外もふるって参加を

世話人:宮木 Tel/042-575-2335 

月例散策会

6/13(水) 10:30 JR中央線豊田駅改札口集合

行先:豊田教会および清水公園地域散策

世話人:Tel/03-3999-1209 田垣

気軽に絵を描く会

6/6 6/20 7/4(水)13:30~17:00

ビ・モンタント東京事務所で

指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等

会費:¥1,000/月 (画材自己負担)

世話人:野村 Tel/03-3394-5778

「キリスト教入門講座」

以下共通

金曜日18:45~20:30

麹町教会信徒会館3階アルペホールで(四ツ谷駅前)

講師と連絡先:K・リーゼンフーバー神父 (上智大学名誉教授)

〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウス Tel/03-3238-5124 (直通) 5111 (伝言) Fax/03-3238-5056

6/1 新約聖書の神理解―主なる父

6/8  祈りによる神理解― 神の偉大さと近さ

6/15 救い主の役割―人類の待望

6/22 神の国―イエスの告げるメッセージ

6/29 イエスの生き方―神に遣わされて人に仕える

「マルタ奨学金」主催 やさしい神学講座

6/30(土) 14:00~16:00

上智大学内 S.J.ハウス1階で(千代田区紀尾井町7-1JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 麹町口)

講師:増田祐志神父(イエズス会司祭・上智大学神学部教授)

テキスト:「カトリック神学への招き」当日購入可

会費:¥800

問合せ:Tel/090-3215-5392
e-mail:m.mar.tha@hotmail.co.jp
遠藤洋子

「小林敬三神父によるマルガリータ会」

6/21(木)10:30~12:00

真生会館1F会議室で(JR信濃町駅から右手に出て1分)

小林敬三神父(西千葉教会)による3ヶ月に一度のマルガリータ会

自由献金 どなたでも参加可

問合せ:Tel/043-241-4812(西千葉教会)

東京・生と死を考える会定例会

6/23(土)13:30~16:00

ニコラ・バレ9階で(JR四谷駅麹町口左側、スクワール麹町斜め手前の茶色のビル)

テーマ:「愛か?死か?」

講師:島尾伸三(写真家・作家)

参加費:会員¥1,000 一般¥1,500 学生・障害者と付き添いの方¥500

問合せ:東京・生と死を考える会事務局 Tel/03-3357-5780 (火・木曜日10:00~16:00)Fax/03-3357-5793
http://homepage2.nifty.com/tokyo_seitosi/

ラウダを歌う会

6/16(土)14:30~16:00 四谷・サンパウロ宣教センター 2階会議室で (Tel/03-3357-7651)

講師:杉本ゆり

内容:Proles de caelo(ラテン語イムヌス)、Laudar vollio per amore(コルトナ・ラウダ37番) 対象:キリスト教の歌として中世の単旋律賛歌に興味を持ってくださる方

参加費:¥1,000

要申込み

申込み:Tel・Fax/0422-32-6074

e-mail:yuri-francesca@nifty.com

講座案内 ~グレゴリオ聖歌研究会~

6/18(月)18:45~21:00

東久留米市東部地域センター2階音楽室で(東久留米市大門町Tel/042-470-8020)

講師:望月寛之(聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師)

参加費:¥2,000

問合せ:Tel・Fax/080-5099-4322

e-mail:jiji.yoshiki@gmail.com田部

♪ 音楽会等♪

麹町教会初金聖歌隊16周年コンサート

6/16(土)14:00開演 13:30開場

麹町教会主聖堂で(JR四谷駅麹町口下車、徒歩2分)

出演:イグナチオ教会初金聖歌隊

指揮:大内葉子

伴奏:上原昌子

客演:丹羽経彦(元N響チェリスト)

曲目:Dixit Dominus, Eli!Eli!, Cantus Gloriosus, Panis ngelicus, Riu Riu Chiu Vesperae Solennes de Confessore K.V.339 他

入場無料

問合せ:e-mail:yfb16318@nifty.com初金聖歌隊HP:
http://homepage2.nifty.com/hatsukin/

オルガンと祈り

《光は神に従う人の上に -聖ペトロと聖パウロ-》

6/29(金)19:00~19:45

麹町教会主聖堂

オルガン:浅井寛子(当教会首席オルガニスト)

曲目:未定

自由献金

東北支援チャリティーコンサート

6/24(日)14:00

高円寺教会主聖堂で

曲目:Missa de Angelis, O Crux Ave他

主催:聖歌合唱の会

入場無料 自由献金(仙台サポートセンターに送ります。)

「聖歌合唱の会」で一緒に歌いませんか

混声4部でラテン語聖歌、日本語聖歌の練習。

毎週日曜日11:30~13:30

高円寺教会主聖堂で

途中参加も可

聖歌合唱に興味を持っておられる方初心者(特に男声初心者)どなたでも歓迎

会費¥500/月 楽譜支給

成果の披露はミニコンサートやミサでの聖歌奉仕などで

連絡先:横田 Tel/090-3347-4792 林 Tel/090-3103-0154

~Vocal Ensemble“The Liedertafel”ボランティア演奏会~

6/30(土)14:15開演 14:00開場

慈生会ベタニアホーム1階ホールで(中野区江古田3-15-2 Tel/03-3387-3388)

出演:指揮:田中理恵子

伴奏:相原志帆子

司会:田部善樹

鈴振り:水嶋夏洋(小6)

声楽ソロ&デュオ:日和佐守(バリトン)横田圭亮(バス)

ピアノ連弾:相原志帆子・日和佐守

合唱:声楽アンサンブル“リーダーターフェル”

曲:“絆、愛と慈しみの家” フロージャック神父原詩 Sr.木村純子歌詞 山下晋平作曲 田中理恵子編曲

ピアノ連弾:モーツアルト作曲“アイネクライネナハトムジーク”第一楽章&第4楽章より 創作曲“万華鏡”&“遥かな響き”鈴木徹造 詩 荻原利浩 曲 田中理恵子他

その他

東星学園中学校高等学校第1回学校説明会

6/17(日)10:00~12:00 東星学園中学校高等学校で(清瀬市梅園3-14-47)教育方針・教科学習の特色を説明 学校見学・個別相談も可能 なお、学校見学・入試(転入)相談は随時できます(要事前連絡)http://www.tosei.ed.jp/ Tel/042-493-3201 Fax/042-493-3337 e-mail:chukou@tosei.ed.jp 

聖マリアンナ・チャペル・ギャラリーのご案内

至門遥 銅版画展(カトリック美術協会々員・埼玉県大宮教会所属)

5/23~7/25 10:00~17:00

聖マリアンナ医科大学病院3F小聖堂チャペル・ギャラリーで(〒216-8511 川崎市宮前区菅生2-16-1)

入場無料

問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行

東日本大震災復興支援のためのチャリティキルト展

蕨維子 キルトで綴る「祈りの世界」

6/23(土)・6/24(日)10:00~16:00

幼きイエス会 ニコラ・バレで(JR四ツ谷駅麹町出口徒歩1分)

出品内容:「ルルドの聖母」(118cm×74cm)ほか大作14点

入場無料

※自由献金、および手芸販売あり(収益はカリタスジャパンを通して復興支援金とします)

問合せ:野のゆり会 佐々木美津子 Tel/045-810-0066 Fax/045-810-0067   

「VIVID」

★7月号(No.294)は、7月1日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 5月20日(日)

★8月号(No.295)は、8月5日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 6月17日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
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