お知らせ

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東京教区ニュース第289号

2012年01月01日

ペトロ 岡田武夫大司教 クリスマスと新年のメッセージ

『信仰年を迎える』ペトロ 岡田武夫

クリスマスと新年に当たり東京教区の皆さんに挨拶を送ります。

2011年は東日本大震災の年です。なくなられた方々の永久の安息を祈り、被災された方々を神様が支え照らし励ましてくださるよう祈ります。

2012年は第2ヴァチカン公会議が始まってちょうど50周年に当たる年です。教皇ベネディクト16世は 『信仰年』 を宣言しました。信仰年は第2ヴァチカン公会議が開幕した10月11日に始まり2013年11月24日の「王であるキリスト」の祭日に終わります。わたくしはこの機会に、次のような目標を立てました。

1.信仰を深め、信仰をあかししよう。

現代は信仰が深刻な危機に瀕している時代です。超越的な存在、永遠の世界、神の愛ということに無関心な人が増えています。わたしたちはこの世俗化した社会の中で信仰を実行し神の愛を伝えていかなければなりません。そのためには具体的な実践目標が必要です。まず毎日の祈り、聖書、霊的読書の実践、家族・友人とのつながりを深めること、また社会の隅で病み疲れている人、孤独な人の友となるなど具体的な努力目標を設定しましょう。

2.『カトリック教会のカテキズム』を学ぼう。

2012年は 『カトリック教会のカテキズム』 発行20周年の年です。『カトリック教会のカテキズム』は、第2ヴァチカン公会議の教え、最近の教皇の教えなどに基づいて新たに編纂された、最も権威ある要理指導書です。日本の司教協議会はさらに『カトリック教会のカテキズム』の指導にしたがって、今の日本の事情に即した教えとして『カトリック教会の教え』を編纂・発行しました。どちらも第2ヴァチカン公会議の教えが基準になっています。この機会に体系的に公会議の教えを復習することが推奨されます。

3.勇気を出して多くの人の友となる。

現代社会は血縁、地縁、社縁※の薄れた 『無縁社会』であるとも言われます。今年はこの問題に取り組む年にしたいものです。

12,763人。これは2010年の東京教区の居所不明者の数です。少なくともこれだけ多くの人が小教区と連絡が取れていません。種々の事情があることでしょうが、教会の中にも『無縁社会』があるとしたら悲しいことです。

――ことしの祈り

God grant me the serenity to accept the things I cannot change…Courage to change the things I can, and Wisdom to know the difference. -Reinhold Niebuhr

(神様、どうかわたしに与えてください、変えられない事を受け入れる心の静けさを、変えられる事を変える勇気を、そしてその違いを知る知恵を。   -ラインホールド・ニーバー)

※ 社縁 = 会社の人間関係を通したつながり

日本司教団メッセージ『いますぐ原発の廃止を』

~福島第一原発事故という悲劇的な災害を前にして~

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日本の司教団は11月8日仙台にて第2回特別臨時司教総会を開き、原子力発電についてのメッセージを全司教合意の下、採択した。

同日、元寺小路教会聖堂にて全てのメディアに開放された記者会見を開き、日本のカトリック信者だけではなく、日本に住むすべての人々へ向け、このメッセージを発表した。

司教団は『いのちへのまなざし』(2001年)で、脱原発の方向を示していたが、その存続を容認する立場であった。今回、福島第一原発事故を目の当たりにして、原発に対するより踏み込んだ明確な姿勢を打ち出すために、このメッセージを発表した。

今回のメッセージでは「脱原発依存」だけではなく、「脱電気エネルギー依存」の生活転換を訴えている。それは、脱原発だけではなく地球温暖化への対策も含めた地球環境、人間の命を大切にすることになるとコメントしている。

なお、日韓司教交流会のために仙台へ滞在中だった、韓国の司教団も同文書への支持を表明した。

メッセージ全文

言葉の説明(司教団メッセージ「いますぐ原発の廃止を」についてのコメント 【5】)

記者会見の様子左から

平賀徹夫司教(仙台)

岡田大司教(東京)

池長潤大司教(大阪)

高見三明大司教(長崎)

谷大二司教(さいたま)

江戸の殉教者ミサ高輪教会

高木神父

高輪教会の聖堂は「殉教者の元后聖マリア」に捧げられていますが、これは2000名ともいわれる江戸の大殉教の先がけとして50名が火刑に処せられた港区三田・札の辻が教会に近いことに由来しています。

イエズス会のキュンブルグ神父はじめ殉教者の一人である原主水(はらもんど)の子孫の長年の研究により、当時の智福寺(ちふくじ)がまさに処刑場の跡地であることが確定され、同じイエズス会のロス司教の尽力で1956年、境内に顕彰碑が建立されました。その後、智福寺の移転に伴い、一時期碑は近くのセント・メリー学園に移され、さらに学園の移転後、71年現在の教会聖堂前に移築されて今日に至っています。

顕彰碑

59年の献堂に際しては江(え)副(ぞえ)隆(たか)愛(よし)氏より百二十号という油彩画の大作『江戸の

大殉教図』が寄贈され、翌年より毎年11月には記念祭を行い、4年前には殉教者の一人原主水の列福を記念して、処刑地に隣接する三田ツインビル西館の大ホールを貸切り、港・品川宣教協力体主催(岡田大司教様主司式)で「感謝の祭儀」も致しました。

2011年の記念祭は13日(日)10時で、信徒が持参した一輪献花を顕彰碑に捧げた後、司牧責任司祭の髙木賢一神父様が『大殉教図』の複製パネルを掲げた侍者に続いて入堂。殉教者の心に学ぶお説教と信徒作詞作曲の殉教者を讃える聖歌に浸ってから、希望者が集まり処刑場の跡地まで約2キロの道のりを行列しました。

カトリック高輪教会 教会委員長 寺田武彦

神学院 ザビエル祭

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11月23日に日本カトリック神学院東京キャンパスにおいてザビエル祭が開催された。

今年のテーマは「あなたがたが与えなさい」(マタイ14・16)

「今私たちに出来ること」

10時から始まった開式ミサのなかで伊藤幸史神父様は震災のあと世の中が大きく変わったことに私たちは意識を高め行動を見つめ直す時ではないか。」と述べられた。福音朗読はルカによる福音(10章25~37)良きサマリア人のたとえを引用。説教では仙台教区事務局長の小松史朗神父様が「共に生きるということは相手を思いやる事から出会いが生まれ行動に移った時に喜びに代わる。そして私たちも頂いていると気がつく。そこに神様との出会いが生まれる。」と呼びかけられた。午後12時半から始まった小松神父様の講演会は大勢の信徒で会場はいっぱいになった。テーマは「大震災について。」

「毎日いろんな人と出会うんですよ。そうすると自分が使われていると感じるんです。神様の思いがそこにあるとね。外に目を向けると必ず出会いが待っているんです。皆さんと共に生きる証がはっきりしてくる。これが新しい生き方なんだと実感できる。ここに自分の心で感じたいと思って来てくださる方大歓迎です。人と繋がっていると発見できるし個人としての挑戦が待っている。人々に伝えて欲しい。終わりではなく今始まったんだと。これを確認してもらいたいと思っている。」と笑顔で話された。

中央のステージでは神学生によるダンスが披露され、また板橋教会による手話ダンスは「アーメンハレルヤ」を熱演。澤田和夫神父様も踊りに加わり皆さん拍手喝采。一粒会はパン、おこわ、神津島の海苔。立川、板橋教会は焼そば。高円寺教会は焼き鳥、中高生のTシャツ販売。川口教会はたこ焼き、ベトナム料理。東京韓人教会はチヂミ。関町教会はお弁当、おしるこ、ホットドッグ、ジュース。神学生コーナはポップコーン、チーズケーキ、銀杏の販売。徳田教会はひよこ豆カレー。など盛りだくさんの模擬店が犇(ひし)めき合った。午後2時半からの閉会式は神学生一同が揃い自己紹介神学生の顔に笑顔が溢れた。お天気にも恵まれ参加者は1000人を越えた。

小塚 由利子

ネットワークミーティングin東京

2012年3月3日(土)12:30受付開始

~ 3月4日(日)16:30解散予定

【対 象】: 18才以上の青年(高校生は不可)

【開催地】:国立オリンピック記念青少年総合センター

〒151-0052渋谷区代々木神園町3-1

【参加費】:¥6,000(予定)

※延泊される場合は、プラス¥3,000.-

【申込先】:第22回ネットワークミーティングin東京実行委員会

Mail:nwm.in.tokyo.2012@gmail.com

【主 催】:第22回ネットワークミーティングin東京実行委員会

【後 援】:カトリック青年連絡協議会、カトリック東京大司教区青少年委員会

荻窪教会50周年

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荻窪教会は、11月12日(土)に創立50周年記念ミサと記念式典、祝賀会を行いました。

1961年(昭和36)に高井戸聖バルトロメオ教会として設立され(2年後に荻窪教会と改名)翌62年にドイツ・ケルン教区の御支援で聖堂が建ちましたので献堂50周年は2012年です。しかし1986年に 25周年記念式典をしたのでその25年後に創立50周年を祝いました。

当日は、岡田大司教をはじめ、6人の歴代主任司祭宣教協力体の高円寺と吉祥寺の主任司祭、様々に協力して下さった司祭の方々あわせて14人の神父様が共同司式でミサを挙げて下さいました。新しい典礼のモデル教会だったこの教会の祭壇の中心にある木製の十字架。その金の縁取りを信徒達が心こめて磨き上げ、光り輝く十字架をあおぎみて、信徒一同、これまでの聖霊の導きに感謝してミサに与かりました。言葉につくせぬ感動がありました。

畳敷きの仮聖堂から始まった教会の聖堂は、敗戦国ドイツ・ケルン教区から同じ敗戦の苦しみにある東京大司教区へと惜しみなく提供してくださった援助の一環です。そのケルン精神を改めて想起するため私達は6月に研修会をもちました。

吉祥寺と高円寺教会の中間にある荻窪教会は現在も信徒数500人余の小さな教会ですが、その特質を活かして、地味ながら着実な働きをしてきたとおもいます。荻窪という土地柄か、素朴というより時に智に働きすぎもする信徒達の司牧にあたられた主任司祭方には、言うに言われぬ御苦労があったと拝察します。辛抱強く導いて下さったすべての神父様にあらためて深く感謝いたします。

初代主任佐久間神父様が、50周年記念の、荻窪教会の歌を作って下さいました。「《船》その名はバルトロマイ号」今後もイエスの御国(みくに)を目指して力強く進んで行きたいと思います。

荻窪教会 広報担当 斎藤恵子

CTICカトリック東京国際センター 156号

「被災地のフィリピン人共同体とともに」

大船渡教会でのタガログ語ミサ

~フィリピン巡礼ツアー2011に参加して~

私たちの街大船渡(おおふなと)は、岩手県の三陸海岸の南に位置し、自然に恵まれた風光明媚な人口4万人の港町でした。この街を3月11日、大地震とともに大津波が襲いました。海に近い地域は壊滅的な被害を受け、多くの人が亡くなり、また多くの人が住まいや財産、働く場所を失いました。私たちの大船渡教会は高台にあり、お聖堂(みどう)や司祭館は被害を免れましたが、坂の下にあった納骨堂はすっかり流されてしまい、安置してあった11人の方のご遺骨は波にのまれてどこに行ったかわからなくなってしまいました。そして私たちは5人の信徒仲間を失い大きな悲しみに包まれています。信徒の中には家や職場を流され、避難所生活をし、仮設住宅に入り、また大船渡を離れて他の地に移っていくことを余(よ)儀(ぎ)なくされた人もいます。主任司祭だった会津神父様は、兼任だった隣の気仙沼教会の支援に力を入れなければならなくなり、大船渡教会へは和歌山県からイエスの小さい兄弟会の塩田神父様とルド神父様が3月末に来てくださいました。着任当時、教会はまだ電気も水道も電話も使えない状況でした。その状況の中でおふたりの神父様は、教会周辺や信者の家の瓦礫(がれき)を片付けたり、避難先に信者を訪問したりしてくださいました。

大船渡教会は名簿上約100人の信者がいますが、普段の日曜日の御ミサは20人から25人ぐらいの信者が集まります。その中に一人か二人、フィリピン人の信者がいました。塩田神父様はその方々から情報を得、大船渡市や陸前高田(りくぜんたかだ)市に大勢のフィリピン人信者が日本人男性と結婚し家庭を持っていることを知り、その家庭を、避難先を、仮設住宅を、一軒一軒訪ねてくださいました。フィリピン人の方々はお互いに連絡をとり、訪ねた神父様や私たちを大歓迎してくれました。彼女たちは地震と大津波から命からがら逃げた話を涙ながらに話してくれました。母国を離れ異国の地で暮らす大変さ心細さに加えて、被災した苦しみ悲しみを神父様に打ち明けました。私たちは、教会に届く救援物資をフィリピン人の方にもお渡ししたいと声をかけ、少しずつ教会に来る人が増えてきました。彼女たちの顔と名前を覚えて親しくなろうと、毎週御ミサ後、自己紹介をしてもらい、写真を撮って名前を書き込んだりして、次第に親しくなってきました。フィリピン人の方々はとても明るく気さくな方々でした。

そんな時、東京から「シーティック」という人たちがフィリピン人の方々のために御ミサをしに来るという話を聞きました。「シーティック?」聞いたことのない名前でしたが、フィリピン人の神父様とシスターが来て、タガログ語の御ミサをしてくださるということでした。当日、様子を見に教会へ来てみた私はびっくりしました。想像していたよりはるかに多いフィリピン人の方々が教会に集まっていました。お聖堂はぎゅうぎゅう詰めで、中に入れません。お聖堂横の窓からのぞき込んでいる人もいました。御ミサの前に、聖歌の練習がありました。自分の国の言葉で聖歌を歌い、仲間たちと御ミサに与ることができる、その喜びと感動、感謝からだったのでしょう、大勢の人がもう涙を流していました。明るい笑顔の涙でした。日本に嫁いで20数年、タガログ語のミサに与ったことがない、フィリピン人の神父様、シスターに会ったことがない、話を聞いてもらいたいと彼女たちは大喜びでした。御ミサはギターやマラカスを用いて歓喜の集いでした。御ミサの後もみんなでお料理を持ち寄り、本当に楽しそうでした。教会まで送ってくれた日本人のご主人達も、奥さんや子供たちの笑顔をうれしそうにながめていました。遠く異国に嫁ぎ、言葉や文化・習慣が違う中で、家庭を守り地域に融け込み生きてきた苦労は並大抵のものではなかったでしょう。そして今回の被災。悲しみ・心細さの頂点にあったときにCTICから差し伸べられた物心両面の援助。フィリピン人の方々はどんなに嬉しかったことか、どんなに安心したことか。どれだけ励まされ、癒されたことか。CTIC のすばらしい支援に感動しました。

フィリピン巡礼 フィリピンの英雄ホセ・リサール記念公園で

そのCTICから「フィリピン巡礼ツアー」のお誘いを頂き、参加させていただきました。この秋一番の冷え込みとなった大船渡から、車のフロントガラスの氷をお湯で溶かして出発し、マニラ空港に着いたら34度もありました。茹(ゆ)だるような暑さの中に飾られているクリスマスツリーを見て、フィリピンに来たことを実感しました。一行は20代から70代の10人。淳心会の管区長館に泊まらせていただき、神学生の方々と早朝の御ミサに与り、毎日バスで移動。フィリピンで一番古いサン・アウグスティン教会、マニラ大聖堂、バクララン教会、ビノンド教会、キアポ教会等々。どの教会もヨーロッパ風で大きく、歴史のある建物でフィリピン人の方々の深く強い信仰を感じました。キアポ教会では主任神父様の計らいで、17世紀にメキシコから持ち込まれた奇跡を起こすと信じられている黒いイエス像に並ぶ列に割り込ませていただき、ひとり10秒という制限で触れてお祈りしてきました。リサール公園やサンティアゴ要塞、アヤラ博物館で歴史を学び、モンタルバンの聖マグダレナ・ソフィア基金を訪ね、シスター有田のお話を聞いてフィリピンの抱えている問題を学びました。現地の子供たちとそのお母さんたちと交流し、バンブーダンスを踊り、一緒に御ミサに与りました。トゥロン(バナナの春巻き)やココナッツの実にストローをさしたジュースもご馳走になりました。バイクにサイドカーをつけたトライシカルにも乗りました。東京ドーム8個分の広さのあるSMモール・オブ・アジアでショッピングを楽しみ、サルセッド・マーケットや毎日の昼食・夕食で現地の味を堪能しました。名物?ハロハロ(かき氷)も食べました。同行してくださった上智大学の寺田教授の解説(主に食文化?)も興味深く、レスティ神父様とCTIC奥山さんの掛け合いも楽しかったです。

夢のような、あっという間の5日間。帰ってきたら大船渡の霊峰五葉山(ごようざん)には雪が積もっていました。翌日から、会うフィリピン人の信者さんたちとは、「どうだった?」「どこ行って来た?」「何食べた?」「次はみんなで一緒に行こう!」と大盛り上がり。今回の経験を生かしてフィリピン人の信者さんたちと更にコミュニケーションを深め、いっしょに大船渡教会を発展させていけるように、神様の道具となって働きたいと思います。

CTICに感謝! 神に感謝!

カトリック大船渡教会 菅原圭一(すがわらけいいち)

カリタスの家 だより連載 第39回

新しい年を迎えて

明けましておめでとうございます。昨年中も多くのボランティアさんに支えて頂き有難うございました。そして今年もよろしくお願いします。

昨年の大震災では、否(いや)が応(おう)でも、自分の命だけではなく、一人ひとりの命がどんなに大切でかけがえのないものであるかを考えさせられました。それと共に、何の前触れもなく突然今の不自由な避難生活に追いやられた方々と接しながら、人の生活のあり方もその人の命と同じに大切なもの、命は生活の安定があってこそ保たれるものだという思いを強く感じさせられた年となりました。

東京カリタスの家は、今年創立43年目に入ります。苦しむ方と共に歩むことを目的とし、たった4名のボランティアから始まった会ですが、今は約300人のボランティアが東京教区を中心に活動しています。しかし、相談内容は、時代と共に移り変わり、現在の相談は非常に深刻で難しいものとなっています。そのため支援活動も 10年前まで多かった身体的介助から、失業、孤立、近隣とのトラブル等から生じるストレス、また、本人や家族の心の病等の相談で、心のケアが圧倒的に多くなっています。そして、その方の苦しみを知れば知る程、現代社会が以前と比べいかに生きづらい社会となっているかを感じざるを得ません。相談を受けた私たちは、1日も早く良い結果を出してあげたい、という思いに駆られます。しかし実際には私たちには微々たる力しかありません。その方が自分で這い上がる力、自立しようとする力を横で支え、後ろから後押しすることしか出来ないのです。でもそのほんの小さな力でも、一緒に悩み、共に歩む者が側にいることで、自分は一人ではない、せめて最小限、カリタスの家の人とはつながっているという思いがその人の生きる支えになって欲しい。それが私たちカリタスの家に関わる者の願いです。ほんの少しずつでもその人が元気を取り戻され、笑い顔が取り戻せるなら。そういう希(のぞ)みを持って、今年も小さい力ながら苦しむ方と共に歩んでいきたいと思っています。

「私たちの智恵は貧しくとも みんなで考え、

私たちの心は小さくとも みんなでひとつに、

私たちの意志は弱くとも みんなで支え、

大きな希望のもとに仲間 が集まり カリタスの家 を作っています。」

これは私たちカリタスの家に関わる全ての者の大切な祈りです。もちろん精神科医、弁護士、臨床心理士など専門職のコーディネーターがついていて下さいますが、専門家ではないボランティアの集まりだからこそ細やかな対応が出来、地道に長い期間一緒に歩み続けることもできると思っています。今年も設立当時の「苦しむ方々と共に」というキリストの愛の精神を忘れることなく、時代に沿った歩みが出来る柔軟な心の「東京カリタスの家」でありたいと思います。庄司昌子(しょうじまさこ)

東京カリタスの家 Tel/03-3943-1726 
http://www.tokyo-caritas.org 

教区司祭紹介第21回

フランシスコ・ザベリオ 深水正勝(ふかみずまさかつ) 神父

1938年8月28日生まれ
1966年1月6日 司祭叙階

―洗礼

1949年ザビエルの腕が日本に来た年に小学校3年で洗礼を受けました。世田谷教会で今田健美(こんだたけみ)神父からです。

教会へ行くようになったのは疎開先の鳥取から東京に戻り、成城のおじいちゃんのうちに暫くいた頃です。我が家には戦争から帰った母の弟(浜崎正雄(はまざきまさ)お)神父)がいました。叔父は将校で、馬でうちに来てくれたこともあり、小さな私にはかっこいい憧れの存在でした。その頃の日本人の青年、特に戦争体験をした青年は真面目で、人生のこと社会のことを色々考えていましたが、叔父はたまたま今田神父に出会い、急速にキリスト教に関心を持つようになりました。毎日のように教会に通い、当時の錚々(そうそう)たる成城教会の青年の仲間たち(濱尾枢機卿兄弟など)と公教要理を勉強し、洗礼を受け、すぐに神学校に行くことになりました。その時になって、私たちはキリスト教の話を聞きました。憧れの叔父は私の 10人きょうだいのうち男の子3人だけを一緒に成城教会に連れて行ってくれました。私は小学校2年くらいでしたが、初めて宗教体験をし、いっぱいの人がお祈りをして、歌をうたい、良いものだなという印象を受けました。

その後、成城から下北沢に引っ越し、家から5分のところに世田谷教会があったので、身近に感じて通うようになりました。後に、他の姉妹や母も洗礼を受けましたが、最初は男の子3人が洗礼を受けました。近かったから教会は私にとって遊び場でしたね。

今田神父は御ミサの度に「男の子は皆司祭になることを、女の子は皆シスターになることを考えなさい」と話しました。おかげで世田谷教会からはシスターや司祭が何十人も出ました。説教は毎回ゆうに 30分はありましたが、子どもながらにも楽しかったです。今田神父はいろいろな経歴や体験がありそれが説教を豊かにしていました。日本でも有数の説教家だったんだろうと思います。

―召命は?

そういう環境の中で、だんだんと準備されていたのではないかな。高校3年生の時に叔父に「将来のために黙想会に」と言われ、イエズス会の神学校に行きました。その時の参加者のほとんどが神学校に行くことになりましたが、私も神父になることを考えたのでしょうね。帰ってきて、今田神父に話したら「わかってた」と言われました(笑)。

―神学校時代

神学校は一番人数の多かった頃でした。一学年に何十人もいました。ラテン科の3年目になる年に院長さんから呼ばれて「あなたはローマに行って勉強しなさい」と言われてね、1959年の夏にローマのプロパガンダ ・ コレジオ(学寮)に行きました。そこからウルバノ大学に通いました。

ローマには10年いました。時代で言うと、第二バチカン公会議前、ピオ12世の時から第二バチカン公会議、パウロ6世の頃。ピオ12世はカトリック国でもない日本の新聞にも「巨星落(きょせいお)つ」と訃報が出たほど有名な教皇でした。次のヨハネス 23世はPapa di Bontá(善良さそのもの)と言われましたね。私たちの神学校と隣接していたので、よくいらして下さいました。そしてパウロ6世の頃は、冷戦も雪解けとなり、世界が春になったような、将来に対する明るい見通しがある時代でした。教会の中もそうでした。第二バチカン公会議があり、新しい歩みが始まった頃で、私も非常にワクワクしました。

プロパガンダ・コレジオには、アジア・アフリカ・オーストラリアなど世界中から留学生が来ていました。20~30代を共に過ごした仲間が世界に散ったというのは、私の力になっています。東京の哲学院も仲間の意識が強かったけど、ローマの仲間のつながりも強く、帰国 25年後から5年ごとに今も同窓会を開いています。

―帰国後

1969年に帰国しました。まだ土井枢機卿の時代でした。2年位神学校に行ったり、司教館の手伝いをしたりしていました。その頃、叔父の浜崎神父が柏教会の創設と初代主任として任命されました。叔父は長いこと教区会計の仕事に携わっており、本来の司祭の仕事をと任命されて、喜び勇んで任務にあたり、聖堂完成直前に心筋梗塞で亡くなってしまいました。まだ 49才でした。白柳(枢機卿)さんに「あなたが後を」と言われ、私も喜び勇んで後を継ぎました。柏教会は若い夫婦と子どもの多い教会で、教会学校など活発で楽しかったですね。

それからは学生のための真生会館に10年ほど携わりました。この頃、正義と平和協議会が始まりました。教会が社会のことに関わったことがなく、まだ少数の活動でした。相馬司教の秘書として働きました。韓国とフィリピンで民主化運動があり、我々もこれに取り組むことによって、教会と社会との関わりは大切だということを学びました。

―最後にメッセージをお願いします

信徒の参加が非常に大切な時だと思っています。神父さんたちは人数も増えないし、ますます年を取ってくる。これをチャンスと捉え、神父さんの真似ではなく、信徒が自主的にやる運営の仕方、社会との関わり方、教会のあり方はどのようなものか、今までのパターンではない新しい教会を作る可能性もあると思います。ヨーロッパでは進んでいるが、国によって形は違う。日本の形を探して作っていってほしいです。

連載 東日本大震災

屋根の修復を終えた二本松教会

二本松教会 復興への道

まず、震災で亡くなられた方々のご冥福と、そして遺族の方々に慰めと必要な恵みが与えられるように祈ります。

震災以降の二本松教会の活動として、大きく三つあります。一つは、沿岸部への瓦礫の撤去や思い出品の洗浄等のお手伝い。野菜販売(カテドラル関口教会)二つめは、二本松市には11箇所に1067戸の仮設住宅が立ち、浪江町の方々が避難しておられますので、その方々への支援。三つめは、風評被害で苦しむ農家の作物の販売援助です。

これだけの活動があるものの、二本松教会は司祭が常駐しておらず、ミサに与る信徒数約13名、しかも信徒の平均年齢は70歳という教会ですので、大きなことができる訳ではありません。

また、二本松教会自体も建物は無傷だったものの、ご像や十字架の道行等は破損してしまいましたのでその新規購入、また放射能除染のために築50年の屋根の修理など、やるべきことは山積みです。それでも、一人ひとりができることを一つ一つ行って復興に向かって歩んでおります。

その頑張りに水を差すのが放射能問題です。「食」の問題、それを作る農家は死活問題です。土壌で放射能が測定されても、必ずしも作物がそれを吸い上げるとは限らず、検査によりND(非検出)の作物もたくさんあります。それをネット販売したり、直接首都圏に販売に伺ったりしていますが、東京教区の教会では10の教会がご購入に協力して下さって、農家の方にとってとても励みになっております。この場をお借りして御礼申し上げます。

また、福島県では観光客が激減して土産店なども閉店を余儀なくされ、経済的に困窮しております。福島は意外に温泉の豊かな県でもあります。温泉旅行においで下さることも福島復興への支援となります。

どうか皆様、長期戦となる復興までの道のりに、疲れてしまわないような歩みで私たちに寄り添ってくださいますよう切にお願い申し上げます。  信徒会長 柳沼千賀子

次号3月号では、減少傾向にあるボランティア参加者や現在行われているボランティアの内容について、仙台サポートセンターよりお伝えします。

2012年 東京教区年間行事予定

2012年度東京教区行事予定表

東京教区 年始の集い

東京教区の皆様へ


1月9日(月・祝)

午前11時より ミサ引き続き

教区長 岡田武夫 大司教より

「2012 年度の方針について」

その後、別室にて茶話会の準備をしております

お知らせ

3・11東日本大震災から1年

犠牲者追悼・復興祈念のためのミサ

2月15日(水)17:00

日本司教団司式(臨時司教総会中)

東京カテドラル関口教会にて

“主が触れてくださる”世界病者の日ミサ

現代のさまざまな病気や苦しみのうちにある人のために

祈り、医療・福祉施設で働く人を励ますために

このミサをささげます

日 時: 2012年2月11日(土)(祝日)13時半

場所: 東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂

司 式: 東京大司教 岡田武夫

(主催:カトリック東京大司教区)

ミサ後、懇親を深めるため、関口信徒会館一階

中会議室にて、ささやかですが茶菓の席を設けます。是非お立ち寄りください。

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前教皇ヨハネ・パウロ二世の発意によって、1993年から毎年2月11日(ルルドの聖母記念日)は「世界病者の日」と定められています。 

岡田大司教はこの日の意義を改めて重視され、カテドラルでミサを捧げることを毎年の教区行事としております。

主催:カトリック東京大司教区

問合せ:℡ (03)3943-2301 今井康雄 (教区本部)

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。

「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。

文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014文京区関口3-16-15 東京教区事務局 東京教区ニュース係
FAX(03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

列聖150周年記念 日本二十六聖人殉教者祭

2/5(日)12:00 ミサ

本所教会で(JR錦糸町駅北口 都営バス①大塚駅行き 石原三丁目下車徒歩3分Tel/03-3623-6753)

司式:岡田武夫大司教

ミサ後 食事 13:30 DVD上映 「日本26聖人-われ世に勝てり-」

聖書深読

1/28 2/25(土)16:30

メルセス会第四修道院で(〒166-0003杉並区高円寺南5-11-35)

内容:聖書深読、教会の祈り、夕食を共にしながら分かち合い

対象:祈りたい方はどなたでも

問合せ:Tel/03-3315-1550(18:00~20:00) 
http://www.mercedarian.com 

マリアの御心会

以下共通 マリアの御心会で

申込:Tel/03-3351-0297

担当:マリアの御心会会員

「来て、みなさい」祈りと分かち合い「イエスとの関わり」-主よ、私の道はどこに-

1/29(日)14:00~17:00

1月のテーマ:私の選び

*当日ミサはなし

対象:35歳までの独身女性

参加費:¥500

社会人(働いている人)のための祈りの集い

1/11 2/8(水)19:00~20:30

みことばの分かち合い 軽食有り 自由献金 

「ミサと晩の祈りをうたう集い」へのおさそい

≪四旬節第1水曜日≫の典礼

2/29(水)13:30 晩の祈りの練習

14:00~16:00 歌唱ミサ・つづいて晩の祈り(歌)

上野毛教会で(世田谷区上野毛2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車徒歩約6分)

司式:中川博道神父(カルメル修道会)

主催:「詩編の会」

問合せ:Tel・Fax/045-402-5131 藤井
e-mail:m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp

ファチマの初土

1/7 2/4 3/3(土)13:00~15:00

世田谷聖母幼稚園2階大聖堂で(地下鉄半蔵門線・東急田園都市線桜新町駅北口下車徒歩8分)

司式:ペトロ神父(フランシスコ・カプチン会)

内容:ミサ、ロザリオ、赦しの秘跡、聖体賛美

持ち物:ロザリオ、上履き(スリッパ) 自由献金

静かに祈りたい方どなたでも

問合せ:Tel/042-525-4817
e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp
新垣

新年の黙想会

1/21(土)15:30~1/22(日)16:00(1泊2日)

師イエズス修道女会 祈りの家で テーマ:「アヴェ・マリア-恵みに満ちた方-」

対象:未婚のカトリック女性信徒 奉献生活(特に在俗会)について関心のある方

指導:山内堅治神父(聖パウロ修道会)

参加費:¥6,500

申込・問合せ:〒160-0011 新宿区若葉1-5 聖パウロ修道会管区修道院内 聖マリア・アンヌンチアータ会

担当者Tel/03-3351-5135 Fax/03-3351-8606 1/14(土)まで

e-mail:sspprov@sanpaolo.or.jp
http://www.sanpaolo.or.jp/paul/annunziata/index.html

青年のための練成会

2/18(土)15:00~2/19(日)16:00

汚れなきマリア修道会町田修道院で(〒194-0032町田市本町田3050-1 Tel/042-722-6301)

対象:18歳~35歳の未婚の男女(年齢については相談に応じます)

費用:¥3,000(当日徴収)

*遠方から参加の場合、交通費に関してはご相談を

定員:15名

締切:1/31(火)

申込:住所、氏名、年齢、所属教会、霊名、メールアドレス、携帯番号を記入の上、Fax・e-mailのいずれかで

Fax/042-480-3881
e-mail:marianist@marianist.jp

担当:Sr小林 Tel/080-5873-6637

主催:マリアニスト
http://www.marianist.jp/ 

主のもとに憩う祈りのひととき

1/18 2/15 3/21(水)19:30~20:30 マリア会シャミナード修道院聖堂で(〒102-0071千代田区富士見1-2-43)

担当:清水一男神父

どなたでも参加可 途中参加可

問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林 
http://www.marianist.jp/

いやしのためのミサ

1/8 2/12 3/11(日)14:00 聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)

司式:小平正寿神父(フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)

問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940

ミサ詳細:http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

小平師:http://tomkodaira.multiply.com/

ベタニアの集いin那須(2泊3日)

1/7(土)17:00~1/9(月・祝)14:00

ベタニア修道女会聖ヨゼフ山の家で

(栃木県那須郡那須町豊原乙3101-2JR東北線新白河駅まで送迎Tel/0287-77-1025)

対象:独身女性信徒(40代まで)

費用:¥5,000

申込:ベタニア修道女会本部

(〒165-0022中野区江古田3-15-2 Tel/03-3228-1133 03-5318-5676(17:00以降)

シスター松永、他スタッフまで)

南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

1/28 2/25 3/24(土)13:30~15:00

幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで

(JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分 Tel/03-3261-0825)

講師:平田栄一(風編集室)

参加費:¥1,000

テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)

※南無アッバのお札のお渡し有り

申込・問合せ:Tel・Fax/048-769-4095
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp平田栄一

現代に生きる信仰体験の集い

毎月第2・4土曜日14:00~16:00 (2012/3/24まで)

上石神井イエズス会修道院(旧神学院)会議室で

(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分・吉祥寺と三鷹駅発バスで武蔵関駅入口降車徒歩10分)

内容:静かに音楽を聴きながらの黙想・分かち合い・観想的なミサ

担当:イシドロ・リバス神父
問合せ:e-mail:ribas@jesuits.or.jp

会社帰りの黙想・お昼の黙想

以下共通 麹町教会マリア聖堂(中聖堂)で(JR・東京メトロ四谷駅からすぐ)

指導:クラウス・リーゼンフーバー神父

連絡先:〒102-8571 千代田区紀尾井町 7-1 S.J.ハウス

Tel/03-3238-5124(直通)5111(伝言)

会社帰りの黙想

第2・4(火)18:45~20:00

お昼の黙想

第1・3(火)10:45~12:00

黙想と祈りの集い(テゼの歌による祈りの集い)

1/18(水)10:30~12:00

援助修道会 本部修道院聖堂で

(新宿区市谷田町2-24 JR総武線・都営新宿線 市ヶ谷駅より徒歩7分、東京メトロ南北線・有楽町線 市ヶ谷駅5番出口より徒歩3分)

子連れ参加可

問合せ:Tel/042-576-0623 
e-mail:aozora-no-sita@jcom.home.ne.jp大村竜夫

いやしのためのミサ「おかえりミサ」

1/21 2/18(土)15:00祈り 16:00ミサ

援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)

司式:晴佐久昌英神父(東京教区)

どなたでも参加可

問合せ:Tel/03-3269-2405 (17:00まで)

e-mail:auxijapon@live.jp(件名に「おかえりミサ問合せ」と記入)

「神のうちの真のいのち」祈りの集い・東京

1/7(初土)14:30~16:30

四谷サンパウロ東京宣教センター4F 聖パウロ記念チャペルで

内容:ロザリオその他の祈り、ゆるしの秘跡

ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会) 入場自由、無料(自由献金)

連絡先:Tel/090-1107-8250(菅原)

ローマ典礼の特別形式による歌ミサ

1/15(日)、2/19(日)15:00 (14:00開場。14:30よりロザリオの祈り)

聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)

主催:ウナ・ヴォーチェ・ジャパン

司式:池田敏雄神父(聖パウロ修道会)

詳細:http://www.geocities.jp/una_voce_japan/

問合せ: e-mail:una_voce_japan@yahoo.co.jp

講座・研修会

池田敏雄神父によるカテキズム講座

毎週木曜日(初木・13日を除く)15:00~16:30

サンパウロ宣教センター2階で 指導:池田敏雄神父(聖パウロ会)

内容:「カトリック教会のカテキズム」第2編 キリスト教の神秘を祝う第2部

費用:¥300/1回(会場費・茶菓子代ほか)

問合せ:Tel・Fax/042-525-0675 浅見

講座案内(カルメル修道会)

以下共通 上野毛教会信徒会館で(世田谷区上野毛2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車徒歩6分)

対象:どなたでも いつからでも

申込不要 担当:中川博道神父(カルメル修道会)

問合せ:Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp

「キリスト教の基本を学ぶ」-洗礼準備のため、又キリスト教の基本を学びなおすために-

いずれも金曜日

〈朝のクラス〉10:30~12:00

〈夜のクラス〉19:30~21:00

1/13テーマ「キリストと共に生きる道」②-現代における生き方の模索-

2/3テーマ「キリストと共に生きる道」③-十戒の意味を探して-

2/17テーマ「主の祈り」-主と共に生きる道-

3/2テーマ「キリスト者が大切にしていること」

以降 3/16、3/30 開催

「カルメルの霊性に親しむ」-カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探します-

朝のクラス (火) 1/31 2/21 3/27 10:30~12:00

夜のクラス 1/31(火)2/24  3/23(金)19:15~20:45

「キリストとの親しさ」〈出会いの神学〉-キリストと出会った人々の姿を聖書をとおして辿ります-

朝のクラス 1/17 2/7 3/6(火)10:30~12:00

夜のクラス 1/17(火)2/10  3/9(金)19:15~20:45

イタリア語で聖書を読む会

1/24 1/31及び毎月第1 ・3火曜日 18:30~20:00

ニコラ・バレ(幼きイエス会)修道院1階で(JR四ツ谷駅)

担当:D.ジュリアーノ修道士(聖ペトロ・パウロ労働宣教会)

問合せ:Tel/080-5414-5123(高島)

e-mail:itariaseisho@yahoo.co.jp

聖書を読む会

毎月第3日曜日14:30~17:00

六本木聖ヨセフ修道院2階で(チャペルセンター隣り)

担当:D.ジュリアーノ修道士(聖ペトロ・パウロ労働宣教会)

内容:日本語で聖書を読み味わう

対象:どなたでも

連絡先:Tel・Fax/03-3980-1738(田村)

CWC勉強会

以下共通 真生会館1階第1会議室で 会費:¥700/回

カルメルの霊性に親しむ「完徳の道」

2/14(火)10:30

講師:九里彰神父(カルメル会)

問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤

旧約聖書を読む会

1/16 2/13(月)10:30

講師:前島誠(ユダヤ教・聖書学者)

問合せ:Tel/048-864-2805 斎木

■ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里5-27-4 エルアルカサルフジ 305 ビ・モンタント東京事務所

(JR・地下鉄西日暮里駅下車) 執務時間:(木)14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場同一条件13:30~15:00

指導:泉富士男神父(東京教区)

会費:¥500 申込不要

1/10(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会)

1/10(火) ビ・モンタント東京事務所で

1/17(火) 三軒茶屋教会で

1/20(金) 高輪教会で

2/7(火)立川教会で

2/14(火)ビ・モンタント東京事務所で

2/21(火)三軒茶屋教会で

2/17(金)高輪教会で

3/6(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会)

聖書通読講話会

「四谷会場」

以下共通

土曜日13:30~15:00

サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)

対象:会員外もふるって参加を

世話人:浜端 Tel/042-623-1469

1/7 3/3 「ヨハネによる福音書」 鈴木信一神父(パウロ会)

1/14 2/4「出エジプト記」 泉富士男神父 (東京教区)

「関口会場」

1/18 2/1 2/15 3/7(水)10:30~12:00

「出エジプト記」 泉富士男神父(東京教区)

関口教会構内東京カテドラルカトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)

パッチワーク・キルト同好会

1/12 2/9(木)11:00~15:00

ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます

会員外もふるって参加を

世話人:宮木 Tel/042-575-2335

月例散策会

1/11(水)10:30

地下鉄日比谷線・大江戸線六本木駅1A出口改札集合

行先:麻布教会と青山カトリック墓地及び周辺散策

2/8(水)10:30 JR総武線小岩駅北口改札口集合

行先:小岩教会と小岩地域散策

世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

気軽に絵を描く会

1/18 2/1 2/15 3/7 (水) 13:30~17:00

ビ・モンタント東京事務所で

指導:池田道明先生(カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等

会費:¥1,000/月 (画材自己負担)

世話人:野村 Tel/03-3394-5778

講座案内

以下共通

キリストイエズスの宣教会で(江戸川区南小岩6-25-6 総武線小岩駅より7分)

問合せ:Tel・Fax/03-5889-3055 シスター ベアトリス

「よりよい家庭を求めよう」

少人数の8回講座

毎月第2・4水曜日 10:00~12:00

内容:家庭とは―夫婦親子の理解―子供の成長段階・自分とは―愛すること など

信仰を深めよう

毎月第2・4火曜日、第1・3木曜日10:00~12:00

聖書のこころ-日常生活を深めよう

毎月第1・3月曜日10:00~12:00第2・4水曜日19:00~21:00

ようこそ【自分の将来を考えている方】

毎月第1土曜日 14:00~16:00

【生きがいを考えて】【愛の技術について】

毎月第2土曜日14:00~16:00

聖書朗読と静かに祈ろう

毎月第3土曜日14:00~16:00

悩み相談などのご希望の方

いつでもOK 22:00までTelでご連絡を

アンサンブル・アルボス第5回聖歌ワークショップ

3/24(土)9:30 受付開始 ~17:30

サンパウロ宣教センター4階(新宿区四谷1-21-9)

内容:四旬節・復活節の典礼と聖歌を中心に―聖週間の典礼と聖歌を学ぶ(パート2)―

講師:永原恵三(お茶ノ水女子大学大学院教授) 宮越俊光(カトリック中央協議会典礼委員会秘書)

主催:アンサンブル・アルボス

協力:サンパウロ

参加費:¥3,500(学生¥1,500)

定員:30名

テキスト:「聖週間の典礼―会衆用」(オリエンス宗教研究所発行)

申込先:Fax/047-425-0680
e-mail:jj-tera@nifty.com

①タイトル「聖歌ワークショップ」 ②氏名・年齢 ③郵便番号、住所 ④Tel・Fax番号、メールアドレスを記入

担当:寺村

締切日:3/4(日)

※要事前申込み

K・リーゼンフーバー神父による講座

以下共通

講師と連絡先:クラウス・リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)

〒102-8571千代田区紀尾井町7-1 上智大学内 S.J.ハウス Tel/03-3238-5124 (直通) 5111 (伝言)

土曜アカデミー 「霊性としてのキリスト教Ⅰ中世のスコラ学・神秘思想」

いずれも土曜日9:30~12:15

岐部ホール4F 404で(麹町教会敷地内 JR・東京メトロ四ツ谷駅から徒歩2分程度)

1/7 隠遁生活と「無知の雲」(イギリス、14世紀)

1/14 ルースブルーク:静寂と行為 (オランダ、1293-1381)

1/21「新しい敬虔」と「キリストに倣いて」(オランダ、15世紀)

1/28 クザーヌス:「隠れたる神」と「対立物の一致」(ドイツ、1401-64)

「キリスト教入門講座」

いずれも金曜日 18:45~20:30

麹町教会信徒会館3階アルペホールで

1/6 希望を持つ勇気― 未来に向かって歩む

1/13 霊の動き ― 福音による生き方

1/20 聖書と教会―信仰の基盤となる言葉

1/27 秘跡と教会生活―毎日を養う信仰

2/3 神の言葉―神との日常的な対話と黙想の仕方

2/10 結婚と独身―愛の道

2/17 信徒・司祭・修道者―誰もが召されている

2/24 仕事という人間の課題―社会と教会に寄与して働く

キリスト教精神に基づいた生涯学習シリーズ講座

2012年1月~3月期

以下共通(財)真生会館学習センターで(JR信濃町駅右手へ1分〒160-0016新宿区信濃町33-4)

問合せ: Tel・Fax/03-3351-7123

e-mail:gakushu@catholic-shinseikaikanor.jp.

詳細は:http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp/gakushu/kouza/menu.html

申込:講座名・講師名・郵便番号・住所・氏名を記載したはがき・電話・Fax・Eメールで上記まで

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

1/21 2/4 2/18(土)14:00~15:00

吉祥寺教会で(中央線・井の頭線 吉祥寺駅ロンロン側西口より徒歩5分)

テーマ: 「科学とキリスト」 講 師:美田稔氏(テイヤ-ル翻訳家)

教材:当方で用意(テイヤールの「科学とキリスト」ある方は持参)

参加無料 申込不要

問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

♪ 音楽会等♪

オルガンメディテーション

-晩の祈りとオルガン音楽による瞑想-

以下共通 金曜日19:00~19:45

東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂で

入場無料

問合せ:カテドラル事務所 Tel/03-3941-3029

主催:東京カテドラル関口教会

2/10 オルガン演奏:スコット・ショウ
3/9 オルガン演奏:保田紀子

東日本大震災支援チャリテイー

麹町教会聖チェチリア聖歌隊第10回記念コンサート

2/11(土・祝)14:30

麹町教会主聖堂で

曲目:モーツアルト「ミサ曲二長調(KV194) グノー ミサ曲「ミサ曲第7番」小品集アヴェマリア他

指揮:宮下正 山口英了

オルガン:浅井寛子

合唱:麹町教会聖チエチリア聖歌隊 sop今沢佑紀 alt池上由希子 ten大野彰展 bas松本友経 弦楽:カンマーコレーゲン

入場無料  募金を東日本大震災支援に寄付

問合せ:Tel/0422-23-5980 笹井

リヒトクライス第18回演奏会

2/5(日)13:30開場 14:00開演

文京シビック大ホールで

内容:髙田三郎作品 女声合唱組曲「雛の春秋」 混声合唱組曲「心の四季」

混声合唱のための「典礼聖歌」 混声合唱とピアノのための預言書による「争いと平和」

指揮:鈴木茂明 オルガン:木島美紗子 ピアノ:高田江里、滝田祐子、池田悦子

合唱: 混声合唱団コーロ・ソフィア、女声合唱団コーロ・コスモス、しおさい、大井しらゆりコーラス、

筑波大学混声合唱団「心の四季」の輪

入場料:指定席¥3,000 自由席¥2,500

未就学児入場不可

問合せ:Tel/0570-02-9999(自由席) Tel/03-5935-9250(指定席)

e-mail:lichtkreis@p02.itscom.net
詳細:http://www.coro-sophia.org/

コンサート案内

以下共通

前売券取扱:東京文化会館チケットサービス Tel/03-5685-0650(セブンイレブンでの引き取り可能)

スペース・セント・ポールTel/03-3941-4971

サンパウロTel/03-3357-8642

主催:フォンス・フローリス

問合せ:窪田(9:00~21:00)Tel・Fax/04-7140-7225 Tel/080-5099-3751
e-mail:m-kubota@fonsfloris.com

ヴォーカル・アンサンブルカペラ

ジョスカン・デ・プレミサ曲連続演奏会 「デ・ベアータ・ヴィルジネ~聖母のミサ」

1/9(月・祝)15:30開場 16:00開演

目黒教会で(JR、地下鉄、東急線目黒駅より徒歩5分)20分前より音楽監督による解説

内容:グレゴリオ聖歌 聖母のミサ固有唱 他

入場料:前売:一般¥4,000 ペア¥7,000円 当日:一般¥4,500 学生:¥2,500(学生証持参)

※全自由席(会員優先席あり)

コントラポント第12回定期公演

ビクトリア、ジョヴァンニ・ガブリエリ没後400年記念「勝利のミサと聖母の晩課」

2/17(金)19:00

カテドラル関口教会聖マリア大聖堂で

(JR山手線目白駅より「新宿駅西口」行き都営バス「椿山荘」下車すぐ・東京メトロ有楽町線江戸川橋駅より徒歩15分

内容:グレゴリオ聖歌 トマス・ルイス・デ・ビクトリア ミサ《プロ・ヴィクトリア》他 ジョヴァンニ・ガブリエリ

「神に喜び歌え」他 クラウ デ ィ オ・モンテヴェルディ『倫理的宗教的森』より「グロリア」

入場料:前売:一般¥4,000ペア¥7,000 当日:一般¥4,500 学生:¥2,500

その他

聖マリアンナ・チャペル・ギャラリー美術展

聖マリアンナチャペル・ギャラリーで(〒216-8511川崎市宮前区菅生2-16-1)

入場無料 10:00~17:00

1/25まで ミニ・カトリック美術合同展(写真、油彩画、モザイク、書道等)

出品者(所属教会):大野訓子(鶴見)一ノ瀬鐡子(関口) 平田淑子(麹町)石原新三(三笠)

山崎絹(鷺沼)小松恵一及び昌子(厚木)田中百枝(麹町)

1/25~3/28 佐藤裕美子(厚木)油彩画展

問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行

「VIVID」

★ 3月号(No.290)は、3月4日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 1月22日(日)

★ 4月号(No.291)は、4月1日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 2月19日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp