お知らせ
東京教区ニュース第282号
2011年05月01日
目次
つながっている感覚を復興支援に
青年たちが被災地へ
灰の水曜日から2日後の3月11日に発生した大地震による甚大な被害が東北地方及び関東地方の太平洋岸を中心に広がっている。東京教区内でも液状化現象による被害などが生活に大きな影響を与えている所もある。
真生会館の学生センターを拠点にして活動している青年たちは、被災の状況を受けて、被災地へのボランティア活動を計画し、仙台教区に設立されたサポートセンターと連絡を取り合いながら、グループ(東京教区の倉田厚神父、イエズス会の山内保憲神父、青年5名の計7名)を組織し、3月23日から28日にかけて仙台教区に出向いた。
現地に赴いた倉田神父に話を聞いた。
ガソリンや食料などを準備して現地に赴いたのですよね?
倉田:青年たちがサポートセンターと連絡を取って、自分たちの必要なものと現地で必要としているものを調達して出かけました。出発の時にはまだ、東北自動車道が不通で、新潟経由で仙台に入りました。新潟でガソリンを満タンにし、そのガソリンで新潟まで戻るつもりでいました。金属製の予備のタンクを準備しようとしましたが、どこも売り切れて手に入りませんでした。
仙台ではどんな活動を?
倉田:私は塩竃市のボランティアセンターに登録し、センターからの要請に応えて活動しました。山内神父は石巻での支援に回りました。
塩竃では、被災住宅の掃除、泥、がれきなどの除去などを実際に行ないました。
6人が一組になって作業に取りかかるのですが、半日で1軒を終えるか終えないかというくらいです。サポートセンターから回ってきた家に出向き、依頼主の希望を聞きます。衣類をどうするのか、残したいものがあるのかなどを確認し、処分するものは道端に積み上げていきます。男性は力仕事、女性は食器や衣類の整理、拭き掃除などを担当しました。
山内神父から石巻の状況は聞きましたか。
倉田:山内神父は、阪神淡路の大震災を経験しているので、被災内容や規模の違いに本当に驚いていました。
そして阪神淡路の大震災で受けたたくさんの善意に、今回お返しをしたいという強い決意があふれていました。
石巻は塩竃よりも厳しい状況で、実際に人間の命が失われた津波の現場の壮絶さに襲われたようです。そして27日の日曜日が大震災後の初めての石巻教会でのミサで、信徒たちは無事と再会の喜びを分かち合いつつ、親戚、友人、知人の安否を知る機会となり、複雑な思いだったと話していました。
塩竃の状況は?
倉田:塩竃は仙台から近いこともあり、恵まれている面がありました。簡易シャワーが設置されたり、電気なども比較的早く復旧したようです。避難所も全体として落ち着いた感じでした。
私は27日の日曜日は、塩竃教会でミサをしましたが、信徒たちの真剣に祈る姿を目の当たりにしました。
青年たちの反応は?
倉田:現地では、1日1日少しずつ復旧していることが実感としてあるし、被災者たちはボランティアに対し、優しく接し、「ありがとう」と声をかけてもらったりして、励まされたようです。昼間の活動と共に、夜間にはボランティアが反省会を開きました。そのボランティアは、キリスト者もいれば、そうでない人もいる様々な人たちです。彼らと分かち合いながら、人との関わりを見つめ直す機会になったようです。
ただ、帰り道で福島県を通ってきましたが、宮城県と福島県は同じ被災地でありながら、置かれている状況には大きな隔たりを感じたようで、その時はちょっと声を失っていましたね。それと東京に戻り、ちょっとした衝撃を味わったみたいです。被災地と東京のギャップですね。被災地から比べれば恵まれている東京で買い占めが存在していることにショックを受けたようです。
今後の取り組みは?
倉田:被災後、3ヶ月くらいは、いろいろなことに対 して肯定的に受けとめられますが、それを過ぎると、 小さなことにいらだったり、不平不満が周囲に及んでいったりするそうなので、行政の手厚いサポート、ボランティアの継続した関わりが、今以上に重要になってくると思います。真生会館の学生センターも継続した取り組みを考えていますし、教会や学校などのボランティア体制も整えられると思うので、つながっている感覚を維持していきたいです。
司教座聖堂の正式名称を東京大司教区カテドラル関口教会聖マリア大聖堂
歴史的経緯を踏まえ
関口教会は1920年に東京大司教区の司教座聖堂となりました。91年前のことです。それ以前は築地
教会が司教座聖堂でした。
教区の責任者である司教の座る座席を司教座と言い、ギリシャ語で《カテドラ》と言います。司教座は司
教が信者を教え導き、典礼祭儀を執行するための司教の座席です。この司教座《カテドラ》のある教会を
司教座聖堂と言い、また《カテドラル》と言います。ここからさらに《カテドラル》は教区司教の任務、使命、権威、責任などを意味するようになりました。
聖堂には通常、聖堂所在地の地名がつけられます。文京区関口にある聖堂は、関口教会と呼ばれます。また聖堂には地名とは別に固有の名称もつけられています。通常はその聖堂が奉献された聖人の名前で呼ばれます。1900年に小教区となった関口教会は無原罪の聖母教会とも呼ばれます。
1920年以降関口教会は東京大司教区の司教座聖堂《カテドラル》でしたが、1945年、東京大空襲により消失し、それ以後1964年まで神田教会が仮司教座聖堂となりました。
1964年以降東京大司教区の司教座聖堂は「東京カテドラル聖マリア大聖堂」と呼ばれる場合が多く、社会的にも東京カテドラルとして知られています。その結果、いつの間にか「関口教会」の名前が後ろに隠されてしまった感を免れません。まず関口教会があり、その関口教会が司教座聖堂になったという歴史的経緯を大切にしたいと思います。
そこで、《カテドラル》の本来の意味と東京教区司教座聖堂の歴史的経緯に鑑み、わたしはわたしたちの司教座聖堂の正式名称を改めて「東京大司教区カテドラル関口教会聖マリア大聖堂」としたいと思います。
この表現は少し長すぎますので簡略化することも可能ですが、その場合も、「関口教会」という表現は入れるようにお願いします。
カテドラルの維持・管理には多くの人々の協力と善意、そして経費を必要とします。関口教会と教区本部、そして大司教区を挙げてその維持・管理に当たるのが至当と考えます。
1964年12月8日、無原罪の聖母の祭日に献堂された、現在の大聖堂は、2014年12月8日に献堂50周年を迎えます。
2011年4月3日
東京大司教 ペトロ 岡田 武夫
司教任命
2011年3月25日(金)日本時間午後8時、ローマ教皇庁からの発表によると、教皇ベネディクト16世は、高松教区のフランシスコ・ザビエル溝部脩司教の辞任願いを受理し、さらに、空位となっていた大分教区のために、次の二人の司祭を各々の教区の新司教として任命した。
高松教区
使徒ヨハネ 諏訪(すわ)榮治郎(えいじろう)師
1947年 7月8日生まれ
1976年11月23日司祭叙階
大阪教区司祭
長年高松教区にて司牧活動
現在 江の口教会担当
大分教区
パウロ浜口(はまぐち)末男(すえお)師
1948年8月1日生まれ
1975年3月19日司祭叙階
長崎教区司祭
長年高松教区にて司牧活動
現在 高松教区司教館担当
新司祭誕生の喜び
ベトナム色に埋め尽くされた
3月26日(土)の午後、麹町教会はコンベンツァル聖フランシスコ修道会から司祭に叙階されたインマニュエル チャン・ヴァン・ビン師と助祭に叙階されたフランシスコ・ザビエル チャン・ヴァン・ホァイ師、そしてサレジオ修道会から助祭に叙階されたアントニオ・パドヴァ 武井アントニオ師の叙階式に参列する人々の熱気とベトナム色の歓喜に埋め尽くされた。両修道会が合同で叙階式ミサを行ったのは、叙階された三人が皆べトナムの出身で、来日の日も年齢もほぼ同じことである。叙階式ミサを司式した那覇教区のベラルド押川(おしかわ)壽夫(としお)司教は「今月の大震災の被災者のために祈り、今日教会に与えられた喜びの叙階式ミサを深い感謝でささげます。」と述べた。
参列者は、司祭を志して母国を離れ、長い修練の後に家族、恩師、共同体、友人の支えによりめでたく誕生した司祭と助祭に激励と祝福を祈った。ベトナムの枢機卿でホーチミン大司教区のジャン・バプティスト ファン・ミン・マン大司教と司祭団からは叙階された3名宛にお祝いのメールが寄せられた。なお当事者の厚意により、叙階式の祝い金は全て大震災の被災者救援のためにカリタス・ジャパンに寄付されることが伝えられた。
昨年に引き続いての叙階式
今年もお遣わしくださいました。
3月26日、田園調布教会では、昨年に続き今年もフランシスコ会の司祭叙階式が行なわれました。福岡県小倉出身のトマス元田(もとだ)勝哉(まさや)さんです。侍者・司祭団、大司教に伴われ入堂した元田さんは緊張の中にも喜びが溢れているのが見てとれました。「元田勝哉さんを司祭団に加えることに致します」と岡田武夫大司教の宣言があり、「神に感謝」と会衆の賛同した声が大聖堂に響きわたりました。
大司教の説教は今回の東北関東大震災に触れられ、「今私達は試練の時であり、信仰・希望・愛を証しする時である。今日の福音にあるように『互いに愛し合いなさい、これは私の命令である』とイエスは言われた。」と語り、続けて「今まで日本の社会は現代の荒れ野であり、孤独であると痛感してきたが、今回危機に際し、助け合い、思いやるという、神の子の間の連帯と思いやりが存在していることに気がつき、嬉しいと感じている」と話されました。
新司祭の御礼の挨拶では二つの思い①皆に配られた叙階記念カードの聖句(詩編116・12―14)は尊敬する司祭の金祝の際の聖句であること②「今の目的は修道司祭として死ぬことで、皆さんと共に生きていきます」という決意を話され、皆、心をうたれました。(間島道子)
カルメル会の聖霊を教会に
4月2日、うららかな春の日の午後、岡田武夫大司教により、上野毛教会で、カルメル修道会の司祭叙階式があった。叙階されたのは、パウロ古川利雅(ふるかわとしまさ)さん。
大司教は、読まれたルカ福音書の中から「イエスは最後の晩餐で新しい契約を結ばれ、使徒たちは新しい契約を行使する使命を託された。パウロは最初、異邦人であったが回心し、福音の告げ知らされていないところで福音を伝えた。私達もキリストの言葉を伝える使命を実行しなければならない。神の愛をどのように伝えていくか、教会は今まさにこのことを問われている。古川さんもカルメル会の聖人の模範にならい、自分の信仰を表し伝えていってください」と告げられた。
管区長の九里(くのり)彰(あきら)神父は挨拶で、 「古川さんは2003年に30代の後半で入会してきた、10年以上の社会人としての経験があり、自由な社会から規律ある修道生活に入ったのでいろいろと困難なこともあったであろうが、私の前では不平不満を一度も聞いたことがありません」と語られた。
古川新司祭は、「自分一人では生きていけないということ、どうやって神の愛を伝えていくのかが一生の課題です」と結ばれた。
訃報
ネラン・ジョルジュ神父
東京教区司祭ネラン・ジョルジュ神父が3月24日(木)午前3時35分、すい臓癌のため小金井市の聖ヨハネホスピスにおいて帰天した。(91歳)
ネラン神父は1920年2月2日 フランス・リヨン生まれ。50年6月29日リヨンのカテドラルで司祭叙階、51年9月 Soci´ct´c des Auxiliaires des Missionsに入会(後に解散、東京教区へ)。52年12月9日 来日。53年9月長崎司教館付、56年9月 麻布教会助任、57年9月真生会館付、63年から「ネラン塾」指導、70年5月 真生会館理事長、80年7月 エポペ設立、88年7月司祭の家。
東京大学、慶応義塾大学でも教鞭を取り、主な著書に「アンチオケのイグナチオ書簡」「われら人生を論ず」「キリスト論」「キリストの復活」「おばかさんの自叙伝半分」「神の湯」など。
CTIC カトリック東京国際センター通信 第149号
東日本大震災
避難所で
CTICは「六本木チャペルセンター」に避難所として協力いただき、帰国準備をしていたフィリピン人とその家族の方々の支援に携わりました。あるメディアは「外国人の帰国ラッシュ」と報道し、あるタレントは「外国人の友人が震災の後、さっさと帰ってしまった」と笑い話として紹介していました。私はここで出会った方々のお話を少し紹介したいと思います。
マリアさん(仮名)
震災の数日後に役場を通して「フィリピン大使館が避難したい人のために東京までバスを出す」という連絡を受けました。その話を夫と義母に話すと「子供のために東京に行きなさい。そして原発事故の状況が落ち着くまでフィリピンに行きなさい」と言われました。私は「あなたや義母さんを置いて、自分だけ安全なところに行けないよ」と強く反対しました。「みんなで一緒に居たい。離れ離れになりたくない。自分たちだけ逃げ出すなんてできない」と思ったからです。主人と義母にそのことを伝え、何度も話し合いをしたのですが、主人は「お願いだから、子供のためにフィリピンに行きなさい。落ち着いて安全になったら必ず呼び戻すから」と涙を流して頼みました。主人が子供のことを思ってそのように勧めていることがよく分かりました。そして、後ろ髪を引かれる思いで大使館が準備した東京行きのバスに乗りました。主人やお義母さんとは毎日何度も電話で話しています。主人やお義母さんを残してきたことで心が苦しいです。
ジャッキーさん(仮名)
震災と津波で家は全部なくなりました。原子力発電所の近くだったので、もう家のあった場所にもどることもできません。パスポートも外国人登録証も全部無くなりました。夫と夫の両親と大切な娘が残っただけいいです。夫の両親は義弟のところにいます。夫はこれから関東地方で仕事と家を探すつもりです。娘は地震と津波を見て精神的に不安定になっています。夫からは新しい家と仕事が見つかって落ち着くまで、安心なフィリピンで娘を守るように言われています。夫や義父母のことは心配ですが、娘のためにフィリピンへ行きます。娘のためには夫も一緒に行って欲しいですが、仕事や家を探さないといけないので、仕方ないです。
イメルダさん(仮名)
私は原発事故が起きた発電所から70 kmくらいのところで、夫と3人の子供と夫の母と暮らしていました。果物農家でした。震災の時、私は農園にいました。夫は役所にいました。私はすぐに車に義母を乗せて、子供たちの学校に行きました。そこで、夫にも会いました。震災の日は停電になり、一つの部屋に家族全員で寝ました。テレビも無かったので、ラジオで原発事故のことを聞きました。数日後、大使館の人から「東京に避難することができる」という連絡をもらって、夫と話し合いました。夫は「子供たちの安全のために、フィリピンに行くように」と言いました。夫は今でも福島に残っています。86歳の義母は関東地方に住む義弟のところにいます。私たちがフィリピンに行くことを義母は知りませんでした。夫がそのことを義母に伝えると、義母はショックを受けて食事ができなくなりました。私はそのことを聞いて、ますます苦しくなりました。今、避難所で子供たちと生活しながら、子供たちのパスポートができるのを待っていますが、「本当にフィリピンに帰っていいのか」毎日迷っています。子供のように育てた果樹園のことも心配です。果樹にとって花をつける春が一番大切な季節ですから。子供たちのパスポートができるまでに、もう一度、夫と話し合いたいと思っています。
他にも、いったんは帰国を決心したものの、同僚とお世話をしていたおじいちゃん、おばちゃんの「戻って来て」という願いに応えて、日本に残ることを決めた介護職の女性たちは福島に戻って行きました。
震災、津波、原発事故、将来に対する不安、さらに「家族を置き去りにする」という罪悪感。帰国するにしても、日本に残るにしても、簡単ではない決断を落ち着かない避難所暮らしの中で出して行く彼女たちを見ながら、何もできない無力感でいっぱいでした。
「避難所」には、多くの東京教区のフィリピン人コミュニティが、毎日たくさんの差し入れと支援のために来てくれました。他にもいろいろな国の方々がボランティアとして協力してくださいました。
また、外国人被災者・避難者のために一時避難所として、多くの教会、修道会、個人の方から提供の申し出をいただきました。同時に国籍に関わらず、多くの方々、教会、修道会からもすぐに多くの義援金をいただきました。様々なかたちでご協力・ご支援頂いた皆様に心より感謝いたします。(奥山マリア・ルイサ)
カリタスの家だより 連載 第32回
カリタスの家、みんなの部屋に呼ばれてきました
今回は、みんなの部屋作業室の利用者Sさんを紹介します。
「私はカリタスの家に通い始めて4年になります。地域の保健センターで裁縫の本を読んでいる時『縫うことが好きなら、そういう活動をしている作業所があるよ』と保健師さんに紹介されたことがきっかけです。私は縫うことや編み物が好きです。見学にきてすぐこの作業所を選びました。教会がここにあることは知っていましたが、カリタスの家は知りませんでした。部屋に入って最初に思ったことは『私はここに呼ばれている』ということでした。みんなが黙々と作業をされている姿から向上心が感じられ、『私もここで一緒に高まっていけるといいな』とも思いました。最初のころは作業が楽しくて、お給料のことも忘れて夢中でした。今はお給料でいろんなものが買えることも嬉しいですが、もう一度あの夢中でいた時代に返ってみたい気もします。
カリタスの家での私の作業は、アクリルたわしを作ること、雑巾を縫うこと、
布巾を縫うことですが、私なりの工夫はあります。それは糸の色合いです。でも、頭の中では似合わない色同士と思っていても、縫ってみるとよい色合いだったりすることがあって面白いです。私が最も大切にしていることは『出来上がりの可愛らしさ』です。
クリスマスシーズンには布のリースを作ります。布を丸く縫ってその中に綿をつめ、おもてに鈴をつけ、スパンコールの星をつけて飾るのです。今迄に300個位作りました。作る前にこんなものにしようとイメージを描きますが、緑と赤の色を使うとクリスマスらしくなります。
みんなの部屋で感じることは、皆が支えあっているということです。でも時にはみんなの思いが違って悩むこともあります。そのときは、自分でしっかりしなければ、と思い直すのです。悩むとき、職員さんに甘えることが出来るのが私は嬉しいです。通っているみんなの考え方は違うことはありますが、これからもみんなの思いが自由に伝えられる場であって欲しいし、私の思いもささやかでも伝えていきたいと思います。私はここに来る前は、神様は別世界のことと思っていました。私は信者ではないけれど、今は神様のことを信じています。そして素直に神様の話が出来るようになりました。」
いつも静かに縫い物をしているSさんは、人への心配りが素晴らしい方です。それは月1回のミーテイングでの発言から感じられます。おっとりとして、全身から優しさを感じることが出来るSさんに、最後に「Sさんの夢は?」と尋ねたら、「私の夢は大きすぎて、今の私には云えません」という答えが返ってきました。どんな夢なのか見当がつきませんが、なんだか胸がワクワク、私も嬉しくなってしまいました。 (庄司昌子)
部落問題委員会 講演会
「幻の覚書帳『漫草録』」に見るカトリック部落解放運動の父 山上卓樹の思想と実像
東京教区部落問題委員会は2011年3月4日、麹町教会にて、講演会を開催した。講師は石居人也氏(東京外国語大学講師・町田市立自由民権資料館学芸員)受講者は40名ほどであった。
黎明期の青年伝道士ヨセフ山上卓樹(1855-1931)は1877年(明治10年)横浜耶蘇宗天主堂分社を郷里の村に建立した。1961年に沼謙吉氏によって初めて卓樹の覚書帳『漫草録』の一部「旨意」が公開された。それは卓樹の村にカトリックの信仰が「燎原ノ火ノ如ク」広まっていった様子や、卓樹自身の部落差別に対する考え方を知ることができる貴重な史料として注目を集めた。その後『漫草録』の原本は人の目にふれることがなく「幻の『漫草録』」とも称された。2005年、自由民権資料館企画展『山上卓樹・カクと武相のキリスト教』で、『漫草録』の原本が再び姿を現し注目をあびた。今回の講演会では『漫草録』とはどのような史料なのかを解説していただいた。
『漫草録』には30の文書が掲載されている。卓樹の詩文・青年会歌・工場歌(山上製革所)・外国旅券下附願・祝辞(メイラン神父銀祝)・平和感謝ノ文(第一次世界大戦終息)・カステーラ製法・普通選挙制採用を求める上奏文・「旨意」等が見られる。なかでも「母を弔う歌」(妻ツナの死に際して母を失った子どもたちに贈った歌)は、卓樹の人となりをほうふつさせる。一般には自由民権運動の活動家として知られている卓樹が深い教養と信仰の持ち主であったこと、卓樹の実像に迫る講演会となった。 (伊藤修一)
東京教区カトリック幼稚園連盟
「新入教職員研修会」と「園長研修会」及び「総会」
昨年に続き二回目となる新入教職員研修会と総会、そして今回初となる園長研修会(理事長・副園長・教頭/主任を含む)も同時に4月4日(月)東京カテドラル構内を会場に開催された。
被災者、特に幼稚園児に思いを寄せて
東京都と千葉県の55園から約200名の参加者が東京カテドラル関口教会大聖堂にて東日本大震災被災者への祈りから始まり、岡田武夫大司教の歓迎の挨拶の後、新入教職員研修会と園長研修会はスタートした。
緊張感がほぐれ、安心感へ
新入職員研修会は、松本巌神父(フランシスコ会)の講演「さぁ、はじめましょう!未来の幸せを築くおしごとを」が午前中に、午後は、幸田和生司教の講演「キリストのこころ」と雨森政恵先生(サンタ・セシリア幼稚園園長)の講演「カトリック幼稚園教職員の使命と心得」が行われた。
新入教職員の中には社会人一年目の方が多く緊張感漂う中でのスタートとなったが、松本神父が園長時代の園児との関わり、保育者のことなど自らの体験を踏まえての楽しい話が進むにつれ緊張もほぐれていった。午後の講演の中からも自分一人ではない、カトリック幼稚園連盟の多くの幼稚園の神父様をはじめ先生方にも支えられているという安心感も得られ、「カトリック幼稚園讃歌」を歌い終了となった。
イエス様をどう伝える?
園長研修は、午前中ケルンホールで白浜満神父(日本カトリック神学院)より「幼稚園行事として行う復活祭、聖母月、七五三、クリスマスの意味や注意点」などについて、午後は「カトリック幼稚園での教職員養成について」というテーマでのシンポジウムが行われ、パネリストとして司祭、修道者、信徒など、立場の異なる5名の園長による発表の後に質疑応答があった。
カトリック幼稚園はイエス様中心、イエス様の愛を伝える大切な幼稚園との共通理解を参加者は分かち合えた。また、『他園での様子を知る。』『情報を得る。』という機会が少ない現状の中、とても貴重な講演やシンポジウムとなり、自園のこれからの保育、また教職員養成について考える良いきっかけとなった。
神と向かい合う祈りの体験
昼食後には参加者全員、大聖堂にてダミアン原田隆文ブラザーによるパイプオルガン演奏によって祈りの時を過ごした。
働きの一致を目指して
研修会終了後、総会が開かれ東京教区幼稚園担当・幸田和生司教の挨拶の後、委員長・宮下良平神父(聖ミカエル幼稚園園長)を中心にこれからの活動、研修についてまた取り組みについての話し合いが行われた。カトリック幼稚園同志の繋がりをもち情報交換をしながら協力しあいお互いがより良い幼稚園へと願い終了した。
(北町カトリック幼稚園 橋爪千尋)
教区司祭紹介 第14回
フランシスコ・ザビエル寺西英夫神父
1929年4月5日 生まれ
1958年3月21日司祭叙階
寺西家の信仰の始まりは?
寺西:父方の母が金沢の出で、その母に妹がいて、本人の思いと無関係に勝手に結婚話が進められて、家出をしたのです。それで金沢から東京に出て来て、八王子教会の主任を長く務めたメイラン神父と出会い、受洗したのです。私の母と祖母は、家出した叔母のことを心配して上京するのですが、この二人もなぜか受洗しましてね。それが信仰の始まりです。
私の父は、母と結婚する時に、受洗しました。当時は、そういう時代でした。ですから私は幼児洗礼です。
子どもの頃の思い出は?
寺西:叔母は結婚をせずに、宣教師の手伝いをしていました。三重県の津教会の時に、脳溢血で倒れ、半身不随になり、父は叔母を自分のもとに引き取りました。その時、叔母に付き添う形で、一人のご婦人がいらっしゃり、最期までていねいに看取ってくれました。
この方は、私たちの家族が叔母の一族だから、さぞかし熱心な家庭と思っていたようなのですが、実際はそれとは程遠いわけです。そして叔母の元には、メイラン神父や信徒の方が見舞いに来るわけです。不熱心な家庭に教会が押しかけて来るようなものです。強制的に信仰に立ち帰らざるをえなくなったようなものです。(笑)
それまでは、日曜日は父と釣りに出かけたりして、楽しい一日だったのですが、一転して退屈な日になりました。おまけに、父は公教要理を勉強し直して、熱心に信仰を生きるようになりました。その結果、子どもにとって退屈な日曜日に、退屈な朝晩の祈りも加わり、楽しい教会の思い出というのはあまりないね。
戦争の時はどうなさっていたのですか?
寺西:父は、高等師範学校の英語の教師でした。父は一直線な面をもっていて、英語教育に対し、特別な情熱をもって取り組んでいました。父の一つの教育法に、月一回、教職を目指す学生たちと英語だけを使って、いろいろなことを話す時間をもっていました。そこには、ネイティブの英語を話す軍人も参加していて、父はその人や集まった人などから情報を得ていたのではと思います。そして日本はこの戦争に負けることを確信し、家族全員が生き延びる作戦を選び取り、昭和19年夏に、一家で長野県の上田市の郊外に疎開しました。翌年3月10日が東京大空襲ですから、疎開しなければどうなっていたかはわかりませんね。
戦争が終わって感じたことは?
寺西:戦争が終わったことが、後に司祭職への召命へとつながるのですが、それまでは年齢が来れば徴兵されて軍務に就くという選択肢しかなかったけれど、戦争が終わり、それ以外の道があるということに気づかされたのです。また、アメリカという国の文化に圧倒されましたね。非常に鮮明に覚えているのは、アイスクリームの粉です。水で溶いて冷やすと、簡単に作れるもので、こんなうまいものがあるのかと思いました。
考えてもみなかった道があることを発見したのが、戦争の後に感じたことです。
神学校の生活は?
寺西:授業はつまらなかったね。終戦後で、ぞくぞくと神学生が入ってきたから、クビにならないように規則を破り、クビにならないように勉強したよ。
司祭生活を振り返って感じることは?
寺西:戦争の前後の変化、60年安保のエネルギー、第2バチカン公会議による変化など、おもしろい時代を生きてきたな、と思うよ。今の時代は教会だけでなく、社会全体も閉そく感の中にあると思うし、大震災の復興という大きな課題と向かい合って行かなければならないけれど、一つのチャンスと受けとめたらいいね。僕は、今の状況よりもひどい状況を経験しているから、そう言えるよ。
そのためには閉そく感に穴を開けるような工夫と気概が必要だし、でも同時にどこか少し離れた所から物事を見つめる余裕も大切にしないとね。
お知らせ
Vital2011年春号(画像をクリックしてください)
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福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
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文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
VIVID
ミサ・黙想会・祈りの集い等
「ジュリア祭」―神津島・おたあジュリア追悼の旅-
Aコース 往復客船(2等席)利用
5/13(金)~15(日) 参加費:大人\28,000
Bコース 往復高速ジェット船利用
5/14(土)~15(日) 参加費:大人\32,000
同行司祭:浦野雄二神父(豊島教会主任)・稲川圭三神父(八王子教会主任)・宮崎保司神父(吉祥寺教会主任)
内容:ジュリア祭ミサ(顕彰記念広場にて)、墓地墓参、火屋(ほや=ローソク)行列、神津島主催親善イベントなど オプショナルツアー「ありまの十字架」、「温泉」
※幼児船賃無料
主催:神津島おたあジュリア顕彰会、神津島ジュリア祭執行委員会・おたあジュリア表慶会
後援:カトリック東京大司教区、神津島観光協会、東京七島新聞社、東海汽船
問合せ・申込み: (有)トラベルアド ジュリア祭受付係 及川・高橋
Tel/03-5789-8865 Fax/03-5789-8867
どなたでも参加できる1日黙想会
5/28 (土) 10:00~16:00(受付9:30~)
コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院で(〒182-0034 調布市下石原3-55-1 京王線調布駅 北口・南口から徒歩20分、タクシー5分 マルガリタ幼稚園と同じ敷地)
指導:幸田和生司教(東京教区補佐司教)
テーマ:マリアとともに
対象:男女年齢を問わず、どなたでも
会費:\2,000(お弁当代を含む)
定員:80名
申込み:5/21(土)までTel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163
主催:コングレガシオン・ド・ノートルダム アソシエート
2011年「来て、みなさい」祈りと分かち合い ~私はあなたと共にいる
―主よ、私の道はどこに―
5/86/127/10(日)14:00~17:00 *当日ミサはなし
マリアの御心会で(〒160-0012 新宿区南元町6-2)
対象:自分の道を探している35歳までの独身女性
担当:マリアの御心会会員
申込み:Tel/03-3351-0297
5月のテーマ「私が思う私の姿」
6月のテーマ「神様のみこころ」
7月のテーマ「人々の中の私」
いやしのためのミサと分かち合い
6/25(土)14:00~
メルセス会本部聖堂で(〒166-0003 杉並区高円寺南5-11-35)
司式:ユン・ヨハネ神父(クラレチアン会)
どなたでも参加可 ミサ後、体験の分かち合い。
申込み・問合せ:Tel・Fax/03-5377-1457(Tel:19:00~21:00)
担当:メルセス会第五修道院 シスター 渡辺多賀子
主のもとに憩う祈りのひととき
5/18 6/15 7/20 9/21 10/19 11/16 12/21 (水) 19:30~20:30
マリア会シャミナード修道院 聖堂で (〒102-0071千代田区富士見 1-2-43)
担当:清水一男神父
どなたでも参加可、途中参加可
問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林
http://www.marianist.jp/
いやしのためのミサ
5/86/127/10 (日) 14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
問合せ:羽村Tel/03-3414-6940
http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html小平師
http://tomkodaira.multiply.com/
エマヌエル共同体 みこころを想うミサ
毎週(金)19:00~20:30
真生会館で(JR信濃町駅)
司式:赤波江謙一神父(聖パウロ会)
問合せ: Tel/03-3355-6816
e-mail:japan@emmanuel.info
ファチマの初土
5/76/4(毎月第1土曜日)13:00~15:00
世田谷聖母幼稚園2階大聖堂で(地下鉄半蔵門線・東急田園都市線 桜新町駅北口下車 徒歩8分)
司式:ペトロ神父(フランシスコ・カプチン会)
内容:ミサ、ロザリオ、赦しの秘跡、聖体賛美 持ち物:ロザリオ、上履き(スリッパ)
自由献金 静かに祈りたい方どなたでも
問合せ:Tel/042-525-4817
e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp新垣
黙想と祈りの集い(テゼの歌による祈りの集い)
5/25 (水)10:30~12:00
援助修道会 本部修道院 聖堂で(新宿区市谷田町2-24 JR総武線 市ヶ谷駅・都営新宿線 市ヶ谷駅より徒歩7分、東京メトロ南北線・有楽町線 市ヶ谷駅5番出口より徒歩3分)
子連れ参加可
問合せ:Tel/042-576-0623
e-mail:aozora-no-sita@jcom.home.ne.jp大村竜夫
麹町教会 初金の祈りの集い 聖体賛美式と黙想
~聖歌隊の歌を聴きながら~
6/3 (偶数月の第1金曜日) 19:00~20:00
麹町教会主聖堂で (JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分)
司式:ケルクマン神父
どなたでも参加可
問合せ:麹町教会 Tel/03-3263-4584
http://homepage2.nifty.com/hatsukin/
聖霊による信仰刷新セミナー 初台祈りの集い
5/12~6/30 (毎週木曜日) 13:00~15:00
初台教会2階で
対象:受洗者で原則毎週参加できる方
費用:¥2,000(全8回分)、テキスト代¥500、会場費献金(自由)
申込:会場受付にて
問合せ:井之上 Tel/03-3468-8221 Fax/03-3468-8963(初台教会への問合せはご遠慮を)
現代に生きる信仰の集い
毎月第2・第4土曜日 14:00~16:00
上石神井イエズス会修道院会議室で(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分)
内容:静かに音楽を聴きながらの黙想・分かち合い・観想的なミサ
問合せ:イシドロ・リバス神父 Tel/03-3594-2184
e-mail:ribas@jesuits.or.jp
「神のうちの真のいのち」祈りの集い・東京
5/7(土)14:30~15:30
四谷サンパウロ東京宣教センター4F 聖パウロ記念チャペルで
内容:ロザリオほかの祈り
ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会)
Tel/090-1107-8250(菅原)
入場自由、無料
第11回 典礼聖歌黙想会
―典礼聖歌を歌いながら典礼的祈りを深める体験をしてみませんか―
9/30 (金) 14:30~10/2 (日) 16:00
御聖体の宣教クララ修道会 軽井沢修道院で
講師:鈴木茂明(声楽家 合唱指揮者)、中川博道(カルメル修道会司祭)、木島美紗子(オルガニスト)
内容:歌唱ミサ、聖歌練習、教会の祈りをうたう、講話・黙想
対象:聖歌隊員・指揮者・オルガニスト
定員:初参加枠15名(先着順)
費用:¥35,000(講師謝礼を含む)
問合せ・申込内容:住所、氏名、年齢、電話、所属教会、聖歌隊での役割
Tel・Fax/045-402-5131
e-mail:m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp藤井
講座・研修会
通信講座「聖書入門〔Ⅱ〕」
~使徒たちの宣教や初代教会について―現代の教会にも通じる信仰生活の具体的な指針~全17講
受講料:¥5,000
申込み:郵便局に備え付けの振替用紙で受講料を以下のとおりに送金 振替講座番号:00170-2-84745 加入者名:オリエンス宗教研究所 通信欄に「T005聖書入門〔Ⅱ〕」と記載。
問合せ:オリエンス宗教研究所
Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322
http://www.oriens.or.jp
他の6講座「キリスト教とは」「キリスト教入門」「聖書入門Ⅰ」「神・発見の手引き」「幸せな結婚」「生きること・死ぬこと」も上記ホームページに掲載
テイヤール・ド・シャルダン研究読書会
5/17 6/7 (火) 19:00~20:00、6/21 18:00~19:00
松原教会で(京王線・井の頭線明大前駅徒歩5分) テーマ:「科学とキリスト」
講師:美田稔氏(テイヤール翻訳家)
教材:当方で用意(テイヤールの『科学とキリスト』みすず書房 ある方は持参)
無料 申込不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
現代カトリック神学研究
-時代と格闘する神学者たちの思索への巡礼と対話
木曜日18:00~20:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)で
講師:福田誠二神父(聖マリアンナ医科大学教授)
問合せ:Tel/045-911-8091
e-mail:tmorewada@nifty.com(和田)
5/12「カール・ラーナーの神学」
6/9「バーナード・ロナガンの神学」
7/14「ハンス・ウルス・フォン・バルタザールの神学」
10/13「ハンス・キュンクの神学」
11/10「カロル・ヴォイティワの神学」
12/8「ヨゼフ・ラッツィンガーの神学」
1/12「第二バチカン公会議以後の神学状況」
K・リーゼンフーバー神父による講座
講師と連絡先:クラウス・リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)
〒102-8571千代田区紀尾井町7-1 上智大学 S.J.ハウスで
Tel/03-3238-5124 (直通), 5111 (伝言)
土曜アカデミー
―霊性としてのキリスト教 Ⅰ:古代と中世において―
岐部ホール4F 404 で(麹町教会敷地内。JR東京メトロ四ツ谷駅から徒歩2分程度)
9:30~12:15
5/7(土)オリゲネス:ロゴス・キリスト論と聖書の霊的理解
5/14(土)プロティノス:一者への上昇 5/21 砂漠の師父/バシレイオス: 修行・孤独・共同性
5/28(土)ニュッサのグレゴリオス:観想と神化
キリスト教理解講座―倫理の基礎づけ―
麹町教会(四ッ谷駅前)信徒会館3階アルペホールで
18:45~20:30
5/17(火) 人間以外のものの意義─世界の使用と聖化
5/31(火) 創造・歴史・救い─イエスという中心
講座
キリスト・イエズスの宣教会で(江戸川区南小岩6-25-6 総武線小岩駅より7分)
担当:シスターベアトリス
Tel・Fax/03-5889-3055
e-mail:gasvar10no9@hotmail.co.jp
「よりよい家庭を求めよう」少人数の8回講座
毎月第2・4水曜日10:00~12:00
内容:家庭とは-夫婦親子の理解-子供の成長段階 自分とは-愛することなど
信仰を深めよう
毎月第2・4火曜日10:00~12:00 第1・3木曜日10:00~12:00
聖書のこころ -日常生活を深めよう
毎月第1・3月曜日10:00~12:00 第2・4水曜日19:00~21:00
ようこそ【自分の将来を考えている方】
毎月第1土曜日14:00~16:00
聖書朗読と静かに祈ろう
毎月第3土曜日14:00~16:00
悩み相談などのご希望の方 いつでもOK 22:00までTelでご連絡ください
講座案内 (カルメル修道会)
上野毛教会信徒会館で (世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車 徒歩約6分位)
担当:中川博道神父(カルメル修道会)
問合せ: Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
「キリスト教の基本を学ぶ」―洗礼準備のため、 またキリスト教の基本を学びなおすために―
対象:どなたでも、いつからでも
5/13 5/27 6/10 6/24 7/8 7/22 (金)
朝のクラス 10:30~12:00 夜のクラス 19:30~21:00
「カルメルの霊性に親しむ」―カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探します―
朝のクラス(火)10:30~12:005/176/147/12
夜のクラス(金)19:15~20:455/206/177/15
対象:どなたでも いつからでも参加可
「キリストとの親しさ」―出会いの神学―
朝のクラス(火)10:30~12:005/106/77/5
夜のクラス(金)19:15~20:455/66/37/1
対象:どなたでも いつからでも参加可
信徒の月例会―イエスの運命と教会のキリスト信仰―
5/21 (土) 14:00~(16:00主日のミサ)
麹町教会アルペホールで
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)
テーマ:イエスの個人史、そして運命(「イエス・キリストの履歴」第13章)
申込不要 問合せTel/03-3263-4584
ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等
申込・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里5-27-4 エルアルカサルフジ 305 ビ・モンタント東京事務所 (JR・地下鉄 西日暮里駅下車)
執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
総会およびデーケン神父講演会
5/19(木)10:30~15:45 幼きイエス会(ニコラ・バレ)で(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線 四ッ谷駅)
総会:10:30
講演:13:00 「よく生き よく笑い よき死に出会う」デーケン神父、
ミ サ:14:45
司式:デーケン神父、泉神父
4会場での勉強会
全会場同一条件 13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500
申込不要
5/10(火)ビ・モンタント東京事務所で
5/17(火)三軒茶屋教会で
5/20(金)高輪教会で
聖書通読講話会
サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)
5/7( 土)13:30~15:00「マタイによる福音書」鈴木信一神父(パウロ会)
5/14( 土)13:30~15:00「創世記」 第15回 泉富士男神父 (東京教区)
対象:会員外もふるって参加可
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
パッチワーク・キルト同好会
5/12 (木) 11:00~15:00
ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます
対象:会員外もふるって参加可
世話人:宮木 Tel/042-575-2335
シニアは語る
5/11(水)6/1 (水) 13:30~15:00
初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会 (テキスト:「現代カトリック者の信仰と生き方」)
世話人:吉井 Tel/03-3352-4055
月例散策会
5/11 (水) 10:30 都営浅草線本所吾妻橋駅改札口集合
行先:本所教会および大横川親水公園と吾妻橋周辺
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209
気楽に絵を描く会
5/18(水)6/1 (水) 13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で(前記参照)
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)
会費:¥1,000/月 (画材自己負担)
世話人:野村 Tel/03-3394-5778
南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う
5/286/257/23 (土) 13:30~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで
(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
講師:平田栄一 (風編集室)
参加費:¥1,000
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫 525円)
※南無アッバのお札のお渡し有り
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp
南無アッバの集い・聖書の学び
5/216/11 (土) 13:30~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで
(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩 1分)
講師:山根道公 井上洋治神父の言葉を通して聖書や祈りについて学び、分かちあう
参加費:¥1,000
※南無アッバのお札のお渡し有り
申込・問合せ:風編集室 Tel・Fax/086-227-5665
e-mail:kazehensyuusitu@yahoo.co.jp
遠藤文学講座『キリストの誕生』を読む
~弱い弟子たちを変えていく永遠の同伴者キリストを探る~
5/21 6/11 (土) 15:20~16:50
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで
(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
講師:山根道公
参加費:¥2,000 (学生半額)
申込・問合せ:風編集室 Tel・Fax/086-227-5665
e-mail:kazehensyuusitu@yahoo.co.jp
ラウダを歌う会
5/28(土)14:30~16:00、5/30(月)10:30~12:00
四谷サンパウロ宣教センター4F聖堂で
(Tel/03-3357-7651)
講師:杉本ゆり
参加費:\1,000
曲目:adoro te devote(聖体賛歌)、Magdalena degna da laudare(マグダラのマリア賛歌―コルトナ・ラウダ39番) 楽譜が読めなくても可、音楽の専門的素養・美声の必要もなし。要予約。
申込み:Tel・Fax/0422-32-6074
e-mail:yuri-francesca@nifty.com
※2日とも同じ内容
♪ 音楽会等♪
オルガンメディテーション
―晩の祈りとオルガン音楽による瞑想―
5/13(金)19:00~19:45
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:ジャン・マリア・グリヴォー
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
聖マリアンナチャペル・ギャラリー油彩展
聖マリアンナチャペル・ギャラリー(責任者 福田誠二神父)で
(〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1)10:00~17:00
入場無料問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行
3/23~5/25 一ノ瀬鐡子(関口教会、カトリック美術協会員)
5/25~7/20 田中百枝(麹町教会、カトリック美術協会員)
7/20~9/21 浦田カズヨ(長崎純心聖母会シスター)
VocalEnsemble“The Liedertafel”ボランティア演奏会
~はるびの郷 特養老人ホームコンサート
5/29(日)14:15開演(13:45開場)
社会福祉法人はるびの郷2階ホールで(東村山市秋津町1-32-18 Tel/042-397-5511)
指揮 田中理恵子、伴奏 相原志帆子、司会 佐藤牧人、ソロ 押田大五郎、ベル 宮部翔吾、合唱 声楽アンサンブル「リーダーターフェル」
曲:「小さな世界:ディズニー」、「はるびの賛歌:ホームの歌」、「花~すべての人の心に花を」、「青葉城恋唄」「君をのせて:天空の城ラピュタ」等
問合せ:080-5099-4322 田部
e-mail:jiji.yoshiki@gmail.com
「VIVID」
★6月号(No.283)は、6月5(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 4月24日(日)
★7月号(No.284)は、7月3(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 5月22日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp