お知らせ
東京教区ニュース第250号
2008年03月01日
目次
- ◇ 教区年始の集いで カテドラル工事の完成に感謝
- ◇ 司祭の人事異動
- ◇ 列福式の場所決まる
- ◇ 世界病者の日のミサ
- ◇ 祈祷集会を開催
- ◇ 聖公会と合同礼拝
- ◇ 合同祈祷に100人 田園調布地域諸教会
- ◇ 評議員が交替
- ◇ 新園舎の完成を祝う 白百合幼稚園
- ◇ 司祭 金・銀祝
- ◇ カリタスの家だより 新連載 第1回
- ◇ 2008 ワールド・ユース・デー WYD シドニー大会
- ◇ CTIC カトリックト東京国際センター通信 第119号
- ◇ 教会修道院巡り (142)
- ◇ 私にとっての教会 (55)
- ◇ 今月の投稿
- ◇ 今月のおすすめ本
- ◇ お知らせ
- ◇ 投稿募集
- ◇ VIVID
- ◇ 黙想会・祈りの集い等
- ◇ 講座・研修会
- ◇ ♪ 音楽会等♪
- ◇ 「VIVID」
教区年始の集いで カテドラル工事の完成に感謝
1月27日に東京カテドラル聖マリア大聖堂において教区年始の集いが開催され、 信徒・修道者・司祭合わせて約300人が参加した。 同集いはカテドラル大改修工事が無事に終了したことを受けて、 感謝のミサを捧げるために行なわれたもの。 ミサ後には岡田武夫大司教が教区の課題や取り組みについて参加者に説明した。
ミサに先立ち岡田大司教は、 カテドラル大改修工事にともなう祈りと献金の協力に感謝の言葉を述べた。 また、 東京教区の使命、 現状、 課題についても理解を求めた。
説教をした幸田和生司教はカテドラルがどのような場であるのかについて話した。 カテドラルは民族や国籍、 小教区、 信者かどうかというようなさまざまな 「壁」 を超えて皆が一つに集まることができる場であることを具体的な例をあげて説明。 また、 第二バチカン公会議の 『典礼憲章』 を引用し、 カテドラルが小教区の聖堂とは違うことを強調。 カテドラルは教区というものを現す聖堂、 司教とのつながり、 小教区同士のつながりをあらわす大切な場であると語った。 しかし、 本当に大切なのは建物ではなく、 聖霊の住まいである人間。 そのことをわたしたちはどのように生き、 またどのように証しすることができるか神の導きを求めましょうと話した。
ミサ後に岡田大司教は教区の課題と取り組みについて話した。 引退司祭の住まいと老朽化した司教館の建替えが急務であること。 教区の3つの優先課題に継続して取り組んでいくこと。 また4つの和解と平和の実現のために働いていきたいと決意を語った (本紙249号 大司教メッセージを参照)。
司祭の人事異動
岡田武夫大司教は1月17日付で、 2008年度東京教区の司祭人事異動 (第1次) を発表した。 (敬称略 かっこ内は現任務)。
小教区
豊島治 秋津教会主任 (成城教会助任)
安次嶺晴実 喜多見教会主任(同教会小教区管理者)
小池亮太 小岩教会主任 (立川教会助任)
李宗安 (イ・ジョンアン) 高円寺教会協力(日本語研修 ソウル教区)
福島一基 成城教会主任 (秋津教会主任)
星野正道 立川教会協力 (多摩教会協力)
マウリツィオ・ビッフィ 府中教会主任 (ミラノ外国宣教会 横浜教区)
修道会・宣教会委託小教区
アントニウス・ハルノコ 松原教会主任 (南山大学神学修士課程終了)
教区本部
大原 猛 カトリック東京国際センター (CTIC) 事務局長(市川教会主任兼任)
※ D・ホーガン現事務局長との交代は4月1日
寺西英夫 教区本部協力 (小岩教会主任)
青山和美 教区本部協力 (千葉寺・東金教会協力)
転出・その他
フェッルッチョ・ブランビッラスカ ミラノ外国宣教会本部・管区長 (成城教会主任)
アルベルト・ディベーロ 横浜教区 (府中教会主任)
アンドレ・ボーガルト サバティカル(松原教会主任)
★「主任司祭」 は、 ある一定年数その小教区の司牧を担当する司祭。「小教区管理者」 は、 一時的に小教区の司牧責任を負う司祭。 責任と権限はほとんど主任司祭と同じ。「協力司祭」 は主任司祭の指示のもとで、 司牧に協力する司祭。
列福式の場所決まる
今秋、 長崎で予定されているペトロ岐部と187殉教者の列福式の場所と正式な時間が決定し、 発表された。
列福式は11月24日の正午より、 長崎県営野球場 「ビッグNスタジアム」 (長崎市松山町2-5) で行なわれる。
この式典は列福式としては日本初であり、 国内外はもとより、 アジア諸国をはじめ世界各地から多くの参加者が予想される。 こうした点に配慮し、 約3万人を収容することができ、 交通の便もよいことから同スタジアムが選ばれた。
世界病者の日のミサ
神のいやしを願って カテドラルに集う
2月11日に東京カテドラル聖マリア大聖堂において、 世界病者の日のミサが岡田武夫大司教の司式によって捧げられ、 およそ400名が参加した。
世界病者の日は1993年に前教皇ヨハネ・パウロ二世によって定められ、 東京教区では2年前よりミサを行なうようになった。
ミサではすべての病者とその世話をする人たち、 医療や福祉にかかわる人たちに神からのいやしと励ましを願い祈りを捧げた。
祈祷集会を開催
一致のために祈る
今年もキリスト教一致祈祷週間の集会が1月21日に日本福音ルーテル武蔵野教会で開催され、 約100名ほどが参加して、 キリスト教一致のために祈りを捧げた。
今年は1908年にポール・ワトソン師がキリスト教一致祈祷週間を提案してからちょうど100周年となる。 集会での説教をした岡田武夫大司教は 「この日本福音ルーテル武蔵野教会においてキリスト教一致祈祷週間の東京集会が行なわれることは大きな喜びであり、 励ましです。 わたしたちの住むこの世界は悪と罪に汚されています。 一致を妨げるのは人間の弱さ、 罪、 悪です。 悪と罪を克服するためにイエスは祈り、 わたしたちにも祈りを求めました。 わたしたちはイエスの名によって祈るので、 祈りは必ずかないます。 悪をもって悪に報いることのないように気をつけなければなりません。 全ての人に善をもって接することが必要です。」 などと話した。
祈祷集会後は茶菓が配られ、 各教会参加者の自己紹介を交えた交流会が行なわれた。 参加者たちはカトリック・プロテスタントを超え、 エキュメニズムの必要性を深く心に刻み教会を後にした。 なお、 この集会で集められた献金はカトリックの組織であるカリタス・ジャパンをとおして、 バングラディッシュのサイクロン被災者支援のために用いられる。 (郡司 誠)
聖公会と合同礼拝
ともに祈りを捧げる
2月1日午後6時半より東京カテドラル聖マリア大聖堂にて聖公会―ローマ・カトリック合同委員会の主催による 「ともに捧げる祈りの集い」 が行なわれた。 これは聖公会とカトリック教会の対話開始40周年を祝うと共に、 聖公会―ローマ・カトリック教会国際委員会の合意声明 『マリア―キリストにおける恵みと希望』 の日本語訳が出版されたことを記念して行なわれたもの。 平日にもかかわらず両教会あわせて550名ほどの参加があり聖堂が埋め尽くされた。
司式は聖公会首座主教である植松誠主教とカトリック司教協議会会長の岡田武夫大司教により行なわれ、 聖公会からは各教区主教、 カトリックからはヨゼフ・ピタウ大司教、 幸田和生司教をはじめとする司祭団の参列があった。
記念説教を行なったイエズス会の高柳俊一神父はこの翻訳のためにおよそ3年の月日をかけたことや作業をとおして互いを学び、 自分の伝統を再発見しつつ、 古代教会にまでさかのぼる共通のことについて理解を深めることができたと話し、 最後はベネディクト16世による神の母聖マリアへの祈りを唱え、 自らを神の招きへと捧げた聖母マリアにイエスを知り、 イエスを愛することを教えてくださるよう導きを求めた。
閉祭後にはカンタベリー大主教からのメッセージが読まれ、 駐日教皇大使アルベルト・ボッターリ・デ・カステッロ大司教の祝辞もあった。
聖公会とカトリックではこれまでも 「主の祈り」 の共同訳の記念などに合同礼拝が捧げられてきた。 今回もこの声明の重要性から邦訳版の出版と合同礼拝が行なわれた。 今後もさらなる対話の進展が願われている。
合同祈祷に100人 田園調布地域諸教会
田園調布地域諸教会の40回目の合同祈祷会が1月27日午後2時半よりカトリック田園調布教会で開かれた。 田園調布地域諸教会とは、 日本基督教団奥沢教会、 尾山台教会、 玉川平安教会、 田園調布教会、 日本福音ルーテル田園調布教会、 カトリック田園調布教会の六つの教会から構成されており、 この日は100名近い人々がこの集いに集まった。
日本福音ルーテル教会の杉本洋一牧師は 「この日は祈りからはじまった」 というテーマで説教。 日本では数少ないキリスト教徒が分散しているのを一つのコミュニティーとしていきたい。 また、 キリストを信じる者同士が祈りを一つにする40年という流れの中で過去を見つめつつ、 それぞれの足元を見ながら新しい環境を整えていく事が必要と話した。 (間島 道子)
評議員が交替
司祭評議会
2007年11月26日に第21期の司祭評議会評議員の選挙が行なわれ、 9名の司祭が選出された。 これに大司教指名の6名の司祭、 さらに4名の司祭が職務上、 評議員になる (敬称略)。 したがって第21期の司祭評議会は司祭19名と司教2名から構成され、 任期は2008年1月1日から2009年12月31日。
【教区司祭】
門馬邦男 (蒲田)、 辻茂 (立川)、 荒川博行 (梅田)、 稲川保明 (関町)、 福島一基 (秋津)、 酒井俊雄 (本所)
【修道会・宣教会司祭】
ドメニコ・ヴィタリ (イエズス会 麹町)、 マルシリオ・ジョバンニ (サレジオ会 下井草)、 レオ・シューマカ (コロンバン会 目黒)
【大司教指名】
深水正勝 (清瀬)、 小池亮太 (立川)、 マルコ・アントニオ (グアダルペ会 千葉寺)、 瀬戸高志 (レデンプトール会 初台)、 竹内正美 (フランシスコ会 田園調布)、 デビッド・パドルノス (コロンバン会 木更津)
【職務上】
チェレスティーノ・カヴァニャ (事務局長)、 立花昌和 (広報部長)、 古賀正典 (法人事務部長)、 関光雄 (事務局次長)
*司祭評議会は司教の諮問機関として、 司祭団を代表する司祭の集団。 司教に委託された神の民の一部分の司牧的善益を最も効果的に促進するため、 教区統治において司教を助けることをその責務とする (教会法第495条参照)。
宣教司牧評議会
第3期の宣教司牧評議会評議員が任命された (敬称略)。 信徒の評議員は宣教協力体から推薦され、 大司教が任命。 任期は2008年1月1日から2009年12月31日まで。
【信徒】
奥村桂一 (千葉中央 千葉寺)、 京ファニー (安房上総 五井)、 鈴木廣 (東葛飾 豊四季)、 坂口恵子 (京葉 市川)、 原武之 (荒川足立 三河島)、 花田恵子 (下町 本所)、 菊池康雄 (北文京 本郷)、 和田紀代子 (中央千代田 麹町)、 瀧浦萌 (港品川 麻布)、 安藤久枝 (大田 大森)、 武宮和慶 (世田谷北 松原)、 稲田隆司 (玉川通り 三軒茶屋)、 平野南保 (世田谷南 田園調布)、 外山たかね (豊多摩北 豊島)、 坂東輝帝 (豊多摩南 下井草)、 篠原三恵子 (武蔵野北 秋津)、 辰巳信子 (武蔵野南 吉祥寺)、 濃畑雄四郎 (多摩東 府中)、 山口ミツ子 (多摩南 喜多見)、 谷口修 (多摩北 立川)、 島まり (多摩西 高幡)
【司祭】
マルコ・アントニオ (グアダルペ会 千葉寺)、 酒井俊雄 (本所)
【修道者】
河野環 (サレジアン・シスターズ)、 清水京子 (聖パウロ女子修道会)
*宣教司牧評議会は司教の諮問機関。 司教は教区の方針や取り組みについて信徒・司祭・修道者から幅広く意見を聴くことができる。
新園舎の完成を祝う 白百合幼稚園
昨年3月より新築工事が進められていた白百合幼稚園 (園長 山根克則神父) の新園舎がこのほど完成し、 岡田武夫大司教の司式により感謝のミサが捧げられた。
共同司式をした幸田和生司教は説教の中で 「子どもを育ててくれるのは神であり、 わたしたちは与えられた役割を果たしながら神のみ業に協力をします。 新しい園舎も神が建替えてくれたものです。 工事が無事に終えたことを神に感謝いたしましょう」 と話した。
ミサ後に行なわれたパーティーのあいさつで、 園長の山根神父は工事中の園児の安全を一番心配したと語り、 業者、 保護者、 洗足教会の理解と協力に感謝の言葉を述べた。
岡田大司教は工事関係者をねぎらい、 子どもたちが大切にされ、 また命を大切にすることを学び、 新しい園舎で思い出をつくってほしいと話した。
保護者の代表は親として工事中の安全を心配していたこと、 しかし、 親の心配をよそに子どもたちは新しい園舎の完成を待ち望み、 「待つ心」 が育ったとあいさつした。
司祭 金・銀祝
2008年に金祝・銀祝を迎える司祭のリストがカトリック中央協議会広報部より公表された。
全国では金祝者34人 (うち教区司祭は8人)、 銀祝者14人 (うち教区司祭は4人)。
以下は東京教区在住の金祝・銀祝を迎える司祭 (敬称略 かっこ内は所属)。
【金祝】
マクドネル・グラハム、 寺西英夫 (以上東京教区)。 ラベ・モーリス (ケベック外国宣教会)。 コンプリ・ガエタノ (サレジオ修道会)。 ビハリ・ゾルタン、 ディーターズ・ロバート、 マシー・フランシス、 土屋吉正、 柳瀬睦男 (以上イエズス会)。
【銀祝】
宮本久雄 (ドミニコ会)
カリタスの家だより 新連載 第1回
「カリタスの家」の祈り
「東京カリタスの家」 は40年ほど前、 教会を訪れる人々の問題が次第に多様化し、 増えていくにつれて家族福祉への関心が高まり、 1969年4月に当時の東京教区長の土井辰雄枢機卿の発意で、 たった4人のボランティアと補佐司教であった白柳誠一枢機卿、 イエズス会のブルーノ・ビッター神父が話し合って発足した家族福祉相談機関です。
今では多くの登録ボランティアの協力をいただきながら、 職員とボランティアスタッフあわせて約30名で活動しております。 しかし、 多くのニーズに応えるための人的スタッフが決して足りているとは言えませんので、 福祉ボランティアに関心のある方は是非、 ご参加ください。
わたしたちはキリスト教精神に基づき、 東京およびその周辺地域の福祉の向上を目指して、 問題に直面している家族への福祉サービスを行なってまいりましたが、 この活動をとおして強いニーズのあった精神障害者の居場所でもある 「みんなの部屋作業室」 や発達障害等の子どもたちの療育を行なっている 「子ども相談室」 ができてきました。
また1970年にはいち早くボランティア養成講座を開き、 ボランティアの先駆的な役割も果たしてきました。 しかし、 この40年ほどの間には福祉のあり方やボランティアの意識も大きく変わってきました。 現在、 「東京カリタスの家」 も大きな過渡期にさしかかっていると思います。
そして昨年帰天された濱尾文郎枢機卿が作られ、 多くの先輩たちが祈ってきた 「カリタスの家の祈り」 をこれからも大切にしていきたいと思います。
「『これらの小さな兄弟にしたことは、 私にしたことだ』 とのお言葉のように、 今日もわたしたちが兄弟として人々を大切にできますように。 また、 わたしたちがいかに弱くとも、 まことのカリタスを通じ、 まことのカリタスにおいて、 人々と勇気をもって共に生きることができますように。 あなたが寛い心で歩まれたように、 わたしたちも互いに信じ、 互いにゆるし、 心を一つにして支え合うことができますように。」 (「カリタスの家の祈り」 より抜粋) (岩田 鐵夫)
2008 ワールド・ユース・デー WYD シドニー大会
山中湖畔にて国内版も
今年の7月15日から20日にオーストラリアのシドニーでワールド・ユース・デー (以下WYD) が開催される。 WYDは1986年に前教皇ヨハネ・パウロ二世が世界の青年に呼びかけて始まり、 今回で23回目を迎える。 期間中は教皇ミサを頂点とし、 司教によるカテケージスなど、 青年たちがキリストの受難と復活の秘儀に根ざす自らの信仰を体験するためのプログラムが予定されている。 また、 同じキリストへの信仰を持って世界各地からやってくる青年たちとの出会いは、 人類家族としての一致を確認すると共に、 自分の信仰をより大きな視点で見直す機会ともなっている。
今回のシドニー大会は 「あなたがたの上に聖霊が降ると、 あなたがたは力を受ける。 そして、 わたしの証人となる (使徒言行録1・8)」 をテーマとし、 青年たちが自分たちに与えられ、 そして自分たちの内に働く聖霊により深く出会う機会となることが目指されている。
日本からもシドニー大会参加のための巡礼団 (団長 郡山健次郎司教・鹿児島教区) の募集がすでに始まっている。 また、 WYD日本事務局では、 大会に参加する、 しないにかかわらず、 青年たちがWYDの精神に触れるために、 全国五ヶ所で 「愛と喜びを証しする旅~聖霊に導かれて~」 と題した若者の集いを開催する。
その1回目の集いが、 1月12日にカテドラル構内のケルンホールで行なわれた。 当日は20人ほどの参加者があり、 高見三明大司教 (長崎教区) と田村路加神父 (東京教区) による 「聖霊の働きについて」 の講話を聞いた後、 全員で分かち合いの時を持った。 そこでは前回ケルン大会に参加した人が体験や感想を話したりもした。 自身もケルン大会に参加した高見大司教は、 同じ信仰の人たちが世界規模で集まっている中に身を置くと気持ちが太くなると語り、 青年たちにWYDへの参加を勧めていた (写真)。
なお、 シドニー大会に参加できない人たちのために同じ精神でWYD国内版が8月14日~17日に山中湖畔の星美林間寮で開催が予定されている。 (高木 健次)
【問い合わせ】
ワールド・ユース・デー日本事務局 TEL03-5632-4480 FAX03-5632-4465
Eメール wyd@cbcj.catholic.jp
CTIC カトリックト東京国際センター通信 第119号
フィリピンのながーい クリスマス
フィリピンはクリスマスの祝いが一番長い国だと吹聴されてきた。 いち早く9月からクリスマスキャロルがラジオで放送されてショッピングモールに流れ始め、 1月のご公現の祝日まで続く。 そこでクリスマスは終わったのだが、 その精神は真実にクリスマスの意味を体験した人たち、 すなわち、 神が人間の歴史の中にいらして、 わたしたちのごくささやかで素朴な生活の喜びと不安のうちに、 ご自分を示してくださることがわかった人たちの心の中に生き続けている。
フィリピンでのクリスマスの導入は、 12月16日に始まる9日間の夜明けのミサである。 スペイン語ではMisa de Galloすなわち、 「雄鶏のミサ」と呼ばれ、 フィリピン語でSimbang Gabiすなわち、 「夜のミサ」として親しまれている。 呼び名は何であれ、 このクリスマス前の習慣は確かに愛による犠牲である。 そんなに早くベッドから起き出し、 しかも日常の仕事を全て果たすのには献身と克己が必要だからである。 このしきたりの起源ははっきりしていないが、 おそらく他のカトリック信心や習慣と同じようにメキシコから来たのであろう。 大勢の人々を動員するこの祝いは、 近年の職種やスケジュールの多様化とフィリピン人の世界各地への離散により、 夕方の7時から9時の間に行なわれている。 しかし、 いつどのように祝われるにせよ、 毎年の Simbang Gabiはフィリピン人たちの心の中にカトリシズムの深みを示す。
過去3年間、 カトリック赤羽教会では Simbang Gabi を祝ってきた。 この地域と周辺にはかなり多くのフィリピン人がいるので、 このプロジェクトはこの共同体で開拓しようと提案された。 12月は日本では寒く、 公的交通機関がないので夜明けにミサをするのは現実的ではなく、 適応するために夕方の七時からミサをすることにした。
当初は平均70人ぐらいの参加でスタートしたが、 その後2年のうちに広告や宣伝もなしに100人以上が参加するようになった。 祝いにもさらなる適応の工夫がなされてきた。 2007年には、 毎晩さまざまな話題について15分間のパワーポイントによるプレゼンテーションが新しく加わった。 話題は現実に移住者として生きるフィリピン人たちにとって実際的で意味のあるもので、 彼らの信仰について自覚と知識を高めることに向けられ、 結果的に家族や友人、 一緒に働く人々や知人たちにも分かち合っていけることを目指すものである。
2008年のSimbang Gabiには世界の各地に住むフィリピン人たち、 および彼らの故国での信仰と文化のつながりを分かち合い、 面白くて、 ためになって、 活気を与える体験となること請け合いである。 どうかご期待を!
(レステイチュート・オグシメル神父 千葉事務所)
教会修道院巡り (142)
上野毛教会
当教会を担当する跣足カルメル修道会は、 1933年にフランスから女子 (現・調布市深大寺) が、 1951年に6名のイタリア人宣教師たちが中国を経て来日を果たしています。 翌1952年、 上野毛の地に修道院を構え、 新たなメンバーが、 イタリア・ミラノ管区より派遣され、 充実した修道生活を始めました。
修道院には、 道を求めていた近隣の人々から始まり、 霊性の深まりを求めて、 多くの人々が集うようになり、 田園調布小教区内の聖堂共同体として初めて名簿を作成した1970年末に540名だった信徒数は、 1985年に約850名、 そして今日では1,884名(2007年末)を数えるまでになりました。
1959年5月に落成した聖堂は、 最近では稀な存在となった木造建築です。 設計者は成城教会、 長崎26聖人教会も手がけた今井謙次氏。 当初、 鉄筋建築を構想されていた同氏は 「日本にマッチした空間を」 と当時の教会担当司祭であったボナルド神父から強く要望され、 木造建築へと計画を修正されたそうです。 数多くの人々が祈りに精進してきたこの空間は、 訪れる人々を祈りへと誘う雰囲気を醸し出し、 当共同体の心臓部となっています。
1975年に再編成された信徒会は、 ピラミッド型の典型的な組織ではなく、 全員が何らかの活動グループに属していることを前提に、 世話人会という調整組織による独特の運営方法で歩んで参りました。
当地には、 修道院、 聖堂、 信徒会館、 黙想修道院の4つの建物があり、 祈りを中心としたカルメル会の精神のもとに、 一般の小教区活動のほか、 聖書研究、 黙想会、 カルメル在俗者会の活動などが行なわれています。 青少年の活動も活発で、 老若男女が常に集う雰囲気の伝承は、 草創期より日本と日本人を愛し育んできて下さった宣教師の方々、 また、 協働してこられた信徒、 関係者たちの祈りと熱意の賜物と言えましょう。
私にとっての教会 (55)
佐無田 靖 (梅田教会)
教会共同体とは
少年時代を熊本の田舎の教会で過ごした私が、 上京して地に着いた教会が初めは聖堂もなく、 保育園の小さなホールに祭壇を作りミサを行なっていた今の教会でした。 その後、 新しい教会堂ができ、 20年の年月が流れました。
教会というと神の家という美しい言葉の錯覚に陥り、 何か特別なところというイメージが大きいようですが、 実のところ毎日生活している社会と何ら変わりません。 むしろ、 社会を凝縮している面では息苦しいところかもしれません。 神 (イエス) との関係を自分との一対一の関係とするならば教会に行かなくてもすみます。 それなのになぜ、 少なくとも毎週日曜日に教会に足を運ぶのだろうとふと思うときがあります。 この20年の間に怒涛のように押し寄せてきた外国人とそれを取り巻く日本人という梅田教会のかかわりの中で過ごしていると特に感じるのかもしれません。 その点では単なる日本社会ではなく世界を意識できるところにいるのかもしれません。
外国人の人たちがなぜ教会に足を運ぶのか見ていると神との接点ということだけでなく、 人と人との関わりを求めてやって来ているのではないかと思います。 わたしたちも同じところがあるのではないでしょうか。 そう考えると何も大きな教会という共同体を目指さなくても、 毎週集まるわたしたち、 友だちに会いにきたフィリピン人、 家族でミサにきたナイジェリアの人たち、 一週間ぶりに近況を話す韓国の人たち、 久しぶりに日本に戻ってきたベトナムの人たちなど、 少なくとも小さな共同体を感じ取れるものです。
自分たちと育った環境が違う、 文化が違うという大人社会の目で見ると共同体とはほど遠いように思われます。 小さな共同体同士を意識していけば子どもたちがいつの間にか仲良くなるように、 自ずから今までと異なった共同体が生まれてくることを感じています。 大きな教会という意識より、 小さな共同体を教会と意識するそんな教会が今 「私にとっての教会」 のように思います。 そして、 その種が少しずつ芽吹き始めようとしている教会がまさしく現在所属する梅田教会のように思えてなりません。
「2人または3人が私の名によって集まるところには、 わたしもその中にいるのである。」 (マタイ18・20)と言われたイエスを共同体の中で意識できるなら、 今の日本社会と同様にストレスや息苦しさを持つ教会であっても、 希望と愛を持って、 いろいろな問題へも立ち向かえるし、 新しい出会いを求めることもできるのではないかと思っています。
今月の投稿
ヨゼフさまの輪 ―友から友へ―
東京カテドラル構内のつややかな緑の木々を背にヨゼフさまのご像が佇んでいます。 このヨゼフさまはお若く壮年の逞しさが感じられます。 胸に当てられた左手は夢のお告げを、 しっかりと受けとめた 「ガッテン」 を表し、 掌 (たなごころ) を下に向けて肘を曲げた右手は 「イエスさまとその母マリアさまをしっかりとお守りします」 と、 決意と行動開始を物語っているようです。
ルルドのほとりに立つこのヨゼフさまは、 無言のうちにわたしたちの悩みや願いなどを受けとめてくださっていることでしょう。 わたしは写真を撮り、 「支え」 と記入したカードを作りました。 それを七十年来の級友、 大阪に住む聖公会の植松さんに送りました。 植松さんは、 さらにご主人を亡くされた札幌の友人に、 慰めにと送られました由。 すると次のお便りが寄せられました。 ご了解の上、 ご紹介いたします。
「・・・聖ヨゼフ像のお写真を手作りカードにされたご友人の作、 そこへお便りをいただき、 嬉しく有難うございました。 何と深い温かさを湛(たた)えた地に足をしっかり置かれたお姿でございましょう。 思はず心弱い私をお助けいただけますよう、 主イエス様にお取次ぎくださいますようにと、 お祈りいたしました。 この頃は体調不良で、 心もとなく過ごしておりました。 聖ヨゼフを支えております台座の 『受けとめるヨゼフ』 の文章がさらに暖かく包んでくださいます。 有難うございました。 ・・・」(「 」 内は原文のまま) (諸岡里子 徳田教会)
今月のおすすめ本
ウォーキングを祈りに 油谷 弘幸 著
著者は祈りに対して強い関心があり、 また実際に祈りを深めることにも熱心であることが伝わってくる内容です。
「根本的に、 祈りは恵み」 だと考える著者は、 祈ることと歩くこと (ウォーキング) は結び付くのではないかと考えます。 「日常歩くことは本当に自然な行為です。 何気なく歩きながら、 ぼんやり思いにふける、 漫然と景色を見る、 思いついたアイデアに考えをめぐらす、 そんなことをしているだけですが、 そうした心境には祈りに近い状態があります。 歩くことは思いのほか祈りにつながりやすいのです」。
この本で紹介されている著者の好きな祈り方の一つには、 魅かれるものがあります。 自分の隣にイエスがいるという意識で、 イエスに語りかける形の祈りです。 それはイエスに対する文句であったり、 問いかけであったり、 同意を求めるものであったりします。 イエスはたいがい、 じっと黙っています。 でもときには、 なんともいえない温かさで受けとめてくださっているように感じるときがあります (38~39ページ)。
自分は十分に祈れない、 どのように祈ったらいいかわからないという人は多いかもしれません。 そのような人に祈り方のヒントを与えてくれる本です。
なお、 著者自身も 「あとがき」 に書いているようにこの本は何かを教えるというよりも一つの投げかけ、 きっかけづくりのようなものです。 祈りについて、 ウォーキングについて興味のある方は是非お手にとってみてください。 (編集部)
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(女子パウロ会刊 167ページ 1,200円+税)
お知らせ
選任式のミサ
3月2日 (日) 午後2時
東京カテドラル聖マリア大聖堂
司式 岡田武夫大司教
*選任式のミサに引き続いて一粒会の総会が行なわれます。
聖香油ミサと認定式
3月20日 (木) 午前10時半
東京カテドラル聖マリア大聖堂
司式 岡田武夫大司教
*聖香油ミサのなかで助祭・司祭候補者の認定式が行なわれます。
情報コーナーを新設しました (教区のホームページ)
東京教区のホームページでは 「情報コーナー (VIVIDオンライン)」 を新設しました。 教区・修道会 (宣教会)・小教区の行事、 カトリック施設・グループ主催の催し物などを紹介しています。 東京教区ニュース・VIVIDの申し込みしめきりに間に合わなかった場合はどうぞこちらをご利用ください。 なお、 このコーナーにふさわしくないと判断されました情報は掲載できませんのであらかじめご了承ください (広報部)。
【申し込み】
情報を郵便、 ファックス、 またはEメールで下記へお送りください。 いただきました情報は毎月第1月曜日までは掲載されますが、 それを過ぎると自動的に削除されます。 引き続き掲載を希望される場合はその都度お申し込みください。
【申し込み先】
〒112-0014 文京区関口 3-16-15
東京教区本部事務局 広報部 立花昌和神父
Tel 03-3943-2301 Fax 03-3944-8511
E-mail:tachi@tokyo.catholic.jp
第5回「聖書の集い」一日セミナーのご案内
東京教区のホームページに掲載されている 「福音のヒント」 は、 特別な指導者がいなくても、 一緒に聖書を読み、 分かち合い、 共に祈る集まりで用いるためのものです。 このような 「聖書の集い」 をどのように始めたらよいか、 どのように続けていけばよいか、 体験をとおして学び合いましょう。 (東京教区補佐司教 幸田和生)
日 時 2008年4月29日 (火・昭和の日) 10:30~17:30
会 場 東京カテドラル構内・ケルンホール (関口会館地下)
参加費 1000円 (当日会場で集めます) 定 員 120名
対 象 信徒・司祭・修道者・求道者
申し込み方法 「聖書の集い・一日セミナー参加希望」 と明記のうえ、 住所・氏名・電話番号・所属教会を記入して下記宛に郵送、 FAX、 E メールでお送りください。
申し込みしめきり 4月15日 (火)
申し込み・お問い合わせ先 東京教区本部事務局 (担当 関口)
〒112-0014 文京区関口3-16-15
Tel.03-3943-2301 Fax.03-3944-8511 Eメール: tsudoi@tokyo.catholic.jp
なお、 申し込まれた方には4月21日以降に確認のお手紙をお送りします。
インターナショナルデー 2008
4月27日 (日) ミサ 12時
東京カテドラル聖マリア大聖堂
司式 岡田武夫大司教
11時~16時 ワールドバザー、 アトラクション
*インターナショナルデーにはどなたでも自由に参加できます。
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
3/15 (毎月 第 3土曜日) 16:00~
援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町 2-22
Tel/03-3269-2405地下鉄南北線・有楽町線 市ヶ谷駅 徒歩3分)
司式:英隆一朗神父 (イエズス会)
いやしのためのミサ
3/9 (第2日曜日) 14:00~
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
主のもとに憩う-祈りのひととき-
3/19 (毎月第3水曜日) 19:30~20:30
シャミナード修道院 聖堂で (〒102-0071千代田区富士見1-2-43)
問合せ:Tel/080-5188-3081 シスター小林
申込不要 直接会場へ
南無アッバのミサ
4/12 5/10 (土) 14:00~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
司式:井上洋治神父 (東京教区)
申込不要
問合せ:駒沢 Tel/047-362-8570 e-mail:nk3737@yahoo.co.jp
詳細は 「風 (プネウマ)」 編集室 http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm
「自分自身と仲良くするためのミサとロザリア」の小さな祈りの集い
毎月第2・4木曜日19:00~21:00 (20:00からミサ)
真生会館3階チャペルで
マリア様にロザリアの祈りをしたい方どなたでも
申込不要 参加無料
問合せ:ロザリアの会 Tel・Fax/03-6767-6711
カトリック聖霊による刷新 四谷祈りの集い -聖霊による生活刷新セミナー-
4/6~5/25 (毎日曜日) 17:00~19:00 (全8回)
サンパウロ書店6階で
対象:受洗者で原則毎週参加できる方
参加費:¥2,000
問合せ:聖霊による刷新事務所
Tel/03-3357-8138 Fax/03-3357-9504
e-mail: ccrj-hsro@sol.dti.ne.jp
http://www.sol.dti.ne.jp/~hsro/
祈りへの招き-師イエズス修道女会企画による-
聖体礼拝 -ご聖体を囲んでの祈り
3/12 4/9 (毎月第 2水曜日) 14:00~15:00
典礼センターピエタ 2階聖堂で
連絡・問合せ:新宿区四谷 1-21-22 典礼センターピエタ Tel/03-3351-2692
神様ブレイク
3/15 4/19 (毎月第 3土曜日) 14:00~16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読
連絡・問合せ:八王子市戸吹町1490 師イエズス修道女会 シスター寺田 Tel/042-691-3236
在世フランシスコ会 聖母病院兄弟会例会 *信徒フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場
3/6 (日) 14:30~16:30 聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:訓戒の言葉25 まことの愛徳
霊的補佐:福田誠二神父 (フランシスコ会)
対象:どなたでも
費用:自由献金
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
※ (1)初参加者は日時変更の有無確認要 (2)霊的補佐欠席時は会員による学び合い
キッペス神父黙想会
3/28 (金) 18:00~3/30 (日) 16:00
聖霊会小金井修道院で
テーマ:イエス!ともにいさせてください
費用:¥20,000
問合せ:上坂祐子 Tel/0467-53-4466
召命黙想会
5/3 (土) ~5/5 (月) 八王子 「祈りの家」 で (八王子市戸吹町1490)
対象:未婚の女性信徒 (35歳まで)
申込・問合せ:師イエズス修道女会 シスター寺田・川井
Tel/042-691-3236 Fax/042-691-3319 e-mail: pd.vocprj@apost.palala.or.jp
1日黙想会-イエスの息づかい-
3/2 (日) 10:00~16:00
ノートルダム調布修道院で
指導:ホアニ・アイダル神父 (イエズス会)
対象:20~30歳代の未婚女性
参加費:¥1,000
締切り:3/1 (土)
申込・問合せ:〒182-0034 調布市下石原3-55-1 コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会
Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163 e-mail:prayer3551cnd@hotmail.com
担当:シスター池田洋子・山本三千子・峰敬子
信徒のための黙想会 -神様の中であったまる2-
4/5 (土) 10:00~16:00
汚れなきマリア修道会町田修道院 (黙想の家)で
担当:シスター田中昌子 (汚れなきマリア修道会)
費用:¥1,500
申込:汚れなきマリア修道会 シスター高尾
〒194-0032町田市本町田3050-1 Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317
アレルヤ会主催の集い
下記いずれも
問合せ:カトリック東京大司教区アレルヤ会 会長森脇友紀子 Tel/03-3447-2231
四旬節一日黙想会
3/11 (火) 10:30~15:00
カトリック麹町教会 マリア聖堂・ヨゼフホールで
指導:ドメニコ・ヴィタリ神父 (麹町教会)
※昼食は各自持参
特別聖書講座 -聖書研究 (主日の福音朗読より)-
毎月第1木曜日 13:30~15:30
カトリック麹町教会隣 岐部ホールで
講師:稲川保明神父(関町教会)
小岩教会献堂50周年記念ミサ
5/5 (月・祝) 10:00~
カトリック小岩教会で (〒133-0057 江戸川区西小岩4-4-1 Tel/03-3657-0656)
主司式:岡田武夫大司教 ミサ後祝賀会
主催:カトリック小岩教会 献堂50周年記念実行委員会・運営委員会
講座・研修会
テイヤール・ド・シャルダン研究読書会
3/4 3/18 4/1 4/15 (火) 19:00~20:00
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅徒歩5分)
テーマ: 「人間の未来-宇宙の中の人間の位置を過去・現在・未来にまたがって考察したテイヤールのヴィジョン」
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
教材:当方で用意 (テイヤールの 『人間の未来』 みすず書房 ある方は持参)
参加無料 申込不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
命の水-こころの健康講座
下記いずれも 問合せ・予約 Tel/090-9379-1270 (石川) http://m-pe.tv/u/?cecilia
DV・トラウマの心のケア
八王子学園都市センター和室で
参加費:¥500/回
3/8 (土) 10:00~ 第7回 「加害者Bさん」
3/29 (土) 10:00~ 第8回 「自尊心」
1日講座-人間関係らくらく・こうざ
3/23 (日) 10:00~
八王子学園都市センター・サウンドルームで
参加費:¥1,000 英語落語あり
CWC (キリスト者婦人の集い) 主催の講座
旧約聖書を読む会
3/10 (月) 10:30~12:00
真生会館1階 第 1会議室で
講師:前島誠氏
会費:¥500
問合せ:高橋(喜) Tel/03-3717-3181
聖書深読入門
3/11 (火) 10:30~12:00
真生会館4階 第 8会議室で
講師:九里彰神父(カルメル会)
会費:¥500
問合せ:神藤 Tel/03-3642-5629
一日研修会-心と魂の叫びに耳を傾けて-
下記いずれも 土・日曜日9:30~16:30
問合せ:Tel/0467-53-4466 (上坂)
申込:ファックスでFax/042-304-3272 (相知)
参加費:¥5,500 /1日 (学生半額)
主催: 臨床パストラルケア教育研修センター
(1) 2/9 2/10 サンパウロ宣教センターで
「人間理解」 「スピリチュアルなニーズ」 講師:W・キッペス
(2) 3/15 3/16 幼きイエス会 (ニコラ・バレ) で
「自分を知る旅」 講師:国枝欣一
「良心について」 講師:松本信愛
(3) 4/26 4/27 幼きイエス会 (ニコラ・バレ)で
「スピリチュアルな叫び」 「スピリチュアルな癒し」
講師:W・キッペス
若者のエンカウンター (SADE=サデー Son and danghter Enconterの略)
3/28 (金) 19:00~3/30 (日) 17:00 (2 泊 3 日)
六本木フランシスカン・チャペルセンターで
指導:ダナン・マリー神父 (フランシスコ会)
費用:¥10,000 (支払い困難者は相談を)
申込:六本木フランシスカン・チャペルセンター
〒106-0032港区六本木4-2-37 Tel/03-3401-2141 Fax/03-3401-2142
ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等
下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:火・木・土 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
5会場での勉強会
全会場同一条件 13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500程度
申込不要
3/4 (火) 立川教会で
3/11 (火) ビ・モンタント東京事務所で
3/18 (火) 三軒茶屋教会で
3/19 (水) 成城教会で
3/28 (金) 高輪教会で
聖書通読講話会
下記いずれも 土曜日 13:30~15:00
サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)
対象:会員外もふるって参加を
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
3/1 テーマ:「パウロの手紙」 指導:鈴木信一神父 (パウロ会)
4/5 テーマ:「預言者イザヤ」 指導:泉富士男神父 (東京教区)
パッチワーク・キルト同好会
3/13 (木) 11:00~15:00
ビ・モンタント東京事務所で
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。 会員外もふるって参加を
世話人:宮木 Tel/042-575-2335
気軽に聖書を読む会
3/28 (金) 13:30~15:30
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、 時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人
世話人:納 (おさめ) Tel/03-3445-6180
シニアは語る
3/5 4/2 (水) 13:30~15:00
初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る (テキスト:「老いは恵み」)
世話人:吉井 Tel/03-3352-4055
月例散策会
3/12 (水) 10:30
JR青梅線 日向和田駅 改札口集合
行先:青梅教会と吉野梅郷
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209
気楽に絵を描く会
3/5 3/19 4/2 (水) 13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)
水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月 (画材自己負担)
世話人:野村 Tel/03-3394-5778
短歌同好会
2/23 4/26 6/28 8/23 10/25 12/20 (隔月第3土曜日) 10:00~12:00
八王子教会 2階和室で
世話人:高根和雄 Tel/042-665-4692
連続講演会 -遣わされた者として-
下記いずれも 土曜日 14:00~
東京カテドラル構内 ケルンホールで
対象:どなたでも
参加費:¥500/回 (資料、 会場費等 当日支払)
申込不要
問合せ:北文京宣教協力体 「学びの会」 中本 Tel/03-3827-7629 南部 Tel/03-3984-4063
(1) 4/12 「光として遣わされたキリスト」 講師:森一弘司教
(2) 7/12 「道を示すために遣わされたキリスト」 講師:増田祐志神父 (イエズス会、 上智大学神学部准教授)
(3) 11月 「命を与えるために遣わされたキリスト」 講師:交渉中
聖骸布写真展 -等身大 最新カラー写真一般公開-
3/2 (日)~3/16 (日)
カトリック麹町(聖イグナチオ)教会 ヨセフホールで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅)
展示・講話:10:00~20:00 (日による違いありチラシ、 ポスターおよび下記HP参照)
解説:ガエタノ・コンプリ神父 (サレジオ修道会・58年間聖骸布研究に携わる)
講話のテーマ
3/2~3/8 「聖骸布とは、 また聖書との関係」
3/9~3/15 「聖骸布の歴史と科学的研究」
3/16 「質疑応答、 意見交換」
入場無料 コンプリ神父ホームページ: http://www.v-cimatti.com/ から 「聖骸布」 へ
展覧会
3/31 (月)~4/6 (日) 11:00~18:30 (最終日16:00まで)
ギャラリー向日葵 (ひまわり)で (〒104-0061 中央区銀座 5-9-13 中村ビル2階松坂屋デパートの近くTel/03-3572-0830 )
展示:「聖書と典礼」 の表紙絵の原画、 小さなステンドグラス、 版画、 油絵など
問合せ:ドミニコ会 学生の家 Tel/03-3362-2271
聖歌ワークショップ- 「典礼聖歌」 とポリフォニー -礼拝の歌を一緒に探求する-
4/28 (月) 18:30~4/29 (火・祝) 18:00
サンパウロ宣教センター4階聖堂で (新宿区四谷1-21-9)
講師:永原恵三 (お茶の水女子大学大学院教授) 宮越俊光 (中央協典礼委員会秘書)
ミサ司式:ハビエル・ガラルダ神父 (イエズス会)
参加費:¥5,000
定員:40人
申込:Eメールまたはファックスで (1)タイトル: 「聖歌ワークショップ」 参加希望 (2)氏名・年齢 (3)郵便番号・住所 (4)電話・ファックス番号、 Eメールアドレス等確実な連絡先を記載して下記へ
槻宅 (つきたく) Fax/03-5313-3488 e-mail: tktk@u01.gate01.com Tel/090-8049-7866
主催:アンサンブル・アルボス
後援:サンパウロ
東京純心女子大学 公開講座 -レクチャーコンサート-アンサンブルの愉しみ-
3/2 (日) 14:00開演
東京純心女子大学 江角記念講堂で
講師:川上剋美 保多由子 酒井多賀志 藤原章雄 (芸術文化学科教授)
定員:800名 受講無料 申込不要 直接会場へ
問合せ:東京純心女子大学生涯学習センター
受付:平日8:30~17:00 土曜日8:30~12:00
Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551 e-mail: gakusyu@t-junshin.ac.jp
朗読を学びませんか!-ミサにおける聖書朗読
4/8 4/15 4/22 5/13 5/20 5/27 6/3 6/10 6/17 6/24 (火) 18:30~20:30
サンパウロ宣教センターで (四ツ谷 三栄通り)
朗読を深めるための講話:南雲正晴神父 (典礼神学・フランシスコ会)
朗読講師:森川靄子氏 (元NHKアナウンサー)
費用:¥30,000 (当日支払 資料代込み)
問合せ:Tel・Fax/03-3470-2772
申込:住所・氏名・Tel・Faxを記載して Fax/03-3470-2772 ぶどうの枝まで
担当:須藤
♪ 音楽会等♪
小さな星たちのチャリティコンサート 第8回 アジアの子どもたちのための教育支援
3/28 (金) 14:00開演
大田区民ホールアプリコで
出演:暁星小学校聖歌隊他
曲目:「祈りの歌を風にのせて」 より 「マリアのこころ」 「こころをあわせて」 「主のまなざし」 他 「ゆうきのもと」 (大田桜子) マンドリンアンサンブル編曲合唱曲 「春のメドレー」 (たかしまあきひこ・KANTA) 他
料金:¥2,000 全自由席
申込:暁星小学校事務室 Tel/03-3261-1510 暁星中高等学校ブティック Tel/03-3261-1227
http://www.gyosei-e.ed/ を参照の上、 下記のメールアドレスへ送信
e-mail: seikatai2008@yahoo.co.jp
オルガンメディテーション -晩の祈りとオルガン音楽-
4/11 (金) 19:00~19:45
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:伊藤純子
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂 Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
ジャパ・ベトナム チャリティ・コンサート2008 Hay yeu nhau di! (手をとり愛しあおう、 私たち)
4/6 (日) 13:00~16:00 (開場12:30)
カトリック麹町 (聖イグナチオ) 教会 ヨセフホールで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四谷駅)
出演 :ベトナム民族楽器アンサンブル カンチャイモコ (フォルクローレ) 滝沢マコ (シャンソン) ほか
*スライドショー/バザー 入場無料 (会場で寄付受付)
問合せ:主催ジャパ・ベトナム(柴田) イエズス会社会司牧センター内 http://www.jsctokyo.org
Tel/03-3359-7655 e-mail: pyopyo@m78.com
*寄付はジャパ・ベトナムが支援するベトナムの草の根自立プロジェクトに使用
声楽アンサンブル リーダーターフェル ボランティア 演奏会 第7回松ヶ丘シニアプラザ コンサート
3/29 (土) 14:00開演
松ヶ丘シニアプラザ1階ホールで (Tel・Fax/03-5380-5761 中野区松ヶ丘 1-32-10)
出演:指揮&キーボード 山下晋平 器楽演奏:お楽しみ!
合唱:リーダーターフェル 曲:モーツアルト 「アヴェ ヴェルム コルプス」 シューベルト 「アヴェマリア」 Leigh Harline 「星に願いを」 他
入場無料
問合せ:Tel・Fax/042-494-2845 田部 Tel/080-5099-4322 e-mail: jiji.yoshiki@gmail.com
「VIVID」
★ 4月号(No.251)は、3月31日(月)発行、4月6日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 2月24日(日
★ 5月号(No.252)は、4月28日(月)発行、5月4日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 3月23日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel: 03-3943-2301 Fax: 03-3944-8511 E-mail: tachi@tokyo.catholic.jp