お知らせ
東京教区ニュース第232号
2006年05月01日
目次
- ◇ 宣教協力体を継続する
- ◇ ミャンマーの教会支援
- ◇ 殉教の地を訪れる
- ◇ エッファタ
- ◇ キリストに結ばれ生きる 教区に3名の新助祭
- ◇ 選任式を行なう 一粒会の総会も
- ◇ 聖書一日セミナーを開催
- ◇ 世田谷教会が創立60年
- ◇ CTIC カトリック東京国際センター通信 第101号
- ◇ ペトロ・カスイ岐部神父の生涯(5) 高木一雄
- ◇ 私にとっての教会(38)
- ◇ 教会・修道院巡り(124)
- ◇ 今月の投稿エッセイ
- ◇ 投稿募集
- ◇ インターナショナルデー
- ◇ オルガンリサイタル
- ◇ 第30回日本カトリック映画賞 映画と講演の夕べ
- ◇ VIVID
- ◇ 黙想会・祈りの集い等
- ◇ 講座・研修会等
- ◇ ♪ 音楽会等♪
- ◇ 「VIVID」
宣教協力体を継続する
信徒が参加する教会に
東京教区では2003年より宣教協力体を発足させ、 聖堂共同体 (小教区) 同士の協力態勢を探ってきた。 このほど岡田武夫大司教は3年間の取り組みの評価と見直しを行ない、 『宣教協力体の今後について』 を発表 (全文)、 当分は 「宣教協力体」 としての協力を続け、 深めていってほしいと呼びかけられた。
岡田大司教は3年間の取り組みの中で、 聖堂共同体を越えて信徒・司祭の交流や協力が目に見える形で行なわれるようになったことを評価している。 しかし、 ほとんど交流・協力が進まなかった協力体があったこと、 交流・協力は進んだが、 次のステップに移るための共通の 「宣教課題」 を見い出すことが困難な協力体が多かったことを指摘している。 また、 当初は宣教協力体が一つの小教区になることを目指していたが、 現時点では困難なことも認めている。 しかし、 当分は 「宣教協力体」 としての協力を続け、 深めていただきたいと継続を呼びかけている。
この3年の間に司祭の高齢化と働くことができる司祭の減少が予期せぬ速さで進み、 そのために司祭の定住しない聖堂共同体が増えている。 司祭間の新たな協力関係の可能性の検討も迫られているとも述べている。
宣教協力体の組み合わせの変更については、 いくつかの提案がなされていたが、 最終的な結論を出すまでには至らなかった。 ただし、 千葉県の3つの協力体については、 そのままの形で存続しながらも、 かつての 「千葉地区」 のような広域的な協力関係も作っていくよう勧めている。
また教区内に存在する小教区でも分教会でもない 「共同体」 を、 教区の宣教司牧のビジョンの中でどのように位置づけるかも新たな課題として指摘している。
最後に岡田大司教は 「信徒が参加する教会」 「信徒がより主体的に責任を担う教会」 を目指すことを強調している。 司祭は自分の司祭職を問い直すチャレンジを、 信徒も司祭との関係を問い直すチャレンジをしていってほしいと激励している。
ミャンマーの教会支援
順調に進む神学校の建設
毎年11月のミャンマー・デーに、 わたしたちはミャンマーの教会のために祈っています。 わたしたちの祈りと支援の種は、 ミャンマーの地によい土壌を見つけて、 カトリック教会が成長し続けて多くの実を結んでいます。 多くの若者が司祭や修道者に召し出され、 彼らの養成の質の改善が大いに必要とされています。
ミャンマーの司教団は、 岡田大司教が2004年1月にミャンマーを訪問された際このことについて話し、 岡田大司教はできる限り支援に尽力することを約束されました。
今年3月に東京大司教区は、 ミャンマーの新しい神学校の建設が順調に進んでいるとのよい知らせを受けました。
新しい神学校の建設工事の進捗は速いとは言えませんが、 ミャンマーでは普通のゆっくりしたペースで進められています。 土地の購入後、 建設工事に着手するために必要なライセンスや認可を取得する交渉に、 12ヶ月間が必要とされました。 この待機期間に、 掘りぬき井戸を作り、 土地を平らにし、 道沿いにレンガの塀が作られました。 そして昨年の8月にやっと建設許可がおり、 即刻工事が始められました。 写真から分かるように、 工事は好調に進んでおり一つの建物は完成間近で、 さらに3つの建物の建設がすでに着工しています。
このプロジェクトの第一段階は、 3階の建物4つと2階の建物2つの建設です。 大きな建物の1階は、 教室、 食堂、 仮聖堂で、 各建物の2階と3階は一部屋3人用の8つの寝室になります。 このように全体で192人の学生を収容できる設備になります。 現在の神学校は、 神学生100人の設備しかないところに150名以上の神学生を収容しており、 大変窮屈な状態です。 また、 2つの2階建ての建物はスタッフ用のものです。 これら6つの建物が今年の6月か7月には完成するよう期待しています。
新しい神学校の必要性は何年も前に明白にされており、 今までになされた神学校計画は失敗ではありませんでした。 現在、 建設工事が開始されて、 ミャンマーの教会は司祭や修道者養成の新しい時代に入ることになります。 この新しい大きな神学校は、 教室や設備が大勢の人数を収容できるので、 修道司祭やシスターの養成も可能です。
時には、 種が長い間土の中で休眠しているように見えることがありますが、 時が満ちると新芽を出し、 やがて実を結ぶようになります。 東京大司教区のミャンマー教会支援は今から27年前に始められましたが、 現地の困難な状況のために、 長い間その実りを見ることができませんでした。 今まさに、 わたしたちの祈りと支援が豊かな収穫を実らせようとしています。
(海外交流委員会 シューマカ・レオ神父)
殉教の地を訪れる
浅草教会でミサも
現在、 日本の教会はペトロ・カスイ岐部神父と187殉教者の列福を推進しているが、 岡田武夫大司教は4月2日 (四旬節第5主日) に岐部神父の遺跡巡礼コースを巡った後、 浅草教会において殉教者の列福を願ってミサを捧げた。
曇り空のもと東京駅から出発した巡礼者たちは、 キリスト教史研究家の高木一雄氏の説明を聞きながら、 徒歩とバスを使って遺跡を巡った。
巡礼の最後に浅草教会においてミサが捧げられ、 共同司式をした伊藤幸史神父 (浅草教会主任)、 松本紘一神父 (麹町教会主任) ほか100名ほどの参加者たちは心を合わせ、 殉教者たちのために祈り、 列福を願った。
エッファタ
イエスが葬られた墓が空であることを知らされたペトロともう一人の弟子は、 墓を見に行く。 そして墓が空であると分かると、 マリア・マグダレナをそこに残したまま家に戻って行く。 マリアは、 独り、 涙を流しながらイエスを探し続ける。 この場面で筆者が疑問に思うのは、 二人の弟子の心情である。 なぜ二人は、 悲しみに覆われた女性を独り残して、 さっさと家に戻ってしまったのか? ▲ 考えられる理由の一つは、 こんな場所にうろうろしているのを見つかれば、 自分たちもイエスと同じように捕縛されてしまうのではないかという恐怖心である。 事実、 ヨハネ福音書には、 同じ章の後半で、 「弟子たちはユダヤ人を恐れて、 自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた」 と記されている。 もし、 そうだとするならば、 なぜ、 「ここにいては危険だ」 と、 マリアを説得して、 一緒に連れて帰らなかったのか?彼女が拒んだからなのだろうか。 もし、 そうであるならば、 なぜ彼女に寄り添い、 彼女が納得するまで一緒にイエスを探そうとしてあげなかったのだろう。 混乱している女性を独り残して、 さっさと家に帰ってしまうとは、 どんな理由があるにせよ、 冷た過ぎる ▲ この二人は、 教会の中心になる聖職者たちである。 果たして、 現代の聖職者たちは、 どうだろう。 聖職者たちには、 是非とも、 弱い立場にある人々の心情を理解し、 それに寄り添う人であってほしい、 と願うのは筆者だけではない。 (MK)
キリストに結ばれ生きる 教区に3名の新助祭
東京教区では3月から4月にかけて助祭叙階式が行なわれ、 高木健次 (たかぎけんじ 231号に掲載)、 門間直輝 (もんまなおき)、 天本昭好 (あまもとあきよし) の3神学生が助祭に叙階された。
清瀬教会
3月26日午前10時より清瀬教会において、 多くの参列者に見守られながら門間直輝神学生が助祭に叙階された。
ミサを司式し、 助祭叙階を執り行なった幸田和生補佐司教は、 門間助祭への訓話の中でまず助祭の役割を話された。 助祭は古代の教会の中では非常に重要な役割を持っていたこと。 また教会共同体の中で、 貧しい人や病人に特別に配慮すること。 それが助祭の役割だったと説明された。 さらに 「大切なのは、 わたしたちがキリストに結ばれて生きること、 本当にキリストとの親しい関係を失わないこと。 それは門間さんにとって一生の課題だし、 ここに集まるわたしたち皆にとっても一生の課題です」 と話された。
叙階の恵みを受けた門間助祭は 「私にとって教会は、 生まれ故郷のようなものです。 その教会で今日は大変な約束をしてしまいましたけれども、 皆様とそして神様の助けによって、 これから、 オリンピックではありませんけれども、 賞を得るような、 そういう気持ちで日々歩んで行きたいと思います」 とあいさつし、 聖堂全体は温かい拍手に包まれた。
門間 直輝 助祭
教会は生まれ故郷
去る3月26日に出身小教区の清瀬教会において、 助祭叙階のお恵みをいただきました。 その準備の期間は、 5年間の神学院生活の月日をふり返るよい機会となりました。 本当にさまざまな人々との出会いとお祈り、 そして励ましのお蔭で、 今日こうして立つことができていることを、 神様に感謝したい気持ちでいっぱいでした。
今までにお世話になったお手伝い先の教会の皆さんをはじめとして、 少年時代をとおし 「教会の子ども」 として一緒に時間を過ごしてきた清瀬教会の皆さんに囲まれ、 お祝いの言葉をいただくなかで、 身の引き締まる思いがすると同時に、 私にとって教会は生まれ故郷 (ふるさと) であると改めて感じました。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
麻布教会
4月2日には麻布教会において天本昭好神学生の助祭叙階式が執り行なわれ、 新助祭の誕生に教会は喜びに包まれた。 叙階式は幸田和生補佐司教の主司式によって行なわれたが、 港品川宣教協力体の藤井泰定神父 (麻布主任)、 オリビエ・シェガレ神父 (パリミッション)、 林正人神父 (目黒助任) のほか、 吉池好高神父 (神学院)、 荒井金蔵神父も加わった。
式後、 天本新助祭は感激と緊張の面持ちで参列者に感謝の言葉を述べた。 会場からは盛大な祝福の拍手がわき起こった。
天本 昭好 助祭
感 謝 !
助祭叙階という恵みをいただいたことに、 皆さんに本当に感謝したいと思います。 ちょうど私が神学院に入学したのが2000年でした。 それから6年もの間見守り続けてくださったこと、 そして何よりも一粒会という組織をとおして、 献金と祈りによって具体的に支えて下さったことは生涯忘れるものではありません。 教会のなかで司祭召命を生きようとする者として育てていただいたんだということを改めて実感しています。
助祭にあげられることによって、 「あなたの何が変わったのか、 どのような能力があるのか」 と問われれば、 残念ながら何も変わらず、 とりわけ秀でた能力もありませんとしか言えません。 しかし、 教会の中で目に見ることはできない絆を具体的に人と人のなかで、 神様と人とのなかであらわしていくこと、 そして共同体に奉仕していくことに全身全霊を注いでいきたいと願っています。 どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
選任式を行なう 一粒会の総会も
3月19日 午後2時より東京カテドラル聖マリア大聖堂の地下聖堂において神学生の選任式が行なわれ、 五人の修道会神学生が朗読奉仕者、 祭壇奉仕者にそれぞれ選任された。
選任式を行なうにあたって、 岡田武夫大司教は 「司祭になること、 誓願を立てるということは自分の教区・修道会の正式のメンバーとなり、 教区や修道会の主要な役務者、 責任を担う主要な奉仕者になるということ。 そして責任を果たすということは、 それに伴う苦しみを共に担うということです。 負債である問題・課題も自分のものとして引き継がなければならないのです」 と語り、 厳しい現実に立ち向かうよう励まされた。
朗読奉仕者に選任されたのは萩原善幸 (レデンプトール会)、 鈴木康由 (聖アウグスチノ修道会)、 染野治雄 (御受難修道会)。 祭壇奉仕者に選任されたのは小暮康久、 D’SOUZA Arun Prakash (以上イエズス会) の各神学生(順不同 敬称略)。
選任式後、 会場をケルンホールに移し一粒会の総会が行なわれた。 総会では主に2005年度の決算と2006年度の予算について話し合われた。 また運営委員の選出も行なわれた。
聖書一日セミナーを開催
質疑応答も活発に
4月1日、 カテドラルケルンホールと関口教会信徒会館において 「聖書の集い・一日セミナー」 が開催され、 99名が参加した。
教区宣教司牧部では一昨年夏から、 「聖書の集い」 を提案し、 これまで8回シリーズの研修を行なってきた。 これは 「主日のミサの福音を一緒に読み、 分かち合い、 祈る集い」 で、 特別な指導者がいなくてもできるようにということを目指している。 今回のセミナーは午前10時半から午後5時までという一日を使ったプログラムで実施された。
はじめに幸田和生補佐司教より 「聖書の集いの趣旨」 説明が行なわれ、 引き続いて7名の方が聖書を読む体験を発表。 その感動的な内容に参加者一同熱心に聞き入った。
午後からは13のグループに分かれて主日の福音を読み、 分かち合いを行なった。 分かち合いの進め方のマニュアルはあるものの、 マニュアルどおりにはいかない難しさや戸惑いを感じた参加者は多かったようだ。 質疑応答でもその点に意見が集中し、 活発な話し合いが展開された。
最後は地下聖堂でミサが捧げられたが、 幸田補佐司教は 「忙しい中で準備をし、 準備不足を感じていた。 でも、 今日の集まりは聖霊が働いていると感じた。 素晴らしい一日だった」 と話され、 手ごたえを感じた様子だった。
世田谷教会が創立60年
今から60年前、 戦後間もない昭和21年3月17日、 借り受けた邸宅の2階の二間で、 今田健美神父により、 渋谷教会正式発足のミサが捧げられ、 17名の信徒が参加、 教会報の創刊号が配られた。 その2年後、 現在の聖堂が完成、 土井大司教による献堂式が挙行され、 名称も世田谷教会となった。 浜尾枢機卿をはじめ多くの聖職者の出身教会となっている。
3月12日、 岡田武夫大司教を迎え、 関根英雄主任司祭とのミサの中で、 堅信式が行なわれた。 岡田大司教は説教の中で、 教会の創立に簡単に触れられ、 「60年前、 創立期の人々の信仰・希望に思いをよせながら、 勇気と知恵をもって、 信仰を伝えていって下さい」 と、 励まされた。 集会室で、 なごやかな堅信の祝いのパーティー。 心づくしの料理を囲んだ、 家族的な暖かい場をもった。
CTIC カトリック東京国際センター通信 第101号
千葉県における「在日外国人のための健康相談会」の概要と問題
去る3月5日に五井教会で 「在日外国人のための健康相談会」 が、 シェア=国際保健協力市民の会 (以下シェア) とCTICちばとの協働で開催された。 千葉県での在日外国人のための健康相談会は今回で7回目となる。
開始に先立って、 このほど急逝された五井教会主任司祭、 岩崎尚神父さまのご冥福を祈り、 スタッフ全員で黙祷を捧げた。 岩崎師にはこの活動をご理解いただき、 毎回快く場所を提供していただいた。
天候にも恵まれ受診者は73名であった。 また受け入れ側としてはシェアからの14名の医師のほかに看護師、 栄養士、 保健師の方がた、 一般の方、 医・歯学生、 それに五井教会を中心とした信徒がボランティアとして70名以上の参加者があった。
医療検診からは結核の疑いのあるフィリピン女性に対して再診を説得すること、 生活相談では、 自動車解体作業中に左手中指の先端を切断したアフリカ出身の青年から入院手術費用の精算や労災補償手続の遅滞についての相談があったことなどの内容報告を受けている。
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1990年頃より千葉県にも多くの外国人が住むようになった。 大多数が雇用上の問題や在留資格の問題から健康保険に加入していないこと、 また病院で診察を受けても充分な意思の疎通ができないことなどの原因が、 外国人を医療機関から遠ざけている。 1998年に千葉県でこの活動を始めたのは、 この状態を少しでも改善できればという希望からであった。 ちなみに2002年4月CTICちばの開設まで、 千葉ブロックの12の教会が運営していた 「千葉レイ・ミッショナリー委員会」 がこの活動を支えてきたという経緯がある。 CTICのここでの役割は運営企画への参画、 ポスター・チラシの配布、 通訳業務の調整、 再検診者のフォローであり、 時には本人の帰国まで関わる場合もある。 社会情勢や受診者の要望に適った相談会となるように栄養相談を含む健康増進活動、 染め出しによる口腔衛生指導、 生活相談なども加えて内容の充実を図り、 広く参加を呼びかけてきた。
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過去7回の 「在日外国人のための健康相談会」 の受診者合計数は652名。 また昨年の第6回までのシェアの統計によれば、 受診者は一回当たり97名。 男女別はほぼ同数、 年齢別では20歳から40歳までが全体の78%を占めた。 国籍別ではフィリピン80%、 中南米7%、 フィリピン以外のアジア諸国7%、 残りがその他の国となる。 滞在期間では10年以上が37%あった。 過半数が健康保険に加入していない。 糖尿病や高血圧の疾患者をはじめ、 胸部X線検査では精密検査が必要とされる者が毎年数名は見つかり、 今までに7名が入院を含む治療を受けることとなった。 歯科診療では診療を受けた456名のうち73名に対してさらなる歯科治療の情報提供が行なわれた。
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当健康相談会のプログラムのなかで最も重要な結核検診は、 千葉県健康福祉部より 「ちば県民保健予防財団」 に委託されている事業である。 最近の法改正に伴う混乱で、 結核の検診車のサービスを無料で提供することが難しくなる可能性が出てきている。
言葉の問題、 金銭的な問題、 文化や習慣の違いなど、 問題は尽きることがなさそうではあるが、 CTICとしては地方自治体や地域の病院や医療機関との親密な協力関係を築きながら、 在日外国人が日本人と同様に医療サービスを受けられ、 さらに彼らが疾病を予防し、 健康を回復することができるような地域社会を作っていく一助になればと考えている。
(平賀 哲 CTICちば)
ペトロ・カスイ岐部神父の生涯(5) 高木一雄
布教と逮捕
■ 仙台領水沢で布教
寛永8年 (1631) ペトロ・カスイ岐部神父は西国地方や京・大坂から逃れた信者がいる奥州仙台領へ行くことにした。 そのことは上方で布教中のディオゴ結城了雪(ゆうきりょうせつ)神父から聞いたからであった。 その頃仙台領にはイエズス会マルチノ式見神父 (57歳) ジョアン・バプチスタ・ポルロ神父 (58歳)、 それにフランシスコ会フランシスコ・バラハス神父などが活躍していた。
寛永10年 (1633) 10月、 仙台領北上川の河口石巻より舟で水沢城下へ来て三宅藤右衛門(みやけとううえもん)宅に隠れた。 46歳であった。 そこは寛永6年 (1629) 6月8日以来、 伊達宗利(だてむねとし)1万6千石の城下であり、 かつて近くの見分村(みわけむら)など4ヶ村はキリシタン後藤寿庵(ごとうじゅあん)の知行地 (1千200石) であり、 慶長16年 (1611) 頃からほとんどの領民がキリシタンであった。 ところが元和9年 (1623) 12月18日と12月19日の2日間仙台藩宗門奉行石母田大膳(いしもだだいぜん)と茂庭周防(もにわすおう)が村々を焼き打ちしてしまった。 そこでキリシタン100余人は隣の久保田領や南部領へ逃げてしまった。
■ 島原の農民一揆
寛永14年 (1637) 10月23日、 西国地方の天草領・島原領の男女農民や子供など2万7千人が空城となっている島原城に立てこもってしまった。 そこで10月27日島原藩では隣の佐賀藩に応援を求めた際、 キリシタンの扇動としてしまった。 そこで幕府は12万6千人の兵を動員して約5ヶ月間にわたり島原城を包囲して翌年の2月28日に鎮圧した。 ところが幕府は援けを求めたオランダ軍艦の大砲の威力に驚き南蛮人・紅毛人ともやがては日本を占領するだろうとしてしまった。
寛永15年 (1638) 5月19日、 幕府は全国的にキリシタンの穿鑿(せんさく)を強化し、 9月13日には嘱託金をもって訴え出させ、 9月20日には3回目のキリシタン禁制を布告してしまった。 その上、 12月1日には全国諸大名に領内でのキリシタン取り締まりを命じている。 その頃、 全国のキリシタン宣教師は仙台領に4人、 山形領に1人、 大坂に1人がいた。
■ 仙台藩の捕縛命令
寛永15年 (1638) 2月14日、 幕府老中は仙台藩江戸諸家老に領内での宣教師の捕縛を命じた。 そこで2月21日在所の家老に伝えられたため4月3日には領内で5人組を強化し、 12月2日には訴人制度の高札を領内各所に立てさせている。 すでにキリシタンに寛大であった初代藩主伊達政宗は亡くなり息子伊達忠宗(だてただむね)の時代になっていた。
寛永15年 (1638) 4月10日、 ジョアン・バプチスタ・ポルロ神父は奉行所に出頭し、 寛永16年 (1639) 2月30日、 マルチノ式見神父も仙台市中で捕まってしまった。 そして12月19日フランシスコ会フランシスコ・バラハス神父も捕まってしまった。
■ ペトロ岐部神父の捕縛
寛永16年2月13日 (1639年3月17日) ペトロ・カスイ岐部神父は同宿長三郎の訴えにより水沢城下三宅藤右衛門の家に隠れているところを捕まってしまった。 実に5年間の活躍であった。 すでに家主の三宅藤右衛門は捕まり寛永元年 (1624) 2月に水沢城下福原の刑罰場で処刑されていて妻 (50歳) と息子 (20歳) が残されていた。 長三郎訴人
一仙台領水沢と申所ニ三宅藤衛門と申者夫婦共ニきりしたんニ而御座候。 年五十許ニ罷成候。 男子壱人年二十許ニ罷成候。 木部宿をいたし候。
故 宗門之儀ニ存候
二月十三日
■ ペトロ岐部神父の江戸送り
寛永16年 (1639) 3月頃、 ペトロ・カスイ岐部神父は江戸に送られた。 記録によると 「彼等は神父を鎖で縛ったまま江戸へ送った」 とある。 いわゆる唐丸籠ではなく江戸まで91里を歩かせたわけであった。 そして直ちに江戸町奉行 (加々爪忠澄(かがづめただすみ)・酒井忠知(さかいただとも)) に引き渡されてしまった。 そこで江戸町奉行所や寺社奉行所、 勘定奉行所管轄の伝馬町牢 (中央区日本橋小伝馬町二丁目5番地) に入れられたわけである。 牢屋奉行は第2代石出帯刀吉深(いしでたてわきよしみ)であり当時は大牢一棟だけの牢であって3人の神父は一般囚人と一緒であった。
寛永16年6月20日 (1639年7月20日) 付のオランダ商館長フランソワ・カロンの日記によると 「最近尚3人の宣教師が捕らえられ牢獄に入れられている。 2人は日本人、 1人はスペイン人である」 としている。 (キリスト教史研究家)
私にとっての教会(38)
伊藤 完 (豊田教会)
感謝と喜び
1967年 (昭和42) 8月、 調布市で日本カトリック学生連盟の全国大会が開催されました。 その頃は、 第二バチカン公会議が幕を閉じて、 教会が大きく変わろうとしておりました。 ミサ典礼がラテン語から日本語へ、 司式も対面に変わりました。 また、 司祭が行なっている 「使徒職」 が、 信徒も参加し 「宣教」 の使命が与えられました。 そのため、 大会ディスカッションもたいへん盛り上がった記憶があります。
東京教区に 「信徒使徒職協議会」 が誕生し、 私は学生代表の初代理事でした。 この全国大会の音楽を担当されたのが、 立川教会の新垣壬敏先生で、 今の典礼聖歌集に載っている新しい聖歌が取り入れられました。 新垣先生作曲の聖歌 「キリストはぶどうの木」 と 「いつも喜んでいなさい」 が私は好きで、 いろいろな場面でつい口ずさんでしまいます。
大きなぶどうの木の幹が、 大地から根っこを使って水や養分を吸い上げ、 小さな枝に送ってくれる、 そしてつながっていると考えれば安心します。 枝であり葉っぱである私は風に揺られている姿を他からも見られている。 だから精一杯生きていることが 「キリストの体」 への参加ではないかと考えています。 でも私自身、 栄養源の幹に逆らい裏返しになることは多々ありますが、 それでもつながらせてくださいます。 それが私にとって喜びです。
「いつも喜んでいなさい。 絶えず祈りなさい。 どんなときにも感謝しなさい」 (テサロニケの信徒への手紙) のメロディーが頭の中に流れます。 キリストをとおして 「神様にいつもつながっていられる喜び」 「絶えず神様との対話を大切にし」 そして 「どんなときにも神様に生かされていることを感謝する」。 この想いが私にとっての教会です。
この 「感謝と喜び」 を隣の人にも伝えませんか・・・伝えたいと努力します (信徒の宣教が行なわれるために)。
教会・修道院巡り(124)
聖心会
イエス様のみこころに心ひかれ、 生涯を奉献したわたしたちが、 具体的にそれを表現していく形は教育です。 200年前の創立時には学校教育で始まりました。 現在は、 人が神様からいただいた恵みに沿って育つのをさまざまな形で助けるというふうに理解しています。
会憲に 「心の交わり、 一致をつくり出す女性」 でありたいという願いが表現されています。 到底及ばないのですが、 努力をしています。 世界六大陸すべてに会員がいて、 その国に合った教育の奉仕に従事していますが、 東京大司教区の中に見られる姿を少しあげてみます。
若い人々と共に祈り、 分かち合う機会を大切にしています (写真上)。 さまざまな年齢の方々との聖書の集まりや祈りの時も同じです。
山谷にある共同体は、 学生、 生徒や卒業生、 保護者と山谷の人々をつなぐ場所となっています。 週日はお母さんたち、 夏冬の休みには生徒たちが来て食事を作ったり配ったり夜回りをしたり・・・学校と社会の接点として長く続いています (写真下)。
霊的指導、 カウンセリング、 弱い立場に置かれた方々との関わり、 大学や学校での授業や宗教的、 社会的活動や奉仕等も、 多くの方々との協力の中でわたしたちの召命を具体的に生きる形です。
高齢のシスターたちの修道院は、 生徒や卒業生、 その他さまざまな方々との出会いの場であり、 助けていただく生活ではありますが、 お祈りを引き受けることで、 いただいた使命を最後まで生きようとしています。
今月の投稿エッセイ
おかえりミサ
「行きましょう主の平和のうちに」 で、 送り出されるミサの閉祭の意味を実感したのは、 先日 「お帰りミサ」 にはじめて参加したときである。 はじめに司祭は 「ようこそ、 お帰りなさい!」 と一同を迎え入れた。
ミサのはじめに耳にするには、 新鮮な言葉である。 すると、 とまどいながら 「帰ってきたよ。 ただいま」 と応えるこころの声がして、 皆は互いに顔を見合わせ、 祭壇を囲みひとつになったようだ。 「そうだ、 前のミサから待っていてくださったんだ。 一人ひとりを」。
実は、 「お帰りミサ」 のことを聞いたとき、 「勤め帰りの人のミサなんだ」 と思った。 大まちがいである。
主は、 父なる神のこころで司祭と共にわたしたちのためにミサをささげて下さるのである。 「そういえば、 何かおみやげを持ってこのミサに帰ってきただろうか」。 今あるのは、 日々の疲れた気持ち、 別のお願い事だけ。
「そうじゃないでしょう。 あんなに喜んだこと、 がんばれたこと。 悩み落ち込みもあったけど、 今日のミサでまた主に会えて本当によかった」。 司祭は、 枝の主日の福音を読み話した。 「主は絶望のどん底でわたしたちとすべての苦しみを分かち合ってくださった。 父なる神にすべてを信頼して」。 ミサが終わりシュロの枝を手に祝福を受けて送り出されたとき、 「行ってきます。 帰ってくるまで待ってて下さいね」 の新たな喜びがあった。 (E・M・K)
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。 「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。 文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)、
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
インターナショナルデー
2006 第16回 インターナショナルデー
テーマ 主よ、 わたしをお遣わしください
5月14日 (日) 東京カテドラル
12:00~13:30 国際ミサ
11:00~16:00 バザー
主催 カトリック東京大司教区
問い合わせ先 レオ神父 03-3941-5461
川口神父 03-5759-1061
*当日は構内に駐車することはできません。
公共交通機関をご利用ください。
オルガンリサイタル
東京カテドラル聖マリア大聖堂
-オルガンリサイタルシリーズ No.4-
アンドレス・セア・ガラン
Andrés Cea Galán
世界の巨匠らが絶賛!スペインが誇る最高のオルガニスト、 待望の初来日!
5月19日 (金) 午後7時開演 (午後6時半開場)
入場料 3,000円 (全席自由) *当日券あります
《問い合わせ》 東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所
TEL 03-3491-3029
《チケット販売》
・東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所
スペースセントポール (東京カテドラル内)
聖イグナチオ教会案内所 (JR四谷駅前)
書店 「サンパウロ」 (JR四谷駅前)
・電子チケットぴあ 0570-02-9990
主催 カトリック東京大司教区
後援 教皇庁大使館 スペイン大使館
★来場の際は公共交通機関をご利用ください。
オルガンレクチャーのご案内
「16、17世紀のスペインオルガン音楽」 演奏とレクチャー (通訳付き)
2006年5月18日(木) 午後6:00~8:00
講師: アンドレス・セア・ガラン (Andres Cea Galan)
第30回日本カトリック映画賞 映画と講演の夕べ
村の写真集
美しい自然、 古い写真屋の家族をとおして人と人との絆、
生かされていることを認識させてくれる大作
監督 三原光尋 制作 ビデオプランニング
2006年6月2日 (金) なかのZERO小ホール (JR中野駅 徒歩8分)
15:30 開場
16:00 第1部 SIGNIS JAPAN推薦映画特別上映 「URINARA」(50分)
16:50~17:20 監督挨拶
18:00 第2部 カトリック映画賞授賞式 18:15~20:10 「村の写真集」 上映
20:15~20:45 講演 三原光尋監督 (終了予定 20:45)
大人 当日 1,500円 (前売り1,300円)
大学生以下 1,000円
車椅子・障がい者 1,000円
前売り券発売所
チケットぴあ (全国) 0570-02-9999
スペースセントポール (東京カテドラル内) 03-3941-4971
聖イグナチオ教会案内所 (東京) 03-3230-3509
サンパウロ四谷書店 (東京) 03-3357-8642
主催 カトリックメディア協議会 (SIGNIS・JAPAN)
共催 カトリック東京教区広報部
問い合わせ先 カトリック中央協議会広報
TEL 03-5632-4431 FAX 03-5632-4457
「村の写真集」公式ホームページ
VIVID
黙想会・祈りの集い等
おかえりミサ-癒しのためのミサ
5/20 (毎月第3土曜日) 16:00~
援助修道会聖堂で
(新宿区市谷田町 2-22 Tel/03-3269-2405 地下鉄南北線・有楽町線 市ヶ谷駅下車徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
いやしのためのミサ
5/14 (第2日曜日) 14:00~
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
在世フランシスコ会聖母病院兄弟会例会
*信徒フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場
5/21 (日) 14:30~16:30
聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:聖フランシスコの訓戒の言葉 14心の貧しさ-解説と分かち合い
霊的補佐:福田誠二神父 (フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
備考:初参加者は日時変更の有無確認要
一日黙想会 -イエスのまなざし-
6/11 (日) 10:00~16:00
ノートルダム調布修道院で
対象:20~30代の未婚女性
指導:柳田敏洋神父 (イエズス会)
参加費:¥1,000
申込み・問合せ:〒182-0034 調布市下石原 3-55-1
コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会
Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163
e-mail:prayer3551cnd@hotmail.com
担当:シスター池田洋子・山本三千子
締切り:6/10 (土)
ベタニアで祈る 「教会のミッションと私」
7/16 (日) 11:00受付 11:30~7/17 (月) 15:00 (ミサ有)
ベタニア修道女会 聖ヨゼフ黙想の家で (栃木県那須郡那須町豊原乙 3101-2)
指導:松浦信行神父
対象:独身の女性信徒 (18~40歳)
参加費:¥5,000 (1泊 2日 食事代含)
新幹線新白河駅から送迎可
申込み・問合せ:ベタニア修道女会シスター間野
Tel/03-3228-1133 (18: 00まで)
Tel/03-3991-3403 (18:00~21:00)
Tel/03-3387-7580 (18:00~21:00 シスター坂井・国定)
Fax/03-3228-1134
祈りと学び マリア-知り、 愛し、 倣う-
下記いずれも 第 2土曜日 10:00~12:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院で
(〒194-0032 町田市本町田 3050-1 http://marianist.netty.ne.jp/)
内容:教会の伝統と教皇パウロ6世、 ヨハネ・パウロ2世の教えにみるマリア
5/13 イエス・キリストの模倣
6/10 マリアの模倣-教会の伝統から-(1)
担当:シスター小林幾久子
申込み:初めての方はシスター小林へ Tel/0424-83-3525 Fax/0424-80-3881
e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp
(今後の予定 7/8 9/9 10/14 11/11 12/9 ’07/1/13 2/10 8月は休み)
マリアの御心会より案内
下記いずれも マリアの御心会で (〒160-0012 新宿区南元町 6-2 JR信濃町駅下車徒歩2分)
問合せ・申込み:Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089
e-mail: midorif@jca.apc.org
http://www.meisen.org/maria
「来て、 見なさい」
5/28 (日) 14:00~17:00 (ミサ無)
テーマ:「神の望みを心に留めたマリア」
指導:川口幸子 (マリアの御心会)
対象:結婚・修道生活・独身生活を選定したい 20~30代の独身女性
参加費:¥500
締切り:5/25(木)
聖書で祈る (聖書通読)
毎金曜日 18:00~19:30 旧約聖書-詩篇
対象:どなたでも
メンディサバル神父と共に祈る会
5/25 6/22 (毎月第 4 木曜日) 15:00~17:00
麹町 (聖イグナチオ) 教会 ザビエル聖堂で
内容:話と祈り、ミサ
対象:静かに祈りたい方どなたでも
申込み不要
問合せ:Tel/03-3263-4584
祈りの集い案内
5/27 6/24 (土) 16:30~21:00
メルセス会 第4修道院で
内容:聖書深読・教会の祈り・夕食を共にしながら分かち合い
対象:祈りたい方どなたでも
問合せ:〒166-0003 杉並区高円寺南 5-11-35メルセス会第四修道院
Tel/03-3315-1550 シスター松田延代
若者の集い案内
-相手の立場に立ってみませんか-
6/17 (土) 10:30~6/18 (日) 13:30
無原罪聖母宣教女会 東京修道院で
指導:井田明神父(レデンプトール会)
対象:20~35歳の独身男女
参加費:¥1,000
持参品:筆記用具、 着替え、 洗面用具
申込み締切り:6/10 (土)
問合せ:〒158-0081 世田谷区深沢8-13-16 無原罪聖母宣教女会
Tel/03-3701-3295 Fax/03-3701-3215
担当:シスター井上美香 e-mail:micah0518@yahoo.co.jp
祈りへの招き-師イエズス修道女会企画による-
聖体礼拝
5/10 6/14 (毎月第 2 水曜日) 14:00~15:00
典礼センターピエタ 2 F聖堂で
ご聖体を囲んでの祈り
連絡・問合せ:新宿区四谷 1-21-22 典礼センターピエタ Tel/03-3351-2692
神様ブレイク
5/20 6/17 (毎月第 3 土曜日) 14:00~16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読
連絡・問合せ:八王子市戸吹町1490
師イエズス修道女会 Tel/0426-91-3236 シスター寺田
W・キッペス神父黙想会 -自分、 からはじめよう、 イエス-
5/12 (金) 18:00~5/14 (日) 16:00 (5/13 (土) 9:00~5/14 (日) 16:00参加も可)
町田祈り・研修の家で
(〒194-0032 町田市本町田 3050-1 汚れなきマリア修道会 Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317)
指導:W・キッペス
(レデンプトール会司祭・臨床パストラルケア教育研修センター所長
Tel/0942-31-4884 Fax/0942-31-4835 e-mail:info@jesus-online.jp)
参加費:要問合せ
申込み:5/2までにFaxで下記へ
〒253-0006 茅ヶ崎市堤 61-7 上坂 Tel・Fax/0467-53-4466
講座・研修会等
CWC (キリスト者婦人の集い) 主催の講座
5/23 6/20 7/4 (火) 10:30~12:00
真生会館1階 第1会議室で
テーマ: 「聖書と祈り」
講師:九里彰神父 (カルメル会)
会費:¥500/回
問合せ:神藤 Tel/03-3642-5629
マリッジ・エンカウンター (ME) ウィークエンド案内
(1) 5/3 (水) ~5/5 (金) 戸塚 聖母の園・研修黙想の家で
(2) 10/20 (金) ~10/22 (日) 上記研修黙想の家で
(3) 11/3 (金) ~11/5 (日) 吉祥寺 エピファニー館で (未洗者対象)
内容:夫婦の関わり、 神と身近な人との関わりを、 対話をとおして、 体験的に深めていく
対象:夫婦 (未洗者を含む)、 司祭、 修道者
連絡・参加希望者への説明:
1. 渡辺彰彦・明美 Tel・Fax/045-241-0630 e-mail:akiake@lapis.plala.or.jp
2. http://wwme.at.infoseek.co.jp
福音書の読み方
5/12 5/19 5/26 6/2 6/9 6/16 6/23 6/30 (金) 18:30~20:00
真生会館 4階会議室で (JR信濃町駅下車右へ1分)
講師:森一弘司教
受講料:8回 ¥6,700 1回毎 ¥1,000 (修道者・学生¥5,360 1回毎 ¥800)
申込み・問合せ:講座名・住所・氏名・電話番号を記載し
Eメール、 Fax、 電話、 はがきで下記へ
〒160-0016 新宿区信濃町33 真生会館・学習センター
Tel・Fax/03-3351-7123
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp
e-mail:gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp
イタリア語で聖書を読む会
毎週火曜日 18:30~ (原則)
ニコラ・バレで
講師:ディベーロ・アルベルト神父 (ミラノ外国宣教会)
会費:¥3,000/月
問合せ:持村 Tel・Fax/03-3429-4881
講演会 -ひきこもる若者への誤った対応-
5/19 (金) 14:00~16:00 (開場 13:30)
きららホールで
(〒273-0005 千葉県船橋市本町1-3-1 フェイスビル6F 船橋市民文化創造館
Tel/047-423-7261 Fax/047-423-7269 e-mail:sozokan@city.funabashi.chiba.jp)
講師:高橋和巳氏 (精神科医)
参加費:¥1,300 (当日¥1,500)
申込み:
1. Fax、 Eメールまたは郵送で申込み後、 下記へ郵便振替
口座番号:00180-9-426281
加入者名:ソフィアヒューマンセンター 「振込受領証」 が入場券
2.当日会場でも受付け可
問合せ:ソフィアヒューマンセンター (こころの相談室)
〒273-0004 船橋市南本町 5-5 共栄ビル2階
Tel/047-410-1610(木・金・土 10:00~18:00) Fax/047-410-1620
e-mail:kokoro@sofia-human.com
信徒の月例会
-新要理書 「カトリック教会の教え」 を学ぶ-
5/20 (土) 14:00~ (16:00主日のミサ)
カトリック麹町(聖イグナチオ)教会 アルペホールで
テーマ: 「イエスを学ぶための前提」
指導:岩島忠彦神父 (イエズス会)
申込み不要
問合せ:Tel/03-3263-4584
「カトリック教会の教え」 を学ぶ会
6/3 10/7 11/4 12/2 (土) 14:00~16:00
ケルンホールで (東京カテドラル敷地内関口会館 B1F)
指導:岡田武夫大司教
テキスト:「カトリック教会の教え」 (カトリック中央協議会刊 2003)・聖書
参加費:¥500/回 (資料、 会場費等 当日支払)
対象:どなたでも 申込み不要
問合せ:北・文京宣教協力体 「学びの会」 実行委員会
赤羽(飯野) Tel/03-3901-2902 本郷(中本) Tel/03-3941-5916
関口(久守) Tel/03-3619-9488 (南部) Tel/03-3984-4063
キリスト教的視点に基づく講座 「創造への道」
下記いずれも 白百合女子大学で (京王線仙川駅下車徒歩10分)
受講資格:どなたでも
受講料:通年 ¥8,000 半期のみ ¥4,000 1回受講も可 (1回ごと ¥1,000)
申込み・問合せ:白百合女子大学生涯学習・資格センター
Tel/03-3326-5762・5763 http://www.shirayuri.ac.jp
講師:星野正道神父 (本学教授)
講話:14:00~15:10
ミサ:15:20~16:10 (本学チャペルで 5/13・2/17なし)
前期
4/22 (土) 復活の喜び
5/13 (土) 岡田大司教による講演
5/27 (土) 聖母マリア
6/17 (土) イエスのみこころ
7/8 (土) 世界平和のため
後期
10/7 (土) 病む人びとを思って
11/4 (土) 亡くなった人びとを思って
12/2 (土) クリスマスへの準備
1/13 (土) 新年の希望
2/17 (土) キリスト教的死生観における〈今〉 講師:田畑邦治教授
2006年度 ボランティア養成講座
-東京カリタスの家でボランティアをしませんか-
下記いずれも
金曜日13:30~16:00 (全6回)
カトリックセンターで (東京カテドラル構内)
参加費:¥3,000 (初回時支払)
定員:30名 (定員になり次第締切り)
申込み・問合せ:東京カリタスの家ボランティア実行委員会
〒112-0014 文京区関口 3-16-15
Tel/03-3947-9365 Fax/03-3946-9156
(1) 5/19 「開講式、 人と人をつなぐ」
講師:幸田和生司教 (東京カリタスの家理事)
(2) 6/9 「人と人とのかかわりⅠ ボランティア活動のために」
講師:北里禮子氏 (カウンセラー)
(3) 6/16 「人と人とのかかわりⅡ 自分を知ることからはじまるボランティア活動」
講師:北里禮子氏 (カウンセラー)
(4) 6/30 「事例報告」
講師:斉藤氏 遠藤氏 田中氏
(5) 7/14 「事例報告 実習」
講師:北川氏 大林氏 南田氏
(6) 7/21 「閉講式、かかわりの中にみいだす幸せ」
講師:小宇佐敬二神父 (東京カリタスの家常任理事)
エンカウンターの案内
下記いずれも(金)~(日) 集合19:00 終了:17:00 (E.Eを除く)
サレジアン シスターズ 山中修道院で
(山梨県南都留郡山中湖村山中223 新宿西口より 高速バス ¥2,000 2時間10分)
E.Eは六本木で
指導:ダナン・マリー神父 (フランシスカン・チャペルセンター六本木)
宿泊費:¥12,000 (食費含む)
問合せ・申込み:〒106-0032 港区六本木4-23 フランシスカン・チャペルセンター
Tel/03-3401-2141 Fax/03-3401-2142 e-mail:donfires@hotmail.com
(1) 4/21~4/23 S.E (セルフ・エンカウンター)
(2) 5/19~5/21 M.E (マリッジ・エンカウンター)
(3) 9/16~9/18 S.E (一人で参加)
(4) 9/22~9/24 M.E (夫婦で参加)
(5) 9/9 ~9/10 E.E (エンゲージ・エンカウンター) 六本木で
カトリック登り行く人生の会・主催の講座
下記の申込み・問合せ:
〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305
ビ・モンタント東京事務所
執務時間:火・木・土 14:00~16:00Tel・Fax/03-3806-9877
4会場での勉強会
全会場同一条件
時間:13:30~15:00
会費:¥500程度
指導:泉富士男神父
申込み不要
5/2 (火) 立川教会で
5/16 (火) 三軒茶屋教会で
5/17 (水) 成城教会で
5/19 (金) 高輪教会で
聖書通読講話会
以下いずれも 13:30~15:00
サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車 Tel/03-3357-7651)
対象:会員外もふるってご参加を
世話人:浜端 Tel/0426-23-1469
5/6 (土) テーマ:イスラームに学ぶ 指導:泉富士男神父 (東京教区)
6/3 (土) テーマ:赦しの秘跡について 指導:鈴木信一神父(パウロ会)
パッチワーク・キルト同好会
5/11 (木) 11:00~15:00
ビ・モンタント事務所でホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。 ふるってご参加を
世話人:宮木 Tel/0425-75-2335
気軽に聖書を読む会
5/26 (金) 13:30~15:30 幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、
時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人
世話人:納 (おさめ) Tel/03-3445-6180
シニアは語る
5/10 6/7 (水) 13:30~15:00
初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅下車Tel/03-3466-0361)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
対象:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、 主体的な生き方とは何かを語る勉強会
(テキスト:「老いは恵み」)
世話人:吉井 Tel/03-3352-4055
月例散策会
5/10 (水) 10:30
集合場所:京成成田線 実籾 (みもみ) 駅改札口
行先:習志野教会と周辺
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209
第25回 カトリック美術展
5/12 (金) ~5/17 (水) 11:00~18:30 (最終日16:00まで)
有楽町マリオン11F朝日ギャラリーで
第26回 アンジェリコ会キリスト教美術展 (最終回)
5/17 (水) ~5/22 (月) 11:00~18:00
ギャラリー瀧山で
(中央区銀座 6-7-12 第22ポールスタービル 4F 並木通り沿い JR有楽町駅・地下鉄銀座駅下車)
♪ 音楽会等♪
オルガンの夕べ
5/26 (金) 18:00ミサ後 (18:35頃から約30分)
麹町 (聖イグナチオ) 教会 主聖堂で
演奏:廣野嗣雄 (東京芸術大学教授)
入場無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会
問合せ:Tel/03-3263-4584
東京カテドラル聖マリア大聖堂
オルガンリサイタル シリーズ No.4
-スペインが誇る最高のオルガニスト初来日-
5/19 (金) 19:00 (開場 18:30)
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:アンドレス・セア・ガラン
入場料:¥3,000 (全席自由)
チケット販売:チケットぴあ、 サンパウロ、 スペース・セントポール、 東京カテドラル事務所
問合せ:Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
「VIVID」
★ 6月号(No.233)は、5月29日(月)発行、6月4日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 4月23日(日)
★ 7月号(No.234)は、6月26日(月)発行、7月2日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 5月21日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたは電子メールで下記住所までお送りください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
tachi@tokyo.catholic.jp