お知らせ
東京教区ニュース第230号
2006年03月01日
目次
- ◇ 世界病者の日のミサ
- ◇ 司祭の人事異動 (第一次)
- ◇ 叙階式の日程決まる
- ◇ エッファタ
- ◇ 各教派が集い共に祈る
- ◇ YGTに参加して (下)
- ◇ メンバーが決まる
- ◇ おめでとうございます 司祭の金祝・銀祝
- ◇ CTIC カトリック東京国際センター通信 第99号
- ◇ ペトロ・カスイ岐部神父の生涯(三) 高木一雄
- ◇ 私にとっての教会(36)
- ◇ 今月の投稿エッセイ
- ◇ 教会・修道院巡り(122)
- ◇ 今年もオープン科目 「生涯養成コース」
- ◇ 第5回 平和のつどい
- ◇ 「聖書の集い・一日セミナー」 のご案内
- ◇ キリーの休日
- ◇ 投稿募集
- ◇ VIVID
- ◇ 黙想会・祈りの集い等
- ◇ 講座・研修会等
- ◇ ♪ 音楽会等♪
- ◇ 「VIVID」
世界病者の日のミサ
今年から教区の行事に
前教皇ヨハネ・パウロ2世の呼びかけにより1993年より2月11日は 「世界病者の日」 と定められた。 同日の午後6時より東京カテドラル聖マリア大聖堂ではミサが捧げられ、 約200名の参加者は心を合わせて祈った。
ミサを司式した岡田武夫大司教は 「世界病者の日のミサを捧げたいと心から願っていた」 と語り、 教皇ベネディクト16世のメッセージを紹介した後、 「さまざまな病気で苦しんでいる方々とその家族のために祈りましょう」 と呼びかけられた。
「カ障連」がプレイベント
今夏、 カテドラル構内を会場に 『第9回日本カトリック障害者連絡協議会 (カ障連) 東京大会』 が開催される。 そのためのプレイベントがミサに先立って行なわれた。
同大会のテーマは 「人権と信仰 ―障害を持って生きるとは何か― 」。 大会実行委員長の橋本宗明さんは 「人権は信仰のものさしである。 全国大会に向けて日々の暮らしの中で信仰を深めて生きたい」 と、 またカ障連会長の中原えみ子さんは 「今回は障害のあるなしにかかわらず、 生きて行く上で何が大切かを見い出していければよいと思う」 とあいさつされた。
プレイベントではまず4人のパネラー (精神障害者、 聴覚障害者、 視覚障害者、 肢体不自由) がそれぞれの立場から体験発表し、 その後グループに分かれて分かち合い、 最後に発表とまとめがあった。体験発表では偏見や耐え難い試練に、 苦しみの末みごとに乗り越えた話しの内容に参加者は共感・感動した。 また分かち合いの発表では、 障害をもって生きることの中に信仰者としての喜び・希望を見い出していることが報告された。 最後に参加者で聖歌を歌って閉会した。
司祭の人事異動 (第一次)
岡田武夫大司教は2月1日付けで2006年度の司祭の人事異動 (第1次) を発表した (敬称略 かっこ内は現任務)。
■小教区
猪熊太郎 | 浅草教会主任 | (韓国研修) |
平原陽一 | 安房・上総宣教協力体協力 | (休養) |
岩橋淳一 | 上野教会主任 | (ロサンゼルス日本人共同体司牧担当) |
荒川博行 | 梅田小教区管理者 | (徳田教会協力) |
稲川保明 | 神田教会主任、 築地小教区管理者兼務 | (築地教会主任兼任を解く) |
パスカーレ・ヴィンチェンツォ | 北町教会主任・同幼稚園園長 | (府中教会主任) |
安次嶺晴実 | 喜多見小教区管理者 | (清瀬市の慈生会付チャプレン) |
深水正勝 | 清瀬教会主任 | (上野教会主任) |
坂倉恵二 | 五井教会主任 | (清瀬教会主任) |
澤田和夫 | 高円寺教会協力 | (千葉寺教会協力) |
星野正道 | 多摩教会協力 | (白百合女子大学講師と兼務) |
中村克徳 | 豊四季教会協力 | (同教会助任) |
ディベーロ・アルベルト | 府中教会主任 | (ミラノ外国宣教会管区長兼務) |
■修道会委託小教区
サレジオ会 | ||
小坂正一郎 | 碑文谷教会助任 | (横浜教区鷺沼教会主任) |
グロゴウスキー・パウエル | 碑文谷教会協力 | (碑文谷教会助任) |
■教区本部
関光雄 | 教区本部事務局 | (梅田教会主任) |
伊藤幸史 | 教区本部事務局 | (浅草教会主任、 本所小教区管理者) ただし約半年のサバティカルの後 |
福島健一 | 教区本部付協力 | (喜多見教会) |
■転出・その他
山内十束 | 留学 | (志村教会協力) |
林正人 | 留学準備 | (目黒教会助任) |
吉川敦 | 病気療養 | (本所教会主任、 幼稚園園長) |
岩崎尚 | 病気療養 | (五井教会主任) |
五十嵐秀和 | 病気療養 | (北町教会主任、 幼稚園園長) |
*「主任司祭」 はある一定年数(原則6年)その小教区の司牧を担当する司祭。 「小教区管理者」 は、 一時的に小教区の司牧責任を負う司祭だが、 責任と権限はほとんど主任司祭と変わらない。 「協力司祭」 は主任司祭の指示のもとで、 司牧に協力する司祭。
異動は4月16日の復活祭後に行なわれる。
叙階式の日程決まる
助祭は出身小教区で
岡田武夫大司教は1月6日付けで、 今春2人の司祭と3人の助祭を叙階すると発表した。
司祭に叙階されるのは赤岩聰助祭 (北町教会出身)、 渡辺泰男助祭 (八王子教会出身) の2人。 叙階式は3月5日 (日) 午後2時より東京カテドラル聖マリア大聖堂にて行なわれる。
助祭に叙階されるのは高木健次神学生 (習志野教会出身)、 門間直輝神学生 (清瀬教会出身)、 天本昭好神学生 (麻布教会出身) の3人。
助祭叙階式は東京教区の伝統により出身教会で行なわれる。 日時は以下のとおり。 習志野 3月12日 (日) 午前10時。 清瀬 3月26日 (日) 午前10時。 麻布 4月2日 (日) 午前9時半。
東京教区司祭叙階式
3月5日 (日) 午後2時
東京カテドラル聖マリア大聖堂
司式 岡田武夫大司教
受階者
マリア・フランシスコ 赤岩 聰
イグナチオ・デ・ロヨラ 渡辺 泰男
叙階式に参列し新司祭のためにどうぞお祈りください。
エッファタ
▲ 子どもたちを祝福してもらおうとイエスのもとに近づいてくる人々を叱る弟子たちやイエスに助けを求めて叫ぶ目の不自由な男を叱りつける人々などなど、 福音書には、 一般庶民の心情に鈍感で、 人々の切ない気持ちに共感することができない弟子たちや人々の姿が、 あちこちに描かれている。 それは、 おそらく、 多くの群集に常に囲まれ、 宣教活動に疲れ、 休むことのないイエスを見ての思いやりから出た行為であったと善意に解釈したいところであるが、 それは、 イエスの心を逆なでする行為である ▲ 事実、 人々を遮る弟子たちを見て、 イエスは 「憤った」 とマルコ福音書は記している。 そもそも、 神がモーセをエジプトに遣わされたのも、 エジプトで苦しむ民の叫びに動かされたからであり、 御独り子をこの世に遣わされたのも、 この世界に生きる人々の苦しみ叫ぶ人々のもとに駆け寄り、 その苦しみに共感し、 寄り添い共に歩もうとする、 それが、 神がキリストに委ねられた使命なのである。 キリストに課せられた本来の役割を妨げてしまう者は、 イエスの弟子である資格はない ▲ 残念なことに、 例外的なことなのであろうが、 司祭たちの中に、 与えられた権能を誤解し、 弱い立場にある人々に深い傷を与えてしまう者がいると聞く。 悲しいことである。 司祭たちはイエスの心をもっともっと理解して欲しいと願うものである。(MK)
各教派が集い共に祈る
キリスト教一致祈祷週間に
キリスト教一致祈祷週間 (1月18日~25日) 中の主日である1月22日、 日本聖公会聖アンデレ教会にて東京集会礼拝が行なわれた。 当日は都内には珍しい大雪の明くる日、 影響もあったのか参加者は60名ほど。 前回より小さな集まりとなったが、 今年度のテーマ 「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、 わたしもその中にいる」 (マタイ18・20) を胸に温かな力強い祈りの時となった。
各教派による4箇所の聖書朗読の後、 岡田武夫大司教の説教に先立ち、 エキュメニズム委員として20年近く携わってきた小林敬三神父 (西千葉教会) より大司教の紹介。 略歴と共にカトリック中央協議会でエキュメニズム部門担当司教であることなどが話された。
大司教はこの集まりについて 「主 (神) の栄光が私たちキリスト教諸教会を通じてあらわれるよう願うのが一番大切な動機であり目標であるのではないか。 」 と語り、 朗読箇所に触れながら、 具体的に今の世界、 特にこの東京に住む多くの人々の心の中に存在する闇について示し、 私たち教会が共にこの闇の中を歩む人々に光をあてることができるようにと話された。
礼拝後は場所をホールに移し懇親会。 会場の提供と準備に忙しく立ち回られた聖アンデレ教会主任の大畑喜道牧師のあいさつを始め、 参加教会ごとの紹介もあり、 限られた時間の中、 豊かな交わりが行なわれた。
YGTに参加して (下)
家族のつながり
昨年の11月20日(日) 東京カテドラルにて、 「お帰りなさい!」 のテーマのもと、 第14回YGT (Youth Gathering in Tokyo) が行なわれました。
分かち合いでは、 親元や慣れた土地を離れて過ごすことの辛さや、 だからこそわかる慣れ親しんだ人や土地の大切さに気づいた、 という話が出ました。 ある分かち合いの班では、 『家族』 について思い悩んで泣いてしまった子もいて、 その同じ班だった子が 「私はあなたのために祈る」 ともらい泣きをしながら言ったそうです。 誰かのために無償で何かができる。 これも 『家族』 のつながりなんじゃないかなあと思いました。
Gathering Time のあとは、 大聖堂でのミサが行なわれました。 福音の箇所は 『放蕩息子』、 まさにテーマそのままです。 父に抱き寄せられる息子はその 「おかえりなさい」 の言葉で癒されたのでしょう。 十字架の形をした教会の中で、 みんながみんな思い思いの 『家族』 を考えて、 歌をささげ、 祈りました。 その一体感がとてもよかったです。
その後に交流会が行なわれ、 たくさん喋り、 騒ぎ、 踊り、 楽しい時を過ごしました。 閉めの歌として 「アーメン・ハレルヤ」 を歌い、 第14回YGTは終了しました。
私は今回初参加にして、 初実行委員という無謀なことをしました。 今まで小さな教会で、 何も考えないでミサを受けていた、 その気分のまま実行委員になってしまったので、 大変なことになってしまったのです。 右も左も分らないもので、 皆さんにはだいぶ迷惑をかけてしまいました。 でも交流会などで来てくださった方々に 「今日良かったよ」 とか、 「ミサ感動したよ」 とか言ってもらえて、 いい会になったんだなと思えました。 今回の経験をバネに、 次回第15回YGT、 もっと良いものになるようがんばります。
最後にこの会に参加していただいた方、 お手伝いをしたくれた方、 関わってくれた方、 皆様に感謝の言葉を述べておわります。 ありがとうございました。 そしてみなさんへ
「お帰りなさぁい!」。
(加藤さゆり 仙台教区 気仙沼教会)
メンバーが決まる
司祭評議会
11月28日に行なわれた第20期の司祭評議会評議員選挙で以下の司祭が選出された (敬称略)。
教区司祭
稲川圭三 (青梅、 あきる野)、 江部純一 (習志野)、 林正人 (目黒)、 稲川保明 (神田、 築地)、 小林敬三 (西千葉)、 加藤豊 (多摩)。
修道会・宣教会司祭 松本厳 (フランシスコ会 三軒茶屋)、 松本紘一 (イエズス会 麹町)、 マルシリオ・ジョバンニ (サレジオ会 下井草)。
大司教任命
山本量太郎 (小金井)、 ゴメス・エンリケ (グアダルペ宣教会 銚子)、 川口薫 (CTIC事務局長)、 大原猛 (小岩・潮見)、 伊藤幸史 (浅草・本所)
職務上
幸田和生 (司教総代理)、 チェレスティーノ・カヴァニャ (教区本部事務局長)、 立花昌和 (広報部長、 関口)
*第20期司祭評議会の任期は2006年1月1日~2007年12月31日。 同評議会は司教の諮問機関として、 司祭団を代表する司祭の集団です。 司教に委託された神の民の一部分の司牧的善益を最も効果的に促進するため、 教区統治において司教を助けることをその責務とする (教会法第495条参照)。
司教顧問会
岡田武夫大司教は第20期司祭評議会評議員の中から、 以下の司祭を司教顧問として任命した (敬称略)。
顧問会の任期は2006年1月1日~2009年12月31日。
幸田和生 、 チェレスティーノ・カヴァニャ、 立花昌和、 小林敬三、 稲川圭三、 江部純一、 大原猛、 松本紘一。
宣教司牧評議会
宣教協力体から推薦された信徒の中から、 年齢、 男女、 国籍を考慮して、 次の方々が第2期宣教司牧評議会評議員に任命された。 同時に修道者、 司祭の評議員も任命された (敬称略)。 任期は2006年1月1日~2007年12月31日。
望月メルシー (千葉北東部 成田)、 深浦祐子 (千葉中央 東金)、 玉川雅邦 (安房・上総 木更津)、 中田武巳 (東葛飾 亀有)、 今井湧一 (京葉 潮見)、 清見忠 (荒川・足立 町屋)、 荒井ユリヤ (下町 浅草)、 飯野三和子 (北・文京 赤羽)、 岩垂愛子 (中央・千代田 麹町)、 勝俣栄子 (港・品川 目黒)、 安川直 (大田 洗足)、 石川悦也 (世田谷北 初台)、 相沢なみこ (玉川通り 瀬田)、 藤浦益巴 (世田谷南上野毛)、 吉野フロセフィーダ (豊多摩北 志村)、 小木曽仁夫 (豊多摩南 徳田)、 倉持矩忠 (武蔵野北 小平)、 浅岡敏明 (武蔵野南 高円寺)、 神井貢成 (多摩東 多摩)、 寺田浩祥 (多摩南 町田)、 寺本修子 (多摩北 小金井)、 伊藤完 (多摩西 豊田)、 林義子 (修道者)、 辻原弘美 (修道者)、 ゴメス・エンリケ (司祭)、 マルシリオ・ジョバンニ (司祭)。
おめでとうございます 司祭の金祝・銀祝
以下の司祭が金祝・銀祝を迎えた (敬称略)。
金 祝
青山和美、 藤岡和滋、 川原謙三、 佐久間 彪 (以上東京教区)。
カッザニーガ・ジュゼッペ (以上ミラノ外国宣教会)。
ニッセル・ジョン、 土田将雄、 ワルケンホルスト・カール・ハインツ (以上イエズス会)。
ボリュー・アーサー (以上ドミニコ会)。
マリー・マーチン (以上フランシスコ会)。
ディプリシオ・ジュゼッペ、 マッサ・バウティスタ (以上サレジオ修道会)。
銀 祝
稲川保明、 小宇佐敬二 (以上東京教区)。
三戸繁 (以上ドミニコ会)。
CTIC カトリック東京国際センター通信 第99号
高校進学の機会平等をめざして 多文化の背景をもつ子どもたち
2006年1月21日、 「高校進学ガイダンス主催者交流会」 が、 新宿文化センターで開催された。 これは、 日本各地で日本語を母語としない人たちに、 多言語による「高校進学ガイダンス」「進路ガイダンス」を、 開催してきたNGOの集まりである。
国際結婚、 南米日系人の来日の増加にともない、 両親あるいは、 両親の一方が外国籍の子どもたちが急増している。 それにともない、 多文化の背景をもつ子どもたちの不就学問題は、 日本社会の大きな問題となってきた。 彼・彼女の中には、 学習意欲があっても、 日本語の壁、 情報不足、 経済的困難など、 さまざまな事情で、 進学を断念せざるを得ない子どもたちが依然として多いのである。
文部科学省の学校基本調査をもとに算出された外国籍の最新の高校進学率は、 約50%と言われている。
「高校進学ガイダンス」は、 日頃外国人の相談活動にあたっているNGO、 国際交流を行なっているNGO、 有志の教員などが協力して、 多文化の背景をもつ中学生親子を対象に日本の高等学校の種類、 入学試験の仕組み、 進学にかかるさまざまな費用、 受験の方法と準備、 教育内容などの説明および、 支援などの総合教育相談を多言語 (英語、 タガログ語、 スペイン語、 タイ語、 ミヤンマー語、 韓国語、 中国語など) で説明し、 個別相談にも応じている。
東京では、 カトリック東京国際センター (CTIC)、 世界の子供と手をつなぐ学生の会、 多文化共生センター東京21、 都立高校の先生などが協力して、 毎年6月と10月の2回開催している。 毎回、 200人位の参加があり、 年々増加の傾向にある。
参加者からは、 資料代実費のみの徴収で、 諸経費は、 共催団体で負担しており、 自治体が費用の多くを負担している地域もあり、 東京都の行政的な取組みが望まれる。
CTICは、 6年前から、 広報、 企画、 翻訳・通訳 (スペイン語、 タガログ語) を担当している。
また、 このガイダンスでは、 現役の高校生、 大学生が先輩として経験談を語るコーナーも設けられている。 彼らの話の共通点は、 前向きの姿勢で困難を捉え、 乗り越え、 家族や先生、 地域の支援団体から受けた具体的な援助、 励ましに対する感謝の気持ちであった。 しかし一方では、 異口同音に、 外国人児童生徒の誰もが、 もっと容易に進学できる制度的な保障が必要であると訴えている。
交流会では、 「ガイダンスによる情報提供だけでなく、 入試制度や進学後の支援に関する制度的保障があれば、 外国人の子どもたちに、 日本の社会で多様な選択肢による未来が開かれる」 と、 各地の自治体および教育委員会、 政府に対して下記の提言・提案をしている。
1 外国人児童生徒の実態把握
2 多言語による進学情報の提供
3 高校入試について
(1) 「外国人特別枠」 の設置・拡充
(2) 入試について 「特別措置 (配慮)」
(3) 定員内不合格の禁止
(4) 高校入学後の学習サポート体制
(5) 外国人教育に関わるリソースセンターの創設
(6) 「外国人教育指針」 の策定・運用
(7) 外国人児童生徒を 「特別支援教育」 の対象に
政府に対して、 下記の提案も行なっている。
1 外国人児童生徒に 関わる教育政策の確立
2 自治体における 「外国人教育指針」 の策定
3 大学進学の保障
今回の会議において、 主に話し合われた事は、 高校入試に関する具体的なことであった。 現在、 「外国人特別枠」 がある自治体は、 全国でも17都府県に過ぎないこと、 また、 入試における 「特別措置」 が必要なこと。 特に、 個人の持っている能力や学力の評価を日本語によって計るのみではなく、 母語による作文や面接などの配慮をして欲しい。
辞書の持込の許可、 時間の延長などの配慮をして、 高校進学の機会の平等の保障をして欲しいという事などであった。
日本に住む外国人児童生徒の高等教育の機会の平等を願って、 これからも積極的に、 戦略的に行政に対してどのように訴えかけていくのか、 今後のサポート体制の強化のあり方などについて話し合った。 (目黒事務所 真神シゲ)
ペトロ・カスイ岐部神父の生涯(三) 高木一雄
ローマで叙階される
■ 長崎からマカオへ
慶長19年10月7日 (1614年11月8日) マカオへ向けて3隻の船が福田湊より出帆した。 いわゆるポルトガル人のイエズス会士や日本人神学生、 同宿など115人であった。 その中にペトロ岐部もいたわけである。 また前日の10月6日 (11月7日) にはマニラへ向けてスペイン人宣教師や日本人などが送られていった。
だが、 一説によるとペトロ岐部は単独でマニラからマカオへ渡ったともいう。 それは秋月の一人の殉教者の小指をマカオまで持っていったからである。 あるいは元和3年 (1617) 2月に第3陣としてイエズス会士5人、 ドミニコ会士2人、 それに数人の同宿がマカオへ送られているが詳しいことはわからない。
■ マカオの神学生教育
慶長19年10月18日 (1614年11月17日) ポルトガル人宣教師や日本人神学生などがマカオに上陸した。 そこで元和元年 (1615) 頃、 日本管区長マテウス・コーロス神父の助言もありビセンテ・リベイロ神父は日本人神学生や同宿の中から53人を選んでラテン語や神学の授業を始めた。 それはアルバ・ロペスの家など数軒の家を借りてのことであったが間もなく数人が脱退してしまった。
ところが元和4年 (1618) 頃、 司祭に不適格な者もいてカルワリオ管区長の反対により神学生教育を中止してしまった。 そこで不満をもった神学生の中には日本へ帰ったりマニラへ渡って他の修道会に入った者もいた。 だが、 その背景にはマカオのイエズス会では大量の会員が突如として来たため施設や経済面からも困窮していたからであった。
■ 3人の教区神学生
元和4年 (1618) 春頃、 ラテン語が認められていたペトロ岐部 (31歳)、 ミゲル・ミノエス (27歳)、 マンシヨ小西 (18歳) の3人はイエズス会の司祭になるべく大胆にもローマへ行く決心をした。 そこで3人は船に乗りマラッカからゴアへと向かい5月頃上陸した。 そしてミゲル・ミノエスとマンショ小西はさらにゴアから船でローマへと向かった。
ところがペトロ岐部は唯一人で陸路ローマへと向かった。 途中、 ペルシヤの砂漠を通り聖地巡礼のためエルサレムによりパレスチナへと歩いた。 そして元和6年 (1620) 頃、 船でべネティアへと向かってローマに到着した。
■ 司祭への道
元和6年 (1620) ペトロ岐部はイエズス会総会長補佐ヌーノ・マスカレニヤ神父の尽力でローマ教区本部で簡単なテストの結果教区神学生となった。 恐らく日本を追放されていたペトロ・モレホン神父や日本管区長マテウス・コーロス神父の紹介状が届いていたのであろうか。 9月23日 (10月18日) 剃髪、 9月24日 (10月19日) 守門となり9月25日 (10月20日) には読師となっている。 そしてローマ聖座の特別許可で適性確認の審問を受けるなどしていた。
続く10月7日 (11月1日) ローマのサンタ・マリア・マジョーレ教会の香部屋でイテリウム名義司教のパウロ・デ・クルテ司教により副助祭に叙品され、 10月14日 (11月8日) ローマ・ラテラノ大聖堂の香部屋でヒヤシント名義司教のラファエル・イニチヤト司教により助祭となっている。
■ 司祭叙階式
元和6年10月21日 (1620年11月15日) の日曜日、 ペトロ・カスイ岐部神父はローマ・ラテラノ教会でラファエロ・イニチヤト司教により教区司祭として叙階された。 33歳の時である。 続いて10月26日 (11月20日) イエズス会聖アンドレア修道院の門を叩き10月27日 (11月21日) 受け入れられ、 元和8年 (1622) 10月までの2年間、 修練の傍らグレゴリアン大学で学ぶのであった。
その間、 元和6年閏12月6日 (1621年1月28日) ローマ教皇パウロ5世の死と葬儀ミサや、 閏12月18日 (1621年2月9日) のローマ教皇グレゴリオ15世の即位式、 それに元和8年2月10日 (1622年3月12日) には聖ペトロ大聖堂でイエズス会イグナチオ・デ・ロヨラ神父とフランシスコ・ザビエル神父の列聖式に参加していたと思われる。 (キリスト教史研究家)
私にとっての教会(36)
雨宮 さえ子 (荻窪教会)
ついでに受けた洗礼
その年の復活祭に、 主人が一人で洗礼を受け、 同じ年のクリスマスに私と子どもたちが受けることになりました。
主人は洗礼を受ける準備として神父様との勉強会以外に、 何冊も本を読み随分勉強していたようでしたが、 私はついでという形で一応洗礼を受ける準備をしました。 復活祭も終わり、 主人は荻窪教会の一員としてミサにあずかっていましたが、 私は求道者の身でミサ自体の意味もわからず、 皆に合わせて立ったり座ったり、 とても緊張しました。 勉強も新しい神父様に代わり、 昼間の勉強会は、 子どもの幼稚園の送り迎えなどで行けず、 夜幼い子どもたちを置いて勉強会に一人で行くということも、 私にとっては勇気のいることでした。 だれも知らない中での勉強会は終わり次第逃げるように帰ったものでした。
その勉強会の皆は、 荻窪教会に長く属されている方々で、 何年も何十年も前に洗礼を受けている、 とても熱心な大先輩ばかりでした。 その中でたった一人未信者の私が参加しているという形でした。 しかし、 「神様を知るということは洗礼を受けた長さや勉強した長さではありません」 という神父様の言葉に勇気づけられ、 大先輩のさまざま体験談等がうかがえるというチャンスに恵まれ、 結局私にとってとてもプラスになりました。 あれから17年、 今は教会に新しい人がみえると昔の心細い私を見るのです。 教会に来るきっかけはいろいろでしょうが、 確実に神様に呼ばれているのでしょう。 私のようについでに受けてしまった洗礼も、 今思えばさまざまな人々との出会いをきっかけに私の人生を大きく豊かにしてくれました。 また来週も教会に新しい方がみえたら声をかけていることでしょう。
今月の投稿エッセイ
ルルドのほとりから泉にゆきて
東京カテドラル聖マリア大聖堂、 上空から眺めたら十字に翼を広げたようで、 銀色に輝き、 際立って美しく見えることでしょう。
関口3丁目。 椿山荘前でバスを降りて構内に入ると、 白っぽい幾何学的な建物が並び、 大聖堂の銀色の曲線が他とは異なった神秘的な威容で迎えてくれる。
左手奥の方に進むと一叢の木立に囲まれた洞窟が目に入る。 数々の奇跡が伝えられるフランスのルルドを模したものとのことで、 欅の大樹が岩屋をおおい、 南天、 椿、 水仙、 ばら等の花々が折々に花をひらき、 ホッと心和む一隅である。
洞窟の左側の碑には 「泉にゆきて、 飲み、 且つ洗へよ」 と刻まれてあり、 千八百五拾八年弐月拾壱日、 と高齢者には懐かしい文字が今や薄れてようやく判読でき、 このルルドの成りたちを物語っている。
ここを訪れ、 しばしベンチに腰をおろし、 さまざまな想いに浸りロザリオをまさぐっていると次第に心が落ち着いてくる。 弥生3月、 四旬節を迎え、 緊張、 期待、 愛のわざ等が去来する。 そして卒業、 社会への旅立ち、 晴れの司祭叙階式、 このルルドのさまざまな人間の営みを、 岩屋の上に佇たれるマリアさまは、 しずかに見守っておられることでしょう。
木々の芽吹きも間もなくです。(匿名希望 M・S)
教会・修道院巡り(122)
フランシスカン・チャペルセンター
異国での憩いの場
1950年ごろ、 東京六本木に、 フランシスコ会によって宣教師のための日本語学校ができた。 外国から司祭たちが集まったとき、 周囲の大使館や駐留軍などからミサが欲しいとの声が上がり、 いつの間にか日曜日ごとに英語のミサが行なわれるようになった。 そして、 参加者がどんどん増えて外にあふれ出るほどになり、 新しい聖堂を建築する必要に迫られた。 そこで、 1967年に落成したのが、 現在のフランシスカン・チャペルセンターである。
「英語を話す信者のため」 という特殊な小教区であるが、 それは英語圏に限らず、 縮小した国連のようで、 毎週のミサには世界30数カ国の人が集まる。 あらゆる国籍の信者が同じ主キリストの名によって共に祈ることは、 信仰のすばらしさを感じさせる。
主日のミサは、 土曜日の午後6時と、 日曜日8時、 10時、 12時、 18時に英語で行なわれ、 約1,300人が与る。 5回のミサにはそれぞれのコーラスがあって、 元気な声で主を賛美する。 ミサの最後に必ず初めての人の自己紹介があり、 毎回数人の兄弟姉妹を迎えるその温かい雰囲気は、 共同体の特色といえよう。
子どもも大勢いて、 日曜学校在籍者は250名。 運営はすべて信徒が担当する。
おにぎりの奉仕活動は共同体の誇りである。 多くのボランティアと支援者が、 毎日数百人分のおにぎりをつくりホームレスの方に配達することを15年以上続けてきた。 その他、 子ども施設への支援、 拘置所・刑務所にいる外国人への支援も行なっている。
しかし、 この教会が果たしている最も重要な役割は何よりも、 世界中から東京に集まる数知れない多くの人に、 異国にいて心の支えとなり、 信仰発見の場となることであろう。
今年もオープン科目 「生涯養成コース」
修道女のために1年間の養成コースとして開催されている 「生涯養成コース」 (日本女子修道会総長管区長会主催) は今回で第32回目を迎える。 昨年に引き続き今年もいくつかの科目をオープンにし、 信徒も聴講できるようになっている。 信徒の皆さまの参加をお待ちしていますとのこと。 聴講希望の方は聴講希望科目をファックス (03-5206-1568) で送ってください。 問い合わせはシスター大田まで (電話はファックスと同じ番号)。
オープン科目は次のとおり (かっこ内は講師名)。 裏側からの近現代史 (武者小路公秀氏)、 イスラームの理解 (板垣雄三氏)、 キリスト論・諸宗教の神学 (増田神父)、 日本の福音宣教 (森司教)、 DV家庭内暴力 (松本和子氏)、 日本キリシタン史 (五野井隆史)、 大人のカテケージス (シスター中島)、 聖書釈義 (雨宮神父)、 教会論 (阿部神父)、 信徒の時代を生きる (鈴木隆氏)、 信徒へのメッセージ (磯村尚徳氏)、 教会史 (大盛志帆氏)、 大切な忘れ物 (横川和夫氏)、 エコロジーからの学び (シスター清水) の14科目。
教室は市ヶ谷の援助修道会リヒト宣教室。 費用は1回の講座につき1,000円。
第5回 平和のつどい
第5回 平和のつどい
日時:2006年3月12日 (日) 13:30 (13:00開場) ~16:45
会場:東京カテドラル構内 関口会館地下 ケルン・ホール
『日本と韓国 真の友人になるために』
~~日韓の辛い歴史にサヨナラ~~
戦後60年 日韓共同ドキュメンタリー映画
映画 『あんにょん・サヨナラ』
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅徒歩10分、 JR目白駅より都バス乗車・椿山荘前下車1分
主催:カトリック東京大司教区 社会福音部
お問い合わせ TEL 03-5940-5284, FAX 03-5940-5285 (堤まで)
「聖書の集い・一日セミナー」 のご案内
一昨年夏から、東京教区宣教司牧部では信者の皆様に「聖書の集い」を提案してきました。
これは「主日のミサの福音を一緒に読み、分かち合い、一緒に祈る集い」です。特別な指導者がいなくてもできるように、毎週教区のホームページに「福音のヒント」も掲載しています。
まだ1つの提案にすぎませんが、信者の生涯養成・霊的成長のためにこのような小さな集いがとても大切な意味をもっていると考えています。
たいへん嬉しいことに、各地で少しずつ「聖書の集い」が始まっていると聞いています。その中でさまざまな喜びや困難、疑問を感じている方もいらっしゃるでしょう。また、そのような集まりがほしいけれど、どうやって呼びかけ、始め たらよいか、戸惑っている方もいらっしゃるでしょう。そんな皆様が集まって励まし合い、皆様をサポートするのが、この一日セミナーの目的です。関心のある方は、どうぞご参加ください。
東京教区補佐司教 幸田和生
記
日 時: 2006年4月1日(土)午前10:30~午後5:00
会 場: 関口会館・ケルンホールと教区スペース(東京カテドラル構内)
プログラム(予定):
10:00 受付開始
10:30-11:00 全体会
11:00-12:30 聖書の集い
12:30-13:30 昼食・休憩
13:30-15:00 全体会
15:15-16:00 講話
16:15-17:00 ミサ
参加資格: 聖書の集いを実際に始めている方、始めたいと思っている方、聖書の集いのことを知りたい方ならどなたでも参加できます。
参加費: 1000円(当日受付で集めます)
申し込み方法: 「聖書の集い・一日セミナー参加希望」と明記し、住所、氏名、電話番号、所属教会を添えて、3月18日までにお申し込みください(郵送、FAX、Eメールのいずれかで)。
申し込み・問い合わせ先: 〒112-0014 東京都文京区関口 3-16-15東京大司教館
幸田和生 Tel.03-3943-2301 Fax:03-3944-8511 Eメール・アドレス koda@tokyo.catholic.jp
キリーの休日
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。 福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。 「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。 文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)、
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
いやしのためのミサ
3/12 (第2日曜) 14:00~
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
おかえりミサ-癒しのためのミサ
3/18 (毎月第 3 土曜) 16:00~
援助修道会聖堂で
(新宿区市谷田町2-22 Tel/03-3269-2405 地下鉄南北線・有楽町線 市ヶ谷駅下車徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
ベタニアで祈る 「私の信仰の歩みを深める」
4/29 (土) 9:40受付 10:00~17:00 (ミサ有)
ベタニア修道女会 本部修道院で (中野区江古田 3-15-2)
指導:星野正道神父
対象:独身の女性信徒 (18~40歳)
参加費:¥1,000 (食事代含む)
申込み・問合せ:ベタニア修道女会 シスター間野 Tel/03-3228-1133 Fax/03-3228-1134
四旬節の黙想会の案内
3/9 (木) 10:30~12:00
ミサ:麹町 (聖イグナチオ) 教会 ザビエル聖堂で
黙想会:信徒会館 3 F アルペホールで
指導:松本紘一神父 (麹町教会)
参加費:¥500 (当日支払い)
問合せ:森脇友紀子 Tel/03-3447-2231
主催:カトリック東京大司教区アレルヤ会
メンディサバル神父と共に祈る会
3/23 4/27 (毎月第 4 木曜日) 15:00~17:00
麹町 (聖イグナチオ) 教会 ザビエル聖堂で
内容:話と祈り、 ミサ
対象:静かに祈りたい方どなたでも 申込み不要
問合せ:Tel/03-3263-4584
聖書と生活の分かち合い
3/29 (水) 10:00~16:00
聖心女子大学内 聖心会第三修道院センターで (日比谷線広尾駅下車)
対象:35歳 以上の女性、 聖書を読み、 祈りと生活の分かち合いを通じて霊的に深めたい方
担当:シスター長野興子
参加費:¥1,000 (含昼食)
申込み:住所、 氏名、 年齢、 電話番号を記載し、
はがきまたは Faxでシスター長野まで下記へ
〒150-0012 渋谷区広尾 4-3-1 聖心会 Fax/03-3409-1937
締切り:3/22 (水)
祈りと学び
テーマ:マリア -教会のすがた-
3/11 (土) 10:00~12:00:マリアを迎える (毎月第 2 土曜日)
汚れなきマリア修道会 町田修道院で (〒194-0032 町田市本町田 3050-1)
http://marianist.netty.ne.jp/
担当:シスター小林幾久子
申込み:初めての方はシスター小林へ
Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317
e-mail:fmi-kk@netty.ne.jp
マリアの御心会より案内
下記いずれも マリアの御心会で (〒160-0012 新宿区南元町 6-2 JR信濃町駅下車徒歩2分)
問合せ・申込み: Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089
e-mail: midorif@jca.apc.org
http://www.meisen.org/maria
「来て、 見なさい」
3/26 (日) 14:00~17:00 (ミサ有)
テーマ:「十字架上のイエスの 7 つのことば」
指導:松井紀直神父 (イエズス会)
対象:結婚・修道生活・独身生活を選定したい 20~30代の独身女性
参加費:¥500 締切り:3/23(木)
信仰入門
毎水曜日 18:00~19:30
対象:どなたでも
聖書で祈る (聖書通読)
毎金曜日 18:00~19:30
旧約聖書-詩篇
対象:どなたでも
紫苑の会
3/19 (日) 14:00~16:30 (ミサ有)
講師:粕谷甲一神父 (東京教区)
対象:40歳以上どなたでも
参加費:¥500
信徒のための黙想会
5/27 (土) 16:00~5/28 (日) 16:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院 (黙想の家)で
テーマ:マリアと共にイエスを探そう
指導:朝山宗路神父 (マリア会)
参加費:¥5,500
申込み:5/20まで下記へ
汚れなきマリア修道会 シスター高尾
〒194-0032 町田市本町田 3050-1 Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317
在世フランシスコ会聖母病院兄弟会例会
*フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場
3/19 (日) 14:30~16:30 聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:聖フランシスコの訓戒の言葉-解説と分かち合い
霊的補佐:福田誠二神父(フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
備考:初参加者は日時変更の有無確認要
祈りへの招き
-師イエズス修道女会企画による-
聖体礼拝
3/8 (毎月第 2水曜日) 14:00~15:00
典礼センターピエタ 2 F聖堂で
ご聖体を囲んでの祈り
連絡・問合せ:新宿区四谷 1-21-22 典礼センターピエタ Tel/03-3351-2692
神様ブレイク
3/18 (毎月第 3 土曜日) 14:00~16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読
連絡:八王子市戸吹町1490 師イエズス修道女会
Tel/0426-91-3236シスター寺田
一日黙想会 テーマ:イエスのまなざし
4/9 (日) 10:00~16:00
ノートルダム調布修道院で
対象:20~30代未婚女性
指導:瀬本正之神父 (イエズス会)
参加費:¥1,000 持参品:聖書、筆記具
締切:4/8 (土)
申込み・問合せ:〒182-0034 調布市下石原3-55-1
コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会
Tel/0424-82-2012Fax/0424-82-2163
e-mail:prayer3551cnd@hotmail.com
担当:シスター池田洋子・山本三千子
講座・研修会等
2006年 「こじか」 教会学校リーダーセミナー
5/13、5/27、6/10、6/24、7/8、7/15 (土) 14:00~16:00
カトリック松原教会 2階ホールで (京王線・井の頭線明大前駅 徒歩5分)
テーマ:教会学校・実演と分かち合い-授業計画から記録まで
講師:下窄英知神父 (長崎教区司祭、 前 「こじか」 福音解説執筆者)
対象:教会学校に携わっているリーダー、 リーダー予定者など
参加費:全6回分¥2,000
申込み・問合せ:氏名、 住所、 電話番号 (あればファックス番号、 メールアドレス)、
所属の教会学校名を明記し下記へ
オリエンス宗教研究所 〒156-0043世田谷区松原 2-28-5
Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322 e-mail:jimu@oriens.or.jp
定員になり次第締切り
主催:オリエンス宗教研究所 (協賛:世田谷北宣教協力体)
結婚講座-小教区の結婚講座講師養成
4~7月 (第1・第3火) 19:00~20:30
真生会館 学習センター4階で (JR信濃町駅下車右へ1分)
講師:粟本昭夫神父 (麹町教会 結婚担当司祭、 「結婚する二人へ」 女子パウロ会刊 著)
対象: 結婚講座を担当したいと考えている方、 興味のある方、 これから結婚する方
受講料:全 8 回 ¥4,000 資料無料 (講座修了者に修了証書授与)
申込み・問合せ:講座名、 住所、 氏名、 電話番号を記入し、 Eメール・Fax・電話・はがきで下記へ
〒160-0016新宿区信濃町33 真生会館カトリック教会学習センター
Tel・Fax/03-3351-7123
e-mail:gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp
内容:
(1) 4/4 オリエンテーション、 結婚に当たって自分を見つめる
(2) 4/18 自分自身のアイデンティティーの確認
(3) 5/2 相手への愛の確認・二人の確認
(4) 5/16 結婚の契約 (交換・共同責任・子供の教育)
(5) 6/6 愛は万事を解決する (愛とは・万事を解決する)
(6) 6/20 愛の保証 (愛の不安定性・自然法則と愛の法則)
(7) 7/4 人生観・世界観
(8) 7/18 神の愛を学ぶ・結婚生活の基礎に神を置く
特別聖書講座の案内
聖書研究-主日の福音朗読より-
毎月第1木曜日 13:30~15:30
神田教会 信徒会館 2 Fで
講師:稲川保明神父 (神田教会)
参加費:¥500
問合せ:森脇友紀子 Tel/03-3447-2231
主催:カトリック東京大司教区アレルヤ会
「カトリック教会の教え」 を学ぶ会
4/1 6/3 10/7 11/4 12/2 (土) 14:00~16:00
ケルンホールで(東京カテドラル敷地内関口会館B1F)
指導:岡田武夫大司教
テキスト:「カトリック教会の教え」 (カトリック中央協議会刊 2003)・聖書
参加費:¥500/回 (資料、 会場費等 当日支払)
対象:どなたでも 申込み不要
問合せ:北・文京宣教協力体 「学びの会」 実行委員会
赤羽(飯野) Tel/03-3901-2902 本郷(中本) Tel/03-3941-5916
関口(久守) Tel/03-3619-9488 (南部) 03-3984-4063
テイヤール・ド・シャルダン読書研究会
3/7 4/4 4/18 (火) 19:00~20:00
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅下車徒歩5分)
テーマ: テイヤール 「宇宙讃歌」・テイヤールの今日的意義
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
参加無料
教材:当方で用意
申込み不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
主の潔白会主催
「カトリック教会のカテキズム」 を学びませんか
毎木曜日15:00~16:00すぎ
四谷メリノール宣教会 2 階応接室で
講師:池田敏雄神父 (聖パウロ会)
連絡・問合せ:Tel・Fax/03-3208-7305 辻美佳子
「自分と他者を知る -気づきの旅 (1) -」
4/8、5/13、6/10、7/8、9/9、10/14、11/11、12/9、1/13、3/10 (第 2 土) 10:30~13:00
援助修道会・リヒト宣教室で (新宿区市谷田町2-24 Tel/03-3269-2405)
指導:シスター野本佳子 (援助修道会会員)
対象:キリスト教的霊性を深めたい方
参加費:全10回 ¥13,000 (資料代他含 修道者・学生 ¥10,000 当日支払い)
申込み:はがき又はFaxに氏名、 住所、 電話番号、 所属教会、 年齢を書き下記へ
〒162-0805 新宿区矢来町105-205松原牧子宛 Fax/03-3267-7061
締切り:3/25
カトリック登り行く人生の会・主催の講座
下記の申込み・問合せ:
〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:火・木・土 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
4会場での勉強会
全会場同一条件
時間:13:30~15:00
申込み不要
会費:¥500程度
3/7 (火) 立川教会で 指導:泉富士男神父
3/15 (水) 成城教会で 指導:泉神父
3/17 (金) 高輪教会で 指導:泉神父
3/28 (火) 三軒茶屋教会で 指導:泉神父
聖書通読講話会
3/4 (土) 13:30~15:00
サンパウロ宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車 Tel/03-3357-7651)
指導:泉富士男神父(東京教区)
テーマ: 「タルムード(口伝律法)について」
対象:会員外もふるってご参加を
世話人:浜端 Tel/0426-23-1469
パッチワーク・キルト同好会
3/9 (木) 11:00~15:00
ビ・モンタント事務所でホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。 ふるってご参加を
世話人:宮木 Tel/0425-75-2335
気軽に聖書を読む会
3/24 (金) 13:30~15:30
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、
時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人等 (イザヤ書を終えエレミヤ書に)
世話人:納 (おさめ) Tel/03-3445-6180
シニアは語る
3/1 4/5 (水) 13:30~15:00
初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅下車 Tel/03-3466-0361)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
対象:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、 主体的な生き方とは何かを語る (テキスト:「老いは恵み」)
世話人:吉井 Tel/03-3352-4055
CWC (キリスト者婦人の集い) 主催の講座
3/7 4/25 (火) 10:30~12:00
真生会館1階 第1会議室で
テーマ:「女性の尊厳と使命」 教皇ヨハネ・パウロ二世使徒的書簡
講師:九里彰神父 (カルメル会)
会費:¥500
問合せ:神藤 Tel/03-3642-5629
スピリチュアルケア研修会案内
下記いずれも ニコラバレで (JR四ツ谷駅麹町口より徒歩1分)
連絡:Tel・Fax/03-3722-8807 (担当:木澤)
e-mail: h.kizawa@nifty.com
主催:臨床パストラルケア教育研修センター
スピリチュアルケア・オリエンテーションワークショップ
3/25 (土) 3/26 (日) 両日9:30~16:30
対象:スピリチュアルケア研修コース (5日間及び10日間) を受講希望者
受講料:2日間 ¥10,000 (会員¥ 9,000)
参考:事前に提出書類があるので、 「臨床パストラルケア研修会案内」 参照のこと
スピリチュアルケア1日研修会
3/26 (日) 9:30~16:30
テーマ:No.13 「人間関係とコミュニケーション」
講師:盛克志神父 (レデンプトール会)
対象:医療、 福祉、 介護従事者、 ボランティア、 スピリチュアルケアに関心を持たれる方、 学びたい方
テキスト: 「スピリチュアルケア」 「ともに生きる」 (サンパウロ発行 W.キッペス著) 当日購入
受講料:¥5,000 (会員¥4,500)
(今年度は 6/24 (土) (No.14) 「傾聴・自己防衛規制」サンパウロ宣教センター4Fで 講師:国枝欣一 7/30 (日) (No.15) 「見ること、 Feeling」 ニコラバレ予定)
♪ 音楽会等♪
オルガンの夕べ
3/24 (金) 18:00ミサ終了後 (18:35頃から約30分)
麹町 (聖イグナチオ) 教会 主聖堂で
演奏:菅哲也 (国立音楽大学オルガン科講師)
入場無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会 問合せ:Tel/03-3263-4584
小さな星たちのコンサート
-アジアの子どもたちの教育支援-
3/24 (金) 18:30~ (17:45開場)
大田区民ホールアプリコで (JR蒲田駅下車 徒歩3分)
曲目:あしあと、 青い地球、 翼をください、 祈りの歌を風にのせ他
出演:暁星小学校聖歌隊 入場料:¥2,000(全自由席)
問合せ・申込み:暁星小学校事務室 Tel/03-3261-1510
主催:暁星学園、 日本信徒マリアニスト共同体
J.S.バッハ 「ヨハネ受難曲」
-四旬節にすべての人の和解を願い 平和を祈って-
3/21 (火・祝) 14:00~ (13:30開場)
淀橋教会で (JR大久保駅下車 徒歩1分 新大久保駅下車徒歩3分)
指揮/青木洋也 (アルト)
福音史家/鈴木准 (テナー) イエス/藤井大輔 藤崎美苗 (ソプラノ) 浦野智行(バス)
合唱/ヨハネス・カントーレス
管弦楽/オーケストラ・シンポシオン
入場料:一般 ¥2,500 学生 ¥1,000 (当日のみ取扱い 要学生証)
収益はインド・デリーのストリートチルドレン自立支援プロジェクトに寄付
問合せ:渡辺 Tel/03-3682-3870
チケット取扱い:東京文化会館チケットサービス
Tel/03-5815-5452 女子パウロ会麹町教会案内所 サンパウロ (四ツ谷)
声楽アンサンブル 「リーダーターフェル」
第45回 ボランティア演奏会
第3回 松ヶ丘デイサービスセンター 早春コンサート
3/11 (土) 14:15~
松ヶ丘高齢者在宅センター1階ホールで
曲目:サウンドオブミュージック 他
演奏:指揮/山下晋平 独奏/バイオリン/十日谷悠 ウード/十日谷淳
手話指導/高橋秀典 合唱/声楽アンサンブル 「リーダーターフェル」
問合せ:Tel・Fax/0424-94-2845 田部 Phs/070-5457-2630 e-mail:jiji@theninjacat.com
チャペルコンサート
音楽とメディテーション 2006年春
3/25 (土) 15:00~ カトリック高円寺教会聖堂で
曲目:二重奏曲 ハ短調 他 神のお告げのミサ固有唱 〔グレゴリオ聖歌〕 種のたとえ 他
出演:フルート/勝俣敬二 リコーダー/U.フォルクハルト
聖アンセルモ・グレゴリオ聖歌隊 コラール・スコラ東京
朗読/小川弘子 他
入場料:¥3,000 (当日¥3,500)
主催:サンパウロ Tel/03-3357-7650
チャペルコンサート・プロジェクト Tel/0120-03-2574
「VIVID」
★ 4月号(No.231)は、3月27日(月)発行、4月2日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 2月19日(日)
★ 5月号(No.232)は、4月24日(月)発行、4月30日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 3月26日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたは電子メールで下記住所までお送りください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
tachi@tokyo.catholic.jp