お知らせ
東京教区ニュース第212号
2004年05月01日
目次
ケルンから訪問団
東京・ケルン友好50周年にあたり、ケルン教区からマイスナー枢機卿をはじめとする訪問団を迎えて、3月20日〜29日まで「ケルン週間」が祝われた。公式行事として感謝のミサ、青年の集い、聖職者の集いなどが行なわれた。また、この期間に合わせてミャンマーから2人の司教も訪れ、東京・ミャンマー友好25周年も祝われた(ケルン週間の行事はこちらのページにも掲載されています)。
感謝のミサ ミャンマーからも2司教
3月28日午前10時、東京カテドラル聖マリア大聖堂にて、東京・ケルン友好50周年感謝のミサが行なわれた。ミャンマーから2人の司教(ソテロ司教、センヒ司教)を迎え、3教区の司教による、荘厳かつ希望に満ちたミサであった。説教の中でマイスナー枢機卿(写真左上)は「キリストから託された福音をすべての人に伝えるという任務を果たすために、50年前2つの教区が友好関係を結びました。これからも、兄弟として喜びや苦しみを分かち合い、お互いのために祈り合い、この結びつきをさらに新しいものにしていきましょう。」と述べられた。
祈りでつながる 青年の集い
午前中の50周年感謝ミサに続いて、午後からはマイスナー枢機卿を囲んでの青年の集いが開かれた。
この集いではまずマイスナー枢機卿をお迎えする前に、劇を使ってこれまでの東京教区とケルン教区の関係をふりかえり、みんなで分かち合った(写真右下)。またその中で2005年にケルンで開かれるWYD(ワールド・ユース・デー)についても話が及び、大阪教区の松浦司教は、青年に向けて、WYDへの参加の呼びかけのメッセージをくださった。
それに続いて、マイスナー枢機卿を囲み、こちらからの質問に答えていただくという形でお話をしていただいた。「祈り」や「平和」などについての質問に対し、マイスナー枢機卿はとても気さくに、熱意をもって語ってくださった。
また今回の集いでは「祈り」について考えたり、「祈り」の力を感じたいという想いがあったので、その「祈り」の目に見えるシンボルとして、祈りの込もった「折り鶴」をみんなで折ってケルンに届けようと企画していた。
マイスナー枢機卿のお話に続いてのミサではその折り鶴が奉納され、祭壇に並んだ(写真左)。いろいろな教会から集まったそれらの折り鶴を見て、その折り鶴に込められたたくさんの人の「祈り」を感じ、「祈り」によってつながることの凄さを感じた。この集いをとおして改めて「祈り」について見つめ、考えることができた。これから未来に向けて平和を祈り、共に歩んでいくことができますように。
(YGT 森 匡史)
聖職者の集い
29日にはケルンからの訪問団に加えて、教皇大使、ミャンマーから2人の司教も参加して聖職者の集い(ミサとパーティー)が行なわれた。
ミサの終わりにあいさつに立ったミャンマーのソテロ司教は「東京教区から援助をいただいたことに感謝します。今後、ケルン教区、東京教区とどのような友好関係を築いていくのかを見つけるために来ました。お互いの教区の召命のために協力し合い、一緒に祈り、神の国の実現のために歩んでいきましょう」と述べられた。
聖職者の集いに引き続いて3教区による話し合いが行なわれた。今後、東京教区とケルン教区が協力してミャンマーの教会を援助していく方向性を検討した。
訂正とお詫び
東京・ケルン友好50周年記念誌『兄弟として』のなかに誤りがありました。以下のとおりです。
・63ページ:レペットさん(誤)→フェルトホフ神父(正)
・64ページ:ネットコーヘン神父(誤)→メルツァー神父(正)
座談会での発言者の記憶違いでした。訂正してお詫びを申し上げます。
エッファタ
現代日本社会の中で高く評価され、讃えられる者は、能力のある者である。それは、職場でも、学問の世界でも、スポーツの世界でも、変わらない。筆者は、神から与えられた能力をもって人々に深い感動を与えたり、その幸せに大きく貢献する人々を讃えることに「ノー」と言うつもりはない ▲しかし、人間を評価する基準は、それだけではない。とくに福音の世界では、「思い上がる者を打ち砕き、身分の低い者を高くあげる」という、常識の世界とは異なった評価の基準がある ▲たとえば、キリストと同じように十字架に釘付けされた強盗の一人。彼は極刑を言い渡されたのだから、ひどい犯罪行為を犯してきたに違いない。人々は彼を唾棄すべき人間として決めつけ、本人も自分は最低な人間であると思い込んでいたに違いない ▲しかし、その彼が、息を引き取る直前にキリストに言葉をかけて、楽園を保証され、その小さなエピソードが福音書に取り上げられたことによって、彼は神の限りない憐れみの証人となって、人類に忘れられない存在となってしまった。福音書のどこを読んでも彼ほどはっきりとキリストの優しさを引き出した人物は他にいない ▲「罪が増すところに恵みはなお一層満ち溢れる」とパウロは言う。弱い人間は、その弱さをもって神の憐れみを輝かすことができる。恩恵の世界は、社会と違って弱さを誇ることができる世界なのである。(MK)
聖香油のミサに集う
神学生の認定式も
聖香油のミサでは、司教が司教区内の各地から集まった司祭とともに共同司式して、聖香油、洗礼志願者のための油、病者のための油の聖別を行なう。洗礼や堅信を受けるとき聖香油を塗られ、また、洗礼志願者は洗礼志願者の油によって準備を整えられ、病苦にある人は病者の油によって力づけられる。
司祭や聖職者ができる限り集まるこの聖香油のミサは、司教と司祭の深い結びつきを示し、司教を囲む司祭の一致を表すものとして、共同司式で行なわれる。
4月8日聖木曜日午前10時半、カテドラルで、岡田大司教の主司式、ローマ教皇庁の駐日大使アンブローズ・デ・パオリ大司教をはじめ百人を越える司祭団が祭壇で共同司式、荘厳に進められた。聖歌隊は宮崎カリタス会のシスターと志願者たち。祭壇には入りきれない教区や修道会の司祭。修道者や修道女が会衆席を埋め、信徒も参加。
聖香油のミサでは「司祭の約束の更新」が行なわれる。大司教は司祭に向かって「神と人とに仕えるために、叙階を受けられた兄弟の皆さん」と呼びかける。そして会衆に向かって「ご列席の皆さん、司祭のために祈りましょう」と結ばれ、最後に「司教のためにも祈ってください」と訴えられる。
大司教をはじめ、数多くの聖職者が集い、初心の召し出しに思いを馳せ、力強い一致を確かめるこのミサで、神学生の司祭・助祭候補者としての認定式が、行われた(写真)。
認定式を受けたガブリエル鈴木宏幸神学生は、ミサの進むあいだ、一人祭壇の椅子に座り、神の声に心を澄ます。やがて岡田大司教の前に立ち、その問いかけに、力強く宣誓。多くの聖職者に暖かく見守られながら、決意を新たにした。
神学院に3人の入学者
この春、東京教区より3人が神学院に入学した。一年目は初年度養成ということで栃木県の那須にある「ガリラヤの家」で生活することになる。この一年は勉学よりも祈りと自己の召命を深めることが中心となる。入学したのは以下の3人(順不同、敬称略。カッコ内は洗礼名と出身小教区)
田中 昇(使徒ヨハネ 蒲田)
伊藤 淳(アシジのフランシスコ 高幡)
倉田 厚(アシジのフランシスコ 西千葉)
司祭の人事異動 (第2次)
岡田武夫大司教は3月29日付けで司祭の人事異動(第2次)を発表した。異動は復活祭後に行われる。(順不同、敬称略。カッコ内は前任務)。
教区司祭
目黒教会助任 林正人(新司祭)
教区本部付 佐藤敦俊(立川教会助任)
修道会・宣教会司祭
三河島教会主任 西本祐二(碑文谷教会助任・サレジオ会)
上野毛分教会担当 大瀬高司(カルメル会上野毛修道院)
上野毛分教会協力 マテオ・アダミニ(上野毛分教会担当・カルメル会)
上野毛分教会協力 九里彰(上野毛分教会助任・カルメル会)
2年連続で大幅赤字
2003年度 教区本部の一般会計
このほど教区本部の法人事務部より、「2003年度の教区本部と小教区の一般会計収支計算書」が公表された。
それによると、2003年度の教区本部一般会計の経常収支は昨年に引き続き大幅な赤字となった。赤字の幅は1億2,200万円。
また、2003年度の教区本部への小教区からの献金の総額は2億7,000万円であった。これに対して経常支出は4億2,100万円で、差し引き1億5,100万円の不足となった。
2004年度より本部献金システムが改定となり、本部への献金は8,100万円ほどの増加が見込まれているが、赤字を解消するにはまだかなりのギャップがある。
第30回「正義と平和」 全国集会・東京大会
第30回 「正義と平和」全国集会・東京大会 「もうひとつの世界は可能だ !」〜 「排除」から「共生」 へ 〜
今年の秋、10月9日(土)〜11日(月)に「第30回『正義と平和』全国集会」が東京で行われることになりました。この大会のテーマを表題のように置き、広くご参加下さるようにお呼びかけいたします。
今、わたしたちの地球が、いのちが危機にみまわれています。人間世界のみにくい汚れは、地球全体をも覆いつくそうとしているのです。戦争、テロ、拉致、監禁、拷問など、報復の応酬、憎しみの連鎖の中で数多くの人々が踏みにじられ、貧しさや病気に苦しむ人々も後を絶ちません。さらに、自然破壊、環境破壊の嵐が吹き荒れています。戦争ほど大きな環境破壊はありません。一部の人間がもてあそぶ豊かな生活の背後で、自然界は崩壊寸前です。
何がこのような悲劇をもたらしているのでしょう。何がこのような苦しみを生み出しているのでしょう。それは人間です。豊かさ、便利さ、快適さを追い求め、自らの「力の論理」でそれを実現しようとしている人間なのです。まるで、かのアッシリアの富の神「バール」にも似た怪物が、世界を支配し、人類を振り回しているかのようです。
イエス様は「貧しい者の幸い」を説かれました。父(アバ)である神の手の中に、神の愛する子として身を置くことを示してくださいました。「人間の力の論理」を捨て、「神の子」として「神のいのち」を生きるすべを教えて下さったのです。今、地球は人間のこの生き方を求めています。大地は知っています。いのちを育む土壌が何であるかを。それは「愛」と「赦し」と「深い共感」。
いのちのため、地球のため、小さなものであるわたしたちの力を集め、「一緒に働こう」と呼びかけます。イエス様の道を歩めば、いのちも地球も新しくなることができるのです。
主の霊がわたしの上におられる。
貧しい人に福音を告げ知らせるために、
主がわたしに油を注がれたからである。
主がわたしを遣わされたのは、
捕らわれている人に解放を、
目の見えない人に視力の回復を告げ、
圧迫されている人を自由にし、
主の恵みの年を告げるためである。
(ルカ4・18-19)
第30回「正義と平和」 全国集会・東京大会 会長
東京大司教 岡田 武夫
第28回日本カトリック映画賞 映画と講演の夕べ
2004年 「広報の日」 特別企画 第28回日本カトリック映画賞 映画と講演の夕べ
ヒバクシャ-世界の終わりに
-あなたも 「ヒバクシャ」?放射能は確実にこの地球を汚染し続けている-
監督:鎌仲ひとみ
制作:グループ現代
2004年5月21日 (金) セシオン杉並 (地下鉄丸の内線 「東高円寺駅」 徒歩5分)
18:00〜 授賞式・上映 ヒバクシャ-世界の終わりに(115分)
20:10〜 講 演 鎌仲ひとみ監督 (終了予定 20:45)
大人 当日 1,500円 前売り券発売所
(前売り 1,300円) スペースセントポール (関口教会内) 03-3941-4971
大学生以下 1,000円 イグナチオ教会案内所 03-3230-3509
車椅子・障害者 1,000円 サンパウロ四ツ谷書店 03-3357-8642
主催: カトリック映画視聴覚協議会 (SIGNIS 〔旧OCIC〕 ・JAPAN)
共催: カトリック東京大司教区広報部
問い合わせ先: カトリック中央協議会広報
TEL03-5632-4431 FAX03-5632-4457
心の問題への取り組み(3)
「東京カリタスの家」をご存じですか
東京カテドラルの構内に入ると、すぐ右側に「カトリックセンター」と呼ばれる建物があります。この建物の一隅に「財団法人・東京カリタスの家」があります。35年にも及ぶ活動の歴史があるのですが、この存在は案外と知れ渡っていません。さまざまな苦しみや悩み、困難を身に負っておられる方のための相談窓口、精神障がいや発達障がいに苦しむ人々のための小さな作業所、通所施設だけが施設として眼に見えるので、その全体像は人目にとまりにくいのかも知れません。しかし、ここでは案外と大きな活動が行なわれています。ここは「家族福祉」を主眼に「ボランティア・ビューロー」を軸に活動する相談・サービス機関なのです。
「家族福祉」というのは、「カリタスの家」を「神の家族」と自覚し、困難を抱えた当事者とその家族全員に関わるサービスを、家族の一員のように行なうという意味合です。「ボランティア・ビューロー」は、ボランティア活動をしたい人に呼びかけを行ない、困難に直面する人々に、より良いサービスを提供する所です。そのために、ボランティアとしての能力を高めるための養成を、さまざまな専門家の力を借りて行ない、派遣します。
この「カリタスの家」には、さまざまな相談が持ち込まれます。人間関係の問題、保健医療、進路や人生、生活介助、それにさまざまな情報提供を行ないます。昨年度取り扱った相談件数は870件を超え、その中の新規取り扱いは220件を超えていました。この「カリタスの家」の活動を支えているのはほとんどがボランティアで、およそ300人の方々が登録されています。その中のおよそ50人がスタッフ・ボランティアとして働き、7名の職員がいます。さらに、この活動を経済的に支えている700余名の賛助会員を加えると、1,000名を超える人々が「カリタスの家」を支えていることになります。ボランティア一人ひとりにとっては少ない時間、小さな力の提供かも知れませんが、これだけ集るとさすがに大きさを感じます。この「カリタスの家」には利用者を含め、2,000名に近い集いがあるのです。
「カリタスの家」へ訪れてくる方々の相談内容に、確かな変化が見えてきています。高齢化社会を反映してか、身体障がい者の社会参加の活発化を反映してか「生活介助」のニードは高いものがあります。それと同じくらいの勢いで「保健医療」の件数が増えてきました。さらに「人間関係」の問題を含めると、「心の問題」がからまる相談件数が確実に増えてきていると感じます。「うつ的な状態」の人、「統合失調」と診断を受けた人など、精神障がいに苦しむ人が、医療との関わりを持ちながら、医師の了解や薦めを受けて、人間関係を通して癒される場を求めるケースも少なからずあります。家庭内暴力や虐待を受け、心に手ひどい傷を受けたために、対人関係に恐れや不安を抱いてしまい、人間関係を上手に築き上げることが苦手な人なども、カウンセリング的な対応が必要でしょう。また、医療とのつながりを拒否しようとする人も少なからずいます。そのような方と医療をどのように結び付けるかも大切な課題です。
「カリタスの家」のボランティアの中には、カウンセラーとしての経験を持つ方もいれば、専門的な勉強をなさっている方もいます。また、さまざまな学習会や研修を通して、そのような力を身に付けてきた方も少なからずいます。それでも、利用者の方々のニードに対応できているとは決して言えません。もっともっと、多くの人に呼びかけ、協力を得ながら、自分たちの力の向上に心がけていく必要を感じています。
東京教区の聖堂共同体一つ一つが、「精神の障がいに苦しむ人々」や「心の患いに悩む人々」の安全と安心の場となり、いやしの場となっていくために、私たちが学び取っていく必要のあるものを「カリタスの家」は蓄えているように思います。(小宇佐敬二)
横顔
神さまの働きに感動
コンベンツアル聖フランシスコ修道会 新司祭 山口雅稔神父
3月7日、岡田大司教の手によって、 私は林神父と共に司祭に叙階されました。たくさんの人たちの祈りの結晶のような叙階式であったことを感謝しております。
私が、修道司祭への道を選んだのは、神様の呼びかけがあったからですが、一番強く呼びかけを感じたのは22歳のときで、いつ死んでもかまわない生活を探していたときでした。
幼児洗礼の私は、群馬の伊勢崎教会で毎週侍者をしながら司祭生活に憧れることもありましたが、厳しい生活は私には難しいことだと考えていました。22歳まで生涯独身の生活を受け入れることは無理だと思っていましたが、決意したとき、大きな感動に包まれたことを今でも鮮明に覚えています。
スタートしたばかりの司祭生活で、将来自分がどんなふうになるのか、全く予想がつきませんが、いつも神様に任せきった生き方ができればと思います。私が、神様に真面目に向き合ったときに感じた感動を、多くの人にも味わってもらいたいと思っていますので、一人ひとりが与えられている召命を見つけるお手伝いができればと思っています。4月から兵庫県の仁川教会で働くことになりました。その地で神様の働きに感動してきます。
編集部注
本文にもありますように3月7日に東京教区の林正人神父と共に叙階されました山口雅稔神父は、4月1日付けで大阪教区の仁川教会へ赴任しました。
CTIC(カトリック東京国際センター)通信 第81号
スペイン、ポルトガル、イタリアにおける難民に対する支援状況調査に参加して
2月末に、(財)アジア福祉教育財団・難民事業本部主催の「スペイン、ポルトガル、イタリアにおける条約難民、庇護申請者等に対する支援状況調査」に参加させていただきました。
昨年は、フランス、ベルギー、英国、ドイツと難民受け入れに積極的な国でしたが、今回は、EU諸国の中でも受け入れ数が比較的少ない国の調査を行いました。調査に関しては、後日主催団体から報告書が出る予定です。
スペインの難民受入れ
スペインは、政府・NGOが協同して難民支援にあたっています。2002年の難民認定者数は165名、人道配慮による在留資格付与数は68名です。
政府から直接難民支援を委託されている、スペインカトリック移住委員会(ACCEMを訪ねました。ACCEMは1991年以降、教会の組織からは独立し、難民・移住者支援専門のNGOとして活動しています。ACCEMはスペイン全土11県に支部を持ち、それぞれの支部に難民申請者のための保護施設を有しています。
ACCEMの運営する保護施設は、政府などが運営する他の保護施設に比べて、小規模なアパート形式を採用しており、保護された最初の時点から、スペイン社会から隔離するのではなく、スペイン人と同じ生活スタイルをすることによって、スペイン社会の一員として早く溶けこんでもらおうとしていました。難民支援に直接かかる費用は、国からの費用で賄われていますが、国が運営する施設にはない、きめ細かいサービスに努めているとのことでした。
スペインの難民受け入れの特徴は、難民申請した時点で、保護施設に入所でき、生活費の支給、教育、医療などの社会保障に関しても、スペイン国民と同等のサービスを受けることができます。また、申請後6ヶ月が経過すれば、労働許可も申請が可能です。
私たちが、日本へ戻ったその日に、あのスペインの列車テロが起こりました。政府は犠牲になった外国人の家族にスペイン国籍を直ちに付与したとの報道がありました。日頃の難民、移民に対してのスペイン国民の理解が背景にあるのだと感じました。(次号へ続く)
(CTIC目黒事務所 有川憲治)
G8参加国の難民受け入れ数 (2002年UNHCRデータより)
国名 | 難民認定数 | 難民申請者数 |
アメリカ | 27,887人 | 130,899人 |
イギリス | 21,985人 | 135,390人 |
カナダ | 15,161人 | 39,498人 |
フランス | 10,750人 | 84,379人 |
ドイツ | 6,509人 | 91,508人 |
イタリア | 1,270人 | 7,281人 |
ロシア | 51人 | 876人 |
日本 | 14人 | 471人 |
私にとっての教会 (18)
青山真理亜 (高円寺教会)
3年前、はじめて故郷ベトナムへ帰りました。18年ぶりとあって人も景色も変わりました。慣れ親しんだ教会は建て替えられ、住民も入れ替わりました。しかし、教会を中心とする生活様式は昔も今も変わっていませんでした。
2度目の帰国は昨年の秋でした。私は4時30分の早朝ミサにあずかりました。人はまばらで年配の人ばかりだろうと考えていましたが、予想は見事に覆されました。ミサの15分前なのに、教会の席は後方の数列しか空いてません。しかもその半分は若者で埋まっていました。目の覚めるような光景でした。私の信仰生活はこの20年で変わりましたが、故郷の人々は変っていませんでした。故郷によって私は自分の信仰を見つめ直す機会を与えられました。
私は今でも初聖体の日のことをよく覚えています。新調した真っ白の服を着た約100人の子どもたちが列をなして教会に入堂する日まで、長い準備の期間を経なければなりませんでした。試験に合格した日、初聖体を受けられる喜びはたとえようもありませんでした。最近、私が初聖体を受けたその教会で300名の堅信式が行なわれました。
母は2人の孫が何年もの間、要理の勉強をし、堅信の準備をしてきたと誇らしげでした。私は、日本で生まれ育った我が子を見つめました。小学校2年生のときに初聖体を受けましたが、中学校1年生になった今も、要理のことはほとんどわかっていません。
現在、私の所属する高円寺教会では、若者がよく集まっています。さまざまな活動とともに信仰教育も活発になればと感じます。信仰は目に見えない大切なものです。理解を深めるためには勉強が必要ですし、身につけるためには忍耐が必要です。教育がおろそかにされれば、信仰は他の価値よりも劣るものになると思います。
これまでお世話になった日本の教会に感謝しながら、私たち難民の子どもたちも世の光、地の塩となれるよう信仰の教育を願ってやみません。
【編集部注】
青山真理亜さんは1957年にベトナムのサイゴンに生まれ、1982年に難民として日本に来られました。長崎、群馬、横浜に住み、1989年に高円寺に移りました。1998年に日本に帰化。ご主人と二男一女の5人家族です。
交差点
イエス探求会が活動に区切り さまざまな方に感謝
45回目を迎えたイエス探求会の集まりが2月13日から14日にかけてラ・サール研修所(東京・日野市) で行われました。残念ながら今回をもってこの会は活動に区切りをつけることになりました。
青年の男子信徒ならば誰でも自由に参加できるこの会は、今から20年以上も前に始まったものです。毎年、春と秋の2回、2泊3日の日程で祈りと黙想をしながら、分かち合う時を過ごしてきました。
イエス探求会のユニークな点は、純粋な意味での黙想会でもなければ、聖書研究会でもないということです。聖書を読み、祈り黙想し、感じたことを語りながら、イエスさまを探求していきます。いつの間にか信徒でない人も会に参加するようになりました。
毎回、決まって「エマオへの散歩」をして「奉献文」を書きました。
土曜日の午後、1時間くらい修道院の庭や付近を静かに散歩しながら、イエスさまについて感じていることや教会のことを話します。2人の弟子がエマオへ向かう途中、復活のイエスさまに出会うという体験を語るルカの福音書の記事に因んだものです。
「奉献文」は、いただいた恵みや分かち合いや祈りの実りを、聖霊の助けを願いながら、日々の生活において生かし宣べ伝える決意をメモに書いて確認するものです。書いたものを後でそっと読み返すとき、勇気と力を与えられます。
最終回のテーマは「私たちの信仰の歩み」でした。どの人も生活の場でさまざまな重荷を背負い、疲れています。
その苦しみや周りの家族にもなかなか話せないようなことを、小グループで自由に語り合い、他の参加者の話を聞いて共感し、心が癒される機会をいただけたことは大きな恵みでした。苦しみや困難のときにこそ神の大きな計らいと恵みがあることの証をたくさん知りました。
大切なことは、人は成長に応じて本当の自分を見つけ、狭い自我から自由になることです。そして、執着を捨てたときにこそ、イエスさまは私たちに平安と大きな恵みを与えてくださると信じて感謝することです。
「私たちの信仰の歩み」とは、私たちも神の子として、一人ひとりが神から愛された存在であることを信じ、イエスさまのキリスト意識に目覚めながらそれぞれの道を歩み続けることと思います。
これまでイエス探求会を支えてくださった方々、とくに最初からご指導いただいたウォード神父、泉神父、山根神父、他大勢の神父やシスターの皆さまに心から感謝申し上げます。
投稿: 櫻井 清(68) 本郷教会
教会・修道院巡り (104)
碑文谷教会
碑文谷はヒモンヤと読みます。江戸時代の地図にも御府内の外側に載っていますから、江戸の近郊の土地です。
ここ碑文谷にカトリックが芽生えたのは昭和22年。碑文谷教会は通称「サレジオ教会」と呼ばれますが、サレジオ会に委託された教会だからです。
サレジオ会は創始者である聖ドン・ボスコが願われたように、青少年、とくに貧しい青少年に対し、神の愛のしるしとなり、伝え手になることが大きな目標です。このため、サレジオ会に委ねられた各教会では子どもたちが集まる場所がまず考えられ、オラトリオ(日曜学校)と呼ばれる活動が始まります。
碑文谷教会でも、初代修道院長であった故ダルフィオール師のもとで活発な活動が行なわれ、昭和24年2月に完成した木造2階建ての講堂で行なわれたチマッティ師司式のミサに子どもを中心として1,300人が参加したという記録があります。
この伝統は今でも脈々と受け継がれ、日曜学校に集まる子どもたちは約150名であり、青年会に所属する(社会人もいます)リーダーのもと、サッカークラブ、新体操クラブ等、世間の少子化の流れなど何するものぞとの勢いです。主日の9時からは子どものミサも行なわれます(主日のミサは10時)。
青少年が多い特色の次にあげるべきは音楽です。故ダルフィオール師は、日本を愛した尊者チマッティ師の愛弟子の一人であり、ドルチェカントとして日本人に合った音楽教育を終生続けられた側面をもっておられます。師が育てられ、現在第一線で活躍されている方々は多数おられます。
碑文谷教会は「江戸のサンタマリア」に捧げられた教会です。「江戸のサンタマリア」とは江戸迫害時代最後のキリシタン・バテレンであるシドッチ師に深くかかわる出来事です。シドッチ師は日本潜入後すぐ捕まってしまい、6代将軍家宣のもとで新井白石の尋問を受けたことでも知られています。師は最後は江戸キリシタン屋敷で殉教されますが、師がイタリアから持ってこられた聖画の一つがドルチ作の「指の聖母像」だと言われます。碑文谷教会の現在の聖堂が完成した昭和29年にその画像が上野国立博物館にあることがわかり、その聖母に因んで「江戸のサンタマリア」に捧げられることになったのです。聖母画のレプリカは聖堂横の入口の祭壇上に掲げられています。
なお、本教会の献堂にあたってはイタリアの多くの方々のご厚意があり、イタリア産の大理石の柱が何本も光沢をたたえています。
碑文谷教会としても世界の教会とのささやかな交流を目指し、太平洋戦争の激戦地であったガダルカナル島のテテレ教会、また南米ボリビアとの関係を深めようとしております。
(広報委員会)
東京カテドラル 聖マリア大聖堂 新オルガン披露演奏会
2004年5月8日(土)午後7時開演
演奏:ロレンツォ・ギエルミ
主催 カトリック東京大司教区 (東京カテドラル聖マリア大聖堂)
後援 教皇庁大使館 イタリア文化会館
※ チケットは完売いたしました
次回のお知らせなど詳しくはこちらをご覧下さい。
>>> 新オルガン披露演奏会
音訳テープをご利用ください
視力障害者・高齢者・病気療養中の方のために「東京教区ニュース」の音訳録音をしています。申し込み・問い合わせは東京教区ニュース編集部までご連絡ください。
TEL 03-3943-2301
FAX 03-3944-8511
高円寺教会聖ルチア会
投稿募集
東京教区ニュースでは、今年より読者の皆さまからの投稿を受け付けます。福音的な内容のニュース記事、エッセイ(いずれも600字以内)、写真、イラスト、4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。「投稿」と明記し、住所、氏名、年齢、電話番号、所属教会を必ず書いてください。文章に関しては、用語その他で添削することがあります。また、投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。
〒112-0014 文京区関口3-16-15
東京大司教館 東京教区ニュース
FAX 03-3944-8511、
電子メール info@tokyo.catholic.jp
でも受け付けています。
インターナショナルデー2004
インターナショナルデー2004
2004年5月16日(日)
東京カテドラル
テーマ THEME
ONE HEART
ONE SOUL
SUNTDAY,16thMAY
TOKYO CATHEDRAL
INTERNATIONALDAY 2004
マリア様とともに
平和を祈る
国際ミサ
13:00〜14:30
ワールドバザー
アトラクション
国際カラオケと交流
子どもの広場
11:00〜17:00
Let us pray with Mary for Peace
International Mass
1:00〜2:30pm
World Bazaar
Cultual Performance
Global Karaoke
Children’s Games
11:00am〜5:00pm
合唱団員募集
ミサで各国の聖歌を歌いませんか?
Everyone invited !
<練習 Choir practice>
第1回 5月 9日3:00〜5:00pm
第2回 5月15日2:30〜5:00pm
場所:カテドラル構内
Rail: From Mejiro Station (JR Yamanote-Line) take bus No61
in front of Sakura-Bank to Chinzan-So.
Subway: Edogawabashi (Exit 1A) or Gokokuji (Exit 6), Both Yurakucho Line.
構内は駐車できません。 Parking Is Not Available.
問い合わせ:福島神父 (関口教会 03-3945-0126)
Information: Fr.Leo Schumacher (Meguro Church 03-3941-5461)
VIVID
黙想会・祈りの集い等
高円寺教会創立75周年記念ミサ
5/9(日)14:00〜
カトリック高円寺教会聖堂で
司式:岡田武夫大司教
問合せ:高円寺教会 Tel/03-3314-5688
いやしのためのミサ
5/9(第2日曜)14:00〜
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)
問合せ:羽村Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
青年男女のための黙想会 復活した主と共に-新しい命に生きるー
5/22(土)16:00〜5/23(日)16:00
上野毛聖テレジア修道院(黙想)で
指導:九里彰神父・神学生
対象:高校生以上の青年男女(35歳まで)
定員:20名
費用:¥5,500
締切:5/8(土)必着
参加希望者は、住所・氏名・年齢・電話番号を記入の上、はがき、Fax、e-mailで下記へ
問合せ・申込先:〒158-0093 世田谷区上野毛2-14-25
Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-1764
e-mail:mokusou@carmel-monastery.jp
カルメル会上野毛聖テレジア修道院(黙想)
召命黙想会 ―召命についてご一緒に考えてみませんか―
5/22(土)夕方〜5/23(日)昼
聖パウロ修道会・箱根修行所で
指導者:赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
対象:滞日外国人も含む18歳以上のカトリック青年信徒
参加費:¥3,000
申込み締切:5/16(日)
連絡先:〒160-0011新宿区若葉1-5 聖パウロ修道会
担当:ブラザー高木進
Tel/03-3351-5135 Fax/03-3351-8606
e-mail:ssp-vo@sanpaolo.or.jp
メルセス会第4修道院よりご案内
下記いずれも、問合せ:メルセス会第4修道院
〒166-0003杉並区高円寺南5-11-35
Tel/03-3315-1550
e-mail: tokyodaiyon@nifty.com シスター松田延代
召命黙想会
5/21(金)18:30(夕食から)〜5/23(日)15:30
メルセス会日野修道院・別館で(日野市程久保4-7-2 Tel/042-591-0342)
指導:瀬本正之神父(イエズス会)
対象:女性信徒①道を探している人 ②選んだ道をよりよく生きるために祈りたい人
参加費:¥8,400
申込み締切:5/19(水)
申込み:上記へ
祈りの集い
6/26(土)16:30〜「女性の視点からの聖書深読」 18:30〜ミサ
メルセス会管区聖堂およびいこいのスペースで(杉並区高円寺南5-11-35)
ミサ司式:瀬本正之神父(イエズス会)
対象:どなたでも 参加無料
マリアの御心会よりご案内
下記いずれも、マリアの御心会で(JR信濃町駅下車徒歩2分 〒160-0012
新宿区南元町6-2)
問合せ・申込み:Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089
e-mail: midorif@jca.apc.org
来て、見なさい」プログラム
5/23(日)10:00〜16:30 (ミサ有)
テーマ:「貧しい人の母 アデライド・ド・シセ」(マリアの御心会創立者)
指導:サリ・A・タラッペル神父(イエズス会)
対象:結婚、修道生活、独身生活を選定したい20〜30歳代の独身女性
費用:¥500
持ち物:聖書
祈りの集い
5/8(土)18:00〜20:00
テーマ:「マリアの賛歌」(マグニフィカト)
対象:どなたでも
聖書で祈る
毎週金曜日18:00〜20:00 旧約聖書(民数記)
対象:どなたでも
信仰入門
毎週火曜日
対象:どなたでも
祈りと分かち合いの集い―旅路のマリア― *ロザリオによる、とりなしの祈り
5/27(木)18:30〜20:30
マリアの宣教者フランシスコ修道会
東京第二修道院で
対象:40歳位までの独身女性
参加無料
持ち物:ロザリオ
申込み期限:5/26(水)
連絡先:シスター村松 e-mail: josephin45naoko@hotmail.com
Tel/03-3709-
6771 Fax/03-3709-6633
〒158-0095 世田谷区瀬田4-16-2
マリアの宣教者フランシスコ修道会
祈りの集い「テゼの祈り」のご案内
6/11 8/13(金)19:00〜20:30(偶数月第2金曜日開催)
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院聖堂で
(JR・地下鉄丸の内線・南北線
四谷駅下車徒歩1分
〒102-0085 千代田区六番町14-4
Tel/03-3261-0825 Fax/03-3262-3396)
問合せ:シスター朝日
祈りの集い
6/20(日)10:00〜16:00
ベタニア修道女会
ゲストハウスで(中野区江古田3-15-2)
テーマ:イエスと一緒にいるとき/私の歩む道は?
指導:星野正道神父(カルメル会)
対象:独身の女性信徒(18〜40歳)
参加費:\1,000(食事代含む)
申込み・問合せ:ベタニア修道女会
シスター竹原
Tel/03-3228-1133 FAX/03-3228-1134
師イエズス修道女会より
新企画<時>を祈る ―晩の祈りとミサ―
毎月第1木曜日18:00〜20:00
典礼センターピエタ 2F聖堂で
(Tel/03-3351-2692
Fax/03-3351-3426)
5/6(第4回)マリアのように ― 母の心
6/3(第5回)キリストの聖体 ― 一つになろう
参加無料 どなたでもご自由に参加できます
神様ブレイク
土曜日の午後のひと時、いつも共にいてくださる主の内にじっと私を置いてみませんか
5/15(土)14:00〜16:00
師イエズス修道女会 八王子修道院で
(〒192-0001八王子市戸吹町1490
Tel/0426-91-3236 Fax/0426-91-3319)
参加無料
どなたでもご自由に参加できます
講座・研修会等
「カトリック教会の教え」を学ぶ会
6/19 9/25 12/18(土)14:00〜16:00
関口会館ケルンホールで
講師:岡田武夫大司教
参加費:1回¥500(会場および資料代、当日支払い)
対象:どなたでも
持参品:①「カトリック教会の教え」(カトリック中央協議会刊 2003)②聖書
問合せ:北・文京宣教協力体協議会 学びの会実行委員会 飯野 Tel/048-281-3370 中本 Tel/03-3827-7629 南部
Tel/03-3984-4063)
2004年度 東京カリタスの家 ボランティア養成講座
テーマ:「見よう、聴こう、話そう」
下記いずれも 土曜日13:00〜15:30
カトリックセンターで(文京区関口3-16-15)
会費:¥5,000
定員:60名(定員になり次第締切)
申込み・問合せ:Tel/03-3943-1726・1727(東京カリタスの家)
1.5/22「プロローグ-ボランティアとしてのかかわり-」
講師:チェレスティーノ神父
2.6/5「見る、聴く、話す(1)」
講師:シスター内野礼子(師イエズス修道女会)
3.6/19「見る、聴く、話す(2)」
講師:シスター内野
4.7/10「見る、聴く、話す(3)」
講師:小林展子(ポンティキュラス心理研究所)
5.7/17「見る、聴く、話す(4)」
講師:小林展子
6.9/11「実践から学ぶ-音楽療法による自己表現-」
講師:よしだじゅんこ
7.9/25「ユーザーから学ぶ-視覚障害の方から教わるガイドヘルプ-」
講師:小澤靖子
8.10/16「家族から学ぶ-発達障害児と共に歩むボランティアをめざして-」
講師:子ども相談室修了生の保護者2名
9.10/30「ケースから学ぶ」
講師:カリタススタッフ
10.11/13「エピローグ-カリタスのボランティアスピリット-」
講師:三好満神父
スピリチュアルケア オリエンテーション・ワークショップのご案内
5/15(土)9:30〜5/16(日)16:30
四ツ谷ニコラバレ会館で(JR四谷駅麹町口前、地下鉄丸の内線・南北線四谷駅徒歩1分 千代田区二番町7 Tel/03-3261-0825)
対象:2004年度A〜Cコース研修会に参加を希望される方
参加費:2日間¥10,000(会員¥9,000)
申込締切:5/10(月)
申込み・問合せ:〒184-0005 小金井市桜町2-1-43
臨床パストラルケア教育研修センター東京支部 担当:木澤寛子
Tel・Fax/042-380-9865(申込みはFaxか郵送で)
申込み後資料、教科書を送付、資料だけの申込みも可
教科書:1.ワークブック「聴く耳見る目理解する心」W・キッペス著(¥800)
2.テキスト「スピリチュアルケア」W・キッペス著(¥2,450)
持参品:1.受講に際しての質問事項
2.履歴書
3.受講契約書
4.自分の歩み
5.筆記用具
6.推薦状とブックレポートはワークショップの後に提出
スピリチュアルケア1日研修会 「心と魂の叫びに耳を傾けて-なぜ生きているの! なぜ苦しむの!」
6/5 7/17(土)10:00〜16:30(9:30受付開始)
栄光学園 聖堂ホールで(鎌倉市玉縄4-1-1 JR東海道線 大船駅西口下車(大船観音口)徒歩15分またはバスで4分(清泉女学院行き栄光学園前下車) 駐車場なし
講師:ワーデマール・キッペス臨床パストラルケア教育研修センター所長
会費:1回¥3,000(昼食各自持参)
定員:100名
申込締切:各研修会開催日7日前まで
申込み・連絡先:
1.〒248-0033鎌倉市腰越1-2-20 社会福祉法人 聖母訪問会
Tel/0467-31-1360 Fax/0467-32-6330
2.〒248-0013鎌倉市材木座5-13-3 中島紘子
Tel・Fax/0467-24-7681
テキスト:「スピリチュアルケア」「ともに生きる・人間関係とコミュニケーション」W・キッペス著
主催:一日研修会・鎌倉ブロック実行委員会
カトリック登り行く人生の会・主催の講座
下記の申込み・問合せ:〒116-0013荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102ビ・モンタント東京事務所
勤務時間:火・木・土14:00〜16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
5会場での勉強会
全会場同一条件、会費:\300〜\500程度 申込み不要 時間:13:30〜15:00
1.5/4(火)立川教会で 指導:塚本伊和男神父
2.5/11(火)事務所で 指導:塚本伊和男神父
3.5/18(火)三軒茶屋教会で 指導:塚本伊和男神父
4.5/19(水)成城教会で 指導:泉富士男神父
5.5/21(金)高輪教会で 指導:泉富士男神父
気軽に聖書を読む会
5/28(金)13:30〜15:30
幼きイエス会修道院で(JR・地下鉄丸の内線、南北線四ツ谷駅前)
指導:吉山登神父
テーマ:聖書と文学
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読んでみたい人、聖書研究会は堅苦しいと思っている人、視点を変えて読み更に信仰を深めたい人
月例散策会
5/12(水)
集合:10:30 JR八王子駅改札口
行き先:ゆうやけ・こやけの丘、八王子教会
パッチワーク・キルト同好会
5/13(木)11:00〜15:00
ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスの掛け布団カバーを作り、社会福祉に役立てます。ふるってご参加ください。
第40回 聖F・ザビエル友ゆうクラブ俳句会
5/27(木)11:30〜15:30
神田教会で
投句:季題(柏餅、新樹、母の日)通して3句・住所・氏名・電話番号・所属教会・出欠を必ず明記し
〒101-0065千代田区西神田1-1-12神田教会内「聖F・X俳句会」または下記係宛 締切り:5/10(月)必着
参加資格:不問
会費:当日¥1,000、年会費¥2,000
持参:筆記用具、天景(¥500以下の品)
運営:選句、食事(準備済)、披講、互評、連絡、散会(結果は作品を全会員に郵送)
係:木田英也 〒279-0011浦安市美浜1-6-61 Tel・Fax/047-355-7478
当日、10周年記念合同句集を代金引換で渡します。
PFIジャパン 講演会「人生終わりじゃない-むかし極道、いま牧師 絶望から希望へ」
5/8(土)14:00〜16:00(開場13:30)
東京カテドラル聖マリア大聖堂 関口会館ケルンホールで
参加費:¥500(当日会場で支払い)
講師:鈴木啓之氏(PFIジャパン チェアマン、シロアムキリスト教会主任牧師)
申込み:代表者名、人数、住所、電話、Fax、メールアドレスを明記し下記へ
Fax/03-3544-2577 e-mail: info@pfijapan.jp
問合せ:PFIジャパン 〒104-0061中央区銀座 7-14-7 共栄銀座7丁目ビル 8F
Tel/03-3544-0789 Fax/03-3544-2577
主催:PFIジャパン(Prison Fellowship International Japan)
http://www.pfijapan.jp/
2004年アンジェリコ会キリスト教美術展
5/20(木)〜5/25(火)11:00〜18:00(最終日16:00)
銀座アートプラザ3階で(中央区銀座5-3-13 Tel/03-3289-2386 地下鉄丸の内線・日比谷線・銀座線 銀座駅2分〜4分、JR有楽町駅下車5分)
♪音楽会等♪
オルガンの夕べ
5/28(金)18:00ミサ終了後(18:35頃から約30分)
麹町(聖イグナチオ)教会主聖堂で
オルガン演奏:久野将健(カトリック田園調布教会オルガニスト)
入場無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会 問合せ:Tel/03-3263-4584
チャリティーコンサート―ミャンマーの神学校建設支援のために―
5/29(土)18:30開演
カトリック目黒教会 聖堂で (JR、地下鉄三田線、南北線、東急目黒線 目黒駅下車 徒歩3分 品川区上大崎4-6-22)
曲目:ああイエスの甘い名(ハインリヒ・シュッツ)他多数
出演:ソプラノ:花井尚美
フルート:勝俣敬二
オルガン:花井哲郎
入場料:自由献金
主催:カトリック目黒教会
問合せ:Tel/03-3491-5461目黒教会
教区のホームページに「情報広場」を新設
東京教区のホームページに「情報広場」が新設されました。どうぞご利用ください。カトリック関連の施設や団体主催の行事、たとえばバザー、講演会、コンサート、黙想会などをお知らせすることができます。しめきりの都合で教区ニュースの「VIVID」に間に合わなかった情報もこちらにどうぞ。
VIVID
★6月号(No.213)は、5月31日(月)発行、6月6日(日)に各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切:4月25日(日)
★7月号(No.214)は、6月28日(月)発行、7月4日(日)に、各教会で配布の予定。
情報掲載希望原稿の〆切:5月23日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFAXで下記住所までお送りください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 江部純一神父
TEL:03-3943-2301 FAX:03-3944-8511