お知らせ
東京教区ニュース第211号
2004年04月01日
目次
- ◇ 教会の喜びと希望
- ◇ 横 顔
- ◇ 大司教が3つのお願い
ケルン週間にあたって - ◇ エッファタ
- ◇ 21世紀の教会を創る
- ◇ 一粒会
- ◇ 女性と教会委が研修会
- ◇ 司祭の人事異動
- ◇ 宣教協力体の名称が確定
- ◇ 心の問題への取り組み
- ◇ CTIC(カトリック東京国際センター)通信 第80号
- ◇ 教区本部と諸委員会
- ◇ 第30回 「正義と平和」 全国集会・東京大会
- ◇ 私にとっての教会(17)
- ◇ 交差点
- ◇ 第28回日本カトリック映画賞
映画と講演の夕べ - ◇ 教会・修道院巡り (103)
- ◇ 東京カテドラル 聖マリア大聖堂
新オルガン披露演奏会 - ◇ 真生会館・学習センターが新しい企画
- ◇ インターナショナルデー2004
- ◇ 創立75周年の記念ミサにどうぞ
- ◇ VIVID
- ◇ 黙想会・祈りの集い等
- ◇ 講座・研修会等
- ◇ ♪ 音楽会等♪
教会の喜びと希望
東京教区に新司祭が誕生
東京教区の林正人、 コンベンツアル聖フランシスコ会の山口雅稔、 二人の助祭の司祭叙階式が、 3月7日14時から東京カテドラルで行われた。
荘厳なミサと叙階式が粛々と進む。 叙階式の諸聖人の連願は、 聖堂を満たす歌声が脈動するように響き渡る。 祭壇の前にひざまづく岡田大司教と司式司祭、 その後ろにひれ伏す二人の新司祭、 二人を迎え入れる約80人の司祭団。 聖堂を埋める信徒も一体となって、 新司祭を与えられた感謝と、 二人への主の力添えを、 諸聖人に取り次ぎを願う。 身体の内側から、 震えるような祈りが続く。
平和のあいさつ。 仲間となった祭壇上の司祭団が一人ずつ、 二人と暖かいあいさつを交わす。 最後に新司祭の二人が、 お互いに、 初めは笑顔であいさつ、 やがて固く抱きあい、 肩を叩き合う。 その素直な喜びの表現に、 盛大な共感の拍手が巻き起こり、 涙ぐむ人も。
岡田大司教は、 何年ぶりかで修道会と合同での叙階式ができた喜びを、 語られ、 「ゴールではなく出発ですよ」 と手向けの言葉。
コンベンツアル聖フランシスコ会管区長は、 「刈入れは多いが、 刈入れのために働く人は少ない。 二人の司祭を恵んでくれた神に感謝。 しかし、 5年以内に召し出しを失う者も多い、 二人に言葉をかけて、 支えてほしい」 と呼びかけられた。
二人の新司祭は共に、 両親や家族、 育んでくれた身の周りのすべての人々への感謝の言葉を述べた後、 祝福をもって、 式を終えた。
林神父を囲む立川教会の人々を離れて、 愛徳カルメル会のシスターが 「仲間のシスターの従弟なんです。 二人とも一人っ子なんです」 と、 目に涙。 「山口神父は子供の頃、 机に顎をのせて話しを聞いたんですよ。」 と、 伊勢崎教会の日曜学校の先生や仲間。 「兄貴分として子供たちの人気の的なんです」 と、 宣教クララ修道会のシスター。
おだやかな、 愛に満たされた、 夕べになった。
横 顔
おかげさま 新司祭 林 正人
私の家は両親ともカトリック信者ではなく、 父は今でいうアルコール依存症で、 子供ながらに影響もあり、 友だちもあまりいませんでした。 私と従姉弟になりますが、 愛徳カルメル修道女会のシスターが国立修道院に行くように勧め、 小学校3年生頃、 教会学校に通い、 友だちも沢山できました。
小学校6年生のとき、 当時神学院長の早副穣神父様に洗礼を授けていただきました。 19歳のとき、 両親が離婚し浪人生でしたが、 働くようになり、 大学へは行かず、 9年間母親と共に働きました。
当時、 親子二人で苦労しておりましたが、 仕事帰りに幸福感に包まれました。
たしかに、 神様が私を見守って下さったのだと、 感謝しました。 その一瞬の神様への思い「私は救われた」という直感が、 私の司祭への道に繋がっていったように思います。
あるとき、 母が「貯金たまったわね」と言った言葉に、 今だと思い、 実は司祭の道に進みたいと話しました。
大分のトラピスト修道会へ行ったとき、 毎日クッキーは作られますが、 人が食べるには運ぶ人が必要で、 私は運ぶ人になりたいと思いました。 では運び手というとやはり教区司祭として呼ばれていると、 その時召命を受けました。 大分から帰る途中、 当時立川教会の主任司祭の岩橋淳一神父様に自分の心をうちあけ、 神学校に入りたい胸のうちを話しました。
今、 東京教区は新しいことに取り組もうとしています。 この動きの中で少しでも良いしるしになればと一緒に叙階された山口神父様と話しておりました。 叙階式には大きな喜びをいただきました。 たくさんの方々の顔が浮かんできて、 キリスト者としての歩みが一日に凝縮したように感じました。
これからの働きですが、 東京教区の優先課題、 外国人、 心のケアなど忘れられた小さな人に心を向け、 社会の中をもう一度見直す事が、 大切でしよう。
好きな言葉は、 「おかげさま」 です。 私はこの叙階式でたくさんの後輩の神学生に助けられました。 陰になって働いて下さった方々にありがとうございました、 と言いたいです。 私もおかげさまで神父になれました。
大司教が3つのお願い
ケルン週間にあたって
今年は東京教区がケルン教区と友好関係を結んでから、 ちょうど50年目にあたる。 このことを記念して、 両教区では代表団がお互いの教区を訪問し合い、 そこで行われる行事をとおして、 これまでの歩みをふり返り、 祝いをとおして感謝をするとともに、 今後の関係を検討していく方向で動いている。 3月20日~29日まで、 マイスナー枢機卿をはじめとするケルン教区からの訪問団が来日した。 この期間を 「ケルン週間」 として祝うにあたり、 岡田武夫大司教は50周年の意味を改めて説明し、 「祈りと献金」 の協力を教区の信者全員に呼びかけた。
岡田大司教は 「ケルン教区と東京教区の友好関係は、 対等な兄弟姉妹としての友好関係 (パートナーシップ) として始まり、 ケルン教区からの経済的な援助に対して、 東京教区は祈り (ケルン教区の召命のため) でこたえていくという関係を結んだ。50年の友好関係のなかで東京教区がケルン教区からいただいた経済的な援助は多大で、 東京カテドラル聖マリア大聖堂、 東京カトリック神学院、 上智大学、 数々の小教区の聖堂はこの援助によって建設された」 と説明された。
また 「援助のためのお金は余ったものをまわしてくれたのではなく、 ケルンの貧しい信者たちが生活を犠牲にして捧げてくれた献金である」 ことも強調された。
さらに 「両教区の友好25周年を機に、 東京教区はケルンの精神に倣ってミャンマーの教会の援助を始めた。 50周年にあたり、 今後もケルン教区と協力してミャンマーの教会を支えていきたい。 具体的には大神学校の建設の支援である」 と述べられた。
岡田大司教は50周年を祝うにあたり具体的に3つのことをお願いした。
ケルンの精神を学ぶ
1つは東京・ケルンの友好50周年の記念行事の趣旨を理解するために、 記念誌 『兄弟として』 をよく読み、 両教区の半世紀に及ぶ関係に感謝するとともに、 「ケルン教区の精神」 を学びましょうということ。
召命を祈る
2つはケルン教区の司祭、 修道者の召命のために祈ってほしいこと。
共同祈願の中で、 またミサ後に祈ることができるよう祈り文も用意されている。
献金の協力を
3つは献金のお願い。 今回の記念行事の費用をまかなうため、 またケルン教区と協力してミャンマーの大神学校の建設を支援していくためのものである。 献金は5月30日 (聖霊降臨の主日) まで行われる。
記念誌を配布中
前述のケルン教区との友好関係の記念誌 『兄弟として』 (B5版80ページ。 主な内容は東京・ケルンの友好関係の歴史、 ケルン教区の援助によってできた小教区等の施設、 友好50年をふり返る座談会など) は今年2月末に発行され、 各聖堂共同体 (小教区) をとおして信徒に無料で配布されている。
エッファタ
主日の教会のミサには、 実に様々な人々があずかっている。 そんななかでミサが終われば、 信者たちの談笑にも加わらず、 ひっそりと教会から去っていく人が多い。 そうした人々に対して熱心な信者たちは、 陰で 「手伝ってくれない」 と愚痴をこぼすが、 しかし、 そうした人々も、 教会の命を支えている得難い存在であることを忘れてはならない。 ▲妻子ある上司からレイプされて、 家に篭こもりきりになってしまったAさん、 夫の暴力に数十年も耐え続けてきたBさん、 自殺した父親を見て、 母親も死ぬのではないかと不安になり、 母親から片時も離れられなくなったCさん等々。 それぞれ、 教会に来て、 神に自分の限界を訴えて、 苦しい現実に耐えていけるよう恵みを求めるのに精一杯なのである ▲ミサにあずかったからといって、 茨と棘に満ちた彼女たちの人生は変わることなくこれからも続くだろうが、 信仰の光でみれば、 彼女たちは、 恵まれている人々よりもずっと強く憐れみ深いキリストによって抱きしめられているに違いない ▲当時の人々から軽蔑の眼で見られていたマグダレナやサマリアの女性などがキリストの憐れみを引き出し、 後の世のわたしたちの心を支えたように、 苦しい人生を生きる彼女たちの信仰は、 たとえ華々しく取り上げられなくとも、 深いところで教会の真の命を支え、 豊かなものにしているに違いないのである。 (MK)
21世紀の教会を創る
市川教会で講演会
2月14日、 市川教会 (主任司祭 大原猛) で、 森司教 (写真) を迎え 『教会のいのちを支えている人々』 と題して講演会が開かれました。 これは、 市川教会福音宣教部が 「21世紀の教会を創る」 というテーマで企画したもので、 今回は2回目です。 京葉宣教協力体 (市川・葛西・小岩・潮見) メンバーをはじめ、 習志野、 青梅などから合計130名ほどの信徒が集まり熱心に聞き入っていました。
森司教ははじめに、 教会は教理・秘跡・位階制の3本柱で支えられ、 この中に私たちは生かされていますが、 信徒の居場所・出番はあるのでしょうか。 「信徒」 の 「徒」 という言葉には 「徒労」 「博徒」 など 「役に立たない」 の意味が含まれていますが、 このまま、 このような考えで歩んでいっていいのでしょうかと問題を投げかけられました。
パウロは 「教会とはキリストの名を呼び求め聖とされた人たちの集まり」 (一コリント1・1-2) と言っています。 社会から軽蔑され、 闇の中で生きていたマグダラのマリアや徴税人マタイたちは、 日常生活の中でキリストと出会い、 直感的な福音体験によってその後の人生を支えられました。
教会はキリストを人生の支え・力・光ととらえ、 主として仰ぐ人々の共同体です。 その中で個人的福音体験を一人ひとりが分かち合い、 キリストの豊かさを表し伝えていきます。
弟子たち、 十二使徒の役割もこのキリストの豊かさを伝えていくことです。 知的な教えが先行するのではなく、 十字架から逃げ自分の弱さを知り宣教し始めたペトロのように、 人間の悲しみを救うキリストのすばらしさを理解し、 伝えていくことなのです。 教会のいのちを今日まで支えてきたのは、 このような信仰伝承です。
今、 私たちは常識の目でものを見、 人生の悲しさ、 汚れ、 罪深さが表に出てこない共同体を作っていないでしょうか。 カトリック信者はこうあるべきだというモデルを作り過ぎていないでしょうか。
信仰生活の面で司祭に依存し過ぎず、 自分の人生のありのままの叫び、 祈りに自信を持ってください。 教会の豊かさ、 深さを支えていくのは生活の中に生きているイエスとの関わりなのですと話を結ばれました。
この後、 質問の時間が設けられ、 本音で話せる教会を創るには、 信仰体験を証するにはどうしたらいいかなど活発に問いかけがありました。
【次回の講演会】
『外国人と共に生きる教会』
講師 アドルフォ・ニコラス神父 (カトリック東京国際センター目黒事務所所長)
4月17日 (土) 14時~16時 於/市川教会
一粒会
総会に先立ち選任式
神学生、 決意を新たに
3月14日、 一粒会総会に先立って、 午後2時から、 東京カテドラル聖マリア大聖堂において、 朗読奉仕者・祭壇奉仕者の選任式のミサ (岡田武夫大司教主司式) が行われた。
朗読奉仕者に選任された神学生は4名 (東京教区1名、 修道会3名)、 祭壇奉仕者に選任された神学生は5名 (東京教区4名、 修道会1名)。
岡田大司教は説教の中で、 朗読奉仕者に対し、 「皆さんは神のことばを信仰のうちに受け入れ味わい、 信じたことを自分の言葉によって説明し、 日々の生活の中で証しするよう求められています。 生涯、 信仰を深め、 霊的に成長するよう、 また生活の中で、 信じ教えたことを実行するように努めてください」 と話した。
朗読奉仕者に選任され聖書を授与される神学生 また、 祭壇奉仕者に対しては、 「所属する教区や修道会の課題を自分のこととして引き受け、 そのときに当然担うべきさまざまな問題や苦しみを、 主の御体、 聖体とともに天の御父にお捧げしてください。 キリストの祭司職の深い意味をよく学び味わい、 決意を新たにしていただきたい」 と述べた。
ミサの後、 会場を関口会館地下ケルンホールに移して、 一粒会総会が開かれた。
会長の岡田大司教のあいさつに続き、 議事に入った。 「2003年度活動報告および2004年度活動方針」 「2003年度決算報告および2004年度予算」 「運営報告」 が承認された後、 宣教協力体の発足に伴って会則が改正され、 各宣教協力体から一名の運営委員の選出が行われた。
女性と教会委が研修会
2月21日、 関口会館ケルンホールにおいて、 東京大司教区「女性と教会」委員会主催の研修会「共に学ぼう、 心の問題」の第3回講演会が110名の参加者を迎え行われた。
このシリーズの最終回として「 『心のケア』 教区の取り組みについて」と題して、 「心のケア」担当司祭小宇佐敬二神父に講演をしていただいた。 あらかじめ配布されたレジュメに従いながら、 同神父は山上の説教でイエスが示された教えをもとに、 教会の原点、 教会の本来あるべき姿を熱く語って下さった。 なお、 内容については教区ニュース3月号に掲載されている。
あいにく、 「心のケア検討委員会」(仮称)の活動開始が遅れているため、 取り組みの具体的な案は示されなかったが、 今回の講演会に自助グループの人々や、 精神障がい者また、 その家族の方々が多数お集まりになり、 聖書を持ち込んで熱心に聞き入る姿が印象的であった。 これはこの課題の持つニードの深さだと思う。 「教会が変わっていこうということです。」 という小宇佐神父の力強い言葉に大きな希望が感じられた。
「女性と教会」委員会がこの3回シリーズで取り組んできた課題は、 余りにも大きく、 まだまだ残された問題が山積する中、 研修会によって得た知識をいかに生かすかが今後の課題である。 しかし、 これらの活動が少なくとも私たちキリスト者として、 なすべき愛の実行への道しるべになればと望んでいる。
司祭の人事異動
岡田武夫大司教は2月23日付で2004年度の司祭の人事異動を発表した。 異動は4月11日の復活祭後に行われる。 幼稚園園長は4月1日をもって交代となる (順不同、 敬称略。 カッコ内は現任務)。
教区司祭
神田教会・築地教会主任を兼任 稲川保明 (神田教会主任)
築地の聖ヨゼフ幼稚園園長 藤岡和滋 (教区本部協力)
成城教会・喜多見教会主任を兼任 コンスタン・ルイ (成城教会主任)
喜多見教会協力 福島健一 (十字架のイエス・べネディクト会付)
教区本部付 油谷弘幸 (潮見教会主任)
引退 川原謙三 (築地教会主任・聖ヨゼフ幼稚園園長)
カトリック東京国際センター事務局長専従 川口薫 (市川教会助任)
潮見教会小教区管理者を兼任 幸田和生 (教区本部)
修道会・宣教会
市川教会助任 フィリップ・ボニファチオ (豊島教会在住)
麹町教会助任 ジェラード・バリー (紀尾井町修道院)
麹町教会助任 ハビエル・ガラルダ (麹町教会協力)
麹町教会協力 ミゲル・メンディサバル (麹町教会助任)
コロンバン会管区長 ダニエル・ホーガン (喜多見教会小教区管理者)
他教区 バレンタイン・デスザ (麹町教会助任)
他教区 高山親 (麹町教会助任)
吉祥寺教会助任 グェン・トルン・ジュン (長崎・小神学院)
他教区 Stefanus Mere (吉祥寺教会助任)
宣教協力体の名称が確定
2003年の復活祭より始まった宣教協力体の名称が最終的に確定した。 以下のとおり (カッコ内は聖堂共同体名)。
1 千葉北東部 (佐原・銚子・習志野・成田)
2 千葉中央 (千葉寺・東金・西千葉・茂原)
3 安房・上総 (鴨川・木更津・館山・五井)
4 東葛飾 (豊四季・松戸・亀有)
5 京葉 (市川・葛西・小岩・潮見)
6 荒川・足立 (足立・梅田・町屋・三河島)
7 下町 (浅草・上野・本所)
8 北・文京 (赤羽・関口・本郷・東京韓人)
9 中央・千代田 (大島・神田・築地・麹町)
10 港・品川 (麻布・高輪・目黒・六本木)
11 大田 (大森・蒲田・洗足)
12 世田谷北 (赤堤・世田谷・初台・松原)
13 玉川通り (三軒茶屋・渋谷・瀬田)
14 世田谷南 (上野毛・田園調布・碑文谷)
15 豊多摩北 (板橋・北町・志村・豊島)
16 豊多摩南 (下井草・関町・徳田)
17 武蔵野北 (秋津・清瀬・小平)
18 武蔵野南 (荻窪・吉祥寺・高円寺)
19 多摩東 (多摩・調布・府中)
20 多摩南 (喜多見・成城・町田)
21 多摩北 (あきる野・青梅・小金井・立川)
22 多摩西 (高幡・豊田・八王子・泉町)。
心の問題への取り組み
東京教区の 「心のケア検討委員会」 (仮称) が動きはじめました。 東京教区の課題として、この問題を意識し始めてから、 さまざまな人から知恵をいただき、 問題意識を深め、 整理し、 検討してきました。 ようやく委員会レベルでの検討会となりましたが、 まだ始まったばかりなので、 報告できる段階ではありません。 それより今、 これまでに獲得してきた理解の深まりや意識の方向を、 自分自身のうちに定着させていく作業の必要性を感じています。 それが新たな展開の基礎になっていくのではないかと思います。
二つの問題が私自身の内で強く意識されていました。 一つは 「増えてきている、 教会に訪れてくる 『精神の障がい』 や 『心の患い』 を負った苦しむ人々」 の事です。 医療現場への不信や不満も腹の底にはありました。 何かしなければと思いながら、 何もできない苛立ちもあったかと思います。
もう一つ、 「教会が病んでいる」 という実感です。 「病を負っている個々の信者」 の問題ではなく、 「日本のカトリック教会」 という集団ぐるみで陥っている患いを見たのです。 「共依存症」 という患いではないかと思います。 歴史的な検証などを踏まえながら、 この病識はますます鮮明になってきました。
解決の糸口すら見えなかったこの二つの問題が一つの課題として意識されたのは、 ある精神科の医師からの教唆によるものでした。 学生時代の友人であった彼と、 久しぶりに酒を酌み交わしました。 懐かしい話を肴に、 楽しい時を過ごしましたが、 その中で、 私の抱えている問題も、 医療現場への不満も、 教会のややっこしい問題も、 肴のネタになっていました。 彼には 「二つの問題」 が統合されていく課題であると見えていたのかと思います。 昔からの彼流のやり方で、 そのことに気づかせようと突っついてくれました。 おかげで気づきました。 気づいたとたん、 ばらばらに散らばっていた石が、 一つの石組みとして築き上げられていくのを感じました。
いくつかのキーワードがあります。 彼が語ったものなのか、 どこかで読み聞きしたものか、 定かではありません。
「健康な人が病気の人を癒せるわけではありません。 むしろ、 逆なんです。 病気を知っているから癒せる。 その人の痛みや苦しみが分かるから、 処方できる。 そして、 病気を一番良く知っているのは医者ではなく病人自身です。 だから、 医者は患者に聞きます。 癒しの力を一番持っているのは患者自身なんですね。」
「自分自身の病を知る事、 自分自身にとっての 『癒しのテーマ』 を持つことは、 治療者にとって最大の課題です。」
「『心の問題』 のケアをしていくのは、 とてつもない修行を積む事です。 相応の覚悟も必要ですが、 必ず、 治療に携わる側が人間的な成長を得ることになります。」
「統合失調をはじめ、 さまざまな精神障がいの患者さんたちと一緒に、 一日の大部分を過ごしています。 それがわたしの日常であり、 わたしの日常に異常はありません。」
「病院の外の世界のせこせことしたストレスを身に負いながら患者さんたちと接していると、 いつの間にかこちらの方が癒されているのですよね。 彼らは本当にいい人たちで、 気配りと心配り、 癒しの達人たちです。」
そう、 「教会が病んでいる」 ということは、 決して否定的な状況ではありません。 自分の病識をしっかりと持ち、 自分自身の 「癒しに向けたテーマ」 に取り組んでいくとき、 教会は 「癒しの場」 となることができるのです。 さらに、 教会を癒してくれるのは 「病み、 患い、 苦しむ人々」 なのです。 実は、 私たちすべてが 「世話を受ける側の人々」 だったのです。
(小宇佐敬二)
CTIC(カトリック東京国際センター)通信 第80号
「不法滞在外国人の情報」提供に反対の声を!
2004年2月16日、 法務省入国管理局は同局のホームページ上で 「不法滞在等の外国人情報」 の受け付けを始めました。 これは、 ホームページに掲載されている書式に従って、 「不法滞在と思われる人」 の名前や国籍、 住所、 電話番号、 職場、 人物を特定できるものなどの個人情報を入力すれば、 自動的に管轄の地方入国管理局に電子メールで送信され、 情報提供者の名前や住所、 メールアドレスなどの個人情報を明かすことなく、 誰でも簡単に情報を提供できるというものです。
私たちの周りで苦労しながら共に生きている隣人に関して、 「怪しい」 と 「思われる」 人を匿名で通報するという方法は、 神の似姿として創造された人間の尊厳を著しく傷つける行為であり、 小さな人々、 虐げられた人々をこよなく大切にされたイエスの福音にも反するものです。 それだけでなく、 こうした行為は、 滞日外国人のみならず、 日本社会全体に不信と不安を引き起こし、 健全な市民生活を脅かすものであると言わざるを得ません。
このような人間の尊厳、 基本的人権を無視した入国管理局の情報収集の仕方について、 教会の内外から批判の声が上がっています。
カトリック中央協議会の難民移住移動者委員会は、 ただちに法務大臣、 法務省入国管理局・局長に宛てて抗議の声明を明らかにし、 広くカトリック教会全体に抗議の行動を起こすよう呼びかけました。 CTICもこの呼びかけに応え、 2月18日付けで法務大臣、 入国管理局長宛に抗議の手紙を送付しました。
教会の外では、 「移住連」 (移住労働者と連帯する全国ネットワーク)、 「生活と権利のための外国人労働者一日行動実行委員会」 を中心に反対行動が活発に行われています。 2月19日には両団体が呼びかけ人となって、 教会関係者、 各種NPO団体、 労働組合等の代表が、 衆議院・議員会館において 「ホームページ上での情報提供募集の中止」 を法務省に申し入れをし、 CTICからは事務局長他、 スタッフ一名が参加しました。
抗議の声は全国に広がり、 移住連の声明に賛同する個人・団体の数は550にのぼっています。 さらに、 同声明は英語、 韓国語、 タガログ語、 インドネシア語、 ウルドウ語、 フランス語、 スペイン語、 ヒンディ語にも翻訳され、 国の内外を問わず賛同が呼びかけられています。 さらに、 国会議員へのロビーング、 議員署名の要請、 海外メディアへの働きかけも行われています。
人種・民族・宗教の異なる様々な人々が共に暮らすことによって、 私たちが互いの違いを認め、 多様で豊かな多民族・多文化共生の社会を築いていくことこそ神の望まれていることではないでしょうか。 パウロは 「あなたがたはもはや、 外国人でも寄留者でもなく、 聖なる民に属する者、 神の家族」 であると言っています (エフェソ2・19)。
外国人であるか、 寄留者であるかにかかわらず、 すべての人は神によって尊い存在とされた者であり、 皆で一つの家族を形作っているのです。 家族は互いに労わり合い、 支え合います。 そして、 この神の供えてくださった絆こそ、 日本で暮らす移住・移動者の方々にとって何ものにも替えがたい大切な拠り所です。
今回の法務省の決定は、 彼らのこうした支えを破壊するものであり、 神の国が豊かに育っていくことを妨げるものです。 どうぞ皆さん、 この問題に関心をもち、 福音の光に照らして、 今、 一人ひとりにできることを識別してください。
このような形での情報提供の奨励を中止してもらうために、 引き続き法務省に働きかけることが必要です。 前述の 「移住連」 では、 「入国管理局のホームページ上での情報提供募集の中止を求めます」 という声明への個人・団体の賛同を求めています。 声明への賛同のお願いの文書はCTIC目黒にありますので、 詳しくは目黒のセンターにお問い合わせください。 よろしくお願いします。
(川口 薫)
教区本部と諸委員会
この1~2年、 東京教区では、 小教区の再編成 (宣教協力体の発足) という課題とともに、 教区の3つの優先課題に取り組む態勢を作るため、 教区本部や教区諸委員会のあり方を見直してきました。
昨年から、 教区本部に 「本部事務局」 のほかに 「法人事務部」 「宣教司牧部」 「広報部」 「社会福音部」 を設けました。 「本部事務局」 は公的書類の発行・管理、 対外的な対応と教区事務全般を受け持つ部署です。 「法人事務部」 は宗教法人としての事務・財務・会計を担当しており、 教区墓地の管理や教区立幼稚園の統括も行っています。 「宣教司牧部」 は宣教協力体と教区の3つの優先課題の推進を目的として活動しています。 「広報部」 は教区長の考えや教区の動きを的確に伝えることを目的とし、 『東京教区ニュース』 や教区のホームページを作成したり、 さまざまな問い合わせに対応しています。 「社会福音部」 は、 人権や平和の問題について教区として対応すべきことを適切に行うこと (特に平和旬間への取り組み) を課題としています。
今年1月からは 「宣教司牧評議会」 が開催されるようになりました。 この中で特に、 教区として取り組む以下の3つの優先課題について、 信徒・修道者・司祭からの幅広い意見をいただいていきたいと考えています。
1.「信徒養成」 の課題は、 この宣教司牧評議会の場で基本的な考え方から話し合い、 多くの方の意見を伺いながら具体的なプランを作っていく予定です。
2. 「心のケア」 については、 精神医学・心理療法・ソーシャルワークなどの専門家から構成された 「心のケア検討委員会」 が2月から始まりました。 この中で 「教会としてすべきこと、 教会だからこそできること」 を見定めていき、 徐々に具体化していくことになります。
3.もう一つの課題 「外国人」 については、 カトリック東京国際センター (CTIC) を教区の 「難民移住者移動者部門」 として位置づけました。 その活動には 「相談」 と 「司牧」 の2つの面があります。 「相談」 の面はあらゆる国や地域の人に開かれていますが、 「司牧」 のほうは、 数が多く困難を抱えた状況にあるフィリピンとラテンアメリカの人を対象としています。 なお、 それ以外の外国人司牧についての窓口は教区本部事務局となっております。
その他の委員会については、 2つの点を考慮に入れて見直してきました。
(1) それぞれの委員会について、 現時点での必要性と役割を再検討し、 すでに当初の役割を終えたと考えられる組織を整理すること (「女性と教会委員会」 など)。
(2)教区の優先課題に関連するテーマについては、 できるだけ全体的なビジョンの中で進めることができるよう、 委員会と教区本部との関係をはっきりさせること。 そのため、 ある課題については教区本部で直接担当するようにすること (「教区ニュース」 は広報部、 「生涯養成、 聖体奉仕者・集会司式者養成、 終身助祭、 典礼」 は宣教司牧部、 「平和旬間」 は社会福音部が担当、 というように)。
以下の表では教区の活動のすべてが網羅されているわけではありませんが、 司祭の担当者を中心に、 教区長が任命した主な役割をまとめてあります。
1.教区本部
教区長: 岡田武夫大司教
総代理・教区本部調整役: チェレスティーノ・カヴァニャ
本部事務局 事務局長: チェレスティーノ、 次長:江部純一
法人事務部 部長: 門馬邦男 (教区会計)
宣教司牧部 部長: 幸田和生 (全般・養成プラン担当)
スタッフ: 小宇佐敬二 (心のケア担当)、 川口薫 (難民移住移動者担当)
広報部 部長: 立花昌和
社会福音部 部長: 小宇佐敬二
教区本部付 油谷弘幸、 今井康雄
カトリック東京国際センター (CTIC) 事務局長:川口薫
CTICめぐろ 所長:アドルフォ・ニコラス、 司祭スタッフ:ピエトロ・ヒエン
CTICかめいど 所長:渡辺哲郎
CTICちば 所長:大原猛、 副所長:マルコ・アントニオ、
CTIC運営委員会 委員長:岡田大司教、 副委員長:チェレスティーノ
委員:幸田和生、 小宇佐敬二、 岩井慶子、 川口薫、 ニコラス、 渡辺哲郎、 マルコ・アントニオ、 大原猛
東京管区教会法務事務局 (教会裁判所。 任期は2003年4月から5年)
法務代理:稲川保明
裁判官・絆の保護官:T.オブォンク、 橋口佐五衛門、 濱田了、 門馬邦男
公証官:油谷弘幸、 五十嵐秀和
2.教区長直属機関 教区長の使命遂行のための諮問機関です。
司教顧問会 (2002年1月から。 任期4年)
チェレスティーノ、 寺西英夫、 藤井泰定、 大原猛、 幸田和生、 立花昌和、 池尻広幸、 森山勝文
司祭評議会 (2004年1月から。 任期2年2期まで)
山本量太郎、 辻茂、 稲川圭三、 藤井泰定、 古川正弘、 高木賢一、 ロロピアナ・アキレ、 森山勝文、 池尻広幸、 ジョー・ブロデリック、 アンドレ・ボーガルト、 西川哲弥、 川口薫、 チェレスティーノ・カヴァニャ、 江部純一、 門馬邦男、 小宇佐敬二、 立花昌和、 幸田和生
宣教司牧評議会 (2004年1月から。 任期2年)
西川雅祥、 小林礼子、 宮下良平、 奥山マリアルイサ、 Anabelle Evangelista JULIAN、 君野昌子、 金澤雄一郎、 小泉洋子、 末松正子、 土屋實、 瀧島恵一郎、 松本巌、 ロロピアナ・アキレ、 山口文江、 細谷幸子、 金沢健二、 渡邉文紀、 南雲茂子、 後藤田せつ子、 辻茂、 高橋光明、 (チェレスティーノ、 幸田和生)
経済問題評議会 (2003年4月から。 任期3年)
門馬邦男、 チェレスティーノ、 江部純一、 大町彬夫、 加藤圭介、 大海龍生、 田代清和、 野坂澄子、 酒井幸子
神学生養成担当者 (2003年4月から。 任期2年2期まで)
山本量太郎、 小林祥二、 宮下良平、 晴佐久昌英、 伊藤幸史、 江部純一
宗教法人責任役員会 (任期3年)
代表役員:岡田大司教
責任役員:チェレスティーノ、 稲川保明、 門馬邦男、 岩橋淳一、 幸田和生
子どもと女性の人権特別委員会 (2004年中に開設予定)
司祭の性的虐待などについての訴えに公平な立場から対応するための委員会。
3.教区委員会・担当司祭
任期は2004年4月~2007年3月(3年間)です。 なお、 ここに記載したのは基本的には教区長が任命する司祭担当者のみです。 信徒の委員は担当司祭の推薦により、 教区長によって委嘱されます。
本部事務局担当
海外交流委員会 チェレスティーノ、 藤井泰定、 高木賢一、 レオ・シューマカ、 伊藤幸史、 江部純一
一粒会運営委員会 辻茂、 田中隆弘、 江部純一
司祭ケア委員会 江部純一、 西川哲弥、 田中康晴、 辻茂、 チェレスティーノ
カテドラル運営委員会 (教区本部からの委員) チェレスティーノ、 門馬邦男、 江部純一、 今井康雄、 久米倫男
宣教司牧部担当
エキュメニズム委員会 小林敬三、 関光雄、 幸田和生
教会学校委員会 稲川圭三、 加藤豊
青少年委員会 加藤豊、 シェガレ・オリビエ、 稲川圭三、 福島一基、 アルフレッド・セゴビア
インターナショナルデー委員会 福島一基、 レオ・シューマカ、 関光雄、 今井康雄、 江部純一
心のケア検討委員会 小宇佐敬二、 幸田和生
福祉委員会 小宇佐敬二
社会福音部担当
正義と平和委員会 大倉一美、 深水正勝
(靖国問題委員会は正義と平和委員会の中で活動する)
部落問題委員会 小宇佐敬二、 田村路加
4.その他
東京教区が設立した関連法人には以下のものがあります。 ここでは司祭担当者のみ記載しました。
(財)真生会館学習センター 森一弘 (理事長)
学生センター シェガレ・オリビエ、 (協力者:福島一基)
聖書センター 雨宮慧
(財)カリタスの家 理事長:岡田武夫
常務理事:三好満 常任理事:三好満、 小宇佐敬二
(学)愛心学園 理事長:小林敬三
東京教区聴覚障害者の会担当 稲川圭三
中央協議会関係で、 以下のものには教区としての担当司祭が置かれています。
広報 立花昌和
典礼 江部純一、 幸田和生
難民移住移動者 大原猛、 川口薫
カリタス・ジャパン 小宇佐敬二
正義と平和 大倉一美
部落問題 小宇佐敬二、 田村路加
第30回 「正義と平和」 全国集会・東京大会
第30回 「正義と平和」 全国集会・東京大会
B「もうひとつの世界は可能だ !」
~ 「排除」 から 「共生」 へ ~
今年の秋、 10月9日 (土) ~11日 (月) に 「第30回 『正義と平和』 全国集会」 が東京で行われることになりました。 この大会のテーマを表題のように置き、 広くご参加下さるようにお呼びかけいたします。
今、 わたしたちの地球が、 いのちが危機にみまわれています。 人間世界のみにくい汚れは、 地球全体をも覆いつくそうとしているのです。 戦争、 テロ、 拉致、 監禁、 拷問など、 報復の応酬、 憎しみの連鎖の中で数多くの人々が踏みにじられ、 貧しさや病気に苦しむ人々も後を絶ちません。 さらに、 自然破壊、 環境破壊の嵐が吹き荒れています。 戦争ほど大きな環境破壊はありません。 一部の人間がもてあそぶ豊かな生活の背後で、 自然界は崩壊寸前です。
何がこのような悲劇をもたらしているのでしょう。 何がこのような苦しみを生み出しているのでしょう。 それは人間です。
豊かさ、 便利さ、 快適さを追い求め、 自らの 「力の論理」 でそれを実現しようとしている人間なのです。 まるで、 かのアッシリアの富の神 「バール」 にも似た怪物が、 世界を支配し、 人類を振り回しているかのようです。
イエス様は 「貧しい者の幸い」 を説かれました。 父 (アバ) である神の手の中に、 神の愛する子として身を置くことを示してくださいました。 「人間の力の論理」 を捨て、 「神の子」 として 「神のいのち」 を生きるすべを教えて下さったのです。 今、 地球は人間のこの生き方を求めています。 大地は知っています。 いのちを育む土壌が何であるかを。 それは 「愛」 と 「赦し」 と 「深い共感」。
いのちのため、 地球のため、 小さなものであるわたしたちの力を集め、 「一緒に働こう」 と呼びかけます。 イエス様の道を歩めば、 いのちも地球も新しくなることができるのです。
主の霊がわたしの上におられる。
貧しい人に福音を告げ知らせるために、
主がわたしに油を注がれたからである。
主がわたしを遣わされたのは、
捕らわれている人に解放を、
目の見えない人に視力の回復を告げ、
圧迫されている人を自由にし、
主の恵みの年を告げるためである。
(ルカ4・18-19)
第30回 「正義と平和」 全国集会・東京大会 会長
東京大司教 岡田 武夫
私にとっての教会(17)
恩田和子 (本所教会)
《いつも喜んでいなさい。 絶えず祈りなさい。 どんなことにも感謝しなさい》
(テサロニケ信徒への手紙)
これは私の大好きな聖書の言葉です。 この言葉を胸に”いつも心に太陽を!”と思うのですが、 やはり私も弱い人間。 色々な事で悩み、 腹が立ったり悲しんだり・・・。
ため息を吐きながら教会のミサに行く日もあります。
そんなとき、 ミサの中で聖書のみ言葉・神父様のお説教を聴いて、 ハッとさせられることが度々あります。 いま私が思い悩んでいること、 後悔している事に対しての慰め、 叱咤激励、 まさに諭しになっているのです。 この時、 「あぁ、 神様はいつもそばにいて下さる!」 と感じ喜びで満たされます。
こんな私にとっての教会は 『ゆりかご』 のような存在です。 赤ちゃんに安らぎを与えてくれる 『ゆりかご』 のように、 神様の愛で私たちを包み、 その愛に気づかせてくれる所だと感じます。
でも、 小学生の頃は聖書の言葉が難しく、 ミサが長く感じました。 「なぜ日曜日なのに早起きして教会に行かなければならないの」 と思うときもありました。 それでも通ったのは、 要理教室と聖歌練習、 友だちとの交流が楽しかったからです。 だから今、 子供たちに神様のもとに集う喜びを感じてもらいたいという気持ちで微力ながら教会学校・中高生会のお手伝いをしています。 私も楽しみながら!
教会では、 多くの人との出会いがあります。 共に祈り、 さまざまな気持ちを分かち合う中にも神様の愛を感じます。 《共にいてくださる神様》この喜びをまだ知らない多くの人たちに伝えていくことができますように!
交差点
素敵な映画観てください
「あしがらさん」ポレポレ東中野で一般公開
路上発、 希望のドキュメンタリー映画 「あしがらさん」。 誰もが一度は見かけたことのある路上で生活する人たち。 でも、 立ち止まって気にかけたことはないでしょう。 この映画はそんな”あしがらさん”を一人の若者が3年間見つめ続けて生まれた物語です。 シリアスなのにユーモラス、 次第に人とのつながりを取り戻していく様は、 私たちを笑いと優しさで包みます。
「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、 わたしにしてくれたことなのである」 というイエスさまの言葉が心に響いてくるような、 そんな映画です。
小学生から大学の先生、 映画関係から福祉関係まで、 幅広い層から支持を集めている本作。 この機会に是非ご覧になってください。
4月3日 (土) よりポレポレ東中野 (TEL 3371-0088)にてモーニングショー。 連日朝11時より一回上映。
当日券は一般1,500円、 18歳以下・シニア1,000円、 小学生以下700円、 親子 (小学生) ペア2,000円。
投稿: 堀江美帆 上野毛教会
<作品解説より>
この映画の主人公の 「あしがらさん」 は20年以上も新宿の路上で生きてきた。 残飯で飢えをしのぎ、 心を閉ざして誰とも付き合わない。 あるとき、 あしがらさんの笑顔に触れた作者は 「この人をもっと知りたい」 そんな気持ちでカメラを回し始める。 ポツポツと語られる言葉に耳を傾け、 二転三転する状況に寄り添う。 撮る者と撮られる者、 3年におよぶ撮影でいつしか生まれた信頼が、 思いもかけない変化をもたらす。 新たな人生を歩みだしたあしがらさんの姿は、 私たちに微笑と希望を与えてくれる。 それは 「人生とは?希望とは?人とのつながりとは?」 と静かに問いかけているのかもしれない。
第28回日本カトリック映画賞
映画と講演の夕べ
2004年 「広報の日」 特別企画
第28回日本カトリック映画賞
映画と講演の夕べ
ヒバクシャ-世界の終わりに
-あなたも 「ヒバクシャ」?
放射能は確実にこの地球を汚染し続けている-
監督:鎌仲ひとみ 制作:グループ現代
2004年5月21日 (金) セシオン杉並 (地下鉄丸の内線 「東高円寺駅」 徒歩5分)
18:00~ 授賞式・上映 ヒバクシャ-世界の終わりに(115分)
20:10~ 講 演 鎌仲ひとみ監督 (終了予定 20:45)
大人 当日 1,500円 前売り券発売所
(前売り 1,300円) スペースセントポール (関口教会内) 03-3941-4971
大学生以下 1,000円 イグナチオ教会案内所 03-3230-3509
車椅子・障害者 1,000円 サンパウロ四ツ谷書店 03-3357-8642
主催: カトリック映画視聴覚協議会 (SIGNIS 〔旧OCIC〕 ・JAPAN)
共催: カトリック東京大司教区広報部
問い合わせ先: カトリック中央協議会広報
TEL03-5632-4431 FAX03-5632-4457
教会・修道院巡り (103)
青梅教会
首都圏西部の中核地、 青梅市。
緑の山々と多摩川、 そしてその渓谷沿いの美しい風景、 四季を通じて豊かな自然に恵まれた奥多摩への入り口、 青梅市。
青梅教会 (守護の聖人 聖トマス小崎) は、 東京教区の最西端に位置する教会で、 JR青梅線の東青梅駅から徒歩五分の所にあります。
ただ地元では、 カトリック青梅教会よりも、 隣接している聖母幼稚園の方が名が通っています。
当教会は、 1959年にドイツ・ケルン教区からの援助金により、 設立されました。 立川教会の巡回教会としてのスタート当時は、 20~30人ほどでいっぱいになるぐらいのささやかな聖堂で、 徐々に信徒が増えるにつれ、 時に内改築しながらの対応でした。
行事の都度、 ミサ後に頑丈な重いベンチを窓から外に出し入れしながらの、 それでいて狭いながらも楽しい素朴な我が家でもありました。
また、 教会を語るとき忘れてはならないのは、 教会設立当初より同じ敷地内にある、 宮崎カリタス修道女会青梅修道院と聖母幼稚園の存在です。
教会を知らなくとも、 聖母幼稚園を知らない人はいないくらい、 地域に根づいている幼稚園で、 日曜学校についてもシスターのお世話になっております。
おかげで信徒数も増え、 当初の聖堂では収容できなくなってきました。
当初より修道院・幼稚園と共に育んできた教会は、 1997年8月に現在の新聖堂が献堂されました。 同時に、 聖母幼稚園の園舎も新しくなりました。
現在の信徒数は約400人、 福生教会の解散により青梅教会に転籍された方もいます。
主任司祭は稲川圭三神父様で、 あきる野教会主任司祭も兼任され、 保護の聖人聖トマス小崎に支えられ護られ、 今日も青梅の街道を忙しく走っています。
そのような関係で、 主日のミサは第1、 3、 5日曜日が11時から、 第2、 4日曜日が9時からと変則的になっています。
また、 青梅市は老人施設が多く、 青梅教会だけでなく他の教会から入所されている方も多くおられます。
教会活動の一環として福祉部が組織されており、 メンバーが神父様と一緒に、 定期的にこれらの入所者の方を訪問する活動を積極的に行っております。
四季を通じて、 訪れる人の心を豊かにしてくれる青梅にどうぞお出かけ下さい。
東京カテドラル 聖マリア大聖堂
新オルガン披露演奏会
2004年5月8日 (土) 午後7時開演
演奏:ロレンツォ・ギエルミ
★ 入場料 2,000円 (全席自由)
★ チケット販売(予約・お問い合わせ)
東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所
03-3941-3029 (9:00~12:00/13:00~17:00)
◎ 以下の場所でも委託販売を行います (電話での予約は承りません)
・聖イグナチオ教会案内所 (JR/丸の内線/南北線 「四ツ谷」 駅下車)
・書店 「サンパウロ」 (JR/丸の内線/南北線 「四ツ谷」 駅下車)
主催 カトリック東京大司教区 (東京カテドラル聖マリア大聖堂)
後援 教皇庁大使館 イタリア文化会館
詳しくはこちらをご覧下さい。 >>> 新オルガン披露演奏会
★テキストリンク切れ★
真生会館・学習センターが新しい企画
真生会館・学習センターは、 この4月から新しいコースを始める。
一つは、 心を病む人々を支える家族をサポートするための土曜日のコース。 これは、 不登校、 引きこもり、 摂食障害、 自傷行為などなど、 心を病んだ人々と共に生き、 サポートしなければならない家族を少しでも支えようという意図のもとに企画された。 ベテラン講師を招き、 土曜日の午後に二つのコースを聞く。 修道会で仲間の会員を世話しなければならない修道者たちにも開かれている。
もう一つは、 洗礼を受けて間もない信者の養成を意図したものである。 具体的な対象は、 受洗後10年未満の信徒、 および幼児洗礼を受けたが、 その後学びの機会がないままに過ごしてきた信徒である。 金曜日の夕刻、 午後6時30分からのコースと土曜日の午前10時30分からの二つのコース。
申し込みなどのお問い合わせは、 真生会館・学習センターに。 03-3351-7123
インターナショナルデー2004
インターナショナルデー2004
2004年5月16日(日)
東京カテドラル
テーマ THEME
ONE HEART
ONE SOUL
SUNTDAY,16th MAY
TOKYO CATHEDRAL
BINTERNATIONALDAY 2004
マリア様とともに Let us pray with Mary
平和を祈るfor Peace
国際ミサ International Mass
13:00~14:30 1:00~2:30pm
ワールドバザー World Bazaar
アトラクション Cultual Performance
国際カラオケと交流 Global Karaoke
子どもの広場 Children’s Games
11:00~17:00 11:00am~5:00pm
合唱団員募集
ミサで各国の聖歌を歌いませんか?
Everyone invited !
<練習 Choir practice>
第1回 5月 9日3:00~5:00pm
第2回 5月15日2:30~5:00pm
場所:カテドラル構内
Rail: From Mejiro Station (JR Yamanote-Line) take bus No61 in front of Sakura-Bank to Chinzan-So.
Subway: Edogawabashi (Exit 1A) or Gokokuji (Exit 6), Both Yurakucho Line.
構内は駐車できません。 Parking Is Not Available.
問い合わせ:福島神父 (関口教会 03-3945-0126)
Information: Fr.Leo Schumacher (Meguro Church 03-3941-5461)
創立75周年の記念ミサにどうぞ
高円寺教会
今年、 高円寺教会は創立75周年を迎える。 記念のミサが5月9日 (日) の午後2時より行われる。
ミサ後、 ホールと中庭で親睦の集いもある。 「どなたでもどうぞ」 とのこと。
投稿募集
東京教区ニュースでは、 今年より読者の皆さまからの投稿を受け付けます。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、 写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください (未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館 東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)、
電子メール info@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
通勤・通学黙想会
―静かな夕べを過ごしませんか?―
4/16(金)20:00~4/17(土)10:00(毎月第3金曜日20:00~翌朝10:00)
マリア会、シャミナード修道院で
(〒102-0071千代田区富士見1-2-43 Tel/03-3261-2965 Fax/03-3261-8612)
テーマ:聖霊を受けなさい(ヨハネ20.19~31)
費用:1回\1,000(当日徴収)
申込み・問合せ:開催日の一週間前までに下記へ
シスター小林Tel/0424-83-4501 Fax/0424-81-1644
e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp 詳細は http://marianist.netty.ne.jp/ マリアニスト黙想チーム
マリアの御心会より 祈りのご案内
下記いずれも マリアの御心会で
(JR信濃町駅下車徒歩2分 〒160-0012 新宿区南元町6-2)
問合せ・申込み:Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089 e-mail: midorif@jca.apc.org
「来て、見なさい」プログラム
4/25(日)10:00~16:30 (ミサ有)
テーマ:「わたしはあなたを名で呼んだ」(イザヤ43.1)
指導:竹内修一神父(イエズス会)
対象:結婚、修道生活、独身生活を選定したい20~30代の独身女性
費用:\500
持ち物:聖書
祈りの集い
4/17(土)18:00~20:00
テーマ:「人生で一番大切なこと」
対象:どなたでも
師イエズス修道女会より
新企画 <時>を祈る
毎月第1木曜日18:00~20:00
典礼センターピエタ 2F聖堂で(Tel/03-3351-2692 Fax/03-3351-3426)
4/1 復活に向けて-希望の光
5/6 マリアのように-母の心
召命黙想会 -沖に漕ぎ出しなさい part4-
5/1(土)16:00~5/3(月)14:00
八王子 カーザ・アルベリオーネで(祈りの家 〒192-0001八王子市戸吹町1490)
指導:山内堅治神父(聖パウロ会)
対象:未婚の女性信徒(40歳位まで)
参加費:\6,500(2泊3日)
申込み締切:4/24(土)
連絡先:師イエズス修道女会(典礼センターピエタ 〒160-0004新宿区四谷1-21-22
Tel/03-3351-2692 Fax/03- 3351-3426)
担当:シスター平松・北爪
e-mail: pdvpj@msi.biglobe.ne.jp (シスター朝穂)
神様ブレイク 4月は休みです
黙想会へのご案内 ―光を求めて―
4/23(金)20:00(夕食を済ませて集合)~4/25(日)15:00
上野毛カルメル修道院で
指導:星野正道神父(カルメル修道会)
対象:30歳までの未婚女性信徒・求道者
会費:\10,000
持参品:聖書、筆記用具、洗面用具
申込み:4/15(木)まで下記へ
聖パウロ女子修道会黙想会係 シスター菊池
〒107-0052港区赤坂8-12-42
Tel/03-3479-3941 Fax/03-3479-5198 e-mail: sanpaoline@pauline.or.jp
マリアニスト巡礼ウォークのお知らせ
4/29(祝)9:30~16:00
集合場所:東急田園都市線・二子玉川駅改札口前
解散場所:東急東横線 多摩川駅予定
内容:ミサ、巡礼ウオーク、分かちあい
対象:老若男女どなたでも
引率:清水一男神父(マリア会)
参加無料 持ち物:ロザリオ、弁当、飲み物(水筒)、敷物、雨具、タオルなど
問合せ・申込み:4/18(日)までに下記へ
シスター小林(汚れなきマリア修道会)
Tel/0424-83-4501 e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp
池田真(シャーデ事務局)
Tel/03-3783-0509 080-5427-9021 e-mail: mkti05101@yahoo.co.jp
いやしのためのミサ
4/11(第2日曜)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)
問合せ:羽村Tel/03-3414-6940
祈りの集い
4/17(土)16:30~「女性の視点からの聖書深読」
18:30~ミサ:瀬本正之神父(イエズス会)
メルセス会管区聖堂および会議室で(杉並区高円寺南5-11-35)
ミサ後、時間に都合のつく方と共に夕食
対象:どなたでも
参加費:無料
問合せ:メルセス会第4修道院(杉並区高円寺南5-11-35)
Tel/03-3315-1550 e-mail: tokyodaiyon@nifty.com シスター松田延代
召命黙想会
5/21(金)18:30(夕食から)~5/23(日)15:30
メルセス会日野修道院・別館で(日野市程久保4-7-2)
指導:瀬本正之神父(イエズス会)
対象:女性信徒
1.道を探している人 2.選んだ道をよりよく生きるために祈りたい人
参加費:\8,400
申込み締切:5/19(水)
問合せ・申込み:〒166-0003杉並区高円寺南5-11-35メルセス会第4修道院
Tel/03-3315-1550 e-mail: tokyodaiyon@nifty.com シスター松田延代
講座・研修会等
「カトリック教会の教え」を学ぶ会
4/17 6/19 9/25 12/18(土)14:00~16:00
関口会館ケルンホールで
講師:岡田武夫大司教
参加費:1回\500(会場および資料代、当日支払い)
対象:どなたでも
持参品:1.「カトリック教会の教え」(カトリック中央協議会刊 2003)2.聖書
問合せ:北・文京宣教協力体協議会 学びの会実行委員会
飯野 Tel/048-281-3370 中本 Tel/03-3827- 7629 南部 Tel/03-3984-4063
2004年度 東京カリタスの家
ボランティア養成講座
5/22 6/5 6/19 7/10 7/17 9/11 9/25 10/16 10/30 11/13(土)13:00~15:30(全10回)
カトリックセンターで(文京区関口3-16-15)
テーマ:「見よう、聴こう、話そう」
会費:\5,000
定員:60名(定員になり次第締切)
申込み開始日:4/1(木)
申込み・問合せ:Tel/03-3943-1726・1727(東京カリタスの家)
キリスト教精神に基づいた生涯学習講座
2004年4月~7月期
いずれの講座も真生会館学習センターで(JR信濃町駅下車右手へ1分)
申込み方法・問合せ先:電話またはハガキ、申込み用紙に、住所・氏名・講座番号・講座名を記入して下記へ
〒160-0016 新宿区信濃町33 真生会館・学習センター Tel・Fax/03-3351-7123 http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp
土曜の午後のシリーズ講座
総合テーマ「限りなき進歩の流れの中で」
下記いずれも土曜日13:30~15:30
1.企業・職場など経済の分野に関して
4/17 4/24 5/8 講師:鎌田慧(ルポライター)
参加費:3回連続で\3,000(1回ごとは\1,200)
2.情報などの分野に関して
5/15 講師:隈本邦彦(NHK名古屋放送局報道部)
5/22 講師:菅原伸郎(ジャーナリスト)
5/29 講師:魚住昭(ジャーナリスト)
参加費:3回連続で\3,000(1回ごとは\1,200)
3.科学技術の分野に関して
6/5 講師:上田昌文と市民科学研究室の方々
6/12 講師:藤田康元(技術と社会研究センター)
6/19 講師:上田昌文(市民科学研究室代表)
参加費:3回連続で\3,000(1回ごとは\1,200)
4.キリスト者・福音の視点から
6/26 講師:中谷功(フランシスコ会司祭)
7/3 講師:宮本久雄(ドミニコ会司祭)
7/10 講師:松田佳子(聖心侍女修道会会員)
参加費:3回連続で\3,000(1回ごとは\1,200)
主日の聖書を生きる
4/19 4/26 5/10 5/17 5/24 5/31 6/7 6/14 6/21 6/28 7/5 7/12(月)10:30~・13:30~
講師:G.ロベルト神父(淳心会)
参加費:1回ごと\500
初心者のためのキリスト教入門
4/20 4/27 5/11 5/18 5/25 6/1 6/8 6/15 6/22(火)19:00~20:30
講師:森一弘司教
参加費:9回\4,500
ヨハネに訊く
4/7 4/14 4/21 4/28 5/12 5/19 5/26 6/2 6/9 6/16 6/23 6/30 7/7(水)10:30~12:30
講師:G.ロベルト神父(淳心会)
参加費:13回\6,500
共観福音書にみるイエスの姿
4/21 4/28 5/12 5/19 5/26 6/2 6/9 6/16 6/23 6/30(水)14:00~15:30
講師:M.クリスチャン神父(淳心会)
参加費:10回\5,000
ルカによる福音書を読む
4/22 5/6 5/20 6/3 6/10 6/24 7/1 7/15(木)10:30~12:00
講師:山内堅治神父(聖パウロ修道会)
参加費:8回\6,600
和善耕心
4/15 4/22 5/6 5/20 5/27 6/3 6/10 6/17 6/24 7/8 7/15(木)13:30~15:30
講師:松田清四朗神父(コンベンツアル聖フランシスコ会)
参加費:11回\5,500
初心者のためのキリスト教入門
4/16 4/23 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25(金)14:00~15:30 講師:森一弘司教 参加費:9回\4,500
旧約聖書に親しむ
4/16 4/23 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9(金)10:30~12:00
講師:前島誠(ユダヤ教・聖書研究者)
参加費:12回\10,000
最近洗礼を受けた人たちのために-1年コース-
5/14 5/21 5/28 6/4 6/18 6/25 7/2 7/9(金)18:30~20:30
講師:森一弘司教、松田清四朗神父、高木賢一神父
参加費:8回\4,000
心を病む人々を支える人のための学びのコース
Aコース:4/17 4/24 5/8 5/22 6/5 6/19 7/3(土)13:30~15:30
講師:森一弘司教、鳥越由美(心理療法室主任)
参加費:7回\5,000
Bコース:4/17 4/24 5/15 5/29 6/12 6/26 7/10(土)13:30~15:30
講師:森一弘司教、岡崎清子(心の相談室「であい」)
参加費:7回\5,000
信徒のための1年間コース
5/8 5/22 5/29 6/5 6/19 6/26 7/10(土)10:30~12:30
講師:松田清四朗神父(コンベンツアル聖フランシスコ会)
参加費:7回\3,500
現代日本においての神の救いの福音
5/8 5/15 5/22 5/29 6/5 6/12 6/19 6/26(土)10:30~12:00
講師:平原陽一神父(東京教区)
参加費:8回\4,000
“出会い”を求めて
4/17 4/24 5/15 5/29 6/12 6/19 7/3(土)10:30~12:00
講師:粕谷甲一神父(東京教区)
参加費:7回\5,800
キリスト教入門を教える人のために
4/17 4/24 5/15 6/5 6/12 7/3(土)10:30~12:00
講師:森一弘司教
参加費:6回\5,000
学び合い2年間コース
2003年5月から2年間(土)10:30~12:00 継続中
学び合いの会
4/17 6/12(土)10:30~12:00
参加費:1回毎\500
東方キリスト教の霊性・神学・美術を学ぶ
4/24 5/8 5/22 6/12 6/19 7/3(土)16:00~18:00
講師:荻野弘之他(上智大学教授)
参加費:6回\6,000
聖書と美術
4/17 5/15 5/29 6/5(土)16:00~18:00
講師:D.ジュリアーノ(聖ペトロ・パウロ労働宣教会会員)
参加費:4回\3,300
カトリック登り行く人生の会・主催の講座
下記の申込み・問合せ:〒116-0013荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102ビ・モンタント東京事務所
勤務時間:火・木・土14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
5会場での勉強会
全会場同一条件、会費:\300~\500 申込み不要 時間:13:30~15:00
1.4/6(火)立川教会で 指導:泉富士男神父
2.4/6(火)事務所で 指導:塚本伊和男神父
3.4/20(火)三軒茶屋教会で 指導:泉富士男神父
4.4/21(水)成城教会で 指導:塚本伊和男神父
5.4/23(金)高輪教会で 指導:泉富士男神父
気軽に聖書を読む会
4/23(金)14:00~16:00
幼きイエス会修道院で(JR・地下鉄丸の内線、南北線四ツ谷駅前)
指導:吉山登神父
テーマ:聖書と文学
会費:\1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読んでみたい人、聖書研究会は堅苦しいと思っている人、視点を変えて読み更に信仰を深めたい人
パッチワーク・キルト同好会
5/13(木)11:00~15:00
ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスの掛け布団カバーを作り、社会福祉に役立てます。ふるってご参加ください。
第40回 聖F・ザビエル友ゆうクラブ俳句会
5/20(木) 11:30~15:30
神田教会で
投句:季題(柏餅、新樹、母の日)通して3句を住所・氏名・電話番号・所属教会・出欠を必ず明記し 〒101-0065千代田区西神田1-1-12神田教会内「聖F・X俳句会」または下記係宛 締切り:5/10(月)必着
参加資格:不問
会費:当日\1,000、年会費\2,000
持参:筆記用具、天景(\500以下の品)
運営:選句、食事(準備あり)、披講、互評、連絡、散会(結果は作品を全会員に郵送)
係:木田英也 〒279-0011浦安市美浜1-6-61 Tel・Fax/047-355-7478
当日、10周年記念合同句集を代金引換で渡します。
なごみ短歌同好会
4/24(土)10:30~14:30
八王子教会2F和室で
投稿方法:用紙は自由、自由題3首以内、住所・氏名・電話番号・所属教会・出欠(投稿のみは欠席)を明記し、会費\500(為替同封)
送付先:〒192-0066八王子市本町16-3八王子教会内「なごみ短歌同好会」
締切り:4/17(土)
別途当日会費:\1,000(昼食費)
当日の予定:発表・互評、定刻散会
指導:富永松男(元聖霊学園中・高校長) Tel/0426-74-6230(添削希望者はその旨書けば電話で助言)
フランス語で聖書に親しむ会
-フランス人講師を囲み、楽しんで聖書を学びませんか-
4/19(月)18:30~20:00新学期開講(毎月曜日)
上智大学カトリックセンター地下1階会議室で(上智大学北門の手前を左に入る)
講師:ベジノ神父(上智大学名誉教授)
フランス語中級程度
問合せ:Tel/03-3330-7043石田(木・金・土除く) 03-3675-6509橘木 042-383-3940外山 (エバンジル会)
♪ 音楽会等♪
オルガンの夕べ
4/23(金)18:00ミサ終了後(18:35頃から約30分)
麹町(聖イグナチオ)教会主聖堂で
オルガン演奏:深井李々子(キリスト教音楽学校、ルーテル学院大学講師)
入場無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会
問合せ:Tel/03-3263-4584
グレゴリオ聖歌とオルガンのひととき
4/18(日)13:00~14:00
カトリック田園調布教会大聖堂で(大田区田園調布3431 東急東横線多摩川駅徒歩5分)
曲目:復活祭のミサより固有唱・通常唱、聖母賛歌他
演奏:久野将健(オルガン)、上村京子(指揮)他
入場料:自由献金
主催:カトリック田園調布教会グレゴリオ聖歌研究会
問合せ:大川 Tel/03-3321-2687 二瓶 Tel/03-3720-6421
教区のホームページに 「情報広場」 を新設
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