2022年ケルンデー

2022年01月17日

第2次世界大戦の傷あとの癒えない1954年、当時ドイツのケルン大司教であったヨゼフ・フリングス枢機卿は、ケルン大司教区の精神的な復興と立ち直りを願い、教区内の信徒に大きな犠牲をささげることを求めました。それは、東京教区と姉妹関係を結び、その宣教活動と復興のための援助をするという形で実現されました。それ以降、ケルン教区からは戦災で焼失した教会、諸施設の復興のため、毎年多額の資金が寄せられました。

東京とケルンで姉妹関係を結ぶにあたり、ケルン教区では「東京デー」、東京教区では「ケルンデー」を定め、祈り合うという形がスタートしました。姉妹関係25周年の1979年からは毎年1月の第4日曜日が互いの「東京デー」、「ケルンデー」と定められています。

また、姉妹関係25周年にあたり両教区は、ケルン教区の精神をさらに発展させようと考え、ミャンマーの教会を支援することに合意しました。

今年のケルンデーは1月23日。東京教区では「2022年 ケルン教区のための祈り」を作成いたしました。同じ日に東京のために祈りを献げているケルン教区の兄弟姉妹のためにお祈りください。

また、ケルン教区では、いまだ苦難の中にあるミャンマーの教会のために、ケルン教区と東京教区が心を合わせて祈ることを呼びかけています。日本語訳を紹介いたしますので、お祈りいただければ幸いです。

※東京教区とケルン教区、ミャンマーの教会との関係の詳細は東京教区ウェブサイト「ケルン・ミャンマーとの友好関係」コーナーをご覧ください。

 

2022年ケルン教区のための祈り

聖パウロはわたしたちに

「同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つに」するよう説きました。

まさにこのみことばのように、ケルン教区は東京教区を助けてくださいました。

わたしたちが彼らの優しさに感謝し、その愛と信仰から学ぶことができますように。

わたしたちもへりくだって人々に手を差し伸べ、彼らと心を一つにすることができますように。

私たちの主イエス・キリストによって

アーメン

(カトリック東京大司教区作成)

ミャンマーのための祈り

平和の神よ

暴力、紛争、抑圧によって生活と幸福が脅かされ、苦しみの中にあるミャンマーの人々のために祈ります。

信仰と、一致と、真理を守るための強さと勇気を保ち続けることができますように。

絶望に屈することがありませんように。

天の国を見上げ続けることができますように。

分裂を避け、家族として一致し続けることができますように。

友情と愛に結ばれ続けることができますように。

真理を守り、キリストに結ばれ、福音に自らを献げ続けることができますように。

キリストのみことばを欠けることなく宣べ伝え、平和を守る者となることができますように。

すべての人の心が平和へと向けられますように。

私たちの心が悪に直面しても勇敢であり、新しいいのちへの希望を保ち続けることができますように。

アーメン

(2021年5月16日、ミャンマー人信徒との特別ミサにおける教皇フランシスコの祈りより)
訳:カトリック東京大司教区広報