マリア ヨゼフィーナ仲田多津子先生帰天のお知らせ

2021年04月28日

卒業生の皆様へ                       

麻布みこころ幼稚園前園長、マリア ヨゼフィーナ仲田多津子先生(90歳)が4月25日夕刻に帰天されました。

鶯がさえずり若葉萌える新しい季節、、、仲田先生らしい旅立ちです。
最期まで枝光会の先生方と一緒に、伊皿子の幼稚園の子ども達の賑やかな声を聞きながら過ごされました。大変穏やかに静かに息を引き取られたそうです。

55年以上もの歳月を麻布みこころ幼稚園の子ども達のために、全身全霊で細やかに向き合い、生涯をお捧げ下さいました。全園児、卒業生の記憶は完璧でおじさんおばさんになっても「やだ○○ちゃん、どうしてるの?」と人懐っこい愛情いっぱいの笑顔でフフフと声をかけられた卒業生がたくさんいらっしゃると思います。
卒業生のお一人から、歳を重ねてからは人は少しずつお借りした能力を神さまにお返ししていくのだと先生がおっしゃっていらしたと伺いました。
天に召され、新しい命を受けられた先生は今、みこころの子ども達の心の中で一人一人ともっと深く結ばれ、今まで以上に勇気と力を下さることでしょう。

今日の仲田先生は、今にも目を覚まして起き上がってにっこりなさりそうでした。

ご葬儀は密葬となります。ご供花、お花料等もご辞退とのことでした。皆さまお家でお祈りくださいませ。

緊急事態宣言が解除され少しウイルスが落ち着いた夏頃、仲田先生が10年前に心を尽くして建ててくださったこの園舎の一室で、先生のためのお祈りの機会を設けたいと思います。

またホームページでご案内いたします。

訃報を聞いて何かできることはありませんか?お気を落とされませんように、、、とお声をかけてくださる温かい卒業生に力づけられ、仲田先生に倣い、教職員一同心ひとつに、みこころの名のもとに集められた子どもたちと丁寧に向き合ってまいりたいと思います。

どうぞこれからもお祈りと応援をよろしくお願い申し上げます。

麻布みこころ幼稚園 大熊 裕紀

追伸

昨日の泣いていた空と打って変わって爽やかな晴天となり仲田先生のご葬儀の朝を迎えました。27回生の卒業生が、大切に、この時まで預かってくださっていた仲田先生のメッセージを皆さんにお届けしたいと思います。

ごきげんよう。2013年頃、仲田先生が『わたしがボケたり、もしものことがあったら皆んなに伝えてね』と言われたことを、できる限り正確に再現してみました。

みこころ幼稚園 卒園児、卒園児のお父さま、お母さま、おじいさま、おばあさま、関係してくださった皆様へ

私は神様からお借りした身体を神様にお返しすることにしました。誰もが生まれたとき、神様から身体をお借りします。そして神様は私たちの目が見えるようにしてくださり、耳が聴こえるようにしてくださり、立って歩けるようにしてくださり、笑えるように、文字が書けるように、人や花などを愛せるようにしてくださいます。

歳月を重ねると目が悪くなって見えづらくなったり、耳が聴こえづらくなったり、記憶が曖昧になったりして、少しずつお借りした能力を神様にお返ししていきます。若くしてその能力を神様にお返しする人もいます。

もし、私の記憶が曖昧になったら、それは私が記憶を神様にお返しすることにしたと思ってください。

そして、最後は1つのものを除いて神様にお返しし、神様のもとに行きます。

皆さんも私も1つだけ神様から頂いてお返ししなくてよいものがあります。

それは『魂』です。

私はこの私がずーっと持っていられる魂でみこころ幼稚園に関係した全ての方々を永遠に愛していることを忘れないでね。あなたのこと、ずっと愛しています。

とのことです。

仲田先生のことをご存知の方でしたら、このお言葉が仲田先生のお考えであると感じていただけるとおもいます。

27回生 神田光教