教区の歴史
一粒会総会への挨拶
2014年03月09日
一粒会の皆さん
本日は、事務局長で、一粒会も担当している高木賢一神父とともに、ドイツ・ケルン教区に出張のため皆さんの総会には出席できません。あらかじめ用意したこの手紙をもって挨拶に代えますことをご諒解ください。
一粒会の皆さんにはいつも司祭養成のためにお祈りと献金をいただいております。2014年の総会に際してあらためて感謝申し上げます。
2月23日(年間第7主日)、カテドラルで二人の神学生が朗読奉仕者に選任されました。二人とは
ミカエル 泉 雄生(ゆう)さん、
パウロ 野口邦大(くにひろ)さん
です。どうかお二人のこれからの歩みのためにお祈りください。
また4月より小金井教会出身のフランシスコ 小田武直(おだたけなお)さんが東京教区の神学生として日本カトリック神学院へ入学します。小田さんの道のりを主なる神が導き支えてくださるよう祈ってください。
現代の荒れ野で多くの人が悩み迷い、そして孤立し、孤独に苦しんでいます。わたしたち教会はこの現代の荒れ野において、いわば「オアシス」となって人々に神の慈しみを現し伝えなければなりません。
司祭とはこの神の民である教会において、神の民に仕えながら、神の言葉をのべ伝え、主の晩餐の記念であるミサをささげ、主イエスの使命に身をささげるものです。
イエスの招きに答えて司祭の道を志す人をどうか送ってください、と祈ってください。
本日の福音はイエスが悪魔の誘惑を退けた話です。
実際、この世界は誘惑と危険でいっぱいになっている世界です。司教・司祭、そして司祭への道を歩むものが主イエスに倣い、悪の誘惑を退けることが出来ますよう、皆さん、お祈りください。
皆さん、どうか、よい四旬節をすごし、復活の豊かな恵みを受けられますように。
2014年3月9日、四旬節第一主日