教区の歴史

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教皇大使離任に際しての大司教挨拶

2011年06月27日

(2011年6月27日のミサ中の謝辞)

 

駐日教皇庁大使アルベルト・ボッタルリ・デ・カステッロ大司教様、

東京教区を代表して感謝の言葉を申し上げます。

大司教様はこのたび6年にわたる日本での教皇庁大使の任務を終了されハンガリーへ転任されると伺いました。非常に名残惜しいことでございます。

大使はこの6年の間に幾度となくこの大聖堂にお越しいただき、わたしたち東京教区の司祭団とご一緒にミサをささげ、また親しくメッセージをくださり、またひと時の懇親を共にしてくださいました。改めて厚く御礼申し上げます。

この6年間、東京教区は多くの課題に取り組んでまいりました。大使におかれましては何かにつけて親切かつ寛大にわたしたちをご指導しご支援してくださいました。また、司教協議会会長であったわたしを、忍耐を持って支え導いてくださったことをわたしは生涯忘れることはありません。

また在任中、二人の東京教区出身の日本人枢機卿様方、浜尾枢機卿と白柳枢機卿が帰天されました。お二人の帰天は日本のカトリック教会にとって、大きな悲しみでした。お二人の葬儀はこのカテドラルでささげられ、大使にはご一緒にお祈りいただきました。ありがとうございました。

ハンガリーに赴任されてからの益々のご活躍とご健康を祈ります。

 

2011年6月27日