お知らせ

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Tangible Ⅱ第2号

2024年07月04日

「聖体授与の臨時の奉仕者」養成に関して

大司教 菊地 功
補佐司教 アンドレア・レンボ

Tangible Ⅱ 6月号巻頭にアンドレア・レンボ補佐司教による「私たちは『聖臨奉?』」が掲載されました。その中でいくつか誤解を招く表現がありましたので、お詫び申し上げるとともに、東京教区の「聖体授与の臨時の奉仕者」養成に関して、現時点でお答えできることに関してご説明いたします。

はじめに、教区生涯養成委員会による「聖体授与の臨時の奉仕者」養成は独自で奉仕者を養成することが困難な小教区を支援するためのものであり、現在、各小教区において適切な方法で養成され、奉仕いただいている「聖体授与の臨時の奉仕者」を廃止し、取って代わるものではありません。

なお、「聖体授与の臨時の奉仕者」は、しかるべき時間をかけて検討を重ねた後、適切と考える時期に、教区生涯養成員会による養成と小教区による養成を一つの制度として統合することも将来的に検討しております。

また、実際に「聖体授与の臨時の奉仕者」養成講座が開講される際には、受講を希望される方の所属教会や居住地によって不公平が生じないよう、複数の場所で開講することを検討しております。

教区生涯養成委員会による信徒の奉仕職の養成は、決して、各小教区における自律的な使徒職の養成に異を唱えるものでも、否定するものでもありません。両者が、相互補完的に神への奉仕を務める使徒職となることを願っております。