お知らせ
東京教区ニュース第357号
2018年11月08日
目次
多様性における一致は、まず司祭たちから
10月24日から26日にかけて、富士箱根ランドで、司祭集会が開催された。菊地大司教が教区長に就任して、初めての司祭集会であり、5月に発表された大司教の宣教司牧指針「多様性における一致を掲げて」の理解と展開のために、司祭たちが時間を共有した。
今回の司祭集会は、司祭たちの分かち合いのプログラムを中心に進められた。外国人信徒の司牧の課題、養成の課題(9月より始まった入門講座担当者の養成だけでなく、教区全体の養成も含めた)、宣教協力体の課題、典礼の課題、災害時の対応の課題などを中心にグループに分かれ、意見を出し合った。どの課題も大きな問題なので、すぐに取り組めるというものではないが、教区全体の意見を吸い上げての具体化が期待される。
菊地大司教の誕生日は11月1日、それに加え、今年は60歳の還暦を迎えることもあり、25日の夕食時にはサプライズプレゼントが贈られた。
最終日の締めくくりのミサの中で、菊地大司教は司祭たちに向けて、「自分の司教職は、司祭、修道者、信徒たちと共に歩む資質であると理解している。急激な変化というよりは、時間の経過を振り返って変化を感じるものが理想である。そのためには当然のことながら、司祭団の協力が必要である。その一つの機会として今回の司祭集会に感謝している。特に叙階の秘跡を受けた者に求められる、神と人と信仰に対する誠実さに結ばれている意識をいろいろな機会に確認しよう」と呼びかけた。
中国との「暫定」合意 最近のバチカン動向
菊地功大司教
このところ、教皇様やバチカンの動向に関連して、いくつかの事柄が日本の一般のニュースでも取り上げられています。一つは、教皇様の来日の可能性について、そしてもう一つが中国政府との司教任命に関する合意についてです。
教皇様の来日の可能性については、最終的にはバチカンと日本の政府間の交渉ごとになるため、教皇様の意向は示されましたが、政府間での最終的な決定はまだ行われていません。いまは期待を込めて、その行方を見守っているところです。
中国政府との合意は「暫定」合意と言われており、その内容が公開されていませんので、報道されていること以上のことは、まだわかりません。ただバチカンと中国政府との間では、長年にわたって外交交渉が続けられているのは事実であり、そこには複雑な歴史的背景もありますから、バチカンと中国の交渉の歴史について詳しい、前カトリック中央協議会職員の松隈康史さんに解説をお願いしました。
『バチカンと中国政府は北京で9月22日、司教の任命方法をめぐる暫定合意に署名しました。同日バチカンは、教皇の指示なく「叙階」されていた8人(うち1人は昨年死去)の中国人司教を認めたとも発表しました。
中国のカトリック教会は長い間、政府公認と非公認の2つの教会共同体に分かれていました。政府公認の教会は独立自主を掲げ、教皇による司教任命に反対し、独自に候補者を選び、「叙階」するのが建前でした(実際にはバチカンが承認している人がほとんどでしたが)。しかし8人は、本当にこの方法で「叙階」され、うち3人は破門の状態にあったのです。倫理的に資質を疑問視されている人すらいます。
ある報道によると、暫定合意では司教候補者を教区の聖職者、修道者、信徒の代表からなる選挙で選び、結果は中国当局に知らされることになっています。これは長い間続いてきた政府公認の方法ですから、特に驚く内容ではありません。しかし今回目新しいのは、その結果が外交ルートを通してバチカンに伝えられ、調査を経て、教皇が最終的に決定するという点です。
中国や香港の教会内部では「宗教への締め付けを強める政府にバチカンが屈した」と失望の声が広がっていますが、中国政府にとっても極めて敏感な合意と言えます。なぜなら中国の法律では、宗教団体は外国勢力の支配を受けないと規定されているからです。にもかかわらず今回、中国政府は教皇の最終決定権を認めたというのです。
教皇がフランシスコになって以来、両国は実務的な対話を重ねてきました。他にも台湾問題など難題がありますが、司教任命こそ最難関でした。非難も多い合意ですが、これで中国の全司教が教皇と結ばれることになりました。(以上、松隈記)』
果たして今回の合意が、中国本土に1200万人はいると言われるカトリック信徒の信仰の自由と教会の福音宣教の自由を保障することにつながるのかどうかは、まだ定かではありません。また、中国における現政治体制や、教会のこれまでの長年にわたる苦難の歴史を考えるのであれば、簡単にすべてが解決するとも思われません。
教皇様ご自身は、「この暫定合意は、長く慎重な対話の歩みの実りであり、中国のカトリック教会の善と、社会全体の調和のために、教皇庁と中国当局のより前向きな協力を容易にすることを目的としたものです」と述べられました。
教皇様の意向にあわせ、中国にいる兄弟姉妹に信仰における平和がもたらされるように、ともに祈り続けたいと思います。
子どもたちが集まったミサ、現代の殉教者に心を向けたミサ
10月、カテドラルで行われた二つの印象的なミサについて報告します。
一つは10月14日(日)午後に行われた「子どものミサ」です。毎年行われているミサですが、今年は菊地大司教にとって初めての「子どものミサ」でした。今年のミサのテーマの聖句はルカ福音書の徴税人ザアカイのエピソードから「今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい」(19・5)でした。ミサ後の大聖堂前でのゲームを楽しむ子どもたちやリーダーの姿もまた印象的でした。
もう一つのミサは、10月27日(土)午前に行われた「聖オスカル・ロメロ大司教列聖感謝のミサ」です。聖オスカル・ロメロ大司教は、10月14日(日)にローマで列聖された現代の殉教者です。エルサルバドルの首都サンサルバドルの大司教であった彼は、1980年3月24日、夕方のミサ中に暗殺されました。エルサルバドル大使館の依頼で、カテドラルで感謝のミサが行われました。菊地大司教は説教の中で、ロメロ大司教の歩みを振り返りながら、現代社会に生きる私たちとの共通点を指摘し、このミサに参加したことを回心への機会にするように勧めました。
左より菊地大司教、ロメロ大司教肖像、
教皇大使ジョセフ・チェノットゥ大司教、
エルサルバドル大使マルタ・リディア・セラヤンディア・シスネロス閣下
CTIC カトリック東京国際センター通信 第223号
日本社会で活躍する外国につながる青年たち
CTICで働くようになって、外国人の子どもたちと接するようになり15年以上が経ちました。2000年代前半にCTICが企画していたキャンプに来ていた子どもたちもすでに社会人となり、さまざまな分野で活躍しています。
フィリピン人の母親を持つ守部(津田)友理香さんもその一人です。彼女は葛西教会の日比青少年グループで活動し、大学院では心理学を学び臨床心理士になりました。
彼女は都内の病院で精神科・小児科で働きながら、異文化を背景に持つ青少年の心理について研究を重ね、多文化に関わる青年たちの力になりたいと、当事者やその家族、支援者や実践者、学校の教員・研究者をつなげ、多文化ユースネットワーク
(Facebook: https://www.facebook.com/groups/914594795390090/)を立ち上げ、多文化に関わる若者が力をつけるためのアクションを起こしていこうとしています。CTICも活動準備に関わり協力しました。
アクションの第1弾として、9月23日(日)、明治学院大学白金キャンパスにて「多文化ユースのためのライフ・キャリア・ワークショップ」が開催されました。このワークショップの目的は、就職活動を控えた若者を対象として、多文化を生きるための必要なスキルや姿勢、心構えについて学び、それを踏まえたうえで自身のライフ・キャリアプランを考え、自己選択し、発展させていくためのヒントを得ることです。午前中は、多文化理解についてのワークとシェアリング、午後はパーソナルブランディングについて学び、実際に自分をアピールすることにチャレンジしました。
ワークショップには、高校生から大学生・社会人・シニアの方まで異なる立場の人々が集い、自分自身を知り、お互いを知り合うなどのグループワークを通じて、始終和気あいあいとした雰囲気で、学びと気づきの時間を過ごすことができました。参加者からは、「新たな自分を発見できた」などの意見や「第二回もやってほしい」などの次回の開催を望む声も聞かれました。ワークショップを終えて、友理香さんは「今後の展望として、日本の多文化共生社会の実現のためにできることをユース同士で考え、学び合い、そのためのネットワーキングの場を広げていきたい」と意気込みを見せていました。
近年日本では、日本で生まれ育った外国人や、両親の母国で生まれ子どもの頃に日本に来た人、外国で生まれた育った日本人など、日本にはいろいろな外国につながる若者たちが増えてきました。そのような若者の中にはアスリートとして素晴らしい活躍を見せ、マスコミをにぎわせている青年たちが何人もいることは周知の通りです。すでに日本では、見た目や話す言葉で日本人であるかどうかを判断できなくなっています。
教会の中でもそのような青年達が活躍し始めています。彼らは、日本人と外国人を結ぶ懸け橋として、多文化共生の教会づくり、「多様性における一致」に、自然な形で大きな役割を果たしているのではないでしょうか。
中村潔
CTVC カトリック東京ボランティアセンター No.67
「被ばく牛と生きる」上映会
震災と原発事故後CTVCは、被災地の方々の思いをお聞きし、東京に住む人たちと分かち合ってきました。震災、原発事故によって、人々の暮らしがどう変わってきたのかがメインでした。いのちを考えると言っても、生きとし生けるものすべてに目を注ぐことまでは達していませんでした。それほどまでに人間が打ちのめされていたからだと思います。
南相馬市と浪江町にまたがる「希望の牧場」の吉沢正巳さんとの出会いが、私たちに人間以外のいのちについて考えるきっかけを与えてくれました。そして上映会が実現しました。
映画は東電福島第一原子力発電所にほど近い浪江町、大熊町に住む畜産農家の物語です。原発事故から2か月後、国は“警戒地域内にいる全ての家畜を殺処分する”指示を出し、避難を強いられた多くの農家は殺処分に応じました。しかし吉沢さんはじめ少数の畜産農家が被ばく牛を生かすことを決意。警戒地域の中に住みながら、あるいは避難先の二本松市の仮設住宅から通って、被ばく牛の世話を続けます。国からの支援もなく、故郷も仕事も奪われながら、経済価値のない牛を生かし続ける畜産農家の心情を5年間にわたって記録した作品です。
切ない映画でした。30年、50年、5代目などと長く畜産業を営み、一頭一頭に名前を付けるほど家族と同じくらいに愛おしく育てた牛を、被ばくして経済価値がなくなったからと言って殺せるはずはありません。牧場の隣の空き地が汚染物の仮置き場に指定されたため、50年近い牛との暮らしをあきらめざるを得なくなった無念さ。経済価値の有無でいのちの価値づけがなされていいのかと、私たちに根本的な問いかけを求めている映画でもあります。
この映画を見ればだれもが事故の影響の大きさに驚き、「原発は必要ない」と確信するのではないでしょうか。 休憩をはさんで、CTVC責任者の幸田司教から2018年の浜通りの現状についてお話をしていただき、まだ終わっていない福島の現実を共有しました。
カリタスの家だより 連載 第107回
東京カリタスの家のアンテナショップ
東京カリタスの家の「みんなの部屋」は、心の病や精神障害がある方々が通ってグリーティングカード(クリスマス・イースターなど)や手芸品などの創作やグループ活動を通して癒しや励ましを与え合う場です。
開所以来約40年の間、すでに帰天されたスペインのシスターをはじめ、沢山のボランティアさんや職員に温かく見守られながら活動してきました。今でも利用者、ボランティア、職員での全員家族のような明るく温かい雰囲気はずっと変わりません。
毎年、クリスマスカードや手芸品を作成して教会バザーなどで展示・販売していますが、手作りの温かみのある作品は多くの方に喜んで頂いています。特にこの1、2年は全ての作品の技術が向上し、反響も大きくなっていると感じています。おかげで利用者さんの意欲もますます向上、他の人の作品の出来栄えに互いに感動しながら刺激され、それぞれの心と体のペースを大切に楽しんで製作をしています。
そういう結果の積み重ねから、今年12月、みんなの部屋は新たなチャレンジを始めることになりました。関口教会入り口にある関口会館教区スペースの一部(売店「セントポール」隣)を東京カリタスの家のアンテナショップとして、東京教区のご好意でお借りすることができたのです。そこでみんなの部屋の作品もより大きく展示していただけることになりました。クリスマスカードやリースなどのクリスマスグッズ、その他季節に縛られないマスコットや刺繍入りの布巾、手編みのマフラーや編み込みハンガーなど、今まで狭いスペースに並べられていた作品は、これから広いスペースに、より良い形で皆様にご覧になっていただけるよう、美しい飾りつけで並べられていくことと思います。特に今はクリスマスカードの製作に追われていますが、今年度の新作として松ボックリのサンタさんも登場しています。リースもより一層素敵なデザインになって目下製作に大忙しの日々を送っています。 みんなの部屋の利用者さんの中には人とのコミュニケーションがあまり上手く取れない方もありますが、新たな機会を得て、作品作りを応援して下さる方々と出会い、少しでも人と交わる喜びや楽しさ、充実感を感じて貰えればいいと思います。そういった社会への小さな参加活動を通して自分への自信や肯定感が強まることを期待しています。
現在は障害を持った方の社会参加や就労へのステップアップの手段として、地域活動支援センターや就労継続支援事業所、障害者職業支援センターなど様々なサポート期間が活動しておりますが、様々な事情によりまだそういった施設にたどり着けない方もいらっしゃると思います。そういった方の足がかりとして利用者さんがこの場所を足掛かりにして次のステップにつながれば、と思います。もちろんみんなの部屋はいつ帰ってこられても今まで通りの利用者さんたちの実家です。嬉しい時につけ、苦しい時につけ、立ち寄って下さるホームグランドのような場所であり続けたいと思っています。
どうぞ東京カテドラルにいらしたときは「セントポール」に立ち寄り、本などをご覧になったあとにでも、みんなの部屋の作品やカリタスの家の案内などもご覧になって行って下さい。この新しい場が、いろいろな人との豊かな交流の場所、人との交わりを大切にする新しい福祉分野の場となれるように願っています。その実現のためにも是非皆様にも加わって頂きたいと思います。
ゆっくりとおしゃべりもできるようにテーブルと椅子も準備してお待ちしています。
新連載 知っていますか?私たちの「信仰」を?
「共に歩む信仰の旅 ─同伴者イエスと共に─」
入門講座担当者の養成講座が9月8日(土)より始まった。教区の将来に向けた画期的ともいえる取り組みでもある。一つの動きがきっかけとなって変化につながることが期待される。関心の継続性、記憶のためにも、教区ニュースにおいて、報告していくこととなった。今回はその初回である。
再びの始動から、「ウェルカム・テーブルを考える会」の誕生
髙木賢一 教区事務局長
2013年の「信仰年」をきっかけに、東京教区では、再度、生涯養成委員会が立ち上がりました。
その際、10年後の東京教区の在り方を見据えると、これからの教区では、様々な試みが求められるであろうことが見通されました。信徒たちが信徒を養成する必要性が生まれることは容易に想定されましたが、これを実現するための準備に費やすべき時間が、これから、どれ程かかるかと考えると、そのための具体的な対応は急務であるという理解に至り、生涯養成委員会において、具体的な準備を進めることになった次第です。
そのような理解のもとに生まれた分科会の一つが、「ウェルカム・テーブルを考える会」です。
当初、生涯養成委員会の中には、もう一つの分科会である「入門講座担当者養成講座」というグループがあり、その目指す内容は、「信徒が信徒を養成することができるようになるための準備」ということに、軸足が置かれていました。
しかし、議論の回数を重ねるうちに、まず、「司祭の数が減っていく中で、一人の司祭が、複数の教会を担当し、主日ミサの司式に専念せざるを得ない状況で、司祭単独で、どこまで、新しく教会を訪れた人たちに関わることができるのだろうか? 自ずと限界が顕わになってくるのではなかろうか?」ということが、懸念されました。
次に、「これから司祭が不足して、一つの教会に一人の司祭が常駐できなくなった時が来ると、どうしても、特定の教会に通う求道者が、受洗準備として、要理教育を受けるために、『拠点教会』と呼ばれるような大きい教会に通わざるを得なくなる。しかし、その際、その求道者が、それまで通っていた教会ではなく、その『拠点教会』に属したいと希望するようになると、求道者を送り出した側の教会は、新しく教会を訪れた人たちを、自分たちの仲間として迎える機会が、ますます減っていってしまう。それこそ、『大きい教会は、ますます大きくなり、小さい教会は、ますます小さくなるばかり』という状態にならないだろうか?」ということが、同時に、懸念されるようになったのです。 そこで、
①新しく教会を訪れ、洗礼を希望するようになった求道者を迎えた教会が、その人を信仰生活に導くための機会を提供すること。 ②同時に、その時、その人には、教会共同体の一員に加わっているという自覚を持ってもらえるような関わり方をすること。
③その上で、要理教育が行われる「拠点教会」に送り出すためには、どのような教会の在り方が考えられるか? という内容が話し合われることになりました。
このような経緯のもとに生まれたのが、「ウェルカム・テーブルを考える会」であり、私たちは、この分科会の名称を字義通りに解釈し、新しく教会を訪れた人を迎えるための「受け皿」を作れば、それで事足りる、とは思っていません。折に触れて、私たちの教会の体質改善も含めた提言をさせて頂きたいと思っております。
新しく教会を訪れた人たちが、信仰生活へと歩みを続けていくための一連の流れの最初に「ウェルカム・テーブル」があり、その後、具体的な学びの場として、要理教育が提供される。その要理教育を担当することのできる信徒たちの養成をするのが、「入門講座担当者養成講座」であるということなのです。
ついに、始まりました!
猪熊太郎 教区生涯養成委員会担当司祭
この数年、岡田大司教(当時)に集められ、検討を任せられた数人の司祭たちが、東京教区の今後10年間を見据え、主任司祭が不在の教会であっても、教会を訊ねて来る人々を迎える仕組み。そして、そのような人々の中から、入門講座や受洗を希望する人々が出てきた場合、その人々に対する学びの機会を提供する仕組みを考えてきました。
私たちの共通認識は、この仕組みを実現するためには、司祭の数が目に見えて減少してしまう前に、何よりも、まず、信徒の養成をする必要があり、しかも、それは、急務であること。具体的には、将来、何処かの教会に派遣されて、今まで、主に、司祭たちが担っていた入門講座を担当することのできる信徒を養成すること。そのための講座を立ち上げることでした。 残念ながら、途中、何回かの中断があり、教区長の交代などもあったために、201 5年に検討が始まった準備は、2018年になって、菊地大司教の呼びかけのもと、ようやく、実現する運びとなりました。
嬉しく、また、喜ばしいことに、この呼びかけに対して、教区内21の小教区から、40〜60歳代の29名もの方々が応募をして下さいました。
去る9月8日(土)のオリエンテーションによって開講した講座に参加した受講生は、第1期生として、今後、1年半におよぶ準備期間を経て、教区長に認定を受け、自身の所属教会ではない教会に派遣されます。そして、学びを続けながら、派遣後、最低3年間は、入門講座や受洗を希望する人々のために働くことになります。
教会内には、様々な奉仕職があります。
一つの小教区に限定された奉仕職である、集会司式者・聖体奉仕者などとは違い、今回の奉仕職は、小教区の枠を超えて、イエスのもとに集められた人々のために、イエスの出来事を「記憶し、宣べ伝え、奉仕する」者となる準備をするものです。
何の問題もなければ、2019年1月には、第2期生の応募も始まります。 皆さまにより多くの関心を持って頂き、また、講座への参加を検討して下さるように、これから、しばらくの間、教区ニュースを通して、第1期生たちの「声」をお届けします。
10年後の小教区を考えて、既に、各小教区において、様々な準備が始められているとは思いますが、私たちの試みが、そのような皆さまと共に歩んでいく一助になればと思っています。
皆さまのお祈りとご声援をお願いします。
教区司祭紹介 第79回
マリア・フランシスコ 赤岩 聰 神父
1970年9月8日生まれ 2006年3月5日司祭叙階 市川教会主任司祭
様々な歩みに、常に変わらず寄り添っていたのは、キリストの福音でした
ご出身は?
赤岩 東京の大田区で生まれましたが、世田谷区で育ちました。両親、二人の妹、私の五人家族です。
子どもの頃の思い出は?
赤岩 小児ぜんそくだったので、医師から運動を勧められていたこともあり、家の近くの馬事公苑の周りを毎朝走っていたことを思い出します。
他には、小学生の時に、来日中のマザーテレサと握手したことが印象に残っています。
信仰との出会いは?
赤岩 母はミッションスクールに通っていた関係で洗礼を受けていました。父は子どもたちの受洗にはあまり賛成していませんでしたが、幼い頃から母に連れられて、教会に行き、日曜学校にも通っていました。ちょうど初聖体の時期に、父の承諾を得て、一つ下の妹と共に受洗の恵みをいただきました。
落ち着きがなく、優等生タイプではありませんでしたが、侍者奉仕は比較的喜んでやっていました。春休みなどに、お弁当持参で平日の朝ミサに行き、侍者をして、その後司祭館で朝食を神父様方と一緒にいただいたことは召命の原点になっているかもしれません。
そのような生活はずっと続いたのですか?
赤岩 中学生になる直前に引っ越して所属教会が変わった上に、学生時代は、体育会系の部に所属していたので非常に忙しく、試合や練習の合間を縫って、主日のミサには可能な限り行くという状態になりました。
教会とのつながりを持ちながら、司祭召命への展開は?
赤岩 大学の卒業旅行に聖地巡礼に行ったり、漠然と考えていましたが、相談した神父様に「社会人生活を経験してからでも遅くはない」と言われたことや、周囲の友人たちの反対もあり、就職することを選びました。 「良いモノを売って、お客様も、自分もハッピーになる」という勝手なイメージを持って、メーカーに就職しました。大阪への転勤の際に、将来のことを深く考えたことが、今の司祭召命につながっていると思います。大阪時代に通っていた教会では、ミサ後に「召命のための祈り」を唱えていましたが、自分自身が呼ばれているような気がしました。
入社当初は人事部門で、その後営業部門で働きましたが、自分が使わないコンタクトレンズを売るなどしていて、どこかで満たされないものを感じていました。また、本当に自分にとって良いモノとは、自分を常に支えてくれたキリスト教のメッセージではないかと思ったりもしました(その内容を深く理解していたわけではありませんでしたが)。
具体的にはどのように踏み出したのですか?
赤岩 まず大学卒業前に相談した神父に連絡しました。彼は「東京教区の司祭に相談するように」と言ったので、実家の近くの北町教会の古川正弘神父に相談したところ、「まずは小教区の体験をしてからの話だね」と言われ、会社の上司や同期などに反対されましたが、6年弱在籍した会社を退職し、北町教会に通い、小教区体験が始まり、東京カトリック神学院に入学するまで続きました。
それまでと違う生活、ミサ以外の教会の姿に触れたわけですね?
赤岩 確かに小学生の頃は、教会に入り浸っていましたが、中学生以後は、ミサ中心の信仰生活だったので、実際に小教区の現場に接するのは新鮮な面がありました。古川神父様もいろいろな体験の機会を用意してくださり、一緒に食事をする際には、ご自分の経験を交えて話をしてくださいました。
神学院での生活で印象的だったことは?
赤岩 神学院入学前の小教区での体験は、限られたものでしたが、入学し、司牧実習が始まり、実習先の小教区などで、様々な神父や信徒の方々と出会えたことが強く印象に残っています。
司祭に叙階されてからフランスに勉強に行かれましたが?
赤岩 将来、司祭となる神学生の知的養成に関わる役割を担うために、パリのカトリック大学に派遣され、倫理神学を学びました。
フランスで生活する中で、感じられたことは?
赤岩 入学前の語学の勉強では苦労しましたが、本格的に神学が始まってからは課題の量が多くて更に大変でした。
パリ外国宣教会の本部が宿舎でしたが、学期中は週2回ほどパリ郊外の小教区に、夏休みには地方の小教区や巡礼地に手伝いに行きました。
そうした体験から感じたことは、信徒の役割が明確で、その活動が活発であるということです。すべての小教区というわけではありませんが、日常の小教区の管理や、様々な講座も信徒の方々が責任をもって積極的に担当されていました。また信徒の養成、聖書の学びのための各種テキスト類が充実していました。
司祭の役割は、秘跡の執行、信徒の活動のサポートが中心で、信徒との役割の違いが明確で、司祭と信徒との協働が機能していました。日本の教会にとっても参考になり得るかもしれません。
好きな聖書の箇所は?
赤岩 「平和を実現する人々は幸いである」(マタイ5・9)です。
VIVID
ミサ・祈りの集い・黙想会
■江戸の殉教者記念祭のお知らせ
11/18(日)高輪教会で
9:30~日曜学校の子供達による殉教劇「高輪の丘の上で」の上演
10:00~江戸の殉教者記念ミサ 司式:菊地功大司教
12:10~高輪教会から札の辻までの巡礼
12:50~江戸の殉教者に捧げる祈りの式典 札の辻で
全行程雨天決行
問合せ=高輪教会Tel/03-3441-5556
http://www.catakanawa.com/entry-9.html
■聖書で祈る個人同伴の黙想会
11/23(金・祝)16:00~11/25(日)15:00
マリアの宣教者フランシスコ修道会宮城野修道院で(神奈川県足柄下郡箱根町宮城野167-25)
対象=40代までの独身女性信徒
同伴=村上芳隆(OFM)・マリアの宣教者フランシスコ修道会シスターズ
持ち物=聖書 筆記道具 洗面道具
費用=¥6,000(当日受付)
申込締切=11/18(日)
申込・問合せ=Tel/03-3954-5062
Fax/03-3954-5066 http://www.fmm.jp/
同修道会東京第1修道院Sr.重藤
■ベタニア 祈りのつどい
11/30(金)18:00~12/1(土)16:00(1泊2日)
2019/1/13(日)16:00~1/14(月)16:00(1泊2日)
対象=独身女性信徒、求道者(1日でも参加できます)
申込=ベタニア修道女会聖ベルナデッタ第二修道院(中野区江古田3-15-2)
Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
http://www.sistersofbethany.info/
■いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
11/17(土) 16:00~
援助修道会本部修道院聖堂で(新宿区市谷田町2-24)
司式=晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも参加可
問合せ=Tel/03-3269-2405(17:00まで)
■四谷祈りの集い 1日黙想会
「み言葉によって生きる」
11/24 12/22(土)10:00~16:30
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
指導=赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
内容=ご聖体顕示と沈黙の礼拝、講話、ロザリオ、賛美、ゆるしの秘跡、ミサ
会費=¥1,500 昼食持参
どなたも歓迎 予約不要
問合せ=赤波江神父
Tel/090-4574-9288(9:00~17:00)
■「沈黙のうちに神を求めて─観想の祈りへの道」講演と祈りの実践
11/22(木)14:00~16:00
イエズス会教会岐部ホール4階404号室で
12/20(木)14:00~16:00
麹町教会マリア聖堂で(講話後ミサ)
十字架の聖ヨハネの「霊の讃歌」から一章ずつ講話をして頂いた後、
一緒に沈黙で祈ります。
指導=九里彰神父(カルメル会)
どなでも 献金歓迎
申込不要
問合せ=Tel/042-473-6287篠原(11:00~20:00)
■ローマ典礼の特別形式による歌ミサ(別称トリエント・ミサ)
11/11 11/18(日) 11/23 12/9 12/16(金) 14:00~ミサ・聖体降福式
11/23は死者のミサのため、聖体降福式なし
13:00開場 13:30よりロザリオの祈り(ラテン語)
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
主催=Una Voce Japan(ウナ・ヴォーチェ・ジャパン)
司式=池田敏雄神父(聖パウロ修道会)
どなたでも参加可
侍者募集中 興味ある方は、
ホームページ=http://uvj.jpまで
問合せ=e-mail:info@uvj.jpまで (修道院への問い合せはご遠慮を)
■ラビリンスメディテーションへのおさそい
11/17(土)14:00~16:30
小金井聖霊修道院マリア館で
(Tel/042-381-8001 JR中央線武蔵小金井駅)
テーマ=ラビリンスを歩いてみませんか
雨天=聖書の分かち合い
参加費=¥200 申込不要
■カルメル召命黙想会 神の国の秘密
11/23(金)16:00~11/25(日)16:00
カルメル会聖テレジア修道院で(黙想)
対象=召命を考えている独身の青年男女(40歳まで)
指導=福田正範神父・他カルメル会士
参加費=一般¥10,000 学生¥5,000
定員=20名
申込=カルメル会聖テレジア修道院(黙想)青年黙想会係
(〒158-0093世田谷区上野毛2-14-25)
Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-1764
e-mail:mokusou@carmel-monastery.jp
住所・氏名・性別・年齢・TEL・所属教会名を明記の上、ハガキ・FAX・E-mailの何れかで、
11/16(金)まで(必着)
■召命を見つめる夕べ
11/10(土)14:00~16:00
お告げのフランシスコ姉妹会マリア修道院で(大田区久が原4-33-13)
“「十字架のしるし」と「タウ」”
濱田了神父(フランシスコ会)
17:00~19:30 召命の集い(教会の祈り・聖書からの分かち・食事)
申込=名前・住所・電話番号・所属教会を明記の上、FAXまたはE-mailにて
お告げのフランシスコ姉妹会 担当=Sr.山澤
Tel/03-3751-1230 Fax/03-3753-3390
e-mail:fsa_maria0325@yahoo.co.jp
■1日黙想会のご案内
11/25(日) 10:00~16:00
無原罪聖母宣教女会で(世田谷区深沢8-13-16)
指導=Sr.アナ(無原罪聖母宣教女会)
テーマ=マリアのようにイエスについて行く「出向いて行く」
参加費=¥600
どなたでも
申込締切=11/22(木)午前中
申込・問合せ=Tel/03-3701-3295
担当=Sr.佐藤
■祈りの園集いの知らせ
以下共通
指導=ペトロ神父(カプチン・フランシスコ会)
自由献金 どなたでも
主催=祈りの園 問合せ=Tel/044-567-7526
◆ファチマの初土
11/3 12/1(土)13:30~16:30
百合ヶ丘教会聖堂で
内容=赦しの秘跡、ロザリオ、ミサ、聖体賛美式
◆パドレ・ピオの集い 帰天50周年・聖痕100周年記念ミサ
11/11(日)14:00~
雪ノ下教会聖堂で
12/15(土)13:00
岐部ホール404号室で
■聖書深読のお知らせ
11/24(土)16:30〜
メルセス会第四修道院で(杉並区高円寺南5-11-35)
内容=聖書深読・手作りの夕食
どなたでも参加可
申込不要
参加費無料
問合せ=メルセス会第四修道院 Tel/03-3315-1550(18:00〜21:00)
■テゼの歌による黙想と祈りの集い
11/14(水)10:30〜12:00
援助修道会本部修道院聖堂で(新宿区市谷田町2-24)
連絡先=横山教子
e-mail:taizeichigaya.group@gmail.com
■待降節の静修会
12/9(日) 11:30~17:00(主日のミサあり)
聖マリア修道女会和泉修道院で(杉並区和泉2-41-23)
内容=「クリスマスの心の準備」~主の道を整え、その道をまっすぐにせよ~(マルコ1・1-8)
対象=独身女性信徒・求道者(18~35才)
指導=梅﨑神父(クラレチアン会)
参加費=¥500(昼食含む)
申込・問合せ=e-mail:lestonnac515@gmail.com シスター小田切
■「詩編の会」の集いへのおさそい
以下共通
司式=中川博道神父(カルメル修道会)
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
どなたでも参加可
主催=「詩編の会」
申込・問合せ=Tel/・Fax/045-402-5131(藤井)
e-mail:shihennokai@gmail.com
◆「ミサと晩の祈りをうたう集い」へのおさそい
11/21(水)13:30~16:00
<聖マリアの奉献の記念日>晩の祈りの練習・歌唱ミサ、続いて晩の祈り(歌)
申込不要
晩の祈りのプリントは準備します
◆午後の静修<講話・念祷・ミサ>へのおさそい
2019/2/2(土)12:00~16:00(受付11:00)
11/1申込開始
テーマ=あなたを探しつづける神~心奥深くに隠れ住むお方~
定員になり次第締切
要申込=住所・氏名・電話番号・所属教会をご記入の上、FAX又はメールで(返信します)
実費費用のために献金をお願いします
■いやしのためのミサ
11/11 12/9 2019/1/13(第2日曜)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
11月の司式=川村昕二神父(東京教区)他
12月の司式=小平正寿神父(フランシスコ会)他
ミサ後に個人別祈りの時間帯有
小平師=http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細=http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
問合せ=望月Tel/03-3290-1068
■エバンジル会 フランス語で聖書に親しむ会
11/12 11/19 11/26(月) 18:00~19:30
麹町教会信徒会館203B会議室で
講師=レミ・オード神父(聖ペトロ・パウロ労働宣教会)、清水ドミニク先生
参加費=各回¥500
e-mail:evangile@hotmail.co.jp
http://www.geocities.jp/evangilekai
Facebook=エバンジル会
■意識の究明
12月から毎週月曜日 19:30~21:00
四谷にて
意識や良心の究明を深め、神に愛されている実感を分かち合う社会人のためのコミュニティです
助言司祭=サリ・アガスティン神父(イエズス会・上智大学教授)
https://sites.google.com/view/charity-community/
サイト内「申込みの前に」「Q&A」等の説明をご覧ください
申込・質問=e-mail:charitycomj@gmail.com
Tel/080-3910-3131 枝人
■月例ミサと集い(LGBTQ+カトリック信者の集い)
11/25(日)13:30~17:00 ミサ 14:00~
司式=鈴木伸国神父(イエズス会) LGBTQ+の方と協働者のみ参加可。
プライバシーを護るため、申込者にだけ詳細をご連絡します。
主イエスと出逢う霊的休息場のミサを願っています
主催=LGBTCJ
申込・問合せ=e-mail:lgbtcj@gmail.com
http://lgbtcj.org/
Tel/080-3910-3131宮野
Tel/090-1650-2207小笠原
■福祉のつどい
11/11(日)13:00開場 13:30~
府中教会で
講話=下川雅嗣(上智大学・イエズス会司祭) 講話後茶話会あり
主催=東京教区福祉委員会
問合せ=Tel/042-374-8668(平日9:30~16:00)
講座・研修会
■ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等
下記の申込み・問合せ=ビ・モンタント東京事務所
(〒116-0013 荒川区西日暮里5-27-4エルアルカサルフジ305)
執務時間=火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
◆3会場での勉強会
全会場同一条件13:30~15:00
指導=泉富士男神父(東京教区)
会費=¥300
申込不要
11/13(火)ビ・モンタント東京事務所で
11/16(金)高輪教会で
11/20(火)三軒茶屋教会で
◆聖書通読講話会
〔四谷会場〕
11/10(土)13:30~15:00 イエズス会岐部ホール306室で
(Tel/03-3357-7651)
「マルコ福音書」鈴木信一神父(聖パウロ修道会)
世話人=浜端Tel/042-623-1469
〔関口会場〕11/7
11/21(水)10:30~12:00
「マカバイ記Ⅱ」
泉富士男神父
東京カテドラル構内カトリックセンターで
◆月例散策会
11/14(水)10:30
JR総武線小岩駅北口改札口集合
行先=小岩教会と小岩地区散策
世話人=田垣Tel/03-3999-1209
■「貧しい人のための世界祈願日」講演会
11/18(日)11:30~13:00
関口教会信徒会館で
演題=ゴッちゃん神父「私が歩いた道」
講師=後籐文雄神父
申込不要
参加無料 どなたでも可
問合せ=関口教会Tel/03-3945-0126
■ベタニアミッションセンター企画 講演会
以下共通
ベタニア修道女会聖ベルナデッタ修道院で(練馬区豊玉中1-39-2)
申込・参加無料
講演後茶話
どなたでも参加可
問合せ=ベタニアミッションセンター
担当=Sr.國定Tel/080-2041-3286
◆11/25(日)14:00~15:00
テーマ=「ホスピタリティ(もてなし)の精神とは」
講演=田畑邦治(白百合女子大学学長)
◆12/8(土)14:00~16:00
映画に学ぶ~アメイジング・ジャーニー(神の小屋より)
■南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う
11/24 12/22 2019/1/26(土) 13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで
(Tel/03-3261-0825)(四ツ谷駅徒歩1分)
講師=平田栄一(風編集室)
参加費=¥1,000
テキスト=「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
申込・問合せ=平田栄一
Tel・Fax/048-769-4095
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp
■信徒の月例会
キリスト教信仰の見直し(1) ─旧約が教えるものとイエスがもたらした福音─
11/17(土)14:00
麹町教会アルぺホールで
指導=岩島忠彦神父(イエズス会)
テーマ=四つの福音書─キリストにおいて何が起こったのか─
申込不要
問合せ=Tel/03-3263-4584
■カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座案内
以下共通
参加自由
要事前申込
申込・問合せ先=Tel/047-404-6775(10:00~16:00日・月・祝日休)
〒273-0011船橋市湊町1-2-21ケイ・ジイ・ビル3階で
https://fgalilea.jimdo.com/
◆11/17 12/15(土)10:30~12:00
「イエスと共にする旅」─皆で読みあうヨハネによる福音
講師=本間良子(マリアの御心会修道女)
◆11/14 11/28 (水)10:30~12:00
「カラヴァッジョの絵画と聖書」
講師=アンドレア・レンボ(カトリック府中教会主任司祭、ミラノ外国宣教会日本管区長)
◆11/14(水)14:00~15:30
「聖書のこころ」─高慢
11/28(水)14:00~15:30
「聖書のこころ」─サタン
12/12(土)14:00~15:30
「聖書のこころ」─自由
講師=ベアトリス・カベスタニ (キリスト・イエズスの宣教会修道女)
◆11/8 11/22 12/13 (木)10:30~12:00
「福音・招き」─マルコ福音書
講師=大原猛(教区本部付き司祭、(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ主宰)
◆11/10(土)14:00~15:30
「聖書の中のマリアについて……」(2)
講師=森一弘(司教・一般財団法人真生会館理事長)
◆11/15(木)10:30~12:00
「心が元気になるコミュニケーション」─心豊かなつながり
講師=眞田加代子(市川教会信徒、産業カウンセラー、グリーフケア上級アドバイザー)
◆11/17(土)14:00~15:30
「北原怜子没後60年記念(4)「北原怜子と過ごした日々」
講師=外側志津子(保護司、平成19年藍綬褒賞)
◆11/24(土)14:00~15:30
「ジャーナリストとして見たバチカン」─ローマ教皇と教会の動き
講師=石田博士(朝日新聞東京本社国際報道部次長、前ローマ支局長)
◆12/8(土)14:00~16:30
イベント「ジャズで迎えるクリスマス」─平和を祈るひととき
会場=石井食品Viridian
入場料 ¥2,000
◆12/15(土)14:00~15:30
「千葉地域のこれからについて考える」
講師=加藤豊(小金井教会小教区管理者)
■山根基世アナウンサー朗読講座『朗読のこころ』
11/18(日)14:00~16:00
清瀬教会で
講演=元NHKアナウンサー山根基世氏
内容=『朗読のこころ』と題して、朗読の基本的な心構えについてお話を伺い、実践的なご指導を頂きます。
武蔵野北宣教協力体が主催する公開講座で、どなたでもご参加頂けます。
申込不要
参加無料(自由献金)
問合せ=Tel/042-491-0104(清瀬教会・伊藤淳神父)
■オリエンス典礼セミナーⅢ【全7回】
11/24(土)13:30~15:30
松原教会で
テーマ=第7回「教区の取り組みについて」
講演=白浜満(広島教区司教・日本カトリック典礼委員会担当司教)
受講料=1回/¥1,300(税込)
主催・問合せ=オリエンス宗教研究所
Tel/03-3322-7601
詳細 https://www.oriens.or.jp/kenkyu/kenkyu_tenrei.html
■カトリック医師会東京支部 公開講座
11/11(日)15:00~17:00
幼きイエス会ニコラ・バレ修道院105号室で
テーマ=「死を生きる」
講師=小堀鴎一郎(堀ノ内病院地域医療センター医師、元国立国際医療センター長)
内容=在宅診療医として、今後の終末期医療の在り方を考える。
申込不要、どなたでも可
参加費=¥1,000
主催=日本カトリック医師会東京支部 問合せ=カトリック医師会東京支部事務局
Tel/090-5418-3949
e-mail:jcma2017@yahoo.co.jp
■講演会「こころの声を聴く~スピリチュアルケアを考える~」
11/17(土) 13:00~16:00
ニコラ・バレで(幼きイエス会)105号室で(千代田区六番町14-4)
講師=河正子(プロフィール)緩和ケアサポートグループ代表
参加費=¥2,000
定員=30名
主催=NPOスピリチュアルケア東京
要申込
Tel・Fax/0467-53-4466(上坂)
http://npo-spiritualcare-tokyo.com/
■東京純心大学公開講座
11/17(土)14:00開演(13:30 開場)
東京純心大学江角記念講堂で
講座名=パイプオルガンリサイタル~パイプオルガンにおける足鍵盤の意義~
講師=酒井多賀志(東京純心大学客員教授)
対象=指定なし
定員=800名
受講無料 申込不要
問合せ=東京純心大学地域共創センター 萩原、柳
Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551
e-mail:gakusyu@t-junshin.ac.jp
■美術と聖書講座
~フラ・アンジェリコの作品、特に受胎告知を中心に~
11/16 12/7(金)19:00~20:30
聖グレゴリオの家 新棟ハッチハウスで
講師=ジュリアーノ・デルペーロ
受講料=1回¥1,500(資料代¥150)
問合せ=聖グレゴリオの家 宗教音楽研究所
Tel/042-474-8915 Fax/042-474-8832
http://st-gregorio.or.jp/
■星美学園短期大学公開講座
12/1(土)13:30~15:30
イタリア文化講座
「イタリアの歌(カント)の世界─カンツォーネだけじゃない!? イタリア民謡の多様性─」
講師=金光真理子(横浜国立大学准教授)
受講料=¥2,500
定員=60名
申込方法=はがき、ファックス、Eメール、窓口。
郵便番号、住所、電話番号、講座名を記入ください。
11/16(金)必着
問合せ=星美学園短期大学
日伊総合研究所公開講座センター(〒115-8524北区赤羽台4-2-14)
Tel/03-3906-0056 Fax/03-5993-1600
e-mail:c_koza@seibi.ac.jp
http://www.seibi.ac.jp/college/el/
■キリスト教的視点に基づく講座“創造への道”
11/24(土) 14:00~15:30
白百合女子大学11号館3階クララホールで
テーマ=もてなしの霊性-愛の光の中で─“ありふれたことに人並み以上の愛を込めなさい。”(マザ―・テレサ)
講師=星野正道神父(カトリック教育センター教授)
費用=当日1回のみ ¥1,000円
問合せ=同大学教務部教務課
Tel/03-3326-5762
http://www.shirayuri.ac.jp/shogai/shukyo/index.html
音楽会
■器楽演奏のクリスマスコンサート
11/25(日)15:00(開場14:30)
神田教会聖堂で
話と演奏=江部純一主任司祭
演奏=「オーケストラ・ヴァイナハト」
指揮=横山淳
曲目=シュッツ「イエス・キリストの喜ばしき降誕の物語」より
ヘンデル“メサイア”「ひとりのみどりごが私たちのために生まれた」他
コレッリ「クリスマス協奏曲」 バッハ管弦楽組曲第2番
モーツァルト交響曲第27番
全席自由 一般=¥1,000
要予約 (Faxで申込11/24までに)
Tel/・Fax/042-473-0539
■祈りのコンサート
2018 ~聖パウロ修道会山内堅治神父様より聖歌のレクチャーをいただいて~
12/16(日) 14:30開場 15:00開演
真生会館で
プログラム=Rorate Caeli(グレゴリオ聖歌) Adeste Fideles /来たれ友よ(キャロル)
クリスマスの響き(山内堅治作詞/原公一郎作曲) きよしこの夜(キャロル)…… 他
レクチャー=山内堅治神父
奏楽=作曲・ギター/原 公一郎 ソプラノ/北村梨里子
聖歌隊=アンサンブル・リリアム 祈りを歌う会
入場料=¥2,500
申込・問合せ AMS事務局 コンサート係 Tel/090-1679-7079(原)
Fax/03-3391-9143(AMS事務局宛)
e-mail:ave.maris.stella777@gmail.com
■「聖歌合唱の会」クリスマスチャリテイーコンサート
12/16(日)14:00開演
高円寺教会で
自由献金 なお会員募集(特に男性パート テノール バス)
曲目=ラテン語、英語、日本語の聖歌、クリスマスソングなど
練習日=日曜日12:00~14:00
連絡先=Tel/090-3347-4792(横田)
Tel/090-3103-0154(林)
■聖グレゴリオの家賛助会チャリティーコンサート
12/1(土)15:00開演
聖グレゴリオの家聖堂で
滝千春ヴァイオリンリサイタル「ヴァイオリン一本で奏でる3つの世界バロック、現代、そして柿沼唯」
入場料=前売り¥2,000(当日¥2,500)
問合せ=聖グレゴリオの家 宗教音楽研究所
Tel/042-474-8915 Fax/042-474-8832
http://st-gregorio.or.jp/
■市民クリスマスin千葉2018
12/1(土)14:00~16:00(13:30開場)
千葉市文化センター・アートホールで
テーマ「不思議なクリスマス」 クリスマスメッセージ/ゴスペルマジック
自由献金
問合せ=市民クリスマスin千葉実行委員会・事務局Tel/043-222-3811
その他
■イコン「聖像画」展
11/20(火)~11/25(日)11:00~19:00
日曜日12:30~18:00
ギャラリーエルピス・ピスティスホールで(中央区銀座4-2-1)
入場無料
■こころの相談支援(カウンセリング)
11/3 11/5 11/7 11/10 11/12 11/14 11/17 11/19 11/21 11/26 11/28
神の御摂理修道女会建物・2Fで(目黒区中目黒3-18-17)
予約制 Tel/080-6740-4396(留守番電話の場合は、メッセージを残して下さい。
折り返しご連絡致します) 自由献金
担当=Sr.関口陽子(神の御摂理修道女会会員・臨床心理士)
■東星学園中学校高等学校説明会
◆オープンキャンパスウィーク
11/1(木)~11/8(木)除日曜・祝日
自由に学校見学でき
普段の様子をぜひご覧ください。 個別相談も受けいたします
◆学校説明会
12/1(土)14:00~16:00
東星学園の教育や生活・進路についての説明を、生徒によるパネルディスカッションを交えながら行います。
学校見学・個別相談もできます。なお、学校見学・入試(転編入)相談は随時できます(要事前連絡)
問合せ・予約=清瀬市梅園3-14-47
http://www.tosei.ed.jp
Tel/042-493-3201 Fax/042-493-3337
「VIVID」情報掲載の申込み方法
2018年12月号(No.358)▶12月2日(日)配布 掲載希望原稿の締切り11月6日(火)
申込み:必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料。連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送り下さい。
送り先:〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局
広報部 tel:03-3943-2301 fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp