お知らせ

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東京教区ニュース第353号

2018年06月05日

「多様性における一致を掲げて」宣教司牧指針の方向性について

2018年5月20日 聖霊降臨の主日に カトリック東京教区 大司教 菊地 功

菊地功大司教が東京大司教に着座して、5か月余りが過ぎた。新潟教区の管理者も兼任し、日々、忙しさに追われる日々である。そんな中にあって、5か月の経験も踏まえ、東京大司教としての方向性の提示も求められている現実もある。聖霊降臨の主日にあたって、司教書簡を発表することとなり、今月号と来月号で、菊地大司教のメッセージを掲載することとなった。  
長い文章ではあるが、ゆっくり時間をかけて読み、大司教の意図をくみ取りたい。

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多様性における一致をモットーに掲げて、私は昨年12月に東京大司教として着座いたしました。私たちの東京教区は、社会の中における単なる組織体ではなく、キリストの体をともに形作る信仰共同体です。しかもこの信仰共同体はキリストによる宣教命令を受けているのですから、現代社会の直中にあって福音宣教共同体として存在しなければなりません。教区をともに形作っているそれぞれの教会共同体が福音に生き、御言葉と御聖体のうちに現存される主イエスと喜びをもって歩みを共にするとき初めて、全体としての教区共同体は福音に生かされた宣教共同体となります。そのために、それぞれの教会共同体が自らの多様性に目覚め、その自覚のうちに全体として一致しようとすることが不可欠です。  
着座してまだ半年しか経過しておらず、教区全体の訪問すらできていない現時点では、具体的な宣教司牧の指針を提示することはできません。しかし、多様性における一致を足がかりにして、これからの宣教司牧指針の方向性をできる限り明示したいと思います。

1 「多様性」と「一致」  

聖パウロはローマ人への手紙において、「わたしたちの一つの体は多くの部分から成り立っていても、すべての部分が同じ働きをしていないように、わたしたちも数は多いが、キリストに結ばれて一つの体を形づくっており、各自は互いに部分なのです」と述べています(ローマ人への手紙十二章四~五節)。  
わたしたち自身がまず、それぞれの豊かな個性のうちに、与えられたいのちを生きています。様々な個性が集まって、あたかも一つの体の部分のように互いに結ばれることによって、この世界は成り立っています。当然、そこには様々な考え方や異なる価値観を持った、自分とは意見の異なる人たちが多く存在します。私たちが共同体の中で生きるということは、多様性のうちに生きるということを意味しています。画一的ではない豊かな社会は、私たち自身の多様性があってこそ実現します。  
もちろん多様性は、全体としての体を生かす部分としての多様性であり、共通善に導かれた神からの豊かな賜物を生きる個性でもあります。  
同時に私たちには、多様性のうちにありながらも一致していることが求められます。  
ヨハネ福音に、「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。(ヨハネ十七章二十一節)」と記されています。またコリント人への手紙には、「一つの霊によって、わたしたちは、ユダヤ人であろうとギリシア人であろうと、奴隷であろうと自由な身分の者であろうと、皆一つの体となるために洗礼を受け、皆一つの霊をのませてもらったのです(一コリント十二章十三節)」と記されています。  
御子が御父と一致していたように、私たちも一つの体として一致するようにと呼ばれているのですが、とりわけキリストに従う者は、御言葉と御聖体によって、キリストの体において一致するようにと招かれています。  
同じくコリント人への手紙に、「わたしたちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかることではないか。パンは一つだから、わたしたちは大勢でも一つの体です(一コリント十章十六節以下)」とあります。  
さらに、エマオへと向かっていた二人の弟子は、イエスの御言葉によって「心は燃え」、食卓においてパンが割かれることによって目が開かれ、エルサレムに残された兄弟たちと再び一致するために旅立ちました(ルカ二十四章十三節以下)。二人の弟子は、御言葉と御聖体によって、キリストの体において兄弟たちと一致するようにと導かれたのです。

2 福音を告げる教会共同体  

福音は教会に集う私たちだけの隠すべき宝ではありません。教皇フランシスコは「福音の喜び」において次のように指摘されています。 「神が実現し、教会が喜びを持って告知するこの救いは、すべての人のためのものです。神はすべての時代の一人ひとりと一つになるための道を整えました。神は人々を個々としてではなく、民として呼び集めることをお選びになりました。ひとりで救われる人はいません」(福音の喜び113)。  
その上で教皇は、「教会は無償のあわれみの場でなければなりません。すべての人が受け入れられ、愛され、ゆるされ、福音に従うよい生活を送るよう励まされると感じられる場でなければならない」と指摘されます(福音の喜び114)。  
さらに教皇は、「聖霊は、たまものの多種多様な豊かさを生み出すと同時に一致を築きます。この一致は決して画一的なものではなく、引き寄せる力を持った多様性の調和です。福音化というものは、聖霊が教会にもたらす多様な豊かさを喜んで認めます」と指摘されます(福音の喜び117)。  
東京教区の教会共同体にあっても、聖霊に導かれて、いつくしみのうちに誰ひとり排除することなく、多様性を受け入れ、それぞれに与えられた豊かなたまものを生かしながら、一つの民として一致し、福音を告げ知らせる共同体として日々成長する道を選び取りたいと思います。  
ところで教皇ベネディクト16世は、回勅「神は愛」において、教会の本質は次の三つの務めであると指摘されています。 「教会の本質はその三つの務めによって現されます。すなわち、神の言葉を告げしらせること(宣教・ケーリュグマ)とあかし(マルテュリア)、秘跡を祝うこと(典礼・レィトゥールギア)、そして愛の奉仕を行うこと(奉仕・ディアコニア)です。これらの三つの務めは、それぞれが互いの前提となり、また互いに切り離すことができないものです。(神は愛25)」  
私は、教区共同体にあっても、この三つの務めが十分に具体化していることが不可欠であると思います。またこの三つの務めは、無関係に存在するのではなく、「互いの前提となり、また互いに切り離すことができない」のですから、教区共同体にあっても三つの務めの相互関連性を深めていく必要があります。  
そこで、多様性における一致を実現し、福音を告げ知らせる教会共同体を育てるために必要だと思われるいくつかの取り組みのポイントを、この教会の本質である三つの務めに導かれながら、記してみたいと思います。これらのポイントは、現時点での私の限られた情報に基づいていますので、最終的な方針ではなく、流動的な検討課題です。今後、これらのポイントについて、それぞれの方面で取り組まれている信徒、修道者、司祭の意見をいただき、ともに検討する中で識別を重ね、具体的な方向性を定めていく努力を始めたいと思います。

3 ─ 1 「神の言葉を告げしらせる こととあかし」  

何よりもまず、私たちにとっての最優先事項は福音宣教であります。教会共同体には既存の組織体として様々な課題があり、同時に教会を取り巻く現実は日々変化する対応を求めています。そういった要求や必要への対応に追われるとき、私たちはもっとも優先すべき福音宣教の務めを後回しにしてしまう誘惑に駆られます。しかし、どう考えても、主イエスご自身から与えられた福音宣教命令は最優先事項であり、後回しにすることはできない課題です。  
福音宣教に優先的に取り組むためには、様々な課題があることは事実ですが、その中でも、以下のような事項に取り組みたいと考えています。
1 修道会の垣根を越えた、教区における司牧協力体制の充実
2 滞日外国人司牧の方向性の明確化と見直し
3 継続信仰養成の整備と充実
4 現行「宣教協力体」の評価と見直し
5 カトリック諸施設と小教区・教区との連携

3 ─ 2 「秘跡を祝うこと」  

典礼は、「キリストの神秘と真の教会のまことの本性を信者が生き方をもって表し、他の人々に明らかにするためにきわめて有益である」と第2バチカン公会議の典礼憲章は指摘します(2)。その上で典礼憲章は、「典礼は教会のうちにある人々を日々、主における聖なる神殿、聖霊における神の住まいに築き上げ、キリストの満ちあふれる豊かさに達するまで成長させるのである。同時に典礼は、キリストをのべ伝えるために彼らの力を驚くほど強め、こうして外にある人に対しては、諸国民の中に掲げられたしるしとして教会を示」すと指摘しています(2)。  
教会共同体の典礼を豊かにすることは、一人ひとりの霊的成長のために不可欠であると同時に、力に満ちた福音宣教のためにも不可欠なのです。  考えられる事項はいくつもありますが、中でも以下の点に取り組みたいと考えています。
6 イベントの豊かさだけではなく、霊的にも豊かな共同体の育成
7 信仰の多様性を反映した典礼の豊かさの充実
8 文化の多様性を尊重した典礼の豊かさの充実

3 ─ 3 「愛の奉仕を行うこと」  

使徒言行録には初代教会のあり方が、次のように記されています。
「信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った(使徒言行録2章44─45節)」。  
教会はそのはじめから、共同体として愛を実践し、互いに支え合ってきました。キリスト者が個人として愛の業を実践することは大切ではありますが、同時に教会は全体として、「秘跡とみことばをないがしろにすることができないように、愛の奉仕をないがしろにすることもできません(神は愛22)」。  
東京教区においても、多くの方々が個人として様々な愛の奉仕に関わっておられます。また教区にも、様々な取り組みが存在しています。それらを総合して、教区共同体全体の愛の奉仕の業として、一度見直してみる必要があるのではないでしょうか。  
そこで以下の点に取り組みたいと思います。

9 教区全体の「愛の奉仕」の見直しと連携の強化
10 東日本大震災への取り組みに学ぶ将来の災害への備えの充実

《以下次号につづく》

「共に歩む信仰の旅─同伴者イエスと共に─」「入門講座担当者養成講座」へのお招き

東京大司教区 教区長 タルチシオ 菊地 功

「彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを割くこと、祈ることに熱心であった」  
使徒言行録2章42節には、初代教会共同体の姿がこのように描かれております。初代教会共同体は、互いに信仰を学び、互いに支えあい、互いに分かち合い、互いに祈りあっていたのです。この「学びあい、支えあい、分かち合い、祈りあい」は、豊かで成熟した信仰共同体に不可欠な要素です。

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使徒言行録はさらに、その初代教会共同体は「民衆から好意を寄せられ」、それがために「主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである」とも記しています。「学びあい、支えあい、分かち合い、祈りあう」信仰共同体は、それによって「あかしによる宣教」の共同体となっていくのです。福音宣教を目指す教会共同体にとって、信仰を学び合うことは、欠かせない重要な務めです。

信仰における学びは、洗礼や堅信の準備で終わるものではなく、生涯を通じて深められていかなくてはなりません。そして学びの機会を提供するのは、司祭などに限定された務めではなくて、信仰共同体を構成しているすべての人の務めでもあります。東京教区では今、この互いに学びあう奉仕の務めに、積極的に協力してくださる方を求めています。

今回は、教区の生涯養成委員会が、まずその一つの段階として、入門講座を担当する信徒の奉仕者を養成するための、連続した講座を用意いたしました。

東京教区のそれぞれの信仰共同体が、豊かに育まれた共同体となるように、そして福音をあかしする宣教の共同体となるように、ひとりでも多くの方が、この互いに学びあう奉仕の務めに参加してくださることを期待しております。

★詳細につきましては、各小教区の主任司祭宛に送られる「募集要項」を御一読下さい。

半世紀経て大所帯に船橋・習志野教会創立50周年

『復活のキリスト』習志野教会は、4月21日(土)に、「船橋・習志野教会創立50周年記念ミサ及び式典」を行いました。記念ミサは、主司式の菊地功大司教と、この共同体出身の三人の司祭を含む、船橋・習志野教会に関わりのある15名の司祭たちによる共同司式で行われました。また、他教会からも、多くの信徒の方々が参列され、共に50周年を祝うことができました。

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習志野教会の歴史は、19 68年に、白柳補佐司教(当時)により建物が祝別され、船橋教会として信徒が数十名の小さな信仰共同体としてスタートしました。その後、信徒数の増加と共に、増改築を繰り返して来ましたが、いよいよ手狭となり、2000年に習志野に移り、岡田大司教を迎えて名称を習志野教会に改めて、献堂式を行いました。今は、信徒が二千名の大所帯です。この間、多くの司祭や修道者の方々に導かれ、信仰を育んできました。  
50周年として、単に過去を振り返るだけでなく、先人達からの信仰を受け継ぎ伝えて行く使命を新たにする機会となりました。

カルメル修道会司祭叙階式

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4月29日 上野毛教会で  授階者◉タルチシオ菊地功大司教   受階者◉使徒ヨハネ志村武神父

訃報

使徒ヨハネ市川嘉男神父

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1923年 6月11日 福岡県にて誕生
1935年12月24日 清瀬市秋津にあるベトレヘムの園にて受洗
1951年12月21日 司祭叙階
1952年 4月~1955年12月 麻布教会助任司祭
1956年 1月~1967年 2月 小岩教会・小平教会主任司祭
1967年 3月~1971年 2月 秋津教会・八王子教会助任司祭
1971年 3月~1975年 2月 西千葉教会主任司祭
1975年 3月~1986年 3月 北町教会主任司祭
1986年 4月~1997年 3月 八王子教会主任司祭
1997年 4月~2000年 6月 田無教会主任司祭
2001年よりベタニア修道女会の修道院、関係施設で生活
2018年 4月29日 帰天

第49回ジュリア祭

第49回ジュリア祭が、5月19日を中心に神津島で行われた。18日夜出発の客船は、強い西風の影響を受けて、かなり揺れての運航となり、19日朝出発の高速船も波の上を飛ぶような状況で神津島に到着した。

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19日午後のミサは、浦野雄二神父(東京教区)、稲川圭三神父(東京教区)、ガエタノ・コンプリ神父(サレジオ会)、ピエール・ペラール神父(パリ外国宣教会)、ラップ神父(サレジオ会)の共同司式で行われた。浦野神父は説教で「ジュリア祭の参加呼びかけにある『ジュリアに会いに行きましょう』というキャッチコピーに触れ、会いに来たジュリアに何を学びましょうかと問いかけた。現代社会の中で、人間の中にある思い上がりによって、強い者が弱い者を支配する不正義が存在するゆがみを指摘し、ジュリアに謙遜とへりくだりを学びましょう」と呼びかけた。  

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ミサ後には日韓親善交流会が開かれ、東京韓国学校舞踊部の生徒たちの韓国伝統舞踊を中心とする演技、神津島の伝統芸能、神津高校男子生徒による「かつお釣り神事」などが披露された。東京韓国学校の生徒、神津高校男女生徒の気合の入った披露に、参加者は疲れも忘れて引き込まれた。  

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当日の夕食は、歓迎夕食会として設定され、巡礼団、東京韓国学校、神津島の方々がテーブルを囲む楽しいひと時となった。  

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翌日20日は、聖霊降臨の主日のミサが稲川圭三神父の主司式で行われ、ミサ後にお別れ会が催された。来年は第50回のジュリア祭となる。今回の参加者は80名弱であったが、来年は多くの参加者が神津島に集まることが期待されている。神津島も第50回に向けて準備を始めている。神津島の期待に教会として参加者数で応えたい思いである。

CTICカトリック東京国際センター通信 第219号

サンタクルーザンとフローレス・デ・マイオ

国を超えて人々が移動する時、様々な習慣、文化、宗教的な実践を携えて移住先の国にやって来ます。例えば、多くのフィリピン人たちがすでに40年前から、色々な国に移住し、カトリックと強く結びついた文化に基づく宗教的な習慣、実践を世界各地に運びました。そうした習慣、実践は地元の人々によって評価され受け入れられていますが、必ずしも十分に理解されていない場合もあります。あるいは、フィリピン人自身でさえ、習慣として実践はしていても、それを完全に理解してはいない場合もあるのです。  
その意味を正しく理解することなく、誤った形で持ち込んでしまうということは大いにあり得ることです。そういったものの一つに、聖皇后ヘレナがエルサレムへの巡礼でイエスが架かった十字架を発見したという故事にちなんで行われる「サンタクルーザン(聖十字架)」の祝いを挙げることができます。  
実際、フィリピンでも地域によってサンタクルーザンの祝い方は異なっています。多くの地域では、マリアへの信心業と合体した形で行われたりします。例えば「フローレス・デ・マリア(マリアの花)」あるいはもっと知られた呼び名では「フローレス・デ・マイヨ(5月の花)」と呼ばれている、聖母に花を捧げる信心のクライマックス行事として行われます。サンタクルーザンは美しい行列によって祝われますが、残念なことに多くの人はその本来の意味、起源についてはあまり知らないのです。  
聖母月の5月は子供たちの夏休みの時期であり、この時に、特に田舎の方ではカテキスタや神学生が子供たちのための教会学校を行っていました。子供たちは毎日午後に教会や、村の礼拝堂に集まり、基本的なお祈りを教わります。子供たちはロザリオの祈り方を習う時に、お祈りをしながら聖母像の前に花を捧げます。そこで子供たちは毎日マリア様に捧げる花を一生懸命に探しました。この活動の名前が「フラワーズ・フォア・メアリー(マリアのための花)」で、後に「フローレス・デ・マイヨ」という名前になりました。さて、基本的なお祈りができるようになった子供たちは、聖母月の終わりごろ、子供たちの新学期が始まる直前に行われるサンタクルーザンの行列に加わるのを心待ちにしました。  
時代は変わり、価値観も変わり、子供たちの関心も変わりました。また、カテキスタや神学生も減り、夏休みの教会学校に子供たちが集まって花を捧げるということもほとんどなくなりました。しかしサンタクルーザンの行事は残りました。ただし多くの場合、地域の祭りとして宗教的な意味と切り離された形で。  
一方、海外にいるフィリピン人たちが行うサンタクルーザンも残念なことに変質し、美しく着飾った女性たちを主役にしたものになりました。時にはビューティーコンテストがあったり、何かの資金集めのために行われることもあります。  
こうした行事はフィリピン人にとって故郷に思いをはせる機会となっているわけですが、もし正しく方向づけることができるなら、福音宣教のきっかけやマリアへの愛を深める機会となるはずです。 エドウィン・コォロス(CTIC副所長)

CTVCカトリック東京ボランティアセンター No.64」

2つのベース活動終了

東日本大震災の発災から丸7年が経過しました。  
8年目を迎えて、被災地は様変わりしています。いわゆる仮設住宅が福島も含めて閉鎖になりました。これに伴い、これまで活動してきたカリタス8ベースの内、大槌ベース、いわきサポートステーションの2つが活動終了となりました。  
3月末で活動を終了した、いわきサポートステーション「もみの木」(さいたま教区)のベース長を2014年から務められた朝尾光二さんのお話をお聞きしました。

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「福島は一貫して関東圏へのエネルギーの供給源でした。奥只見の水力発電、常磐炭鉱の石炭、その後浜通りは一時塩田でしたが、塩産業が後退し、更地となった土地が原子力発電所の受け皿となりました。」  
福島の原発で作られた電気が東京で消費されていることは、支援に関わる人たちにとっては常識となっていますが、原発以前の福島の経済的位置づけからの指摘には虚を突かれた感がしました。「背景には貧困の問題があって、こんな事態になった今でも、東電さんには足を向けて眠れないという避難者もいますよ」とも。  
大熊町(避難指示解除準備区域、居住制限区域、帰還困難区域に区分されている)に「もみの木」の利用者さんと3月6日に出向いた時のレポートも写真付きで行なってくれました。人々の善意が多く語られる震災レポートの中ですが、コンビニのATMが荒らされ、現金が奪われたという写真にはショックでした。人間の欲の深さに腹立たしさを覚えると同時に、哀しくなりました。  
最後に、「もみの木」が活動を終える少し前、カフェにお別れに来られた楢葉町出身の老婦人のお話(その方の波乱にとんだ人生と、意に反して故郷を捨てざるを得ない悔しさ、悲しさ)を紹介。「原発事故は一人の人生にとんでもないことをしてしまった、そのことをしっかり覚えたい。」と結ばれました。  
参加者からの「個性的な建物は壊すのですか」との質問に、いわき市平地域包括支援センターの事務所として使われることになっています、と答えられ、会場全体がホッと安堵したような雰囲気になりました。

カリタスの家だより 連載 第103回

みんなの部屋の今日この頃

みんなの部屋は精神障害のある方々が創作活動や、グループ活動を通して、癒しや励ましを与え合うような場を作ることを目的とした部屋です。今回は、みんなの部屋の近況をお知らせしたいと思います。  
みんなの部屋はクリスマスを中心に動いていると言っても過言ではありません。毎年新しいデザインのカードやグッズが増え、それらの作品を求めて下さる方々も増え、特にクリスマスは作品制作が追いつかないような嬉しい状態になっています。  
そういう意味では夏に向かう今はちょっと一段落、ゆったりとしたムードの中にあります。そのまま今年のクリスマスに向かい、カードやグッズを作り続けている人、季節に関係なく自分に合った自分の作品を作っている人もある、という今日この頃です。面白いのは、今までカード一筋だった人が突然針と糸をもって刺繍に挑戦してみたり、刺繍専門だった人がカード作りに変わってみたり。そこでまた新しい発見があるのです。糊とハサミでこの人でなければできない、というような高度なカードを作っていた男性が突然針仕事に挑戦され、その作品は、カードと同じようにやはり個性あふれる素晴らしい刺繍入りの布巾になったのです。そのようにその人の新しい面が引き出されていくのがまた楽しみの一つです。  
5月2日には毎年恒例の春の遠足がありました。自称晴れ男や晴れ女の甲斐があったのか、天候にも恵まれました。今回は~ちゃんこを食べて北斎美術館へ行こう~と銘打った遠足です。職員、ボランティア、利用者さん、約20名が両国駅に集合し、最初に目指したのは相撲茶屋「寺尾」です。相撲茶屋と聞くと、日本風の風流な建物を想像しますが、近代的なビルの1階にありました。まず目に入ったのは、私のような年配者には懐かしい、寺尾のしこを踏む写真、額入りの赤いどっしりとした化粧まわしでした。貸し切り状態の和室で私たちは3人一組で一つの鍋を囲み、出席の曜日でいつもは出会えない仲間ともお喋りが弾み、お腹いっぱい美味しいちゃんこを頂きました。  
次に向かったのは「北斎美術館」です。まだ新しい立派なビルの入り口に「変幻自在! 北斎のウオーターワールド」と銘打ってあります。北斎と言うとまず思い浮かぶのは「冨獄三十六景」ですが、変化する水の姿を描いて今や世界中で愛されているとのことです。「いのちを宿しているかのように、うごめき、波立ち、きらめく北斎が描いた水」。チラシのこのキャッチフレーズそのものの迫力のある絵が私たちに迫ってきました。また北斎特有の芝居の中に出てきそうな気味の悪い人物の絵も多く、面白い北斎展でした。今回の遠足はいつもと違う趣で、参加者にとっては珍しく、ちょっと変わった思い出になったのではないでしょうか。  
みんなの部屋では今も季節にこだわらない、何時でも誰にでも気軽に出せるカードやプレゼント用のマスコットやグッズがどんどんできています。皆さんに喜ばれる作品が多数あると思います。どうぞご期待ください。
みんなの部屋 スタッフボランティア  庄司昌子

教区まんが6月号

VIVID 

ミサ・祈りの集い・黙想会

■福者ペトロ岐部と187殉教者 列聖祈願ミサ・殉教者に学びともに祈る集い

以下共通
問合せ:日本カトリック司教協議会事務部事務課
Tel/03-5632-4445 Fax/03-5632-4465
◆福者ペトロ岐部と187殉教者 列聖祈願ミサ
7/11(水)18:00 
麹町教会主聖堂で
主司式:髙見三明大司教(日本カトリック司教協議会会長)
共同司式:日本カトリック司教協議会全司教
◆殉教者に学びともに祈る集い 列福10周年記念
7/6日(金)13:30~7/7日(土)16:00
イエズス会無原罪聖母修道院(上石神井黙想の家)で 
対象:どなたでも
指導:大塚喜直司教(京都教区)、平林冬樹神父(イエズス会)、浅井太郎神父(名古屋教区)
定員:50人(先着順) 
申込:メールまたはFAXで下記を明記の上お申込みください。
締切6/15(金)
①氏名(ふりがな)・霊名
②生年月日
③住所・連絡先電話番号・FAX番号・メールアドレス
④所属教会、修道会名・共同体名、学校名 
事務局から申し込み仮受付の連絡を受けたらご入金ください。
支払いが確認され次第、正式な申し込み受理の連絡をいたします。
なお不参加の場合、参加費は列聖運動への献金とさせていただきます。
参加費:一般¥7,000、学生・修道者(志願者含む)¥6,000
(宿泊費・食事3回・資料代・事務費含む)
申し込み先:日本カトリック司教協議会 
列聖推進委員会Tel/03-5632-4445 Fax/03-5632-4465
e-mail:pcb01@cbcj.catholic.jp
払い込み先:郵便振替00120-1-451323 (宗)カトリック中央協議会列聖口

■江戸殉教者徒歩巡礼と殉教者ミサ

7/1(日)13:00~18:30(12:30麹町教会集合、ミサ後、現地解散)
同行:平林冬樹神父(イエズス会)と信徒・修道者スタッフ
内容:福者ペトロ岐部、福者ヨハネ原主水はじめ、
江戸の殉教者に因んだ地を徒歩と電車で廻ります。
巡礼の最後にミサ(場所未定)を行う予定です。
主催:麹町教会 
協賛:日本カトリック司教協議会 列聖推進委員会 
申込不要 参加無料
問合せ:麹町教会Tel/03-3263-4584

■日々生活の霊操

6/9 6/23(土)13:30~14:50
イエズス会上石神井修道院で
霊操第4週目「愛に生きるための観想」
“神への委ね” 主の復活と昇天そして弟子たちの派遣(霊操230)
①御父にすべてを“委ねた”キリスト
②イエス・キリストの真の弟子になる
霊的同伴者:猪狩和夫 ミサ15:00~ 
司式:マヌエル・ディアス神父
ミサ後茶話会 
参加費:¥100(プリント代)
申込不要 
いつからでも参加可
問合せ:佐内Tel/090-3522-4668

■ベタニア 祈りの集い「呼びかける声がある」

6/29(金)18:00~6/30(土)16:00
7/14(土)16:00~7/15(日)16:00
対象:独身女性信徒(求道者も可、1日でも参加できます)
問合せ・申込:ベタニア修道女会:Sr.菊池
〒165-0022 中野区江古田3-15-2
Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
http://www.sistersofbethany.info/

■聖書深読のお知らせ

6/23(土)16:30〜
メルセス会第四修道院で(杉並区高円寺南5-11-35)
内容:聖書深読・手作りの夕食
どなたでも参加可 
申込不要 
参加費無料
問合せ:メルセス会第四修道院 Tel/03-3315-1550(18:00〜21:00)

■いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

6/16(土)16:00~
援助修道会本部修道院聖堂で(新宿区市谷田町2-24)
司式:晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで)

■召命を見つめる夕べ

以下共通
お告げのフランシスコ姉妹会で(大田区久が原4-33-13) 
申込:名前・住所・電話番号・所属教会を明記の上、FAXまたはE-mailにて
担当:Sr.山澤Tel/03-3751-1230 Fax/03-3753-3390
e-mail:fsa_maria0325@yahoo.co.jp
◆6/16(土)10:00~17:00
“修道生活を考える方の召命の集い” アントニオ・キム神父(フランシスコ会)
◆7/14(土)14:00~16:00
“「主の祈り」を深める” 阿部仲麻呂神父(サレジオ会)
17:00~19:30召命の集い(教会の祈り・聖書からの分かち・食事)

■四谷祈りの集い 1日黙想会「み言葉によって生きる」

6/23 7/28 8/18(土)10:00~16:30
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
指導:赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
内容:ご聖体顕示と沈黙の礼拝、講話、ロザリオ、賛美、ゆるしの秘跡、ミサ
会費:¥1,500 
昼食持参 
どなたも歓迎(予約不要)
問合せ:赤波江神父
Tel/090-4574-9288(9:00~17:00)

■エバンジル会-フランス語で聖書に親しむ集まり

6/11 6/18 6/25(月)18:00~19:30
麹町教会信徒会館2階203B会議室で
講師:レミ・オード神父様(聖ペトロ・パウロ労働宣教会) 清水ドミニク先生 
参加費:各回¥700
e-mail:evangile@hotmail.co.jp
http://www.geocities.jp/evangilekai

■いやしのためのミサ

6/10 7/8(日)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会) パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
ミサ後に個人別祈りの時間帯有
問合せ:望月Tel/03-3290-1068
小平師:http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細:http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

■月例ミサと集い(LGBT+カトリック信者の集い)

6/24(日)13:30~17:00 ミサ 14:00~
司式:鈴木伸国神父(イエズス会)
LGBT+の方と協働者のみ参加可、プライバシーを護るため、
申込者にだけ詳細をご連絡します。
自己紹介等もなく、主イエスと出逢う霊的休息場のミサを願っています
主催:LGBT カトリック信者の集い
申込・問合せ:lgbtcj@gmail.com 宮野Tel/080-1307-3910 
小笠原Tel/090-1650-2207
サイト:http://lgbtcj.org/

■ラビリンスメディテーションへのおさそい

6/9 9/1 10/13(土)14:00~16:30
小金井聖霊修道院マリア館で
(Tel/042-381-8001 
JR中央線武蔵小金井駅)
テーマ:ラビリンスを歩いてみませんか
雨天:聖書の分かち合い 
参加費:¥200 
申込不要

■イエズス会霊性センター「せせらぎ」研修会のお知らせ

2018年度「カバルス研修会 基礎(週末コース)」
前半 9/14(金)16:30~9/17(月)16:30
後半 10/6(土)16:30~ 10/8(月)16:30
イエズス会無原罪聖母修道院で(黙想)(練馬区上石神井4-32-11)
対象:心理的・霊的成熟に関心のある方で、
前半・後半両方の全日程に参加できる方。
(心の傷などを見ていきますので、心身両面の健康が必要とされます。) 
定員:20名
申込:申込ための「アンケート用紙」をお電話、Fax、メールでご請求ください。
参加の皆様には献金のご協力をお願いいます。
問合せ:イエズス会無原罪聖母修道院(黙想) ―霊性センター「せせらぎ」―
Tel/03-3920-1158(9:00~17:00)
e-mail:retreathouse.tokyo@gmail.com

■1日黙想会「神の呼びかけを聞こう」─主の証し人になるために─

7/1(日)10:00~17:00(主日のミサ有)
御聖体の宣教クララ修道会東京本部修道院で(世田谷区桜新町1-27-7)
対象:40歳位までの未婚女性信徒
指導:伊藤淳(東京教区司祭)
費用:¥1,000(昼食代を含む)
申込:住所、氏名、霊名、年齢、所属教会を記入の上、TelかFax、メールで 
6/24(日)まで
申込:Tel/03-3429-4823 Fax/03-3420-0394 シスター小崎
e-mail:tategoto@hotmail.co.jp

■「絶えざる御助けの聖母」の祝日のノヴェナ(9日祈祷)とミサ

6/18(月)~6/26(火)ノヴェナ 毎日19:00より大聖堂で
6/23(土)・6/24(日)は主日のミサで
6/27(水)19:00 ミサ
司式:盛克志神父 
初台教会大聖堂で
どなたでも参加可
問合せ:初台教会Tel/03-3466-0361

■ローマ典礼の特別形式による歌ミサ(別称トリエント・ミサ)

6/10 6/17 7/8 7/15 8/12(日) 8/15(水) 8/19(日) 
14:00~ミサ・聖体降福式 (13:00開場 13:30よりロザリオの祈り(ラテン語))
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
主催:Una Voce Japan(ウナ・ヴォーチェ・ジャパン)
司式:池田敏雄神父(聖パウロ修道会)
どなたでも参加可 
侍者募集中
http://uvj.jp
問合せ:e-mail:info@uvj.jp (修道院への問い合せはご遠慮を)

■第6回東京カ障連・ヨブの会集会

「津久井やまゆり園の被害者と19人の命のために祈り分かち合いましょう」
7/14(土)12:30~15:00
麹町教会2階マリア聖堂/信徒会館3階アルペホールで(四ツ谷駅徒歩2分) 
会費なし寄付歓迎
内容:東京教区内の様々な障がいを持つ信者を主体として、キリスト者として祈り、心おきなく語り合う集い。
12:30からマリア聖堂でお祈りの後、アルペホールに移動して分ち合いを行います。
11:00から入場可 
お茶の用意があり 集会開始まで
持参の昼食利用できます ロザリオを持参
問合せ:Tel/・Fax/042-324-3669西田
e-mail:my-nishida@home.email.ne.jp

■呼びかけって何だろう!!

7/15(日)10:00~15:30
師イエズス修道女会関口修道院で(文京区関口3-16-15)
対象:信者、求道者で未婚女性35歳まで
連絡先:Tel/・Fax/03-6902-1319 Tel/03-3351-2692藤村良子 赤波江末子

講座・研修会

■福者ペトロ岐部と187殉教者列福10周年記念シンポジウム

6/30(土)14:00~16:30
麹町教会ヨセフホールで
対象:どなたでも 
申込不要
講話:レンゾ・デ・ルカ師(イエズス会日本管区長)
川村信三師(上智大学教授)
平林冬樹師(日本カトリック司教協議会列聖推進委員会秘書)
問合せ:日本カトリック司教協議会 列聖推進委員会
Tel/03-5632-4445 Fax/03-5632-4465
e-mail:pcb01@cbcj.catholic.jp

■(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座案内

◆6/9(土)14:00~15:30
「北原怜子(さとこ)没後60年記念(2)」「アリの街写真展を企画して」
講師:北畠啓行、陶山孝一、岩浦さち(アリの街実行委員会委員)
今井湧一(アリの街実行委員会委員、市川教会信徒)
◆6/13 6/27 7/11 7/25(水)14:00~15:30
「聖書のこころ」 6/13─神のすがた   
6/27─神の言葉
7/11─キリストのからだ 
7/25─兄弟
講師:ベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会修道女)
◆6/14 6/28 7/12(木)10:30~12:00
「福音・招き」─マルコ福音書
講師:大原猛(教区本部付司祭、(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ主宰)
◆6/16 7/7 7/21(土)10:30~12:00
「イエスと共にする旅」─皆で読みあうヨハネによる福音
講師:本間良子 (マリアの御心会修道女)
◆6/16(土)14:00~15:30
「福島の今」─原町で思うこと
講師:幸田和生(司教、仙台教区へ派遣(東北震災復興支援専属))
◆6/20(水)10:30~12:00
「早分かりカトリック教会音楽史」
講師:笹沼恵美子(習志野教会信徒・オルガニスト、ドイツ・教会公認音楽家)
◆6/21(木)10:30~12:00
「心が元気になるコミュニケーション」─言葉の持つ不思議な力
講師:宮本佐代子(成田教会信徒、上級プロフェッショナル心理カウンセラー)
眞田加代子(市川教会信徒、産業カウンセラー、グリーフケア上級アドバイザー)
◆6/23(土)12:15 
浅草寺雷門前集合
「北原怜子(さとこ)没後60年記念(3)体験学習(浅草)」「アリの街を訪ねて」
参加費(観劇券):¥2,000
※前売券を購入致しますので、必ず事前に申込下さい。
※各自、昼食を済ませて集合願います。
①13:00観劇「アリの街のマリアとゼノ修道士」(浅草九劇) 
②14:30 アリの街跡見学(言問橋)
③15:30 歓談会(希望者のみ)
※神谷バーにて実費(¥3,000程度)
◆6/30(土)14:00~15:30
「罪と恥からの解放」 ─わたしは福音を恥としない(ローマ1-16)
講師:大柴譲治(日本福音ルーテル大阪教会牧師、日本ルーテル教会総会 
副議長、上智大学グリーフケア研究所客員所員)
◆7/7(土)14:00~15:30
「キリストの祈りについて」(2)
講師:森一弘(司教、財団法人真生会館理事長)
◆7/11 7/18 7/25(水)10:30~12:00
「聖書における女性の姿と西洋美術史」
講師:アンドレア・レンボ(府中教会主任司祭、ミラノ外国宣教会日本管区長)
◆7/14(土)14:00~15:30
「長崎での被爆体験」
講師:大野禮子(千葉県小・中学校で被爆体験の語り部として活動中)
参加自由 
事前申込
申込・問合せ:Tel/047-404-6775(10:00~16:00 日・月・祝日休)
〒273-0011船橋市湊町1-2-21ケイ・ジイ・ビル3階
https://fgalilea.jimdo.com/

■ベタニアミッションセンター講演会

◆6/23(土)14:00~16:30
「罪とゆるし」荒川博行神父(東京教区)

◆7/22(日)14:00~16:30
「旧約聖書の魅力」 浦和洋司氏(カトリック神学院講師)
ベタニア修道女会聖ベルナデッタ修道院で
申込・参加費不要 
講演会後、茶話会自由参加
どなたでも参加可
問合せ:ベタニアミッションセンター
担当:Sr.國定Tel/080-2041-3286
http://www.sistersofbethany.info/

■ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所
(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel/・Fax/03-3806-9877
◆4会場での勉強会
全会場同一条件13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥300 
申込不要
6/ 5(火)立川教会で
6/12(火)ビ・モンタント東京事務所で
6/15(金)高輪教会で
6/19(火)三軒茶屋教会で
◆聖書通読講話会
〔四谷会場〕
以下共通
土曜日 13:30~15:00
イエズス会岐部ホール306室で(Tel/03-3357-7651)
世話人:浜端Tel/042-623-1469
6/2 「新約聖書など」鈴木信一神父(パウロ会)
6/9 「トビト記」泉富士男神父(東京教区)
〔関口会場〕
6/6 6/20(水)10:30~12:00
「マカバイ記Ⅰ」泉富士男神父(東京教区)
東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで
◆月例散策会
6/13(水)10:30 
西武新宿線小平駅改札口で集合 
行先:小平教会と小平市「あじさい公園」周辺散策 
世話人:田垣Tel/03-3999-1209
◆聖句を毛筆で楽しむ会
6/7(木)13:30~15:00
ビ・モンタント東京事務所で 
会費:¥500
担当司祭:泉富士男神父(東京教区)
世話人:片島Tel/042-523-0810

■2018年度ペレス・バレラ神父S.J.勉強会

6/3 6/10(日)15:00~17:00
6/6 6/13(水)10:30~12:30
S.J.ハウス第5会議室で
講座名:神の愛に照らされて、自分の内面の不思議な世界に目覚めさせる 
テキスト:「不思議の国の私」J.E.ペレス・バレラ著「キリストに倣う」
参加無料 どなたでも
連絡先:e-mail:l-amanecer12@docomo.ne.jp 川畑

■南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

6/23 7/28 8/25(土) 13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで
(Tel/03-3261-0825)(四ツ谷駅徒歩 1分)
講師:平田栄一(風編集室)
参加費:¥1,000 
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
申込・問合せ:平田栄一Tel/・Fax/048-769-4095
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp

■講座案内

以下共通
キリスト・イエズスの宣教会で(江戸川区南小岩6-25-6)
シスターベアトリス Tel/・Fax/03-5889-3055

◆「聖書の心」イエスの後に従い
第2・4木曜日 10:00~12:00
(小岩修道院で)
第2・4水曜日 14:00~16:00(ガリラヤカトリック船橋学習センターで)
第1・3土曜日 10:00~12:00(市川教会で)
◆「よりよい家庭を求めて」
毎月第1・3月曜日 10:00~12:00(小岩修道院で)
◆入門講座 相談によって(小岩修道院で)信仰を深めよう
第2・4火曜日 14:00~15:30(小岩修道院で)
◆祈りの集い 
毎月第2土曜日 14:00~16:00
◆悩み相談のご希望の方 
いつでもOK 22:00まで TELでご連絡ください

■「風」編集室による講座

以下共通
幼きイエス会・ニコラ・バレ(四ツ谷駅麹町口)で
日曜1階、土曜・月曜9階 日曜・月曜各
参加費:¥1,000(学生半額) 土曜(無料)
申込不要
問合せ:「風」編集室Tel/・Fax/086-227-5665
e-mail:kazehensyuusitu@gmail.com
◆月曜講座
6/4(月)19:00〜20:30
小林秀雄とドストエフスキー ―若松英輔『小林秀雄 美しい花』をめぐって
講師:若松英輔・(聞き手)山根道公
◆『井上洋治著作選集』による聖書講座(A)と遠藤文学講座(B)
6/3(日) A:13:30~15:00 B:15:30~17:00
A 万物同根とアッバの祈り  ―「井上洋治著作選集9・10」
B 自らの信仰を重ねる人物を歴史の中に探究  ―「銃と十字架」「キリストの誕生」「侍」

■オリエンス典礼セミナーⅢ

6/9 7/14(土)13:30~15:30 
松原教会で
テーマ:典礼と信仰教育 
受講料:1回¥1,300
第3・4回「現代の要理教育」
講師:原敬子(上智大学神学部准教授、援助修道会会員)
主催・問合せ:オリエンス宗教研究所
Tel/03-3322-7601  詳細はHP

■講演会

こころの声を聴く~寄り添う者になるために~
7/7(土)13:30~16:30(12:30受付)
ニコラ・バレ(幼きイエス会)9 階で
講師:大山悟(司祭、日本カトリック神学院養成者、臨床パストラル教育研究センター理事)
主催:NPOスピリチュアルケア東京
参加費:¥2,000定員:50名 
先着順 要申込
問合せ:Tel/090-1818-3523(浅井) Fax/047-348-2884
http://npo-spiritualcare-tokyo.com/

■信徒の月例会

キリスト教信仰の見直し① ~旧約が教えるものとイエスがもたらした福音~
6/16(土)14:00~ 
麹町教会アルぺホールで
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)
テーマ:楽園と失楽園「本来の私」と「現実の私」
申込不要  
問合せ:Tel/03-3263-4584

■「胎内の子ども達とそのいのちを守る活動のため」の集い

6/17(日)12:00〜 
松戸教会地下ホールで
テーマ:世界を変えるマーチフォーライフ
講師:池田正昭(マーチフォーライフ実行委員会代表/編集者) 
主任司祭フィリップ神父様とともにいのちの尊厳について考えます。
参加無料 軽食の用意あり(¥300〜)
問合せ:平塚Tel/047-375-1158

■イタリア美術を通じて「聖書を学ぶ」

6/9(土)14:00~16:00 
立川教会信徒会館2階で
講師:ジュリアーノ・デルペーロ(聖ペトロ・パウロ労働宣教会修道士)
受講料:¥1,300/回(カラーコピー資料代を含む)
見学歓迎 
問合せ:立川教会 中村都  Tel/090-5575-3050

■茶道とキリスト教講演会

6/30(土)13:00 
イエズス会岐部ホール309室で
講演:高橋敏夫(表千家茶道教授)
テーマ:高山右近の茶の湯と織田有楽斎の清めの病とその考證 
呈茶有り 自由献金
問合せ:Tel/042-476-8137和栗 音楽会

■聖グレゴリオの家賛助会チャリティーコンサート

聖グレゴリオの家 活動支援のために
◆新山 開ヴァイオリンリサイタル
6/30(土)15:00開演
聖グレゴリオの家新棟ハッチ・ハウスで
入場料:前売り¥2,000(当日¥2,500)
◆大竹英二リサイタル ~ハーモニカ世界チャンピオン~
7/7(土)17:00開演 
聖グレゴリオの家聖堂で
入場料:¥3,000 
主催:聖グレゴリオの家賛助会
問合せ:聖グレゴリオの家 宗教音楽研究所
Tel/042-474-8915 Fax/042-474-8832
http://www.st-gregorio.or.jp/

■東京スコラカントールム 第61回定期慈善演奏会

十字架 その受難と栄光 
豊島教会とカリタス釜石(大震災復興活動支援)のために
7/27(金)18:30開場 19:00開演 
豊島教会で 全席自由 
一般¥1,500 学生¥1,000 指揮 青木洋也 オルガン 浅井美紀 
合唱 東京スコラカントールム シュッツ 「新しい歌を主に向かって歌え」 
グノー 「十字架上のキリストの七つの言葉」 他
問合せ:Tel/090-9829-9807(松岡)
e-mail:schola@gol.com
http://www2.gol.com/users/schola/

■聖歌合唱の会 

Juneチャリティーコンサート
6/24(日)14:00 
高円寺教会で 
自由献金
会員募集(特に男性パート テノール バス)
曲目:ラテン語・英語・日本語の聖歌 クリスマスソング など 
練習日:日曜日12:00~14:00
連絡先:Tel/090-3347-4792横田 Tel/090-3103-0154林

その他

■こころの相談支援(カウンセリング)

6/4、6/6、6/9、6/11、6/13、6/16、6/18、6/20、6/23、6/25、6/27、6/30
神の御摂理修道女会2Fで(目黒区中目黒3-18-17)
予約制 
Tel/080-6740-4396(留守番電話の場合はメッセージを残して下さい、折り返し連絡致します)
自由献金 
担当:Sr.関口陽子(神の御摂理修道女会会員・臨床心理士)

■東星学園中学校高等学校イブニング説明会

6/20(水)7/5(木)7/27(金)18:45~19:30
(3回とも同一内容) 東星学園の教育や生活進路について説明いたします。
事前にHPか電話等でご一報ください。
清瀬市梅園3-14-47 
http://www.tosei.ed.jp
Tel/042-493-3201 Fax/042-493-3337
e-mail:chukou@tosei.ed.jp
なお、学校見学・入試(転編入)相談は随時できます(要事前連絡)

「VIVID」情報掲載の申込み方法

 2018年7月号(No.354) 7月1日(日)配布 掲載希望原稿の締切り6月5日(火)

申込み 必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料。連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送り下さい。

送り先 〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局 
      広報部 tel:03-3943-2301 fax:03-3944-8511 
      e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp