お知らせ
東京教区ニュース第320号
2015年03月12日
目次
ほほえみのタグレ枢機卿に同行して
カトリック中央協議会事務局長 宮下 良平 神父 東京教区
早くも人気の秘密を垣間見た
2月1日(日)の午後、フィリピン・マニラ大司教区のタグレ枢機卿が羽田国際空港に到着されました。岡田大司教、幸田司教とフィリピン人の信徒30名ほどが出迎えました。到着ロビー出口の一角は、フィリピン人たちの熱気で圧倒されていました。これほどまでに人気のある方なのかとまず驚かされました。
タグレ枢機卿が現れると、フィリピンの方々が枢機卿を取り囲み、携帯で写真を撮り始め、枢機卿はもみくちゃにされました。それでもニコニコしながら一緒に写真を撮らせていました。この姿は、仙台、東京、大阪どこに行っても同じでした。嫌な顔一つせず、笑顔でいっしょに写真に収まる枢機卿の姿に、その場で誰にでも、イエス様の笑顔と希望を伝えたいというミッションを私は感じ、感動しておりました。この後、私はタグレ枢機卿が離日する関西空港まで同行いたしました。
今回のタグレ枢機卿の訪日は、ユスト高山右近帰天400年記念ミサ参列のために、日本司教協議会が招待したものでした。いろいろ調整した結果、初日と二日目は、かなり綱渡りのハードなスケジュールとなりましたが、枢機卿はいやな顔をせずにスケジュールをこなされました。
語りかけるお父さん
2月1日は、定刻より早く飛行機が着いたおかげで、少し余裕を持って羽田を出て東京駅に向かい、新幹線で仙台まで行きました。前日に降った雪がまだ残っている仙台に午後5時半ごろに着き、午後6時からの主日のミサがカテドラルで行われ、聖堂は市内や近郊から集まったフィリピン人信徒など500人ほどで一杯になりました。
ミサが進み、説教となり枢機卿は語り始められました。本当に自然に私たちに語りかけ始めました。ご自身が最近経験したこと、出会った人のこと、特にフィリピンを訪れた教皇フランシスコのことを話されながら、朗読箇所のみことばについてゆっくりと子どもにもわかるような簡単な言葉を使って話されていました。そして、説教の途中で突然話を止め、会衆を見渡しました。会衆は何を語られるのだろうと集中しています。すると、枢機卿は、タガログ語で一言語りかけます。すると、会衆がどっと笑います。そして、人々の顔が一瞬で優しくなる光景を目撃しました。あとで、その内容を通訳の司祭に聞くと、「いい子にしなさいよ」というようなお父さんが小さな子供に語りかけるような言葉だということでした。説教は続き、「あなたがたは働きのためや結婚して日本にいるだけではありません。あなたがたの目的は、ミッションです。職場の人、隣人、家族、すべての関わりある人へ神の愛を笑顔で示し交わること、それがミッションです。あなたがたはイエス様と結ばれています、中心にイエス様がいることを忘れないでください」というようなことを語りかけ、人々に希望と勇気を与える説教をされました。
このタグレ枢機卿の仙台でのミサの様子は、東京のカテドラルで行われたフィリピン人のためのミサの説教でも同じでした。
共感するセンス
仙台から東京へ向かう新幹線の中で、私は枢機卿に、「昨日、人質になっていた日本人ジャーナリストが殺されました。日本人の心に悲しみが広がっています。フィリピンでも同じようにテロリストに殺される事件が起こっているので、もしそのことに触れていただけるなら、日本人にも慰めとなるかもしれません」とお話ししました。
枢機卿は、東京でのミサの説教の冒頭で、そのことに触れ、日本とフィリピンの人々が味わっている悲しみについての共感と連帯、愛、命の尊さ、平和について語られました。タグレ枢機卿のこの言葉は、翌日のジャパンタイムスで詳しく取り上げられていました。
誰にでもできることを身をもって示された
タグレ枢機卿はどんなときでも笑顔を絶やされません。ハードスケジュールでさぞかし疲れていることだろうと想像できても、相手に合わせて笑顔で一緒に携帯のカメラに収まってくださっています。もみくちゃにされても、そこに小さな子供がいると頭に手を置いて祝福します。この枢機卿の姿を3日間間近で見させていただいて、この枢機卿のすべては神の愛を伝えるミッションに生きていることを知りました。一言で言えば、「すごい」方だと思いました。全身全霊でその人を大切にするという枢機卿の姿勢に、私は心打たれると同時に、カトリック信者として、司祭として基本的なことを学ばせていただきました。
出会いの発展への期待
枢機卿は、日本での短い滞在を通して、日本の教会とロレンソ・ルイスや高山右近との結びつきを大切にしながら、日本の教会のためにいろいろできることは協力したいと言うことを述べられて日本を離れられました。
タグレ枢機卿の訪日は、日本とフィリピンの教会の新たな結びつきを確かめる貴重な機会となり、日本の社会でのフィリピンの方々のミッションに大きな力と希望を与えたのではないかと思っています。
黄金の国の『黄金の記念日』
レオ・シューマカ神父(目黒教会/聖コロンバン宣教会)
昔、「金地国」の名で知られたミャンマー、そのほとんどの都市の中心には金色の塔パゴダが聳(そび)えています。朝早く、町がまだ暗闇に包まれている頃には、これらのパゴダはいち早く曙光(しょこう)を受けて煌(きら)めき、天国からの光を人々に送り届けているかのように見えます。500年前、ポルトガルの貿易船が金と宝石を探して航海をしていましたが、その船には、ミャンマーに福音の明かりを灯すことになる宣教師が乗っていました。昨年の11月、ヤンゴン(旧ラングーン)で、福音伝道500周年が祝われました。
私が初めてミャンマーを訪ねたのは18年前のことです。以来、毎年のように私はミャンマーを訪れるようになりました。国の美しさ、人々の優しさ、カトリック信仰の深さにとても感動したのです。この度、幸田司教と、小さな巡礼団の皆様にミャンマーを紹介できたことは、私にとってたいへんな喜びでありました。
祝典開催のミサはヤンゴン中央にある聖マリア大聖堂で行われました。築100年の美しい聖堂の収容数は1500名、5000人にも及んだ参列者の多くは、聖堂の外に座り、スクリーンを通してミサに参加しました。祭壇は白と黄金の蘭で飾られておりましたが、それが司教たちの祭服に調和しておりました。ミサも聖歌もすべてビルマ語によるものでしたが、神様への感謝と喜びとが強く伝わってきました。長きにわたる軍による圧政的な支配や教会活動に対する厳しい制限が終わり、開放的な精神と協力し合う姿がそこにはありました。500年間ミャンマーに灯り続けた福音の光は、これから先も灯り続くことでしょう。
ところで、この祝典はミャンマーだけでは終わりませんでした。日本の関東地方にはおよそ100人のミャンマー人のカトリック信者が住んでいます。ヤンゴンまで行くことができなかったこの方々のために、私どもは独自の記念ミサとお祝いを目黒教会で開催することにしたのです。12月14日の日曜日の午後5時に、駐日バチカン大使であるジョセフ・チェノットゥ大司教が、ミャンマーのJohn La Raw神父の付き添いのもと、250名の参列者とともに色彩豊かなミサを祝いました。合唱隊はミャンマーの若人により編成され、奉納の際にはミャンマーの衣装をまとった20名により、パンと葡萄酒、ミサ後の食事のための食べ物と飲み物が捧げられました。
ヤンゴンの祝典はスケールが壮大で、たいへん荘厳なもの(そしてとても長時間に及ぶもの)でした。これに比べると、私どもの集まりは、こぢんまりとした短いものとなりましたが、それでも温かく、喜びに溢(あふ)れておりました。福音の灯は黄金の輝きをもって、ミャンマーと世界中にいるミャンマー人のカトリック信者の心の中で、なおも光り続けています。
エキュメニズム東京集会
人と関わることの大切さを
2015年キリスト教一致祈祷週間(1月18日~25日)にあたって、例年通り、日本キリスト教協議会(NCC)と東京教区の合同の主催で、「東京集会」が、1月18日(日)午後2時30分~4時30分、カトリック神田教会において開催されました。司式は、NCC議長・小橋孝一牧師、幸田和生司教の両名によって行われ、福音朗読は神田教会主任司祭・江部神父、説教は麹町教会のマヌエル・エルナンデス修道士(イエズス会)が担当されました。
エルナンデス修道士は、説教で、その日の主日の典礼の聖書朗読箇所と関連させ、キリスト者の一致のためには、「人を見ること、聞くこと、考えること、話すこと」によって「お互いに愛し合いなさい」という言葉を実行していくことだと語りかけました。ユーモアに満ち、含蓄に富んだ語り口で、イエスがサマリアの女に声をかけ、会話を始め、それによってサマリアの女が村人たちにイエスのことを伝えたように、「人と会わなければその人を知らない、その人を知らなければ愛せない」のだから、イエスが「水を飲ませてください」という簡単な言葉からサマリアの女との会話を始めたように私たちも人と関わっていくことが大切だと呼びかけました。
快晴の冬の日、80名程の方がお集まりくださいました。歌と音楽、オルガン演奏による黙想の時間が多い、瞑想的な礼拝となりました。
礼拝の中で、献金が行われ、39,614円の御志が集まりました。今年は、礼拝の福音朗読がサマリアの女のエピソードであったということもあって、困難の中にある女性のために心を向け、この献金は、NCCを通して、武蔵野ダルク「薬物依存の女性のためのシェルター」と、福島から首都圏に避難している母子の支援を行っている「きらきら星ネット」に届けられます。
礼拝終了後、神田教会信徒会館一階ホールで、茶話会が開かれました。カトリック神田教会の信徒の皆様によって、御茶やお菓子が振る舞われ、多くの方々がのどを潤し、歓談をされ、なごやかな雰囲気にあふれた集会となりました。
(油谷 弘幸神父)
主が触れたくださる 世界病者の日ミサ
今年の「世界病者の日ミサ」は“主が触れてくださる”というタイトルのもと、2月11日に東京カテドラル聖マリア大聖堂で、午後1時30分から開かれた。
さまざまな病気や、貧困、抑圧、悔恨(かいこん)などで苦しむ人たちのために祈り、医療、福祉施設で働く人たちを励まし、愛や癒しをもたらす教会の役割を考えるミサで、岡田武夫大司教主司式のもと司祭・助祭の共同司式で行われ、多くの人が参列した。当日は晴天であり、暖かな日の光がさしこむ祈りの時となった。教区主催の世界病者の日ミサがはじまって10回目。当日は400人を超える人で聖堂は埋まり祈りをささげた。
退堂前に教区福祉委員会委員長・豊島神父によって福祉委員会ならびにこのミサの意義について改めて話があり、その流れでミサ後、関口会館で懇親の茶菓の席が設けられた。会場に多数の人が立ち寄り、大司教を中心に交わりの時間をもつことができた。
(豊島 治神父)
司祭人事異動
岡田武夫大司教は1月20日付けで、東京教区の司祭人事異動を発表した。(敬称略 カッコ内は現任務)
- 小教区人事
志村教会小教区管理者 深水 正勝師(休養)
西千葉教会協力司祭 グェン スアン ティエン師(聖コロンバン宣教会)
- 退 任
粟本 昭夫師:麹町教会協力司祭を退任。居住は、引き続き、SJハウス
コンスタン ルイ師:中野区にあるベタニア修道女会の修道院に居住(昨年10月に願い出た退任を大司教が受理)
カリタスの家だより 連載 第70回
Iさんとの16年間
東京カリタスの家 Tel 03-3943-1726 http://www.tokyo-caritas.org
東京カリタスの家では、利用者さんと長い長いおつきあいになることは少なくあません。今回は昨年、82才で帰天されたIさんのことを紹介します。
Iさんと初めてお会いしたのは16年前で、腰こそ曲がっていましたがお元気でした。身寄りがなく、毎日のように司祭や修道院を回ってはお金を借りていました。生活保護のお金が入ると、まずはアパートの家賃を払い、次は借りたお金を返して回るといった生活でした。「お金が無くなり、お腹が空いて動けない」という電話が来るたびにアパートに駆けつけては、具沢山の味噌汁を鍋いっぱいに作り、お金が入るまで頑張ってと支援してきました。
時々、大切なアルバムを出して、子ども時代の楽しい思い出や、娘時代の紡績工場での苦しい思い出、体を壊して入った療養所で出会った神父様や洗礼のお話などを、写真を見ながら話されました。ある時「3歳で死別した母のお墓参りがしたい」と言われたので、一緒に谷中墓地にお墓を探しに行き、見つけた時は本当に喜ばれました。「私はお母さんのお墓には入れない」と言われるので、「じゃあ、カトリックのお墓に入りたいですか?」と尋ねると「入りたいです」と答えられました。
8年前の大晦日にお蕎麦屋さんで倒れて病院に運ばれ、その後、転院を経て幸運にも特別養護老人ホームに入居することが出来ました。当初は集団生活になじめず、いつもきつい顔をされていましたが、大事にされていたアルバムをとり出して話す時だけはよくおしゃべりされました。「カトリックのお墓に入りたい」と言われたことが気になり、ホームの職員さんと相談して「カトリック教会での葬儀とカトリック墓地への埋葬を希望します」という文書を作成し、Iさんに署名と印をもらいました。
Iさんは胃ろうや鼻腔栄養は拒否されていたので、ここ1、2年は高カロリー飲料だけの食事になっていました。しかし、それさえも困難になり、段々と体力も弱り死期が迫ってきました。そして昨年、肺炎で入院された際に、ホームの職員さんから「最後は特養ホームで看取りをしたい」「本人が生きている内にお墓を買いましょう」と相談を持ちかけていただき、亡くなる7日前に共同墓地を購入することができました。そのことをIさんにお伝えすると「女の人が赤ちゃんを抱いている姿が見えます」と言われました。本人も安心されたのでしょう。
亡くなられた晩は、職員さんがお部屋にCDの聖歌を流し、お祈りのカードを貼り、ロザリオを枕元に置いて下さいました。「チョコレートを食べたい。サイダーを飲みたい」とIさんは言われ、チョコレートを溶かして口に、サイダーに浮かべた氷で唇を濡らしていただいたそうです。
Iさんとのこの16年間、私が支えられたのは「この小さな兄弟にしたことは、私にしたことだ」との御言葉です。この弱い私に小さな姉妹を与えて下さったことに感謝しています。
鳴海 京子
CTIC カトリック東京国際センター通信 第187号
CTIC25周年に向けて
カトリック東京国際センター所長 幸田 和生
カトリック東京国際センター(CTIC)は1990年7月20日、東京教区司祭の家(関口にある現大司教館の建物)の地下で始まりました(そのときの名称は「国際司牧センター」でした)。東京教区創立100周年を記念した事業として始まりましたが、当時は日本に来る外国人が増え、その多くがカトリック信者であったことから、日本の小教区にもさまざまな相談や司牧的サービスを求めて、多くの外国人が訪れ始めた時代でした。その人々の悩みや求めに少しでも応えることができるようにと考えて、CTICは設立されたのです。1994年から亀戸に事務所を移し、さまざまな相談活動に力を入れるようになりました。
2000年4月からは目黒に司牧センターを設け、フィリピンなど英語圏信徒の司牧、ブラジル、ペルーなどラテンアメリカ人信徒の司牧的サービスに力を注ぐようになりました。さらに2002年にはCTICちばを開設して、千葉県に住む移住者の生活・信仰サポートを始めました。
この三事務所体制にはいろいろな問題もあり、2009年には、経費節約とスタッフの協力体制の強化を目指して三つの事務所を目黒に統合し、現在に至っています。その間、スカラブリニ宣教会や他の男女修道会、フィリピン人レイミッショナリー(信徒宣教者)をはじめ、多くのボランティアの方々の協力をいただきながら活動を続けてきました。現在はフィリピン人司祭二人、レイミッショナリー二人を含むいろいろなスタッフでCTIC事務所が構成されています。
大きな問題もあります。今の一番の悩みは事務所の中心になる人の不在です。英語も日本語もできて、専従でCTIC事務所に関わることのできる人(できれば司祭かシスター)がいてほしいのですが、残念ながら確保できずにいます。
新しい動きとして、フィリピン人レイミッショナリーを仙台教区に派遣したり、本郷教会をお借りしての難民サービスを開始したりしています。いつも目の前の必要に精一杯応えようと歩んできたCTICですが、この25周年にあたって、むしろ現在の活ctvc動を見直すべきであると感じています。今の東京教区内の移住者の状況、今後の東京教区の移住者司牧のあり方と多国籍教会として成長、その中でのCTICが果たすべき役割を再検討しなければならない時であると考えます。
なお、今年7月20日(海の日)には目黒教会でCTIC25周年記念行事を行う予定です。今後とも皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。
CTVC カトリック東京ボランティアセンター No.31
茶の湯、初釜
新年を迎えた1月24日、今年も福島市の宮代仮設住宅の皆さんとともに、初釜を楽しみました。
原発事故以降、浪江町から各地の避難所を経由してここ宮代仮設住宅に避難されてから3年半。その時から今まで、福島市の松木町教会の「愛の支援グループ」が月に2回、「ふれあい茶の湯」というイベントを継続してきました。普段の「茶の湯」は気楽にお茶とおしゃべりを楽しむ会ですが、初釜では本格的なお茶の所作を学びながら、お点前と点心席を楽しみ、新年にふさわしい清々しい時間となりました。
今年は仮設住宅の集会場に緋毛氈(ひもうせん)を敷き、お茶の会席のために美しく模様替えしました。普段とは違う雰囲気に少し緊張感もありましたが、入居者の方々はじめボランティアの皆さんの着物姿と袴姿が華やかに彩りました。
参加者は総勢48名。仮設住宅での生活が長引く中、心を落ちつかせ和む時間や空間はとても貴重といえます。「ふれあい茶の湯」代表の鈴木キミ子さんは「虎渓三笑」という中国の故事を紹介しながら、笑顔で楽しくお話しすることの大切さについてお話ししました。CTVCのボラパックはこれからもこの「茶の湯」を通して避難者の方々に笑顔を届けに行きます。
電話 03-6721-1421 メールアドレス tokyo@ctvc.jp
教区司祭紹介 第50回
パウロ 安次嶺 晴実(あじみねはるみ) 神父
1949年9月24日生まれ 1987年3月15日司祭叙階
母の影響でプロテスタントからカトリックへ
ご出身は?
安次嶺 世田谷区の砧で育ちました。司祭になって40ぶりに、育った土地の近くの喜多見教会に任命された時は、ちょっと感慨深いものがありました。私は3人兄弟の長男で、下は弟2人です。
「安次嶺」という珍しい姓ですが?
安次嶺 もともと母は沖縄出身で、疎開の時に東京に来たのです。当時、沖縄から疎開する場合、関西方面が多かったと思うのですが、身内を頼って東京に来たと聞きました。
子どもの頃の思い出は?
安次嶺 子どもの頃、電車が好きで、近くを通る小田急線を見るのが楽しみでした。小学校に上がると、家から学校の途中に、小田急線の踏切があるので、そこで電車を見ていて時間を忘れ、遅刻の常習犯でしたね。
信仰との出会いは?
安次嶺 母がプロテスタントの信徒だったこともあり、私もプロテスタントの教会に通っていました。そこで教会学校のリーダーもしていました。
カトリック教会にはどんなきっかけで?
安次嶺 叔母(母の妹)がカトリックでした。3、4歳の頃、その叔母に連れられて、成城教会に行った記憶があります。第2バチカン公会議の前でした。聖堂に入る叔母に付いて、私も聖堂に入ろうとしたら、大越神父に「君はここで待っていてね」と言われ、聖堂に入ることを拒まれ、カトリック教会は冷たい所だなという印象を持ちました。
カトリック教会に行くきっかけは、リーダーをしていたプロテスタント教会の教会学校のために教材やテキストを求めて関口教会を訪ねたことです。その時期に母がカトリック教会に通い始めたのです。
それはどういうことですか?
安次嶺 プロテスタント教会の現実につまずいたようです。通っていたプロテスタント教会の牧師先生は結婚していて、当然のことながら家庭を持っているわけです。買い物に行けば、信徒は牧師夫人と出会うこともあります。その際、買い物かごの中身を垣間見て、それが噂の種として、信徒間に独り歩きするようなこともあったようです。そういうことがわずらわしくなったのだと思います。
お母様はまっすぐな性格の持ち主なのですね
安次嶺 一つことを始めると、徹底的に打ち込むタイプですね。教会にも主日の礼拝の他に、祈祷会だ、聖書勉強会だと、週に3回くらい、当然のように通っていたのですが。
母はカトリックに改宗した途端に私に向かって「あなたは救いのない所にまだ行っているのか」と言うような人でした。私は「教会に行くきっかけを作ったのはあんたなのに、よく言うよ」と内心でぼやいたものです。
晴実青年もお母様に続いてカトリックに?
安次嶺 母は当時、金曜日の夜に浜尾司教が行っていた講座に出席していて、私のことを浜尾司教に相談し、関口教会に通ったらどうか、と勧めを受け、私は関口教会に出入りするようになったのです。
当時、関口教会は青年会活動も活気があり、常に30人くらいの人が集まっていたと思います。教会学校も土曜日、日曜日の2回あり、子どもたちも100人くらいは、いたのではないでしょうか。いつの間にか、日曜喫茶のお手伝いにも加わり、気がつけば関口教会の活動に、どっぷり浸かっていました。
楽しい雰囲気が伝わってきますね
安次嶺 集まりが終わり、後に私の代父となってくれた青年が誘ってくれて、よく飲みにも行きました。その青年は、司祭召命の希望を持っていましたが、結局は司祭職を選ばずに、違う道を歩み、そんな気もなかった私が司祭への道を歩むことになったのは、何とも不思議なことです。
私はプロテスタント教会で受洗していたこともあり、洗礼式ではなく、改宗式を受けました。式が終わったら、関口教会の婦人会長が私のもとに来て、「あなた、今までカトリック信者じゃなかったの」とびっくりされたのが印象に残っています。
司祭召命のきっかけは
安次嶺 プロテスタント教会に行っていた時、嫁さん付きで牧師にならないかという誘いもありましたが、私にはその気はありませんでした。
ある時、母は関町の神学院に行ったそうです。神学院祭だったと思いますが、そこで岩崎尚(たかし)神学生に出会い、「うちにも関口教会に通っている息子がいる」という話になり、岩崎さんは「司祭になる可能性があるじゃないですか」と言われたそうです。そんなことを聞かされたりしたこともあって、志願しました。本人が強く願っていたというわけでもなく、何か劇的なことがあったというわけでもなく、なんとなく司祭召命っていうのが正直なところです。
司祭生活を振り返って思うことは?
安次嶺 八王子教会助任司祭を皮切りに、新潟教区への出向、館山、鴨川兼任、青梅、病気療養、小金井協力、秋津チャプレン、喜多見、千葉寺協力、そして現在の茂原、28年の司祭生活で、めまぐるしく任地が変わりました。年を重ねても、どこかまだまだ落ち着いていないのかもしれません。
気分転換にはどんなことを?
安次嶺 車の運転が好きなので、目的地を決めずに車を走らせることですかね。車の運転が苦になりません。昔のことですが、1日に900㎞、運転したこともあります。
これからの教会に求められることは?
安次嶺 今の働きの場である茂原教会を頭において考えると、若い人や外国人信徒の力を、どのように教会の活動につなげていくのか、ということだと思います。茂原に来て1年が過ぎようとしていますが、その必要と手ごたえを感じています。
イエスの聖テレジア生誕500周年記念
2014年10月15日~2015年10月15日
2015年3月28日(土)にイエスの聖テレジア生誕500年を迎える。これに先立ち、2009年に男子跣足カルメル修道会総会議がポルトガルのファティマで開かれ、聖女の生誕記念に向けて修道会全体が準備を行うことになった。そして、2014年10月15日の生誕記念の年開催に当たって、スペインの司教団もこの記念に合同で参加して、フランシスコ教皇からもこの記念の年に参加する人に特別な祝福が与えられた。世界的にもテレジアのカリスマを共有する修道会、団体、個人でも参加している。また、昨年から始まった「テレジアの杖の旅」が世界中に回っていて、昨年12月にも韓国と台湾を訪問して多くの人々を引き付けた。アジアにもテレジアのカリスマが広がり始めている。日本にも9か所の女子カルメル修道院が聖女のカリスマを受け継いでいる。
聖女の生誕を記念する意味は、「キリスト教霊性(内的生活)の刷新」である。彼女は16世紀から教会内で常に内的生活の刷新に寄与してきた。今年は『奉献生活の年』を迎えているが、創造的忠実さのうちに「絶えず新しく始めるよう」聖霊に促されている。この年に当たり、キリスト教内的生活の刷新を望む人に是非とも参加を呼び掛けたい。3月の行事・8月のアビラの国際交流のお知らせはVIVIDにて。
(松田 浩一神父・カルメル会)
3・11東日本大震災
犠牲者追悼・復興祈願 13:30~オルガンコンサート
青田絹江(福島県南相馬市出身)
14:30~ ミサ
主司式:岡田武夫大司教 東京カテドラルにて
主催:カトリック東京大司教区
エリザベト・マリア 北原怜子(さとこ)さん 「尊者(そんしゃ)」に
教皇フランシスコは、列聖省長官と会い、北原怜子さんを含む数名の英雄的な徳行を認める教令を承認したと、1月23日バチカンが発表した。
これにより、北原さんは「尊者」の称号を得た。
北原さんの列聖運動はコンベンツアル聖フランシスコ修道会日本管区によってすすめられている。
「蟻の町のマリア」の名で知られる北原怜子さんは、戦後、ゼノ・ゼブロフスキー修道士(コンベンツアル聖フランシスコ修道会)と出会い、東京の言(こと)問(とい)橋近くにあった蟻の町と呼ばれる、廃品回収業に携わる人たちのところを訪れるようになった。
そこで子どもたちの世話や廃品回収をするなどしたが、結核により1958年、28歳で帰天した。
蟻の町はその後、枝川(現在の潮見)に移転。潮見教会は「蟻の町のマリア」にささげられている。
VIVID
ミサ・祈りの集い・黙想会
■ イエスの聖テレジア生誕500周年記念行事(カルメル会)
◆ カルメル会四旬節講話 『現代における預言者聖テレジア』
以下、いずれも14:30~上野毛教会で(東急大井町線上野毛駅 徒歩約8分) 講話後ミサ有 どなたでも参加可
3/1(日)「テレジアの霊的母性」片山はるひ
3/8(日)「修道生活の改革者 聖テレジア」九里 彰
3/15(日)「21世紀のために生まれた聖テレジア」中川博道
3/22(日)「テレジアに学ぶ宣教の精神」今泉 健
◆ マクシミリアーノ・エライス神父(テレジア専門家)の講演会
「奉献生活者対象」 3/23(月)14:00 四谷ニコラ・バレで(四ツ谷駅前)
「一般信徒対象」 3/28(土)14:00 上野毛教会で
◆ カルメルファミリーの国際交流会(アヴィラ)とファティマ静修
8/9(日)~8/18(火) 締切:4/5(日)
問合せ・申込:Tel/0774-32-7456 e-mail:teresiauji@mountain.ocn.ne.jp 松田
■ 四旬節黙想会「赦すということ」
3/10(火)10:30~15:00 受付10:00
麹町教会ヨセフホールで
指導:英隆一朗神父(イエズス会)
参加費:¥1,000
主催:東京大司教区アレルヤ会
問合せ:森脇 Tel/03-3447-2231
申込不要 どなたでも参加可 新共同訳聖書を使用 (教会にも用意はあり) 昼食持参
■ 青年黙想会
3/1(日)10:30~17:00
聖パウロ修道会若葉修道院で(JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅徒歩8分)
テーマ:キリシタンから受け継いだ私たちの信仰
対象:35歳までの独身男性信徒
講話:夫津木昇神父(聖パウロ修道会)
参加費:¥1,000(昼食代含)
問合せ:新宿区若葉1-2 聖パウロ修道会 Tel/050-3536-5147
担当:吉田・橋本
■ 青年の集い
イエス・キリストの復活って何? ―ともに祈り、見つめよう―
3/21(土)10:30~16:00 受付10:00
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5 Tel/050-3536-5147)
対象:35歳までの独身青年男女
講師:山内堅治師(聖パウロ修道会司祭)
参加無料(昼食、お茶持参)
申込:3/19(木)までに(人数把握のため)当日参加可
詳しくは https://www.youtube.com/watch?v=YIdpuQZ0FpM
問合せ:聖パウロ修道会 Tel/03-3351-5154 e-mai:ssp-voc@sanpaolo.or.jp Br.井手口
聖パウロ女子修道会 Tel/03-3479-3941 e-mail:shoumeifsp@pauline.or.jp Sr.井上
師イエズス修道女会 Tel/03-3351-2692 e-mail: vocazione@kyp.biglobe.ne.jp Sr.寺田
■ いやしのためのミサ
3/8 4/12 5/10(第2日曜)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
ミサ後、個人別祈りの時間帯有
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
小平師 http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細: http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
■「神のうちの真のいのち」祈りの集い・四谷
3/7(土)14:30~16:30
麹町教会・岐部ホール310とザビエル聖堂で(ミサのみ)
内容:ロザリオその他の祈り、ゆるしの秘跡、ミサ
ミサ司式:ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会)
入場自由、自由献金
問合せ:e-mail:info@tlig.jp Tel/090-1107-8250菅原
■「東京都慰霊堂」で祈る
3/10(火)(東京大空襲)18:30~
東京都慰霊堂で(墨田区横網2-3-25)
祈り:ロザリオ
東京大空襲・関東大震災・東日本大震災などで犠牲になられた方々の慰霊と平和への願いを祈る
カトリック信者「平和祈願有志の会」
問合せ:久保直恵 Tel/03-5875-2011
■ 黙想会
4/10(金)~4/12(日)
三位一体東村山修道院で
テーマ:迫害されている信者同士を意識する
講師:W・キッペス神父
費用:3日間¥20,000 その他は相談
申込:Tel/090-4540-9455 Tel/0467-53-4466 上坂祐子
■ 聖霊による刷新 四谷祈りの集い
聖霊による生活刷新セミナー
4/19~6/7(毎日曜日)17:00~19:00(全8回)
イエズス会修道院岐部ホール309号室で
参加費:¥2,000
申込:4/19(日)17:00 会場で
問合せ:聖霊による刷新事務所 Tel/03-3357-8138 Fax/03-3357-9504
e-mail:ccrj-hsro@sol.dti.ne.jp
http://www.sol.dti.ne.jp/~hsro
■ ベタニア祈りの集い(来て見なさい ヨハネ1:39)
3/21(土)17:00 ~22日(日)16:00
4/18(土)17:00 ~4/19(日)16:00 1泊2日
聖ベルナデッタ第二修道院で(〒165-0022 中野区江古田3-15-2
対象:独身女性信徒40歳代位まで
申込:ベタニア修道女会 Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
メールはホームページから http://www.sistersofbethany.info/
■ いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
3/21(土)15:00~祈り 16:00~ミサ
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで)
e-mail:auxijapon@live.jp (件名に「おかえりミサ問合せ」と記入)
■ 麹町教会初金の祈りの集い
聖体礼拝と黙想~聖歌隊の歌を聴きながら~
4/3(偶数月の第1金曜日)19:00~20:00
麹町教会主聖堂で(JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分)
どなたでも参加可
問合せ:麹町教会 Tel/03-3263-4584
http://hatsukin.jimdo.com/
■ 一日黙想会
3/28(土)10:00~16:30
聖パウロ若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
指導:赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
テーマ:「マリア様とともに、自分をささげる」 聖体礼拝10:00~
昼食持参 どなたも歓迎
内容:聖体礼拝、ロザリオ、賛美、ゆるしの秘跡、講話
会費:¥1,500
今後の予定 5/23 6/27 7/25 9/26 10/24 11/28 12/19
問合せ:赤波江神父 Tel/090-4547-9288(9:00~17:00)
■ 七十二人の集い(ひきこもり支援)
-さまざまな生きづらさを抱えた人たちと共に-
以下共通
e-mail:info72nin@gmail.com http://72nin.com/(日程の変更等はホームページで確認を)
主催:七十二人の集い 代表 Br.沖下昌寛S.J.
(ひきこもり経験者、発達障害当事者)ひきこもり当事者、家族、心ある方たちのために
◆ ひきこもり支援の意向のミサ
毎月第2日曜 14:00~15:00
麹町教会ザビエル聖堂で
引き続きわかち合いの会 イエズス会岐部修道院3階集会室306号室で
◆「上石神井 相談室」Br.沖下昌寛
イエズス会上石神井修道院で(練馬区上石神井4-32-11Tel/03-3929-0847)
参加の場合はご連絡を e-mail:info72nin@gmail.com
◆「浅草 親の集い」Ms.米林睦子
毎月第1・3土曜日14:00~16:00 浅草教会で
◆「市谷 親の集い」Sr.藤本保子
毎月第1・3火曜日14:00~16:00
援助修道会リヒトハイム修道院で(新宿区市谷田町2-24 Tel/03-3260-2000)
◆「信濃町 親の集い」Sr.野間順子
毎月第1・3木曜日 14:00~18:00
マリアの御心会信濃町修道院で(新宿区南元町6-2 Tel/090-8303-2042)
◆ 発達障害夫の妻の会
毎月第1・3水曜日 14:30~16:30
麹町教会信徒会館3階アルペホールで
夫が発達障害の診断を受けていなくてもその妻は参加資格有
専門家はいません、互いに励みにする集いの会 問合せ上記
■ マヌエル・ディアス司祭の一日黙想会
3/21(土)10:00~16:00
イエズス会上石神井修道院で(西武新宿線 武蔵関下車)
指導:M・ディアス神父(イエズス会)
持ちもの:筆記用具・昼食 申込み: 3/18(水)まで 住所、氏名、所属教会を明記
問合せ・申込み:090-4124-9685 小林依子
e-mail:magdalenejapan@yahoo.co.jp
講座・研修会
■ 岡田大司教による「続・カテキズム講座」
3/7(第25回) 4/11(第26回) 5/9(第27回) 6/6(第28回) 7/11(第29回)(土)14:00~15:30
以後、継続して開講
本郷教会聖堂2階レイ記念ホールで(JR駒込駅南口・南北線①出口徒歩6分)
費用:¥500(会場費、プリント代他)
教材:「カトリック教会のカテキズム要約」「聖書」
どなたでも、いつからでも 申込不要
主催・問合せ:本郷教会 Tel/03-3941-5916
■ ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等
下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所
(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
◆ 4会場での勉強会
全会場同一条件 13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500 申込不要
3/3(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会)
3/10(火)ビ・モンタント東京事務所で
3/17(火)三軒茶屋教会で
3/20(金)高輪教会で
4/7(火)立川教会で 泉富士男神父(東京教区)
◆ 聖書通読講話会
〔四谷会場〕
土曜日13:30~15:00
イエズス会岐部ホール306で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ッ谷駅Tel/03-3357-7651)
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
3/7「サムエル記」泉富士男神父(東京教区)
4/4「マルコによる福音書」 鈴木信一神父(パウロ会)
〔関口会場〕
3/4 3/18 4/1(水)10:30~12:00
東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)
「サムエル記・列王記」泉富士男神父(東京教区)
◆ パッチワーク・キルト同好会
3/12(木)11:00~15:00
ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。
会員外もふるって参加を
世話人:宮木 Tel/042-575-2335
◆ 月例散策会
3/11(水)10:30
都営大江戸線築地市場駅改札口集合
行先:築地教会及び浜離宮恩賜庭園と市場見学
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209
◆ 気楽に絵を描く会
3/4 3/18 4/1(水)13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で
指導:池田道明先生(カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412) 水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月(画材自己負担)
世話人:野村 Tel/03-3394-5778
◆ 聖句を毛筆で楽しむ会(新発足)
〔ビ・モンタント東京事務所〕
3/5(木)13:30~15:00(以降奇数月第1木曜日)
〔立川教会〕4/2(木)13:30~15:00(以降偶数月第1木曜日)
気軽な雰囲気の中、自由に選んだ聖句を味わい祈る気持ちで、毛筆で書き、楽しく過ごす会
会費:¥500
担当司祭:泉富士男神父
世話人:片島 Tel/042-523-0810
■ テイヤール・ド・シャルダン研究読書会
3/7 3/28 4/4 4/18(土)14:00~15:00
吉祥寺教会で(中央線・井の頭線吉祥寺駅アトレ西口より徒歩5分)
講師:美田稔氏 (テイヤ-ル翻訳家)
教材:当方で用意(テイヤールの「科学とキリスト」ある方は持参)
参加無料 申込不要
問合せ:Tel/03-3332-8866 竹田誠二
■ リーゼンフーバー神父の講座案内
下記共通
指導・講師と連絡先:K. リーゼンフーバー(上智大学名誉教授)
〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウス Tel/03-3238-5124(直通)、5111(伝言)Fax/03-3238-5056 http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html
◆「キリスト教入門講座」
毎週金曜日 18:45~20:30
麹町教会信徒会館3階アルペホールで(四ッ谷駅前)
3/6 人間の苦悩― 悪とは何のためか
3/13 死― その受け入れと克服
3/20 人生の完成― 神の内に生きる
3/27 聖母マリア― 信じる者の原型
◆「坐禅会」
月曜日17:20~20:10 木曜日17:30~20:10
上智大学内クルトゥルハイム1階正面左の部屋で
3回坐り 間に講話があり
初心者も歓迎 遅刻、不定期の参加も可
■ 信仰と生活 小平正寿神父(フランシスコ会)
3/11(水) 3/17(火)
第11回「サマリアの女とイエス」~生ける水とは?
3/25(水) 3/31(火)第12回「聖木曜日と聖金曜日」~教会の過越しとキリストの過越し~
①隔週火曜日19:00~20:00 修道院で
②隔週水曜日10:30~11:30 信徒会館で(東急東横線田園調布駅・多摩川駅徒歩8分)
①、②は同内容
信者・未信者どなたでも
問合せ:田園調布教会 Tel/03-3721-7271(9:00~17:00)
■ 生と死を考えるセミナー
3/14(土)13:00~15:30(開場 12:30)
ニコラバレ9階会議室で(四ツ谷駅前)
テーマ:「死とどう向き合うか」
講演:アルフォンス・デーケン氏(上智大学名誉教授・当会名誉会長)「死への準備教育」
高橋誠氏(元慶応高校教諭・当会世話人)「死は終わりか、始まりか」
事前申込み不要、直接会場へ
定員:150名
参加費:会員\1,500、一般\2,000、大学生以下(院生除く)\500、障がい者の方・付添いの方\500
問合せ:東京・生と死を考える会事務局 Tel/03-3357-5780 Fax/03-3357-5793
※事務局開設時間:火・土(12:00~16:00) http://homepage2.nifty.com/tokyo_seitosi/
■「悩む日々から新しい日々へ」
夫婦の不和、子供の問題、その他の悩みや苦しみを不幸と捉えないために
4/10(金)~月に3回 12回定期コース 10:30~12:00
サンパウロ宣教センター2階で
内容:講義、自分とのワーク、シェアリンググループ
問合せ:Tel/080-1298-9871 田中
■ 沈黙のうちに神を求めて-「観想の祈りへの道」
講演と祈りの実践
4/9 6/11 7/9 9/10 11/12(木)14:00~16:00
麹町教会岐部ホール4階404号室で(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分)
アビラの聖テレジアの「霊魂の城」からの講話後、一緒に沈黙で祈る
指導:九里彰神父(カルメル会管区長)
どなでも 献金歓迎 申込不要
問合せ:Tel/042-473-6287 篠原(11:00~20:00)
■ 聖書講座「ガラテヤの人々への手紙」を読む
4/9 4/23 5/7 5/21 6/4 6/18 7/2(木)10:30~12:00
全7回 サンパウロ宣教センター二階会議室で(新宿区四谷1-21-9)
講師:山内堅治(聖パウロ修道会司祭)
受講料:一般 全7回/¥5,800 1回毎/¥1,000 学生・修道者 7回/¥4,600 1回毎/¥800
当日宣教センター窓口で支払
連絡先:〒160-0004新宿区四谷1-21-9サンパウロ宣教センター 大村)
申込:住所、氏名、電話番号を下記へ
e-mail:access@sanpaolo.or.jp
Tel/03-3357-7651 Fax/03-3357-7652(受付時間:月~金 13:30~16:00)
■ 南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う
3/28 4/25 5/23(土)13:30~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院 (Tel/03-3261-0825) 1Fで
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩 1分)
講師:平田栄一(風編集室)
参加費:¥1,000
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫525円)
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp
■ 音楽講座
以下共通
講師:杉本ゆり
要申込
連絡先:e-mail:yuri-francesca@nifty.com Tel・Fax/0422-32-6074 Tel/080-5009-4279
◆ フランシスカン霊性からみる音楽史(1)
「フランシスコ祝日のイムヌスとその発展」
3/14(土)14:00~16:00
サンパウロ宣教センター2階会議室で
参加費:¥1,500
内容:オリジナル写本解読とテキスト注解、旋律分析とカンティレーナへの発展
(デュファイのProlesを3声で歌う)専門知識がなくてもお気軽に
◆ 中世聖歌を学ぶ~祈りと共に歌う講座
3/21(土)14:00~16:00 3/23(月)10:00~12:00(両日共に同じ内容)
世田谷教会信徒会館2Fで(世田谷区北沢1-45-12 Tel/03-6794-3467)
曲:Media vita(人生の半ばで) O divina virgo flore(おお、神のおとめ、花の中で最も香り高い)
参加費:¥1,000
どなたでも参加可、信仰の有無問わず
音楽会
■ 聖イグナチオ教会『オルガンと祈り』
3/17(火)19:00~
麹町教会主聖堂で
テーマ:長崎信徒発見150周年
オルガン演奏:霜坂秀一(当教会オルガニスト)
自由献金
主催・問合せ:聖イグナチオ教会オルガンと祈りグループ
e-mail: organ_to_inori@ignatius.gr.jp
■ アンサンブル・クワイヤー・スペラ 演奏会
日本の信徒発見150周年記念
3/23(月)19:00開演
東京オペラシティリサイタルホール
出演:指揮:小口浩司
オルガン:永瀬真紀
曲目:『典礼聖歌』より ミサ曲1 いつくしみと愛 救いの道を
『カトリック聖歌集』より 主こそ我がほまれ きよくとうときみははマリア
小口浩司作曲:「日本の信徒発見聖母」に捧げるミサ曲 ほか
入場料:¥3,000
オペラシティチケットセンターTel/03-5353-9999
イープラス(インターネット)東京カテドラル聖マリア大聖堂売店スペースセントポールTel/03-5981-9009
麹町教会売店Tel/03-3230-3509
■ リーダーターフェルボランティアコンサート
3/22(日)14:00開演
特別養護老人ホーム “マザアス”1Fホール(東久留米市氷川台2-5-7 Tel:042-477-7261)
出演・指揮:田中理恵子
ピアノ:大津直子 MC:日和佐守 solo:sop.田川えり bas.横田圭亮 br.日和佐守 bell: 町田智陽(5歳)
コーラス:リーダーターフェル
曲:「花」滝廉太郎作曲「さくら さくら」
日本古謡・小山章三編曲 「見上げてごらん夜の星を」
合唱「上を向いて歩こう」「心に主イエスを」「ふるさと」ほかソロ曲
問合せ:Tel/080-3588-4322 田部 e-mail:jijiandreiko@gmail.com
その他
■ 聖心女子専門学校保育科の説明会
3/7(土)14:00~16:00
聖心女子専門学校講堂で(港区白金4-11-1)
保育科の説明、学校紹介のDVD、学校見学、教員・在校生も交えた懇談会
※その他の日程を希望の方はご連絡を 平成27年度入学生から英語科の募集なし
予約不要
問合せ:Tel/03-3442-8649 e-mail:info@sen-sacred-heart.ac.jp
http://www.sen-sacred-heart.ac.jp
■ 聖マリアンナ・チャペル・ギャラリーのご案内
開催中~4/7(火)10:00~17:00
鷺沼教会有志編集Via Crucis (十字架の道行)写真展
聖マリアンナ医科大学病院3F小聖堂チャペル・ギャラリーで
(〒216-8511神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1)
入場無料
問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行
■ カリタスジャパン 四旬節キャンペーン小冊子
旬節に向け、各教会にて配布中。四旬節中の愛の献金の支援先プロジェクトを多くの写真とともに紹介。
カレンダー形式。
問合せ:カリタスジャパン Tel/03-5632-4439
活字の本を読むことが困難な方に、点訳、録音テープ・CDの用意あり
問合せ:ロゴス点字図書館 Tel/03-5632-4428
「VIVID」情報掲載の申込み方法
★ 4月号(No.321)は、4月5日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:3月1日(日)
★ 5月号(No.322)は、5月3日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:4月5日(日)
申込:必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。
締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料。連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送りください。
送り先:〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局 広報部
Tel/03-3943-2301 Fax/03-3944-8511 e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp