お知らせ
東京教区ニュース第313号
2014年06月01日
目次
船橋に学習センター開所
去る4月29日午後2時より、JR・京成船橋駅近くのセミナーハウス「クロス・ウエーブ船橋」を会場にして学習センター「ガリラヤ」の開所式が行われました。当日は、習志野教会信徒をはじめ、司教、司祭、修道者、他の小教区信徒、関係者など約260人が集い、大きな喜びに包まれ、実り豊かな開所式となりました。
式では、学習センター長の大原猛神父(習志野教会主任司祭)より開会の挨拶があり、センター設置の主旨、経緯、使命について説明があり、続いて真生会館の森一弘司教、船橋商工会議所の伊藤賢二会頭、西千葉教会の小林敬三神父より祝辞が述べられました。また式中、幸田和生司教より開所を記念して「現代社会が私たちに問いかけるもの」をテーマとして講演が行われました。祝辞と講演は学習センターに対する期待と同時に、教会の福音的使命とは何かを問いかけるものでした。
習志野教会では、信仰年を機に、大原神父、アンドレア神父並びに学習センター設立準備委員が中心となって宣教・司牧の拠点として、交通至(し)便(べん)な場所にセンター設置を計画してきました。その理由は、習志野教会の宣教・司牧の範囲が6市にまたがる広大な地域で活動しにくいこと、また、現教会が公共交通機関の利用者にとって足回りが悪く、気軽に教会に立ち寄りにくい実情、さらに、自然災害、原発、雇用不安、孤立、いじめ、貧困などの様々な困難や矛盾に満ちた社会の中で、どう現実を受け止め、どう生きるかを学ぶ場所として、小教区の枠組みを越えたネットワーク作りの場になることを願い、福音的宣教を推進するためです。
学習センターはJR・京成船橋駅から10分以内の場所にあり、年末年始及び8月、祝日・日・月曜日を除き、火曜日から土曜日10時から17時まで開所し、各種の講座が用意されています。年齢、性別、職業、信徒、未信徒を問わず誰でも自由に立ち寄れ、受講できます。
問合せは電話 047-404-6775 FAX047-404-6778(習志野教会広報部)
祝列聖 聖ヨハネ23世教皇 ヨハネ・パウロ2世教皇
2教皇の列聖式に参列して
本年4月27日、ヴァチカンにて、聖ヨハネ23世教皇、聖ヨハネ・パウロ2世教皇の列聖式に、日本からの22名の巡礼団と共に参列してきました。
ヨハネ・パウロ2世教皇は、私が神学校に入った時の教皇で来日されたときのミサでは侍者を務めました。司祭に叙階したのもこの教皇のもとですし、新司祭として一般謁見で言葉を交わしたこともあります。三度参加したWYDでは、繰り返し「恐れるな」と呼びかけられ、文字通りの「パパさま」としてお慕いしてきましたので、帰天なさったときはすぐにローマに飛んで、ご葬儀ミサに参列しました。自分の「パパ」の葬儀に参列するのは当然だという気持ちだったのです。
このたび、その「パパ」の列聖式に参列したのも、そんな思いからです。生前に言葉を交わした人の列聖式に参列できるなんて、なんという幸いでしょうか。前日からの寝袋組や、私たちのように午前3時にホテルを出た人たちなど、100万人の「パパの子どもたち」が集まっていましたけれど、集まった人たちの思いはひとつでした。この困難な時代に、神様が、教会に希望をもたらす聖人を与えてくださったことへの感謝の思いです。
サンピエトロ大聖堂前にて 感動したのは、列聖式の入祭の歌です。どんな華やかな曲で始まるかと思っていたら、静かにラテン語の曲が始まって、それは、諸聖人の連願なのでした。なるほど、二千年の教会の歴史を支えてきたキラ星のごとき聖人たちのリストに、今、この2人が加わろうとしているのです。「われらのために祈りたまえ」と繰り返される中、目の前のポーランド人女性がポロポロ泣き始め、私も自分の叙階式の時、この諸聖人の連願を伏して聞きながら涙したことを思い出しました。今、教会があるのも、私が教会に救われたのも、教会に生涯を捧げようと思えたのも、すべてこの人たちのおかげだ、と。
フランシスコ教皇の説教の一節が心に残りました。「教会を前進させ、成長させてきたのは聖人たちであることを忘れてはなりません」
多摩教会 主任司祭 晴佐久昌英(はれさくまさひで)
東京教区合同堅信式
6月8日(聖霊降臨の主日) 午後2時半
東京カテドラル聖マリア大聖堂にて
ペトロ・パウロ聖職者の集い
司祭叙階 ダイヤモンド祝 金祝 銀祝
6月30日(月)11時から
東京カテドラルにてどなたでもご参加いただけます
武蔵野北宣教協力体 合同堅信式
「神のゆるしを 人に届ける者に なりなさい」
4月27日(日)秋津教会にて武蔵野北宣教協力体(秋津・清瀬・小平)の合同堅信式が、幸田和生補佐司教を主司式とし、3教会主任司祭による共同司式のミサで行われた。3教会から28名に堅信の秘跡が授けられ、約100名の代父母・信徒が参列し共に祝った。
幸田司教はミサ説教で「キリストは弟子たちを自分と同じ使命でおつかわしになり、彼らは聖霊に強められてそれを果たすことが出来ました。本日堅信の秘跡を受けた皆さんは同様に派遣されたのです。その中心は『神のゆるしを人に届ける者になりなさい』ということです。私たちができることは、苦しみ悩んでいる人々に無関心にならない、忘れないということです。聖書、祈ること、共同体の交わりという3つのことを大切にして共に信仰と愛の道を歩んで行ってください」と受堅者に呼びかけられた。
ミサ後祝賀パーティーが行われ、受堅者紹介や記念撮影など皆で聖霊の賜物に感謝し喜びの一日となった。
(小平教会 鳥居 伸行)
召命担当者の集い
4月28日、29日の2日間にかけて、カトリック麹町教会内(アルぺホール、ヨセフホール)で、日本カトリック召命チーム主催による、「第二回 召命担当者の集い」『召命の土壌作り』というテーマのシンポジウムが行われた。参加者は、全国の養成、召命担当者と召命に関心をお持ちの信徒の方が約100名以上の方が集まった。
1日目は、溝部司教様から【望洋庵】ができてから1年が経ち、多くの若者が訪れ彼らとの関わりを語っていただいた。司教様は、「大切なことは、敷居を低くし、皆で食卓を囲むこと、そして、みことばを味わうこと」だと語られる。続いて、ムケンゲシャイ・マタタ師(淳心会司祭)、Sr.中嶋(マリアの宣教者フランシスコ修道会)、漆原比呂志氏(JLMM、CTVC)の三人のパネラーを迎え、「私たち自身が、喜び、輝いていなければならない」「人の本性の重要性」「愛の実践と分かち合いの実り」という内容で語られた。
2日目は、池長潤大司教様(大阪大司教区)による「現実的に召命の土壌はどうなっているか」というテーマで語っていただいた。司教様は、「科学・経済の成長のため、精神的、信仰的な価値観が希薄になってきた」と語られる。参加者は13班に分かれ、二人の司教様の基調講演、パネラーのお話を基に、「召命の土壌とは何か、その土壌をどのように作るか」「土壌作りの妨げになっているものは何か」「日本の教会が優先して取り組む課題は何か」というテーマに沿って分かち合っていただいた。全体会議では、「私たちは、『土壌』と聞くと、家庭、信徒と思ってしまう。しかし、私たち、司祭、修道者が豊かな土壌になることが大切である。」「祈りのうちに高齢者の司祭、修道者の生きた喜びの姿を現すことの大切さ。」という発表から、「『シスターズ・カフェ』というようなものをしてみては」というユニークな発表もなされた。
最後は、マリア聖堂で池長大司教の司式の他、7人の司祭による共同司式による感謝のミサで2日間の研修が終わった。参加者は、それぞれ研修会でいただいた恵みを胸に日本の教会に僅かでも召命の実りがあることに希望を持って帰路についたのではないだろうか。
カトリック召命チームのホームページ:http://c-v-team.com/index.html
カトリック召命チーム Br. 井手口 満(聖パウロ修道会)
カリタスの家だより 連載 第63回
ホームレスの人の家族
今回は東京カリタスの家ボランティア養成講座講師などでお世話になっている、市川ガンバの会の理事長副田一朗(そえだいちろう)さんの寄稿を通して、ガンバの会の活動をご紹介したいと思います。
千葉県市川市で「ホームレス」支援を始めて17年、これまで390名ほどの地域生活移行の支援を行ってきた。もっとも、ここで手放しに喜んではおれず、地域生活への「移行」から「定着」という課題が立ちはだかる。実際、これまでに38名の失踪者がおり、そのほとんどがギャンブルやアルコールの依存を抱えた人、犯罪を繰り返す知的障害者であった。
この他にも、独居生活のうえ、多重債務・刑余・非識字・諸障害など、自立を阻害する要因は多くあり、訪問をはじめ行政手続、通院同行、服薬支援、金銭管理支援など、「何でも屋」よろしく、今日も職員が走り廻っている。また居宅後には生きがい的な支援として、ピクニック・スポーツ大会などの交流会に、一泊の温泉旅行、農園の開放などを行うと共に、出会いから生まれた関係を大切にしながら、この地域で終焉(しゅうえん)の時までの関係となることを願って葬儀を行い、墓地も建立し、私たちはトータルサポートを目指している。
「ホームレス」、多くの人は「家(ハウス)を持たない路上生活者」をこう呼ぶが、私は「故郷・家庭・帰るべき安住の場(ホーム)を失っている人」と捉えながら支援活動を行ってきた。見方を変えれば、「ホーム」を失い、孤立し、相談相手を持たないからこそ、私たちのもとに相談に訪れるということでもある。この「ホーム」喪失の問題は、昨今よく報道される「孤独死・孤立死」へと姿を変えており、「血縁・地縁」などがない「無縁」状態にある人が増えていることは明らかである。そして、それは何も高齢者に限らず、私たちのもとを相談に訪れる者の中に、ここ数年若者の割合が増え、昨年あたりから子ども連れの若い夫婦の相談も入り始めていることでも実感している。予想以上のスピードで無縁状態にある「ホームレス問題」が社会に浸透していることは間違いない。
経済的貧困も然(しか)ることながら、「人間関係の貧困」(ホームレス)に対して、何とかしなければ、問題解決の糸口は見えては来ないのではないか思っている。
聖書の中に、イエス・キリストの家族がイエスを捜し求めてイエスの元を訪れ、周りの者に『母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます』と知らされた時、イエスが『私の母、私の兄弟とは誰か。見なさい、ここに私の母、私の兄弟がいる。神の御心を行う人こそ、私の兄弟、姉妹、また母なのだ』と答えられたことが記されている。
一見、冷たいとも思われる言葉であるが、私はこの言葉に深い慰めを受ける。というのも、そこには当時の社会から締め出された人や苦しむ人たちがそこにおり、そのような人をして、『ここに私の母、兄弟がいる』と言われ、『神の御心を行う人こそ、私の兄弟、姉妹また母』と宣言されているからである。
『神の御心を行う』とは、どういうことだろう。ただ言えることは、何か凄いことをしたわけでもなく、理由もなく社会からはじき出され、苦しみ、孤独に置かれたような人たちがキリストの下で、一人ではなく、共にいようとした人たちがいたということである。そして、そういう人を『私の兄弟』と呼び、『ホームはここにある』と宣言されているように思えるのである。
孤立の問題は、私たち人間が生きていこうとする力を奪い取っていく。「どうせ自分ひとりの事」で終わってしまい、誰かのために生きようとする「踏ん張り」が全くない。だから、「ハウス」がない者に「ハウス」を支援して、そこで手放しに喜んでいるわけにはいかない。そもそも、私たちが生きている現代社会は切り捨てがあり、孤立者を生み出し、生きる力を奪っていく社会なのだから…。
そういう人と人の絆を引き裂く社会の現実を間の当たりにして、この日本という社会の行く末を思うと、気分が重くなる。しかし、ここで立ち止まってはおれない。引き裂かれたのなら、新たに結ぼう!地域社会の絆が弱くなっているのなら、新しいコミュニティをつくろう!「共にいよう」とする「ホームの再創造」こそが、この日本にとって大切なことと思わされている。
認定NPO法人 ホームレス自立支援市川ガンバの会 理事長 副田 一朗
東京カリタスの家 Tel 03-3943-1726
http://www.tokyo-caritas.org
CTIC カトリック東京国際センター通信 第180号
日本における私の10 年の軌跡と学び
私が初めて日本に来たのは2003年9月12日のこと、これが私のオーストラリアにつぐ2番目の宣教地でした。シドニーでは1ヶ月間日本語集中コースで学習しましたが、それが来日前の唯一の準備で他には何もできませんでした。日本に到着して初めに驚いたのは鉄道システムです。私はそれまで電車に乗る経験がなかったので、その運行システムが複雑でありながらも正確に機能していることに衝撃を受けたのです。この時、私は必ずやこの国を愛し、楽しもうと決意しました。
来日直後から2年間の日本語学習が始まりました。始めの8ヶ月間は六本木フランシスカン・チャペルセンター隣の聖ヨゼフ修道院にお世話になり、その後は2年間、浅草教会に住まわせて頂きました。日本語学習期間中、同時に司牧の仕事もしました。浅草教会では、日本人共同体と直接触れ合う経験を持つことができました。浅草教会で過ごした2年間は、私にとって、日本での思い出深い経験の一つとなりました。日本人と共に生きることの意味を理解する機会が与えられたことをありがたく思っています。
2006年の復活祭後、目黒教会に住むことになり、カトリック東京国際センターにてフルタイムで働くことになりました。私に課せられた任務は東京教区のフィリピン人共同体のお世話をすることでした。フィリピン人移住者と共に働くことは、私にとって意に適(かな)うものでした。移住者である彼らは神に飢えていると感じましたし、彼らは、学ぶこと、訓練を受けること、そして教会に奉仕することを心から望んでいるからです。また、それは私にとって挑戦でもありました。なぜなら東京教区には5万人近いフィリピン人がおり、その子ども達も大勢います。しかし、彼らのために働く司祭はほとんどいませんでした。彼らはいたるところにあふれていたので、自分の限界を超えて働くことも稀(まれ)ではありませんでした。もっと若ければ問題ないのでしょうが、歳を重ねるたびに難しくなっていきました。下記は、教区での仕事を通じて、私が得た大切な学びです。
1.語学はしっかりと学ぶこと
宣教師としてうまくいくかどうかは語学習得にかかっています。私はタガログ語・英語を話す共同体で働くので日本語スキルを高めることにあまりプレッシャーを感じませんでしたが、常にその言語を使わなければすぐに忘れていくということです。私の経験では、10年間、日常会話で日本語を使って働いているだけでは、残念なことに言語習得には至りませんでした。学習不足を深く後悔しました。やはり、語学習得度は、与えられた仕事の内容や生活の環境によって大きく影響を受け、違いが出ることを実感しました。
2.目標を明確化すること
私はスカラブリニ宣教会の最初の宣教師として日本に派遣されました。ですから、何事もゼロから始めなければなりませんでした。初めは、自分が道に迷ったような感じで、自分がどこにいてどのように始めたらよいのかわかりませんでしたが、「フィリピン人移住者と共にいる」という最も重要な私の使命を思い起こせば、その目標は鮮明になりました。移民司牧のために創立されたスカラブリニ宣教会のミッションは「移住者と共に移住者であれ」です。移住者として生きる人は移住者のことを理解できるでしょう。しかし、ひとりの外国人司祭がここ日本で仕事を全てやり切ろうとしても決してやり切れるものではありません。やるべきことが多すぎるのです。ですから、目標と優先順位を明確化することはとても大切なことです。
3.自己管理をしっかりとすること
自分の世話は自分でするしかありません。新規来日した宣教師へのしっかりとしたサポートシステムは日本にはありません。仕事は忍耐を要求され、ストレスも多く、自分が壊れそうなほど次から次へと忙しくスケジュールをこなさなければなりません。ここ日本では、自分のこと、料理や洗濯、掃除等は全て自分でしなければなりません。日本では仕事に追われ、病気になっている暇はないのです。私は病気の時でも仕事をしなければならないことが多々ありました。それは日曜日の自分の聖務を代わってくれる人を見つけることはできないからです。休暇を取ることは必要です。でなければすぐに燃え尽きてしまうに違いありません。
4.良き友人に囲まれること
フィリピン人移住者が乗り越えなければならない主な課題の一つは「孤独」です。これは他の国籍移住者も同じことだと思います。世界的にみても日本には様々な誘惑が満ちていて、気を付けないと簡単にその誘惑に屈することになります。神に忠実であることを応援し助けてくれる友人に囲まれることが重要で、自分の人生に良い影響を与えてくれる人たち、同じ価値観や信条を共有している人たちと共にいることが大切だと思います。
5.移住者の人々を愛すること
移住者を大事にすれば、想像以上に移住者から大事にされるでしょう。私はフィリピン人移住者と共に働く中で大きな達成感を味わいました。ここに秘訣があります。全力で彼らを愛したとき、あなたの期待以上の愛で愛されることになります。彼らを愛するとは、彼らの話に耳を傾けるということ、忍耐を持って接すること、彼らが必要な時に彼らの役に立つこと、時にはそこにいるだけで十分だと思います。もし彼らが、あなたが心を込めて彼らを愛することを知っているなら、彼らを教えたり、忠告したり、正したりするのはよりやりやすくなるでしょう。
6.楽しむこと
楽しみましょう。自分の過ちを笑い飛ばすことを学びましょう。その地域の食べ物や文化を楽しみ、列車に乗って地方の田舎を探訪したり、できる限り多くの人と友達になりましょう。これら全てのことは、日本での経験が楽しく有意義なものとなるために必要な要素です。私は日本を離れますが、私の心の中は忘れがたい多くの良き思い出でいっぱいです。
美しい人生の旅路を与えてくれた日本に感謝します。特にこのような素晴らしい職務の機会を与えて下さった岡田大司教をはじめ、東京教区で働く間、私を愛し、支え、信頼し、自信を与えて下さった全ての方々へ感謝申し上げます。
スカラブリニ宣教会 レスティ オグシメール
※レスティ神父は、フィリピンに赴任され、フィリピン司教協議会の移住者部門で働くかたわら、アテネオ大学でも教鞭を執られる予定です。
CTVC カトリック東京ボランティアセンター No.24
せいびっこカフェ
亘理(わたり)ボラパック【企画型】は、学校や教会などのグループ単位で行うボランティアツアーです。活動内容は各グループの希望や現地のニーズに合わせて毎回異なります。
初めて企画型ボラパックを行ったのは、2012年3月のこと。目黒星美学園中学高等学校の皆さんから「春休みに被災地でボランティア活動をしたい」とのお話を聞き、宮城県亘理町の仮設住宅の集会所でカフェをすることにしました。
カフェの名前は、学校名にちなんで「せいびっこカフェ」に。歌や楽器演奏、手芸コーナー、生徒さん手作りのクッキーのプレゼントもあり、1回目のカフェは大成功でした。
その後、ボランティア活動は年2回実施となり、今年3月には亘理町の仮設住宅集会所と山元町の区民会館の二手に分かれて5回目の「せいびっこカフェ」を行いました。亘理町の仮設では毎回カフェを楽しみにしている入居者の皆さんが迎えてくださいました。今回のメインイベントは棚作り。ボランティアの生徒さんと二人一組で、ダンボールを使って個性あふれる棚を完成させました。
初の開催となった山元町の区民会館では、ダンボールを使ったフォトフレーム作りを行いました。この地区ではかつて様々な行事が行われていましたが、津波被害により人口が減少し、住民同士で集まる機会が少なくなっていました。
カフェに参加された方は、「良い時間でした。震災前のにぎわいが戻ってきたみたい」と笑顔で帰って行かれました。
震災から3年が経ち、ボランティアが減少していくなか高校生が継続的に訪ねてこられることが、被災された方々にとって大きな励みとなっていることを実感します。
【企画型ボラパック参加受付中】
宮城県亘理町・山元町で活動するグループを随時受け付けております。
日程、活動内容、宿泊場所などご相談に応じます。詳細はCTVC事務局にお問い合わせください。
電話 090―3522―3209
メールアドレス :tokyo@ctvc.jp
教区司祭紹介 第44回
ヘルマン ヨゼフ 雨 宮慧(あめみやさとし) 神 父
1943年 9 月 14日生まれ
1978年 6 月11 日司祭叙階
ご出身は?
雨宮:生まれは三重県ですが、育ったのは東京の西部に位置する高尾です。
子どもの頃は、田んぼがあり、ホタルが舞うようなのどかな土地でしたが、今はマンションが林(りん)立(りつ)し、全く様変わりしてしまいましたね。
キリスト教との出会いは?
雨宮:強いて言えば、上智大学に入学したことでしょうか。洗礼に至るのはまだ先のことですが。
その時の印象は?
雨宮:当時、私は「なぜ生きているのか」「何をしたら良いのか」ということに悩んでいました。哲学を学べば、何か解決の糸口が見つかるのではと考えていました。
当時の印象としては、イエズス会の司祭が教授として大勢いましたので、なぜ、このような立派な人たちが神様を信じているのかということを素朴な疑問として感じました。
勉学の思い出は?
雨宮:イエズス会の教授にホイベルス神父がいました。宗教学の授業を担当されていたと思いますが、授業と別に彼の話を聞くようになりました。一回の話は30分ほどだったと思いますが、哲学者の思想の核心、要点を正確に踏まえた話をしてくれました。その時のノートは、今も取ってあるはずですが。
ある時、参加者が私だけの時がありました。その時、なんと私は眠りこけてしまったのです。私が寝ているにもかかわらず、彼は私が起きているかのように、話を続けていました。
洗礼のきっかけは?
雨宮:哲学を学べば何かわかるだろうという軽い気持ちで大学に入学したのと同じように、教会に入れば何かわかるだろうという単純な理由です。大学院の3年の時、ホイベルス神父から受洗しました。
それは司祭召命を視野に入れた洗礼だったのですか?
雨宮:違います。その時は全く司祭召命を考えていませんでした。
洗礼式に参列してくださった恩師の紹介で、あるミッションスクールに勤めました。そこで教えて2年目くらい経った頃だと思います。その学校には、優秀な生徒がいて、有名大学にも入学し、家庭も安定した家庭が多く、大学卒業後は社会人としても活躍するような卒業生のいる学校でした。教鞭をとりながら、自分のしていることに意味を見いだせなくなっていました。ここは自分が一生いる所ではないと感じました。
その頃、カトリック高校生連盟の活動のお手伝いをしていました。ある時、指導司祭の一人だった古川正弘神父に「神学校に行こうかな」とぽろっと話したことがありました。中野の居酒屋でのことでした。多少、酔いも手伝っていたのでしょうが。その話を当時、補佐司教だった浜尾文(ふみ)郎(お)司教に古川神父が伝えたようです。
神学校にはどんな思い出が?
雨宮:神学校で一つの大切な出会いがありました。聖書学のワルケンホルスト神父との出会いでした。独特の日本語で、講義の中身は理解できないのですが、この司祭の話はすごい、と感じました。粘って聞き続ければ、きっと得るものがあるという印象があり、4年間受講し続けました。
聖書学の本格的な勉強はどのようにして始まったのですか?
雨宮:私は上智大学で、すでに哲学を終えていたので、神学科に入学しました。4年間の勉強を終えたので、教区は私の処遇を考えたようです。雨宮はキリスト教の基礎的、常識的なものがないので、すぐに司牧の現場には送れないと教区は判断したと思います。どこかに勉強に行かせるのが良いだろうということで、ローマの聖書研究所に行くことになりました。助祭叙階を受け、ひと月足らずで司祭叙階を受け、旅立ちました。
今、振り返ると、すべて神様に仕組まれていた感じです。
聖書研究所での生活は?
雨宮:ローマに到着し、ペルージャでの語学研修の前のある食事の席で、一人のアフリカから勉強に来ていた司祭が同席していました。彼が「何を勉強しに来たのか」と尋ねるので「聖書研究所で聖書学を」と答えると「自分は同研究所での勉強を終えたばかりだ。この4年間、一度も笑ったことはなかった」と笑って話してくれました。その時、一度も笑ったことはないとは随分大げさだと思いましたが、それに近い体験を後にすることになるとは思いませんでした。
聖書研究所では、旧約と新約を一つのものとして読むこと、聖書本文を徹底的に読み込むことを教えられました。机の上に置けるのは聖書、コンコルダンス(聖書語句辞典)、言語の辞典だけでした。
なかなか難しい注文ですね
雨宮:それまでに経験したことのない聖書へのアプローチですし、求められていることの意味をなかなか理解しきれない面もあり、どこか子ども扱いされているような気にもなりましたね。そのために研究所を去る優秀な学生もいました。聖書研究所で徹底的に教え込まれたことが、体になじむまでには時間がかかりました。それを消化し、表現するのにはもっと時間がかかりましたが、自分の中で血となり、肉となっていることを強く感じています。
聖書を特別に勉強していない者へのアドバイスを
雨宮:辛抱強く聖書本文と向かい合ってもらいたいですね。聖書はわからないことだらけです。でもわからないことを受け止め、問い続けていると、必ず思いもかけない形で答えが示されます。私の体験からの勧めです。焦らずに聖書本文と向かい合うことです。
好きな聖書の言葉は?
雨宮:私は旧約の預言者、第2イザヤが好きなので、「シオンは言う。主はわたしを見捨てられた わたしの主はわたしを忘れられた、と。女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか。たとえ、女たちが忘れようともわたしがあなたを忘れることは決してない。」(49章14~15節)です。
第38回 日本カトリック映画賞 授賞式と上映会
第38回日本カトリック映画賞授賞式と上映会が5月5日(月)、中野ゼロ小ホールにて大勢の観客を迎えて開催されました。
「日本カトリック映画賞」は前々年の12月から前年11月までに公開された日本映画の中から、カトリックの世界観と価値観にもっとも適う普遍的な作品に SIGNIS JAPAN(カトリックメディア協議会)から贈られる賞で、1976年に始まり今年で38回を数えます。今年度の授賞作品には池谷薫監督作品「先祖になる」(制作・配給蓮ユニバース)が選ばれました。
授賞式では顧問司教である幸田和生司教から、この作品に描かれる「「自分の目の前にあるものだけではない、もっと豊かなつながりの中に自分がいるという感覚」」について「教会も様々なコミュニケーションを使いながら人との出会い、人との連帯を広げていく使命を持つ」とお話がありました。また受賞作上映後には顧問司祭である晴佐久昌英神父と池谷薫監督の対談が行われ、撮影秘話やそれぞれの被災地への思いなどが語られました。お二人の対談から特定の宗教を超えた人と人のつながりの素晴らしさが伝わり、満場の客席が熱気に包まれました。
(SIGNIS JAPAN 大沼 美智子)
訂 正
東京教区ニュース312号(2014年5月号)2面、修道会助祭叙階式の記事中、こちらの手違いにより一部間違いがありましたので、訂正させていただきます。正しくは次のとおりです。謹んで訂正させていただきます。
長崎助祭、またご関係の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申しあげます。
(誤) 長崎 荘 (正) 長崎 壮
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください
(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、
あらかじめご了承ください。
VIVID
ミサ・祈りの集い・黙想会
ベタニアの家より
ベタニアの集い(イエスとの出会いを深めて)
6/21(土)17:00~6/22(日)16:30(1泊2日)
7/26(土)17:00~7/27(日)16:30(1泊2日)
東京中野で
対象:独身女性信徒(18歳~40代)
申込:ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ第二修道院(〒165-0022中野区江古田3-15-2)
Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533「ベタニアの集い」担当シスターまで
ベタニア祈りの集い
毎週日曜日 17:30~「晩の祈り」
中野本部修道院聖堂で
毎月最後の金曜日 19:00~「ベタニア 夕べの祈り」(聖歌と祈りと黙想)
聖ベルナデッタ修道院聖堂で
祈りたい方はどなたでも:http://www.sistersofbethany.info/
祈りへのおさそい
リフレッシュー武蔵野の静けさの中で
7/18(金)17:00~7/20(日)昼食 (初日の晩は特に大切にしていますので、出来るだけご参加を)
聖霊修道院マリア館で JR中央線武蔵小金井駅北口よりバス
祈りたい方はどなたでも
指導:シスター渡辺多賀子(メルセス会)
費用:¥11,000(全日程不可能な方は相談を)
申込:7/5(土)まで Tel・Fax/03-5377-1457(19:00~21:00) 第五修道院 シスター渡辺多賀子
麹町教会初金の祈りの集い
6/6(偶数月の第1金曜)19:00~20:00
麹町教会主聖堂で(JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分)
聖体礼拝と黙想~聖歌隊の歌を聴きながら~
司式:住田省悟神父 どなたでも参加可
問合せ:麹町教会 Tel/03-3263-4584
http://hatsukin.jimdo.com/
聖イグナチオ教会オルガンと祈り
6/20(金)19:00~20:00
麹町教会主聖堂で
テーマ:『光に向かって』
オルガン演奏:浅井寛子(当教会オルガニスト)
自由献金
主催:問合せ:聖イグナチオ教会オルガンと祈りグループ
e-mail:organ_to_inori@ignatius.gr.jp
聖母病院ミサと聖書の集い
以下共通 問合せ:聖母病院パストラルケア室
Tel/03-3951-1111(内線759)
6月ミサ予定
6/4 6/11 6/18 6/25(水)14:30~
聖母病院大聖堂で
司式:バレンタイン デ・スーザ神父
聖書の集い 13:00~14:15 ミサの前
聖母病院大聖堂2階集会室で
どなたでも参加可
「坐禅の接心」
6/20(金)20:30~6/22(日)10:00
秋川神冥窟で
(西多摩郡檜原村) 部分参加も可
申込締切:6/12(木)Faxでの申込可 部分参加の場合は、期間と必要な食事の回を明記
指導、連絡先:K. リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)
〒102-8571 東京都千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウス
Tel/03-3238-5124(直通)、 5111(伝言) FAX/03-3238-5056
各講座の詳細:http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html
奉献生活の体験
6/13(金)18:00~6/15(日)17:00
汚れなきマリア修道会 マリアンハウス修道院(志願院)で(〒182-0016調布市佐須町5-28-6)
対象:18歳~35歳の未婚の女性信徒
途中参加も可 無料
締切:6/8(日)
申込:住所、氏名、所属教会、メールアドレス、携帯番号を記入の上、Eメール、電話で申込
e-mail:marianist@marianist.jp
Tel/080-5873-6637 黙想担当 Sr小林
http://www.marianist.jp/
いやしのためのミサ
6/8 7/13 10/12(第2日曜日)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会) パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
ミサ後個人別祈りの時間帯有
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
小平師:http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細:http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
6/21(土)15:00~祈り 16:00~ミサ
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで)
e-mail:auxijapon@live.jp
(件名に「おかえりミサ問合せ」と入れてください)
ローマ典礼の特別形式による歌ミサ
(別称トリエント・ミサ)
6/15 7/20 8/17(日)14:30~ミサ・聖体降福式 13:30開場
14:00ロザリオの祈り(ラテン語)
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
主催:ウナ・ヴォーチェ・ジャパン
司式:池田敏雄神父(聖パウロ修道会)
どなたでも参加可 侍者奉仕者募集中
詳細:http://uvj.jp
問合せ:e-mail:http://uvj.jp
(修道院への問合せはご遠慮を)
フランシスコを伝える会
以下2会場は同一内容
6/14(土)14:30~16:00
瀬田、聖アントニオ神学院で(世田谷区瀬田4-16-1)
6/16(月)19:00~20:30
六本木、聖ヨゼフ修道院で(港区六本木4-2-39)
講師:小西広志神父(フランシスコ会)
連絡先:e-mail:francescochiara@live.jp
(Fr.伊能哲大)
マリアニスト主催黙想会
以下共通
汚れなきマリア修道会 マリアンハウス修道院マリアニスト宣教センターで(〒182-0016 調布市佐須町5-28-6)
プログラムの最後にミサあり
申込:住所、氏名、所属教会、メールアドレス、携帯番号を記入の上、Eメール、電話で下記担当者へ申込
半日黙想会
6/7(土)14:00~17:30
テーマ:イエスを見つめて①
指導:青木勲神父(マリア会)
対象:一般(男性大歓迎)無料 締切:6/1(日) Tel/080-5873-6637
黙想担当:Sr.小林 e-mail:marianist@marianist.jp
http://www.marianist.jp/
韓国人対象 1日黙想会
6/14(土)10:00~16:00 テーマ:イエスの徳について ① 沈黙
指導:Sr.レジナ金春玉(汚れなきマリア修道会) 対象:韓国人一般 定員:20名
費用:¥1,500(昼食代込)
締切:6/8(日)
Tel/042-391-4952(19:00~21:00)
Sr.レジナ e-mail: regina@marianist.jp
http://www.marianist.jp/
マリアニスト祈りの集い
6/18(毎月第3水曜日)19:30~20:30
マリア会シャミナード修道院で(JR・地下鉄飯田橋・九段下駅)
内容:神のみ言葉をレクチオ・ディヴィナで味わう
問合せ:シャミナード修道院 Tel/03-3261-2965
「み心の月に」 聖体礼拝(聖時間)
6/29(日)14:30~16:00
御聖体の宣教クララ修道会本部修道院で(世田谷区桜新町1-27-7)
どなたでも
問合せ:Tel/03-3429-4823
e-mail:tategoto@hotmail.co.jp
シスター小崎 シスター十三
「メジュゴリエの会」 聖母マリアのメッセージを学ぶ
6/20 7/18 10/17 毎月第3金曜日10:30~12:00
聖パウロ宣教センター4F聖堂で
ミサ:パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
自由献金 ミサ後交り会有り 申込不要
問合せ:Tel/03-3237-5350 青木
現代に生きる信仰体験の集い
毎月第2・4土曜日14:00~16:00(2015/3/28まで)
上石神井イエズス会修道院で
(西武新宿線武蔵関駅下車)内容:実生活の中での解決を聖書に求め音楽を聴きながら黙想、未洗者に当てはめる分かち合い
担当:リバス神父
問合せ:Tel/03-3594-2184
e-mail:ribas@jesuits.or.jp
1泊黙想会の案内
6/14(土)15:00~6/15(日)16:30
世田谷区深沢8-13-16無原罪聖母宣教女会で
指導:平林冬樹神父(イエズス会)
対象:40歳までの独身女性信徒
参加費:¥500
申込締切:6/12
問合せ:Tel/03-3701-3295 佐藤
虹の会(自死遺族のつどい)
6/11(水)18:30 6/18(水)14:00
麹町教会信徒会館401号室で
内容:家族を自死で失った遺族の分かち合い
参加は自死遺族の方に限ります。予約不要 無料
主催:聖イグナチオいのちを守るプロジェクト
連絡先:Tel/090-4959-0652
岩田鐵夫 e-mail:te-iwata@mub.biglobe.ne.jp
「サダナ」黙想会
~東洋の瞑想とキリスト者の祈り~
以下共通 日曜日9:30~17:00
援助修道会リヒト宣教室で(市ヶ谷)
指導:植栗神父
連絡先:Tel・Fax/03-5802-3844 若山美知子(不在時:Tel/042-325-7554渡辺由子)
申込:開催日の8日前まで
http://sadhana.jp
6/8 入門B
6/15 日帰りフォローアップ
七十二人の集い(ひきこもり支援)
-さまざまな生きづらさを抱えた人たちと共に-
以下共通 e-mail:info72nin@gmail.com
http://72nin.com/
(日程の変更などは、ホームページで確認)
主催:七十二人の集い
代表 Br.沖下昌寛S.J.(ひきこもり経験者、発達障害当事者)
ひきこもり支援の意向のミサ
毎月第2日曜日 14時~15時
麹町教会ザビエル聖堂で
引き続きわかち合いの会
イエズス会岐部修道院3階集会室306号室で
祈り-イグナチオの霊操によって-
当分の間休会。
「岐部 親の集い相談室」
当分の間休会。
「浅草 親の集い」Ms.米林睦子
毎月第1・3土曜日14:00~16:00
浅草教会で
「市谷 親の集い」Sr.藤本保子
毎月第1・3火曜日14:00~16:00
援助修道会リヒトハイム修道院で(新宿区市谷田町2-24 Tel/03-3260-2000)
「信濃町 親の集い」Sr.野間順子
毎月第1・3木曜日 14:00~18:00
マリアの御心会信濃町修道院で (新宿区南元町6-2 Tel/090-8303-2042 )
講座・研修会
講演会
6/17(火)14:00~15:30
船橋市湊町1-2-21 K・Gビル301号(JR総武線・東武野田線船橋駅南口より徒歩10分 近くに有料駐車場あり
Tel/047-404-6775)
主催:カトリック船橋学習センター「ガリラヤ」
講師:五野井隆史(東京大学名誉教授)
テーマ:千葉の殉教者ヨハネ原主水
問合せ:沢滋夫 Tel/047-453-3589 福島樹雄 Tel/090-3330-7597
ロゴスの文化教室
高山右近・黒田官兵衛の生き方から学ぶ
6/7(土)14:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院9階ホールで(JR・地下鉄四ッ谷駅麹町口下車すぐ)
講師:溝部修(高松教区名誉司教)
参加費:¥1,000(資料代込当日受付)
申込み:氏名 電話番号 資料の種類(普通字・点字・テープ)を電話にて
定員:100名
申込・問合せ:社会福祉法人ぶどうの木 ロゴス点字図書館(〒135-8585江東区潮見2-10-10)
Tel/03-5632-4428 Fax/03-5632-4454
※定員になり、5/22締め切りました。
信徒の月例会 「信仰宣言」
6/21(土)14:00~(16:00主日のミサ)
麹町教会アルぺホールで
テーマ:人類の罪
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)
問合せ:Tel/03-3263-4584
申込不要
「マリアニスト宣教センター」宗教講座のご案内
以下共通
「マリアニスト宣教センター」で(〒182-0016 調布市佐須町5-28-6汚れなきマリア修道会 マリアンハウス修道院内
京王線つつじヶ丘北口より深大寺行バスで晃華学園下車徒歩7分)
どなたでも参加可
問合せ・申込:Tel/080-5873-6637 Fax/042-481-1644
e-mail:marianist@marianist.jp
(Sr.小林)申込の際には、講座番号と名前を明記
http://www.marianist.jp/
福音書のたとえ話を通し福音にふれる
6/4 7/2 9/3 10/1 11/5 12/3 2015/1/7 2/4 3/4(第1水曜日)11:00~ 12:30(9回)
講師:清水一男神父(マリア会)
キリスト教入門講座
6/11 7/9 9/10 10/8 11/12 12/10 2015/1/14 3/11(第2水曜日)10:30~12:00(8回)
講師:Sr.田中昌子(汚れなきマリア修道会)
生活の中で聴く聖書の言葉(女性対象)
6/20 9/19 10/17 11/21 2015/1/16 2/20 (第3金曜日)10:30~12:00(6回)
講師:Sr.田中昌子(汚れなきマリア修道会)
生活の中で聴く聖書の言葉(男性対象)
6/28 9/27 10/25 11/22 2015/1/24 2/28 (第4土曜日)10:30~12:00(6回)
講師:Sr.田中昌子(汚れなきマリア修道会)
教会のものの見方、考え方
6/27 7/25 9/26 10/24 11/28 2015/1/23 2/27(第4金曜日)15:00~16:30(7回)
講師:柳川朋毅
南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う
6/28 7/26 8/23(土)13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで
(Tel/03-3261-0825JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分)
講師:平田栄一(風編集室)
参加費:¥1,000
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp
リーゼンフーバー神父 土曜アカデミー
9:30~12:30(土)
岐部ホール4F404で(麹町教会敷地内 JR,東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩2分程度)
年間テーマ: 超越理解と理性の自己発見 ― II 近世・近代・現代
6/14 バロック時代の信心:フランソワ・ド・サル、フェヌロン、シュペー(18世紀、フランス・ドイツ)
6/28 汎神論・啓蒙主義:スピノザ、レッシング(17・18世紀、フランス・オランダ・ドイツ)
講師と連絡先:K. リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)
〒102-8571 東京都千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウス Tel/03-3238-5124(直通)、 5111(伝言) FAX/03-3238-5056
各講座の詳細:http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html
イエズス会社会司牧センターの講座
以下共通
問合せ:イエズス会社会司牧センター Tel/03-5215-1844
詳細:http://www.jesuitsocialcenter-tokyo.com
連続セミナー「第二バチカン公会議 前~その後」
~社会問題とカトリック教会の考え~
麹町教会アルペホールで(信徒会館3F)JR・地下鉄四ッ谷駅すぐ 無料 寄付歓迎
6/4(水)「正当な戦争があり得るか?」~武器の蓄積と売買、戦争と平和についてのカトリック教会の考え~
講師:ボネット・ビセンテ(イエ ズス会司祭・イエズス会社会司牧センター)
6/18(水)「平和のために働く人は幸いである」~平和のための活動について~
講師:光延一郎(イエズス会司祭・イエズス会社会司牧センター所長・上智大学)
アンソレーナさんと“スラム改善”を語ろう!
6/16(月)「カンボジア」
講師:ホルヘ・アンソレーナ(イエズス会司祭・ラテンアメリカアジア住居奉仕団代表)
岐部ホール4階404で JR・地下鉄四ッ谷駅すぐ 麹町教会隣 無料 寄付歓迎
清泉ラファエラ・アカデミア 1日講座「寅さんとイエス」
7/19(土)10:40~12:10 清泉女子大学で(品川区東五反田3-16-21)講師:米田彰男(清泉女子大学教授・司祭) 受講料:¥1,500 映画「男はつらいよ」の寅さんとイエス、現代聖書学の成果を踏まえながら、両者の生き方の類似性に迫る。
問合せ/申込先:清泉女子大学生涯学習センター Tel/03-3447-5551
http://www.seisen-u.ac.jp
東京純心女子大学 地域共創センター公開講座
以下共通
学園都市センターで
問合せ・申込み:東京純心女子大学 地域共創センター
Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551
e-mail:gakusyu@t-junshin.ac.jp
「ことばと文化」(全2回)
6/21・28(土)13:00~14:30
講師:飯田雅章(教授)
費用:¥1,000/1回
定員:19名
申込締切:6/13(金)
「音楽それとも音我苦?“音楽は楽しい方がいいに決まってる!!”」(ダルクローズ・リトミック講座)(全2回)
6/21・28(土)13:00~15:00
講師:平島美保(教授)
費用:¥2,000/1回 定員:30名
申込締切:6/13(金)
「あかさたな」的な人間の関係にみるファサード
7/12(土)13:30~15:00
講師:吉澤良保(副学長・教授)
無料
定員:216名※当日会場にて先着順
ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等
下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
4会場での勉強会 |
全会場同一条件13:30~15:00 指導:泉富士男神父(東京教区) 会費:¥500 申込不要 6/3(火)立川教会で 泉富士男神父(東京教区) 6/10(火)ビ・モンタント東京事務所で 6/17(火)三軒茶屋教会で 6/20(金)高輪教会で 7/1(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会) |
聖書通読講話会 |
〔四谷会場〕土曜日 13:30~15:00 〔関口会場〕6/4 6/18 7/2(水)10:30~12:00 |
パッチワーク・キルト同好会 |
6/12(木)11:00~15:00 ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 世話人:宮木 Tel/042-575-2335 |
月例散策会 |
6/11(水)10:30 京成本線堀切菖蒲園駅改札口集合 行先:堀切菖蒲園と堀切四季のみち及びその周辺散策 世話人:田垣Tel/03-3999-1209 |
気軽に絵を描く会 |
6/4 6/18 7/2(水)13:30~17:00 ビ・モンタント東京事務所で 指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等 会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 世話人:野村 Tel/03-3394-5778 |
音楽会
アヴェ マリア聖歌隊 チャリティーコンサート 岩手県一ノ関藤の園児童養護施設のために
6/28(土)ミサ13:00~ コンサート14:00~開演
田園調布教会クララ聖堂で(東横線・目黒線・多摩川線
多摩川駅徒歩5分)
入場無料 自由献金
問合せ:Tel/03-3583-0826 岩本
祈りのコンサート2014
~聖パウロ修道会山内堅治神父様より聖歌のレクチャーをいただいて~ vol.2 「復活から聖体まで」
6/22(日) 13:30開場 14:00開演
サンパウロ宣教センター4F聖パウロ記念チャペルで
テーマ:あなたがたはキリストの体(一コリ12・27) アヴェ・ヴェルム・コルプス パニス・アンジェリクス レジーナ・チェリ 他
レクチャー:聖パウロ修道会 山内堅治神父
作曲・ギター/原 公一郎 ソプラノ/ 北村梨里子
入場料:¥2,500
申込・問合せ:Tel/090-1679-7079(原)Tel/03-3391-9140(北村)Fax/03-6683-8116
e-mail:ave.maris.stella12@gmail.com
仙台教区復興支援June Concert
6/29(日)14:00 高円寺教会主聖堂で
主催:聖歌合唱の会
曲目:Ave Verum Corpus,Ave Maria,Salve Regina他 自由献金 献金は仙台教区サポートセンターへ
「聖歌合唱の会」で一緒に歌いませんか
混声4部でラテン語聖歌、日本語聖歌を心をこめて練習
毎週日曜日 11:30~13:30
高円寺教会主聖堂で
途中から参加可 だれでも、特に男声初心者大歓迎
会費¥500/月 楽譜支給
成果の披露はミニコンサートや特別なミサでの聖歌奉仕
連絡: Tel/090-3347-4792横田 Tel/090-3103-0154 林
リーダーターフェル ボランティアコンサート
以下共通
出演:指揮 田中理恵子 伴奏 相原志帆子 司会 田部善樹
合唱:リーダーターフェル 問合せ:Tel/080-5099-4322田部 e-mail:jiji.yoshiki@gmail.com
はるびの郷コンサート
6/1日(日)14:30開演(14:00開場)
はるびの郷 2F食堂で(東村山市秋津町1-32-18 Tel:0423-97-5511)
ソロ:sop. 田中美沙季 bas. 横田圭亮 br. 日和佐 守
ベル:宮部翔伍 宮部竜伍 曲:「花は咲く」他
慈生会ベタニアホームコンサート
6/28(土)14:30開演 (14:00開場)
ベタニアホーム1F ホールで(中野区江古田3-15-2 Tel:03-3987-3988)
ソロ:bas.横田圭亮 br.日和佐守
ベル:町田智陽(ともはる=4歳)
曲:「花は咲く」他
FSC 赤羽教会グレゴリアンコンサート ワールドユース赤羽 ※協賛企画
6/21(土)14:30開演(14:00開場)
赤羽教会聖堂で(京浜東北線・湘南新宿線直通 赤羽駅北口改札徒歩3分 北区赤羽2-1-12)
奉唱:Filles du Sacré Cœur OG
指揮・解説:渡辺宏子
曲目:I .ミサ通常文 ミサ曲 IX. Cum Jubiloから Kyrie,Sanctus, Agnus DeiI I. ミサ固有文 入祭唱 Gaudeamus, 奉納唱 Ave Maria, Assumpte est III. 聖務日課の曲 Hodie Christus, Salve Mater IV. グレゴリオ聖歌から派生した曲 Tota pulckra es, Magnificat
主催:古典典礼&聖歌愛好グループ(赤羽教会)
後援:赤羽教会壮年会 問合せ:Tel/050-3635-8941 高井 e-mail:tomoo.takai@gmail.com
※「ワールドユース赤羽」とは 教会を開放し、特に若い方に来てもらうための赤羽教会の企画。
その他
「福島 六ヶ所 未来への伝言」上映と監督の想いを聞く会
7/19(土)13:00~14:45 DVD上映、15:00~16:00
島田恵監督の話 目黒教会アンセルモホールで (JR・地下鉄南北線目黒駅下車徒歩4分)
協力金:\500
申込不要
問合せ:港・品川宣教協力体福祉連絡会 岩佐 Tel/03-3713-4465
フクシマ/チェルノブイリ写真展
6/2(月)~6/7(土)10:00~17:00(初日のみ12:00開場)
清泉女子大学1号館1階ロビーで(〒161-8642品川区東五反田3-16-21)
内容:チェルノブイリ原発事故を振り返り、福島第一原発事故を考える写真展(広河隆一撮影)
無料
主催:清泉女子大学 カトリックセンター・ボランティアセンター共催
問合せ:清泉女子大学カトリックセンター Tel・Fax/03-5421-3375 e-mail:catho@seisen-u.ac.jp
★ 7月号(No.314)は、7月6日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:5月25日(日)
★ 8月号(No.315)は、8月3日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:6月22日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp