お知らせ

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東京教区ニュース第311号

2014年04月01日

岡田大司教ケルン教区訪問

「マイスナー枢機卿、25年にわたる重責に終止符を。」

枢機卿の働きに向けられた感謝の数々

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ケルン教区のマイスナー枢機卿が80歳に達し、大司教を退任する、その式典が3月9日に催され、東京教区から岡田大司教と高木事務局長が参加した。式典は枢機卿のケルン大司教着座25周年を祝うためでもあった。9日の午前、ケルン市内の「ギュルツェニヒ」祝祭ホールでの式典には約600人にのぼる各地・各国の枢機卿、司教、司祭、政界・財界等の代表が出席した。午後はケルン大聖堂で盛大かつ厳粛に荘厳ミサが執り行われ、3000人を超す信徒が集まった。用意された座席が足りず、多くの信徒は立ったまま2時間半に及んだミサに参加することとなった。岡田大司教は共同司式者として主祭壇に上った。ケルン教区は信徒数2百万人ほどだが、定期的に主日ミサに来るのは10%弱。経済的にも楽観できない状況だが、教区内だけで54の病院、148の老人ホーム、その他多数の養護・介護・福祉施設・幼稚園・学校等を運営している。1000人を越える司祭など多くの聖職者、修道者、信徒の献身的な協力で可能となっていることはもちろんだが、教区長であるケルン大司教の責任は非常に重い。さらに世界に向けたケルン教区による盛んな支援活動を裏付けるように、大司教退任には世界中から感謝や惜別の声が届いた。マイスナー枢機卿は「これからもケルンに住み、高齢修道者への慰労や、信徒の司牧により多くの時間が取れることを嬉しく思う」と述べている。

ケルンの「おもてなし」の重さ

ケルン教区の世界とのつながりは今からちょうど60年前、バチカンを経由しない東京教区との直接の「祈りと協力」の関係で始まった。フリングス・土井、ヘフナー・白柳、そしてマイスナー・岡田と両大司教の間で進められてきた協力関係はいまケルン側の大司教退任で新しい時代が始まる。トップの間だけでなく、一般信徒の間の交流はこれまでもあったが、これからはもっと盛んな、深みをもつ発展が期待される。ケルン側はこの関係をとても重視していて、祝祭ホールでも大聖堂でのミサでも、また前夜に催されたゲストの歓迎夕食会でも、マイスナー枢機卿は強調し、「ケルン教区と60年の友好関係をはぐくむ東京教区から岡田大司教が遠路わざわざお越しくださったことに心から感謝する」と歓迎の言葉を述べ、参加者は力強く長い拍手をおくった。なお、この夕食会では岡田大司教がドイツ語で挨拶し、盛んな拍手を受けた。

ケルン教区の一部を形作る日本人信徒たち

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日本のカトリック信者は、人口のわずか0.5%弱だが、ケルン教区の日本人信徒も、せいぜい50人ほどである。それでも式典前日の土曜日午後にケルン市の隣町デュッセルドルフにある聖フランシスコ・ザベリオ教会の信徒会館で行われた岡田大司教との懇談には30人余りが参加した。この教会にはイエスのカリタス女子修道会が運営する日本人幼稚園が付属するかたわら、デュッセルドルフに住む日本人信徒のミサと集会の場所にもなっている。大司教との出会いでは、キリスト教徒としての信仰生活の活性化、ロザリオの祈りなどを主なテーマに活発な意見交換があった。また、外国語の中で生活する者にとり母国語で、ゆるしの秘跡やミサを受けることがどんなに大切かということが強調された。そのあとのミサには40人ほどが参加して感謝と四旬節第一主日の祈りをした。このとき集められた献金は「マイスナー福祉基金」に寄付された。大司教退任にあたってマイスナー枢機卿は贈り物を断り、新設の福祉基金への寄付をお願いすると言い、翌日の式典では「日本人共同体がすでに寄付金を払い込んだので、皆さんもこれにならってたくさん寄付してください」と参加者に呼びかけて、これまた盛大な拍手を受けた。土曜日の朝から月曜日の早朝まで岡田大司教は多くの出会いと式典を元気にこなしたが、月曜日の昼にはケルン市内に住む日本人信徒がやはりイエスのカリタス女子修道会の世話でミサと集会の場としている中心街の聖アポステルン教会の司祭館を訪れた。ここで一休みの後、岡田大司教は60年に及ぶケルン・東京両教区の絆がより強く深まることに今後への期待をよせ、マイスナー枢機卿の「希望は信仰と愛を強め深める」というモットーを胸に、10日午後、高木事務局長と空路帰国の途についた。(吉田 慎吾)

東京大司教区 司祭人事(第一次・第二次)

岡田武夫大司教は2014年度の司祭の人事異動を以下のように決定し、発表した。移動は原則として復活祭後に行なわれる。(敬称略、カッコ内は現任務・所属)
《小教区人事》
高輪教会主任  川 口  薫(目黒教会助任)
茂原教会主任  安次嶺晴実(千葉寺教会協力司祭)
赤堤教会主任  ジャン ガブリ(仙台教区 弘前・五所川原)
調布教会助任  田中 次生(大阪支部院長)
麹町教会助任  英  隆一朗(鎌倉・日本殉教者修道院)
三河島教会協力司祭 李春燮(イチュンソウブ)(3月中旬に、韓国から来日予定)
教区本部協力司祭 兼務 真生会館 聖書センター編集責任者  雨 宮  慧(上智大学神学部教授・真生会館聖書センター編集責任者)
教区本部協力司祭 兼務 パリ外国宣教会管区長  オリビエ シェガレ(パリ外国宣教会管区長)
療 養     深水 正勝(高輪教会主任)
療 養 (メキシコにて)  フェリペ クェバス(茂原教会主任)
《他教区へ》
仙台教区協力司祭  ジャン シャール ロワゼル(赤堤教会主任)
大阪教区六甲教会主任  アルフレド セゴビア(麹町教会助任)
長崎教区へ   関口 七郎(三軒茶屋・瀬田協力司祭)
新潟教区秋田教会  アンヘルJr.ペレス ペラルタ(吉祥寺教会助任)    

思いつづける 3・11」東日本大震災

~被災者・避難者のために祈るつどい~

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3月11日、麹町教会において、「思いつづける3・11」~東日本大震災被災者・避難者のために祈るつどい~が行われた。プログラムは午後2時半から祈りの集い、午後3時半からの映画上映「わすれない ふくしま」と監督四之宮(しのみや)浩(ひろし)氏(写真左)によるトークショー、そして午後6時からの大聖堂での追悼祈念ミサ。
仮設住宅の方々が作られている手作りの鞠の奉納
すべて参加すると長時間にわたるプログラムではあったが、午後2時半の祈りの集いから会場には入りきれないほどの人々が集まり、ともに祈りをささげ、被災地を思う一日となった。

四之宮浩監督
午後2時半からの祈りの集いでは、福島県南相馬市にある同慶寺(どうけいじ)と共に祈った。(詳しくは次号CTVCの記事に掲載)東京の会場ではテゼの祈りによる祈りと、2時46分の震災発生時刻に合わせ、鐘と黙祷がささげられた。
映画「わすれない ふくしま」は、福島第一原発の事故により、被害をうけている福島県飯館村の避難民である一家族とその知人で自死をした酪農家の家族、いまだ警戒区域で300頭の牛を飼い続けている酪農家の日常を追った記録映画である。
スクリーンに映し出される同慶寺の様子
集団見合いで地域に多いフィリピン出身の女性、妻や母としての日々の生活や原発事故後の揺れる気持ちも映し出された。
共同祈願(被災各地域・ベースによる

映画上映後のトークショーで四之宮監督は撮影の動機について、「(原発事故で、この先)『どうなっちゃうんだろう』という不安感があった。その中でも懸命に生きている人を撮りたかった」と話した。大聖堂でのミサは幸田和生司教が主司式と説教を行った。

幸田司教は「不安や恐れに捕われている時も、イエスに信頼して、イエスと共に歩もうとするなら、わたしたちは希望をもって歩んでいける。

参加者最年少。避難家族の双子赤ちゃん。幸田司教と東京避難家族支援団体の「きらきら星ネット」のスタッフ

しかし、この希望を被災者に押し付けることはできない。」と話し、「寄り添い、共に時を過ごしながら、祈り続けながら、被災者の方々と一緒に希望を見つけていこう、これがわたしたちの被災者支援活動の根底にある願い」であると話された。ミサの最後に2月に司教団から発表された「東日本大震災被災者のための祈りⅡ」を祈り、閉祭した。

日本司教団によるミサ(仙台カテドラル)

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3月10日、仙台教区のカテドラルである元寺小路教会で、「東日本大震災犠牲者追悼と復興祈願ミサ」が行われた。全国16教区から15人の司教と、駐日教皇大使、ジョセフ・チェノットゥ大司教が司式に参加し、雪がちらつく寒い夜にもかかわらず、約350人の参列者が集まった。

カリタスアメリカとカリタスドイツの代表にお礼の花束を渡す

ミサ冒頭、教皇大使のあいさつでは、教皇フランシスコからの「心からのあいさつと連帯、祈りと、特別な祝福」があり、教皇が「この聖体祭儀がご遺族や友人の皆さまにとって、慰め、支えとなり、復興作業を進める方々にとっては勇気となるよう」特別な祈りを捧げていることが伝えられた。

 2014年 一粒会 総 会

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まずは自分の召命から2014年の一粒会総会が、3月9日午後、カテドラル構内のケルンホールで開かれ、各教会の担当委員が集まった。当日は、一粒会会長の岡田大司教がケルンに出張中のため、担当司祭の林正人神父がメッセージを読み上げた。(メッセージの要約は以下)「一粒会の会員であるすべての教区民の協力と祈り、また各教会の一粒会の担当者の働きに感謝します。先日、2月23日に泉雄生(ゆう)さん・野口邦大(くにひろ)さんの2人の神学生が朗読奉仕者として選任を受け、4月からは神学科2年に進級します。2月23日に行われた朗読奉仕者選任式また新入生として、小田武直(たけなお)さんが入学することになりました。喜ばしいことです。司祭召命を志す人が増えていくように、これからも取り組んでまいりましょう。現代社会とそこに生活する人々は、さまざまな悩み、苦しみを抱え、疲労を経験し、休息と回心の機会を必要としています。この状況に教会が荒れ野におけるオアシスとしての役割を果たしていきたいと感じております。そのために奉仕する司祭が求められています。今日はケルン教区に出張中で総会を欠席しますが、皆様の集まりに心を合わせております」次に議事に入り2013年度活動報告と収支報告、2014年度活動方針と予算について説明があり質疑が交わされ、承認された。最後に運営委員長の藤倉彰三さんが挨拶に立ち、各教会の状況が異なる中で、運営委員会の出席率を何とか向上させたいこと、役員の交代に苦慮している状況を話し、自分の任期の残りの期間で、取り組む決意と委員の協力を訴えた。それに加え、司祭・修道者の召命は、信徒の召命に対する意識が土壌になって芽生えていくということを、各教会でも強調してほしいと呼びかけ、ひとつの取り組みとして「カトリック召命チーム」主催の「第2回召命担当者の集い(4月28日~29日、麹町教会)」について触れた。林神父の閉会の挨拶と祝福で総会は終了した。

訃 報 十字架のヨハネ 井上洋治神父

井上洋治神父

東京教区司祭十字架のヨハネ井上洋治神父は、3月8日(土)午後1時10分、脳出血のため保谷厚生病院にて帰天しました。

井上神父は1927年3月27日神奈川県生まれ。1948年3月27日受洗。

1950年~1957年カルメル修道会所属。
1960年3月18日、東京教区司祭として土井辰雄枢機卿より司祭叙階。
世田谷・洗足 ・豊田各教会にて司牧。
1970年4月~1973年3月、東京カトリック神学院養成担当。
1976年4月~1986年3月、真生会館理事長。
1986年1月~2010年10月「風の家」主宰。
2014年3月8日帰天(86歳)。『日本とイエスの顔』、『アッバ讃美』ほか著書多数。

カトリック東京ボランティアセンター No.22

2014年3月11日で東日本大震災から3年目を迎えます。昨年4月1日、福島第一原発から10㎞~20㎞の地域は「避難指示解除準備区域」となりましたが、昼間の出入りが許されただけです。原町区民の一部、小高区民全住民が避難し、今も自宅で暮らせない状況が続いています。

さらに福島第一原発数キロ圏内は「帰宅困難区」のままです。南相馬市の西に隣接する飯舘村の村民や南相馬市南隣りの浪江町の町民も避難生活を続けています。そういう状況だからこそ、仮設暮らしの人がいなくなるまで、ボランティア活動の支援を続けていくために、「CTVCカリタス原町ベース」は存在しているのです。

屋外活動(がれきの撤去、家財道具の処分、家の内外の整備)は急務です。また、仮設集会所でのサロン活動(お茶を飲みながら、和やかな雰囲気での傾 聴(けいちょう)活動)を通して、コミュニティ作りに貢献しています。「原子力」からの電気を使用して私たちは生活し、その電気を作ってくれた土地の人々が避難生活をしているのです。作業員の人々が「今も」自分たちの命を削りながら、二度と爆発しないように、日夜作業をしているのです。ボランティア活動のために、まずは、来て、見てください。「隣人とは誰ですか。―ルカ10章36節」というイエスの言葉が響きます。
(カリタス原町ベース 畠中ちあき)

ボランティア募集(興味・関心がある方はご覧ください。)

六本木発着の便もあります。
お問合せ:
①CTVC(カトリック東京ボランティアセンター)を検索してみてください。
②電 話 090-3522-3209
③FAX 03-5411-0991
④ e-mail:ctvc@tokyo.catholic.jp

カトリック東京国際センター通信 第178号

私の役割は……?私は2001年から、CTIC亀戸の相談センターでフィリピーノ語と英語の通訳として、相談活動の手伝いをしていました。CTIC亀戸は、雑居ビルの中にある相談センターで、毎日、ビザ、労働、教育、結婚離婚、借金などの生活全般にわたる相談が寄せられ、忙しい時間を過ごしていました。また、江東区が主催していた来日して間もない日本語ができない子どものための「学習センター」でも活動していました。 2008年、CTIC千葉、CTIC亀戸が目黒事務所に統合され、相談センターと司牧センターが一つになった「CTIC」で働くようになり、小教区のフィリピン人共同体とかかわるようになりました。統合直後、リーマンショックの影響で多くの外国人が不当な雇止(やといど)めや解雇の対象となったため、「外国人のための労働学習会・相談会」をいくつかの小教区で開催し、私も通訳として参加しました。その時に感じたのは、「小教区は外国人と直接出会うことができる大切な場所」だということでした。このことを確信したのは、2012年の入管法改定の時です。公民館などで開催されていた市民団体などによる「勉強会」が、外国人に来てもらうのに苦労していたのに対し、CTICが、10か所以上の小教区で行った「入管法の勉強会」では、毎回30人~70人の多くの外国人が集まったからです。カトリック教会は、外国人の方々に必要な情報を発信する大切な役割があることを改めて感じました。その後、小教区で出会った方々から、友人の問題、日常生活の問題など、気軽に電話がかかってくるようになりました。その多くは、私と同じ家庭の主婦、子を持つ母親でした。相談活動を続ける中から、「『年金』や『改定された労働法』についての勉強会を開催して欲しい」という、勉強会開催のリクエストも出て来るようになっています。そこで、私は司牧を担当するレイミッショナリーと相談し、時間が許す範囲で、小教区を訪問し、小教区のリーダーたちと交流するよう努めることにしました。フィリピン人には欠かせないミサ後の食事会に顔を出すと、「入管法の勉強会の時に来てくれた人だよね?」「どこに住んでいるの?」「子どもは何人?」など、世間話から始まり、様々な相談が持ちかけられるようになりました。小教区との連携(れんけい)が深まったことは、相談に来た人の支援にも役に立っています。事務所で相談を受けたフィリピン人家庭のケースでは、弁護士とともに法的な支援を行うと同時に、小教区のフィリピン人のお母さんたちが(すでに自分たちの子どもは成人している)、相談者の小学校入学の準備などを手伝ってくれています。相談者と小教区のお母さんたちをつなぐのも、私の大切な役割の一つです。CTICの司牧センターと相談センターが統合された時に、フィリピン人司牧を担当していたレイミッショナリーが「あなたは、外国人として、日本の家庭の中で生活し、日本の家族の中で生きているのだから、その立場で小教区の共同体の人たちに接して、彼ら、彼女らが気軽に相談したり、勉強したりできるようにしないといけないよ」と言っていたことを思い出します。小教区の外国人の声に耳を傾け、奉仕する立場として、これからも、小教区のリーダーや信徒の方々と、多くの活動を共にして行きたいと思います。  
奥山 マリアルイサ

カリタスの家だより  連載 第61回

―2014年度 ボランティア養成講座―「家 族」半世紀近く前、東京カリタスの家が作られたとき、日本社会の福祉はまだ揺籃期(ようらんき)にも達していない状態でした。その中で、私たちの諸先輩はボランティアという新しい働き方によって、状況を変えようと決意したのです。東京カリタスの家の常務理事、小宇佐敬二神父はそれを「大それた夢」と表現しました。まことにそれは「大それた」事業でした。それはまさにイエスが始めた仕事を前に進めようという試みだったからです。イエスは自分の周りに集まってくる人々に「専門的な知識による指導」はしませんでした。ただ彼らの話を聴き、深い理解を示し、彼らに寄り添って苦しみを共有したのです。貧しさ、病気、障害、老い、生活や人間関係のトラブルなど、この世のありとあらゆる苦しみの奥には、「孤独」という根っこがあることを知っていたからです。カリタスの家のボランティアは、「素人」に徹することで見えてくるものを大切にします。イエスのように、イエスに倣(なら)って人に寄り添います。「あなたはひとりぼっちではない」ことを証しし続けます。50年前とは隔 世(かくせい)感のある公的福祉ですが、そこにも隙間(すきま)は生じます。公的福祉や民間の機関と連携し、協働し、「素人」たるボランティアは隙間を補 填(ほてん)するのです。カリタスの家の仕事は、まだまだ終わりません。今年度のボランティア養成講座のテーマは「家族」です。社会の最小単位と言われることもある家族。それは常に変わっていくダイナミックな有機体です。変わっていく過程で起こるさまざまな困難を ていねいに解きほぐし、互いの価値と成長を認め合い、支え合う共同体として家族を再生させていく方法が、講座の中で語られていくことでしょう。多くの善意のみなさんが、講座に参加してくださることを願ってやみません。  東京カリタスの家 酒井 育子

Tel 03―3943―1726 東京カリタスの家
http://www.tokyo-caritas.org

教区司祭紹介 第42回 

トマス・アクィナス 山本量太郎(やまもとりょうたろう)神 父

1946年 5 月 25日生まれ
1977年 11 月  3日司祭叙階

お生まれは

山本量太郎神 父

北多摩郡神代村(今は調布市)です。祖父が桐朋学園の教師をしていた関係で、その構内の教職員住宅で生まれました。昭和21年5月生まれですから、もうすぐ68歳になりますが、これでも叙階された時は、戦後生まれの東京教区司祭が初めて誕生したと言われました。

幼児洗礼ですか

はい、生まれた翌月に世田谷教会で洗礼を受けました。まだ、中西さんというお宅でミサをしていた時期と聞いています。神学生になる時、洗礼証明書をいただきに当時の今 田健美(こんだたけみ)神父を訪問しました。今田神父は私の目の前で洗礼台帳を広げ、「君はなんと洗礼台帳番号3番だね」と言いながら洗礼証明書を書いてくださったことを今でも鮮明に覚えています。世田谷教会には京王線の仙川から井の頭線の下北沢まで毎週通っていたようですが、ほとんど覚えておりません。4歳の頃、深大寺のそばに汚れなきマリア会の修道院(今の晃華学園)ができまして、そこなら歩いていけるということで、汚れなきマリア会のミサに通うようになりました。歩いていけるといっても30分以上かかったので、雨の日などは辛かったですね。そこで小学校2年生の時に初聖体を受けましたが、ほどなく今度は京王線の下高井戸の近くにケベック外国宣教会の拠点(今の赤堤教会)ができ、そこのカブスカウトに行くようになりました。

でも、立川教会の出身とうかがっていますが

小学校4年生の時、桐朋学園が音楽大学をつくるために教職員住宅を取り壊すことになり、わが家は立川に引っ越しました。初めて立川教会のミサに行った日曜日のことをよく覚えています。アメリカ人が何人も出席していたこと、ミサ後に神父さまがそのアメリカ人たちと英語でペラペラしゃべっていたこと、神父さまも外国の人のように見えたのですが、塚本金明(きんめい)神父でした。その当時、立川は基地の町だったのです。両親、祖父母、兄弟姉妹6人、全員そろった時には10人で立川教会のミサに通いました。もっとも、私はボーイスカウトのある日曜日には赤堤教会に行っていましたし、大学生になると今度は明大前の松原教会の構内にできた淳心寮というカトリックの学生寮に入ってしまいましたので、立川教会のミサに行かない日曜日のほうが多かったかもしれませんが、家族そろってずっと通った教会として、今でも私の心の出身教会であり続けています。

いつごろから司祭になりたいと?

カトリック漬(づ)けのような環境で育ちましたが、正直なところ、大人になるまで一度も司祭になりたいと考えたことはありませんでした。そもそも、学生寮に入ったのも窮屈(きゅうくつ)なカトリックの家庭から脱出したいというのが最大の動機だったのです。カトリックの学生寮なら親が許してくれるという計算でした。でも、そこで深みにはまってしまいました。いや、神さまに捕まったと言わなければいけないのかな。時あたかも第二バチカン公会議の真っ最中、その動きが伝わってきてカトリックのこれからに希望を感じたことは確かです。しかし私は、70年安保が近づくにつれ、激化していく学生運動の渦(うず)に巻き込まれ、気がついたらまったく自分を見失い、どう生きていったらいいのか全然わからなくなってしまいました。そのころ毎晩のように、信濃町にあるカトリックの真生会館に入り浸っていましたが、ある晩、かなり酔いが回ったころ、「もう一度生まれ変わったら何になりたいか」と濱尾神父さま(当時)に質問してみました。すると即座に、「もちろん司祭だよ」という答えがかえってきました。そのすっきりとした返事に私はびっくりしました。この人はもう一度生まれ変わっても司祭になりたいと本気で思っている。そして初めて、私もその司祭になれるものならなりたいと本気で思ったのです。

その後は順調に?

「神学校に行きたい」と父親に言ったら、即座に「辞めるなら早く辞めろよ」と言われてしまいました。続くとは到底思えなかったのでしょう。事実、何回もその通りになりかかりましたが、8年後に司祭にしていただきました。叙階式の日、ある先輩の司祭から、「カルメル会にいるおばさん(父の妹)のお祈りのおかげだぞ」と言われました。多くの人の祈りに支えられてここまでくることができたと感謝しています。司祭になってから37年、思い出は数限りなくありますが、あっという間に過ぎたような気もします。

最後に好きな聖書の言葉を

そう聞かれて今、真っ先に浮かんだ言葉は、「どうして私は不幸なのかとつぶやく時も、私は神を信頼している」です。詩編116にある言葉で、「教会の祈り」の訳ですけど、辛い時、苦しい時、祈れない時、随分とこの聖句のお世話になりました。祈ろうとしても祈りとはほど遠い言葉しか浮かんでこない時が私には少なくないのです。そのような時、それがどんな言葉であっても、私は「…とつぶやく時も私は神を信頼している」と付け加えるという我流のしかたで無理やり祈りにしてしまってきたことを告白します。

千葉地区に新たな宣教・司牧の拠点が設立

習志野教会はこの度、千葉宣教協力体の諸教会と連携し、東京教区本部、真生会館、司祭、学識経験者の方々の協力、支援の下、公共交通機関の中心地である船橋に「カトリック船橋学習センター・ガリラヤ」を開所し、若者から高齢者まですべての人々が参加できる集いの場所を提供することになりました。ご案内する「カトリック船橋学習センター・ガリラヤ」の開所式にご参列いただき、新たなスタートを主に祝っていただければ幸いです。   (習志野教会 大原 猛神父)

お知らせ

(公益財団法人)東京カリタスの家 2014年度ボランティア養成講座(家族)

2014年ボランティア養成講座(家族)

日本カトリック映画賞 授賞式と上映会

受賞作品:「先祖になる」
5月5日(月・祝日) なかのZERO(ゼロ)小ホール

12:10   開場
13:00   開演  授賞式
13:30   「先祖になる」上映開始
15:30   休憩
15:45   池谷薫監督・晴佐久昌英神父対談チケット料金 1000円高校生以下、障がい者(介助者含む)800円

前売り券販売場所聖イグナチオ教会案内所 03-3230-3509
サンパウロ書店(四ツ谷駅前) 03-3357-8642
スペース セント ポール 03-3941-4971
高円寺教会 天使の森 03-5307-6680

*当日券有り問い合わせ  女子パウロ会内 事務局SIGNIS JAPAN(カトリックメディア協議会)
http://signis-japan.org
担当 清水京子 TEL 03-3479-3941

※ 日本カトリック映画賞とは、SIGNIS JAPAN (カトリックメディア協議会)主催の映画賞です。 毎年、会の趣旨に沿った選考で1作品に授与されています。

世界召命祈願の日

ミサ・懇親会
テーマ:「召命、真理の証」

5月11日(日)ミサ 午後2:30~ミサ後懇親会

東京カテドラルにて(ご家族ご同伴のご参加を歓迎いたします。)
東京教区 一粒会

カトリック船橋学習センター」開所式

4月29日(火) 14:00(開場13:30)
記念講演:幸田和生司教
「現代社会が私たちに問いかけるもの」
クロス・ウェーブ船橋にて
(JR総武線・東武野田線「船橋駅」南口より徒歩9分/京成線「京成船橋駅」より徒歩7分 TEL 047-436-0111)

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。 福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください
(未発表のものに限ります)。 「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。 文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、
あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区事務局  東京教区ニュース係
FAX (03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

ミサ・祈りの集い・黙想会

講話とミサ 西千葉教会

5/17(土)11:00~15:30
西千葉教会で
テーマ:「福音を見直そう」
講師・司式:本田哲郎神父(フランシスコ会司祭 「ふるさとの家」)
申込不要 参加無料
問合せ:西千葉教会事務局 Tel/043-241-4812

ベタニア祈りの集い(イエスとの出会いを深めて)

①5/16(金)17:00~5/18(日)13:30(2泊3日)
栃木県那須のベタニア修道女会聖ヨゼフ山の家で
②6/21(土)17:00~6/22(日)16:30(1泊2日)
東京中野で
対象: 独身女性信徒(18歳~40代)
申込:ベタニア修道女会聖ベルナデッタ第二修道院
(〒165-0022 中野区江古田3-15-2 Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
「ベタニアの集い」担当シスターまで
http://www.sistersofbethany.info/

召命黙想会のお知らせ

5/3(土)14:30~5/5(月)13:00
師イエズス修道女会 カーザ・アルベリオーネ(八王子祈りの家)で(八王子市戸吹町1490 Tel/042-691-9121)
テーマ:“キリストがわたしを遣わされた”(Ⅰコリント1:17)
サブタイトル:「未来へキリストを伝えるために」
講師:赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
対象:洗礼を受けられた35歳までの独身男女(修道召命を考えている人)
参加費:¥6,500
持ち物:筆記用具、洗面用具など(聖書あり)
申込締切:4/25(金)
申込先:聖パウロ修道会:Tel/03-3351-5154 Fax/03-5363-3505
e-mail:ssp-voc@sanpaolo.or.jp ブラザー井手口
聖パウロ女子修道会:Tel/03-3479-3941 Fax/03-3479-3950
e-mail:shoumeifsp@pauline.or.jp シスター井上 シスター村田
師イエズス修道女会:Tel/042-691-3313 Fax/042-691-3013
e-mail:vocazione@kyp.biglobe.ne.jp シスター加藤

召命黙想会

5/16(金)15:00(受付)~5/18(日)16:00
聖霊修道院マリア館で(小金井市)
テーマ:聖母マリアに倣って ―主の招きに応えて歩む道― 指導:福田正範神父(カルメル会)
主催:福音史家聖ヨハネ布教修道会
対象:未婚の女性信徒(40歳位迄)
持ち物:聖書、筆記用具、洗面具、寝巻
参加費:¥3,000
申込:住所・氏名・霊名・年齢・所属教会 を記入の上 FaxかEメールで 5/9(金)まで
〒184-8511小金井市桜町1-2-20福音史家聖ヨハネ布教修道会
担当:Sr.中村 Tel/042-383-8527 Fax/042-383-7492
e-mail:sisternakamura@gmail.com

一日静修へのおさそい

5/31(土)10:00~16:00 受付9:30~
コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院で
(〒182-0034調布市下石原3-55-1京王線調布駅徒歩20分 マルガリタ幼稚園と同じ敷地内)
テーマ:「アヴェ・マリアを生きる」
指導:中川博道神父(カルメル修道会)
対象:男女年齢を問わず、どなたでも可
会費:¥2,000(昼食代を含む)
問合せ:コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院 Tel/042-482-2012(平日9:00~17:00)
申込不要
主催:コングレガシオン・ド・ノートルダム アソシエート

カトリック聖霊による刷新 四谷祈りの集い

5/4~6/22(毎週日曜日)17:00~19:00(全8回)
イエズス会岐部修道院3階集会室310号で
参加費:¥2,000 申込:5/4(日)17:00会場で
問合せ:聖霊による刷新事務所 Tel/03-3357-8138 Fax/03-3357-9504
e-mail:ccrj-hsro@sol.dti.ne.jp
http://www.sol.dti.ne.jp/~hsro/

聖霊による生活刷新セミナー 初台祈りの集い

5/8~6/26(毎木曜日)13:00~15:00
初台教会2階で
対象:受洗者で原則毎週参加できる方
参加費:¥2,000(全8回分) テキスト代¥500
会場費(自由)
申込:会場受付で
問合せ:井之上 Tel/03-3468-8221
e-mail:hatuinori@yahoo.co.jp (初台教会への問合せはご遠慮を)

麹町教会初金の祈りの集い

聖体礼拝と黙想~聖歌隊の歌を聴きながら~
6/6(偶数月の第1金曜)19:00~20:00
麹町教会主聖堂で(JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分)
どなたでも参加可
問合せ:麹町教会Tel/03-3263-4584
http://hatsukin.jimdo.com/

カルメル青年黙想会 生きるイエスを探して

4/25(金)18:00~4/27(日)16:00
カルメル会聖テレジア修道院で(黙想)(東急大井町線上野毛駅下車)
対象:高校生以上の青年男女(35歳まで)
指導:福田正範神父・他カルメル会士
参加費:一般¥10,000 学生¥7,000
定員:20名 申込:カルメル会聖テレジア修道院(黙想)
青年黙想会係 〒158-0093世田谷区上野毛2-14-25 Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-1764
e-mail:mokusou@carmel-monastery.jp 
住所・氏名・性別・年齢・Tel・所属教会名を明記の上、ハガキ・Fax・e-mailの何れかで、4/18(金)まで必着

聖母病院 ミサと聖書の集い

以下共通 問合せ:聖母病院パストラルケア室 Tel/03-3951-1111(内線759)

4月ミサ予定

4/9 4/16(水)14:30~ 聖母病院大聖堂で 司式:バレンタイン・デ・スーザ神父

聖書の集い

13:00~14:15 ミサの前 聖母病院大聖堂2階集会室で どなたでも参加可

メジュゴリエの会―聖母マリアのメッセージを学ぶ

5/16 6/20 7/18毎月第3金曜日 10:30~12:00
サンパウロ宣教センター4Fチャペルで(四ッ谷駅)ミサ:パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
申込不要
問合せ:Tel/03-3237-5350(青木)

いやしのためのミサ

4/13 5/11 6/8(第2日曜日)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
4月の司式:小平正寿神父(フランシスコ会) パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
ミサ後個人別祈りの時間帯有
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
小平師:http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細 :http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

「サダナ」黙想会 ~東洋の瞑想とキリスト者の祈り~

以下共通 指導:植栗神父
連絡先:若山美知子 Tel・Fax/03-5802-3844 (不在時:渡辺由子Tel/042-325-7554)
詳細:http://sadhana.jp 
申込:開催日の8日前まで

サダナⅠ

4/26(金)17:30~4/29(火)16:00 上石神井黙想の家で

ダイアリー

5/2(金)17:30~5/6(火)16:00 三位一体宣教女会東京修道院で

自己を知る

5/10(土)9:30~5/11(日)17:00 5/17(土)9:30~5/18(日)17:00 上石神井黙想の家で(1泊2日×2=合計4日間)

七十二人の集い(ひきこもり支援)

-さまざまな生きづらさを抱えた人たちと共に-
以下共通
e-mail:info72nin@gmail.com
http://72nin.com/
(日程変更などはホームページで確認)ひきこもり当事者、家族、心ある方たちのために
主催:七十二人の集い 代表 Br.沖下昌寛S.J.(ひきこもり経験者、発達障害当事者)

ひきこもり支援の意向のミサ

毎月第2日曜日 14:00~15:00 麹町教会ザビエル聖堂で 引き続きわかち合いの会 イエズス会岐部修道院3階集会室306号室で 4/13休会

祈り-イグナチオの霊操によって-

第2・4木曜日10:45~12:00 麹町教会ザビエル聖堂で 「自分を見つめるために」 4/17休会

「岐部 親の集い相談室」

毎週木曜日 昼14:00~16:00 夜19:00~20:30 イエズス会岐部修道院3階集会室304で 4/17休会 要予約

「浅草 親の集い」

Ms.米林睦子毎月第1・3土曜日14:00~16:00 浅草教会で

「市谷 親の集い」

Sr.藤本保子毎月第1・3火曜日14:00~16:00 援助修道会市谷リヒトハイム修道院(新宿区市谷田町2-24 Tel/03-3290-2000)

「信濃町 親の集い」

Sr.野間順子毎月第1・3木曜日14:00~18:00 マリアの御心会信濃町修道院で(新宿区南元町6-2 Tel/090-8303-2042)

「大人の発達障害者の親の会」

大人の発達障害者をお子さんに持つ親御さんのための分かち合いの会(支援者等、当事者以外の方の参加はご遠慮を) 毎月第1木曜日16:00~17:30 イエズス会岐部修道院集会室304で

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

5/17(土)15:00~祈り 16:00~ミサ
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで)
e-mail:auxijapon@live.jp (件名に「おかえりミサ問合せ」と入れてください)4月休み

講座・研修会

岡田大司教による 「続 カテキズム講座」

4/19 5/24 7/5(土)14:00~15:30 (以後継続して開講予定)
本郷教会聖堂2階レイホールで(JR駒込駅南口6分南北線①出口徒歩5分)
費用:¥500(会場費、プリント代他)
教材:「カトリック教会のカテキズム要約」「聖書」(各自購入)
どなたでも、いつからでも 申込不要
主催:本郷教会
問合せ:Fax/03-3945-9079
e-mail:hongo@bz03.plala.or.jp

キリスト教信仰入門講座

4/24(木)18:45~約1時間半
麹町教会アルぺホールで
テーマ:キリスト教とは何か-その輪郭
指導:岩島忠彦神父(麹町教会・上智大学神学部)
要申込 問合せ:Tel/03-3263-4584

信徒の月例会 カトリックの信仰―その3「信仰宣言」

4/26(土)14:00~(16:00主日のミサ)
麹町教会アルぺホールで
テーマ:私は信じます、私たちは信じます
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)
問合せ:Tel/03-3263-4584 申込不要

「フランス語で聖書に親しむ会」

4/14~毎週月曜日18:30~20:00
麹町教会信徒会館2階203ABで
内容:フランス語聖書の説明を聞き、分かち合う
講師:シスター・ソランジュ(キリスト・イエズスの宣教会)
会費:任意献金
主催:エバンジル会
問合せ:e-mail:evangile@hotmail.co.jp
http://www8.ocn.ne.jp/~evangile/

東京生と死を考える会 定例会

6/28(土)13:30~16:00(受付13:00~)
ニコラ・バレ9階会議室で(JR四ッ谷駅麹町口左側)
テーマ:「笑顔が生まれる、玩具療法」
講師:小林るつ子(玩具福祉学会理事長・聖徳大学兼任講師・聖隷クリストファ-大学非常勤講師)
申込不要
参加費:会員¥1,000 一般¥1,500 学生・障害者と付添¥500
問合せ:東京生と死を考える会事務局(火・木12:00~16:00) Tel/03-3357-5780 Fax/03-3357-5793
http://homepage2.nifty.com/tokyo_seitosi/

キリスト教的視点に基づく講座“創造への道”

以下共通

土曜日 14:00~15:30
白百合女子大学で(京王線仙川駅徒歩10分)
テーマ:日常の中の神秘を生きる
費用:通年(前期・後期)¥6,400 半期(前期のみ又は後期のみ)¥3,200 当日1回のみ¥1,000
講師:星野正道(本学宗教科教授・司祭)田畑邦治(本学宗教科教授)
どなたでも受講可
申込・受講料納入:当日会場受付で
問合せ:白百合女子大学教務部資格課程課 Tel/03-3326-5762
http://www.shirayuri.ac.jp

前期4/12 日常生活の中の洗足の霊性

講師:星野 5/10 テイヤール・ド・シャルダンの「神の場」 講師:田畑 6/21 遠藤周作著「侍」の宣教への問いかけ 講師:星野 7/12  カール・ラーナーの「日常と超越」 講師:田畑

後期10/4 モーリス・ズンデルの「慎ましい現存」

講師:田畑 11/1 遠藤周作著「侍」の信仰受容の姿 講師:星野 12/6 ミシェル・アンリの「キリストの言葉-いのちの現象学」 講師:田畑 2015/1/17遠藤周作著「侍」とリジューの聖テレーズ 講師:星野

カトリック通信講座

どなたでも、いつからでも、どの講座でも

神・発見の手引

私たちに常に呼びかけている神について、人生、自然などの具体例や哲学者の言葉を通して考える 全15講 受講料:¥4,500

生きること・死ぬこと

現代社会の状況のなかで、「いのち」について考える健康と病気、産むこと、老いること 全10講 受講料:¥5,000 他の講座について は、ホームページ参照 申込:郵便局にて振替用紙に講座名を記入の上、受講料を下記に振込み 入金確認後、教材を送付 振替口座番号:00170-2-84745 加入者名:オリエンス宗教研究所 問合せ・申込 オリエンス宗教研究所 カトリック通信講座 〒156-0043 世田谷区松原2-28-5 Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322
http://www.oriens.or.jp
携帯:http://www.oriens.or.jp/mobile/
希望者にはパンフレットを送付

清泉ラファエラ・アカデミア生涯学習講座

教皇フランシスコの最初の回勅『信仰の光』現代人を輝かすキリストへの信仰について考える
5/24 5/31 6/7 6/14 6/21(全5回)10:40~12:10
清泉女子大学で
講師:塩谷惇子(清泉女子大学理事長)
受講料:春期講座5回 ¥11,500
問合せ・申込:清泉女子大学生涯学習センター Tel/03-3447-5551
詳細 http://www.seisen-u.ac.jp

リーゼンフーバー神父による講座

以下共通 講師と連絡先 K. リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)〒102-8571 千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウス Tel/03-3238-5124(直通)、 5111(伝言)FAX/03-3238-5056
各講座の詳細 http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html

土曜アカデミー

9:30~12:30土曜日 岐部ホール4F404で(麹町教会敷地内 JR,東京メトロ四ツ谷駅から徒歩2分程度)年間テーマ: 超越理解と理性の自己発見 ― II 近世・近代・現代 4/5「新しい信心」、人文主義、宗教改革: エラスムス、ルター(16 世紀ドイツ) 4/12 近代修道制の基礎づけ: イグナティウス・デ・ロヨラとイエズス会の霊性(16世紀スペイン) 4/26 観想生活の刷新:十字架のヨハネ、アビラのテレサとカルメル会の霊性(16世紀スペイン)

キリスト教入門講座

18:45~20:30毎週金曜日 麹町教会(四ッ谷駅前)信徒会館3階アルペホールで 4/11 信仰の道― 人生の意義を問う 4/25 聖書の人間像― 人間の現状と使命  ※4/18 休み

ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場同一条件13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500
申込不要
4/8(火)ビ・モンタント東京事務所で 泉富士男神父(東京教区)
4/15(火)三軒茶屋教会で
4/18(金)高輪教会で
5/13(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会)

聖書通読講話会

〔四谷会場〕
土曜日 13:30~15:00
イエズス会岐部ホール306で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ッ谷駅)
Tel/03-3357-7651
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
4/5「マタイによる福音書」鈴木信一神父(パウロ会)
4/12 5/10「ヨシュア記」泉富士男神父(東京教区)
〔関口会場〕
4/16 5/7(水)10:30~12:00
「サムエル記」泉富士男神父(東京教区)
東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)

パッチワーク・キルト同好会

4/10(木)11:00~15:00 (
ビ・モンタント東京事務所で
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を
世話人:宮木 Tel/042-575-2335

月例散策会

4/9(水)10:30
JR中央線高尾駅北口改札口集合
行先:八王子教会と多摩御陵・武蔵御陵及びその周辺散策
世話人:田垣Tel/03-3999-1209

気軽に絵を描く会

4/16 5/7(水)13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等 会費:¥1,000/月 (画材自己負担)
世話人:野村 Tel/03-3394-5778

「沈黙のうちに神を求めてー観想の祈りへの道」

講演と祈りの実践
4/10 6/12 9/11 11/13(木)14:00~16:00
麹町教会岐部ホール4階404号室で(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分)
アビラの聖テレジアの「霊魂の城」からの講話後、一緒に沈黙で祈る 指導:九里彰神父(カルメル会管区長)
どなたでも 献金歓迎 申込不要
問合せ:Tel/042-473-6287 篠原(11:00~20:00)

中世聖歌を学ぶ

4/12(土)14:00~16:00
4/14(月)10:00~12:00
両日とも同じ内容 世田谷教会アトリエ「かまぼこ」で(世田谷区北沢1-45-12 Tel/03-6794-3467)
曲:Jesu dulcis memoria(12世紀) Cuncti simus(14世紀スペイン巡礼歌)
宗派、信仰の有無、音楽の知識や経験問わずどなたでも参加可 要予約
参加費:¥1,000
講師:杉本ゆり 予約・申込:Tel・Fax/0422-32-6074
e-mail:yuri-francesca@nifty.com
http://www.catholic-setagaya.jp/shunichi/map.html (地図)
 

音楽会

真生会館 建替支援コンサート

―パイプオルガン・シターの調べ―
5/23(金)19:00開演(18:30開場)
目黒教会で(目黒駅徒歩3分)
演奏:Br.ダミアン原田(エルサレム会修道士/サント・マリー・マドレーヌ大聖堂オルガニスト)
曲目:グレゴリオ聖歌「天使ミサ」キリエによるファンタジー、F.クープラン
修道院のためのミサ曲より J.P.スヴェーリンク「我 若き命果てなん」による変奏曲ほか
(※曲目は当日変更されることもあります)
全席自由¥3,000(純益はすべて建替基金に寄付) 座席数300
申込・問合せ:真生会館をサポートする会 Tel/03-3498-1616 Fax/03-3498-3535

洗足教会聖堂建設基金 吉井健太郎ソロコンサート

5/3(土)16:40開場 17:00開演
洗足教会聖堂で(大田区上池台4丁目7-5東急池上線長原駅より徒歩5分)
演奏:バッハ無伴奏チェロ組曲より
演奏者:吉井健太郎(ウィーン交響楽団にて33年間首席チェリスト)
入場無料(聖堂建設基金への寄付を受付)
問合せ:Tel/03-3726-7108

聖週間と復活主日のグレゴリオ聖歌による演奏会

4/12(土)14:30~
調布教会聖堂で(調布市富士見町3-21-12 Tel/042-482-3937 京王線調布駅北口から徒歩15分・JR三鷹駅南口(6番乗り場)およびJR吉祥寺駅(4番乗り場)から調布駅北口行きバスで御塔坂下車3分)
演奏:調布教会「グレゴリオ聖歌の会」
指揮:十枝正子 プログラム:Hosanna filio David(ダヴィデの子にホザンナ)、Pater sinon(父よ、この杯を)、Pange lingua(舌よ、歌え)、Victimae paschali(過ぎ越しの子羊)他
入場無料
問合せ:Tel/080-8476-1217(トエダ)
e-mail:mtoeda@m5.gyao.ne.jp 

その他

子どもたちとともに主日の福音を『こじか』

主日の福音解説を中心に、多彩な記事で子どもたちにイエスのまなざしを伝える
毎週日曜日発行(年44週)B5判・16頁(ふりがなつき)
定価¥65+税(送料別) 15部以上の注文で¥55+税
国内年間定期購読(年44週分) 1部¥4,100 2部¥7,400(税・送料込2部の価格は同じ発送先の場合)
申込問合せ、見本誌請求:オリエンス宗教研究所 〒156-0043世田谷区松原2-28-5 Tel/03-3322-7601/Fax:03-3325-5322
http://www.oriens.or.jp/

聖マリアンナ・チャペル・ギャラリー

10:00~17:00
聖マリアンナ医科大学病院3F小聖堂チャペル・ギャラリーで(〒216-8511川崎市宮前区菅生2-16-1)
展示中~4/23 浦田カズ代(長崎純心聖母会シスター)絵画「十字架の道行」展
4/24~7/23 三宮一将(大分教会所属)油彩画展
入場無料 問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行

めぐみMEGUMI展-フランシスコに憧れて-

4/27(日)12:00~5/24(土)16:00
※5/4~5/6 5/10 5/11休み
千代田区有楽町1-5-1日比谷マリンビルB2Fで Tel/03-3501-2061 地下鉄日比谷線日比谷駅A9出口すぐ
林節子(写真/F.M.N所属)・小西恵子(書/赤堤教会所属)・神庭道子(日本画/成田教会所属)
連絡:神庭Tel/0476-26-3300

西洋書道(カリグラフィー)でみことばをかく会

5/13 6/10 7/8 8/12 9/9 10/14 11/11 12/9 (毎月第2火曜日) 11:00~13:00
岐部修道院3F集会室(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線四ッ谷駅)
西洋書道の技法を習得し、みことば、祈りのことばを書く
指導:松田圭子 参加費:¥3,500 教材費:初回ペン等¥1,000
問合せ:Tel/042-586-7243 松田

「VIVID」
★5月号(No.312)は、5月4日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:3月23日(日)
★6月号(No.313)は、6月1日(日)に各教会で配布予定。情報掲載希望原稿の〆切:4月20日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-230 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp