お知らせ
東京教区ニュース第298号
2012年12月01日
目次
こどものミサ
10月14日、教区のこどものミサ(東京教区教会学校委員会主催)が岡田大司教の司式によって行われ、約40の教会が参加し、会場となったカテドラルには子供とリーダー合わせて700人以上が集まった。
中央の祭壇には「祈りを教えてください」と書かれた横断幕。
ミサの福音朗読として選ばれたのはルカによる福音書11章1節~4節。
岡田大司教は「皆さん、今年も多くの子供たちがここカテドラルに来て下さり大変うれしく思います」と挨拶されると今年のテーマである祈りについて語られた。
「祈りとはなんでしょうか?祈りとは神様とこころからお話することです。そして目には見えませんが神様にお願いしましょう。神様はきっと皆さんの願いを聞いてくださいます。教皇ベネディクト16世は10月11日から『信仰年』が始まると宣言なさいました。信仰を学び深めるために大切なお祈りがあります。皆さん『主の祈り』をよく理解し神様にお祈りしましょう。神様はきっと皆さんの願いを聞いてくださいます」と語られた。
奉納は子供たちが丹精込めて作った「祈りの花束」。子供たち一人一人の手から岡田大司教に渡され祭壇を飾った。
ミサ後、野外で行われる予定のレクリレーションは雨のため聖堂で行われ、多くの子供たちが参加し会場は子供たちの笑顔で溢れた。
(小塚由利子)
司祭研修会
10月27日から29日にかけて、今年の司祭研修会が開かれた。テーマは「『信仰年』その呼びかけにどう応えるのか? 信仰の核心とは何?」と設定され、増田祐志(ますだまさし)神父(イエズス会)の講話、分かち合いとその発表、岡田大司教の日本の教会の福音化の取り組みと将来に向けた課題についての講話、懇親会などでプログラムは進められた。約40名の司祭の参加のもと、「信仰年」という大きなテーマではあったが、リラックスした司祭たちの姿が印象的であった。
増田神父は、自分の信仰の歩みを語りかけることから講話を始めた。信仰とは直接無縁であった家庭で育ち、上智大学に入学し、その後、洗礼を受け、社会人の生活を経験し、イエズス会に入会し、現在までの歩みをていねいに話された。人間の歩みに意外な形で働かれる神との出会いは、参加した司祭たちに、それぞれの歩みを振り返るヒントを与えた。
第2バチカン公会議を出エジプトのエピソード(荒れ野をさまようイスラエルの民がモーセに「エジプトでは肉のたくさん入った鍋の前に座り、パンを腹いっぱい食べられたのに」と不満を訴える場面)と関連させる切り口は興味深かった。エジプトを出たイスラエルの民は、もうエジプトに戻ることはできない、モーセに導かれ、神の約束の地に入るしかない。今の教会の姿は、どこか荒れ野のイスラエルの民と重なるという内容であった。
岡田大司教は、2回のNICE(福音宣教推進全国会議)を振り返りながら、当時のキーワード「遊離」(キリスト者の生活と信仰の遊離、教会の社会からの遊離)の理解が、25年経った今、当時とは違った視点(積極的な意味での清貧や離脱)で捉え直す必要について触れ、公会議とNICEの精神を現代社会の現実の中で見直しながら、教会に託された使命に取り組む決意を呼びかけた。
バチカン 正義と平和協議会 議長タークソン枢機卿 来訪
―日本バチカン国交樹立70周年 記念事業のため来日―
東京教区 本部事務局 法人事務部からのお知らせ
カトリック五日市霊園の土砂崩れについて~ その後
昨年・2011年の教区ニュース第286号(9・10月号)で、同年7月19日に、カトリック五日市霊園の1区南側斜面で発生した土砂崩れ及び約40基の墓所の被災をご報告させて頂きましたが、おかげさまで、補強復旧工事も無事完了し、11月15日に竣工の運びとなりました。
補強復旧工事に伴う墓所の移転をご承諾くださいました方々をはじめ、当霊園ご利用の皆様には大変なご不便とご迷惑をお掛けしたことを、改めてお詫びを申し上げますとともに、ご協力頂きましたことに感謝いたします。
今後とも、皆様にカトリック五日市霊園を安心してご利用頂けるよう努めていく所存です。
法人事務部長 高木賢一神父
大司教書簡 「信仰年」を迎えるにあたり(全文)
カトリック東京教区の皆さん、主の平和が皆さんとともにありますように。
教皇ベネディクト十六世は、第二ヴァチカン公会議開催五十周年と『カトリック教会のカテキズム』発布二十周年を記念して、2012年10月11日より翌年の2013年11月24日までを「信仰年」とする、と宣言しました(※1)。
わたくしは、「信仰年」を迎えるにあたり、いろいろな機会に、東京教区のすべての皆さんに、1)自分の信仰を確かめること、2)自分の信仰を深めること、3)自分の信仰をあかしし、伝えること、を訴えてきました。本日はあらためて、東京教区の優先課題(※2)を念頭に置きながら、以下の諸事項の実行を心がけるよう皆さんにお願いいたします。
1.イエス・キリストをより深く知る。
「信仰年」にあたり、「信仰の創始者また完成者」(ヘブライ12・2)であり、道であり、真理であり、命である主イエスをより深く知るように務めることが何より大切です(『信仰の門』13参照)。
イエスはわたしたちの信仰の最高の指導者です。ナザレのイエスは十字架の死によって父なる神への信仰を全うしました。福音書によって示されたイエスの生涯は「二千年に及ぶわたしたちの救いの歴史を特徴づける信仰の模範」(『信仰の門』13)を完全に明らかにしています。イエス・キリストの言葉と生涯によって信仰を学び深めるようにいたしましょう。
いうまでもありませんが、イエス・キリストの言葉と生涯を学ぶためにもっとも大切なことは四つの福音書を学び味わうということです。福音書はミサのとき必ず読み上げられますので、まず主日のミサの福音を学び味わうようにしてください。説教は主日の福音朗読の箇所と、わたしたちの日々の生活・現代社会とのつながりについて解き明かしながら、信者が日々信仰に生きるよう励まします。なお、主日のミサでは、他に二つの聖書朗読が行われます。第一朗読は、多くの場合旧約聖書です。旧約聖書はイエス・キリスト以前の救いの歴史を述べ、救い主イエス・キリストの到来をあらかじめ指し示しています。第二朗読は使徒パウロの手紙などであり、最初の教会の使徒たちがイエス・キリストの言葉と生涯をどのように理解していたのか、をわたしたちに示しています。福音の内容をより深く理解するために二つの聖書朗読の内容を合わせて学ぶようにしてください。
2.第二ヴァチカン公会議と『カトリック教会のカテキズム』を学ぶ。
開催五十周年を迎える第二ヴァチカン公会議の教えを学びましょう。まず、なぜ公会議は開かれたのか、という会議開催の趣旨と目的を確認してください。また、第二ヴァチカン公会議はどのように教会を刷新したのか、について、学ぶようにしてください。各小教区・修道院、諸グループなどで是非第二ヴァチカン公会議を学ぶ機会を設けていただきたいと思います(※3)。『カトリック教会のカテキズム』は第二ヴァチカン公会議の教えに基づいて新たに編纂され、ちょうど二十年前に発布されました。公会議によって刷新されたカトリック教会の教えを学ぶために有益な権威ある教えです。『カトリック教会のカテキズム要約(コンペンディウム)』をテキストに使用することもできます。公会議によって刷新された部分に注目する読み方も考えられます。カテキズムの勉強をお勧めします(※4)。
3.「信条」を学ぶ。
主日・祭日のミサで必ず唱えられる「信条」の意味を学び直すようお勧めします。
「信条」は古代の教会が確立した共通の信仰理解を簡潔にまとめた信仰告白であり、祈りとして唱え続けてきたわたしたちの信仰の遺産であります。
「信条」は「わたしは信じます」(クレド)という言葉で始まっていますが、ミサ中、共同体の信仰宣言として唱えています。教会は二千年にわたり、「信条」を共同体共通の信仰告白としてきました。この機会に、「信条」によって、自分たちは、「何を、誰を、どのように信じているのか」を確認し、信仰を深めていただきたいと思います。『カトリック教会のカテキズム』では「信条」の解説をしていますので、より深い理解のために活用してください。古代教会の信仰理解を現代の日本で、どのように表現し伝達できるのか、という課題は重要です。いろいろな方々ともども、研究し検討していきたいと願っています。
4.典礼と秘跡、日々の祈りと黙想
聖霊降臨の日に教会は誕生しました。弱い人間の集まりである教会はたえず聖霊に支えられ導かれてキリストの救いのみわざを現し伝えています。キリストは教会の典礼と諸秘跡(洗礼、堅信、聖体、ゆるしの秘跡、病者の塗油、叙階、結婚)を通して今も、どこでも、働いておられるのです。
わたしたちがまず秘跡の恵みを大切にするとともに、日本社会の多くの人々が入信の秘跡(洗礼・堅信・聖体)の恵みにあずかることができますよう祈り、またそのために各自ができる奉仕をささげるようにいたしましょう。(※5)
日常の祈りについては、公会議以前は全国共通の定められた『公教会祈祷文』などによって日々の祈りが行なわれ、「お告げの祈り」などがよく唱えられておりました。現在は『教会の祈り』がすべての信者の日々の祈りのために推奨され、さらに種々の祈りの本が発行されています。各自が日々、み言葉に生かされながら、祈りを大切にして歩むよう、互いに励まし合いましょう。
またこの機会に、旧約聖書と新約聖書の通読に挑戦することも大いに勧められます。
なお、通常、待降節・四旬節に行われる黙想会については、「信仰年」にちなみ、その主題を「信仰」とし、各自が自分の信仰を振り返り、信仰を深める機会とするようにお願いいたします。
5.信仰と愛のあかし
「信仰年」は信仰を深め、愛のあかしを実践するためのよい機会です(『信仰の門』14より)。信仰、希望、愛の中でもっとも偉大なものは愛です(一コリント13・13)。
イエスは言われました。「わたしの兄弟であるこのもっとも小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」(マタイ25・40)これは深い信仰をもって受け取るべき大切なメッセージです。どんなに多くの人が人間の尊厳を剥奪され、理解と連帯、解放と救済、そして自分が一人の人間として真に大切にされることを求めていることでしょうか。また、自分は誰であり、何のために生きているのかわからない、という思いを抱き、深い孤独感と生きがいの喪失に苦しんでいる人も少なくはありません。現代の日本において自死が極めて多いことも、キリストの弟子たちが深く心に刻むべき問題であると思います。現代の厳しい現実のなかで、ひとり一人をかけがえのないものとして認め受け入れる神の愛を実行することこそ、信仰を人々に伝える大切なあかしとなります。この神の愛のあかしは福音宣教の働きそのものです。
また世界と社会の現実に目を向け、教会の社会教説を学びながら、人類共通の問題の克服のために、知恵と勇気をもって努力することは、信仰共同体の大切な務めであると思います。
わたしたちの生涯は信仰の旅路、巡礼の旅路(※6)です。すでに永遠の命に移されていること(ヨハネ5・24、一ヨハネ3・14参照)に感謝しながら、地上を去った方々を偲び、日々聖霊に導かれながら、わたしたち自身が、死から命への過ぎ越しの完成にあずかることができますよう、聖母の取り次ぎによって祈ります。
皆さんの上に父と子と聖霊の神様の豊かな祝福がありますように。
2012年9月30日
東京大司教 ペトロ 岡田 武夫
追伸
10/11発表 司教団文書「『信仰年』を迎えるにあたって日本の教会の課題」をお読みください。これは、第二ヴァチカン公会議の後の日本のカトリック教会の福音化の歩みを解説しています。
(※1)教皇「信仰年」の趣旨は教皇の自発教令『信仰の門』(カトリック中央協議会)によって説明されています。
(※2)三優先課題についてはたとえば2010年1月10日の年始の集いミサ説教を参照。
「信仰の生涯養成・霊的成長(信徒による福音宣教の推進)」「多国籍教会としての成長(外国人司牧)」、「心の問題・心のケア(心の病と
傷を負った人々への支援)」
(※3)公会議文書の改訂訳は来春発行の予定です。四つの憲章、九つの教令、三つの宣言の十六文書で構成されています。その解説を読
みながら内容を学ぶよう勧めます。 また特に『教会憲章』『現代世界憲章』はそのテキストそのものをよく読むよう勧めます。
(※4)以下の四種類のカテキズムの書物が利用できます。
・『カトリック教会のカテキズム』カトリック中央協議会
・『カトリック教会のカテキズム要約』同上
・『カトリック教会の教え』同上、日本の文化と状況を考慮し、『カトリック教会のカテキズム』に基づいて日本の司教協議会が編纂した
新しい教えの書。
・『YOUCAT(ユーキャット)』同上、青年向けに編纂された新しい教えの書を日本の青少年部門が翻訳して来年6月発行の予定。
(※5)秘跡についても上記の4種類の「カテキズム」から学ぶことができます。
(※6)「信仰年」にあたり地上の聖所(主キリスト、聖母、聖人、殉教者を記念する聖なる場所)を訪問し信仰を深めるための信仰の旅「巡礼」
が推奨されます。
カリタスの家だより 連載 第48回
「毎日がクリスマス」
これから夏が始まるというころ、「地域活動支援センターみんなの部屋」にはクリスマスがやってきます。「クリスマス・グッズ」の作品制作が始まるのです。クリスマス・カード、松ぼっくりのクリスマス・ツリー、リース、サンタ長靴袋などクリスマスの作品だけでなく、あまり季節にかかわりのない刺繍布巾やアクリル毛糸たわし、巾着袋、ブローチ、手編みハンガー、石鹸デコパージュなど、さまざまな手芸小物作品もクリスマスっぽくなっていきます。秋に行われる近隣教会などでのバザーでこれらの作品の展示販売をさせていただき、その売り上げが、年間の「作業工賃収入」の8割になります。この収益は全額「工賃」として、通所メンバー(利用者)の作業時間に当てて支払われます。メンバーにとってその収入も、創作意欲、作業意欲を持ち上げ、社会参加が確認できる大切な要素になっています。
「みんなの部屋」は通所メンバーとボランティアそして職員による共同体作りを目指しています。身体的にも精神的にも、互いに健康に気遣いながら、社会性を培い、人間的にも霊的にも成長していくことができるように、互いに支え合っていくことのできる場と関わりを築いていくこと目指しています。このような関わりの中で共同作業として製作される作品を含め、この共同体造りそのものが「みんなの部屋の創作作業」だと思います。
クリスマスのテーマは「平和」です。平和は「主」が人間に求めておられる第一のテーマだと思います。この平和を実現していくために「平等であること(公正)」、「互いに誠実にかかわること(義)」が求められています。しかし自己中心という「罪と死の囚われ」に在る人間には、この平和を実現していく力がありません。だからこそ平和を実現するために「救い主」がこの世にお生まれになったのです。「愛する力」「赦しの力」「共感していく力(憐れみ)」を人間に注ぎ、それを育んでいくために。
平和も平等も誠実な関わりも、社会的なことです。愛も共感も赦しも関わりの中で成長します。このようないのちを育むことができるようになるために「福音的な共同体」を生み出していく必要があります。平和そのものである幼子を探して、飼い葉桶の周りに集まる人々、そこにクリスマスの集いの原型があります。さまざまなクリスマスの作品を作り続けている「みんなの部屋」にとって「毎日がクリスマス」であることを願っています。
小宇佐敬二
東京カリタスの家Tel 03-3943-1726
http://www.tokyo-caritas.org
カトリック東京ボランティアセンター No.9
宮代仮設住宅に寄り添い 一年が経ち……
10月13日に福島市にある宮代(みやしろ)仮設住宅で「ふれあい茶の湯と昼食会」が行われました。今回は田園調布教会の有志の皆さんが炊き出し隊を名乗り出てくださり、秋の味覚たっぷりのお弁当とお汁もの、デザートをいただきました。入居者の皆さんとにぎやかにお食事をいただきながら、ちょうど1年前の初めての昼食会のことを思い出しました。
ここ宮代仮設で活動を始めたのが2011年の9月30日。そして初めての昼食会の炊き出しをしてくださったのはやはり田園調布教会の皆さんでした。
当時、宮代仮設には支援の手が全く入らずイベントを行ったのは「ふれあい茶の湯」が初めてでした。宮代仮設住宅には浪江町の方が入居されています。しかし同じ浪江町の方が入居されていると言っても、広い浪江町。だれも知り合いのいない中で始まった仮設住宅生活の中、「ふれあい茶の湯と昼食会」のイベントのためにたくさんの方が初めて集会所に集いました。震災からまだ半年しか経っていないこと、お互い知らない者同士だということもあり、お隣の席の方との会話もどこかぎこちなく、緊張した雰囲気でお茶会と昼食会がスタートしたのを今でもはっきりと覚えています。
あれから一年。いろいろなことがありましたが、訪れる度に入居者の皆さんの表情が変わっていきました。「その時その時に寄り添っていく」ことの大切さを感じています。
CTVC(カトリック東京ボランティアセンター)
Tel 090-3522-3209
http://jlmm.net/ctvc/
CTIC カトリック東京国際センター通信 第165号
今年度の活動評価と来年度の計画
皆さまへの感謝のうちに
先日、CTICスタッフは、二日間に渡り、今年の活動の評価と来年度の活動計画を考えました。
外国人が急増し始めた二十数年前は、「外国人のために教会は何が出来るか」と様々な模索・努力されてきたと思います。CTICも「外国人のために」その時々の応じた活動をおこなってきました。
しかし、現在は日本で定住する外国人が増え、日本社会・教会を共につくっていく大切なパートナーとなっています。
このような現状やニーズから、CTICの活動は、「外国のために」から「外国人とともに」へとシフトしていっています。
外国人信徒は、教会でもお客様ではなく、小教区の一員として責任を果たしているリーダーや信徒も増えてきました。
また、日本人が外国人のために何かをするというところから、小教区でも日本人信徒と同じ共同体員として一緒に考え、働くことが出来るよう、様々なプログラムを考えています。
また、小教区との連携にも力を入れていく予定ですので、よろしくお願い致します。
一方で、私たちの目に触れにくい、日本にいる難民の問題があります。
ここ数年、日本で難民申請をする人が急増しています。申請から結果が出るまで二年近くかかりますが、その間、生活のための公的な保障はありません。年間千数百人の申請者に対し、難民認定されるのは数パーセントで、将来が見えない状況に、経済的にも精神的に追い詰められています。
CTICの活動の一つは、自立に向かうことを目的として計画します。日本で生活するためにはどうしてもある程度の日本語が必要で、難民の方も日本語を勉強したいという希望がたくさんありました。そこで、この秋から、「日本語くらぶ」(難民のための日本語教室)をボランティアの協力のもと、始めました。そこでは、単に日本語を学ぶだけでなく、日本の習慣やルールを学ぶ機会になっています。
しかしながら、日々の食事や生活必需品の支援も必要とされています。今年、CTICに相談に訪れた難民申請者は200人ほどでした。どこからも支援を受けられない人を優先的に支援していますが、この活動は個人・諸団体の協力によって継続できています。一ヶ月間に米は150キロ以上必要です。衣類など寄付物品なしには、この支援活動は続けられません。
今年も様々なご協力をいただき、心より感謝申し上げるとともに、来年もご協力をお願い致します。
感謝のうちに。 中口八惠子
『信仰年』― 古くて新しい教会理解1
「信仰年」にちなんで第二バチカン公会議を振り返るこの連載、前回は、公会議の中に二つの対立する潮流があり、教皇が一方に肩入れしたこと、また教皇の意向を受けたスーネンス枢機卿が、大量の討議資料を前に途方に暮れる公会議に、ひとつの明確なテーマ
(「キリストの教会、世の光」)を与えたことなどを見ました。実はこの最後の話をする中で、ちょっと話をはしょってしまったので、今回はそこから見ていきましょう。
『教会について』の討議
二つの潮流の対立が明らかになった文書『啓示の源泉について』をめぐる投票と、教皇によるその差し戻し命令の後、公会議は二つの文書の議論を経て、再び緊張した場面を迎えます。準備委員会を取り仕切るオッタヴィアーニ枢機卿の肝いりで用意された文書『教会について』の登場です。この11章、82ページに及ぶ長大な文書は、第二バチカン公会議の教えの中心となるべきものでした。そこで示されている教会は、教皇を頂点とするピラミッド型組織であり、そこに一貫して現れるテーマは、上から下へ、教えと恵みを仲介する聖職者層の「権威」と、その受け手である信徒の「服従」でした。
このような教会のイメージは、現実とも、また教会のあるべき姿とも、まったくかけ離れてしまっていると感じた多数派の司教たちは、『啓示の源泉について』の時のように、再び教皇庁に批判を浴びせることになります。ある司教などは、これは「勝利主義、聖職者中心主義、法律主義」の産物だと切って捨てるほどでした。議論と混乱の長期化が予想される中、第一会期の終わりが近づき、まさにこの時、前回紹介したスーネンス枢機卿の演説が行われたのです。
教皇、再び介入する
公会議に明確な方向性を与えたスーネンス師の演説は拍手を持って迎えられ、その後、これに呼応して、教皇は公会議の運営形態の変更を命じます。オッタヴィアーニ師の教理委員会を含めた各種委員会の上部に、これらを指揮・統括する「調整委員会」が設けられ、この委員会が公会議の議題を決定し、草案準備を監督し、各種委員会間の調整を行うことになりました。これにより、『教会について』の投票は省略され、司教たちが再び、教皇庁が用意した文書を廃案にするという、気の滅入るような作業を経ることなく、新しく掲げられたテーマに照らしながら、一から議論を整理し直すことが可能になったのです。
これは教皇庁の保守派から、全世界から参集した司教たちの方に、議論の主導権が移ったことを意味しました。
『世の光』が示す教会
調整委員会は70余りあった草案を一掃し、17の文書に絞ります。『教会について』もその一つに選ばれますが、中身を大幅に変更することが勧告されます。この文書は長い審議を経て、二年後の第三会期に承認されますが、そのタイトルはまさにスーネンス師が掲げた『世の光(ルーメン・ジェンティウム)』でした(日本語では『教会憲章』として知られています)。
『世の光』は、プロテスタントとの論争・対決を背景に発展してきた一六世紀以来の神学を乗り越え、もっと深みから教会を見つめ直すものでした。当時を振り返ってラッツィンガー枢機卿(現教皇ベネディクト16世)は「もし、以前教会が何よりも構造・組織として見られてきたとすれば、いま(公会議で)生じてきた意識は我々(自身)こそが教会だというものだった」と述べています。
この有機的、神秘的とも言える『世の光』が示す教会像をここで掘り下げるスペースはないので、それは次回に譲ることにしましょう。
しかしいずれにせよ、この文書が承認されるのはまだ先のことです。第一会期はこうして幕を閉じ、このように公会議を召集し、また決定的に方向づけた教皇ヨハネ23世は、翌年9月に第二会期が開かれるのを見ることなく、この世を去ってしまうのでした。
世古 淳(Vital編集長)
一粒会講演会趣旨
「今求められる教会力の復興」
伊藤幸史 神学院副院長
2001年と2011年の比較では、求道者数は39%減、洗礼者数は31%減である。洗礼者数の減少をさらに20年前と比べると40%減となる。洗礼者数の内の成人洗礼者数も40%減である。
成人洗礼者は何らかの悩みを持って教会に来る人たちであり、その人たちが教会に救いを求めて来るところと思わなくなったということではないか。毎年3万人の自殺者が出ており、自殺未遂者はその4倍から10倍いるといわれる。その人たちの悩みに教会が対処しきれていない、言わば教会力の喪失である。
現代社会の中での最大の心の闇は「つながりの喪失」「とてつもない孤独感」である。教会が悩める人の救いの選択肢に入っていないということである。
教会は無縁社会といわれる状況の中で「あなたは大切だ」という神からのメッセージを全身全霊で伝えていない。また自らも味わっていない。どうすれば伝えていけるか新たな「信仰の道」を探し求め、祈り、見出していくことが急務であり、根本である。
日々の「食」にこそ解決のヒントがあるのではないか。「食」は生への肯定感につながっているし、人と神とを結ぶものである。共食をしてコミュニケーションを図ることができるのは人間だけである。聖書の中で主が重要なことをなさる時はいつも食の場面である。「食」は日常の中で『あなたは大切だ』を伝えられることである。
さまざまな新たな取り組みをもって教会力の復興をはかることこそ司祭召命の増加に繋がるのである。
一粒会・広報
お知らせ
カテドラル献堂記念ミサ
―ペトロ白柳誠一枢機卿追悼―
12月8日(土)10時から
東京カテドラル
関口教会聖マリア大聖堂
主司式岡田武夫大司教
※カテドラルへはなるべく公共交通機関をご利用下さい。
東京教区
年始の集い
2013年1月14日(月・祝)
午後2時から
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂
引き続き
教区長 岡田大司教より「2013年度の方針について」
その後、別室にて茶話会の準備をしております。
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください
(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。
VIVID
「信仰年」
岡田大司教とともに学ぶカテキズム (カトリックの教え)
信仰年を生きるカトリック要理公開講座 全10回
第2回:12/20(木) 18:00~20:00
第3回:2013/1/23(水) 18:00~20:00
麹町教会ヨセフホールで
教材:「カトリック教会のカテキズム要約」(各自購入)
参加自由 当日参加も可 自由献金
主催:カトリックアクション同志会
問合せ:齋藤
e-mail:tpsaito1938@willcom.com
宇都宮Tel/090-3698-0486 仁木 Tel/090-8580-8194
-聖体礼拝 信仰年の歩みの中で-
12/15 14:00~15:00(毎月第2土曜日)
典礼センターピエタ2F聖堂で (師イエズスの友 会員の礼拝)
会員でなくても、ご聖体の前で祈りたい女性信徒参加可
問合せ・連絡先:〒160-0004 新宿区四谷1-21-22
師イエズス修道女会(典礼センターピエタ)Sr.北爪 Tel/03-3351-2692
黙想会・祈りの集い等
習志野教会企画 黙想会
12/1(土)11:00~15:00
習志野教会聖堂で(京成線実籾駅下車 徒歩約10分)
指導:本田哲郎神父(フランシスコ会)
テーマ:「ボランティア(善意)」への戒め 「愛する」ことより「大切にする」ことを
昼食は各自持参 どなたも参加可
問合せ:習志野教会 Tel/043-216-0035 Fax/043-216-0038
いやしのためのミサ
12/9 2013/1/13 2/10(第2日曜) 3/17(第3日曜)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会) パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
ミサ後個人別祈りの時間帯有
問合せ:羽村Tel/03-3414-6940
小平師:http://tomkodaira.multiply.com/ ミサ詳細:http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
ベタニアの集い
2013/1/12(土)17:00~13(日)16:30
ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ修道院で
対象:独身女性信徒、求道者(40代位まで)
参加費:¥2,000
申込:ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ第二修道院(〒165-0022 中野区江古田3-15-2)
Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
http://www.sistersofbethany.info/ ベタニアの集い担当シスターまで
ファチマの初土
2013/1/5(第1土曜日)13:00~15:00
麹町教会ザビエル聖堂で(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線 四谷駅徒歩1分)
司式:ペトロ神父(カプチン・フランシスコ会)
内容:ミサ、ロザリオ、赦しの秘跡、聖体賛美
持ち物:ロザリオ 自由献金 静かに祈りたい方どなたでも
問合せ:Tel/042-525-4817
「カルメル霊性」事務局より
以下共通
カルメル修道会 聖堂で(上野毛教会)世田谷区上野毛2-14-25(東急大井町線上野毛駅下車 徒歩6分)
問合せ:Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
「スカプラリオ会員のためのミサ」
12/22 2013/1/26 2/23 第4土曜日 朝 6:30
「十字架の聖ヨハネ司祭教会博士」の荘厳記念のミサと晩の祈り
12/14(金)6:30・10:00ミサ 19:30 晩の祈り(歌)とミサ
主催:カルメル修道会 上野毛修道院
ローマ典礼の特別形式による歌ミサ(別称トリエント・ミサ)
12/16 2013/1/20(日)15:00 ミサ 14:00 開場14:30ロザリオの祈り(ラテン語))
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
主催:ウナ・ヴォーチェ・ジャパン
司式:池田敏雄神父(聖パウロ修道会)
詳細:http://uvj.jp
問合せ: e-mail:info@uvj.jp
(修道院への問合せはご遠慮を)
七十二人の集い(ひきこもり支援)
-さまざまな生きづらさを抱えた人たちと共に-
以下共通 申込不要
e-mail:72ninn@gmail.com
http://www.ignchurch.info/72nin/
ひきこもり支援の意向のミサ
毎月第2日曜日 14:00
麹町教会ザビエル聖堂でひきこもり当事者、家族、心ある方たちのために
祈り-イグナチオの霊操によって-
第2・4木曜 10:45~12:00
麹町教会ザビエル聖堂で
「自分を見つめるために」
「岐部 親の集い相談室」
毎週木曜日 昼 14:00~16:00 夜19:00~20:30
イエズス会岐部修道院3階集会室304で
※第1・3・5週要予約
「浅草 親の集い」
毎月第1・3土曜日 14:00~16:00
浅草教会で
「吉祥寺 親の集い」
毎週木曜日 14:00~16:00
ナミュール・ノートルダム修道女会東京修道院で(武蔵野市吉祥寺本町4-26-21「成蹊大学前」)
「市谷 親の集い」
毎月第1・3火曜日 14:00~16:00
援助修道会市谷修道院で(新宿区市谷田町2-24)
主のもとに憩う祈りのひととき
12/19 2013/1/16 2/20 3/20(水)19:30~20:30
マリア会シャミナード修道院聖堂で(〒102-0071 千代田区富士見1-2-43)
担当:清水一男神父
どなたでも参加可 途中参加可
問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林
http://www.marianist.jp/
「サダナ」黙想会
~東洋の瞑想とキリスト者の祈り~
以下共通
指導:植栗彌神父
連絡先:若山美知子 Tel・Fax/03-5802-3844 詳細
http://sadhana.jp
サダナⅠ
2013/1/11(金)17:30~1/14(月)16:00
三位一体聖体宣教女会東京修道院で(東村山市久米川町1-17-5)
日帰りサダナ
2013/2/3(日)9:30~17:00
援助修道会研修室で(新宿区市谷田町2-24)
マリアの御心会
以下共通 マリアの御心会で(JR信濃町駅下車 徒歩3分)
申込:Tel/03-3351-0297
担当:マリアの御心会会員
「来て、みなさい」祈りと分かち合い
-イエスとの関わり-
12/9(日)14:00~16:00
12月のテーマ「お言葉どおり、この身になりますように」
2013/1/13 2/10 3/10
1月のテーマ「互いに愛し合いなさい」
※当日ミサはなし
対象:35歳までの独身女性
働いている人のための祈りの集い
12/12 2013/1/9 2/13 3/13(水)19:00~20:30
みことばの分かち合い 軽食有り 自由献金
主日の福音の分かち合い
12/21 2013/1/25 2/22 3/22(金) 10:30~12:00
福音を読んで、分かち合い、祈り どなたでも参加可
青年黙想会
12/28(金)~12/30(日)2泊3日
聖母訪問会モンタナ修道院で(〒248-0032神奈川県鎌倉市津550)
対象:18歳以上の独身女性
担当:英隆一朗神父(イエズス会)、聖母訪問会シスター、援助マリア修道会シスター
申込・問合せ:Tel/0467-43-3510 Sr.井上、Tel/03-5721-9101 Sr.和田
現代に生きる信仰体験の集い
毎月第2・4土曜日14:00~16:00 (2013/3/23まで)
上石神井イエズス会修道院(旧神学院)会議室で
(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分・吉祥寺と三鷹駅発バスで武蔵関駅入口降車徒歩10分)
内容:静かに音楽を聴きながらの黙想・分かち合い・観想的なミサ
担当:イシドロ・リバス神父
問合せ:Tel/03-3594-2184
e-mail:ribas@jesuits.or.jp
聖書深読(詩篇を読む)
12/22(土)16:30
メルセス会第四修道院で(杉並区高円寺南5-11-35)
内容:聖書深読の後、晩の祈りを捧げ、シスター手作りの夕食を囲みます
対象:祈りたい方はどなたでも
問合せ:Tel/03-3315-1550(18:00~21:00)
年間予定
http://www.mercedarian.com
新年の黙想会
2013/1/13(日)15:30~1/14(月) 16:00(1泊2日)
師イエズス修道会 祈りの家で(〒192-0001八王子市戸吹町1490)
テーマ:「救いに招かれた者として-神への答えとしての信仰」
対象:未婚女性信徒 奉献生活 (特に在俗会)について関心のある方
指導:澤田豊成神父(聖パウロ修道会)
参加費:¥6,500
申込・問合せ:1/7(月)までに下記へ
Tel/090-1746-2057(山野井) Fax/03-3351-8606
e-mail:ssp-imsa@sanpaolo.or.jp
http://www.sanpaolo.or.jp/paul/annunziata/index.html
リーゼンフーバー神父指導による黙想
麹町教会マリア聖堂で(中聖堂) (JR,東京メトロ四谷駅からすぐ)
指導:クラウス・リーゼンフーバー神父
連絡先:〒102-8571 千代田区紀尾井町 7-1 S.J.ハウス Tel/03-3238-5124 (直通), 5111 (伝言)
「会社帰りの黙想」
12/11(第2火曜日)18:45~20:00
「お昼の黙想」
12/4、12/18(第1・第3火曜日)10:40~11:55
「クリスマスの黙想」
12/25(第4火曜日)18:55~20:05
エマヌエル共同体の集い
真生会館3階聖堂で(JR中央・総武線、信濃町駅下車・徒歩1分)
問合せ:Tel/03-3355-6806
e-mail:japan@emmanuel.info
みこころを想うミサ
12/7(金)18:30~20:00
内容:賛美・ミサ・聖体礼拝
司式:赤波江謙一神父(聖パウロ会)
祈りの集い
毎週金曜日 19:00~20:30
内容:賛美・聖体礼拝・分かち合い
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
12/15(土)15:00~祈り/16:00~ミサ
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口 徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで)
e-mail:auxijapon@live.jp (件名に「おかえりミサ問合せ」と入れてください)
麹町教会 初金の祈り
ご聖体礼拝と黙想 ~聖歌隊の歌を聴きながら~
12/7(金)19:00~20:00
麹町教会主聖堂で(JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩 1分)
司式:田丸篤神父
どなたでも参加可
問合せ:麹町教会Tel/03-3263-4584
http://homepage2.nifty.com/hatsukin/
聖パドレ・ピオのつどい
12/15(第3土曜日)13:00~16:00(予定)
聖パウロ会宣教センター4階聖堂で
内容:ロザリオ、ミサ、聖体賛美式、他
指導司祭:ペトロ神父(カプチン・フランシスコ会)
自由献金
主催:「聖パドレ・ピオのつどい」 問合せ:Tel&Fax/044-567-7526(木下)
講座・研修会
信徒の月例会「聖霊・聖なる教会・永遠の命を信じます」
12/15(土)14:00~(16:00主日のミサ)
麹町教会アルぺホールで
テーマ:キリスト教倫理-現代も有効か
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)
問合せ:Tel/03-3263-4584 申込不要
テイヤール・ド・シャルダン研究読書会
12/1 12/15 1/19(土)14:00~15:00
吉祥寺教会で(中央線・井の頭線吉祥寺駅ロンロン側西口より徒歩5分)
テーマ:「科学とキリスト」
講師:美田稔氏(テイヤ-ル翻訳家)
教材:当方で用意(テイヤールの「科学とキリスト」ある方は持参)
参加無料 申込不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
講座案内(カルメル修道会)
以下共通
上野毛教会信徒会館(世田谷区上野毛2-14-25東急大井町線上野毛駅下車 徒歩6分位)
担当:中川博道神父(カルメル修道会)
対象:どなたでも いつからでも 申込み不要
問合せ:Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
「キリスト教の基本を学ぶ」
-洗礼準備のため、又キリスト教の基本を学びなおすために-
いずれも金曜日 (朝のクラス)10:30~12:00 (夜のクラス)19:30~21:00
12/7テーマ ⑭「教会:キリストに呼び集められた人々の集まり」(2)
12/21テーマ ⑮「キリストと共に歩む道」(1)
2013/1/11テーマ ⑯「キリストと共に歩む道」(2)
1/25テーマ ⑰「キリストと共に歩む道」(3)
「カルメルの霊性に親しむ」
-カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探します-
朝のクラス(火)10:30~12:00 12/11 2013/2/26
夜のクラス(金)19:15~20:45 12/11(火)2013/3/1
「キリストとの親しさ」〈出会いの神学〉
-キリストと出会った人々の姿を聖書をとおして辿ります-
朝のクラス(火)10:30~12:00 12/4 2013/2/12
夜のクラス(金)19:15~20:45 12/4(火)2013/2/15
CWC勉強会
以下共通
真生会館1階第1会議室で
会費:¥700/回
カルメルの霊性に親しむ「完徳の道」
12/18(火)10:30~(ミサあり)
講師:九里彰神父(カルメル会)
問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤
旧約聖書を読む会
12/10(月)10:30~
講師:前島誠(ユダヤ教・聖書学者)
問合せ:Tel/048-864-2805 斎木
講座案内
以下共通
キリスト・イエズスの宣教会 江戸川区南小岩6-25-6 総武線小岩駅より7分)
シスター ベアトリス Tel・Fax/03-5889-3055
「よりよい家庭を求めよう」 少人数の8回講座
習志野教会で
毎月第1・3水曜日 10:00~12:00
内容:家庭とはー夫婦親子の理解、子供の成長段階 自 分とは、愛することなど、他
聖書のこころ-日常生活を深めよう
毎月第1・3月曜日10:00~12:00
第2・4水曜日19:00~21:00
信仰を深めよう
毎月第2・4火曜日 第1・3木曜日 10:00~12:00
ようこそ【自分の将来を考えている方】
毎月第1土曜日14:00~16:00
聖書朗読と静かに祈ろう
毎月第3土曜日 14:00~16:00
悩み相談などのご希望の方
いつでもOK 22:00まで可能 Telでご連絡ください
「土曜アカデミー」
9:30~12:30
岐部ホール4F 404で(麹町教会敷地内 JR・東京メトロ四ツ谷駅から徒歩2分程度)
テーマ: 霊性としてのキリスト教Ⅱ:近代後半・現代の霊性と思想(18世紀-21世紀初頭)
12/1 信仰対理性(19世紀前半): キルケゴール
12/8 信仰の歴史性(19世紀半ば): ニューマン
講師:クラウス・リーゼンフーバー(上智大学名誉教授)
連絡先:〒102-8571 千代田区紀尾井町 7-1 S.J.ハウス Tel:03-3238-5124 (直通), 5111 (伝言)
南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う
12/22 2013/1/26 2/23(土)13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
講師:平田栄一(風編集室)
参加費:¥1,000
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
※南無アッバのお札のお渡し有り
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp
ルカ福音書を読む会
12/14(金)18:30~2時間位
真生会館1F奥アゴラ室で(JR信濃町駅)
故山口武神父(真生会館学生担当司祭)のルカ福音書研究会(10年程前に長崎にて開講)の音声を聴き、分かち合う。
無料
顧問:シェガレ神父
問合せ:Tel/080-1034-7531
片山 e-mail:jiro1193@hotmail.com
マルガリータ会
12/6(木)10:30~12:00
真生会館1Fで (JR信濃町駅)
聖書のお話:小林敬三神父(西千葉教会)日々の生活のヒントになる楽しい講話の会(3ヶ月に1度開催)
自由献金
問合せ:Tel/043-241-4812 小林敬三神父
イタリア語で読む
以下共通
四ツ谷ニコラバレ修道院で
講師:ジュリアーノ・デルペーロ宣教師 (聖ペトロ・パウロ労働宣教会)
問合せ・申込:Tel/080-5414-5123 高島
聖書を読む
毎月第1・3火曜日 18:30 「ヨセフの物語」聖書とそれに伴う解説をイタリア語で読み、日本語訳と比較しながら、皆で味わい、分かち合う
e-mail:itariaseisho@yahoo.co.jp
ダンテの「神曲・煉獄編」を読む
毎月1回 水曜日 18:30
(詳しくは問合せを)
e-mail:kazumi_ginori@hotmail.com
ダンテの書いた原文(イタリア語)を読む。解説は主に日本語。「神曲」の書かれた時代背景や、ダンテの聖
書に対する理解など。
ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等
下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
4会場での勉強会 |
全会場同一条件13:30~15:00 指導:泉富士男神父(東京教区) 会費:¥500 申込不要 12/4(火)立川教会で 12/11(火)ビ・モンタント東京事務所で 12/18(火)三軒茶屋教会で 12/21(金) 高輪教会で |
聖書通読講話会 |
〔四谷会場〕 12/1(土) 13:30~15:00 サンパウロ東京宣教センターで(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651) 「民数記」泉富士男神父(東京教区) 対象:会員外もふるって参加を 世話人:浜端 Tel/042-623-1469 〔関口会場〕 12/5 12/19(水) 10:30~12:00 東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅) 「申命記」泉富士男神父(東京教区) |
パッチワーク・キルト同好会 |
12/13(木)11:00~15:00 ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 世話人:宮木 Tel/042-575-2335 |
月例散策会 |
12/12(水)10:30 JR総武線信濃町駅改札口集合 行先:真生会館(聖堂)と明治神宮外苑及び周辺地域散策 世話人:Tel/03-3999-1209 田垣 |
気軽に絵を描く会 |
12/5 12/19(水)13:30~17:00 ビ・モンタント東京事務所で 指導:池田道明先生(カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等 会費:¥1,000/月(画材自己負担) 世話人:野村 Tel/03-3394-5778 |
♪ 音楽会等♪
「2012年市民クリスマスin千葉」
12/8(土) 13:30開場 14:00開演(16:00終了予定)
京葉銀行文化プラザ 音楽ホールで(千葉市中央区富士見1-3-2 JR千葉駅徒歩約3分)
入場無料 自由献金
出演者:メッセージ「人生に3つの宝を」 板倉邦雄牧師(千葉みどり台教会) 音楽ゲスト 姫野徹(オーボエ)・槙智子(オーボエ)・増田理恵(ピアノ)
曲目:バッハ「主よ人の望みの喜びよ」 モーツァルト「オペラ魔笛より『恋人か女房がいたら~』」 モリコーネ「ガブリエルのオーボエ」 他
主催:市民クリスマスin千葉実行委員会(千葉市周辺のキリスト教諸教会、諸団体による会。市民に本当のクリスマスの意味を伝えるために毎年活動)
問合せ:事務局(千葉YMCA) Tel/043-222-3811
ラウデージのクリスマス
12/8(土)15:30開場 16:00開演
目白聖公会で
(新宿区下落合3-19-4 Tel/03-3951-5010
http://www.mejiroseikokai.com/)
※車での来場はご遠慮を、未就学児入場不可
入場料:¥2,500(当日¥3,000)
曲目:中世のクリスマス聖歌 バスク地方のクリスマス聖歌 スペインのビリャンシーコ モンセラート写本など 出演者:Laudesi Tokyo 坪田一子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 須田みぎわ(リコーダー) 高橋英樹(打楽器) Laudesi合唱隊
賛助出演:子ども合唱団ピッコリー二
監修・指揮:杉本ゆり
問合せ:0422-32-6074
e-mail:yuri-francesca@nifty.com
杉本ゆり
東京純心女子大学クリスマスコンサート
12/9(日)13:30開場 14:00開演
東京純心女子大学江角記念講堂で
出演:本学学生、教員他
曲目:〈グレゴリオ聖歌〉 Ave Maria、大風よ運んでください 〈パイプオルガン〉J.S.バッハ「前奏曲とフーガ」〈声楽〉ヘンデル 「メサイア」より シオンの娘よ 大いに喜べ モーツァルト まことの御からだ 〈ピアノ〉ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第1番ハ長調」モーツァルト「ピアノ協奏曲第12番 イ長調」 〈合唱〉
※世界合唱の日参加 ヘンデル 「メサイア」より ハレルヤ カンタータ146番より 主よ人の望みの喜びよ
※曲目は変更・追加になる場合があり
入場無料・予約不要(車椅子席要予約)
主催:東京純心女子大学
問合せ:東京純心女子大学芸術文化学科 Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551
ヴォーカル・アンサンブル カペラ公演
1/14(月・祝)16:00開演(15:30開場)
目黒教会で ※開演20分前より音楽監督による説明
グレゴリオ聖歌 聖霊のミサ固有唱 ジョスカン・デ・プレミサ曲 「第6旋法のミサ《ロム・アルメ(武装した人)》~聖母のミサ」、「イエス・キリストの系図」
演奏:ヴォーカル・アンサンブルカペラ
http://www.cappelljp.com/superius
花井尚美 安邨尚美 contratenor 青木洋也 望月裕央 tenor 及川豊 根岸一郎 bassus 櫻井元希 花井哲郎 Maestro di Cappella=音楽監督
料金:前売:¥4,000 ペア¥7,000
当日:一般¥4,500 学生:¥2,500
※全自由席(会員優先席あり)
※学生券は、学生証を提示
前売券取扱場所等問合せ:フォンス・フローリス窪田(9:00~21:00)
Tel・Fax/04-7140-7225 Tel/080-5099-3751
e-mail:m-kubota@fonsfloris.com
主催:フォンス・フローリス 後援:ベルギー王国大使館
麹町教会 オルガンと祈り
《待降節とクリスマス》
12/14(金)19:00~20:00 麹町教会主聖堂
オルガン:永瀬真紀(目黒教会オルガニスト)
曲目:コレア・デ・アラウホ:“無原罪の御宿り”の歌による3つのグロサ ほか
自由献金
東北復興支援クリスマスコンサート
12/16(日)14:00~
高円寺教会主聖堂で
主催:聖歌合唱の会
曲目:O Bone Jesu , O Holy Night, Adeste Fideles 他
自由献金(仙台サポートセンターへ献金)
「聖歌合唱の会」で一緒に歌いませんか
毎週日曜日 11:30~13:30
高円寺教会主聖堂で
混声4部でラテン語聖歌、日本語聖歌を
どなたでも 途中から参加も可
会費:¥500/月 楽譜支給
ミニコンサートや東京カテドラルで行われるラテン語グレゴリオ聖歌による司教ミサなどでの聖歌奉仕あり
連絡先:横田Tel/090-3347-4792 林Tel/090-3103-0154
千住真理子さんのヴァイオリンによるベタニアの家 チャリティーコンサート
社会福祉法人 慈生会 徳田保育園改築支援と福島の子ども達の保養支援
12/16(日)13:00開場 13:30開演
JR有楽町駅前 よみうりホール
料金:¥3,000 全席自由席 未就学児童お断り
曲目:G線上のアリア、主よ人の望みの喜びよ、アヴェ・マリア、ツィゴイネルワイゼンなど(曲目変更になる場合あり)
主催:ベタニアの家 チャリティーコンサート実行委員会
問合せ:Tel/03-3387-5567(10:00~17:00)
午後のひとときをヴァイオリンの調べと共に
12/21(金)14:00~15:30
田園調布教会クララ聖堂で(東急多摩川駅下車徒歩3分)
演奏:和波孝よし
曲目:バッハ ヴァイオリンソナタ他
自由献金
連絡先:Tel/090-6519-3225 村山
その他
聖心女子専門学校 英語科・保育科 学校説明会
12/8(土)14:00~16:00
聖心女子専門学校講堂で(港区白金4-11-1)
英語科・保育科の説明、学校紹介のDVD、学校見学、教員、在校生も交えた懇談
12/3(月)、12/17(月)17:00~19:00 夜の個別相談会
問合せ:Tel/03-3442-8649
http://www.sen-sacred-heart.ac.jp
聖マリアンナ・チャペル・ギャラリーのご案内
~2013/1/23 10:00~17:00
「アシジの聖フランシスコの道-お生まれのとき」
森田貴博 油絵展(千葉県在住、聖フランシスコを描く画家)
聖マリアンナ医科大学病院3F 小聖堂チャペル・ギャラリーで(〒216-8511 川崎市宮前区菅生2-16-1)
入場無料
問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行
「VIVID」
★1・2月号(No.299)は、12月30日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:11月18日(日)
★3月号(No.300)は、3月3日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:1月20日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vividtokyo.catholic.jp