お知らせ
東京教区ニュース第290号
2012年03月01日
目次
東日本大震災から一年 「ボランティア急募!」
仙台教区サポートセンター 長谷川昌子(聖パウロ女子修道会)
皆さんもご覧になったことと思いますが、今年、最初に配達された「カトリック新聞」紙上(2012年1月15日号)に、「被災地ボランティア急募 サポートセンター緊急アピール」の記事が1面に出ていました。皆さんの中には驚かれた方もいらっしゃると思います。そこで、少し、現状についてお話ししたいと思います。
「半年以上たったので、もう被災地は落ち着いているかと思った」。
「わたしは、東京以北には行ったことがないので、ボランティアはしたいと思っていましたが、冬の間は寒くて活動ができないのかと思っていました」。
「カトリック新聞」をご覧になって、最近、サポートセンターにかかってくる電話の中でよく言われることは、こういうことが多く、サポートセンターに詰める私たちの説明不足に胸を打つ思いがします。
これは、日本のメディアのせいもあるのではないかと思いました。3月11日の東日本大震災のときには、「未曾有の大災害」とか、「襲いくる大津波」のような大見出しが、連日のように映像とともに流されました。しかし、6ヶ月を過ぎた頃から、福島原発の情報は流されるのですが、東北地方の被災者、被災地に関する情報は、目に見えて減ってきました。ですから、「もう被災地は落ち着いている」と勘違いする人が出てきても当然です。
東北地方は、確かに寒い地域です。しかし、被災された方々が、そこで不自由な仮設暮らしをなさっているのです。現在、釜石、米川(南三陸での活動支援のためのベース)、石巻の各ベースでは、今も少ないボランティアの方々が活動を続けています。「ボランティアに来てくださるかたが多いと、もっとあのこともできるのに、この仮設住宅にも伺えるのに」と思いながら、黙々と活動をなさっています。ぜひ、一人でも多くの方にご協力いただければ幸いです。
○ニュースなどでも報じられていたが、東日本大震災後の被災地ボランティアには多くの大学生が参加していた。シスター長谷川によると仙台教区サポートセンターでも10月に入り、大学生が学校に戻ると、ボランティアの数が徐々に減り、今は激減という状況になっているとのこと。
ボランティア活動の内容は傾聴活動へと移行しているが、各ベースを中心に、がれき撤去、漁師さんの網の修理の手伝い、仮設住宅への移動カフェの協力などもまだ必要とされている。
問い合わせ・申込みは左下CTVC事務局まで。
右の写真 南三陸にて。漁網はオーダーメイドのため数千万円かかるという。全国の漁師仲間より送られた網を、この海に合わせ、作り変えるお手伝い。海水につかり固く締まった網をほど いたり、継ぎ合わせたりする。
新連載 カトリック東京ボランティアセンター
カトリック東京ボランティアセンター(CTVC)は4月24日に開設されて以来、被災・避難地域で自主的に活動するグループに、ボランティアの派遣や物資・資金面での協力をすることで、現地で必要とされている支援を持続的に行い、東京の方々とつなげることで支援の輪を広げていくことを目指し活動しています。
現在CTVCでは、東京教会管区が担当している宮城県南部から福島県全域、特に福島県福島市、南相馬市、白河市、宮城県南部の亘理町と山元町において活動を展開しています。各地の仮設住宅集会所での炊き出しやイベントに合わせた「ボラパック(ボランティアパック)」を企画し、月に2・3回、東京から専用車で移動し誰もが参加しやすいプログラム(日帰りから1~2泊程度)を実施しています。また、風評被害により甚大な影響を受けている温泉やお食事、豊かな自然など、福島の素晴らしさも同時にご紹介しています。
南相馬市のカトリック原町教会は福島第1原発から24.5キロに位置し、警戒区域に近いため信徒が激減しています。CTVCでは9月からミサや祈りをともにし、交流を深めてきました。共に祈り、祈りでつながることで思いを分かち合うことができます。
3月11日には、原町教会にて共に祈る巡礼の旅を企画しています。地元の方々と共に追悼のミサをささげる予定です。
CTVC事務局
電話 090-3522-3209
ファクス 03-5414-0991
※12月25日に各教会へ配布しました「東日本大震災カトリック東京ボランティアセンター活動報告とお願い」も是非ご覧下さい。
ホームページ:
http://www.tokyo.catholic.jp/ctvc/111225houkoku.htm
東日本大震災関連お知らせ
司教団メッセージ 「いますぐ原発の廃止を」
質問に応える幸田和生司教、英国BBCラジオジェリー・ノ ーザム氏
海外メディアが取材(写真)
「福島差別を危惧するアピール」
日本カトリック部落差別人権委員会(委員長 平賀徹夫仙台教区司教)12月22日付。
http://www.tokyo.catholic.jp/text/diocese/oshirase/111222fukushima.htm
「東日本大震災から一年を迎えて」司教協議会会長談話
池長潤・日本カトリック司教協議会会長談話。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/doc/cbcj/120311.htm
3・11公式祈願
3月11日(日)四旬節第3主日、東日本大震災犠牲者と被災地復興のための公式祈願。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/2011shinsai/index.htm#120123_2
※3つの文書は既に各教会に配布されているが、上記ホームページでも閲覧可能。
東日本大震災一周年にあたり追悼と再生を願う合同祈祷集会
3月11日(日) 午後3時 麹町教会で(JR・地下鉄四ッ谷駅すぐ)
主司式・説教 岡 田 武 夫(日本カトリック司教協議会副会長)
主催:日本キリスト教協議会・カトリック中央協議会
問合せ:カトリック中央協議会Tel/03-5632-4445
司祭人事異動(第一次)
2012年1月6日、東京教区司祭人事異動が発表された。(カッコ内は現任務・所属。順不同、 敬称略。)
《 小教区人事 》
・麻布教会主任 稲川圭三師(八王子教会・泉町教会主任)
・八王子教会・泉町教会主任 辻茂師(板橋教会主任)
・板橋教会主任 久富達雄師(成田教会・佐原教会主任)
・成田教会主任 坂倉恵二師(習志野教会主任)
・佐原教会主任(銚子教会と兼任) 関光雄師(銚子教会主任)
・習志野教会主任 大原猛師(市川教会主任)
・市川教会主任 赤岩聰師(海外研修・本部協力司祭)
・松戸教会主任 フィリップ・ボニファチオ師(松戸教会助任)
・高輪教会主任 深水正勝師(清瀬教会主任)
・清瀬教会主任 伊藤淳師(目黒教会助任)
・上野教会主任(浅草教会と兼任) 西川哲彌師(上野教会管理者・浅草教会主任と兼任)
・習志野教会助任 アンドレア・レンボ師(板橋教会助任)
《 その他 》
・カトリック中央協議会事務局長(専任) 宮下良平師(松戸教会主任・幼稚園園長・カトリック中央協議会事務局長兼任)
・仙台教区派遣 藤井泰定師(麻布教会主任)
・教区本部協力司祭 星野正道師(立川教会協力司祭)
・教区本部協力司祭 満留功次師(病気療養)
司祭評議員/宣教司牧評議員名簿
《第23期司祭評議員》
岡田武夫大司教/幸田和生司教/天本昭好師/荒川博行師/稲川圭三師/高木健次師/門馬邦男師/山本量太郎師/田中信明師(ドミニコ会)/中川博道師(カルメル修道会)/湯沢民夫師(フランシスコ会)/吉池好高師/加藤豊師/大原猛師/川口薫師/クエバス・フェリペ師(グアダルペ宣教会)/髙木賢一師/古賀正典師/浦野雄二師
《第5期宣教司牧評議員》
南武美(千葉北東部)/川原雄次 (千葉中央)/硲恵美子(安房上総)/笹隈マルー(東葛飾)/佐藤隆一(京葉)/川島善夫(荒川足立)/荒井ユリヤ・嵐川エレン・江原メルシー(以上下町)/千葉浩恒(北文京)/小林直人(中央千代田)/長冨由紀子(港品川)/羽生修二(大田)/田中勝(世田谷北)/酒井尋子(玉川通り)/天野郁生(世田谷南)/一ノ瀬晋(豊多摩北) /齊藤みず穂(豊多摩南)/鶴田惠彌子(武蔵野北)/鈴木隆(武蔵野南)/吉田雨衣夫(多摩東) /石黒裕丈(多摩南)/佐藤忠子(多摩北)/田中真之(多摩西)/金光明美(修道女)/永瀬あゆみ(修道女)/川口薫(司祭評)/加藤豊(司祭評)
※カッコ内は所属
東京教区 年始の集い 1月9日
茶話会で、直接参加者の方々と語らう岡田大司教
あいさつ全文
http://www.tokyo.catholic.jp/text/diocese/daishikyo/message_20120109.htm
東京教区助祭叙階式
東京教区助祭叙階式 |
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使徒ヨハネ ヘルマン・ヨゼフ A・フランシスコ |
森 一幸 大西勇史 古郡忠夫 |
3月04日(日) 10:00 3月18日(日) 09:30 3月25日(日) 10:00 |
荻窪教会にて 高円寺教会にて 潮見教会にて |
司式:いずれも幸田和生補佐司教 |
キリスト教一致祈祷週間 東京集会
2012年キリスト教一致祈祷週間(1月18日~25日)にあたって、例年のように、日本キリスト教協議会(NCC)と東京教区の合同の主催で、「東京集会」が、1月22日(日)午後2時30分から4時まで、日本福音ルーテル東京教会を会場に開催されました。会場近隣のプロテスタント・カトリックの先生方5人による共同の司式、朗読は3人、そして、説教は、岡田大司教でした。
大司教は、「一粒の麦」から説き起こされ、厳しいことであるけれども、自分の命を愛するのではなく、憎むことによって、自己中心的な生き方から解き放たれて、永遠の命を得るように努めることの大切さ、そして3・11の大震災における原発事故を教訓として、私たちが、質素な生活へと立ち返るように呼び掛けられました。
小雨のパラつくとても寒い日でしたが、80余名の方がお集まりくださり、一緒にお祈りを致しました。プロテスタント、カトリックでちょうど半分半分でした。プロテスタント教会14共同体、2団体、カトリック教会11共同体、3団体からお来しくださいました。
礼拝の中で、献金が行われ、44,418円の志を頂きました。今年は、カトリック東京ボランティアセンター(CTVC)を通して、東日本大震災の災害支援のために捧げられます。
礼拝終了後、東京教会の大ホールで、茶話会が開かれました。東京教会の信徒の皆様が、茶菓を用意しておもてなしくださり、会場教会の関野和寛(せきのかずひろ)牧師先生のご挨拶をもって始まりました。しばしの歓談の後に、礼拝に参加された諸教会諸団体が紹介され、礼拝中の献金が、カトリック教会を通して捧げられることを象徴して、輿石勇(こしいしいさむ)NCC議長より、岡田大司教に、献金の入った封筒が手渡されました。
散会の頃には、祈りの声を受け止めるかのように、曇り空が分かれて青空をのぞかせ、恵みの光を私たちに降り注ぐかのようでした。 (油谷弘幸神父)
投 稿
仕える者になりなさい (マタイ 23・11)
前号掲載の「江戸の殉教者ミサ」(高輪教会)の記事で、原主水らが殉教した処刑場は当時の智福寺(港区三田)であったことが、原主水の子孫らの調査で分かったとあった。主水の子孫とは、江戸与力だった原胤昭(はらたねあき)にちがいない。
その原胤昭が、次男の鶴麿(つるまろ)に筆記させた著書『隠れたる江戸の切利支丹遺跡』(1929・六合館)に探索の経緯が書かれている。外国文献をひもとき、本郷天主教会シタイヒェン師の教示を仰ぎ、「分間 江戸大絵図(ぶんけんえどおおえず)」や智福寺の由来書などを参照して、1623年の江戸大殉教の場所は、辻の札にあった浄土宗智福寺と見定めたのである。
胤昭は1871年、長老教会の宣教師カロゾロスに洗礼を受け、宣教活動の一環として、銀座に耶蘇教書肆(やそ きょうしょし)十字屋(じゅうじや)(現在の十字屋楽器店の前身)を開業。また、教育事業として原女学校(はらじょがっこう)(女子学院の前身の一つ)を創設した。
ところが、1882年の福島事件にからむ出版条例違反で石川島監獄に収監された胤昭は、囚人に対する非人道的な取扱いを目の当りにして、翻然、囚人保護を志し、監獄施設の改良と免囚事業に心血を注いだのである。
そして最初のキリスト者教誨(きょうかい)師となった胤昭は、北海道に渡って囚人保護に尽力し、さらに東京 出獄人保護所(とうきょうしゅつごくにんほごしょ)を設立して、ヨハネ原主水の神意を継いだのであろう「基督のお召を蒙り小さき僕とせられ、微力を出獄人の保護に致して四十有七年、約一万の同胞に友となりて仕えた」と前掲書で回想している。
茅原 健(麹町教会)
チェ・ジウォン先生の思い出
昨年の12月、偶然にも韓人教会の事務所を訪れ、チェ・ジウォン先生の訃報に接しました。ちょうど1年前、聖フランシスコ・ザビエルの祝日に、帰国直前のチェ先生を囲んでわたしたちは昼食をご一緒しました。
韓人教会は関口教会との交流を目的に、韓国語講座を2005年に開き、教会内外から多くの受講生が集まり、その活動は現在も続いています。講師は教会の信徒さんたちがボランティアでご奉仕され、チェ先生に私は一年間お世話になりました。
ある日授業の後で皆と食事をした折に、先生が「私は子供の時日本で手術を受け、日本人の方から輸血をしてもらったんですよ。だから私の体の中には日本人の血が入っているの。命をいただいたので、いつか恩返しをしたいと思っていました。今、韓国語を皆さんに教えることができて嬉しい」、と語っておられました。
先生は韓国の普段の生活や文化、風習など様々な話題を盛り込んでクラスを楽しませてくださいました。先生のお隣りに座って韓人教会のごミサに与った日のことも忘れ得ぬ思い出です。私は先生に何もお返しをできないままお別れとなってしまいましたが、先生が抱かれていた願いを日々の生活の中で、身近にいる人々につなげていきたいと思っています。カテドラルでチェ・ジウォン先生に出会えた恵みを神様に感謝しつつ、先生の永遠の安らぎをお祈りしています。
武田久美子(関口教会)
CTIC カトリック東京国際センター 157号
外国にルーツを持つ中高生が岡田大司教様にインタビュー
~『多国籍・多文化教会としての成長と成熟』を目指して~
新たな優先課題に向けて
一昨年、CTICが20周年を迎えた2010年、岡田大司教は、増加し続けてきた外国人信徒の定着と多国籍・多文化した教会共同体の変化に伴い、それまで東京教区の優先課題の一つとして掲げていた「外国人の司牧と困難を抱える外国人のサポート」を「多国籍・多文化教会としての成長と成熟」という新たな表現で課題を示されました。そして「国政、民族、文化の相違を超え、対等な立場で、共に新しい教会を築き、教会を支え、互いに助け合い、日本での福音化の任務を一緒に推進していくべきときを迎えています。」と呼びかけられました。(東京教区ニュース275号)
CTICでは新たに示された課題に取り組むべく「多国籍・多文化教会としての成長と成熟」を推進する次世代のリーダー養成に力を入れ始めました。それまで外国人信徒の子ども達のキャンプ等のプログラムを実施してきたCTICは、親の母国文化と日本文化の中で育てられ両方の文化を理解できる彼らを、「多文化教会の成長」を推進する次世代のリーダーとして潜在的可能性のある存在であると認識し、CTICユースリーダー・プログラムの展開をはじめようとしています。
先ずは課題の理解から
1月28日に行われた「ダブルカルチャーに生きる中高生による岡田大司教訪問インタビュー」は、大司教に直接お会いして、新たに示された課題について青年達が理解を深め、自分たちにできることを考えるために企画されました。
インタビューのために集められた外国にルーツを持つ中高生信徒の代表者たちは皆、大司教と直接面と向かって話をするのは初めての体験です。教区本部の会議室で緊張した面持ちで司教が来られるのをじっと待っていました。
岡田大司教は時間通りに現れ、優しく彼らを迎えられました。簡単な挨拶と自己紹介の後、彼らは司祭職や教会、多文化教会の成長、私たちに期待すること等について1人ずつ順番に司教にインタビューしていきました。青年からのインタビューに岡田大司教は、ご自分の青年時代や経験等も織り交ぜながら快くお答えくださり、終始穏やかな雰囲気の中でインタビューは進んでいきました。
多文化教会の成長
大司教は「多文化教会の成長」について、「東京教区は日本の教会ではなく日本にある教会です。外国人信徒はお客さんではなく、同じ信仰の恵みを受けており、ともに信仰を伝えていかなければならない存在です。お互いの理解を深め、お互いの信仰を深めていくことです。一方的に日本人が外国人を司牧する、支援するという段階ではなく、対等な立場でともに助け合い、新しい教会を築いていくべき時を迎えています。そのために、物事を決めるときにはいろいろな国の方の意見を取り入れる、時々一緒に祈る、国際ミサ等一緒にミサに与る機会を持つことが大切でしょう。」と話されました。
私たちに期待されること・できること
「対等な立場で助け合う関係をもち、力を合わせて教会をつくってほしい。そのために、両方の文化を生きてきた皆さんの果たす役割は大きい。両方の文化を理解し、架け橋となることができるからです。教会の大切な働きとして『つなぐ』働きがありますが、まさにあなた方はそれが自然にできる恵みを受けています。皆さんにはその役割が期待されます。」と話されました。そして、大司教は、ご自身の体験から「出会いの体験」が大切であると話されました。異なる言葉、異なる文化を持った人と実際に出会い話してみることが、お互いの理解を深める第一歩であると話されました。
インタビューが終わり、中高生達は大司教から祝福をいただき対談を終了しました。
対談後の反省会で中高生達は、「大司教と直接対話するという貴重な体験ができて、うれしかった。」「大司教の学生時代のエピソード等を伺えて親しみを感じた。」「ダブルであることに自信を持ち、ダブルであることを生かして仲間をつくり活動していきたい。」「私たちも架け橋となれるようできることからはじめたい。」等の感想を述べていました。
「ともに祈り、ともに歩む」活動
昨年、CTIC運営委員の高木健次神父を中心に外国人共同体の青少年担当者が集まり、CTICユースリーダーをサポートするサポートチームが結成されました。ユースリーダー・プログラムを企画・運営し、リーダー養成に貢献していただいています。
サポートチームでは、青少年の中に多文化共生マインドが育つよう、異なる言葉・異なる文化の方々とその違いを生かして「ともに祈り、ともに歩む」活動を展開していく計画です。 中村 潔
カリタスの家 だより 連載 第40回
家族福祉相談室
「東京カリタスの家」は4つの部門からなっています。4部門とは、「家族福祉相談室」、「地域活動センター・みんなの部屋」、「子ども相談室」「賛助会」です。ここでは「家族福祉相談室」を紹介します。
「家族福祉相談室」の「家族」とは、普通に使われる「家族」よりもっと広く、私たちが関わるすべての人、すなわちキリスト教で言う「隣人」をさします。また、「福祉」は現在よく使われる言葉で、一般には「社会福祉」などの公的なイメージが強いのですが、「家族福祉相談室」の「福祉」は「福」も「祉」も「幸せ」を意味します。毎日の生活の中で困難や課題を抱えていて「支援を求める人」と「支援を提供したいボランティア」が相談室で出会い、同じ神さまの子どもとして、カリタスの家の大切な家族となるのです。ボランティアは支援を必要とするかたとその家族が幸せをとり戻す道程の「同伴者」となり、「添え木」となって、必要ある限り共に歩み続けます。「もうボランティアは要りません」と言われる嬉しい日まで。
「家族福祉相談室」に寄せられる相談は、病気、障がい、貧困、社会からの孤立、親子や夫婦の関係、子育て、ご近所づきあい、職場での悩みなど、それはもう、ありとあらゆる内容にわたります。「家族福祉相談室」では、ひとりの相談者にひとり以上のボランティアがつき、一緒に悩み、一緒に考え、課題にとり組んでいきます。その過程で専門的なアドバイスが必要と思われたら、カリタスの家の各分野のスーパーバイザーが相談に乗ります。
また、「家族福祉相談室」の運営するフリースペースでは、週に一度、カリタスの家の利用者、ボランティア、スタッフの中から希望者が集まり、共に食卓を囲みます。ここでは利用者もボランティアも区別なく、カリタスに結ばれた同士が仲間として、ゆったりとひと時を過ごすのです。
今このとき、またはいつの日か、あなたが「寄り添い、支える隣人」を必要とすることがあったなら、ためらうことなく「家族福祉相談室」に声をかけてくださいますよう...。
東京カリタスの家「家族福祉相談室」 電話: 03-3943-1726
http://www.tokyo-caritas.org
教区司祭紹介 第21回
フランシスコ・ザベリオ 岸 忠雄 (きしただお) 神 父
1933年8月12日生まれ
1965年3月18日司祭叙階
―生い立ちと洗礼
浅草教会で赤ちゃんの時に幼児洗礼を受けました。パリ外国宣教会のリサラグ神父さんからです。家族とキリスト教との出会いは、祖父母の代。私の霊名は祖父がつけてくれました。
父は印刷業を営んでおり、私は日本橋で生まれ、すぐに高円寺に引っ越しました。小学校2年の時に戦争が始まり、5年生になってから各地に疎開して、最後は山形で終戦を迎えました。当時中学生でしたが、学校までの道のりが一里半(約6km)、夏は炎天下、冬は胸までの高さの雪の中を歩いていたら病弱だったのに、強くなりましたね。
―召命は?
東京に帰り、築地の教会に通うようになりました。当時は柴田真(しばたまこと)神父さんでした。私は毎朝自転車で教会に通い、朝ミサのミサ答えをしていました。
召命のきっかけは、柴田神父さんです。私の霊名の祝日に、家でお祝いの食事を作ってもらったので、神父さんにも持っていったら、「君もフランシスコ・ザベリオみたいになるんだな」と言われました。私は「そうだそうだ!」と有頂天になりながら、夕方の川べりを自転車で飛ばしながら帰ったことを覚えています(笑)。
しかし、家族に病人が多く、看病をしたり食事を作ったり、おしんみたいにしていてね(笑)。だからずっと心にはあったけれども、神学校へ入ったのは結局、大学を出てからです。私は頭もよくないし、体も弱かったので、神学校に入るまで、たくさん祈りました。今でもあんなにお祈りしたことはないと思えるほど。良い思い出になっています。
―神学校から叙階まで
神学校は一番人数が多かった頃でした。小神学校・高卒・大卒・社会人からとその頃全部で200人の神学生がいました。8年間過ごした仲間は今も特別です。いつも楽しかった。厳しかったしね、厳しかったからそれを破るスリルもあった(笑)。特に夏休みのことが思い出に残っています。その頃、夏休みの2ヶ月間、神学生は五日市の宿舎に缶詰で、中にいても暑くてたまらないので、周りの山をみんなでよく歩きました。山の地図が塗りつぶされるほど!今はダムの底になっているところも歩きました。神学生の中で相馬司教様が年長で「おとうちゃん」と呼ばれていましたね。
叙階は1965年。今のカテドラルが出来て初の叙階式でした。修道会も合わせ、40名位が一緒に叙階しました。土井枢機卿様の最後の叙階式でした。
―叙階してから
司祭叙階後、あまり仕事がなく困っていた時に、JOC(カトリック青年労働者連盟)に声をかけていただき、加古川、高砂の働く人の家で青年労働者や指導司祭と交わり、たくさんのことを学ばせていただきました。スランプのときに声をかけていただいて助け合うことができ、明るい気持ちになりました。また小岩のAAの人たちとの交わりも含め、これまでにたくさんの「出会いの恵み」があり、それを大切にしてきました。何十年ぶりに全然違う場所でというようなつながりも多くありました。私が司祭職を持っているのは人のおかげと思っています。
今の荻窪教会は8つめの赴任地です。いまも、実生活の中で学ばされることがいっぱいです。ドラマのようです。小教区はどこも共通の課題と、それぞれの特殊性がありました。
気付いていない人が多いのですが、カトリック教会の色々な活動は全て小教区が土台となっています。以前は活動と教会が両輪のように言われていましたが、小教区が基盤にあって教会全体の活動が成り立っているのです。これは大切なことだと思っています。
―明るくお元気ですよね。
主治医にも元気だといわれていますが、食事のせいもあるかもしれません。家族のために見よう見まねで料理を覚えましたが、おかげで司祭になってからも自炊に困りませんでした。外食するより自分で野菜・肉・魚のバランスをよく食べていることが健康によいのかと思います。
また、私のモットーは「明るく、楽しく、愛をもって、共に」です。最初は「明るく、楽しく、愛をもって」だったのですが、後から「共に」も大事だと思って付け加えました。辛いこともその人の心持ち次第だから、明るく楽しくいったほうが得じゃないかと思っています。
お知らせ
第50回 国際聖体大会 inアイルランド
日本公式巡礼団
テーマ「聖体:キリストとの一致、わたしたち同士の一致」
団長:幸田和生司教(東京教区補佐司教)
副団長 :梅村昌弘司教(横浜教区司教)
同行司祭:ダニエル・ホーガン神父(聖コロンバン会)
旅行期間:2012年6月9日(土)~6月19日(火)
費用:大阪(関空)、東京(成田)発498,000円 (空港税・燃油サーチャージ代別)
申込締切:5月9日(水)
予約・問合せ:㈱阪急交通社「アイルランド国際聖体大会
日本公式巡礼団」係 (月)~(金)10:00~17:00電話03-6745-7377
公式プログラム参加(教皇ミサなど)、日本語ミサ、司教によるカテケージス、アイルランド巡礼・観光、うち1日は聖コロンバン会本部を訪問し、日本に数多くの宣教師を送ってくださったことへの感謝のミサと日本宣教司祭との交流、墓参などを行います。
画像をクリックすると大きく表示されます。
「聖アントニオの家」利用案内
教会学校・青少年の合宿・黙想会の場所として利用してみませんか?
場所:旧軽井沢(聖パウロ教会裏・軽井沢銀座に徒歩3分)
施設:部屋7室(ベッド)、和室、ホール、風呂、トイレ、洗濯場、広い庭
食事:自炊(鍋・食器類有り)
宿泊可能人数:45名位
利用期間:夏(7~8月)
連絡先:板橋教会 軽井沢運営委員会・吉田俊雄
問合せ:FAX 03-3958-4986
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください
(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
ベタニアの集いin那須(2泊3日)
5/11(金)17:00~5/13(日)14:00
ベタニア修道女会聖ヨゼフ山の家で(栃木県那須町豊原乙3101-2 Tel/0287-77-1025 JR東北線新白河駅まで送迎)
対象:独身女性信徒(40代まで)
費用:¥5,000
申込:ベタニア修道女会(〒165-0022 中野区江古田3-15-2 Tel/03-3228-1133)
17:00以降 Tel/03-5318-5676 シスター松永、他スタッフ
いやしのためのミサ
3/18 4/8 5/13(日)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
問合せ:羽村Tel/03-3414-6940
ミサ詳細:http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
小平師:http://tomkodaira.multiply.com/
※3月だけ第3日曜に変更
「神のうちの真のいのち」証しの集い
3/31(土)14:00~17:00
麹町教会岐部ホール4F404号室で
内容:講演(ハンス・エンデルレ、菅原悟)、ミサ(ヨキエル神父)
Tel/090-1107-8250(菅原)
入場自由、無料(自由献金)
個人同伴による黙想会
ー自分の道を探している人のためにー
3/23(金)~3/25(日) 2泊3日
上野毛カルメル会黙想の家で(東急大井町線上野毛駅より徒歩5分)
対象:40歳位までの独身女性
担当:英隆一朗神父(イエズス会)、援助マリア修道会シスター
申込・問合せ:Tel/03-5721-9101 Sr.和田
黙想会のお知らせ
3/23(金)18:00~3/25(日)16:00
聖霊会小金井修道院で
テーマ:イエスにとっての私・私にとってのイエス
講師:レデンプトール会 w.キッペス神父
費用:¥20,000 3/24(土)9:00からの参加も可 ¥17,000(宿泊費・食費を含む)
連絡先:上坂佑子 Tel/0467-53-4466
e-mail:yuko-shonan5150@softbank.ne.jp
築地風琴会「平和を願うつどい2012」
「オルガン(風琴)」でつながる東京・築地の3つの教会と寺院が協力、「オルガン」を聞きながら被災した人たちのために祈る
3/20(火)14:00/15:30(2回)
築地教会で(地下鉄築地駅または新富町駅)
3/20(火)14:00/15:30(2回)
聖路加国際病院聖ルカ礼拝堂で
以上2会場整理券必要(12:30 聖路加病院中庭で配布)
3/20(火)17:00
築地本願寺で 整理券不要
入場無料 自由献金(「あしなが育英会」を通して震災遺児支援)
主催:築地風琴会
問合せ:同会事務局(築地本願寺)Tel/03-3541-1131 築地教会Tel/03-3541-8185
「東京都慰霊堂」にて平和を祈る
東京大空襲・関東大震災で犠牲になられた方々の慰霊と平和を願って
3/10(土)18:30
東京都慰霊堂で(墨田区横網2-3-25 JR/大江戸線 両国駅より数分)
祈り:ロザリオ
問合せ:カトリック信者「平和祈願有志の会」久保直恵 Tel/03-5875-2011
主のもとに憩う祈りのひととき
毎月第3水曜日19:30~20:30 ※8月休み
マリア会 シャミナード修道院聖堂で(〒102-0071千 代田区富士見1-2-43)
担当:清水一男神父 どなたでも、遅刻も、途中参加も可
問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林
ファチマの初土
4/14 5/5(土)13:00~15:00
世田谷聖母幼稚園・大聖堂2Fで(地下鉄半蔵門線・東急田園都市線桜新町駅北口下車徒歩8分)
※4/14 麹町教会内ザビエル聖堂で
司式:ペトロ神父(フランシスコ・カプチン会)
内容:ミサ、ロザリオ、赦しの秘跡、聖体賛美 持ち物:ロザリオ、上履き(スリッパ)
自由献金 静かに祈りたい方どなたでも
問合せ:新垣 Tel/042-525-4817
e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp
エマヌエル共同体の集い
《祈りの集い》
毎週金曜日19:00~20:30
真生会館3階聖堂で
内容:賛美・聖体礼拝・分かち合い
問合せ:03-3355-6806
e-mail:japan@emmanuel.info
カルメル青年黙想会「希望に生きる」
4/28(土)15:00~4/30(月)16:00
カルメル会聖テレジア修道院で(〒158-0093世田谷区上野毛2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車)
対象:高校生以上の青年男女(35歳まで)
指導:福田正範神父・他カルメル会士
参加費:一般 ¥10,000 学生 ¥7,000
定員:20名
申込:カルメル会聖テレジア修道院(黙想)青年黙想会係
住所・氏名・性別・年齢・TEL・所属教会名を明記の上、ハガキ・Fax・e-mail 何れかで4/21(土)まで(必着)
Tel/03-5706-7355Fax/03-3704-1764
e-mail:mokusou@carmel-monastery.jp
会社帰りの黙想・お昼の黙想
「会社帰りの黙想」:第2・4火曜日18:45~20:00
「お昼の黙想」:第1・3火曜日10:45~12:00
※3/20(祝)休み 麹町教会マリア聖堂中聖堂で(JR・東京メトロ四ツ谷駅からすぐ)
指導:クラウス・リーゼンフーバー神父
連絡先:〒102-8571 千代田区紀尾井町7-1 S.J.ハウス Tel/03-3238-5124 (直通)5111 (伝言)
テゼの歌による祈りの集い
3/21(水)10:30~12:00
援助修道会・本部修道院聖堂で
(新宿区市谷田町2-24 JR総武線・都営新宿線市ヶ谷駅徒歩7分 東京メトロ南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)
どなたでも・子連れも参加可
問合せ:Tel/042-576-0623
e-mail:aozora-no-sita@jcom.home.ne.jp大村竜夫
カトリック聖霊による刷新 四谷祈りの集い 聖霊による生活刷新セミナー
4/22~6/10(毎週日曜日)17:00~19:00(全8回)
サンパウロ書店6階で
参加費:¥2,000
対象:受洗者で原則毎週参加できる方
申込:4/22(日)17:00に直接会場へお越し下さい
問合せ:聖霊による刷新事務所
e-mail:ccrj-hsro@sol.dti.ne.jp
http://www.sol.dti.ne.jp/~hsro/
ローマ典礼の特別形式による歌ミサ
(別称トリエント・ミサ)
3/18 4/15(日)15:00ミサ(14:00開場 14:30ロザリオの祈り)
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
主催:ウナ・ヴォーチェ・ジャパン
司式:池田敏雄神父(聖パウロ修道会)
詳細:
http://www.geocities.jp/una_voce_japan/
問合せ e-mail:una_voce_japan@yahoo.co.jp
現代に生きる信仰体験の集い
毎月第2・4土曜日14:00~16:00(3/24まで)
上石神井イエズス会修道院
<旧神学院>会議室で
(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分・吉祥寺と三鷹駅発バスで武 蔵関駅入口降車徒歩10分)
内容:静かに音楽を聴きながらの黙想・分かち合い・観想的なミサ
担当:イシドロ・リバス神父
問合せ: e-mail:ribas@jesuits.or.jp
講座・研修会
祈りと学び【アデル】
-汚れなきマリア修道会 創立者おとめアデレについて学ぶ-
4/14 5/12 6/9 7/7 9/8 10/13 11/10 12/8
2013/1/12 2/9 3/9(土)10:00~12:00
汚れなきマリア修道会町田修道院で(〒194-0032町田市本町田3050-1)
対象:どなたでも 無料
担当:Sr.小林幾久子
締切:3/31(土)
申込:住所、氏名、所属教会、電話番号、(メールアドレス)を記入の上、Fax・e-mailのいずれかで
問合せ:Tel/080-5873-6637 Fax/042-480-3881
e-mail:marianist@marianist.jpシスター小林
南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う
3/24 4/28 5/26(土)13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで
(Tel/03-3261-0825JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
講師:平田栄一(風編集室)
参加費:¥1,000
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
※南無アッバのお札のお渡し有り
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp
「生と死を考えるセミナー」
3/10(土)13:00~16:30
上智大学8号館410教室で(JR・地下鉄四ッ谷駅)
テーマ:東日本大震災とグリーフケア
講師:高木慶子氏(上智大学特任教授・上智大学グリーフケア研究所所長)、
アルフォンス・デーケン氏(上智大学名誉教授・本会名誉会長)
参加費:会員2,000円、一般2,500円、学生・障がいのある方と付き添いの方1,000円
要申込み・定員279名
主催・問合せ:東京・生と死を考える会事務局
Tel/03-3357-5780(火・木の10:00~16:00) Fax/ 03-3357-5793
講座案内(カルメル修道会)
以下共通 上野毛教会信徒会館で(世田谷区上野毛2-14-25東急大井町線上野毛駅下車 徒歩6分位)
担当:中川博道神父(カルメル修道会)
対象:どなたでも いつからでも(申込不要)
問合せ:Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
「キリスト教の基本を学ぶ」
―洗礼準備のため、又キリスト教の基本を学びなおすためにー
いずれも金曜日
(朝のクラス)10:30~12:00
(夜のクラス)19:30~21:00
3/2 テーマ「キリスト者が大切にしていること」 3/16 テーマ「秘跡」①-生きるキリストに伴われて歩む-
3/30 テーマ「秘跡」②-生きるキリストに伴われて歩む-
「カルメルの霊性に親しむ」
ーカルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探しますー
(朝のクラス)3/27(火)10:30~12:00
(夜のクラス)3/23(金)19:15~20:45
「キリストとの親しさ」〈出会いの神学〉
ーキリストと出会った人々の姿を聖書をとおして辿りますー
(朝のクラス)3/6(火)10:30~12:00
(夜のクラス)3/9(金)19:15~20:45
CWC勉強会
以下共通 真生会館1階第1会議室で 会費:¥700/回
カルメルの霊性に親しむ「完徳の道」
3/6(火)10:30~
講師:九里彰神父(カルメル会)
問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤
旧約聖書を読む会
3/12 4/9 5/14(月)10:30~
講師:前島誠(ユダヤ教・聖書学者)
問合せ:Tel/048-864-2805斎木
シスター高木の会
3/9(金)10:30~
講師:高木慶子(援助修道会・上智大グリーフケア研究所所長)
テーマ:「大震災一周忌とこころのケア(グリーフケア)」
要申込み
問合せ:Tel/03-3470-6132 粟津
エバンジル会「フランス語で聖書に親しむ会」
4/9(月)新学期開講 毎月第1・2・3月曜日 18:30~20:00
麹町教会信徒会館2階AB(JR四ツ谷駅)
講師:ロボアム神父(イエズス会)
問合せ:Tel/03-3330-7043(火と金曜午後)
e-mail:evangile@hotmail.co.jp
http://www8.ocn.ne.jp/~evangile/
ケセン語で聖書をよみませんか?
4/15(日)14:00~16:00 15:00よりお茶
メルセス会本部修道院で(杉並区高円寺南5-11-35 JR中野駅・地下鉄丸ノ内線東高円寺駅より徒歩5分)
内容:ギリシャ語原典からケセン語(岩手県気仙地方の方言)に訳した聖書を山浦玄嗣(医師)氏の朗読(CD)で読み味わう
どなたでも参加可 無料
申込先:Tel・Fax/03-5377-1457 19:00~21:00 メルセス会第5修道院 渡辺多賀子
「キリスト教入門講座」
毎週金曜日18:45~20:30
麹町教会(四ッ谷駅すぐ)信徒会館3階アルペホールで
3/9 死― その受け入れと克服
3/16 人生の完成―神の内に生きる
3/23 人間の刷新―イエスに倣う人生
3/30 聖母マリア―信じる者の原型
講師と連絡先:クラウス・リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)
〒102-8571千代田区紀尾井町7-1 上智大学内 S.J.ハウス
Tel/03-3238-5124(直通)5111(伝言)
テイヤール・ド・シャルダン研究読書会
3/17 4/7 4/18 5/19(土)14:00~15:00
吉祥寺教会で(中央線・井の頭線吉祥寺駅ロンロン側西口より徒歩5分)
テーマ:「科学とキリスト」
講師:美田稔氏(テイヤ-ル翻訳家)
教材:当方で用意(テイヤールの「科学とキリスト」ある方は持参)
参加無料 申込不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
池田敏雄神父によるカテキズム講座
毎週木曜日(初木・13日を除く)15:00~16:30
サンパウロ宣教センター2階で
指導:池田敏雄神父(聖パウロ会)
内容:「カトリック教会のカテキズム」第2編キリスト教の神秘を祝う第2部
費用:¥300/1回(会場費・茶菓子代ほか)
問合せ:Tel・Fax/042-525-0675 浅見
ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等
下記の申込・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里5-27-4 エルアルカサルフジ 305 ビ・モンタント東京事務所
(JR・地下鉄西日暮里駅下車) 執務時間:(木)14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
4会場での勉強会 |
全会場同一条件13:30~15:00 指導:泉富士男神父(東京教区) 会費:¥500 申込不要 3/6(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会) 3/13(火)ビ・モンタント東京事務所で 3/16(金)高輪教会で 4/3(火)立川教会で ※3月三軒茶屋教会は休み |
聖書通読講話会 |
〔四谷会場〕以下共通 土曜日13:30~15:00 サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651) 対象:会員外もふるって参加を 世話人:浜端 Tel/042-623-1469 3/3「ヨハネによる福音書」鈴木信一神父(パウロ会) ※4月の「出エジプト記」 泉富士男神父(東京教区)休み 〔関口会場〕3/7 3/21 4/4(水)10:30~12:00 「出エジプト記」泉富士男神父(東京教区) 関口教会構内東京カテドラルカトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅) |
パッチワーク・キルト同好会 |
3/8(木) 11:00~15:00 ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 世話人:宮木 Tel/042-575-2335 |
月例散策会 |
3/14(水)10:30 京王線下高井戸駅改札口集合 行先:赤堤教会及びその周辺散策 世話人:田垣 Tel/03-3999-1209 |
気軽に絵を描く会 |
3/7 3/21 4/4(水)13:30~17:00 ビ・モンタント東京事務所で Tel/03-3892-5412 指導:池田道明先生(カトリック美術展に参加)水彩・パステル・絵手紙等 会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 世話人:野村 Tel/03-3394-5778 |
ラウダを歌う会
4/14(土)14:30~16:00 4/16(月)10:30~12:00
四谷サンパウロ宣教センター4階聖堂で
Tel/03-3357-7651
講師:杉本ゆり
曲目:Vade secura, anima mea(クララ会固有聖歌)
Vergine doncella da Dio amata(コルトナ・ラウダ16番、聖カタリナ賛歌)
参加費:¥1,000 要予約
申込:Tel・Fax/0422-32-6074
e-mail:yuri-francesca@nifty.com
グレゴリオ聖歌と講話による「聖週間の黙想」
~東日本大震災による犠牲者をいたみ、ご一緒に歌いましょう~
3/31(土)17:00
聖心女子大学聖堂で(〒150-8938 渋谷区広尾4-3-1)
講話:静一志神父 マタイによる受難の
朗読:静一志神父、望月寛之、渡辺宏子
曲目:受難の主日/聖木曜日/聖金曜日のグレゴリオ聖歌
参加費:1,000円(パンフレット代以外を寄付します)
主催:CANTATE DOMINO
問合せ:0467-24-1715(渡辺)、03-5232-3031(岡部)
♪ 音楽会等♪
東日本大震災復興祈念コンサート
-被災地に祈りを込めて
3/11(日)14:30~16:00
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂で
合唱:混声合唱団漣(さざなみ・東京)、南相馬ゆめはっと合唱団
曲:フォーレ・レクイエムほか
入場無料(自由献金)
主催: 関口教会
問合せ:東京カテドラル事務所 Tel/03-3941-3029
福島県チャリティオルガンコンサート
3/9(金)19:00~19:45
吉祥寺教会で(武蔵野市御殿山1-7-8 吉祥寺駅南口徒歩6分)
オルガニスト:浅井寛子(麹町教会)
曲:J.S.バッハなど
入場無料 自由献金 予約不要(就学前の児童はご遠慮下さい) 駐車場なし
Vocal Ensemble“The Liedertafel”特別養護老人ホーム「マザアス」ボランティアコンサート
3/25(日)14:30
特別養護老人ホーム「マザアス」1階ホールで(東久留米市氷川台2-5-7 Tel/042-477-7261)
出演:Vocal Ensemble“The Liedertafel”
指揮:田中理恵子
伴奏:相原志帆子
司会:田部善樹
ソロ:バス 日佐和守
曲:マザアス在住 志賀妙子作詩“マザアスの歌”橘直貴作曲
バスソロ:シューベルト作曲“セレナーデ”&新井満作詞作曲“千の風になって”
創作曲:鈴木徹造作詩“遥かな響き”田中理恵子作曲 他
問合せ:080-5099-4322 田部
e-mail:jiji.yoshiki@gmail.com
オルガンと祈り-十字架の道行-
3/16(金)19:00~麹町教会主聖堂で
演奏:大森幹子(麹町・市川教会オルガニスト)
曲目:クープラン《教区ミサ》より「ベネディクトウス」他
自由献金
問合せ:e-mail:organ_to_inori@ignatius.gr.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/organ_to_inori
その他
聖マリアンナ・チャペル・ギャラリーのご案内
以下共通 10:00~17:00
聖マリアンナ医科大学病院3F小聖堂チャペル・ギャラリーで(〒216-8511 川崎市宮前区菅生2-16-1)
入場無料 問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行
1/25~3/28 佐藤裕美子 油彩画展(カトリック美術協会々員・神奈川県厚木教会所属)
3/28~5/23 安原青兒 絵画展(カトリック美術協会々員・宮崎県延岡教会所属)
「きぼうのダイヤル・埼玉」ボランティア電話
相談員募集 ~悩み苦しむ人たちのために~
2001年開設 カトリック・プロテスタントによるエキュメニカルな奉仕活動
相談員養成研修期間:2012/4~2013/3
申込受付:2012/1/23から
問合せ:事務局 Tel・Fax/049-226-5153
西洋書道でみことばを描く~カリグラフィー~
4/10 5/8 6/12 7/10 9/11(火)11:00~13:00
サンパウロ宣教センター4Fアルベリオーネ記念室で
指導:松田圭子
参加費:¥3,500
教材費:初回ペン代¥1,000
西洋書道の書き方を習得、みことば、祈りの言葉、季節のカードを描く
問合せ:Tel/042-586-7243 松田
子どもたちとともに主日の福音を
『こじか』2012年度のご案内
いつも神さまがそばにいてくださると、すべての子どもたちに感じてほしい。そんな願いをこめて『こじか』は福音の種をまき続けています。子どもたちの身近な事柄を題材にして語りかける福音解説を中心に、4月からさまざまな企画で、新年度がスタートします。年間テーマは 「まてる? まてない?」。
『こじか』の中心となる福音解説は、子ども向けを江部純一神父(東京教区)、保護者・リーダー向けを原造修道士(カルメル修道会)が担当します。
1部¥68(税込・送料別)国内年間定期購読(年44週分)1部¥3,900/2部¥7,200(税・送料込2部の価格は同じ発送先の場合)15部以上団体割引料金あり 申込み・問合せ・見本誌請求:オリエンス宗教研究所(〒156-0043世田谷区松原2-28-5)Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322
http://www.oriens.or.jp/
「VIVID」
★4月号(No.291)は、4月1日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 2月19日(日)
★5月号(No.292)は、4月29日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 3月18日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp