お知らせ
東京教区ニュース第278号
2010年12月01日
目次
教区合同追悼ミサ
秋晴れのもと 分かち合った復活への信仰
死者の月の第一日曜日である11月7日 (日) 午後2時より、 東京カテドラル聖マリア大聖堂・カトリック府中墓地、 カトリック五日市霊園の3ヶ所で教区合同追悼ミサが行われた。
中でも府中墓地では、 金井久神父 (昨年12月4日帰天)、 平原陽一神父 (今年5月8日) の納骨式が行われ、 美しい秋晴れの中、 およそ120名が参列した。
主司式をした岡田武夫大司教は説教の中で、 キリスト者の信仰の中心である復活に触れ、 復活が罪と悪への勝利であり、 神の愛の勝利であることへの信頼を生きるように参列者に呼びかけた。 また司祭生活を全うした金井神父と平原神父、 二人の思い出を語った。 二人の司祭が地上の最後の時まで、 福音宣教者であったこと、 金井神父は聖書、 特に旧約聖書のヨブ記についての研究を深めていたこと、 平原神父は最期の時を主の十字架の神秘に重ねていたこと、 自分の弱さと徹底的に向かい合ったことなどを思い出として話された。
ミサ後、 ゆかりのある人たちに見守られ、 教区司祭の墓地に埋葬された。
こどものミサ
「二人はすぐに網を捨てて従った」 ~召命にこたえて~
10月10日 (日) 午後2時より、 東京カテドラル聖マリア大聖堂で、 東京教区 「こどものミサ」 が行なわれた。 2000年、 大聖年の年に始められたこどものミサは、 今年で11回目になる。 東京教区の教会の約半数にあたる40の小教区から、 約800名の方が参加した。
今年のテーマは 「2人はすぐに網を捨てて従った」 (マルコ1・18) で、 サブテーマは~召命にこたえて~。 こどものミサの担当司祭の稲川圭三神父 (八王子教会) は、 ミサ前のあいさつで、 「神さまはわたしたち一人ひとりに呼びかけてくださり、 人の幸いのために働く望みを、 心の中に作ってくださる。 みなさんはどんな道に呼び出されているのだろうか」 と話した後、 「私も昔小学校の先生をしていたが、 故下山正義神父様に 『圭三、 おまえ神父になれ』 と言われて神父になった。 言われなければ神父にならなかった」 と自分の体験を話していた。
このミサでは、 毎年テーマを深めるために教区の教会学校委員会からカテケジスの教案と、 奉納物の課題が示され、 それをもとに各小教区で準備をして参加することになっている。 (内容は東京教区ホームページ教会学校委員会のページを参照) 今年は、 神さまからの呼びかけにこたえる心を表す手作りの 「ハート」 や「弟子の人形」 に添えて 「イエスさまへの手紙」 を奉納した。
岡田大司教は説教の中で、 日本語の点字を考案した石川倉次(くらじ)の話をされた。 小西信八という友人の熱心な求めに答えて試行錯誤を重ね、 苦労の末完成させた。 この石川倉次は岡田大司教が通われた、 市原市鶴舞小学校の卒業生、 大先輩に当たる。 「神さまに仕え、 人々を幸せにするために、 あなたは自分の生涯を何のためにささげますか?」 と子どもたちに呼びかけた。
ミサ後は、 「80パーセント雨」 の予報をよそに爽(さわ)やかな秋空が広がり、 外に出てレクリエーション。 最後に全員で手をつないで大きな輪になり、 心もからだも、 イエスさまのもとに一つになった1日だった。
教区福祉委員会
教区福祉委員会主催 「聖母の土曜日ミサと茶話会」 が10月9日、 四谷のニコラ・バレ修道院聖堂にて行なわれた。 今まで福祉委員会が行なってきた 「イエスの集い、 安らぎの集い」 の形を改編したもので岡田武夫大司教の発案で今回の開催となった。
「いつくしみ深い神よ、 わたしたちに、 絶えず心とからだの健康をお与えください。 聖母マリアの取り次ぎを願う私たちが、 この世の悲しみを乗り越え、 永遠の喜びを目ざして歩むことができますように」 (聖母の土曜日ミサ集会祈願) と、 ミサ主司式である岡田大司教の祈りに続いてみ言葉の典礼に入り、 説教のなかでアントニウス・ハルノコー神父 (淳心会) が小さい頃母親がいつもズボンのポケットにロザリオを入れてくれていた思い出を話された。 そして共にいてくださる神への安心感をもつこと、 そこから苦しんでいる人との支えとなる人へとなるよう呼び掛けがなされた。
あいにくの雨天であったが、 伝統的な 「聖母の土曜日」 の典礼をもってのミサには多くの関心があり、 120人余りの人が集まった。 ミサ後の茶話会では5つのテーブルに分かれてゆっくりとした時間を分かち合った。 初対面でも自己紹介から自然な会話へと移り、 そのなかで励まし合う姿が見られた。
安房上総宣教協力体
集会司式者・聖体奉仕者 養成講座
安房上総宣教協力体 (世話人司祭デビッド・パドルノス神父-木更津・館山主任) は 「集会司式者・聖体奉仕者」 の養成講座を10月30日午前10時半~16時、 台風接近の警報の中、 木更津教会で実施。 47名が参加した。
講師は國井健宏(くにいたけひろ)師 (御受難修道会)、 対象者は小教区の典礼奉仕者全般で、 安房・上総の 「現集会司式者・聖体奉仕者とそれらの候補者」 は必須参加とし、 二部構成で行われた。
第一部では信仰生活の基本をラインに 「共同体の典礼における信徒の奉仕」 について具体的かつ平易なことばで参加者の理解を深めた。 講話後の質疑応答は典礼についての本質的な質問にも及び、 時間を大幅に超過した。 また、 第二部の実習では身体を使っての腹式呼吸をベースに朗読、 その他の発声・発音を学び、 和気藹々の中にも緊張感もあり、 納得の実習を終えた。
閉会は 「聖体賛美式」 の中で集会司式者・聖体奉仕者の紹介が行われ、 風雨の中散会した。 (木更津教会 玉川)
本所白百合幼稚園 新園舎落成式10/23
本所教会司祭信徒会館に続き、 園舎も完成
幸田和生司教により祝別と祈りの式が捧げられた
教区司祭紹介 第9回
マルチアリス 青山和美神父(かずよし)神父
1927年 7月 9日生まれ
1956年12月21日司祭叙階
今回取り上げる司祭は、 青山和美神父で、 4月号の教区司祭紹介に登場した青山謙徳神父とは、 ご兄弟である。 お育ちになった家庭のことなどは、 4月号をご参照いただくとして、 早速、 ご自身のことをお聞きした。
ご自身の司祭生活を振り返って、 感じておられることは。
青山: 司祭生活だけでなく、 生涯、 良い司祭との出会いに恵まれたね。 子どもの頃は、 フロジャック神父やシャンボン大司教に大きな影響を受けた。 彼らは、 宣教師として日本に来たのだけれど、 子ども心に 「宣教師」 というものを強く印象付けたね。 小学校5年か6年の綴(つづ)り方に、 「宣教師になりたい」 と書いているからね。
お二人は、 どんな方だったのですか。
青山: お二人とも、 やさしい方だったし、 こわい存在でもあった。 当時の司教館の庭には果樹の木があって、 その果実を取って、 怒られたこともあったね。 でもミサの時、 「この人は神様との関わりを生きている」 ということを、 子どもの自分にも感じさせるものを持っていたね。 フロジャック神父は、 福祉事業で有名だけれども、 「目の前の人と神様を出会わせたい、 その人が神様の子になることが大切だ」 といつも強調していた。 福祉事業が宣教の手段であるかのような誤解を受けていたと思う。 でもフロジャック神父にとって、 宣教しか興味はなかっただろうね。
その後に出会った思い出の司祭は?
青山: 神学生時代に出会った神父だね。 まず神学校の校長だった野田時助(ときすけ)神父、 神学生が函館のトラピスト修道会に疎開したことがあって、 そこでの生活で、 感じたことがあった。 野田神父は、 周囲からは教義神学の学者とみられていたと思うけれど、 学者である以前に宣教師だった。 野田神父は、 フランシスコ・サレジオの著作 「霊的生活入門」 をテキストにした講義をしてくれた。 この講義がね、 単なる信心の解説とかいうレベルではなくて、 実に冷静なもので、 神学をベースにしたもので、 素晴らしかった。 信仰を形成しているものとしての哲学と神学、 それを学ぶ喜びを、 野田神父から教わったなあ。
上智大学の教授だったイエズス会のフィステル神父やロス司教なども思い出される。 フィステル神父も一流の神学者だったが、 「勉強を黙想しなさい」 という勧めの言葉を教えてくれた。 勉強を机の上に閉じ込めてはいけないということだったのだろうけれど。
ロス司教は、 ラテン語の先生だったが、 「ラテン語がわからないと、 神学はわからないよ」 と言って、 語学が苦手な私を励まし、 目標を見失わないこと、 目標を目指して努力することの大切さを、 繰り返し教えてくれた。 たしかにラテン語は大変だったけど、 最終的にはラテン語の持つ正確さ、 美しさを楽しむことにつながった。
ラテン語というと大変なイメージしかないのですが。
青山: トマス・アクィナスの 「神学大全」 の第1巻、 第2巻はトマス自身の著作だけど、 トマス独特の語り口は、 味わい深いものだよ。
同じラテン語でも、 アウグスティヌスのラテン語は、 難しいのだけれど。 アウグスティヌスは修辞学(しゅうじがく)の素養を駆使して、 非常に文学的なラテン語だからね。 トマスはアウグスティヌスから比べると楽なの。
今までの出会いは、 司祭と子ども、 司祭と神学生という立場での出会いでしたが、 司祭生活における司祭との出会いは?
青山: この出会いは、 私にとって決定的な意味を持つのだけれどね。 同級生の田中道雄神父が、 その役割を果たすんだ。 同級生だから、 机を並べて勉強したけれど、 彼は実に優秀だった。 神学生時代は、 正直、 引け目を感じていた。 司祭に叙階されて、 それぞれの働きの場に派遣されたわけだけれど、 今から30年くらい前、 アルコール依存的な状況に陥っていた彼と出会い、 彼がそこから回復するステップに立ち会ったことが私にとって大きな転換をもたらしたんだ。
田中神父の回復のステップから、 自分の無力さを忘れないことを信仰生活の中心に据えること、 そして自分の無力さは、 神の恵みによってのみ克服されることを徹底的に学んだ。 その意味で、 彼は私の恩人ですよ。
今、 思い返すとフロジャック神父と共通する部分があるんですよ。 私の叔母に取り次ぎの祈りを願うフロジャック神父を思い出します。
神父 「また借金したから、 ヨセフ様に祈ってくれよ。 ヨセフ様はイエスさまとマリアさまを養うために苦労したはずだから、 聞いてくれるはずだよ。 あなたの祈りなら、 ヨセフ様も無視できないからさあ」
神様に寄り頼む信仰を軽視してはいけないと思う。
そのことと関連しているでしょうが、 今の教会にひと言、 お願いします。
青山: 今の教会は、 神様不在の面があるんじゃないかな。 何でも自分たちで何とかしようとして、 うまくいかなかったり、 組織的なことにばかり振り回されたり、 将来への不安を心配したり、 だから教会に元気がないような気がする。
教会には神様という絶対的な魅力があるのだから、 そのことへの信頼をすべてのキリスト者が持って、 生きないかぎり、 変わらないだろうと思う。
CTIC カトリック東京国際センター通信 第145号
現代の宣教者 『移住者たち』 と共に歩む旅
5年前、 私は信徒宣教者として 「日本にいる移住者のために働かないか」 との呼びかけに 「はい」 と応えるかどうか決められなくて迷っていました。 挙(あ)げ句(く)のはてにやっと、 「行きます」 と答えてからは、 日本で働く準備に没頭しました。 日本の歴史や文化についての文献を読みあさりました。 フィリピンから日本への移住者についても手当たり次第何でも読みました。 日本で働いた経験のある宣教師たちからも話を聴きました。 出来るだけ情報を詰め込んでおきたかったし、 日本でのミッションに必要な正しい知識を身につけておきたかったのです。 そして遂ついに日本にやってきました。
新しい地に派遣された宣教師と同じように、 初めの数週間はオリエンテーションで、 一年目は日本語学校での難しい学習でした。 私はこの段階を超えたら移住者たちと交われるだろうと思っていました。 でも、 それは間違っていました。 私は移住者たちよりずっと物知りで、 いろんなことを彼らに教えてあげられると思っていた自分の考えに幻滅を覚えました。 私は移住者たちの生活と苦労について、 当時何も知らなかったのです。
雨の降るある秋の日に、 私は五井教会の外で古いベンチに座っていました。 その教会を訪れるのは初めての日で、 ミサの始まりよりずっと早くそこに着いたのでした。 当時、 私は誰も知らなかったし、 私が新しくこの地域にやってきた信徒宣教者だとも知られていませんでした。 二人の男女が私の横に座りました。 知らない同士の三人で、 共通点はフィリピン人であることと、 日本に来てからまだ1年経っていないことでした。 ごく自然に気安く苦労話を交わし始めました。
エド(仮名)は3年間日本で家族のために働く予定だと言いました。 障がいがある子どもがいて、 お金が必要だったのです。 そして3年後、 フィリピンの家族の元に帰っていきました。 マリア(仮名)は日本人と結婚していて、 どのように息子を育てるか、 苦労していました。 今では息子は高校を卒業しています。 マリアは教会共同体の活発なメンバーです。
私はそのベンチに座っていた時、 イエスが12人の弟子たちをミッションに派遣された時のことを思い巡らしていました。
「イエスは次のように言われた。 『旅には何も持って行ってはならない。 杖も袋もパンも金も持って行ってはならない。 下着も二枚は持ってはならない。』」 (ルカ9:3)
この体験は私の目を開きました。 移住者と一つになる最良の道は彼らの苦労を共感して共に寄り添うことだ、 と気づかされました。 先ず共同体の人々に受け入れられない限り、 私はなんの役にも立たないのだ、 ということです。 私のほうがもっと知識があって多くのことを教えてあげられる、 という考えは間違いだと思い知らされました。
東京教区で信徒宣教者として5年間にわたり、 私は移住者たちと共に働き、 苦労を共にすることができました。 家庭を訪問し、 共に食事をいただきました。 個々の出会いの恵みが、 移住者自身も宣教者なのだ!と私に気づかせてくれました。 まさに、 彼、 彼女らは現代の宣教者です。 彼らに共通の話し合いのテーマはどのようにしてカトリックでない国で子どもを育てるか、 ということです。 彼らはキリスト者の家庭を築くための苦労や成功について話し合い、 分かち合います。 彼らは宣教者となるための正式な教育を受けてはいませんが、 実際にはそれを生きています。 子どもに祈りを教え、 洗礼の秘跡を願い、 信仰を伝える移住者たちは、 正に 「宣教者」 と言えるのではないでしょうか。
しかし、 多くの移住者たちは正式に教理教育を出身国で受けた経験がありません。 彼らは自分達の親から受け継いだ信仰を、 自分の子供や家族に伝えているに過ぎないのです。 伝えているのは、 主に儀式と外形的しるし(シンボル)です。 信仰の理解を深めるために、 教理の勉強をする必要があります。
現代の宣教者 『移住者たち』 の子どもたちは成長しています。 親から受け継いだ、 フィリピンの伝統的な信仰は、 この複雑な現代社会では充分ではないと感じています。 青少年たちには自分の信仰を深め、 アイデンティティーに深く根ざすことを学ぶ機会を提供する必要があります。
現代の宣教者 『移住者たち』 も高齢化してきています。 多くの移住者たち、 また、 日本人の配偶者も、 精神的・肉体的な老化に苦しんでいます。 彼、 彼女らに病人、 死期の迫った人々といかに寄り添ったらよいか、 学ぶ機会が必要だと感じています。
現代の宣教者 『移住者たち』 が、 日本社会でより輝けるように、 今後も日本の教会の取り組みを願います。 日本で、 信徒宣教者として働く機会をいただいたことに、 主に心より感謝いたします。 日本での多くの出会い、 経験を、 帰国するフィリピン社会に活かしていきたいと思います。 5年間ありがとうございました。 アン・ユージニ・パルメス
カリタスの家だより 連載 第28回
「東京カリタスの家」 には子ども相談室というところがあります。 この部屋は40年以上の歴史を持つカリタスの家に、 設立して間もなくできました。 その当時から子どもの発達に疑問を持ち、 子育てに困り果て相談する場所を探し求めていた母親達がいました。 特に自閉症は 「母原病」 という人もいるほど~母親の子育てが悪いから~といった誤った考えによって母親を精神的に窮地(きゅうち)に追い込んでいました。 現在では、 育て方によるものではなく、 脳の機能による障がいであることがはっきりしています。 とは言え、 それで母親の悩みが軽くなった訳ではありません。 「どのようにわが子と接すればいいのか、 どのように行動を理解すればいいのか、 何を望んでいるのか……」 などなど悩みは尽きないのです。 子ども相談室ではそんなお母さんの悩みに耳を傾け、 週1回の子ども達との関わりによって少しでもその重荷を一緒に担(かつ)げればと思っています。 その重荷は決して軽くはならないと思いますが、 また 「この子とやっていこう」 という希望のともしびを灯しつづけたいと思うからです。 また、 この障がいを理解しサポートしてくださる人達を増やしたいと切に願っています。 そのためにセミナーを開催したり、 遠足や合宿のボランティアを一般に公募したりしています。 どちらともホームページでも見られますので、 是非 「東京カリタスの家~子ども相談室」 にアクセスしてご参加ください。
ここで私自身のことを少しお話ししたいと思います。 子ども相談室での活動は10年を超えましたが、 どうしてこんなに続いているか不思議です。 最初は子ども達の反応が分からず 「私はあなた達の味方です。 理解者です」 と仮面をかぶっていてもそれはすぐに見破られました。 顔だけでもにこやかさを保とうとしてもなかなかそうもいかないのです。 「分からないけど、 まずは一緒にいよう」 と肩の力が段々と抜けてきて自然体で居られるようになった夏合宿の時、 私は熱を出し布団をかぶって大部屋の隅で寝ていました。 すると、 ある男の子がひょいとやってきて私にプーさんのぬいぐるみを渡してくれたのです。 何とも言えない温かな涙が溢れてきたのを今でもはっきり思い出します。
障がいの有無にかかわらず人を理解することはなかなかできません。 しかし、 今の状況を共有することは出来るかもしれません。 イエス様の 「これらの小さな兄弟達にしたことは、 私にしたことだ」 という御言葉をこころに秘めて、 この子どもたちと共に歩むことが出来ますように、 と願っています。 そして、 皆さまのご支援に感謝しています。 東京カリタスの家 子供相談室 鳴海京子
世界で活躍する日本人宣教者(10)
-アルジェリア & ネパール-
何故こんな国で宣教を?
日本から海外に派遣されている宣教者のことについての連載も今回で終わりとなりますが、 最後にぜひ紹介しておきたいことがあります。 それはイスラム教やヒンドゥー教などが国教となっている国、 すなわちカトリックの宣教が公的には許されていない国々に派遣されている方たちのことです。
「ここは地の果てアルジェリア」 という歌の歌詞が思い出されますが、 北アフリカにアルジェリアという国があります。 この国にもう35年前から派遣されているのはマリアの宣教者フランシスコ修道会のシスター篠田です。 場所は地中海から奥深く入った砂漠の中の小さなアイン・セフラという町です。 イスラムの国なので、 宣教をすることは禁じられており、 修道院という建物もなく、 一般の家を借りて、 小さな共同体として働いておられます。 在宅の身障児を定期的に訪問し、 身体の機能訓練をしながら、 読み書き、 手仕事、 絵画などを教えておられます。 このような活動を通じて現地の人たちの生活の中に深く根を下ろし、 その人たちに親しく受け入れられ、 宗教の壁を越えて、 心の平和と一致の実現を模索されています。 シスター篠田は次のように書いておられます。
「ここでの宣教は何かの事業の中で働くのではなくて、 平凡な日常生活を人々の中で分かち合いながら、 お互いを深く尊敬する中で神様の私たちへの愛とその業の偉大さを共に讃えています。 毎日夕方にはみ言葉とパンを囲んで共同体の一人一人が今日一日の出会いの中で頂いた恵みを感謝し、 人々が本当に必要としていることを主に願いつつ、 私たちの宣教生活を主に捧げています。」
もう一人は、 ネパールで32年間宣教に尽くされたイエズス会の大木神父様です。 ネパールでは憲法で各自がその信奉する宗教を実践することは保障されていますが、 他の宗教に改宗させることは禁じられています。 カトマンズの西200キロ位のところにあるポカラ市で障害児訓練センターの設立に尽くされた大木神父は、 ある新聞に投稿したことで当局の目に留まり、 宣教活動について尋問されることになりました。 部屋に入ると、 たくさんの人々がすでに裁きを待っていましたが、 その人々が神父に挨拶の声を掛け、 神父の日頃の善行を口々にしたため、 裁判所の役人はそれが本当かどうかを確認しただけで、 もう帰ってよろしいと言いました。 心配しながら、 最悪のことまで考えておられた大木神父は聖書の次の言葉が実現したことを思い、 ホッとされたとのことです。
「あなたたちは、 私と私の教えのことから、 役人や権力者の前に引き出され、 裁かれることがあるだろう。 そのようなとき、 何をどのように答えたらよいかなどと取り越し苦労をして、 思い悩むことはない。 そのときに答えるべきことは、 あなたたちの口を通して私が答えるのだ。」
—————————
編集部から
今号(2010年12月号)で、 連載記事 「世界で活躍する日本人宣教者」 は終了となります。 執筆にご協力いただいた 「日本カトリック海外宣教者を支援する会」 事務局担当者に感謝いたします。 連載は終わりましたが、 読者の視点が、 世界の教会に広がっていきますように。
「聖書の集い」 一日セミナー
2010年11月3日、 『聖書の集い秋の一日セミナー』 が100名の参加者を迎え行われました。
『聖書の集い一日セミナー』 の目的は、 聖書の集いを体験し、 それぞれの場で始めてもらえるようにする・すでに始めている人たちの理解を更に深め継続していくための励ましの二つです。 最初に幸田司教から、 「聖書の集い」 の目的・目指すものなどの講演がありました。 今回は 『「歓迎」 と 「希望」』 にポイントをおきながら、 お互いが歓迎しあい 「聖書の集い」 を行うことで、 聖書・福音から生きる力、 希望する力、 愛する力を頂くことができるようになるというお話をして下さいました。 午後には小グループに分かれて、 実際に 「聖書の集い」 を行い、 最後にミサで派遣される体験をしました。
初めてセミナーに参加された方の中には戸惑いを感じられる方もいらっしゃいましたが、 「集い」 の体験を通して、 「神様が共にいてくださることを感じられた」 といった感想を持って下さいました。
5年前から始まった聖書の集いセミナーも第10回となり、 少しずつ 「聖書の集い」 を行う教会が増えてきています。 「集い」 では、 議論しない、 そこで話されたことを口外しない、 などのルールを大切にしています。 その安心感の中で、 みことばを読み、 自分の生活と福音を結びつけながら心に響いたことを分かち合います。 その分かち合いを聴き、 祈ることがお互いの信仰生活を支えあってくれています。 これからも、 「聖書の集い」 を続けていきたいと思う一日を過ごすことができました。 「聖書の集い」 に参加してみませんか。 (徳田教会 長谷部準子)
お知らせ
東京カテドラル聖マリア大聖堂献堂記念ミサ
~関口教会小教区設立110年を記念して~
2010年12月8日(水) 午後2時30分~
主司式:岡田武夫大司教
カトリック東京大司教区のカテドラルを支えてきた、
関口共同体へ感謝の心を込めて、共に祈りましょう。
※共同司式をなさる神父様は白の祭服をご持参ください。
東京教区年始の集い
2011/1/9 (日)14:00~
東京カテドラル聖マリア大聖堂にて
ミサ主司式 岡田武夫大司教
詳しくはリンク先をご覧下さい。
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
現代信仰の集い
毎月第2・第4土曜日 (3/26まで) 14:00~16:00
上石神井イエズス会修道院会議室で
内容:聖書を読み、 司祭からヒントを得て黙想。 分かち合い、 観想的ミサ。
連絡先:
ribas@jesuits.or.jp
グレゴリオ聖歌による 「クリスマス暁のミサ」
-ミサ後小コンサート 聖心女子大学聖歌隊によるクリスマス・キャロル-
12/20 (月)
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)
司式:静一志神父 (フランシスコ会)
問合せ:渡辺宏子 Tel/046-724-1715
主催:カンタテドミノ
半日黙想会
12/18 (土) 12:00~17:00 (昼食有) 16:00 ミサ
聖ドミニコ女子修道会で
指導:田中信明師 (ドミニコ会)
テーマ:陽だまりの中で
対象:関心をお持ちの方
参加費:無料
申込:前日まで 聖ドミニコ女子修道院 Sr.佐藤
Tel/03-3709-0021 Fax/03-3709-3630 〒157-0076 世田谷区岡本 1-10-1
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
12/18 (土) 15:00~祈り 16:00~ミサ (毎月第 3土曜日)
援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町 2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅 5番出口 徒歩 3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3269-2405 (17:00まで)
e-mail:auxijapon@live.jp(件名に 「おかえりミサ問合せ」 と入れてください)
≪十字架の聖ヨハネ司祭教会博士≫の荘厳記念の典礼
12/14 (火) 6:30・10:00ミサ 19:30 晩の祈り (歌) とミサ
カルメル修道会 上野毛修道院 聖堂で (世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車 徒歩約 6分)
問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
主催:カルメル修道会 上野毛修道院
「ミサと晩の祈りをうたう集い」 へのおさそい
≪主の奉献の祝日≫
2/2 (水) 13:30 晩の祈りの練習 14:00 歌唱ミサ・つづいて晩の祈り (歌) (終了予定16:00頃)
上野毛教会で (世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車徒歩約 6分)
司式:中川博道神父 (カルメル修道会)
問合せ・連絡先:Tel・Fax/045-402-5131(藤井)
e-mail:m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp
主催:「詩編の会」
ベタニアのつどい (祈りと集いの2泊3日)
1/7 (金) 17:00 ~ 9(日) 14:00
ベタニア修道女会 聖ヨゼフ山の家 (那須郡那須町豊原乙 3101-2 Tel/0287-77-1025 JR東北新幹線新白河駅まで送迎いたします)
費用:¥5,000
対象:独身女性信徒 (45歳位まで)
申込:ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ修道院 〒165-0022 中野区江古田3-15-2 Tel/03-3991-3403 シスター菊池・國定まで
「神のうちの真のいのち」 祈りの集い・東京
12/4 1/8 (土) 14:30~15:30
四谷サンパウロ東京宣教センター4F 聖パウロ記念チャペルで
内容:ロザリオほかの祈り
ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)
問合せ:Tel/090-1107-8250 (菅原) 入場自由、 無料
ベス・ミリアム (ホームレス支援ボランティア活動)
毎週火曜日 9:00~12:00
会場、 時間は随時変更があるため要問合せ
指導司祭:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)
内容:ホームレスの人々への炊き出し、 ロザリオの祈りと聖歌 調理・配食のボランティアは参加自由
問合せ:Tel/090-1107-8250 (菅原)
会社帰りの黙想・お昼の黙想 -オルガン演奏付-
以下共通 麹町教会マリア聖堂 (中聖堂)で
指導と連絡先:K.リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)
〒102-8571 千代田区紀尾井町 7-1 上智大学内 S.J.ハウス
Tel/03-3238-5124(直通)、 5111(伝言)、 Fax/03-3238-5056
http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html
会社帰りの黙想
毎月第2・4火曜日 18:45~20:00 ただし12/28は休み
お昼の黙想
毎月第1・第3火曜日 10:40~11:55 ただし1/4は休み
祈りへのおさそい リフレッシュ -自然の静けさの中で
2/25 (金) 18:00~27 (日) 15:00 (金曜日の晩は大切にしておりますので、 できるだけご参加ください)
メルセス会日野修道院別館で
指導:シスター渡辺多賀子 (メルセス会)
対象:どなたでも
費用¥7,000 (全日程不可能な方は相談)
申込締切:2/11 (金)
問合せ・申込先:Tel・Fax/03-5377-1457 (電話の場合は19:00~21:00) メルセス会第五修道院 シスター渡辺多賀子
待降節の一日黙想会
-よりよいご降誕を迎える心の準備のために-
12/2 (木) 3 (金) 10:00~16:00 (ミサ15:00) いずれか一日
聖母病院大聖堂で
対象:どなたでも
指導:バレンタイン・デ・スーザ神父 (聖母病院チャプレン)
持参品:聖書・筆記用具・弁当 (病院のレストラン利用可)
費用:自由献金
主催:聖母病院 Tel/03-3951-1111
いやしのためのミサ
12/12 1/9 2/13 (第2日曜日) 14:00~
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会) パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
ミサ詳細
http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
小平師 URL
http://tomkodaira.multiply.com/
新年の黙想会
1/8 (土) 15:30 ~ 1/10 (月) 16:00
師イエズス修道女会 祈りの家で
指導:山内堅治神父 (聖パウロ修道会)
テーマ:「希望に満たされて」
対象:未婚のカトリック女性信徒 奉献生活 (特に在俗会) について関心のある方
参加費:¥13,000
申込・問合せ:1/4(火) まで
〒160-0011 新宿区若葉 1-5聖パウロ修道会 管区修道院内
聖マリア・アンヌンチアータ会 担当者
Tel/03-3351-5135 Fax/03-3351-8606 e-mail:sspprov@sanpaolo.or.jp
http://www.sanpaolo.or.jp/paul/annunziata/index.html
黙想会と祈りの集い
以下共通 サレジアン・シスターズ修学院にて (〒115-8524 北区赤羽台 4-2-14)
問合せ:シスター宮澤 Tel/03-3906-0170 Fax/03-3906-1913
女子信徒黙想会 「私たちはイエスに会いたいのです」
12/27 (月) ~ 29 (水)
指導:並木豊勝神父 (サレジオ修道会)
対象:18~30歳までの未婚の女子信徒
祈りの集い -心静かに祈りの時をもちませんか-
1/29 2/26 3/19 15:00~19:30
指導:三島心神父 (サレジオ修道会)
内容:祈り、 講話、 ミサ、 夕食
対象:18~30歳までの未婚の女子信徒
参加費:¥500
講座・研修会
現代カトリック神学研究
第2回マリー・ドミニク・シェニュの神学
12/16 (木) 16:00~18:00
慶応義塾大学三田キャンパス研究棟第二会議室で
講師:福田誠二神父 (聖マリアンナ医科大学教授) 以下今後の予定
第 3回 「イヴ・コンガールの神学」 第 4回 「エドワード・スキレベークスの神学」 第 5回 「アンリ・ド・リュバックの神学」 第 6回 「カール・ラーナーの神学」 第 7回 「バーナード・ロナガンの神学」 第 8回 「ハンス・ウルス・フォン・バルタザールの神学」第 9回 「ハンス・キュンクの神学」 第 10回 「カロル・ヴォイティワの神学 第 11回 「ヨゼフ・ラッツィンガーの神学」 第 12回 「第二バチカン公会議以後の神学状況」
問合せ:Tel/045-911-8091 e-mail:tmorewada@nifty.com和田卓三
神と出会う イエス・キリストと出会う 自分と出会う
カトリック通信講座 (全7講座) T001 キリスト教とは T002 聖書入門 〔Ⅰ〕 T003 キリスト教入門 T004 神・発見の手引 T005 聖書入門 〔Ⅱ〕 T006 幸せな結婚 T007 生きること・死ぬこと
受講料:T001~T004 ¥4,500円 (教材費・税込) T005~T007 ¥5,000円 (教材費・税込)
対象:どなたでも、 いつからでも、 どの講座からでも受講可
申込方法:郵便局に備え付けの振替用紙に希望の講座名・講座番号 (T001~T007) を記入のうえ、 受講料を振替口座番号:00170-2-84745 加入者名:オリエンス宗教研究所に振り込む
詳細:
http://www.oriens.or.jp/通信講座の携帯サイト
http://www.oriens.or.jp/mobile/
問合せ・申込:オリエンス宗教研究所 カトリック通信講座
〒156-0043 世田谷区松原2-28-5 Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322
南無アッバの集い・聖書の学び
12/11 (土) 13:30~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院 1Fで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四谷駅下車徒歩 1分)
講師:山根道公
参加費:¥1,000
※南無アッバのお札のお渡し有り
申込・問合せ:風編集室 Tel・Fax/086-227-5665 e-mail:kazehensyuusitu@yahoo.co.jp
遠藤文学講座 「遠藤周作の生涯と文学~ 『キリストの誕生』 を読む」
12/11 (土) 15:20~16:50
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院 1Fで (JR・地下鉄丸の内線・南北線四谷駅下車徒歩 1分)
講師:山根道公
参加費:¥2,000
テキスト:「キリストの誕生」
申込・問合せ:風編集室 Tel・Fax/086-227-5665 e-mail:kazehensyuusitu@yahoo.co.jp
講座案内 (カルメル修道会)
以下共通 上野毛教会信徒会館で(世田谷区上野毛2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車 徒歩 6分位)
問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
「キリストとの親しさ」 ―出会いの神学―
朝のクラス 3/15 (火) 10:30~12:00
夜のクラス 3/18 (金) 19:15~20:45
担当:中川博道神父 (カルメル修道会)
カルメルの霊性に親しむ -カルメルの霊性をとおして イエスとの出会いの道を探します-
朝のクラス 2/22 (火) 10:30~12:00
夜のクラス 2/25 (金) 19:15~20:45
担当:中川博道神父 (カルメル修道会) どなたでも、 いつからでも参加可
キリスト教の基本を学ぶ -洗礼準備のため、 またキリスト教の基本を学びなおすために-
12/3 12/17 1/7 1/21 2/4 2/18 (いずれも金曜日)
朝のクラス 10:30~12:00
夜のクラス19:30~21:00
指導:中川博道神父 (カルメル修道会) どなたでも
講座
以下共通 キリスト・イエズスの宣教会 (江戸川区南小岩 6-25-6 総武線小岩駅より 7分) シスターベアトリス Tel・Fax/03-5889-3055
よりよい家庭を求めよう 少人数の8回講座
毎月第 1・第 3火曜日と木曜日 10:00~12:00
または:第 1・第 3水曜日 10:00~12:00、第1・第 3金曜日 19:00~21:00
内容:家庭とは-夫婦親子の理解-子供の成長段階 自分とは-愛することなど
聖書のこころ -日常生活を深めよう
毎月第 1・第 3月曜日 10:00~12:00 または第 2・第 4水曜日 19:00~21:00
ようこそ (自分の将来を考えている方)
毎月第 1土曜日 14:00~16:00
聖書朗読と静かに祈ろう
毎月第 3土曜日 14:00~16:00
悩み相談などのご希望の方
いつでもOK 22:00までTelでご連絡下さい
信徒の月例会 ―イエス・キリストと父なる神―
12/18 (土) 14:00~ (16:00主日のミサ)
麹町教会アルペホールで
指導:岩島忠彦神父 (イエズス会)
テーマ:愛する人間になるように (福音宣教2009年10月号)
申込不要 問合せ:Tel/03-3263-4584
土曜アカデミー:「現代思想とキリスト教理解」
毎回 9:30~12:30プログラム (予定)
12/4 第二バチカン公会議 (現代世界における教会)12/11 P.テイヤール・ド・シャルダン (進化の神学) 1/8 J.モルトマン/J.B.メッツ (未来への希望:世界の神学) 1/15 G.グティエレス (信仰と実践:貧困と解放) 1/22 E.レヴィナス (他者の顔と無限の現れ) 1/29 J.ハーバマース/J.ラツィンガー (近代の評価)
岐部ホール 4F 404で (麹町教会敷地内 JR・地下鉄 四ツ谷駅から徒歩 2分程度)
講師:K.リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)
連絡先:〒102-8571 千代田区紀尾井町 7-1 上智大学内 S.J.ハウス
Tel/03-3238-5124 (直通) 5111 (伝言)Fax/03-3238-5056
http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html
グレゴリオ聖歌12月度研究会
12/16 (木) 18:45~21:00
秋津教会マリアホールで (清瀬市梅園 3-14-18)
指導:望月寛之氏 (聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師)
受講料:¥1,000 資料代別途支払い
問合せ:Tel/080-5099-4322 声楽アンサンブル“リーダーターフェル”田部
クリスマス会 (東京JOC)-20代の働く青年の集い-
12/23 (木) 14:00~
働く人の家にて (江東区永代 1-7-4)
テーマ:オアシス
内容:キャンドルサービス、 音楽演奏、 パーティーなど
問合せ:Tel/03-3641-6712 e-mail:tokyo-joc@hotmail.co.jp
ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等
下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
5会場での勉強会 |
全会場同一条件 13:30~15:00 指導:泉富士男神父 (東京教区) 会費:¥500 程度 申込不要 12/7 (火) 立川教会で 12/14 (火) ビ・モンタント東京事務所で 12/17 (金) 高輪教会で 12/21 (火)三軒茶屋教会で 1/11 (火) 立川教会で 加藤英雄神父 (高幡教会) |
聖書通読講話会 |
以下共通 土曜日 13:30~15:00 サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651) 対象:会員外もふるって参加を 世話人:浜端 Tel/042-623-1469 12/4 「創世記」 第10回 泉富士男神父 (東京教区) 1/18 「四福音書」 鈴木信一神父 (パウロ会) |
パッチワーク・キルト同好会 |
12/9 (木) 11:00~15:00 ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 世話人:宮木Tel/042-575-2335 |
シニアは語る |
12/1 1/5 (水) 13:30~15:00 初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅) 指導:吉山登神父 (レデンプトール会) 内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会 (テキスト 「現代カトリック者の信仰と生き方」) 世話人:吉井 Tel/03-3352-4055 |
月例散策会 |
12/8(水) 10:30 東武東上線大山駅南口改札集合 行先:板橋教会と大山・板橋地域の散策 世話人:田垣 Tel/03-3999-1209 |
気軽に絵を描く会 |
12/1 12/15 (水) 13:30~17:00 ビ・モンタント東京事務所で 指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412) 水彩・パステル・絵手紙等 会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 世話人:野村 Tel/03-3394-5778 |
講座 「マタイによる福音書」 を読む
1/17 2/7 3/7 (月) 10:30~12:00
朝日カルチャーセンター千葉で (〒260-0013 千葉市中央区中央 1-11-1 千葉中央ツインビル 1号館 5F Tel/043-227-0131)
講師:山内堅治神父 (聖パウロ修道会)
参加費:3回で7,875円
施設管理費315円
♪ 音楽会等♪
オルガンメディテーション-晩の祈りとオルガン音楽による瞑想ー
12/10 (金) 19:00~19:45
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:家喜美子
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所 Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
クリスマスチャリティーコンサート ~癒しへの誘い~
-クリスマス名曲の数々ー
12/6 (月) 18:30開場 19:00開演
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
出演:高橋薫子 (ソプラノ) 森山京子 (メゾ・ソプラノ) 井上了吏 (テノール) 立花敏弘 (バリトン) 青田絹江 (オルガン) 北村晶子 (ピアノ・編曲) 曲目:Xマスキャロルメドレーアヴェマリア トッカータとフーガ二短調 他
入場料:¥4,000 (収益の一部はホームレス支援として寄付)
チケット問合せ:アクート音楽事務所 Tel/03-5995-2504
主催:クリスマスチャリティーコンサート実行委員会
後援:カトリック東京大司教区、 ドン・ボスコ社
オルガンと祈り -待降節とクリスマス-
12/17 (金) 19:00~
麹町教会主聖堂で
オルガン演奏:青田絹代 (東京カテドラル・関口教会オルガニスト)
自由献金
問合せ:
organ_to_inori@ignatius.gr.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/organ_to_inori
芸術の都イタリアとピアノ音楽
12/11 (土) 13:30開場 14:00開演 16:00終演
星美学園短期大学で (北区赤羽台 4-2-14)
講師:関孝弘 (ピアニスト)
曲目:ピアノ・ソナタ 「エレナ」 (ガルッピ) 他
受講料:¥3,000 (一般) ¥2,500 (高校生以下)
定員:400名
申込締切:12/10 (金)
申込・問合せ:星美学園短期大学公開講座センター Tel/03-3906-0056 Fax/03-5993-1600 e-mail:c_koza@seibi.ac.jp
後援:星美学園大学日伊総合研究所・北区教育委員会
東京純心女子大学クリスマスコンサート
12/12 (日) 13:00開場 14:00開演
東京純心女子大学 江角記念講堂で
出演:本学学生 他
曲目:グレゴリオ聖歌-主よ あわれみたまえ 他
入場無料 予約不要
問合せ:東京純心女子大学芸術文化学科 Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551
主催:東京純心女子大学
ラウデージのクリスマス
-共にご降誕の喜びを歌いましょう
12/11 (土) 14:30開場 15:00開演
乃木坂女子パウロ会聖堂で (千代田線乃木坂駅 1番出口より徒歩 3分)
出演:Laudesi Tokyo
監修・指揮:杉本ゆり
曲目:グレゴリオ聖歌 他 入場料:¥2,500 (前売) ¥3,000 (当日)
予約・問合せ:Fax/0422-32-6074 (杉本) e-mail:yuri-francesca@nifty.com
目黒教会クリスマス・チャリティーコンサート
12/18 (土) 18:00開演
目黒教会聖堂で
入場無料 (自由献金)
出演:フルート、 指揮 (勝俣敬二) オルガン (米沢陽子 目良節子 A.ルブリュー) ハープ (大村典子) 合唱 (目黒教会聖歌隊、 聖アンセルモ・グレゴリオ聖歌隊) バロックフルート (坂井友実 矢口雅美 大金典夫) リュート (上島剛之助) 他
曲目:グレゴリオ聖歌、 キャロル、 カノン (パッヘルべル) 他
問合せ:チャペルコンサート・プロジェクト
Tel/0120-032-574 e-mail:chapel-concert-project@m6.dion.ne.jp
ラウダを歌う会 (8)
12/27 (月) 16:30~18:00頃まで
四谷サンパウロ宣教センター聖堂で Tel/03-3357-7651
講師:杉本ゆり
曲目:O lux beata Trinitas(アンブロジウス聖歌) Alta Trinita beata(コルトナ・ラウダより、 三位一体賛歌)
参加費:¥1,000
対象:キリスト教の歌としてラウダに興味を持つ方々
要予約
予約・申込:Tel・Fax/0422-32-6074 e-mail:yuri-francesca@nifty.com
器楽と声楽による教会クリスマスコンサート
12/19 (日) 15:00開場 15:30開演
田園調布教会大聖堂で (東急線多摩川駅下車徒歩5分)
指揮:藤原一弘
演奏:田園調布エクレシア・アンサンブル
曲目:ハイドン 交響曲42番よりガブリエリ 「今日キリストは生まれたまえり」 ヘンデル メサイアよりハレルヤコーラス ほか
入場無料 (自由献金)
問合せ:Tel/090-3240-4186 (小島)
「VIVID」
★1・2月号(No.279)は、12月27日(月)発行、1月2日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 11月21日(日)
★3月号(No.280)は、2月28日(月)発行、3月6日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 1月23日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp