お知らせ
東京教区ニュース第272号
2010年05月01日
目次
新司祭の喜び・感謝・決意 日本カトリック神学院から初の司祭叙階
3月7日、 東京カテドラル聖マリア大聖堂にて、 東京教区の司祭叙階式が3年ぶりに行われ、 3人の新司祭が誕生した。 彼らは 「日本カトリック神学院」 が送り出した最初の卒業生でもある。 当日の叙階式には、 2,000人近い参列者が集まったとはいえ、 より多くの信徒へ彼らの思いを伝えるために、 3人の新司祭に喜びの声、 感謝の思い、 期待などを寄せてもらい、 掲載することにした。
フランシスコ・アシジ 伊藤 淳神父
ぬぐいたくもあり ひびきたくもあり
去る3月7日に東京カテドラル聖マリア大聖堂にて、 ペトロ岡田武夫大司教により、 司祭叙階の恵みに与あずからせていただきました、 アシジのフランシスコ伊藤淳です。
東京教区の皆様には、 ここにいたるまでたくさんのお祈り、 励まし、 物心両面でのご支援を賜り、 心より感謝いたしております。 また、 叙階式当日は、 多くの皆様にご参列いただき、 ともに祈っていただいたことを、 たいへん嬉しく、 心強く感じました。 本当にありがとうございました。
すでに青年とは呼べない年齢で神学生になった私は、 神学院での6年間で、 お腹は前にせり出し、 聖書を遠くに離さないと読めないような目になってしまいました。 高脂血症にもなりました。 コレステロール値は薬を飲んで下げています。 しかし、 中性脂肪の値を下げるには、 お酒と麺類と甘いものを控えるしかないと医者に言われ、 ビールとラーメンとシュークリームの好きな私にとって大きな試練となっています。
頭の方もかなり傷みが激しく、 とくに記憶力は果てしなく低下してしまい、 神学院での勉学に大いに支障をきたしました。
そんな私ですので、 今ここに司祭として存在することが、 本当に僭越(せんえつ)でおこがましいことに感じられ、 時々 「ひゃ~!」 と叫びたい衝動に駆られます。
しかし同時に、 そんな私でもここまでやってくることができたのは、 ただひたすら主の導きによるのだから、 何とかそれにお応えしたい、 きっとお応えするのだ、 という高揚感が心を満たすのも事実です。
この相反する心境にぴったりだったのが、 叙階式のご挨拶でもご紹介いたしました、 八木重吉のふたつの詩です。 ここにあらためて記させていただきたいと思います。
ひかる人
私をぬぐうてしまい
そこのとこへ ひかる
ような人をたたせたい
ひびいてゆこう
おおぞらをびんびんと
ひびいてゆこう
耐用年数が短く、 かなりくたびれた新司祭ではありますが、 これからは主とともに、 東京教区の皆様と心を合わせて、 力強く、 かつ奢(おご)らずに、 謙虚さをもって福音を宣べ伝えてゆく所存でございますので、 どうぞ宜しくお願い申し上げます。
フランシスコ・アシジ 倉田 厚神父
幸いである
司祭に叙階されました。 神さまと皆さんの支えによって、 司祭にされました。
もちろんわたしなりに一生懸命生きてきましたし、 必死でしがみついたところもありますが、 実際のところ、 自助努力の成果ではなく、 神御自身が完成して下さったのだとの実感です。
わたしは教会を通して、 「一人ではない」 ことを信じられるようになりました。 わたしたちは孤独ではない。 神さまがいつも共にいてくださる。 御聖体が永遠の命の糧であることを信じるように、 わたしたちは孤独ではないことを信じるべきだ。 そもそも聖体の秘跡は神さまが共に住む実体験。
叙階式においても、 一人ではないことに励まされておりました。 あの大聖堂が歌声で満たされ、 祈りが響き渡った。 連願中にひれ伏しながら、 祈ってくださっている方々の顔が次から次へと浮かび、 背中に手の平が置かれているようなぬくもりが感じられました。 司教様と司祭団からの按手は本当に力強く、 兄弟として迎えていただいている実感がそこにあって、 涙がこぼれおちるほどに、 力づけられました。
日々ミサを捧げさせて頂いていますが、 「初々しくないね」 と冷やかされました。 そういえば不思議なことに、 あまり緊張していない。 考えてみれば、 何のことはない、 「安心している」 だけ。
幸いなことに日々のミサをベテラン司祭と一緒に司式させて頂いていますし、 沢山の方も一緒にミサを捧げています。 ミサは私が捧げるものではなく、 みんなで捧げる感謝の祭儀。 しかも、 本当の意味で司式しているのは、 イエス様に他ならない。
すべてのことをなしておられるのは神さま。 いつもその恩寵に包まれている。 ここへの信頼が信仰の基礎だと思う。 私自身がこれをしばしば忘れ、 苦しくなる。 教会もまたこのことを忘れがちなように思います。 確かに悪は存在して、 目を背けたくなるようなことが起きる。 しかし、 神御自身が最良にして下さる。
わたしはもっと強く神様に信頼していかなければなりません。 神さまの道具として、 神さまに愛される子どもとして、 もっと信頼して、 委ねて、 喜んで、 歩んで参ります。
わたしたちの人生は 「幸いである」 ことを信じます。
一緒に、 イエス様が告げた福音を信じ、 神さまに頼って幸いを生きて参りましょう。
使徒ヨハネ 田中 昇神父
洗礼式も雨だった
3月7日に大勢の方々の祈りの内に司祭叙階の恵みを頂けましたことを、 まず東京教区の信徒の皆さんに感謝申し上げます。 皆さんからの様々な霊的、 物的な支援なしには今日の司祭としての私はあり得ません。 また直接養成に関わって下さった岡田大司教、 幸田司教をはじめ、 長年お世話になってきた大勢の先輩司祭、 修道者、 神学生の仲間に心から御礼申し上げます。 そしてこれまで私を産み育ててくれた家族、 親族、 友人、 恩人、 全ての方々にも、 今改めて感謝したい、 そんな思いでいます。
叙階式の当日はあいにくの雨模様でした。 そのことは私がかつて同じ大聖堂で洗礼を受けた時もひどい雨だったのを思い起こさせました。 私は、 かつて教会に足しげく通って洗礼を希望するに至ったものの、 いざ復活徹夜祭の晩になって、 果たして自分はこのまま受洗して大丈夫なものか、 この世界に入るのを止(や)めるなら今かなどと恐れや不安を感じました。 同じように、 6年間の神学校生活を終えられたのは良かったものの、 いざ叙階の日が迫って来ると、 司祭としてあまりに至らぬ自分が、 恐れ多くも叙階の恵みを願っていることに我ながら愚かさと罪深さをも感じました。 これまで私は、 自分の家族や自分を愛してくれる人を悲しませ悩ませもしました。 友人や恩人、 会社の仲間にも多大な迷惑と心配をかけてきました。 自分自身の弱く罪深い面を掘り起こされれば、 皆さんにとって、 いつ躓(つまず)きとなるやも知れぬ、 そんな自分の小ささを痛感しました。
しかし叙階式の連願の時に、 これまで大勢の方々の祈りと励まし、 ゆるしと愛が私の司祭への道を支えて来たことを思い、 これからの自分を教会の祈りに委ねました。 司祭となった今は、 司祭は自分のためではなく、 教会の皆さんのために皆さんと共にいてこそ初めて司祭として福音宣教の務めを忠実に果たしていけるのだと思い、 心穏やかに毎日祈りとミサを捧げています。 ですから私は、 これからも皆さんの祈りに自分自身を委ね、 自分に出来る限りの努力をしていきたいと思っています。 「私の内で働くのは私自身ではなく主なのです」 (ガラテヤの信徒への手紙二章参照) と語ったパウロの言葉を支えに、 どんなにいたらぬ道具でもご自分の善の完成のためにそれをお使いになる主にいつも信頼していける恵みを願います。
これまでありがとうございます。 そして、 これからもよろしくお願いします。
喜びは修道会の垣根を越えて
岡田大司教をお迎えして、 田園調布教会において10年ぶりとなる司祭叙階式が行われた。 それと同時に助祭叙階式も行われた。
司祭叙階されたのは、 フランシスコ会 新 直己(あたらしなおき)、 助祭叙階はフランシスコ会 元田勝哉(もとだかつや)、 コンベンツァル・フランシスコ会 リーシンヒョン、 チャン・ヴァン・ビン、 カルメル会 古川 利雅(ふるかわとしまさ)の4名が叙階された。
3月27日 (土)、 少し肌寒い日であったがしだいに天気も回復し、 それぞれの修道会の人々が遠方からもお祝いにかけつけた。 「神のおきてを喜び」 が歌われる中、 46名の侍者を先頭に、 司祭団、 岡田大司教と入堂してきた。 3つの修道会の司祭方が参集したので今までにない司祭の数で、 いったい何名の司祭がきてくださったのか人数をかぞえていたのだがあまりにも多く、 途中で数え切れないほどであった。 内陣に入りきれず普段子ども部屋として使用している内陣横の部屋も開放し荘厳な雰囲気であった。
福音朗読の後、 大司教により助祭・司祭の順に選出の確認と会衆の賛同を得た。 続いて大司教の訓話があり、 主なる神はご自分の救いの計画に協力するよう私たち全員を呼ばれている、 召命は司祭、 修道者だけのものではなくすべての人がそれぞれ召命を受けていると話され、 聖パウロの教えを引用されキリストのもとにひとつにまとめられたとき神の救いのみわざが完成する、 これは宇宙のあらゆるものをさしている。 ヨハネの黙示録では新しい天と新しい地という言葉が出てくるが、 このことはすべてのものがイエス・キリストにおいてひとつにまとめられた状態を指していると思うと話された。 また、 助祭・司祭の務めについて話され、 すべての務めを神の助けによって果たし、 仕えられるものではなく仕えるためにこられたキリストの真の弟子であることを示し、 愛と喜びをもって伝えてくださいと告げられた。
助祭・司祭により助祭職・司祭職の受諾の表明と従順の約束が力強くなされ、 司祭方の按手によって新司祭が誕生した。 侍者の子ども達から、 色紙で作られたストラが新司祭・助祭にプレゼントされた。 最後に、 新司祭より挨拶があり、 「何も言うことはありません。 ただ皆さんに 『ありがとう』 という言葉しか、 想い出せません」 と話され、 感動が伝わってきた。
皆の手拍子の中、 閉祭の歌 「こころをつないで」 が歌われ、 キリストにおいて聖堂全体が一つになり祝福で満たされた。
記念撮影の後、 祝賀会が開かれ参列者のあちこちでお祝いの輪ができた。
今回の写真は、 フランシスコ会の阿部慶太神父の協力です。 (間島 道子)
選任式ミサ・一粒会総会
信徒も分かち合う司祭職への道のり
東京教区一粒会は東京教区の司祭召し出しを祈りと献金によって支援する信徒の活動会です。 例年の活動の一つに朗読奉仕者・祭壇奉仕者選任式のミサのお手伝いがあり、 このミサにあわせて一粒会の総会を開催することになっています。
3月21日 (日) 午後2時から東京カテドラル聖マリア大聖堂で岡田大司教の司式により始まったミサは説教と信仰宣言の間に朗読奉仕者と祭壇奉仕者の選任式が執り行われました。 フランシスコ古郡忠夫(ふるごおりただお)神学生、 使徒ヨハネ森一幸(もりかずゆき)神学生は教区の神学生として、 アロイジオ大西崇生(おおにしたかお)神学生はイエズス会の神学生として朗読奉仕者に選任され、 一人ひとり朗読用聖書を大司教から授与されました。 また、 ヘルマン・ヨゼフ大西勇史(おおにしゆうじ)神学生は教区の神学生として祭壇奉仕者に選任され、 チボリウムを授与されました。 神学生がそれぞれの役割に任命されて一つずつ階段を上り、 やがて司祭になる日に到達する道のりを実感される大切なひと時だったことと拝見しました。
このミサの後、 東京教区一粒会の総会が開かれました。 例年、 総会は活動報告、 会計報告、 新年度の活動計画と予算など定例の議事が審議されるのですが、 今年は新しい試みとして総会議事に先立って幸田補佐司教の講話を拝聴しました。 テーマは 「司祭と信徒の協力・霊的成長」 です。 『日本カトリック神学院の養成理念と指針』 に 「信徒は洗礼の秘跡によってキリストの祭司職にあずかり、 神の言葉をのべ伝え典礼に積極的に参加し、 愛の奉仕に参与する者である。 一方、 叙階の秘跡によって役務的祭司職にあずかる司祭は、 この共通祭司職のすばらしさを信徒に教え、 それを実行するように励まし、 信徒と協働して教会の使命を果たすのである」 と司祭と信徒との協働性をはっきり謳(うた)っています。 司祭の召し出しが少なくなってきている現在、 信徒一人ひとりが共通祭司職を受けていることをもっとよく認識してその役割を果さなければなりません。 そのような活性化された信徒のグループであれば必ずその中から新しい召し出しが生まれるでしょう。 キリシタン時代に役務的祭司職を生きた四福者司祭 (※) のように 「羊のために命を差し出す羊飼い」 になれるかという重い問いかけで講話が閉じられました。
総会は各聖堂共同体の一粒会委員の3分の2の同意によって2009年度の活動報告、 会計報告が承認され、 2010年度の活動計画と予算も承認されました。 宣教協力体の中には担当が交代したところもありました。 詳細は一粒会だより 『ひと粒の麦』 第56号でご報告します。
※一昨年列福された188殉教者の中に、 4人の司祭が含まれている。
東金教会創立50周年記念ミサ 3月14日
白柳枢機卿をしのんで (3)
山田 経三 神父 (イエズス会)
白柳誠一枢機卿様との出会いとエピソードを若干述べたいと思います。
1973年、 当時正義と平和協議会の会長を務めていた白柳大司教が、 私を呼び 「会長職を相馬信夫司教様に継いでいただくにあたり、 いつも一緒に居り、 協力するように」 と依頼されました。 彼が帰天するまで、 いつもその任務を務めました。
また1980年には世界宗教者平和会議 (WCRP) 日本委員会で働くようにと白柳大司教から依頼を受け、 現在に至るまで働いております。 とくに白柳大司教がWCRP平和研究所初代所長であられた時、 同研究所所員としての役目も仰せつかり、 現在に至るまで所員として働いています。
1999年、 ヨルダンでの第7回世界宗教者会議にも白柳枢機卿と同席しました。 その際、 ホテルでの私の部屋は枢機卿の部屋の近くが割り当てられ、 私がお世話をするはずでしたが、 何と私自身が病気になり、 起きられなくなり、 逆に枢機卿様に看病していただくことになってしまったこともありました。
ヨルダンでの会議のあと、 よくご存知のエルサレムにご案内していただきました。 私にとっては初めての訪問でしたが、 色々な名所を巡り、 大変よい思い出になりました。
このように枢機卿様とは長いお付き合いで、 他にもいろいろありますが、 紙面の関係上この位にしておきます。 その間、 諸宗教との対話、 協力等について、 多くのことを教えていただきました。
WCRP理事長、 庭野日鑛氏の故白柳枢機卿の告別式の弔辞のお言葉通り 「誠一」 というお名前そのままに 「誠意一筋」 のお人柄でございました。
CTIC カトリック東京国際センター通信 第141号
出会いがもたらす信仰者の成長-ドロシーと、 ミカと、 私の体験-
信仰と忍耐の生活
宣教者にとって多くの人との出会いは、 主からの恵みです。 ドロシーとミカ (仮名) のフィリピン人母子との出会いは、 私にとって大きな恵みでした。
2年ほど前にドロシーから電話がありました。 フィリピンから来日したばかりで、 近くの教会を教えて欲しいとの用件でしたが、 様々な話をするうちに、 彼女たちが抱えている問題の大きさを実感することになりました。 ドロシーはシングルマザーで、 娘を育てるためにどれほど苦労し、 努力してきたかを知りました。
娘のミカはフィリピンで生まれてそこで育ちました。 父親は日本人です。 両親は彼女が生まれる前に離婚しました。 生活のため、 母親は彼女を田舎の祖父母に預けてマニラで単身働きました。 娘と一緒に居られるのはクリスマスの数日だけです。 あとは、 電話で様子を知ることだけしかできません。 娘と一緒に暮らしたいと考えた母親は、 日本国籍をもつ、 娘と来日を決意します。
突然、 母親から日本行きを知らされ、 「日本ってどこなの? 友だちと別れたくない! 私は行きたくない」 と拒否しましたが、 娘と母が一緒に生活し、 経済的にも自立できるのが、 唯一、 まだ、 行ったことのない、 自分の国 「日本」 へ行くことだと説得され、 受け入れざるを得ませんでした。
初めての母国 「ニッポン」
ミカにとって日本の第一印象は、 「淋しいところ」 でした。 何度もアパートから外に出て新しい友だちを作ろうとしましたが、 外に出ても誰も居ません。 多くの子どもたちは、 放課後、 家でゲームをして過ごすとあとで知りました。 母親は生活のため、 日中は仕事で不在、 一人で留守番をしなければなりません。 「テレビを見ていなさい」 と母親に言われましたが、 日本語ばかりなので何もわかりません。
ミカは、 小学校に通うことになりました。 入学前に覚えた日本語は、 「おはよう」 「はい」 「こんにちは」 「ありがとう」 だけです。
いじめも経験しました。 日本語の問題で、 本来なら6年生のところを5年生から始めなければなりませんでした。 最初の数ヶ月は涙の日々でした。 新しい国、 新しい文化の中に入って惑い苦しみました。 あまりよく知らなかった母親と一緒に暮らすことにも苦しみました。 フィリピンでは、 生まれた時から祖父母に育てられて暮らしていたので、 母とはほとんど一緒に生活をしたことはなく、 電話で時々話すだけでした。
いじめられる度に 「もっとがんばらなきゃ」 「信仰と忍耐できっと乗り越えられる」 と自分を励まし続けました。 今は中学2年生です。 たくさんの友だちもできました。 日本語もなに不自由なく使えるようになりました。 母親と一緒に暮らすことができるようになり、 今では感謝でいっぱいです。
時のしるし・移住者
2年間に渡わたって、 私はミカとドロシーの家庭訪問を続けてきました。 電話でも、 たびたび、 長時間話すこともありました。 まだ、 幼かったミカの成長を見るにつけ、 彼女の今までの苦しみ、 努力、 祈りには心を打たれます。
CTICが毎年開催しているサマーキャンプには、 ミカと同じような境遇、 経験をしている子どもたちが多く参加します。 そこで、 ミカは、 同じように苦しんでいるのは、 自分独りだけではないことを知り、 多くの仲間を得ました。
ミカとの出会いは、 私が開かれる機会となりました。 教会のミッション(派遣・宣教)に関わる私たち全てに呼びかけられている課題でもあります。 成人向けのプログラムサービスはたくさんありますが、 移住者の子ども、 青少年向けの司牧プログラムは、 まだ手探りの状態です。
ミカのケースを通して、 「現代の時のしるし」 である移住者、 特に多文化の背景をもつ子どもたちに積極的に関わる必要性を感じています。
私たちが行う奉仕は、 今日的意味のあるものでなければなりません。 これから日本の教会を背負っていくであろう、 移住者の子どもたちに関わることによって、 福音宣教を担う次の世代を育てることができます。 ベトナム難民の子どもたちから、 多くの司祭、 修道女が出たように、 フィリピン人、 ブラジル人の子どもたちからも多くの召命を期待できます。
ミカと同じような状況に置かれている子どもたちは、 私たちの周り、 特に教会の中に多くいます。 彼ら、 彼女たちと接するためには、 憐あわれみ、 同情だけでは不十分です。 もっと具体的で実践的な関わりが求められています。 あなたの周りの、 「ミカ」 とまず、 友だちになっていただけませんか。
CTICスタッフ アン ユージーニ パルメス (信徒宣教者)
カリタスの家だより 連載 第22回
「カリタスの家の良いサマリア人物語」
私はカテドラル構内の 「東京カリタスの家」 に勤めて四年になります。 東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅を降りて公園の入口を通ってきます。 公園の入口にはホームレス状態の方が何人かいます。 朝晩いつも気になりながら何もしない自分がいます。 また別な場所で活動しているからとか、 一度関わっても途中でやめたら失礼だからとか自分に言い訳をしている自分もいます。 ルカ福音書10章 「善いサマリア人」 31・32節の半殺しにあった人を見て道の向こう側を通った祭司とレビ人を思い出しました。
その公園には特に目が不自由で足が痛そうな老人がいました。 とても具合がわるそうな時に東京カリタスの家のスタッフが気づき、 私も呼ばれて救急車を呼ぼうと説得しましたが、 以前に救急車で嫌な思い出があったようでなんとしても行きません。 挙句(あげく)の果てには棒で追っかけまわされたり、 そんな中で彼の頭の髪をバリカンで刈ったり、 お話したりするスタッフがいて、 しばらく交流が続きました。 病気がさらに悪化して数ヶ月後やはり救急車で運ばれ入院することになりました。 入院後は別なボランティアがお見舞い行くようになりましたが、 入院中とても頑固で注射は嫌がり、 騒いで、 言葉も乱暴でボランティアに向かって 「善人ずらするな、 このガキが」 と言ったり、 手術のときには 「触るな!何する!」 「俺が手術やって良いって言ったか?」 と怒鳴り散らす始末でした。
今年の一月のある日お見舞いに行くと 「すいません、 ねえさん悪いですが痒(かゆ)いので背中掻(か)いてください。」 「悪いですが眠いので寝かせてください。」 「ジュースを飲ませてください。」 こちらが帰りますと言うと 「居てくださいよー」 そのうち 「ねえさんもう寝かせてください。」 じゃーゆっくり休んでねと言って帰りました。 その翌日彼は亡くなりました。 彼の葬儀は東京カリタスの家のスタッフ・ボランティア3人と以前彼がお世話になった保健士さんが休暇をとって来てくださり、 4人でお花を添えて見送りました。 その中で亡くなる前日に突然、 不思議に敬語、 丁寧言葉になったのはどうしてという話題になり、 きっと皆に感謝しての言葉かもしれない、 きっとそうだという結論に達しました。 彼との交流を通して私たちは多くのものをいただいたように思いました。 (岩田鐵夫)
教区司祭紹介 第4回
使徒ヨハネ 市川 嘉男神父
1923年6月11日 生まれ
1951年12月21日 司祭叙階
東京教区司祭で 「お兄ちゃん」 といえば、 市川嘉男神父を指します。 それは弟の市川裕神父と兄弟だからということもありますが、 市川嘉男神父のお人柄が、 呼びかけに反映されているということでしょう。
ある日、 現在お住まいの施設にうかがいました。
神学生時代の思い出
もう60年以上も前のことだからね。 同級生が9人いたね。 他教区だと、 前の京都司教の田中健一司教、 札幌教区の亡くなった林信夫神父あたりが同級生。 林神父とは、 神学生時代、 水曜日の昼食後、 散歩の時間があって、 よく散歩に一緒に行ったよ。 なつかしいね。
戦争の時、 召集されて、 神学生生活を中断し、 長野県松本の連隊に属していた。 1,000人くらいの兵隊の連隊で、 その中に自分を含め、 3人のキリスト者がいたよ。 そのうちの一人は、 当時上智大学の学生で召集された金 寿 煥(キム スー ハン)、 後のソウル教区の枢機卿。 もう一人は牧師さんで、 時々3人で会って、 話したりした。
ある時、 帰省の許可があって、 松本から秋津に戻ったことがあったが、 軍務よりも往復の空襲の方が、 よっぽど怖かったね。
司祭として大切にしてきたことは?
特にはないけどねえ。 まあ、 司祭だからミサは大切にしてきたよ。 生来、 のんきな性格というか、 自分から積極的に何かをするというタイプではないから、 頼まれればするけど、 そうでなければじっと見て、 その都度対応していくという感じかな。 カッコよく言えば、 「あるがままを大事にする」 ってことかもしれないけど。
司祭生活も60年近くなり、 今、 思うことは?
今年、 87歳だよ。 長く生きたよ。 性格的なものもあるのだろうけれど、 いい意味で、 「あるがままが深まってきた」 って感じだね。
結びに市川神父様の思い出を、 八王子教会の鈴木恒雄様に寄せていただきました。
「鯛の骨と神父さま」 使徒ヨハネ 鈴木 恒雄
1986年復活祭後、 使徒ヨハネ市川嘉男神父さまは北町教会より八王子教会に着任、 早速に翌年、 27年にわたって八王子を司牧されたパドアのアントニオ西田佐市神父さまの金祝準備に、 日々聖務の傍(かたわ)ら綿密に関わられ、 盛大に挙行されました。
その前年でしたか、 霊名が同じであったためでしょうか? 12月27日に 「お祝いしよう。 歩いてな」 とご招待を受け、 早速に司祭館の3階に参上いたしました。 大きな鯛の塩焼きと極上酒一升瓶が用意され、 「自分が用意するから」 と箸で器用に鯛を捌(さば)かれ、 身は全部わたしに。 ご自分は骨のみ。 とても食べ始められるものではないので、 再三、 身をお分けしようと努力しましたが固辞され、 ご自分ではカチンコリコリと音を立てながら 旨(うま)い旨いと食べておられた様子には、 本当にたまげました。 強い歯に恵まれた神父さま。 病気もせず元気に金祝を迎えられ、 次は来年12月21日、 司祭職の結晶の輝きである、 ダイヤモンド祝をお迎えになられますよう、 祈願しているこの頃です。
世界で活躍する日本人宣教者(4)
95%の国民が仏教徒であるタイでも日本からの宣教者が活動しています。 現在、 聖パウロ修道女会、 オタワ愛徳修道女会、 聖マリア在俗会、 信徒宣教者会が合わせて6人の宣教者を派遣しています。 聖パウロ修道女会はカトリック関係の本をタイ語に翻訳・出版し、 教会の内外で大変喜ばれています。 今回は今から25年前に現地に赴き、 10年間社会福祉活動に尽くされたヌヴェール愛徳修道女会のシスター重松千恵子さんを紹介します。
シスター重松が派遣されたのは、 タイが近代化に向けて大きく変貌・飛躍しようとしていた1985年でした。 当時バンコクでは建設中のビルが林立する一方、 歩道には屋台や露店が立ち並び、 天秤(てんびん)を担(かつ)ぐ人々で歩行さえままなりませんでした。 奉仕の場は首都から遠く離れた、 カンボジアとの国境に近いスリン県の寒村でした。 そこで東北ウボン教区が取り組んでいた 「人権開発事業」 を支援するのがその主な目的でした。
その村にはまだ電気も水道もありませんでした。 夕闇が迫る頃、 村人たちが三々五々と集まり、 焚(た)き火に手をかざし、 四方山話(よもやまばなし)に花を咲かせていました。 それは娯楽も何もない村での唯一の憩(いこ)いの場でもありました。 そんな村にも経済開発・変革のうねりが及んできました。 電気製品、 農耕機械などの流入に伴う消費社会に組み込まれ、 現金が必要な暮らしに変わってきました。 先祖代々受け継いできた土地も家も借金の抵当に取られてしまい、 大人たちは街に出稼ぎに行ったり、 家族ぐるみスラム街へと流れたりしました。 平和だった村人たちは、 悲惨な生活環境、 家庭状況へと追いやられました。 シスターたちは、 自立の道を求める村人に協力し、 共に試行錯誤しながら、 キノコ栽培に着手しました。 この試みは一応の成果を上げましたが、 なかなか定着しませんでした。
そんな中で教育行政当局の要請に応じて、 将来を担う子供たち、 特にスラムや貧しい家庭の子供たちを小学校に通わせるために 「奨学金制度」 を始めました。 それを中心に家庭訪問、 移動図書館、 読書指導などと活動の輪が広がりました。 シスターたちが帰国した後も、 奨学金制度は日本からの援助によって続けられています。 仏教やカトリックの枠を超えて、 人々と苦楽を分かち合うことができたのは、 神様の大きな計らいのお陰でした。 神に感謝。
東京教区カトリック幼稚園 新入教職員研修会開かれる
東京都と千葉県には55のカトリック幼稚園があり、 いのちを大切にする保育を通して福音宣教の実践に貢献していますが、 これまで東京教区内での横の繋(つな)がりはあまりありませんでした。 ところが昨年の夏に日本カトリック幼稚園連盟主催の全国教職員研修大会が東京で開催され、 教区内の園長や先生達が準備から運営まで協力しあい、 継続的に横の繋がりを持とうという機運が生まれました。 そこで幸田和生補佐司教の呼びかけで教区内のカトリック幼稚園の新入教職員の研修会と園長会を3月31日 (水) 東京カテドラルにて開催しました。
48の幼稚園から150名を超える参加者がケルンホールに集まりました。 岡田武夫大司教の歓迎の挨拶の後、 みょうじょう幼稚園園長の松本巌神父より自らの体験を踏まえた保育者の園児との関り方の話があり、 これから保育に取り組む教職員に深い感銘を与えました。 全員がにぎやかに弁当を頂いた後は大聖堂に移動し、 ダミアン原田隆文ブラザーのパイプオルガンの演奏を楽しみながら聖ミカエル幼稚園園長の宮下良平神父の祈りに耳を傾けました。 最後にマザー・テレサの祈り 「わたしをお使いください」 を全員で歌いました。 その後ケルンホールに戻り、 幸田補佐司教のカトリックの基本的な知識とキリストの精神の講話があり、 イエスが子供たちを愛され祝福された聖書の箇所を解説しました。 サンタセシリア幼稚園の雨森政恵園長からはカトリック幼稚園の使命と教職員の心得についての話があり、 カトリック幼稚園讃歌を全員で歌って、 明日からの職場での活躍を誓い合いながら別れました。
並行してセンターホールにて48の園長と園長代理が集まり、 各園の紹介の後、 今後の協力関係を話し合いました。 他教区の幼稚園を経験した園長からも教区としての連盟が必要であるとの意見が相次ぎ、 参加者の拍手を持って東京教区カトリック幼稚園連盟 (仮称) が正式に発足しました。 宮下神父が委員長となり数名の委員も選出され、 具体的には今後開かれる委員会にて検討することになりました。 これからのカトリック幼稚園の活躍に期待したいと思います。 (井上太一)
80年の歴史に幕 慈生会病院
昭和4年、 パリ外国宣教会から、 日本での宣教を目的に来日したヨゼフ・フロジャク神父が、 結核患者救済のために始めた中野区江古田にある慈生会病院が、 平成22年3月31日をもって閉院した。 幾多の困難を乗り越えて結核患者さんのため、 地域社会のために医療活動を続けてきた。 病院を譲渡し、 他の慈生会施設は引き続き社会福祉法人 慈生会が運営を行なう。
今後は、 カトリック施設ではないが、 病院として引き受けて下さった医療法人財団 健貢会 東京病院が地域社会や医療を必要とする人たちのために地域医療を推進することを祈りたい。
お知らせ
東京教区 こころのセミナー 2010
心を病む人々とともに歩む教会共同体を目指し、 心の病気への理解を深めるための研修会
第1回 「うつ病のこと」 5月8日 (土)
第2回 「自殺 (自死) のこと」 6月5日 (土)
第3回 「統合失調症のこと」 7月10日 (土)
各回とも、 講演/パネルディスカッション (教会での対応について) の2部構成
会場 : 雙葉学園 講堂
東京都千代田区六番町14-1 (JR、 東京メトロ四ッ谷駅下車徒歩2分)
午後3時-午後5時45分 (開場午後2時30分) 入場無料
講師 :井貫正彦 (精神科医・法学士)
主催 : カトリック東京大司教区 「こころのセミナー」 委員会
共催 : カトリック麹町教会 心の相談室
お問合せ先 : 東京教区本部事務局 ℡ 03-3943-2301 (担当:関口)
(会場である雙葉学園への直接のお問い合せはお断りします)
SIGNIS JAPAN 日本カトリックメディア協議会
「2009年度カトリック映画賞」 決定
「風のかたち ―小児がんと仲間たちの10年―」
(監督:伊勢真一、 製作:いせフィルム、 カラー105分、 2009年)
授賞式:6/12 (土) 14:15~ (12:30開場) 詳しくはお問い合わせ下さい
川崎市アートセンターで 小田急線 「新百合ヶ丘駅」 北口徒歩3分
・授賞式
・授賞作品の上映
・伊勢監督と監修細谷亮太医師によるトークショー
日本カトリック映画賞は、 前の年に日本で制作された映像作品の中から、 カトリックの世界観と価値観にもっとも適う作品に贈られる賞で、 今年で34回目を数えます。
問合せ先:
日本カトリックメディア協議会 事務局長 町田雅昭
〒107-0052 東京都港区赤坂 8-12-42 女子パウロ会内 電話:080-3255-8235
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
いやしのためのミサ
5/9 6/13 7/11(第2日曜日) 14:00~
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
5/15(毎月第3土曜日) 15:00~祈り 16:00~ミサ
援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町 2-22 Tel/03-3269-2405 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅徒歩 3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
どなたでも参加可
祈りの集い 「神のうちの真のいのち」
5/1 6/5 (土) 14:30~15:30
四ツ谷サンパウロ東京宣教センター4F 聖パウロ記念チャペルで
内容:ロザリオほかの祈り ゆるしの秘跡と初土のミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)
Tel/090-1107-8250 (菅原) 入場自由、 無料
「神のうちの真のいのち」 証しの集い
5/29 (土) 14:00~17:00
麹町教会横 岐部ホール4F 404号室
講話:ハンス・エンデルレ 菅原悟
ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)
入場自由 無料
問合せ:Tel/03-3352-2481 (エンデルレ書店) 090-1107-8250 (菅原)
祈りの集い
5/22 (土) 16:30~
メルセス会第四修道院で
内容:聖書深読 教会の祈り 夕食を共にしながら分かち合い 祈りたい方どなたでも
問合せ:〒166-0003 杉並区高円寺南 5-11-35 メルセル会第四修道院
Tel/03-3315-1550 (18:00~20:00)
http://www.mercedarian.com 臼井
第10回 典礼聖歌黙想会へのおさそい-典礼聖歌を歌いながら典礼的祈りを深める体験をしてみませんか-
10/1 (金) 14:30~10/3 (日) 16:00
御聖体の宣教クララ修道会 軽井沢修道院で
講師:鈴木茂明 (声楽家 合唱指揮者) 中川博道 (カルメル修道会 司祭) 木島美紗子 (オルガニスト)
内容:歌唱ミサ・聖歌練習・教会の祈りをうたう・講話・黙想
対象:聖歌隊員・指揮者・オルガニスト
定員:初参加枠 15名 (先着順)
参加費:¥35,000 (講師謝礼を含む)
問合せ・申込:住所、 氏名、 年齢、 電話、 所属教会、 聖歌隊での役割などを記入し、 Faxかe-mailで下記(藤井) まで Tel/Fax 045-402-5131 e-mail: m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp
黙想と祈りの集い-テゼの歌による祈りの集い-
5/19 (水) 10:30~12:00
援助修道会 本部修道院聖堂で (新宿区市谷田町 2-24 JR・都営新宿線市ヶ谷駅より 徒歩7分、 南北線・有楽町線市ヶ谷駅 5番出口より徒歩3分)
問合せ:Tel/042-576-0623 e-mail: aozora-no-sita@jcom.home.ne.jp 大村竜夫まで
一日黙想会 -聖霊きてください-
5/22 (土) 10:00~16:00 受付9:30~
コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院で (〒182-0034 調布市下石原 3-55-1 京王線調布駅下車 南口から徒歩 20分 タクシーで 5分)
指導:幸田和生司教 (東京教区補佐司教)
男女年齢を問わずどなたでも
会費:¥2,000 (昼食代を含む)
申込:5/15 (土) まで Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163
定員 80名
主催:コングレガシオン・ド・ノートルダム アソシエート
聖体礼拝 -師イエズスの友会員の礼拝-
5/8 6/12 (毎月第2土曜日) 14:00~15:00
典礼センターピエタ2階聖堂で
対象:師イエズスの友会員 (会員以外の方で祈りたい女性信徒も可)
問合せ:典礼センターピエタ 〒160-0004 新宿区四谷 1-21-22 Sr.戸村 Tel/03-3351-2692
カトリック聖霊による刷新 -聖霊による生活刷新セミナー-
5/6~6/24 (毎木曜日) 13:00~15:00
カトリック初台教会クレメンスホールで
対象:受洗者で原則毎週参加できる方
参加費:全 8回 ¥2,000
申込:会場受付で
問合せ:井之上 Tel/03-3468-8221 e-mail: yasuko@rx.catv.ne.jp (初台教会への問合せはご遠慮を)
ファティマの初土
5/1 (土) (毎月第1土曜日) 13:00~15:00
世田谷聖母幼稚園・大聖堂 (2F) で (地下鉄半蔵門線東急田園都市線 桜新町駅北口 徒歩8分)
内容:ミサ、 ロザリオ、 赦しの秘跡、 聖体賛美 静かに祈りたい方どなたも参加可 司式:ペトロ神父 (フランシスコ・カプチン会) 持ち物:ロザリオ、 上履き (スリッパ) 自由献金 問合せ:新垣 Tel/042-525-4817 e-mail: aragaki@sage.ocn.ne.jp
みことばと食事に癒しの時を求めて
5/22 (土) 19:00~5/23 (日) のミサまで
場所:練馬区南田中 2-2-4 礼拝会練馬修道院
同伴者:Sr.佐藤君江 (礼拝会員)
持ち物:一泊の必需品費用 ¥1,000
申込先:Tel/03-3489-5202 e-mail: skimieber@yahoo.co.jp
召命黙想会 主の招きに応えて-私の歩む道-
6/26 (土) ~ 27 (日)
福音史家聖ヨハネ布教修道会小金井修道院で
対象:未婚の女性信徒 (40歳位迄)
参加費:¥5,000
持参品:聖書、 筆記用具、 洗面具
申込:6/19 (金) までに 〒184-8511 小金井市桜町 1-2-20 福音史家聖ヨハネ布教修道会 Sr.中村喜美子 Tel/042-383-8527 Fax/042-383-7492
祈りの集い
以下共通 マリア会シャミナード修道院 聖堂で (〒102-0071 千代田区富士見 1-2-43) 問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林 http://www.marianist.jp/
主のもとに憩う祈りのひととき
5/19 6/16 7/21 9/15 10/20 11/17 12/15 2011/1/19 2/16 3/16
担当:清水一男神父
どなたでも、 遅刻も、 途中参加も可能
召命を考える集い-人生岐路に立って、 神の呼びかけを識別したい方のための集い-
5/14 6/11 7/9 9/10 10/8 11/12 12/10 2011/1/14 2/11 3/11 19:30~20:30
対象:カトリック信者 (求道者) で35歳までの未婚の男女 出来るだけ継続参加の出来る方
担当:マリアニスト男女修道者 申込:必要事項 ①氏名 ②住所 ③電話番号 ④メールアドレス 5所属教会をご記入の上、
4/4 (日)までにシスター小林まで Fax/042-480-3881 または e-mail: marianist@marianist.jp
講座・研修会
イタリア美術講座
毎月第 2土曜日 14:00~16:30
カトリック国立集会所で(要確認)
内容:システィーナ礼拝堂についての研究 要予約
申込・問合せ:e-mail: tachikawa.ita@gmail.com Tel/080-5414-5123 高島
イタリア語で聖書を読む会
毎月第 1・3火曜日 18:30~20:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院で (JR四ツ谷駅麹町口)
指導:ジュリアーノ・デルペーロ修道士 (聖ペトロ・パウロ労働宣教会)
内容:旧約聖書ヨセフの物語イタリア語初心者歓迎
申込・問合せ:e-mail:itariaseisho@yahoo.co.jp Tel/080-5414-5123 高島
カルメル講座
以下共通 カトリック上野毛教会 信徒会館で (世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線 上野毛駅下車徒歩6分)
担当:中川博道神父 (カルメル会) どなたでも いつからでも参加可能
問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail: carmel-reisei@hotmail.co.jp
カルメルの霊性に親しむ―カルメルの霊性をとおして イエスとの出会いの道を探します―
[朝クラス] 5/18 6/15 7/6 (火) 10:30~12:00
[夜クラス] 5/21 6/18 7/2 (金) 19:15~20:45
キリスト教の基本を学ぶ―洗礼準備のため、 又キリスト教の基本を学びなおすために-
5/14 5/28 6/11 6/25 7/9 7/23 (金)
[朝クラス] 10:30~12:00
[夜クラス] 19:30~21:00
キリストとの親しさ -出会いの神学-
[朝クラス] 6/1 (火) 10:30~12:00
[夜クラス] 6/4 (金) 19:15~20:45
レジリエンス☆女性のためのこころのCare講座
5/14 (金) 9:45~11:45 (9) パートナーシップ
6/11 (金) 9:45~11:45 (10) Bさん (加害者) とは
カトリック目黒教会で (JR・地下鉄南北線目黒駅下車 徒歩 5分)
講師:中島幸子 (レジリエンス代表/DVコンサルタント)他
参加費:¥2,100 (資料代含む 金額相談可)
申込不要
ただし託児を希望者は 1週間前までに要予約
連絡先:Tel/03-3402-1089
主催:NPO法人 レジリエンス
CWC勉強会
以下共通 真生会館 1階第 1会議室で 会費:¥500/回
聖書深読入門
5/11 7/13 (火) 10:30~
講師:九里彰神父 (カルメル会)
問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤
旧約聖書を読む会
5/10 6/14 7/12 (月) 10:30~
注:6/14予定のバザーは中止
講師:前島誠 (ユダヤ教・聖書学者)
問合せ:Tel/048-864-2805 斎木
第5回やさしい神学講座のお誘い-マルタ奨学金-
5/22 (土) 14:00~16:00
SJハウス 1階で (千代田区紀尾井町 7-1 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 麹町口)
講師:増田祐志神父 (イエズス会司祭・上智大学神学部准教授)
テキスト:「カトリック神学への招き」 当日購入可
会費:¥800
問合せ:遠藤洋子 Tel/090-3215-5392
2010年度 「キリスト教信仰入門講座」
4/8 (木) 開講 毎週木曜日 18:45~ (約 1時間半)
カトリック麹町教会 アルペホールで
指導:岩島忠彦神父 (イエズス会)
要申込み
問合せ:Tel/03-3263-4584
信徒の月例会 -イエス・キリストと父なる神-
5/15 (土) 14:00~ (16:00 主日のミサ)
カトリック麹町教会 アルペホールで
指導:岩島忠彦神父 (イエズス会)
テーマ:史的イエスの問題と最近の傾向 (「福音宣教」 3月号)
申込不要 問合せ:Tel/03-3263-4584
テイヤール・ド・シャルダン研究読書会
5/18 (火) 6/1 (火) 19:00~20:00 6/15 (火) 18:00~19:00
カトリック松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅徒歩 5分)
テーマ:「人間の未来-人類行動~人類の道、 問題の核心」
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
教材:当方で用意 (テイヤール 「人間の未来」 みすず書房ある方は持参)
参加無料 申込不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
第9回ロゴスの文化教室-マザー・テレサに学ぶ-
5/29 (土) 14:00~
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) で (JR・地下鉄四ツ谷駅前)
講師:千葉茂樹氏 (映画監督)
参加費:¥1,000 (資料代込 当日受付)
申込:電話で①氏名 ②電話番号 ③資料の種類 (普通字・点字)
申込・問合せ:Tel/03-5632-4428 Fax/03-5632-4454 ロゴス点字図書館
申込締切日:5/17 (月) 定員:100名
ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等
下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
総会および講演会 |
5/20 (木) 10:30~16:00 |
5会場での勉強会 |
全会場同一条件 13:30~15:00 |
聖書通読講話会 |
以下共通 土曜日 13:30~15:00 |
パッチワーク・キルト同好会 |
5/13 (木) 11:00~15:00 |
シニアは語る |
5/12 6/2 (水) 13:30~15:00 |
月例散策会 |
5/12 (水) 10:30 |
気軽に絵を描く会 |
5/19 6/2 (水) 13:30~17:00 |
キリスト教放送局 日本FEBC番組案内
・毎週月曜日 22:15~ 雨宮慧神父 (東京教区司祭) 「イエスのこころを訪ねて-福音書の世界-」
・毎月第 1金曜日 21:30~ 百瀬文晃神父 (イエズス会) 「今、 イエスとは誰なのか-信徒のための神学講座-」
・毎月第 3~5日曜日 22:20~ 橋本周子氏 (聖グレゴリオの家) 「神からのメッセージ-グレゴリオ聖歌-」
・インターネット放送 www.febcjp.com (24時間聴取可)
・ラジオ放送 AM1566kHz 21:30~22:45 (韓国済州島送信所より毎日75分間、 日本全国放送) 日本FEBC制作部 長倉崇宣 Tel/0422-52-1566
♪ 音楽会等♪
オルガンメディテーション-晩の祈りとオルガン音楽による瞑想-
5/14 (金) 19:00~19:45
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:飯沼 彩(青田 絹江に変更になりました)
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所 Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
チャリティーコンサート-南アフリカのエイズと共に生きる人々のために-
-570万人の感染者と毎年35万人の死者、 親を失った140万人のエイズ遺児のためのコンサート-
6/20 (日) 14:30開演 (14:00開場)
カトリック赤堤教会で
入場料:大人/前売 ¥1,000 (当日 ¥1,500) 高校生まで/前売 ¥500 (当日 ¥700)
前売・問合せ:e-mail: southafrica.charity@gmail.com Fax/03-3328-4636
メール予約は 6/4 (金) 午後 0時まで
主催:南アチャリティーコンサート実行委員会
共催:アフリカ日本協議会・ニバルレキレ
協賛:カトリック赤堤教会 (信徒会) 後援:カリタスジャパン
オルガンと祈り-《Ave verum corpus を一緒に歌おう》-
6/18 (金) 19:00~
麹町教会主聖堂で
オルガン:浅井寛子 (麹町教会首席オルガニスト)
自由献金
問合せ:e-mail: organ_to_inori@ignatius.gr.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/organ_to_inori
チャリティーコンサート-「スペシャルオリンピックス日本」 知的発達障害者のスポーツトレーニング及び 競技会を支えるNPO法人のためのチャリティーコンサート-
5/23 (日) 13:30開演
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で (千代田区六番町 14-4 JR四ツ谷駅麹町口左前方)
入場無料 (自由献金)
曲目:ペルゴレージ作曲 スタバト・マーテルより抜粋
出演:うた/西出陽子・山中真佐子、 オルガン/佐藤ミサ子 (以上カトリック田園調布教会信徒)
監修:ルチアノ・ベルタニョリオ (イエズス会)
問合せ:Tel/090-5201-5850 (西出) Tel/090-5403-6050 (山中) e-mail: kazane_info@yahoo.co.jp (山中)
声楽アンサンブル 「リーダーターフェル」 ボランティア演奏会-はるびの郷 特養老人ホームコンサート-
5/30 (日) 14:30開演 (14:00開場)
はるびの郷特養ホーム 2階ホール (東村山市秋津町 1-32-18Tel/042-397-5511)
出演:指揮/増尾みどり 伴奏/相原志帆子 司会/佐藤牧人 合唱/リーダーターフェル 曲/滝廉太郎作曲 「花」 「はるびの郷の賛歌」 他
問合せ:Tel・Fax/042-494-2845 田部Tel/080-5099-4322 e-mail: jiji.yoshiki@gmail.com
「VIVID」
★6月号(No.273)は、5月24日(月)発行、5月30日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 4月18日(日)
★7月号(No.274)は、6月28日(月)発行、7月4日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 5月23日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp