お知らせ
東京教区ニュース第269号
2010年01月01日
目次
2010年を迎えて司祭年にあたり教区の皆さんへ東京大司教 ペトロ 岡田 武夫
「あなたがたに平和があるように。」
復活されたイエスは弟子たちにこう言われました。 弟子たちは大いに喜んだ、 とヨハネの福音は伝えています。 イエスは重ねて言われました。 「あなたがたに平和があるように。 父がわたしをお遣わしになったように、 わたしもあなたがたを遣わす。」
2010年を迎えるにあたり、 わたしたち東京教区はこの平和と喜びを人々に伝えあかしするという任務に努めたいと思いを強くします。
教皇ベネディクト16世は、 聖ヨハネ・マリア・ビアンネ (1786~1859年) の帰天150年を記念して、 2009年6月19日から2010年6月11日までを 「司祭年」 とすると宣言しました。
わたくしは特に今年は、 まず司祭の健康と生涯養成につき、 皆さんのご理解ご協力をお願いしたいと存じます。
わたくしは日々、 自分も含めて、 司祭VIが健康に恵まれ、 よい奉仕と働きが出来ますよう、 聖母の取次ぎによって祈っております。 病気の人には適切な医療が必要なことはいうまでもありませんが、 健康を保つためには、 普段の心構えが必要であります。 特に十分な休養、 そして休暇が大切です。 司祭の場合、 生活が不規則であり食生活が不安定です。 休養と休暇がとりにくい場合があります。 人々の必要に応えようと努めていますが、 そのために多くのストレスを抱える場合もあります。
司祭が安心してお休みをいただけますよう、 信徒の皆さんのご理解、 ご配慮、 ご協力をお願いいたします。
東京教区の優先課題の第1は 「全信者の霊的成長と生涯養成」 です。 この課題は司祭にも適用されなければなりません。 司祭も生涯にわたり養成を受け成長しなければなりません。 養成とは、 人間的、 霊的、 知的、 司牧的な次元にわたる広い意味での養成です。 この観点から司祭の研修制度 (サバティカル) の在り方についても再検討する予定です。
司教、 司祭とは、 信徒、 修道者の皆さんとともに、 そして皆さんの助けにより、 生涯にわたる霊的に成長していくべき奉仕者です。 2010年は司教、 司祭ともども、 霊的成長と生涯養成という課題の実行に特に力を入れて取り組みたい、 と希望しております。
クリスマスと新年を迎えるにあたり、 主イエス・キリストの平和と喜び、 恵と光が皆さんの上に豊かにありますように祈ります。
2009年 クリスマス
2010年 新年対談
教会を 「荒れ野」 のオアシスに
岡田大司教は、 いろいろな機会に教会の使命を、 「荒れ野におけるオアシス」 と表現して、 私たちに示している。 この背景には、 東京大司教として日々働かれる中で感じる、 教区長ならではの思いが込められているのであろう。 同時に、 メッセージの受け取り手であるわたしたち東京教区の神の民は、 どこからこの課題に取り組んだらよいのだろうか、 戸惑う面も感じている。
今年8月、 教区の福祉委員会の研修において、 同委員会のメンバーの一人であるピエール・ペラール神父 (パリ外国宣教会 写真右) が、 大司教のメッセージについて、 聖書のイメージからの短い考察を発表した。 今号では、 お二人の対談を掲載することとなった。
岡田大司教:いろいろな機会に 「教会には荒れ野におけるオアシスとなる役割があること」 を言っているのですけれど、 このことについて正面から取り上げて応答してくださったことは、 大変うれしく感じ、 心強く受け止めました。
教区の福祉委員会の研修で、 ペラール神父が 「荒れ野」 「砂漠」 「オアシス」 などのキーワードについて聖書をもとに説明されたのです。 長らくJOC (カトリック青年労働者連盟) に関わってこられたので、 労働者の観点から現代社会の問題をどのように見ておられるのか興味がありますね。
現代社会に生きるすべての人に共通している 「生きにくさ」 がありますよね。 高齢者、 女性、 非正規雇用者の置かれた劣悪な状況、 正規労働者もリストラへの不安を抱えながら働いている状況にいます。
それから家庭もまた難しい状況にあります。 多くの人が生きがいを失っている、 自死を遂げる人が減らないという状況を前に、 本当に教会がオアシスの役割を果たさなければならないことを痛感しています。
たまたま今年8月にアジアの司教総会でフィリピンのマニラに行ったのですけれども、 その時 「トンド」 という小教区を訪問しました。 本当に貧しいところですね。 でもそこにいる人たちのほうが、 人間らしく生きているという印象を持ちました。
すべて東京に合っている
編集部:「荒れ野におけるオアシス」 という表現は、 漠然としたイメージは持っているけれど、 聖書的なアプローチの中で語ることに大きな意味があると思うが。
ペラール神父:岡田大司教のメッセージの中で 「教会は荒れ野におけるオアシスでなければならない」 と呼びかけていますが、 一人一人の信者が教会ですよね。 一人一人の信者が元気になっていくことがオアシスになるということでしょう。 もちろん、 どのように元気になっていくのかということが重要ですけれど。
私が関わっているJOCのプロセスが一つのヒントになるかもしれません。 JOCの集まりでは、 自分が持っているものを出し合っていく、 そして相手が聞いてくれる、 そういう雰囲気の中で、 力が湧いてくるんです。 湧いてきた力を今度は自分の職場に持って行って、 そこでネットワークを作っていくんです。
青年たちは苦労して 「働く人の家」 に来るんですよ。 人によっては片道1時間半かけてですよ。 東京に住んでいる青年はほとんどいない。 千葉県、 神奈川県、 埼玉県から青年は来るんです。
一人の女性は、 朝早く電車に乗って通勤。 電車の中では立ち通し。 通勤にかかる時間は1時間半。 帰宅するのは、 午後11時、 11時半。 休みの土曜日は寝ていたい、 ゆっくりしていたい。 けれども 「働く人の家」 に来るんですよ。 そこに来るとエネルギーがもらえるから。
JOCの集まりは特別なことをやっているわけではありません。 小さなグループで話し合っていくということだけ、 現実を出発点にして分かち合うだけ。
岡田大司教:その現実と聖書をどこでつなげていくのかですよね。 聖書の中で 「荒れ野」 というと、 イスラエルの民が試練を受けたあの 「荒れ野」 を思い起こし、 信仰を浄化する環境のようなプラスの意味につなげることができると思います。
ベネディクト16世は、 教皇就任ミサの説教で 「現代の暗夜」 をキーワードにしながら、 教会を現代における光として位置づけ、 現代社会に生きる人々を支え、 養い、 育てる共同体となるように呼びかけました。
日本の司教たちは、 1987年、 「開かれた教会」 というスローガンでNICE-Ⅰを開きましたが、 同じような背景があると思います。 教会に来て、 教会から何かを得ている人はともかく、 教会に来れない人、 あるいは教会の敷居が高いと感じる人、 弱い立場に置かれている人たちがいる。 そういう状況に、 教会から歩み寄っていくことをとおして、 教会の使命の実現に近づきたいという思いがあったのです。
1987年にはまだ、 外国から来ている人たちのことは、 それほど意識に上らなかったわけですが、 現在は信徒の半分以上が外国から来ている信徒あるいは外国籍信徒でもあります。
大変な思いの中で生活し、 教会生活でも違和感を感じている。 それに対して教会は、 できるだけ応えていく必要があります。
エジプトを脱出したイスラエルの民は、 荒れ野を放浪し、 カナンの地に導かれましたが、 いつも神様から叱られていました。 原因は、 他の神を拝んだり、 他の神に仕えたりすることでした。 これらのエピソードは、 現代社会にも無縁ではないばかりか、 強烈なメッセージを含んでいると言えます。 他の神を拝んだり、 他の神に仕えるということに象徴されているのは、 現代社会を構成している価値観に取り込まれていることではないでしょうか。
解放された人間として安心して生きられれば
編集部:JOCの特徴は、 現実を見つめ、 判断し、 実行していく力を集会の中からいただくということでしたが、 もう少し詳しく説明していただけませんか。
ペラール神父:必ず現実を出発点にします。 ですから集会では、 普段のできごと、 感じていること、 悩んでいること、 まさに大司教のしてきた価値観のことと直面していくわけです。
集会は月に2回です。 集会はいつも食べることから始めます。 そして食べながら話をしていきます。 食べることは割と簡単ですが、 話をするのは簡単ではありません。 人に興味があるか、 社会の出来事に興味があるか、 体験を言葉にして話せるかということがポイントになってきます。 このことは集会への出席を重ね、 学んでいくしかありません。
次に分かち合ったことを掘り下げていきます。 集会の中で楽しかったことは何か。 人の意見をどう受け止めたのかなどです。 同時に次の集会までの人との関わりに関心を向けていきます。 孤独に陥っていないか、 人と話す機会 (電話やメールを含め) はどうなっているか、 人間関係が狭くなっていないかなどに注意を払っていきます。 それが次の集会のための準備につながるわけです。 そしてまた集会に戻ってくるのです。 青年たちが集会に来るのは大変なのですが。
岡田大司教:私も一度、 その集会に招かれ、 参加しましたが、 青年たちが集会に集まってくるのは本当に大変そうでしたね。
ペラール神父:オアシスを考える時、 ひとつの側面は私たちが力をいただく場ですが、 別な側面では一人一人が 「オアシス」 になる、 というものがあると思うんです。 受動的な面と積極的な面ですね。 「オアシス」 になっていく一つの具体例を話しましょうか。 大きな百貨店に勤めるひとりの女性の話です。
彼女は同僚が受けていたいじめの問題をきっかけに立ち上がったんですね。 その同僚から 「会社を辞めたい」 と相談され、 悩んでいました。 彼女からの相談を受け、 私は 「その人が辞めても、 次の人も同じようにされる」 と助言し、 同僚が辞めない形での解決策を探っていくことにしました。
彼女は、 そのことを心にかけながら生活していました。 ある時、 彼女は会社内での友だち作りを始めました。 ネットワーク作りですね。 しばらくたって、 同僚は会社を訴えたんですね。 会社は同僚の主張を調査しました。 その時、 彼女の築いたネットワークが働いて、 従業員たちが同僚の味方になったんです。
同僚の抱えていた現実に、 彼女が向かい合い、 小さな取り組みの積み重ねが変化へとつながったということです。
編集部:今、 ペラール神父が 「オアシス」 に2つの側面があるということを話されましたが、 大司教の 「オアシス」 のイメージは、 どのようなものですか。
岡田大司教:「これです」 というかたちでは提示しにくいのですが、 茶道の茶室のイメージでしょうか。
はっきりと記憶しているわけではないのですが、 たしか茶道の茶室というのは、 狭い空間で、 入るにあたって 「くぐり戸」 から身をかがめて中に入り、 入った空間では身分、 肩書などと関係なく、 平等なものであるということだったと思います。 一切の価値観から解放され、 ひとりの人間として安心して生きることのできる場ですかね。 私としては、 多くの人が体験している 「オアシス」 を聞いてみたいですね。
オアシス作り始めようリラックスと余裕から
ペラール神父:今、 大司教の話を聞いていて思い出したことがあります。 参考になるかわからないけれど、 話してみます。 きっと大司教は司祭のこともいつも考えているでしょうから。
それは、 私の故郷の教会のことです。 私の故郷には建物としての教会が50くらいあります。 それらを3人の司祭が担当しているんです。
岡田大司教:50の教会を3人の司祭でですか。
ペラール神父:ええ。 元気に働いていますよ。 一人の司祭は午前中、 スクールバスの運転手をしています。 教会内の司祭としての仕事だけでなく、 運転手の仕事をとおして、 いろいろなものを吸収しようとしているんです。 もう一人の司祭は、 一週間のうち、 2、 3日をパートタイマーとして神学校で教えています。 最後の一人は75才の司祭です。
大司教:彼らの中で何かルールのようなものはあるのですか。
ペラール神父:もちろんです。 彼らは別々な場所に住んでいます。 原則として、 昼食は一緒に食べます。 週に一度は、 一時間くらいかけて、 ゆっくり一緒に祈ります。 細かなことについて言うならば、 彼らは葬儀の司式をしないなどということもありますが。
でも彼らの姿が、 ひとつのオアシスになっているんですよ。 彼らは考え方や司牧についての方向性が共通しています。 また、 彼らはいつもリラックスしていますから。 余裕がなければオアシスも作れません。
この一例は、 特別なケースかもしれません。 しかし司祭もオアシスの役割を果たせる可能性を示していると思います。 可能性を排除しないこともひとつの価値観ではないですか。 キリスト教の価値観は、 「オアシス」 作りの際の大きな切り札になりえますからね。
岡田大司教:司祭年でもありますし、 私の出したクリスマスメッセージとも関連することに触れてくださったような気がします。
余裕がなければ、 オアシスも作れませんという一言は、 ぐさりと来ました。 なにしろ毎日の仕事に追われ、 一番余裕のないのが私自身かもしれませんので。
先ほども少し触れましたが、 私はいろいろな人の 「荒れ野におけるオアシス」 の体験を聞きたいという思いをいつも持っております。 それが小さな集まりで分かち合われ、 オアシス体験と言いますか、 オアシス作りにつながっていったら良いと思います。
《関連書籍紹介》
新刊 『現代の荒れ野で』 岡田武夫著 (オリエンス宗教研究所) 定価1,600円+税
雑誌 『福音宣教』 12月号 (オリエンス宗教研究所) 定価525円
列福式の感動がローマでよみがえった
昨年11月、 長崎において、 ペトロ岐部と187殉教者の列福式が行われてから、 一年が過ぎた。 司教団は列福感謝と殉教者の聖遺物を献呈(けんてい )するために、 公式巡礼団の募集を呼びかけて、 岡田武夫大司教を団長に、 計6グループ、 約170人がローマを訪問した。
11月24日から26日にかけての巡礼団の報告である。
ラテラノ教会でペトロ岐部を思う
11月24日 快晴
巡礼団はまず、 ラテラノの聖ヨハネ教会を訪れた。 午前9時前の到着で、 ほとんど訪問客のいない、 静かな雰囲気の中で、 見学することができた。 ラテラノの聖ヨハネの教会は、 ローマの教会の中でも最も歴史のある教会のひとつであり、 ローマ教区のカテドラルでもあり、 かつては教皇の住居でもあった。
午前9時半より、 溝部脩司教の主司式で、 巡礼団のミサが行なわれた。 溝部司教は説教で 「この教会は福者ペトロ岐部神父が叙階された教会であること、 今の司祭叙階式と異なり、 大勢の参列者はなかったであろうし、 祝賀会もなかったであろう。 一人の人間が日本からはるか離れたローマまでやって来て、 初志を貫き、 叙階を前にひれ伏している姿を思い浮かべてほしい。 ローマに来て、 いろいろな教会をめぐって写真を撮って思い出を作るだけでは、 さびしい巡礼である。 司祭を生み出す日本の教会として成長していくことを殉教者たちから学ぶ巡礼にしなければ意味がない」 と話された。 その後、 テルミニ駅近くのサンタ・マリア・マジョーレ教会、 城外の聖パウロ教会を訪れた。
岡田大司教が教皇に聖遺物を
11月25日 快晴
この日は、 公式巡礼団のメンバー170人が全員揃う唯一の日であり、 教皇の一般謁見と聖遺物の献呈(けんてい )の日でもあり、 朝早くから夜遅くまで、 プログラムが組まれた日となった。
まず教皇の一般謁見から一日がスタートした。 謁見は午前10時半からだが、 席の確保のために午前8時過ぎには、 バチカンに到着し、 セキュリティーチェックを待った。 すでに大勢の巡礼者が到着していた。 午前8時半から入場のための手荷物検査とセキュリティーチェックが始まり、 謁見の開始を待った。 午前10時半を少し回った頃、 パウロ6世ホールの下手から、 教皇ベネディクト16世が登場し、 謁見が始まった。
ダニエル書の一節が複数の言語によって朗読され、 教皇はイタリア語で 「サン・ヴィクトル修道院の二人の神学者」 について、 教話を行なった。 その後、 英語圏のグループとして、 公式巡礼団が紹介され、 教皇は「福者ペトロ岐部と187殉教者の列福一周年を記念するために来られた日本の司教と巡礼者の皆様を心から歓迎申し上げます」 とメッセージを英語で読み上げた。
謁見終了後、 壇上の日本の七人の司教たち (岡田武夫大司教、 高見三明大司教、 地主敏夫司教、 菊地功司教、 大塚喜直司教、 溝部脩司教、 押川壽夫司教) と教皇大使アルベルト・ボッターリ・デ・カステッロ大司教は、 教皇に直接挨拶をした。 その際、 巡礼団の団長である岡田大司教より教皇に、 殉教者の聖遺物が献呈された。
殉教者によって集められた多彩な顔ぶれ
昼食後、 聖ペトロ大聖堂を見学し、 午後4時半より聖ペトロ大聖堂の裏にある 「家族の母である聖マリアの聖堂」 (一般開放されていない聖堂で、 バチカンの行政庁付属の聖堂) において、 岡田大司教主司式のミサが行なわれた。 ミサには、 日本の司教たちとカステッロ大司教の他、 元駐日教皇大使館参事官で現在、 ガーナの教皇大使であるレオン・カレンガ大司教も共同司式に参加された。 またバチカン市国行政長官、 ジョヴァンニ・ラヨロ枢機卿と駐バチカン日本大使の上野景文氏も臨席された。
説教で溝部司教は、 1年前の列福式から遡(さかのぼ)ること、 40年近く前からそのための準備が始まっていたこと。 途中の道のりは決して平坦(へいたん )なものではなく、 多くの先人の地道な調査と忍耐強い積み重ねが列福式につながっていることを指摘した。 そして列福のために尽力した先人の多く (フーベルト・チースリク神父、 結城了悟神父、 片岡弥吉先生など) は、 列福式を見届けることなく、 神のもとに召された事実から、 私たちの使命を考える必要を説いた。 私たちの信仰の歩みも自分が完全に支配できるわけではなく、 真の支配者がすべてを完成するということへの委託だけが最後に残ることを私たちも受け継いでいこうと参加者一同に訴えかけた。
説教の終りに、 今、 ひとつの聖書の箇所を思い起こしていると話された。 それは、 マタイ福音書の5章15節 「ともし火をともして、 升の下に置く者はいない。 燭台の上に置く。 そうすれば、 家の中のものすべてを照らすのである」 という箇所で、 列福とか列聖などのために向けられる労力の意義をこの箇所から汲み取っていく可能性を問いかけ、 説教を締めくくった。
ミサ後、 夕暮れの聖ペトロ大聖堂のドームを眺めながら、 システィーナ礼拝堂へと向かい、 ミケランジェロの傑作、 「天地創造」 と 「最後の審判」 を鑑賞した。
夕食は午後8時半から、 バチカンからの招待者 (福音宣教省長官イヴァン・ディアス枢機卿、 バチカン図書館前館長ラファエレ・ファリーナ枢機卿をはじめ、 列福申請事務に尽力された恩人たちなど)、 駐バチカン日本大使の上野景文氏、 ローマ在住の司祭、 修道者、 カステッロ大司教、 カレンガ大司教と巡礼団がともに食卓を囲んだ。 巡礼団からマンドリン演奏が披露される一幕もあり、 和やかな雰囲気の中、 夕食会が進行し、 お開きとなった時は、 すでに午後11時に近い時間であった。
ザビエルゆかりの教会でミサ
11月26日 晴れ
この日は、 すでに帰国の途に着いたグループや次の巡礼地のアッシジに向かったグループもあったが、 ローマを巡礼中のグループは、 ジェズ教会でミサを行なった。 高見大司教が主司式、 説教を菊地司教が行ない、 その中で 「自分はローマで生活した経験はないが、 機会があって、 ローマに来た際には、 このジェズ教会に来ることを心がけている。 いつもは一人で祈るだけだが、 今日は巡礼団と共にこの日本の宣教の原点とも言えるザビエルゆかりの教会でミサをささげることができ、 感激している。」 と話し、 米沢の殉教者の中の一人、 パウロ西堀式部が、 殉教を前にしてなお、 貧しい者に施しをするよう配下の者に依頼するエピソードを紹介し、 「いつも目標を見据えて、 揺るがない信仰を殉教者から学びたい」 と締めくくった。
あわただしいローマでの日程であったが、 晴天に恵まれ、 参加者はそれぞれに感じたことを持って、 帰国したことと思われる。 生活の場に散っていった今回の巡礼の参加者を見つけたら、 いろいろ思い出話を聞き出してみてください。
教区司祭紹介 第1回
ルカ 荒井金蔵神父
1918年1月8日 浅草に生まれる
1947年12月22日 司祭叙階
現在、 東京教区司祭で最長老が荒井金蔵神父です。 教区司祭紹介の第1回目は、 この方をおいて他にはいないということで、 お話を伺いました。
お名前について
浅草教会の司祭であったルカ外岡金声(とのおかきんせい)神父から 「金」 の一字と洗礼名を、 父親の一字の 「蔵」 をもらったのだそうです。
召命のきっかけ
召命のきっかけは、 パリ外国宣教会のリサラグ神父が、 荒井家を訪れて、 子供たちの中から誰か関口 (小神学校) で勉強させたいが、 という申し出を受けて、 召し出しの道を歩み始められたとのこと。 荒井神父は、 9人兄弟で、 男の兄弟は5人だったとのことです。 そんなことからリサラグ神父は、 荒井家に申し出たのだろうと推測されていました。
神学校の思い出
神学生時代は、 日本の戦前、 戦中、 戦後にわたるもので、 日本という国の大きな変換期と重なること、 戦前はパリ外国宣教会が運営主体の神学校、 戦中はその神学校が焼失してしまったための函館の男子トラピスト修道院への疎開、 戦後はイエズス会が運営主体の神学校を体験したことは、 非常に貴重な体験であったと話されました。
特にトラピスト修道院で過ごした2年間は、 楽しかったと懐かしそうに話してくださいました。
一つのエピソード
戦争の際には、 召集され、 中国に送られたそうです。 天津近くで負傷し、 入院した際、 手術ミスなど偶然が重なり、 診断した一人の軍医から 「キリスト教か?」 と尋ねられ、 「君を召集解除にする」 と言い渡されたのだそうです。 本来であれば、 退院後は原隊に復帰しなければならないそうですが、 軍医の判断によって、 日本に戻り、 除隊となったということです。 もしあのまま召集解除になっていなければ、 今の自分はないということでした。 その軍医のご子息も南方の戦線で負傷したとのことで、 そんなことも召集解除に関係していたのかもしれないということです。
今、 司祭として生を受けているのは、 このことがあったからで、 自分はそこに神の摂理を強く感じているとのことでした。
司祭とは
荒井神父様にとって 「司祭職とは」 という問いには、 「信仰のいのち」 と答えられました。
司祭として信仰に生き、 信者へ神への信仰を伝える。 ということだそうです。
後輩の司祭たちへの言葉
祈りの中で、 召命の原点、 司祭職の本質と、 しっかりと向かい合うこと、 交わりの中で司祭職を果たすことを大切にしてもらいたい。
好きな聖書の箇所
ヨハネ福音書6章の 「わたしをお遣わしになった方の御心とは、 わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、 終わりの日に復活させることである。 わたしの父の御心は、 子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、 わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである」
神学生時代が戦前、 戦中、 戦後にわたり、 戦後初の司祭叙階という経歴、 神学生時代のパリ外国宣教会カンドウ師の指導、 トラピスト会、 イエズス会という多様な出会いの中での養成体験、 戦争をはさみ、 日本がたどった価値観の大きな転換などが、 荒井神父の司祭職に影響を与えている。 インタビュー中、 「時代の流れ」 という言葉が、 要所要所に出てきた。 「時代の流れの中で司祭としてキリストへの信仰を伝える使命に生きる」 ということがいつも荒井神父の心の中心にあることがよく伝わってきました。
これからもお元気で。
訃報 金井 久 神父
東京教区司祭マルコ金井久神父が、 12月4日、 前立腺ガンのために帰天した。 79歳。 金井神父は1930年3月3日、 長野県上田市生まれ。 64年3月に司祭叙階後、 成城教会助任、 世田谷教会助任を務め、 70年より北町教会主任および北町カトリック幼稚園園長に。 ほか西千葉教会管理者や関町教会主任として司牧に務めた。
またカトリック社会司教委員会秘書、 教区社会部責任者、 典礼部音楽小委員会責任者などを歴任し、 白百合女子大学、 浦和明の星学園で教鞭を執り、 2007年司祭の家に入った後も、 講座活動などを行っていた。
典礼音楽への造詣(ぞうけい)の深さから数々の著名音楽家とも広い親交があり、 近年では三枝成彰氏作曲の日本語レクイエムを演奏会の中だけではなく、 本当のミサの中で行なうためにと尽力し、 毎年死者の月である11月にカテドラルで 「亡くなった全ての人のミサ」 として多くの演奏家たちと共に自ら司式を執り行い、 多くの人に深い感動を与えていた。
50周年記念感謝ミサ 北町教会・高輪教会
北町教会
北町教会が11月29日の午後、 創立50周年の記念ミサと祝賀会を行なった。 北町教会は、 昨年11月30日より一年かけて、 この日の準備を重ねてきた。 この間、 講演会、 チャリティーコンサート、 米沢の殉教地への巡礼、 聖堂改修工事などが実施された。
今年の11月は、 教会創立50周年を祝う教会が結果として集中した。 北町教会は、 その最後を飾ることとなった。 北町教会は、 献堂時の聖堂で50年を祝ったことも一つの特徴かもしれない。
北町教会は、 50年前の4月5日、 聖アンドレアを保護者とする教会として誕生した。 初代の主任司祭は、 故洗礼者ヨハネ徳川泰國神父であった。
当時の例にもれず、 ケルン教区からの多大な援助をいただいた。 今年一年の準備は、 ケルン教区への恩返しとして、 ミャンマーの教会への援助を愛の献金として捧げてきた。
献堂50年の記念ミサは、 岡田大司教の他、 主任司祭経験者、 豊多摩北宣教協力体の司祭、 ミラノ外国宣教会ともに祭壇を囲んだ。 聖堂は現在所属している信徒、 かつて所属していた信徒も含めて、 聖堂に入りきれないくらい集まり、 旧交を温めた。
ミサ後は、 聖堂内で記念撮影を行ない、 信徒会館、 幼稚園園舎などに会場を移し、 祝賀会が開かれた。 2代目の主任司祭の寺西英夫神父の発声で乾杯が行われた。 途中、 五十嵐秀雄神父があいさつに立った。 「自分が主任司祭だった時、 北町教会の50周年を前に、 病気のために離任することになり、 心の片隅に引っかかっていたが、 今主任司祭を務めている青梅教会の50周年を先々週の日曜日に祝ったので、 ちょっとほっとしている」 とユーモアを交えて話された。
教会学校の子供たちやコール・シャロームの歌が披露された。 最後に参加者全員で 「アーメン・ハレルヤ」 を合唱して、 祝賀会はお開きとなった。
高輪教会
日本で初めて行われた列福式から一周年を翌日に控(ひか )えた11月23日、 高輪教会で献堂50周年を記念する感謝のミサが行われた。 高輪教会は江戸の殉教地に近く 「殉教者の元后(げんこう)」 を守護聖人としている。 また毎年行っている 「江戸の殉教者記念祭」 も今年50回目を迎えるなど、 殉教者と縁の深い教会である。 ミサは幸田和生司教をはじめ、 設立時より20年にわたり当教会を管理してきたスカボロ外国宣教会から総長代理として来日したカーテン神父、 歴代の主任司祭のほか、 宣教協力体の司祭など11名による共同司式で行われた。
幸田司教は福音朗読に登場する神殿に触れ 「先日の日韓司教交流会で一人の在日韓国人2世の話を聞きました。 大学卒業後、 韓国に留学した彼は、 政治犯として死刑判決を受け、 本も新聞も読むことができない独房で服役することとなるのですが、 ある時一冊のパンフレットが投げ込まれたそうです。 それがマルコ福音書で、 彼は何度も読み返し、 イエスについていこうと思ったそうです。 その後洗礼を受けた彼は、 13年間服役したのち釈放されたのですが、 神と出会うことができた13年間に感謝しているそうです。 神殿は人と神が出会う場所、 神が共にいてくださる場所ですので、 彼にとっては刑務所が神殿だったのかもしれません。 高輪教会が人と神が出会う場所である神殿であり、 信仰と愛の満ちている教会として成長するように祈ります。」 と話された。
ミサ後の記念式典で高輪教会主任司祭の古川正弘神父は 「今日は喜びの日。 私たちの祈りが結晶した日と言えるでしょう。 司教様はじめ、 お越しくださった皆様と記念誌発行やパーティー等、 準備に携わってくださった全ての皆様に感謝します。 どうかこの喜びを分かち合ってください」 と挨拶した。
ミサ、 感謝の式典後はホールと中庭で信者による手作りの、 喜びと感謝で満ち溢れたパーティーが行われた。 (郡司 誠)
CTIC カトリック東京国際センター通信 第138号
宣教者であること
私は聖母被昇天修道会アソシエーツのミショナリーメンバー(AMA|フィリピン)として、 2000年に日本に来ました。 AMAは聖母被昇天修道会が指導養成する信徒宣教者のグループで、 東京大司教区からの要請によって私はカトリック東京国際センター(CTIC)で働くために派遣されたのでした。 日本に在住する外国人が増えるにつれて、 彼らは数知れない困難にぶつかっていました。 合法的在留資格に関係する諸問題ばかりでなく、 日常生活、 結婚生活、 子育てと教育、 労働条件、 信仰生活、 健康など色々困難がありました。 多くは生活費を稼ぐために来日した人々ながら、 住み慣れた故国の文化から引き抜かれて異国に来て、 淋しさとホームシックと疎外感に悩んでいました。 新しい環境の中で一体どうすればよいのか、 どのように感じればよいのか、 何がまともで意味があるのかわからずにいました。 それでCTICは、 彼らが尊厳を持って日本で意義のある生活ができるように支えるためのプログラムとサービスを提供して、 彼らに寄り添って共に歩む使命に励んでいます。
移住者たちの諸問題と痛みに直面して、 宣教者としての私の仕事は相反することの混合でした。 課題は容易さと困難の両方あり、 やりがいのあることとフラストレーション、 時によっては大いに元気が出ることと、 押しつぶされるようなこととがありました。
宣教者として、 私は最初にフィリピンで田舎の貧しい学校の先生として2年間宗教を教えました。 同時にその村でのソーシャルワーカーでもありました。 その頃は自分を宣教者だとは決して思っていませんでした。 大学を出たばかりで、 何か本当に実入りの良い職に就く前に、 これからの専門職に役立つような経験をしておきたいと思っただけでした。 天職のための、 ちょっと小手調べのような軽い気持ちでした。
この時の2年間の宣教者職は、 私の生涯で最良の時となりました。 私は深い恋愛に落ち込んでしまったのです! それは永久にご自分の民に忠実な神様、 決してご自分の民を苦しみと貧困の中に捨て置かれない神様との恋愛です。 その村での2年間が過ぎた時、 私の生涯には新たな方向転換が必要だと自分でわかっていました。 今回の目標は職業を決めるだけの事ではなく、 自分の召命を生き抜くことでした。 心では既に 「はい、 ここに居ります」 と、 恵まれない村人たちの只中で体験した麗わしい神さまに、 答えていました。 そこで、 私は以後12年間、 あるNGOで、 日本からフィリピン人移住者のために働いて欲しいとの要請が来るまで、 働いていました。
この日本での宣教者としての体験は、 人は皆それぞれ神様から呼ばれているという、 より深い真理を私に分からせてくれました。 私たちは皆、 神に向かって行く途上にあるのです。 わたしたちの召命は、 既婚者でも、 単身者でも、 修道者でも、 一般信徒でも、 「はい、 み前におります」 という言葉に要約されるでしょう。 モーセを燃える柴の中から神が呼ばれた時、 あるいはイザヤが 「誰を遣わそうか?」 との声を聞いた時、 彼は 「ここに居ります」 と答えました。 私が理解したのは、 宣教者であるということは、 自分の才能、 手腕、 方策、 又はいたらない自分自身、 そして弱さや傷ついた心さえもすべてを打ち込んで、 他の人々、 特に恵まれない人々への奉仕に尽くすこと、 皆に希望をもたらし、 神がご自分の民を無条件に慈しみ深く愛してくださることを、 目に見えるように表わして証人になることだと思います。
今、 また別の生き方を始めるためにフィリピンに帰る準備をしながら、 自問しています。 「私がためらいながら 『主よ、 ここに居ります。 私を遣わせて下さい。』 と言った時以来、 私に何が起こったのだろうか?」と。 宣教者としての私に、 ナイトクラブのエンタテイナーの苦闘や、 拘束されている人たちの苦しみ、 痛めつけられた女性たち、 訴えられて法廷で裁かれる人たち、 見捨てられた子どもたち、 未婚の母、 孤独で淋しい人、 病院で終末を迎える人、 生活困窮者、 故郷の家族の元に帰りたいが不可能な人、 生きることの意味を失った人などとともに、 寄り添って歩む機会がありました。 彼らは異国の地で、 疑いと恐れに立ち向かって戦っています。 彼らは私が出会った中で、 最も美しい人たちです。 なぜなら、 神でありながら人として苦難を受けられたイエスのように、 彼らは自分たちの人間性-弱さや苦しみに触れてそれと戦ったからです。 神との取っ組み合いで負けて足を痛めたヤコブのように、 彼らは自分たちの戦いに敗れて傷つきながらも謙虚に足を引きずって出てきますが、 心の深みの中で神に触れられたこと、 神に出会ったことを知っています。 このような美しい人々と共に歩んで、 私はとても豊かにされ、 祝福されたことを感じています! (アグネス・ガッパタン)
カリタスの家だより 連載 第19回
11月22日に 「東京カリタスの家子ども相談室」 が主催、 東京カテドラルケルンホールで開催されたシンポジウム 「ダウン症児の未来に向けて」 に参加させていただきました。 まず、 ダウン症のお子さんを育てられたお母様のお話、 次に、 日本ダウン症協会理事長である玉井邦夫先生(大正大学)の講演、 最後に参加者の方を交えたディスカッションという構成でした。
シンポジウム冒頭のお母様の話を聴いた後、 現在の社会においてマイノリティとして生きるとはどういったことなのか考えさせられました。 私たちが今生きている社会は、 基本的にマジョリティの特性に準拠して作られています。 公共施設や交通機関の設備設計、 工業製品の規格設定、 教育や法律などの制度策定など、 全てにおいて 「五体満足かつ平均的知能レベル」 であるマジョリティがその使用者・対象者として想定されています。 そのような社会はマジョリティにとっては便利である一方、 「五体満足かつ平均的知能レベル」 という基準から外れた人々に対して過酷な側面も確実に持ち合わせています。 そのような社会の中にあって真面目に勤務をこなし、 豊かな趣味をもって生き生きと生活しているご本人の力、 そして、 ご本人をそこまで育ててこられたお母様の力、 さらには、 支援をしてこられた学校・職場・地域など周囲の人々の温かさ、 そうした様々なことが聴く者に伝わってくるようなお話でした。
玉井先生のお話は、 専門的な内容を大変分かりやすく、 しかし決して浅いレベルで留めずに、 参加者の方々に伝えるものでした。 ダウン症の方に多いとされる認知機能の特性についてお話される際にも、 まず心理学についての基礎知識を簡潔に説明されてから本題に入られます。 ですから、 予備知識ゼロでお話を聴いていても、 ダウン症の方がどのような世界を生きているかが頭に浮かんでくるようです。 また、 青年期以降のダウン症の方にときおりみられる 「退行」 と呼ばれる現象についても、 現場での経験や最新の研究知見を盛り込んだ説得力ある議論を通じて、 「必ず回復する」 という主張をなされています。 これは、 家族の方はもとより、 教育・医療・福祉など多くの分野で働く方々にも希望を与えることと思います。 さらには、 玉井先生ご自身がダウン症のお子さんをお持ちだからでしょうか、 ダウン症の子ならではの子育ての苦労など、 きれいごとだけでは済まない現実について触れたお話もありました。 そうした誠実さが、 会場に来られた保護者の方々の共感を呼んでいたように思われます。
最後のディスカッションにおいても、 保護者や教育関係者の方々の質問に対して、 誠実に分かりやすい言葉を使って答えられる玉井先生の姿勢は一貫しており、 質疑のやりとりを聴いているだけでも多くのことを学べる、 実り多いシンポジウムだったと思います。 (岩田 鐵夫)
新連載 日本カトリック海外宣教者を支援する会
日本の教会から海外に派遣されている宣教者は、 2009年6月現在で336名を数え、 その内訳はシスターが277名、 司祭・修道士が47名、 信徒宣教者が12名となっています。 これらの宣教者を祈りとささやかな経済的援助で支えようというのが 「日本カトリック海外宣教者を支援する会」 というグループです。
マリア会の故梶川宏神父は、 世界のあらゆるところで紛争・疫病・貧困などのために苦しみ、 悲しんでいる人々とすべてを分かち合い、 キリスト者としての証しを実践しているこの宣教者たちのことを一人でも多くの人々に知らせようと、 「世界に生きる-海外日本人宣教者のたより-」 という本を1982年3月に出版されました。 それを契機に神父とこの出版に協力した信徒たちが集まり、 継続的にこれらの宣教者を支援する組織を作ることにしました。 1982年9月、 全国司教会議の承認を得て、 カトリック移住協議会の一組織として 「海外宣教者を支援する会」 は誕生しました。 2001年からは中央組織の再編によりカトリック司教協議会の公式承認団体として活動を続け、 今年で28年目を迎えています。 現在、 沖縄教区の押川壽夫司教が顧問司教を、 ローシャイタ神父 (S・J) が会長を務めています。
会の運営には神父 (1名)、 シスター (2名) を含む15名の委員が当たり、 事務局を設けて (文末参照)、 支援会員や宣教者とのコンタクトが常時取れるようにしています。 年4回機関紙 「きずな」 を発行し、 国内の約2,550名の会員と海外の宣教者に配布しています。 この 「きずな」 は、 宣教者と会員の間を結ぶだけでなく、 多くの関係者を結ぶ絆として評価されています。 また、 帰国された宣教者との分かち合いの機会を随時持っています。 宣教者の支援については、 会員その他の献金と寄付により、 年間約1,000万円の予算を組んでおり、 その実施状況は毎号の 「きずな」 に掲載しています。
〒106-0032 東京都港区六本木4-2-39
電話 03-5770-8753FAX 03-5770-8754
Eメールkaigai-senkyo@cronos.ocn.ne.jp
URLhttp://www.kaigai-senkyo.jp
第1回 日本カトリック神学院祭
今年4月から新しい体制がスタートした日本カトリック神学院の第1回目の神学院祭のために、 東京キャンパスを訪れた。
一般に言う学園祭とは、 ひと味違った雰囲気が感じられた。 特別目を引くポスターや飾り付けがあるわけでもなく、 色付き始めた木々に囲まれた、 静かな環境の中での神学院祭だった。 スータン姿の神学生たちに迎えられ、 案内された聖堂は、 いつの間にかいっぱいになっていた。
東京キャンパスの責任者の松浦信行神父主司式のパワー全開のミサ。 説教は絵本を使って子供たちに語りかけた。 きっとその子どもたちの中に未来の神学生がいたことだろう。
日本カトリック神学院院長の牧山強美神父の 「司祭年」 にあたっての講演会は、 司祭の道を目指す若者たちへのメッセージだと感じた。 信徒の時代とはいっても、 司祭の役割は大きい。 今の時代の流れの中で神学生を養成することは大変なことだとつくづく感じる。 しかし神学生たちと共に生活し、 養成に関わる司祭たちの中に細やかな心遣いが存在していることを感じさせる内容だった。
ミサ後には、 神学生たちが子供たちを手品やマジックバルーンで楽しませたり、 九州から来ている神学生の 「東京ジャック」 なるバンドが演奏をしたり、 普通の若者としての神学生の姿も垣間見られた。
このような若者たちが、 共同生活を営みながら、 人間的な豊かさを身につけ、 知的、 霊的な養成を受け、 一歩一歩司祭への道を歩んでいる。 神学生をさまざまな人たちが見守っている。 そんなことが強く感じられた、 穏やかな秋の一日であった。 (豊島教会 古谷一枝)
お知らせ
世界病者の日ミサ “主が触れてくださる”
現代のさまざまな病気や苦しみのうちにある人のために祈り、
医療・福祉施設で働く人を励ますためにこのミサを捧げます。
日時:2010年2月11日(木・祝日)13:30
場所:東京カテドラル聖マリア大聖堂
司式:東京大司教 岡田武夫 (主催:カトリック東京大司教区)
問合せ:カテドラル事務所 Tel:(03)3941-3029
ミサ後、親睦を深めるため、関口教会信徒会館1階中会議室にて、ささやかですが茶菓の席を設けます。是非お立ち寄り下さい。
前教皇ヨハネ・パウロ2世の発意によって、1993年から毎年2月11日(ルルドの聖母記念日)は「世界病者の日」と定められています。
ニューイヤー・オルガンと管楽器のコンサート
平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。(1月1日:カトリック世界平和の日
オルガン:ミケーレ・マンガネッリ
管 楽 器:トランペット/オーボエ/フルート
日時:2010年1月11日(月) 19:00開演(開場18:30)
入場無料 (これからのオルガン演奏会維持のために献金をいただけましたら幸いです)
主催:カトリック東京大司教区 (東京カテドラル聖マリア大聖堂)
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
南無アッバのミサ
1/9 2/13 3/13 (土) 14:00~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩 1分)
司式:井上洋治神父 (東京教区)
問合せ (申込不要):駒沢Tel/047-362-8570
e-mail:nk3737@yahoo.co.jp
詳細は 「風(プネウマ)」
http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm
「南無アッバミサ」 スタッフより
http://namuabba.blog116.fc2.com/
いやしのためのミサ
1/10 2/14 3/14 (第2日曜日) 14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾 4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940 詳細は
http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
ファティマの初土
1/2 2/6 (毎月第 1土曜日) 13:00~15:00
世田谷聖母幼稚園・大聖堂 (2F)で (地下鉄半蔵門線東急田園都市線 桜新町駅北口 徒歩 8分)
内容:ミサ、 ロザリオ、 赦しの秘跡、 聖体賛美 静かに祈りたい方どなたも参加可能
司式:ペトロ神父 (フランシスコ・カプチン会)
持ち物:ロザリオ、 上履き (スリッパ) 自由献金
問合せ:新垣 Tel/042-525-4817
e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp
※ 2/6場所変更あり上記要問合せ
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
1/16 2/20 (毎月第3土曜日) 15:00~ 祈り 16:00~ミサ
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町 2-22 Tel/03-3269-2405 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
どなたも参加可
信徒のための黙想会
1/23 (土) 16:00~1/24 (日)16:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院 (黙想の家) で
テーマ:神の現存のなかに生きる
指導:冨来正博神父 (マリア会)
費用:¥5,500
申込:汚れなきマリア修道会 シスター高尾
〒194-0032 町田市本町田 3050-1 Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317
「神のうちの真のいのち」 祈りの集い・東京
1/9 2/6 (土) 14:30~15:30
四谷サンパウロ東京宣教センター4F 聖パウロ記念チャペルで
内容:ロザリオほかの祈り
ゆるしの秘跡とミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)
問合せ:Tel/090-1107-8250 (菅原)
入場自由、 無料
「神のうちの真のいのち」 証しの集い
2/27 (土) 14:00~17:00
麹町教会横 岐部ホール4F 404号室で
内容:講話-ハンス・エンデルレ、菅原悟
ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)
問合せ:Tel/03-3352-2481 (エンデルレ書店)Tel/090-1107-8250 (菅原)
入場自由、 無料
みことばと食事にいやしの時を求めて
(1) 1/23 (土) 19:00~1/24 (日)ミサまで
(2) 3/13 (土) 19:00~3/14 (日)ミサまで
礼拝会練馬(カサ・デ・ティベリアス)で (練馬区南田中 2-2-4)
同伴者:シスター佐藤君江 (礼拝会)
費用:¥1,000/回
持ち物:一泊の必要品
申込:礼拝会 シスター佐藤君江 Tel/03-3489-5202
e-mail:skimieber@yahoo.co.jp
黙想と祈りの集い-テゼの歌による祈りの集い-
1/20 (水) 10:30~12:00
援助修道会 本部修道院聖堂で (新宿区市谷田町 2-24 JR・都営新宿線市ヶ谷駅徒歩 7分・有楽町線市ヶ谷駅 5番出口徒歩 3分)
問合せ:Tel/042-576-0623
e-mail:aozora-no-sita@jcom.home.ne.jp大村竜夫
どなたも参加可能 子ども連れ大歓迎
2ヶ月に1回祈りの集い実施
聖書深読
1/23 (土) 16:30~
メルセス会第4修道院で
内容:聖書深読、 教会の祈り、 夕食を共にしながら分かち合い
対象:祈りたい方どなたでも
問合せ:〒166-0003 杉並区高円寺南 5-11-35 メルセス会第 4修道院
18:00~20:00 に Tel/03-3315-1550
祈りへのさそい
2/26 (金)18:00~2/28 (日) 15:00
メルセス会日野修道院別館で (日野市程久保 4-7-2 Tel/042-591-0342)
対象:祈りたい方どなたでも
指導:シスター渡辺多賀子 (メルセス会員)
費用:¥7,000 (全日程参加不可能な方は相談を)
申込:2/12 (金)までに下記へ
問合せ・申込:電話または Fax で Tel・Fax/03-5377-1457 シスター渡辺多賀子
新年の黙想会
1/30 (土) 15:30~1/31 (日) 16:00
師イエズス修道女会祈りの家で
テーマ:「恵み」
対象:未婚のカトリック女性信徒 奉献生活 (特に在俗会) について関心のある方
指導:山内堅治神父 (聖パウロ修道会)
参加費:¥6,500
申込・問合せ:1/23 (土) まで下記へ
〒160-0011 新宿区若葉 1-5 聖パウロ修道会 管区修道院内 聖マリア・アンヌンチアータ会担当者 Tel/03-3351-5135 Fax/03-3351-8606
e-mail:sspprov@sanpaolo.or.jp
http://www.sanpaolo.or.jp/paul/annunziata/index.html
ベタニアの集い
(1) 1/24 (日) 9:45~16:00 参加費:¥500
(2) 2/20 (土) 15:00~2/21日 (日) 16:00 (1泊 2日) 参加費:¥2,000
ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ修道院で (中野区江古田 3-15-2 徳田教会練馬区豊玉中1-39-1の奥)
徳田教会のミサに参加可能
対象:生き方を求めている独身女性信徒
申込:聖ベルナデッタ修道院 シスター菊池・國定 Tel/03 -3991-3403
召命黙想会 -呼びかけを信じてⅡ―
2/20 (土) 13:30~2/21 (日) 16:00
ナザレ修女会エピファニー館で (三鷹市牟礼 4-22-30)
指導:ディンド・サンティアゴ神父 (神言会)
対象:35歳位までの未婚女性
費用:社会人¥4,000 学生¥3,000
申込:2/16 (水) までに下記へ
申込・問合せ:聖ウルスラ修道会東京修道院 (武蔵野市吉祥寺本町 4-27-18) シスター石井 Tel・Fax/0422-56-9889
e-mail:kiyomiosu@yahoo.co.jp
一日黙想会-知っていますか?ありがとうの心-
1/31 (日) 10:00~17:00
無原罪聖母宣教女会 (東京修道院) で (世田谷区深沢 8-13-16)
対象:20~30代の未婚女性
参加費:¥500 (弁当代)
申込・問合せ:シスタージスレンTel/03-3701-3295
シスター佐藤 Tel/048-573-3745
e-mail:dtmic2008@yahoo.co.jp
「来て、 見なさい」 プログラム
私が私らしく生きるために ~自分の将来を真剣に祈る~
内容:一日黙想会と 2泊 3日黙想会を1シリーズとし、 自分の将来について集中して祈り考える企画
対象:40歳前後までの独身女性
会場・会費:第 1回~第 3回マリアの御心会信濃町共同体で 会費 ¥1,000 (昼食付き)
第4回長野県富士見 マリアの家で (マリアの御心会・山の家) 会費 ¥12,000
申込締切:第1回~第3回は、 開催日の3日前まで第4回は 4/16 (金) まで
*各回ごと黙想会のみ参加も可能だが、 継続的な参加を勧める
申込:電話にてマリアの御心会信濃町共同体へ Tel/03-3351-0297
第1回1/17 (日) 10:00~16:00 サリ・アガスティン神父 (イエズス会)
-私はあなたを創造した- 「私の人生の目的・神さまの深い望みはなに?」
第2回3/14 (日) 10:00~16:00 森一弘司教
-おことばのとおり、 この身になりますように- 「私に与えられた使命は何?」
第3回4/18 (日) 10:00~16:00 塩谷恵策神父 (イエズス会)
-私があなたを選んだ- 「わたしの呼ばれている道は?結婚・独身・修道生活」
第4回2泊 3日黙想会 5/1 (土) 15:00~5/3 (月) 15:00 英隆一朗神父 (イエズス会)
「私が私らしく生きるために」 -自分の将来を真剣に祈る-
講座・研修会
テイヤール・ド・シャルダン研究読書会
1/19 2/2 2/16 (火) 19:00~20:00
カトリック松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅徒歩 5分)
テーマ:「人間の未来-人類行動~問題の核心」
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
教材:当方で用意 (テイヤール 「人間の未来」 みすず書房ある方は持参)
参加無料 申込不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
信徒の月例会 -神学と教理-
以下共通 (土) 14:00~ (16:00 主日のミサ)
カトリック麹町教会 アルペホールで
指導:岩島忠彦神父 (イエズス会)
申込不要
問合せ:Tel/03-3263-4584
1/16 テーマ:秘跡論-私たちの生に寄り添う福音の恵み
2/27 テーマ:終末論-神が始められたことは、 必ず神が完成してくださる
講座案内
以下共通 キリスト・イエズスの宣教会で (江戸川区南小岩 6-25-6)
申込・問合せ:シスター ベアトリス Tel・Fax/03-5889-3055
よりよい家庭を求めよう -少人数の 8回講座-
毎月第 1・3木曜日 10:00~12:00 または第 1・3金曜日 19:00~21:00
内容:家庭とは-夫婦親子の理解-子どもの成長段階 自分とは-愛することなど
聖書のこころ -日常生活を深めよう-
毎月第 1・3月曜日 10:00~12:00 または第 2・4水曜日 19:00~21:00
ようこそ 「自分の将来を考えている方」
毎月第1土曜日 14:00~16:00
聖書朗読と静かに祈ろう
毎月第 3 土曜日 14:00~16:00
カルメル講座
以下共通 カトリック上野毛教会 信徒会館で (世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線上野毛駅徒歩 6分) 担当:中川博道神父 (カルメル修道会) どなたでも いつからでも参加可能 問合せ:Fax/03-3704-1764
e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
カルメルの霊性に親しむ
-カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探す-
〈朝クラス〉1/19 2/23 3/9 (火) 10:30~12:00
〈夜クラス〉1/22 2/26 3/12 (金) 19:15~20:45
キリストとの親しさ -出会いの神学-
〈朝クラス〉1/5 2/9 3/2 (火) 10:30~12:00
〈夜クラス〉1/8 2/12 3/5 (金) 19:15~20:45
朗読を学びませんか!-ミサにおける聖書朗読-
1/13 1/27 2/3 2/24 3/3 3/17 3/24 3/31 (水) 13:30~15:30
サンパウロ宣教センターで (四谷 三栄通り)
朗読を深めるための講話:南雲正晴神父 (典礼神学・フランシスコ会)
朗読講師:森川靄子氏(元NHKアナウンサー)
費用:¥24,000 (当日支払 資料代込み)
問合せ:Tel・Fax/03-3470-2772
申込:住所・氏名・Tel・Fax番号を記載して Fax/03-3470-2772 ぶどうの枝へ 担当:須藤
CWC勉強会
以下共通 真生会館 1階第 1会議室で 会費:¥500/回
聖書深読入門
1/12 3/9 (火) 10:30~
講師:九里彰神父 (カルメル会)
問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤
旧約聖書を読む会
1/18 2/8 3/8 (月) 10:30~
講師:前島誠 (ユダヤ教・聖書学者)
問合せ:Tel/048-864-2805 斎木
臨床パストラル教育研究センター主催研修
-スピリチュアルケア・カウンセラー資格認定を目指す方、 スピリチュアルケアを知りたい方-
(1)オリエンテーション
1回目 1/17 (日) 9:30~16:00 サンパウロ宣教センター 2階会議室で
2回目 2/21 (日) 9:30~16:00サンパウロ宣教センター 4階チャペルで
参加費:¥2,000
申込: 参加日程・住所・氏名・Fax・Tel番号を記載し Fax/047-348-2884 浅井へ
(2)科目Ⅰ (人間関係とコミュニケーション・傾聴) 5日間
1回目 1/31 (日)~2/4 (木) 9:30~17:30サンパウロ宣教センター4階チャペルで
2回目 3/18 (木)~3/22 (祝) 9:00~17:00 ニコラ・バレ105号室で
問合せ:Tel・Fax/050-3603-1342田中
ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等
下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
5会場での勉強会 |
全会場同一条件 13:30~15:00 指導:泉富士男神父 (東京教区) 会費:¥500 程度 申込不要 1/5 (火) 加藤英雄神父 (高幡教会) 2/2 (火) 泉富士男神父 3/2 (火) 加藤英雄神父 立川教会で 1/12 2/9 (火) ビ・モンタント東京事務所で 1/15 2/19 (金) 高輪教会で 1/19 2/16 (火) 三軒茶屋教会で 1/27 (水) 泉富士男神父 2/24 (水) 安次嶺晴実神父 (喜多見教会) 成城教会で |
聖書通読講話会 |
以下共通 土曜日 13:30~15:00 サンパウロ東京宣教センターで(JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651) 対象:会員外もふるって参加を 世話人:浜端 Tel/042-623-1469 1/9 3/6 「パウロの手紙」 鈴木信一神父 (パウロ会) 2/6 「創世記」 第 1回 (全12回) 泉富士男神父 (東京教区) |
パッチワーク・キルト同好会 |
3/11 (木) 11:00~15:00 ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 世話人:宮木 Tel/042-575-2335 1・2月休み |
気軽に聖書を読む会 |
1/14(木)13:30~15:30 幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅) 指導:吉山登神父 (レデンプトール会) 会費:¥1,000/月 対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、 時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人 世話人:伊沢 Tel/03-3300-8449 2月休み |
シニアは語る |
1/6 2/3 3/3 (水) 13:30~15:00 初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅) 指導:吉山登神父 (レデンプトール会) 内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会 (テキスト:「老いの輝き」) 世話人:吉井 Tel/03-3352-4055 |
月例散策会 |
1/13 (水) 10:30 JR目黒駅 西口改札口集合 行先:目黒教会および目黒川の周辺と美術館など 2/10 (水) 10:30 東急池上線洗足駅改札口集合 行先:洗足教会および洗足池の周辺 世話人:田垣Tel/03-3999-1209 |
気軽に絵を描く会 |
1/6 1/20 2/3 (水) 13:30~17:00 ビ・モンタント東京事務所で 指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412) 水彩・パステル・絵手紙等 会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 世話人:野村 Tel/03-3394-5778 |
なごみ短歌同好会 |
2/27 (土) 10:00~12:00 八王子教会 2F和室で 世話人:高根 Tel/042-665-4692 |
キリスト教精神に基づいた生涯学習シリーズ講座 1月~3月期
以下共通 (財)真生会館学習センターで(JR信濃町駅下車右手へ 1分 〒160-0016 新宿区信濃町 33)
申込:講座名・講師名・郵便番号・住所・氏名を記載したはがき・電話・Fax・Eメールで下記へ
Tel・Fax/03-3351-7123
e-mail:gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp(詳細は問い合わせを)
A 現代人の生き方・社会のありようを見つめて
土曜の午後のシリーズ講座
土曜日13:30~15:30 (映画のみ13:30~16:00)
A1 いのちを考える-私たちの心と体-
受講料:3回 ¥3,000円 1回 ¥1,200
1/16 「僧医が語るいのち-仏教からみた心と体」 対本宗訓 (医師・臨済宗佛通寺派元管長)
1/23 パネルディスカッション 「脳死と臓器移植を巡って」 野村祐之 (臓器移植患者団体 「トリオ・ジャパン」 会長) 盛岡正浩(大阪府立大学教授) 司会:世古淳 (真生会館Vital 編集長)
1/30 「キリスト教における心身の合一」 中村弓子 (元・お茶の水女子大学教授)
A2 司祭年特集!
受講料:3回 ¥3,000 1回 ¥1,200
2/6 「宣教会司祭の視点」 O・シェガレ (パリミッション会司祭)
2/13 「司祭年に当たり、 現代に求められる司祭像を考える-女性司祭叙階を巡って」 長島世津子 (白百合女子大学教授)
2/20 パネルディスカッション 「教区司祭の視点」
東京教区司祭:門馬邦男・高木賢一・門間直輝
A3 イエスの教えと親鸞
受講料:2回 ¥2,000 1回 ¥1,200
2/27 「イエスの教えと親鸞」 竹柴俊徳 (浄土真宗本願寺派 長徳寺副住職)
3/6 「恵みの世界」 へ 阿部仲麻呂(日本カトリック神学会評議員・上智大学講師)
A4 映画に学ぶ
3/13 「深い川」 森一弘司教 清水京子 (聖パウロ女子修道会)
受講料:¥1,200
平日と土曜午前の講座
A5 いのちへのまなざし
1/15~3/26 (金) 18:30~20:00
J・マシア(イエズス会司祭)
受講料:3回 ¥2,500
A6 どのように考え、 生きたらよいか
-生命操作の時代における科学と倫理-
1/16~3/27 (土) 10:30~12:00
J・マシア(イエズス会司祭)
受講料:3回 ¥2,500
A7 心を病む人々を支える人のための学びのコース
受講料:7回 ¥5,800 詳細は問い合せを
1/16 1/23 (土) 13:30~15:30 午前・午後合同 (2回) 森一弘司教
午前 1/30~3/20 (土) 10:00~12:00 (5回) 鳥越由美 (烏山病院心理療法室)
午後 2/6~3/13 (土) 13:30~15:30 (5回) 岡崎清子(心の相談室「であい」主宰)
A8 学び合いの会 -神なくして幸せはあるか-
1/9 (土)~1/11 (月)
全国合宿 2泊3日
参加司祭 O・シェガレ(パリミッション会) 森一弘司教J・マシア(イエズス会司祭)
B キリスト教を学ぶ
B1 初心者のためのキリスト教入門
以下受講料:各 7回 ¥3,500
1/12~3/2 (火) 19:00~20:30 森一弘司教
1/15~3/12 (金) 14:00~15:30 森一弘司教
B2 信仰生活を深め、 生きるために
1/23~3/13 (土) 10:30~12:00 森一弘司教 受講料:6回 ¥5,000
B3 神様の愛、 救いの福音
1/23~3/13 (土) 10:30~12:00 平原陽一 (東京教区司祭) 受講料:8回 ¥4,000
B4 日本人とキリスト教
2/1 3/1 (月) 14:00~15:30 三竹洋一 (カトリック司祭) 受講料:2回 ¥1,700
B5 日本的霊性とキリスト教
1/23~3/6 (土) 10:30~12:00 三竹洋一 (カトリック司祭) 受講料:4回 ¥3,300
C 聖書の光を求めて
C1 詩編を味わい祈る
受講料:6回 ¥5,000
1/25~3/15 (月) 14:00~15:45 D・ジュリアーノ (聖ペトロ・パウロ労働宣教会修道士)
C2 ヨハネの黙示録
1/13~3/24 (水) 10:30~12:00 J・パウロ (ドミニコ会司祭) 受講料:6回 ¥5,000
1/13~3//17 (水) 13:30~15:00 J・パウロ (ドミニコ会司祭) 受講料:6回 ¥5,000
C3 パウロの書簡-フィリピの信徒への手紙を読む-
1/21~3/25 (木) 10:30~12:00 山内堅治 (聖パウロ修道会司祭) 受講料:6回 ¥5,000
C4 旧約聖書に親しむ -「創世記」の心-
1/15~3/12 (金) 10:30~12:00 前島誠 (ユダヤ教・聖書研究者) 受講料:9回 ¥7,400
C5 聖書と美術
〈スクロヴェーニ礼拝堂のフレスコ画・パート6〉
1/30~3/20 (土) 10:30~12:00 D・ジュリアーノ (聖ペトロ・パウロ労働宣教会修道士) 受講料:6回 ¥6,200
-特別講座-
ひとりひとりが生かされている共同体をめざして
1/22~3/19 (金) 18:30~20:00
担当:社会問題研究所
詳細は問合せを 受講料:9回 ¥6,000
聖書100週間
火・水・木 継続中のクラスあり 新規クラスは9月開講予定 詳細は問合せを
聖書100週間奉仕者準備コース
新規クラスは5月開始予定 (聖書100週間の修了者対象)
生涯養成コース
1/7~2/4 (火・水・金) 詳細は問合せを
連絡先:Tel/03-5206-1568 シスター大田伊杜子
怖がらないで踏み出そう-自分を変えるその一歩-
3/7 (日) 13:15~16:30
アートフォーラムあざみ野セミナーホールで (田園都市線・地下鉄あざみ野駅徒歩5分)
講師:伊波真理雄氏 (雷門メンタルクリニック医師)
対象:食べ物依存症当事者、 家族、 思春期の子どもを持つ家族、 子どもに関わる全ての方
参加無料
定員:80名 (要予約)
申込:e-mail:farc@amail.plala.or.jp
1/15からTel/045-910-5700 (男女共同参画センター横浜北)
締切:3/1 (月) 必着、 当日受付も可
主催:ファルク (FARC)
レジリエンス☆女性のためのこころのCARE講座
-トラウマに対応するツール-
1/8 (金) 9:45~11:45
カトリック目黒教会 (JR・地下鉄南北線目黒駅 徒歩5分)
講師:中島幸子 (レジリエンス代表/DVコンサルタント)他
参加費:¥2,100 (資料代含む 金額相談可)
申込み不要 ただし託児希望者は1週間前までに要予約
連絡:Tel/03-3402-1089
主催:NPO法人レジリエンス
澤田和夫神父と共に味わう詩編から信仰入門へ
毎月第 2・4水曜日 14:00~16:00
四ツ谷 ニコラ・バレ修道院で
直接参加可
連絡:Tel/043-232-0014 庄司
土曜アカデミー -2009年度テーマ:信仰と理性
以下 土曜日9:30~12:30
岐部ホール4F 404で(カトリック麹町教会敷地内 JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩 2分程度)
受講無料 定期的な参加が望ましい
-2009年度後半のプログラム―(後半は10/3開始)
1/9ライプニッツ 1/16カント 1/23フィヒテ 1/30ローマン派 2/13 ヘーゲル 2/20 キルケゴール
講師と連絡:K.リーゼンフーバー神父 (上智大学名誉教授 〒102-8571 千代田区紀尾井町 7-1 上智大学内 S.J.ハウス Tel/03-3238-5124 (直通)/5111 (伝言) Fax/03-3238-5056
http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html
キリスト教―その思想的遺産と現代的理解―に関心があり、 問題を歴史的かつ体系的に考える意欲を持たれる方のどなたにも、 信仰、 宗派、 宗教を問わず開かれている。
カトリック通信講座-神と出会う イエス・キリストと出会う 自分と出会う-
わかりやすく書かれたテキストを読み、 解答はがきの設問 (3~4問) に答えを書き込んで返送する方法どなたでも、 いつからでも、 どの講座でも、 各自のペースで受講可能 「幸せな結婚」 は結婚準備講座としても活用可
<全7講座>
T001 キリスト教とは T002 聖書入門 〔Ⅰ〕 T003キリスト教入門 T004 神・発見の手引 T005 聖書入門 〔Ⅱ〕 T006 幸せな結婚 T007 生きること・死ぬこと
受講料:T001~T004 ¥4,500 (教材費・税込) T005~T007 ¥5,000 (教材費・税込)
申込み方法:郵便局に備え付けの振替用紙に希望の講座名・講座番号 (T001~T007) を記入し、 受講料を下記に振込む
振替口座番号:00170-2-84745
加入者名:オリエンス宗教研究所
詳細は
通信講座の携帯サイト
http://www.oriens.or.jp/mobile/
パンフレット参照(希望者にパンフレット送付)
問合せ・申込:オリエンス宗教研究所 カトリック通信講座 〒156-0043 世田谷区松原 2-28-5 Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322
♪ 音楽会等♪
オルガンメディテーション-晩の祈りとオルガン音楽による瞑想-
2/12 (金) 19:00~19:45
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:永見亜矢子
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所 Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
賛美歌・聖歌を一緒に歌いませんか!
-カトリック・プロテスタント宗派を超えて
無宗教の方も、 別宗教の方も、 そして癒されたい方も!!-
毎月 第 2・4水曜日 10:30~12:00
カトリック目黒教会集会室で
講師:石川歳英
受講料:¥14,490 (税込み)/6回
申込:Tel/03-3442-7533
ヨハネス・カントーレス第5回演奏会
-詩篇の音楽とマグニフィカト-
2/6 (土) 14:00 開演 (13:30 開場)
淀橋教会で (JR大久保・新大久保駅)
J.S.バッハ 「マグニフィカト」 他
指揮:青木洋也 ソロ:野々下由香里他合唱・管弦楽:ヨハネス・カントーレス
入場料:¥2,500 学生:¥1,000 (当日・要学生証)
チケット取扱い:東京文化会館チケットサービス・麹町教会案内所
問合せ:Tel/080-6767-2433
e-mail:johannes-cantores@ezweb.ne.jp
「VIVID」
★3月号(No.270)は、2月22日(月)発行、2月28日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 1月17日(日)
★4月号(No.271)は、3月29日(月)発行、4月4日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 2月21日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父 Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp