お知らせ
東京教区ニュース第267号
2009年11月01日
目次
司祭叙階式 (イエズス会・ドミニコ会)
イエズス会
9月21日
アントニウス・フィルマンシャー神父
麹町教会における叙階式
ドミニコ会
10月12日
寒野 康太 神父
聖香油を両手に塗られる寒野康太(かんのこうた)神父
ミャンマーデー 11月15日
ミャンマーからの良い知らせ
ミャンマーのヤンゴン (旧ラングーン) にある大神学校の主な問題は、神学生が沢山いることです。他の多くの国にとっては神学生がもっと多くほしいことが問題なのですが。
当初、 神学校は約80名の神学生を収容するために建設されましたが、近年150名に増加しました。そのため、ホールや教室も寄宿舎として使用せざるを得ませんでしたが、それでも全員を収容することはできませんでした。もちろんミャンマーの司教団はこのことを長年憂慮し、5年前に新しい神学校の建設計画を立てました。現在の場所にはその用地がないのでヤンゴン市郊外の土地に新しく建設を始めました。東京教区、ドイツ、その他の国々の皆様からの寛大なご支援のお陰で建設資金は調達できました。しかし、政府からこの新しい土地に建築する許可を取得することは困難で複雑な過程を要しました。
ミャンマーの軍事政権は宗教や教育を含むすべての活動を厳しく抑制しています。軍部は現行制度に対するいかなる申請にも疑いの目を向け、クリスチャンや仏教徒など多くの信徒を有する団体はその支配下におかれています。それゆえ新しい神学校開校のためにはさまざまな政府機関に陳情しに回らねばなりません。2年前には、一部神学生の新校舎への移動が見込まれていましたが、軍部から相次ぐ反対があがりました。
そのような過程を経て、ついに良い知らせです。新しい神学校の開校が正式に認可されたのです。この10月に、70名の神学部一年生の学生が新しい神学校に移動し、授業が開始されました。彼らは40年前に立てられた古い神学校の仮宿舎から、いま新しい場所に移り、備え付けの整ったベッドと教室で学んでいます。来年には、他の神学生も新校舎に移ることになり、4年間の神学コースを習得できるようになります。
この勉学に適したよい環境で、 神学生たちは未来の司祭職を担うべくしっかり準備されていくことが期待されています。
ミャンマーでは、 山間民族が住む山岳部の新しい小教区で多くの洗礼者があり、 信者数が延びています。
カトリック教会が直接に学校や社会施設を経営することはできませんが、地域の共同体と共に積極的に教育、共同体の開発、支援活動にかかわっています。ミャンマーの教会は、その数と活動の両面において継続的に成長しており、そして教会のミッションになくてはならない未来の司祭たちが良い環境で学べることは、とても良い知らせです。東京教区の皆様の長期的なご支援にこころから感謝します。お陰さまで、ミャンマーの教会の長年の希望はいま実現されました。
(レオ・シューマカ 海外交流委員会担当司祭)
全国広報担当者会議
10月5日より7日まで、潮見の日本カトリック会館において、全国広報担当者会議が開かれた。11教区の担当者、カトリック出版関係者、オブザーバーなど、30名ほどが集まった。
「地元メディアと協力していかにカトリック広報活動を展開していくか」というテーマで、昨年11月、列福式を準備、実行した長崎教区担当者が、各種メディアとの交渉や説明などに苦労した点、また「長崎の教会」の世界遺産登録準備などで、地方公共団体やメディアとの折衝、協力からの貴重な体験を披露することから会議は始まった。
「協力」 をキーワードにする中で、教区を超えた協力の在り方、教区広報を超えたカトリック広報に従事する出版関係者との協力の可能性などについて、話し合いは展開していった。
教区を超えた協力の在り方の分かち合いでは、 写真データや各種情報の共有、 活用について意見が出された。それらの中には、ともすると情報の発信が大都市中心になってしまう現実なども示唆され、情報手段の発達を活用しきれていないことへの反省と今後への期待が指摘された。
そのことに関連することとして、世界の教会のさまざまな情報発信の実例も提示された。決して経済的に恵まれていない教会やキリスト者が少数者の教会であっても元気に情報を発信している実例には、会議の参加者は、ちょっと無言になってしまったと共に励ましを受けたようであった。
カトリック中央協議会の広報担当者からは、各教区との連携、協力について、率直な意見が出された。中央協議会も組織の見直しを迫られ、限られた人員と予算の中で職務を遂行していること、そのためにより一層、各教区からの提案、提言を必要としていることが語られた。特に「世界広報の日」(毎年復活節第6主日) を、その重要性をアピールする機会としたい意向を強く訴えた。
各教区の置かれた状況は、さまざまである。広報担当者がほとんど一人の教区もある。それを考えると、東京教区は恵まれている面が多々ある。恵まれていることを自己のためにだけ、使うならば神様から叱られてしまうだろう。そのためにもっと知恵を出し合い、情報手段の発達を活かしあう道が、どこかにあるはずであると痛感した会議であった。
教区福祉委員会講演会
温かい関係で、 とことん知り合い本当のやすらぎを
教会が、「荒れ野におけるオアシス」 であることを望む、岡田武夫大司教指針に基づき、教区福祉委員会(委員長・小林祥二師)主催の「イエスの集い・やすらぎの集い」は、講演会と分かち合い方式で、9月26日午後、関口会館・ケルンホールで開かれた。
「現代社会のストレスの中で」と題して、 鳥居明子氏 (札幌教区・カトリック青年労働者連盟 〔JOC〕 担当) が、北海道における青年たちの動きを紹介しながら話を進めた。
札幌市の月寒教会の構内にある「札幌働く人の家」 (札幌JOC) で展開する青年たちの交流、毎週水曜日に、自主的に集う約2時間の学びの機会と、職のない、身分のない立場の人たちと、制限時間なしで、徹底的に付き合う協力者 (JOC担当者) の姿勢と、若者の生活を語った。
厳しい社会の中で、不安定な生活、心に傷を負っている人たちと、とことん知り合う探求と、新しい人へのもてなしや、一緒の食事を通して築きあげていく青年たちの貴重な実例をたくさん示してくれた。分かち合いは、約40人が、4グループに分かれ、講演内容からの力強さに励まされて活発に行われた。人間としての温かい関係の話し合いに力がこもった。
終わりのあいさつで、岡田大司教は「砂漠化している都会の中で、教会がオアシスになるために、どうしたらよいかの視点から、一歩踏み出せるように続けてほしい」と話され、「イエスの集い・やすらぎの集い」がそのスタートであると位置づけて、継続と新しい取り組みに期待をにじませて、約3時間強の集いを終了した。(福祉委員会 氏家義一)
豊多摩北宣教協力体
今年もやったよ 運動会
昨年に引き続いて、豊多摩北宣教協力体(板橋、 北町、 志村、 豊島)の第2回目の運動会が、9月23日に北町教会で実施された。今回は2回目ということで、 昨年の反省を踏まえ、 より充実した中身となった。
昨年の4種目 「パン食い競争」 (志村担当)、 「借り物競走」 (板橋教会担当)、「スプーンレース」 (豊島教会担当)、 「玉入れ」 (北町教会担当) に加えて、「綱引き」 「フォークダンス」 という新種目も加わり、 150名近い参加者が各競技に汗を流した。
競技に参加する人、 応援とお弁当に専念する人、 競技が進むにつれて、 やる気に火がついて競技に参加する人など、 集まった人が皆、 楽しいひと時を過ごせた一日となった。
楽しい運動会に人々が集まった北町教会は、 11月29日には、 50周年を祝う人々を集めることになる。
日本・スペイン・メキシコ 友好のミサ (御宿)
― サン・フランシスコ号座礁400年にあたり ―
1609年9月30日、 スペイン領フィリピン総督ドン・ロドリゴ将軍一行373名が、 サンフランシスコ号でメキシコへ帰国途中、 台風に遭遇して御宿沖で座礁し、 岩和田浜に漂着しました。 村人たちは海に飛び込み救助にあたり生存者317名を収容しましたが、 56名は帰らぬ人となりました。 海女たちは、 素肌で温めて蘇生させ、 夫の着物を、 食糧を惜しみなく提供したと伝えられています。
その後ロドリゴ将軍一行は、 大多喜城主本多忠朝の取り計らいで将軍徳川秀忠、 駿府城の徳川家康に謁見して歓迎を受け、 翌年家康が三浦按針に建造させた帆船 (幸運号) で無事メキシコへ帰国しました。 この史実が日・西・墨三ケ国の修好の契機となり友情を記念して1928年岩和田の高台に日西墨三国交通発祥記念之碑 (メキシコ記念塔) が建立されました。
1978年メキシコのホセ・ロペス・ポルティーリョ大統領が御宿を訪れ友情をさらに誓い合い、 御宿町とアカプルコ市、 大多喜町とクエルナバカ市との間で姉妹都市協定を締結しました。 今年が400年の節目にあたることから、 身を挺して救助に携わった人々に感謝しようと、 9月30日メキシコ記念塔において感謝のための野外ミサを企画しました。 ミサは幸田司教様の司式で行われ、 グアダルペ宣教会ウリベ日本管区長はじめ千葉県内四名の神父様と約百名の信徒が参集し、 時折降る小雨を吹き飛ばす熱い祈りのうちに終了しました。(千葉寺教会 清水重周)
こどものミサ 2009
10月の連休の中日、 11日の午後、 澄みわたった青空のもと、 40を超える教会から、 800人近い教会学校の子どもたちとリーダーなどが、 東京カテドラル聖マリア大聖堂に集まり、 「こどものミサ」 をささげた。
第一回目の 「こどものミサ」 が、 2000年に始まったので、 今年がちょうど10回目になる。 今年のテーマは、 ルカ福音書のイエスの十字架上の言葉 「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」 であった。
福音は、 劇の形式で行われ、 朗読をはさみながら、 進行した。 見つめる子供たちの真剣なまなざしが印象的であった。 イエスの役も演じた岡田大司教は、 説教の中で、 いくつかのポイントを示しながら、 子供たちに教話を行った。
ミサの前に教会学校委員会担当の稲川圭三神父の行なった導入の言葉 「『あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる』 のあなたは誰のことですか」 を引き合いに出して、 稲川神父は 「ここにいる私たちひとり一人があなたなのです」 と言ったけれども、 自分は 「あなた」 はイエスといっしょに十字架につけられた罪人だとまず感じたが、 途中から確かに私たちひとり一人が 「あなた」 であるとイエスが宣言していることに気づいた次第を率直に語った。 イエスと同じように十字架につけられ、 イエスと同じ視線に立つ時、 イエスのことがわかるチャンスなのだということ。 しかしもう一人の罪びとも同じ状況にあったけれど、 イエスのことがわからないままであったことにも触れ、 イエスとの出会いは、 どんな時にも開かれていることを忘れないように教えられた。
子供たちの良い意味での緊張感としっかりした歌声が一つになったミサであった。 ミサに集まったひとり一人の顔が喜びに満ちていた。 天気と相まって、 足取りも軽く帰路についた。
ロゴス点字図書館 チャリティ映画会 10月8日
ロゴス点字図書館チャリティ映画会は、 心の琴線に触れる良い映画を選んでいることに加え、 岡田大司教様をはじめ、 ロゴス点字図書館の皆様の献身的な働きを身近に感じることができる機会である。 10月8日に 「中野ZEROホール」 で行われた今年の映画 「バルトの楽園(がくえん)」 上映会でも元気づけられ、 感動を与えてもらうことになった。
岡田大司教様の挨拶は、 台風18号の影響で開催が危ぶまれていたが無事できて良かったというだけではなく、 今まだ台風の最中にある地域の人々の無事を祈るというお言葉があり、 その職責の大きさを感じるとともに、 常に私たちのことを祈ってくださっていること、 ぶどうの木のように枝である私たち一人一人をつないでいてくださることを思い起こした。
映画は、 第一次世界大戦中、 松平健が演じる板東捕虜収容所長の松江豊寿(とよひさ)は、 陸軍上層部の意に反してまでも捕虜達に人道的に接した。 ドイツ軍の捕虜達はパンを焼いたり、 新聞を印刷したり、 ビールを飲むことも時には海水浴さえも許され、 地域住民の暖かさに触れるような交流も実現し、 生きる喜びを見いだしていくことができた。 そして休戦条約調印となり、 自由を宣告された捕虜達は、 松江豊寿や地域住民に感謝を込めて日本で初めて 「第九」 の演奏をする。
日本人にとってなじみの深いベートーヴェンの 「第九」 がこうして日本に伝わったこと、 そして戦争という悲惨な出来事を乗り越えて日本人とドイツ人の豊かな交わりがあったことを知って、 私も心が温まる思いがした。 (豊島教会 矢崎茂樹)
CTIC カトリック東京国際センター通信 第136号
事務所雑記
「コンニチハ」 たどたどしい日本語に振り返ると、 何を食べるとこんなに大きくなるのかと思えるほどの大きな男性が肩をすくめ、 不安げに立っている。 手には難民の支援をしているグループからもらったCTICの地図を握り締めている。
「こんにちは。 中へどうぞ。 日本語わかりますか?」 「……」 首を横に振る。 「イングリッシュ?」 の問いに 「フレンチ!レフュジー」 困ったなと思いつつも、 日本語しかできない私にとって日本語以外は何語でも同じことだ。 CTICに来たのは、 何か困っていて相談か、 支援だろう。 相談なら言葉ができる人を呼ぶけどなどと考えていると、 彼は 「フード。 フード。」 と食べる仕草をする。 これからは、 まるでジェスチュアゲーム。
寄付していただいた食料の在庫を一つ一つ見せながら、 好みに合うか確認する。 「これは何?」 と聞かれて説明できないこともある。 袋を開けて試食してもらうと、 うなずきながら 「OK」。 主食となる米は彼らにとって驚くほど高い。 米を渡すと皆ほっとしたような笑顔を見せる。 こちらも笑顔になる。
どうにか、 数日しのげるほどの食料を抱え、 「アリガトウ」 と覚えたばかりの日本語でお礼を言い、 帰っていった。 難民として故郷を離れ、 言葉、 生活習慣も違う日本で、 難民認定を待つ長い期間、 彼らはどんなに不安な思いで過ごすのだろうか。 ここに来たときくらい、 笑顔で挨拶し暖かく迎えたいと、 彼を見送りながら思う。
*****
難民支援のグループからの 「アパートが火事になって、 何も無いそうです。 CTICで何かありますか?」 という電話。 数日して、 難民申請中だとういう彼は、 腰をかばいながらやってきた。 階下の飲食店で漏電による出火だったらしい。 昼間の火事だったために家族は無事だったものの、 彼は火事の中、大事な書類を取りに戻って腰を痛めたという。 火事のニュースは新聞にも出たと見せてくれた。
「火事の夜、 焼け出されたアパートの人たちが歩道に座っていると、 市役所の人が布団を持ってきてくれたので、 布団だけはあるんです」 日本での生活が長いのか、 上手な日本語で話す。 古いアパートで、 家財保険に入っておらず、 何も保障が無いという。火事で痛めた腰のため働くこともできなくなった。 市役所の窓口に相談にいったが何もしてくれないと途方にくれている。
友達にお金を借りて、 新しいアパートを借りたものの、 何もかも無くして、 これからの生活をどうするか不安でいっぱいだと言う。わずかばかりの日用品を持ち帰ったが、 難民申請者であるため、 行政の支援を受けられないことも多い。 気の毒ではあるが、 私たちが支援できることにも限りがある。 心が痛む瞬間である。
*****
「ごめーん、 荷物運ぶの手伝って!」 廊下からスタッフの声。 今日は月曜日、 ボランティアの車でセカンドハーベストに食料をもらいに行ってきたのだ。 みんな自分の仕事の手を休め、 荷物を二階の事務所に運ぶのだが、 今日はいつもにも増して重い。 「今日は果物も野菜もたくさんもらえたよ!」という担当スタッフの声に励まされながら運ぶ。
十数家族に2週間に一度、 食料を送っている。 担当スタッフは、 家族構成や好みを把握していて、 小分けにしたり、 パックしなおしたりしながら、 手際よくダンボールに詰めていく。 今日は送れるものがたくさんあってよかったと、 笑顔がこぼれる。 時には、 米とスープしか送れないこともある。
宅配業者に事情を話し、 格安の運賃で配送をお願いしている。 その代わり、 宅配の荷物は、 2階の事務所から一階まで運ぶ約束だ。 またまた、 ぎっしり詰まった重い段ボールを抱え階段を下りる。 半日の作業が終わった。
翌日、 「食べ物もらいました。 本当に助かりました。 ありがとう。」 の電話に、 また来週もがんばろうと思うのである。この食糧支援も、 食料を寄付してくださる個人の方々やセカンドハーベスト、 車を運転してくださるボランティア、 格安運賃で協力してくださる宅配業者あってこそのものである。 心から感謝したい。
カリタスの家だより 第17回
いのちを育む ボランティア
マタイ福音書は 「山上の説教」 への導入として、 イエス様のもとに集まってきた人々について記します。「イエスはガリラヤ中を回って、 諸会堂で教え、 御国の福音を宣べ伝え、 また、 民衆のありとあらゆる病気や患わずらいをいやされた。 そこで、 イエスの評判がシリア中に広まった。 人々がイエスのところへ、 いろいろな病気や苦しみに悩む者、 悪霊に取りつかれた者、 てんかんの者、 中風の者など、 あらゆる病人を連れて来たので、 これらの人々をいやされた。」(マタイ4・23~24)
さまざまな病気や患いにさいなまれ、 身体的、 精神的な障がいを身に負っているために、 また民族的、 文化的な差別や偏見のために、 社会の底辺や片隅に追いやられている人々に、 イエス様の深い眼差しは向けられます。 偏見や差別、 搾取さくしゅ、 虐待ぎゃくたい、 さまざまな暴力がさらに大きな苦しみとして、 その人を抑おさえ付けます。 憎しみや恨みを増幅ぞうふくさせ、 報復の連鎖れんさ、 悪の連鎖を産み出していきます。 この 「悪の支配」 を断ち切ることがイエス様の働きであり、 この 「悪の支配」 を乗り越える力をイエス様は世に入れてくださったのです。 その 「神の子のいのち」 の目に見える輝きは 「無条件の愛」 「極きわまりのない共感 (あわれみ)」 「際限のない赦ゆるし」 です。
「東京カリタスの家」 の最も基本的な精神は、 この 「神の子のいのち」 に預かり、 このいのちを育んでいこうとすることです。 イエス様が教えてくださった 「幸い」 を積み重ねていくことにより、 平和と公正を実現していこうという 「福祉活動 (幸せづくり)」 に実践的に取り組んでいくことです。
東京教区が 「心の病や心の傷を負った人々へのサポート」 を優先課題の一つにしていることからもうかがえるように、 「患い苦しむ人々」 の中に 「心の問題」 を抱えている方々が数多く目に留まるようになりました。 文化や環境が著しく変化している現代、 数多くのストレスが数多くの人々に襲いかかっているのでしょう。 さらに、 日常の人間関係が希薄になっていることも癒しの場を損なっていることにつながるでしょう。
東京カリタスの家の実践的なモットーは 「寄り添うこと」 です。 それぞれの主体性や自立性を尊重しながら、 その上で、 支え合い、 補い合い、 励まし合い、 共に歩むことです。 そこでは互いに利用者であり、 互いに奉仕者になります。 このような 「天の父の御心を行う」 ことを志すボランティア運動にぜひご参加くださるよう、 お待ちしております。(小宇佐敬二 記)
教会修道院巡り (158)
パリミッション女子会
「永遠の命とは、 唯一のまことの神であられるあなたと、 あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。」 (ヨハネ17・3)
1930年代にインドに派遣されていたパリ外国宣教会のナソワ神父は大きな教区を任されて、 宣教活動をしていました。
行けども行けども果てしない土地で働いていた神父は、 ぜひともこの宣教活動を共にしてゆけるシスターたちがいないかと現地で探していましたが、 当時はまだまだ少人数で人里離れた奥地への宣教活動はなかなか困難なものでした。
一時本国に帰国した神父は望みを捨てず数々の修道会に尋ねていました。
ようやく当時のパリ外国宣教会の総長および司教の許可を得て1931年に新しくパリ外国宣教女子会を南フランス・トゥルーズに創立しました。
この会は福音宣教を目的とし、 福音を知らず、 もっとも不利な条件の下におかれている人たちと、 生活と祈りを通して救いのよき訪れを伝え、 人間の真の向上と、 より誠実な世界の建設を目指しており、 会員はカルメル会会員の祈りの精神をまとい、 女性として成熟されるよう養成されております。
現在約100名ほどの会員は事業を持たずキリストの喜びにあずかる福音の宣教に主が呼んでくださった地、 インド、 マダガスカル、 香港、 日本、 アルゼンチン、 フランスの教区で、 貧しい子供たちの教育・差別を受けている女性の自立センター・診療所・修学困難児の教育・人里はなれた地域での司牧活動に参加しています。
「わたしを世にお遣わしになったように、 わたしも彼らを世に遣わしました。」 (ヨハネ17・18)
(村上 はつ)
私にとっての教会(71)
菊池千鶴子 (三河島教会)
私は、 東京都荒川区にある三河島教会に併設されている社会福祉法人ドン・ボスコ保育園に勤務しています。
1979年に勤め始め、 1995年の復活祭に受洗しました。
それは、 ある方との出会いでした。 私にとっては不思議な (? !) 方でした。
誰かに何かを頼まれると自分のことを置いてもすぐに、 その方は頼みに応じていました。 怒った顔を見たことがありませんでした。 いつも、 笑顔で、 優しい方でした。 穏やかな方でした。 楽しい方でした。 どこかに静けさのある方でした。 その方と出会った方はみな、 自分が一番大切にされているように感じました。 時に、 滑稽と思えるくらい、 自然であっけらかんとしていました。 それまで私の周囲には、 そんな人はいなかった (あるいは、 私には見えていなかったのかも……) 人でした。
その人はカトリック信者でした。
こんな人たちのことを知りたいと思いました。 こんな人たちのような気持ちで生活したいと思いました。あれから14年。 今、 毎朝出勤して、 聖堂で 「今日の日をありがとうございます。 今日一日の私の全てを受け取ってください」と朝の挨拶をイエス様にしてから仕事につける喜びを感じています。
子どもたちの食事を作りながら、 食器を洗いながら、 体の疲れはあっても、 心を込めて一つ一つの仕事ができるようになりつつあります。
困ったこと、 苦しいことに直面したとき、 心の表面は波立っても、 心の底の奥深くの静けさを少しずつ感じられるようになりました。
日曜日には教会の中で、 私に与えられた仕事 (財務・広報) をしながら、 周りの先輩の方々におおらかに、 暖かく支えられて過ごしています。
ミサの終わりに 「行きましょう。 主の平和のうちに」 「神に感謝」 と派遣されて一週間が始まる時、 この暖かさを、 この平和を、 この安らぎを、 この愛を、 これから一週間職場でも周りの人に届けていくんだなと思います。
受洗前と受洗後、 生活が変わった訳ではなく、 ずっと続いているのに、 見えなかったものが見え、 日々の中に 「ありがとう」 をたくさん見つけられるようになりました。
神に、 感謝 !!
投稿
平和を願う祈りをともに
10月4日は、 アシジのフランシスコの記念日で、 また、 今年はフランシスコ会創立800年にあたります。 これを記念して~キリストの平和を生きた聖フランシスコに想いをはせて~というテーマのもと田園調布教会で瀬田の丘ゴスペルファミリー&瀬田教会平和を願う会の皆様をお迎えしてゴスペルコンサートが開かれた。
当日はホールを埋め尽くす人が集まった。ゴスペルファミリーはフランシスコ会の故根元昭雄神父からエイズと貧困に苦しむ南アフリカの窮状を聞き支援のために2001年瀬田教会の信徒を中心に結成された。 翌年より毎年南アフリカのエイズホスピス支援のためにチャリティーコンサートを続けている。 平和を願う会は2001年のテロ事件をきっかけにスタートした。
「今日は歌をとおしてアシジのフランシスコの姿を思い起しキリストの愛と平和を祈り求めたい」 とのあいさつがありプログラムがすすめられた。
はじめに、 回心の祈りとして、 ホセア2章16節が読まれ、 皆耳をかたむけた。 歌がはじまると太鼓のリズムやタンバリンの音とともに、 手拍子をうち自然にからだがリズムをとって歌といったいとなった。 それぞれの歌の前に聖書の箇所と朗読が読まれ、 イスラエルとパレスチナの真の平和を求める歌声は力強く、 神に届けと願わずにはいられなかった。
最後に聖フランシスコの平和の祈りを皆で唱え、 ゴスペルファミリーの指導で 「すべての人の平和」 を歌い皆の心が平和に向けて一つになった。
(間島 道子)
多摩南宣教協力体 合同勉強会 2009に参加して
好評を得た2007年の勉強会シリーズを引き継いで、 2009年は4月から6月にかけて、 月1回、 喜多見教会聖堂を会場に、 「信仰共同体―これからの教会のあり方を考える」 を共通テーマとして、 多摩南宣教協力体の合同勉強会が開催されました。
第1回は4月26日に、 「第二バチカン公会議前と後の教会のあり方に関して」 という題名で、 町田教会の高木賢一神父が話をされました。 第2バチカン公会議前後の信仰理解のパラダイムのあり方の違いと現存すると思われる信仰理解の 「ズレ」 について述べられ、 典礼と秘跡の本来的意味または教会共同体の本来的あり方を見直すのに絶好の機会とされた。 終わりに、 司祭の不足から司祭巡回ミサが行われている宣教協力体の例をあげられ、 司祭不足がもたらす事態に備える心構えと行動の必要性を印象付けられた。
第2回目は、 5月24日に喜多見教会の安次嶺晴実神父が、 「内と外から見た教会」 と題して、 昔と今の内外から見た教会の姿の違いから始まり、 鎌田實・高橋卓志対談集 『生き方のコツ、 死に方の選択』 の中の話題や堀肇著 『聖書のにんげん模様』 の中のサムエル物語などを引用しながら、 効率優先型の現代社会にあって、 喜怒哀楽を分かち合う人生を生きたいとされた。 忙しくも神の存在を忘れず、 静かに祈ることの大切さも感じさせられた。 ご準備いただいた数ページにわたる配布資料を読ませていただき、 参考となった。
第3回目は、 6月28日に、 2つの講話がありました。 最初に、 成城教会の福島一基神父が、 「これからの教会」 と題して、 日頃の思い・考えを率直に披露されました。 ある老神父の説教(1990年代の初めころ)で述べられた21世紀の教会の予言的見通しと菊地功司教著 『21世紀を歩む教会共同体』 の中で心に残った文を引用された後、 心をこめることの重要性、 信じることはしんどいことであるがそれが将来の礎となること、 信仰・愛・希望をもつことを強調された。 次いで、 演台に立たれた町田教会の天本昭好神父は、 2005年に7ヶ月間、 静岡にある関連の共同体で研修を受けられており、 「ジャン・バニエの視点から考える共同体のモデル」 と題して、 「ゆるし」 (解放、 自由) と 「祝いの場」 (迎え入れ)という二つの視点から、 共同体について一つのモデルを志向することを提案されました。
いずれの回も、 3教会の兄弟姉妹及びカトリックの信徒でない方も参加して、 会場が満席となり、 熱意の感じられる雰囲気に包まれ、 初めの2回は活発な質疑応答もあり、 総じて大変有意義でありました。3回にわたり、 喜多見教会のお聖堂に足を運び、 各司祭から示唆に富んだお話を伺い、 また他教会の信徒の方々と語り合い、 信仰共同体の一員としてのあり方について、 考えるよい機会となりました。 講師の神父様には大変なご負担でしょうが、 このような機会がまた近い将来に与えられることを切に期待します。
(成城教会 竹下 亨)
お知らせ
クリスマスの写真募集
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東京教区のホームページでは、待降節から降誕節の期間、トップページをクリスマスの画像に模様替えしています。今年も皆さまからの作品を募集いたします。クリスマスをイメージする写真がございましたら、どうぞお送りください。教会、修道院、家庭など撮影対象は自由です。
皆さまより寄せられました作品はスタッフで検討のうえ、1つを選びトップページの画像として採用いたします(待降節から降誕節の期間のみ)。作品は未発表のものに限ります。住所・氏名・電話・撮影場所を明記し、下記へお送りください。電子メールでも受け付けています。
締切り:12月6日
応募先:〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区事務局 広報部
E-mail info@tokyo.catholic.jp
〔去年の応募作品〕https://tokyo.catholic.jp/christmaspic2008/joy.htm
投稿募集
東京教区ニュースでは、読者の皆さまからの投稿を受け付けています。福音的な内容のニュース記事、エッセイ(いずれも600字以内)写真、イラスト、4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。文章に関しては、用語その他で添削することがあります。また、投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
カトリック高輪教会ミサ
以下 どなたでも参加可能
車での来場は遠慮を
問合せ:カトリック高輪教会 港区高輪 4-7-1 Tel/03-3441-5556
元主任司祭ハクシャ神父納骨ミサ
11/11 (水) 14:00~ カトリック高輪教会聖堂で
共同司式:古川正弘主任司祭、 カーテン神父 (スカボロ会総長代理)
ハクシャ神父が 5月14日カナダで帰天。 生前のご遺志により納骨ミサを行ない、その後地下のクリプト高輪 (納骨堂) に納骨の予定
ハクシャ神父は清瀬教会や豊四季教会でも主任司祭を務められた。
献堂50周年感謝ミサとパーティー
11/23 (月・祝) 10:00~13:00 (予定)
カトリック高輪教会で
司式:幸田和生司教、 カーテン神父 (スカボロ宣教会総長代理)、 教会ゆかりの神父
カトリック北町教会献堂50周年記念
以下 カトリック北町教会聖堂で (〒179-0081 練馬区北町 3-16-1)
献堂50周年記念ミサ
11/29 (日) 13:00 主司式:岡田武夫大司教
宮川正雪 ヴァイオリン・コンサート-ミャンマーの教会支援のため-
11/14 (土) 14:00開演 (13:30開場)
出演:宮川正雪 (東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者)
料金:¥2,500 高校生以下 ¥1,500
申込は Faxまたは葉書で下記へ
申込・問合せ:北町教会献堂50周年記念事業実行委員会
Fax/03-3931-1640Tel/03-3933-5057
いやしと分かち合いのための集い
12/19 (土) 14:00~ 2010/2/11 (木) 15:00~
カトリック麹町教会 マリア聖堂で
ミサ司式:英隆一朗神父 (イエズス会)
問合せ:Tel/04-7140-5606 北村
南無アッバのミサ
11/4 12/12 (土)14:00~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩 1分)
司式:井上洋治神父 (東京教区)
問合せ (申込不要):駒沢 Tel/047-362-8570 e-mail:nk3737@yahoo.co.jp
詳細は 「風(プネウマ)」
http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm
「南無アッバミサ」 スタッフより
http://namuabba.blog116.fc2.com/
いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
11/21(毎月第3土曜日)16:00~
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22Tel/03-3269-2405地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父(東京教区)どなたも参加可能
十字架の聖ヨハネ司祭教会博士」の荘厳記念の典礼
12/14(月)6:30・10:00ミサ19:00晩の祈りとミサ
カルメル修道会上野毛修道院聖堂で(世田谷区上野毛2-14-25東急大井町線上野毛駅徒歩6分)
問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp
主催:カルメル修道会 上野毛修道院
ファティマの初土
11/7 12/5 2010/1/2 (毎月 第 1土曜日) 13:00~15:00
世田谷聖母幼稚園 2F大聖堂で (東急田園都市線 桜新町徒歩 8分)
司式:ペトロ神父 (フランシスコ・カプチン会)
内容:ミサ ロザリオ 赦しの秘跡 聖体賛美
静かに祈りたい方どなたでも 自由献金
持ち物:ロザリオ、 スリッパ
問合せ:新垣 Tel/042-525-4817 e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp
聖書深読
11/28 (土) 16:30~
メルセス会第4修道院で
内容:聖書深読、 教会の祈り、 夕食を共にしながら分かち合い
対象:祈りたい方どなたでも
問合せ:〒166-0003 杉並区高円寺南 5-11-35 メルセス会第4修道院 18:00~21:00
Tel/03-3315-1550 臼井
祈りのひととき
11/18 12/16 2010/1/20 2/17 3/17 (毎月 第 3水曜日) 19:30~20:30
マリア会 シャミナード修道院 聖堂で (〒102-0071 千代田区富士見 1-2-43)
どなたでも、 遅刻も途中参加も可能
担当:清水一男神父
問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林
信徒のための黙想会
11/28 (土) 10:00~16:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院 (黙想の家) で
テーマ:その名はエンマヌエルと呼ばれるマタイ1・23
指導:田中昌子 (汚れなきマリア修道会)
費用:¥1,500
申込:汚れなきマリア修道会シスター高尾
〒194-0032 町田市本町田 3050-1
Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317
ベタニアの集い
11/29 12/27 (日) 9:30~16:00
ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ修道院で (中野区江古田 3-15-2 徳田教会 練馬区豊玉中 1-39-1の奥)
対象:45歳までの独身女性信徒
費用:¥500
申込:前日(土)まで
問合せ:聖ベルナデッタ修道院 ベタニアの集い担当
Tel/03-3991-3403 Fax/03-3319-1340
e-mail: b-betha@angel.ocn.ne.jp
待降節の1日黙想会-よりよいご降誕を迎える心の準備のために-
12/10 (木) 12/11 (金) 10:00~16:00 ミサ15:00 (参加はいずれか 1日)
聖母病院(新宿区) 5階 講義室で
対象:どなたでも
指導司祭:バレンタイン・デ・スーザ神父 (聖母病院チャプレン)
持参品:聖書、 筆記用具、 弁当 (病院レストラン利用可)
参加料:自由献金
主催:聖母病院 Tel/03-3951-1111
みこころを想うミサ
以下いずれも どなたでも参加可能
問合せ・詳細は e-mail: japan@emmanuel.info Tel/03-3355-6816
主催:エマヌエル共同体
11/1 12/6 (毎月第1金曜日) 18:30~20:00
真生会館で (新宿区信濃町 33 Tel/03-3351-7121 JR信濃町駅徒歩 1分)
司式:赤波江謙一神父 (聖パウロ修道会)
祈りの集い (毎週金曜日) 19:00~20:30
真生会館 3Fチャペルで
グレゴリオ聖歌ささげるミサ 「王であるキリスト」
11/14 (土) 16:00~ (15:30 ミニレクチャー)
東京純心女子大学聖堂で (八王子市滝山町 2-600)
司式:宮下良平神父 (カトリック松戸教会)
聖歌隊:コール・マリエ 指揮:シスター石川和子 (本学特任教授)
申込不要
問合せ:東京純心女子大学 Tel/042-692-0326
グレゴリオ聖歌による「クリスマス夜半のミサ」
12/21 (月) 18:00~19:00
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)
司式:静一志神父 (フランシスコ会)
ミサ後 小コンサート 聖心女子大学聖歌隊によるクリスマスキャロル
問合せ:渡辺 Tel/046-724-1715 弓削 Tel/044-811-8039
主催:カンタテドミノ
グレゴリオ聖歌によるミサ
12/22 (火) 16:00~
カトリック由比ケ浜教会で (鎌倉市由比ケ浜1-10-35)
司式:赤波江謙一神父 (パウロ会)
問合せ:渡辺 Tel/046-724-1715
主催:由比ケ浜グレゴリアンを歌う会
講座・研修会
信徒の月例会 -神学と教理-
11/21 (土) 14:00~ (16:00 主日のミサ) カトリック麹町教会 アルペホールで
テーマ:キリスト論②-マリアの子にして、 神の子
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)申込不要 問合せ:Tel/03-3263-4584
テイヤール・ド・シャルダン研究読書会
12/1 12/15 1/19 (火)19:00~20:00 (ただし12/15は18:00~19:00)
カトリック松原教会で(京王線・井の頭線 明大前駅徒歩5分)
テーマ:「人間の未来-人類行動~問題の核心」
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
教材:当方で用意 (テイヤール 「人間の未来」 みすず書房ある方は持参)
参加無料 申込不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
講演会 -うつ病・こころの健康:生と死をめぐって-
11/15 (日) 講演 13:00~15:00 茶話会15:00~16:00
カトリック市川教会で (〒272-0021 市川市八幡3-13-15 JR八幡駅北口徒歩10分 都営新宿線本八幡駅A5出口徒歩5分)
講師:日下忠文先生(精神科医) 参加無料
問合せ:カトリック市川教会 Tel/047-322-5488 Fax/047-321-3840
講演会とミサ
11/21 (土) 以下いずれも 参加無料
問合せ:関口教会 立花神父 Tel/03-3945-0126
主催:北文京宣教協力体 (赤羽・本郷・韓人・関口)
講演会 -神の家族のミサに帰る-
14:00~ 関口会館 ケルンホールで
講師:白浜満神父 (日本カトリック神学院モデラトール・典礼学)
ミサ 16:00~
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
司式:白浜満神父、 北文京宣教協力体の司祭
講演会 -遣わされた者として:現代の荒れ野の宣教-
12/12 (土) 14:00~15:30
12/12 (土) 14:00~15:30
関口会館 ケルンホールで
講師:岡田武夫大司教
参加費:¥500 (当日支払)
事前申込不要
問合せ:中本千寿子 Tel/03-3827-7629 南部征枝 Tel/03-3984-4063
講座案内
以下いずれも キリスト・イエズスの宣教会で (江戸川区南小岩 6-25-6)
申込・問合せ:シスター ベアトリス Tel・Fax/03-5889-3055
よりよい家庭を求めよう -少人数の 8回講座-
毎月第 1・3 木曜日 10:00~12:00 または第 1・3金曜日 19:00~21:00
内容:家庭とは-夫婦親子の理解-子どもの成長段階 自分とは-愛することなど
聖書のこころ -日常生活を深めよう-
毎月第 1・3 月曜日 10:00~12:00 または第 2・4水曜日 19:00~21:00
※希望または人数により他の曜日も可能
晴佐久昌英神父を囲む夕べ 「福音宣言」-主イエス・キリストのご降誕を待ち望みつつ-
11/20 (金) 18:30開場 19:00 講演会 19:50 食事会
アイビーホールで (青学会館 渋谷区渋谷 4-4-25 地下鉄 「表参道駅」 B3出口徒歩 5分)
講師:晴佐久昌英神父 (東京教区)
会費:¥4,000 (食事代込み)
申込締切:11/16 (月)
問合せ・申込:アイビーホール 営業部 Tel/03-3409-8181
協賛:キリスト教放送局 日本FEBC (www.febcjp.com)
CWC勉強会
以下いずれも 真生会館 1階 第1会議室で 会費:¥500/回
聖書深読入門
11/10 12/8 (火) 10:30~12:00 (※12/8 講話後ミサ)
講師:九里彰神父 (カルメル会)
問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤
旧約聖書を読む会
11/9 12/14 (月) 10:30~12:00
講師:前島誠氏 (ユダヤ教・聖書研究者)
問合せ:Tel/0488-64-2805 斎木
「星の王子さま」 など読書会
以下いずれも 岐部ホール 4階 401号室で (千代田区麹町 6-5-1 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅)
指導:ルドルフ・プロット神父 (イエズス会)
申込:R・プロット神父 Tel/03-3238-5032日本語、 英語、 ドイツ語の各クラス有
「星の王子さま」
月曜日 10:30~12:00 (日本語) 18:00~19:30 (英語)
「マルコ福音書」
火曜日 10:30~12:00 (英語) 18:00~19:30 (ドイツ語) 水曜日 10:30~12:00 (日本語)
「地上最強の商人」
水曜日 18:00~19:30 (英語) 金曜日 10:30~12:00 (英語)
日曜日の福音朗読部分
木曜日 10:30~12:00 (日本語) 18:00~19:30 (英語、 ドイツ語)
カルメル講座
以下いずれもカトリック上野毛教会信徒会館で(世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線上野毛駅徒歩 6分)
担当:中川博道神父 (カルメル修道会)
どなたでもいつからでも参加可能
問合せ:Fax/03-3704-1764
email
carmel-reisei@hotmail.co.jp
カルメルの霊性に親しむ
-カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探す-
〈朝クラス〉11/24 12/15 2010/1/19 2/23 3/9(火)10:30~12:00
〈夜クラス〉11/27 12/18 2010/1/22 2/26 3/12(金)19:15~20:45
キリストとの親しさ-出会いの神学-
〈朝クラス〉11/10 12/1 2010/1/5 2/9 3/2 (火)10:30~12:00
〈夜クラス〉11/13 12/4 2010/1/8 2/12 3/5 (金)19:15~20:45
カトリック通信講座-神と出会う イエス・キリストと出会う 自分と出会う-
わかりやすく書かれたテキストを読み、 解答はがきの設問 (3~4問) に答えを書き込んで返送する方法
どなたでも、 いつからでも、 どの講座でも、 各自のペースで受講可能
「幸せな結婚」 は結婚準備講座としても活用可
<全7講座>
T001 キリスト教とは T002 聖書入門 〔Ⅰ〕 T003キリスト教入門 T004 神・発見の手引 T005 聖書入門 〔Ⅱ〕 T006 幸せな結婚 T007 生きること・死ぬこと 受講料:T001~T004 ¥4,500 (教材費・税込) T005~T007 ¥5,000 (教材費・税込)
申込み方法:郵便局に備え付けの振替用紙に希望の講座名・講座番号 (T001~T007) を記入し、 受講料を下記に振込む
振替口座番号:00170-2-84745 加入者名:オリエンス宗教研究所
通信講座の携帯サイト
http://www.oriens.or.jp/mobile/
パンフレット参照(希望者にパンフレット送付)
問合せ・申込:オリエンス宗教研究所カトリック通信講座
〒156-0043世田谷区松原2-28-5Tel/03-3322-7601Fax/03-3325-5322
ココロの元気をとりもどす講座-DVこころのケア-
11/29 (日) 10:00~12:00
ファイティング・マスタージムで (JR高尾駅北口3分)
対象:女性のみ
テーマ:トラウマに対応するツール
お話:格闘技を始めて見えたこと・癒されたこと 講座とお話の後に希望者はサンドバックを使ってストレス発散可能
参加費:¥1,000
主宰:命の水 詳細は http://nenetei.cocolog-nifty.com 音音庭
連絡: e-mail:nenetei@nifmail.jp(石川) Tel/090-9379-1270
ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等
下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
5会場での勉強会
全会場同一条件 13:30~15:00
指導:泉富士男神父 (東京教区)
会費:¥500 程度 申込不要
11/10 (火) 立川教会で 加藤英雄神父 (高幡教会)
12/1 (火) 立川教会で 泉富士男神父
11/10 (火) ビ・モンタント東京事務所で 11/17 (火) 三軒茶屋教会で
11/20 (金) 高輪教会で 11/25 (水) 成城教会で
聖書通読講話会
12/5 (土) 13:30~15:00
サンパウロ東京宣教センターで(JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅Tel/03-3357-7651)
テーマ:「預言者エゼキエル」
指導:泉富士男神父(東京教区)
対象:会員外もふるって参加を
世話人:浜端Tel/042-623-1469 11月休み
パッチワーク・キルト同好会
11/12(木)11:00~15:00
ビ・モンタント東京事務所で
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます
会員外もふるって参加を
世話人:宮木Tel/042-575-2335
気軽に聖書を読む会
11/27(金) 13:30~15:30
幼きイエス会修道院で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅)
指導:吉山登神父(レデンプトール会)
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人
世話人:伊沢Tel/03-3300-8449
シニアは語る
11/4 12/2 (水)13:30~15:00
初台教会で(小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅)
指導:吉山登神父(レデンプトール会)
内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会(テキスト:「老いの輝き」)
世話人:吉井Tel/03-3352-4055
月例散策会
11/11(水)10:30
京王線聖蹟桜ケ丘駅東口改札集合
行先:多摩教会および聖蹟桜ケ丘公園とその周辺
世話人:田垣Tel/03-3999-1209
気軽に絵を描く会
11/4 11/18 12/2 (水)13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で
指導:池田道明先生(カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)
水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月(画材自己負担)
世話人:野村Tel/03-3394-5778
ミニ・バチカン展
11/7 (土) 13:00~17:00 11/8 (日) 9:00~15:00
カトリック調布教会信徒ホールで (調布市)
主に教皇ヨハネ・パウロ二世の遺品を通して生前の素晴らしい偉業と霊性に触れることを目的 他に十字架の聖遺物 (証明書付) など展示
入場無料(自由献金)
問合せ:カトリック南山教会広報委員会 (伊藤) Tel/052-833-0091
第7回 東京純心アート・フェスティヴァル2009
10/17 (土) ~ 11/8 (日) 月~金 10:00~17:00 土曜日 10:00~13:00 純心ギャラリーで
問合せ:東京純心女子大学 純心ギャラリー Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551
マリアニスト奉献生活の説明会-奉献生活への歩みだし-
以下の説明会いずれも内容は同じ
対象:カトリック信者の独身女性 (45歳まで)
申込:11/11 (水) までに電話またはEメールで下記へ
汚れなきマリア修道会 調布修道院 Tel/042-483-3525 (説明会担当者)
e-mail: marianist@marianist.jp
第1回:11/14 (土) 14:00~16:00
町田修道院で (〒194-0032 町田市本町田 3050-1 Tel/042-722-6301 Fax 042-725-6317)
第2回:11/15 (日) 14:00~16:00
調布修道院で (〒182-0016 調布市佐須町5-28-5 Tel/042-483-3525 Fax/042-480-3881)
♪音楽会等♪
目黒教会クリスマス・チャリティーコンサート2009
12/19 (土) 18:00開演 カトリック目黒教会聖堂で 入場無料(自由献金)
出演:目黒教会聖歌隊 聖アンセルモ・グレゴリオ聖歌隊
指揮:フルート勝俣敬二 オルガン目良節子 楠寿美子 米沢陽子プサルテリウム、 カリヨン小川美香子 他
曲目:主の降誕早朝のミサ固有唱(グレゴリオ聖歌) アヴェ・マリス・ステラ(R.コエリョ) アヴェ・マリア (J.ラインベルガー) 世界のキャロル集 他
問合せ:チャペルコンサート・プロジェクト
Tel/0120-032574
e-mail:
chapel-concert-project@m6.dion.ne.jp
オルガンメディテーション-晩の祈りとオルガン音楽による瞑想-
11/13 (金) 19:00~19:45
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:岡本桃子
入場無料
問い合わせ:東京カテドラル聖マリア大聖堂 Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区
クリスマスチャリティーコンサート -癒しへの誘い-
荘厳なパイプオルガン、 美しい歌とピアノのハーモニーが奏でるクリスマス名曲の数々
12/16 (水) 19:00開演 18:30開場 東京カテドラル聖マリア大聖堂で
演奏:ソプラノ 高橋薫子バリトン 立花敏弘 ピアノ 北村晶子 オルガン 青田絹江
曲目:クリスマスキャロルメドレー、 アベマリア集、 ヘンデル 「メサイア」 より、 メシアン:主の降誕より 他
入場料:¥4,000 全自由席
チケット問合せ:アクート音楽事務所 Tel/03-5995-2504
主催:クリスマスチャリティコンサート実行委員会
後援:カトリック東京大司教区
賛美歌・聖歌をご一緒に歌いませんか!-カトリック・プロテスタント宗派を超えて 無宗教の方も、 別宗教の方も、 そして癒されたい方も!!-
毎月 第 2・4水曜日 10:30~12:00
カトリック目黒教会集会室で
講師:石川歳英
受講料:¥14,490 (税込み)/6回
申込:Tel/03-3442-7533 目黒学園
「VIVID」
★ 12月号(No.268)は、11月30日(月)発行、12月6日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 10月25日(日)
★ 1・2月号(No.269)は、12月26日(月)発行、1月3日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 11月22日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp